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Vosne Romanee Les Chaumes ラ・ターシュの南東、マルコンソールの下に位置する1級畑。やや粘土が強くなり、リッチなボディのワインとなる。豊かで肉付きの良い赤いベリー系果実の芳醇な香りとスパイシーな余韻を感じるワイン。ヴォーヌのプルミエ・クリュの中でも下層に位置するショームは、非常に幅が広く、熟した、ふっくらとしたワインを生み出しています。 ニコルらしいエレガントスタイルが魅惑のヴォーヌ ロマネ レ ショーム 赤系フルーツとフローラルなアロマに、ドライハーブや杉の風味を感じます。イキイキとした酸、熟したタンニン、適度なグリップがあり、甘やかでほろ苦みを帯びた味わいをニコルらしいエレガントでなめらかなテクスチャーが支えるチャーミングな1本です。 生産者ニコル ラマルシュNicole Lamarcheワイン名ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ レ ショームVosne Romanee 1er Cru Les Chaumesヴィンテージ2020容量750ml解説ヴィノス: (88-90)点予想される飲み頃:2025 - 2038The 2020 Vosne-Romanée Les Chaumes 1er Cru offers maraschino cherries, orange blossom and light rose petal notes on the nose. Just a little smudged compared to Lamarche's other cuvées. The palate is very smooth with fine boned tannins, just a touch of spice that develops on the finish that is a little more austere at the moment, but it will flesh out with bottle age. Give it 2-3 years.(Vinous, March 2022) 父の偉業を継ぐ才女による改革でますます評価が上がる名門ドメーヌ ニコル ラマルシュ Nicole Lamarche 先代のフランソワ・ラマルシュは1985年の彼の父の死去に伴い、ドメーヌを引き継ぎました。彼の一番の功績は、北はロマネ・コンティとラ・ロマネの畑、南はラ・ターシュの畑に挟まれながら1級だった「ラ・グランド・リュ」のモノポール畑を1992年にグラン クリュに昇格させたことです。ドメーヌはほかに「グラン・エシェゾー」「エシェゾー」「クロ・ド・ヴージョ」の3つのグランクリュを所有しています。またその他一流のヴォーヌ ロマネの1級畑を所有しています。ドメーヌを軌道に乗せるためには、何年にもわたって努力が必要でしたが、その努力は1999年ヴィンテージから顕著にあらわれるようになり、ニコルが醸造学の課程を修了して父親のドメーヌに加わってから2年後の2005年からはワインに正確さ、精緻さが加わるなど劇的に進歩していきました。畑の栽培方法を有機栽培に変更し、樽の供給元を変更して新樽の使用量を減らすなどワイナリーの設備も変えていきました。 ラマルシュのワインは、2007年からすでにニコル主導で醸造されていました。2013年のフランソワの死以降も、ドメーヌの名に父の名を残してきましたが、2018年のヴィンテージより自らの名を冠した「ドメーヌ・ニコル・ラマルシュ」としてリリースを始めました。ニコルの目標は、それぞれのワインのテロワールを尊重し、伝統的なブドウ栽培を維持することです。ワインは力強さよりもテロワールを最大限に尊重した醸造が行われています。 ニコル ラマルシュ 一覧へ
生産者ミシェル グロMichel Grosワイン名ヴォーヌ ロマネVosne Romaneeヴィンテージ2020容量750ml
▶ ロマネコンティ DRC▶ モンラッシェ DRC▶ ラ ターシュ DRC▶ リシュブール DRC▶ ロマネ サン ヴィヴァン DRC▶ グランエシェゾー DRC▶ エシェゾー DRC▶ コルトン DRC▶ ヴォーヌロマネ プルミエクリュ DRC生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネコンティRomanee Contiヴィンテージ2002容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2009 - 2018The 2002 Romanee-Conti sports a nose of orange zests, stones, herbs, and violets. Its delicate, light to medium-bodied character opens to reveal silky layers of black cherries, black currants, fresh herbs, and roses. Firm, unresolved tannin can be detected in its lengthy finish. Projected maturity: 2009-2018.(153, The Wine Advocate 30th Jun 2004)
生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネコンティRomanee Contiヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 100点予想される飲み頃:2026 - 2075The 2016 Roman?e-Conti Grand Cru is a worthy successor to the profound 2015, wafting from the glass with aromas of wild berries, violets, peony, dark chocolate, cinnamon and exotic spices. On the palate, the wine is full-bodied, ample and satiny, with an ineffable sense of completeness, searing concentration without weight, a vibrant, indeed animating line of acidity, and a long, expansive finish that concludes with a judicious touch of mouthwatering bitterness. Wines like this are the foundation of the Domaine de la Roman?e-Contis reputation.(Interim January 2019 Week 1, The Wine Advocate, 5th Jan 2019)
