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出荷目安の詳細はこちら商品説明田園気分に浸るロココの響き、名手トビー・ミラーの真骨頂木製の箱の端につけたハンドルで楽器内の車輪を廻し、その車輪が接する弦を擦ることで音を出す楽器ハーディガーディ。その歴史を中世まで遡れば知識人社会では一時廃れ、農村で伝承曲を奏でる楽器として辛うじて残りましたが、そのイメージが逆に牧歌的な理想郷での田園生活への憧れと結びついたのが18世紀のフランスでした。フランス語でヴィエラルー(車輪式ヴィエル)の名のもと、愛奏者の激増に合わせて上流階級向けの楽器が多く作られ、同時期に同じ事情で流行したミュゼットと共に多くの曲が誕生しました。 21世紀にその名手として活躍、中世音楽からバッハの無伴奏曲までヴィエラルーで弾きこなす俊才トビー・ミラーはここで、独奏楽器としてのヴィエラルーの可能性の広さや声楽との相性を十全に示すべく、多角的な視点で作品を厳選。ミュゼット(演奏は横笛とバグパイプの名手ラザレヴィチ!)やヴァイオリンとの共演やヴィエラルー二重奏なども盛り込むことで、2017年にリリースした技巧派ソナタやカンタートを集めたアルバムとはまた異なる角度からロココのヴィエラルー芸術の面白さを堪能させてくれます。ふくよかで柔軟なミュゼットの音との対比も、同じ弦を擦るヴァイオリンとの特性の違いも聴きどころ。通奏低音付きソナタではトビー・ミラーが細やかな装飾音や急速なパッセージを流麗に弾きこなし、時に異界感さえ感じさせる曲作りの面白さと相俟って、伸縮自在の音作りでこの楽器の味わいを最大限に楽しませてくれます。 楽器や音色の珍しさに全く甘んじない、圧巻の音楽性あればこその聴きごたえ。多くの人に届いてほしい21世紀ならではの古楽アルバムです。(輸入元情報)【収録情報】● ルイ・ルメール[c.1693-1750]:カンタティユ『ラ・ミュゼット』● ラヴェ氏(生歿年不詳、1750年前後に活躍):第1ソナタ『田園情緒』● ジャン=バティスト・デュピュイ(生年不詳、18世紀前半-1759):2つのヴィエル(=ヴィエラルー)のための第6ソナタ● ルメール:カンタティユ『田園の楽しみ』● セルヴェ・ベルタン[c.1687-1759]:リゼット、ぼくの話なんて聞いてないんだね● デュピュイ:第1&第2エール〜『二重奏の戯れ』第6組曲より● ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ[1689-1755]:第5のお楽しみ〜新たなお楽しみの曲集 Op.100より● 作者不詳:純朴なる羊飼い● ジャン=フランソワ・ボユアン[c.1716-c.1781]:田園風ディヴェルティスマン第4番『スペインのフォリア』 アンサンブル・ダンギー(声楽&古楽器アンサンブル) トビー・ミラー(ヴィエラルー=宮廷風ハーディガーディ、指揮) モニカ・マウフ(ソプラノ) フランソワ・ラザレヴィチ(ミュゼット=ふいご式バグパイプ) アリス・アンベール(ヴィエラルー) エリー・ニメロスキ(ヴァイオリン) カロライン・リッチー(バス・ド・ヴィオール=ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ) ノラ・ハンゼン(バスーン) サム・チャップマン(テオルボ、バロックギター) ナージャ・ルソーニエ(クラヴサン=チェンバロ) 録音時期:2022年10月19-22日 録音場所:フランス東部アルザス地方ライメン、サン=レジェ教会 録音場所:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明イタリア後期バロックの大家、その原点を示す室内カンタータの初期作品を中心にアレッサンドロ・スカルラッティは、555曲の鍵盤ソナタで有名なドメニコ・スカルラッティの父で、ナポリとローマを中心に活躍し大きな影響力を誇りました。その作品群の中でもオペラや教会音楽と並んで重要な位置を占める室内カンタータ群から、比較的初期の作品を中心に長めの4曲を厳選(いずれも楽譜は未出版)、イタリア最前線の古楽プレイヤーたちの細やかな演奏でその秘技を味わえるアルバムです。 若くしてナポリ王の宮廷楽長に抜擢された後、欧州中の要人が集まるローマで注目を集めてゆく過程では、見識の高い貴族や高位聖職者たちのプライベートな楽しみを彩った小編成の室内カンタータが大きな意味を持ちました。この分野の作品は大半が理想郷で牧歌的に暮らす羊飼いやニンフたちの恋物語を扱っており、同時期の詩人たちも関心を寄せ議論を交わしていた作詩技法が反映されています。スカルラッティの室内カンタータは数百曲に及び、そのどれもが詩句一つ一つの味わいをよく活かすユニークな趣向の連続になっていて、現代の聴き手にとっても興趣が尽きません。 器楽勢ではイタリア17〜18世紀の知られざる作品の発掘紹介に情熱を注ぐヴァンヴィテッリ四重奏団に、現代楽器奏者としても幅広く活躍する横山令奈も参加。欧州古楽シーンの注目を集めるイタリア人歌手ヴァレリア・ラ・グロッタの繊細な解釈で、若い頃のA.スカルラッティが見せた才気充分の至芸を心行くまでお楽しみください。(輸入元情報)【収録情報】A.スカルラッティ:● カンタータ『それはあなたが不誠実だから』 H578(1702年以前作)● カンタータ『まさにその季節』 H458(1689-92年頃作)● カンタータ『それは西風が活気づいて』 H421(1693年作)● カンタータ『クニドスにある墓に』 H459(1689-92年頃作) ヴァレリア・ラ・グロッタ(ソプラノ) ヴァンヴィテッリ四重奏団(古楽器使用) ジャン・アンドレア・グェルラ(ヴァイオリン1) ニコラ・ブロヴェッリ(チェロ) マウロ・ピンチアローリ(アーチリュート) ルイージ・アッカルド(チェンバロ、オルガン) 横山令奈(ヴァイオリン2) A=415 Hz 1/6コンマ・ミーントーン 録音時期: 2022年2月25日〜3月1日 録音場所:クレモナ商業会宮殿(Palazzo della camera di Comercio)、サラ・マッフェイ 録音方式:ステレオ(デジタル)
出荷目安の詳細はこちら商品説明18世紀イタリアに生まれ、フランスのオペラ・コミックに旋風を巻き起こしたドゥーニ世界初録音を含む2作品が登場!作曲家ドゥーニはイタリアに生まれ、イタリア伝統のオペラ・セリアを作曲していました。1757年頃までにはパリに移り、以降亡くなるまでパリで活躍します。名前のスペルも最初は「Duni」でしたが、「Duny」とフランス風に変わりました。フランスではオペラ・コミック(もともとは喜劇的内容のものを指しましたが、むしろ歌と地の台詞を併用しているものを意味します)の新しいスタイル、あるいはアリエッタをもつコメディ(Comedie melee d'ariettes)の旗手として名を馳せました。ここではドゥーニの代表作にして初のオペラ・コミックである『モデルに恋をした画家』(1757)と、世界初録音の『2人の猟師と農婦』(1763)を収録しました。 『モデルに恋をした画家(Le peintre amoureux de son modele)』(台本:アンスーム、1757年7月26日、サン=ロラン近郊の劇場にて初演)は、年老いた画家アルベルティのアトリエにモデルとしてやってきたロレットという女性にアルベルティが恋をするも、彼女はアルベルティの弟子であるゼルバンと結ばれるというもの。恋の話よりは古い芸術と新しい芸術との対比などに重きがおかれ、またフランス語の言語の美しさがきわだつ音楽作りがなされています。 『2人の猟師と農婦(Les deux chasseurs et la laitiere)』〔台本:ルイ・アンスーム、1763年7月21日、パリ、イタリア劇場にて初演)は世界初録音。コラとグイヨという哀れな2人の猟師と、ペレットという農婦が一攫千金を夢見るも事態は変わらぬまま終わる、という教訓めいたお話です。イタリア風のシンフォニアで始まり、アリアの伴奏に弦楽器のピツィカートが効果的に用いられています。(輸入元情報)【収録情報】ドゥーニ:1. オペラ・コミック『モデルに恋をした画家』 ポーリーヌ・テシエ(ロレット) エリック・フシェ(アルベルティ) ダヴィド・トリコ(ゼルバン)2. オペラ・コミック『2人の猟師と農婦』 ポーリーヌ・テシエ(ペレット) ダヴィド・トリコ(コラ) ジャン=ガブリエル・サン=マルタン(グイヨ) オルケステル・ノルド マルティン・ヴァルベルク(指揮) 録音時期:2022年2月7-10日 録音場所:ノルウェー 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 世界初録音(2)
出荷目安の詳細はこちら商品説明20世紀後半のピリオド楽器復興の先駆者にして、オルガンという楽器の魅力を世界中に振りまいた名奏者ビッグズの代表的なアルバム「ヨーロッパの歴史的オルガン」が35年ぶりに復活。6CDボックス仕様で発売。エドワード・ジョージ・パワー・ビッグズ[1906-1977]は、イギリス、エセックス州ウェストクリフ・オン・シーで生まれました。ビッグズはロンドンの王立音楽院でG.D.カニンガムに師事。1930年にアメリカに移住し、1932年にマサチューセッツ州ケンブリッジのクライスト・チャーチに赴任、そこで生涯を過ごしました。 ビッグズは、古典的なパイプ・オルガンの名声を取り戻すことに多大な貢献をし、20世紀半ばのロマン派以前の作曲家によるオルガン音楽復活の最前線に立っていました。1954年のヨーロッパへの最初のコンサート・ツアーで、J.S.バッハ、スウェーリンク、ブクステフーデ、パッヘルベルの作品を、作曲家に関連した歴史的なオルガンで演奏し、録音しました。彼はそのような音楽はその時代を代表する楽器で演奏されるべきであり、その時代のオルガン音楽はその時代のスタイルとレジストレーションを可能な限り忠実に使用して演奏されるのが理想であると考えていました。したがって、特にヨーロッパのオルガン改革運動によるトラッカー(オルガンの内部を上に横に斜めに張り巡らされた鍵盤とパイプなどと連動させる板)によるオルガンの人気の高まりに見られるように、ヨーロッパのバロック楽器のスタイルでのオルガン構築を推進し、アメリカでのオルガンという楽器の人気復活に大きな推進力を与えました。 当時のアメリカの名オルガニスト、ヴァージル・フォックス(ライヴァル・レーベルのRCAに録音)は、歴史的正確さに対するビッグズの主張を「オルガンを博物館の品に追いやっている」と主張し批判しましたが、多くの評者から「ビッグズの録音した音楽の革新的なアイデアと、録音したオルガンをさらに有名にした点で、大きな賞賛が与えられるべきである」と評されました。 ビッグズは、日曜日の朝のCBS放送で番組を持ち、全米のリスナーに歴史的なパイプ・オルガンの音色とあらゆる時代のクラシック・オルガンのレパートリーを紹介し、一躍有名になりました。オリジナル志向の生涯にわたる探究の中で、オランダ、北ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、スイスの、ルネサンスとバロックの偉大なオルガン奏者兼作曲家たちが暮らし活動していた場所を訪れました。1961年から1970年にかけて、コロンビアは「ヨーロッパの歴史的オルガン」シリーズを録音するにあたってビックズに依頼し、バッハ、ブクステフーデ、クープラン、ダンスタブル、フレスコバルディ、アンドレア&ジョヴァンニ・ガブリエリ、パーセル、ソレール、スウェーリンク、タリスなどの音楽を演奏しました。 ソニー・クラシカルがCDとして再発売するこの野心的なプロジェクトのオリジナル・ライナーノーツで、ビッグズは「歴史の生命線に触れたような気がします。・・・ベートーヴェン時代のオーケストラも、バッハの時代の合唱団もすべてなくなってしまったが、偉大な音楽家が演奏した同じオルガンは今でも利用できるのです」と書いています。 また、これらの有名な録音がLPでリリースされたとき、グラモフォン誌の評論家は「パワー・ビッグズ氏の持つ熱意ゆえに、彼は理想的なオルガン奏者といえるだろう。たとえ批評がどれほど辛辣であっても、どんなオルガンにも手を向け、音楽を見事に仕上げられる。彼の演奏は実に見事なサウンドで録音されている」と評しています。 このセットはCD初期の1988年に日本で「00DC1003〜6」として4枚組にまとめられてCD化されていましたが、今回はオリジナルLPのカップリングを再現するため6枚組となり、日本国外・ワールドワイドの企画としては今回が初めてのCD化となります。しかもオリジナル・アナログ・マスターから新規リミックスおよび24bit/192kHzリマスターを実施し、サウンドがリフレッシュされています。 今回のセットは定評あるソニー・クラシカルのオリジナル・アルバム・コレクション仕様で、米国初出盤のデザインを使用した紙ジャケットに封入され(CDレーベルも当時のLPのデザインを採用)、詳細な録音データを記した詳細なトラックリストを含むオールカラーの別冊解説書と共に、厚紙製クラムシェルボックスに収容されています。完全生産限定。