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2021年2月ベルリン国立歌劇場上演 ラトル指揮によるヤナーチェクの傑作《イェヌーファ》 愛と絶望に振り回されるイェヌーファをカミラ・ニールンドが見事に演じる! ★故郷モラヴィア地方を舞台にしたヤナーチェク三作目のオペラ《イェヌーファ》。モラヴィアの閉鎖的な寒村で繰り広げられる普遍的な人間関係を描いた内容で、ガブリエラ・プライソヴァーの戯曲「彼女の養女」がもとになっています。オペラでは原作の散文風の会話をそのまま用い、美しいメロディーに満ちた、チェコ・モラヴィア地方の民族色豊かな作風です。 ★あらすじは、村一番の美人イェヌーファは、従兄弟のシュテヴァの子を未婚のまま妊娠し秘密裏に出産します。一方、シュテヴァの異父兄ラツァはイェヌーファを愛しています。イェヌーファの継母コステルニチカは、シュテヴァにイェヌーファと結婚するよう懇願しますが拒否され、今度はラツァと結婚させるために、赤ん坊を殺してしまいます。コステルニチカはイェヌーファには病死したと嘘をつきますが、イェヌーファとラツァの結婚式の日、赤ん坊の死体が見つかります。すべての真実が明かされ、イェヌーファとラツァは苦難を乗り越え、互いを愛し共に生きていくこと誓います。愛、絶望、嫉妬、など現代にも通じる人間の様々な感情をリアルに描き出した内容です。 ★本上演は、2021年2月にイタリア出身のダミアーノ・ミキエレットによる演出、サイモン・ラトル指揮でベルリン国立歌劇場で上演されたもの。コロナ禍で行われた本上演はライブ・ストリーミング配信もされました。イェヌーファ役にはカミラ・ニールンド。村娘の純粋さと困難を乗り越えていく力強さを感じる歌声です。そしてコステルニチカにはエヴェリン・ヘルリツィウス。バイロイトの常連歌手らしく迫力のある歌唱を聞かせてくれます。そしてイェヌーファを妊娠させ逃げる男シュテヴァにラディスワフ・エルグル。イェヌーファへの愛を最後まで貫くラツァにはオーストラリア出身のスチュアート・スケルトン。と主要キャスト4人の力量が発揮された聴きごたえのある歌唱を披露しています。またヤナーチェクの作品を積極的に演奏してきたラトルならではの色彩的で情緒豊かな音楽を描き出しています。 収録情報 曲目・内容 ヤナーチェク:歌劇《イェヌーファ》 アーティスト(演奏・出演) サー・サイモン・ラトル(指揮) ベルリン国立歌劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮:マルティン・ライト) ハンナ・シュヴァルツ(アルト/ブリヤ家のおばあさん) スチュアート・スケルトン’(テノール/ラツァ・クレメニュ) ラディスワフ・エルグル(テノール/シュテヴァ・ブリヤ) エヴェリン・ヘルリツィウス(メゾソプラノ/コステルニチカ) カミラ・ニールンド(ソプラノ/イェヌーファ) レコーディング 収録:2021年2月、ベルリン国立歌劇場、ベルリン(ライヴ) 演出:ダミアーノ・ミキエレット 舞台:パオロ・ファンティン 衣装:カーラ・テティ(共同:ジュリア・ジャンニーノ/カルスタ・ケーラー) 照明:アレッサンドロ・カルレッティ 振付:トーマス・ヴィルヘルム ドラマティック・アドヴァイザー:ベンヤミン・ヴェンティヒ 映像監督:ベアトリクス・コンラート 日本語字幕:西久美子
なんと艶やかな音色! 名手ジョヴァニネッティがレヴィナスと奏でる ブラームスのヴァイオリン・ソナタ集 ★イザイ弦楽四重奏団、エリゼ弦楽四重奏団の創設者で数多くの録音でも高い評価を集めるフランスのクリストフ・ジョヴァニネッティ。2017年には作曲家でピアニストのミカエル・レヴィナス、チェリストのエマニュエル・ベルトランとともにトリオを結成し演奏活動を展開しております。当アルバムではレヴィナスとのデュオでブラームスを録音しました。 ★ジョヴァニネッティの魅力といえばなんといっても艶やかな音色。レヴィナスもその温かな音色にこたえて奏でます。アンサンブルの名手が織りなすブラームス、新たな名録音登場です。 収録情報 曲目・内容 ブラームス : 1. ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78「雨の歌」 2. ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100 3. ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108 アーティスト(演奏・出演) クリストフ・ジョヴァニネッティ (ヴァイオリン) ミカエル・レヴィナス (ピアノ) レコーディング セッション録音 : 2019年 12月/ムードン・スタジオ (フランス)
今蘇る、名曲の知られざる響きをOLCが熱演! モーツァルトの交響曲第40番を 最近まで知られていなかった第3番目の稿を用いて演奏! 上尾直毅がタンゲンテンフリューゲルで弾く ピアノ協奏曲第9番「ジュナミー」も注目! ★今蘇るモーツァルトの名曲を知られざる響きで鈴木秀美率いるOLCが熱演!★モーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュナミー」の演奏に使用したのは上野学園所蔵のタンゲンテンフリューゲルです。この協奏曲に最も相応しいといえる楽器を名手上尾直毅が奏でます。またモーツァルトの交響曲第40番は最近まで知られていなかった第3番目の稿を用いて演奏しています。当作品、一般的にはクラリネット無しが第1稿、含むのが第2稿とされていますが、モーツァルト自身が第2稿を書いたのちも第1稿を破棄しておらず、最後に手を入れたのは再び第1稿に戻って変更を加えています。この第3番目の稿(第1稿第2段階)は第2楽章で管楽器による部分が弦楽器によって奏でられる箇所が他稿との最も大きな違いです。OLCが送る新鮮な驚きの響きをお楽しみください! 収録情報 曲目・内容 1. ハイドン:歌劇「無人島」序曲 Hob.XXVIII:92. モーツァルト:前奏曲 K.284a(アレグレット−カプリッチョ−アンダンティーノ)3. モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュナミー」4. モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550(第1稿第2段階) アーティスト(演奏・出演) 鈴木秀美(指揮)オーケストラ・リベラ・クラシカ上尾直毅(タンゲンテンフリューゲル[track-2,3]) レコーディング ライヴ収録:2017年10月21日/上野学園 石橋メモリアルホール、録音:櫻井卓
名作『アリアンナの嘆き』を含む傑作集! ラ・フォンテヴェルデの精緻な歌声で聴く モンテヴェルディのマドリガーレ集第6巻! ★鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ。現在進行中のモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の「第6巻」がリリースされます!日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークが今ここに巻を追って響きとなります!★モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。しかし彼がライフワークとしていたのは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1638年の第8巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。★オペラの誕生とほぼ同時期のドラマチックなマドリガーレ第6巻。いっそう磨きのかかったラ・フォンテヴェルデの精緻なアンサンブルがその魅力を余すところなく発揮します。★現在、マドリガーレ集第5巻(ADJ 058)マドリガーレ集第4巻(ADJ 054)、マドリガーレ集第3巻(ADJ 051)、マドリガーレ集第2巻(ADJ 048)、マドリガーレ集第1巻(ADJ 046)がリリースされ好評を博しております。 収録情報 曲目・内容 ・『アリアンナの嘆き』【「私を死なせて」(第1部)/「ああテゼオ、私のテゼオ!」(第2部)/「あれほど私に誓った真心は」(第3部)/「ああ、それでも答えないのね!」(第4部)】・「西風が戻り」・「着飾った美女の一団のなかに」・「さようなら、美しいフロリダ」・『愛する女性の墓碑に注ぐ恋人の涙』【「灰と化した亡骸よ、僕の美しい太陽を飲み込み」(第1部)/「ああ川々よ、お前たちはグラウコが墓石の上で叫びながら」(第2部)/「もしグラウコが、かつては愛の巣であり」(第3部)/「愛するニンフよ、天の膝に抱かれているのだね。」(第4部)/「ああ黄金の髪よ、雪のように柔らかな胸よ」(第5部)/「愛する亡骸よ、僕の瞳は墓石の高貴な胸の上を」(第6部)】・「ああ、美しい顔よ」・「ティルシよ、まさにここで美しいクローリは微笑み」・「哀れなアルチェオよ、この愛しい土地から去るのだ」・「この場所でエルガストは「バットよ」と嘆いたのだ」・「穏やかな川のほとりで」 アーティスト(演奏・出演) ラ・フォンテヴェルデ【鈴木美登里・染谷熱子(ソプラノ)、布施奈緒子(メゾ・ソプラノ)、上杉清仁(カウンターテナー)、谷口洋介・中嶋克彦(テノール)、小笠原美敬(バス)】伊藤美恵(バロックハープ)金子浩(リュート)上尾直毅(チェンバロ) レコーディング セッション録音:2016年5月15-18日、2016年9月18-21日、2018年4月8-10日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓)
イダ・ヘンデル (1928年生まれ) と、 ラファエル・クーベリック (1914-1996) による共演。 収録情報 曲目・内容 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 アーティスト(演奏・出演) イダ・ヘンデル (Vn) ラファエル・クーベリック (指揮) フィルハーモニア管弦楽団 レコーディング 録音:1948年10月4日 (ブルッフ) 、1949年9月15-16日 (ベートーヴェン) MONO