生産者ブシャール ペール エ フィスBouchard Pere & Filsワイン名ラ ロマネLa Romaneeヴィンテージ1998容量750ml解説パーカーポイント: 87点予想される飲み頃:2015 - 2030Tasted at the La Romanée vertical at Domaine du Comte Liger-Belair. The 1998 La Romanée Grand Cru was a Bouchard Père et Fils bottling that came directly from their cellars for this tasting. It was picked on September 23. It has a dark cherry and mulberry-scented bouquet with equal fruité as the 1997, but without the same delineation or personality. The palate is medium-bodied with supple tannin, but the problem here is that the oak seems a little dominant and shaves away the complexity on the finish. It has the substance to last another 15 to 20 years, though it is lacking charm. Tasted June 2015.(Interim - July 2015, The Wine Advocate, 31st Jul 2015)
一貫性のある男性的な味わい 1990年に出版された、米国の評論家マット・クレイマーの「ブルゴーニュワインがわかる」に、DRCの共同経営者だったラルー・ビーズ・ルロワの興味深いコメントが載っています。「20年かかってようやく、ロマネ・コンティが最も偉大なブドウ畑であるわけがわかりました。そうなる前は、ラ・ターシュに惚れ込んでましてね」 世界の頂点に立つDRCとドメーヌルロワを手掛けてきた稀代の造り手マダム・ルロワをして、ロマネ・コンティをしのぐと思わせたことがあるラ・ターシュの魅力とはどこにあるのでしょうか?専門家の間で一致しているのは、品質の安定性です。ロマネ・コンティほど、ヴィンテージの影響を受けにくいのです。ラ・ターシュの畑は、ヴォーヌ・ロマネのグランクリュの最上部から最下部まで6.06ヘクタールに広がっています。標高にして250から300メートル。上部と下部では気温も土壌も異なりますが、逆にどのような年でも、一貫したスタイルと品質に仕上げやすい。岩盤はプレモー石灰岩か白い魚卵岩からなり、表土の厚さは上部と下部で異なります。1985年に斜面の中腹に溜池を造り、あふれた水はコンクリートの溝を通ってふもとに流れます。土壌自体も水はけに優れています。19世紀から20世紀初頭にかけての所有者はラ・ロマネで知られるリジェ・ベレール家です。不況と相続トラブルで売りに出され、エドモン・ド・ヴィレーヌとジャック・シャンボンが購入し、ドメーヌが所有していたレ・ゴーディショと統合しました。1933年から、ラ・ターシュと名乗れるようになり、モノポールとなりました。 世界中の評論家が称賛 ロマネ・コンティ以上に、長期熟成型で、濃密なストラクチャーを有し、リコリスや東洋のスパイスの香りがする男性的な味わいです。バランスの良さはいうまでもありません。世界中の評論家が賛辞を送っています。ワイン・スペクテイターのパー・ヘンリック・マンソンは、1945、1947、1949に100点を与えました。イギリスのデキャンター・マガジンが2004年に掲載した「死ぬまでに飲みたいワイン100本」に、ラ・ターシュは1990、1978、1966の3ヴィンテージが選ばれています。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ラ ターシュLa Tacheヴィンテージ1998容量750ml解説ヴィノス: 93(?+)点予想される飲み頃:NAGood red-ruby. Deep, complex nose combines cherry, raspberry, licorice, minerals and spices. Expansive, silky and sweet, but pure and fresh, with lovely incipient complexity and harmonious acidity. Finishes with firm, toothcoating tannins and terrific persistence. Also built for extended aging.(Vinous, March 2001) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名グラン エシェゾーGrands Echezeauxヴィンテージ2004容量750ml解説ワインスペクテーター: 93点予想される飲み頃:2010 - 2025The fruit is a touch darker than the Ech?zeaux, offering cherry, licorice and sandalwood aromas. This is also less forthcoming and tight, with a refined structure and plenty of finesse, suggesting greater potential for aging.--Non-blind 2004 DRC tasting (February 2007).(Wine Spectator, Issue: Web Only - 2012)
生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名エシェゾーEchezeauxヴィンテージ2000容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2015 - 2030The Ech?zeaux 2000 from Domaine de la Roman?e-Conti won the hearts of everyone around the table?one of those wines that you just cannot help falling for. It has a dark garnet core with thin bricking on the rim. The nose is actually reminiscent of a fine Musigny from de Vog??, a little introverted at first but it's just kidding with you and bursts open with infectious joie de vivre. The palate is medium-bodied, quite linear at first with superb tension and energy. No, it is not as complex as the Grands Ech?zeaux 2000 but that Loire-like, sappy finish is beguiling. Drink now and enjoy over the next 15 years. Given the growing season this performs way above expectations.(218, The Wine Advocate, 30th Apr 2015)
