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商品情報コメント東京から岩手県花巻市大迫町に地域おこし協力隊として2015年に移住して来た鈴木寛太さん。 大迫町内川目の畑でワイン用ぶどうのロースラーを栽培しています。 2019年に酒類販売免許を取得して地元エーデルワインで委託醸造を行い、自身の名前を入れた、「KANTAWINE」が完成しました。 昨年収穫したぶどうを使い、ビンに詰めたばかりの若いワインです。 色は赤色というより、黒色で、タンニンが強く、とてもスパイシーな味で、お肉料理にはもちろん、カレーライスや豚の角煮等に合わせると更に美味しくなります。 ラベルは花巻市のデザイナー・723DESIGNの高橋菜摘さんがデザイン。 オールドな雰囲気のラベルの中には、漫画「ハヤチネ」の作者、福盛田藍子さんによる「かんたはうす運営組合」のイメージキャラクターのイラストが書かれており、1本にぶどうの愛と大迫地域への想いがぎゅっと詰まったワインに仕上がりました。 【ロースラーについて】 ぶどう品種のロースラーは日本では非常に珍しい品種であり、日本どこ探しても、岩手県花巻市大迫町にしかないぶどう。 今から55年前。花巻市大迫町はオーストリアのベルンドルフ市と友好都市になり、そのご縁で、譲られたのがロースラーです。※2023年産のものとなります。内容量750ml×4本(アルコール度数:12.5%)配送方法常温提供元かんたはうす〒028-3202岩手県花巻市大迫町大迫申込可能な期間通年発送可能な時期通年ご注意※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。寄附申込のキャンセル・返礼品の変更・返品はできません。あらかじめご了承ください。ロースラー ワイン KANTA WINE 2023(赤) 750ml×4本セット かんたわいん かんたはうす たくさんの想いがつまった夢のワイン 他の本数はこちら▽ ロースラーワイン KANTA WINE1本セット ロースラーワイン KANTA WINE2本セット ロースラーワイン KANTA WINE3本セット 8
■1ケース(12本)でのお届け価格です。 ■同梱不可!ほかワインとの同梱はできません。 ■インポーター希望小売価格@4,100円(税別) ■送料無料 [ >>クール便ご利用時のルールはこちら ] └(北海道・沖縄県・クール便代除く) 【商品詳細】 >>こちらの単品販売のページをご覧下さい。
[三度の] #1 Red Wine of the Year ◎ナパを代表するハンドメイドの超・限定品。 トレフェッセンが誇る、完全限定のハンドメイド・キュヴェ、『ヘイロー』に最新’17年が到着致しました。 ▼ 2017年度、全米年間No.1赤ワイン 試飲ボトルを生産者からのサンプル送付に頼らず、実費購入で行う公平性、さらに評価誌最古参という長い歴史から、業界人や玄人筋、飲食関係者などに熱心な読者を抱え、静かながらも高い信頼度を誇るメディアに、コノイシュアーズ・ガイド(Connoisseurs' Guide to California Wine)があります。 彼らが年間でたった一本のみだけを選出する、【Number One Red Wine of the Year】の2017年度版に見事選ばれたワインが 『ヘイロー・’13』。米国最上の赤ワインに選ばれた作品は、オーパスでもハーランでもジャンセンでもなく、この老舗ファミリーの限定フラグシップでした。因みに’09年、’12年に続いて三度目の同賞受賞となります。 トレフェセンではスローな、しかし真摯な時間が流れます。大資本による買収劇が相次ぐナパ・ヴァレーにあって、いまだ40年以上の長きにわたって一族経営。 ワイナリーの建物は1886年に建築されたもので、電気がなかった当時は馬がウインチを引いて、摘んだブドウを3階まで上げ、そこで破砕して重力のみで2階まで移動。発酵させてから1階で熟成させていました。 かのロバート・モンダヴィでさえ、グラヴィティ・フローを強く意識しはじめたのはオーパス・ワンを造り始めてからだと言いますから、まさにそのはしりだったと言えます。 2014年の8月24日にナパを襲った地震にて歪みが発生してしまったため大規模な修繕を行いましたが、それまで変えたのは土のままだった1階の床をコンクリートにしただけ…と言います。1988年にナパ唯一の19世紀の木造建築&重力を使ったワイナリーとして内務省によって歴史的建物に登録されました。 そこで造られる最高峰のワインがヘイローであり、名称はトレフェセンの子供達、ヘイリーとローレンからとったもの(なのでHaloではなくHaLo)。 2022年現在、100点ワイナリーからも’20年が出始めましたが、ヘイローはこの’17年が日本現行ヴィンテージ。自社畑のみ、粒選りのブドウのみから丁寧に作られる、究極のハンドメイド・ワインは超限定品。日本初上陸時の割り当ては、なんと≪2本≫という100点獲得時のハーラン並の本数でした(年産500〜600箱)。 ナパは南へ行くほど冷涼になりますが、トレフェセンは中でも南端近くのオーク・ノールにあります。そのため酒質は上品かつ涼しげ。 この手のスタイルは、「ナパ・カベはやっぱり濃厚&ジューシー!」という方には物足りないとお感じになるかもしれませんが、トレフェセン自身もそれを良く判っており、自らが抱える葡萄に最もマッチした、エレガント・スタイルの質を追求し続けています。 その突き詰めた最終形こそがこのヘイローであり、きれいなアロマ、しなやかなタンニン、美味しい酸…飲んでいて満足感に浸りながらも疲れない、「癒し系ナパ」としてはまさしく最高傑作。 No.1に選ばれた先がコノイシュアーズ・ガイドであるあたりが、まさにそれを物語っています。 ◎Connoisseurs’ Guideより 【CG95点】 「As always, a very rich and expressive Cabernet Sauvignon that shows exceptionally well in its youth, the latest in a lengthy string of Trefethen HaLo successes is a lavish wine long on deep fruit with a healthy measure of slightly caramelly oak in support. It is a big and potent wine, but it is not overdone, and its very fine tannic structure ensures a good decade of age, yet it is so very rich and outgoing now that is it is bound to test the patience of dedicated Cabernet collectors who are lucky enough to have a few bottles tucked away in their cellars.」 【▼オリジナル木箱発送について】 ※ヘイロー3本以上お買い上げの場合、ワイナリのオリジナル木箱(3×1段の3本入り)での発送が可能となります。ご希望の方は、下記の木箱発送オプションより「希望する」をお選び下さいませ。なお、商品と木箱の年号が異なる場合が御座います(右画像はサンプルです)。 ■木箱は現地からの輸送に使用されたもののため、配送シール貼付、傷、汚れなどがある場合が御座います。御了承下さいませ。 果実はエステート・ヴィンヤードの最高ブロック、『ヒルスプリング』から100%。カベルネ・ソーヴィニヨン100%。新樽比率100%のフレンチ・オークで30ヶ月の樽熟成。高い新樽比率と長期の樽熟も、トレフェセンの優雅な葡萄にとってはちょうど良いのです。 ●さらりとエレガントに寄り添う、静寂系ナパの最高峰。 ■三本で木箱封入
[RP100/DC100点] 英米W満点 ◎名門栽培家自らが手掛ける作品…所謂「グロウワーズ・ワイン」。中でもナパ究極…の呼び声高き銘柄が 『VHR』。 ▲今から8年前、上記のように申し上げ、「数多のオークヴィルの大物…その母体となってきたサンクチュアリがいよいよ自ら動き出した」…とお伝えしたVHRに、最新’19年が到着。 そしてこの’19年にて、見事アドヴォケイト誌から【RP100点】を受賞!更に英デキャンター誌からも【DC100点】を獲得!この英米ツイン・パーフェクト達成ナパは数える程しか存在しないうえ、現状この価格で手に入るものなど他に皆無です。 オークヴィルの境界付近、南西コーナーの果て。奇しくも、こちらも英米ツイン満点達成の二社、『ハーラン』と『ドミナス』の間にその畑はあります。 マヤカマス山麗の起伏に富んだ森林を開墾し、果樹園が造られたのは1884年。そのおよそ70年後、現オーナーのフィリップス・ファミリーがこれを取得し、三世代に亘って葡萄木を植樹。大切に手入れされた、美しく広がる70エーカー…七区画にて、類稀なるカベルネ・ソーヴィニヨンが育まれています。 ◎名手たちが隠し抜いたそのフルーツ・ソース。 古来からこの畑には、黒系ベリーが究極に凝縮し、複雑なフレーバーが幾重にも重なる、滑らかなタンニンとベルベットのようなしなやかさを持つ葡萄が実りました。 それを求めてやって来たのは、【RP100点組】で言えば、『レイル』に『ボンド』、美食界の帝王『ケイクブレッド』等。 更には「元祖天才」による覇道のカベルネ『エチュード』、そして『ロバート・モンダヴィ』に加え、アンドレ・チェリチェフ存命時の『ボーリュー』も。 他所にソースを知られたくなかったのか、各ワイナリーはこの畑からの葡萄を用いていることをオフィシャルしませんでした。故に広く知られることなく、当の栽培家はただただ最高級フルーツを粛々と育み続けるのみ。 いつしか「ナパ最上の、名も無きの影の名園」と呼ばれるようになった畑…それこそが『ヴァイン・ヒル・ランチ』。その期間、なんとおよそ50年。 ◎遂に動き出した伝説の栽培家。二代目の決断。 50年間も静かにオークヴィルを裏から支え続けたVHRの転機は、世代の交代によりもたらされました。 2004年、家長ボブ・フィリップの息子、ブルース・フィリップが、数年前から栽培監修を受けていたマイケル・ウルフ(Michael L. Wolf:右下画像/ナパ栽培家四天王の一角。担当した畑にはハーラン、ボンド、ルイス、ダックホーンらも。スケア・クロウの現栽培責任者。ベクストファー家のマネージングも)に自家元詰めワイン造りの相談をもちかけます。 ただし、自らの果実がどれほど評価されようと、頑固一徹、専業栽培家としての仕事を貫いてきた父の誇りはしかと受け継ぎ、あくまでメインはグロウワー。 結局、栽培した果実の"10%だけ"を使用して、手を広げずにただ一種のカベルネのみを仕込むことが決定。それが2008年のこと。 これまで影のレジェンド・グロウワーとして、オークヴィルの名品たちを裏から支え続けた伝説の栽培一家は、満を持して『VHR』の名で自らの元詰めボトルを世に送り出したのです。 ▼ヴァイン・ヒル・ランチ(Vine Hill Ranch)ボブが独自レーベル始動のために招聘した醸造家がフランソワ・ペション(Françoise Peschon)。 かの『アラウホ』の醸造責任者を14年間務め上げ、現在もコンサルタントを任される女流醸造家の最高位とされる人物です。 因みにアラウホもマイケル・ウルフのクライアント。 伝説の畑×稀代の栽培家×最高の醸造家というカルテットにより僅か300ケースばかりが産み落とされたVHRの処女作は【RP95点】の鮮烈のデビューを飾ります。 当時の担当レビュワー、A・ガローニをして「One of the most exciting debuts in Napa Valley.」とまで言わしめました。 翌年にはスペクテイター誌よりナパの【8 Impressive New Faces】に選出されるわけですが、それで浮き足立たつこともなく本業を貫きます。 その志の高さは、同年にフィリップ・ファミリーがNapa Grape Growers Associationより【Napa Valley Grower of the Year】を受賞したことでも明らか(奇しくも2015年の受賞者がマイケル・ウルフ)。 VHRはその後、’16年に【AG100点】、’19年に【RP/DC100点】に輝きました。 2019年は、やや少量ながらも優れた品質の果実が実り、VHR自ら「理想的な条件が整った年」と語る傑出ヴィンテージ。 8月と9月は穏やかな気候が続き、長い栽培期間を取ることができたことで、例年に比べて深みと複雑さが備わりました。 仏産樽にて10ヶ月熟成後、ブレンドし、更に12ヶ月熟成。 ◎Wine Advocate(2024.2)より 【RP100点】 「Even better than the stunning 2018, the 2019 Cabernet Sauvignon evokes darker-skinned berries, hinting at black cherries and cassis, while still showing the vineyard's earthy-loamy side. It's a full-bodied, plush wine, with great concentration, a rich, velvety texture and a long, elegant finish that seems to linger for several minutes. Wow!」