大注目盤の登場!エラス=カサドとパリ管による《春の祭典》!ソリストにイザベル・ファウストを迎えエトヴェシュの《アルハンブラ》を収録! ★大注目盤の登場!エラス=カサドとパリ管による《春の祭典》!カップリングには、ソリストにイザベル・ファウストを迎えたエトヴェシュの《アルハンブラ》を収録!★2020年度のレコード・アカデミー賞大賞受賞したスペイン生まれの指揮者パブロ・エラス=カサド。深い解釈と高い説得力、そしてバロックから現代音楽までの広いレパートリー、さらには、フライブルク・バロック・オーケストラ、バイエルン放送交響楽団、マーラー・チェンバー・オーケストラ、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団と様々なオーケストラと共演・録音を行っていることを見れば、彼の多才さがよく分かります。★今回録音されたのは、1913年パリのシャンゼリゼ劇場で初演され、一大センセーションを巻き起こしたストラヴィンスキーのバレエ音楽《春の祭典》。反バレエ的な動き、バレエ界にとって大スキャンダルでもありましたが、同時に聴衆を驚かせたのは、5管編成という独特のオーケストラ編成から生み出される響き、そして不規則で鋭いアクセント、変拍子というストラヴィンスキーの斬新な音楽です。 エラス=カサドの明晰な解釈とパリ管による精緻で多彩な色彩感をもつ演奏、個性的なパリ管の奏者たちの楽器一つ一つが良く響き、最高のアンサンブルで奏でています。第1部では、土着的な要素よりも知的で洗練された印象ですが、第2部では万華鏡のように、光と色彩が目まぐるしく変化する演奏、それを躍動的かつ鮮やかに引き出すエラス=カサドの手腕にも脱帽です。★カップリングのペーテル・エトヴェシュのヴァイオリン協奏曲第3番《アルハンブラ》。この作品は2019年7月12日にスペインのグラナダ音楽祭の委嘱作品として、イザベル・ファウスト、エラス=カサド指揮マーラー・チェンバー・オーケストラによって初演されています。スペイン・グラナダにある有名なアルハンブラ宮殿に触発され、そして初演者であるイザベル・ファウスト、エラス=カサドの二人に捧げられています。エトヴェシュは、「宮殿の噴水、その次元、周囲の山々、アンダルシアの素晴らしい夕日、これらすべてが私の作品の一部となりました。私が画家であったらそれを描いていたでしょう。」と語っています。また作品には、二人の名前が音名として隠されています。 収録情報 曲目・内容 ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》 ペーテル・エトヴェシュ:ヴァイオリン協奏曲第3番《アルハンブラ》* アーティスト(演奏・出演) パブロ・エラス=カサド(指揮) パリ管弦楽団 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)* レコーディング 録音:2019年9月、グランド・サルル・ピエール・ブーレーズ、フィルハーモニー・ド・パリ
日本語帯・解説付き ノット率いるスイス・ロマンド管弦楽団が 名手ピエモンテージを迎えて 20世紀にうまれたピアノとオーケストラのための傑作3篇を録音! ★SACDハイブリッド盤。ジョナサン・ノット率いるスイス・ロマンド管弦楽団による20世紀傑作シリーズ。前作ドビュッシー (ノット編) &シェーンベルクの『ペレアスとメリザンド』 (KKC-6429/PTC-5186782) はレコード芸術誌「特選盤」など高い評価を得ました。 ★期待の新作はピアノとオーケストラのための傑作3篇。ラヴェルとシェーンベルクのピアノ協奏曲、メシアンの「異国の鳥たち」を、フランチェスコ・ピエモンテージをピアノ独奏に迎えて演奏しています。20世紀の協奏曲のジャンルにおいて最も独創的な作品を残したラヴェルとシェーンベルク。ラヴェルのピアノ協奏曲 ト長調は、むちの一打ちではじめる開始が意表をついており、それだけでも聴き手をひきこみます。ジャズから借りた要素、小刻みなリズム、そしてラヴェルならではのキラキラとしたメロディが最大の魅力です。 ★シェーンベルクのピアノ協奏曲はアメリカ時代の産物で十二音の技巧を用いた作品。単一楽章形式ながら内容的には4つの部分に分けられます。 ★2つの協奏曲の間に配置されたメシアンの「異国の鳥たち」は、メシアン独特の音響効果が計算された作品。ピアノの独奏パートには3つの小カデンツァと2つの大カデンツァを含みます。小規模のオーケストラには弦楽器が全く入らず、打楽器が沢山加わっているところも異彩を放ちます。ノット率いるスイス・ロマンド管弦楽団がピエモンテージと色彩感豊かに演奏しております! フランチェスコ・ピエモンテージ (ピアノ) 1983年スイス生まれ。アルフレート・ブレンデル、セシル・ウーセ、アレクシス・ワイセンベルク等、偉大なピアニストからも薫陶を受け、2007年エリザベート王妃国際音楽コンクールで第3位受賞し注目される。これまでに、バイエルン放送交響楽団、BBC交響楽団など、指揮者では、サカリ・オラモ、ミハイル・プレトニョフ等と共演。特にマルタ・アルゲリッチからは絶賛され、ルガーノ音楽祭に度々出演。今後の活躍が期待されるピアニストの一人。PENTATONEレーベルからのデビュー盤『シューベルトの後期ピアノ・ソナタ集』 (KKC-6272/PTC-5186742) は、レコード芸術誌「特選盤」、読売新聞「特選盤」、毎日新聞「特薦盤」などで絶賛されている。続く『バッハ・ノスタルジア』 (KKC-6354/PTC-5186846) もレコード芸術誌「特選盤」をはじめ高い評価を得ている。 収録情報 曲目・内容 1. ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 (1932) 2. メシアン:「異国の鳥たち」 (1956) 3. シェーンベルク:ピアノ協奏曲 Op.42 (1942) アーティスト(演奏・出演) フランチェスコ・ピエモンテージ (ピアノ) スイス・ロマンド管弦楽団 ジョナサン・ノット (指揮) レコーディング 録音: (1) 2020年11月、 (2) 2020年12月、 (3) 2021年2月/ヴィクトリア・ホール (ジュネーヴ)
巨匠ヤノフスキ率いるドレスデン・フィルが 《未完成》《ザ・グレイト》を録音! ★SACDハイブリッド盤。精力的に演奏と録音活動を行う巨匠マレク・ヤノフスキ。注目の新譜はドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団を振ったシューベルトの《未完成》《ザ・グレイト》です! ★ヤノフスキによるストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスは当録音でも傑出しており、神々しいまでに崇高な響きを見事に引き出しております。今回のシューベルトの解釈は伝統を重んじながらも活力と激しさを兼ね備えており、非常に大きな音楽を展開。名盤ひしめく当楽曲ですが、巨匠ヤノフスキが導き出したひとつのこたえともいえる名演を聴かせてくれます。 ★演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術陣が結集した高音質録音であることも注目です。 収録情報 曲目・内容 シューベルト: 交響曲第8番 ロ短調 D759《未完成》 交響曲第9番 ハ長調 D944《ザ・グレイト》 アーティスト(演奏・出演) ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団 マレク・ヤノフスキ (指揮) コンサートマスター:ハイケ・ヤニッケ (未完成) 、ラルフ=カルステン・ブレムゼル (ザ・グレイト) レコーディング セッション録音:2020年11月/ドレスデン、クルトゥーアパラスト (文化宮殿) レコーディング・プロデューサー:ヨブ・マールセ (San Francisco Classical Recording Company, SFCRC) バランス・エンジニア&エディティング:ジャン=マリー・ヘイセン (Polyhymnia International)
晩年シノーポリ至高の名演ドレスデンで披露された十八番のマーラー数量限定特別価格LPセット ★発売済みのLPをセット化して数量限定の特別価格でご提供。単売されているパッケージをそのままの状態で透明のケースにまとめて入れた仕様で、バラで購入するのと内容にまったく違いはありません。★2001年、『アイーダ』の公演中に倒れ突然の死を遂げた指揮者ジュゼッペ・シノーポリ。その晩年の至芸を改めて振り返るべく、PROFILレーベルのシュターツカペレ・ドレスデン自選名演シリーズのライヴ音源をALTUSがライセンスして初LP化したタイトルです。いぶし銀と讃えられたオーケストラの何物にも代えがたい伝家の宝刀と言うべき極上の響きに、シノーポリの偏執響的な細部へのこだわりが組み合わされ、さらにライヴならではの高揚感が加わった至高の名演奏。LP用のリマスターを施し、CDとは異なる新たな魅力を獲得しています。解説書にはベルリン在住の音楽評論家・城所孝吉氏による2001年当時のシノーポリ追悼原稿を復活掲載。シノーポリのラスト・コンサートとなった『アイーダ』公演の現場に居合わせていた城所氏による、衝撃を抑えきれない迫真の文章は戦慄すら覚える劇的な内容です。 収録情報 曲目・内容 〈以下の2枚組LP2タイトルのセットです。〉 [1] ゼンパーオーパー・ライヴ集成 第1集(PHLP-025/6) マーラー:交響曲第4番 ト長調 [LP1]A面:第1楽章 B面:第2楽章 [LP2]A面:第3楽章 B面:第4楽章 [2] ゼンパーオーパー・ライヴ集成 第2集(PHLP-027/8) マーラー:交響曲第9番 ニ長調 [LP1]A面:第1楽章 B面:第2楽章 [LP2]A面:第3楽章 B面:第4楽章 アーティスト(演奏・出演) ユリアーネ・バンゼ([track-1] ソプラノ)ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン レコーディング 録音:[track-1] 1999年5月29日、[track-2] 1997年4月6日/ゼンパーオーパー(ライヴ)
ブルックナーに次ぐALTUS の快挙! メシアン没後30年に先がけて贈る渾身のリリース 若杉N響ライヴ音源9作品完全収録、すべて初CD化 詳細な楽曲解説も含め空前絶後のメシアン集成! ★ 1996年から98年にかけて3期9公演に渡り行われた若杉弘指揮・NHK交響楽団によるブルックナー・チクルス「2つの世紀のカトリック」は、各回ブルックナーの交響曲1曲とメシアンの作品を組み合わせた意欲的なプログラムで構成されていました。この時のブルックナーの録音は2020年にALTUSからめでたく全集として発売され(ALT-431/440)、大ベストセラーを記録しています。 ★そして今回ついに待望のメシアンがリリース!9曲すべてを公演順に3枚のCDに収録。ブルックナーと併せたプログラムでありながら30分超えの楽曲もあり編成も多様で、この演奏会が日本初演となったものもあります。改めて聴きこむと、1曲1曲とても丁寧に演奏を作り上げていたことに驚かされ、また心から感動させられます。これほどの規模と完成度で残された一貫した解釈によるライヴ録音はメシアン演奏史に刻まれて然るべき不朽の価値を誇っていると言って良いでしょう。2022年メシアン没後30年に先駆けてお送りする大注目盤です! ★ブックレットには当時のプログラムに掲載された笠羽映子氏による楽曲解説を掲載。相当な文量で詳細に書かれており、日本語で読める資料としてもたいへん貴重なもの。若杉の清冽な演奏を聴きながら読めば、メシアンの複雑な作曲技法が鮮やかに解きほぐされていくよう。女声合唱を伴う『神の顕現の三つの小典礼』の歌詞対訳もついています。 収録情報 曲目・内容 メシアン:管弦楽作品集 サントリーホール10周年記念公演 ブルックナー・チクルス1996〜98 「2つの世紀のカトリック」よりオリヴィエ・メシアン(1908-1992): [CD1] チクルス第1期 1. 忘れられた捧げもの(1930) 録音:1996年1月29日 2. 教会のステンドグラスと小鳥たち(1986)〈日本初演〉 録音:1996年2月26日 3. かの高みの都市(1987)〈日本初演〉 録音:1996年3月31日 [CD2] チクルス第2期 4. われら死者のよみがえりを待ち望む(1964) 録音:1997年1月13日 5. 聖体秘蹟への賛歌(1932)〈日本初演〉 録音:1997年2月24日 6. キリストの昇天(1932-33) 録音:1997年3月18日 [CD3] チクルス第3期 7. 天国の色彩(1963) 録音:1998年1月27日 8. 神の顕現の三つの小典礼(1945) 録音:1998年2月28日 9. 輝ける墓(1931) 録音:1998年3月13日 アーティスト(演奏・出演) 若杉 弘(指揮) NHK交響楽団 木村かをり([track-2,3,7,8] ピアノ) 原田 節([track-8] オンド・マルトノ) 東京混声合唱団([track-8] 女声合唱) 大谷研二([track-8] 合唱指揮) レコーディング すべてサントリーホールでのライヴ録音
