24時間タイムセール
美容 健康関連ランキング
食品関連ランキング
ファッション関連
子供部屋 キッズ用品
家電・生活家電
お酒・アルコール類
花・DIY・犬・猫用品
ワイン、お酒類
ドリンク、コーヒー類
食品、健康類
カメラ、家電類
ホーム&キッチン
おもちゃ
ほしいものランキング
食品&飲料
1000円
1000円〜
2000円〜
3000円〜
4000円〜
美容・健康
産地アルゼンチン生産者ボデガ・ノートン品種マルベック 100%英字 Bodega Norton Reserva Malbecおすすめ料理バーベキュー、シンプルな肉料理飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード7792319678010輸入元エノテカ《肉食大国アルゼンチン》 アルゼンチンの国民1人当たりの牛肉消費量は世界第2位。年間約53.5kgを消費する、まさに肉食大国です。 (ちなみに日本は年間約29kgとのこと) 各地に「バリージャ」と呼ばれる肉料理専門店が多くあり、牛肉料理が最も種類豊富。 シンプルなBBQが人気ですが、17世紀以降のヨーロッパ移民文化に影響を受けた、牛肉のカツレツのような「ミラネサ」という料理もポピュラーです。 《このワインについて》 そんなお肉大好きアルゼンチンで造られたワイン。しかも最もポピュラーなマルベックとあれば、肉に合うこと間違いなし! 「果実味爆弾」と例えられるほどの凝縮した果実味が特徴のこのワインには、シンプルに塩コショウで味付けした牛肉が最高。 炭火で豪快に焼いた肉の旨味を、まるでステーキソースのようにしっかりと受け止めてくれます。 バーべーキューシーンでの鉄板ワインとして活躍してくれる、肉の相棒のようなワインです。 《生産者について》 ボデガ・ノートンの設立は1895年。創業から100年以上歴史のあるアルゼンチンの老舗ワイナリーです。 鉄道建設のためにアルゼンチンに来た英国人によって設立されました。 現在はクリスタルガラスで有名なスワロフスキー社がワイナリーを所有。低価格で高品質なコスパワインを多数生産しています。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲45丁N戊N己N 肉専用ワイン 肉ワイン リザーブ リザーヴ レゼルブ レゼルヴ レゼルバ レゼルヴァ レセルバフルボディ 辛口 子1酉26≪関連カテゴリ≫
産地フランス > 南西部生産者ドメーヌ・ドー品種ピノ・ノワール 100%英字Domaine d'O Pinot Noir飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750mlJANコード3760143731649輸入元ヌーヴェル セレクション《ブルゴーニュ流につくるリムーのワイン》ドメーヌ・ドーは2018年にワイナリーを買い取ったオリヴィエ・レムストラク=ベイクが設立したワイナリー。彼の父は同じく南仏のミネルヴォワで別のワイナリーを営んでおり、オリヴィエ氏も醸造家を志していました。しかし生まれ故郷がブルゴーニュだったこともあり、南仏でワインをつくりながらも心はブルゴーニュにありました。彼がこのリムーの地で目指すのは、クラシック・ブルゴーニュの南仏における新解釈。大小の小石が埋まる粘土石灰質土壌の点でブルゴーニュと似ている畑だといいます。基本的にはブルゴーニュの伝統に則った醸造を行いますが、リムーの地の方が温暖です。マロラクティック発酵を部分的にブロックするなどして、やり方ではなくワインのイメージでブルゴーニュワインに迫ります。昔のブルゴーニュに倣ったヘビーボトルを使っているのですが、重たい瓶の運搬による二酸化炭素の排出に対して、植林をすることでカーボンフットプリント・ゼロを達成するなど、環境意識の非常に高いワイナリーです。その味わいは決してブルゴーニュワインではありません。しかし南仏のニューワールド的な果実味の強いヴァラエタルワインとは違ったエレガンスがあります。心地よく飲める上品さと、親しみやすい雰囲気+価格。ブルゴーニュワイン好きの方がなんでもない平日の晩酌に飲むワインとしてご検討ください。《このワインについて》75%はステンレスタンク発酵・熟成、25%を新樽熟成したピノ・ノワール。ラングドック産のピノ・ノワールとは一線を画す上品さがあり、いい意味で「産地不明」な味わいです。マロラクティック発酵をしていないワインを50%以上ブレンドすることで、フレッシュな酸味を表現しています。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲43丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 味種類 :子4 酉18 惰K≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > ナパ > スタッグス・リープ・ディストリクト生産者シェーファー品種カベルネ・ソーヴィニヨン 100%英字Shafer Hillside Select Cabernet Sauvignon飲み頃温度16 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード0013528400023輸入元布袋ワインズ【パーカーポイント98+点】 [ワインアドヴォケイト 2021年12月の試飲] カベルネ・ソーヴィニヨン100%で造られた2018年のカベルネ・ソーヴィニヨン ヒルサイド・セレクトは、深いガーネット・パープルの色調を示している。大胆なクレーム・ド・カシス、ブルーベリーパイ、ブラックチェリープレザーブの香りに加え、燻製肉、香ばしい土、タールのヒント、スミレとプロヴァンスハーブの芳しい香りがゲートから突進してくる。フルボディの味わいは、筋肉質なブラックフルーツがぎっしりと詰まっており、しっかりとした粒状のタンニンと説得力のあるフレッシュさに支えられ、魅力的なハーブの香りを漂わせながら長く続く。 [Lisa Perrotti-Brownによる試飲 飲み頃予想2025-2050年]■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲34丁N戊N己N 山カベ ナパヴァレー ナパバレー ナパ・ヴァレー ナパ・バレーフルボディ 辛口 赤ワイン子1酉19≪関連カテゴリ≫東1
産地日本 > 山梨生産者マルスワイン品種マスカット・ベーリーA 100%英字Chateau Mars Muscat Bailey A Cuvee Aiyama Tatsuo醸造フレンチオークとアメリカンオークで18か月熟成、600本のみの瓶詰飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラス白ワイングラス内容量750mlJANコード4976881419087輸入元マルス 本坊酒造《日本ワインにも「テロワール」の概念を》「畑が違えば土壌や細かな気候などの栽培条件が異なり、それがその土地固有の典型的な味わいとしてワインに表現される」この考えがブルゴーニュワインのブランド価値を支えているものであり、高額なワインに多くの人が夢中になる理由の一つでしょう。これだけ多様なワインが流通する日本市場で、一つの銘柄を飽きずに飲み続けてもらうのはなかなか難しいことです。だからこそ限定したテロワールによる希少価値の高いワインの生産に、多くの生産者が取り組み始めています。マルスワインが近年リリースを始めたキュベシリーズもまさにそう。契約栽培農家の名前を表記したワインです。ブルゴーニュの畑違いほど明確な風味の差は感じられないでしょう。それには歴史が足りません。代わりに素晴らしく手ごろです。日本ワインの未来に期待しながら、キュベ違いを並べて飲み比べてみると面白いでしょう。《このワインの特徴》相山泰さんの畑は山梨県韮崎市穂坂地区にあります。山梨県のなかでも特に栽培条件に優れた地区で、日照や寒暖差に恵まれています。相山竜夫さんのキュベはフレンチオークとアメリカンオークを併用してつくります。とはいえ2樽のみの生産なので1:1のブレンドということ。この畑のテロワールでしょう。他のキュベに比べて果実味のフレッシュさが際立っているのが特徴とのこと。華やかでフルーツ感豊かな味わいです。