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曲目・内容1-3.ピッコロ協奏曲(1996) I. Andante - Allegro moderato molto - Poco meno mosso - AndanteII. AdagioIII. Lo stesso tempo - Allegro - Lento4-6.トランペット協奏曲(1988) I. Adagio - AllegroII. Adagio moltoIII. Presto7.マックスウェルのリールとノーザンライト 8-12.5枚のクレーの絵十字軍の兵士東洋の庭さえずる機械ステンド・グラスアド・パルナッスムアーティスト(演奏・出演)スチュワート・マキルワム(ピッコロ…1-3) ジョン・ウォレス(トランペット…4-6) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団…1-3.7 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団…4-6 フィルハーモニア管弦楽団…8-12 ピーター・マックスウェル・デイヴィス指揮レコーディング1998年5月18日ロンドン,聖アウグスティン教会…1-3.71990年4月スコットランド,グラスゴウ・シティ・ホール…4-61994年12月3日ロンドン 全霊教会…8-12商品番号:8.572363マックスウェル=デイヴィス(1934-):トランペット協奏曲ピッコロ協奏曲/5枚のクレーの絵 他 [ウォーレス/マッキルワム/マクスウェル・デイヴィス] MAXWELL DAVIES, P.: Trumpet Concerto / Piccolo Concerto / 5 Klee Pictures (Wallace, McIlwham, Maxwell Davies)CD ■協奏曲発売日:2013年03月20日 NMLアルバム番号:8.572363 NAXOS[8.572...]その作品は難解な内容を持ち、音も限りなく神秘的。そんなマックスウェル・ディヴィス(1934-)ですが、時として極めて親しみ深い作品を書いていたりもします。このアルバムに収録された「5つのクレーの絵」は画家パウル・クレーの絵からインスピレーションを受け、グラマースクールの子どもたちのために書かれた作品で、1959年に作曲、上演されてから一度はスコアが紛失するも、1976年に復元、好んで演奏されています。各々の曲は短いのですが、鳥の声や独奏楽器の活躍など、聴きどころの多い作品です。2つの協奏曲は彼らしい作風で、感覚的に訴えかけてくる曲と言えましょうか。トラック7は彼の個人的独白であり、これまた不思議な魅力に満ちています。Collins Classicsからの移行盤作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)マックスウェル=デイヴィス
曲目・内容1.ストラスクライド協奏曲 第9番 Op.170(1994)2-4.ストラスクライド協奏曲 第10番 Op.179(1996)I. Allegro non troppoII. LentoIII. Moderato5.キャロリッシマ Op.168(1994)アーティスト(演奏・出演)デイヴィッド・ニコルソン(ピッコロ)…1エリザベス・ドゥーナー(アルト・フルート)…1モーリス・チェッカー(コールアングレ)…1ヨーゼフ・パチェビッツ(エス・クラリネット)…1ルート・エリス(バス・クラリネット)…1アリソン・グリーン(コントラファゴット)…1スコットランド室内管弦楽団ピーター・マックスウェル・デイヴィス指揮レコーディング1996年11月23-24日スコットランド グラスゴー、シティ・ホール商品番号:8.572356マクスウェル・ディヴィス(1934-):ストラスクライド協奏曲 第9番&第10番 他 [スコットランド室内管/マクスウェル・デイヴィス] MAXWELL DAVIES, P.: Strathclyde Concertos Nos. 9 and 10 / Carolísima (Scottish Chamber Orchestra, Maxwell Davies)CD ■協奏曲発売日:2014年02月19日 NMLアルバム番号:8.572356 NAXOS[8.572...]孤高の作曲家マクスウェル・デイヴィス(1934-)の「ストラスクライド協奏曲集」。今回は第9番と第10番です。スコットランド室内管弦楽団のメンバーたちのために書かれたこれらの協奏曲、第9番は“あまり注目を浴びることのない管楽器奏者”たちのための作品です。この曲を作った時、ディヴィスは彼の自宅のあるオークニーの海の景色を想定していたと言います。11月の垂れ込める雲、灰色の海・・・これらがぼんやりと反映される印象深い音楽です。第10番は“オーケストラのための”作品で、全てのメンバーが輝けるように周到に準備された精妙な協奏曲であり、戦い、勝利の意志が感じられる力強い音楽です。「キャロリッシマ」はオーケストラのためのセレナーデで、彼の友人であるイェンス・ヘーゲル(当時のデンマーク領事)の妻の50歳の誕生日を記念して書かれました。タイトルは彼女の名前「キャロル」から取られています。Collins Classicsより移行盤作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)マックスウェル=デイヴィス
曲目・内容1-3.フランク・マルタン(1891-1974): 小協奏交響曲(1944-45)(トメル・レフによる3台のピアノと2つの弦楽オーケストラ編)[この編曲による世界初録音]I. Adagio - Allegro con motoII. Adagio -II. Allegretto alla marcia4-6.フランシス・プーランク(1899-1963): 2台のピアノのための協奏曲 ニ短調 FP 61(1932)I. Allegro ma non troppoII. LarghettoIII. Finale: Allegro molto7.ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):2台のピアノのためのコンチェルティーノ Op.94(1953)(T. レフによる2台のピアノと弦楽オーケストラ編)[この編曲による世界初録音]Adagio- Allegretto8-11.アリエ・レヴァノン(1932-): Land of Four Languages 四つの言葉を持つ国(2012-13)(2台8手ピアノと弦楽オーケストラ編)[世界初録音]I. Im Ha-Shachar (Jewish-Yemenite)II. Oyfen Weg (Yiddish)III. Povereta Muchachica (Ladino)IV. Debka Rafiah (Bedouin-Arabic)アーティスト(演奏・出演)マルチピアノ(アンサンブル)[メンバー]トメル・レフ … 1-6、8-11ベレニカ・グリックスマン … 1-3、7-11ダニエル・ボロヴィツキー … 1-6アルモグ・セーガル … 7-11ニムロッド・メイリー=ハフテル … 8-11ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団ドミトリ・ヤブロンスキー指揮レコーディング2017年4月4-5日Church of St Jude on the Hill, London(UK)商品番号:8.573802複数ピアノと管弦楽のための作品集マルタン、プーランク、ショスタコーヴィチ、レヴァノン [マルチピアノ(アンサンブル)/ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団] LEVANON, A. / MARTIN, F. / POULENC, F. / SHOSTAKOVICH, D.: Works for Pianos and Orchestra (MultiPiano, Royal Philharmonic, Yablonsky)CD 発売日:2022年11月11日 NMLアルバム番号:8.573802 NAXOS[8.573...]第一次世界大戦後、盛り上がりを見せていた新古典主義音楽の流れの中で、それまで顧みられることの少なかった“コンチェルト・グロッソ=合奏協奏曲”のジャンルが活性化しました。なかでもよく知られているのがプーランクの「2台のピアノのための協奏曲」であり、モーツァルトを思わせるエスプリに満ちた旋律に、ストラヴィンスキーのような力強く激しいリズムを併せ持つこの作品は、当時の聴き手の心を惹きつけました。このアルバムにはそのような複数のピアノのための協奏曲を収録。フランク・マルタンの「小協奏交響曲」は第二次世界大戦の暗い緊張感が反映された作品で、もともとはピアノ、チェンバロ、ハープと管弦楽のために書かれましたが、今作では独奏部が3台のピアノのために編曲されており、華麗な響きを纏っています。ショスタコーヴィチの「2台のピアノのためのコンチェルティーノ」はもともと伴奏の付かない2台ピアノのための作品。ここでは弦楽オーケストラの伴奏で演奏されています。アーリエ・レヴァノンの「四つの言葉を持つ国」はイスラエルの平和を願い、4言語による民謡の旋律が引用されたポップスを思わせる耳なじみの良い作品です。「マルチピアノ」はテルアヴィヴとイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の共同機関であるブッフマン=メタ音楽院によって2011年に開始されたプロジェクトの中枢を担うアンサンブル。アレンジャーでもトメル・レフの主導のもと、さまざまな複数ピアノのための作品を演奏し、好評を博しています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ショスタコーヴィチプーランクマルタンレヴァノン