2016年9月、第7代首席指揮者ガッティ&RCO、いよいよ正式始動! ★2016年9月9日の就任記念演奏会《RCOオープニング・ナイト》もって、128年の歴史をもつロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の第7代首席指揮者として正式に着任するダニエレ・ガッティ。これを記念して、客演指揮者としてのガッティと楽団との白熱ライヴがリリースされます。ガッティといえば、音楽へのきわめて真摯な姿勢、音楽へのリスペクトの比類なき高さということがよく言われますが、その姿勢はこの演奏にも表れています。と同時に、これからいよいよ本格始動するオーケストラと音楽する喜びにも満ちたパワー漲る演奏となっています。 ★「幻想交響曲」は何度も演奏しつくされている名曲ではありますが、ガッティのこの演奏は、1830年の本作初演時に当時の聴衆が体験したであろう驚きを現代の私たちにも味わわせてくれるもの。スコアの綿密な読み込みが、すべてがこの瞬間に生まれているような新鮮さを導いています。ガッティとRCO、今後の活動に期待が高まる内容の演奏です。 収録情報 曲目・内容 ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14 (1830) アーティスト(演奏・出演) ダニエレ・ガッティ (指揮) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 レコーディング 録音:2016年3月31日、4月1&3日 (ライヴ) 、アムステルダム・コンセルトヘボウ
許光俊氏も絶賛するヴァントのモーツァルト!音質良し、遂に初LP化。 「《完璧さ》と《情熱的な力》は結合されねばなりません」ーギュンター・ヴァント ★北ドイツ放送響との名ライヴを初LP化。ヴァントが折に触れて演奏を重ねてきたモーツァルトです。「ポストホルン」「セレナータ・ノットゥルナ」の深い解釈は右に出るものなし。また最晩年の40番は厳しい音造りと深化した表現がまざりあう珠玉の名演!いずれも見事な音質でお楽しみ頂けます。 ★あるオーケストラが《完璧さ》を目ざしているというと、そのオーケストラの演奏は《冷たい》とか《平凡》だなどと考えがちです。あるいは《情熱的で》《あたたかみがある》などというと、すぐにその演奏は不正確なだらしのないものだと考えがちですが、こういう考えは慎まねばならないと思います。《完璧さ》と《情熱的な力》は結合されねばなりません。 (ギュンター・ヴァント) 収録情報 曲目・内容 ギュンター・ヴァント モーツァルト集成I/NDR編 モーツァルト: 1. セレナーデ第9番 ニ長調『 ポストホルン』 K.320 (LP1-A面:第1〜3楽章、LP1-B面:第4〜7楽章) 2. 交響曲第40番 ト短調 K.550 (LP2-A面:第1〜3楽章、LP2-B面:第4楽章) 3. セレナーデ第6番 ニ長調『 セレナータ・ノットゥルナ』 K.239 (LP2-B面) アーティスト(演奏・出演) ギュンター・ヴァント (指揮) 北ドイツ放送交響楽団 レコーディング 録音:(1) 1989年4月2日、(2) 2000年1月29日、(3) 1990年9月30日/ハンブルク、ムジークハレ (ライヴ)
クリーヴランド管弦楽団の自主レーベル、 TCO(The Cleveland Orchestra)、発足! ★クリーヴランド管弦楽団が自主レーベルを立ち上げました!その名も「TCO(The Cleveland Orchestra)」。言うまでもなくクリーヴランド管は、アメリカのビッグ5の一つとして鳴らす世界屈指のオーケストラ。1918年に設立、既に100年の歴史を数えていますが、オーケストラにとってのあらたな世紀の始まりにあたり、自主レーベルを発足するはこびとなりました。内容は、現在の音楽監督を務めるフランス・ウェルザー=メストが指揮し、また自身が選曲した3枚組。この約20年間の両者の足どりの中から特に優れた極めつけの演目がセレクトされています。★現在音楽監督を務めるフランツ・ウェルザー=メストは2002年からこの職にあり、タイムズ誌は、メストの下でのクリーヴランド管の、そのヴィルトゥオーゾ性、音の優雅さ、豊かな色彩、そして室内楽のような音楽の結束力をたたえ、「アメリカのベスト・オーケストラ」であると評しています。メストの下でオーケストラは挑戦的なプログラム、そして委嘱への積極的な取り組み、さらにオペラの取り組みも増やし、若い聴衆も獲得してきています。エデュケーション・プログラムも充実しており、まさに世界をリードするオーケストラといえます。メストはウィーン・フィルへの客演も多く重ねているほか、ウィーン国立歌劇場の音楽監督(2010-2014)、チューリヒ歌劇場でも長年音楽監督を務めています。ブルックナー教会からキレニー・メダルを授与されているほか、ケネディ・センターから芸術部門の金メダルを授与されるなど、世界でその功績が高く評価されています。オーケストラの歴代の音楽監督はニコライ・ソコロフ(1918-33)、アルトゥール・ロジンスキ(1933-43)、エーリヒ・ラインスドルフ(1943-46)、ジョージ・セル(1946-70)、ロリン・マゼール(1972-82)、クリストフ・フォン・ドホナーニ(1984-2002)。こうした指揮者たちとのヒストリカル音源もリリースされるか心待ちにしながら、新レーベルの誕生を祝いたいところです。★レーベル第1弾は3枚で構成されています。[CD 1]は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を、オケの全弦楽セクションで演奏したもの。メストの細かな表情づけと、弦楽器セクションのうまさ、そして美しさが際立った演奏となっています。カップリングは大規模でパンチのきいたヴァレーズの「アメリカ」という、なんとも興味深い組み合わせです。新しい作品を聴くことにより、過去の作品の理解も深まり、その逆も然り、ということを提示しています。[CD 2]は、シュタウトとR.シュトラウスの作品を収録。シュタウトはインスブルック出身の作曲家で、ウィーン音楽大学で学び、哲学と音楽学も修めています。その作品は日本でも読響が五嶋みどりをソリストに迎えた公演でも演奏されているほか(ヴァイオリン協奏曲「オスカー」)、2018/19のシーズンにはオペラがウィーン国立歌劇場で初演されるなど、まさに今活躍している作曲家のひとりです。R.シュトラウスの「イタリアから」は、あまり演奏されない初期の管弦楽作品ですが、情景が鮮やかに眼前にうかぶような演奏となっています。[CD 3]はセヴェランス・ホールの名高い大オルガンとオーケストラによる協奏曲。作曲者のベルント・リヒャルト・ドイチュは1977年オーストリアのメートリンク出身。2011年度武満徹作曲賞第2位を受賞しました。その作品は東フィルなども取り上げている、世界的な作曲家です。このオルガン協奏曲は、ウィーン楽友協会とウィーン放送交響楽団の委嘱によるもので、2014-15年に作曲されました。題名の「Okeanos」はギリシャ神話では世界を網羅する河川のような意味。4楽章(緩?急?緩?急)から成り、それぞれの楽章は4大元素である水、空気、地、火と関連付けられます。オルガンの壮大な響きと管弦楽の融合が魅力な、壮大な作品です。そしてカップリングは極めつけのプロコフィエフの交響曲第3番。ハープ2台に打楽器も多数活躍する大規模な作品ですが、冒頭からものすごいボルテージの高さ。メストの知と情熱のバランスがとれたリードと、オーケストラの持ち味であるサウンドにより、理想的な演奏が誕生しています。 収録情報 曲目・内容 [CD 1] ・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番 イ短調 op.132(弦楽オーケストラによる演奏)[録音:2019年7月12日] ・ヴァレーズ:アメリカ[録音:2017年5月25,26,27日] [CD 2] ・ヨハネス・マリア・シュタウト(b.1974):Stromab [録音:2018年1月11,12,13日] ・R.シュトラウス:イタリアから [録音:2019年5月23,24,25日] [CD 3] ・ベルント・リヒャルト・ドイチュ(b.1977):Okeanos(オルガン協奏曲)[世界初録音] パウル・ジャコブ(オルガン)[録音:2019年3月14,15,16,17日] ・プロコフィエフ:交響曲第3番 ハ短調 op.44 [録音:2018年9月27,30日] アーティスト(演奏・出演) フランツ・ウェルザー=メスト(指揮) クリーヴランド管弦楽団 レコーディング すべてクリーヴランド、セヴェランス・ホールでの録音