(Joe Czerwinski) ◎Decanter Magazine(2022.6)より 【DC100点】 「Fresh, enticing aromas of sappy red and black fruits, leather, sandalwood, cassis, violets and sweet cedar. Gorgeous on entry, brimming with elegance in its finely delineated fruit notes that lead with blackberry, and black cherry morphing into tangy red fruit and currants. Featherweight fine-grained tannins are almost powdery; a wealth of savoury mineral character floods the mid-palate like liquified granite. And it keeps giving, revealing wild herbs, sagebrush, bittersweet chocolate and brown spices. One of the more elegant 2019 Napa Cabs in this concentrated, dark-fruited vintage, with beautiful structure and a freshness that remains present in every single sip.」 フランソワ・ペション女史(右画像)は、極めてグロウワー寄りの思考を持つ醸造家です。 「Land Speak」…土地との対話をワイン・メイキングの最重要事項とし、「VHRの全ては畑で造られる」と断言。アラウホでもコンビを組んだマイケル・ウルフとも実に親密な距離を持ち、つまりはラボでなくフィールドでの仕事を好みます。 フィリップ・ファミリー、マイケル・ウルフ、フランソワ・ペション…VHRにはまるで"有能な栽培家が三人いる"ようなもの。ナパを知り尽くした三大グロウワーのコラボ・カベルネと言っても良いかもしれません。 がっしりとして濃厚&パワフルにして、その力強さと同じ極めて高いレベルで感じることのできる深味と複雑さ。 熟したブラックベリー、甘草、たばこの葉の甘い香り、モカ、ダーク・チョコレートが絡み合い、いつ終わるか分からぬ程に次々と現れ、深み、複雑さ、凝縮感を口内に積み上げていきます。 タンニン、口当りともシルクやベルベットの様に滑らか。赤土が混じる鉱物的なミネラル感が生き生きと脈を打ち、酸がフレッシュさを与え、土地の個性を見事に表しています。 ●この畑からは従来から100点ナパ・カベが誕生していたわけであり、そこに満点醸造家+栽培家が加わったのですから、頂上到達はある意味必然か…究極のグロウワーズ・カベルネ! ■当価格最終在庫です。 ■パーカー監修アドヴォケイト誌100ポイント ■デキャンター誌100ポイント ■ジェブ・ダナック99ポイント ■リサ・ブラウン99ポイント ■ヴィノス98ポイント ■ワインエンシュージアスト誌98ポイント ■ジェームス・サックリング98ポイント
[2023年度] 新酒解禁 ◎それは歴史が動いた日…2006年4月24日。 今からおよそ13年前、上記日付にて発刊された、ロバート・パーカー監修ワイン・アドヴォケイト誌のイシュー#164。ここで"ワシントン史上初"となるパーフェクト・スコア【RP100点】を獲得したワインこそが、『クイルシーダ・クリーク』でした(’02年にて)。 以来当ボトルは20年近くが経過した現在でも、ワシントン・カベルネの最高峰とされ続けています。 この度のご案内は、2023年解禁分、国内最新’20年。インターナショナル・ワイン・レポートからの【IWR100点】を筆頭に、今年も最上級の評価を獲得しています。 因みにクイルシーダは、ハーランやイーグルですら過去一度しか受賞していない、英デキャンター誌からのパーフェクト・スコアを三度も受賞。 ワシントン唯一のパーフェクト・ゲッターでもあります。 アドヴォケイト誌では一時ハーランの満点受賞回数と並んでいた時期もあり、同誌では「他のどのようなカルト・ワインとも異なる」と評されました。それはまさにその通りなのでしょう。 ただしそのような評価よりも、私どもが真に喜ぶべきは、今だこのようなワインが正規蔵出しとして毎年日本に継続輸入されていることなのかもしれませんね…。 ▼クイルシーダ・クリーク(Quilceda Creek) 1946年にフランスからカリフォルニアに移住し、製紙会社のスコット・ペーパー社への勤務を機に1967年にワシトンに定住したアレックス・ガリツィンは、カリフォルニア伝説の醸造家、アンドレ・チェリチェフの甥。 1974年に叔父アンドレの勧めで初めて自家用にカベルネを仕込み、その後三年間にわたって計四度のワインを仕込むと、結果が良好であったため、1979年に1978年ヴィンテージで商用ベースとしての初リリースを行いました。これが『クウィルシーダ・クリーク』のはじまりです。 アレックスはその間もスコット・ペーパー社に籍を置き続け、結局1994年に退社するまで15年間ものあいだ二足のわらじを履き続ける…という、満点生産者のオーナーとしては特異な経歴を持ちます。 世界的評価を受けるようになったのは四年後。’83年がシアトルで開催されたエノロジカル・ソサイエティー・フェスティバルにて【Gold Medal】と【大会グランプリ】を受賞して一躍注目を集めます。 二年後の’85年にて【RP94点】のアドヴォケイト誌初登場。その後も高評価を連発し、遂に’02年に「他のどのようなカルトワインとも異なる。」というコメントとともに、ワシントン州初となるパーフェクトスコア【RP100点】を奪取(テイスターはピエール・ロヴァーニ)。翌’03年にも満点を獲得して二年連続パーフェクトを達成。 パーカー著、ワインバイヤーズ・ガイド最新版7thエディションでも、ワシントンにわずか12生産者しか存在しない最高評価【★★★★★】ワイナリーに認定されており、中でも圧倒的評価を誇ります。 かつては四ヶ所程度の畑の果実をブレンドしていましたが、’18年より『シャンプー・ヴィンヤード』からおよそ9割の果実を調達できるようになりました。 ◎シャンプー・ヴィンヤード(Champoux) 元は1972年に、マーサー・ファミリー(Mercer)により植樹された畑で、トータル195エーカーの大きな畑です。 1996年?1997年に、ポール・シャンプー、アンドリュー・ウィル、ウッドワード・キャニオン、パジャー・マウンテン、パワーズ、そしてクイルシーダというワシントンのトップ生産者がパートナーシップを結んで購入し、共同所有していました。 クイルシーダはこのうち40%の所有権を持っていましたが、2014年にポール・シャンプーが引退したことで、その比率が66%にまであがり、ぶどうの配分が増えたのです。 今日ワシントン州最高のカベルネ畑の一つとして知られ、大胆で力強く、層状の黒系果実のフレーバーとスパイス、深みと複雑さを兼ね備えた果実が実ります。 ◎タランソー社のスペシャル・バレル「T5」 そんなクイルシーダが熟成期間を過ごす樽は、仏・タランソー社の最高級仕様樽、その名も「T5」。タランソー社が五年間に亘って自然環境の中で風雨、太陽にさらして乾燥させ、それから製樽するという特別仕様のスペシャル・バレルです。 通常の樽に比べて材質が肌理細やか且つ緻密で、外気と交換する適度な透過性を持ち、ワインの苦味を抑えて柔らかいタンニン、調和、凝縮、エレガンスをもたらすと言われています。 例えば同様に仏最高峰の樽メーカーとされるフランソワ・フレールの二年乾燥樽は1樽約6万円もしますが、タランソ・T5のお値段はその2.5倍。また多くを欲しても、その新樽はアロケーションでしか購入できません。故に、T5樽を使用できるのは、世界でも限られた生産者のみ。 例えばブルゴーニュなら『フェヴレ』、ボルドーなら『ボールガール』、スペインなら『ピングス』、ナパなら『ダナ・エステート』など。 ◎International Wine Reviwより 【IWR100点】 「The 2020 Columbia Valley Cabernet Sauvignon is truly sensational. This Cabernet emerges from the Champoux (90%) and Mach One (10%) vineyards and is a selection of clones 4, 8, 337, 191, 685 that spent 22 months in new French oak. It begins with striking aromas of fresh blackberries, blueberries and dark plums that are laced with fresh spring florals, mocha, sweet exotic spices, graphite and gravel nuances all taking shape. The palate is full-bodied and displays a remarkable combination of power and elegance throughout. This is beautifully structured and extremely expressive, as it possesses outstanding depth and concentration all they way through the long, finessed finish. Year after year, the Columbia Valley Cabernet is one of the most impressive wines, and there is no exception here, as it combines all the wonderful qualities of the 2020 vintage from Quilceda Creek into one expression. This is fantastic already and readers will be in for a real treat, as this simply marvelous wine will continue to deliver the goods for years to come.」 カベルネの個性が堪能できる、ブラックベリー、ブルーベリー、ブラックチェリーのニュアンスが驚くほど豊富に香り立ち、春の花、ココア・パウダー、ローストしたハーブ、森林の土の香りや鉱物的なニュアンスが感じられます。 長期熟成能力をもちつつ、今から美味しく飲めるあたりがガチガチのナパ・カベとは異なるところ。 ヴィノスでも「ここのバランスは、若いワインとしては注目に値するもの」と綴られています。 途方もないリッチな質感と複雑味。豊かなフル・ボディですが洗練されたタンニン、絹のような滑らかな口当たり。贅沢で忘れがたいその味わいは、非常に長く魅力的な余韻と相まって、至福の時をもたらすでしょう。 ●最高級のナパ・カベでも、クイルシーダ同様の感動は享受できると思います。ただ、予算は倍ほど必要かもしれません。 ■インターナショナルワインレポート100ポイント ■オーウェン・バーグリーン(元VINOUS)99ポイント ■パーカー監修アドヴォケイト誌98ポイント ■ジェームス・サックリング98ポイント
[Mondavi醸造長作] Opus原型? ◎ここにあるのは、オーパス・ワンが手放してしまった「全て」。 近代カリフォルニアの父、ロバート・モンダヴィがそのワインに惚れ込んでケースで買い求め、同時にオーパス醸造長に抜擢。全米栽培家のドン、ジョージ・ヘンドリーがその腕に舌を巻き、自らの果実を喜んで提供した… 米国を代表する二人の翁が陶酔した天才女性醸造家、それがジュヌビエーヴ・ジャンセンズ女史。 そして、彼女のプライヴェート・レーベルが『ポートフォリオ』です。 オーパスを卒業された、全てのナパ・カベ愛好家の皆様へおすすめしたい銘醸ポートフォリオに、歴代最高の呼び声高き、最新’18年が到着致しました! 【 モンダヴィ醸造部門のトップ 】 高い品質の割にはあまりワインメーカーの存在が表立って語られない『ロバート・モンダヴィ』。 2024年現在、モンダヴィ醸造部門のトップに立つチーフ・ワインメーカーを務める人物こそがジャンセンズ女史。また彼女自身のレーベルであるこのポートフォリオは、現在ジョージ・ヘンドリーから彼の最高傑作とも言える「ブロック8」産果実の使用を許される全米唯一の外部供給先です。 「ヘンドリー産果実を用い」、「ロバート・モンダヴィの息のかかった」、「ジャンセン女史が手掛けるワイン」…とはまさに "かつての" オーパス・ワンそのもの。 その全てを手放してしまったいまのオーパスに、少しでも物足りなさを感じたなら…迷わずこちらへ乗り換えてください。 上記は「エスクァイア・ジャパン」で組まれた、「アートとワインが響きあう、新しい創造の世界。」と題したジェンセン夫妻の特集。 旦那様のルックは芸術家。現在の日本正規インポーターが夫妻と知り合ったきっかけも、ワインではなく、実はルックの絵画が先だった…という驚きの事実。二人の作品は、どちらも触れる者の心に響きます。 ポートフォリオにて造られるワインは、『リミテッド・エディション』これ一種。例年カベルネ8割ほどにフランが2割程度という構成ですが、その果実の出所を聞き、驚きの震度が強ければ強いほど、貴方はNAPAを知っています。 ◎カベルネ…ヘンドリー・ランチ・BLock8(100%) 使用されるカベルネ、その全てがヘンドリー翁による『ヘンドリー・ランチ』の "ブロック8"から。 ブロック8産果実は、かつてモンダヴィのリザーヴやオーパスにも使用されていたヘンドリー・ランチの最高区画です。しかし現在では、ブロック8産果実は唯一の例外を除いて外部への販売を一切許されていません。その唯一の例外こそがポートフォリオ。 ご存知のようにヘンドリーでは自らのフラグシップ・カベルネですらも、今やブロック8以外の果実をブレンドするようになりました。即ち今作ポートフォリオこそが、カベルネを100%ヘンドリー・ブロック8から賄う全米唯一のワインなのです。 ◎フラン…デタート・ヴィンヤード(100%) 一方フランはオークヴィルの西側サイドにある、『デタート・ヴィンヤード』から。1949年植樹、ナパ最古参のフランが植えられている畑で、デタート・イースト、ウェスト、サウスの三つの区画に分かれており、中でもイーストは、かつてト・カロンと呼ばれていた一帯の一部であったという歴史的畑。 