《生産者について》鹿児島に本社を持つ焼酎メーカー本坊酒造が、洋酒生産に乗り出すために山梨県に1960年に設立したのが、マルス山梨ワイナリーです。今や全国に400近くある日本のワイナリーの中で、比較的手ごろな価格で楽しめるのがマルスワインの魅力です。それは安定した生産量と財務基盤を持つため。2017年にはマルス穂坂ワイナリーも設立し、たくさんの観光客を受け入れています。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲43丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 マスカットベリーA マスカット・ベリーA マスカット・ベイリーA マスカットベイリーA 惰K≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > ナパ > カーネロス生産者トルシャード・ヴィンヤーズ品種シラー 、 ジンファンデル 、 テンプラニーリョ 英字Truchard Shepherd Estate Red醸造フレンチオーク樽(新樽30%)で12ヶ月間熟成おすすめ料理マグロや牛肉のたたき、バーベキュー飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード0899062000819輸入元アグリ《手ごろなナパ・カベに渋みは必要?》ナパ・ヴァレー産のカベルネ・ソーヴィニヨンは当店の稼ぎ頭の一つであり、たくさんのレビューをいただきます。それに目を通していると、気に入って高評価をつける方が着目するポイントは「甘い風味」や「香りの豊かさ」「フルボディであること」など。「しっかりとした渋みが心地よい」というコメントは見つけられませんでした。高級なナパワインに渋みは必須です。そうしないと10年20年と熟成していきません。でも5000円前後のすぐ飲むナパ・カベにとって、タンニンってそんなに求められてないのでは?そうなるとそもそも、カベルネ・ソーヴィニヨンである必要性に疑問が出ます。もちろん名前が有名なので安心感はあります。でもカベルネ・ソーヴィニヨンはブドウの取引単価が高いので、必然ワインの値段も高めです。「フルボディで香りが甘く豊かであれば、カベルネじゃなくてもいいんじゃない!?」カベルネは全く入ってないこの秀逸なブレンドワインを飲めば、そう思ってしまうことでしょう。《生産者について》トルシャードはナパ・ヴァレーの南部、カーネロス地区にある家族経営のワイナリー。1973年に創業し畑を広げてきて、現在は113haも所有しています。生産量の7割は大手の生産者にブドウを出荷しているため、「トルシャード」ブランドでつくられるワインはそう多くありません。ブドウ販売で十分な利益が得られるからか、ワインはなかなか手ごろ。「本物の上質さ」を知る顧客によってすぐに完売するといいます。《テイスティングノート》熟したプラムやカシスのアロマに、ヴァニラや杉のようなニュアンス。シラーやテンプラニーリョの果実感の強さが表れています。品種特有の香りはあまり感じないので、「これカベルネだよ」と言われると信じ込んでしまうかも。口に含んでも香りどおりのまったり濃厚な味わいで、渋みも酸味もまろやか。だからかカベルネ・ソーヴィニヨン100%よりは1段階軽く感じるかもしれません。4000円台とは思えない風味の複雑さで、満足度の高いワインです。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲44丁N戊N己N フルボディ 辛口 赤ワイン酉12≪関連カテゴリ≫
産地ニュージーランド > セントラル・オタゴ生産者リッポン品種ピノ・ノワール 100%英字Rippon Mature Vine Pinot Noir飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750mlJANコード4573375239628輸入元ラックコーポレーション《生産者について》 リッポンのはじまりは、1982年にブドウ畑を開墾したときであり、それはセントラル・オタゴでのワイン栽培の歴史でもあります。それほど、ニュージーランド南端の地であるセントラル・オタゴは、冷涼な気候なのです。 ワインメーカーをつとめる息子のニック・ミルズは、ブルゴーニュのジャン・ジャック・コンフュロンやドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティで4年間修業し、リッポンでも無灌漑・ビオディナミ栽培を始めました。 《このワインについて》 リッポンの最初の畑であり最も樹齢の高いピノ・ノワールからつくられるのがこの「マチュア・ヴァイン」。ワナカ湖のそばにある日当たりのいい北向き斜面で育てられるため、ブドウの熟度は十分。 甘いニュアンスはほとんどない引き締まったベリーの香り。酸味の高さはドイツのものとも比肩するところがありますが、ボリューム感にはセントラル・オタゴらしさがあります。 《セントラル・オタゴの中で》 セントラル・オタゴのピノ・ノワールが美味しいことは、もうみなさんご存知でしょう。フェルトンロード、プロフェッツロック、ギブストン・ヴァレー、ヴァリ、リッポン・・・数多くの優良生産者がひしめきます。 その中でリッポンがあるワナカ湖のあたりは標高が高く非常に冷涼。そのためブドウが樹になっているハングタイムが長い。だから「濃い」とは違うのだけど、リッポンのワインには風味が緻密につまっている。そうニック・ミルズ氏は語ります。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲42丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 子4酉18≪関連カテゴリ≫南1
産地フランス > ブルゴーニュ > コート・ド・ニュイ > シャンボール・ミュジニー生産者オリヴィエ・バーンスタイン品種ピノ・ノワール 100%英字Bonnes Mares Grand Cru Olivier Bernstein飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750ml輸入元フィラディス《生産者について》 ジャンシス・ロビンソンMWやアラン・メドウズが注目するブルゴーニュの新星ネゴシアン。ジュブレ・シャンベルタンの特級畑を中心として、1級畑と特級畑を中心にラインナップ。そのブドウの質に応じて、ボーヌにある本社でオーク樽をつくるなど、ともかく品質にこだわる生産者です。 中には「ポスト・ルロワ」だと推す人すらいます。ルロワのワインは近年非現実的な価格です。割高感はもちろんありますが、比べるならまだ常識の範囲内です。 《若いころの典型的なテイスティングノート》 全房発酵に由来するブラックカラントやイチゴのようなフレッシュなアロマ。瑞々しく美しい口当たりに、複雑で愛らしい風味。堅牢でポテンシャルの高いワインです。 これが15年の熟成を経て、しっかり飲み頃に入り風味の複雑さを増しているものと思われます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲41丁N戊N己N フルボディ 辛口 味種類 :子3 酉18≪関連カテゴリ≫
