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曲目・内容1.作者不詳(13世紀): 怒りの日〔器楽による演奏〕2.作者不詳: うんざりだ、冬って奴は〔I〕(ジャン・リクテュス〔1867-1933〕の詩「貧者の独白」〔1903〕による)3.アリスティード・ブリュアン(1851-1925): これがコレラだ(『通りでは』〔1889〕より)4.ヴァンサン・スコット(1874-1952): 舗道の毒蛇(作詞: ジャン・ロドール〔1881-1967〕)5.フランシス・ポピー(1874-1928): 憂愁 〜ためらいのワルツ(1921)〔器楽による演奏〕6.作者不詳(「ザクセン元帥の歌」の調べによる): フュアルデスの嘆き(1818)7.エミール・ワルトトイフェル(1837-1915): ワルツ「恋と春」(1880)〔器楽による演奏〕8.ギュスターヴ・グブリエ(1856-1926): 女工をしている娘(1898/ジュール・ジュイ〔1855-1897〕の詩による)9.ジャン・ヴァルネ(1868-1904): 舗道のセレナーデ(1894)10.ポール・ベルナール(1825-1879): 鳥たちが怖がるので(1864)〔器楽による演奏〕11.デュクリュ&ベレッタ: 道化師の嘆き(1903?)12.作者不詳: 放浪歌手の独白(リクトゥスの詩「貧者の独白」〔1903〕による)13.セザール・キュイ(1835-1918): 路傍の子ら(『ジャン・リシュパンの詩による20の歌』Op.44より)14.ガストン・ガバロシュ(1884-1961): 夜型の者たち(1914/ラウル・ル・ペルティエ〔1870頃-1926〕とシャルル・クリュニー〔1882-1962〕の詩による)15.作者不詳(15世紀): ラ・ペロネル(作者不詳〔伝ラブレー〕『パンタグリュエル第五之書』〔1564〕より)16.作者不詳: うんざりだ、冬って奴は〔II〕(ジャン・リクテュス〔1867-1933〕の詩「貧者の独白」〔1903〕による)アーティスト(演奏・出演)ステファニー・ドゥストラック(メゾソプラノ)アルノー・マルゾラーティ(バリトン、構成、音楽監督)レ・リュネジアン[メンバー]エルサ・モアッティ(ヴァイオリン)メラニー・フラオー(バスーン、リコーダー、声、歌)ピエール・キュサック(アコーディオン)ペルネル・マルゾラーティ(ハープ)クリストフ・テラール(ハーディガーディ、バグパイプ)アントワーヌ・ビトラン(手回しオルガン)ジョエル・グラール(打楽器)サントメール・オードマリア女声合唱団(合唱指揮: アデライード・シュトレセール)レコーディング2020年6月22-29日ムーラン・ア・カフェ劇場、サントメール(フランス北部パ=ド=カレー県)商品番号:ALPHA887『うんざりだ、冬って奴は』〜路傍の人たちの嘆きの歌を集めて〜 [アルノー・マルゾラーティ、ステファニー・ドゥストラック、レ・リュネジアン、サントメール・オードマリア女声合唱団] MERD'V'LÀ L'HIVER - Complaintes des gens de rue (D'Oustrac, Audomaria Women's Choir of Saint-Omer, Lunaisiens, Marzorati)CD 発売日:2022年11月18日 NMLアルバム番号:ALPHA887 Alpha Classics「道端」にこそ真実が。古楽プレイヤーたちが魅せる「音楽史の裏側」童謡や民俗舞踊などの伝統音楽にも光を当て、ALPHAに名盤も多いル・ポエム・アルモニークで創設以来重要な役割を演じてきた歌手アルノー・マルゾラーティが、同団体の仲間も含めた経験豊かな古楽プレイヤーを集め、自ら主宰する個性派団体レ・リュネジアン。フランス革命以降の時代を中心に、西洋音楽史の主流がすくい切れずにいた音楽領域を探り続けてきた彼らは『セントヘレナ 〜ナポレオンの伝説』(MU044/国内仕様盤NYCX-10219)でもユニークな名演を聴かせました。今回は時代をぐっと下り第一次大戦前後、ベル=エポックから狂乱の時代に至る華やかなフランス文化の裏で辛酸をなめ、路傍に追いやられた人々の暮らしを扱った詩句にもとづく歌の数々に光を当てます。俳優として研鑽を積んだ後クリスティに見出され、今やミンコフスキやマナコルダら実力派指揮者たちとの共演が続く個性派歌手ドゥストラックとともに、マルゾラーティは演技力抜群の朗読と鮮やかな歌唱を自在に行き来し、小劇場の極上レビューのごとく変幻自在の音楽世界を展開。ル・ポエム・アルモニークの伝統音楽系アルバムでも活躍した名手続々の器楽勢も、雑味交じりの民俗楽器や手廻しオルガンなど楽器の持ち味を最大限に引き出し、冒頭の「怒りの日」から鮮烈な存在感で歌を彩り続けます。土臭いシャンソン風味と表裏一体の高雅なワルツも魅力なら、唯一19世紀初頭生まれの歌「フュアルデスの嘆き」での堂々たる展開も聴きごたえあり。いかにもALPHAレーベルらしい1枚です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴァルネイガバロシュキュイグブリエスコットデュクロー不詳ブルアンベルナールベレッタポピーワルトトイフェル関連商品リンクNYCX-10219
曲目・内容[Cuban / Fusion / Jazz]1.Pan con timba (Aldo López Gavilán) - [4:46]2.Reencuentro (Ernán López-Nussa) - [7:12]3.Contradanza festiva (José María Vitier) - [2:17]4.Danza de fin de siglo (José María Vitier) - [4:01]5.Danza de los inocentes (Ernán López-Nussa) - [2:45]6.Danzón legrand (Andrés Alén) - [5:48]7.Zontime 1 Puesto y convidado (Ernán López-Nussa) - [4:24]8.El pájaro carpintero (Aldo López Gavilán) - [7:23]9.Romanza María la O (Ernesto Lecuona、 arr. Andrés Alén) - [4:26]10.Tico-Tico no fubá (Zequinha de Abreu、 arr. Andrés Alén) - [2:05] 11.Tarde en la Habana (José María Vitier) - [3:51]12.Epílogo (Aldo López Gavilán) - [6:56]アーティスト(演奏・出演)Yamilé Cruz Montero - PianoChristos Asonitis - Drumset, conga, cajón, maracas, guiro, triangle, pandeiro商品番号:NXW76154ラプソディア・クバーナ [ヤミレ・クルス・モンテーロ & クリストス・アソティニス] Rapsodia Cubana / Yamilé Cruz Montero & Christos AsonitisCD 発売日:2021年04月23日 NAXOS[ワールド]GRAND PIANOレーベルから「キューバのピアノ作品集」(GP758)をリリースしているクラシック・ピアニスト、ヤミレ・クルス・モンテーロ。ジャズやラテン音楽で活躍するギリシャ人ドラマー、クリストス・アソティニス。異なる音楽的背景を持ちながら、音楽も生活もパートナーである二人は、キューバ音楽という共通言語を見出しました。デビュー・アルバム「ラプソディア・クバーナ」は、アルド・ロペス・ガビラン、アンドレス・アレン、ホセ・マリア・ビティエ、エルナン・ロペス・ヌッサなどキューバのピアニスト、作曲家のピアノ曲にパーカッションのアレンジを施し、より現代的でラテン・ジャズ色の強い作品に仕上げています。伝統的でポピュラーなキューバの音楽スタイルにカホンやパンデイロなどのパーカッションでワールド・ミュージックを融合させ、曲によってはインプロヴィゼーションによる表現で二人の創造性をいかんなく発揮しています。関連商品リンクキューバのピアノ作品集GP758
曲目・内容フランチェスコ・ジェミニアーニ1-4.チェロ・ソナタ ニ短調 Op.5-2I. AndanteII. PrestoIII. AdagioIV. Allegro5-8.チェロ・ソナタ イ長調 Op.5-1I. AndanteII. AllegroIII. AndanteIV. Allegroゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル9-17.組曲 第5番 ホ長調 HWV 430I. PreludeII. AllemandeIII. CouranteIV. Air, "Harmonious Blacksmith"V. Double 1V. Double 2V. Double 3V. Double 4V. Double 5ジェミニアーニ18-21.チェロ・ソナタ ハ長調 Op.5-3I. AndanteII. AllegroIII. AffetuosoIV. Allegro22-26.チェロ・ソナタ 変ロ長調 Op.5-4I. AndanteII. Allegro moderatoII. Fantasia ad lib. e poi da capoIII. GraveIV. Allegro27-30.チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.5-5I. AdagioII. Allegro moderatoIII. AdagioIV. Allegro31-34.チェロ・ソナタ イ短調 Op.5-6I. AdagioII. Allegro assaiIII. GraveIV. Allegroアーティスト(演奏・出演)アンドリュー・アペル(ハープシコード)…9-17ロレッタ・オサリヴァン(チェロ)…1-8.18-34フォー・ネイションズ・アンサンブル…1-8.18-34レコーディング2013年8月13-16日USA コネチカット、ハムデン商品番号:ORC100049ジェミニアーニ(1687-1762):チェロ・ソナタ集ヘンデル(1685-1759):組曲 [オサリヴァン/アッペル/フォー・ネイションズ・アンサンブル] GEMINIANI, F.: Cello Sonatas, Op. 5 / HANDEL, G.F.: Keyboard Suite No. 5 (O'Sullivan, Appel, The Four Nations Ensemble)CD 発売日:2015年08月26日 NMLアルバム番号:ORC100049 Orchid Classicsニューヨークに拠点を置く「フォー・ネイションズ・アンサンブル」によるジェミニアーニ(1687-1762)とヘンデル(1685-1759)の作品集です。“コレッリからヘンデルをつなぐ存在”として知られる、イタリア後期バロックの作曲家ジェミニアーニは、優れたヴァイオリニストであったようですが、ここでは彼の「チェロ・ソナタ(正しくはチェロと通奏低音のためのソナタ)」を聴くことができます。イタリア特有の明るいバロックの響きではなく、少しだけ陰影に富んでいるのは、チェロを主役にしているからでしょうか。極めて美しく流麗な音楽を楽しむことができます。独奏ハープシコードによるヘンデルの組曲は、このアンサンブルのハープシコード奏者アペルによる演奏です。こちらは、ルクレールのフルート・ソナタ集(ORC100032)に続くフォー・ネイションズ・アンサンブルの2作目のアルバムとなります。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ジェミニアーニヘンデル
