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Information 商 品 名name Domaine Sylvain Cathiard Coteaux Bourguignons Les Croix Blanches 2018 蔵 元wine maker ドメーヌ・シルヴァン・カティアール / Domaine Sylvain Cathiard 産 地terroir フランス/France>ブルゴーニュ地方/Bourgogne 格 付 けclass A.O.C コトー・ブルギニョン / Coteaux Bourguignons ヴィンテージvintage 2018年 品 種cepage ピノ・ノワール100% 種 類 / 味わいtype/taste 赤red / 辛口dry 容 量net volume 750ml 輸 入importer リーファー輸入 定温倉庫保管シルヴァン・カティアール氏が父から独立する形で1984年に設立。50年代後半にドメーヌ元詰を始めました。シルヴァン氏は結婚後、若手ヴィニュロンの集まりに参加したり、様々なワインをテイスティングするにつれ、自分なりのワインを造りたくなり、父の畑を分益耕作することで独立。以来、収穫時以外は夫婦2人だけで栽培から醸造、販売までを手がけています。 95年にアンドレ氏が退職すると姉妹3人と4人で一旦ドメーヌを会社組織にし、シルヴァン氏が会社を買い取る形で全ての畑を相続、現在5haを所有しています。 現在は息子セバスチャンが、4代目として2011年より単独でワイン造りを行っています。 シルヴァン氏はボルドーのように色調が濃くて、タンニンのしっかりとしたワイン造りは、ピノ・ノワールの特徴である果実香やアロマを隠してしまうと考えているため、色調が濃く、凝縮感がありながらも、タンニンと果実感のバランスが取れたワインを目指しています。 リュット・レゾネで栽培。有機肥料を使い、生えた雑草を枯らす薬品と鋤入れを併用。害虫対策には、ブルゴーニュの中でいち早く導入されたホルモンカプセルを使用しています。手摘みで収穫されたブドウは100%除梗され、2〜10日間低温浸漬されます。果汁濃縮は、本来ブドウが持つアロマとテロワールが損なわれるとの理由から使用されていません。発酵は、30〜31度で12〜20日間かけてコンクリートタンクで行われ、空圧式プレス機で圧搾。1〜2時間ほど静置し大きな不純物を除き樽へ。村名には50%、1級には60〜70%、グラン・クリュには100%の新樽を使用しますが、エレガントさを損なわないため、シャンボール・ミュジニィは少なめに抑えられます。マロラクティック発酵終了後は澱の上で3ヶ月熟成され、清澄されずに、澱の多い年のみ軽くフィルターをかけ瓶詰めされています。 ※インポーター様資料より
躍動感のある果実味とタンニンが素晴らしく、2020ヴィンテージの特徴が非常によく表現されているワイン。 2020 ヴィンテージは、並外れた豊かさとフレッシュさがあり、息を呑むようなハーモニーを奏でています。 ミディアムボディの味わいには、エレガンスと優美さが兼ね備わり、驚くほどのエネルギーとは対照的に、きめ細かいタンニンのしっかりとした骨格と十分なフレッシュさが特徴です。黒系果実、ナツメグ、紅茶、スパイスの表現が力強く、ミネラル感のおかげで活き活きとした味わいにも恵まれています。 生産者シャトー コス デストゥルネルChateau Cos d'Estournelヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2025 - 2045The 2020 Cos d'Estournel is a bold, demonstrative wine, bursting with aromas of cassis, dark berries and plum liqueur mingled with exotic spices, burning embers and petals, framed by a generous application of creamy new oak. Full-bodied, broad and low acid/high pH in style, it's rich and extracted, with a layered, mid-palate and a long, clove-inflected finish. While it isn't anywhere near as extreme as the 2009, the 2020 does appear to mark a move back toward a more turbo-charged style after Cos d'Estournel's shift toward elegance, exemplified by the brilliant 2016 - but perhaps that's merely an illusion created by the vintage?