曲目・内容1.2.コントラバスと管弦楽のためのストラスクライド協奏曲 第7番(1992)I. ModeratoII. Lento - Allegro3-5.ファゴットと管弦楽のためのストラスクライド協奏曲 第8番(1993)I. Presto - Lento recitando - Tempo adagio - Allegro moderatoII. AndanteIII. Recitative - Allegro - Piu allegro - Adagio6.未熟なトウモロコシのための期間 - マクドナルド・ダンス(1993)アーティスト(演奏・出演)ダンカン・マックタイア(コントラバス)…1-2ウルスラ・レヴュー(ファゴット)…3-5ジェームズ・クラーク(ヴァイオリン)…6スコットランド室内管弦楽団ピーター・マックスウェル・デイヴィス指揮レコーディング1993年9月スコットランド エディンバラ、アッシャー・ホール商品番号:8.572355マクスウェル=デイヴィス(1934-):ストラスクライド協奏曲 第7番&第8番 他 [マクティア/ルボー/クラーク/スコットランド室内管/マクスウェル・デイヴィス] MAXWELL DAVIES, P.: Strathclyde Concertos Nos. 7 and 8 / A Spell for Green Corn (McTier, Leveaux, Clark, Scottish Chamber Orchestra, Maxwell Davies)CD ■協奏曲発売日:2013年12月18日 NMLアルバム番号:8.572355 NAXOS[8.572...]マクスウェル・デイヴィス(1934-)の代表作の一つ「ストラスクライド協奏曲集」。このアルバムにはコントラバスのための第7番と、ファゴットのための第8番が収録されています。もちろん若干難解であり、曲の全貌を捉えるためには、全身全霊を持ってこれに対峙しなくてはなりません。全ての箇所に緊張の糸が張り巡らされていますが、とはいえ、時折聞こえてくる甘美な響きを一度でも耳にしてしまうと、離れ難くなるのがこの作曲家のいつものやり方と言えるでしょうか。 ファゴットのための協奏曲はせわしない音型で始まりますが、ソロが始まると緩やかな音楽へと変貌します。不可思議で魅惑的な音楽です。トラック6はマクスウェル・デイヴィスの60歳の誕生日と、スコットランド室内管幻樂団の創立21周年の両方を祝すために書かれた作品で、寂しげなヴァイオリンの旋律がやがてリズミカルな面持ちに変貌しながらエネルギーを蓄えていきます。やがて最初の静かな楽想が戻りますが、最後は賑やかに曲を閉じるというものです。Collins Classicsより移行盤作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)マックスウェル=デイヴィス
曲目・内容1-3.ピアノ協奏曲(1997) I. Moderato - Piu mosso - Andante - Piu mosso - Andante - Piu mosso - AndanteII. Adagio -III. Allegro4-9.世俗的な至福(1966-1969) Lento recitando - Lentissimo -L'istesso tempo -Allegro -Poco piu mosso -Allegro -Lentoアーティスト(演奏・出演)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団ピーター・マックスウェル・デイヴィス指揮キャスリーン・ストット(ピアノ)…1-3レコーディング1997年11月12日ロンドン キルバーン,アウグスティン教会…1-31993年3月ロンドントゥーティング、全霊教会…4-9商品番号:8.572357マックスウェル=デイヴィス(1934-):ピアノ協奏曲/世俗的な至福 [ストット/ロイヤル・フィル/マクスウェル・デイヴィス] MAXWELL DAVIES, P.: Piano Concerto / Worldes Blis (Stott, Royal Philharmonic, Maxwell Davies)CD ■協奏曲発売日:2013年02月20日 NMLアルバム番号:8.572357 NAXOS[8.572...]キャサリン・ストットは現在イギリスで最も尊敬されているピアニストの一人であり、ソロだけでなく、室内楽奏者としても活躍、また音楽大学で教鞭を執るなど活発な活動をしています。このマックスウェル・デイヴィス(1934-)のピアノ協奏曲は1997年に彼女のために書かれたものです。多くの作曲家と違い、なかなかピアノとヴァイオリンのための協奏曲を書かなかったデイヴィスですが、それはどうも納得できるソリストに出会わなかったためのようで、1985年にはアイザック・スターンのためにヴァイオリン協奏曲を、そして1997年には前述のキャサリン・ストットのためにピアノ協奏曲を作曲したのでした。デイヴィスらしい変幻自在な楽想を持った作品であり、もちろん初演時のソリストはストットが務め、聴衆と批評家からは大きな賛辞を得たのです。一方「世俗的な至福」は中世、ルネサンス音楽の雰囲気を感じさせる静かなレントで始まる音楽。交響曲作家として名を挙げる前に書かれた、宗教的な感覚を現代的センスで包み込んだ神秘的な作品です。どちらも作曲家自身の指揮による納得の演奏です。Collins Classics 原盤作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)マックスウェル=デイヴィス
曲目・内容1-3.ヴァイオリン、ヴィオラと弦楽オーケストラのためのストラスクライド協奏曲 第5番(1991) I. Adagio - Allegro moderatoII. Allegro moderato - AdagioIII. Allegro - Piu lento4-6.フルートとオーケストラのためのストラスクライド協奏曲 第6番(1991)I. Andante - Allegro moderatoII. AdagioIII. Allegro - Andanteアーティスト(演奏・出演)ジェームズ・クラーク(ヴァイオリン)…1-3キャサリン・マーウッド(ヴィオラ)…1-3デイヴィッド・ニコルソン(フルート)…4-6スコットランド室内管弦楽団ピーター・マックスウェル・デイヴィス指揮レコーディング1993年7月スコットランド エディンバラ,アッシャー・ホール商品番号:8.572354マクスウェル=デイヴィス(1934-):ストラスクライド協奏曲 第5番&第6番 [クラーク/マーウッド/ニコルソン/スコットランド室内管/マクスウェル・デイヴィス] MAXWELL DAVIES, P.: Strathclyde Concertos Nos. 5 and 6 (Clark, Marwood, Nicholson, Scottish Chamber Orchestra, Maxwell Davies)CD ■協奏曲発売日:2013年10月23日 NMLアルバム番号:8.572354 NAXOS[8.572...]マックスウェル・デイヴィス(1934-)による渾身の曲集である「ストラスクライド協奏曲」の第5番と第6番です。ここに収録されている2曲は、古典的な形式に準拠したもので、第5番のヴァイオリンとヴィオラのための曲は、あのモーツァルトの協奏交響曲 K364からインスピレーションを受けたものです。もちろん曲自体は先鋭的ですが、独奏楽器と管弦楽との親密な対話は、複雑かつ精妙な音の絵を描いています。 第6番はブリューゲルの絵画がヒントになっているというもので、伴奏のオーケストラにはフルート、オーボエ、ヴァイオリンは含まれず、その代わりバス・クラリネットとグロッケンシュピール。タンブリン、クラヴェスを配置し、絶妙かつ軽妙な響きを醸し出しています。全体的に穏やかで神秘的な雰囲気に終始しますが、時に爆発的なエネルギーの放出が印象的な作品です。Collins Classicsより移行盤作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)マックスウェル=デイヴィス
曲目・内容1-3.コンチェルト 第1番 ニ長調 Op.7(1891)I. Allegro moderato - AllegrettoII. AdagioIII. Allegretto4-6.コンチェルト 第2番 ト長調 Op.13(1893)I. Allegro non troppoII. AdagioIII. Allegretto moderato7-9.コンチェルト 第3番 ト短調 Op.12(1893)I. Allegro risolutoII. AdagioIII. Allegro vivace10-12.コンチェルト 第4番 ニ長調 Op.15(1895)I. Allegro moderatoII. Andante con motoIII. Allegretto13-15.コンチェルト 第5番 ニ長調 Op.22(1900)I. Allegro moderatoII. Andante cantabileIII. Rondo: Allegrettoアーティスト(演奏・出演)チョン・ヘジン(ヴァイオリン)ウォーレン・リー(ピアノ)レコーディング2017年1月7-8日Hong Kong University of Science and Technology Concert Hallその他の仕様などTotal Playing Time: 58'49"商品番号:8.573801ザイツ(1848-1918):コンチェルト集 第1集第1番-第5番 [チョン・ヘジン/ウォーレン・リー] SEITZ, F.: Violin Concertos, Vol. 1 - Nos. 1-5 (Hyejin Chung, Warren Lee)CD 発売日:2017年12月22日 NMLアルバム番号:8.573801 NAXOS[8.573...]ドイツ・ロマン派時代に活躍したザイツ。現在では初心者用の「協奏曲」の作曲家として知られていますが、ヴァイオリニストしては、ドイツ各地のオーケストラでコンサートマスターを務め、1888年にはバイロイト音楽祭でもコンサートマスターを務めたほどの腕前でした。各地に演奏旅行に赴きながら多くの弟子を教えた功績は非常に高く、引退後は芸術・科学メダルも授与されました。このアルバムに収録されているのはザイツの代表作である「ヴァイオリンとピアノのためのコンチェルト集」。前述のとおり、初心者向けの作品で、ボウイングやスタッカートの練習や、ダブル・ストップ奏法、トリル、カデンツァまで数多くの技術を学ぶことができます。もちろん聴くだけでも楽しい曲集です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)サイツ