2015年最新リマスタリングクラシックとロックの融合。ストラヴィンスキーからレディオヘッドまで、鬼才マット・ハイモヴィッツがおくるチェロの新世界!! ★SACDハイブリッド盤。PentatoneレーベルとカナダのOxingale Recordsレーベルとの共同企画"PENTATONE OXINGALE Series"。期待の第4弾は2011年6月に収録した音源からポリヒムニア・インターナショナルによる最新リマスタリングを施しSACDハイブリッド化でリリースされます。 当シリーズよりリリースされている「軌道」〜現代チェロ独奏作品集(PTC 5186542)と同様に今回もクラシックからロックまで実に多彩で刺激的な選曲となっており、ヤナーチェク、マルチヌー、ストラヴィンスキーからレディオヘッド、コクトー・ツインズ、ブロンド・レッドヘッドまでハイモヴィッツでしか表現することのできない異次元の演奏を味わえます。鬼才マット・ハイモヴィッツとクリストファー・オライリーがおくるチェロの新世界をご堪能ください。 ★1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。PENTATONE OXINGALE Seriesでは、ベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集(PTC 5186475 / KKC 5442)、J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全集(PTC 5186555)、現代チェロ独奏作品集(PTC 5186542)が発売されており、今後も続々とリリースしていく予定です。 収録情報 曲目・内容 SHUFFLE. Play. Listen Disc 1 1. バーナード・ハーマン:映画「めまい」による組曲 2. ヤナーチェク:おとぎ話 3. マルチヌー:スロヴァキアのテーマによる6つの変奏曲 4. ストラヴィンスキー:イタリア組曲 5. ピアソラ:ル・グラン・タンゴ Disc 2 6. アーケイド・ファイア:「Empty Room」「In the Backseat」 7. レディオヘッド:「Ryramid Song」「Weird Fishes/Arpeggi」 8. コクトー・ツインズ:「Athol Brose」「Fotzepolitic」「Heaven or LasVegas」 9. ジョン・マクラフリン:「The Dance of Maya」「A Lotus on Irish Streams」 10. ブロンド・レッドヘッド:「Misery is a Butterfly」「Melody」 11. ア・パーフェクト・サークル:「3 Libras」 [track-1,16-11]=クリストファー・オライリーによる編曲 アーティスト(演奏・出演) マット・ハイモヴィッツ(チェロ;ゴフリラー 1710年製) クリストファー・オライリー(ピアノ) レコーディング セッション録音:2011年6月/マギル大学、マルチ・メディア・ルーム(ケベック) リマスタリング:2015年11月/ポリヒムニア・インターナショナル(バールン)
至高の音楽 アルゲリッチ、ブロムシュテットによる オール・ベートーヴェン・プログラム ★ルツェルン音楽祭2020のライヴ映像。アルゲリッチをソリストに迎え、ブロムシュテット指揮&ルツェルン祝祭管で行われたオール・ベートーヴェン・プラグラム。オーケストラは小編成で、奏者間も広くとったcovid 19感染防止対策を取った配置。そしてアルゲリッチ79歳、ブロムシュテット93歳、両者とも年齢を全く感じさせない見事な演奏を聴かせてくれます。特にアルゲリッチは圧倒的なテクニック、躍動感あふれる安定した演奏、洗練された音楽性でもってベートーヴェンの音楽を隅から隅まで表現しています。ここで演奏したピアノ協奏曲第1番は、1949年アルゲリッチのステージ・デビューの時に演奏した演目。アルゲリッチが深化させた音楽性を存分に感じる演奏と言えるでしょう。そしてブロムシュテット。老巨匠に対する円熟や枯淡の境地とは無縁。ブロムシュテットはいくつになっても、オーケストラから瑞々しい音楽を引き出し、颯爽とした演奏を聴かせてくれます。今回もルツェルン祝祭管弦楽団から透明感あふれる音を引き出し、生き生きとした鮮やかな演奏を展開しています。また名手揃いのルツェルン祝祭管の演奏も、単なる技巧だけにはたよらない、洗練された音楽を繰り出しています。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15*、交響曲第2番ニ長調Op.36、交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」 アーティスト(演奏・出演) マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)*ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)ルツェルン祝祭管弦楽団 レコーディング 収録:2020年8月14-15日、ルツェルン文化会議センター・コンサートホール(ライヴ)
弟ミヒャエルの耳に愉しい秘曲も収録! 寺神戸亮、天野乃里子、山縣さゆり他、 オランダで活躍する名手が集結した古楽最前線のひびき あたたかな抑揚で歌いつむぐハイドン兄弟の協奏曲集 ★ハイドン兄弟の協奏曲集。2曲ともあまり録音されませんが珠玉の名品です。オランダで活動する天野乃里子が設立した古楽アンサンブル「バロックの真珠たち」による演奏で、寺神戸亮も参加。柔らかな抑揚をもつ演奏が特徴的で、古楽器のすっきりとした響きと音楽のあたたかさが融合した、新たな次元のピリオド演奏を提示。教会の残響を絶妙にとり入れた録音もすばらしく、贅沢なほどに心地よい響きに包まれます。 ★兄ヨーゼフの『ヴァイオリン協奏曲第4番 (1769) 』は現存する最後のヴァイオリン協奏曲。エステルハージの宮廷楽団コンサートマスター、ルイジ・トマジーニのために書かれたとされています。シンプルにして含蓄あるハイドンならではの磨きぬかれた音楽。急ぐことなくあたたかな音色でしなやかに弾きすすむ寺神戸の独奏が曲の魅力を十二分に伝えてくれます。通奏低音チェンバロが美しく溶け込む全体の音響バランスもすばらしいです。 ★弟ミヒャエルの『ヴィオラとチェンバロ (オルガンでも可) のための二重協奏曲 (1762) 』は、その編成からしてとても珍しいもの。ヴィオラ特有の音域と音色がチェンバロとじつに好ましく絡みあい、楽器の選び方からして一本取れられたという感じの秘曲です。各楽器の持ち味を生かした書法が耳をおおいに愉しませ、終楽章では天野がきらびやかな独奏を披露。落ち着き払ってたっぷりと歌われる緩徐楽章の合奏体としての美しさも絶品です。 収録情報 曲目・内容 ハイドン兄弟の協奏曲集 1. ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809) :ヴァイオリン協奏曲第4番 ト長調 Hob.VIIa/4 2. ミヒャエル・ハイドン (1737-1806) :ヴィオラとチェンバロのための協奏曲 ハ長調 P55, MH41 カデンツァ作:寺神戸亮 アーティスト(演奏・出演) 寺神戸亮 (1. ヴァイオリン、2. ヴィオラ) 天野乃里子 (チェンバロ、芸術監督) 「バロックの真珠たち」室内合奏団 [山縣さゆり (ヴァイオリン) 、迫間 野百合 (ヴァイオリン) 、森田芳子 (ヴィオラ) 、ルシア・スヴァルツ (チェロ) 、ロベルト・フラネンベルク (コントラバス) ] レコーディング 録音:2022年9月19-21日/ハールレム、ドープスゲジンデ教会
★Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。眼の醒めるようなヴァントの名演が、更なる鮮烈さを持って堂々の再登場! ★真打・北ドイツ放送響とのブルックナーを2曲収録。第7番は引き締まった構築感を漲らせたままに作品を一筆書きで描いた清々しい演奏で、美しい旋律に満ちた音楽を澄み切った精神で奏できるヴァント晩年の境地が垣間見えます。そして何といっても第9番。ヴァントと北ドイツ放送響のならではの作品への没入感が凄まじく、静寂も爆発もすべてに魂が宿った迫真の演奏になっています。徹底したスコアの読みから生み出される、比類なき生命力!まさに不滅の名演、あまりにも完璧な音楽にひれ伏すのみです。 ★(第7番)「的確なアーティキュレーションによって導かれる澄みきった音楽は、シューリヒトの指揮にも通ずるような枯淡の境地」「高解像度の録音で明るみになった強弱のレンジの広さやポリフォニックな音響」「演奏が終わってほしくないと願ってしまうほど、聴き手を夢中にさせる」 (第9番)「〈白鳥の歌〉というような演奏を期待して聴くと面を食らうほど、生命力に溢れた熱演」「ダイナミックレンジも極めて広く、第一楽章の長大なコーダに入る前には、踏み込んではいけない世界に入り込んでしまったかのような静寂に思わず身震い」「(第三楽章も)没入感が凄まじい圧巻の演奏」 〜坂入健司郎氏の解説より抜粋〜 【曲目・内容】 ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[14] 北ドイツ放送交響楽団編 ブルックナー: [Disc1] 交響曲第7番 ホ長調 WAB. 107(1885年ハース原典版) [Disc2] 交響曲第9番 ニ短調 WAB. 109(原典版) 【アーティスト(演奏・出演)】 ギュンター・ヴァント(指揮) 北ドイツ放送交響楽団 【レコーディング】 ライヴ録音:[Disc1]1996年10月11-13日、[Disc2]1998年4月5-7日/ハンブルク、ムジークハレ
オルガン奏者にして指揮者のハーゼルベック モーツァルト、ビーバー、シュメルツァーらの作品のほか フックスやポルポラの貴重な作品をおさめたボックスが登場! ★オルガン奏者にして指揮者のハーゼルベックが 1985年に設立したオーケストラ、ウィーン・アカデミー管弦楽団による貴重な録音のボックスが登場。ウィーン・アカデミー管はHIPにこだわったスタイルで知られており、バロックからロマン派まで (珍しい作品もふくむ) 、非常に意欲的に取り組んでいます。このボックスは、ハプスブルク家にゆかりのある音楽をあつめています。ハーゼルベックがこうした音楽に着目するきっかけは、自身が1976年、ハプスブルク家が重要な行事礼拝をおこなった教会でもあるアウグスティーナー教会のオルガン奏者に就任、さらに1978年には、ホーフブルク王宮礼拝堂のオルガン奏者に就任したことによります。礼拝堂のライブラリーには、シュメルツァーやビーバー、フックスら、さらには音楽を愛した皇帝たちの作品の楽譜など貴重な資料が多数おさめられておりました。このボックスには、ハーゼルベックとウィーン・アカデミー管が1989年から1999年にかけておこなった録音の中から、フックスのオラトリオや、ポルポラのオラトリオなどの貴重な作品から、音楽を愛したヨーゼフ1世やフェルディナンド3世、レオポルト1世による作品までが含まれています。どれも非常に丁寧な演奏。レツボールや若きトーマス・ハンプソンが参加しているものもあり、大注目のボックスです! 