(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) 異彩を放つサン・テステフの偉大な存在 シャトー コス デストゥルネル Chateau Cos d'Estournel 実業家のミシェル・レイビエがシャトーを購入したのは2000年。ジャン・ギョーム・プラッツ(現・ドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルド・ラフィットCEO)が支配人を務めていた時代に築いた最先端の醸造設備と、リモート・センシングを駆使した栽培で、ラフィットやモンローズを脅かすワインを造っています。また、土壌のバランスを始め、シャトーを取り巻く自然環境もスーパーセカンドにふさわしい秀逸なものです。他の追随を許さない、その圧倒的品質で、スーパーセカンド筆頭の座を確固たるものにしています。 シャトー コス デストゥルネル 一覧へ
生産者シャトー ラトゥールChateau Latourワイン名レ フォール ド ラトゥールLes Forts de Latourヴィンテージ2017容量375ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2025 - 2045Aromas of minty berries, cassis and plums mingle with hints of pencil shavings to introduce the 2017 Les Forts de Latour, a medium to full-bodied, suave and elegant wine with attractive depth and purity of fruit, supple tannins and a bright, precise profile. This is a classy Les Forts that will offer a broad drinking window. As readers will remember, it mostly derives from dedicated parcels located further inland from Latour's famous "Enclos," next to Château Haut-Batailley.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) 荘厳かつ力強いスタイル シャトー ラトゥール Chateau Latour 5大シャトーの中でも常に最高の品質と評価されるシャトー・ラトゥール。ラトゥールのシンボルでもある塔は、中世ヨーロッパに建設された要塞です。ラトゥールもラフィットと同じく、18世紀にニコラ・アレキサンドル・セギュール侯爵に所有され、評判を高めていった歴史があります。ラトゥールの大きな特徴のひとつが、畑の半分以上を占める「ランクロ」と呼ばれるエリアです。このエリアは水はけのよい砂利質の土壌で、ジロンド川から温かい風が流れることにより、過度な温度変化を防止し、上質なカベルネ・ソーヴィニヨンを収穫することができます。醸造方法にもこだわり、昔ながらの手法と最先端の技術の両方を採り入れることで、安定した品質のワインを生み出し続けています。 シャトー ラトゥール 一覧へ
生産者シャトー ムートン ロートシルトChateau Mouton Rothschildヴィンテージ1991容量750ml解説パーカーポイント: 86点予想される飲み頃:1994 - 2009The 1991 exhibits a moderately dark ruby/purple color, as well as a promising and complex nose of such classic Pauillac aromas as lead pencil, roasted nuts, and ripe cassis. The initial richness is quickly obliterated by frightful levels of tannin, and a tough, hard finish. Although there is an interesting and alluring dimension to this wine, the tannin level is excessively high and the wine is likely to dry out after 10-15 years of cellaring. Readers who admire austere, fruitless wines will rate it higher.