(輸入元情報)【収録情報】Disc1:『スイスの歴史的オルガン』● 作者不詳:主に栄光がありますように(『ムシカ・エンキリアディス』より)● 作者不詳:オリエンティス・パルティブス(アッシジの聖フランシスの時代の歌)● 作者不詳:キリストに向かって歌え● 作者不詳:聖マグヌスへの賛歌● レオニヌス:この日こそ(『ヴォルフェンビュッテル写本677』より)● ペロティヌス(ペロタン):モテット『この日こそ』よりHuic Main - Hec Dies - Deo confitemini - Domino● 作者不詳:エスタンピー(ロバーツブリッジ写本1360より)● ジョン・ダンスタブル:アジャンクールの歌● コンラート・パウマン:全ての意志をもって(ロッハイム歌曲集〜『オルガン演奏の基礎』より)● ハンス・コッター:ヘ調のプレアムブルム● トマス・タリス:栄光は汝に、三位一体なる神よ● 作者不詳:3つのヴァース(『テ・デウム』より)● ジョアン・アンブロジオ・ダルツァ:ヴェネツィア風パヴァーヌ(『リュートのためのタブラチュア集第4巻』より)● ヘンリー・パーセル:シャコンヌ ヘ長調● J.S.バッハ:こころよき喜びの声にて BWV.751● アンドレ・レゾン:パッサカリア ト短調● フランソワ・クープラン:トロフィー、または戦利品(キリエによるフーガ)● ルイ=ニコラ・クレランボー:組曲第1番〜高い音と低い音のトランペット管で(『オルガンの書』より)● J.S.バッハ:ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV.691● J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.544 E・パワー・ビッグズ(オルガン) 録音時期:1965年10月11-13,19-21日 録音場所:スイス、シオン・ノートルダム・ド・ヴァレール聖堂、シッツベルク改革派教会、アルレスハイム大聖堂Disc2:『スペインの歴史的オルガン』● アントニオ・ソレール:皇帝のファンファーレ● ジャン=フランソワ・ダンドリュー:狩猟ホルンとトランペットの二重奏● 作者不詳:3つのファボルドネス● ラファエル・アングレス:アリア ニ短調● アントニオ・ソレール:鍵盤楽器のためのソナタ イ長調 『トランペットのソナタ』● カルロス・デ・セイシャス:ソナタ ト短調とトッカータ ニ短調● フアン・バウティスタ・カバニリェス:バッターリャ第1番『インペリアル』● ベルナルド・パスクィーニ:スペインのフォリアのアリアによるトッカータ第1番● 作者不詳:3つのファボルドネス● 作者不詳:フォーブルドン● ルイス・デ・ミラン:パヴァーヌ第6番● アントニオ・バレンテ:ラ・ロマネスカ● アントニオ・バレンテ:イントルチャの踊り E・パワー・ビッグズ(オルガン) 録音時期:1967年6月12-22日 録音場所:スペイン、トレド大聖堂、セゴビア大聖堂、サラマンカ大聖堂、マドリード王宮礼拝堂Disc3:『イタリアの歴史的オルガン』● ジローラモ・フレスコバルディ:ガリアルダ第1番〜第3番● ジローラモ・フレスコバルディ:戦いのカプリッチョ● カルロ・ジェズアルド:ヴェノーサ公のガリアルダ● ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ:ガリアルダ第2番ニ短調● ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ:ガリアルダ第8番ト長調● ジョヴァンニ・ガブリエリ:第9旋法によるフーガ● ベルナルド・パスクィーニ:フォリアによる変奏曲● ベネデット・マルチェッロ:詩篇19(18)番『神は天の栄光に語り』(『詩的・音楽的霊感』より)● ドメニコ・ツィポーリ:オルガンとチェンバロのためのソナタ集 第1巻〜第2,8,10,4,15番● アンドレア・ガブリエリ:カンツォーナ・アリオーソ● アドリアーノ・バンキエリ:『オルガン奏法』 Op.25〜第2番● ベルナルド・ストラーチェ:戦いのバッロ(『チェンバロ、オルガンのためのさまざまな作品集』より)● ジローラモ・ファンティーニ:Corrente detta dello Staccoli E・パワー・ビッグズ(オルガン) 録音時期:1968年9月 録音場所:イタリア、サン・ペトローニオ聖堂、ブレシア・サン・カルロ教会、ルーゴ・カルミーノ教会、ベルガモ・サンタ・アンナ教会Disc4:『フランスの歴史的オルガン』● フランソワ・クープラン:ファンファーレ、ロンドー『戦争の音』● フランソワ・クープラン:修道院のためのミサ曲〜オフェルトリウム● ニコラ・アントワーヌ・ルベーグ:トランペットのバス● クロード=ベニーニュ・バルバトル:ヨセフは良き妻をめとりぬ● ルイ=ニコラ・クレランボー:グラン・ジュによるカプリス● ルイ・クープラン:シャコンヌ第26番、第34番、第121番● ルイ・クープラン:シャコンヌ ニ短調● ジャン=フランソワ・ダンドリュー:さあマリア、いっておくれ● ピエール・ダンドリュー:救い主イエス・キリストがマリアから生まれたとき E・パワー・ビッグズ(オルガン) 録音時期:1968年5月27-29日、6月4-6日 録音場所:フランス、マルムーティエ修道院Disc5:『英国の歴史的オルガン』● ジョン・ダンスタブル:アジャンクールの歌● ヒュー・アシュトン:ホーンパイプ● 作者不詳:ラ・ミ・レに基づいて● 作者不詳:リトルネッロ● ジョン・ダンスタブル:Composition on a Plainsong● トマス・タリス:栄光は汝に、三位一体なる神よ● トマス・タリス:この主の証聖者● クリストファー・タイ:Point● ウィリアム・バード:ジグ● ジョン・ダウランド:デンマーク王のガリヤルド● ヘンリー・パーセル:全音階のグラウンド● アントニー・ホルボーン:アルマンド● 作者不詳:パッキントン卿のポンド● ジェレマイア・クラーク:アリア● ヘンデル:8つのアイルズフォード小品● ジョン・スタンリー:ヴォランタリー第5&6番 E・パワー・ビッグズ(オルガン) 録音時期:1970年5月 録音場所:イギリス、アドリントン・ホール、ウォリックシャー・セント・ジェームズ教会、ベクスリー・ダンソン・ハウス教会Disc6:『ドイツ・オランダの歴史的オルガン』● J.Sバッハ:いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV.676● ゲルハルドゥス・スクロンクス:エコー風ファンタジア ト長調&ヘ長調● ゲオルク・フィリップ・テレマン:アリア ハ短調● ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:ファンタジア イ短調● ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:エコー付きドリア調ファンタジア● ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:エコー付きファンタジア イ短調● ディートリヒ・ブクステフーデ:シンフォニア・ファンファーレ(あなたたち愛するキリスト者よ、喜べ BuxWV51より)● ディートリヒ・ブクステフーデ:汝らキリスト者よ、こぞりて主をたたえよ BuxWV202● コンラート・パウマン:全ての意志をもって(ロッハイム歌曲集〜『オルガン演奏の基礎』より)● ペーテル・コルネ:クーラント● ヤン・クーツィール:イングリッシュホルンとオルガンのためのパルティータ Op.41-1* E・パワー・ビッグズ(オルガン) レオ・ファン・デル・レク(イングリッシュホルン)* 録音時期:1961年 録音場所: ドイツ、リューネブルク聖ヨハニス教会 オランダ、アウトハウゼン改革派ヤコビ教会 オランダ、ズウォレ大教会(聖ミカエル教会)…
出荷目安の詳細はこちら商品説明「ウィーン古典派前夜」を生きた後期バロックの大家の代表作コレッリと同い年だったゲオルク・ムファットの息子で、オーストリア皇室の信頼を得て長く活躍した鍵盤奏者ゴットリープ・ムファットの代表的組曲集の全曲録音。1704年に父ゲオルクが亡くなった後、対位法の大家フックスが楽長を務めるウィーンの皇室楽隊に1711年から歌手として参加したゴットリープは、1717年に第3オルガニストに就任したのを皮切りに、カール6世の宮廷で皇室の子女の音楽教師としても活躍。皇位後継者となったマリア・テレジアのもと1741年に首席オルガニストとなり、高齢で演奏が困難になった後も年金を受けられる立場を保持できたほど深い崇敬を集めました。 1739年に出版された鍵盤曲集に収められた7つの組曲全てを収録したこのアルバムでは、リチャード・エガーのパートナーでもある俊才アレクサンドラ・ネポムニャシチャヤの解釈で、同時期に発表されたバッハの『6つのパルティータ』などにも比しうる聴きごたえある音楽を満喫できます。バッハの組曲群と同じく冒頭をフランス風序曲やファンタジアなど充実した楽章で飾り、その後にチェンバロの特性が映える煌びやかな和声や繊細な多声書法が続く舞曲群が続く構成の音楽は、名工カッツマンによる精巧な再現楽器の美音でひときわ見事に響き、作品の魅力を探る面白さを深く味わわせてやみません。(輸入元情報)【収録情報】ゴットリープ・ムファット:チェンバロのための音楽作品集(c.1739)〜鍵盤のための組曲集Disc1● 組曲 第1番ハ長調● 組曲 第2番ト短調● 組曲 第3番ニ長調Disc2● 組曲 第4番変ロ長調● 組曲 第5番ニ短調● 組曲 第6番ト長調● 組曲 第7番ト長調(38の変奏によるチャッコーナ=シャコンヌ) アレクサンドラ・ネポムニャシチャヤ(チェンバロ) 使用楽器:アントウェルペンのリュッケルス工房1638年製作楽器に基づく、アムステルダムのジョエル・カッツマン1991年製作の再現楽器 ピッチ:A=409Hz 調律:ヤング=ヴァロッティ 録音時期:2023年4月11,12日 録音場所:オランダ、ハーレム、ルター派教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明ルカ・バレリーニ(ピアノ)/バッハ:ゴルトベルク変奏曲ボローニャ生まれのピアニスト、ルカ・バレリーニによるゴルトベルク変奏曲。バレリーニは同市のG.B.マルティーニ音楽院でジノ・ブランディに師事。その後、ジュネーヴ音楽院でマリア・ティーポに学びました。第16回セニガッリア国際ピアノコンクール第1位・最優秀室内楽特別賞などを受賞。イタリア、スイス、フランス、ドイツでリサイタルを開き、国内外の有名オーケストラと共演しています。(輸入元情報)【収録情報】● J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 ルカ・バレリーニ(ピアノ) 録音時期:2019年4月7日 録音場所:イタリア、シチリア州カターニア、テアトロ・スタビーレ、ヴェルガ・ルーム 録音方式:ステレオ(デジタル)
出荷目安の詳細はこちら商品説明躍進続くル・ポエム・アルモニークが世に問う、リュリ晩年の傑作の新たな金字塔的録音画期的な古楽先進国となりつつあった20世紀末のフランスで、当時ほとんど知られていなかった17世紀初頭のフランスやイタリアの作曲家たちの音楽を続々と録音、創設間もない「ALPHA」レーベルで通念を覆す大ヒットを送り出し続けたフランスの古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク。四半世紀の歴史を重ねるうち本格的なバロック・オペラも上演できる充実編成でも活躍するようになり、今や欧州歌劇界に確たる立ち位置を占めるに至ったこのグループがついに、フランス音楽史上の節目を飾った重要作の全曲録音に臨みました。 フランス宮廷文化を諸外国にまで轟かせた太陽王ルイ14世の愛顧のもと同国特有のオペラ様式を完成へと導いた大家リュリが、晩年の不祥事による失寵の中で発表した音楽悲劇『アルミード』は、その後数多く書かれた同題材の名作を横目に再演され続け、グルックの名品が1777年に発表された後も改稿を経て上演されたほどの重要作。イスラム勢力側の魔女アルミード(アルミーダ)と十字軍の英雄ルノー(リナルド)の宿命の恋をめぐる起伏に富んだ一大悲劇が、躍進めざましい多芸なステファニー・ドゥストラックの表題役、圧巻の表現力を誇る大御所シリル・オヴィティ演じるルノーはじめ、名歌手たちの驚くべき歌唱力・声楽的演技力によって瑞々しく響き、過去の全曲盤と比べても目を見開く瞬間の連続。マリー・ペルボスト、エヴァ・ザイシク、この録音の後2023年11月に惜しくも早世したヴィルジル・アンスリら周囲の歌手陣も注目株続々で、27人からなる弦楽合奏やテオルボ奏者3人を起用した通奏低音に加え管楽も充実しています(バスーンのパパセルジオーやヴァイオリンの川久保洋子、レザール・フロリサン2023年来日公演でも注目されたクラヴサンのマリー・ヴァン・レインなど器楽陣にも名手多数)。 フランス古楽界の深まりを実感せずにおれない注目のリリース。指揮者デュメストルへのインタビューほか解説(仏・英・独語)も充実しています。(輸入元情報)【収録情報】● リュリ: 音楽悲劇『アルミード』全曲 アルミード…ステファニー・ドゥストラック(メゾ・ソプラノ) ルノー…シリル・オヴィティ(テノール) イドラオ…トミスラフ・ラヴォワ(バス・バリトン) 女賢者、フェニス、メリス…マリー・ペルボスト(ソプラノ) 栄光の女神、シドニ、リュサンド…エヴァ・ザイシク(メゾ・ソプラノ) アルテミドール、憎悪…ティモテ・ヴァロン(バリトン) デンマークの騎士、幸運な恋人…ダヴィド・トリクー(オートコントル) アロント、ユバルド…ヴィルジル・アンスリ(バス・バリトン) 勇敢な女羊飼い、水の精…アヌーク・ドフォントネ(メゾ・ソプラノ) 女羊飼い…ジャンヌ・ルフォール(ソプラノ) ディジョン歌劇場合唱団(合唱指揮:アナス・イスマ) ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用) ヴァンサン・デュメストル(指揮) 録音時期:2023年5月10-14日 録音場所:ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場 録音方式:ステレオ(デジタル)