産地ドイツ > バーデン生産者ベルンハルト・フーバー醸造所品種シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール) 100%英字Hecklinger Schlossberg Spatburgunder Bernhard Huber土壌粘土石灰質飲み頃温度15〜18℃おすすめグラスブルゴーニュグラス評価ワインアドヴォケイト誌95+点内容量750mlJANコード4029332186011輸入元ヘレンベルガー ホーフ《生産者について》 ベルンハルト・フーバー醸造所は、ドイツの南部、バーデン地方のマルターディンゲン村に居を構えています。その地がかつてピノ・ノワールの名産地であったことを知った故ベルンハルト・フーバー氏は1987年に醸造所を立ち上げ、2011年にはゴーミヨ氏で赤ワイン賞3冠に輝きました。 ベルンハルト氏の代で既にドイツの頂点に立っていたので、息子ユリアンが20代で引き継いだ時はワイナリーの行く末を心配されたものです。ところがユリアンはもっとすごい!よりピノ・ノワールとシャルドネへの注力を強め、樽熟成の風味を抑えた純粋さにあふれるつくりへとシフトしています。 《このワインについて》 シュロスベルクはフーバーの畑の中でも最も急斜面です。表土がとても薄く、石灰岩が露出しており、非常にミネラル豊かなワインとなります。一方で日照を最も活用できるため、凝縮感と力強さも兼ね備えます。 2018年は特に凶作という年ではなかったのですが、このヴィンテージ、グラン・クリュクラスのリリースは極少量です。というのも、ユリアンの選別が非常に厳しく、この畑のワインでもどんどん「アルテ・レーベン」などの中級・下級ワインに格下げしてしまうから。『たくさんつくらない』のです。それだけ「フーバーブランド」が世界で認められてきたということ。 今年から年に1回限りの入荷。それも限られた酒販店にだけ一度に出荷して輸入元完売。次回は翌年という販売法になりました。まるでブルゴーニュの人気生産者と同じ扱いです。 5年前なら年中いつでも手に入ったフーバーの特級畑。今年からは事情が違ってくると思ってください。 《片山によるテイスティングノート》 ともかくエレガントで凛とした印象。天高く突き抜けるようなシャープでスマートなバランス。酸は一番高く感じました。 4つの中で最も急斜面の畑であり、表土が薄い。それもあってかシャンボール・ミュジニー的なエレガンスを感じます。ゾンマーハルデの味わいとは全く対照的で、赤いフルーツの風味に少し鉄分のニュアンス。他の3つと比べて一番透明感を感じます。 例えるならルビー色。それも光にかざしたルビーのように、透き通ったイメージです。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲41丁N戊N己N 西3 グローセス ゲヴェックス Grosses Gewechs 特級畑 VDPミディアムボディ 辛口 ≪関連カテゴリ≫
産地ドイツ > プファルツ生産者ベルンハルト・コッホ品種カベルネ・ドルサ 100%英字Cabernet Dorsa Trocken Bernhard Koch醸造一部新樽のバリック18ヶ月熟成飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750mlJANコード4935919196253輸入元稲葉《カベルネ・ドルサについて》 「カベルネ」とつくとおり、以前はカベルネ・ソーヴィニヨンの交配品種と考えられていましたが、後にDNA分析によって否定。 正しくはレンベルガー(ブラウフレンキッシュ)とドルンフェルダーという、共にドイツの土着品種を交配させたものです。寒さに強く、同一の環境で育てた場合にはシュペートブルグンダーやドルンフェルダーよりエキス分が多くなるそうです。簡単に言うと濃いワインをつくりやすい。 このワインは一部新樽を使いながら18か月熟成されていることで、カベルネ・ドルサの力強さとインパクトをよく表しています。 《テイスティングノート》 色合いは濃厚で、大粒のよく熟したベリー、ブラックベリーやストロベリーなどの様々なフルーツを感じます。それだけでなく、ナツメグやクローヴに似ているんだけどちょっと違う、何とも言えない野性的な風味も。しっかり辛口で酸度はそれなりに高く、でも上品というより力強いという表現の方が当てはまる、不思議な味わいです。 お家にワイン好きが飲みに来た際これを出せば、彼・もしくは彼女の頭に盛大に「?」マークが浮かぶことでしょう。 《生産者について》 ベルンハルト・コッホはファルツに拠点を置く家族経営のワイナリーで、近年「ヴィヌム」や「ゴーミヨ」などの評価本で高評価を得るようになった大注目の生産者です。そんなコッホの醸造を務めるのはなんと兵庫出身の日本人女性である坂田千恵さん。「ブルゴーニュのピノが好きで、それに近づけたい」と語る彼女の活躍で、醸造所のあるファルツ地方でも特にシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)の評価はトップクラスです。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 ≪関連カテゴリ≫
産地ドイツ > プファルツ生産者ヴィラ・ヴォルフ品種シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール) 100%英字Villa Wolf Spatburgunder飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラス白ワイングラス内容量750mlJANコード4067554005567輸入元ヘレンベルガー ホーフ《生産者について》 モーゼルのカリスマ生産者、ドクター・ローゼンがファルツに所有するワイナリー。 ドクター・ローゼン氏はリースリングのスペシャリストであり、アメリカのオレゴン州やワシントン州にもコンサルタントをしているワイナリーがあります。 ヴィラ・ヴォルフはその中でもコストパフォーマンスに優れているのが特徴で、特にエントリークラスは非常に素直な味わいなのが魅力。さすが著名醸造家だけあり、味の安定感・欠陥のなさは文句のつけようがありません。 《ワインについて》 実売で2000円を切る価格ながら、しっかりピノ・ノワールの特徴のあらわれた赤ワイン。品種特性の軽やかな口当たりと赤い果実を思わせるチャーミングな果実味。温暖なファルツのワインだけあり、酸味は穏やかでフレンドリーなワインです。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲52丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 ワイン 赤ワイン子4酉18 惰K≪関連カテゴリ≫
産地南アフリカ > ステレンボッシュ生産者グレネリー・エステート品種メルロー 100%英字Glenelly Glass Collection Merlot 飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード6009802733189輸入元マスダ《生産者について》 ステレンボッシュ市の住宅街のすぐそばに、グレネリーのワイナリーと畑があります。 現在の体制としてスタートしたのは2003年。”新設”といっていいほど新しいワイナリーで、まだブドウの樹齢も低いのですが、既に南アフリカを代表するブランドのひとつとして数えられるレベル。 それはオーナーのメイ・エレーヌ・ドゥ・ランクザン夫人の手腕によるものです。 メイ夫人は、ボルドー2級のシャトー・ピション・ラランドの元オーナー。 南アフリカのこの地に可能性を見出し、一流のボルドーワインに引けを取らないものを作るべく指揮をとります。 豊富な資金力に支えられた素晴らしいコストパフォーマンスが魅力です。 《グラスコレクション シリーズ》 ワイナリーに併設されているグラスミュージアムにちなんだグレネリーのエントリークラス。 フラッグシップはボルドーにならったブレンドワインを作っているのですが、低価格帯のワインとしては品種ごとの方がわかりやすいだろうと考えてのことだとか。 メルローらしい柔らかいタンニンと滑らかな口当たりが素直に表現されています。普段飲みしやすい価格であることもたくさんリピートされる理由です。 オーク樽の風味はあまり目立たず、ステンレスタンク発酵によるフレッシュさを素直に感じられるスタイルです。 《テイスティングノート》 深く豊かな色、ダークフルーツの香りとスパイシーなプラムなど複雑な香りと凝縮した果実味。程良い酸味を持ち果実味、ボディ、オークの風味のバランスが良い。なめらかで綺麗なメルローで、今はもちろん少なくとも収穫から10年は楽しめます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 子1酉11
