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出荷目安の詳細はこちら商品説明21世紀のヴィヴァルディ録音史に燦然と輝く金字塔的録音群、一挙ボックス化20世紀末における古楽器演奏の活況を早くからリードしてきた英国で、さまざまなアンサンブルの一員として活躍した後、ソリストとして世界をまたにかける存在となったバロック・ヴァイオリン奏者レイチェル・ポッジャー。今やベートーヴェンやモーツァルトなど古典派以降のソナタでも古楽器による魅力的な演奏を聴かせていますが、当初その本領を存分に発揮してシーンの注目を集め躍進のきっかけとなったのは、当時まだ今ほど知られていなかったポーランドの実力派古楽器団体「アルテ・デイ・スオナトーリ」と録音したヴィヴァルディ『ラ・ストラヴァガンツァ』の全曲盤(2002)でした。隅々まで高度な音楽性に貫かれた演奏解釈は「CHANNEL CLASSICS」レーベルならではの感触確かなエンジニアリングで克明に伝えられ、知られざるアンサンブルの卓越した演奏技量とともにバロック・ファンに留まらない人気を集めたものですが、その後も同レーベルでポッジャーはオランダ・バロックやブレコン・バロックなどの気鋭団体とヴィヴァルディの傑作を相次いで録音。いずれ劣らぬ仕上がりは世界各地で高い評価を博しています。 出版譜で必要とされている最少人数に近い編成で録音された『調和の霊感』、ヴィヴァルディの作風の充実が見られる隠れた傑作『ラ・チェトラ』、そして鮮烈な作品の魅力を十全に引き出した『四季』・・・。お手頃価格のボックスでその秀逸な成果をじっくり聴き、確かめられる嬉しいリリース、ここに登場です。(輸入元情報)【収録情報】Disc1-2ヴィヴァルディ:● 協奏曲集 Op.4『ラ・ストラヴァガンツァ』(全12曲) レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン) アルテ・デイ・スオナトーリ(古楽器使用) 録音時期:2002年9月 録音場所:ポーランド、ゴシツィコヴォ=パラディシ・カトリック教会大学 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Disc3-4● 協奏曲集 Op.9『ラ・チェトラ』(全12曲) レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン) ユディト・ステーンブリンク(第2ソロ・ヴァイオリン:RV530) オランダ・バロック(古楽器使用) 録音時期:2011年9月、2012年1月 録音場所:アムステルダム、ワロン教会(Waalse Kerk) 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Disc5-6● 協奏曲集 Op.3『調和の霊感』(全12曲) レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン) ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン) ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン) ブレコン・バロック(古楽器使用) 録音時期:2014年2月、9月 録音場所:ロンドン、アッパー・ノーウッド、セント・ジョン・エヴァンジェリスト教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Disc7● 協奏曲集『四季』〜『和声と創意への試み』 Op.8より ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.269 Op.8-1『春』 ヴァイオリン協奏曲ト短調 RV.315 Op.8-2『夏』 ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 RV.293 Op.8-3『秋』 ヴァイオリン協奏曲ヘ短調 RV.297 Op.8-4『冬』● ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.270『聖夜の休息』● ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.271『恋人』● ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.208『ムガール大帝』 レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン) ブレコン・バロック(古楽器使用) 録音時期:2017年10月 録音場所:ロンドン、セント・ジュード教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 総収録時間: 392分(6時間32分)
出荷目安の詳細はこちら商品説明グリスヴァール&リシャルドー、アレッサンドロ・スカルラッティのカンタータ集!南チロルから世界へと羽ばたいた21世紀世代のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベル「Audax Records」。アンサンブル・ディドロの中核メンバーであり、ヨハネス・プラムゾーラーの伴奏としても多くの演奏&レコーディングで共演しているフランスのチェンバロ奏者、フィリップ・グリスヴァールの新録音は、シチリア出身でナポリ楽派の礎を築いた偉大な作曲家アレッサンドロ・スカルラッティ(ドメニコ・スカルラッティの父)の鍵盤作品と、殆どが世界初録音となる、これまであまり知られていなかったA.スカルラッティの室内カンタータ(カンタータ・ダ・カメラ)を特集しています。 優美で悲哀に満ちたレチタティーヴォとアリアを歌うのは、ジョン・エリオット・ガーディナーを始めとする多くのオペラ録音等に参加してきたフランスのメゾ、ルシール・リシャルドー。詩人や作曲家の才能を発揮するための好機として発展した、限りなく洗練され苦悩に満ちた芸術を、一流のパフォーマンスで発掘してゆきます。(輸入元情報)【収録情報】A.スカルラッティ:1. アレグロ ト短調2. Al fin m’ucciderete H21 (1705)3. Sarei troppo felice H631 (1702)4. トッカータ イ短調5. Sento nel core certo dolore H6556. メヌエット ホ短調7. La Lezione di Musica H5478. トッカータ第3番 ト短調9. La dove a Mergellina H356 (1725) ルシール・リシャルドー(メゾ・ソプラノ) フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ) 録音時期:2022年3月13-16日 録音場所:フランス 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 世界初録音(2,3,5,7)
出荷目安の詳細はこちら商品説明寺神戸&ボニッツォーニのバッハ、完結篇!両者が高め合い築き上げる音楽的頂点、親しい雰囲気のなか繰り広げられる知的な対話後半3曲に加えて第6番の異稿楽章も収録バロック・ヴァイオリンの名手・寺神戸 亮によるバッハのヴァイオリン・ソナタ集、後半3曲を収録した第2集が登場。これで1996年以来の全曲再録音が完成しました。第1集と同じくボニッツォーニのチェンバロとの共演です。 全6曲からなるバッハのヴァイオリン・ソナタは無伴奏ヴァイオリンや無伴奏チェロの作品と同じく、バッハが注意深く練り上げ組み上げた画期的な曲集です。これらを重要なレパートリーとして演奏してきた寺神戸(チェロ組曲はスパッラでの録音があります)、時間をかけてバッハと対峙し深めてきた熟練の解釈がここに結実しています。それは音楽に敬意を払い謙虚な姿勢で臨んだもので、奇抜さのまったくない高貴な演奏。力強くも澄み切ったあたたかな音色で「バッハは私たちの人生の喜び」と語る寺神戸の心境がまっすぐに伝わってくる内容となっています。 ファビオ・ボニッツォーニはコープマンに学んだイタリアのオルガン、チェンバロ奏者。名だたる古楽オーケストラと共演するほか、自らのアンサンブル「ラ・リゾナンツァ」を結成し活躍中。同レーベルからはバッハのチェンバロ協奏曲第1集、第2集をリリースしています。「これらのソナタはまるで長いハイキングのよう。険しい山道を歩くには集中力が必要で、疲労や痛み、困難や危険を覚悟せねばなりません。しかし同時に、思いがけない和声、大胆な対位法、メランコリックなメロディといった美しい景色に出会うことができます。地質学者や植物学者でなくても山の美しさに感動できるように、音楽の美しさもまた、万人に開かれています。」〜ファビオ・ボニッツォーニ(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 第2集● 第4番ハ短調 BWV.1017● 第5番へ短調 BWV.1018● 第6番ト長調 BWV.1019● BWV.1019初期稿より4つの楽章(コレンテ:チェンバロ独奏/テンポ・ディ・ガヴォッタ/アダージョ/アダージョ・エ・カンタービレ) 寺神戸 亮(ヴァイオリン/1690年ミラノ、ジョヴァンニ・グランチーノ製) ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ/ユトレヒト、ウィレム・クルスベルヘン製、クーシェ・モデルに基づくフランドル様式2弾鍵盤) 録音時期:2022年8月15-18日 録音場所:イタリア、ノマーリオ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明絶美の魅力を湛えたカヴァッリ畢生の大作『レクィエム』を中心に、ヴェネツィア楽派の作品を堪能できるカペラ・デ・ラ・トーレのニュー・アルバム。カペラ・デ・ラ・トーレは、中世〜ルネサンス音楽を専門とするドイツのルネサンス楽器管楽アンサンブル。2005年にミュンヘン生まれのショーム奏者カタリーナ・ボイムルによって創設され、16世紀スペインの作曲家フランシスコ・デ・ラ・トーレの名前と、中世の吟遊詩人が塔から音楽を奏でた故事にちなむスペイン語の「デ・ラ・トーレ(塔の上から)」をかけて命名されました。実際に当時のニュルンベルクで活躍した音楽隊とほぼ同じ編成で、歴史的な演奏を実践する専門集団として高い評価を得ており、オーパス・クラシック、エコー・クラシック賞を受賞しています。 ヴェネツィア楽派の作曲家の中でも、魅力的で革新的な作風で知られるフランチェスコ・カヴァッリ。聖マルコ大聖堂の合唱団でモンテヴェルディの指示の下で歌い、大聖堂のオルガン奏者となり、作曲家としてもモンテヴェルディの弟子となり、歌劇だけでなく宗教音楽でも才能を開花しました。 彼は自分の人生の終わりに個人的な『レクィエム(死者のためのミサ曲)』を作曲しました。この録音のために、カタリーナ・ボイムルはこの作品に器楽パート(特に管楽器パート)を追加・増強した新しい版を作成しました(この版では世界初録音)。 このアルバムには、カヴァッリの『レクィエム』以外に16世紀から17世紀にかけての興味深い声楽作品や器楽作品が収録されています。そのほとんどは、ヴェネツィアとその周辺に関連したものです。これらの作品は真の発見であり、フランチェスコ・マネッリ[1595-1667]、マウリツィオ・カッツァーティ[1532-1594]、ジョヴァンニ・バッサーノ[1551/52-1617]など、ほとんど知られていない作曲家による作品を途中に挟むことによって、「死が最後ではない」という人々の希望を照らし、アルバム全体に色彩と多様性を新しい光で示しています。(輸入元情報)【収録情報】カヴァッリ:● 歌劇『アポロとダフネの愛』〜第2幕へのシンフォニア● 死者のためのミサ曲〜主よ、永遠の安息を/主よ、あわれみたまえ/怒りの日マネッリ:● チャッコーナ『私の心は熱くなり』カヴァッリ:● 死者のためのミサ曲〜主イエス・キリストよ● 歌劇『アポロとダフネの愛』〜第1幕へのシンフォニア● 死者のためのミサ曲〜サンクトゥス/ベネディクトゥス/アニュス・デイ● おお、よきイエスよ● 死者のためのミサ曲〜リベラ・メ● 主がシオンの囚われをラッソ:● 神よ、我を憐れみたまえバッサーノ:● マリアよ、 私たちに告げよカッツァーティ:● 室内楽の楽しみ Op.22〜第13曲:パッサカリア作者不詳:● グレゴリオ聖歌『復活のいけにえに』 マーガレット・ハンター(ソプラノ) セシル・ケンペナース(ソプラノ) ユリア・シュピース(メゾ・ソプラノ) カイ・ヴェッセル(カウンターテナー) ホン・ミンスプ(テノール) ヘルマン・オズワルド(テノール) ヤーコプ・アーレス(バス) トビアス・シュリーフ(バス) カペラ・デ・ラ・トーレ(ルネサンス管楽器アンサンブル) カタリーナ・ボイムル(指揮) 録音時期:2022年4月11-16日 録音場所:エッセン、フィルハーモニー 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明自作のカデンツァも披露!マルチな才能の持ち主ショルティーノがC.P.Eバッハを録音!ピアニスト、作曲家として活躍するシチリア島シラクサ生まれのオラツィオ・ショルティーノがC.P.Eバッハの協奏曲とピアノ独奏作品を収録しました。ショルティーノはペトルシャンスキー、ダルベルト、ロルティら名ピアニストに師事。また、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で作曲を学びました。 弾き振りで演奏した協奏曲。ホ長調のピアノ協奏曲のカデンツァはショルティーノが即興的なカデンツァを披露。マルチな才能の持ち主ならではの快演を聴かせます。(輸入元情報)【収録情報】C.P.E.バッハ:1. ピアノ協奏曲ニ長調 Wq.43/2, H.4722. ソナチネ ニ長調 Wq.96, H.4493. ピアノ協奏曲ホ長調 Wq.14, H.417(1楽章、第2楽章のカデンツァ(即興):ショルティーノ)4. ファンタジア第2番ハ長調 Wq.61/65. ラ・グライム、ロンドー Wq.117/19 オラツィオ・ショルティーノ(ピアノ) パドヴァ・ヴェネート管弦楽団 録音時期:2019年3月13,15日 録音場所:イタリア、パドヴァ、オーディトリウム・ポリーニ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明コレッリ登場前のイタリアに花咲いた、驚くべきバロック・オーケストラ!古楽奏者・研究者育成の世界的拠点バーゼル・スコラ・カントルムで研鑽を重ねた気鋭奏者が集うコンチェルト・シロッコとヴォーチェス・スアーヴェスは、イタリアの「ARCANA」レーベルへの録音を通じてクローチェ、ベルナルディ、ピッキといった知られざる17世紀イタリアの作曲家たちを続々発掘、その優れた実績の再評価に寄与してきました。これほどの結束力と専門性を兼ね備えた17世紀音楽の演奏団体は決して多くはありませんが、今回のアルバムも既存盤全てと同じく、各楽器の個性がきわだつ小編成作品から、当時の演奏作法に通じた弦・管・鍵盤の名手が何人もいなくては実現不可能な大編成の充実作まで収録。 巨匠モンテヴェルディ亡き後、歌劇作曲家カヴァッリが人気を誇った17世紀中盤のヴェネツィアで活躍したネーリの作品は、この水の都で器楽芸術が最初に発展した時代の面影を残しながらも、端正な気品を感じさせる整った曲構成が18世紀の音楽をも予感させ、12声部にも及ぶ大規模な合奏曲はヴィラールトやガブリエーリの複合唱形式にも、バロック後期のコレッリやヴィヴァルディの合奏協奏曲にも通じる音使いが聴かれ興趣が尽きません。小編成の作品も声楽・器楽共にコントラスト鮮やかな展開が聴き手を飽きさせず、生前のネーリがドイツ語圏や遠くスウェーデンまで名声を轟かせていたことを裏付けてあまりある面白さ。バーゼルの名手たちの妙技に聴き惚れながら、知られざるバロック中期の音楽世界に思いを馳せたい1枚です。研究に基づき、弦楽器などと管楽器はほぼ全音違うピッチを採用しており、管楽器が移調して演奏することで解決されています。(輸入元情報)【収録情報】ネーリ:様々な楽器のためのソナタ集1. 第15ソナタ(12声のための) - Op.22. 第1ソナタ(3声のための) - Op.23. めでたし、至福の乙女4. 第11ソナタ(9声のための) - Op.25. 第2ソナタ(4声のための) - Op.16. 第1ソナタ(4声のための) - Op.17. 最愛のイエスよ(カテリーナ・ジアーニ[1630-c.1673]作曲)8. 第10ソナタ(8声のための) - Op.29. 第2カンツォン(4声のための) - Op.110. 第3ソナタ(3声のための) - Op.211. 第5ソナタ(4声のための) - Op.212. 