曲目・内容ブラームス(1833-1897):1-3.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 OP.77(1878)第1楽章:Allegro non troppo第2楽章:Adagio第3楽章:Allegro giocoso, ma non troppo vivace4-6.ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102(1887)第1楽章:Allegro第2楽章:Andante第3楽章:Vivace non troppoアーティスト(演奏・出演)ティアンワ・ヤン(ヴァイオリン)ガブリエル・シュヴァーベ(チェロ)アントニ・ヴィト指揮ベルリン・ドイツ交響楽団レコーディング2017年6月5-7日イエス・キリスト教会、ベルリン=ダーレム、ドイツ商品番号:8.573772ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン協奏曲二重協奏曲 [ティアンワ・ヤン(ヴァイオリン)/ガブリエル・シュヴァーベ(チェロ)/アントニ・ヴィト(指揮)/ベルリン・ドイツ交響楽団] BRAHMS, J.: Violin Concerto / Double Concerto (Tianwa Yang, G. Schwabe, Deutsches Symphonie-Orchester Berlin, Wit)CD 発売日:2019年05月31日 NMLアルバム番号:8.573772 NAXOS[8.573...]1877年に交響曲第2番を書き上げたブラームス。劇的で緊張感に満ちた交響曲第1番とは対照的な田園的な性格を持つ第2交響曲の流れを受け、その翌年に作曲されたのがこの「ヴァイオリン協奏曲」でした。やはり優雅で美しい旋律に満ちたこの作品は、サラサーテが演奏するブルッフの協奏曲を聴いて感銘を受けたのが直接の作曲の動機とされていますが、実際には同じ調性を持つベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の影響が強く、重厚なオーケストラ・パートと美しく情熱的な旋律のヴァイオリン・パートが絡み合う素晴らしい仕上りのため、ベートーヴェン、メンデルスゾーンと並ぶ「3大ヴァイオリン協奏曲」の一つと称えられています。二重協奏曲は1887年の作品。ブラームスの最後の管弦楽曲でもあるこの曲は、バロック期の“合奏協奏曲”を思わせる、各々の独奏楽器の対話と、オーケストラの掛け合いが見事な力作です。ヴァイオリン協奏曲でソロを務めるのは、これまでにもNAXOSからリリースした数々のアルバムでおなじみの女性ヴァイオリニスト、ティアンワ・ヤン。多くの名演が存在する名曲ですが、彼女は物怖じすることなく果敢に演奏。自身の音楽を朗々と歌い上げています。二重協奏曲で同じくチェロの独奏を務めるシュヴァーベはよく響く音色でブラームスの哀愁に満ちた旋律を高らかに歌い上げ、ティアンワ・ヤンとの素晴らしい共演を披露しています。交響曲にも匹敵する重要なオーケストラ・パートをまとめ上げているのは名指揮者アントニ・ヴィト。若き独奏者に負けない情熱でブラームスの音楽に対峙しています。ベルリン=ダーレムの「イエス・キリスト教会」で行われた録音にも注目です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ブラームス関連商品リンク国内仕様盤(日本語解説付き)NYCX-10067
曲目・内容1-3.チェロ・コンチェルティーノ 第2番 ト長調 Op.41(1904)第1楽章:Allegro con moto第2楽章:Andante第3楽章:Finale: Vivace4-6.チェロ・コンチェルティーノ 第1番 ハ長調 Op.7(1885)第1楽章:Allegro第2楽章:Andante第3楽章:Rondo: Vivace7-9.チェロ・コンチェルティーノ 第3番 イ短調 Op.46(1909)第1楽章:Allegro non troppo第2楽章:Andante第3楽章:Finale - Vivace10.コンチェルトシュトゥック ニ短調 Op.10(1885)アーティスト(演奏・出演)マルティン・ルンメル(チェロ)加藤麻里(ピアノ)レコーディング2013年11月14-15日Schloss Weinberg, Kefermarkt, Austriaその他の仕様などTotal Playing Time: 57'46"商品番号:8.573793クレンゲル(1859-1933):チェロ・コンチェルティーノ全集 [ルンメル/加藤麻理] KLENGEL, J.: Cello Concertinos (Complete) / Concert Piece in D Minor (Rummel, Mari Kato)CD 発売日:2017年10月27日 NMLアルバム番号:8.573793 NAXOS[8.573...]ライプツィヒを拠点に、ゲヴァントハウス管弦楽団の首席チェロ奏者として長年活躍してきたユリウス・クレンゲル。曾祖父が教会のカントル、祖父がヴァイオリニストという音楽的な家庭に育ち、彼の兄パウルもヴァイオリニスト、作曲家、編曲家としてその功績を知られています。優れた教師でもあり、教え子の中にはフォイアーマン、ピアティゴルスキーなどの名チェリストだけでなく、オネゲルや齋藤秀雄の名前もあり、こちらでも素晴らしい活動をしたことが見てとれます。このアルバムに収録されたコンチェルティーノは、どれも教会で演奏するために作られた作品で、伴奏にはピアノが用いられており、どの曲でもピアノはオーケストラに匹敵するほどの多彩な響きと表現力が要求されます。ウィーンを代表する名チェリスト、マルティン・ルンメルのチェロ、ピアノ伴奏は帯広出身の加藤麻里が担当。スリリングな演奏が聴きものです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)クレンゲル
曲目・内容ポール・パターソン(1947-)1-3.ヴァイオリン協奏曲 第2番(セレナード)(2013) - クララ・ホーウィックに第1楽章:トッカータ第2楽章:舟歌第3楽章:ワルツ - スケルツォケネス・レイトン(1929-1988)4-7.ヴァイオリンと小オーケストラのための協奏曲 Op.12(1952) - フレデリック・グリンケに第1楽章:Allegro con brio, molto ritmico 第2楽章:Intermezzo - Moderato con moto, sempre dolce 第3楽章:Scherzo - Allegro molto e nervoso第4楽章:Epilogo - Lento, molto sostenuto ed intensoゴードン・ジェイコブス(1895-1984)8-10.ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲(1953) - フレデリック・グリンケに第1楽章:Allegro con brio 第2楽章:Andante espressivo第3楽章:Allegro ma non troppo全て世界初録音アーティスト(演奏・出演)クララ・ホーウィック(ヴァイオリン)グラント・ルウェリン指揮BBCスコティッシュ交響楽団レコーディング2017年6月5-7日City Halls, Glasgow, Scotlandその他の仕様などTotal Playing Time: 67'44"商品番号:8.573791イギリスのヴァイオリン協奏曲集 [ホウィック/BBCスコティッシュ響/ルウェリン] Violin Concertos (British) - PATTERSON, P. / LEIGHTON, K. / JACOB, G. (Howick, BBC Scottish Symphony, Llewellyn)CD 発売日:2017年12月22日 NMLアルバム番号:8.573791 NAXOS[8.573...]イギリス近現代、3曲のヴァイオリン協奏曲集。エルガーやウォルトン作品に比べると、作風は簡潔であり、伴奏のオーケストラには室内楽的な響きが求められています。パターソンは王立音楽院で学んだ作曲家。「セレナード」という副題を持つこの協奏曲は、アルバムの演奏者ホーウィックに捧げられています。活発なトッカータ楽章で始まりますが、第2楽章にはうっとりとするハープの調べに導かれた美しい音楽が置かれています。レイトンは3曲の交響曲をはじめとした100以上の作品で知られる作曲家。とりわけ合唱作品が有名ですが、このヴァイオリン協奏曲は、イタリアの詩人ネグリの言葉「私はあなたを探したが見つけることができなかった…」が添えられ、深刻さと熱狂的な曲想を併せ持っています。もう一人の作曲家ジェイコブスもイギリスを代表する作曲家の一人。ヴァイオリンが技巧的で印象的なメロディを歌う抒情的な作品です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ジェイコブパターソンレイトン