産地スペイン > フミーリャ生産者ファン ヒル品種モナストレル 100%英字Juan Gil Silver Label醸造ステンレスタンクで発酵、フレンチオークのバリック12ヶ月熟成(新樽1/3)飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスボルドーグラス評価ギア・ペニン93点内容量750mlJANコード8437005068070輸入元フィラディス《生産者について》 1916年にフアン ヒル ヒメネスによって設立されたこのワイナリー。スペインの地中海地方ムルシア州、フミーリャで4世代にわたってワインをつくり続けています。 《フミーリャの気候》 年間3000時間もの日照時間、夏は40度に達し降水量は300mmと非常に厳しい環境。 フアン ヒルのセラーがあるのは、標高700mほど。まわりの畑は石がごろごろとした石灰質土壌で、とても痩せています。 《栽培品種》 フアン ヒルにとって最も大切なのは、土着品種であるモナストレル。シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルドなどのフランス系品種も栽培しています。 どの品種も痩せて乾燥したこの土地によくあっており、他の地域より粒の小さく凝縮したブドウがとれます。 《ロバートパーカーの評価》 「魅力的な高品質ワインを、驚くべき価格で世に送り出している」と賛辞を送っています。 《このワインについて》 樹齢40年以上の古樹のブドウを使用。不毛な土地により自然と凝縮される果汁と、12か月のバリック熟成により、この価格にして非常に力強いワインとなっています。 《テイスティングノート》 ブルーベリーやブラックベリーなどの果実やオリエンタルなスパイスの中に、樽由来のトースティでスモーキーな香りがよく溶け込んでいます。ベルベットのように艶やかなタンニンは甘く、熟した果実は非常にジューシー。ボリュームあるアタックはモナストレルの特徴と言えるでしょう。 《勝手に売れていくワイン》 輸入元の営業様いわく「ワインがお客様を呼んでくれるから、勝手に売れていく。我々にとっては大変助かるワインです」とのこと。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲44丁N戊N己N フルボディ 辛口 子1銀のラベル いびつな形の樹 木の ラベル 銀色 メタリック 惰H≪関連カテゴリ≫
産地イタリア > トスカーナ > ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ生産者ペルティマリ(サセッティ・リヴィオ)品種サンジョベーゼ 100%英字Brunello di Montalcino Sassetti Livio Pertimali土壌粘土・石灰岩質飲み頃温度15〜18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード4543190212069輸入元ミレジム《生産者について》 ペルティマリは4世代にわたるブルネッロの生産者ですが、本格的に高品質のワインをつくり始めたのは1964年から。先代のリヴィオ・サセッティの代です。そのころワイナリーの移設を行い、現在の「ペルティマリ」としてスタートしました。今ではリヴィオの息子ロレンツォがワイナリーの運営を担っています。 ロバート・パーカーは著作の中で「もし私がブルネッロ・ディ・モンタルチーノをたった 1 本だけ味わえるとするならば、間違いなくペルティマリを選ぶだろう。」とまで称えています。 《このワインについて》 ワイナリーの看板ワインとなるブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。発酵温度が28-29℃と高めで10-15日間のマセラシオン。この期間を短めにすることで、果皮からの成分抽出を少なくし、軽快で柔らかなタンニンを持つようにしています。スラヴォニア産の3300Lの大樽で36か月熟成。 《テイスティングノート》 濃厚なルビーレッド。ブラックチェリー、ブラックベリー、プラムを思わせる黒果実のアロマに、甘いスパイスの風味が香ります。フレッシュな酸とエレガントで滑らかなタンニンを湛えた骨格の良い味わいです。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲33丁N戊N己N ブルネロ サンジョヴェーゼ グロッソフルボディ 辛口 子1酉15≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア生産者レベルリッジ品種ジンファンデル 100%英字Rebelridge zinfandel醸造アメリカンオークで9か月熟成飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード677892999851輸入元Grape Off ( グレープオフ )《生産者について》レベルリッジは、反抗的な3人のワインメーカーが出会い、価格高騰に不満を抱いたワイン業界に一石を投じるべく誕生しました。チーフワインメーカーはイタリアのヴァルポリチェッラ出身で、カリフォルニアの豊富な日照時間を活かし、果実味あふれる新しいワインスタイルを追求しています。彼のノウハウとローダイ地区の気候が融合し、気取らずに楽しめるフルーティーなワインを生み出します。レベルリッジシリーズのエチケットは、シンプルで美味しいワインを作りたいという彼らの願望を反映しています。《テイスティングノート》カシス、チェリー、ペッパー、バニラ、オークの香りに柔らかいタンニンとわずかな甘みが印象的。非常にフルーティーで完熟したジンファンデルです。(輸入元資料より抜粋)■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲44丁N戊N己N フルボディ やや辛口 カリフォルニア カルフォルニア カルフォルニアワイン ブレッド&バター ブレッドアンドバター 酉32≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > ナパ生産者コングスガード品種シラー 100%英字Kongsgaard Syrah Napa Valley飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750ml輸入元中川ワイン《生産者について》 ジョン・コングスガードが設立したこのワイナリーは、自社畑だけでなく契約畑からも素晴らしいワインをつくることで知られます。今では高級ワイン用のブドウ調達として一般的になった、オーダーメイドのブドウ栽培。ブドウの対価を収穫量ではなく栽培面積で支払うことでできる、低収量で品質を最優先した栽培を依頼することの第一人者なのです。 クオリティーに対する姿勢は尋常ではなく、品質に満足できない年は容赦なく生産量を減らします。 《このワインについて》 ハドソン・ヴィンヤードから購入するブドウで1996年からつくっているシラー。例年かなり高いパーカーポイントを獲得しています。 ジョン氏は自身のシラーについて「コート・ロティというよりはエルミタージュ」だと語ります。若いうちはタンニンがフルーツのニュアンスを覆ってしまっているものの、リリースから3年ほどたつとチャーミングなフルーツがきれいに現れてくる。その後はシャルキュトリーやバーベキューを思わせるような燻製肉の熟成香を感じるようになると言います。 【パーカーポイント98点】 [ワインアドヴォケイト誌 2015年12月のレビュー] ギガルのラ・ランドンヌのような偉大なコート・ロティを彷彿とさせるからだ。2014年、2013年ともに、牛の血、グリルしたステーキ、生の牛肉、チョコレート、アスファルト、トリュフ、ブラックオリーブのタプナードなどの香りが満載だ。2013年はさらにボディとコクがあり、ギガルの偉大なコート・ロティ、特にヴィオニエを使用していないコート・ロティと瓜二つだ。純粋な肉、血、黒い果実。このワインを試飲したとき、抗いがたい魅力を感じたが、今後15?20年かけて飲んでほしい。 [Robert M. Parker, Jr.による試飲 飲み頃予想2015-2035年]■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲44丁N戊N己N フルボディ 辛口 味種類 :子1 酉12 惰K≪関連カテゴリ≫