第2ソナタ(3声のための) - Op.213. 魅惑の天に向けて14. 第14ソナタ(12声のための) - Op.2 ヴォーチェス・スアーヴェス(声楽アンサンブル:3,7,13) コンチェルト・シロッコ(古楽器使用) ジュリア・ジェニーニ(リコーダー、ドゥルツィアン、指揮) 編成:ヴァイオリン2、ヴィオラ2、ヴィオラ・ダ・ガンバ1、ヴィオローネ2、木管コルネット2、リコーダー3、サックバット3、ドゥルツィアン1、テオルボ2、オルガン、チェンバロ ピッチ:A=415Hz(弦楽器&鍵盤楽器)/A=466Hz(管楽器) 調律:1/4コンマ・ミーントーン 録音時期:2022年2月12-16日 録音場所:スイス北部バーゼル・ラントシャフト州ライエン、ラントガストホーフ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明貴重な全曲盤。ニケとフランス古楽界を代表する歌手たちによる待望の録音!ヴィオールの比類ない名手として名を馳せたフランスの作曲家マラン・マレは、王室楽団でオペラ指揮者としても活躍。1693年にはジャン=バティスト・リュリの後を継いで王室音楽総監督の座にあった息子ルイ・リュリとの共作で『アルシード(エルキュールの勝利)』を作曲、その後『アリアーヌとバッキュス』(1696)、『アルシオーヌ』(1706)、『セメレ』(1709)と3編の抒情悲劇を独力で完成させ、オペラを書く手腕でも高く評価されました。 18世紀以前のフランス・オペラ蘇演に確かな実績を持つ鬼才エルヴェ・ニケによる今回の録音は、リュリ亡き後の歌劇作曲家としてマレが本格的な歩みを始めた重要作でありながら全曲録音に恵まれてこなかった『アリアーヌとバッキュス』の全貌に触れられる待望のプロジェクト。ミノタウロス退治の恋人テーセウスに去られ悲しむアリアーヌに迫る酒神バッキュスの物語で、同じパリを沸かせたルーセル作品を130年以上先取りする名品をダイナミックに聴かせます。抜群の心理表現を見せるヴェロニク・ジャンス、21世紀のフランス歌劇界で圧倒的な活躍をみせるマティアス・ヴィダルと活躍目覚ましいファン・ヴァンロイによる表題役の鮮やかな歌唱もさることながら、2人のテオルボ奏者が加わる豪華な通奏低音勢をはじめ、1700年頃のパリ・オペラ座の編成を忠実に再現したオーケストラも存在感抜群。「ALPHA」レーベルの真骨頂ともいうべきバロック・オペラ録音です。(輸入元情報)【収録情報】● マレ:歌劇『アリアーヌとバッキュス』全曲 〜序幕付き全5幕の音楽悲劇(1696年パリにて初演)〜 アリアーヌ(アリアドネ)…ユディト・ファン・ヴァンロイ(ソプラノ) 栄光の女神、コルシーヌ…マリー・ペルボスト(ソプラノ) 舞踏の女神テルプシコル(テレプシコーレ)、夢の精…エレーヌ・カルパンティエ(ソプラノ) セーヌ川のニンフ、女神ジュノン(ユノー)…ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ) 酒の神バッキュス(バッコス)、夢の精…マティアス・ヴィダル(テノール) ジェラルド、大神ジュピテール(ユピテル)…マチュー・レクロアール(バリトン) アドラスト…ダヴィド・ヴィチャク(バリトン) 王、祭司長…トミスラフ・ラヴォワ(バス=バリトン) 牧神パン、水夫2、リカス、悪夢の神フォペトル(ポベトル)、ファンタス、アルクトン…フィリップ・エステーフ(バリトン) 恋の神、エリーズ、ナクソス島民…マリーヌ・ラフダル=フラン(ソプラノ) 喜びの精、王の従者、水夫1、商業神メルキュール(メルクリウス)…ダヴィド・トリクー(テノール) ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団(合唱指揮:ファビアン・アルマンゴー) コンサートマスター:オリヴィエ・ブリアン(ヴァイオリン) 通奏低音: トゥルモー・ダーレン、マルジョレーヌ・カンボン(バス・ド・ヴィオロン) 斎藤由香(バス・ド・ヴィオール=ヴィオラ・ダ・ガンバ) エリザベート・ガイガー(クラヴサン=チェンバロ) マリー・ラングレ、ニコラ・ワティンヌ(テオルボ) ル・コンセール・スピリチュエル(声楽&古楽器アンサンブル) エルヴェ・ニケ(指揮) 録音時期:2022年4月 録音場所;パリ郊外、ピュトー・リュリ音楽院オーディトリアム 録音方式:ステレオ(デジタル)
出荷目安の詳細はこちら商品説明ルネサンス・ポリフォニーの美学を追求するネーヴェルとウエルガス・アンサンブルの新たな快作が登場パウル・ヴァン・ネーヴェルとウエルガス・アンサンブルによる最新アルバムは、ドイツのルネサンス期の作曲家ルートヴィヒ・ダーザーに捧げられています。ダーザーはミュンヘンの裕福な家庭に生まれ、幼い頃よりバイエルン・ホフカペレに参加し、神学と音楽の教育を受けました。当時時有名だったルートヴィヒ・ゼンフル[c.1486-1542]に学び、1552年にはカペルマイスターに昇進し、1562年までその職にありました(彼の後を継いだのは オルランド・ディ・ラッソでした)。1572年、ダーザーはルートヴィヒ・フォン・ヴュルテンベルク公のシュトゥットガルト宮廷楽長に任命され、1589年に亡くなるまでこの地位にありました。彼のキャリアはその時代の宗教改革と反宗教改革の闘争の時代にありましたが、当時は最も著名な作曲家でした。 ネーヴェルとウエルガス・アンサンブルはラッソやチプリアーノ・ディ・ローレなどの有名な作曲家と同時代のミュンヘン生まれの作曲家による2つの多声ミサ曲を録音してきましたが、このアルバムでは、ラッソの影に隠れてしまったダーザーの作品に光が当てられ、その豊かなミュンヘンの教会音楽作品から2つの傑作が紹介されています。ミサ曲の金字塔『万物の連なりを越えて』は1544年から1555年に書かれ、バイエルン州立図書館に自筆譜が残されています。この6声のミサ曲『万物の連なりを越えて』は、いわゆる「パロディ・ミサ」(世俗音楽、典型的にはモテットやシャンソンの一部分を旋律として用いるミサ曲)で、ダーザーが着想を得た曲は、フランドル楽派の偉大な作曲家ジョスカン・デ・プレによる同名のモテットでした。もうひとつの4声のミサ曲『ただ死ぬのを待つ以外』は、まったく異なる性質で、ダーザーがルートヴィヒ・ゼンフルを通じて知り得たフランドル楽派の声楽音楽の特徴を持ちながら叙情的な印象が加えられた作品。ダーザーの作品の特徴は、カノン、装飾、定旋律などを、ミサの中で単純な旋律を扱うさまざまな方法を採用し、さらに主要な旋律を際立たせるために、定旋律をテノールからソプラノ声部に移管する手法です。(輸入元情報)【収録情報】ダーザー:● ミサ曲『万物の連なりを越えて』(6声)● ミサ曲『ただ死ぬのを待つ以外』(4声) ウエルガス・アンサンブル パウル・ヴァン・ネーヴェル(指揮) 録音時期:2021年2月28日〜3月1日 録音場所:ベルギー、アントワープ、聖アウグスティヌス教会 録音方式:ステレオ(デジタル) フランダース=アントワープ音楽祭「AMUZ」に際しての録音 世界初録音
出荷目安の詳細はこちら商品説明18世紀当時のオルガンで聴く、バッハと同時代を生きたフランスの名匠の音楽世界ドイツともイタリアとも違う独自の歴史をもつフランスのオルガン音楽。その演奏伝統は同国の音楽語法の発展に深く関与しており、クープラン一族をはじめクラヴサン(チェンバロ)の音楽で知られる作曲家たちも皆オルガン奏者として研鑽を積んでいました。フランス・バロックのオルガン芸術はまた、ドイツ語圏におけるオルガンの巨匠バッハも関心を寄せるなど国際的にも影響力を持ったほか、サン=サーンスやヴィドールら19世紀フランスの作曲家たちが古楽を再発見してゆく上でも早くから楽譜校訂がなされ、交響楽派以降のオルガン音楽家たちもその至芸から多くを学んでいます。 ここでとりあげられているギランはバッハと同世代で、1702年にドイツ語圏からフランスに来て、おそらくは上の世代の名匠マルシャンに師事したと考えられているオルガン奏者にして作曲家。1706年に出版されたオルガン曲集はパリから遠く離れたベルリンで発見され、初版から200年後の1906年にはギルマンの監修を経て再出版されています。 20世紀末に18世紀当時の状態に修復された歴史的楽器を用いてその音楽世界を読み解くのは、ヴィドールやデュプレに遡るフランス・オルガン演奏の伝統を引く名匠アンドレ・イゾワール[1935-2016]。礼拝での使用を前提としていた作品本来の形にあわせ祈りの詩句の歌唱を織り交ぜながら、曲や声部ごとパイプを使い分けて音色の違いを生かし、独特のリズムで演奏がなされるフランス・バロック流のオルガン音楽の魅力を十全に伝えてくれる名演です。楽器修復直後にリリースされ高く評価されたこの録音のカタログ復活は大いに歓迎すべきことと言ってよいでしょう。(輸入元情報)【収録情報】● ギラン:マニフィカトのための4つの組曲 全曲(1706年パリ刊) 第1旋法によるマニフィカトのための組曲 第2旋法によるマニフィカトのための組曲 第3旋法によるマニフィカトのための組曲 第4旋法によるマニフィカトのための組曲 アンドレ・イゾワール(オルガン) 使用楽器:ジャン=ミシェル・ボワザール1714年建造 復元:エルフェール=エルマン製作所(1983)/ゲオルク・ヴェステンフェルダー(1990〜97) レ・ドモワゼル・ド・サン・シール(女声合唱 マニフィカト朗唱) エマニュエル・マンドラン(指揮) 録音時期:1997年9月 録音場所:フランス北東部ピカルディ地方、サン=ミシェル=アン=ティエラシュ修道院 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 旧品番:TEM316012曲目リストDisc11.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第1旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Antienne - Beata mater... (offices de Vierge, le/2.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第1旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Et exultavit spiritus meus... Orgue:Trio - Quia/3.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第1旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Quia fecit mihi magna... Orgue:Duo - Et/4.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第1旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Fecit potentiam in bracchio suo Orgue:Basse de/5.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第1旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Esurientes simplevit bonis Orgue:Recit - Suscepit/6.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第1旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Sicut Locutus est ad Patres nostros Orgue:Dialogue/7.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第1旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Sicut erat in principio Orgue:Petit Plein-jeu -/8.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第2旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Antienne - Beata es Maria... (Visitation) Orgue:/9.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第2旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Et exultavit spiritus meus... Orgue:Tierce en/10.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第2旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Quia fecit mihi magna... Orgue:Duo - Et/11.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第2旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Fecit potentiam in bracchio suo Orgue:Basse de/12.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第2旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Esurientes implevit bonis Orgue:Trio de Flutes -/13.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第2旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Sicut locutus est ad Patris nostros Orgue:Dialogue/14.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第2旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Sicut erat in principio Orgue:Petit Plein-jeu -/15.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第3旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Antienne - Prudentes Virgines... (Commun des/16.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第3旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Et exultavit spiritus meus... Orgue:Quatuor - Quia/17.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第3旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Quia fecit mihi magna... Orgue:Dialogue de Voix/18.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第3旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Fecit potentiam in bracchio suo Orgue:Basse de/19.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第3旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Esurientes implevit bonis Orgue:Duo - Suscepit/20.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第3旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Sicut locutus est ad Patres nostros Orgue:Grand-jeu/21.