出荷目安の詳細はこちら商品説明ラモー登場前夜のフランスを魅了した才人のデビュー作を最前線の気鋭指揮者が蘇らせる!21世紀に躍進する20代指揮者のひとりで、すでにヴェルサイユ宮殿王室歌劇場を中心にフランスの古楽シーンや歌劇界で大きな注目を集めるヴァランタン・トゥルネ。「Chateau de Versailles」レーベルでの好調リリースが続きますが、今回はフランス歌劇史上、時代の狭間に燦然と輝いた幻の傑作の全曲録音です。 太陽王ルイ14世亡き後、オルレアン公摂政時代(1715〜1723)が終わり若きルイ15世の親政が始まる1723年に初演された『ギリシャとローマの祝祭』は、純然たるフランス様式にイタリア風の要素を大きく取り込んだ音楽がパリを沸かせていた当時の世間の好みをよく捉え、間髪入れず再演が重ねられた人気作。その後の歌劇界を席巻することになるラモーの登場後も頻繁に上演され、人気歌手ジェリオットの持ち歌を増やすなど折々の微調整を重ねて定番演目に残り続けました。作曲者コラン・ド・ブラモンはポルポラやタルティーニと同世代で、ド・ラランドの歿後に跡を継ぎ王室音楽総監督の座に就いた重要作曲家。カンタートなど小規模作品は折に触れ紹介されていたものの大作の録音は滅多になく、初期の最重要作と言ってもよいこの傑作英雄舞踏劇をバロック歌劇に通じた俊英トゥルネの指揮で全曲聴けるのは画期的です。 メロディアスな歌の合間に充実した舞曲楽章が盛り込まれた作品の魅力を最大限に引き出すべく、ブロンディーヌ、カルパンティエ、ヴィチャクら躍進めざましい歌手たちに気鋭の古楽器オーケストラも絶妙の様式感で応え、オリュンピアの競技会ほか有名な古代ギリシャ・ローマの3つの祭典を舞台に、王女や英雄たちが繰り広げる恋物語を起伏豊かに聴かせます。2024年パリ・オリンピックに沸くフランスならではのアルバム。(輸入元情報)【収録情報】● コラン・ド・ブラモン:英雄舞踏劇『ギリシャとローマの祝祭』 クリオ、ティメ…エレーヌ・カルパンティエ(ソプラノ) エラート、クレオパトラ…マリー=クロード・シャピュイ(メゾ・ソプラノ) アスパシ、デリー…グヴェンドリーヌ・ブロンデール(ソプラノ) ゼリード、プロティーヌ、エジプトの女、女羊飼い…セシル・アシル(ソプラノ) アポロン、アルシビアード、マルク=アントワーヌ…ダヴィド・ヴィチャク(バリトン) アミンタス、ギリシャ人、エロス、ティビュル、アポロンの従者…シリル・デュボワ(テノール) ラ・シャペル・アルモニーク(声楽&古楽器アンサンブル) ヴァランタン・トゥルネ(指揮) 録音時期:2023年11月29日〜12月2日 録音場所:ヴェルサイユ宮殿「十字軍の間」 録音方式:ステレオ(デジタル) 世界初録音
出荷目安の詳細はこちら商品説明本場ヴェルサイユに響く「王のオペラ」。最新録音はレ・タラン・リリクと精鋭歌手陣で!イタリアからもたらされたオペラという新しい舞台芸術に触発され、フランス語の台本を朗唱しながら舞踏や独唱歌を交えつつ一大悲劇を描きあげてゆく抒情悲劇という形式を確立、フランス歌劇史の扉を開いたジャン=バティスト・リュリ。太陽王ルイ14世の王室音楽総監督として、彼はこの形式で王室のための新作を続々と披露しましたが、その中でもとくに太陽王の気に入り「王のオペラ」として後代まで再演されたのが、1676年に初演された『アティス』でした。女神シベールの恋慕を逃れ川の妖精サンガリードとの仲を深めたアティスが、女神の怒りで樹木に変えられてしまう悲恋の物語。 20世紀のバロック・オペラ復権の流れの中、ウィリアム・クリスティ指揮レザ?ル・フロリサンが決定的成功を収めた演目でもありますが、それ以降の音楽学研究の進展を経た21世紀の新録音として、近年リュリ作品の演奏で絶大な成果をあげているクリストフ・ルセ&レ・タラン・リリクの解釈がヴェルサイユ宮殿のレーベル「Chateau de Versailles」から登場。近年ますます活躍の場を広げているレイナウト・ファン・メヘレンを表題役に、濃やかな歌唱で緻密な心情描写を聴かせる名歌手たちの至芸がルセ随一のコントロールで、一貫性と一体感に満ちた演奏へ昇華されてゆく希代の名演に仕上がりました。自身もアンサンブル指揮者であるコルネール・ブロンデットとルセが2台の鍵盤楽器に向かい、バス・ド・ヴィオロンのエマニュエル・ジャック、ヴィオールのミリアム・リニョルなど充実の通奏低音陣はじめオーケストラにも経験豊かな名手が続々。バロック・オペラ録音史に新たなページを飾るリリースと言ってよいでしょう。(輸入元情報)【収録情報】● リュリ:歌劇『アティス』全曲 アティス…レイナウト・ファン・メヘレン(テノール) フロール…マリー・リス(ソプラノ) シベール…アンブロワジーヌ・ブレ(メゾ・ソプラノ) セレニュス…フィリップ・エステーフ(バリトン) イダス…ロマン・ボクレール(バス) ドリス、イリス、三重唱…グヴェンドリーヌ・ブロンデール(ソプラノ) サンガル川の神、フォベトル、時の神…オリヴィエ・チェザリニ(バリトン) 眠りの神、西風の精、三重唱…キーラン・ホワイト(テノール) モルフェ…ニック・プリッチャード(テノール) ファンターズ…アントナン・ロンドピエール(テノール) メリス、メルポメーヌ、三重唱…アポリーヌ・ライ=ヴェストファル(ソプラノ) 無残な夢の精…ヴラド・クロスマン(バス) ナミュール室内合唱団 レ・タラン・リリク(古楽器使用) クリストフ・ルセ(クラヴサン=チェンバロ、指揮) 録音時期:2023年7月12-14日 録音場所:ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場 録音方式:ステレオ(デジタル)
出荷目安の詳細はこちら商品説明Halubek(Organ) Il Gusto Barocco
出荷目安の詳細はこちら商品説明現代に息づくバロック的瞑想。自作を含む名匠シュタイアーの精緻な音楽世界ルネサンスから19世紀に至る鍵盤音楽の素顔を、作品が書かれた時代の楽器と奏法によって弾き、深く追求してきたドイツの名匠アンドレアス・シュタイアー。今回「ALPHA」から初のソロ・アルバムでは、ドイツ語圏とフランスの17世紀鍵盤音楽を中心とした選曲に、その理念を受け継いだバッハと自作曲(!)を加え、『瞑想』と題した精妙なプログラムを組み上げました。 シュタイアーによれば、ここに収められた楽曲の多くには定旋律(ここでは13世紀にさかのぼる聖歌『パンジェ・リングァ』)と特定の音型を音高を変えつつ繰り返すゼクエンツの2つの技法が用いられており、彼の作品もこの技法に沿っているとのこと。アンクランゲ(Anklange。こだま、余韻などの意味があります)と題された自作曲は、作曲家ブリス・ポゼとの対話から着想を得てスケッチしたものを、コロナ禍で演奏会が激減したのを機に完成させた作品で、全6曲から成り、演奏時間は30分を越える大作。2024年秋には日本でも披露する予定です。 アルバムを通して聴くと、圧巻というほかないシュタイアーの自然なタッチが紡ぎ出す解釈の味わいと相俟って、収録曲相互の連関性と作曲技法の伝統が静かに浮き上がります。シュタイアーは今後も「ALPHA」より数枚のアルバム・リリースを予定しています。(輸入元情報)【収録情報】01. ヨハン・カスパール・フェルディナント・フィッシャー[1656-1746]:前奏曲とフーガ ホ長調〜音楽のアリアドネ(1702)より02. ヨハン・ヨーゼフ・フックス[c.1660-1741]:フーガ〜パルナスス山への階梯(1725)より03. フィッシャー:前奏曲とフーガ 嬰ハ短調〜音楽のアリアドネより04. ルイ・クープラン[c.1626-1661]:パヴァーヌ 嬰ヘ短調(1661?)05. フィッシャー:前奏曲とフーガ ニ長調〜音楽のアリアドネより06. ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー[1616-1667]:リチェルカール第4番(c.1658)07. フィッシャー:前奏曲とフーガ イ長調〜音楽のアリアドネより08. フローベルガー:来たるべき自らの死についての瞑想09. フローベルガー:ファンタジア第2番(1649)10, アンドレアス・シュタイアー[1955-]:アンクランゲ〜チェンバロのための6つの小品(2020) I. Tempo flessibile II. Largo III. Con forza IV. Un poco piu lento del Preludio BWV 878/1 V. Sempre legatissimo VI. Esitando11. J.S.バッハ[1685-1750]:前奏曲とフーガ ホ長調 BWV.878〜平均律クラヴィーア曲集 第2巻(1738-39?)より アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ) 録音時期:2022年10月 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明テレマン:音楽による礼拝 第8集1726年にハンブルクで出版されたテレマンのカンタータ集『音楽による礼拝』。収録されている72曲のカンタータはどれも、独唱とオブリガート楽器(リコーダー、ヴァイオリン、トラヴェルソ、オーボエ)と通奏低音による小ぶりの編成で、通常、レチタティーヴォと2つのダ・カーポ・アリア(A-B-Aの三部形式。繰り返しのAの部分では華やかな装飾が施される)で構成されています。貴族たちの私的な目的のための曲と、公的な曲が混在していますが、巧みな対位法と技巧的な声楽パート、楽器の妙技が楽しめる調和のとれたカンタータです。 この第8集にはメゾ・ソプラノを独唱とした6つのカンタータが収録されています。演奏するベルゲン・バロックは1994年にローデ・トールセンとハンス・クヌート・スヴェーエンによって設立されたノルウェーの古楽アンサンブル。数多くのレーベルへの録音とヨーロッパでのコンサートで知られています。(輸入元情報)【収録情報】● テレマン:6つのカンタータ〜中声、ヴァイオリンと通奏低音のための1. Was ist das Herz? Ein finstrer Ort TWV.1:15162. Fleuch der Luste Zauberauen TWV.1:5493. Wer ist, der dort von Edom kommt? TWV.1:15844. Triumphierender Versohner, tritt aus deiner Kluft hervor TWV.1:14225. Hirt' und Bischof uns'rer Seelen TWV.1:8056. Ergeuss dich zur Salbung der schmachtenden Seele TWV.1:448 ベルゲン・バロック(古楽声楽アンサンブル) マリアンネ・ベアーテ・シェラン(メゾ・ソプラノ) ビャルテ・アイケ(ヴァイオリン) マルック・ルオラヤン=ミッコラ(チェロ) トーマス・ボイセン(テオルボ) ハンス・クヌート・スヴェーン(チェンバロ) 録音時期:2013年3月12日 録音場所:ノルウェー、Hoff kirke, Lena, Ostre Toten 録音方式:ステレオ(デジタル) 世界初録音(2)