産地フランス > ラングドック・ルーション生産者マス・オネジム品種サンソー 55%、シラー 45%英字Mas Onesime Jour Fruit飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラス白ワイングラス内容量750mlJANコード3760256271391輸入元ヌーヴェル セレクション《試飲してワインを買うのが好きな方へ》都心部に住んでいると、百貨店のワイン売り場に足を伸ばせばなにかしらの試飲販売があります。一口飲んで気に入ったものを買う。口に合わないものは買わなければいいので、失敗の少ない買い方です。しかしその方法で購入できるのは、「試飲販売に強くて、輸入元が売りたいワイン」に限られてしまうのが一つのデメリットでしょう。生産量・輸入量が多く、小さなプラカップで飲んでも美味しいと思ってもらいやすい、濃厚な味わいのワインです。オーク樽熟成由来の香りが強めのものも有利です。このワインはピュアな果実味とスムースな口当たりを魅力にした、飲み心地のやさしさを追求したワイン。試飲販売では次のワインを飲んだ瞬間に忘れ去られがちなタイプです。でもそれゆえの良もあるんです。《テイスティングノート》ブドウ品種はサンソーとシラーのブレンド。どちらも果実味が豊かに現れる品種ですが、ステンレスタンク発酵・熟成でオーク樽は使わないので、どっしり重たくはならずフルーツ感がピュアに現れています。ブラックベリーやアメリカンチェリーのような熟したベリー系果実のアロマ。渋味はそれほど目立たず、適度な酸味と合わせて口当たりは極めてスムースです。決して高級ワインの味はしませんが、2000円台前半の赤ワインにそれは求めませんよね?この価格なりにストレスなく肩の力を抜いて飲めるのが魅力です。いつもは濃厚ワインがお好きな方。「今日はちょっと疲れ気味だから、赤ワインはパスしてビールにしよう」ってことありませんか?濃厚さに体が構えてしまっているんです。そんなときにこの「ジュール・フリュイ」です!《生産者について》ラングドックにあるAOC「フォジェール」に含まれる村であるラ・リキエール村に、マス・オネジムはあります。3代目のオリヴィエ・ヴィラヌーヴァが2011年から自社瓶詰を始めました。ビオディナミで栽培することに誇りを持っており、この「ジュール・フリュイ」はビオディナミカレンダーにおける「果実の日」の意味。2021年に誕生したばかりの、ワイナリーの看板を背負うワインです。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲45丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 味種類 :子1 惰K≪関連カテゴリ≫
産地フランス > ブルゴーニュ > コート・ド・ニュイ > ヴォーヌ・ロマネ生産者アルヌー・ラショー品種ピノ・ノワール 100%英字Vosne Romanee Arnoux Lachaux飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750ml輸入元フィラディス《生産者について》 アルヌー・ラショーはヴォーヌ・ロマネ村で150年以上つづく名門。 もともと「ロベール・アルヌー」名義だったものを、2008年に現在の名称に変更しました。 現在の当主はシャルル・ラショー氏。彼が2015年に引き継いでから白地に青い家紋の洗練されたエチケットに変更。その後とんでもない値上がりを見せています。もう明らかに異常なレベルです。 白地をえんじ色のラインが挟むエチケットは父のパスカル・ラショー氏の作品。現在の全房発酵のスタイルとは違うなど相違点は多いのでご注意ください。 《価格比較》 商品登録時に楽天市場で調べた限り、ヴォーヌ・ロマネ村名格の2019年は約24万円で売り切れたものが見つかりました。(やや極端な例だとは思います) 代替わりしているため同列に語ることはできませんが、少し熟成感が出てきているだろうバックヴィンテージで価格1/4以下というのは魅力的ではないでしょうか。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲41丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 味種類 :子3 酉18≪関連カテゴリ≫
産地南アフリカ生産者ベルタス・フォーリー品種ピノタージュ 100%英字Barista Pinotage飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750ml輸入元スマイル《ブランドについて》 「バリスタ」とはコーヒーのスペシャリストであることを表す称号。「ワインになぜその名前?」と思われるでしょうが、理由があります。南アフリカ産ピノタージュの一つのスタイルとして確立してきた「コーヒーのような風味を持つ赤ワイン」。その生みの親がこの「バリスタ」シリーズを手掛けるベルタス・フォーリー氏なのです。 彼は南アフリカ最大の生産者「KWV」でシニアワインメーカーとして働いた経験を持ち、その腕前は確か。その後のキャリアのなかで、強くローストしたオーク樽で熟成したピノタージュを生み出しました。 コーヒーの香りを感じることは、カベルネ・ソーヴィニヨンやその他の品種でも時折あります。でもこれほど顕著なものは他にないでしょう。ピノタージュの果実感だからこそです。 《このワインについて》 コーヒーの風味は樽のローストによって起こるメイラード反応などの香りなのでしょう。ロースト仕立てのコーヒー豆が放つ、少し甘く香ばしいアロマ。それを鼻からも感じますし、飲み込んだ後の香りでも感じます。プラムやチェリーなどの熟したベリーの果実味。しなやかで控えめな渋みを持ちます。 このワインをコーヒー屋さんを営む知人に飲んでもらったことがあります。「コーヒーかなぁ?」と首を傾げられてしまいました。様々なフルーツのアロマを持つスペシャルティーコーヒーに日々触れている人は納得させられないかも。「コーヒーは好きでよくコンビニで買うけど小難しいことは知らないよ」という方にこそ試してもらいたいです。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲55丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 味種類 :子2 酉27 惰H≪関連カテゴリ≫
産地オーストラリア > バロッサ・ヴァレー生産者カレスキー品種デュリフ(プティット・シラー) 100%英字Kalleske Buckboard Durif飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード9338191000105輸入元GRN《生産者について》 1853年に設立されたカレスキー。南オーストラリア州きっての銘醸地であるバロッサ・ヴァレー、グリーノックに位置します。 それから約170年間、一貫して無農薬・無肥料でブドウを栽培してきました。「有機栽培」という概念がない時代からです。オーストラリアを代表するプレミアムワインで、ペンフォールズがつくる「グランジ」にブドウ提供してきた栽培家の一つでもあります。 シュナン・ブランやカベルネ・ソーヴィニヨンなど多様な品種を栽培していますが、特に評価が高く樹齢の高い畑を持っているのは、シラーズやグルナッシュなどのローヌ品種です。 カレスキーのワインは、単なる「濃厚」という言葉ではあらわせない、ブドウのパワーのようなものを感じます。 《このワインについて》 デュリフとはプティ・シラーの別名。カリフォルニアやオーストラリア、フランス、イスラエルで栽培されていて、ワインに色の濃さとタンニンを補強する目的でブレンドされることが多いです。 このワインについては25%の新樽をつかったアメリカンオークで熟成されているため、若いうちから渋みが強烈ということはありません。しかし口当たりの厚みからはタンニンの豊富さを感じます。噛み応えのある輸入牛肉を食べるときにはピッタリのパートナーでしょう。 《テイスティングノート》 まずインクのような色の濃さに驚かされます。ベリーの香りに交じって、フルーツを練りこんだパウンドケーキのようなアロマ。バニラやクローヴなども感じる複雑な香りです。文句なしの豊潤なフルボディ。力強く濃厚なワインなのですが、ほのかな酸味の上品さに樹齢の高さをうかがわせます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲44丁N戊N己N 瓶の肩に数字 荷馬車フルボディ 辛口 子1≪関連カテゴリ≫