曲目・内容1-3.ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21 I. MaestosoII. LarghettoIII. Allegretto vivace4-11.「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による変奏曲 変ロ長調 Op.2 Introduction: LargoTheme: AllegrettoVariation 1: BrillanteVariation 2: Veloce, ma accuratamenteVariation 3: Sempre sostenutoVariation 4: Con bravuraVariation 5: AdagioAlla polacca12.13.アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ Op.22 Andante spianatoGrande polonaise brillanteアーティスト(演奏・出演)エルダー・ネボルシン(ピアノ)ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団アントニ・ヴィト指揮商品番号:8.572336ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21(ショパン・ナショナル・エディション原典版使用) [ネボルシン/ワルシャワ・フィル/ヴィト] CHOPIN, F.: Piano Concerto No. 2 / Variations on La ci darem / Andante spianato and Grande polonaise brillante (Nebolsin, Warsaw Philharmonic, Wit)CD ■協奏曲発売日:2010年10月13日 NMLアルバム番号:8.572336 NAXOS[8.572...]第1番(8.572335)に続く、ショパン(1810-1849)の新原典版による第2番の協奏曲です。こちらも、演奏者はヴィトとネボルシン。既存の版との聴き比べも楽しいですし、ただただ演奏に浸るのもいいでしょう。ヴィトはショパンのスコアを、まるでマーラーのように重厚に響かせ、聴き手に多大なる満足を与えてくれます。カップリングの2曲も素晴らしい演奏。どうしても技術面が空回りしがちな初期の作品が、堂々とした名曲として立ち現れます。「アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ」のオーケストラパートも、占める割合は少ないとは言え、強烈な存在感を示しています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ショパン
曲目・内容1.アリア ト長調 P.32(編曲:S.ディ・ヴィットリオ)2-4.ヴァイオリン協奏曲 イ長調 P.49(補筆:S.ディ・ヴィットリオ)I. Allegro energeticoII. Molto lento - Agitato - TranquilloIII. Allegro rondo5-10.弦楽のための組曲 P.41(復元:S.ディ・ヴィットリオ)I. CiacconaII. SicilianaIII. GigaIV. SarabandaV. BurlescaVI. Rigaudon11-14.ロッシーニアーナ P.148I. Capri e TaorminaII. LamentoIII. IntermezzoIV. Tarantella, "Puro Sangue"アーティスト(演奏・出演)ラウラ・マルツァドーリ(ヴァイオリン)ニューヨーク室内管弦楽団サルヴァトーレ・ディ・ヴィットリオ指揮レコーディング2010年2月14-15日、5月24-25日ニューヨーク ロングアイランド、アデルフィ・ユニバーシティ・パフォーミング・アーツ・センター、コンサート・ホールその他の仕様などTotal Playing Time: 77'32"商品番号:8.572332レスピーギ(1879-1936):ヴァイオリン協奏曲 イ長調 他 [マルツァドーリ/ニューヨーク室内管/ディ・ヴィットリオ] RESPIGHI, O.: Violin Concerto in A major / Aria / Suite for Strings (Marzadori, Chamber Orchesta of New York, Ottorino Respighi, Di Vittorio)CD ■協奏曲発売日:2011年08月17日 NMLアルバム番号:8.572332 NAXOS[8.572...]華麗なるオーケストレーションを学ぶためには、過去の作品への敬意を払うことが重要なのかもローマ三部作の強烈な色彩感で知られるイタリアの作曲家レスピーギ。もともとヴァイオリン奏者として活躍しただけあって、その生涯に何曲かのヴァイオリンの協奏的作品を書いてはいますが、この1903年に着手された最初のイ長調の協奏曲は、2楽章までは完成させたものの、第3楽章はピアノ伴奏のまま、結局完成されることなく忘れられてしまったものです。24歳の血気溢れる新進作曲家は、この作品でヴィヴァルディとメンデルスゾーンに立ち返ろうと意気込んだだけあって、なかなか良い作品であることは間違いありません。2010年の蘇演にあたり、指揮者のヴィットーリオは、スコアを丹念に洗い出し、若干未熟な第1楽章と第2楽章のオーケストレーションにも手を加え、レスピーギたる作品へと昇華させました。この録音にあたり、他の2曲にも編曲を加え、レスピーギ自身の改編である「ロッシーニアーナ」も演奏することで、大作曲家への敬意を表しています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)レスピーギ
曲目・内容カプースチン(1937-)1-3.チェロとオーケストラのための協奏曲 第1番 Op.85(1997)I. AllegroII. Largo con motoIII. Allegroシュニトケ(1934-1998)4-7.チェロとオーケストラのための協奏曲 第1番(1986)I. Pesante-ModeratoII. LargoIII. Allegro vivaceIV. Largoアーティスト(演奏・出演)エッカルト・ルンゲ(チェロ)フランク・シュトローベル指揮ベルリン放送交響楽団レコーディング2018年3月9-10日2019年9月30日-10月2日RBB, Haus des Rundfunks, Berlin商品番号:C5362カプースチン(1937-2020):チェロ協奏曲 第1番 Op.85シュニトケ(1934-1998):チェロ協奏曲 第1番 [エッカルト・ルンゲ(チェロ)/フランク・シュトローベル(指揮)/ベルリン放送交響楽団] KAPUSTIN, N. / SCHNITTKE, A.: Cello Concertos (Transitions) (Runge, Berlin Radio Symphony, Strobel)CD 発売日:2020年08月07日 NMLアルバム番号:C5362 Capriccio追悼:カプースチン2020年7月、惜しまれつつ世を去った人気作曲家カプースチン。彼のジャズ風の音楽はジャンルを超えて多くの聴き手に愛されていました。そんなカプースチンは2曲のチェロ協奏曲を書いており、第2番は演奏機会も多く、録音も存在しますが、なぜか第1番はその存在がほとんど忘れられています。今回この曲に取り組んだのはドイツのチェリスト、エッカルト・ルンゲ。彼は10年前にモスクワを訪れた際、カプースチンから直接作品の覚え書きを託されたといい、今回の録音でもカプースチンの意図を汲んだ見事な演奏を披露しました。また、シュトローベル指揮するベルリン放送交響楽団も、ビッグバンド風のグルーヴィーなサウンドを存分に聴かせます。カップリングは1986年に作曲されたシュニトケのチェロ協奏曲第1番。こちらは楽器の限界に挑むようなハイテンションの音楽が展開します。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)カプースチンシュニトケ