曲目・内容ホセ・リドン(1746-1827)1.2.詩篇「主よ、われは御身を愛し奉る」よりシェーナ Si queste voci rispettose(それらの尊敬する声が)アリア Che sarà? Qual cupo suono? (それは何? なんと暗い音)フランシスコ・ブルネッティ(1765頃-1834)3-5.チェロ協奏曲第1楽章: アレグロ・コン・スピーリト第2楽章: アダージョ第3楽章: ロンドリドン6.7.詩篇「主よ、われは御身を愛し奉る」よりレシタティーヴォ「不滅の勝利の」アリア A dispetto vedranno, o Signore (おお主よ、彼れが何を見ようとも)ガエターノ・ブルネッティ(1744-1798)8-10.聖水曜日の嘆き嘆き 第1番嘆き 第2番嘆き 第3番アーティスト(演奏・出演)エウヘニア・ボイシュ(ソプラノ) … 1, 2, 6, 8, 10カリム・ファルハン(テノール) … 9ギレルモ・トゥリーナ(チェロ) … 3-5シルビア・マルケス・チュリリャ指揮 ラ・テンペスタ(古楽器アンサンブル)レコーディング2019年3月13-16日 San Lorenzo de El Escorial, Iglesia de la Residencia スペイン商品番号:IBS202019ブルネッティ(1765頃-1834)とリドン(1746-1827)スペイン王室の室内楽作品集 [エウヘニア・ボイシュ(ソプラノ)/カリム・ファルハン(テノール)/ギレルモ・トゥリーナ(チェロ)/シルビア・マルケス・チュリリャ(指揮)/ラ・テンペスタ(古楽器アンサンブル)] LIDÓN, J.: Triumph (The) / BRUNETTI, F.: Cello Concerto / BRUNETTI, G.: Lamentaciones (Brunetti and Lidón) (Boix, Farhan, La Tempestad, Chulilla)CD 発売日:2020年04月24日 NMLアルバム番号:IBS-202019 IBS Classicalスペインのカルロス4世とフェルナンド7世の治世下で活躍した作曲家たちによる宮廷音楽のアルバム。かつての宮殿の王の部屋には十分なスペースがあり、王たちは室内楽はもちろん、多数の声楽家や器楽奏者、聴衆を招いて日夜、演奏会を開いていました。なかでも、ヴァイオリン弾きでもあったカルロス4世は毎日のように音楽にのめり込み、音楽アカデミーやコンサートを開催したといいます。カルロス4世の息子であるフェルナンド7世も、幼い頃から音楽の催しに参加し、やがて自身の妻と子供たちともども音楽に親しむようになりました。ここに収録された楽曲はいずれも当時の宮廷で演奏されていたもの。スペインらしい情熱的な旋律の中にも王室ならではの優雅さが感じられます。ソプラノのボイシュは2007年にモンセラート・カバリエ=ベルナベ・マルティの奨学金を獲得し、ドミンゴが主宰するオペラリア・コンクールの2012年のセミ・ファイナリスト。チェロのトゥリーナはスズキメソッドで学び、18世紀スペインのチェロについて研究し本も出版しています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ブルネッティブルネッティリンドン
曲目・内容ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)1-12.戴冠式アンセム 〜英国王ジョージ2世のための(全4曲)1. 司祭ザドク HWV 2582-4. 汝の手よ強くあれ HWV 2595-8. 主よ、王は汝の力を喜ばん HWV 2609-12. わが心は麗しき言葉に満ち HWV 26113-27.デッティンゲン・テ・デウム HWV 283※国内仕様盤 解説、歌詞日本語訳 … 白沢達生アーティスト(演奏・出演)ル・コンセール・スピリチュエル(古楽器&声楽アンサンブル)エルヴェ・ニケ指揮レコーディング2021年6月オーディトリアム・ド・ラ・セーヌ・ミュジカル、ブローニュ=ビヤンクール(パリ郊外)-★『レコード芸術』特選盤(2022年11月号)★-商品番号:NYCX-10331ヘンデル(1685-1759):戴冠式アンセム(全4曲)デッティンゲン・テ・デウム [エルヴェ・ニケ、ル・コンセール・スピリチュエル]CD国内仕様 日本語解説、歌詞日本語訳付き 発売日:2022年08月26日 Alpha Classics生々しい18世紀式の迫力そのままに響く、ヘンデルの充実傑作群!ヘンデルの合唱曲の中でも、金管や打楽器を交えたオーケストラが壮麗な響きを作り出す大作はロマン派時代にも人気が高く、19世紀にも多くの作品が蘇演され評判を呼んでいました。その迫力はヘンデル生前の演奏様式に立ち返っても有効なだけでなく、時に現代楽器演奏をも凌ぐインパクトさえ与えうるものであることを、欧州古楽シーンの最前線をゆく才人エルヴェ・ニケがありありと伝える痛快な名演が登場します。『メサイア』作曲の2年後、オーストリア継承戦争中の英国軍勝利を祝して書かれた1743年の『デッティンゲン・テ・デウム』と、英国王室の式典で今なお演奏される「司祭ザドク」をはじめとする『戴冠式アンセム』(1727年、ジョージ2世の戴冠式のために作曲)のカップリングですが、注目は初演時に近づけた編成の大きさ! 総勢35名の合唱、コントラバス2を含む弦20名、2パートのオーボエ各5にファゴット6、トランペット8にティンパニ2組という大編成を採用。金管には18世紀流の指孔なしナチュラルトランペットの名手マドゥーフ、木管には『王宮の花火の音楽』録音から楽器再現も含めてニケの協力を続けるジェレミー・パパセルジオーら、最前線の名手たちが加わっての演奏はまさに圧倒的。古楽器ならではの響きを伴うファンファーレの痛烈な迫力から、合唱と器楽の玄妙な交錯まで、聴き手をはっとさせる強い存在感の解釈がそこかしこに詰まっています。ニケとヘンデルの相性の良さを改めてよく示す新時代の名盤です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヘンデル関連商品リンク輸入盤ALPHA868
曲目・内容アルメニア、ジョージア、トルコの音楽1.Erzurumi Shoror2.Adanayi Voghpe -Adana Agidi3.Bingol4.Tal Tala - Daldalan5.Tamzara6.Dzveli Kartluri Tsatsekvao7.Noubar-Noubar & Yare Mardun8.Siretsi Yars Taran9.Naz Bar & Nazpar10.Kara Koyun11.Tsekva Kartuli -Keto da Kote12.Patara Gogoアーティスト(演奏・出演)A.G.A TRIO[メンバー]DENİZ MAHİR KARTAL - kaval flute, guitarMİKAİL YAKUT - accordionARSEN PETROSYAN - dudukレコーディングAugust 2018Studio 1058, Berlin, Germany商品番号:NXW76153ミーティング(アルメニア、ジョージア、トルコの音楽) [A.G.A トリオ] MEETING/A.G.A TRIOCD 発売日:2020年10月09日 NAXOS[ワールド]Armenia(アルメニア)、Georgia(ジョージア)、Anatolia(アナトリア、古代の小アジア、現代のアジア・トルコ)の3人のミュージシャンからなるA.G.Aトリオ。彼らの出身地を含む南コーカサスとアナトリアの地域は、ヨーロッパとアジアをつなぐ戦略的に重要な地点であり、歴史的に国家の興亡や対立など、多くの出会いと別れを目撃してきました。その地域で時代を超えて受け継がれてきたメロディを、バルカン半島・トルコで演奏されるカバル(kaval flute)と中央アジアのドゥドゥク(duduk)という2本の笛にアコーディオンの編成で、シンプルながら愁いを帯びた透明感のあるサウンドにアレンジ。第一次世界大戦下のオスマン・トルコによるアルメニア人の抑圧を歌う哀歌から平時の賑やかな結婚式の踊りまで、A.G.Aトリオの演奏はヨーロッパや世界中の聴衆を魅了しています。
曲目・内容フランシスコ・タレガ(1852-1909)1.ムーア人の踊り2.二人の幼い姉妹(2つのワルツ)3.アルハンブラの想い出4.アラビア風奇想曲(セレナータ)5.メヌエット形式の練習曲6.朝(カプリッチョ)7.マズルカ(ト長調)8.タンゴ・マリア9.ゆりかご10.イサベル(ワルツ)11.マリエッタ(マズルカ)12.マリア(ガヴォット)13.アデリータ(マズルカ)14.ラグリマ(前奏曲)15.メヌエット16.パヴァーナ17.夢(マズルカ)18.エンデチャ(前奏曲)19.ロシータ(ポルカ)20.前奏曲第1番21.ワルツ(ニ長調)22.前奏曲第2番23.グラン・ワルツ24.オレムス(前奏曲)アーティスト(演奏・出演)ミヒャエル・ヴィンクラー(ギター)レコーディング2019年Chapel Uster商品番号:EOS23420015ミヒャエル・ヴィンクラー・プレイズタレガ(1852-1909):作品集 [ミヒャエル・ヴィンクラー(ギター)] TÁRREGA, F.: Guitar Music (M. Winkler)CD 発売日:2020年04月24日 NMLアルバム番号:EOS234200-15 Eos Guitar Editionスイスで生まれたドイツ人ギタリスト、ヴィンクラーが「近代ギター奏法の創始者」タレガの名作を演奏したアルバム。若い頃に初めてタレガを聴いた時、瞬時にそのメロディ、ハーモニー、そしてエレガントなワルツの虜になったというヴィンクラー。それ以来、作品を“自分のもの”にするために何度も演奏してきたものの、ポリフォニー音楽と出会ってから、しばらくタレガを忘れていたという彼ですが、2019年に再度タレガの解釈を試みた結果、以前よりもスレンダーで、シャープでタイトなリズムかつ、大きなフレージングで作品を捉えることができるようになったと語ります。このCDを録音するにあたり、彼は自然なアコースティックを希望。その願い通りの美しい響きを感じさせる録音に仕上がっています。ヴィンクラーは1970年代に複数のロックバンドで演奏しながら、チューリッヒやベルンの音楽院で学び、1985年よりEOSギター四重奏団のメンバーとして活動、このアルバムはソリストとしての4作目となります。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)タレガ(タルレガ)
曲目・内容ショーソン(1855-1899)1-4.ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調 Op.21 I. Decide - Calme - AnimeII. SicilienneIII.GraveIV. Très anime5.終わりなき歌 Op.37アーティスト(演奏・出演)サイモン・ゴッロ(ヴァイオリン・ソロ)ジョン・ノヴァチェク(ピアノ・ソロ)ベンジャミン・サン(ヴァイオリン)イングリッド・ゲーリング(ヴァイオリン)ランドルフ・ケリー(ヴィオラ)マキ・クボタ(チェロ)マリオラ・カンタレロ(ソプラノ) … 5レコーディング2019年1月13-16日Auditorio Manuel de Falla (Granada)商品番号:IBS62020ショーソン(1855-1899):ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調 Op.21終わりなき歌 Op.37 [サイモン・ゴッロ(ヴァイオリン・ソロ)/ジョン・ノヴァチェク(ピアノ・ソロ)/ベンジャミン・サン(ヴァイオリン)/イングリッド・ゲーリング(ヴァイオリン)/ランドルフ・ケリー(ヴィオラ)/マキ・クボタ(チェロ)/マリオラ・カンタレロ(ソプラノ)] CHAUSSON Op.21CD 発売日:2020年07月10日 NMLアルバム番号:IBS-62020 IBS Classical通称「コンセール」と呼ばれる、ショーソンの「ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲」は、数ある室内楽の中でもユニークな編成による独特な作品となっています。パリ音楽院でマスネやフランクに師事したショーソンは、同時代のパリの華々しい作曲家たちに比べると地味な印象ですが、この「コンセール」は有名な「詩曲」とともに、比較的演奏される機会の多い作品の一つです。1889年から91年にかけて書かれ、ショーソン自身が“六重奏曲”ではなく、フランス語の協奏曲である“コンセール”と呼んでおり、ヴァイオリンとピアノが活躍するダブル・コンチェルトに近い印象もあります。ショーソンはこの曲を、希代のヴァイオリニストで作曲家のイザイに捧げ、イザイが1892年3月4日にブリュッセルでヴァイオリンのソロ・パートを担当し、初演を行いました。カップリングされた「終わりなき歌」は、不幸な愛を延々と歌う内容ですが、ショーソンらしい類い稀な美しさが漂う傑作です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ショーソン