出荷目安の詳細はこちら商品説明ブランシェ・モデルで聴くルイ王朝の典雅な響きピエール・トマ・デュフォー:クラヴサン曲集フェルナンド・デ・ルーカ(チェンバロ)ルイ15世とルイ16世の治世の時代に活動した教会オルガニストのピエール・トマ・デュフォーは、1721年頃に生まれ、フランス革命勃発の3年前の1786年12月30日にパリで亡くなっています。デュフォーの生涯についてはほとんどわかっておらず、作品もこの1770年に出版されたクラヴサン(チェンバロ)曲集が唯一現存するのみです。 収録作品は、クープランやラモーの伝統に属する名前付き商品のほか、イタリア風なソロ協奏曲も2曲含まれ、最後は教会の鐘を模した壮大な「カリヨン」で締めくくられます。 演奏は知られざる作品の紹介に熱心に取り組むイタリアのチェンバロ奏者、フェルナンド・デ・ルーカ。ルイ王朝時代の音楽ということで、ブランシェ・モデルを使用し、典雅で美しいサウンドを聴かせます。▶ Brilliant Classics 検索 演奏者情報◆ フェルナンド・デ・ルーカ (チェンバロ)1961年、ローマで誕生。9歳の時にはすでにバロックのイディオムで作曲をおこなっていたというデ・ルーカは、14歳でローマ・サンタ・チェチーリア音楽院に入学し、オルガンとピアノなどを勉強。続いて、ヴァティカンのシスティーナ礼拝堂のマエストロ・ディ・カペラであるドメニコ・バルトルッチに弟子入りして宗教音楽と対位法、即興演奏、作曲を学び、1992年にはチェンバロをパオラ・ベルナルディに師事。 その間、1989年には、17世紀後半から18世紀初頭のイタリア音楽を専門とする音楽アンサンブル「Et in Arcadia Ego」を設立するなど、ソリスト、アンサンブル奏者として活動し、最近ではバロック風の衣装で演奏したりもしています。 CDは、Brilliant Classics、Uraniaなどから発売。 トラックリスト (収録作品と演奏者)ピエール・トマ・デュフォー [c.1721-1786]クラヴサン曲集 (作曲:パリ 1750年頃、出版:1772年)CD11. ◆ プレリュード 3'532. ◆ アルマンド 4'233. ◆ 合唱のアリア 3'404. ◆ 老人 2'395. ◆ メヌエット [I] 1'286. ◆ ミュゼット 1'467. ◆ バディーヌ 1'188. ◆ サラバンド 4'079. ◆ クーラント 2'4610. ◆ 鍛冶屋 5'4111. ◆ ジーグ [I] 2'5212. ◆ 鳩 4'3613. ◆ ジーグ[II] 2'3314. ◆ メヌエット [II] 4'4415. ◆ 小アリエッテ 2'1416. ◆ メヌエット [III] 1'5017. ◆ 威風堂々 3'5818. ◆ 小サラバンド 5'5219. ◆ メヌエット [IV] 4'1720. ◆ メヌエット 第1番 [V] 1'0821. ◆ イタリア人 3'0522. ◆ マルシェ 2'3023. ◆ メヌエット 第2番 [VI] 2'24CD21. ◆ 凱旋 5'282. ◆ ラ・メロデューズ 5'533. ◆ アルマンド 5'524. ◆ ジーグ ? 狩り組曲 4'085. ◆ スキタイ人 4'346. ◆ 悲歌 4'147. ◆ 水夫の歌 5'108. ◆ メヌエット [VII] 2'099. ◆ ラ・シンシア 3'36◆ 協奏曲 変ロ長調 13'5010. アレグロ 4'1011. アンダンテ・モルト 7'0012. ジーグ、プレスト 2'40◆ 協奏曲 変ホ長調 10'2713. アレグロ 5'1314. アリア 2'5415. プレスト 2'2016. ◆ カリヨン 7'15 フェルナンド・デ・ルーカ(チェンバロ) 使用楽器:ブランシェ・モデル(1754)/C. カポーニ製作(1985) 録音:2015年5〜7月、イタリア、ローマ、モンテコンパトリ、パラッツォ・アンニバルデスキ Track listPierre Thomas Dufour c.1721-1786Pièces de Clavecin (Paris ca.1750, publ. 1772)CD11. Prelude 3'532. Allemande 4'233. Air en Choeur 3'404. La Vielle 2'395. Menuet [I] 1'286. Musette 1'467. Badine 1'188. Sarabande 4'079. Courante 2'4610. Les Forgeronts 5'4111. Gigue [I] 2'5212. Les Colombes 4'3613. Gigue [II] 2'3314. Menuet [II] 4'4415. Petitte Ariette 2'1416. Menuet [III] 1'5017. La Majestueuse 3'5818. Petitte Sarabande 5'5219. Menuet [IV] 4'1720. Menuet 1er [V] 1'0821. l'Itallienne 3'0522. Marche 2'3023. Menuet 2me [VI] 2'24CD21. La Triomphante 5'282. La Melodieuse 5'533. Allemande 5'524. Gigue – Suitte de la Chasse 4'085. Les Scithes 4'346. La Plaintive 4'147. Les Matelots 5'108. Menuet [VII] 2'099. La Sincere 3'36Concerto in B flat10. Allegro 4'1011. Andante molto 7'0012. Gigue, Presto 2'40Concerto in E flat13. Allegro 5'1314. Aria 2'5415. Presto 2'2016. Carillon 7'15Fernando De Luca harpsichordInstrument: French harpsichord after Blanchet (1754) built by C. Caponi (1985)Recording: May-July 2015, Palazzo Annibaldeschi, Montecompatri (Rome), Italy
出荷目安の詳細はこちら商品説明菊地裕介が繰り広げるドラマティックなバッハのミクロコスモスバッハの『インヴェンションとシンフォニア』。ピアノ学習者にとって必須ともいえるこの曲集ですが、「インベンション(英語で発明、創造)」の言葉のとおり、弾き手にとっても、聴き手にとっても常に新しい発見のある曲集です。 菊地裕介の演奏は、一つ一つの音が持つ意味とその存在を克明に捉えながら曲の構造を露わにしていき、ある種のドラマティックなバッハの偉大さも実感させるという素晴らしい仕上がりを見せています。(販売元情報)【収録情報】● J.S.バッハ:15のインヴェンション&15のシンフォニア BWV.772-801 菊地裕介(ピアノ/Steinway D, No.529200) 録音時期:2023年9月13-15日 録音場所:静岡県、浜松市天竜壬生ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) プロデューサー:瀬尾和紀 エンジニア:山中耕太郎(Rec-Lab) ピアノ調律:松本安生
出荷目安の詳細はこちら商品説明エルヴェ・ニケ&コンセール・スピリチュエルによるデトゥシュの音楽悲劇『カリロエ』が再発売!日本の聴衆に衝撃を与えた2008年の来日公演における大編成でのヘンデルや、2010年のパーセルの歌劇『アーサー王』の上演などで群を抜いた演奏能力を示し、その音楽性が高く評価されてきたエルヴェ・ニケとコンセール・スピリチュエル。ヴェルサイユ・バロック音楽センターとパラツェット・ブル・ザネの協力を得て、フランス・バロックの埋もれた音楽悲劇(トラジェディ・リリック)の復活再演を実現させてきた彼らが2006年に録音した、アンドレ・カルディナル・デトゥシュの音楽悲劇『カリロエ』(1743年版)。廃盤・入手困難となっていたこの録音が新装再発売されました。 パストラーレ・エイロック『イセ』の初演を聴いた当時のフランス国王である太陽王ルイ14世から「リュリ以来、これほど楽しい音楽はなかった」という最大級の賛辞を贈られたというエピソードを持つデトゥシュ。王立音楽アカデミーの総監督、指揮者などの要職を歴任し、1727年だけで46回もの演奏会をヴェルサイユ王妃の館で開くなど王族から厚い信頼を得ていたことが記録に残されています。斬新な手法を用いて数多くの独創的な作品を生み出したデトゥシュは、リュリからラモーへの橋渡しを行いフランス・オペラの発展に大きな影響を与えた作曲家でした。 1743年にパリで出版された『カリロエ』は、愛、嫉妬、権力、高貴さが組み合わさって魅力的な傑作を生みだした感動的な音楽ドラマで、コンセール・スピリチュエルを率いる奇才エルヴェ・ニケのタクトによって『カリロエ』の全貌と魅力が明らかとなった貴重な記録です。(輸入元情報)【収録情報】● デトゥシュ:音楽悲劇『カリロエ』(1743年版) ステファニー・ドゥストラク(メゾ・ソプラノ) シリル・オヴィティ(オート・コントル) ジョアン・フェルナンデス(バス) イングリッド・ペリューシュ(ソプラノ) ルノー・ドレーグ(バス) ステファニー・レヴィダ(ソプラノ) コンセール・スピリチュエル エルヴェ・ニケ(指揮) 録音時期:2006年2月 録音場所:フランス 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明ビアージョ・ペショリーニの宗教音楽!本アルバムは、地元出身の作曲者の作品を甦らせるために若手のプロ歌手とアマチュア歌手が集まり結成された「トゥスケ・ヴォーチェス」と、エリア・オルランドによるイタリアのプラート出身のビアージョ・ペショリーニの研究活動の集大成であり、マドリガーレ集第3巻に続くリリースとなります。 このプロジェクトを通して、ルネサンス期のプラートの音楽的風景が、これまで以上に注目されるべきものであること、そして、ペショリーニがフィレンツェ宮廷と密接な関わりを持つだけでなく、プラートの城壁を越えた視野を持つ作曲家であったことを裏付けていると言えます。(輸入元情報)【収録情報】ペショリーニ:宗教音楽集 第2巻(ヴェネツィア、1605)10声による二重合唱1. Confitemini Domino2. Omnes Gentes3. Dilectus Meus4. Benedicite Omnia Opera5. Decantabat Populus6-10. ミサ・デカンタバート8声による二重合唱11. Magnificat12. Omnia Qua Fecisti Nobis13. Adoramus Te Christe14. Missus Est Gabriel Angelus6声15. Minuisti Eum16. Mirabile Mysterium5声17. Crucem Pro Nobis トゥスケ・ヴォーチェス ラ・ピファレスカ エリア・オルランド(指揮) 録音時期:2023年3月 録音方式:ステレオ(デジタル)
出荷目安の詳細はこちら商品説明絶美の魅力を湛えたカヴァッリ畢生の大作『レクィエム』を中心に、ヴェネツィア楽派の作品を堪能できるカペラ・デ・ラ・トーレのニュー・アルバム。カペラ・デ・ラ・トーレは、中世〜ルネサンス音楽を専門とするドイツのルネサンス楽器管楽アンサンブル。2005年にミュンヘン生まれのショーム奏者カタリーナ・ボイムルによって創設され、16世紀スペインの作曲家フランシスコ・デ・ラ・トーレの名前と、中世の吟遊詩人が塔から音楽を奏でた故事にちなむスペイン語の「デ・ラ・トーレ(塔の上から)」をかけて命名されました。実際に当時のニュルンベルクで活躍した音楽隊とほぼ同じ編成で、歴史的な演奏を実践する専門集団として高い評価を得ており、オーパス・クラシック、エコー・クラシック賞を受賞しています。 ヴェネツィア楽派の作曲家の中でも、魅力的で革新的な作風で知られるフランチェスコ・カヴァッリ。聖マルコ大聖堂の合唱団でモンテヴェルディの指示の下で歌い、大聖堂のオルガン奏者となり、作曲家としてもモンテヴェルディの弟子となり、歌劇だけでなく宗教音楽でも才能を開花しました。 彼は自分の人生の終わりに個人的な『レクィエム(死者のためのミサ曲)』を作曲しました。この録音のために、カタリーナ・ボイムルはこの作品に器楽パート(特に管楽器パート)を追加・増強した新しい版を作成しました(この版では世界初録音)。 このアルバムには、カヴァッリの『レクィエム』以外に16世紀から17世紀にかけての興味深い声楽作品や器楽作品が収録されています。そのほとんどは、ヴェネツィアとその周辺に関連したものです。これらの作品は真の発見であり、フランチェスコ・マネッリ[1595-1667]、マウリツィオ・カッツァーティ[1532-1594]、ジョヴァンニ・バッサーノ[1551/52-1617]など、ほとんど知られていない作曲家による作品を途中に挟むことによって、「死が最後ではない」という人々の希望を照らし、アルバム全体に色彩と多様性を新しい光で示しています。(輸入元情報)【収録情報】カヴァッリ:● 歌劇『アポロとダフネの愛』〜第2幕へのシンフォニア● 死者のためのミサ曲〜主よ、永遠の安息を/主よ、あわれみたまえ/怒りの日マネッリ:● チャッコーナ『私の心は熱くなり』カヴァッリ:● 死者のためのミサ曲〜主イエス・キリストよ● 歌劇『アポロとダフネの愛』〜第1幕へのシンフォニア● 死者のためのミサ曲〜サンクトゥス/ベネディクトゥス/アニュス・デイ● おお、よきイエスよ● 死者のためのミサ曲〜リベラ・メ● 主がシオンの囚われをラッソ:● 神よ、我を憐れみたまえバッサーノ:● マリアよ、 私たちに告げよカッツァーティ:● 室内楽の楽しみ Op.22〜第13曲:パッサカリア作者不詳:● グレゴリオ聖歌『復活のいけにえに』 マーガレット・ハンター(ソプラノ) セシル・ケンペナース(ソプラノ) ユリア・シュピース(メゾ・ソプラノ) カイ・ヴェッセル(カウンターテナー) ホン・ミンスプ(テノール) ヘルマン・オズワルド(テノール) ヤーコプ・アーレス(バス) トビアス・シュリーフ(バス) カペラ・デ・ラ・トーレ(ルネサンス管楽器アンサンブル) カタリーナ・ボイムル(指揮) 録音時期:2022年4月11-16日 録音場所:エッセン、フィルハーモニー 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明2台のチェンバロによる王宮のコンセールチェンバロ2台によるF.クープランの『王宮のコンセール』の登場。演奏するのはフランスの気鋭の古楽アンサンブルを通奏低音で支え、ソロでも活躍している名手たち、ピエール・ガロン&マチュー・ブティノー。