曲目・内容1-3.ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 「春」 Op.8-1RV269I. AllegroII. Largo e pianissimo sempreIII. Danza pastorale: Allegro4-6.ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 「夏」 Op.8-2 RV315I. Allegro non motoII. Adagio - PrestoIII. Presto7-9.ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 「秋」 Op.8-3 RV293I. AllegroII. Adagio moltoIII. Allegro10-12.ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 「冬」 Op.8-4 RV297I. Allegro non moltoII. LargoIII. Allegro13-15.ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV375I. Allegro non moltoII. LargoIII. Allegro16-18.ヴァイオリン協奏曲 ホ短調「お気に入り」Op.11-2 RV269I. AllegroII. AndanteIII. Allegro19-21.ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 「恋人」RV271I. AllegroII. LargoIII. Allegroアーティスト(演奏・出演)エリザベス・ブルーメンストック(ヴァイオリン)フィルハーモニア・バロック・オーケストラニコラス・マギーガン指揮レコーディング2010年12月9-11日Skywalker Sound, Nicasio, California, United States商品番号:PBP03ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲集「四季」ヴァイオリン協奏曲 RV375・RV269・RV271 [ブルーメンストック/フィルハーモニア・バロック・オーケストラ/マギーガン] VIVALDI, A.: 4 Seasons (The) / Violin Concertos, RV 271, 277 and 375 (Blumenstock, Philharmonia Baroque Orchestra, McGegan)CD 発売日:2017年03月24日 NMLアルバム番号:PBP-03 Philharmonia Baroque Productions様々な解釈、速度、表現方法で演奏されるヴィヴァルディの名曲「四季」。だからこそソリストにとっては「何か新しいもの」を自身の演奏に取り入れることは至難の技です。ブルーメンストックの演奏、例えば“春”ではまるで鳥のさえずりをそのまま再現しているかのような、装飾音も含め生き生きとした表現です。マギーガンの伴奏も、弾むリズム、そして絶妙なアコーギクと、これまでこの作品を数多く聴いてきた愛好家にも、新しい発見をもたらす革新的な演奏です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴィヴァルディ
アルフレード・カゼッラ - Alfredo Casella (1883-1947)・五月の夜 Op. 20オリヴィア・アンドレイニ - Olivia Andreini (メゾ・ソプラノ)・チェロ協奏曲 Op. 58アンドレア・ノフェリーニ - Andrea Noferini (チェロ)・スカルラッティナーナ Op. 44ユ・ソンヒ - Sun Hee You (ピアノ)ローマ交響楽団 - Rome Symphony Orchestraフランチェスコ・ラ・ヴェッキア - Francesco La Vecchia (指揮)
曲目・内容モーツァルト(1756-1791)1-3.ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K488I. AllegroII. AdagioIII. Allegro assaiショパン(1810-1849)4.5.ドン・ジョヴァンニの「お手をどうぞ」による変奏曲 Op.2Introduction - ThemeVariationsシューマン(1810-1856)6-8.ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54 I. Allegro affettuosoII. Intermezzo: Andantino graziosoIII. Allegro vivaceアーティスト(演奏・出演)マルガリータ・ヘーエンリーダー(ピアノ)ウィーン交響楽団ファビオ・ルイージ指揮レコーディング2010年5月17-19日オーストリア ウィーン・コンチェルトハウス商品番号:SM189マルガリータ・ヘーエンリーダー&ファビオ・ルイージ [ヘーエンリーダー] MOZART, W.A.: Piano Concerto No. 23 / CHOPIN, F.: Variations, Op. 2 / SCHUMANN, R.: Piano Concerto, Op. 54 (Höhenrieder)CD 発売日:2014年03月26日 NMLアルバム番号:SM189 Solo Musicasolomusicaの看板ピアニストであるマルガリータ・ヘーエンリーダー。彼女はドイツの良き伝統を受け継ぐ質実剛健な演奏で知られ、数々の名指揮者、名オーケストラとの共演を果たし、素晴らしい実績を作ってきた人です。このアルバムではイタリア出身の名指揮者ファビオ・ルイージと3曲のピアノとオーケストラの作品を演奏しています。彼女の技巧と音楽性はすでに定評のあるところですが、ルイージ率いるウィーン交響楽団の味のある演奏も聴きどころの一つで、とりわけシューマンの第2楽章での美しい弦の響きと感情的な音の流れは、まさにため息もの。普段聞き逃してしまいそうなフレーズの隅々にまで、息が通った感動的な音楽です。喜びに溢れたシューマンも良いものです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シューマンショパンモーツァルト
ヘニング・マンケル - Henning Mankell (1868-1930)・ピアノ協奏曲 Op. 30ヨースタ・ニューストレム - G?sta Nystroem (1890-1966)・コンチェルト・リチェルカンテアンナ・クリステンソン - Anna Christensson (ピアノ)ラインランド=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団 - Rheinland-Pfalz State Philharmonic Orchestraロベルト・パーテルノストロ - Roberto Paternostro (指揮)録音: 6-9 January 2015、 Ludwigshafenスウェーデンの推理作家ヘニング・マンケルの祖父にあたる同名の作曲家ヘニング・マンケル。彼の一連のピアノ独奏作品はアンナ・クリステンソンがすでにリリースしており(PHOENIX EDITION PE184)、その独創的で幻想的な音に魅了された方も多いのではないでしょうか?今回のピアノ協奏曲も同じ流れを汲むもので、ほんの少しだけ、彼が興味を持っていたフランス印象派の雰囲気を持つ面白い作品で、ずっと未発表であったものですが、今回実際に聴けるのは嬉しいことです。ニューストレムの作品も、なかなか面白いもので、こちらはストラヴィンスキーやオネゲルなどの新古典派の影響が感じられる、強烈な味わいをもつもの。彼が生涯を通じて愛していた"海の情景"も反映された美しい音楽です。
曲目・内容1-3.ロッシーニの主題による幻想曲 I. La danza: Allegro non troppoII. La serenata: AndanteIII. I marinai: Allegro moderato4-6.パッション・アモローザ I. AllegroII. AndanteIII. Allegretto7-9.大ニ重奏曲 第2番 I. Allegro agitatoII. AndanteIII. Rondo: Allegretto10-12.2台のコントラバスのための協奏曲(ピアノ伴奏編)I. Allegro maestosoII. AndanteIII. Allegroアーティスト(演奏・出演)トーマス・マーティン(コントラバス) ティム・コップ(コントラバス) クリストファー・オールドファーザー(ピアノ)商品番号:8.572284ボッテジーニ(1821-1889):ロッシーニの主題による幻想曲 他 [マーティン/コッブ/オールドファーザー] BOTTESINI COLLECTION (The), Vol. 5CD ■協奏曲発売日:2010年07月14日 NMLアルバム番号:8.572284 NAXOS[8.572...]「コントラバスのパガニーニ」と呼ばれるボッテジーニ(1821-1889)は1821年にイタリア北部、クレマで生まれました。彼は5歳から音楽を学び、教会の聖歌隊で歌い、そして地方のオーケストラでティンパニを演奏していました。ここに収録された2つのコントラバスのための作品は、彼が学生時代に書いたもので、どれも楽器の特性を存分に生かしたすばらしいものとなっています。「ロッシーニの主題による幻想曲」は激しいタランテラで始まり、感傷的な中間部を経て、また嵐のようなフィナーレで曲を閉じます。華麗なパッション・アモローザと、ピアノ伴奏とは言え、とてもかっこよい協奏曲。そして大二重奏曲は2台のコントラバスのみのオリジナル版にて演奏。どの曲も低音楽器ならではの深い音色にしびれてしまうことでしょう。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ボッテジーニ