曲目・内容ジェラルド・シュルマン(1924-2020)1-7.Chuench'i 歌曲集『春の精』 - 中国の詩による(1966)No.1. New CornNo.2. Plucking the RushesNo.3. Shang YaiNo.4. Flowers and moonlight on the Spring RiverNo.5. Look at that little bay of the Ch'iNo.6. Self - AbandonmentNo.7. At the end of Spring8.Moonbird ムーンバード - 無伴奏フルートのために(1998)9-12.ピアノのための4つの田園前奏曲(2012)No.1. BellacNo.2. GrottoNo.3. RivuletsNo.4. Solitude13.フルート・ソナチネ - フルートとピアノのために(1968)14.15.ピアノのための2つのバラード 「ヤナーチェクへのオマージュ」(1981-83)No.1. HukvaldyNo.2. Brno16-21.ウィリアム・ブレイクの6つの歌(1956/1997&2018改訂)No.1. AuguryNo.2. Ah、 Sun-FlowerNo.3. I Laid Me Down Upon a BankNo.4. EternityNo.5. The Sick RoseNo.6. To the Evening Star1-7を除いて世界初録音アーティスト(演奏・出演)ランドール・ビルズ(テノール) … 1-7、16-21マーク・ロブソン(ピアノ) … 1-7、9-12、14-21マキシム・ルブツォフ(フルート) … 8、13ミハイル・コルジェフ(ピアノ) … 13レコーディング2018年7月10日 … 8、132018年9月24日 … 1-7、16-212018年9月25日 … 9-12、14-15Allegro Recordings, Burbank, California(USA)商品番号:TOCC-520シュルマン(1924-2020):〈室内楽作品集 第4集〉ピアノのための2つのバラード 「ヤナーチェクへのオマージュ」歌曲集『春の精』 - 中国の詩によるピアノのための4つの田園前奏曲フルート・ソナチネウィリアム・ブレイクの6つの歌ムーンバード - 無伴奏フルートのために [ランドール・ビルズ(テノール)/マーク・ロブソン(ピアノ)/マキシム・ルブツォフ(フルート)/ミハイル・コルジェフ(ピアノ)] SCHURMANN, G.: Chamber and Instrumental Music and Songs, Vol. 4 (R. Bills, M. Rubtsov, M. Robson, Korzhev)CD 発売日:2021年08月13日 NMLアルバム番号:TOCC0520 Toccata Classics1924年、旧オランダ領東インド諸島に生まれ、1981年以降ロサンゼルスに拠点を置き活躍しているイギリス系オランダの作曲家ジェラルド・シュルマン。この室内楽作品集第4集には、フルートを用いた作品と歌曲が収録されており、ジャワのガムランの響きから、バルトーク、ブリテンなどの影響を受けた作品を聴くことができます。鳥の鳴き声を思わせるピアノの音色が特徴的な歌曲集「春の精」、イギリス近代歌曲からの影響が強く感じられる「ウィリアム・ブレイクの6つの歌」や、技巧的なフルートの音色が美しい「ムーンバード」と「フルート・ソナチネ」。そして2012年に作曲された「田園前奏曲」と1980年代の「2つのバラード」の2作のピアノ独奏曲も含まれています。「春の精」以外は全て世界初録音となります。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シュルマン関連商品リンク第3集TOCC-336
曲目・内容1-5.フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690-1768): ヴァイオリン・ソナタ 第12番 ニ短調(12のアカデミック・ソナタ Op.2 1744年)6.ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ(1620-1669): ヴァイオリン・ソナタ Op.4 No.6 「ラ・ヴィンチョリーナ」(6つのソナタ 1660年 インスブルック)7.ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1589-1630): ヴァイオリン・ソナタ ニ長調(18のソナタ 1声、2声、3声 1641年 ヴェネツィア)8.イグナツィオ・アルベルティーニ(1644-1685): ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ短調(12のソナタ 1692年)9-11.アントニオ・カルダーラ(1671-1736): ヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ長調(6つのソナタ、A-Wn EM.27、1700年頃)12-15.アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741): ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.2 No.3 RV14(12のソナタ 1709年 ヴェネツィア)16-19.フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762): ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.4 No.8(12のソナタ 1739年)20.アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713): ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.5 No.12 「ラ・フォリア」(12のソナタ 1700年)アーティスト(演奏・出演)ロベルト・アロンソ(ヴァイオリン)アグラヤ・ゴンサレス(ヴィオラ・ダモーレ)ブライス・ゴンサレス(チェンバロ)レコーディング2020年7月21-22日Teatro JOFRE フェロル(スペイン)商品番号:IBS182021Semina Rerumイタリア・バロックのヴァイオリン・ソナタ集 [ロベルト・アロンソ(ヴァイオリン)/アグラヤ・ゴンサレス(ヴィオラ・ダモーレ)/ブライス・ゴンサレス(チェンバロ)] Violin Sonatas (Italian Baroque) - ALBERTINI, I. / CALDARA, A. / CORELLI, A. / VIVALDI, A. (Semina Rerum) (R. Alonso, A. and B. González)CD 発売日:2021年11月12日 NMLアルバム番号:IBS-182021 IBS Classical「Semina Rerum=物事の種」と題されたアルバム。イタリア・バロック期に活躍した8人の作曲家のヴァイオリン・ソナタが収録されています。8人とも全てヴァイオリンの名手で楽器の愛好家であり、この中には、当時アルプスを越えて出版されるほど高い評価を得た作品も存在しています。このアルバムのポイントは「ニ短調」で書かれた作品を中心に収録していること(同主調のニ長調と、その属調のイ長調作品も含む)であり、この調性はヴァイオリンの弦の音をすべて含んでいるため、ヴァイオリンにとっては演奏しやすく、よく響くとされており、どの曲からも各々の作曲家の工夫もうかがえます。また通奏低音にヴィオラ・ダモーレを用いていることにも注目。甘く美しい響きが華を添えています。演奏するロベルト・アロンソは1983年、スペインのビーゴで生まれたヴァイオリニスト。6歳からヴァイオリンをはじめ、2001年にロンドンに移住。ユーディ・メニューイン音楽学校で研鑽を積んだ後、国際的に活動するとともに、現在は香港浸会大学(香港バプテスト大学)で後進の指導にあたっています。使用楽器は1835年製のフランチェスコ・マウリッツィ。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)アルベルティーニヴィヴァルディヴェラチーニカルダーラコレッリジェミニアーニパンドルフィフォンターナ
曲目・内容1-6.J.S.バッハ(1685-1750):パルティータ 第1番 ロ短調 BWV 8257.ショパン(1810-1849):バラード 第1番 ト短調 Op.238.ショパン:華麗なるワルツ 第1番 変ホ長調 Op.189.ショパン:即興曲 第1番 変イ長調 Op.2910.ショパン:スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.2011-16.J.S.バッハ:フランス組曲 第1番 ニ短調 BWV 812アーティスト(演奏・出演)ウタ・ヒールシャー(ピアノ)レコーディング2015年4月21-24日ブライバッハ コンチェルトハウス商品番号:OC1835プロジェクト No.1ウタ・ヒールシャーバッハとショパンの「第1番」を弾く [ヒールシャー] Piano Recital: Hielscher, Uta - BACH, J.S. / CHOPIN, F. (Project Number One)CD 発売日:2015年11月25日 NMLアルバム番号:OC1835 Oehms Classics作品番号1ではなく、あくまでも作曲家がそのジャンルの作品を初めて書いた「第1番」に拘って、曲を集めたという「プロジェクトNo.1」。ここではバッハとショパンの「第1番」の作品が収録されています。この興味深いアルバムで演奏しているのは、日本で生まれミュンヘンで学んだ女性ピアニスト、ウタ・ヒールシャー。NAXOSでは一連のシューマン歌曲集の伴奏を務め、またマーラーの伴奏でも、そのしなやかな感性を生かした説得力ある伴奏をすることで知られる人。従って、このアルバムは伴奏者として名高い彼女の「第1番」のソロアルバムでもあるという記念すべき1枚なのです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ショパンJ.S.バッハ
曲目・内容1.Morón en la Frontera (Bulería) - [5:34]2.Plegaria (Seguiriya) - [3:33]3.Agua Brava (Rumba) - [3:25]4.Medina Sidonia (Aire de Tangos) - [5:11]5.Puente Romaní (Rumba Andaluza) - [3:22]6.Caleras del Prado (Soleá por Bulerías) - [3:17]7.Zambra Gitana (Copla Andaluza) - [4:03]8.A la Orilla de la Caleta (Canción ) - [3:25]9.Por una Cabeza (Aire de Bulerías) - [4:28]10.Hermano Santo (Taranta) - [4:25]アーティスト(演奏・出演)Ignacio Lusardi Monteverde - Flamenco guitar (all tracks), clapping (1), percussion (2), bass (7), Middle Eastern drum (2, 7), Kanjira (South Indian drum) (3, 6), Cajón (4), Caxixi (4, 5, 7, 9)Abraham Carmona - Bass (2, 4, 5)Bernhard Schimpelsberger - Percussion (3)Adam Glasser - Harmonica (3)商品番号:NXW76159フラメンコ - 過去と現在 [イグナシオ・ルサルディ・モンテベルデ] FLAMENCO - Pasado y Presente / Ignacio Lusardi MonteverdeCD 発売日:2022年06月24日 NAXOS[ワールド]2019年ラテンUKアウォーズの“ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー”受賞のコンポーザー・ギタリスト、イグナシオ・ルサルディ・モンテベルデによる最新作。前作『Del Canto Gitano』(ARC Music/EUCD2929)では、古くからアンダルシア地方に伝わるヒターノ(ジプシー、ロマ)・ソングを取り上げましたが、今作『フラメンコ - 過去と現在』は、フラメンコにおけるアンダルシア、ムーア(北西アフリカのイスラム)、ユダヤ、ロマなど様々な文化からの歴史的影響と音楽的相互作用、そして今日のフラメンコで聴かれる数々のトーケ(ギター演奏)への影響を明らかにします。フラメンコ・ギターは伴奏としての役割から、手拍子、足踏み、カスタネットを伴う独自の芸術へと発展してきました。イグナシオはアンダルシア地方、インド、中近東を旅して得たインスピレーションを元に、何世紀にもわたって発展し、受け継がれてきた独自のモード(旋法)、メロディー・フレーズ、特定のテンポやリズムを自身のアバンギャルドな曲の中に取り入れています。“イグナシオの、自分の居心地のよい場所から出て、他の文化に触れようとする意欲は、彼の性格を物語っています。” - フィル・マンザネラ(ロキシー・ミュージック)関連商品リンクEUCD2929