(The Wine Advocate, Feb 26, 1994) 人々を魅了するアートラベル シャトー ムートン ロートシルト Chateau Mouton Rothschild ムートンのアートラベルは、1924年にフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵がポスター画家ジャン・カルリュに依頼したのが始まりでした。その後、1945年からはアートラベルが毎年企画されるようになり、シャガール、ピカソ、ダリといった巨匠アーティストを起用。ムートンの卓越した品質もさることながら、そのラベルの優れた芸術性から、世界中のワイン愛好家に高い支持を受けています。 シャトー ムートン ロートシルト 一覧へ
生産者コント リジェ ベレールComte Liger Belairワイン名ヴォーヌ ロマネ オー レイニョVosne Romanee Aux Reignotsヴィンテージ2014容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2019 - 2040The 2014 Vosne-Romanée 1er Cru Aux Reignots has a fragrant bouquet with redcurrant and cranberry aromas, superb mineralité with dried rose petals emerging with time. This is not dissimilar to the Les Suchots but I detected more focus and delineation here. The palate is medium-bodied with fine definition, slightly chalky tannin with a masculine, very poised finish. As I mentioned in my barrel sample note, it exudes Reignots in all its glass. Tasted November 2016.(231, The Wine Advocate, 1st Jul 2017) 1815年からの歴史を誇る、偉大な名門ドメーヌ コント リジェ ベレール Comte Liger Belair 1815年、ルイ・リジェ・ベレール将軍が、ラ・ロマネをはじめとする偉大な畑が名を連ねる土地を買い取り、ドメーヌの経営を開始しました。2000年にルイ・ミシェル・リジェ・ベレールがドメーヌを継承したとき、所有する葡萄畑はわずか3haにまで減少していましたが、彼は祖父が亡くなって以来途絶えていた、一家によるワイン造りを復活させる事を決意し、畑の修復を開始しました。当時は、ブシャール・ペール・エ・フィスが全面的に畑の管理まで引き受け、それを栽培家に下請けに出す形になっていました。その契約により、2005ヴィンテージまではブシャール社に引き渡す事になり、2006年以降、ルイ・ミシェルが全ての畑を管理し、自分のドメーヌの名前で売り出す事ができるようになりました。また、同じく2006年に、ワイン製造から手を引きたいと考えていたラマドン・エステートの土地を全て借り上げ、エシェゾー、3つのプルミエ・クリュ等、9ha近くの畑からワインを造る事ができるようになりました。ルイ・ミシェルは最初から有機栽培を目指し、現在ではビオディナミの認証を受けています。ラ・ロマネの偉大さはさることながら、ドメーヌには素晴らしいワインが目白押しです。村名呼称ワインは美味しく、プルミエ・クリュは偉大で、最高のものばかりが揃っています。 コント リジェ ベレール 一覧へ
生産者オーパス ワンOpus Oneヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: (97 - 99)点予想される飲み頃:NAWinemaker Michael Silacci commented that usually the blends are finished in January or February after the vintage. This year, with the 2019s, he was still tweaking the blend, but he did mention that this is (March 2021 Week 3, The Wine Advocate, 19th Mar 2021) 唯一無二のボルドー・ブレンド オーパス ワン Opus One 日本で最も知名度の高い赤ワインの1つナパのパワーとボルドーのエレガンスを備える唯一無二のボルドー・ブレンドの赤ワイン。 