生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名エシェゾーEchezeauxヴィンテージ2007容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2010 - 2017The Domaine’s 2007 Echezeaux displays ripe red berry and star anise aromas; a tender fruit character, mingled with a hint of mocha and underlain by subtly saline meat stock on a silken palate, and a finish that preserves just enough of a fresh edge to its fruit to stimulate salivation and the desire for the next sip. Here is a 2007 that remains true to the personality it expressed early on in barrel, albeit with flattering textural refinement and a greater sense of purity. It’s small scale, but only in the non-derogatory sense of chamber music (two words I used to describe it and, amusingly, later heard from de Villaine). I imagine this charmer being best enjoyed over the next 5-7 years.(189, The Wine Advocate, 29th Jun 2010)
エレガントなミニ・ロマネ・コンティ ロマネ・サン・ヴィヴァンは少し地味なイメージがあるのですが、それは大きな間違いです。ラ・ターシュの力強さやリシュブールの華やかさにはかないませんが、香り高さにおいてはロマネ・コンティに次ぐワインです。DRCを何度も飲んだ経験のある目利きは、ミニ・ロマネ・コンティとして賛辞を惜しみません。ルーツは12世紀にサン・ヴィヴァン・ド・ヴェルジィ修道院が植え付けたル・クルー・ド・サン・ヴィヴァンまでさかのぼります。その一部は、後にロマネ・コンティと呼ばれるようになり、残りがラ・ロマネ・サン・ヴィヴァンとなったのです。革命後に売却され、畑の半分以上はマレ・モンジュ家の持ち物になりました。女性オーナーのジュヌヴィエーヴ・マレ・モンジュは、ロマネ・サン・ヴィヴァンの名声を高めようと、1966年から5.28ヘクタールの区画をDRCに貸し出しました。最初のヴィンテージの収量は1万8700本です。ワインは、ドメーヌ・マレ・モンジュの名前と紋章を印、ネックにはDRCが畑と醸造の責任者であることが記されていました。未婚で子供のなかったジュヌヴィエーヴが亡くなった後の1988年、DRCは彼女の相続人から約1000万ドルで畑を購入しました。資金調達のため、エシェゾー、グラン・エシェゾーのほかDRC所有のヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュが売却されました。ロマネ・サン・ヴィヴァンは少し地味なイメージがあるのですが、それは大きな間違いです。ラ・ターシュの力強さやリシュブールの華やかさにはかないませんが、香り高さにおいてはロマネ・コンティに次ぐワインです。DRCを何度も飲んだ経験のある目利きは、ミニ・ロマネ・コンティとして賛辞を惜しみません。ロマネ・サン・ヴィヴァンの畑は、DRCのオフィスの西側の、ロマネ・コンティやリシュブールより低い位置に広がっています。岩盤はウミユリ石灰岩が主体で、粘土や泥灰土が下層に広がっています。傾斜は3度から5度で、やや緩やかです。 植え替えで品質がさらに向上中 マレ・モンジュ時代は、収量の多いクローンが植えられていたため、DRCは購入後に、植え替えに乗り出しました。ロマネ・コンティの畑から選別して増やしたDRCクローンを接ぎ木する作業を2001年から始めて、作業を続けています。その効果が明確に出てくるのは、2020年から2030年と見られ、さらに品質が上がるのは間違いありません。 ロマネ・サン・ヴィヴァンは優雅で、バランスがとれていて、かぐわしい。スミレ、ラズベリー、バラの香水のアロマを放ち、セイバリーな味わい。ミュジニーに比肩される女性的なワインです。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネ サン ヴィヴァンRomanee St.Vivantヴィンテージ2012容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2017 - 2045The 2012 Romanée St Vivant, incidentally served before Richebourg rather than afterwards unlike previous years, was picked on September 28 and 29 at 24 hectoliters per hectare. There is a wondrous, ethereal purity to this 2012, a little more sumptuous than I recall it from barrel, with kirsch and freshly picked strawberries. As it opens, it gains more and more sensuality. The palate is rounded, almost curvaceous in the mouth, clearly more concentrated than the 2011 with a sense of authority and purpose, a bit of daring-do on the long finish. It leaves a slightly ferrous residue on the aftertaste, completing what is a marvelous and sensual Grand Cru. 1,148 cases produced.(217, The Wine Advocate 28th Feb 2015) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
DRCの中で最もお買い得 ロバート・パーカーがかねてらから力説してきたように、DRCの中で最もお買い得なのがグラン・エシェゾーです。熟成力という点では、ラ・ターシュをしのいで、ドメーヌの中で最長と、オベール・ド・ヴィレーヌが語っています。力強く、しっかりしたストラクチャーがあり、深みのある男性的な味わいです。栽培面積は3.52ヘクタール。全体の40%を占める最大の所有者です。グラン・エシェゾーには14の農家がいますが、ここでもDRCは独壇場です。畑の東側はクロ・ド・ヴージョの最も高い区画に接し、西側はエシェゾーに接しています。北にはミュジニーがあります。ブルゴーニュの評論家アレン・メドウズは、平均的なグラン・エシェゾーは平均的なクロ・ド・ヴージョを上回ると評しています。グラン・エシェゾーのトップに立つDRCのエシェゾーが、クロ・ド・ヴージョのトップクラスのドメーヌより優れているのは当然でしょう。グラン・エシェゾーはラ・ターシュやロマネ・サン・ヴィヴァンと同じ香りの枠組みを持っていて、リシュブールともよく似ているが、アジアのスパイスの香りに欠けるというのが、メドウズの評価です。