曲目・内容ラフマニノフ(1873-1943)1-3.ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18I. Moderato - AllegroII. Adagio sostenutoIII. Allegro scherzandoガブリエラ・モンテーロ(1970-)4.エクス・パルティータ Op.1「イン・メモリアム」5.インプロヴィゼーション 第1番6.インプロヴィゼーション 第2番7.インプロヴィゼーション 第3番アーティスト(演奏・出演)ガブリエラ・モンテーロ(ピアノ・作曲・インプロヴィゼーション)ユース・オーケストラ・オブ・ジ・アメリカカルロス・ミゲル・プリエート指揮レコーディング2013年7月テアトル・ナショナル・デ・コスタリカ商品番号:ORC100047ガブリエラ・モンテーロ [モンテーロ/アメリカ・ユース管/プリエト] RACHMANINOV, S.: Piano Concerto No. 2 / MONTERO, G.: ExPatria / Improvisations (Montero, Youth Orchestra of the Americas, Prieto)CD 発売日:2015年06月24日 NMLアルバム番号:ORC100047 Orchid Classicsベネズエラ出身でアメリカで活躍するピアニスト、ガブリエラ・モンテーロ。幼い頃から神童として名高く、8歳のときにベネズエラ政府から奨学金を得てアメリカに留学し、研鑽を重ねてきた人です。1995年のショパン国際ピアノ・コンクールでは銅賞(1位なし)を獲得、またマルタ・アルゲリッチからもその才能を高く評価されています。そんな彼女の名前を決定的に高めたのは2000年代に発売された「バッハ・アンド・ビヨンド」でした。ここで彼女はバッハを「素材」とみなし、これをもとに見事なインプロヴィゼーション(即興演奏)を披露。人々を驚かせたのでした。今回、ORCHID CLASSICSへの彼女のデビューとなるこのアルバムでは、得意とするラフマニノフの協奏曲。そして自作とインプロヴィゼーションの数々を聴くことができます。日々進化していく彼女、これは本当に聞き逃せません。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モンテーロラフマニノフ
曲目・内容フランツ・シューベルト(1797-1828)1-4.ピアノ・ソナタ 第18番 ト長調 D.894 Op.78I. Molto moderato e cantabileII. AndanteIII. Menuetto: Allegro moderatoIV. Allegretto5-8.ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D.854 Op.42I. ModeratoII. Andante poco motoIII. Scherzo: Allegro vivaceIV. Rondo: Allegro vivaceアーティスト(演奏・出演)矢野 泰世(フォルテピアノ)使用楽器: シューベルト所有のコンラート・グラーフのレプリカ、クリストファー・クラーク制作楽器調整・調律: ポール・マクナルティレコーディング2019年10月15-18日Church St. Idda Bauen ルツェルン(スイス)-★『レコード芸術』特選盤(2022年11月号)★-商品番号:NYCX-10327シューベルト(1797-1828):〈ピアノ・ソナタ集 第1集〉第18番 ト長調 Op.78 D.894第16番 イ短調 Op.42 D.845 [矢野泰世(フォルテピアノ)] SCHUBERT, F.: Piano Sonatas, Vol. 1 - Nos. 16, 18 (Yasuyo Yano)CD国内仕様 日本語解説付き 発売日:2022年09月16日 NMLアルバム番号:IBS-102020 IBS Classical東京出身のピアニスト、矢野泰世が奏でるシューベルトのピアノ・ソナタ。彼女はもともとモダンピアノの演奏家でしたが、ジュリアーノ・カルミニョーラとアンドレア・マルコンが演奏したモーツァルトのヴァイオリン・ソナタの響きに感銘を受けてフォルテピアノの演奏も始め、現在ではモダンピアノ、フォルテピアノの双方を自在に弾きこなす演奏家として活躍しています。矢野はかねてからシューベルトの音楽に深い思いを寄せていましたが、モダン・ピアノでは自らの思い描くシューベルトを表現しきれないと感じ、一念発起してクリストファー・クラークに晩年のシューベルトが持っていたコンラート・グラーフのレプリカを発注しました。注文から10年を経てようやく完成した楽器を使い、シューベルトが完成させたソナタ11曲の録音を開始します。これはその第1弾。冒頭を飾るのは後期ソナタ群の入り口とされる第18番。38分余りをかけた悠揚迫らざる演奏で、第21番に通じるおおらかなファンタジーと瞑想を感じさせます。よりダイナミックな起伏と劇的展開を持つ第16番も37分をかけてじっくりと演奏しています。フォルテピアノの名製作者としても知られるポール・マクナルティが調性した6本のペダルを持つグラーフのレプリカは多彩でデリケートな響きを持ち、それをディテールまですくいあげた録音も聴きもので、シューベルト好きや歴史的ピアノ好きには聞き逃せない1枚です。※国内仕様盤には矢野泰世自身による日本語解説が付属します。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シューベルト関連商品リンク輸入盤IBS102020第2集NYCX-10328
曲目・内容コンラート・シュタインマン(1951-)コロスソフォクレス(紀元前425年頃)の悲劇「オイディプス」の合唱作品集1.akoúsate - 聞け2.Laíos - ライオス、テーベのライオスによる神託3.Aínigma - アイニグマ、スフィンクスに乗る者4.Oidípous Týrannos - Párodos - オイディプス王‐観衆の合唱5.-Stásimon α - 歌 α6.Aínigma etc - アイニグマ 他7.Oidípous - Stásimon β - オイディプス‐歌 β8.- Éxodos/Schlusschor - エクオドス/終わりの合唱9.Thrénos - 嘆き10.Sparta - スパルタ11.épos - エポス12.ékleipsis - 教会13.Sáppho β - サッフォー β14.Eléna - エレナ15.Daphne - ダフネ16.álexis α - アレクシス α17.márgaron - マーガレット18.Máter β - 母 β19.kýmbala - ケンバラ20.Móna β - モナ β21.gaía - 地球(アナクレオンのスタイルで)アーティスト(演奏・出演)アンサンブル・メルポメン [メンバー]コンラート・シュタインマン(芸術監督&アウロス、ケンバラ、ロムボス)アリアンナ・サバール(歌、バルビトス、リラ)ジョヴァンニ・カンタリーニ(歌、キターラ、ロムボス)マルティン・ローレンツ(セイストロン、ケンバラ、他)レコーディング2019年3月30日-4月1日Kirche St. Leodegar、 CH-Möhlin商品番号:SM317シュタインマン(1951-):コロス(合唱)ソフォクレスの悲劇「オイディプス」の合唱作品集 [アンサンブル・メルポメン] STEINMANN, C.: Choros - Chorische Musik zur Tragödie Oidipous von Sophokles (Ensemble Melpomen)CD 発売日:2020年09月25日 NMLアルバム番号:SM317 Solo Musica紀元前7世紀から5世紀のテキストより作られたコロス(合唱)のための音楽は、古代の音へのアプローチから誕生しました。これは楽器製作者ポール・J・ライヒリンと、スイス生まれでバーゼルのスコラ・カントルムでリコーダーを学んだシュタインマンによる、20年以上に及ぶ集中的なコラボレーションの成果でもあります。当時の楽器を復元するために、文献や、様々な博物館に収められている楽器や壺、花瓶画やレリーフを研究、また、古代ギリシャの音楽が当時はどのように響いたのかを、古代ギリシャ語の影響も考察したうえで、想像上の音楽を導き出しています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)スタインマン
曲目・内容セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)徹夜祷 Op.371-10.<徹夜祷>ビザンティン聖歌: AnixandariaO come, let us worshipBless the Lord, O my soul (greek mode)ビザンティン聖歌: Makarios anirBlessed is the manビザンティン聖歌: Kyrie ekekraxahail, gladdening light (kievan mode)Nunc Dimittis (kievan mode)ビザンティン聖歌: Litia - Kyrie eleisonAve Maria - Rejoice, O Virgin11-20.<早課>The Six Plams (Glory to God in the highest)ビザンティン聖歌: Dhouli kirionPraise ye the name of the Lord (znamenny mode)ビザンティン聖歌: les AntiphonesBlessed art thou, O Lord (znamenny mode)ビザンティン聖歌: Evloghitos i KyrieHaving beheld the Resurrection of ChristMagnificat - My soul doth magnify the Lordビザンティン聖歌: Tin timioteranGreat Doxology (znamenny mode)アーティスト(演奏・出演)エイドリアン・シルブ(ビザンティン聖歌)マティルド・ガトゥイヤ(アルト)エドゥアルト・モンジャネル(テノール)ラ・タンペート(合唱)シモン=ピエール・ベスティオン指揮レコーディング2021年12月サンテスプリ教会、パリ商品番号:ALPHA897『ノクターン』ラフマニノフ(1873-1943):徹夜祷、ビザンティン聖歌 [シモン=ピエール・ベスティオン、ラ・タンペート]CD 発売日:2022年11月11日 Alpha Classicsベスティオンとラ・タンペートが描く、典礼音楽としてのラフマニノフ「徹夜祷」様々な時代、地域の音楽をユニークな形で組み合わせるコンセプト・アルバムで、世界の合唱シーンを常に刺激するフランスの声楽アンサンブル、ラ・タンペート。今回は指揮者ベスティオンが、一見シンプルな印象を与えながら、実際は合唱をオーケストラのように扱う複雑な手法が当時としては革新的と語る難曲、ラフマニノフの「徹夜祷(晩祷)」に臨みました。この作品に深い感動を覚えたというベスティオンは、ロシアとルーマニアで経験した正教会の儀式を踏まえ、その典礼的な文脈の中に位置付けてみるために、ビザンティン聖歌と交互に演奏するという手法を採用しています。宗教音楽らしい奥深さをぐっと増した、たいへん興味深いアルバム。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ラフマニノフ