カリフォルニアのナパヴァレーから生まれるオーパスワンは、日本で最も知名度の高い赤ワインの1つです。 フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵の率いるボルドーのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドと、ナパヴァレーのロバート・モンダヴィのジョイント・ヴェンチャーが1978年に生まれました。フィリップ男爵は、ボルドーに元詰めを広め、シャトー・ムートン・ロートシルトを1級に昇格させた伝説的な人物です。ロバート・モンダヴィは1966年にワイナリーを創設した「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるワインメーカーです。 2人がナパヴァレーの風土とボルドーの技術を合わせて、世界クラスのボルドータイプのワインを造ろうとして始まりました。ナパヴァレーの聖地とも言えるオークヴィルの畑から、カベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られます。カリフォルニアのカルトワインの元祖的な存在でもあります。世界的な名声を一気に確立ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが1981年に開いたプレミア・ナパヴァレー・オークションで、1ケースが2万4000ドルの記録的な高値で落札されました。フランスとアメリカを代表する生産者が手を組んだワインのニュースが駆け巡り、世界的な名声を一気に確立しました。2001年以降マイケル・シラーチの下でさらに品質向上したオーパスワンは、日本国内はもちろん、アメリカ、イギリス、香港など各国の星付きレストランにオンリストされています。世界中のファンを魅了し続けるオーパスワンオーパスワンは当初、モンダヴィ側のティム・モンダヴィとムートン側のパトリック・レオンが手を組んで造っていました。ロバート・モンダヴィがコンステレーション・ブランズに買収された2004年から、オーパスワンは独立した形で経営されています。ムートン・ロートシルトの意見も参考にしますが、現在はチーフワインメーカーのマイケル・シラーチが最終決断をします。着実に品質を向上させています。 グラヴィティ・フローや光学式選果機を導入し、ナパヴァレーの力強い果実味と、ボルドー的な繊細さの両方を持ち合わせるワインとして、世界中のファンを魅了し続けています。 オーパス ワン一覧へ
生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名リシュブールRichebourgヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2029 - 2065The 2019 Richebourg Grand Cru is a magical wine, even at this early stage, and it has amply realized all the potential it showed in barrel. Soaring from the glass with aromas of sweet wild berries, blood orange, Indian spices and rose petals, it's full-bodied, ample and velvety, with a sumptuous, enveloping core of vibrant fruit and a seamless, multidimensional profile. Revealing immense concentration, its chassis of perfectly ripe, refined tannins only makes itself felt on the finish, but its charm is deceptive, because this Richebourg is holding plenty in reserve for the future.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022)