第2番と第4番のいくつかの楽曲ではテオルボとバロック・ギターも参加し、当時の王宮で行われていた親密にして贅沢な音楽会のもようが再現されます。 太陽王ルイ14世治世下のヴェルサイユ宮殿では四六時中音楽が流れていました。王とその宮廷が新しい王宮に移り住んだ1682年以降、音楽は王の日課(l'ordinaire)すべてで演奏され、王が寝ている間だけが静寂につつまれました。宗教的、世俗的な祝祭行事も音楽によって彩られました。1714年と1715年、フランソワ・クープラン(当時は王立礼拝堂のオルガニスト)はルイ14世から「一年のほとんど毎週日曜日」に他の少数の音楽家と共に「小音楽会」を開くように命じられます。王の死から数年後の1722年、クープランはこれらの「小音楽会」で演奏された曲の中から優れたものを『コンセール・ロワイヤル(王宮のコンセール)』と題し、『クラヴサン小品集』(1722年)の付録として出版しました。この曲集は調によってグループ分けされた4つの組曲で構成されており、基本的には古典舞曲組曲の形で、楽器の編成は奏者の自由に委ねられています。 ピエール・ガロンは 幼いころから様々な楽器に親しみ、10歳で自分にとってチェンバロこそがあらゆることを表現できる楽器だと発見。パリ国立高等音楽院でオリヴィエ・ボーモンとブランディーヌ・ランヌーに師事。ヴェルレやアンタイらの指導も受けています。ベルトラン・キュイエ率いるアンサンブル「ル・カラヴァンセライユ」でも演奏、また器楽奏者や声楽奏者とも共演を重ねており、ソロ、アンサンブル両面で活躍しています。 マチュー・ブティノーはオリヴィエ・ヴェルネにオルガンを、そしてチェンバロをブランディーヌ・ヴェルレらに師事しました。中世のクラヴィツィテリウムからシンフォニックなオルガン、さらにフォルテピアノまで、あらゆる鍵盤楽器を弾きこなしています。ピション&ピグマリオンの『マタイ受難曲』(2022年度レコード・アカデミー大賞)でも通奏低音で参加していました。教会のオルガン奏者を務めたのち、幼いころからの夢であった楽器ビルダーとしての修行も始めているくらい、楽器そのものへの愛も大きな奏者です。 ティボー・ル−セルはアンサンブル・コレスポンダンスやピグマリオンなど、現代の新進の古楽アンサンブルで演奏するテオルボ、ギター、リュート奏者です。(輸入元情報)【収録情報】● F.クープラン:王宮のコンセール〜2台のチェンバロによる1. コンセール第1番ト調2. コンセール第2番ニ調3. コンセール第3番イ調4. コンセール第4番ホ調 ピエール・ガロン(チェンバロ) マチュー・ブティノー(チェンバロ) 使用楽器: フランコ=フレミッシュ・チェンバロ(D.ジャック・ウェイ&マルク・デュコルネ、1988年=ジュリアン・ベイリー、2020年) フレミッシュ・チェンバロ(マルク・デュコルネ工房、ジュリアン・ベイリー、2020年) ティボー・ルーセル(テオルボ:2、バロック・ギター:4) 録音時期:2023年7月 録音場所:サン=マルタン・ド・ラ・クルート教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明現代ピアノの名手が作品への誠実さを貫き、辿り着いた楽器での充実解釈ドイツの最前線を代表するピアニストのひとり、マルティン・ヘルムヒェン。これまでも協奏曲の録音でフィリップ・ヘレヴェッヘ(メンデルスゾーン/Pentatone)やアンドルー・パロット(ベートーヴェン/ALPHA)など古楽器畑出身の指揮者たちと共演していますが、今回、バッハ作品の録音に初めて臨むにあたって選んだ楽器はタンジェント・ピアノ。18世紀中盤以降ドイツ西部を中心に普及した、打鍵時にタンジェント(タンゲンテ)と呼ばれる小片が弦を打つ構造の鍵盤楽器です。 チェンバロと違い打鍵のニュアンスを音に反映できる点はバッハも好んだクラヴィコードに似ており、普及した時代こそバッハの活躍期より遅く、分布地域もやや異なるものの「チェンバロでも現代ピアノでも辿り着き得ないバッハ作品の一面に触れられる」と語るヘルムヒェン(詳細はライナーノートの本人コメント(独・英・仏語)を参照)。 現代ピアノを通じての彼ならではの誠実な解釈姿勢そのままに、バッハの想定していた音作りの真意に迫る機微豊かな演奏の魅力を、ヘルムヒェンの録音の多くを手掛けガーディナーのバッハ教会カンタータ録音群(SDG)などでも実績のあるトーンマイスター、ゼバスティアン・シュタインの丁寧な仕事が隅々まで隈なく伝えます。(輸入元情報)【収録情報】● J.S.バッハ:6つのパルティータ(クラヴィーア練習曲集第1巻) BWV.825-830Disc1・パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825・パルティータ第3番イ短調 BWV.827・パルティータ第4番ニ長調 BWV.828Disc2・パルティータ第2番ハ短調 BWV.826・パルティータ第5番ト長調 BWV.829・パルティータ第6番ホ短調 BWV.830 マルティン・ヘルムヒェン(タンジェント・ピアノ=タンゲンテンフリューゲル) 使用楽器:レーゲンスブルクのシュペート&シュマール工房1790年製オリジナル 録音時期:2022年9月5-8日、2023年1月3-6日 録音場所:ベルリン放送スタジオ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明CD4枚分が初登場の新録音、英文ブックレットは充実の48ページウィリアム・バード:チェンバロ&オルガン曲全集(9CD)ピーター=ヤン・ベルダー(チェンバロ、ヴァージナル、オルガン)9枚のうち4枚が初登場の新録音で、ほかは既発売。内訳は、「オルガン曲集」の新録音がCD2枚分、「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」などからの新録音がCD2枚分で、「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」の既発売分がCD2枚分、先に発売されていた「ネヴェル夫人の曲集」がCD3枚分というもの。全集にまとまるとなにかと便利です。ちなみにケースの鳥の絵は、ベルダーの掛け軸コレクションに含まれる日本の作品に描かれていたカワセミの画像です。 博識なベルダーの演奏は、イギリス・ルネッサンス後期の記念碑的な曲集にふさわしい品格のある安定したもので、それぞれの曲の性格に合わせて楽器も選定しています。使用楽器は以下の通りです。【スピネット・ヴァージナル】◆ 1段鍵盤 ルッカース 1604(オリジナル)【ミューゼラー(ヴァージナルに似た楽器。鍵盤は右側)】◆ 1段鍵盤 ルッカース・モデル(テオ・デ・ハース 1980)◆ 2段鍵盤 ルッカース 1623 モデル(ハンス・ニーウェンハイゼン製作 2021)【チェンバロ】◆ 1段鍵盤 イタリア・チェンバロ / コルネリス・ボム 2003(オリジナル)◆ 1段鍵盤 ピサウレンシス・モデル / ヴェネツィア・チェンバロ(ヘルウィル・ファン・ヘルダー 1997)◆ 1段鍵盤 ルッカース 1637 モデル(ヘルハルト・ボーハールト 2012)◆ 1段鍵盤 ルッカース 1611 モデル(デレク・アドラム 1970)◆ 2段鍵盤 ルッカース 1638 モデル(アドラム・バーネット 1980)【オルガン】◆ 2段鍵盤 アルベルト・キースペニング・オルガン▶ Brilliant Classics 検索 録音会場新録音のCD1とCD2の録音会場はマインスヘーレンラントのオランダ改革派教会。新録音のCD5とCD6のオルガン曲の録音会場は、ルネッサンス・オルガンが遺されているウェイク・バイ・ドゥールステーデの大教会。 作曲者情報◆ ウィリアム・バード簡易年表1540年頃(0歳)◆ おそらくロンドンで、トーマス・バードとその妻マージェリーのもとに誕生。比較的裕福で、2人の兄弟はセント・ポール大聖堂の聖歌隊員になるという音楽的な家庭でもありました。肝心のバードについてははっきりしていませんが、セント・ポール大聖堂の聖歌隊員か、トーマス・タリス[1505-1585]のもとで王室礼拝堂の聖歌隊員として歌い、変声後に助手として留まって指導を受けた可能性もあると推測されています。1563年(約23歳)◆ リンカン大聖堂のオルガニスト兼合唱団長に任命。1568年(約28歳)◆ 9月14日、リンカンで結婚。妻のジュリアナはリンカンシャーのバーリー家の出身。この結婚によって少なくとも7人の子供が生まれています。1569年(約29歳)◆ 11月19日、学長と教区長からバードの行動に疑惑のある事が非難され、給与停止処分となります。リンカンではピューリタニズムの影響が強かったので、疑惑の内容は、バードの凝りすぎた合唱のポリフォニーやオルガン演奏に関連していたと推測されています。1569年(約29歳)◆ 11月29日、典礼におけるバードのオルガンの使用に関して詳細な指示が出されています。1570年代初頭(30代前半)◆ トマス・パジェット卿などカトリックの貴族などと交流。1572年(約32歳)◆ イングランド最大の聖歌隊である王室礼拝堂でオルガン演奏や指揮などの仕事をする「ジェントルマン」に任命。終身雇用かつ高額の報酬が支払われるポストでした。1575年(約35歳)◆ バードとタリスに対し、21年間の楽譜と楽譜用紙の印刷の独占権を王室が付与。1577年(約37歳)◆ 出版事業が失敗し、エリザベス女王に資金援助を嘆願。のちに様々な土地の借地権21年間分が与えられています。1577年(約37歳)◆ バードの妻ジュリアナが国境忌避罪で検挙。1583年(約43歳)◆ バードの王室礼拝堂の会員資格が一時停止され、行動も制限、自宅も捜索対象リストに掲載。1586年(約46歳)◆ のちに処刑されるヘンリー・ガーネット神父や、カトリックの詩人ロバート・サウスウェルとともに集会に出席。1591年(約51歳)◆ 「ネヴェル夫人の曲集」写本が完成。1594年頃(約54歳)◆ 家族とともにロンドン郊外の小さな村、ストンドン・マッシーに転居。1623年(約83歳)◆ ストンドン・マッシーの自宅で心不全のため死去。国境忌避の罰金を払い続けていましたが、最後まで家計は裕福だったようです。 作品情報◆ チェンバロ曲◆ オルガン曲◆ ネヴェル夫人の曲集(マイ・レイディー・ネヴェルズ・ブック)「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」と同様、当時最も人気のあったジャンルを網羅した作品集。その内容は、舞曲、変奏曲、行進曲、対位法的幻想曲、プログラム曲など多岐にわたります。 「ネヴェル夫人の曲集」の楽譜はバード自身の監修のもと、ウィンザー城のセント・ジョージ礼拝堂の歌手でバード支持者のジョン・ボールドウィンによって写譜され、192ページの重量級の豪華本仕様に装丁されたものです。この豪華本は一時はエリザベス1世が所有するなど紆余曲折を経て、2006年に大英博物館の所蔵となっています。 ベルダーが使用した楽譜は、ライアバード・ミュージック社が2021年に刊行した新版によるもので、演奏譜への編集と解説はジョン・バクセンデールとフランシス・ナイツが共同で担当。 音楽学者ヒルダ・アンドルース[1900-1983]によって初めて「ネヴェル夫人の曲集」演奏譜が世に出たのが1926年のことなので、95年ぶりの出版ということになります。曲集のタイトルになったネヴェル夫人は、エリザベス・ベーコン[c.1541-1621]と考えられています。エリザベスは最初の結婚相手であるロバート・ドイリー卿と1577年に死別しており、翌1578年にヘンリー・ネヴィル卿と結婚し、15年後の1593年に死別。1595年にはウィリアム・ペリアム卿と結婚し、1604年に死別。以後は亡くなるまで独身でした。 下の画像はネヴェル夫人ではないかと言われる画像に着色したものです。 演奏者情報◆ ピーター=ヤン・ベルダー1966年1月19日、オランダ西部のカペレ・アーン・デン・アイセルで誕生。チェンバロ、クラヴィコード、ヴァージナル、フォルテピアノ、オルガンなどの鍵盤楽器のほか、リコーダーも演奏し、指揮もする古楽音楽家。正確な技術と確かな様式感には定評があり、膨大な録音もすべてが高水準です。学校ベルダーはハーグ王立音楽院でリコーダーをヒカルド・カンジ[1948- ]に、アムステルダム・スヴェーリンク音楽院で、チェンバロをボブ・ファン・アスペレン[1947- ]に師事し、1990年に卒業。演奏活動2000年にはライプツィヒ・バッハ・コンクールのチェンバロ部門で優勝していますが、演奏活動は在学中からで、ソロのほか、通奏低音奏者としてオランダ・バッハ協会、コレギウム・ヴォカーレ、カメラータ・トライエクティナ、ジェズアルド・コンソートなどで活動し、ブリュッヘン、コープマン、ドンブレヒト、ヘレヴェッヘ、ヤーコプスとしった指揮者とも共演。アンサンブル設立2005年にはアムステルダムで古楽器アンサンブル「ムジカ・アンフィオン」を設立し、多くのゲストを招いてコンサートなどをおこなっています。レコーディング1991年に始まっており、すでに30年を超えるキャリアがあります。以下が主なものとなります。●1991年、バッハのゴルトベルク変奏曲、17&18世紀室内作品を録音(Erasmus)。●1993年、スヴェーリンク:鍵盤楽器作品集を録音(Erasmus)。