曲目・内容パブロ・オルティス(1956-)1.Rocamadour - ロカマドゥール - 室内オーケストラのためにマルセロ・ニシンマン(1970-)2-6.Tercera Generación - 第三世代 - バンドネオンと室内オーケストラのためにOscuro Danza judíaCirco diabólicoTango estáticoTango diabólicoフリオ・ビエラ(1943-)7-14.La noche boca arriba - 夜、あおむけにされて - ナレーターと室内オーケストラのためにLa motocicleta - オートバイAmbulancia - 救急車Huele a Guerra - 戦争のにおいCaía la noche - 夜明けEl tiempo sagrado - 聖なる時間へAl volver al día 2日めに戻るBoca arriba - 表向きEntre las hogueras - 焚き火の間にアーティスト(演奏・出演)マルセロ・ニシンマン(バンドネオン)リサンドロ・アバディエ(ナレーター)ファクンド・アグディン指揮オルケストル・ムジケ・デ・リュミエールレコーディング2019年5月1-4日Forum St-Georges, Delémon(スイス)商品番号:IBS202020Generación Cortázarコルタサルの世代 [マルセロ・ニシンマン(バンドネオン)/リサンドロ・アバディエ(ナレーター)/ファクンド・アグディン(指揮)/オルケストル・ムジケ・デ・リュミエール] Orchestral Music (Contemporary) - VIERA, J.-M. / ORTIZ, P. / NISINMAN, M. (Generación Cortázar) (Musique des Lumières Orchestra, Agudin)CD 発売日:2021年04月30日 NMLアルバム番号:IBS-202020 IBS Classicalアルゼンチンの作家フリオ・コルタサルの小説からインスパイアされた作品が収録されたアルバム。アルゼンチンで生まれ、現在カリフォルニアを拠点として活躍する作曲家パブロ・オルティスの神秘的な「ロカマドゥール」、タンゴのリズムの中にマーラーの重厚な音楽を彷彿させるニシンマンの「第三世帯」、コルタサルの代表作『夜、あおむけにされて』に触発されたフリオ・ビエラの豊かな色彩を持つナレーター付きの同名曲、これらの南米の音楽要素をもとに新しい響きが模索された3作品を聴くことができます。バンドネオン奏者でもあるニシンマンとアグディンは以前にも“Nuevo Tango Nuevo”(OEHMS OC895)でも共演しており、今回も息のあった演奏を披露しています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)オルティスニシンマンヴィエラ関連商品リンクNuevo Tango NuevoOC895
曲目・内容1.グレン・ミラー(1904-1944)/ビル・エリオット編曲: ムーンライト・セレナーデ - スロー・フォックス2.カルロ・ベルトラン・ルイス(1915-2008)/エリオット編曲: キエン・セラ - チャ-チャ3.クルト・ワイル(1900-1950)、ロジェ・フェルネ(1905-1983)/エリオット編曲: ユーカリ - タンゴ-ハバネラ4.バニー・マニロウ(1943-)/グレッグ・アンソニー・ラッセン編曲: コパカバーナ - サルサ5.ジョージ・ハミルトン・グリーン(1893-1970)、ウォレス・アーウィン(1875-1959)/ビル・カーン編曲: フラッフィー・ラッフルズ - ワン-ステップ6.ロベルト・シュトルツ(1880-1975): 君を愛す - イングリッシュ・ワルツ7.ジョン・シェーンベルガー(1893-1983)/エドムンド・ヘンシュ編曲: ささやき - クイック-ステップ8.ザビア・クガート(1900-1990)/エリオット編曲: マイ・ショール - ルンバ9.フレデリック・ロウ(1901-1988)、アラン・ジェイ・ラーナー(1918-1986)/エリオット編曲: 一晩中踊れたら - ウィンナ・ワルツ10.ウィンギー・マノン(1900-1982)/エリオット編曲: イン・ザ・ムード - ジャイブ11.カオマ/アンソニー・ラッセン編曲: ランバダ - サンバ12.エドワード・エルガー(1857-1934)/レオ・アルトク編曲: 愛の挨拶 - スロー・ダンスアーティスト(演奏・出演)バーバラ・ハンニガン(ソプラノ) … 1、3、5、9ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ(トランペット) … 4ベルラーヘ・サクソフォン・クァルテット … 2、4、10、11[メンバー]ラエス・ニーダーシュトラッサー(ソプラノ・サクソフォン)ペーター・ヴィフ(アルト・サクソフォン)フアニ・パロップ(テナー・サクソフォン)エヴァ・ヴァン・フリンスヴェン(バリトン・サクソフォン)ルートヴィヒ管弦楽団[メンバー]イングリッド・ヘーリングス(フルート)バート・デ・カーター(クラリネット)ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ(トランペット)ラエス・ニーダーシュトラッサー(ソプラノ・サクソフォン)エヴァ・ヴァン・フリンスヴェン(バリトン・サクソフォン)ナディア・ウェイゼンベーク、フロール・ル・クルトレ(ヴァイオリン)フランク・ブラッケー(ヴィオラ)ミヒャエル・ミュラー(チェロ)ウィルマー・デ・ヴィッサー(コントラバス)ヘンリー・ケルダー(ピアノ)ヤン・ルル・ハメルスマ、ニルス・メリフステ(パーカッション)レコーディング2021年5月スタジオ5、ヒルフェルスムMCO、オランダ商品番号:ALPHA790『ダンス・ウィズ・ミー』〜20世紀のダンス・ミュージック [バーバラ・ハンニガン、ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ、ベルラーヘ・サクソフォン・クァルテット、ルートヴィヒ管弦楽団]CD 発売日:2022年03月18日 Alpha Classicsバーバラ・ハンニガン、ルシエンヌほか、豪華ゲストと奏でる華麗なダンス・ミュージックの世界オランダの6つのオーケストラのメンバーが、新たなる表現の場として2012年に結成したルートヴィヒ管弦楽団。オーケストラ発足時からコラボレーションを続けているバーバラ・ハンニガンと共にこれまで、『クレイジー・ガール・クレイジー』(ALPHA293)、『ラ・パッショーネ』(ALPHA586/NYCX-10136)といったアルバムをリリースしており、いずれも世界的に高い評価を得ています。そのメンバーによる小編成のバンドが演奏するダンス・アルバムが登場。ハンニガンが4曲でヴォーカルを担当するほか、2枚のソロ・アルバムも好調でクラシックからジャズまでこなす“裸足のトランペッター”ルシエンヌが「コパカバーナ」でソロを聴かせ、バンドのメンバーとしても参加しています。また2021年に「ゴルトベルク変奏曲」のリリースで大きな話題となったベルラーヘ・サクソフォン・クァルテットも登場。「愛の挨拶」から「ランバダ」まで、様々なダンス・ミュージックが次から次へと現れる、たいへん楽しいアルバムです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ミラーワイル(ヴァイル)マニロウハミルトン・グリーンシュトルツクガートロウラーナーエルガー関連商品リンク国内仕様盤NYCX-10288『クレイジー・ガール・クレイジー』ALPHA293『ラ・パッショーネ』ALPHA586
曲目・内容1.Mei Mariang - [04:17]2.Pererin Wyf - [02:33]3.Brynian Cassia - [02:39]4.Ka Sit Tula - [05:19]5.Cwyn ur Afon - [05:45]6.Pahambir - [02:32]7.Kam Pher - [05:04]8.Hediad Ka Likai - [04:56]9.Wel、 bachgen Ifanc Ydwyf - [03:32]10.I Shakyllia - [03:43]11.Soso & Waldo - [05:14]12.To the Men with Hate Speech on their Lips - [03:20]13.Alawon Cenhaty - [02:13]アーティスト(演奏・出演)Musicians:Gareth Huw Bonello - duitara, guitar, vocals, celloRisingbor Kurkalang - duitaraRani Maring - maryngod, tangmuriJewel Syngkli - duitara, vocalsJennifer Gallichan - backing vocalsPrit Makri - muiñResidents of Pahambir - percussionDesmond Rimaki Sunn - vocalsBenedict Hynñiewta - besli (bamboo flute)Mebanlamphang Lyngdoh - duitara, ksing, ka bom, kynshawLapdiang Syiem - spoken wordレコーディングTracks 1, 2, 7, 8, 9, 10, 11 recorded at MerlihamArrangements, Shillong, Meghalaya, India.Tracks 3, 13 recorded at Streamlet Cottage, Mawkhar, Shillong, Meghalaya, India.Tracks 4, 6 recorded at Pahambir Village, Ri Bhoi, Meghalaya, India.Track 5 recorded at Siula Grande, Gogledd Llandaf, Caerdydd, Cymru.Tracks 12 recorded at Stiwdio Pen y Peel, Treganna, Caerdydd, Cymru.Producer & musical director: Gareth Huw Bonello.商品番号:NXW76155Sai-thaiñ ki Surthe weaving of voices [Khasi-Cymru Collective カシ-カムリ・コレクティヴ]CD 発売日:2021年07月30日 NAXOS[ワールド]ウェールズと北東インドのカシ山地の音楽を組み合わせた「Sai-thaiñkiSur」(カシ語での「声の織り方」を意味する)は、ユニークな異文化コラボレーション作品です。ウェールズのソングライター、ガレス・ボネロは、1841年から1969年までウェールズ人の集落があったカシとジャインティアの丘陵の音楽を採取し、先住民のカシ・コミュニティのアーティストと録音しました。この3年に及ぶアルバム・プロジェクトは、民謡、詩、宣教師の賛美歌、民間伝承、そしてウェールズとインドが交差することで織りなす文化を伝えています。
曲目・内容イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971)1-3.カプリッチョ 〜ピアノと管弦楽のための K0504-6.八重奏曲 〜8つの管楽器のための K0407-20.春の祭典 K015※国内仕様盤日本語解説 … 相場ひろアーティスト(演奏・出演)ナターリア・ミルステイン(ピアノ) … 1-3フランス放送フィルハーモニー管弦楽団ミッコ・フランク指揮レコーディング2021年9月 … 4-6、10月 … 7-20、12月 … 1-3ラジオ・フランス・オーディトリアム-★『レコード芸術』特選盤(2022年11月号)★-商品番号:NYCX-10337ストラヴィンスキー(1882-1971):春の祭典カプリッチョ八重奏曲 [ナターリア・ミルステイン、ミッコ・フランク、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団] STRAVINSKY, I.: Sacre du printemps (Le) / Capriccio / Octet (Milstein, Radio France Philharmonic, M. Franck)CD国内仕様 日本語解説付き 発売日:2022年09月16日 NMLアルバム番号:ALPHA894 Alpha Classicsミッコ・フランクによる「春の祭典」、ナターリア・ミルスタインを迎えた「カプリッチョ」も収録!ミッコ・フランクと手兵フランス放送フィルハーモニー管弦楽団による、ストラヴィンスキーの3様の作品を収めた興味深いアルバム。「ピアノと管楽器のための協奏曲」(1920)に続き、弦楽器を含む編成で1929年に完成した2曲目のピアノ協奏曲とも言える作品が、ここに収められた「カプリッチョ」。フランスでロシア系音楽一家に生まれた若き名手ナターリア・ミルスタインが、力強くも瑞々しい演奏を聴かせます。1920年代のストラヴィンスキーは管楽器に重きを置いていましたが、1923年完成の「八重奏曲」は木管と金管の混成でオーボエやホルンを欠くやや特殊な編成で書かれたもの。ここではフランス放送フィルのメンバーによる妙技を楽しむことが出来ます。1910年にバレエ・リュスのために書かれた代表作「春の祭典」ですが、ミッコ・フランクは大規模な編成をいたずらに鳴らすことなく、深いスコアの読み込みとメリハリの効いたリズム処理により、作品の持つ狂気と物語性を、決して表面的にならずに緻密に奥深く表現しています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ストラヴィンスキー関連商品リンク輸入盤ALPHA894