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名グラン エシェゾーGrands Echezeauxヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2028 - 2058The 2018 Grands Échézeaux Grand Cru is a rich, muscular wine, unfurling in the glass with aromas of cherries, sweet berries, red fruit compote and plums mingled with subtle hints of exotic spices and peonies. Full-bodied, fleshy and broad-shouldered, with an ample core of fruit, powdery tannins, ripe acids and a long, heady finish. Out of the gates, the 2018 is something of a fruit bomb, but with time it should metabolize that puppy fat to become something special.(The Wine Advocate, Nov 11, 2022) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者シルヴァン カティアールSylvain Cathiardワイン名ヴォーヌ ロマネVosne Romaneeヴィンテージ2015容量750ml解説パーカーポイント: (89-91)点予想される飲み頃:2018 - 2028The 2015 Vosne-Romanée, matured in 50% new oak, finished its malolactic in October. It has a perfumed, quite floral bouquet, a mixture of blackberry and blueberry fruit with just a hint of crushed violet. The palate is medium-bodied with sappy red berry fruit, a subtle marine influence with a touch of sea salt on the vibrant finish. I expect this will land at the top of my banded score once in bottle.(The Wine Advocate, Dec 31, 2016)
DRCの王道に分け入るための入門ワイン エシェゾーはフラジェ・エシェゾー村にありますが、ワインはヴォーヌ・ロマネとして売られます。36.26ヘクタールの畑に84人もの所有者がいて、品質はばらつきがあります。51ヘクタールのクロ・ドヴージョと似ています。要は造り手を選ぶのが大切なのです。フラジェの北部で、シャンボル・ミュジニーに近いコンブ・ドルヴォーの裾に位置していて、石灰岩と泥灰岩が入り混じり、粘土ローム層も含まれています。標高260から300メートルに広がり、非常にゆるい傾斜になっているので、一見すると平坦な畑に見られます。土壌の多様性という点で、ヴォーヌ・ロマネで最も複雑な畑の一つです。 DRCはレ・プライエールとクロ・サン・ドニの計4.67ヘクタールの畑を耕作しています。1988年にマレ・モンジュ家からロマネ・サン・ヴィヴァンの区画を買収する際に、自社畑を保険企業に売却したため、メタヤージュ(折半耕作)をしています。平均樹齢は35年と若いのですが、チャーミングで早くから楽しめるワインです。バランスの良さとエレガンスは際立っていて、エシェゾーの先頭打者であり、DRCの入門編でもあります。いきなり、3つ星のフレンチや寿司屋で食事しても、そのポテンシャルの全容が理解できないように、ロマネ・コンティやラ・ターシュの深遠なる世界に分け入るには、一定の経験と技量が必要です。近道はありません。まずは、エシェゾーから始めるのがDRCを極める王道です。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名エシェゾーEchezeauxヴィンテージ2018容量750ml解説ヴィノス: (92-94)点予想される飲み頃:2023 - 2045The 2018 Echézeaux Grand Cru has a very deep hue. The extraordinarily pure bouquet features black cherries intermingling with blueberry and oyster shell, and later a hint of potpourri. The palate is medium-bodied with fine tannins, edgy and stony, with dark berry fruit and a little spicier than I recall apropos of previous Echézeaux at this stage. It might just need a little length, but otherwise it is a wine determined not to be outshone by its Grand Cru siblings.(Vinous, Jan 2020) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者ドメーヌ ポワゾDomaine Poisotワイン名ロマネ サン ヴィヴァンRomanee St.Vivantヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)+点予想される飲み頃:NAThe 2019 Romanée-Saint-Vivant Grand Cru exhibits scents of sweet red berries, spices, rose petals, loamy soil and creamy new oak. Medium to full-bodied, with a rich core of fruit, lively acids and ripe structuring tannins, it's the amplest and most powerful wine in Poisot's range.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021)