産地レバノン > ベッカー・ヴァレー生産者シャトー・ミュザール品種カベルネ・ソーヴィニヨン 33% 、 サンソー 33% 、 カリニャン 33%英字Chateau Musar Red醸造9カ月間セメントタンクにて発酵、熟成。その後新樽比率30%のフレンチオークで熟成、ブレンド後9か月タンク熟成して瓶詰め。瓶熟3〜4年で出荷飲み頃温度15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード5017469111609輸入元ジェロボーム《レバノンってどこ?》 シャトー・ミュザールがあるレバノンは、地中海の東端に面した国。イスラエルの北側でシリアなどに国境を接します。 ワイン産地としてご存知の方は少ないでしょうが、ワインづくりの歴史は6千年以上に及ぶと言われています。緯度は低めなのですが、標高1000m以上に畑があるので、寒暖差が大きくレベルの高いワインを生み出します。 1975年から断続的に内戦や隣国との武力衝突が続き、2020年には人類史に残る爆発事故が起こるなど、まだまだ不安定な情勢の中でワインをつくる生産者たちを取りあげたのが、2022年冬公開の映画です。現在公開できる情報は少ないのですが、その映画の中で非常に大きく取り上げられているのが、このシャトー・ミュザールです。 《生産者について》 シャトー・ミュザールは1930年、ガストン・ホシャールにより設立されました。レバノンで初めてオーガニック認証を得たワイナリーで、この「シャトー・ミュザール・レッド」が世界で高い評価を受けています。現当主で2代目のセルジュ・ホシャールは、イギリスのデキャンター誌から最初にマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。 「ワインは実に偉大な師だ。人々の心を通わせるのだからね。心が通えば平和になる。戦争はしない。」平和を願う彼の言葉が多くの人に伝わって欲しいものです。 《このワインについて》 カベルネ・ソーヴィニヨン、サンソー、カリニャンを1/3ずつブレンド。珍しい組み合わせです。非常に力強いタンニンを持つ長熟のワインで、瓶詰から3〜4年待ってリリースされます。 ろ過や清澄をしていないため、熟成してくると澱が大量に溜まります。ワイナリーもデキャンタして提供することを強く推奨しています。 スモーキーな香りにつつまれて、ブラックフルーツやダークチョコレートのアロマ。骨格がしっかりとした味わいで、ボルドーの上級シャトーとコート・ロティを足して2で割ったような風格を感じます。 レバノンというあまり聞かない産地にも、こんなグラン・ヴァンがあったのかと驚かせてくれるでしょう。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲23丁N戊N己N フルボディ 辛口 子1酉19
産地ニュージーランド > ホークス・ベイ生産者トゥー・リヴァース品種メルロー 100%英字Black Cottage Hawke's Bay Merlot醸造新樽比率20%のフレンチオークで18か月熟成飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラス白ワイングラス内容量750mlJANコード9421905196086輸入元サザンクロス《生産者について》 マールボロで生まれ育ったワインメーカー、デイビッド氏が『トゥーリバーズ』を設立したのは2004年。マールボロの地にとって非常に重要な2つの川、ワイラウリバーとアワテレリバーから命名しました。 17歳からワインに興味を持ったデイビッドは、NZで栽培と醸造を学んだあと、コンサルタントワインメーカーとして世界各地で25ヴィンテージを経験。世界のワインを知ったうえで、マールボロのワインを更なる高みへと導くワインづくりを目指しています。 《ワインについて》 デイビッドが手掛ける、「より親しみやすく、シンプルにおいしいワイン」というコンセプトのシリーズが、このブラック・コテージです。 ボルドーワインに多いメルローのイメージとは違い、渋みはほとんどなく品種の特徴は穏やか。ぼんやりとした「赤ワインらしい赤ワイン」のイメージに仕上がっています。 ※以前は「メルロー/カベルネ」としてリリースされていたワインが、メルロー単一に変更になりました。味わいは驚くほど変わっていません。 《テイスティングノート》 とりわけ際立った特徴のある赤ワインではありません。 赤系・黒系果実の風味もややあいまい。新樽も20%つかって醸造されていますが、濃厚なワインというわけではありません。かといって酸味の強さは平均くらい。 その中庸な感じが素晴らしくバランスがとれており、飽きずに心地よく飲み続けられます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲54丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 味種類 :子2 酉11≪関連カテゴリ≫
産地モルドバ共和国 > バルル・ルイ・トライアン生産者ラダチーニ・ワインズ品種カベルネ・ソーヴィニヨン 100%英字RADACINI CABERNET SAUVIGNON土壌土壌: 川に削りとられた軽いローム質のやや色あせた炭酸黒土=チェルノーゼム(※) ※半乾燥気候下の草原に発達する黒色土壌。石灰分に富み肥沃。醸造丁寧に手摘みされたカベルネを10℃ で2日間果皮浸漬&12日間発酵、18℃で20日間の乳酸発酵。12ヶ月間熟成(すべてステンレスタンク使用おすすめ料理赤身肉のグリルやロースト、まろやかに熟したチーズ飲み頃温度15〜18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード4840267007529輸入元アグリ《ワイナリーについて》 モルドバはヨーロッパワイン発祥の地ともいわれるワイン伝統国。伝統国であるという誇りを持つ志の高い栽培醸造チームと、ベテランのイタリアの醸造家兼ワイン・コンサルタントとのコラボレーションから生まれたワイナリーです。1998年創業で、所有ブドウ畑は約1,000haと広大。100%自社産ブドウ使用というこだわりから生まれるラダチーニ・ワイン。じっくりと味わい、確かな品質をぜひ皆様に感じていただきたいというのが願いです。 《このワインについて》 ダーク・レッドの奥深い色合い。プルーン、スミレのデリケートなアロマとバニラ、穏やかなスパイスの香りが入り混じる。完熟ブラックベリー、ブラックチェリーの溢れんばかりの風味。とてもジューシーな後味です。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲44丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 ワイン 赤ワイン酉19
産地フランス > ボルドー生産者ジャン・リュック・テュヌヴァン品種メルロー 100%英字Bad Boy Jean Luc Thunevin飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード3380820090380輸入元徳岡《生産者について》 このワインをつくる「ジャン・リュック・テュニュヴァン」氏の名は、「ガレージワイン」という言葉と共に広がりました。シャトー・ヴァランドローの成功です。彼の名は10年足らずで世界中に知れ渡ったのです。 彼はヴァランドローの名を冠するプレミアムワインのみならず、リーズナブルなワインをボルドー広域のブドウをつかってつくります。その1つが「バッドボーイ」シリーズ。その名前をつけたのは、あのロバート・パーカー.Jrが彼をそう呼んだからだといいます。 《このワインについて》 名付け親のロバート・パーカー氏が好みそうな濃厚赤ワイン。まず特徴的なのが果実味の凝縮感で、どしっと重量感のある味わいです。2020年はフランス全域で天候に恵まれた年でした。ブドウは非常によく熟したことが、ワインの味わいからハッキリと感じられます。 ブラックベリーやブラックプラムのような果実味に、わずかに野性的な風味。バニラの甘い風味も感じます。酸味は穏やかで、カリフォルニアワインのような雰囲気もあり。 2000円強のボルドーワインは非常に多くの選択肢があって迷いなますが、このワインは濃厚さが飛びぬけており、一段上の飲みごたえがあります。数日に分けて飲んでも十分な満足感があるでしょう。ワイン単体で飲むより、甘辛い肉料理と合わせることをおすすめします。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲44丁N戊N己N フルボディ 辛口 味種類 :子1 酉11≪関連カテゴリ≫