曲目・内容1-6.エルンスト・トッホ(1887-1964): 舞踊組曲 Op.30 - フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスとパーカッションのために7-13.クルト・ヴァイル(1900-1950): 中世の七つの詩による『乙女の踊り』 Op.10- ソプラノ、フルート、ヴィオラ、クラリネット、ホルンとファゴットのために14-16.エルンスト・クシェネク(1900-1991): 無伴奏混声合唱のための3つの合唱曲 Op.2217-22.ベーラ・バルトーク(1881-1945): 舞踊組曲 Sz 77 - オーケストラのためにアーティスト(演奏・出演)アンナ=マリア・パリー(ソプラノ) … 7-13ソリスト … バイエルン放送交響楽団のメンバー コルビニアン・アルテンベルガー(ヴァイオリン) … 1-6 ベネディクト・ハルネス(ヴィオラ) … 1-13 ナタリー・シュヴァーベ (フルート) … 1-13 ベッティーナ・ファイス(クラリネット) … 1-13 ルーカス・リヒター(コントラバス) … 1-6 グイド・マルグランダー(パーカッション) … 1-6 ウルズラ・ケプザー(ホルン)‥7-13 イェズス・ヴィッラ・オルドネス(ファゴット) … 7-13バイエルン放送合唱団 … 14-16ハワード・アーマン指揮 … 14-16バイエルン放送交響楽団 … 17-22クリスティアン・マチェラル指揮 … 17-22レコーディング2021年4月12&13日バイエルン放送スタジオ2 … 7-132022年3月22日バイエルン放送スタジオ1 … 14-162017年3月8-10日ガスタイク、フィルハーモニー … 17-22商品番号:9002061923年The Wild Sound of the 20s1920年代の奔放なサウンドトッホ、ヴァイル、クシェネク、バルトーク [アンナ=マリア・パリー(ソプラノ)/ソリスト・・・バイエルン放送交響楽団のメンバー/ハワード・アーマン(指揮)/クリスティアン・マチェラル(指揮)/バイエルン放送合唱団/バイエルン放送交響楽団]CD 発売日:2023年01月20日 BR KLASSIK2023年はドイツの公共放送100周年にあたり、これを記念した企画がBR-KLASSIKから登場。ベルリンのポツダム広場の一角からドイツの公共放送サービスが始まったのは1923年10月29日。ラジオは音楽文化の普及と発展に非常に大きな役割を果たしました。当時のドイツでは第1次世界大戦の戦後処理でハイパーインフレが経済を直撃し、社会を深刻な不安が覆うと同時に、ワイマール共和制の下で文化が爛熟していました。このアルバムには1923年に作曲され、あるいは構想を得た作品を収録。モダニズムのもたらした新しいサウンドが聞かれます。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)トッホワイル(ヴァイル)クシェネクバルトーク
曲目・内容セサル・カマレロ(1962-)1.Music for a liquid theater - リキッド・シアターのための音楽(2018年版)- フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、パーカッションとピアノのために2.Abreviaturas - 略語(1999)- フルート、ヴァイオリン、チェロとピアノのために3.Música para contemplar la evolución de una ola a cámara lenta - スローモーションで波の進化を観察するための音楽(2012)- フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのために4.37 maneras de mirar un vaso de agua - コップ一杯の水を見る37の方法 - フルート、クラリネット、サクソフォン、2人のパーカッション奏者、ギター、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのために5.La memoria del agua - 水の記憶 - 独奏ギター、フルート、クラリネット、サクソフォン、パーカッション、ハープ、アコーディオン、ヴィオラ、チェロのために【セサル・カマレロ】1962年マドリード生まれの作曲家。1977年にニューヨークに移り音楽を学び始めた彼は、1983年に「弦楽オーケストラと16のアコーディオンのためのメタモルフォシス」でBroadcast Music, Inc. (アメリカ合衆国の実演権団体)の「Young Composers Award」を受賞。以降、マドリードで更なる研鑽を積み、世界的な作曲家として活躍しています。アーティスト(演奏・出演)サイール・エンセンブレフアン・ガルシア・ロドリゲス指揮レコーディング2019年10月28-30日 … 1-32011年5月23日 … 42012年1月31日 … 5Espacio Turina、セビリア(スペイン)商品番号:IBS192021A LIQUID THEATERリキッド・シアターセサル・カマレロ(1962-):作品集 [サイール・エンセンブレ/フアン・ガルシア・ロドリゲス(指揮)] CAMARERO, C.: Chamber Music (A Liquid Theater) (Zahir Ensemble, Rodríguez)CD 発売日:2021年12月24日 NMLアルバム番号:IBS-192021 IBS Classicalセサル・カマレロの「リキッド・シアターのための音楽集」。収録された5つの作品の中で最も初期に書かれた「Abreviaturas」は全体はピアニシモで統一され、旋律や音色の変化もほとんどありません。「Música para contemplar la evolución de una ola a cámara lenta」はカマレロがドキュメンタリー作品を見ていた時に浮かんだタイトルで、柔らかいガラスでできた彫刻が生きているようにスローモーションで動く波の、幻想的なイメージが描かれています。マドリードのソフィア王妃芸術センターでのイヴ・クラインの回顧展から受けた深い印象が反映されているという「La memoria del agua」など水に由来する作品も聴くことができます。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)カマレロ
曲目・内容セバスティアン・ドゥロン(1660-1716)●《コロニス》 全2幕のサルスエラアーティスト(演奏・出演)水の精コロニス … アナ・キンタンス(ソプラノ)トリトン … イザベル・ドリュエ(メゾ・ソプラノ)プロテオ … シリル・オヴィディ(テノール)メナンドロ … アンテア・ピシャニク(コントラルト)シレーネ … ヴィクトワール・ビュネル(メゾ・ソプラノ)太陽神アポロ … マリールー・ジャクアール(メゾ・ソプラノ)海の神ネプトゥーノ … カロリーヌ・マング(メゾ・ソプラノ)イリス … ブレンダ・プパール(メゾ・ソプラノ)合唱の歌い手 … オリヴィエ・フィシェ(テノール)ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)ヴァンサン・デュメストル指揮レコーディング2021年4月2-5日サル・コロンヌ、パリ商品番号:ALPHA788ドゥロン(1660-1716):《コロニス》 全2幕のサルスエラ [ヴァンサン・デュメストル、ル・ポエム・アルモニーク] DURÓN, S.: Coronis [Operetta] (Dumestre, Druet, Auvity, Pichanick, Bunel, Le Poème Harmonique, Dumestre)CD 2枚組 発売日:2022年02月25日 NMLアルバム番号:ALPHA788 Alpha Classics演奏陣充実!南国情緒あふれるスペイン・バロック劇音楽、気品と躍動感に富んだ演奏でその古雅な響きに満ちた卓越した演奏解釈で注目され、フランスから欧州古楽シーンを牽引するル・ポエム・アルモニークによる、スペイン後期バロックの劇音楽という意外なレパートリー! イタリアのA.スカルラッティやフランスのカンプラと同い年のスペイン人作曲家ドゥロンは、21世紀に急速に復権が進み録音が増えつつある隠れた大物の一人で、ハプスブルク家最後のスペイン王カルロス2世の宮廷に迎えられ、数多くのサルスエラを作曲し音楽劇の世界に新境地を拓きました。《コロニス》は1705年、スペイン王室が継承戦争の流れの中でブルボン家に渡ろうという頃に披露された重要作(長く作者不詳とされていましたが、2009年にドゥロン作と確定)。海の神ネプテューン(ネプトゥーノ)と太陽の神アポロ(アポロン)が水の精コロニスとの恋をめぐって争い、最終的にアポロが勝つ……という筋書きはまさにブルボン家の勝利宣言と取れる内容ですが、17世紀末イタリア音楽風のメロディセンスを軸に据えながら、スペインや新大陸の民衆音楽に通じる躍動感あふれる要素をそこかしこに盛り込むドゥロン随一の作曲感覚はここでも十全に発揮され、時代を越えて私たちを惹きつけてやみません。キンタンス、マング、オヴィディら21世紀の古楽シーンで躍進めざましい独唱者たちに加え、器楽勢では8人にも及ぶ通奏低音をはじめ、スペイン古楽に欠かせないバホン(バスーン)の名手パパセルジオーをはじめ手練のプレイヤーが続々。ル・ポエム・アルモニークならではのノーブルな抒情に随所で絶妙なアクセントを添える打楽器や撥弦楽器のサウンドも痛快で、スペイン宮廷音楽の魅力を十全に味わえる演奏に仕上がっています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)カバニリェスデュロン