生産者 ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティDRCヴィンテージ2006ワイン名グラン・エシェゾーGrands Echezeaux容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2013 - 2025The Domaine's 2006 Grands-Echezeaux is altogether less charming and flattering than its ostensibly lesser sibling, leading as it does with fresh red meat and pronouncedly saline, marine mineral notes even in the nose. In the mouth, this is relatively spare but formidably-concentrated and finely-tannic, with cedar, tartly-edged though ripe black fruits, and alkaline mineral notes that carry into a striking, bloodily carnal and almost briny finish. Here is Pinot Noir in its role as a mirror for human flesh and bone. What I see sends shivers down my spine and excites my imagination, but the wine seems to have no intention of flattering me. I didn't encounter another Pinot at all like this in the vintage, and it should be fascinating to follow for a dozen or more years, but unlike the Echezeaux, I would not plan to open any bottles for at least another 3-4. (186, The Wine Advocate 22nd Dec 2009)
Vosne Romanee Les Chaumes ラ・ターシュの南東、マルコンソールの下に位置する1級畑。やや粘土が強くなり、リッチなボディのワインとなる。豊かで肉付きの良い赤いベリー系果実の芳醇な香りとスパイシーな余韻を感じるワイン。ヴォーヌのプルミエ・クリュの中でも下層に位置するショームは、非常に幅が広く、熟した、ふっくらとしたワインを生み出しています。 0.56haと極小な畑から造られる貴重な今飲んで美味しい赤ワイン 2021年のニコルのワインは全体的に2021年らしいエアリーでライトな印象となっています。ミディアムボディ―にイチゴやチェリータルトに軽くシトラスの風味を感じ、タンニンは優しく、今飲んで美味しい早飲みできるワインです。 生産者ニコル ラマルシュNicole Lamarcheワイン名ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ レ ショームVosne Romanee 1er Cru Les Chaumesヴィンテージ2021容量750ml解説ヴィノス: (86-88)点予想される飲み頃:2024 - 2030The 2021 Vosne-Romanée Les Chaumes 1er Cru comes from 0.56-hectares of vine. Again, this is light and airy on the nose, with faint red cherry and strawberry fruit that needs more terroir expression. The palate is mediumbodied with light tannins, tart red cherry and redcurrant, with a touch of citrus notes, though it comes a bit generic on the finish. Early-drinking.(Vinous, November 2022) 父の偉業を継ぐ才女による改革でますます評価が上がる名門ドメーヌ ニコル ラマルシュ Nicole Lamarche 先代のフランソワ・ラマルシュは1985年の彼の父の死去に伴い、ドメーヌを引き継ぎました。彼の一番の功績は、北はロマネ・コンティとラ・ロマネの畑、南はラ・ターシュの畑に挟まれながら1級だった「ラ・グランド・リュ」のモノポール畑を1992年にグラン クリュに昇格させたことです。ドメーヌはほかに「グラン・エシェゾー」「エシェゾー」「クロ・ド・ヴージョ」の3つのグランクリュを所有しています。またその他一流のヴォーヌ ロマネの1級畑を所有しています。ドメーヌを軌道に乗せるためには、何年にもわたって努力が必要でしたが、その努力は1999年ヴィンテージから顕著にあらわれるようになり、ニコルが醸造学の課程を修了して父親のドメーヌに加わってから2年後の2005年からはワインに正確さ、精緻さが加わるなど劇的に進歩していきました。畑の栽培方法を有機栽培に変更し、樽の供給元を変更して新樽の使用量を減らすなどワイナリーの設備も変えていきました。 ラマルシュのワインは、2007年からすでにニコル主導で醸造されていました。2013年のフランソワの死以降も、ドメーヌの名に父の名を残してきましたが、2018年のヴィンテージより自らの名を冠した「ドメーヌ・ニコル・ラマルシュ」としてリリースを始めました。ニコルの目標は、それぞれのワインのテロワールを尊重し、伝統的なブドウ栽培を維持することです。ワインは力強さよりもテロワールを最大限に尊重した醸造が行われています。 ニコル ラマルシュ 一覧へ
▶ ロマネコンティ DRC▶ モンラッシェ DRC▶ ラ ターシュ DRC▶ リシュブール DRC▶ ロマネ サン ヴィヴァン DRC▶ グランエシェゾー DRC▶ エシェゾー DRC▶ コルトン DRC▶ ヴォーヌロマネ プルミエクリュ DRC生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネコンティRomanee Contiヴィンテージ1997容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2001 - 2012The 1997 Romanee-Conti reveals a saturated dark ruby color as well as a mouth-watering nose of leather, juniper berries, cherries, and spices. On the palate, it marvelously combines the powerful, ripe fruit characteristic of the vintage with magnificent delineation and elegance. This soy sauce, licorice, flower, as well as blackberry flavored wine is dense and concentrated, yet lace-like and gloriously precise. It stands, as is expected given its rarity, price, and reputation, as one of the stars of the vintage. Projected maturity: 2001-2012+.(125, The Wine Advocate 30th Oct 1999)
生産者ドメーヌ ルロワDomaine Leroyワイン名リシュブールRichebourgヴィンテージ1992容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2000 - 2004The fully mature ruby/amber-colored 1992 Richebourg reveals roasted vegetable, spice, and herbal aromatics. Medium-to-full-bodied and firm, this wine had loads of spice-imbued black cherries that I fear will dissipate before its tannins. Drink it over the next 4 years.(131, The Wine Advocate, 28th Oct 2000) ドメーヌ ルロワ一覧へ