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第3旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Sicut erat in principio Orgue:Plein-jeu - Prudentes/22.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第4旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Intonation Orgue:Plein-jeu - Magnificat anima mea/23.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第4旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Et Exultavit spiritus meus... Orgue:Cromhorne en/24.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第4旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Quia fecit mihi magna... Orgue:Duo - Et/25.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第4旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Fecit potentiam in bracchio suo Orgue:Basse de/26.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第4旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Esurientes implevit bonis Orgue:Trio - Suscepit/27.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第4旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Sicut locutus est ad Patres nostros Orgue:Dialogue/28.『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲) 第4旋法によるマニフィカトのための組曲 Choeur:Sicut erat in principio Orgue:Petit Plein-jeu -
出荷目安の詳細はこちら商品説明フレスコバルディ:鍵盤楽器のための作品全集17世紀初頭の鍵盤楽器の作曲家として、最も重要で影響力のあった作曲家フレスコバルディ。初期の作品には後期ルネサンス様式を取り入れ、晩年にはイタリア初期バロックの中において印象的な影響力のある作品を残しています。オルガン奏者の息子として、また彼の雇い主である音楽に熱心であったアルフォンソ2世デステ公爵の影響も受け、若きフレスコバルディは成長していきます。マントヴァ公爵にも仕え、その後フィレンツェのメディチ家のオルガニストとなります。さらにローマに移り、教皇ウルバン8世のバルベリーニ家で働くようになります。この頃には、当時の名士たちとも交友を持つようになりました。フレスコバルディは、アスカニオ・マイオーネやジョヴァンニ・マリア・トラバーチ、クラウディオ・メールロなど、多くの作曲家の影響を受けていますが、フレスコバルディの音楽は、それらの作品以上の完成度の高いものとなっています。伝統的な形式を巧みに取り入れただけでなく、テンポの面でも数々の革新的な試みを行いました。このボックスは、オルガン作品全集とチェンバロ作品全集で、リチェルカーレ、トッカータ、カンツォーニ、ファンタジー、カプリッチョなどの膨大なコレクションを、歴史的楽器や貴重な楽器で演奏しています。 演奏は、古楽のスペシャリストとして多くの名録音を残しているイタリアのロベルト・ロレッジャン。これまでのブリリアント・クラシックスに録音した作品をまとめた価値あるボックス・セットです。(輸入元情報)【収録情報】フレスコバルディ:鍵盤楽器のための作品全集Disc1-2:タブラチュア譜によるチェンバロとオルガンのためのトッカータ集 第1巻● トッカータ第1番〜第12番● ロマネスクのアリアによる14のパルティータ● モニカのアリアによる11のパルティータ● ルッジェロのアリアによる12のパルティータ● フォリアのアリアによる6のパルティータ● 4つのコレンテ● 3つのバレット● パッサカリアによるパルティータ● ルッジェーロのアリアによるヤコピーノ神父のカプリッチョ● 戦いのカプリッチョ● バレットとチャッコーナ● コレンテとチャッコーナ● パストラーレのためのカプリッチョDisc3:音楽の花束より● 主日のミサ● 使徒のミサ● 聖母のミサDisc4-5:タブラチュア譜によるチェンバロとオルガンのためのトッカータ集 第2巻● トッカータ第1番〜第12番● アルカデルトのマドリガーレによるパッサジャート● 6つのカンツォン● 日曜日のための讃歌● 使徒の讃歌● 証聖者の讃歌● めでたし海の星よ● 第1旋法によるマニフィカト● 第2旋法によるマニフィカト● 第6旋法によるマニフィカト● バレットという名のアリア● 5つのガリアルダ● フレスコバルダによるアリア● 6つのコレンテ● チャコーナによるパルティータ● パッサカリアによるパルティータDisc6:さまざまな主題とアリアによる12のカプリッチョ 第1巻● ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラによるカプリッチョ● ラ・ソ・ファ・ミ・レ・ドによるカプリッチョ● カッコウの主題によるカプリッチョ● ラ・ソ・ファ・レ・ミによるカプリッチョ● フィアメンガのバスによるカプリッチョ● スパニョレッタによるカプリッチョ● パルティータ「Or che noi rimena」によるカプリッチョ● リガトゥーラ・アル・コントラリオをもつ半音階的カプリッチョ● 不協和音のカプリッチョ● 1つの主題によるカプリッチョ● 5声のオブリガートを伴うカプリッチョ● ルッジェーロのアリアによるカプリッチョDisc7:リチェルカーレとフランス風カンツォン集 第1巻● フレスコバルディ氏のトッカータ ニ長調● リチェルカーレ第1番● フレスコバルディ氏のトッカータ ト長調● リチェルカーレ第2番● フレスコバルディのトッカータ イ長調● リチェルカーレ第3番● フレスコバルディ氏のトッカータ ヘ長調● 「ミ・レ・ファ・ミ」によるリチェルカーレ第4番● フレスコバルディのトッカータ ヘ長調● リチェルカーレ第5番● トッカータF.Baldi ヘ長調● 「ファ・ファ・ソ・ラ・ファ」によるリチェルカーレ第6番● フレスコバルディ氏のトッカータ ト長調● 「ソ・ミ・ファ・ラ・ソ」によるリチェルカーレ第7番● フレスコバルディ氏のトッカータ ト長調● obligo di non uscir mai di grado リチェルカーレ第8番● コントラバス またはペダル付きオルガンのためのトッカータ ニ長調● 4つの主題によるリチェルカーレ第9番● 「ラ・ファ・ソ・ラ・レ」によるリチェルカーレ第10番Disc8:4声のファンタジア 第1巻● トッカータ● カンツォーナ第1番● 1つの主題に基づくファンタジア第1番、第2番独奏● カンツォーナ第2番● 1つの主題に基づくファンタジア第3番独奏● 2つの主題に基づくファンタジア第4番● カンツォーナ第3番● 2つの主題に基づくファンタジア第5番、第6番● カンツォーナ第4番● 3つの主題に基づくファンタジア第7番、第8番● カンツォーナ第5番● 3つの主題に基づくファンタジア第9番、第10番● カンツォーナ第6番● 4つの主題に基づくファンタジア第11番、第12番● カンツォーナ第7番Disc9:リチェルカーレとフランス風カンツォン集 第1巻● カンツォン第1番 第1旋法● カンツォン第2番 第1旋法● カンツォン第3番 第2旋法● カンツォン第4番 第6旋法● カンツォン第5番 第9旋法● パルティトゥーラによるフランス風カンツォン集第4巻● カンツォン第1番 ラ・ロヴェッタという名の● カンツォン第2番 ラ・ラ・サバッティーナという名の● カンツォン第3番 ラ・クリヴェリという名の● カンツォン第4番 ラ・スカッキという名の● カンツォン第5番 ラ・ベレロフォンテという名の● カンツォン第6番 ラ・ペセンティという名の● カンツォン第7番 ラ・タルディーティという名の● カンツォン第8番 ラ・ヴィンセンティという名の● カンツォン第9番 ラ・クェリーナという名の● カンツォン第10番 パウリーニという名の● カンツォン第11番 ガルダナという名の● フレスコバルディの花束● カンツォン第8番、第9番、第10番、第11番Disc10:チェンバロとオルガンのための未発表作品集● オルガンのためのトッカータ F 14.02.01● トッカータに続くカンツォーナ F 14.02.02● オルガンのためのトッカータ F 14.03● かっこうによるカプリッチョ F 14.05● ペダル付きオルガンのためのトッカータ F 14.06.01● トッカータに続くカンツォーナ F 14.06.02● オルガンのためのトッカータ F 14.08● カンツォーナ F 14.09 ● リチェルカーレ F 14.10● 半音階的リチェルカーレ F 14.11 ● ペダルのためのトッカータ - フーガ F 14.27● ルッジェーロ F 14.28 ● リチェルカーレ F 14.29● カンツォーナ F 14.32● バレット第1番 F 2.21● コレンテ・バレット F 2.22 ● パッサカーリ F 2.23 ● バレット第1番 F 2.24● コレンテ・バレット F 2.25● パッサカーリ F 2.29● リチェルカーレ F 14.30● カンツォーナ F 14.31● リチェルカーレ F 14.33● カンツォーナ F 14.34● トッカータ F 14.36● フィレンツェのアリア F 14.38● リチェルカーレ F 14.39● コレンテ F 14.43● トッカータ F 14.45● バレットという名のアリア F 14.46● チャッコーナ F 14.47Disc11:チェンバロとオルガンのための未発表作品集● フィレンツェのアリアによるパルティータ F 14.01● カプリッチョ F 14.04● トッカータ第1番 F 14.12、第2番 F 14.13、第3番 F 14.14● カンツォーナ F 15.51● トッカータ、カンツォーナ F 15.52● トッカータ F 15.53● カンツォーナ F 15.54● トッカータ F 15.55● パッサカーリ F 14.49● バレット F 14.61● コレンテ F 14.62● コレンテ F 14.72● フレスコバルディのガリアルダ● ガリアルダ● ジローラモ・フレスコバルディ氏のトッカータ F 14.73● Sig.r Ger FBのコレンテ F 14.74● コレンテ第1、コレンテ第2、コレンテ第3、コレンテ第4● トッカータ● 第3旋法によるフランス風カンツォン● ルジェーリ F 13.12● ラ・モニカ F 13.13● トッカータ/ コレンテ/ バレットという名のアリア/ モニカ/ コレンテ/ アラマナ/ バレット/ アリオ・モード/ サラバンダ/ フレスカタンナという名のアリア/ トッカータ/ コレンテ/ トッカータ/ ロマネスカとしてのトッカータ F 13.15-29● オネスタ/ コレンテとフォリア/ コレンテ/ フレスコバルディのグランデューカのアリア/ コレンテ/ コレンテDisc12:チェンバロとオルガンのための未発表作品集● トッカータ F 14.26● カンツォン第1番 F 14.15● カンツォン第2番 F 14.16● カンツォン第3番 F 14.17● カンツォン第4番 F 14.18● カンツォン第5番 F 14.19● カンツォン第6番 F 14.20● カンツォン第7番 F 14.21● カンツォン第8番 F 14.22● カンツォン第9番 F 14.23● カンツォン第10番 F 14.24● カンツォン第11番 F 14.25● ファンタジア F 14.56● リチェルカーレ F 14.57● トッカータ F 14.58● 2人の聖人の栄光の賛歌によるヴェルソ第1番● キリエ● トッカータ F 14.60● トッカータ F 13.01● トッカータ F 13.02● リチェルカーレ F 13.03● 聖体奉挙のためのトッカータ F 13.04● リチェルカーレ F 13.05● カンツォーナ F 13.06● カンツォーナ F 13.07● トッカータ F 13.08● リチェルカーレ・カンツォーナ F 13.09● カンツォーナ F 13.10 Disc13:チェンバロとオルガンのための未発表作品集● コレンテ第1 di G.F. F 15.13● コレンテ第2 di G.F. F 15.14● コレンテ第3● コレンテ第4 di G.F. F 15.15● コレンテ第5● コレンテ第6● ソナタ第1番(ロマネスカ)F 15.60● ソナタ第2番(モニカ)F 15.61● カンツォーナ F 15.41● 第1旋法のトッカータ フレスコバルディ● 第1旋法によるフーガ F 15.43● 第2旋法によるカンツォン F 15.44a● 第2旋法のトッカータ カスパル・ケール● カンツォーナ● フレスコバルディのトッカータ F 14.70● ルッジェーロ● フィレンツェのアリア● カンツォン第1番 F 16.51● カンツォン第2番 F 16.52● カンツォン第10番 F 16.60● カンツォン第13番 F 16.62● カンツォン第15番 F 16.63● カンツォン第16番 F 16.64● カンツォン第17番 F 16.65● カンツォン第18番 F 16.66● トッカータ第1番● トッカータ第2番● トッカータまたはカンツォーナ第3番● トッカータ第4番Disc14:チェンバロとオルガンのための未発表作品集● フレスコバルディ氏によるトッカータ第1 F 15.03● フレスコバルディのトッカータ第2 F 15.04a● フレスコバルディ氏によるトッカータ第3 F 15.05● トッカータ第4 F.Baldi F 15.06● フレスコバルディ嬢によるトッカータ第5 F 15.07● トッカータ第6 F.Baldi F 15.08● フレスコバルディのトッカータ第7 F 15.09● フレスコバルディ氏によるトッカータ第8 F 15.10● ローマのマニスタのアリアによるパルティータ F 15.30.01-06● Sr フレスコバルディによるルジェーリ F 14.64● コレンテ F 15.16b● コレンテ F 14.71…
EANコード:4909346706316■通常24時間以内に出荷可能です。※繁忙期やセール等、ご注文数が多い日につきましては 発送まで48時間かかる場合があります。あらかじめご了承ください。■メール便は、1点から送料無料です。※宅配便の場合、2,500円以上送料無料です。※あす楽ご希望の方は、宅配便をご選択下さい。※「代引き」ご希望の方は宅配便をご選択下さい。※配送番号付きのゆうパケットをご希望の場合は、追跡可能メール便(送料210円)をご選択ください。■ただいま、オリジナルカレンダーをプレゼントしております。■「非常に良い」コンディションの商品につきましては、新品ケースに交換済みです。■お急ぎの方は「もったいない本舗 お急ぎ便店」をご利用ください。最短翌日配送、手数料298円から■まとめ買いの方は「もったいない本舗 おまとめ店」がお買い得です。■中古品ではございますが、良好なコンディションです。決済は、クレジットカード、代引き等、各種決済方法がご利用可能です。■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。■クリーニング済み。■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 非常に良い状態です。再生には問題がありません。・良い: 使用されてはいますが、再生に問題はありません。・可: 再生には問題ありませんが、ケース、ジャケット、 歌詞カードなどに痛みがあります。型番:KKCC-4139発売年月日:1994年09月21日