産地ドイツ > バーデン > マルクフレーグラーラント生産者ワイングート・マルティン・ヴァスマー品種シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール) 英字Weingut Martin Wassmer内容量750mlJANコード4260111760200輸入元ヘレンベルガーホーフマルティン・ヴァスマーはドイツ南部のバーデン地方の生産者。その中でも最南端のマルクフレーグラーラントに居を構えます。フランス国境、スイス国境まで車で数十分という位置で、東に黒い森シュヴァルツバルト、西にアルザスのヴォージュ山脈が見渡せます。 そこでアスパラやイチゴの農家を経営していたマルティン・ヴァスマーさん。自分のつくる野菜とともに飲むワインをつくりたいとブルゴーニュのアミオ・セルヴェルで研修。37歳の時にマルティン・ヴァスマー醸造所を設立しました。 娘のサブリナ・ヴァスマーさんはラインガウの名門シュロス・フォルラーツやアルザスのトリンバック、そしてブルゴーニュのメオ・カミュゼで研修したのちヴァスマーに戻ってきた才媛。次世代も楽しみです。 このワインはマルテザーガルテンという畑名が入っているものの、クラスとしては村名扱い。樹齢の若いシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)を用いた、素朴なワイン。上位のグランクリュクラスほど新樽は使っていないので、マルクフレーグラーラントの土っぽい風味が優しく香る、滋味深い味わいです。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲42丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 ワイン 赤ワイン味種類 : 子4 西3酉18 惰K≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > ソノマ生産者マイケル・ポザーン・ワインズ品種カベルネ・ソーヴィニヨン英字Anabella Cabernet Sauvignon Alexander Valley醸造フレンチオークの小樽で10か月熟成飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード703432001071輸入元JALUX ( ジャルックス )《広まる産地変更の流れ》 ナパ・ヴァレー産カベルネ・ソーヴィニヨンの最低価格帯ワインとして、「アナベラ」ブランドは愛され続けてきました。 しかし近年の物価高を受けて、もともと3000円近辺だった市場価格も4000円台半ばへとジャンプアップしてしまいました。それを受けてラインナップに加わったのが、「アレキサンダー・ヴァレー」のカベルネです。 この流れは他にもいくつかの銘柄でみられます。リーズナブルであることをアピールして販売してきたワインにとって、大幅な値上がりはターゲットが変わってしまいブランドとして致命的。ナパ以外の産地のブドウを使うことで、値上げを防ぐか最小限にとどめる動きです。その代替産地として多いのが、このアレキサンダー・ヴァレーとパソ・ロブレスです。 《産地について》 アレキサンダー・ヴァレーはナパ・ヴァレーからマヤカマス山脈を挟んで西側。ソノマ・カウンティ内の内陸部です。 山一つ分海よりなだけあり、気候を比較するならアレキサンダー・ヴァレーの方が少し冷涼。やや高い酸味と渋味を感じるというのが教科書的な違いです。ただ、アナベラのシリーズは親しみやすく豊かな果実味とリッチな樽香がアピールポイント。そう大きな違いは感じません。 《テイスティングノート》 ブラックベリーや大粒のベリー系フルーツの熟した果実香。チョコレートのような甘く香ばしいアロマも感じます。熟したフルーツを想わせる甘やかな果実味が広がり、コーヒーやシナモンのような風味が鼻を抜けていきます。口当たりの滑らかさはナパ・ヴァレーのころと変わらず。マイケル・ポーザン・ワインズらしい、ワイン通じゃなくて一般消費者に好かれそうな味づくりです。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲45丁N戊N己N フルボディ 辛口 味種類 :子1 東1 酉19 惰S≪関連カテゴリ≫
産地南アフリカ > ステレンボッシュ生産者カノンコップ品種ピノタージュ 100%英字Kanonkop Kadette Pinotage飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード6009801167572輸入元マスダ《ピノタージュのタイプについて》ピノ・ノワールとサンソーの交配品種であるピノタージュ。南アフリカを代表するブドウ品種の一つではあるのですが、いまだ「ピノタージュはこんなワイン」というスタイルは定まっていません。〇ボルドーの赤ワイン的スタイル〇ピノ・ノワールを目指した薄旨スタイル〇コーヒー感を強調したスタイル〇フルーツ感を強調したシンプルなスタイルボルドー的なピノタージュの代表的なワインをつくるのが、ステレンボッシュにあるカノンコップです。《生産者について》ステレンボッシュのシモンスバーグ山脈のふもとに100haの畑を構えるカノンコップ。1910年設立となかなか歴史の長い大御所的な生産者です。名前とエチケットの由来たる大砲は、昔ケープ湾に船が入港したのを知らせるために使用していたものだといいます。1990年代から多くの国際的なコンクールで受賞を重ね、南アフリカワインを世界に知らしめたパイオニア的な存在。ティム・アトキンMWは自身のワイナリー格付けで1級に選び続けています。《製法の特徴》カノンコップの畑の50%にはピノタージュが植えられており最重要品種。ブッシュヴァイン(ワイヤーや支柱を用いず低く剪定する手法)で栽培します。特徴的なのが発酵中のパンチングダウン。発酵の進行中、果帽(果皮などの塊)が浮いてきます。そうすると果皮と果汁が分離されてあまり抽出が進みません。櫂(かい)でその果帽をワインの中に押して沈めるのがパンチングダウン(ピジャージュ)です。カノンコップではコンクリートタンクでの発酵中、そのパンチングダウンを2時間に1回、24時間体制で行うそうです。その結果しっかりと色が濃く、力強いタンニンを持ち、樽熟成の風味との相性がよいボルドー的な赤ワインに仕上がるのです。《このワインについて》「カデット」とは「士官候補生」という意味で、カノンコップの中では手ごろなエントリークラスであることを示します。上級の「エステート」との違いは、まずは樹齢。5ー20年ほどの若い樹のブドウを使います。果実の凝縮感が下がるのでそれとバランスをとるように、熟成は新樽を用いず、2ー3年目の樽で14か月熟成。赤い果実やプラム、チョコレートなどのアロマ。凝縮した果実味に程よいボディ感となめらかな酸味。余韻までしっかりドライなワインです。ボルドーワインを目指したような「カノンコップのピノタージュ」のスタイルを、手ごろに味わえる1本です。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲44丁N戊N己N フルボディ 辛口 赤ワイン子1酉27≪関連カテゴリ≫