●1994年、バッハの音楽の捧げものを録音(Erasmus)。●1996年、バッハの平均律クラヴィーア曲集全曲を録音(Erasmus)。●1999年、バッハのゴルトベルク変奏曲、パルティータ集、インヴェンションとシンフォニア集、イタリア協奏曲、フランス風序曲、半音階的幻想曲とフーガ、ソナタ、組曲集、小前奏曲集、前奏曲とフゲッタ、幻想曲集、フーガ集、ヴァイオリン・ソナタ集を録音(Brilliant)。●2000〜2007年、スカルラッティ:ソナタ全集を録音(Brilliant)。●2003年、テレマン:ターフェルムジーク(ムジカ・アンフィオン)を録音(Brilliant)。●2004年、リコーダーの芸術、コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ集 Op.5、合奏協奏曲集 Op.6(ムジカ・アンフィオン)を録音(Brilliant)。●2006年、バッハのフランス組曲集、チェンバロ協奏曲集、ブランデンブルク協奏曲集(ムジカ・アンフィオン)を録音(Brilliant)。●2006〜2007年、パーセル:室内作品全集を録音(Brilliant)。●2007〜2010年、ソレール:鍵盤楽器のためのソナタ集を録音(Brilliant)。●2008年、バッハの平均律クラヴィーア曲集全曲、ラモー:クラヴサン曲全集を録音(Brilliant)。●2010年、フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック第1集を録音(Brilliant)。●2011年、C.P.E.バッハ:プロイセン・ソナタ集、ヴュルテンベルク・ソナタ集を録音(Brilliant)。●2011年、バッハ:オルガン協奏曲(原曲:BWV.35&BWV.156)(ブリュッヘン&18世紀オーケストラ)を録音(Glossa)。●2011〜2012年、フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック第2集を録音(Brilliant)。●2012年、C.P.E.バッハのチェンバロ協奏曲集(ムジカ・アンフィオン)を録音(Brilliant)。●2012〜2014年、スウェーリンク:鍵盤作品を録音(Glossa)。●2013年、マレ:ヴィオール曲集第5巻、フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック第3集を録音(Brilliant)。●2013〜2014年、ジャック・デュフリ:クラヴサン曲集を録音(Brilliant)。●2015年、バッハのゴルトベルク変奏曲、ガスパール・ル・ルー:チェンバロ作品全集、フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック第4集と第5集を録音(Brilliant)。●2016年、C.P.E.バッハ:鍵盤楽器とヴァイオリンのためのソナタ全集(デュオ・ベルダー・キムラ)を録音(Resonus)。●2016年、クープラン、フォルクレ:ヴィオール作品集を録音(Aeolus)。●2016年、フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック第6集を録音(Brilliant)。●2017〜2018年、バッハ:トッカータ集を録音(Brilliant)。●2018年、バッハ:フーガの技法を録音(Brilliant)。●2018〜2019年、バッハ:イギリス組曲集を録音(Brilliant)。●2019年、フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック第7集を録音(Brilliant)。●2019〜2020年、バッハ:チェンバロ協奏曲集(ムジカ・アンフィオン)を録音(Brilliant)。…
出荷目安の詳細はこちら商品説明モンテヴェルディの全貌に迫る没後380周年記念ボックス新録音2枚追加で完成したモンテヴェルディ・エディション30枚組マドリガーレ全集、オペラ全集、倫理的・宗教的な森、聖母マリアの夕べの祈り、小品集、ミサ曲集、詩篇歌集北イタリアの戦乱や疫病の時代を76年間生き抜いたモンテヴェルディの生涯は以下の3つの時期に大別されます。カッコ内はこのCDに収録された作品で、美しいルネッサンス様式のパロディ・ミサからドロドロの不道徳オペラまで多彩な内容です。◆ クレモナ/大聖堂/修業時代(0〜23歳):23年間 マドリガーレ集第1〜2巻、カンツォネッテ◆ マントヴァ/宮廷/楽員 → 楽長時代(23〜46歳):23年間 マドリガーレ集第3〜5巻、「オルフェオ」、「聖母マリアの夕べの祈り」、「ミサ曲」◆ ヴェネツィア/サン・マルコ寺院(大聖堂)/楽長時代(46〜76歳):30年間 マドリガーレ集第6〜9巻、「倫理的、宗教的な森」、「ウリッセの帰還」、「ポッペアの戴冠」、小品、ミサ曲、詩篇歌【新登場の録音はCD2枚分】今回のエディション・ボックスの制作にあたり、1650年出版の「ミサ曲と詩篇歌集」と、1610年出版のパレストリーナ風な美しさをもつパロディ・ミサ「『その時イエスは』による6声のミサ曲」のレコーディングが新たに加わっています。 モンテヴェルディの死の7年後にまとめられ出版された「ミサ曲と詩篇歌集」には、モンテヴェルディの15曲のほか、弟子だったカヴァッリのマニフィカトも収められているので、ここではその曲も含めて丸ごと収録。演奏はクーツフェルト指揮レ・ヌオーヴェ・ムジケによるたいへん美しいものです。【世俗と教会】モンテヴェルディは妻を早くに亡くし、その後36年間独身で一貫。ヴェネツィアでは司祭に叙階されたこともあり、音楽も宗教的になったと言われたりもしますが、実際にはヴェネツィア時代はサンマルコ寺院の楽長でありながら、弟子たちのおかげで演奏に関わる時間を大幅に減らすことが可能となり、マントヴァ宮廷時代には考えられなかった自由と報酬を手に入れています。 自由になったモンテヴェルディは国内外各地で活動したほか、趣味の錬金術(!)にも入れあげ、水銀と金を溶融させることに成功して大喜び。そして、官能的で不道徳なオペラ「ポッペアの戴冠」まで書くなど、むしろ宮廷時代よりも世俗的なほどで、作品にも生々しい情感が投影されたりしています。【モンテヴェルディの音楽が全部まとまった便利なセット】戦乱や疫病の混乱のおかげで、多くのオペラやバッロのほか、ペストの死者を悼む荘厳なレクイエムなどの宗教曲が失われてしまったのは残念ですが、それでもライフワークだったマドリガーレや出世作のオペラ、晩年のオペラ、宗教音楽の傑作がCD30枚分も遺されたのは有り難いことで、音の資料としても貴重です。 ブックレットは8ページの簡易なものとなっていますが、これは深刻な欧州インフレ下で価格を抑えるため仕方のない面もあります。【当サイトでの取り組み】せっかくの30枚組ボックスなので、当サイトでは鑑賞時に便利な情報として、「演奏情報」、「作品情報」、「演奏者情報」、「日本語トラックリスト」、「作曲者情報」、「原語歌詞」、「原語トラックリスト」などを掲載しておきます。 作曲者情報については、各種資料から情報を得てモンテヴェルディの生涯を年表形式で掲載。 原語歌詞については、機械翻訳でも大意がつかめるように調整し、トラック番号と共に掲載。量が多いためマドリガーレとオペラは既発売ボックスのページに掲載してリンクしています。また、「倫理的、宗教的な森」は、実際の演奏に合わせた曲順としているほか、「聖母マリアの夕べの祈り」も演奏に合わせて調整しています。 情報は今後も増やしていく予定です。▶ Brilliant Classics 検索 目次◆ 作品情報◆ 演奏情報◆ 演奏者情報◆ 日本語トラックリストマドリガーレ集、倫理的・宗教的な森、3声のカンツォネッテ集、聖母マリアの夕べの祈り、小品集、ミサ曲集と詩篇歌集、オルフェオ、ウリッセの帰還、ポッペアの戴冠◆ 作曲者情報(モンテヴェルディ年表)クレモナ時代、マントヴァ時代、ヴェネツィア時代◆ 原語歌詞マドリガーレ集(既発売商品ページ)、倫理的・宗教的な森、3声のカンツォネッテ集、聖母マリアの夕べの祈り、小品集、ミサ曲集と詩篇歌集、オペラ(既発売商品ページ)◆ 原語トラックリストマドリガーレ集(既発売商品ページ)、倫理的・宗教的な森、3声のカンツォネッテ集、聖母マリアの夕べの祈り、小品集、ミサ曲集と詩篇歌集、オペラ(既発売商品ページ)◆ 年表付き商品説明ページ一覧 作品情報◆ マドリガーレ集(CD1〜12)◆ 倫理的・宗教的な森(CD13〜15)サン・マルコ寺院の礼拝のために作曲された40曲のモテットとミサを収めた教会音楽集。敬虔な美しさだけでなく、ときに劇的な効果や転調の面白さなども盛り込んだ作風は変化に富む多彩なものです。◆ 3声のカンツォネッテ集(CD16)モンテヴェルディが17歳の時にヴェネツィアで出版された作品。21曲から成り、楽譜の表紙には、クレモナ出身の17歳の作曲家で、クレモナ大聖堂楽長マルチャントニオ・インジェニェーリの弟子であると記載。さらにパトロンのピエトロ・アンブロジーニへの献辞が記されています。◆ 聖母マリアの夕べの祈り(CD17〜18)マントヴァ時代の作品ですが、ヴェネツィア様式ともいえる2重合唱も活躍。全曲の構成は、定旋律に基づく5曲の詩篇唱とその間にはさまれている4曲の交唱を軸とするもので、全奏による序唱にはヒット作「オルフェオ」のファンファーレも使用されて壮麗な仕上がり。◆ 小品集(CD19)17世紀イタリアでは楽譜出版が盛んにおこなわれ、1615年の「パルナッスス・ムジクス・フェルディナンデウス」以降、いくつもの聖楽コレクションが出版。特に宗教音楽の小品が人気を博したことから、出版人や作曲家が編者となって、作曲家たちから作品を集めてアンソロジーを出版するということがおこなわれるようになります。イタリア各地の宮廷で人気のあったモンテヴェルディの作品もそうした曲集に含まれており、短いながらも手の込んだ装飾や大胆な技法を盛り込んだ作品を提供してもいました。出版利益や作曲報酬だけでなく、現代で言うところのプロモーション的な性格も持った出版事業だったと考えられますが、おかげで400年後の現在でもこうした気の利いた作品が楽しめるのは朗報です。◆ ミサ曲集と詩篇歌集(CD20〜21)モンテヴェルディの死後にアレッサンドロ・ヴィンチェンティによってまとめられ出版された「ミサ曲と詩篇歌集」には、モンテヴェルディの15曲のほか、弟子だったカヴァッリのマニフィカトも収められています。出版は成功だったため、ヴィンチェンティは翌年にはモンテヴェルディの遺品から未発表のマドリガーレを集めて「マドリガーレ曲集第9巻」を出版してもいます。 CD21のトラック1から7までは、モンテヴェルディが「聖母マリアの夕べの祈り」と同時に出版したゴンベールのモテットによるパロディ・ミサ「『その時イエスは』による6声のミサ曲」が収められています。当時、モンテヴェルディは、守旧派「第1作法」の擁護者で評論家(?)のアルトゥージから、作曲手法が伝統に従っていないと出版物まで使って攻撃されており、そうした批判をかわす目的もあったと考えられる作品。パレストリーナばりの美しさにさらにモンテヴェルディ流のドラマを持ち込んではいるものの技法は「第1作法」に収まっており、同時出版の「聖母マリアの夕べの祈り」の天才ぶりとは大きく傾向が異なるとはいえ、これはこれで傑作です。 CD20とCD21の収録曲は、パロディ・ミサ以外はすべて1650年出版の「ミサ曲と詩篇歌集」の中の作品です。 CD20のトラック1から6までは「4声のためのミサ曲」で、ほかは詩篇歌が14曲と、弟子のカヴァッリのマニフィカト。どれも個性豊かです。◆ オルフェオ(CD22〜23)物語は有名な「オルフェオとエウリディーチェ」の物語。律動的でそれまでよりも細かく書き込まれたレチタティーヴォ、声のヴィブラートの効果的な用い方、そしてリラの伴奏で歌われるオルフェオの歌など、音楽の力が全面に活かされた書法となっています。◆ ウリッセの帰還(CD24〜26)古代ギリシャの伝説的詩人ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』をベースに、トロイア戦争の英雄ウリッセ(オデュッセウス)が貞節な妻、ペネーロペの元に帰還する物語。アーノンクールとポネルがチューリヒ歌劇場において1970年代後半に上演したモンテヴェルディ3部作のひとつです。これらのプロダクションはまさにオペラ上演史の金字塔と呼ぶべきもので、今尚その魅力は大きな輝きを放っています。トロイア戦争に勝利したウリッセ(オデュッセウス、ユリシーズ)が、苦難の旅路の果てに20年ぶりに故郷に帰還。しかし妻ペネロペには3人の男たちが言い寄っており、ペネロペは、ウリッセの残していった弓を引いた者と結婚すると宣言。女神ミネルヴァの助けにより老人に化けたウリッセが登場し、その弓によって男たちを殺害。ウリッセの息子のテレーマコと、羊飼いのエウメーテは老人の正体がウリッセであると知らされ、ペネロペにも伝えられるものの、ペネロペは信じることができず、ウリッセが元の姿に戻っても疑っていたものの、ベッドの刺繡の模様について話すとようやく信じて幕。 ◆ ポッペアの戴冠(CD27〜30)ポッペアの戴冠は、モンテヴェルディが1642年に完成した生涯最後のオペラ。題材を神話ではなく史実からとっていることや、また、脇役たちの活躍、さらに、音楽的にも半音階的なマドリガーレのスタイルを取り入れて劇的な効果を生んでいることなど、新機軸多数の力作となっており、オペラ史に燦然と輝く傑作です。物語は、ローマ皇帝ネロが、武将のオットーネの妻でローマで一番の美女ポッペアと不倫し、ついには皇后のオッターヴィアを追い出してポッペアがその地位につくという不道徳なものですが、史実では皇后オッターヴィアは殺されているので、オペラでは多少やわらげられています。目次へ 演奏情報◆ マドリガーレ集、小品集、「倫理的・宗教的な森」、ミサ曲と詩篇歌集全体の6割、CD18枚分で指揮しているのは、アーノンクールやレオンハルトの薫陶を受けながらキャリアの基礎を築き、指揮者、教師として放浪の旅をした後、モンテヴェルディの音楽に魅了され「レ・ヌオーヴェ・ムジケ」を設立したオランダのクライン・クーツフェルト。小型オルガンまで製作させるほどの徹底ぶりで入念で美しい演奏を聴かせています。◆ 「聖母マリアの夕べの祈り」イタリアのバルダッツィ指揮アンサンブル・サン・フェリーチェと管楽器・打楽器アンサンブルのラ・ピファレスカが演奏。打楽器の積極的な使用で驚かせる興味深い演奏です。この打楽器入りに慣れるとけっこうクセになります。◆ 3声のカンツォネッテ…