デタート自らのワインも@$100を超える事もあるカルト・フランとして知られています。ポートフォリオに用いられるのもイーストの果実で、1979年植樹のものだそうです。 メイキングにしてもオーパス時代のチーム編成とは異なり、彼女1人で行うことから100%その意思を反映させることが可能です。オーパスの元ワインメーカーが、ブロック8と、デタートの最上果実を使用し、自らの全てを注ぎ込んだ夢のアイテム…それがこのボトルなのです。 ▼ポートフォーリオ(Portfolio Winery) 仏ワイン醸造業の一家に生まれたジュヌビエーヴ・ジャンセンズ女史は、1979年にカリフォルニアに渡り、ロバート・モンダヴィに副エノロジストとして入社します。1989年にはオーパス・ワンのディレクターに任命され、醸造チームで腕を奮い、その後はモンダヴィの「ト・カロン・プロジェクト」(モンダヴィが総予算約30億円を掛けて行った旗艦ワイナリ大規模改修計画)にて更なる重責を担い、現在もモンダヴィのディレクターとして監修部門のトップを務めています。 そんな彼女が1998年、芸術家であり夫のルックと共に自身のプライヴェート・レーベルとして、ナパで定められる自宅製造の上限であるわずか≪80ケース≫というガレージ規模にてデビューを飾ったのがこの『ポートフォリオ』でした。ラベル・デザインはルック氏の作品。 彼女が自らのワインのために選んだ畑はヘンドリー翁の『ヘンドリー・ランチ』。元々は彼女がオーパスの醸造家時代にオーパスのために選んだ果実でしたが、彼女の手腕をよく知るヘンドリー翁は、ポートフォリオの話を耳にすると我が事のように喜び、自らの最高傑作であるブロック8からの果実を進んで提供したそうです。 彼女とこのワインに対する賞賛の声は枚挙に暇がありません。主だったもの「だけ」を抜粋しても以下の通り。…お時間御座いましたらご一読を。 ◆全米年間No.1【Wine of the Year】(コノイシュアーズガイド) ◆【ウーマン・オブ・ワイン】受賞(サンフランシスコクロニクル) ◆「ナパ・ガレージからの偉大なるアート」(WE誌) ◆「造り手の情熱が乗り移っているとしか言いようのない、徹頭徹尾磨き上げられた酒質は凝縮しており、静けさすら感じる」 (リアルワインガイド) ◆「究極のガレージ・ワイナリー。豊満さと滑らかさではハーランを、骨格と深みはオーパス・ワンを越えるかのよう」(ワイン王国) ◆「世界で最も少量で偉大なカルトの1つ」(フロリダタイムス) ▼2018年【年産約200箱】(同年オーパスは32,400箱) ヴェレゾンから収穫まで天候に恵まれた’18年は、ポートフォリオ自ら「完璧な比類なきヴィンテージ」と語るグレート・イヤー。 猛暑も無く、穏やかな天候が続き、課題という課題が見られず、醸造家としても、ワイン自身としても、自分のペースでゆっくりと進むことのできた理想的なヴィンテージだったそうです。 受賞した【JD96点/WS94点】とは、ダナック、スペクテイターどちらにとっても"同銘柄歴代ナンバーワン"。因みに1.5倍額の同年オーパス・ワンが【JD97点/WS94点】です。 ワイナリーからは「Aroma of blackberries, ripe dark cherries and plum laced with black licorice and sweet oak. Very evocative nose. On the palate, a savory, lush mouthfeel with juicy dark red fruit, wonderfully long, delicious and persistent finish. Good structure with fresh and supple tannins, dense and velvety. The 2018 has the finesse and the elegance of the vintage.」とのコメントが寄せられています。 「良いワインを造りたかっただけ。」…ポートフォリオ始動のきっかけをインタヴュワーに問われたジャンセンズ女史はそんな一言で返しました。そんなシンプルな思想も、極限まで高められるとこれほどまでに素晴らしい結果を産むのか…と唸らせられる酒質です。 その柔らかさはまどろみのようであり、カルト視される高級ナパの一部が持つような過度な厚化粧感は一切ありません。 むしろ対照的な、エレガンスの極みともいえるタンニン。酸と果実のバランスは偶然の産物か?と思わせるほどの高い次元にあり、その深み、コク、複雑性入り交じる味わいは圧巻の一言。 これを飲んでいると現代のナパ・カベはむしろ退化しいるのではないか…と思わせるほどに緻密です。 ●今回はバック・ヴィンテージの’15年、’16年も合わせてご用意。ご予算許せば、飲み比べも、ぜひ。 ■204本完売! 12本追加いたしました。 ■ジェブ・ダナック96ポイント(同銘柄歴代1位) ■リサ・ブラウン96ポイント ■ワインスペクテイター誌94ポイント(同銘柄歴代1位)
[完成] 上位Single Ver. ◎その名も「g3」。ブリリアント×ジョージ・サード! 「デビュー三年目でプルミーエル・オークション300万円落札」を筆頭に、各媒体で華々しく取り上げられ、瞬く間に渦中のナパ・カベとなった『ブリリアント・ミステーク』。 スタンダード版ですら各方面から絶賛されるそのカベルネから、上位単一畑がリリースされたのが’18年のこと。それがこちらの『g3』。この’21年で三年目となります(’20年はリリース無し)。 ところで、G3とは…? その招待とは、ひとたびシュレイダーとなれば時価8万円、あのアンディ・ベクストファーの『ジョージIII』。ここからの単一畑となります。 当’21年は、アドヴォケイト、ダナックとも同銘柄歴代1位の傑出ヴィンテージ。 ボトルは通常版ナパ同様、すりガラス。高級感あふれる仕様yとなっています。 ◎Beckstoffer Vineyard Georges the Third(GIII) オークヴィルの『ト・カロン』、セント・ヘレナの『ドクター・クレーン』と並ぶ、ベクストファー家のラザフォード版アイコン、『ジョージIII』。 1895年にトーマス・ラザフォードが植樹した120ヘクタールの畑で、ボーリューのジョルジ・ド・ラトゥールが1928年に購入。 以降、伝説のアンドレ・チェリチェフの手により1960?70年代にかけて黄金時代を築いたボーリューの、最も重要な畑でした。 ベクストファー家による取得は1988年で、最新技術を用いて改植。新たなクローンを密植で植え、現在ではラザフォード最高級の品質を誇る果実を育む畑となりました。 余談ですが、アンディ・ベクストファーの元、ト・カロンで9年間の修行を積んだ女流醸造家に、サラ・フランシスという人物がいます。 近年彼女が自らのPBとして発表した『サラ・フランシス・ワインズ』は、なんとアドヴォケイト初登場で【RP95-100点】を受賞。デビューで暫定満点という快挙を達成したのですが、その該当作もまたジョージIIIからのシングルでした。 ▼ブリリアント・ミステーク(Brilliant Mistake)オーナーのジョン・ライナートはフィラデルフィア出身。ミュージシャンになる為にカリフォルニアに移住するも、夢は叶わず、しかしながら別の道で成功して財を成し、妻ステイシーとサンフランシスコ・ベイエリアに住み、セカンド・ハウスを持つナパ・ヴァレーでワインと食を楽しんでいました。様々なワイン・イベントに参加するにつれ、多くの醸造家やワイナリー・オーナーと知り合い、ワイン造りへの情熱は高まる一方。 そんな折に知り合い、素晴らしいアドバイスを受けた人物がレアムのホアン・メルカードや、トーマス・リヴァース・ブラウンでした。彼らの教えに従い、他にない個性を持ったプレミアム・ワインを造ることを決意し、素晴らしい畑とワインメーカーの双方と契約を結び、ワインの世界に飛び込んだのです。 100%『ジョージIII』からのカベルネを使用し、新樽比率80%のフレンチ・オークで21ヶ月の樽熟成。 それにしても、僅か数年でこのクオリティ…。メイヤン・コスチスキーの手腕たるや、恐るべし…(彼について詳しくは『ラ・ペレ』の欄にて)。 ただ、実はこんな逸話も…。 オーナーのライナート夫妻がワイナリーを立ち上げた当初、最初の醸造家として声をかけたのは『ラッド』『スタグリン』『ブッシェラ』らを手掛けた、今をときめく女流のレベッカ・ワインバーグ女史でした。 実際、ファースト・ヴィンテージの’13年は、彼女のメイキングだったりします。 ところがワインバーグ女史は、直後にかの『クインテッサ』に引き抜かれてしまい、ブリリアント・ミステークに継続して携わり続けることができなくなってしまいました。 そのためメイヤン・コスチスキーへのシフトが行われたわけですが、ただクインテッサで開花した彼女のメイキング・ベクトルを見るに、むしろこれは怪我の功名…幸運なアクシデントだったのではないかと思わされます。 ●年産は100箱(!)オンリー。 ■ジェブ・ダナック98ポイント ■パーカー監修アドヴォケイト誌97ポイント
■1ケース(12本)でのお届け価格です。 ■インポーター希望小売価格@3,900円(税別) ■同梱不可!ほかワインとの同梱はできません。 ■送料無料 [ >>クール便ご利用時のルールはこちら ] └(北海道・沖縄県・クール便代除く) 【インポーター商品情報】 赤スグリの果実味が特徴で落ち着きのあるクラシックなスタイルのカベルネです。ダークチェリー系のフレーバーも広がり、噛み応えのあるタンニンを持つ、飲み応えのある赤ワインです。
産地アメリカ > カリフォルニア > ナパ生産者コングスガード品種シラー 100%英字Kongsgaard Syrah Napa Valley 飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750ml輸入元中川ワイン《生産者について》 ジョン・コングスガードが設立したこのワイナリーは、自社畑だけでなく契約畑からも素晴らしいワインをつくることで知られます。今では高級ワイン用のブドウ調達として一般的になった、オーダーメイドのブドウ栽培。ブドウの対価を収穫量ではなく栽培面積で支払うことでできる、低収量で品質を最優先した栽培を依頼することの第一人者なのです。 クオリティーに対する姿勢は尋常ではなく、品質に満足できない年は容赦なく生産量を減らします。 《このワインについて》 ワインアドヴォケイト誌の評価で毎年驚異的な高得点をたたき出すことで知られるシラー。直近5年の評価は96〜99点と、ほぼ満点に近い絶賛ぶりです。 無類のローヌワイン好きであるワイン評論家、ロバート・パーカー氏も「北ローヌの最上エルミタージュを彷彿とさせる」と称賛コメントを寄せています。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N フルボディ 辛口 ワイン 赤ワイン味種類 : 子1酉12 誕生日 バースデー ウェディング パーティー 開店御祝 周年記念 結婚御祝 ギフト プレゼント ラッピング 果実酒 宅飲み 家飲み クリスマス お正月 おせち バレンタイン お鍋 ホワイトデー 高級 入手困難≪関連カテゴリ≫
[伝統の] 一本。 ◎古典主義の文脈を内包し、重厚な歴史と味わいを誇るカリストガの重鎮。それは、ナパの歩みそのもの…それは、カリストガ産カベルネの歴史そのもの。 アドヴォケイト誌36作品連続大台突破(’82年〜’21年迄/未評価スキップ・ヴィンテージ挟む)、カリストガの雄にして、パーカー・バイヤーズ・ガイド最高評価【★★★★★】格付け、『シャトー・モンテリーナ』の旗艦カベルネ、それがこちらの『エステート』。 エステート・カベルネと銘打ってのリリースは’78年から本格的に始まり、現在に至ります。’87年、’97年にそれぞれ【RP98点】を獲得しました。 ※そしてこの度ご案内の最新’18年は、ヴィノスにてガローニより【AG96点】が確定。これは、古くは’70年代から掲載される、同誌モンテリーナ・エステートの"同銘柄歴代No.1"スコア!ガローニはこの過去最高傑作のレビューを、「Superb」(最高だ)と締めていました。 1880年代にアルフレッド・タブスにより建築された歴史的建物と、その周囲に広がる100エーカーほどの畑…これを1970年代初頭にジム・バレットが購入した際、驚くことに、そこにはカベルネ・ソーヴィニヨンは植えられていなかったと言います。 当時、カリストガは高品質なカベルネを栽培するには暖かすぎると考えられており、モンテリーナの畑には主にジンファンデルとローヌ・ヴァラエタルが栽培されていました。 1972年から74年にかけて、ジムはこれらをカベルネに植え替えるわけですが、直ぐにワイン造りが行えるわけではなかったため、’74年と’75年のプロトタイプにはソノマ産果実が使用されていました。 因みに、これは意図したものではなかったそうですが、この植え替え時に用いた台木は、偶然フィロキセラに耐性のあるものだったため、1980年代に数千エーカーのブドウ畑を破壊したフィロキセラ害も逃れて樹齢を重ねることができています。 ◎醸造家の交代について。 モンテリーナの醸造家といえば、ボー・バレット(ジム・バレットの息子にして、ハイジ・バレットの旦那様)を思い浮かべるかもしれませんが、現在氏はCEO兼マスター・ワインメーカーと呼ばれる監修職に就います。 現在のワインメーカーは、パンを焼くのが趣味で、大学での専攻は経済学、今でも(なれるものなら)宇宙飛行士になりたい…という一風変わった人…マット・クラフトン(Matt Crafton/左画像)。 それがどれほど偉大なワインかを知らずに飲んだ、『ハイツ・マーサズ』の’76年に衝撃を受けた…というバージニア出身の彼は、2003年に地元でセラー・ワーカーとしてこの業界に足を踏み入れます。 しかし就職先でその才能を見出され、「ナパへいくべきだ」と促されて2006年に移住。UCデイヴィス校に入学し、在学中にはエチュードで畑仕事などもこなしました。 2008年、ちょうど副醸造家のポジションが空いたモンテリーナが人材探しにUCデイヴィス校に問い合わせを行ったところ、マット・クラフトンを紹介され、その二日後にはもう働き始めていたそうです。