生産者ローラン ポンソLaurent Ponsotワイン名ジュヴレ シャンベルタン キュヴェ ド ロルヌGevrey Chambertin Cuvee de l'Aulneヴィンテージ2020容量750ml ブルゴーニュのテロワールという概念を熱烈に愛する「ローラン ポンソ」が自らの名を冠したネゴシアン ローラン ポンソ Laurent Ponsot ここ数十年の間に、ドメーヌ・ポンソはブルゴーニュで最も変わった、革新的なドメーヌの一つとしての評判を得てきました。インスピレーションを刺激する自らの感性に従うことを重んじるローラン・ポンソが率いるこのドメーヌは、モレ・サン・ドニに拠点を置き、深みがあり、純粋で、非常に美しいワインを生産していました。そんな彼が、2017年2月に家業のドメーヌを即日退社すると発表したとき、ブルゴーニュのファンは衝撃を受けました。「個人的な理由」ということ以外の説明は一切していません。そして「沈黙と隠蔽」を貫いてきた彼が、ネゴシアンとして購入したぶどうと自分が所有する畑の両方でワインを造ること、そして、息子のクレモンと一緒に仕事をすることなどを発表しました。ローラン・ポンソは「ネゴシアン」ですが、自らの名前を冠していることに象徴されるように、ポンソの哲学を色濃く反映しています。これはドメーヌでもハウスでもなく、単に「実体」を表すものだと語っています。この名前を選んだのは、彼の虚栄心からではなく、ボトルの中に入っているものに責任を持つという意味を込めて名付けたそうです。ワイン造りのスタイルはかつてのスタイルとは変わっていません。 制限的な農業イデオロギーに従うことなく、二酸化硫黄を使わず、中性ガスを何層にも重ねたタンクでワインを保護しています。 また、不正行為を防ぐために、ボトルにはマイクロチップが搭載され、ケースの温度センサーで、輸送中に誤った取り扱いをされていないことが確認できるようになっています。ポンソ氏は、新樽がもたらす樽香を嫌うことから新樽の使用を避けてきました。また、古い樽を使い続けてきたのは、ワイナリーでワインを寝かせるときにゆっくりと酸素を取り込むことができるからだそうです。コルクについても、長期熟成を視野に入れた理想的な天然コルク栓と同じ能力を持った再生可能なArdea Seal社のポリマー製コルクを使用しています。「私は、人々が開けて楽しむことのできるワインを造りたいのです」ステータスシンボルや投資対象となってしまいがちなブルゴーニュワインですが、評論家を喜ばせるのではなく、自分自身また人々の感動のためにワインを造るというローラン・ポンソから目が離せません。 ローラン ポンソ 一覧へ
ミネラル感があり、香りと余韻のあるフィニッシュに至るまで洗練された1本 エシェゾーに隣接した斜面にあり、ヴォーヌ・ロマネのプルミエ・クリュの中でも最も大きな畑の1つです。土壌の特性から、下のエリアは豊かで肉付きが良く、上のエリアは厳格になると言われています。グリヴォは常に両方の部分を一緒に収穫し、醸造します。繊細でありながら香り高く、ピュアな赤い果実とフローラルなアロマがあります。味わいは、ミディアムからフルボディで、深みと奥行きがあり、生き生きとした果実味と、しなやかで広がりのあるフィニッシュが特徴的です。 長期熟成にも十分耐えるストラクチャー グラン クリュ エシェゾーの近くに位置する1級畑。ラズベリーやチェリーなど赤い果実が甘美に香り、豊満でまろやかな風味。さほど熟成させずとも、若いうちから充実感のある果実味を堪能できるクリマ。その一方でもちろん、長期熟成にも十分耐えるストラクチャーをもちます。 生産者ジャン グリヴォJean Grivotワイン名ヴォーヌ ロマネ レ ボー モンVosne Romanee Les Beaux Montsヴィンテージ2019容量750ml解説ヴィノス: (95-97)点予想される飲み頃:2025 - 2050The 2019 Vosne-Romanée Les Beaux Monts 1er Cru has a little more amplitude on the nose compared to the Aux Brûlées, delivering captivating scents of dark cherries, cassis, crushed violets and a discreet touch of peppermint. The palate is medium-bodied with fine-grained tannins, pitch-perfect acidity and a little savoriness toward the finish, which fans out with cool confidence. This is a superb Vosne-Romanée destined to give 20-plus years of pleasure.(Vinous, October 2020) 5世代に渡る情熱的な家族ドメーヌ ジャン グリヴォ Jean Grivot ドメーヌ・ジャン・グリヴォは、ブルゴーニュワインの名門中の名門です。1987年にエティエンヌ・グリヴォと妻のマリエル(シモンビーズ 4代目パトリック・ビーズの妹)が、エティエンヌの父ジャン・グリヴォから引き継ぎました。数年前からエティエンヌとマリエルの娘、マチルド・グリヴォが家族ドメーヌに参画しました。