EANコード:4909346706316■通常24時間以内に出荷可能です。■ネコポスで送料は1?3点で298円、4点で328円。5点以上で600円からとなります。※2,500円以上の購入で送料無料。※多数ご購入頂いた場合は、宅配便での発送になる場合があります。■ただいま、オリジナルカレンダーをプレゼントしております。■送料無料の「もったいない本舗本店」もご利用ください。メール便送料無料です。■まとめ買いの方は「もったいない本舗 おまとめ店」がお買い得です。■「非常に良い」コンディションの商品につきましては、新品ケースに交換済みです。■中古品ではございますが、良好なコンディションです。決済はクレジットカード等、各種決済方法がご利用可能です。■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。■クリーニング済み。■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 非常に良い状態です。再生には問題がありません。・良い: 使用されてはいますが、再生に問題はありません。・可: 再生には問題ありませんが、ケース、ジャケット、 歌詞カードなどに痛みがあります。型番:KKCC-4139発売年月日:1994年09月21日
EANコード:4909346706316■通常24時間以内に出荷可能です。※繁忙期やセール等、ご注文数が多い日につきましては 発送まで72時間かかる場合があります。あらかじめご了承ください。■宅配便(送料398円)にて出荷致します。合計3980円以上は送料無料。■ただいま、オリジナルカレンダーをプレゼントしております。■送料無料の「もったいない本舗本店」もご利用ください。メール便送料無料です。■お急ぎの方は「もったいない本舗 お急ぎ便店」をご利用ください。最短翌日配送、手数料298円から■「非常に良い」コンディションの商品につきましては、新品ケースに交換済みです。■中古品ではございますが、良好なコンディションです。決済はクレジットカード等、各種決済方法がご利用可能です。■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。■クリーニング済み。■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 非常に良い状態です。再生には問題がありません。・良い: 使用されてはいますが、再生に問題はありません。・可: 再生には問題ありませんが、ケース、ジャケット、 歌詞カードなどに痛みがあります。型番:KKCC-4139発売年月日:1994年09月21日
出荷目安の詳細はこちら商品説明世界初録音となるG.スカルラッティのオペラ・ブッファリコーダーの世界的名手ドロテー・オベルリンガー(オーバーリンガー)率いるピリオド楽器アンサンブル「アンサンブル1700」は、ヘンデルの『ルチオ・コメリオ・シッラ』やボノンチーニの『ポリフェーモ』など新たに発見された作品、希少価値のある作品、めったに聴けない作品を、ヨーロッパ各地の音楽祭や特別なイベントで復活蘇演し、世界的に注目を浴びています。 イタリア・バロック期の作曲家ジュゼッペ・スカルラッティ[1723-1777]は、新鮮で聞き心地のよいメロディ溢れるオペラ・ブッファを多数作曲し、当時人気が高かった存在でした(有名なアレッサンドロとドメニコ・スカルラッティの子孫とされることも多いものの、実際は関連はありません)。 当盤が世界初録音となる歌劇『母なる自然の不思議な力』は1752年にヴェネツィアで初演され、その後すぐにフリードリヒ大王の宮廷でも上演されています。喜劇の精神に満ち、心地よいメロディ、華やかなコロラトゥーラで彩られたアリアやアンサンブルが聴きものです。台本は、劇作家カルロ・ゴルドーニによるウィットに富んだもの。 このオペラ・ブッファは楽譜の一部が失われているため、オベルリンガーは、ウィーンとヴォルフェンビュッテルの関連写本を用いてこのオペラを完成させました。またペルゴレージの器楽曲が間奏曲に用いられています。 ストーリーもまた心を揺さぶるもので、天涯孤独のチェリドーロが、突然手に入れた自由に戸惑い、世界も、人間も、女性の存在も、すべてが初めてで、彼の本能は常に不思議な規則とぶつかり合います。この軽快なオペラ・ブッファは、権力と愛の駆け引きの中で、チェドリーロが社会における自分の居場所を見つけていく過程を面白おかしく描いています。 歌劇『母なる自然の不思議な力』の蘇演は2022年、ポツダム・サンスーシ音楽祭で舞台上演されました。当アルバムはそのライヴ・レコーディングで、「このオペラの音楽は今年の一大発見だ」(rbb kultur)「魅力的だ・・・オベルリンガーとアンサンブル1700は驚くべき音楽を蘇らせた」(ターゲスシュピール紙)と絶賛されています。(輸入元情報)【収録情報】● G.スカルラッティ:歌劇『母なる自然の不思議な力』全曲 ルパート・チャールズワース(テノール:チェリドーロ) フィリッポ・ミネッチャ(カウンターテナー:ルッジェーロ) ロベルタ・マメリ(ソプラノ:リザウーラ) ベネデッタ・マッツカート(コントラルト:チェトロネッラ) マリア・ラドゥルマー(ソプラノ:ルスポリーナ) ニコロ・ポルセッダ(バス・バリトン:ポポンチーノ) ダナ・マールバッハ(ソプラノ:ドリーナ) ジョアン・フェルナンデス(バス:カリモーネ) アンサンブル1700(ピリオド楽器アンサンブル) ドロテー・オベルリンガー(指揮) 録音時期:2022年6月 録音場所:ポツダム、サンスーシ新宮殿劇場 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ) 世界初録音
出荷目安の詳細はこちら商品説明2人が操る4種類の楽器の魅力。16〜17世紀イタリアの作品『イ・フィラトーリ・ディ・ムジカ』の初アルバム。2人が操る4種類の楽器の魅力が活きる、16世紀後半から17世紀のイタリアの作品に焦点を当て、リサーチの先にある自由な表現を追求する1枚。 イ・フィラトーリ・ディ・ムジカは東京藝術大学で出会った中島恵美(リコーダー、フラウト・トラヴェルソ)、曽根田 駿(チェンバロ、古楽ハープ)の2人によって結成されたデュオ。2014年から活動を開始し、中世からバロックまでの音楽をレパートリーとしています。「歴史的演奏法(Historically informed performance)」の追及に力を入れ、資料を研究することによって、より自由でより豊かな演奏を目指して活動しています。(販売元情報)【収録情報】1. ダリオ・カステッロ[1602-1631]:高音楽器独奏のためのソナタ第1番2. チプリアーノ・デ・ローレ[1515 or 1516-1565]:別れの時には〜編曲:リッカルド・ロニョーニ3. ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ[1589-1630]:ヴァイオリン独奏のためのソナタ第3番4. ジョヴァンニ・デ・マック[1548 or 1550-1614]:ストラヴァガンツェ第2番5. フォンターナ:ヴァイオリン独奏のためのソナタ第2番6. ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ[c.1525-1594]:野山は花のにぎわい〜編曲:フランチェスコ・ロニョーニ・タエッジョ7. ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ:私はこんなに傷ついて〜編曲:フランチェスコ・ロニョーニ・タエッジョ8. ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョ[fl.1589-1621]:フラウト、またはコルネットのためのカンツォン9. ジローラモ・フレスコバルディ[1583-1643]:トッカータ第9番10. ジローラモ・フレスコバルディ:カンツォン『ラ・ベルナルディニア』11. ベルナルド・ストラーチェ[fl.1664]:戦いのバッロ12. ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ[1624-c.1687]:ソナタ第5番『ラ・クレメンテ』13. アンドレア・ファルコニエーリ[1585 or 1586-1656]:甘き旋律 中島恵美(リコーダー、フラウト・トラヴェルソ) 曽根田 駿(チェンバロ、古楽ハープ) 録音時期:2022年10月18-20日 録音場所:神奈川県立相模湖交流センター 録音方式:ステレオ(DXD/セッション) ジュエルケース仕様 曲目解説付き【イ・フィラトーリ・ディ・ムジカ】中島 恵美 (Emi Nakajima)東京藝術大学音楽学部器楽科リコーダー専攻卒業、2014年度同大学より安宅賞を受賞。在学中から『アントネッロ』や『ラ・ルベルティーナ』等のアンサンブルでも活動する。2015年より渡仏、リヨン地方音楽院を経て、2018年にリヨン国立高等音楽院古楽科にて演奏家ディプロマDNSPMを取得。2020年に同音楽院修士課程を修了。歴史的文献、歴史的楽器、レパートリーにおける17世紀のリコーダーの発展について研究した。2022年度フランス音楽芸術著作権管理協会アダミADAMIより奨学金を受ける。これまでにリコーダーを細岡ゆき、山岡重治、濱田芳通、S.モールマイヤー、P.アモンの各氏に、トラヴェルソを前田りり子、A.ミシェルの各氏に師事。中世からバロック音楽理論及び即興演奏をR.ピカゾ氏とB.ジャナン氏、歌唱法をA.ドゥラフォース氏と共に学ぶ。現在は演奏活動の他、レッスンや歴史的演奏法に関する講座を行なっている。(販売元情報)曽根田 駿 (Hayao Soneda)愛媛県出身。4歳からピアノをはじめ、17歳の時にチェンバロに転向する。東京藝術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院のチェンバロ専攻、古楽ハープ専攻それぞれの演奏家ディプロマを取得した。2020年に同校のチェンバロ(通奏低音/コレペティ)専攻修士課程修了後、完全帰国した。これまでにピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、J.M.エイム、Y.レヒシュタイナー、D.ベルナー、A.C.ヴィネイの各氏に師事。古典ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。2020年度フランス音楽芸術著作権管理協会アダミADAMIより奨学金を受ける。現在は演奏会やオンライン講座を通して、中世からバロックまでの音楽の歴史的演奏法の魅力を発信するべく活動しているほか、それぞれの楽器のソロ奏者、アンサンブル奏者として『ソレイユ・ルヴァン』『アントネッロ』『アンサンブル・アカデミア・ムジカ』『ヴィットーリオ・バロッコ』『ムジカ・ロゼッタ』などの古楽アンサンブルとも共演している。(販売元情報)
出荷目安の詳細はこちら商品説明リュリの逝去に続いた17世紀末の傑作オペラ、シーン最前線の新録音と映像!フランス17世紀を代表する作曲家のひとり、シャルパンティエの傑作オペラ『ダヴィドとジョナタス』待望の新録音が本場ヴェルサイユから登場。シャルパンティエは若い頃に画業を学ぼうと訪れたローマで、巨匠カリッシミの作品に衝撃を受け音楽へ転向、帰国後は太陽王ルイ14世の王室音楽総監督リュリの君臨により活動を大幅に制限されながらも、パリのさまざまな機関から仕事を受けて躍進しました。 旧約聖書の物語に取材した『ダヴィドとジョナタス』は妨害者リュリの急逝直後、1688年に披露された抒情悲劇(フランス語台本による本格的な悲劇オペラ)で、この作曲家の第一級の手腕が生きた傑作でありながら全曲録音は滅多になされず、新録音がフランス古楽界の精鋭たちによってなされたのは大いに歓迎すべきことと言ってよいでしょう。 俊才集団マルグリット・ルイーズの器楽勢には異才集団ネヴァーマインドのバス・ド・ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者ロバン・ファロ、豊かなキャリアを誇るリコーダーのセバスティアン・マルクなど名手たちも参加。近年ますます活躍の場を広げているレイナウト・ファン・メヘレン、カロリーヌ・アルノー、ダヴィド・ヴィチャクらを筆頭に、端役のシーンに至るまで本場フランスならではの堂に入った演奏でこの傑作が味わえるのは頼もしい限り。 映像では17世紀当時の蠟燭の明かりを尊重したマーシャル・ピンコスキの演出がヴェルサイユ王室礼拝堂での上演を鮮やかに盛り上げ、演奏の魅力をいっそう際立たせています。(輸入元情報)【収録情報】● シャルパンティエ:抒情悲劇『ダヴィドとジョナタス(ダヴィデとヨナタン)』全曲 ダヴィド…レイナウト・ファン・メヘレン(テノール) ジョナタス…カロリーヌ・アルノー(ソプラノ) サウル…ダヴィド・ヴィチャク(バリトン) 太陽神の神官…フランソワ=オリヴィエ・ジャン(テノール) ジョアベル…アントナン・ロンドピエール(テノール) サミュエル(サムエル)の亡霊…ジョフロワ・ビュフィエール(バス) アシス…ヴィルジル・アンスリ(バス・バリトン) 羊飼いの女…ジュリエット・ペレ(ソプラノ)、ブランディーヌ・サンサル(メゾ・ソプラノ) 奴隷の女…マルト・ダヴォスト、ローラ・オルム(ソプラノ) 奴隷の男…ロマン・シャンピオン(テノール)、フランソワ・ジョロン(バリトン) 民衆…ロマン・シャンピオン(テノール) 戦士…ローラン・ドルイユ(バリトン) マルグリット・ルイーズ(合唱&古楽器アンサンブル) ガエタン・ジャリ(指揮) 録音時期:2022年11月12-16日 録音場所:ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂 録音方式:ステレオ(デジタル)【DVD(NTSC)、Blu-ray】 演出:マーシャル・ピンコスキ 振付:ジャネット・ラジュネス・ジグ 舞台装置:アントワーヌ・フォンテーヌ、ロラン・フォンテーヌ 照明:エルヴェ・ガリ 衣装:クリスティアン・ラクロワ 衣装補佐:ジャン=フィリップ・ポンス 収録時間:132分 画面:カラー、16:9 音声:Dolby-digital 2.0 字幕:仏語、英語、独語 Region All
出荷目安の詳細はこちら商品説明出版作品全集、堂々の完結編!「天使のように弾く」マレ晩年の集大成フランス・バロックの大家マラン・マレが生前に出版した500曲あまりのヴィオール作品の全てを録音するという前人未踏の挑戦を2014年から続けてきたフランスの名手フランソワ・ジュベール=カイエが、ついに最終巻となる第5巻をリリース。 フランス王室楽団の指揮者をしながら、自身ヴィオールの名演奏家として「天使のごとく弾く」と讃えられ、太陽王ルイ14世の寝室で入眠間際まで演奏を聴かせたこともあったマレ。フランス宮廷風かつユニークな書法を駆使して描かれたヴィオール曲の数々の中でも、晩年に出版された第5巻はマレの作曲家人生の集大成ともいうべき存在。ジュベール=カイエは共演する通奏低音奏者と楽器の組み合わせを組曲ごとに変え、圧巻の技量で細部まで解像度高くもスケール感豊かに聴かせます。その演奏解釈はますます冴えわたり、1分程度の小品からポワトゥー風組曲のような長めの作品まで、まさに新時代の決定版と呼ぶにふさわしい名演。楽譜に記された説明の朗読とともに奏でられる有名な『膀胱結石摘出手術の図』でも、惚れ惚れするほどの気品がさながら上質のバロック絵画のごとく場面の生々しさを際立たせ、精妙な通奏低音とともにバロック期の宮廷文化の気配を脈々と伝えてやみません。演奏者自身による解説(仏語・英語)は今回も読みごたえ十分。(輸入元情報)【収録情報】マレ:ヴィオール曲集 第5巻(1725) 全曲Disc1● 組曲 イ長調 1. プレリュード(17) 2. アルマンド(18) 3. サラバンド(19) 4. ジグ(20) 5. トルコ風の行進曲(21) 6. ガヴォット(22) 7. ムニュエ(メヌエット)(23) 8. 第2ムニュエとドゥーブル(24 & 25) 9. 優美なエール「息子の愛らしき嫁」(26) 10. ファンタジア(27) 11. 大ロンド(28) 12. ラ・バビヤルド(おしゃべり好き)とドゥーブル(29 & 30) 13. シャコンヌ(31)● 組曲 ニ長調 14. プレリュード(47) 15. アルマンド「追従」(48) 16. サラバンド(49) 17. ジグ(50) 18. ガヴォット(51) 19. ムニュエ(52) 20. 第2ムニュエ(53) 21. ラ・フロマンタル(小麦向きの土壌)とドゥーブル(54 & 55) 22. シャコンヌ(56) 23. ファンタジアとドゥーブル(58 & 58b) 24. アルマンド「ドルネル」(59) 25. 昔日の人々の趣味に合わせたアルマンド(60) 26. ロンド「華麗」(62)● 組曲 ト短調 27. プレリュード(63) 28. ファンタジア(64) 29. アルマンド「フレヴァル・デ・ロージュ」(65) 30. サラバンド(66) 31. ジグ「パゴダ(東洋の人形)」(67) 32. ガヴォット(68) 33. ムニュエ(69) 34. アルマンド「マリアンヌ」(70) 35. 