収録情報 曲目・内容 [CD1] Battaglia und Balletto〜戦争とバレエ ウィーンのバロック音楽 ・シュメルツァー (1623-1680) :皇帝風セレナーデのためのハ調によるアリアを伴うソナタ/音楽による剣術の学校/フェルディナンド三世の死によせるラメント/アリアをともなうセレナータ ・ビーバー (1644-1704) :6声のソナタ “Pauernkirchfahrt” /トランペット、弦と通奏低音のための5声のソナタ/バターリャ (1673) /セレナーデ “Nachtwaechter” ・アレッサンドロ・ポリエッティ (1641-1683) :Das Henner und Hannerngeschrayに基づくカンツォンとカプリッチョ ・パヴェル・ヨーゼフ・ヴェイハノフスキ (1640-1693) :ソナタ・ラ・ポスタ/ヴァイオリン、トランペット、トロンボーンと通奏低音のためのソナタ/8声のソナタ マルティン・ハーゼルベック (指揮) ウィーン・アカデミー管弦楽団 グナール・レツボール (Vn) 、アンドレアス・ラックナー (ソロ・トランペット) ほか 録音:1995年5月 [CD2] ・フェルディナンド3世 (1608-1657) :聖歌 “Jes Redemptor omnium”/4声の聖歌 “Deus Tuorum”/8 声の聖歌 “Hamanae Salutis” ・シュメルツァー (c.1620-1679) :フェルディナンド3世の死のラメント ・皇帝ヨーゼフ1世 (1678-1711) :カンタータ「レジーナ・チェリ」 ・皇帝レオポルト1世 (1640-1705) :ソナタ・ピエナ/ ”Laudate Pueri” マルティン・ハーゼルベック (指揮) ウィーン・アカデミー管弦楽団 リンダ・ペリッロ (S) 、イェルク・ヴァシンスキ (S) 、ダヴィド・コルディエ (A) 、ヘニング・ヴォス (A) 、アキム・クラインライン (T) 、ウルフ・ベストライン (Bs) 、マルコス・フィンク (B) 録音:1997年10月 [CD3] レオポルト1世の宗教音楽 ・モテット、ミゼレーレ、3つの晩課 イェルク・ヴァシンスキ (S) 、ダヴィド・コルディエ (A) 、ヘニング・ヴォス (A) 、アキム・クラインライン (T) 、マルコス・フィンク (B) マルティン・ハーゼルベック (指揮) ウィーン・アカデミー管弦楽団 録音:1997年10月14-16日 [CD4] ヨハン・カスパール・ケルル (1627-1693) :オルガン作品 マルティン・ハーゼルベック (オルガン/クロスターノイブルク修道院、祝祭オルガン) スコラ・オブ・ザ・ヴィエナ・インペリアル・チャペル&フーベルト・ドプ (合唱指揮) 録音:1992年10月 [CD5] ヨーゼフ・フックス (1660-1741) :Victimae paschali laudes (セクエンツ) /キリストの聖体のミサ/Plaudite, Sonat Tuba (モテット) /Paries Quindem Filium (モテット) マルティン・ハーゼルベック (指揮) ウィーン・アカデミー管弦楽団 ダヴィド・コルディエ (A) 、ドリュー・ミンター (A) 、ヨハンネス・クム (T) 、クラウス・メルテンス (Bs) 録音:1997年5月19-22日 [CD6-7] ヨーハン・ヨーゼフ・フックス (1660-1741) :La Deposizione dalla Croce di Gesu Cristo Salvator Nostro (われらが救世主イエス・キリストが十字架からおろされるとき) (宗教作品) ドロテア・レッシュマン (聖母マリア) 、ソイレ・イソコスキ (マグダラのマリア) 、デレク・リー・ラジン (エヴァンゲリスト) 、ヘルムート・ヴィルトハーバー (ジュゼッペ・アリマテオ) 、フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ (ニコデモ) ザンクト・フローリアン少年&男声合唱団〈合唱指揮:フランツ・ファルンベルガー〉 マルティン・ハーゼルベック (指揮) 、ウィーン・アカデミー管弦楽団 録音:1992年9月 [CD8-9] ヨーハン・ヨーゼフ・フックス (1660-1741) :Il fonte della salute (健康の泉) (宗教作品) マルティン・ハーゼルベック (指揮) ウィーン・アカデミー管弦楽団 小池久美子 (S) 、リンダ・ペリーリョ (S) 、ウルスラ・フィードラー (S) 、ヘニング・フォス (C-T) 、ヨハンネス・チュム (T) 、フォルフガング・ヴァンクル (Bs) 録音:1999年3,4月 [CD10-11] ニコラ・ポルポラ (1686-1768) :オラトリオ『ギデオン』 カイ・ヴェッセル (ギデオン) 、ウルフ・ベストライン (ヨアス、ギデオンの父) 、リンダ・ペリッロ (S) 、ヘニング・ヴォス (A) 、イェルク・ヴァシンスキ (C-T) 、ヨハンネス・クム (T) コリン・メイソン&ベルント・ランバウアー (合唱ソロ) ヴォーカル・アンサンブル・ノヴァ (コリン・メイソン:合唱指揮) マルティン・ハーゼルベック (指揮) 、ウィーン・アカデミー管弦楽団 録音:1998年4月 [CD12] モーツァルト:1. 「戴冠ミサ」 K317 、2. 「聖墓の音楽」 K42〜ソプラノ、バス、混声合唱、オルガン、管弦楽のためのカンタータ、3. 教会ソナタ集 ヘ長調 K244, 変ホ長調 K67, ハ長調 K329 エディト・ヴィーンス (S) 、ベルナルダ・フィンク (A) 、ヴェルナー・ホルヴェク (T) 、トーマス・ハンプソン (Bs) コンチェントゥス・ヴォカリス マルティン・ハーゼルベック (指揮) 、ウィーン・アカデミー管弦楽団 録音:1990年6月 [CD13] モーツァルト:オルガン作品集 ファンタジア ヘ短調 K608、ファンタジア ヘ短調 K594、アンダンテ ヘ長調K616、序曲 ハ長調 (K399より) 、ジーグ ト長調 K574、アダージョ ハ長調 K536、フーガ ト短調 K154、フーガ 変ホ長調 K153、フーガ ト短調 K401 マルティン・ハーゼルベック (オルガン/ブレッサノーネ大聖堂、ボルツァーノ (イタリア) ) 録音:1989年9月 [CD14] =レオポルト2世の戴冠礼拝の音楽の再現= 1. モーツァルト:ミサ・ソレムニス 2. 作曲者不明:Asperges me 3. アルフレヒツベルガー (1736-1809) :Veritas mea (グラドゥアーレ (奉献唱) ハ長調) 4. モーツァルト:Splendete te, Deus ; K. Anh.121 ハ長調 5. ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ (1706-1784) :トッカータ ハ長調 6. ミヒャエル・ハイドン (1737-1806) :タントゥム・エルゴ ト長調 7. サリエリ:テ・デウム (戴冠式のための) 8. イルジー・イグナツ・リネク (1725-1791) :KronungsIntraden (ハ長調) 9. グレゴリオ聖歌より ルート・ツィーザク (S) 、エイザベト・フォン・マグヌス (A) 、ヘルムート・ヴィルトハーバー (T) 、ゴットフリート・ホルニク (Bs) 、ヘルムート・ヒュットラー (カントール) 、ミヒャエル・ヤンコヴィッチ (カントール) 、ペーター・イェロジッツ (カントール) ウィーン王立礼拝堂学生合唱団 (フーベルト・ドプフ合唱指揮) ヒューゴ・ディストラー合唱団 インゴマール・ライナー (ポジティフ・オルガン) マルティン・ハーゼルベック (指揮) 、ウィーン・アカデミー管弦楽団 録音:1992年4月 アーティスト(演奏・出演) ウィーン・アカデミー管弦楽団 マルティン・ハーゼルベック
高貴で深い悲しみをたたえたケラスの音色 絶美の弱音 メルニコフのすべてをつつみこむような響き 名手ふたりによるショパン&ラフマニノフ! ★ケラスとメルニコフ、最高の組み合わせによるふたりが、ショパンとラフマニノフを録音しました!ケラスの高貴にして弱音までもが美しすぎるチェロ。そしてメルニコフの透明かつ繊細なタッチが際立つピアノ。名手ふたりによる、ロマン派の名曲にまたあらたな名盤が誕生しました。 ★ジャン=ギアン・ケラ (チェロ) とアレクサンドル・メルニコフ (ピアノ) という世界最高峰のふたりによる演奏のベートーヴェンのチェロとピアノの作品全集 (KKC-5402およびHMC-902183) は、世界で絶賛され、2014年第52回「レコード・アカデミー賞」大賞銅賞・室内楽部門も受賞しています。このベートーヴェンから時を重ね、他の編成での共演もはさみながら、ますますそのアンサンブルの息の感度と精度に磨きがかかったところでの録音。ショパンのチェロ・ソナタは、生前に出版された最後の作品。ラフマニノフのチェロ・ソナタは1901年、ラフマニノフ20代終わり、ピアノ協奏曲第2番を完成して取り組んだ作品。苦悩に満ちた遺書のようなショパンと、ほとばしる抒情と輝きに満ちたラフマニノフの2作品ともロマン派の名作として人気ですが、このふたりの演奏で聴けるのは格別の喜びがあります。ピアニストが書いたソナタでもあり、メルニコフは楽器をかえてそれぞれの作品の理想的な響きを実現しているも注目。 ★全編をとおしてケラスの音色が実に高貴。そして深い悲しみをたたえた音色、美しすぎる弱音。ケラスが常に深化を遂げていることが感じられます。メルニコフはショパンの前奏からその音色で一気に聴き手を世界に引きこみます。ショパンではエラール、ラフマニノフではスタインウェイとピアノを変えて演奏。ラフマニノフでは、ロマンティシズムにおぼれることなく、繊細で透明感ある音色で怒涛のようなパッセージを展開しております。ショパンでもラフマニノフでも、チェロとピアノで完璧にバランスのとれた、そして息のあった対話が繰り広げられています。ショパンもラフマニノフも様々な名演が存在しますが、あらたな決定的名盤の登場といえるでしょう。 収録情報 曲目・内容 ショパン (1810-1849) : チェロ・ソナタ ト短調 op.65 (1846-47) ラフマニノフ (1873-1943) : チェロ・ソナタ ト短調 op.19 (1901) アーティスト(演奏・出演) ジャン=ギアン・ケラス (チェロ/1696年製ジョフレド・カッパ) アレクサンドル・メルニコフ (ピアノ/エラール[メルニコフ所有] (ショパン) 、スタインウェイ (ラフマニノフ) ) レコーディング 録音:2020年9月8-11日、テルデックス・スタジオ、ベルリン