マチルドは、英デカンターのジェニ・チョ・リーMWが紹介した、2020年の最高品質の最もエキサイティングなワインを造る10人に選出され、ピエール イヴ コラン モレ、シャルル・ラショーなど人気の生産者と肩を並べています。最近改装されたワイナリーとセラーは、グリヴォのぶどう畑のほとんどがあるヴォーヌ・ロマネにあります。ドメーヌは何世代にもわたって、現在の15.5ヘクタールの広さになり、クロ・ド・ヴージョ、エシェゾー、リシュブールの3つのグラン・クリュを所有しています。環境・土壌に配慮したブドウ栽培環境への影響を最小限に抑えた栽培をモットーとしており、畑では化学薬品の使用をできるだけ避けています。そしてリシュブール、エシェゾー、ボー・モン、スショの各地区の畑では、馬で耕し土壌への影響を最小限に抑えるようにしています。 グリーン・ハーベストを行い果実の質を高めるなど、畑やセラーで最善の方法を実践しています。この努力の結果、健康で熟した(フェノール値と糖度の両方が高い)、深みのある凝縮感と味わいのある果実を得ることができました。ワインが奏でるハーモニーセラーでは、マチルドがバランスとテロワールの明確な表現を目指し、父の経験豊かで賢明な指導のもと、シルキーで洗練されたタンニンのワイン造りを行っています。ぶどうは完全に除梗され、12?15度で5?7日間の発酵前マセラシオンを施します。発酵は自然に始まり、この発酵が始まる前に少しパンチングダウンを行います。発酵後、1日1回のポンピングオーバーを経て、15ヵ月間の樽熟成を行います。ヴィンテージにもよりますが、新樽の割合は、村名のアペラシオンでは25%前後、プルミエ・クリュでは30-40%、グラン・クリュでは40-45%となっています。ここ数年、ジャン・グリヴォは、ヴォーヌ・ロマネのトップかつ最も安定したドメーヌの1つとして高く評価されています。 ジャン グリヴォ 一覧へ
父の遺志を継承し、さらなるフィネスとエレガンスを追求 ジュヴレ・シャンベルタンに本拠を置くドメーヌ・ドニ・モルテは、ブルゴーニュの中では比較的歴史の新しいドメーヌで1990年代初頭に設立されました。非常に良いヴィンテージを次々と生み出したドメーヌのワインは、当時のブルゴーニュ愛好家たちのレーダーにすぐにかかり、今でもジュヴレ・シャンベルタンのトップドメーヌとして君臨しています。ドニ・モルテは、父シャルルのドメーヌでワイン造りのキャリアをスタートし、1980年代半ばにワイン造りを引き継ぎました。1993年、ドゥニが父の後を継ぎ、ドメーヌ・ドゥニ・モルテを設立しました。当初はジュヴレ・シャンベルタン、シャンボル・ミュジニー、ヴージョの4.5haからスタートし、その後、いくつかのプルミエ・クリュの畑、1999年にはシャンベルタン・グランクリュの区画を取得し、ドメーヌは着実に成長していきました。現在では、ジュヴレ、フィクサン、マルサネ、シャンボール・ミュジニー、ヴージョなど14のアペラシオンに16ヘクタールを所有しています。父親から引き継いだ畑をオーガニックに転換し、収量を厳しく減らしました。また、ジュブレ・シャンベルタンでは、ルソーと並んで最も早くグリーン・ハーベストを導入。1993年にはいち早く選果台を導入するなど、ほかの生産者に先駆けて多くの手法を導入したパイオニアでもあります。アンリ・ジャイエや、マダム・ルロワとも親交があり、彼らの存在は、ドニのワイン造りに影響を与えています。亜硫酸不使用で、オリ引きをせず、新樽100%で18か月間、オリとともに熟成した彼のパワフルで色彩豊かでモダンなスタイルのワインは、当時の人々を魅了し、瞬く間にトップ生産者としての地位を確立しました。ドゥニの息子であるアルノー・モルテは2000年にドメーヌに加わり、1999年ヴィンテージからドゥニと一緒に仕事をしてきました。彼hあ、メオ・カミュゼやドメーヌ・ルフレーヴで研修を受けた経験を持っています。その6年後に早逝したこの偉大な父親の後を継ぐこととなり、現在は、母のローレンス、妹のクレマンスとともにドメーヌを運営しています。アルノーは自分のスタイルを少しずつ主張し、ワインのスタイルを巧みに進化させています。新樽の使用比率を40%以下に減らし、より穏やかな醸造によって抽出と熟成を洗練させ、以前よりもフレッシュでフィネスとエレガントなワインを生み出すようになりました。ドメーヌは、1996年以降、化学的な除草剤と肥料を禁止し、さらにアルノーは2008年から有機農法の実験を開始しました。現在、ブドウ畑はリュット・レゾネで栽培されています。更にアルノーは、土壌の構造を守るために父親よりも耕す量を大幅に減らしており、窒素の放出を少なくすることで、果実を大きく成長させないように工夫しています。彼は、果実が小さい方が果汁と果実の比率がより高くなると考えています。土壌の圧縮を避けるため、ほとんどのブドウ畑での剪裁は手作業で行われています。