若きマレを悼むトンボー(71) 36. ロンド「道化者」(72) 37. ラ・ジョルジエンヌ(ジョージア風)またはラ・モーペルテュイ(73)Disc2● 組曲 ト長調 1. プレリュード(74) 2. アルマンド「高慢」(75) 3. サラバンド(76) 4. ジグ「高級」(77) 5. ガヴォット(78) 6. 軽やかな第2ガヴォット(79) 7. ムニュエ(80) 8. 第2ムニュエ(81) 9. ロンド「ぶどう踏み」(82) 10. シャコンヌ(83) 11. 狭量(84) 12. 庭園の高台(85) 13. ジグ「目打ち」(86) 14. 空を飛べる者たちの戯れあい(87) 15. アルマンド「ポワザ」(88) 16. ヴィオールのための低音部変奏(88a) 17. ロンド「ヴィルヌーヴ」(89) 18. 些細な冗談(90) 19. 対話(91) 20. ポワトヴィーヌ(ポワトゥー風)(112)● 組曲 ホ短調 21. プレリュード(92) 22. アルマンド「ブーロン」(93) 23. 農民らしい朴訥さ(94) 24. アルマンド「ラ・バイー・デュシュネ」(95) 25. 風変わりなガヴォット(96) 26. 第2ガヴォット「愛らしさ」(97) 27. サラバンド(98) 28. ムニュエ(99) 29. 第2ムニュエ(100) 30. 楽しくない夢想のあれこれ(101) 31. ペルシャ風の行進曲「ラ・サヴィニ」(102) 32. ロンド「楽しさ」(103) 33. ジグ「決然」(104) 34. さまざまな愉しみ(105) 35. 対比(106) 36. カプリース「ベルモン」(107) 37. 膀胱結石摘出手術の図(108) 38. 快癒(109) 39. その続き(110) 40. さらにその続き(111)Disc3● 組曲 ニ短調 1. 触覚(114) 2. 「触覚」を弾きやすくした版(115) 3. パラザ(113) 4. カプリース(気まぐれ)(61) 5. オスティナート変奏曲(57)● 組曲 ヘ長調 6. プレリュード(32) 7. アルマンド「ギヨームの森」(33) 8. サラバンド(34) 9. ジグ「ドゥモワ」(35) 10. ムニュエ(36) 11. 第2ムニュエとドゥーブル(37 & 38) 12. ガヴォット(39) 13. ロンド「農民(田舎風)」(40) 14. ロンド「優しさ」(41) 15. イデ・グロテスク(突飛な考え)とドゥーブル(42 & 43) 16. 鍛冶屋たち(44) 17. クラヴサンの演奏(45) 18. 分散和音によるプレリュード(46)● 組曲 イ短調 19. プレリュード「ソリニ」(1) 20. アルマンド「平易」(2) 21. サラバンド(3) 22. La Mariee(4) 23. ガヴォット(5) 24. ジグ(6) 25. ムニュエとドゥーブル(7) 26. 第2ムニュエ(8) 27. 裏拍(9) 28. 小さなカプリース(10) 29. ロンド(11) 30. バガテル(遊び心)(12) 31. ファンタジア(12b) 32. 大ガヴォット(13) 33. ジグ「暴徒」(14) 34. ロンド、半分はピツィカートで半分は弓奏、もしくは好み次第で全て弓奏でもよし(15) 35. 分散和音によるプレリュード(16) フランソワ・ジュベール=カイエ(バス・ド・ヴィオール=ヴィオラ・ダ・ガンバ) ラシェロン(古楽器使用) マリー=シュザンヌ・ド・ロワ、アンドレアス・リノス(バス・ド・ヴィオール) ミゲル・アンリ(テオルボ、テオルブ・ド・ピエス=フランス式小型テオルボ、バロックギター) アンドレ・ハインリヒ(テオルボ) フィリップ・グリスヴァール(クラヴサン=チェンバロ) 録音時期:2021年5月、8月 録音場所:南仏ラングドック地方エロ?県シラン、サンテーユ聖母教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明謎多き音楽家をテーマに織り上げられる後期バロック音絵巻、アンネケ・スコットの超絶ナチュラル・ホルンにも注目!1742年、ヘンデルが『メサイア』初演のためアイルランドのダブリンを訪れた際に行われた演奏会の記録をもとに、そこで複数の管楽器を使って名演を聴かせた謎の音楽家「チャールズ氏」の存在を解き明かしながら、当時の音楽会プログラムを再現したアルバム。近年躍進めざましいアイリッシュ・バロック・オーケストラならではの上質な演奏で、有名・無名を問わずさまざまな作曲家が手掛けた作品に触れられるのが魅力。 「チャールズ氏」と英語名で記録されている人物は記録でこそハンガリー人と説明されているものの、その正体はおそらく英国王室音楽家協会に名前のあったチャールズ(またはカルロ)・ヴァーンバーグ(Charles Vernberg)ではないかと推察されており、ナチュラル・ホルンを闊達に吹きこなしただけでなく、オーボエ・ダモーレや当時まだ珍しかったクラリネット、あるいはその前身楽器シャリュモーなどを巧みに演奏したとのこと。 現代古楽シーンでこれらの楽器の演奏を通じ注目されてきたアンネケ・スコットやニコラ・ボウドといった名手たちが、古楽器ならではの味わいをよく生かした細やかなアンサンブルを展開。ヘンデルが挑まねばならなかった同時代のライヴァルたちの技量をよく際立たせたトラックの数々をじっくりお楽しみください。(輸入元情報)【収録情報】〜第1部〜1. ヘンデル:序曲〜セレナータ『忠実な羊飼い』 HWV.8cより2. ヘンデル:アリア「抜け目ない狩人は」〜歌劇『エジプトのジューリオ・チェーザレ』 HWV.17より/ジョン・ウォルシュ2世[1709-1766]編曲による器楽版3. ヨハン・アドルフ・ハッセ[1699-1783]:協奏曲ヘ長調4. ヘンデル:バルバリーニ氏のメヌエット〜オルガン協奏曲第1番ト短調 Op.4-1より〜第2部〜5. ヘンデル/ジョン・ウォルシュ1世[1665/66-1736]編:『水上の音楽』より Allegro - Andante - Allegro Passepied Minuet Bouree Hornpipe Andante Overture Alla Hornpipe〜第3部〜6. ヘンデル:合奏協奏曲 ト長調 Op.3-3, HWV.3147. ゲオルク・フィリップ・テレマン[1681-1767]:ナポリターナ〜『忠実な音楽の師』ソナタ 変ロ長調 TWV.41:B4より8. ロレンツォ・ボッキ(生歿年不詳、18世紀に活躍):ソナタ第10番〜『室内のための音楽の楽しみ』より9. チャールズ氏、おそらくチャールズ・ヴァーンズバーグ[c.1705/10-1780?]:狩猟〜2本のホルンのための12の二重奏曲 組曲第1番より10. ジャン=バティスト・リュリ[1632-1687]:トルコの儀式の場面のための行進曲〜舞踏喜劇『町人貴族』 LWV.43より アイリッシュ・バロック・オーケストラ(古楽器使用) ソロ: ジョナサン・バイアーズ(チェロ:8) ミリアム・カチョル(フラウト・トラヴェルソ:2,6) レオ・ドゥアルテ(オーボエ…3、オーボエ・ダモーレ:7) ニコラ・ボウド(シャリュモー:3) ミケーレ・ファットーリ(バスーン:3) アンネケ・スコット(ホルン:2,9) パトリック・ブロデリック(ホルン:9) ピーター・ウィラン(指揮) 録音時期:2022年4月27-29日 録音場所:アイルランド、ドロヘダ、セント・ピーター教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明本場英国の最前線から、エミリー・ダンジェロが歌う『オンブラ・マイ・フ』に始まる痛快名演!1738年4月15日、かつてはロンドン興行界を席巻したものの、当時は苦境に立たされていたヘンデルが披露したオペラ『セルセ』は、真面目な筋に滑稽な場面が挿入されるなど当時の英国人たちには理解しにくい内容で、初演は手ひどい失敗に終わりました。しかしその約2世紀後、1924年に蘇演された折から熱狂と共に迎えられるようになり、全曲録音も折々リリースされています。 意外なことに本場英国での古楽器録音は少なく、このたび大本命ともいえるハリー・ビケット指揮イングリッシュ・コンサートによる新録音が登場。初演時にカストラートのカッファレッリが演じた表題役には女声を充てていますが、演じるのはなんと「Deutsche Grammophon」からのユニークなソロ・アルバムで注目されたエミリー・ダンジェロ。冒頭の『懐かしき木蔭(オンブラ・マイ・フ)』から強い求心力で音楽に引き込まれます。全体の劇的起伏を捉えながら精妙・丁寧にドラマを紡いでゆくビケットの解釈は流石というほかなく、3枚組のそこかしこに聴きどころが満載。ルーシー・クロウやポーラ・マリヒーら他にも個性派・実力派が揃うソリストたちの鮮やかな歌唱を、新世代プレイヤー続々の古楽器オーケストラが熱をはらんだ気品ある演奏で支えます(通奏低音のテオルボ2挺が良い味わい)。20世紀末以来の英国古楽器演奏のスタイルに馴染んだ耳にも、また新時代のバロック・オペラ演奏の刺激を愛する耳にも魅力的に響く新録音と言ってよいでしょう。(輸入元情報)【収録情報】● ヘンデル:歌劇『セルセ』 HWV.40 全曲 セルセ…エミリー・ダンジェロ(メゾ・ソプラノ) アルサメーネ…ポーラ・マリヒー(メゾ・ソプラノ) アマストレ…ダニエラ・マック(メゾ・ソプラノ) ロミルダ…ルーシー・クロウ(ソプラノ) アタランタ…メアリー・ベヴァン(ソプラノ) アリオダーテ…ニール・デイヴィス(バス・バリトン) エルヴィーロ…ウィリアム・デイズリー(バリトン) イングリッシュ・コンサート(合唱&古楽器オーケストラ) 編成:混声四部合唱各2、 ヴァイオリン5/5、ヴィオラ3、チェロ3、コントラバス1 オーボエ&リコーダー各2、バスーン2、 ホルン2、トランペット1、テオルボ2、チェンバロ2 ハリー・ビケット(チェンバロ、指揮) 録音時期:2022年5月10-16日 録音場所:ロンドン東部、イースト・フィンチリー、オール・セインツ教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明これ以上なく晴れやかな音楽集。戴冠式のための音楽ヘンデルは1727年にイギリスに帰化します。同じ年にジョージ1世が亡くなってジョージ2世が即位することとなり、ヘンデルはその戴冠式のための音楽を書くよう依頼されます。ジョージ1世のもとでヘンデルは『水上の音楽』や『ジュリアス・シーザー』などを発表しておりましたが、ジョージ1世を継ぐ新国王の戴冠式というイベントを花火のように彩るような音楽を書きました。RIAS室内合唱団とベルリン古楽アカデミーが、この壮大にして壮麗な作品を、これ以上なくゴージャスに響かせています。現在でも、この作品の一部は実際に戴冠式などの典礼で演奏されています。 ウィリアム・クロフト[1678-1727]の作品は、1714年に行われたジョージ1世の戴冠礼拝で演奏されたもの。実に壮麗な音楽を聴きながら英国の歴史までも体感できるような1枚です。(輸入元情報)【収録情報】● ヘンデル:オケイジョナル・オラトリオ(機会オラトリオ) HWV.62● クロフト:主は太陽であり盾である(The Lord is a sun and a shield)● ジョン・ブロウ[1649-1708]:シャコンヌ ト長調● ヘンデル:戴冠式用アンセム『司祭ザドク』 HWV.258● ヘンデル:戴冠式用アンセム『汝の手を強めよ(Let thy hand be strengthened)』 HWV.259● ヘンデル:戴冠式用アンセム『王は歓喜する(The King shal rejoice)』 HWV.260● ヘンデル:戴冠式用アンセム『私の心のよりどころとなるもの(My heart is inditing)』 HWV.261 RIAS室内合唱団 ベルリン古楽アカデミー ジャスティン・ドイル(指揮) 録音時期:2022年10月 録音方式:ステレオ(デジタル)
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出荷目安の詳細はこちら商品説明「戦争の諸相」では大砲の音を表現!ダンドリュー: クラヴサン曲集(4CD)ピーター=ヤン・ベルダー(チェンバロ)フランス・バロックのクラヴサン(=チェンバロ)音楽といえば、まるでエリック・サティのようなタイトルが付けられたクープランやラモーの性格的小品が有名ですが、同時代のダンドリューも負けていません。特に戦場の様子を描いた「戦争の諸相」の中の「攻撃」はチェンバロで模した大砲の音が印象的で、半世紀後に書かれたミシェル・コレット「海戦」での8和音13連発という衝撃作品に与えた影響も大きいものと思われます。しかもダンドリューの方は、クラスター奏法さながらに鍵盤の最低音部付近を手のひらで叩いても良いという指示までしているのです。今回、ベルダーの選択が、和音なのかクラスターなのか大いに注目されるところですが、何より素晴らしいのは全3巻のクラヴサン曲集がまとめて聴けるという事実でしょう。史上初の快挙です。▶ Brilliant Classics 検索 演奏について全3巻録音の快挙クープラン、ラモー級の充実作も多そうなダンドリューのクラヴサン曲集ですが、これまで各巻でまとまった録音は、オドブールが1970年代に録音した第1巻抜粋と第2巻抜粋、パッパスが2001年に録音した第1巻抜粋くらいしかなく、ほかは選曲集でした。 今回のBrilliant Classicsのセットは、クラヴサン曲集全3巻をCD4枚に収録するという大掛かりなもので、宮廷音楽家になって地位も安定し、1724年から10年がかりで全3巻の出版に取り組んだダンドリューの意気込みに迫る企画となっています。期待の「戦争の諸相」ダンドリューの曲の中でもよく知られていたのが、第1巻に含まれる「戦争の諸相」で、特に第5曲「攻撃」(CD1 トラック12)は、大砲の発射音の表現に関することでも有名でした。要はダンドリュー自身が手のひらクラスター奏法でも良いとしていたわけですが、これまで聴けた6種類の演奏の中ではパッパス盤のみがクラスター奏法で、ほかの5人は正統的に4和音の強奏で対応していました。 今回、ベルダーの選択が和音なのかクラスター奏法なのか注目されるところですが、和音の場合でも録音が優秀であれば、クラスター奏法に遜色はないですし、Brilliant Classicsのチェンバロ録音は高いクオリティで一貫してきたという実績もあります。 そして何より、今回は3巻揃った大規模なクラヴサン曲集の中での「戦争の諸相」という位置づけなので、和音強奏の方が適切なようにも思えます。 ちなみにこれまで容易に聴くことができた音源は以下の6種類です。 ポリーヌ・オベール(1935 Pathe) ブリジット・オドブール(1977 Arion) ジャン=パトリス・ブロス(1985 Pierre Verany) イアコヴォス・パッパス(2001 Ogam) ベティ・ブライランツ(2002 Pavane) マルアン・マンカール・ベニス(2017 Encelade)豊富な実績バッハ一族やスカルラッティ、ソレールからイギリス音楽まで膨大な実績のあるベルダーは、フランス・バロックにも造詣が深く、すでにガスパール・ル・ルー[1660?-1707]の2枚組(4手作品中心)、ラモー[1683-1764]の3枚組、ジャック・デュフリ[1715-1789]の4枚組セットを制作済み。また室内楽奏者としてマラン・マレの作品の録音に参加してもいますし、ラモーのコンセールでは弾き振りで指揮もするなど、チェンバロ独奏だけにとどまらない幅広い音楽活動をおこなうベルダーのフランス・バロックでの実績にはすでに定評があります。 使用楽器についてフランス・バロック期の名職人、フランソワ・エティエンヌ・ブランシェ[1695-1761]が1733年に製作した有名な楽器のレプリカ。リュート・ストップも備えた2段鍵盤モデルで、オランダのティトゥス・クライネンが2013年に完成させています。 今回のCDボックスの表紙は、このレプリカ・チェンバロのベントサイド部分に描かれているクロカンムリヅルの絵です。現存オリジナルではベタになっている冠毛部分が、レプリカでは精密に描かれており、翼や体の羽毛感もよりリアルなものとなっています。 作品について性格的小品の命名方法まるでサティのような気の利いたタイトルが付けられたクープランやラモーの性格的な小品群ですが、同時代のダンドリューにも同じ傾向がありました。 といってもクープランやラモーがタイトルを先に考えてから作曲したと主張するのに対し、ダンドリューの方は作品の完成後に曲調からタイトルを考えたと言っているので、方法としては正反対ということになります。もっとも、どちらもなぜそのタイトルなのかよくわからないものがたくさんあるという点では同じなので、言葉遊びも楽しみのうちということなのでしょう。作風ダンドリューの音楽は、2声が主体の親しみやすいもので装飾も無理がなく率直。