曲目・内容1-3.ピアノ協奏曲 第2番 ニ短調 Op.23 I. Moderato - II. Molto vivaceIII. AdagioIV. Tempo moderato4-7.ピアノ協奏曲 第1番 変ロ長調 Op.1 I. Molto moderato e maestosoII. VivacissimoIII. AndanteIV. Allegro commodoアーティスト(演奏・出演)ニクラス・シーヴェレフ(ピアノ)マルメ交響楽団マリオ・ヴェンツァーゴ指揮レコーディング2009年8月25-29日スウェーデン メルメ・コンサート・ホール商品番号:8.572259ステンハンマル(1871-1927):ピアノ協奏曲 第1番&第2番 [シーヴェレフ/マルメ響/ヴェンツァーゴ] STENHAMMAR, W.: Piano Concertos Nos. 1 and 2 (Sivelov, Malmo Symphony, Venzago)CD ■協奏曲発売日:2012年01月18日 NMLアルバム番号:8.572259 NAXOS[8.572...]大海を氷河が流れていくかのような冷たい煌めきと、雄大な時間が感じられませんか?ストックホルムでピアノと作曲を学び、最初はピアニストとしてデビューしたスウェーデンの作曲家ステンハンマル。1897年からは指揮者としても活動を始め、1900年にはストックホルム王室歌劇場の楽長に就任したほどの才能の持ち主でした。この2曲のピアノ協奏曲は、そんな彼の全ての才能を目の当たりにできる素晴らしいものです。1893年に書かれた第1番はブラームス風でもあり、チャイコフスキー風でもあるという、まさに後期ロマン派の音楽。そして1904年から1907年に書かれた第2番は、ピアノとオーケストラの緊張感に満ちた対話で始まり、少しずつ劇的な流れへと変化していきます。めまぐるしく変化する楽想からは一時たりとも耳を離すことができません。ピアニストのシーヴェレフのテクニックは感嘆ものですが、指揮をしているヴェンツァーゴの圧倒的な存在感にも注目。あまりにも独創的なブルックナーを振ることで知名度がぐんぐん上がっているという通好みの人です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ステンハンマル
曲目・内容1-3.ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K488第1楽章:Allegro … カデンツァ:モーツァルト第2楽章:Adagio第3楽章:Allegro Assai4-6.ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K491第1楽章:Allegro … カデンツァ:A・ゴールドスタイン第2楽章:Largehetto第3楽章:Allegretto … カデンツァ:A・ゴールドスタインイグナツ・ラハナー(1807-1895)による弦楽四重奏とコントラバス伴奏版(1881)全て世界初録音アーティスト(演奏・出演)アーロン・ゴールドスタイン(ピアノ)ファイン・アーツ弦楽四重奏団[メンバー]ラルフ・エヴァンス(第1ヴァイオリン)エフィム・ボイコ(第2ヴァイオリン)ホアン=ミゲル・エルナンデス(ヴィオラ)ロベルト・コーエン(チェロ)アレクサンダー・ビッカルト(コントラバス)レコーディング2017年5月23-25日American Academy of Arts and Letters, New York City, USA商品番号:8.573736モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲 第23&24番(ラハナーによる弦楽四重奏とコントラバス伴奏版) [アーロン・ゴールドスタイン(ピアノ)/ファイン・アーツ弦楽四重奏団/アレクサンダー・ビッカルト(コントラバス)] MOZART, W.A.: Piano Concertos Nos. 23 and 24 (arr. I. Lachner for piano, string quartet and double bass) (Goldstein, Fine Arts Quartet, Bickard)CD 発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:8.573736 NAXOS[8.573...]演奏旅行に出かけることの多かったモーツァルトは、自身の腕の見せ所となる“ピアノ協奏曲”を持ち歩く際、しばしば演奏しやすい「弦楽四重奏による伴奏」に置き換えていました。またこの時代は、交響曲や協奏曲などの編成の大きな作品も家庭で演奏できるように、数多くの編曲者が原曲に手を加えていました。フンメルによるいくつかの曲の編曲が良く知られていますが、この世界初録音となるラハナーの編曲は弦楽四重奏にコントラバスを加え、豊かな響きが加わるように仕立てられています。ラハナーによる編曲版はすでに第20番と第21番の協奏曲が、ゴールドスタインとファイン・アーツ四重奏団によって(コントラバスは別奏者)録音されていますが(8.573398)第23番、第24番でもオーケストラの響きが巧みに移し替えられたシンプルで親密な伴奏による演奏を楽しめます。第24番のカデンツァはゴールドスタイン自身によるものです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モーツァルト
曲目・内容1.チェロ協奏曲 第1番 イ短調 Op.33(1872)2.ロマンス へ長調 Op.36(チェロと管弦楽版)(1874)3-7.組曲 ニ短調 Op.16b(1919)前奏曲セレナードガヴォットロマンスタランテッラ8.アレグロ・アパッショナート ロ短調 Op.43(チェロと管弦楽版)(1873/1876)9.10.チェロ協奏曲 第2番 ニ短調 Op.119(1902)第1楽章:Allegro moderato e maestoso - Andante sostenuto第2楽章:Allegro non troppo - Cadenza - Molto allegro11.組曲「動物の謝肉祭」 - 第13曲「白鳥」(P.ヴィダルによるチェロと管弦楽版)(1886/1903頃)アーティスト(演奏・出演)ガブリエル・シュヴァーベ(チェロ)マルク・スーストロ指揮マルメ交響楽団レコーディング2016年8月8-13日Malmö Concert Hall, Malmo, Swedenその他の仕様などTotal Playing Time: 65'43'商品番号:8.573737サン=サーンス(1835-1921):〈チェロと管弦楽のための作品集〉チェロ協奏曲 第1番・第2番アレグロ・アパッショナートロマンス/白鳥/組曲 ニ短調 [シュヴァーベ/マルメ響/スーストロ] SAINT-SAËNS, C.: Cello and Orchestra Works - Cello Concertos Nos. 1, 2 / Suite in D Minor / Romance (G. Schwabe, Malmö Symphony, Soustrot)CD 発売日:2017年10月27日 NMLアルバム番号:8.573737 NAXOS[8.573...]86年という長い生涯の間に、初期ロマン派から印象主義への変遷を目の当たりにし、晩年には映画音楽の作曲にも手を染めたというサン=サーンス。数多くの作品を残しながらも、現在演奏されるのは、その中の僅かな曲に過ぎません。その理由の一つに「作風が保守的であった」ということがあり、確かに亡くなる年に相次いで作曲されたクラリネット、オーボエ、ファゴットの一連の独奏管楽器のためのソナタにも、極めてロマンティックな感情があふれています。このアルバムに収録されたチェロ曲は、サン=サーンスの趣味の良さを端的に表すような情緒豊かな作品ばかりであり、チェロの技巧もくまなく活かされています。そして忘れてはいけないのが「白鳥」。揶揄や皮肉たっぷりの組曲「動物の謝肉祭」の中で、これだけが異彩を放つ名曲中の名曲。チェロの優雅なメロディは人々を強く引き付ける魅力を放っています。注目のチェリスト、シュヴァーベの演奏で。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)サン=サーンス
曲目・内容1-4.セレナード Op.2行進曲ロマンスワルツ終曲5-7.ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.8 I. Allegro moderatoII. Romance: AndanteIII. Finale: Vivace assaiアーティスト(演奏・出演)イリヤ・カーラー(ヴァイオリン)…5ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団アントニ・ヴィト指揮商品番号:8.572274カルウォヴィチ(1876-1909):セレナード Op.2ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.8 [カーラー/ワルシャワ・フィル/ヴィト] KARLOWICZ, M.: Serenade / Violin Concerto (Kaler, Warsaw Philharmonic, Wit)CD ■協奏曲 ■室内楽発売日:2011年03月16日 NMLアルバム番号:8.572274 NAXOS[8.572...]ポーランドの作曲家カルウォーヴィチは、リトアニア州ヴィリニュスに生まれ、ワルシャワでヴァイオリンを学んだ後、ドイツに留学。アルトゥール・ニキシュに指揮法を学びつつ、いくつかの作品を書いています。シマノフスキと並ぶ「ポーランドの新進気鋭の作曲家」として期待されるも、33歳、これからの時にタトラ山で雪崩に巻き込まれその生涯を終えてしまいました。彼の華麗な作品は一度でも聴いたら耳に残るのでしょう。作品の録音数があまり多くないにも拘わらず、熱心なファンが多いことで知られています。中でも「ヴァイオリン協奏曲」は聴かせどころも多く、華やかさと甘美さを併せ持つ名品です。ヴァイオリンを担当するのはおなじみイリヤ・カーラー。文句なしの超絶技巧で難なく弾き切っています。ヴィトについては何も言う事がありません。これ以上何を求めますか?作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)カルウォヴィチ