曲目・内容1-3.ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791): ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K.4174-9.『キューバン・ダンス』 ソロ・ホルン、弦楽合奏とパーカッションのためのペペ・ガビロンド(1989-)/ヤセル・ムニョス(1996-): I. Tamarindo Scherz-sonユニエト・ロンビーダ(1989-): II. Danzón de la Medianocheウィルマ・アルバ・カール(1988-): III. Guaguancó Sencilloホルヘ・アラゴン(1988-): IV. Un Bolero para Sarahユニエト・ロンビーダ/エルネスト・オリバ(1988-): V. Sarahcháエルネスト・オリバ: VI. ¡Ay Comay! Un Changüí pa´Sari10-11.モーツァルト: ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K.41212.マリーア・テレーサ・ベラ(1895-1965)/ホルヘ・アラゴン編曲: 20年13.リチャード・エグエス(1924-2006)/ホルヘ・アラゴン編曲: エル・ボデゲーロ14.エドガー・オリヴェロ(1985-):パ・パ・パ (モーツァルト: 《魔笛》パパゲーナとパパゲーノのデュエットによる)※国内仕様盤 日本語解説 … 今泉晃一、歌詞日本語訳 … 原口昇平アーティスト(演奏・出演)サラ・ウィリス(ホルン)カルロス・カルンガ(歌) … 12エンリケ・ラサガ(ギロ) … 5サラバンダ[メンバー]サラ・ウィリス(ホルン)ユニエト・ロンビーダ(サクソフォン)ジャネル・ラスコン(ピアノ)レオ・A. ルナ(ベース)アレハンドロ・アギアル(カホン、マラカス)アデル・ゴンサレス(コンガ)エドゥアルド・ラモス(ティンバレス)ハバナ・リセウム・オーケストラアデル・ゴンサレス(パーカッション/スペシャル・ゲスト)ホセ・アントニオ・メンデス・パドロン指揮レコーディング2022年1月、4月オラトリオ・サン・フェリペ・ネリ教会、ハバナ、キューバ-★『レコード芸術』特選盤(2022年11月号)★-商品番号:NYCX-10336『モーツァルトとマンボ』 2キューバン・ダンス [サラ・ウィリス、ハバナ・リセウム・オーケストラ、ホセ・アントニオ・メンデス・パドロン、サラバンダ ほか] Horn Recital: Willis, Sarah - ARAGÓN, J. / GAVILONDO, P. / MOZART, W.A. / OLIVA, E. / OLIVERO, E. / VERA, M.T. (Mozart y Mambo - Cuban Dances)CD国内仕様 日本語解説/歌詞日本語訳付き 発売日:2022年09月09日 NMLアルバム番号:ALPHA878 Alpha Classics大ヒット企画の続編登場!豪華ゲストも参加の「モーツァルトとマンボ」第2弾ベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスがキューバのミュージシャンたちと録音し、世界的な大ヒットとなった2020年のアルバム「モーツァルトとマンボ」(ALPHA578/NYCX-10151)。「モーツァルトはきっと素晴らしいキューバ人になったはず」という現地の友人の一言がきっかけとなり、彼女自身が大好きなキューバの音楽とモーツァルトを取り合わせるというなんとも不思議な企画が立ち上がりましたが、これが非常に面白い相乗効果を生みました。コロナ禍を乗り越え、満を持してその第2弾が登場します。モーツァルトのホルン協奏曲2曲と共に今回メインとなるのは、キューバの若い作曲家たちに委嘱した「ホルンと弦楽とパーカッションのためのキューバン・ダンス」6曲。ベルリン・フィルではあまり聴くことの出来ないサラ・ウィリスの伸びのあるソロと、陽気で熱気あふれるキューバ音楽の魅力をたっぷりと味わうことが出来ます。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・バンドのツアーにも参加したカルロス・カルンガの張りのある歌声、今回の録音中に83歳の誕生日を迎えたというギロ(グイロ)の名手エンリケ・ラサガの妙技、そしてハバナ・リセウム・オーケストラの素晴らしい演奏も大きな聴きどころです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)アラゴンオリヴェロオリバベラモーツァルトロンビーダ・プリエトガビロンドムニョス関連商品リンク輸入盤ALPHA878モーツァルトとマンボ 1NYCX-10151モーツァルトとマンボ 3NYCX-10412
曲目・内容1.J.S.バッハ:イギリス組曲第3番 BWV 808 よりミュゼット - [3:33]2.タルクィニオ・メールラ:チャッコーナ - [4:08]3.J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 BWV 1005 よりアレグロ・アッサイ - [4:05]4.J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番 BWV1012 よりガヴォットII - [1:49]5.Hjaltaren - [3:34]6.J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番 BWV1012 よりサラバンド - [3:24]7.リュリ:歌劇《アルセスト》よりルール - [2:37]8.Traditional Norwegian Minuet I - [1:29]9.Traditional Norwegian Minuet II - [1:56]10.Rolling to Røros - [2:28]11.J.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番 BWV 1068 よりアリア - [4:10]12.J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 BWV1006 よりブーレ - [2:45]13.J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番 BWV1011 よりサラバンド - [2:46]14.クープラン:クラヴサン曲集 第2巻 第6組曲 - 神秘的なバリケード- [3:14]15.J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番 BWV1012 よりプレリュード - [4:04]16.Jubileumspolska - [3:33]17.Deliverance - [3:23]アーティスト(演奏・出演)Band Members:Max Baillie - violin (and viola for tracks 7, 13 & 14)Olav Luksengård Mjelva - Hardanger fiddleErik Rydvall - nyckelharpaレコーディングRecorded at RØROS Church, Røros, Norway商品番号:NXW76158Bach to Folkバッハ・トゥ・フォーク [Lodestar Trio - ロードスター・トリオ]CD 発売日:2022年09月30日 NAXOS[ワールド]スティーブ・ライヒ、ジョン・ウィリアムズ、ボビー・マクファーリン、ビョークなど様々な音楽家と共演を重ねてきたヴァイオリン奏者のマックス・ベイリー、ノルウェーの民俗楽器ハーディングフェーレ奏者のオラヴ・ルクセンゴール・ミェルヴァ、スウェーデンの民俗楽器ニッケルハルパ奏者のエーリク・リュドヴァールからなるロードスター・トリオのデビュー・アルバム。バッハ、リュリ、クープランなどバロックの古典に、北欧の民謡やオリジナル曲を配置して、新しい解釈を提示する新鮮で意欲的な作品です。すでに数枚のアルバムを制作してきたオラヴとエーリクの演奏に興味を持ったマックスがコラヴォレーションを打診。3日間にわたるジャムセッションとインプロヴィゼーションで3人は意気投合し、トリオ名に「北極星」を意味するロードスターを冠して、ロードスター・トリオは誕生しました。しかし、その後パンデミックに見舞われ、すべてが中断。2021年8月、トリオはようやくノルウェーにあるローロスの教会で「バッハ・トゥ・フォーク」を録音することができました。神秘的で魔法のような北欧の弦楽器の限界に挑戦したこの作品は、3人の演奏家の卓越した音楽性を示すだけでなく、バッハ、バロック、北欧民謡のファンはもちろん、美しく奏でられる弦楽器を愛するすべての人を魅了する仕上がりになっています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)J.S.バッハメールラリュリクープラン
曲目・内容エルコーレ・ベルナベイ(1622-1687)1.Fulminate, begli occhi - Fortezza amorosa - 愛の力: よく見て驚きなさい、美しい両眼よ2.Già minaccia Amore - 今や脅かされているのです、恋の神に3.Altro frutto non colsi - この苦しみの果実だけでいい4.Preludio - プレリュード(アンジェロ・ミケーレ・バルトロッティ〔1615頃-1681頃〕作曲)…テオルボ独奏5.Non più strali, ben mio - もう矢を射ないでください、愛しい人よ6.Mal’accorti miei lumi - 惑わされた我が両眼よ7.Toccata - トッカータ(ジャコモ・シモネッリ〔生歿年不詳、1668-1684頃活躍〕作曲)…チェンバロ独奏8.Perch’io vado lontano - 遠く離れたところに来てしまったので9.Non merita pietà - 情けは何の役にも立たない10.Ti mascio、 anima mia (Partita dolente) - 悲しい別れ: 我が魂にも等しい君から離れるのだ11.Ardo tacito amante - 私は黙々と恋心を募らせ、灼けるようです12.Ch’io non v’ami ? - あなたを愛していないか、ですって?13.Passacaglie - パッサカリア(ベルナルド・パスクィーニ〔1637-1710〕作曲)…チェンバロ独奏14.Spira dagl’occhi suoi (beltà crudele) - 残酷な美しさ: 愛する人が両眼で射かけてくる15.Tal’hora intento in un bel volto - 時折、その美しい顔に見入ってしまい16.Ardo e taccio il mio mal - 私はこの身を焦がしながら、痛みについては黙して語らず17.Bei labbri、 io non vi chieggio - 麗しき唇よ、あなたにお願いすることはない18.Preludio - プレリュード(バルトロッティ作曲) …バロックギター独奏19-20.Oh se poteste mai/Hor se ’l gelo de gl’anni - 離れ離れでいること: あなたにはわかるまいアーティスト(演奏・出演)ファエンツァ(声楽&古楽器アンサンブル)ミリアム・アルブー(ソプラノ)マリーヌ・フリブール(メゾ・ソプラノ)アンドレア・ガヴァニン(カウンターテナー)フランシスコ・マニャリク(テノール)ヤン・イェルン・ブレーデヴォルト(バス)アンヌ=ソフィー・エスレ(ディスカント&バス・ガンバ、リローネ)エリアズ・エルスラン(バス・ガンバ)マルコ・オルヴァ(テオルボ、アーチリュート、リローネ、バロックギター)カロリーヌ・リエビ(バロックハープ)中川亜由美(チェンバロ、オルガン)レコーディング2022年8月31日-9月4日トレドエ=ロケモー聖母教会、ブルターニュ、フランスその他の仕様など収録時間: 73分商品番号:ENP010ベルナベイ(1622-1687):さまざまな組み合わせの3声〔と通奏低音〕のためのマドリガーレ風コンチェルト集(1669年ローマ刊) [ファエンツァ] BERNABEI, E.: Concerto madrigalesco (Faenza, Horvat)CD 発売日:2023年03月24日 NMLアルバム番号:ENP010 En Phases異才集団ファエンツァ、コレッリ登場前夜のローマで出版された注目曲集に迫る17世紀前半にはフレスコバルディやベネヴォリ、世紀後半にはコレッリやA.スカルラッティが活躍したことで知られる「永遠の都」ローマ。その両時代の間にこの芸術都市で活躍したベルナベイは、ルネサンス末期に一世を風靡したマドリガーレという曲種を17世紀半ばになお探求した注目すべき作曲家の一人。パスクィーニやストラデッラなど多くの重要な音楽家たちを擁護した貴族フラヴィオ・オルシーニのもとで活躍を続けた末、1669年に発表された曲集には、多声音楽全盛の時代に流行ったこの曲種を用いながら、独唱芸術に重きを置く17世紀ならではのコンチェルト様式が存分に生かされた興味深い音作りが見られます。少し上の世代のマッツォッキやM.ロッシらのマドリガーレより後期バロックのカンタータに近く、官能的な詩句に品のある艶やかさをまとわせる旋律美は何とも魅力的。演奏は異才歌手=撥弦奏者マルコ・オルヴァを中心に結成されたファエンツァ。初期のALPHAレーベルにも録音がある才人集団で、Hortusからほぼ同時に発売される彼らのフランス・バロック曲集とともに注目したいリリースと言えるでしょう。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シモネッリパスクィーニバルトロッティベルナベイ