出荷目安の詳細はこちら商品説明3世代の作品をオーボエ編曲で辿る、バッハ家への音楽による招待状ドイツのオーボエ奏者アルブレヒト・マイヤーのニュー・アルバムは、ヨハン・セバスティアン・バッハ[1685-1750]とその一族による作品のオーボエ編曲集です。世界最高のアンサンブルのひとつ、ベルリン・バロック・ゾリステンと共演しています。 演奏されているのは、ヨハン・セバスティアン・バッハの大叔父であるヨハン・クリストフ[1642-1703]で始まり、2人の息子カール・フィリップ・エマヌエル[1714-1788]とヨハン・クリストフ・フリードリヒ[1732-1795]で終わるバッハ一族の3世代の作品です。というわけで、このコンピレーションはバッハ家への音楽による招待状と言えるかもしれません。 最も初期の作品はヨハン・クリスティアンのラメント『ああ、私の頭が水で満ちていたなら』の編曲版で、原曲は1670年代初期にアイゼナハで作曲されたアルトと弦楽のための作品です。非常に表現力に富む作品で、執拗な不協和音に満ちているのは、その歌詞の中で人間の魂が罪に打ちひしがれ、涙を流していることを反映しているからです。ヨハン・セバスティアンの仕事は多岐にわたり、長く残っている作品も同様に変化に富んでいます。『協奏曲イ長調 BWV1055』は勢いのある陽気な作品で、おそらくケーテン時代の作品です。私たちにとってはコレギウム・ムジクムのために、1730年代後期にライプツィヒでバッハが編曲したチェンバロと弦楽版のみで知られていますが、ソロとトゥッティの生き生きとしたかけあいは原曲がむしろもっと早い時期のものであることを示唆しており、おそらく1721年頃ケーテンで書かれたものと思われます。オリジナルのソロ楽器はオーボエだったのではないかという声も多くあります。一方、『復活祭オラトリオ』の「私の死の憂いは和らぎ」は明らかにバッハのライプツィヒ時代に書かれています。この牧歌的な曲は初め1725年にザクセン=ヴァイセンフェルス公クリスティアンの誕生日のための世俗カンタータとして作曲されました。そのメロディは不滅の名作『G線上のアリア』や冗談を意味する『バディネリ』と同様覚えやすいもので、おそらくバッハのよく知られた器楽作品のひとつとなるでしょう。 その他、バッハの仲間であるゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェルによる『あなたがそばにいてくだされば』、ヨハン・クリストフ・フリードリヒの『鍵盤楽器のための協奏曲イ長調』、カール・フィリップ・エマヌエルの『チェンバロ協奏曲ト長調』が収録されています。 アルブレヒト・マイヤーが2021年に発売した『モーツァルト・アルバム』は、ドイツ・クラシック・チャートで2ヵ月連続1位になるなど大成功を収めています。(輸入元情報)【収録情報】1. J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第4番イ長調 BWV.1055〜オーボエ・ダモーレ&バロック・アンサンブル編2. J.S.バッハ:エア〜管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068より第2曲、コーラングレ&弦楽編3. J.S.バッハ:バディネリ〜管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067より第7曲、M.シュピンドラーによるオーボエ&弦楽編)4. J.C.F.バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲第2番イ長調〜M.シュピンドラーとA.マイヤーによるオーボエ&弦楽編5. シュテルツェル:あなたがそばにいてくだされば(J.S.バッハのアリア BWV.508より、オーボエ、ヴァイオリン&弦楽編)6. J.S.バッハ:私の死の憂いは和らぎ〜復活祭オラトリオ BWV.249より第7曲、オーボエ・ダモーレ、2つのリコーダー&弦楽編7. C.P.E.バッハ:チェンバロ協奏曲ト長調〜M.シュピンドラーとA.マイヤーによるオーボエ&弦楽編)8. J.C.バッハ:ああ、私の頭が水で満ちていたなら(ラメント)〜M.シュピンドラーによるコーラングレ、ヴァイオリン&弦楽編 アルブレヒト・マイヤー(オーボエ・ダモーレ:1,6、オーボエ:3-5,7、コーラングレ:2,8) ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(ヴァイオリン:5,8) ベルリン・バロック・ゾリステン 録音時期:2023年1月28日〜2月1日 録音場所:ベルリン、シーメンスヴィラ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) デジパック仕様
出荷目安の詳細はこちら商品説明妥協なき18世紀フランス音楽解釈。才人プランティエらが綴るガット弦芸術の魅力古楽研究の世界的中心地のひとつバーゼル・スコラ・カントルムでキアラ・バンキーニ門下に学んだ後、バンキーニ率いるアンサンブル415や「ALPHA」に名盤の多いカフェ・ツィマーマンで中心メンバーとして活躍してきたバロック・ヴァイオリン奏者ダヴィド・プランティエ。 今回のアルバムは2021年にリリースされ日本でもレコード芸術誌特選に輝くなど高く評価されたルクレールのソナタ集の続編とも言うべきもので、大バッハと同世代のフランスでいち早く協奏曲集を出版したオベールから、グルックやC.P.E.バッハと同い年でマリー=アントワネットの時代まで活躍したドーヴェルニュまで、フランス18世紀前半最大のヴァイオリン作曲家と言うべきルクレール「以外」の重要なフランス人作曲家たちのソナタを厳選。コレッリやヴィヴァルディら本場イタリアの大家たちの様式をよく咀嚼、フランス古来の舞曲様式も織り交ぜた典雅にしてダイナミックな作品の数々が、強い求心力のあるプランティエらの美音と精妙な解釈を通じ、各曲の魅力が際立つ深い彫琢の演奏解釈で味わえます。 ルクレール作品同様、重音奏法や急速なパッセージが映える曲が多いのも特徴のひとつ。短調作品での哀調と熱情も強く打ち出され、通奏低音にコントラバスも導入していることによって充実した響きが堪能できるのはレ・プレジール・ド・パルナスの録音ならではと言えるでしょう。フランス18世紀音楽が軽妙洒脱なだけではない、探り甲斐のある奥深さに満ちていたことを伝える充実の1枚です。(輸入元情報)【収録情報】● ジャン=ピエール・ギニョン[1702-1774]:ソナタ ハ短調 Op.1-9(1737) 1. Andante 2. Allegro 3. Allegro poco 4. Allegro gratioso● ジャン=ジョゼフ・カサネア・ド・モンドンヴィル[1711-1772]:ソナタ イ短調 Op.1-6(1733) 1. Adagio 2. Fuga 3. Largo 4. Tempo Gavotta * 5. Allegro● ジャック・オベール[1689-1753]:ソナタ ニ長調(1739)(ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集 第5巻〜第6曲) 1. Allegro ma non troppo 2. Largo ** 3. Gavotta I/II 4. Ciaccona● ジャン=バティスト・カンタン[1690-1742]:ソナタ ニ短調(1728)(ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集 第3巻〜第10曲) 1. Largo 2. Corrente 3. Sarabanda 4. Grasioso● アントワーヌ・ドーヴェルニュ[1713-1797]:ソナタ ハ短調 Op.2-6(1739) 1. Grave e stacato 2. Allegro 3. Aria andante 4. Giga allegro● シャルル=アントワーヌ・ブランシュ[1722-1779]:ソナタ ロ短調(1748)(ヴァイオリン独奏と低音部のためのソナタ集 第1巻〜第12曲) 1. Largo 2. Allegro 3. Allegro * ジャン=バティスト・キュピ[1711-1788]:ヴァイオリン独奏に通奏低音を添えたソナタ集 第1巻〜第2曲より(1738) ** モンドンヴィル:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.1-3より レ・プレジール・ド・パルナス(古楽器使用) ダヴィド・プランティエ(ヴァイオリン) アナベル・リュイ(チェロ) ヴィオレーヌ・コシャール(チェンバロ) リュドヴィク・クティノー(コントラバス) 録音時期:2023年7月 録音場所:フランス中西部シャラント県ヴァンデル、レ・モディヨン 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明バロック・ヴァイオリンの名手と仲間たちが非凡な能力でその時代の雰囲気を表現バロック・ヴァイオリン奏者、指揮者として活躍するイギリスのジョン・ホロウェイ。前作『ダウランドとその時代のパヴァーヌとファンタジー』はルネサンスの作曲家ジョン・ダウランドの『涙のパヴァーヌ』を中心とした曲でプログラムが組まれたアルバムでしたが、今作はバロック時代の作曲家ヘンリー・パーセルの『ファンタジア集』です。 ホロウェイはその詳細なライナーノーツで『ファンタジア集』について「パーセル自身の室内楽の中でまもなくソナタに代わるであろう一種の音楽へ個人的に別れを告げるように、バード、ローズ、ジェンキンズ、ロックの一番よいところを抽出したそれらの素晴らしいものを見ることがどれほど魅力的なことか」と述べています。 パーセルの『ファンタジア集』は、難解な対位法とその時代のすべてのポリフォニーのテクニックの素晴らしさを統合した、このジャンルの中で最も優れた、最も複雑さをもった作品と見られています。ホロウェイとアンサンブルのメンバーによる3声と4声のファンタジアの演奏は、作曲の構造に対する深い洞察を示し、作曲家の新たな視点を明らかにしています。ホロウェイはそれについて「喜びと悲しみの間のわずかな隙間を歩み、彼の時代の特徴的な雰囲気であった憂鬱を美しく表現することができる非凡な能力」であると書いています。(輸入元情報)【収録情報】パーセル:1. ファンタジア第10番2. ファンタジア第1番3. ファンタジア第4番4. ファンタジア第5番5. ファンタジア第6番6. ファンタジア第2番7. ファンタジア第7番8. ファンタジア第8番9. ファンタジア第9番10. ファンタジア第3番11. ファンタジア第11番12. ファンタジア第12番 ジョン・ホロウェイ(ヴァイオリン) モニカ・ベーア(ヴィオラ) レナーテ・シュタインマン(ヴィオラ) マルティン・ツェラー(チェロ) 録音時期:2015年3月25-27日 録音場所:チューリッヒ放送スタジオ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明日本語解説付きアラールのバッハ・シリーズ華麗なるチェンバロの音色で聴く『半音階的幻想曲とフーガ』小編成による『ブランデンブルク協奏曲第5番』も収録!新世代を代表するチェンバロ&オルガン奏者、バンジャマン・アラールによるバッハのシリーズ、第9巻の登場です。有名な『半音階的幻想曲とフーガ』をはじめ、オケ・パートは総勢5名(ヴァイオリン2、ヴィオラ1、通奏低音1、フルート1)で演奏された『ブランデンブルク協奏曲第5番』まで、アラールの雄弁なチェンバロが華麗に響き渡る、怒涛の内容です。 ケーテン時代にバッハが仕えたレオポルト侯爵は、信仰の妨げになるとして音楽を制限したカルヴァン派だったため、この時期、教会カンタータは書かれず、ブランデンブルク協奏曲や無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータなど、世俗音楽が多数成立しています。前作の第8巻ではクラヴィコードが用いられていることでも話題になりました。