産地イタリア > プーリア生産者サン・マルツァーノ品種ネグロアマーロ 100%英字F San Marzano醸造ステンレスタンク発酵、新樽比率100%のフレンチオーク、コーカサス地方産オークで12か月熟成飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード4997678157104輸入元モトックス《このワインについて》ワイン名の「F」とは「Feudi di San Marzano サン・マルツァーノの封土」を意味し、ワイナリーの歴史とともにあるワインであることを象徴しています。アルベレッロ仕立ての古木からとれるネグロアマーロ種は、豊満な風味とベルベットのように厚みのある口当たりを生みます。数年前に一時期つくられていた「ヴィンドーロ」というワインと基本的には同じはずです。(ワイナリー未確認)《テイスティングノート》ベリーやチェリーを甘く煮詰めたような濃厚なフルーツ香。そこにナツメグやオールスパイスのような深みのある香りが重なりあうところが、プリミティーヴォ100%の「セッサンタアンニ」と違う点です。サン・マルツァーノらしい、味わいの重厚感はあるのに渋味が尖らない柔らかい味わい。フルボディな味わいのあとに余韻の広がりを持ちます。《生産者について》サン・マルツァーノは2000年代に入ってから急成長を遂げたプーリア州の協同組合。シリーズごとにエチケットデザインが全く違います。そしてそれぞれに値段に見合わない濃厚な味わいで突出しており、それでいて親しみやすさ感じさせてくれるのが魅力です。ワイナリーとして目指しているのが「ワインをシェアする美しさ」サン・マルツァーノのワインを飲めば、きっと知り合いに教えてあげたり、プレゼントしたくなることでしょう。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲45丁N戊N己N フルボディ やや辛口 味種類 :子1 酉35≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > セントラル・コースト > モントレー > シャローン生産者ノリア ナカムラ・セラーズ品種ピノ・ノワール 100%英字Noria Pinot Noir Brosseau Vineyard Chalone土壌石灰石、花崗岩醸造天然酵母発酵、発酵はステンレスタンク75%と新樽25%、熟成は新樽比率40%のフレンチオークで16か月飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750mlJANコード0195893562855輸入元中川ワイン《生産者について》 このワインをつくるのは日本人醸造家の中村倫久氏。彼はイタリア旅行時に素晴らしいワインに出会ったことがきっかけで、ワインメーカーになることを決意します。 東京のホテル勤務時にサンフランシスコに赴任して、週末ごとにワイナリーを訪問。その後退職してカリフォルニア大学UCデイビス校にて栽培・醸造を学び、ナパ・ワイン・カンパニーで経験を積みます。2010年にナカムラ・セラーズを設立しました。 彼のワインのコンセプトは、日本料理の繊細な味わいに調和すること。そのため、多くのワイナリーで働いた経験を活かして、畑の位置・区画・クローンなどを厳選しています。 「ノリア」とはスペイン語で水車の意味。水・自然・生活の基本的なエネルギーといったイメージがワインに重なるため、ワインの名前としました。さらにその瞬間を輝かせてくれるものとして、「花火」の意味も「noria」のロゴに重ね合わせています。 《このワインについて》 2023年日本に初入荷したキュヴェは、これまでのソノマ・コーストではなくセントラル・コーストの畑から。「シャローンAVA」という生産地域で、「カレラ」の南西側にあります。カリフォルニアでは珍しい石灰石と花崗岩の土壌であることと、標高が550mと高いことが特徴。山頂に位置する畑で豊かな日照を得られます。この環境がワインに凝縮感と鉱物的なミネラル、複雑性をもたらしているといいます。 《テイスティングノート》 ラズベリーやザクロ、ダークチェリーのような赤いフルーツのアロマがピュアにボリューム豊かに香ります。白コショウやアニスなどのスパイスのアロマもそこに加わり、価格にふさわしい香りの複雑性。口当たりのなめらかさは「ノリア」ブランドに共通するところであり、高すぎず低すぎずの上品な酸味が食欲を誘います。余韻には鉱物的なニュアンスを感じ、心地よく消えていきます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 赤ワイン子4酉18≪関連カテゴリ≫西1
産地フランス > ブルゴーニュ > コート・ド・ボーヌ > ボーヌ生産者バターフィールド品種ピノ・ノワール 100%英字Beaune 1er Bressandes Butterfield醸造2年目のバリック15か月熟成飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750ml輸入元フィラディス《生産者について》 カナダ出身のデイヴィッド・バターフィールドが2004年に始めたガレージワイナリー。それが今や大人気で、入手困難なほど。それほど急速に現在の地位を築いたのは、彼が両親から受け継いだ、ブルゴーニュの土地とワインに対する愛情ゆえ。そしてもちろん、彼自身の確かな醸造技術故でしょう。『B』の文字が特徴的な彼のエチケットには、『Beaune』『Beautiful』『Butterfield』の意味が込められています。 《このワインについて》 バターフィールドはやはり白ワインがウリの生産者であり、赤ワインに関してはそれほど飛びぬけて特徴を持っていません。白ワインほど樽の風味がしっかり表れるわけではなく、果実感をピュアに感じるスタイルです。生産者・インポーターもそれを分かってのことなのか、価格はちょっぴり割安感があります。ここ2,3年の高騰を考えると、良心的と言っていいほどでしょう。 《テイスティングノート》 ラズベリーやタバコのようなアロマ。果実の凝縮感はしっかり感じながらもエレガントな口当たりで、味わい深いタンニンを感じます。パーフェクトなバランス感は白ワインと共通で、繊細な余韻へと続いていきます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲42丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 酉18≪関連カテゴリ≫
産地ニュージーランド > マールボロー生産者アンツフィールド・エステート品種ピノ・ノワール 100%英字Sliding Hill Pinot Noir Auntsfield醸造フレンチオーク古樽で11か月熟成飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750mlJANコード9421020690636輸入元リブ・コマース《ワイナリーの歴史》 アンツフィールドは、ニュージーランドワイン生産の中心地であるマールボロにて、最も古い畑を所有するワイナリー。 1873年にこの地に初めて商業用のブドウ畑を開きましたが、一旦は衰退してしまいました。 それを2000年に購入したのがカウリー家のルーク&ベン兄弟。それぞれが醸造家・栽培家として、創始者の意思と情熱を継いだワインづくりをしています。 《ワイナリーの特徴》 ワインは全て自社畑。その面積は65haとなかなかの規模です。 ピノ・ノワール、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランの3品種に絞って生産されています。 アンツフィールドのワインの特徴は、しいて言うならド直球。 「果実の熟度が高い」とか「やたら繊細」のような言葉にしやすい特徴ではありません。 このマールボロの土地・気候を素直に愚直にグラスの中に表現する。 そしてすべてのキュベにおいて価格以上の価値を示している。 そんな信頼がおけて人に勧めたくなる生産者です。 まだ日本ではほとんど知名度がないのもポイントです。 《このワインについて》 ワイナリー所有のスライディング・ヒルという畑のブドウを使用。自然酵母と培養酵母を併用した発酵により、香りに複雑さ、深みが表れています。 ダークチェリー、ストロベリー、プラム、乾燥スパイスのような様々なアロマ。 1000円台のNZのピノにありがちなシャバさは全くありません。ピノ・ノワールらしさを表すに十分なボディ。この価格を考えると期待以上のしなやかさです。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 ワイン 赤ワイン子4酉18 惰K≪関連カテゴリ≫