2014年にキャメロン・パリーの後を継ぎ、モンテリーナのワイン・メーカー就任のアナウンスがなされました。 そのファースト・ヴィンテージでダブル【95点】獲得。そしてこの日本最新’18年、本国最新’19年と、二年連続でヴィノス歴代1位の【AG96点】。 世代交代にも不安なし。今後もモンテリーナのクオリティは安泰のようです。 ◎VINOUS (2022.10)より 【AG96点】 「The 2018 Cabernet Sauvignon Estate is impressive. Elegant and poised, the 2018 is a wine of reserve at this stage. Dark red/purplish berry fruit, mint, sage, spice, mocha and dried flowers open first, followed by a kick of vibrant acids that lends notable energy throughout. All this young Cabernet needs is time in the bottle to fully come together. I won't be surprised if it turns out to be a touch more compelling than the 2019 tasted alongside it. Truth be told, both vintages are captivating, but for very different reasons. Superb.」 グラスから立ち上る、ラズベリージャム、モカ、ほのかなベイキング・スパイスのヒントを伴う古典的でシャイなノート。開いてくると、スギ、クレーム・ド・カシス、新鮮なブラックベリーなどの生き生きした香りが現れます。 甘やかなフレンチ・オークと、ドミグラスや炭焼きの要素、大地やミネラル分などが複雑に絡み合い、ルバーブ・パイ、苺キャンディ、スモーキーなエスプレッソのタッチなども。そのまま継ぎ目無くフィニッシュへと続き、余韻には口中をリフレッシュする酸、丸味あるタンニン、密度ある果実味と嬉しい要素が揃います。 ’18年は、カベルネ98%。残りがプティ・ヴェルドとフラン。新樽比率40%のフレンチ・オークにて22ヶ月の樽熟成。 ●生真面目な古典的ナパの横綱。最近ご無沙汰…と仰る皆様も久々に触れると、改めてその質感に唸らされる…そんな一本です。 ■180本完売! 12本追加いたしました。 ■デキャンター誌99ポイント(同銘柄歴代1位) ■パーカー監修アドヴォケイト誌96+ポイント(同銘柄歴代3位) ■ヴィノス96ポイント(同銘柄歴代1位)
■パーカーポイント93点 ■ヴィノス93+ポイント ◎【23年熟成】コングスガード幻の2000年が…現行年号以下!? ※こちらのワインはご注文後に仕入れを行う「受注発注品」です。当ページにてご注文頂けました場合でも、輸入元在庫が完売の際はお届けすることができません(欠品の際はメールにてご連絡させて頂きます)。ご了承の程宜しくお願いいたします。 シャルドネのみならず、シラーにおいても「ナパ最上級品」として知られるコングスガード。既に最高評価は【AG100/JD100/RP99点】を誇りますが、この度のご案内はなんと幻の23年熟成品!! ファースト・ヴィンテージが’96年、商業的リリースの無かった’97年と来て、’00年のシラーは4度目のリリースにあたる年。まだ今ほどの熱狂が無かっただけに、マーケットにこの年代のコングスガードはほとんど残されていません。 そんな幻の古酒が、現行年号定価60,000円にもかかわらず、なんとそれを下回る39,800円(ともに税別)!本国でもオークション旧の作品が、破格プライスです♪ >>造り手・ワイン詳細はこちらをご覧下さい。
■表示数限り(最終在庫)です。 ◎【22年熟成】100点醸造家監修、山カベの大家。 ※こちらのワインはご注文後に仕入れを行う「受注発注品」です。当ページにてご注文頂けました場合でも、輸入元在庫が完売の際はお届けすることができません(欠品の際はメールにてご連絡させて頂きます)。ご了承の程宜しくお願いいたします。 フレッド・コンスタントにより設立され、'13年には【RP99点】も獲得したダイヤモンド・マウンテンを代表するビッグネーム、『コンスタント』。彼らが所有する1895年植樹の畑は、このエリア最古の畑の一つと言われています。100点醸造家、ポール・ホブスがコンサルタント。年産わずか≪487ケース≫。
■表示数限り(最終在庫)です。 ◎ワイナリー約52,500円→39,800円(税別)! モンロー財団公認ワイン、ご存知『マリリン・メルロー』。毎年マリリンの誕生日に異なるエチケットでリリースされることでも知られる、人気のナパ・ワインです。 こちらにご案内させて頂くスペシャル・セットは、最も古いものは’07年、最新のものは’20年という13年もの差を段階的に楽しむことができる、貴重?な垂直4本セットです。 既に現地でも超プレミアが付き、価格高騰が起きている、貴重なバック・ヴィンテージが含まれます。 ワイナリー・プライスは合計で$350。@150円換算で約52,500円。現地でこのような価格ですと、日本では70,000円を越えようか…というところ、なんと現地価格から25%ほど安い破格プライスにてお届け。 四本すべて正規品。この四本をすべて蔵出し品で揃えることは、もうこの価格では二度と不可能です。逃したヴィンテージがあれば、是非♪ ▼セット内容 【赤】 マリリン・メルロー [2007] ($160) 【赤】 マリリン・メルロー [2012] ($85) 【赤】 マリリン・メルロー [2018] ($55) 【赤】 マリリン・メルロー [2020] ($50) ※ 以上各1本ずつの4本セットです。 ※ カッコ内はワイナリー・プライスです。 ※ 容量はすべて750mlです。 ※ 予告なくラベルやボトル形状が変わる場合がございます。 【他にもあります!】 >>他ワイナリの飲み比べセットを見る。
[元祖]BV畑産 ◎ボーリューP.R.の母体が生まれ変わる… 『シュレイダー』『マイバッハ』『アウトポスト』らでトーマス・ブラウンの右腕として重責を担った一番弟子、フレデリック・ヨハンソンが醸造責任者を務め、ミシェル・ロラン&デヴィッド・エイブリューの黄金タッグが脇を固める…という豪華キャストによる『スタグリン』。 ラザフォード産カベルネの頂上グループを形成するエステート・カベルネに最新ヴィンテージ’18年が到着致しました。 元々ボーリューの最高級品、『ジョルジ・ド・ラトゥール』のためにあった畑を取得して始動し、毎年のように素晴らしいカベルネを輩出。 ’07年に【WS98点】+年間TOP100選出を果たしてからは、快進撃が止まりません。 そしてナパの傑出ヴィンテージである当’18年は、ガローニ、ダナックの両名が"歴代No.1"ヴィンテージとするグレート・イヤーとなりました(アドヴォケイト評は現在’17年まで)。 因みに創設者、ギャレン・スタグリンの息子、ブランドン・スタグリンの奥様は、デヴィッド・エイブリューの妹さん。公私ともに強いパートナーシップが結ばれていたりするのです。 ▼スタグリン・ファミリー(Staglin Family) 「カベルネの里」とも呼ばれるナパ中心地の1つ、ラザフォード。谷を中心にヴァレーの東と西に別れ、それぞれ個性溢れる大物達が潜みます。西側の "ラザフォード・ベンチ" と呼ばれるヒルサイド・エリア(棚状なので緩やかな平坦部)は、丘陵が午後からの日照を遮るため、より独特の冷涼な気候を産み、それが堆積砂の水捌けの良い深い土壌と絡み、更に収量を抑えることで豊かで凝縮したカベルネにとって最上の温床となります。 故・アンドレチェリチェフはラザフォード産カベルネ独特の香り、特有のミネラル感、細かく繊細なタンニンなどの特徴を総じて "ラザフォード・ダスト" と呼び、自らもこのエリアから偉大なるカベルネのいくつかを生み出しました。 同エリアにはそんな彼の代表作であるボーリューやルビコンらの「名の知れた名門」、スローン、スケアクロウやダナ、ホールらの「パーカー100点組」もあり、更にはプロヴィナンス、ピーニャ、ヒューイット、サリヴァンら「通好みの隠れA級品」までも。 ナパへ旅することがあれば、現地でぜひ最も漁って頂きたいカベルネこそがラザフォード産駒です。何せ日本未輸入の銘酒がゴロゴロ…。 そんなラザフォード・カベルネの中でも早くから頭角を現し、かつ日本輸入を果たしたカベルネの大家が『スタグリン』。 イタリアから移住したラモン・スタグリンを父に持つギャレン・スタグリンにより設立。父が家庭で作るホームメイド・ワインを4、5歳から口にしていたというギャレンは、ベンチャー企業にて成功を収めた後に1985年に50エーカーの畑を購入。 その畑とは、アンドレ・チェリチェフが1960年代に植樹を行って大切に手入れをし、旗艦品『ジョルジ・ド・ラツール』のために使用していた由緒あるヴィンヤードでした。 ジョージ・ド・ラトゥールの子孫を説得してこの畑を手に入れたスタグリンは、コンサルタントにミシェル・ロラン、ワインメーカーに100点シュレイダーでも御馴染み時の醸造家トーマス・リヴァー・ブラウン、ヴィンヤード・マネージャーにデヴィッド・エイブリューという最強のタレント・チームを完成させ、2005年のWS誌TOP100でも【第9位】に選ばれるなど、ラザフォード最上級品として揺ぎ無い地位を築きました。 オバマ大統領二期目の就任式前夜レセプションで採用されたのもスタグリンのワインでした(’10)。 華やかに揃うタレント陣のせいで影に隠れがちですが、「ラザフォード・ダストの真の表現者」という意味でも重要な作品です。 ラザフォードを最も深く理解していたアンドレ・チェリチェフの言葉を今もメイキングの支柱とし、それを現代に伝える最もシリアスな造り手の一つとも言えるでしょう。 ◎Jeb Dunnuck(2022.5)より 【JD98点+】 「I was able to taste two wines from Staglin Family, both showing brilliantly. An utterly ultra-classic Rutherford Cabernet Sauvignon, the 2018 Cabernet Sauvignon from Staglin sports a deep ruby/plum color to go with a gorgeous bouquet of ripe blackcurrant and blackberry fruits as well as spicy oak, chocolate, smoked tobacco, and lead pencil shavings. Full-bodied, perfectly balanced, rich, and opulent, yet also pure and precise, this might be the finest vintage of this cuv?e ever produced. It will benefit from 4-5 years of bottle age and has 40-50 years of longevity ahead of it.」 2018年は、何もかもが極端だった2017年に比べ、正反対の穏やかなヴィンテージでした。 乾燥した冬のあとに十分な雨があり、開花期は理想的な気候に、また夏の気温もほどよく、果実は糖度が上がりすぎることなく、綺麗に酸を保つことができました。 ハーブ、カシス、スギ、ラベンダーのアロマ。ラズベリー・リキュールとチェリー・コンポートの味わいに、ミントのニュアンス。 グリーンペッパー、挽きたてのコーヒーに、程よいスパイス感。素晴らしい重量感、凝縮感、パウダーのようにきめの細かいタンニン、絹のような滑らかさ。 古き良きワインの魅力と、現代的な精緻さを併せ持つ、優美でバランスのとれたナパ・カベです。 ’18年は、カベルネ87%にプティ・ヴェルド4%、フランが9%。新樽比率89%のフレンチ・オークで21ヶ月の樽熟成。 ●眠れるラザフォード・ダスト真の体現者による咆哮。 ■ジェブ・ダナック98+ポイント(同銘柄歴代1位) ■ヴィノス97ポイント(同銘柄歴代1位)
■1ケース(12本)でのお届け価格です。 ■インポーター希望小売価格@4,400円(税別) ■同梱不可!ほかワインとの同梱はできません。 ■送料無料 [ >>クール便ご利用時のルールはこちら ] └(北海道・沖縄県・クール便代除く) 【インポーター商品情報】 ドライ・クリーク・ヴァレー東側の丘に位置する表土の薄い岩混じりの単一畑。重厚感の中に冷涼な気候と痩せた土壌に由来するエレガンスとストラクチャを併せ持つ少量生産の赤。ナパ・ヴァレー とはまた違った個性を愉しめる。
■表示数限り(最終在庫)です。 ◎幻の100点コルメラを含むセイディ3本セット! 『カノンコップ・ポールサウアー』、『ポルセレインベルグ』に次ぐ、南ア第3番めの【TA100点】赤ワインに選ばれた『コルメラ』の’19年を含む、セイディ3本セットです。’19年のコルメラは、世界のマニアたちが探し求めるワイン。例え1本でこの価格…としても、現在では手に入りません。 こちらのセットは、更に【TA98点】を獲得した白の最高峰『スカーフバーグ』に加え、ポートの名門『ニーポート』とセイディのコラボにより生産された極希少ファオーティファイド、『ケープ・トゥーニー』を含む三種セットとなります。 二度と揃わぬ三本が、現行年定価とほぼ同額…という、本来ありえぬ蔵出し品3本セットです。 ▼セット内容 【TA100点】 セイディ・コルメラ [2019] 【TA98点】 セイディ・スカーフバーグ [2021] 【限定品】 ケープ・トゥーニー 375ml [2008] ※ 以上各1本ずつの3本セットです。 ※ 上二つが750ml、ケープ・トゥーニーのみ375mlです。 ※ 予告なくラベルやボトル形状が変わる場合がございます。 【他にもあります!】 >>他ワイナリの飲み比べセットを見る。