そのため、性格的小品でも舞曲でも変奏曲でもわかりやすい仕上がりとなっています。 作曲者についてダンドリュー時系列●1681年9月11日、ジャン=フランソワ・ダンドリュー、パリのシテ島、サン=ルイ通りで誕生。一族はオルガン奏者や作曲家なども輩出した家系。聖バルテルミー教会のオルガニストで作曲家のピエール・ダンドリュー[1664-1733]は叔父にあたります。●1686年、5歳の時に、ルイ14世の実弟であるオルレアン公フィリップ1世の妻であるエリザベート・シャルロット・ド・バヴィエール[1652-1722]のために演奏。●1696年、エリザベート・シャルロット・ド・バヴィエールにソナタ集を献呈。ダンドリューは父親と同年齢で同郷のジャン=バティスト・モロー[1656-1733]に作曲を師事したと考えられています。●1700年、サン・メリー教会でのオルガン演奏を開始。●1705年、弦楽のためのトリオ・ソナタ集出版。エリザベート・シャルロット・ド・バヴィエールに献呈。●1705年、クラヴサン曲集出版。騎士ロベール・スプイユ卿に献呈。●1705年、サン・メリー教会のオルガンに就任。ニコラ=アントワーヌ・ルベーグ[1631-1702]の後任。●1710年、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集出版。●1710年、ヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ集出版。●1710年、弦楽のためのトリオ・ソナタ集第2集出版。●1717年、王室のサン・ジェルマン・ローセロワ教会のオルガニストに就任。●1718年、伴奏に関する学術論文「クラヴサン伴奏の原則」出版。●1718年、組曲「戦争の諸相」(サンフォニー)出版。編成はフルート、オーボエ、ファゴット、トランペット、ティンパニ、弦楽。1724年にクラヴサン用に編曲。●1720年、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集出版。王室の楽長ドラランド[1657-1726]に献呈。●1721年、サン・バルテルミー教会でのオルガン演奏を開始。●1724年、クラヴサン曲集第1巻出版。●1728年、クラヴサン曲集第2巻出版。●1733年、サン・バルテルミー教会のオルガニストに就任。叔父ピエール・ダンドリューの後任。●1733年、クラヴサン用に編曲されていいた「戦争の諸相」をクラヴサン曲集第1巻から切り離して改訂。●1734年、クラヴサン曲集第3巻出版。●1738年1月17日、パリで死去。56歳。●1738年、サン・バルテルミー教会のオルガニストの後任がダンドリューの妹のジャンヌ・フランソワーズに決定。彼女はエリザベート・シャルロット・ド・バヴィエールのつてでバイエルン選帝侯の宮廷音楽家になっていました。●1738年、王室のサン・ジェルマン・ローセロワ教会のオルガニストの後任がルイ・クロード・ダカンに決定。●1739年、オルガン曲集第1巻出版。 演奏者についてピーター=ヤン・ベルダー(チェンバロ)1966年1月19日、オランダ西部のカペレ・アーン・デン・アイセルで誕生。チェンバロ、クラヴィコード、ヴァージナル、フォルテピアノ、オルガンなどの鍵盤楽器のほか、リコーダーも演奏し、指揮もする古楽音楽家。正確な技術と確かな様式感には定評があり、膨大な録音もすべてが高水準です。学校ベルダーはハーグ王立音楽院でリコーダーをヒカルド・カンジ[1948- ]に、アムステルダム・スヴェーリンク音楽院で、チェンバロをボブ・ファン・アスペレン[1947- ]に師事し、1990年に卒業。演奏活動2000年にはライプツィヒ・バッハ・コンクールのチェンバロ部門で優勝していますが、演奏活動は在学中からで、ソロのほか、通奏低音奏者としてオランダ・バッハ協会、コレギウム・ヴォカーレ、カメラータ・トライエクティナ、ジェズアルド・コンソートなどで活動し、ブリュッヘン、コープマン、ドンブレヒト、ヘレヴェッヘ、ヤーコプスとしった指揮者とも共演。アンサンブル設立2005年にはアムステルダムで古楽器アンサンブル「ムジカ・アンフィオン」を設立し、多くのゲストを招いてコンサートなどをおこなっています。レコーディング1991年に始まっており、すでに30年を超えるキャリアがあります。以下が主なものとなります。●1991年、バッハのゴルトベルク変奏曲、17&18世紀室内作品を録音(Erasmus)。●1993年、スヴェーリンク:鍵盤楽器作品集を録音(Erasmus)。●1994年、バッハの音楽の捧げものを録音(Erasmus)。●1996年、バッハの平均律クラヴィーア曲集全曲を録音(Erasmus)。●1999年、バッハのゴルトベルク変奏曲、パルティータ集、インヴェンションとシンフォニア集、イタリア協奏曲、フランス風序曲、半音階的幻想曲とフーガ、ソナタ、組曲集、小前奏曲集、前奏曲とフゲッタ、幻想曲集、フーガ集、ヴァイオリン・ソナタ集を録音(Brilliant)。●2000〜2007年、スカルラッティ:ソナタ全集を録音(Brilliant)。●2003年、テレマン:ターフェルムジーク(ムジカ・アンフィオン)を録音(Brilliant)。●2004年、リコーダーの芸術、コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ集 Op.5、合奏協奏曲集 Op.6(ムジカ・アンフィオン)を録音(Brilliant)。●2006年、バッハのフランス組曲集、チェンバロ協奏曲集、ブランデンブルク協奏曲集(ムジカ・アンフィオン)を録音(Brilliant)。●2006〜2007年、パーセル:室内作品全集を録音(Brilliant)。●2007〜2010年、ソレール:鍵盤楽器のためのソナタ集を録音(Brilliant)。●2008年、バッハの平均律クラヴィーア曲集全曲、ラモー:クラヴサン曲全集を録音(Brilliant)。●2010年、フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック第1集を録音(Brilliant)。●2011年、C.P.E.バッハ:プロイセン・ソナタ集、ヴュルテンベルク・ソナタ集を録音(Brilliant)。●2011年、バッハ:オルガン協奏曲(原曲:BWV.35&BWV.156)(ブリュッヘン&18世紀オーケストラ)を録音(Glossa)。●2011〜2012年、フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック第2集を録音(Brilliant)。●2012年、C.P.E.バッハのチェンバロ協奏曲集(ムジカ・アンフィオン)を録音(Brilliant)。●2012〜2014年、スウェーリンク:鍵盤作品を録音(Glossa)。●2013年、マレ:ヴィオール曲集第5巻、フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック第3集を録音(Brilliant)。●2013〜2014年、ジャック・デュフリ:クラヴサン曲集を録音(Brilliant)。…
出荷目安の詳細はこちら商品説明2021年に亡くなった偉大なる合唱指揮者ミシェル・コルボの深遠なるバッハの作品を収録したボックスが「New Budget」ボックス・シリーズからリリーススイスに生まれたミシェル・コルボ[1934-2021]は、合唱作品とオペラへの影響を与えた指揮者でした。コルボは若い時から教会音楽を専門としたバリトン歌手で、「歌うオーケストラ」を設立することを望んでいました。ローザンヌとシエナで指揮法を修め、1961年に「ローザンヌ声楽アンサンブル」を、ついで「ローザンヌ器楽アンサンブル」を組織して、特にルネサンス・バロック音楽の普及に尽力しました。1964年にプロデューサーのミシェル・ガルサンは、新しい音楽の世界を録音するためにコルボらとエラートとの契約を行い、幅広いディスコグラフィを作成。バッハなどの存在を強化しながら、ヘンデル、パーセル、ヴァイヴァルディ、そしてカリッシミ、ドラランド、シャルパンティエ、モンテヴェルディのようなそれまであまり演奏・録音されなかった作曲家の声楽作品へと拡大し、何よりも作曲家に礼儀を行うことを目的としました。 その中でもバッハ作品の演奏は、受難曲などに描かれた人間ドラマとして表現し、人間の心の弱さをつつみ込むような温かさに溢れています。モダン楽器によるオーケストラも磨かれた響きと整ったアンサンブルで歌手陣を支えています。特にアーノンクールとレオンハルトでおなじみの最高のエヴァンゲリストであったクルト・エクウィルツが起用され、緊張感を高めています。 ロ短調ミサ曲、マニフィカト、カンタータ第187番については、オリジナル・マスターテープより2022年リマスター音源が使用されています。 多くのリスナーの方に低価格でお聴き頂きたく、歌詞対訳は付いておりません。輸入商品のため、入荷時点で、商品(ジャケット・外装ビニール・外装箱・ケース・封入物など含む)に、細かい傷・折れ・擦れ・凹み・破れ・汚れ・角潰れ・再生に影響のないディスク盤面の傷・汚れ・イメージ違い・個体差などが見られる場合がございます。商品の状態・品質につきましてはあらかじめご了承の上、ご購入いただけますようお願い申し上げます。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:宗教作品集Disc1-2● ミサ曲 ロ短調 BWV.232 ウォリ・シュテンプフリ(ソプラノ) イヴォンヌ・ペラン(ソプラノ) マガーリ・シュワルツ(メゾ・ソプラノ) クロディーヌ・ペレ(メゾ・ソプラノ) オリヴィエ・デュフール(テノール) フィリップ・フッテンロッハー(バリトン) ニクラウス・トゥーラー(バス) クリスティアーヌ・ジャコッテ(チェンバロ) モーリス・アンドレ(トランペット) オーレル・ニコレ(フルート) 録音:29-30.I & 2-3.II.1972, Casino, Vevey, Switzerland Remastered in 2022 in HD 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son StudioDisc3-4● ヨハネ受難曲 BWV.245 クルト・エクヴィルツ(テノール:福音史家) フィリップ・フッテンロッハー(バス:イエス) フェシリティ・パーマー(ソプラノ) ビルギット・フィニレ(コントラルト) ヴェルナー・クレン(テノール) ルート・ファン・デル・メール(バス) 録音:8-11.X.1977, Salle de spectacles de Crissier, SwitzerlandDisc5-7● マタイ受難曲 BWV.244 クルト・エクヴィルツ(テノール:福音史家) ゲルハルト・ファウルシュティヒ(バリトン:イエス) マーガレット・マーシャル(ソプラノ) キャロリン・ワトキンソン(アルト) アンソニー・ロルフ=ジョンソン(テノール) フィリップ・フッテンロッハー(バス) ノートル・ダム・ド・シオン教会少年聖歌隊 録音:12-19.VI.1982, Casino de Vevey, SwitzerlandDisc8-9● クリスマス・オラトリオ BWV.248 バルバラ・シュリック(ソプラノ) キャロリン・ワトキンソン(アルト) クルト・エクヴィルツ(テノール) ミヒャエル・ブロダルト(バス) ファビエンヌ・ヴィレダ(ソプラノ) 録音:2-6.I.1984, Casino de Vevey, SwitzerlandDisc10● マニフィカト ニ長調 BWV.243● カンタータ『すべてのもの汝を待ち望む』 BWV.187 ウォリ・シュテンプフリ(ソプラノ) イヴォンヌ・ペラン(ソプラノ) クロディーヌ・ペレ(アルト) マガーリ・シュワルツ(メゾ・ソプラノ) オリヴィエ・デュフール(テノール) フィリップ・フッテンロッハー(バス)、 録音:30.XI & 1.XII.1971, Casino de Vevey, Switzerland Remastered in 2022 in HD 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル ミシェル・コルボ(指揮)
出荷目安の詳細はこちら商品説明世界初録音!FBO等で活躍する奏者たちによって結成されたピリオド楽器アンサンブル、エー・ゲー・バロックのCDデビュー・アルバムは、17世紀ドイツの作曲家ダーフィット・ポーレの声楽曲!ベルリン古楽アカデミー、ラウテン・カンパニー、フライブルク・バロック・オーケストラで活躍する奏者たちによって2021年に結成されたピリオド楽器アンサンブル「e.g.batoque(エー・ゲー・バロック)」のCDデビュー・アルバムです。2人の俊英カウンターテナーをゲストに迎え、17世紀ドイツの作曲家ダーフィット・ポーレの声楽曲という世界初録音となる珍しいレパートリーを録音しています。 1625年マリエンベルク生まれの作曲家ダーフィット・ポーレは、おそらくドレスデンにおいて、ドイツ・バロック初期の巨匠ハインリヒ・シュッツに学んだとされています。師であるシュッツとは生涯に渡り良好な関係を保ち、シュッツはポーレの子供の代父(名付け親)にもなっているようです。ポーレは数多くの作品を残したようですが、現在ではその多くは失われてしまっています。 パウル・フレミングの詩による『12の愛の歌』は、1650年にポーレが仕えていたカッセル宮廷での雇い主であったヘッセン=カッセル方伯ヴィルヘルム6世へ捧げた最初の作品でした。当時人気のあった詩人パウル・フレミングの詩によるこのドイツ語の歌曲は、2人の歌手と2つのヴァイオリンと通奏低音のために書かれていて、愛、喪失、痛み、幸福、決意、禁欲といった内容を歌っています。ドイツ・バロックの録音は現在でも教会音楽中心で、宗教世俗音楽が取り上げられることは少ないので、大変貴重な録音になります。ポーレが、シュッツが取り込んだイタリア音楽の要素をどのようにドイツ語のテキストに適応させているのかといった作曲技法の点でも注目です。 またアルバムにはポーレの作品をはさんで、同時代の作曲家ヨハン・フィリップ・クリーガー[1649-1725]のトリオ・ソナタを収録しています。イタリアにも赴き、その最新の作曲技法を学び、トリオ・ソナタや鍵盤音楽など質の高い音楽を残したクリーガーの作品も聴きどころになるでしょう。 ドイツの若きカウンターテナー、ベンヤミン・リコと、「audite」での録音も多い実力派カウンターテナー、アレクッス・ポッターの二重唱、そしてバーゼル・スコラ・カントールムで学んだ鍵盤奏者クレメンス・フリックが、主にドイツの優れたピリオド楽器グループで活躍するメンバーを集めて2021年に結成した「e.g.baroque」(e.g.とは、現在では英語でも用いられるラテン語の「exempli gratia」の略で、日本語では「例えば」に当たります)による演奏も楽しみな1枚となるでしょう。 CDの装丁には、フェルメールの「手紙を読む女」の2021年修復後の画像が使用されています。修復後に発見されたキューピッドが描かれた「画中画」により、女性が読んでいる手紙の内容が恋文であるという可能性が濃厚になってきました。CDジャケットだけでなくブックレット全体にもこの絵画がうまくあしらわれていて、ポーレの歌曲の内容を連想させるようなすてきな装丁になっています。(輸入元情報)【収録情報】● ポーレ:『12の愛の歌』より第1曲〜第6曲(パウル・フレミングの詩による)● クリーガー:ソナタ第1番ニ短調 Op.1-1● ポーレ:『12の愛の歌』より第7曲〜第12曲 ベンヤミン・リコ(カウンターテナー) アレックス・ポッター(カウンターテナー) エー・ゲー・バロック【e.g.baroque】 イリーナ・グラノフスカヤ、アンヌ・マリー・アレル(ヴァイオリン) レア・ラヘル・バダー(チェロ) ベルンハルト・ライヒェル(リュート&ギター) シモン・ボルツキ(リコーダー) ペーター・クーンシュ(パーカッション) クレメンス・フリック(チェンバロ、オルガン、音楽監督) 録音時期:2021年9月28日〜10月1日 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明世界初録音の作品も収録!ベルリン・バロック・ゾリステンがイタリアの協奏曲をリリース!積極的な録音が続いている名門ベルリン・バロック・ゾリステン。当アルバムは17世紀〜18世紀に活躍したフランチェスコ・ドゥランテ[1684-1755]、レオナルド・レーオ[1694-1744]、アントニオ・ヴィヴァルディ[1678-1741]、ピエトロ・ロカテッリ[1695-1764]、ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ[1700-1765]がそれぞれ作曲した、3挺または4挺のためのヴァイオリン協奏曲集です。 華麗で快活なヴァイオリンの魅力が詰まった実に美しい協奏曲を現代の名手が見事に演奏しております。(輸入元情報)【収録情報】1. ドゥランテ:弦楽と通奏低音のための協奏曲ト短調2. レーオ:4つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲ニ長調3. ヴィヴァルディ:3つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ヘ長調 RV.5514. ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための協奏曲ロ長調 RV.5535. ロカテッリ:4つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ヘ長調 Op.4-126. サンマルティーニ:4つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲イ長調 ベルリン・バロック・ゾリステン クシシュトフ・ポロネク(コンサートマスター/ソロ:1,6) 町田琴和(ヴァイオリン/ソロ:2-6) ドリアン・ジョジ(ヴァイオリン:ソロ:2-6) ライマー・オルロフスキー(ヴァイオリン/ソロ:1,2,5) クリストフ・シュトロイリ(ヴァイオリン/ソロ:4,6) アンジェロ・デ・レーオ(ヴァイオリン/ソロ:2-5) ヨハンナ・ステムラー、アンナ・マッツ(ヴァイオリン) ヴァルター・キュスナー、ユリア・ガルテマン(ヴィオラ) クリスティン・フォン・デア・ゴルツ、クレメンス・ヴァイゲル(チェロ) ウルリヒ・ヴォルフ(ヴィオローネ) ラファエル・アルパーマン(チェンバロ) ラインハルト・ゲーベル(指揮) 録音時期:2022年10月13-17日 録音場所:ベルリン、b-sharpスタジオ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 世界初録音(6)