生産者ジャン グリヴォJean Grivotワイン名ヴォーヌ ロマネ レ ボシエールVosne Romanee Les Bossieresヴィンテージ2015容量750ml 5世代に渡る情熱的な家族ドメーヌ ジャン グリヴォ Jean Grivot ドメーヌ・ジャン・グリヴォは、ブルゴーニュワインの名門中の名門です。1987年にエティエンヌ・グリヴォと妻のマリエル(シモンビーズ 4代目パトリック・ビーズの妹)が、エティエンヌの父ジャン・グリヴォから引き継ぎました。数年前からエティエンヌとマリエルの娘、マチルド・グリヴォが家族ドメーヌに参画しました。マチルドは、英デカンターのジェニ・チョ・リーMWが紹介した、2020年の最高品質の最もエキサイティングなワインを造る10人に選出され、ピエール イヴ コラン モレ、シャルル・ラショーなど人気の生産者と肩を並べています。最近改装されたワイナリーとセラーは、グリヴォのぶどう畑のほとんどがあるヴォーヌ・ロマネにあります。ドメーヌは何世代にもわたって、現在の15.5ヘクタールの広さになり、クロ・ド・ヴージョ、エシェゾー、リシュブールの3つのグラン・クリュを所有しています。環境・土壌に配慮したブドウ栽培環境への影響を最小限に抑えた栽培をモットーとしており、畑では化学薬品の使用をできるだけ避けています。そしてリシュブール、エシェゾー、ボー・モン、スショの各地区の畑では、馬で耕し土壌への影響を最小限に抑えるようにしています。 グリーン・ハーベストを行い果実の質を高めるなど、畑やセラーで最善の方法を実践しています。この努力の結果、健康で熟した(フェノール値と糖度の両方が高い)、深みのある凝縮感と味わいのある果実を得ることができました。ワインが奏でるハーモニーセラーでは、マチルドがバランスとテロワールの明確な表現を目指し、父の経験豊かで賢明な指導のもと、シルキーで洗練されたタンニンのワイン造りを行っています。ぶどうは完全に除梗され、12?15度で5?7日間の発酵前マセラシオンを施します。発酵は自然に始まり、この発酵が始まる前に少しパンチングダウンを行います。発酵後、1日1回のポンピングオーバーを経て、15ヵ月間の樽熟成を行います。ヴィンテージにもよりますが、新樽の割合は、村名のアペラシオンでは25%前後、プルミエ・クリュでは30-40%、グラン・クリュでは40-45%となっています。ここ数年、ジャン・グリヴォは、ヴォーヌ・ロマネのトップかつ最も安定したドメーヌの1つとして高く評価されています。 ジャン グリヴォ 一覧へ
特級畑エシェゾーの中でもボーモンに隣接する『ルージュ・デュ・バ』の0.8haから造られる極上品 アルヌー・ラショーが所有する区画は、エシェゾーの中でも中腹の斜面にあるルージュ・デュ・バと呼ばれる表土の薄い小区画。標高約270?280mにある、東向きの日当たりの良いテロワールから、糖度と酸をしっかりと保持したブドウが成熟します。力強い濃密な果実味に引き込まれ、きめ細かなタンニンと繊細なミネラルが調和したエレガントな表情に魅了される、極上のエシェゾーです。 生産者アルヌー ラショーArnoux Lachauxワイン名エシェゾーEchezeauxヴィンテージ2013容量750ml解説ヴィノス: 91点予想される飲み頃:2020 - 2029(70% vendange entier; 100% new oak): Bright, dark red. The nose offers a sexy amalgam of redcurrant, rose petal, iron, smoky oak and truffley underbrush. Quite silky and plush for the year but the ripe red fruit and soil flavors are accented by an element of peppery herbs. Finishes ripe, smooth and long. Deceptively approachable today, but has the stuffing for a graceful evolution in bottle. I like the stem influence here.(Vinous, November 2015) 若きシャルルの作る『ミニ・ルロワ』 アルヌー ラショー Arnoux Lachaux ロバート・パーカーはブルゴーニュを評価していたはるか昔、ヴォーヌ・ ロマネのロベール・アルヌーを、「ミニDRC」と呼びました。アルヌー・ラショーに名前を変えて、当主パスカル・ラショーの長男シャルルが参画して革新を進める今、ドメーヌ・アルヌー・ラショーは「ミニ・ルロワ」と呼んでいいかもしれません。ブルゴーニュでは、新世代の若手が意欲的なワイン造りで、父とは異なるワインを産み出しています。ビオディナミへの転換、醸造過程での亜硫酸無添加や全房発酵の導入などが主な手法ですが、ドメーヌ・アルヌー・ラショーのシャルル・ラショーは中でも先頭を走っている1人です。シャルルの父パルカル・ラショーは2012ヴィンテージから、息子にワイン造りのすべてを任せ、口出しはせずに好きなようにさせました。30歳のシャルルは4年前に飲んだ、ドメーヌ・ルロワに衝撃を受けて変わってきました。「ヴィラージュのワインだったが、それまでに飲んだ中で最高のワインだった。エモーションにあふれていた。彼女の栽培手法を批判する人が多かったが、目を見開かされた」ラルー・ビーズ・ルロワと親交を深めて、夏季に伸びた新梢の先端を切る摘芯(ロニャージュ)を行わないようになりました。ルロワの畑でみられるように伸びた枝を編み物のように束ねるトリコタージュをしています。枝の先端は成長に必要なエネルギーを生み出す器官が集中しており、これにより、光合成が活発になり、より多くのエネルギーがそれぞれのブドウに行き渡ります。 キャノピーの管理は早熟を促し、ブドウが完熟しても糖度が低い状態で収穫できるという利点があります。現在、ルロワとドメーヌ・ビゾのジャン・イヴ・ビゾがこの管理方法を実践しています。このキャノピー管理には、2倍の時間と4倍の作業員が必要ですがそれだけの価値はあります。アルヌー・ラショーのワインは、驚くほどのエネルギーとエレガンスを備えており、ヴォーヌとニュイを最もよく表現しているワインに仕上がっています。「年々、人手が必要になっています。仕事は正確に、手作業で行わなければなりません」とシャルルは語っています。 アルヌー ラショー 一覧へ