■1ケース(12本)でのお届け価格です。 ■インポーター希望小売価格@3,980円(税別) ■同梱不可!ほかワインとの同梱はできません。 ■送料無料 [ >>クール便ご利用時のルールはこちら ] └(北海道・沖縄県・クール便代除く) 【インポーター商品情報】 カモミ(Ca’Momi)?イタリア語で「モミの家」?モミとは、3人の共同経営者がイタリアで所有するヴィンヤードの元のオーナーの名前です。ダリオ・デ・コンティ、ステファノ・ミゴット、そしてヴァレンティーナ・グオロ・ミゴットの3人は、2006年にアメリカのナパ・ヴァレーにイタリアの伝統に根差したワインと食の文化を広めるため、カモミ・ワイナリーを立ち上げました。
[総本山] 始動 ◎最強の栽培家一族が、伝説の畑を入手。そこから 生まれるセンセーショナルな新作エステート・ボトル。 名門栽培家自らが手掛ける作品…所謂「グロウワーズ・ワイン」。近年、ナパ究極…とも言える、二つの最強グロウワーズ・カベルネが日本正規上陸を果たしました。 ひとつがオークヴィルを影で支える「裏番長」的存在、ヴァイン・ヒル・ランチ手掛ける『VHR』 。 そしてもう一つが、まさに対照的…華やかな表舞台で堂々と花道の中央を歩き続け、数多くのパーフェクト・ボトルを輩出してきたNo.1グロウワー、『ベクストファー・ヴィンヤーズ』の『カタ』です。 ちょっと見づらいかもしれませんが、下記画像の中央に「Origin:Japanese」とありますように、名称の「カタ」とは、日本語からとったもの。 ベクストファー・ヴィンヤーズの現社長、デヴィッド・ベクストファーも行う空手の「型」からの命名であり、武道や舞踏は「型」から始まり、それこそが最も重要なスタート・ポジジョンであることから、自らの元詰めワインの幕開けに相応しい…と考え、その名を付けたそうです。 使用区画は、『ベクストファー・ボーン・ヴィンヤード』。この畑、ベクストファー家が手に入れたばかりの最新の畑の一つで、名称としてはあまりピンと来ないかもしれません。 しかしこの畑、知れば震える驚きの事実…開墾したばかりの新ヴィンヤードなどではありません。名称こそ新しく付けられたものですが、とある畑を買い取ったものなのです。では、その前身とは…? ◎その正体、実はなんと…あの 『ハイン・ヴィンヤード』 ! 『ハイン・ヴィンヤード』(Hayne)といえば、ご存知ジンの帝王『ターリー』が自ら最高峰とするトップ・キュヴェを任せることでも知られる畑。 プティ・シラーでは【暫定RP99点】を、ジンファンデルでも三度の【RP97点】に輝く、1872年創業の、セント・ヘレナ最古参にして最強の銘園です。近年では元詰めワインも造り始めまして、わずか数年でこちらも【RP97点】に到達しています。 そんなハイン・ヴィンヤードは、2010年に一部パーセルを売りに出しました。その買い手こそが、ベクストファー家というわけ。デヴィッド・ベクストファーは、この分割ハインに植えられていた古木のプティ・シラーはそのままに、若いプティ・シラーを抜いて100点母体の自らのカベルネをカッティングして植樹。 超古木のプティ・シラーと世界最高のカベルネが共存するという、ナパでも他に類を見ない独創的な畑がここに完成しました。それこそがボーン・ヴィンヤードなのです。名称は、ハイン・ヴィンヤードの創始者であるウィリアム・ボーン(William Bowers Bourn II)に敬意を表したもの。 ベクストファー家ではこの畑を「最新鋭の、歴史的遺産」と表現。ウーン、粋ですよね…。元ハインに、ベクストファーの息吹が注入された、それはまさにナパ二大グロウワーによる叡智の結晶です。 ▼カタ(Kata)数あるナパ・ヴァレーの銘醸ワインを造り出してきた「ベクストファー・ヴァインヤーズ」が、1800年代後半、ゴールドラッシュの時代に開拓され、禁酒法前から葡萄が栽培されていたセント・ヘレナの西斜面に位置する伝説の畑、Hayneの一部区画を購入。 元の所有者の名前に因んで「ボーン・ヴィンヤード」と命名し、’11年に史上初となるベクストファー家自社醸造ワインを作成しました。それが『カタ』。 ワインメーカーは既にベクストファー・ヴィンヤードの果実を用いて『レアム』で【RP100点】を輩出済みの、ボルドー出身のフランス人、ブノワ・トゥケ(Benoit Touquette)。 本国でミシェル・ロランに師事し、後にアメリカに派遣され、アンディ・エリクソンの元で修業。現在はレアム以外にも、『マグレ・ナパ』(パプ・クレマンらを有するBernard Magrezのナパ進出版)、『ハートウェル』 らも手掛ける気鋭醸造家です。 ※そんなカタ・プロジェクトは’17年を以て閉幕。当時のライブラリー・ワインをレアムが買取り、現在レアム・ブランドとしてライブラリー・ワインを販売しています。 ヴィノスのアントニオ・ガローニからは、「近年ナパ・ヴァレーで試飲した中では最も際立つ新作の一つ。エキサイティングなデビューで将来性も十分」との発信も。 この度のご案内は6作目にあたる’16年。その言葉通り、ガローニは96点を付与。ダナックからも同評価を獲得しました。 ◎VINOUS(2018.10)より 【AG96点】 「Kata's 2016 Cabernet Sauvignon Beckstoffer Bourn Vineyard is absolutely gorgeous. Dark, ample and super-concentrated, the 2016 possesses superb depth not to mention tremendous pedigree. Inky blue and purplish berry fruit, licorice, spice, menthol and hard candy infuse this super-expressive Cabernet Sauvignon. In 2016, the blend leans more heavily towards Cabernet Sauvignon than it has been in the past as some of the newer Cabernet plantings make it into the wine. As a result, the 2016 is not as distinctive as some previous editions, although it is hard to argue with the absolute quality of what is in the glass. The blend is 90% Cabernet Sauvignon and 10% Petite Sirah, aged in about 85% new oak.」 ブレンドはカベルネ・ソーヴィニヨン90%に、ハインという偉大な前身の特性を生かした、古木のプティ・シラー10%という独創的ブレンド(かつてはターリーに用いられていた畝が大部分とか)。 単一畑でこの構成は、トップ・レベルの造り手ならずとも殆ど存在しないのではないでしょうか。 ピュアなブラック・ベリーの要素が詰まり、ヴァイオレットや華やかな花の香り、スパイシーさなどが豪華に競い合うフルボディ。 しかしながらタンニンは暴れることなくヴェルベットの様に細かくソフト。クリーミーなワインに仕上がりました。 幾重にも重なった赤いベリーの要素が複雑で、極めてリッチ。まさにグロウワーズ・ワインの最高峰がここに完成したのです。 【▼オリジナル木箱発送について】 ※当ワイン2本以上お買い上げの場合、ワイナリのオリジナル木箱(平箱3本入り/左画像下段)にて発送いたします。ご希望の方は、下記の木箱発送オプションより「希望する」をお選び下さい。なお、木箱とワインのヴィンテージが異なる場合が御座います。ご了承下さい。 満点組だけではありません、畑名が前面に出ないがため知られていないものの、コッポラ、ダックホーンにマリリン、ジョエル・ゴット、スワンソン、ヘスにスタッグス・リープ、ニュートンetc...。 自ら誇るエステート・ヴィンヤードを所有しているにもかかわらず、アイテムや品種によっては果実をわざわざ購入しに行く先…それがベクストファー・ヴィンヤーズ。あのケイマスすらも。 ●そんな栽培家の総本山自らによるワインとあってか、ピゾーニ×ピゾーニやマーカッサン×マーカッサンのように、正規インポーターでは「ベクストファー×ベクストファー」と呼んでいるそうです。日本限定60本。世界限定285箱。 ■ヴィノス96ポイント ■ジェブ・ダナック96ポイント ■ジェームス・サックリング95ポイント
■ケイマスのスペシャル・セレクション、モンダヴィのリザーヴらと並ぶ、王道クラシック・ナパの金字塔。【Beringer Cabernet "Private Reserve" Napa Valley 2015】 ┃ 揺るがぬ名作。正統派の頂点。 ┃ ◎王道も、突き詰めれば、それはオンリー・ワンに。 2016に140周年を迎えたナパ・ヴァレーの顔…説明不要の名家、『ベリンジャー』、そのフラグシップ・カベルネがこちらの 『プライヴェート・リザーヴ』。モンダヴィの 『リザーヴ』 やケイマスの 『スペシャル・セレクション』 らと並び、長らくナパを見続けていた、ヴァレーを代表する上位格上げセレクション・カベルネの一つです。 ナパの新興レーベルたちが、人気や需要の度合いで価格の上げ下げが(極端に)行われる中、こうした名門らは周囲の喧騒から離れた据え置き価格が貫かれ、結果として相対的に安くなったような…と感じるのは私だけでしょうか。 内容にしても、王道も突き詰めればそれはオンリー・ワンの個性となります。今なおこの価格でこれほどまでに高い品質と揺るがぬ安定感を兼ね備えたナパ・カベはなかなかありません。スペクテイター誌の年間TOP100にて、赤白ともに世界一に輝いたワインは、ベリンジャーのPRだけです。 直近十年にしてもご覧の按配。上記画像の名前を伏せ、スコアだけを見せてクイズを出したら、「オーパス・ワン」との回答が出てもおかしくないはず。実際には1/2価格ですが。 ◎「神から授かったカベルネ・ネクター」byパーカー ’01年にはロバート・パーカーをして「神から授かったカベルネ・ネクター」とまで言わしめたプライヴェート・リザーヴ。エレガンスとフィネスを兼ね備えたこの万人に愛されるスタイルは、最古参にしながら今だにその輝きを失わず、それはまさにトップ生産者として君臨するベリンジャーの姿そのもの。貫禄の一本です。 フルーツ・ソースは実はハウエル・マウンテン産が大部分(62%)を占めます。ダンを筆頭に、ハウエル・マウンテン産の山カベは長期熟成が前提で、リリース当初は飲めないものが多い中、各方面から「今もう旨い」と言わせるプライヴェート・リザーヴ造りは決して簡単ではないはず。あまりにもさらりと自然にこなし、それを感じさせないのはベリンジャーの底力でしょう。 そのためのサポート役は、セント・ヘレナ産20%、スプリング・マウンテン産7%、マウント・ヴィーダー産7%、カリストガ産4%とヴァレー縦断の他エリアからのフルーツ。何れも名の知れた畑(シャボット、マーストン、ケネフィック・ランチ等)ばかりであり、他の生産者であればそれぞれシングル・ヴィンヤードをリリースできる一級フルーツを惜しげもなくブレンドしています。 ◎Wine Advocate(2017.11)より 【RP95点+】 「Containing the tiniest splashes of Cabernet Franc and Petit Verdot, the 2015 Cabernet Sauvignon Private Reserve has a deep garnet-purple color and nose of plum preserves, baked blackberries and cassis with hints of menthol, sandalwood and chocolate box. Full-bodied with soft, seductive tannins and a lively backbone supporting the generous, ripe, opulent fruit, it has a decadent spiciness and great length.」(Lisa Perrotti-Brown) ◎James Suckling(2018.5)より 【JS99点】 「The spice and walnut aromas are so enticing. Undertones of blackberries and black truffles. Full-bodied, dense and layered with fantastic tension and seamless tannins. It goes on for minutes. All about classic structure and beauty.」 ◎Jeb Dunnuck(2019.1)より 【JD97点】 「I was able to taste to two vintages of the Private Reserve, and the 2015 Cabernet Sauvignon Private Reserve comes from a vintage loved by the estate. The final blend is the normal 97% Cabernet Sauvignon, 2% Cabernet Franc, and the rest Petit Verdot brought up in 85% new French oak. This full-bodied, ripe, voluptuous beauty shows the vintage to a T, offering a blast of sweet blackcurrants, licorice, ground herbs, and graphite aromas and flavors.」 複数仕込まれたロットの中でもベストのものをチョイス。新樽比率82%のカスタム・トーストされたフレンチ・オークで20ヶ月の樽熟成。’15年はカベルネ・ソーヴィニヨン97%(残りは例年メルロー、マルベック、プティ・ヴェルドなどで構成)。 リッチなコクと大柄なスケールは、ニューカリフォルニア系のナチュラル・メイキングからすれば「ややファット」とする評する向きも理解できますが、ナパ・カベの王道はこちら。含まれる上質なミネラルや酸を思えば、決して過重過熟ではありません。上記レビュワーの誰もがそう言わないように。 ●それは「王者のカベルネ」。ナパを象徴する完成された一本。 ■306本完売! 12本追加いたしました。 ■ジェームス・サックリング99ポイント ■ジェブ・ダナック97ポイント ■パーカー監修アドヴォケイト誌95+ポイント