曲目・内容セザール・フランク(1822-1890)1-3.交響曲 ニ短調 FWV 48 (1887)4.交響詩「贖罪」 (管弦楽の断章) 第1版 (1872)5.交響詩「呪われた狩人」 FWV 44 (1881)アーティスト(演奏・出演)フランクフルト放送交響楽団アラン・アルティノグル指揮レコーディング2022年1月 … 1-3、52022年6月 … 4HRゼンデザール、ヘッセン放送、フランクフルト商品番号:ALPHA898フランク(1822-1890):交響曲 ニ短調贖罪/呪われた狩人 [アラン・アルティノグル、フランクフルト放送交響楽団] FRANCK, C.: Symphony in D Minor / Rédemption: Morceau symphonique / Le chasseur maudit (Frankfurt Radio Symphony, Altinoglu)CD 発売日:2023年01月13日 NMLアルバム番号:ALPHA898 Alpha Classicsコンサートのみならずオペラでも世界的に高い評価を得ているアラン・アルティノグル(アルティノグリュ)が、2020/21のシーズンからシェフを務める(パンデミックのため実質2021/22シーズンから)フランクフルト放送交響楽団との初録音に選んだのは、2022年が生誕200年であるフランクの作品集。有名な交響曲と、演奏機会の多くない2曲を組み合わせたプログラムとなっています。特に「贖罪」は、オラトリオ『贖罪』の間奏曲として1872年に作曲されたものの、翌年別の曲に差し替えられお蔵入りとなったもので、2021年に世界初録音(FUG791)が行われた貴重な作品。今回の録音にあたっては「呪われた狩人」と共に、最新の出版譜が使用されています。故国フランスの近代音楽史に大きな影響を与えたフランクの作品を、アルティノグルは深い共感を持って歌い上げます。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)フランク関連商品リンクFUG791
曲目・内容1-4.ピアノ・ソナタ 第4番 Op.114(1948)I. SostenutoII. Andante sostenuto, con passioneIII. Rondo: VivaceIV. Tempo di minuetto, molto lento5-11.ジョージ・ワシントン変奏曲 Op.120(1950)ワシントンの大行進曲念入りに同じことを戦いの音楽悲歌追跡(カノン)サラバンド大フィナーレ、好戦的な舞踏会12.前奏曲 WoO 87(1944)[初録音]13-16.フランツ・シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ 第15番 ハ長調「レリーク」D840(クシェネクによる補筆完成版)(1825/1921)I. ModeratoII. AndanteIII. Menuetto: AllegrettoIV. Rondo: Allegroアーティスト(演奏・出演)スタニスラフ・フリステンコ(ピアノ)レコーディング2014年3月12-14日 ミュンヘン バイエルン放送 第2スタジオ商品番号:TOCC-298クシェネク(1900-1991):ピアノ作品集 第1集 [フリステンコ] KRENEK, E.: Piano Music, Vol. 1 (Khristenko)CD 発売日:2015年09月23日 NMLアルバム番号:TOCC0298 Toccata Classics一時期は「頽廃音楽」の作曲家として、故意にその存在が無視されていた作曲家クシェネク(1900-1991)。20世紀の終わりになってようやくその作品が復興され始めました。今では多くの曲を聴く事ができますが、ピアノ曲の分野にはまだまだ未知の作品が埋もれているようです。気の利いた「ワシントン」の変奏曲や、スイスのパトロン、ヴェルナー・ラインハルトのために書かれた「前奏曲」(世界初録音)などの彼独自の音楽を始め、シューベルトの未完成ソナタ「レリーク」の補筆完成版など、多彩な音楽を聴く事ができます。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)クシェネクシューベルト関連商品リンク第2集TOCC-399
曲目・内容Disc 1<魂>1-6.ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750): 組曲 ニ長調プレリュード(原曲: 『平均律クラヴィーア曲集 第1巻』プレリュード 第1番 BWV 846/846a)アルマンド(原曲: 無伴奏チェロ組曲 第6番 BWV 1012)クラント(原曲: 無伴奏チェロ組曲 第3番 BWV 1009)サラバンド(原曲: 無伴奏チェロ組曲 第6番 BWV 1012)ガヴォット(原曲: 無伴奏チェロ組曲 第6番 BWV 1012)カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787): ジグ(原曲: アレグロ イ長調 WKO 212)7-9.アーベル: ニ短調の三つの無伴奏曲アダージョ WKO 209無題の無伴奏曲(アンダンテ)WKO 206アレグロ WKO 20710-11.バッハ: ト短調の二つの無伴奏曲プレリュード(原曲: リュートのためのプレリュード BWV 999)英国風ブーレ(原曲: 無伴奏フルートのためのパルティータ BWV 1013)Disc 2 <肉体>1-2.アーベル: ニ短調の二つの無伴奏曲無題の無伴奏曲(アルペッジョ)WKO 205無題の無伴奏曲(モデラート)WKO 2083-7.アーベル: ニ長調の二つの無伴奏曲アレグロ WKO 186フーガ WKO 196無題の無伴奏曲(アダージョ)WKO 187メヌエットのテンポで WKO 200ヴィヴァーチェ WKO 1908-11.バッハ: ソナタ イ短調グラーヴェ(原曲: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番 BWV 1003/鍵盤のためのソナタ BWV 964〔BWV 1003の鍵盤編曲版〕)フーガ(原曲: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番 BWV 1001/リュートのためのフーガ BWV 1000)シチリアーナ(原曲: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番 BWV 1001)アレグロ(原曲: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番 BWV 1003)※原曲の表記のあるものは全て演奏者自身による編曲アーティスト(演奏・出演)リュシル・ブーランジェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)レコーディング2020年12月ノワルラク修道院文化センター商品番号:ALPHA783SOLO BACH-ABEL無伴奏ガンバによる、バッハとアーベル作品集 [リュシル・ブーランジェ] Bass Viol Recital: Boulanger, Lucile - BACH, J.S. / ABEL, C.F. (Solo Bach-Abel)CD 2枚組 発売日:2022年01月28日 NMLアルバム番号:ALPHA783 Alpha Classics名手リュシル・ブーランジェ、無伴奏アルバムで新境地へ!古楽先進国フランスの俊才集団ピグマリオンの一員で、Alphaにはバッハのソナタ全曲録音もあるヴィオラ・ダ・ガンバ奏者リュシル・ブーランジェは、チェロやコントラバスよりも先に子供の頃からガンバに親しんできた古楽ネイティヴ世代。今回の無伴奏2枚組は、ガンバ奏者=作曲家アーベルの無伴奏作品に、バッハのさまざまな独奏曲からの編曲を組み合わせたプログラム。ケーテン時代からのバッハの仕事仲間クリスティアン・フェルディナント・アーベルの息子で、バッハ自身の末男ヨハン・クリスティアン・バッハのロンドンにおける仕事仲間となったカール・フリードリヒ・アーベルは、ガンバの作曲家としては大物であるにもかかわらず、単独の無伴奏曲が散発的にあるだけで大作がないため、群小作曲家の一人と見なされがちな存在。「アーベルをバッハと対等の存在として扱えるように」(ブーランジェ談)と周到に編まれたプログラムは、この作曲家の小品を組み合わせた小ソナタ仕立てのセクションと、意外にもガンバの響きになじみやすい他の楽器のためのバッハの名曲群をもとに、自由に編まれた組曲とソナタが軸になりました。生前は多くの自作を色々な別編成のために編曲し続けたバッハですが、ここで広く知られた曲まであたかもオリジナルのガンバ作品であるかのように響かせるブーランジェの手腕は圧巻。無題の作品も多いアーベルの音楽も、無伴奏のソナタを前提として書かれていたかのような味わい深い魅力とともに甦ります。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)アーベルJ.S.バッハ
曲目・内容1-5.ミサ曲 第2番「聖マルガリータに敬意を表して」(1964-1968)KyrieGloriaSanctusBenedictusAgnus Dei6.彼の本の墓碑銘(1960)7.聖エメリーへの賛歌(1977)8.ルバイヤート(1985)9.聖エリザベス(1981)10.エマオ(1985)11.めでたし海の星よ(1999)12.我は神の大天使(1949)13.この納屋で(1950)14.羊飼いたちよ、羊のもとを離れ(1948)15.真夜中に来て(1948)16-26.クリスマス・カンタータ(1970)Prelude - Virginis partu Deus ortus infans (Chorus)Narration: Von den Hugeln blick ich in das weite Tal (Men's Chorus)Narration: In dem Dorfchen Bethlehem (Women's Chorus)Narration: Kommt, Hirten, kommt geschwind (Men's Chorus)Ritornello - Ecce pastores ovibus relictis (Chorus)Narration: Spat am Abend ging ich in den Garten (Trio)Narration: In dem Dorfchen Bethlehem am Weihnachtstag (Women's Chorus)Narration: Steht auf, wir auch wollen gehen (Trio)Narration: At Magi tandem puero reperto procidunt proni (Chorus) - RitornelloNarration: Eile Freund, denn es ist wahr (Men's Chorus)Finale - Gloriam Patri chorus angelorum concinat6-14.16-26…初録音アーティスト(演奏・出演)アスコルタ(声楽アンサンブル)ヘレン・スミー(オルガン)…16.24.24-26アスコルタ室内アンサンブル…1-5.16-17ピーター・ブロードベント指揮レコーディング2015年1月24-25日ロンドン ハムステッド・ガーデン・サバーブ St Jude-on-the-Hill商品番号:TOCC-296ファルカシュ(1905-2000):合唱作品集 [アスコルタ/ブロードベント] FARKAS, F.: Choral Music (Ascolta Choir and Chamber Ensemble, Broadbent)CD 発売日:2015年11月25日 NMLアルバム番号:TOCC0296 Toccata Classicsハンガリーの近現代音楽の探求を続けるTOCCATAレーベルの自信作、フェレンツ・ファルカシュ(1905-2000)の合唱作品集です。ブダペスト音楽アカデミーで学んだ後、ローマに留学。ここでレスピーギに作曲を師事し、ウィーンとコペンハーゲンで「映画音楽作曲家」として活動したファルカシュ。その作品は壮大で、美しいメロディに満たされたものです。この合唱作品集には、1940年代から晩年1999年の作品までを収録。壮麗な「ミサ曲第2番」や、瞑想的な雰囲気を持つ「めでたし海の星よ」などの、多彩な表情を持つ曲を聴くことができます。いくつかの作品はクリスマスのためのものであり、20分ほどの「クリスマス・カンタータ」は短いながらも、ハンガリーの民謡が織りこまれた充実の音楽劇となっています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ファルカシュ