生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名グラン エシェゾーGrands Echezeauxヴィンテージ2014容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2019 - 2039The 2014 Grands Echezeaux Grand Cru was picked on 23 and 24 September at 32.5 hectoliters per hectare. Slightly deeper in color compared to the 2014 Echezeaux, it is undeniably a tangible step up in intensity and complexity, offering disarming raspberry, crushed strawberry, and crushed limestone that almost verges on flintiness. It has beguiling purity and focus. The palate is medium-bodied with a noticeably grippy entry. It has a strong saline seam, structured but not a dense Grands Echezeaux. It gently fans out on the finish with pretty, mineral-soaked red fruit, although the aftertaste is not as prolonged as some of the greatest vintages I have tasted from this esteemed vineyard. Nevertheless, it remains a supremely gifted wine that will bestow two, possibly three decades of drinking pleasure. Tasted February 2017.(229, The Wine Advocate 1st Mar 2017)
生産者ジャン マルク ミヨJean Marc Millotワイン名エシェゾーEchezeauxヴィンテージ2021容量750ml ピノ・ノワールのピュアな果実味、エレガントで透明感のある、テロワールを表現 ジャン マルク ミヨ Jean Marc Millot ドメーヌ・ジャン・マルク・ミヨは比較的新しいドメーヌで、1992年からブドウの栽培と自社畑のワイン造りを行っています。ドメーヌの本拠地は、ニュイ・サン・ジョルジュですが、グラン・エシェゾー、エシェゾー、クロ・ヴージョの3つのグラン・クリュと、トップ・プルミエ・クリュの一つである「レ・スショット」などヴォーヌ・ロマネの最高のブドウ畑を所有しています。2014年には、ジャン・マルクの娘であるアリックスが着任し、ブドウ栽培とワイン醸造の全責任を担うようになりました。彼女のインスピレーションとエネルギーによって、時代に沿った先進的なドメーヌへと進化しており、ドメーヌの繊細なスタイルを維持しつつ、その品質は年々向上しています。畑は認証は受けていませんが有機栽培で、ブドウの樹は平均樹齢50年以上と非常に古いものです。収穫量を制限しており、生産されるワインは凝縮感があり、余韻が長いのが特徴です。ブドウは除梗され、選果台で選別され、低温で長いマセラシオンを行います。天然酵母を用いて発酵させ、ブルゴーニュ産のオーク樽で12ヶ月から16ヶ月熟成させます。ろ過、清澄処理は滅多に行わず、冷涼なセラー内で重力を利用してボトリングしています。その結果、ピノのピュアな果実味に支えられた、透明感のある、テロワールを見事に表現したワインが生まれました。ドメーヌは現在、硫黄を使用せず、全房で醸造した自然派ワインのキュヴェ(アリゴテ、コート・ド・ニュイ「ル・ヴォークラン」、パストゥグラン「レゾートロ」)を造っており、当初はあまり知られていなかったこれらのワインは、現在では高い評価を得ています。かつてアンダー・ザ・レーダーと言われたドメーヌですが、活気横溢なアリックスによって、著名な評論家やブルゴーニュワイン愛好家から高く評価されるドメーヌへと進化を遂げ、今後最も注目されるドメーヌの1つとなるでしょう。 ジャン マルク ミヨ 一覧へ
▶ ロマネコンティ DRC▶ モンラッシェ DRC▶ ラ ターシュ DRC▶ リシュブール DRC▶ ロマネ サン ヴィヴァン DRC▶ グランエシェゾー DRC▶ エシェゾー DRC▶ コルトン DRC▶ ヴォーヌロマネ プルミエクリュ DRC生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネコンティRomanee Contiヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:NAAn extraordinary as well as extraordinarily intense aromatic display greets you from the glass of 2006 Romanee-Conti. Rose petals, griotte cherries, almond extract, mint, and cinnamon once again put me in mind of archetypal pinot with a soupcon of Gewurztraminer. The remarkable perfume and spice continue inner-mouth, allied to a silken textural refinement (as if the tannins were self-dissolving); to pure, fresh, but not at all superficially sweet cherry and raspberry essence; and to deep, marrowy meatiness and hints of truffle and forest floor. This pivots at midpoint, as it were ? though far more subtly than does its Richebourg sibling ? from perfume and fruit to almost sinister animal and mineral suggestions. The finish here is at once positively ethereal and deeply, darkly mysterious, like lingering harmony at the extremes of audibility. I suspect it will also outlive the other wines from this estate and vintage.(186, The Wine Advocate 22nd Dec 2009)
ロマネ・コンティ 独自のエレガンス 赤ワインの最高峰。世界で最も高価で、知名度の高いワインです。収穫年から3年目の初頭にイギリスでお披露目されます。日本で市場に出るのは3年目の秋です。ヴォーヌ・ロマネ村の1.8ヘクタールの畑からの生産量は平均6000本前後。この数字は作柄によって、大きく変動します。雹害で収量が激減した反動で豊作となった2017年は7524本でしたが、大勢の死者が出た猛暑の2003年は3575本まで落ち込みました。雨が降ってミルデューやカビに見舞われた年は、選別が厳しく、生産量は減少します。妥協なき姿勢が、安定した高品質につながっています。畑は東南東に向いているため、柔らかい朝日から夕方まで長時間にわたり当たり、ブドウの熟度が上がります。斜面の中腹にあり、標高は260から270メートル。5度から15度の傾斜があり、水はけがよい。ヘクタール当たり1万4000本の植栽密度で植えられたブドウ樹は競い合って、石灰岩の亀裂や断層のすき間をぬって地中深くに根を伸ばし、複雑な養分を吸い上げます。 無限のアロマ、シルキーな質感、球体的なバランス 理想的な地勢に、ビオディナミによる栽培、土壌に負担をかけない馬による耕作など、造り手の数しれぬ努力が加わり、優美で複雑な香り、シルキーな質感、繊細で旨味ののった味わい、球体的なバランス感に支えられたエレガンスを生み出します。