[GREAT] VINTAGE ◎ファーストよりも希少なレア系セカンド! 「カベルネの里」ことラザフォード地区には、西と東にそれぞれ「女流醸造家による二大パーフェクト・カベルネ」が存在します。 西側がシリア・ウェルチによる『スケアクロウ』、そして東側代表がマーサ・マクレランによる『スローン』です。 中でもスローンは故アンドレ・チェリチェフが提唱した、この地区の特徴…「ラザフォード・ダスト」を個性の一端とする数々の有力生産者の中でも、いち早くロバート・パーカーにより【RP100点】を献上された地区最大のビッグ・ネーム。 2022.10在で、暫定・確定を合わせて6度の満点に輝いています。そして、そのセカンドがこちらの『アスタリスク』です。 ●ナパのビッグ・ネームにはファーストよりもセカンドのほうが品薄なケースが多いものですが、アスタリスクも代表的な一つ。 そんなアスタリスクに最新’18年が到着致しました。’17に比べ、ガローニは【AG90点→AG94点】、ダナックも【JD94点→JD95点+】と、共に前年を大きく上回る評価となりました。 因みにガローニの94点とは、アスタリスク"歴代最高評価"となっております。 ▼スローン・エステート・ワインズ(Sloan Estate Wines) 1996年、シアトルで実業家として財を成したスチュアート・スローンが、ラザフォード東の斜面、高級リゾート施設として知られる「オー・ベルジュ・ド・ソレイユ」の上方、標高約700mの地に16haの土地を購入。翌1997年にこのうち5haに植樹を行い、2000年に初収穫。2004年にリリースされた’00年にてデビューを飾った『スローン』。 その始動からカリフォルニアNo.1プレミアムの座を狙い、揃えられたスタッフは驚くべき陣営でした。 ご存知米国最高の栽培家にして数多の100点ワインの父、デヴィッド・エイブリュー。世界のワイン・ラヴァーを魅了するシンデレラ・コンサルタント、ミッシェル・ロラン。ハーラン醸造家のボブ・レヴィ&マーサ・マクレラン。そう、全員がパーフェクト・ワインに携わった三組の豪華コラボ。 結果、僅か三年目という前代未聞のスピードでパーフェクト・プロデューサーに名を連ね、当時は「オーナー交代により一時の沈下を迎えるであろうスクリーミング・イーグルに取って代わる存在」と囁かれもしました。 その後’07年でも【RP100点】を奪取し、ラザフォード初の複数満点ホルダーとなりました。2011年、創業者スチュワート・スローンは引退。スートンとジェニーのパン父娘がこれを買い取り、新オーナーとなりましたが、一切チームに変更は加えられていません。 因みに畑の購入時からデヴィッド・エイブリューのアドバイスを受けていたようですが、彼の正式なチーム参加は1998年より。一方ミシェル・ロランが加わったのは2002年のことでした。 ▼スローンのエステート・ヴィンヤード 畑の場所は、ラザフォードでも有名なナパの高級リゾート「Auberge du Soleil」の上方。このあたりはまさに極上プレミアムの巣窟。 お隣さんを辿ると、『ロバート・クレイグ』 → 『ホール』 → 『リーフ』という誠に豪勢な並び。 Auberge du Soleilを挟んで反対側には湖を内包し、200エーカーを越える『クインテッサ』の地所が広がります。更にその南には『ケイマス』の畑も。 これほどの面々が所狭しと集うのは、一帯の土壌が火山灰の堆積により形成された石灰華や、火山岩が破砕し、岩に空気を含む小さな穴が開いた石や砂利などから成り、多孔質で浸透性に長けたカベルネに最適な環境を誇るから。 鉱物が水に溶け出したミネラルを葡萄の根が吸い上げ、多くの土壌由来の成分を含む高品質な葡萄が育まれます。 またサン・パプロ湾から上がってくる霧も、冷たい空気を運ぶものの、畑を覆い隠すまでは上がらず、丁度良い按配。南西を向いた斜面は十分な日照を得ることが出来る…という理想的な気候も有します。 スローンでは自社畑にカベルネを82%、メルロー11%、フラン5%、残りをプティ・ヴェルドという比率で栽培しており、収量は毎年、各品種とも1エーカーあたり1.5〜2.5トンと低く抑えています。デヴィッド・エイブリューの管理の元、完璧な果実が育まれています。 ▼2nd.らしからぬ長期熟成型…アスタリスク(Asterisk) そんなスローンが2004年から手掛けているセカンド・セレクションが『アスタリスク・プリプライエタリー・レッド』。 カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが主体で、スローンの樽セレクションが終わった後にアスタリスクの樽セレクションを行う…という同一母体、同一製法で造られたワインです。 長い醗酵期間(50〜60日)の後、27ヶ月間仏産樽にて熟成(左画像はスローンのカーヴ)。 満点組のセカンドらの中でも非常に長い熟成期間を取るワインとして知られ、ファーストでも’20年のリリースを終えた造り手もある中、アスタリスクはセカンドにしながらまだこの’18年が出たばかり。 まさにラザフォードのテロワールとスローン・エステートの双方を分かり安く表現したワインとなっています。 ファーストに比べてよりジューシーで魅惑的。フルーツのアロマと味わいが大きく拡散するようなイメージを持ち、スローンを知る上での入り口に相応しいワインです。ふっくらとして ジューシー。 レッド・チェリー、プラム、スパイス、ミント、新しい皮のアロマ。豊潤でフルーツがたっぷり。若いうちから長く美味しさを楽しめ、グラスの中でも面白いように味わいが変化…深みや黒系果実のニュアンスが出て、どんどん魅惑的なワインになっていきます。 なお、アスタリスクとは「*」←のようなマークが一般的ですが、原語の意味はラテン語で「小さい星」を表し、まさにスローンのプティ・ヴァージョンを示したものとなっています。 ●フレンチ・ランドリー2020年のワイン・メニュー、そのマグナム・リストに掲載されているワインがスローンの2010年。お値段$4,250(約60万円弱)也。 ■ジェブ・ダナック95+ポイント ■ヴィノス(VINOUS)94ポイント(同銘柄歴代1位)
テイスティングノート:テイスティングノート 淡い黄色で、 このエレガントな2014年ガラ・グラン・クリュ・シャンパーニュの泡は、繊細で魅惑的。白桃や柑橘類のノーズを示し、フルーティーなニュアンスが表れる。7年間の熟成を経て、口当たりはフレッシュかつ、酸味とミネラルの美しいバランスと 酸味、ミネラル感を持つ。 葡萄品種:100% シャルドネ *本ヴィンテージが在庫切れの場合、在庫があり価格が同様の場合は自動的に次のヴィンテージに変更されます、ご了承ください。
送料について、四国は別途200円、九州・北海道は別途500円、沖縄・離島は別途3000円 商品名 サッポロ ベリンジャー ナパ ヴァレー メルロー 750ml × 6本 赤ワイン メーカー サッポロビール 容量/入数 750ml / 6本 Alc度数 13.5% 国(産地 AOP) アメリカ ぶどう品種 メルロー 96%/カベルネ・ソーヴィニヨン 4%/※比率は収穫年で変動 ボディ・味わい 赤・フルボディ 備考 商品説明 熟した果実感と濃縮度を有するベリンジャーの自信のメルロー[商品説明]ファウンダース・エステートシリーズは、ベリンジャーのハウスワインスタイルとも言えるもの。同シリーズは、創設兄弟ジェイコブとフレデリック・ベリンジャーのカリフォルニアにおける先駆的な発見とそのセンスを称え、命名されたもの。彼らは上質なワインを作ることを夢見て、1876年にベリンジャーヴィンヤードを設立。今日、同シリーズのラインナップに、最も人気の高いぶどう品種を通して二人の熱い想いが凝縮されています。ベリンジャーの偉大なワイン作りの歴史、カリフォルニア全土から140以上のヴィンテージに由来する品質が染み込んだベリンジャー典型の味。スタイリッシュなベリンジャーワールドをお楽しみ頂けます。[ワインとして]プラムやカシスを想わせる香りが絶妙なバランスで融合した上品な渋味と果実味豊かなワイン。オーク樽で5ヶ月間熟成させることで香ばしさと複雑さを備えています。すき焼きや照り焼きとのマリアージュうは有名です。[料理との楽しみ方]ブリの照焼き、鶏の唐揚げ、豚肉のソテー、ピザ、ローストビーフ、牛ステーキ、焼き餃子、、焼鳥タレ味、すき焼き、青椒肉絲、タンドリーチキン、海老チリソース、ソーセージ、ビーフストロガノフ、お好み焼き
[逆襲の] 単一カベルネ 「キュヴェのマヤだけに注目して、このナパ・カベを見落してしまうような過ちを犯さないでください。」(by Jeb Dunncuk) ◎今、こんなことになっているダラ・ヴァレのカベルネ。 醸造家マヤ・ダラ・ヴァレ。コンサルタントにアンディ・エリクソン&ミシェル・ロラン。新チームとなった豪華最強布陣のもと、快進撃を続けるダラ・ヴァレ。 ご存知『マヤ』は’16、’18、’19年と、なんと直近四年で三度の【RP100点】を獲得。これほど順調に世代交代を成功させているナパのワイナリーも稀です。 さて、そんなダラ・ヴァレですが、新体制による新たな取り組みの中で、最も目を引くのがカベルネ・ソーヴィニヨンへの注力です。 マヤはナパとしては珍しい、多くのフランを用いるワインですが、対してダラ・ヴァレでは’13年よりフランを一切用いない、純度100%の単一カベルネ、『MDV』を発表。 まだ’13年、’16、’18年と三度のみのリリースにもかかわらず、早くも二度の【AG100点】と一度の【JD100点】を受賞しています(日本への正規輸入は現状無く並行品のみ。相場はマヤ1.5倍ほど)。 そして今回注目頂きたいワインが、『エステート・カベルネ』。 これまでマヤのセカンド的な立ち位置ではあったものの、マヤの影に隠れ、大きな話題になることはありませんでした。 しかし近年、ダラ・ヴァレのカベルネへの取り組みの変化からなのか、このエステート・ナパのクオリティが急上昇。今や並の年のマヤに並ぶまでになっているのです。 特に今回ご案内の’18年に至っては、三大誌揃っての【97点】が確定。アドヴォケイトの97点とは、三倍額の同年MDV、倍額の前年のマヤと全くの同点です。 ダナックが冒頭のように警鐘を鳴らすのも納得です。 ▼ダラ・ヴァレ(Dalla Valle) ナパのポイヤックともいわれるオークヴィル地区の斜面丘陵部に佇む小さな家族経営のワイナリー、『ダラ・ヴァレ』。スタート当初から「世界に誇る偉大なワインを」という高き目標を掲げ、1982年にグスタフ・ダラ・ヴァレが夫人のナオコ女史と共に設立しました。 1995年に’92年の『マヤ』が米国産ワイン史上初の【RP100点】を獲得。夫妻は夢を現実のものとしました。同年、グスタフは亡くなってしまいますが、ナオコさんが運営を続け、娘のマヤ・ダラ・ヴァレ女史がディレクターを務めていましたが、このたびマヤさんが正式に醸造責任者に就任しました。 過去のワインメーカーの変遷もオールスターと呼ぶにふさわしく、ハイジ・バレット、トニー・ソーター、ミア・クラインを経て、前任は元スクリーミング・イーグルのアンディ・エリクソン。ミシェル・ロラン(コンサルタント)との最強のコンビが監修しており、マヤ女史の醸造家就任後もアンディはコンサルとして残るそうです。現在、メーリングリストでのマヤの割り当て待ちは、4〜5年とも言われていますが、果たしてそれで本当に回ってくるのかは不明です。 現在ダラ・ヴァレでは、水はけのよい火山性土壌の畑から、複雑性に富んだ四種のワインを生産しています。リーズナブル版の『コリナ』、スタンダード版の『エステート・ナパカベ』、フラグシップの『マヤ』、そして最後が、近年良年のみ限定にて生産をはじめた、フランを用いないカベルネ100%の『MDV』です。 ◎Caberune Sauvignon Estate マヤ完成前の1986年に誕生した、ダラ・ヴァレで最も長く造り続けられているワイン、ナパ・カベ。 最上位の『MDV』が100%カベルネ・ソーヴィニヨンであるのに対し、こちらのナパ・カベは毎年少量のフラン(とヴィンテージによってはプティ・ヴェルドも)がブレンドに用いられます。 エステート内の複数ブロックからの果実をブレンドし、2/3を新樽フレンチ・オークにて22ヶ月熟成。 重層的で活気がある長期熟成タイプ。マヤほど飲み頃は先では無いものの、早くとも2023年以降、できれば2026年以降の抜栓が推奨されています。 ◎Wine Advocate (2021.1)より 【RP97点+】 「Deep garnet-purple colored, the 2018 Cabernet Sauvignon Estate comes soaring out of the glass with energetic notions of fresh blackberries, black cherries and cassis plus nuances of dark chocolate, kirsch, cardamom and tilled soil with a fragrant waft of violets. The full-bodied palate is densely packed with perfumed black fruit flavors, supported by firm, grainy tannins and seamless freshness, finishing long with loads of mineral accents.」(Lisa Perrotti-Brown) ダラ・ヴァレでは「2018年はセンセーショナルな年だった」と述べており、理想的な気候の元、ゆっくりと果実が色づいて熟し、完璧な収穫ができたそうです。 実際、’18年の『マヤ』は【RP100点/JD100点】を、同年『MDV』も【AG100点】する傑出年となっています。 ただ、この高品質の裏側にあるのはそれだけではありません。上記に「2/3を新樽フレンチ・オークにて熟成」と書きましたが、では残りの1/3は? 大部分が古樽のフレンチ・オークだとは思われますが、それだけでなく、ダラ・ヴァレではこの’18年にて、初めて「アンフォラ」(粘土の素焼き甕)での熟成を導入したのだとか。 樽での熟成に比べ、木の風味が付かないことから、よりブドウそのものの旨味が引き出せる、などと言われています。これを使用した第1号がこの’18年なのです。その影響も出ているのでしょう。 ●見逃せないところまで来たダラ・ヴァレのエステート・カベルネ。今回は、なんと90年代の極めてコンディションの良い古酒も同時入手!合わせてご紹介致します。 ■パーカー監修アドヴォケイト誌97+ポイント ■ヴィノス(VINOUS)97ポイント ■ジェブ・ダナック97ポイント