注目盤 世界が注目するピアニスト藤田真央 情熱大陸が密着取材した2022年ルツェルン音楽祭デビュー・ライヴが ブルーレイ&DVDで待望のリリース! ★今、飛ぶ鳥を落とす勢いのピアニスト藤田真央。2022年ルツェルン音楽祭でのデビュー公演が遂に映像化!藤田真央にとって大きな飛躍を遂げた2022年のハイライトでもあったルツェルン音楽祭、そのデビュー公演とあってクラシックファンの注目を大いに集めていただけに見逃せないリリースとなります。さらに、現代の楽壇を代表する巨匠リッカルド・シャイーと、世界の名だたる名手達が集うヴィルトゥオーゾ・オーケストラ、ルツェルン祝祭管弦楽団との共演とあってファン垂涎のコンサート映像です。 藤田真央とリッカルド・シャイーは2022年3月に初共演、その後すぐにシャイーのオファーにより2022年8月ルツェルン音楽祭でのコンサートが実現。ルツェルン音楽祭は、1938年トスカニーニ指揮で始まり、2003年にクラウディオ・アバドがルツェルン祝祭管弦楽団を創設するなど、ヨーロッパ屈指の伝統と格式を誇る音楽祭。藤田真央は当時23歳の若きピアニストとして巨匠指揮者シャイーから大抜擢され、見事な演奏で聴衆を魅了、音楽祭の輝かしい歴史に新たな1ページを刻み込みました。 ★演目は、2023年に生誕150年を迎えた作曲家ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。映画やドラマなどで多く使われており、クラシック音楽ファンだけではなく広く知られる名曲。ラフマニノフは、4つのピアノ協奏曲を作曲しましたが、この第2番は最も人気が高く演奏機会も多い作品です。重厚な第1楽章、甘く切ない美しい旋律が印象的な第2楽章、圧巻の盛り上がりをみせる第3楽章と聴きどころが満載。オーケストラの豊かな抒情性と重厚な響き、そして何と言っても藤田真央の自在な表現力そして煌めく音色は、ルツェルンの聴衆から熱狂的に受け入れられました。 後半は同じくラフマニノフの交響曲第2番。濃厚な響きに甘美で切ないメロディーに彩られたラフマニノフらしい楽曲で、特に第3楽章のアダージョの旋律は白眉。シャイーは、最高レベルのテクニックをもつルツェルン祝祭管から余すところなく豊かな表現力を引き出し見事にまとめあげています。 収録情報 曲目・内容 ルツェルン音楽祭 2022〜ラフマニノフ/藤田真央&リッカルド・シャイー ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18 交響曲第2番ホ短調 Op.27 【アンコール (藤田真央) 】 バッハ (ラフマニノフ編曲) :無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV1006より「ガヴォット」 アーティスト(演奏・出演) 藤田真央 (ピアノ) リッカルド・シャイー (指揮) ルツェルン祝祭管弦楽団 レコーディング 収録:2022年8月13日、ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター、コンサート・ホール (ルツェルン音楽祭ライヴ) 映像監督:ウテ・フォイデル プロデューサー:ポール・スマチュニュイ
格調典雅の極み。水戸室内管との一期一会。 ★Tobu RecordingsからCDで発売され話題となっている音源をALTUSがライセンスし初LP化。LP用にマスタリングし直し、アナログのマスターテープを作った上でカッティング。熟練の技術者による丁寧な製作でLPならではの風合いを獲得しています。 ★シモン・ゴールドベルクは93年4月に水戸室内管弦楽団を2回指揮しますが、その3か月後に急逝。図らずもこの共演が彼にとって最後の演奏会となります。演奏は大変に格調高いもので、その貴人的存在感が会場を圧倒。現在もなお語り草となっている感動的な公演です。その貴重な録音が待望のLP化となりました。水戸室内管のLPとしても初となる嬉しいリリースです。 収録情報 曲目・内容 シモン・ゴールドベルク・水戸室内管最期の演奏会 [LP1-A] J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067 [LP1-B] ハイドン:交響曲第82番ハ長調『熊』 [LP2-A] モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550 第1・2・3楽章 [LP2-B] モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550 第4楽章 ヒンデミット:弦楽のための5つの小品 作品44-4 ハイドン:交響曲第82番 ハ長調『熊』 第4楽章 (アンコール) アーティスト(演奏・出演) シモン・ゴールドベルク (指揮) 工藤重典 (フルート) 水戸室内管弦楽団 レコーディング 録音:1993年4月11日/水戸芸術館 コンサートホールATM
アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭 近年の名上演をあつめたスペシャル・ボックス ゼフィレッリ演出の≪イル・トロヴァトーレ≫≪ドン・ジョヴァンニ≫ 音楽祭の顔であるドミンゴのガラ・コンサート ★イタリア世界遺産ヴェローナの夏の風物詩と言えばアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭。古代ローマ時代に造られた屋外闘技場の跡地「アレーナ・ディ・ヴェローナ」を会場とした世界最大規模の野外オペラ・フェスティバルです。毎年夏、10週間に渡って行われ、街の中心にある「アレーナ」の収容人数は16,000人を誇ります。1913年から開催され、その歴史は100年以上。マリア・カラスをはじめ、オペラ界のスターがこの舞台に立ち、世界中のオペラファンを魅了しています。当ボックスは、これまでリリースされた3つの名上演映像をまとめたもので、音楽祭の近年の魅力が凝縮されています。 ★まず、2019年アレーナ・ディ・ヴェローナでのライヴから、ネトレプコとエイヴァゾフの夫婦共演で話題になったゼフィレッリの名プロダクション≪イル・トロヴァトーレ≫。ゼフィレッリはオリヴィア・ハッセー主演の映画『ロミオとジュリエット』の監督としても知られ、その『ロミオとジュリエット』の舞台でもあるヴェローナでの上演です。しかしゼフィレッリは音楽祭開幕直前の2019年6月15日に逝去。96歳でした。レオノーラを歌うネトレプコ。彼女のドラマティックな声質、技巧的なフレーズもなんなく歌いこなし最高に美しく響く声は、まさに理想的。そして豊かな声量、舞台上での抜きんでた存在感のエイヴァゾフが歌うマンリーコ。さらにゼフィレッリのずば抜けたスケールの舞台演出は壮大なヴェローナの野外劇場を大きな感動で包み込みます。また、野外劇場ながら、歌手の歌声をマイクなしで楽しめるアレーナ・ディ・ヴェローナの音響の良さも必聴。イタリアオペラの真髄である旋律と声の饗宴を最高の布陣で味わうことができます。 ★そして、同じく名匠フランコ・ゼフィレッリの演出2015年アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭での絢爛豪華なモーツァルトの≪ドン・ジョヴァンニ≫。音楽祭としては珍しくモーツァルトの作品となりました。ゼフィレッリの演出は、バロック風の豪華な宮殿を配した装置と伝統的な演出で、作品を純粋に楽しむことができます。ドン・ジョヴァンニ役のカルロス・アルバレスは、朗々たる歌声で聴衆を魅了、ポーランド出身のバス歌手ラファウ・シヴェクの騎士団長も、迫力のある歌唱で存在感を出しています。そしてドンナ・アンナ役のイリーナ・ルングは、恵まれた容姿と美声で会場を沸かせています。また、ステファノ・モンタナーリの雄弁な音楽作りが、迫力ある歌唱陣と絢爛豪華な演出と見事に調和しています。卓越した発想と手腕で一時代を築いた名匠フランコ・ゼフィレッリの演出を存分に堪能することができます。 ★最後に、プラシド・ドミンゴの音楽祭出演50周年となった2019年の記念ガラ・コンサート。『ナブッコ』『マクベス』『シモン・ボッカネグラ』ハイライトで、タイトルロールを歌うのはもちろんドミンゴ。近年、テノールからバリトンへの転向で世間を驚かせ、ヴェルディ・バリトンの役を徐々に広げているドミンゴらしいプログラムです。共演者もイタリア出身の女性ソプラノ歌手アンナ・ピロッツィ、メキシコ生まれの中堅テノール歌手、アルトゥーロ・チャコン=クルスと、華やかな布陣でドミンゴの記念の年をお祝いしています。 収録情報 曲目・内容 DVD1,2 ヴェルディ:歌劇≪イル・トロヴァトーレ≫ アンナ・ネトレプコ (レオノーラ / ソプラノ) ユシフ・エイヴァゾフ (マンリーコ / テノール) ルカ・サルシ (ルーナ伯爵 / バリトン) ドローラ・ザジック (アズチェーナ / メゾ・ソプラノ) リッカルド・ファッシ (フェルランド / バス) エリザベッタ・ツィッツォ (イネス / ソプラノ) カルロ・ボージ (ルイス / テノール) ダリオ・ジョルジェーレ (老ロマ / バス) アントネッロ・セロン (使者 / テノール) ピエル・ジョルジョ・モランディ (指揮) アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団、同合唱団、同バレエ団 ヴィート・ロンバルディ (合唱指揮) 演出&舞台:フランコ・ゼッフィレッリ 衣装:ライモンダ・ガエターニ 振付:エル・カンボリオ (ルチア・レアルによる復元) 殺陣:レンツォ・ムズメーチ・グレコ 映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ 収録:2019年7月4日、7日アレーナ・ディ・ヴェローナ (ライヴ) 原語:イタリア語 字幕:独英仏西韓日 DVD3,4 モーツァルト:歌劇≪ドン・ジョヴァンニ≫ アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団&合唱団 (合唱指揮:サルヴォ・スグロ) ステファノ・モンタナーリ (指揮) カルロス・アルバレス (ドン・ジョヴァンニ) ラファウ・シヴェク (騎士団長) イリーナ・ルング (ドンナ・アンナ) サイミール・ピルグ (ドン・オッターヴィオ) マリア・ホセ・シーリ (ドンナ・エルヴィーラ) アレックス・エスポージト (レポレッロ) クリスティアン・セン (マゼット) ナタリア・ローマン (ツェルリーナ) 映像監督:アンドレア・ベヴィラクア 演出・装置:フランコ・ゼフィレッリ 衣裳:マウリツィオ・ミッレノッティ 振付:マリア・グラツィア・カロフォリ 照明:パオロ・マッツォン 収録:2015年7月、アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭 (ライヴ) [ボーナス:メイキング映像] 原語:イタリア語 字幕:英独仏韓日 DVD5,6 アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭 2019 オペラ・ガラ 〜 プラシド・ドミンゴ 50周年記念 ヴェルディ:『ナブッコ』『マクベス』『シモン・ボッカネグラ』ハイライト プラシド・ドミンゴ (ナブッコ、マクベス、シモン・ボッカネグラ) アンナ ピロッツィ (アビガイッレ、マクベス夫人、アメーリア・グリマルディ) アルトゥーロ・チャコン=クルス (イズマエーレ、マクダフ、ガブリエーレ・アドルノ) マルコ・ミミカ (ザッカリア、ヤーコポ・フィエスコ) ジェラルディーヌ・ショベ (フェネーナ) カルロ・ボージ (アブダルロ、マルコム) エリザベッタ・ジッツォ (アンナ) ロマーノ・ダル・ゾーヴォ (バール神の祭司、医者) ロリー・ガルシア (侍女) ジョルディ ベルナセル (指揮) アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団・合唱団・バレエ団 ヴィート・ロンバルディ (合唱指揮) 舞台監督:ステファノ・トレスピーディ セット・デザイン:エツィオ・アントネッリ 衣装:シルヴィア・ボネッティ 照明:パオロ・マッツォン 振付:ジュゼッペ・ピコネ バレエ・コーディネーター:ガエターノ・ペトロジーノ 舞台デザイン監督:ミケーレ・オルチェーゼ 映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ 収録:2019年8月、アレーナ・ディ・ヴェローナ (ライヴ) 原語:イタリア語 字幕:独英仏西韓日