熟成するとしおれたバラ、なめし革など、無限のアロマがグラスからあふれ出し、テロワールの偉大さを物語ります。リリース仕立てで飲んでも、しなやかなテクスチャー、豊かなアロマ、バランスの良さは伝わってきますが、それではもったいない。熟成させてこそ、ロマネ・コンティにしかない境地が体験できるのです。そこを読み取れない人には、なかなか感動を得難いワインかもしれません。逆に、その片鱗でも感じられる人なら、価値を理解できるに違いありません。2000年代以降のブルゴーニュは、ヴィンテージによって品質がばらついていますが、ロマネ・コンティについては、飲んで失望させられることはありません。コート・ドールの最高の立地の畑から生まれる独特の世界がそこには存在するからです。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネコンティRomanee Contiヴィンテージ2018容量750ml解説ヴィノス: (96-98)点予想される飲み頃:2026 - 2055The 2018 Romanée-Conti Grand Cru sports a limpid ruby color. It is quintessential "RC" on the nose, which features crystalline scents of wild strawberry and cranberry fruit, crushed limestone, oyster shell and pressed rose petal. With aeration there is even a suggestion of crushed flint. The palate is medium-bodied with super-fine tannins that frame the ethereal red fruit. Understated yet imbued with stunning elegance. The finish seems to go on forever. Remarkable.(Vinous, Jan 2020) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名エシェゾーEchezeauxヴィンテージ2003容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2005 - 2019Unquestionably the finest Echezeaux I have encountered from this famed estate, the 2003 explodes from the glass with candied raspberries, violet, and red cherries. Stunningly marrying elegance with richness and density, this medium to full-bodied wine is ample, pure, and velvety-textured. Loads of sweet red fruits are found in its persistent, sensual character. Drink it over the next 12-14 years.(160, The Wine Advocate 29th Aug 2005)
▶ ロマネコンティ DRC▶ モンラッシェ DRC▶ ラ ターシュ DRC▶ リシュブール DRC▶ ロマネ サン ヴィヴァン DRC▶ グランエシェゾー DRC▶ エシェゾー DRC▶ コルトン DRC▶ ヴォーヌロマネ プルミエクリュ DRC生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネコンティRomanee Contiヴィンテージ1996容量750ml解説パーカーポイント: (96 - 98)点予想される飲み頃:NAThis is among the world's most expensive wines (as far as I know only certain late harvest wines from Germany are more expensive). It has a gorgeously bright dark ruby/purple color and extremely complex aromatics of fresh herbs, Asian spices, creamy cherries, super-ripe blackberries, and vanilla-imbued oak. This superb wine offers a mouthful of silky-textured cherries, blueberries, plums, boysenberries, earth, minerals, and spiced oak. This masterpiece is full-bodied, dense (yet extremely elegant and defined), thickly-textured, and immensely concentrated. Moreover, I sensed this wine was holding a significant amount in reserve!(118, The Wine Advocate, 31st Aug 1998)
生産者バロン テナールBaron Thenardワイン名グラン エシェゾー グラン クリュGrands Echezeaux Grand Cruヴィンテージ2018容量750ml モンラッシェで2番目の大区画を所有する歴史あるドメーヌ バロン テナール Baron Thenard 1842年にテナール家がジヴリにドメーヌを設立。その30年後、ポール・テナール男爵がシャサーニュ・モンラッシェの2つの大きな区画を取得し、モンラッシェで2番目に大きな畑の所有者となりました。 ピュリニー側は東西方向に向かってぶどうの樹が植えられており、シャサーニュ側のぶどうの樹は南北方向に植樹されています。テナール家のこの大区画は、ポールが死去する直前に家族経営の会社を設立したため、ブルゴーニュには珍しく分割されないまま存続しています。「ルモワスネ」と長期契約を結びこのテナール家のモンラッシェを独占的に販売していましたが、現在ではテナール家がドメーヌ名でワインの大部分を販売し、残りはネゴシアンに販売しています。 バロン テナール 一覧へ
生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名コルトンCortonヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2028 - 2055A worthy successor to the brilliant 2019, the 2020 Corton Grand Cru exhibits aromas of dark wild berries, violets, baking chocolate and forest floor. Full-bodied, deep and concentrated, with a velvety attack that segues into a layered, vibrant mid-palate, it concludes with a precise, penetrating finish.(The Wine Advocate, Feb 01, 2023)