出荷目安の詳細はこちら商品説明アーチリュート、テオルボからこれほどまでに豊かな表情と色彩感溢れる音色が!17世紀初頭を代表するリュート奏者・作曲家のアレッサンドロ・ピッチニーニによる、アーチリュートとキタローネのための独奏曲集。演奏するのは佐藤亜紀子。故左近径介氏と水戸茂雄氏、さらにユングヘーネル、ホプキンソン・スミスらのもとでも学び、BCJなどにも参加しています。 ピッチニーニはアルフォンソ2世といった君主、貴族らに仕え、その楽曲はボローニャで出版された2冊の出版譜を通じて知られています。2023年が出版記念400年となる『リュートとキタローネのためのタブラチュア曲集 第1巻』(1623)は、作品自体が素晴らしいのはもちろん、リュートの演奏その他に関する重要な序文(当時のイタリアにおけるリュート奏法に関する詳細かつ具体的な指南であるだけでなく、ほかの器楽曲にもあてはまる助言や、ピッチニーニによる楽器の発明などに関する記述など)を含んでいるという点でも重要な楽譜です。リュートの重要な作品を体系的に録音した貴重な録音の登場といえましょう。 佐藤は一音一音を慈しむように奏でており、驚くほど色彩豊かな音色を引き出しています。たっぷりとした息遣いの自然な音楽の流れ、舞曲での活き活きとしたリズムと表情も魅力です。楽器の音色を色彩豊かにとらえた録音も見事です。ピッチニーニの最初の曲集(1623年)出版400周年記念。(販売元情報)【収録情報】ピッチニーニ:1. トッカータ第1番(1623)2. 真のスペイン風カポーナのチャッコーナ(1639)3. トッカータ第16番(1623)4. トッカータ第23番(1623)5. ベルガマスカ(1639)6. ロマネスカ風フォリアにもとづく変奏曲(1623)7. 変奏曲形式のチャッコーナ(1623)8. 若い娘(1623)9. アルマンドとして知られるフランスの俗謡にもとづく変奏曲(1623)10. アルマンドにもとづくコレンテ第6番(1623)11. 半音階的トッカータ第3番(1623)12. パッサカリア(1639)13. トッカータ第1番(1639)14. 半音階的トッカータ第12番(1623)15. トッカータ第2番(1623)16. 変奏曲形式のサラバンダによるアリア(1623)17. 情念豊かなアリア第1番(1623) ( )は出版年 佐藤亜紀子(アーチリュート、テオルボ:6-11) 録音時期:2021年11月8-11日 録音場所:千葉市美浜文化ホール 音楽ホール 録音方式:ステレオ(DSD/セッション) 5.6448MHz DSD Recording & 192kHz 24bit Editing Microphones : PureT Records current transmission microphones with Schoeps MK2H capsules, designed and manufactured by Mouri Tadaharu(毛利忠晴) (PureT Records), 2015 (last modified 2018), Tokyo Stereo setting : A-B pair microphones Preamplifier : PureT Records PT-CMP01, designed and manufactured by Mouri Tadaharu(毛利忠晴) (PureT Records), 2015 (last modified 2016), Tokyo AD converter : Mytek Digital Brooklyn ADC Recorder : TASCAM DA-3000 Master clock : Grimm Audio CC2 DSD/PCM to PCM converter : Weiss Saracon-DSD【佐藤亜紀子 さとうあきこ】東京芸術大学音楽学部楽理科卒。在学中に故左近径介氏と水戸茂雄氏にリュートの指導を受ける。ドイツ国立ケルン音楽大学でコンラート・ユングヘーネル氏に師事し、ソリスト・ディプロマ取得。スイスのバーゼル・スコラ・カントールムでホプキンソン・スミス氏に師事。2010年まで東京芸術大学音楽学部古楽科教育研究助手を務める。文化庁新進芸術家海外研修員としてスペインのバルセロナ高等音楽院にて、シャビエル・ディアス-ラトーレ氏にバロックギターを師事。 第一回台東区芸術文化支援制度対象事業として音楽物語「ジョン・ダウランド物語」(2009)をプロデュースし、好評を博した。2014年にはソロCD「ララバイ、イギリスルネサンス期のリュート音楽」をリリース。ジルヴィウス・レオポルド・ヴァイスの作品を演奏するコンサートシリーズを企画。NHKのテレビ番組「らららクラシック」にリュートとビウエラのソロ演奏で出演。 通奏低音奏者として、歌手や器楽奏者とのアンサンブル、バロックオペラ等多数出演。「バッハ・コレギウム・ジャパン」の「世俗カンタータvol.6」の録音に参加、BCJの「聖母マリアの夕べの祈り」、「ポッペアの戴冠」、二期会ニューウェーブオペラによるヘンデルのオペラ(鈴木秀美指揮)、イタリアの隠れた名曲を発掘して演奏する音楽学者佐々木なおみ氏主宰の「ディスコルシムジカーリ」、後期ルネサンスからバロック時代の宗教曲を演奏する福島康晴氏主宰の古楽アンサンブル「エクス・ノーヴォ」に通奏低音奏者として共演。2018年よりパリ在住の歌手高橋美千子との古楽ユニット「たまひび」の活動を開始し、2021年にCD「たまひび」をリリース。 コロナ禍において積極的に演奏動画をyoutubeにあげている。アイゼナハ音楽院リュートクラス講師。アトリエ楽古主宰。(販売元情報)
出荷目安の詳細はこちら商品説明リュリ没後のフランス楽壇で高く評価されたデマレの『シルセ』!アンリ・デマレはルイ14世時代のフランス楽壇で高く評価され、1687年にリュリが世を去るとその後継者のひとりと目されました。『シルセ』は1694年の作品。先輩リュリが打ち立てた抒情悲劇のスタイルでドラマティックかつ格調高く書かれており、色彩豊かなオーケストラも魅力です。当盤と同じく2022年に録音されたセバスティアン・デラン指揮の盤が最近リリースされるなど、欧米でにわかに注目を集めている模様。 当盤は、ボストン古楽音楽祭とブレーメン放送と「cpo」の共同制作により、ブレーメンで2週間近くをかけて収録したもの。フランスの中堅メゾ・ソプラノ、ルシール・リシャルドが題名役を熱唱し、アメリカのテノールでグラミー賞を受賞したアーロン・シーハンらと共演しています。本拠ボストンでは2023年6月に上演が予定されています。(輸入元情報)【収録情報】● デマレ:歌劇『シルセ』全曲 シルセ…ルシール・リシャルド(メゾ・ソプラノ) ユリス…アーロン・シーハン(テノール) アステリー…テレサ・ワキム(ソプラノ) エルフェノール…ジェシー・ブルムバーグ(バリトン) アマンダ・フォーサイス(ソプラノ) ダグラス・ウィリアムズ(バス・バリトン) ミレイユ・ルベル(メゾ・ソプラノ) ジェイムズ・リーズ(テノール)、他 ボストン古楽音楽祭管弦楽団(古楽器使用) ロバート・マーリー(指揮) ポール・オデット&スティーヴン・スタッブス(音楽監督) 録音時期:2022年8月7-19日 録音場所:ドイツ、Sendesaal Bremen 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)曲目リストDisc11.歌劇≪シルセ≫ Prologue Ouverture/2.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Premiere Fuyons, fuyons une Guerre sanglante/3.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Premiere Mais, Ciel! Ou le destin a-t-il su nous conduire?/4.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Premiere Prelude pour la Nymphe de la Seine/5.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Bornez ici votre course incertaine/6.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Lorsqu'il remet le soin de sa vengeance/7.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Sous les augustes lois du Vainqueur de la Terre/8.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Premier Air pour les Jeux & les Plaisirs/9.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Second Air, Menuet pour les Nymphes de la Suite de la Seine/10.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Deuxieme Menuet pour les memes/11.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Tout rit dans ce boccage/12.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Menuet pour les Nymphes de la Suite de la Seine/13.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Gigue pour les Nymphes & les Dieux des Eaux/14.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Premiere Bourree pour les memes/15.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Deuxieme Bourree pour les memes/16.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Dans l'amoureux empire/17.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Premiere Bourree/18.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Gavotte pour les Nymphes/19.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Les plaisirs suivent les peines/20.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Gavotte pour les Nymphes/21.歌劇≪シルセ≫ Prologue Scene Seconde Sous les augustes lois du Vainqueur de la Terre/22.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Premiere Ah! Que l'Amour aurait de charmes/23.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Premiere Vous serez toujours jeune & belle/24.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Seconde Prince, vous connaissez jusqu'ou va ma tendresse/25.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Troisieme Prelude pour les Grecs/26.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Troisieme Votre amitie s'interesse/27.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Troisieme Prelude: Polite et les autres Grecs sont changes en plusieurs/28.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Troisieme O Ciel! quel sort epouvantable!/29.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Troisieme Prelude/30.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Troisieme Prince, ne craignez rien, la crainte est inutile/31.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Quatrieme Premier Air des Amants fortunes/32.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Quatrieme Canarie/33.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Quatrieme Sarabande des violons/34.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Quatrieme De nos plaisirs que l'Echo retentisse/35.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Quatrieme Dans ces beaux lieux l'Amour est sans alarmes/36.