鈴木秀美&OLC がメユール「ストラトニース」序曲とハイドン「驚愕」大熱演!! また、佐藤俊介を迎えたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ではカデンツァにも注目! ★オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)第39回定期演奏会を収めたディスクが遂にリリースされます。収録作品はメユールの歌劇「ストラトニース」序曲、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、そしてハイドンの交響曲第94番「驚愕」です!★エティエンヌ・ニコラ・メユール(1763-1817)は主に歌劇で活躍したフランスの作曲家。「ストラトニース」はハイドン「驚愕」と同じ1792年の作品です。★佐藤俊介を迎えてのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ではカデンツァにも注目。あのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ホ短調の初演を委ねたことでも知られるヴァイオリニスト、フェルディナンド・ダーヴィッド作のカデンツァに佐藤俊介が少し手を入れたもの演奏。佐藤俊介は自由自在なテクニックと実に雄弁な表現力で圧倒的な演奏を披露しており、同作品の新たな魅力に出会える名演です!★そして、ハイドンの「驚愕」《びっくりシンフォニー》。第2楽章で突然、太鼓を含む全合奏が鳴り響くあまりにも有名なこの作品を鈴木秀美率いるOLCが快演を聴かせてくれます! 収録情報 曲目・内容 1. メユール(1763-1817):歌劇「ストラトニース」序曲2. ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.613. ハイドン(1732-1809):交響曲第94番 ト長調 Hob.I:94「驚愕」 アーティスト(演奏・出演) 佐藤俊介(ヴァイオリン)[track-2]鈴木秀美(指揮)オーケストラ・リベラ・クラシカ レコーディング ライヴ録音:2017年6月24日/三鷹市芸術文化センター、風のホール
キルシュナーが作曲した「シナゴーグの聖歌」を オッフェンバッハ声楽アンサンブル・プロフェットが録音 ★エマニュエル・キルシュナー (1857-1938) が作曲したユダヤ教の会堂 (シナゴーグ) で歌われる聖歌を集めた「シナゴーグの聖歌」からの作品集。当アルバムではニコラ・ダヴィドが選曲し、アシュケナジム (ドイツ語圏や東欧諸国などに定住したユダヤ人) からセファルディム (スペイン、ポルトガル、北アフリカ家系であるユダヤ人) の発音にカントールが音訳した16曲を収録しております。 ★ブックレットには知られざる作曲家に焦点を当てて演奏・録音活動しているピアニスト、ネムツォフによる解説付 (独英) 。 ★「将来的にキルシュナーの音楽がユダヤ教の礼拝で頻繁に取り上げてられるだけでなく、19世紀後半から20世紀前半にかけてのドイツの音楽文化の貴重な一面として「シナゴーグの聖歌」は歌われることを期待してやまない」 (ヤーシャ・ネムツォフ) 収録情報 曲目・内容 エマニュエル・キルシュナー : 「シナゴーグの聖歌」より16曲 アーティスト(演奏・出演) オッフェンバッハ声楽アンサンブル・プロフェット クリストフ・ジーベルト (指揮) ニコラ・ダーヴィト (カントール) ベッティナ・ストリューベル (オルガン) レコーディング セッション録音 : 2022年11月、2023年1月/ルター派福音教会、オッフェンバッハ (ヘッセン)
名匠アーマンが響かせる19世紀ドイツ教会音楽の頂き。 メンデルスゾーンの合唱曲集! ★SACDハイブリッド盤。名合唱指揮者マーカス・クリードに師事し、主にドイツの放送合唱団で指揮者を務めてきた合唱指揮者フィリップ・アーマン (1974年生) が、現在首席指揮者を務めるMDRライプツィヒ放送合唱団とメンデルスゾーンの宗教合唱曲を録音。 ★「スコットランド」「イタリア」「真夏の夜の夢」といったオーケストラ作品や、「無言歌」「歌の翼に」といった愛らしい小品の影に隠れがちですが、メンデルスゾーンにとって合唱曲は、大変重要なジャンルでした。メンデルスゾーンは、パレストリーナやバッハらのルネサンスやバロックの様式だけでなく、ユダヤ教の伝統音楽の様式も取り入れ、独自の合唱音楽の様式を作り上げました。そのすばらしい音楽は、19世紀ドイツの教会音楽の頂きとされています。このアルバムには、有名な詩篇のドイツ語訳に付けられた作品からラテン語の作品 (Op.115) 、そして世界初録音となる「聖なるかな」MWV B 47まで、メンデルスゾーンの宗教合唱曲の概要と言える楽曲が選ばれ、収録されています。約70名という大規模な合唱団をまとめあげ、精緻な響きを生み出すアーマンの手腕はさすがです。 ★メンデルスゾーンの重要なジャンルである合唱音楽の貴重なアルバムというだけでなく、日本のアマチュア合唱団にとってのまたとないお手本となる歌唱と言えるでしょう。 〜フィリップ・アーマンとMDRライプツィヒ放送合唱団によるPENTATONEでのファースト・アルバム好評発売中〜 「ブルックナー&ミヒャエル・ハイドン : モテット集」 (PTC-5186868) 収録情報 曲目・内容 1. 詩篇第100番「全地よ、主に向かいて歓呼の声をあげよ」MWV B 45 3つの詩篇モテット Op.78 2. 第1番〜詩篇第2番「いかなれば諸々の民の立ち騒ぎ」 (改定版) MWV B 41 3. 第2番〜詩篇43番「神よ、わたしを裁きたまえ」 (改定版) MWV B 46 4. 第3番〜詩篇第22番「我が神よ、我が神よ、なにゆえわたしを見捨てられるのか」MWV B 51 2つの宗教的合唱曲 Op.115 5. 第1番「死せる者は幸いなり」 6. 第2番「思慮深きひとは、さらに輝き」 ドイツの典礼より MWV B 57より 7. 第3番「キリエ」 8. 第4番「いと高きにある神に栄光あれ」 9. 第10番「聖なるかな」 10. 夕べの祈り「主よ、わたしたちを憐れみたまえ」 MWV B 12 11. 「目を上げて」〜オラトリオ「エリヤ」Op.70より 12. 主はあなたのために天使に命じ MWV B 53 3つモテット Op.69 13. 第1番「今こそ主よ、僕を去らせたまわん」 MWV B 60 14. 第2番「全地よ、主に向かいて歓呼の声をあげよ」 MWV B 58 15. 第3番「わたしの魂は主をあがめ」 MWV B 59 16. 聖なるかな MWV B 47 (世界初録音) アーティスト(演奏・出演) フィリップ・アーマン (指揮) MDRライプツィヒ放送合唱団 レコーディング セッション録音 : 2022年9月/パウル・ゲルハルト教会 (ライプツィヒ)
★Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。 ★ヴァントの手兵にして最強コンビである、北ドイツ放送響とのシリーズが始まります。まずは90・92年録音のブラームス4曲を2タイトル分売!BMGのセッション盤(82-85年)とライヴ盤(95-97年)、2つの全集の中間に位置する、発売時大きな話題となった音源です。91年に北ドイツ放送響の首席指揮者を退いたヴァント、その後もオーケストラと良好な関係は続き多くの名演を聴かせましたが、この時代は当コンビのひとつの到達点と言える響きを持っています。ヴァントの意図を完璧に汲み取り見事な反応で応えるオーケストラに痺れる、素晴らしい名演揃いです。 ★第1番は第1楽章序奏の快速さや展開部の猛烈な盛り上がりがまさにヴァント。そして第2楽章では一転して抑制美の世界となり、木管やヴァイオリンのソロでの繊細な弱音が感動的です。第4楽章の巧みなテンポ変化はこのコンビならではの以心伝心で、柔らかく大きなホルン主題から大白熱のコーダまで、表現を両極に振り切った、実に思い切った演奏が盤石の響きのもと展開されます。 ★第2番は第1楽章の立体感に驚かされます。ゆったりと雄大、室内楽的でなく十分にシンフォニックでありながら、各楽器の音色が美しく組み合わされていく空間が実に心地よいです。息の長いホルン・ソロも必聴。第4楽章は再現部第2主題の歌いっぷりの幸福感、細かなフレージングをピタッと揃える阿吽の呼吸、ここぞというところで強烈な雄叫びを上げるトランペットなど、全力かつ万全の展開に打たれます。 ★カップリングには北ドイツ放送響の首席奏者がソロをとった協奏曲を収録。モダン楽器の気品あふれる音色による、今ではなかなか聴けないバッハとハイドンです。ヴァントのソリストへの信頼感が手に取るように分かり、オーケストラも伸び伸びと演奏した、深呼吸したくなるような好演。ブラームスとセットでぜひお楽しみください。また解説書には指揮者・坂入健司郎氏による書き下ろし原稿を掲載しています。 【曲目・内容】 ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[9]〜北ドイツ放送交響楽団編 [Disc1] 1. J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV 1041 2. ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68 [Disc2] 3. ハイドン:オーボエ協奏曲 ハ長調 Hob. VIIg: C1 4. ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73 【アーティスト(演奏・出演)】 ロラント・グロイッター(ヴァイオリン [track-1]) パウルス・ヴァン・デル・メルヴェ(オーボエ [track-3]) ギュンター・ヴァント(指揮) 北ドイツ放送交響楽団 【レコーディング】 ライヴ録音: [track-1] 1992年3月15-17日(場所記載なし) [track-2] 1990年2月14日/ケルン、フィルハーモニー [track-3] 1992年1月12-14日/ハンブルク、ムジークハレ [track-4] 1992年11月29-30日、12月1日/ハンブルク、ムジークハレ