[確定] 100点Cirq.誕生 【 ★ 7/27追記 ★ 】 ○ジェブ・ダナックの最新版ソノマ・レポートにて、当サークの’19年が、全米ピノ史上"9本目"となる【JD100点】を獲得しました! 9本目のダナックの満点ピノ…とはいえ、実はこの9本のうち6本は日本正規未輸入。手に入らないピノでした。日本で正規蔵出し品が入手できるものとしては、『デュモル・ファン・’18年』、『ウェイフェアラー・トラヴェラー・’19年』に続く、3作目となります。 ◎マイケル・ブラウンのニュー・チャプター。 というわけで、同誌では『コスタ・ブラウン』を差し置いて、それよりも先にパーフェクトに達した『サーク』。 創設者はコスタ・ブラウンの旧共同オーナー兼ワインメーカーとして一世を風靡したマイケル・ブラウン(右画像)。 コスタ・ブラウンはありとあらゆる栄誉と賞賛を受け、現在「もっと増産してほしい、もっとアロケーションを増やしてほしい」という愛好家が引きも切らない状態です。 しかし彼は、ふと今の自分を振り返ったとき、こんなにも長いあいだ身を粉にして働いてきたのに、自分には何もない…自分の妻や娘に何も残してやれていないことに気づき、KBの権利を売却。 その資金を元に、ワインメーカーの誰もが夢にもつ「自社畑」の取得を実現。KBの設備を間借りし、エステート・ヴィンヤードにて自身が思うままに描く新しい世界クラスのピノ・プロジェクト、『サーク』(Cirq.)をスタートさせました。 「紳士淑女の皆々様!われらがサーカス団 "サーク" のショーにお集まり頂き誠に有難う御座います。これから皆様に体験頂く事は、はてさて夢か現か幻か。なんとも不思議な体験が皆様の目前で繰り広げられる事でしょう。それでは時を忘れ存分にお楽しみ下さいませ。」(byマイケル・ブラウン) サークはサーカスのイメージから命名。上記マイケル・ブラウンの言葉はそれをパロディとしたおどけた科白ですが、彼の信念と想いは到ってシリアスです。 氏は語ります…「ワインは芸術。演者なくしてショーは始まらない。いかに素晴らしいテロワールがあっても、人智無くしては決して生かされない。自社畑で世界最高クラスのワインを作ることは長年の夢であったが、タイミング、人、チャンス、資金、コネクション、偶然、ラッキー、全てが揃い、機が熟した時でないとうまくいかない。今まさにその時が来た。」…と。 ▼サーク(CIRQ. ) マイケル・ブラウンが著名な醸造家であることは誰もが知る事実ですが、彼が幼少時代、地元ワシントン州ワナッチーの少年サーカス団で、毎夏演技を行っていたことを知る人は多くありません。サーカス団では綱渡りや曲芸を行いましたが、毎回上手く行くわけではありません。しかし大怪我をしようが、毎年必ず参加していました。それはまるでワイン造りのようでもあります。 この時培った、勤勉であること、何度でも試行錯誤を繰り返すこと、時には危険やリスクを覚悟しなければならないこと、バランスよく全てを見渡すことなどは、現在の彼のワインメーカーとしての資質に大きな影響をもたらしました。 新プロジェクトを始めるにあたり、迷うことなくこのサーカスをイメージする「CIRQ./サーク」という造語を選びました。 さて、これまでサークでは『ツリーハウス』と『ブートレッガーズ・ヒル』という2つの畑からのシングルをリリースしていましたが、’17年から、突如として畑名もキュヴェ名も消えました。これは一体…? ▼サークもまた新たなステージへ 売却後も醸造家としてコスタ・ブラウンに籍を置いていたマイケル・ブラウンですが、2018年にダックホーンに買収されたことで、彼はコスタ・ブラウンを完全に退き、サークに専念することとなります。 しかし、彼を放っておかなかったのが、コスタ・ブラウン時代に契約していた栽培家たち。マイケル・ブラウンのもとには、「ぜひ自分の葡萄を使ってほしい」との栽培家たちからの申し出が数多く寄せられたそうです。 そこで彼はサークを見つめ直し、自社畑にこだわらず、愛するRRV、そしてRRVに点在するグロウワーたちの素晴らしさを表現するべく、申し出のあった中から優れたものを選り抜き、複数畑の果実をブレンドして「1本の最高のキュヴェ」のみを『サーク』と呼んでリリースすることを決めたのです。 毎年エチケットが変わるワインはいくつかありますが、サークは毎年「裏」ラベルが異なります。 ◎Jeb Dunnuck(2023.7)より 【JD100点】 「The 2019 Pinot Noir is a jeweled ruby hue and has layered aromas of pristine cherry, cardamom, rose petal, and sweet herbs. It has incredible clarity and focus, with and a silky texture in its notes of raspberry liqueur and violets, and somehow seems to have more depth after the wine is gone. It offers fantastic balance and a sunny feel, with great refinement that lasts for ages. This wine is outstanding.」 14の畑を区画別に極めて細かく分けて収穫、醸造、ブレンド。8%のみ全房使用。 新樽比率44%のフレンチ・オーク、16%のコンクリート・タンクで15ヶ月熟成。 中口からやや重めの凝縮感がありながら重すぎず、酸が全体を柔らかく引き締めています。 アルコール感とタンニンが上手く調和し、飲みごたえと爽快感の両方が引き出されている…そんなピノ・ノワールです。 上記にも原文を載せておりますが、ダナックも「信じられないほどの透明感とフォーカスがあり、飲み終わった後、どういうわけだか更に深みが増すように感じられます。」と語っています。 濃さではなく、凝縮感。高く安定したクオリティ。まさにマイケル・ブラウンが「自信があるんだ」と自負し、コスタ・ブラウン時代に培った「目利き」の賜物。 ●「サーカスの魔法が、今、かけられた。」マイケルは自信に溢れた笑顔でそう言いました。 ■表示数限り(最終在庫)です。 ■ジェブ・ダナック100ポイント
[史上四度目] RP100点 ◎蔵出し×6年熟成×米国産×RP100点×カベルネがこの価格!? 現在、’19年を現行ヴィンテージとする『リッジ』の『モンテ・ベッロ』。そこから二作遡るバック・ヴィンテージの当’17年が… ▼ WA誌2024.4月号にて見事【RP100点】を受賞! アドヴォケイト誌上で【RP100点】を受賞した単一カベルネに分類される米国産ワインは全182本。このうち175本までもがナパ・ヴァレー産。ほかはワシントンとソノマで、セントラル・コーストからは一本も出ていません。 セントラル・コーストの【RP100点】受賞ワインは33本存在しますが、SQN、アルバン、サクサムらほぼほぼローヌ系。カベルネを主体としたワインはモンテ・ベッロを除けば皆無です。 比率が75%を下回るため単一品種は名乗れぬものの、間違いなく今作こそが、セントラル・コースト最高のカベルネと言えましょう。 モンテ・ベッロはこれにて史上四度めの【RP100点】とはなりますが、うち二作は90年代、70年代の回顧試飲にて付いたもの。 得られたのは情報だけで、現物の入手は叶いませんでした。 ですので「満点モンテ・ベッロの入手機会」は、実質的に、’13年に続いてこれがまだ二度目。 この貴重な機会が、6年熟成のバック・ヴィンテージとして、そして蔵出し品として訪れ、それでいて三万円台…とは衝撃プライスです。 ◎リベンジ・テイスティング【三冠】トリプル優勝。 「カベルネの頂点=ナパ」の図式に孤軍奮闘で立ち向かうナパ「外」最高峰の米国産カベルネの一つ、モンテ・ベッロ。 モンテ・ベッロはまたかの有名な1976年のパリ・テイスティング(>>詳細)にて、米国代表の6本のカベルネの1つに選ばれたことは周知の事実。 その30周年を記念して2006年に行われたリターン・マッチ(>>詳細)では、古酒部門(’71)【第一位】、直近ヴィンテージ部門(’00)【第一位】と双方で優勝。 更に2016年に行われた同40周年記念試飲会では、当時の面々の現行ヴィンテージ(2012年前後)がブランド試飲されましたが、ここでもみたびモンテ・ベッロが【第一位】に。 見事トリプル優勝を果たし、主席独占、圧巻のクオリティを見せ付けました。 そして’13年には【DC100点】、’15年には【JS100点】、’19年は【AG暫定100点】、そして当’17年は【RP&JD100点】と各方面で満点戴冠。 同等評価されるナパ・カベが5万、10万円といったランクであることを思えば、この価格としては突出した品と言えるでしょう。 ◎クリスチャン・ムエックスとの悶着? クリスチャン・ムエックスがナパに進出し、ドミナスを立ち上げたのが1982年のこと。 それから四年後の1986年、ムエックスはAM2時という深夜にもかかわらず、リッジのポール・ドレイパーに電話を掛けて彼を責めに責めたそうです。 何をそんなに激怒していたのかといえば、リッジが現オーナーである日本の大塚食品に売却されたから。 「なんで売りに出ていたなら私に教えないんだ!」とまくしたてたのです。 右岸の君主は、ナパのみならず、80年代からサンタ・クルーズ・マウンテンのポテンシャルを見抜いていたわけです…流石と言うほかありません。 もしタイミングが違えば、リッジはクリスチャン・ムエックスの所有になっていたのかもしれません。そしてもしそうなっていたなら、現状のドミナスを見る限り、モンテ・ベッロはこの価格には収まっていなかったかもしれませんね。 ◎Wine Advocate(2024.4)より 【RP100点】 「Stunning depth, power, purity and elegance. The blackcurrants and plums are fresh and intense on the nose with blueberries and gently herbal notes, too. The palate has a keenly articulated array of vibrant tannins that hold long, fresh and pure. It invokes a sense of wonderment at the finish. So long and so pure. This blend of 77 per cent cabernet sauvignon, 11 per cent merlot, seven per cent petit verdot and five percent cabernet franc, is just at the start of a wonderful journey.」(Matthew Luczy) ◎Jeb Dunnuck (2020.8)より 【JD100点】 「Pure perfection, the 2017 Cabernet Sauvignon Monte Bello is a sensational effort from this estate that should be snatched up by drinkers and collectors. Based on 72% Cabernet Sauvignon, 16% Merlot, 8% Petit Verdot, and the rest Cabernet Franc that was brought up mostly in new American oak, this saturated purple-hued beauty is legendary Monte Bello in the making and has a stunning yet primordial bouquet of cr?me de cassis, lead pencil shavings, graphite, chocolate, and chalky minerality. Full-bodied, incredibly powerful, and one of the most concentrated versions of this cuv?e ever made (I've had most of them), it needs a solid decade of bottle age and will have 50-60 years of overall longevity. Despite the long drinking window, it offers plenty of pleasure even today. I followed this bottle for two days and it showed best right out of the gate, closing down and becoming more brooding and backward with air. It's an incredible wine that I promise you won't regret having in your cellar.」 ’17年は雨が多く、水分に困らなかった年。夏は日中は暖かく、逆に夜間は非常に寒く、寒暖差が得られたそうです。 カベルネ73%にメルロー15%、プティ・ヴェルド8%、フラン4%のブレンド。野生酵母による自然発酵。フル・マロ。新樽比率100%。アメリカン・オーク95%に、5%のフレンチ・オークを併用。17ヶ月の樽熟成。 モンテ・ベッロの特徴といえば、オークを伴う凝縮、かつ贅沢、かつ上品なカシスなどのダーク系フルーツ。ココア/チョコレートのノート。深くエキゾチックで融和したタンニンに長いフィニッシュ。 どのヴィンテージを飲んでも、まさに歴史に残る珠玉の大作であることをひしひしと感じます。熟成前提なら、価格的に見ても推奨度はオーパスより上。 価格的な面では、正規品のライブラリーで最もリーズナブルに手に入るヴィンテージが’11年(→こちらから)。’17年より三割近くお安くなっており、同時に12年モノ…という熟成モンテ・ベッロでもあります。 また現行’19年は税別定価39,000円(込42,900円)への値上げが確定しています。 【▼オリジナル木箱発送について】 ※当ワイン3本以上お買い上げの場合、ワイナリのオリジナル木箱(平箱3本入り/蓋付き)にて発送いたします。ご希望の方は、下記の木箱発送オプションより「希望」をお選び下さい。 ■木箱は現地からの輸送に使用されたもののため、配送シール貼付、傷、汚れなどがある場合が御座います。御了承下さい。 なお、ダナックは当’17年がリッジ唯一の満点。ワイン&スピリッツでもこの’17年が歴代No.1。サックリングからは2021年度の世界年間TOP100にも選ばれています。 こうしてナパ外最高峰と認知されだしたリッジ・カベルネの品質は、40年前から米国の頂上に在り続けました。今、それが理解され始めただけ…。 ●ようやく訪れた、蔵出し品「二度目」の満点リッジ入手機会。6年熟成×蔵出し品×満点カベルネがこの価格。当ヴィンテージ、逃す手は無い…ぜひ確保下さい! ■360本完売! 24本追加いたしました。 ■パーカー監修アドヴォケイト誌100ポイント ■ジェブ・ダナック100ポイント ■ジェームス・サックリング99ポイント [ 年間TOP100/#82 ] ■ワイン&スピリッツ誌97ポイント(同銘柄歴代1位)
■1ケース(12本)でのお届け価格です。 ■インポーター希望小売価格@3,500円(税別) ■同梱不可!ほかワインとの同梱はできません。 ■送料無料 [ >>クール便ご利用時のルールはこちら ] └(北海道・沖縄県・クール便代除く) 【インポーター商品情報】 ザ・ペアリングは、姉妹ワイナリーである「Jonata」と「The Hilt」に共通するセカンドワインです。「ペアリング」はペティナイフ又は果物ナイフの名称である「ペアリングナイフ」に由来します。
[St.Helena] 新星■Dエイブリュー×Mロラン×Aエリクソン…ナパ黄金の方程式、セントヘレナ・ヴァージョン誕生。【Marciano Estate Cabernet Sauvignon Napa Valley 2017】 ≪ St.Helanaに突如現れたスーパールーキー ≫ ◎歴史ある孤高のテロワールにドリーム・チーム、出陣。 国内最新’16年にて【RP99点】に達したプリチャード・ヒルの『オーヴィド』。四度のパーフェクトを誇るご存知オークヴィルの『ダラ・ヴァレ』。イーグル・オーナーによるサンタバーバラ版、『ホナタ』。ハウエル・マウンテンの麓にて始動し、2016年にベクストファー家(Tuck)が購入した【RP98点】到達の『ダンシング・ヘアズ』…。 これら全てを手掛けてきたドリーム・チームといえば、「デヴィッド・エイブリュー×ミシェル・ロラン×アンディ・エリクソン」のゴールデン・トリオ。 この最強軍団が今度はセント・ヘレナに集結し、またしても衝撃のナパ・カベを完成させました。それが『マルシアーノ・エステート』。 スクリーミング・イーグルの醸造長という偉大なバトンを若き後輩に託し、そして新たに就任したマヤカマスでは早速全米No.1(スペクテイター2019年間TOP100米国1位/総合#2)に輝くなど、相変わらず最前線を張るアンディ・エリクソンが、いまクライアントで最も注力するニュー・プロジェクトの一つです。 ●Jeb Dunnuck/Score:98+ 〜「ウルトラ・ピュアで信じられないほど素晴らしい」 ●Wine Advocate/Score:97+ 〜「非常に上品で素晴らしく熟成するだろう!」 ●VINOUS/Score:97 〜「卓越している。素晴らしくゴージャス。」 …と、既に三大誌評価は黄金チームの作品の中でもピカいち(一例として'14年のイーグルがRP97/AG97/JD97点)。ボルドーに通じる複雑なニュアンスと、カリフォルニアの力強さを兼ね備えたナパ・カベとして各方面から絶賛されています。 ◎所在と畑。 セント・ヘレナの偉大なるパーフェクト・ゲッターに『スポッツウッド』があります。1800年代、このスポッツウッドの周囲は、同じ所有者が持つ一つのファームであったことをご存知でしょうか?それが、ボーン家により運営されていたマドローナ・エステートです。 マドローナ・エステートは19世紀後半のフィロキセラ害、20世紀前半の禁酒法時代をも乗り越えて1950年代まで続きますが、その後ばらばらに分割され、売却されてしまいます。 時を経て現在、西側の畑とマドローナの名を継いだのがデヴィッド・エイブリュー(のマドローナ・ランチ)。東南側の畑とボーンの名を継承したのがベクストファー家(のベクストファー・ボーン)。そして南側のプロパティとボーン家の石造りの邸宅を取得したのがモーリス・マルシアーノ(のマルシアーノ・エステート)なのです。 ▼マルシアーノ・エステート(Marciano Estate) 1981年にロスで創業し、一世を風靡したデニム・コレクションでもしられるアパレル・ブランド「GUESS」。その創始者であるマルシアーノ三兄弟のひとり、マルセイユ出身のモーリス・マルシアーノは、ボルドー古酒、芸術品コレクターとしても有名で、ナパ・ヴァレーでの最高のワイン造りは長年抱いていた夢でした。 2006年、かつてボーン家が所有し、その後クリスチャン・ブラザースの手に渡っていた20haほどの地所(とボーン家の邸宅)を購入。このうちの最適な10haを選び、土壌調査と栽培をデイヴィッド・エイブリューに託し、およそ5年の歳月を掛けて畑を整備。 チーフ・ワインメーカーにアンディ・エリクソン、フルタイム・ワインメーカーにモーガン・モレーズ(ペトリュス、DRCで働き、ナパではダラ・ヴァレ、スクリーミング・イーグルでアンディの右腕として活躍)、ブレンディング・コンサルタントにミシェル・ロランを招聘し、’12年に念願の初ヴィンテージをリリースしました。 ワイナリーは、ボーン家の邸宅に使用されていた歴史的な石壁を再利用し、ハーラン、ボンド、プロモントリー、ダナなどのワイナリーを手掛けたハワード・バッケンが設計。石造りの非常に美しい芸術的なモダン建築となっており、外観が美しいだけでなく、中は最新設備が整います。特に円形の樽貯蔵室は荘厳だそうです。 現在自社畑のみから5種のエステート・ワインを造り、年間生産量は1200ケースほど。今後とも規模を拡大させるつもりは無いそうです。この度のご案内は、フラグシップとなるエステート・カベルネ。 ▼2016 Cabernet Napa Valley (Estate) ’16年のブレンドは、カベルネ82%にフランが18%。セント・ヘレナと言うとヴァレー・フロアの印象が強いですが、マルシアーノの畑は西側のマヤカマス山麓の斜面を上がったところにあり、畑が東南を向いています。 そのため朝日を十分に浴び、逆に西日は山影で当たらないという、過熟過ぎずに酸を保つために理想的なロケーションとなっています。土壌は古代の川が運んだ石ころが多く混じる、鉄分を多く含む母岩と堆積粘土土壌。水はけが良くボルドー品種に最適です。 区画毎に収穫し、ワイナリに運び込まれた毎に小さなステンレス槽で醗酵、各タンクに自動パンチ・ダウンのシステムが設置された最新式。コンクリート・エッグも使用しており、こちらも独自の温度管理システムが組み込まれたやはり最新式。フレンチ・オークにて約二年の熟成。 ◎Wine Advocate (2019.10)より 【RP97点+】 「Medium to deep garnet-purple in color, the 2016 Cabernet Sauvignon Estate has a very classy, forthright nose of warm blackcurrants, preserved plums and wild blueberries with underlying notions of cigar box, graphite, crushed rocks, bouquet garni and espresso. Full-bodied, firm and built like a brick house, it has a solid line of ripe, grainy tannins and seamless freshness supporting the tightly knit, muscular black fruit, finishing long and earthy. This should age incredibly!」 ◎VINOUS (2020.1)より 【AG97点】 「The 2016 Cabernet Sauvignon Marciano Estate is glorious. Ample, creamy and beautifully resonant on the palate, the 2016 possesses off-the-charts richness and plushness. Dark cherry, plum, chocolate, licorice, spice, menthol and gravel give the 2016 layers of sepia-toned intensity and texture. This is such a gorgeous wine, and also the best wine yet off the property.」 ◎Jeb Dunnuckより 【JD98点+】 「Bottled in September of this year, the 2016 Cabernet Sauvignon Estate checks in as 82% Cabernet Sauvignon and 18% Cabernet Franc brought up in French oak. Its inky purple color is followed by classic notes of blackcurrants, lead pencil shavings, spring flowers, and hints of crushed rock. Deep, seamless, ultra-pure, and incredibly classic on the palate, it's another brilliant, classic Napa Cabernet Sauvignon from winemaker Morgan Maureze. It’s slightly more reserved than the 2015 (which is to be expected as the vintages are dramatically different) and is going to benefit from 3-5 years of bottle age.」 非常にパワフルながら、深みと瑞々しさも兼ね備えた味わい。チェリー、カシス、ブラック・ベリーの複雑なアロマ。プラム、モカコーヒー、ヴァニラ、タバコの葉の複雑なニュアンスも。 口当たりはしなやかで、こなれたタンニンと長い官能的な余韻。リリースしたてでも土っぽさ、トリュフ、下草、苔むした木、土壌からくる鉱物的な鉛筆の芯、鉄っぽさ、森林の中の香りなど、ボルドーのワインにも通じるようなニュアンスを含みながら、カリフォルニアの力強さとフレッシュさも兼ね備える為、若くして飲んでも十分に楽しめ、十年以上の熟成も十分に期待できます。 ●年産は224ケースのみ。既に'16年はワイナリーでも完売。よくぞ海を超えてきたものです…。 ■ジェブ・ダナック97ポイント ■ヴィノス(VINOUS)95ポイント
■1ケース(12本)でのお届け価格です。 ■インポーター希望小売価格@3,600円(税別) 【USR】【PIN】 【インポーター商品情報】 HRWはプレスジュースから造られるセカンドラベル・シリーズ。鮮やかなルビー色で、チェリー、スイカのアロマにほのかなスモーキーな香り立ち。フレッシュかつ、クリーンな口当たりで、清涼感漂うライトからミディアム・ボディで、軽快なタンニンが伴う。ナパ・ヴァレー産としては破格のお値段です。
■1ケース(12本)でのお届け価格です。 ■インポーター希望小売価格@3,800円(税別) ■同梱不可!ほかワインとの同梱はできません。 ■送料無料 [ >>クール便ご利用時のルールはこちら ] └(北海道・沖縄県・クール便代除く) 【インポーター商品情報】 ダックホーンが新しくカベルネ・ソーヴィニヨンの適地に選んだのはパソ・ロブレス。その品質の高さと共に、価格のリズナブルさにも注目。広いパソ・ロブレスの中でも品質が高いと言われる国道101号より西のアデレイダ地区を中心に、中央部のエストレラ、エル・パーマーにある区画をブレンド。契約農家と密に連携し、収量、収穫時期、果実の糖度、成熟度、酸のバランスを見極めた。ジュージーなベリー系アロマが立ち上がり、凝縮したダーク・チョコレート、コーヒー、煮詰めたプラムの味わいに、しなやかで優しいタンニンが満載。