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Quatrieme Sarabande des violons/37.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Cinquieme Vous verrais-je toujours insensible & cruelle?/38.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Sixieme L'Inhumaine me fuit/39.歌劇≪シルセ≫ Acte Premier Scene Sixieme Entr'Acte: Air, Intement/40.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Premiere Ah! c'est trop retenir mes pleurs/41.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Seconde Venez-vous de l'Amour implorer la puissance?/42.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Troisieme Quoi? vous n'avez rien a me dire?/43.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Troisieme Quand je vous quitte un seul momentDisc21.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Quatrieme Faudra-t-il toujours me contraindre?/2.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Cinquieme Savez-vous, Elphenor, quel est notre bonheur?/3.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Sixieme Rendez hommage a l'Amour/4.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Septieme Approchez-vous, heureux Mortels/5.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Septieme L'Amour a triomphe des Heros & des Dieux/6.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Septieme Premier Air pour les Grecs/7.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Septieme Deuxieme Air. Rondeau/8.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Septieme Amour, dieu des ris et des jeux/9.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Septieme Prelude/10.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Huitieme Je recois votre hommage/11.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Neuvieme Ritournelle/12.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Neuvieme Enfin, nous n'avons plus de temoins que l'Amour/13.歌劇≪シルセ≫ Acte Second Scene Neuvieme Entr'Acte: Premier Air pour les Grecs/14.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Premiere Desirs, transports, cruelle impatience/15.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Premiere Aquilons, votre violence/16.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Premiere Prelude pour les Aquilons/17.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Seconde Il n'est pas temps de paraitre/18.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Troisieme Prelude pour le Sommeil - Ah! Que le sommeil est charmant/19.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Troisieme Premier Air pour les Songes funestes/20.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Troisieme Ulisse, il faut quitter ces funestes Climats/21.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Troisieme Une epouvantable Mort/22.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Troisieme Second Air pour les Songes funestes/23.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Troisieme Tous les moments sont perilleux/24.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Troisieme Second Air pour les Songes funestes/25.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Troisieme O Ciel! O juste Ciel! J'implore ton secours/26.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Quatrieme Est-ce vous, Eolie, en croirai-je mes yeux?/27.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Cinquieme Je lui suis suspect, l'Infidele/28.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Sixieme Prince, je ne saurais vous cacher ma tristesse/29.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Septieme Approchez-vous, chere Asterie/30.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Huitieme Il m'est enfin permis de vous dire que j'aime/31.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Neuvieme C'en est trop, barbare inhumaine/32.歌劇≪シルセ≫ Acte Troisieme Scene Neuvieme Entr'Acte: Gigue (reprise)Disc3…
出荷目安の詳細はこちら商品説明これが古楽オペラ界の最前線!ヘンデルに挑んだポルポラの強烈なオペラ書法、そのすべてを音にした圧倒的演奏。ツェンチッチの大企画『ポリフェーモ』名カウンターテナー、ツェンチッチがアーティスティック・ディレクターを務める「PARNASSUS ARTS」からニコラ・アントニオ・ポルポラの3幕のオペラ・セリア『ポリフェーモ』が登場。2021年のバイロイト・バロック・オペラ・フェスティヴァルでも披露された演目で、当代随一の歌手が結集した古楽オペラ・ファン垂涎のたまらない内容です。 1730年頃、イギリスでは絶大な人気を誇っていたヘンデルに対抗する団体として「貴族オペラ」が設立されました。ポルポラはこの団体お抱えの作曲家としてロンドンで5つのオペラを作曲、その最後の作品が『ポリフェーモ』です(1735年初演)。ヘンデルがバレエや合唱を巧みに用いて人気を得ていたのに対し、貴族オペラは歌手の技巧で勝負。声楽教師でもあったポルポラに師事し、伝説的カストラートとして名を残すファリネッリもここで大いに活躍、バロック・オペラ黄金期が築かれることになります。 「ポリフェーモ(ポリュペモス)」はキュクロプス(サイクロプス)のことで一つ目の巨人。物語はこの巨人が登場する2つのギリシア神話が組み合わされています。まずニンフのガラテアと羊飼いのアーチ(エイシス)の恋仲を邪魔するポリフェーモの話。巨人が岩を投げアーチを殺してしまいますが、アーチは川の神として復活するというもの。次にウリッセが出てきてポリフェーモにワインを飲ませ酔っぱらわせ、目を潰し撃退するという八岐大蛇的物語が続きます。 演奏は言わずもがなたいへん充実。器楽も声楽も物語の展開に合わせ変幻自在に音楽を繰り出してきます。技巧的なアリアから叙情的に歌いあげるアリアまで、役者それぞれの歌の多彩さにも注目です。映画「カストラート」の日食シーンでも有名なアーチのアリア『アルト・ジョーヴェ』は、スローテンポの音楽にのった歌声がぐさりと胸を突きぬく迫真の出来。(輸入元情報)【収録情報】● ポルポラ:歌劇『ポリフェーモ』全曲 アーチ:ユーリ・ミネンコ(カウンターテナー) ウリッセ:マックス・エマヌエル・ツェンチッチ(カウンターテナー) ポリフェーモ:パヴェル・クディノフ(バス) ガラテア:ユリア・レージネヴァ(ソプラノ) カリプソ:ソーニャ・ルニェ(コントラルト) ネレーア:ナレア・ソン(ソプラノ) アルモニア・アテネア ジョルジュ・ペトルー(指揮) 録音時期:2021年7月1-3,5,9日、8月20日、2022年8月23-27,29日 録音場所:アテネ・コンサートホール 録音方式:ステレオ(デジタル)
出荷目安の詳細はこちら商品説明2023年11月来日!驚きの美音。カザルス四重奏団による自然に歌うような『フーガの技法』スペインが誇る弦楽四重奏団、カザルス四重奏団。しばしば来日しており、その自然かつ美しい音色に貫かれた音楽は広くファンを獲得しています。今回の彼らの新譜は、バッハのフーガの技法。ディスクの最初の一音めから、ただならぬ美しさに驚かされます。彼らが録音場所に選んだのは、サヴァールも録音を行っているカルドナ城修道院。美しく自然な残響で、非常にぜいたくなサウンドです。美しさをたたえた音色で奏でられる4本の線が、冒頭のシンプルなフーガから、より精巧な変奏曲やカノン、そして頂点となる不完全な最終フーガまでを、非常に自然に、気負うことなく描いていきます。さらに「コントラプンクトゥス14」(未完の三重フーガ) をニ長調の和音で終止させ、つづいて『フーガの技法』の初版の楽譜に収められているコラール『汝の御座の前に、われはいま進み出で』に入るという試みでディスクを締めくくります。このコラールは、バッハが死の床で書いたといわれていたもので、『フーガの技法』の初版譜に掲載しようというアイディアが誰からのものかはわかりません。しかし、このコラールは『フーガの技法』という傑作に対する賛辞、あるいは離別の曲のようでもあります。カザルス四重奏団の『フーガの技法』の演奏は、自然に歌うような演奏で、対位法の複雑に絡み合う線にからめとられてしまうようなことはありませんが、それでも『フーガの技法』の特殊な空気の後にこれがあると、なんだかとてもほっとするCDのしめくくりとなっています。 カザルス四重奏団は1997年結成。2000年にロンドン(現ウィグモア・ホール)国際弦楽四重奏コンクール優勝(ユーディ・メニューイン賞)、2002年にハンブルクのブラームス国際弦楽四重奏コンクール優勝を始めとする数々の国際コンクールで最高賞に輝いています。2005年バルセロナ市賞、2006年国民音楽賞を受賞。2015〜2019年にかけてベートーヴェンの弦楽四重奏曲録音を行うほか、多数のCDをリリース、世界的に高い評価を得ています。2007年の初来日以降、2009年、2011年、2014年、2019年に日本ツアーを行っています。2018年6月「サントリーホール・チェンバーミュージック・ガーデン2018」に招かれ、ベートーヴェン・チクルス(全6回)を行い絶賛を博しました。2020年9 月より「バルセロナ弦楽四重奏ビエンナーレ」の芸術監督も務めています。2022-2023シーズンに結成25周年を迎えます。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:● フーガの技法 BWV.1080● コラール『汝の御座の前に、われはいま進み出で』 BWV.668 カザルス四重奏団 ヴェラ・マルティネス・メーナー(ヴァイオリン) アベル・トーマス(ヴァイオリン) ジョナサン・ブラウン(ヴィオラ) アルナウ・ト−マス(チェロ) 録音時期:2022年3月 録音場所:スペイン、カルドナ城修道院 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明イタリアの名ハーピストたちによるデュオ・アルバム!イタリアが生んだバロック・ハープの第1人者、そして日本が世界に誇るハーピスト、長澤真澄、西山まりえ両氏の師匠として古楽ファンにお馴染みのハープ奏者マラ・ガラッシ。悲劇の女王マリー・アントワネットがヴェルサイユ宮殿で聴いたハープの調べを再現するという壮大な企画「天空のハープ」で大きな反響を呼んだマラ・ガラッシの新たなアルバムは、ギリシャ出身でミラノ市立音楽院における教え子のひとりでもある、フローラ・パパドプーロスとのデュオ・アルバム。 バロック期のドイツでは「ダビデハープ」(ダビデ王が描かれ、ブレイ・ピンにより意図的にビリついた音を出す造りを持ったハープ)をはじめ、様々なタイプのハープが使用されてきました。本アルバムは、これまであまり知られていなかったドイツのレパートリーをこの時代の5種類のハープを用いて紹介する好企画。作品は、ドレスデンの「"Musikalische Rustkammer」、シレジアの修道士ピウス神父のコレクションなど、ドイツの様々なコレクションから提供されています。アルバムの最後に収録されているイタリア協奏曲は、ハープ写本やリュート二重奏曲のスタイルをもとに彼女たちが編曲したものです。(輸入元情報)【収録情報】● シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス:パルティータ ニ長調(ヘ長調に移調)● 作者不詳:アントレー第14番● 作者不詳:メヌエット第16番● 作者不詳:メヌエット第11番● 作者不詳:アリア第12番● 作者不詳:アリア第1番● 作者不詳:ブーレ第5番● カイエターノ・シェガ:前奏曲● 作者不詳:ソナタ第1番● 作者不詳:アリア第8番 ブーレ● ヨハン・カスパール・フェルディナント・フィッシャー[1656-1746]:ハープ前奏曲● ヴァイス:協奏曲 Dal Weiss S.● ヴァイス:前奏曲ヘ長調● J.S.バッハ:イタリア協奏曲 BWV.971 マラ・ガラッシ(ハープ) フローラ・パパドプーロス(ハープ) 録音時期:2021年8月 録音場所:イタリア、ノマーリオ、サン・バルトロメオ・アポストロ教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)