曲目・内容ハルヴォルセン(1864-1935)1-3.ヴァイオリン協奏曲 Op.28(1907-1908)第1楽章:Moderato assai quasi una fantasia第2楽章:Andante sostenuto第3楽章:Allegro moderatoニールセン(1865-1931)4-6.ヴァイオリン協奏曲 Op.33第1楽章:Largo - Allegro cavalleresco第2楽章:Poco adagio -第3楽章:Rondoスヴェンセン(1840-1911)7.ロマンス(1881)1-3 … 世界初、商業録音アーティスト(演奏・出演)ヘニング・クラッゲルード(ヴァイオリン)マルメ交響楽団ビャルテ・エンゲセト指揮レコーディング2016年8月29日-9月1日Malmo Concert Hall, Malmo, Sweden商品番号:8.573738ハルヴォルセン/ニールセン:ヴァイオリン協奏曲集スヴェンセン(1840-1911):ロマンス [クラッゲルード/マルメ響/エンゲセト] HALVORSEN, J.: Violin Concerto / NIELSEN, C.: Violin Concerto / SVENDSEN: Romance (Kraggerud, Malmö Symphony, Engeset)CD 発売日:2017年02月24日 NMLアルバム番号:8.573738 NAXOS[8.573...]ノルウェーのハルヴォルセンとデンマークのニールセン。そして同じくノルウェーのスヴェンセン。北欧の3人の作曲家のヴァイオリン作品を集めた1枚です。もともと優れたヴァイオリニストとして活動していたハルヴォルセンは、1907年の春、いくつかの新聞のインタビューで「私は今、ヴァイオリン協奏曲を作っている」と応えたため、ノルウェーの音楽界は作品の完成を熱望していました。しかし、独学で作曲を学んだ彼は作品を仕上げる自信が持てず(それまでに編曲や小品は手掛けていたにもかかわらず)結局のところ、なかなか協奏曲を発表できなかったのです。しかし、当時17歳の才能溢れるカナダの女性ヴァイオリニスト、キャスリーン・パーロウの演奏を聴いたハルヴォルセンは、その名技に感銘を受け、ようやく1908年の秋に協奏曲を完成。その翌年彼女の演奏により初演されたのです。聴衆たちは作品に大絶賛を送りましたが、パーロウ以外の奏者はこの曲を演奏することもなく、そのうちほとんど忘れられてしまいました。ハルヴォルセンは1929年に引退した際、多くの譜面を燃やしてしまったのですが、パーロウが保存していた写譜をもとに、今回のクラッゲルードの演奏で曲が甦ったのです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)スヴェンセンニールセンハルヴォルセン
曲目・内容1.ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ短調 Op.462.3.ヴァイオリン協奏曲 第6番 イ長調 Op.70第1楽章:Allegro moderato 第2楽章:Allegretto4.5.ヴァイオリン協奏曲 第7番 ト長調 Op.76第1楽章:Allegro maestoso - 第2楽章:Andante tranquillo第3楽章:Allegro moderato6.エール・ヴァリエ 第4番 Op.5「モンタニャール」7.バレエの情景 Op.100アーティスト(演奏・出演)辻 彩奈(ヴァイオリン)チェコ室内管弦楽団パルドビツェミヒャエル・ハラース指揮レコーディング2016年10月31日-11月2日The House of Music, Pardubice商品番号:8.573734ベリオ(1802-1870):ヴァイオリン協奏曲 第4番・第6番・第7番バレエの情景エール・ヴァリエ 第4番「モンタニャール」 [辻彩奈/チェコ室内管パルドビツェ/ハラース] BÉRIOT, C.-A. de: Violin Concertos Nos. 4, 6, 7 (Ayana Tsuji, Czech Chamber Philharmonic, Pardubice, Halász)CD 発売日:2017年03月24日 NMLアルバム番号:8.573734 NAXOS[8.573...]ベルギーのヴァイオリニスト、作曲家、シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ。彼はフランス・ベルギー(フランコ・ベルギー)楽派の創始者であり、ロンドンとパリで開催されたコンサートはセンセーショナルな話題を巻き起こすほどにその演奏様式は19世紀の最先端をいくものでした。1890年にイングランドで創刊された雑誌「The Strad」でも1896年にベリオの記事が掲載されており、そこでは「彼の技術は完璧であり、その音は大きくはないが、美しく高貴である」と絶賛されています。ベリオの協奏曲は、重音奏法とハーモニクスを駆使した華やかな作品が多く、聴いて楽しめるだけでなく、ヴァイオリン奏法の技術取得にも絶大な効果があることが知られています。このアルバムで素晴らしい演奏を披露しているのは、期待の新人、辻彩奈。2016年モントリオール国際音楽コンクール第1位を始め、世界中がその能力に注目する俊英です。オーケストラとの共演でも大絶賛されている彼女、ここでも艶やかな音色と類い稀な表現力で、ベリオの作品を輝かしく歌い上げています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ベリオ
エルヴィン・シュルホフ - Erwin Schulhoff (1894-1942)・ピアノ協奏曲第2番 Op. 43フランク=インモ・ツィヒナー - Frank-Immo Zichner (ピアノ)ベルリン・ドイツ交響楽団 - Deutsches Symphonie-Orchester Berlinローランド・クルティヒ - Roland Kluttig (指揮)・フルート、ピアノと弦楽のための二重協奏曲ジャック・ズーン - Jacques Zoon (フルート)フランク=インモ・ツィヒナー - Frank-Immo Zichner (ピアノ)ベルリン・ドイツ交響楽団 - Deutsches Symphonie-Orchester Berlinローランド・クルティヒ - Roland Kluttig (指揮)録音: 28-29 November 2007、 RBB、 Sendesaal、 Germany・弦楽四重奏曲と木管アンサンブルのための協奏曲ライプツィヒ弦楽四重奏団 - Leipzig String Quartetベルリン・ドイツ交響楽団 - Deutsches Symphonie-Orchester Berlinローランド・クルティヒ - Roland Kluttig (指揮)録音: 21-22 November 2007、 Berlin、 Studio G?rtnerstrasse、 Germanyルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827)・ロンド・ア・カプリッチョ ト長調「失われた小銭への怒り」 Op. 129 (E. シュールホフによる管弦楽編)ベルリン・ドイツ交響楽団 - Deutsches Symphonie-Orchester Berlinローランド・クルティヒ - Roland Kluttig (指揮)録音: 28-29 November 2007、 RBB、 Sendesaal、 Germanyエルヴィン・シュルホフ(1894-1942)はプラハの裕福な商人の息子として1894年に誕生。音楽の大切さを良く知っていた彼の母は、幼い彼のためにヨーロッパ中から有名な教師を呼び寄せ、また、たくさんの演奏会に出かけ、その音楽的素養を育んだのでした。やがて、家族はライプツィヒに移り、14歳の彼はライプツィヒ音楽院に入学、レーガーに師事したことで彼は作曲にも興味を持つようになります。若きピアニスト、作曲家として活躍を始めた彼ですが、第1次世界大戦で従軍し、戦争への嫌悪感を募らせることになります。この頃からダダイズムに傾倒し、自身の音楽にも無力感や虚無感を漂わせることや、当時流行のジャズの形式を取り入れることで、その時代に対しての反感を示したのでした。ここで聞ける音楽も、その傾向は顕著であり、たとえばピアノ協奏曲は、印象派と後期ロマン派、そしてジャズ風のサウンドと激しいリズムが絶妙なバランスで同居している不思議な音楽として仕上がっています。
曲目・内容1.オーベールの歌劇《ポルティチの唖娘》によるブラーヴラ風タランテラ S386/R117(第1稿)(1846)2.オーベールの歌劇《ポルティチの唖娘》によるブラーヴラ風タランテラ S386/R117(第2稿)(1869)3.ヴェルディの歌劇《第1回十字軍のロンバルディア人》:イェルサレムのサルヴェ・マリア S431/R264(第2稿)(1848)4.オーベールの歌劇《ポルティチの唖娘》の主題に基づく3つの小品より第1番:序曲 - 第2番:カヴァティーナ(子守歌)(1847/1848)5.ヴェルディの歌劇《エルナーニ》の主題による演奏会用パラフレーズ S431a/R293(1847)6.オーベールの歌劇《許婚》よりチロルのメロディー S385a(1829)7.オーベールの歌劇《許婚》のチロルの娘による大幻想曲 S385/R116(第1稿)(1829)8.オーベールの歌劇《許婚》のチロルの娘による大幻想曲 S385/R116(第3稿)(1842)アーティスト(演奏・出演)ワイイェン・ウォン(ピアノ)レコーディング2016年6月6-8日 … 1-52016年10月4日 … 6-8Morse Recital Hall, Yale School of Music,New Haven, CT, USA商品番号:8.573714リスト(1811-1886):〈ピアノ作品全集 第52集〉オーベールとヴェルディのオペラ編曲集 [ワイイェン・ウォン(ピアノ)] LISZT, F.: Transcriptions from Operas by Auber and Verdi (Wai Yin Wong) (Liszt Complete Piano Music, Vol. 52)CD 発売日:2019年05月24日 NMLアルバム番号:8.573714 NAXOS[8.573...]リストの華麗な編曲作品の中では比較的地味な存在であるオーベールの主題による一連の作品集。これは作品自体の出来不出来ではなく、単に原曲自体が現在忘れられてしまったことに由来するのでしょう。しかし、リストが活躍していた当時は大変人気のあった演目であり、例えば「《ポルティチの唖娘》のタランテラによるブラーヴラ風タランテラ」はリスト自身も気に入っていたのか、第1稿を発表して23年後に改訂版を作るほどの気合が入っていました(とはいえ、第1稿と第2稿の違いはほとんどありません)。この時代の幻想曲の定型ともいえる「序奏-主題-変奏」という形式によって書かれ、曲のすみずみまで華麗な超絶技巧が施されたリストらしい曲で、奏者には高い技術が要求される難曲です。同じ歌劇から主題が採られた「3つの小品」はリストの生前には発表されることがなく、タイトルに3つとありますが、2曲しかないという若干中途半端な作品。しかし完成度は高く、聴きごたえもあります。ヴェルディの主題による2つの作品も、同じく技術的には困難さを極めており、当時、これらを完璧に演奏することでリストは自らのカリスマ性を高めていました。香港生まれの若き女性ピアニスト、ワイイェイ・ウォンの見事な演奏が曲の魅力を引き出しています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)リスト