『半音階的幻想曲とフーガ』についてアラールは、バッハの最初の妻マリア・バルバラの予期せぬ辛い死の余波の中で作曲された可能性が高いと述べ、この苦悩に満ちた性格はクラヴィコードにも適していると考えたけれど、最終的にヒエロニムス・アルブレヒト・ハス(Hieronymus Albrecht Hass)作の素晴らしいチェンバロで演奏しています。結果、広い音域、そして様々なストップ(リュートストップなど)のおかげで、さまざまな音色を聴くことができ、また、アラールのよい意味でのけれん味も感じさせる演奏が非常に映えています。イギリス組曲からは3曲を収録(イギリス組曲第1番初稿、第2番、第4番は第3巻に収録)。イギリス組曲は1719〜1725年に成立されたと考えられております。ラ・プティット・バンドでも演奏していたアラールは、彼らとのブランデンブルク協奏曲第5番でも際立った演奏をして人々の印象に残っていますが、ここでのアラールは歌と華やかさが炸裂しています。 アラールがまさに乗りに乗っていることを感じさせる、超充実の第9巻です!(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集 Vol.9〜ケ−テン、1717-1723〜幸福なときDisc11. 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.9032. イギリス組曲 第6番ニ短調 BWV.8113. 協奏曲 ハ長調 BWV.984(J.エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲ハ長調 Op.1-4の編曲)4. カンタータ『裏切り者なる愛よ』 BWV.203(チェンバロ(通奏低音)のみの伴奏によるバス独唱用カンタータ。歌詞作者不詳)Disc25. ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.10506. イギリス組曲 第3番ト短調 BWV.8087. イギリス組曲 第5番ホ短調 BWV.810 バンジャマン・アラール(チェンバロ/H.A.ハス、1740年製、ハンブルク) マルク・モイヨン(バス:4) シーン・ユイブレヒツ(フラウト・トラヴェルソ:5) アンヌ・ペッカ(ヴァイオリン:5) パウル・モンテイロ(ヴァイオリン:5) サマンサ・モンゴメリ(ヴィオラ:5) ロナン・ケルノア(バス・ヴィオール:5) 録音時期:2023年4月、5月 録音方式:ステレオ(デジタル) 輸入盤・日本語帯・解説付き
出荷目安の詳細はこちら商品説明マルティーニ:コペルティーノの聖ジュゼッペを称える三位一体のための音楽イタリアの作曲家、音楽理論家のジャンバッティスタ・マルティーニ(ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ)の名声は、ボローニャのサン・フランチェスコ聖堂で絶え間なく行った歴史家、理論家、音楽教師としての活動によるところが大きく、イタリア語で書かれ、イタリアで出版された最初の音楽史である彼の記念碑的な「Storia della musica」は、その時代の最も著名な人物たちから賞賛されています。 本アルバムに収録されている作品は、マルティーニの生涯におけるあまり知られていないエピソードに関するもので、彼が作曲家としても高く評価されていたことを示しています。 2023年4月21日にボローニャのサン・フランチェスコ聖堂で行われたコンサートを「Tatus」がライヴ・プロデュースした貴重な世界初録音です。(輸入元情報)【収録情報】マルティーニ:コペルティーノの聖ジュゼッペを称える三位一体のための音楽(ローマ、1753年)● ヴェルセット「Deus in adiutorium」● マルティーニ:Domine ad adjuvandum● アンティフォナ「Serve bone」● マルティーニ:Laudate Dominum omnes gentes● アンティフォナ「Similabo eum」● マルティーニ:マニフィカト ハ短調● トレッリ:トランペット・ソナタ ニ長調● イントナツィオーネ「Te Deum laudamus」● マルティーニ:テ・デウム ニ長調 Ecclesia Nova コンチェルト・ロマーノ アレッサンドロ・クアルタ(指揮) 録音時期:2023年4月21日 録音場所:ボローニャ、サン・フランチェスコ聖堂 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
出荷目安の詳細はこちら商品説明ジャズ界のスーパースターによるクラシック録音の未発表アルバム。CD2枚組ジャズ界のスーパースター、アメリカ出身のピアニスト、キース・ジャレットによるカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの『ヴュルテンベルク・ソナタ集』の未発表録音が初めて発売されます。「私はチェンバロ奏者がこのソナタを演奏するのを聴いて、ピアノ版にもなりうると感じたのです」とジャレットは話しています。1994年に録音され、今まで発売されることのなかったこの素晴らしい録音を聴くと、このピアニストがどの瞬間もこれらのソナタが暗に表現していることを聞き分けていることがわかります。この若い方のバッハ特有の表現方法である優しい音楽の冗談、巧妙で突然変化するテンポへの愛情、驚くべき波紋のように広がる着想・・・このすべてが見事に表現されています。演奏全体の流動性はおそらく偉大な即興技術を持ったアーティストによってのみ明らかにされうる特徴です。ジャレットの手の中で、C.P.E.バッハの新しい作曲スタイルの表現が発見された時のままの新鮮さを保っています。 キース・ジャレットの自宅スタジオ(Cavelight Studio)で1994年5月に録音されました。アルバムにはイギリスの音楽評論家ポール・グリフィスのライナーノーツが掲載されています(欧文)。CD2枚組。(輸入元情報)【収録情報】C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ集Disc1● ソナタ第1番イ短調(第1楽章:Moderato/第2楽章:Andante/第3楽章:Allegro assai)● ソナタ第2番変イ長調(第1楽章:Un poco allegro/第2楽章:Adagio/第3楽章:Allegro)● ソナタ第3番ホ短調(第1楽章:Allegro/第2楽章:Adagio/第3楽章:Vivace)Disc2● ソナタ第4番変ロ長調(第1楽章:Un poco allegro /第2楽章:Andante/第3楽章:Allegro)● ソナタ第5番変ホ長調(第1楽章:Allegro/第2楽章:Adagio/第3楽章:Allegro assai)● ソナタ第6番ロ短調(第1楽章:Moderato/第2楽章:Adagio non molto/第3楽章:Allegro) キース・ジャレット(ピアノ) 録音時期:1994年5月14-18日 録音場所:ニュージャージー州、Cavelight Studio 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明大好評「撥弦楽器のバッハ」第2弾の登場!名手アロン・サリエルがマンドリンで奏でるトッカータとフーガや無伴奏ヴァイオリン作品。アンコールとして、イザイのソナタ第2番から『妄執』も収録!イスラエル生まれのマンドリン奏者アロン・サリエルによる『撥弦楽器のバッハ』第2弾の登場。第1弾は無伴奏チェロ組曲を様々な撥弦楽器で演奏しましたが、第2弾ではリュート、オルガン、ヴァイオリンのための作品を2種類のマンドリンで演奏しています。全曲サリエル自らが編曲を手掛け、マンドリンの響きを最大限に生かした解釈でJ.S.バッハの有名な作品に新たな命を吹き込んでいます。 トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565は持続音で演奏されるオルガンとは全く異なる、重音の減衰の美を堪能することができる名編曲。マンドリンでの演奏では瞑想的ともいえる響きが生まれています。 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調 BWV.1003は驚くほどマンドリンに適していることがわかり、リュート組曲 BWV.998、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 BWV.1006からの抜粋では、新鮮な色彩感で奏でており、オリジナルとはまた違う魅力に溢れております。 最後に収録されたイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番の第1楽章『妄執』は、今やヴィルトオーゾ・ヴァイオリニストの定番の無伴奏ヴァイオリン作品。バッハのパルティータ第3番の前奏曲からの断片的な引用と、グレゴリオ聖歌「怒りの日」が循環主題として交互にあらわれます。サリエルの驚くべき技巧と豊かな解釈で聴くマンドリン演奏のイザイにも要注目。このアルバムを締めくくるにふさわしい選曲といえましょう。(輸入元情報)【収録情報】1. J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.5652. J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調 BWV.10033. J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV.1006〜前奏曲4. J.S.バッハ:前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998〜前奏曲、アレグロ5. イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 Op.27-2〜第1楽章『妄執』 編曲:アロン・サリエル アロン・サリエル(マンドリン:1,3-5、トスカーナ・マンドリン:2) フランチェスカ・ベネッティ(テオルボ:4) 録音時期:2020年8月(1-3,5)/2021年7月(4) 録音場所:ドイツ、ハノーファー、ステファンスティフト教会(1-3,5)/イタリア、レッチェ県カリメーラ、ホーラ音楽スタジオ(4) 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明ルセが迫る『フーガの技法』の核心巨匠ルセが『フーガの技法』を録音しました。近年オペラの指揮から鍵盤奏者まで、その活動の広さとその高さがますます円熟を迎え、際立っているルセ。ここでは大仰に構えることなく、一音一音に命を吹き込んでおり、すべての音が自然な息遣いのもとに豊かに響いております。バッハとこの作品が要求するあらゆる技巧と奥義を手に入れたものだけが成しえる表現。『フーガの技法』の核心に迫る演奏です。 2台チェンバロの作品でルセと共に奏でているのはコルネール・ベルノレ[1989-]。13歳で自作品を指揮して指揮者デビュー。2015〜18年はアニマ・エテルナでインマゼールのアシスタントを務めました。2014年以来、ルセ率いるレ・タラン・リリクでルセのアシスタントおよびチェンバロ奏者を務めています。(輸入元情報)【収録情報】● J.S.バッハ:フーガの技法 BWV.1080 1.Contrapunctus I 2.Contrapunctus II 3.Contrapunctus III 4.Contrapunctus IV 5.Contrapunctus V 6.Contrapunctus VI [per Diminutionem] in Stylo Francese 7.Contrapunctus VII per Augmentationem et Diminutionem 8.Contrapunctus VIII 9.Contrapunctus IX alla Duodecima 10.Contrapunctus X alla Decima 11.Contrapunctus XI 12.Contrapunctus XII [a 2 clav. rectus] 13.Contrapunctus XII [a 2 clav. inversus] 14.Contrapunctus XIII [a 2 clav. rectus] 15.Contrapunctus XIII [a 2 clav. inversus] 16.Canon in Hypodiapason (alla ottava) 17.Canon alla Decima in Contrapunto alla Terza 18.Canon alla Duodecima in Contrapunto alla Quinta 19.Canon [in Hypodiatessaron] per Augmentationem in Contrario Motu クリストフ・ルセ(チェンバロ/1750年以前ドイツ製、作者不明) コルネール・ベルノレ(第2チェンバロ:12-15) 録音時期:2020年11月29日〜12月2日 録音場所:パリ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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