収録情報 曲目・内容 シューリヒト/ウィーン・フィル ORF戦後ライヴ大集成 [DISC1] シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調 D. 485 ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op. 98 1965年4月24日: 楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル) [DISC2] ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB 109 1955年3月17日:コンツェルトハウス 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル) [DISC3] ブルックナー:交響曲第8 番 ハ短調 WAB 108 1963年12月7日 : 楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル) [DISC4] ブルックナー:交響曲第5 番 変ロ長調 WAB 105 1963年2月24日 : 楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)) アーティスト(演奏・出演) カール・シューリヒト(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団商品番号 ALT-462 "録音史に残る超名演が劇的な音質改善で再登場 シューリヒトVPOの神髄ブルックナー9番の美しさたるや! ALTUS20周年企画限定生産盤!!" シューリヒト/ウィーン・フィル 〜ORF戦後ライヴ大集成 カール・シューリヒト ORF Great Recordings / Carl Schuricht, Wiener Philharmoniker 4CD 国内プレス 日本語帯・解説付 発売日:2021年2月22日 レーベル:ALTUS 録音史に残る超名演が劇的な音質改善で再登場 ★ALTUSレーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管されていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったシューリヒトの名演を4枚組セット化!しかも新リマスターで音質大幅改善。ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします! ★シューリヒトVPOといえばやはりその神髄はブルックナー9番。当盤に収録されているのは1961年録音のEMI盤に先立つ1955年のもの。シューリヒト流の美しさは既に完成しきっており、第3楽章のむせ返るような歌と神秘的なまでの悠久はたまらぬものがあります。シューリヒト本人も納得の出来栄えで後日オーケストラに感謝の手紙を書いているほどで、まさにウィーン・フィル録音史に残る宝物と言える名演です。今回のリマスター効果は目覚ましく、演奏の圧倒的な素晴らしさがさらに一段と深まりました。5番・8番とまとめて聴けるのも嬉しく、これまたシューリヒト独自の境地を思わせる流麗な音運びの妙。第9番を頂点として統一された唯一無二の美学を存分に味わえます。スローテンポでとろけるブラームス4番、あたたかでやわらかなシューベルト5番も大いに魅力的。繊細さを保ちながら息の長いフレージングで壮大に歌われる至高の音楽が胸を打ちます。 ★今回の新リマスターによるSACDシングルレイヤー盤も近日発売予定です。 関連商品リンク ALT-455
故郷ムンバイで行われたズービン・メータ80歳記念コンサート友人ズーカーマン、マツーエフ、フォーサイスも出演! ★2016年4月に80歳を迎えたズービン・メータが、手兵イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団と共に、メータの故郷インドのムンバイで行った記念コンサートの模様がブルーレイとDVDで発売されます。2018年5月の来日公演は、健康上の理由で惜しくも中止となってしまいましたが、このバースデー・コンサートでは、幅広いレパートリーを持つメータが特に好きな作曲家たちの楽曲を、メータの音楽仲間であるヴァイオリンのピンカス・ズーカーマン、チェリストでズーカーマンの妻でもあるアマンダ・フォーサイス、そしてチャイコフスキー国際コンクール(1998)の優勝者で強靭なテクニックをもつピアニスト、デニス・マツーエフの3人をソリストに迎え力強い演奏を披露しています。オーケストラもソリストも巨匠メータの、誕生日を心からお祝いするムードに包まれ、温かくも音楽的に刺激に溢れた公演となりました。 コンサートのパート1は、ドヴォルザークの序曲「謝肉祭」ではじまります。この曲は、ドヴォルザークが渡米する前年に書かれたもので、演奏会用序曲3部作「自然と人生と愛」の中のひとつ。3部作のうち「人生」にあたるこの「謝肉祭」は3曲の中でも人気が高く、躍動的なリズム、彩り豊かなオーケストレーションとコンサートの冒頭を飾るに相応しい楽曲。続くのは長年の友人ズーカーマンによるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。メータとズーカーマンによる同曲はロス・フィルとの名録音や、両者のコンサートでも何度も取り上げられ、まさに親密な関係から生まれる円熟の演奏。そしてロス・フィル時代にも録音のあるラヴェルのラ・ヴァルス、「ダフニスとクロエ」組曲第2番。若き日のメータを彷彿とさせる好演と言えるでしょう。 パート2では、ヨハン・シュトラウスの喜歌劇「こうもり」序曲からスタート。流麗でゆったりとしたテンポで、メータらしいスケール感で聴かせてくれます。そして、ズーカーマン夫妻によるブラームスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲。フォーサイスの豊かな響きのチェロとズーカーマンの今なお健在のテクニックによる息の合った二重奏は圧巻。メータ&イスラエル・フィルも2人のソリストをも圧倒するサウンドを聴かせる一方、第2楽章では引き立て役に専念するといったメータの絶妙な対応はさすが。最後はマツーエフをソリストとしたチャイコフスキーのピアノ協奏曲。マツーエフの剛腕とメータのスケールの大きい音楽がぴったりと合ったドラマティックな演奏。 収録情報 曲目・内容 [Part1]ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」Op.92ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61ラヴェル:ラ・ヴァルス、「ダフニスとクロエ」組曲第2番[Part2]ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」より序曲ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲Op.102チャイコフスキー:ピアノ協奏曲変ロ長調Op.23 アーティスト(演奏・出演) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団ズービン・メータ(指揮)アマンダ・フォーサイス(チェロ)ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)デニス・マツーエフ(ピアノ) レコーディング 収録:2016年4月、NCPA国立舞台芸術劇場、ムンバイ(ライヴ)
ハイドシェック、待望の新録音! 今年(2021年)85歳を迎える巨匠ハイドシェックが再びバッハに挑む! ●2021の9月に85歳を迎える、愛すべき巨匠「エリック」待望の新録音。 ●2018年発売の、「バッハ〜ベートーヴェン〜バッハ」(SAKURA-11)に続き、再びバッハに戻りました。原点、終着点としてのバッハです。 ●巨匠の真っ黒に書き込まれたスコア研究を経たものの、聴こえる音はバッハへの慈しみに満ちた極めて美しいものです。 ●作曲家ハイドシェックにも注目。フランスの詩人、モーリス・クーロンの詩に触発された自作の前奏曲集、そしてドビュッシーの名作「亜麻色の髪の乙女」も聴き逃せません。 ●曲目解説はハイドシェック自身によって書かれましたが、ウィットに富んだ極めて独創的なものです。 ●巻頭のエッセイに今年(2021年)3月29日に逝去された、コルトオ(コルトー)同門の遠山慶子さんの遺稿を使用いたします。 収録情報 曲目・内容 ハイドシェック バッハ:フランス組曲 II 1. J.S.バッハ:フランス組曲第4番 変ホ長調 BWV815 2. J.S.バッハ:フランス組曲第2番 ハ短調 BWV813 3. J.S.バッハ:フランス組曲第1番 ニ短調 BWV812 4. エリック・ハイドシェック:モーリス・クーロンの詩による前奏曲集「4大元素〜海」全曲 【「海は語る」〜「貝殻」〜「渡り蟹」〜「お気に入りの鳥」〜「ノワルムチエ島」〜「漂流物」〜「哀しみの海」】 5. ハイドシェック:モーリス・クーロンの詩による前奏曲集「4大元素〜大地」より第6曲「心満たされる風景」 6. ドビュッシー:前奏曲集第1巻より「亜麻色の髪の乙女」 アーティスト(演奏・出演) エリック・ハイドシェック(ピアノ) レコーディング 録音: [track1-3] 2019年5月&6月/ビュシェール、フランス(セッション) [track4-6] 2003年8月18日/草津国際音楽祭(ライヴ)
LP用のアナログマスターテープから制作 ヴァントと名手たちの饗宴シリーズ第1集 PROFILの貴重な協奏曲音源が初LP化! ★PROFILレーベルからリリースされていたヴァント指揮の貴重な協奏曲音源を初LP化。LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上でLP化しております。ヴァントが残した忘れ難い名演の数々を極上の音質でお楽しみください。 ★〈7色のピアニスト:ホルヘ・ボレット〉…ボレットはマシンガンのような叩きつける演奏ではなく、リスト派のピアニストに共通する「精神のテクニック」を7色の音色とともに追求した。全体的に引き締まったテンポで、力強いタッチ、多彩で明るい音色をそなえ、切れ味がよく、最後のフィナーレは70歳を超えたピアニストとは思えない白熱した演奏になっている。 〈ドイツ精神の変容:ゲルハルト・オピッツ〉…オピッツの演奏はヴァルヒャの厳格なバッハを思わせる。戦前世代のリスト派たちが追及した精神のテクニックを乗り超えて、バッハにつながる構築への意志で偉大なるドイツ音楽の伝統を「変容」させようとしているかのようだ。節度を持って旋律を歌わせると同時に、ペダリングによる音色的な変化をつけ、要所ごとにアゴーギクを用いヴァントとオーケストラとのテンポの動きにおける意思疎通も絶妙である。 (ピアノ音楽研究家・吉澤ヴィルヘルム) 収録情報 曲目・内容 ギュンター・ヴァント 協奏曲集 第1集 ボレット、オピッツ編 [LP1] チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品 23 A面:第1楽章 B面:第2、第3楽章 [LP2] シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品 54 A面:第1楽章 B面:第2、第3楽章 アーティスト(演奏・出演) [LP1] ホルヘ・ボレット (ピアノ) [LP2] ゲルハルト・オピッツ (ピアノ) ギュンター・ヴァント (指揮) ハンブルク北ドイツ放送交響楽団 レコーディング 録音:[LP1] 1985年11月13、14日、[LP2] 1983年3月21日/ハンブルク、ムジークハレ