曲目・内容チャイコフスキー(1840-1893)1-3.ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23 I. Allegro non troppo e molto maestoso - Allegro con spiritoII. Andantino semplice - Prestissimo - Tempo IIII. Allegro con fuocoブラームス(1833-1897)4-7.ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.83 I. Allegro non troppoII. Allegro appassionatoIII. AndanteIV. Allegretto graziosoアーティスト(演奏・出演)ゲーザ・アンダ(ピアノ)ケルン放送交響楽団ゲオルク・ショルティ指揮…1-3 オットー・クレンペラー指揮…4-7レコーディング1958年6月2日…1-31954年4月5日…4-7ケルン放送 第1ホールMONO ADD商品番号:ICAC-5092ゲーザ・アンダチャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 [アンダ/ケルン放送響/ショルティ/クレンペラー - 録音:1954年、1958年] TCHAIKOVSKY, P.I.: Piano Concerto No. 1 / BRAHMS, J.: Piano Concerto No. 2 (Anda, Cologne Radio Symphony, Solti, Klemperer) (1954, 1958)CD ■協奏曲発売日:2013年03月20日 NMLアルバム番号:ICAC5092 ICA Classicsハンガリー生まれのゲーザ・アンダ(1921-1976)は、その卓越した技巧と美しい音で「驚異的な演奏家」として知られています。フルトヴェングラーからは「ピアノの吟遊詩人」と呼ばれたアンダの演奏は、極めて自由であり、また歌心に富んだものでした。特にバルトークについては、フリッチャイと共演した第3番の協奏曲が伝説的名演として語り継がれています。このCDに収録された2つの協奏曲は、どちらも重厚華麗な曲で、アンダと同胞のショルティとの火花散るかのようなチャイコフスキーと(こちらは初出)、クレンペラーの個性的な音楽作りが楽しめるブラームス(こちらは新リマスタリング)ともども、見事なものです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)チャイコフスキーブラームス
曲目・内容ホフマイスター(1754-1812)1-7.ヴァイオリンとチェロのための3つの二重奏曲 Op.6(1788頃)1-3. 第1番:ハ長調4-5. 第2番:ヘ長調6-7. 第3番:イ長調ベートーヴェン(1770-1827)8-15.クラリネットとファゴットのための二重奏曲 WoO 27(F.ヘルマンによるヴァイオリンとチェロ編)8-10. 第1番:ハ長調11-13. 第2番:ヘ長調14-15. 第3番:変ロ長調アーティスト(演奏・出演)ジョン・ミルズ(ヴァイオリン)ボジダル・ヴコティッチ(チェロ)レコーディング2014年4月14-15日UK ハーツ、スティーブニッジ ウェストン・パリッシュ教会商品番号:8.573541ホフマイスター&ベートーヴェン:二重奏曲集 [ミルズ/ヴコティッチ] HOFFMEISTER, F.A.: 3 Duets, Op. 6 / BEETHOVEN, L. van: 3 Duets, WoO 27 (arr. F. Hermann for violin and cello) (Mills, Vukotic)CD 発売日:2016年05月25日 NMLアルバム番号:8.573541 NAXOS[8.573...]このアルバムに登場する2人の作曲家は、当時密接な関係を持っていました。と、いうのも、当時のホフマイスターは作曲家としてではなく、音楽出版者としての活躍の方が目立っていて、自身の作品はもちろんのこと、モーツァルト、ハイドン、クレメンティ、そしてベートーヴェンの作品も積極的に出版し、世に送り出していたからなのです。ホフマイスターを取り巻く作曲家たちは、皆仲が良く、ベートーヴェンは自身の手紙の中で、ホフマイスターを「最も愛しい兄弟」と綴るほどに慕っていました。そんな時代、ヴァイオリンとチェロの二重奏曲は、家庭で演奏するのにふさわしいサイズであったため、広く愛されていました。そこでホフマイスターはアマチュアでも演奏しやすい作品を作曲し、出版することでこの需要に応えたのです。またベートーヴェンの作品も、本来はクラリネットとファゴットの二重奏曲を、少し後の時代の作曲家ヘルマン(1828-1907)がヴァイオリンとチェロのために編曲、こちらも親密な響きが溢れています。ヴァイオリン奏者ミルズが演奏するヴァイオリンは1735年、ヤヌアリウス・ガリアーノ製の楽器。当時の雰囲気が伝わる柔らかい音色です。※日本語帯なし作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ベートーヴェンホフマイスター
曲目・内容セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)1-3.ピアノ協奏曲 第1番 嬰ヘ短調 Op.1(1890-91/1919改訂)I. Vivace - ModeratoII. AndanteIII. Allegro vivace4-29.パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43(1934)30-32.ピアノ協奏曲 第4番 ト短調 Op.40(1926/1941改訂)I. Allegro vivace (alla breve)II. LargoIII. Allegro vivace※ 日本仕様盤にはギルトブルグ自身による原盤解説の日本語訳解説が付属します。アーティスト(演奏・出演)ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団ヴァシリー・シナイスキー指揮レコーディング2022年8月29日 … 4-292022年8月30・31日 … 30-322022年8月31日、9月1日 … 1-3Flagey Studio 4 ブリュッセル、ベルギーその他の仕様など総収録時間: 80分商品番号:NYCX-10386ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ協奏曲第1番、第4番パガニーニの主題による狂詩曲 [ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)/ヴァシリー・シナイスキー指揮、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団]CD国内仕様 解説日本語訳付き 発売日:2023年04月14日 NAXOS[8.574...]ボリス・ギルトブルグによるラフマニノフのピアノ協奏曲全集が完結。収録されたのはピアノ協奏曲第1番と第4番、そして人気の高い「パガニーニの主題による狂詩曲」の3曲。ギルトブルグは7歳か8歳の時に初めて第1番を聴いて以来、愛着を感じていて「こんなに美しいメロディに満ちた曲がいま一つ人気が無いのは理解できない」というコメントから始めて、この曲の魅力と聞きどころを熱く仔細に原盤解説に綴っており、満を持しての録音にかける意気込みが感じられます。第4番とパガニーニ狂詩曲についてもギルトブルグは洞察に富んだ解説を寄せていますが、何よりも彼の切れ味の良いピアニズムがこれら3曲の作品のドラマティックな構成を鮮やかに伝えるものとなっている点が当ディスクの一番の魅力です。第2番と第3番でのカルロス・ミゲル・プリエト指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管に代わり、今回はロシア音楽に素晴らしい解釈を示すヴァシリー・シナイスキがブリュッセル・フィルを指揮してバックを務めています。※ 日本仕様盤にはギルトブルグ自身による原盤解説の日本語訳解説が付属します。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ラフマニノフ関連商品リンク輸入盤8.574528