アルノーは今でも、ブドウの成熟度を厳しくチェックしながら、ブドウ栽培を行っており、収穫の際には特注のベルトコンベアーでブドウを3回に分けて選別します。2008年には、ドメーヌのために特別に設計された除梗機が導入され、アルノーは初めて全房で醸造しており、以降、ブドウ畑やヴィンテージによって異なりますが、基本的なキュヴェ以外はすべて全房で発酵させてます。ステンレス製のタンクで自然酵母による発酵を行い、発酵期間は通常18日から20日ですが、シャンベルタンのような少量生産のワインは14日程度です。パンチダウンは5、6回程度。ワインとヴィンテージによって、熟成期間は16ヶ月から18ヶ月です。現在、新樽はほとんど使用されていません。ワインは無清澄、無濾過でボトリングされます。父の遺志を継承しながら、自分のスタイルに磨きをかけたアルノーのワインについて、VINOUSのニール・マーティンは下記のように述べ、賛辞を送っています。「モルテのワインはしばしば呪術的な創造物であり、継ぎ目のないテクスチャー、繊細なタンニン、魅惑的な果実の純粋さで瞬時に誘惑するスリリングなワインである。」?ニール・マーティン、ヴィノス 畑とワイン醸造を「ドニ・モルテ」が100%管理アルノー・モルテが手掛けるネゴスワイン 「アルノー・モルテ」は、ドメーヌ・ドニ・モルテのアルノー・モルテが、自らの名義でリリースするネゴシアン・ラベルで、引退する栽培家のドメーヌの管理を引き受けたことから始まりました。4haほどの畑はジュヴレ・シャンベルタンを拠点に、樹齢50年の村名ジュヴレのほか、ラヴォー・サン・ジャックとラ・ペリエールの2つのプルミエクリュ、シャルム・シャンベルタンとマゾワイエール・シャンベルタンの2つのグラン・クリュを所有しています。「アルノー・モルテ」は、所有者からブドウを購入するネゴシアンスタイルですが、実際には、ドメーヌのブドウ栽培と同じ厳格な手法を取り入れ、自分のチームとともにこれらすべての区画の管理、耕作、醸造を行っています。 豊かで継ぎ目のないヴェルヴェットのような質感 ブドウ畑は、名前の示すとおり、かつて採石場だった場所にあり、石が多く、岩の多いテロワールです。 樹齢60年以上のブドウの木から造られ、全房比率は60%で新樽を45%使用して醸造されています。味わいには継ぎ目がなく、ベルベットのテクスチャーを持っており、細かいタンニンと素晴らしい深さと持続性にを備えた素晴らしいポテンシャルを持つワインです。 生産者アルノー モルテArnaud Mortetワイン名ジュヴレ シャンベルタン ラ ペリエールGevrey Chambertin La Perriereヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: (92 - 94)点予想される飲み頃:NAAnother notable success is the 2020 Gevrey-Chambertin 1er Cru La Perri?re, a medium to full-bodied, ample and velvety wine evocative of cherries, wild berries, rose petals and loamy soil. Textural and seamless, it concludes with a long, mouthwateringly saline finish.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022) アルノー モルテ一覧へ
生産者ポッジョ アンティコPoggio Anticoワイン名ロッソ ディ モンタルチーノRosso di Montalcinoヴィンテージ2020容量750ml 高い評価を受けるブルネッロ ポッジョ アンティコ Poggio Antico 1976年創業のポッジョ・アンティコはモンタルチーノ村の南、この地区で最も高い場所(標高約500m)に位置しています。ポッジョ・アンティコの畑からは、西に50kmほど先に広がるティレニア海が望めます。ティレニア海から吹く風が遮られることなくこの丘に届くため、ポッジョ・アンティコの畑は暑いモンタルチーノの中にあって比較的冷涼です。土壌は石灰質の岩石と泥灰土からなる混合土壌。35ヘクタールの畑は徹底した地質調査により小区画に分けられて管理され、それぞれに適した栽培・醸造が行われます。栽培は有機的な手法が採られ、2020年には完全に有機農法へ転換しています。1990年には1985ヴィンテージでWine Spectatorの「Top100」で4位にランクインするなど高い評価を受けました、また2012年には当時のオバマ大統領がベイナー下院議長の誕生日プレゼントにポッジョ・アンティコのワインを贈ったことで話題になりました。Wine Advocate、Wine Spectator、James Sucklingなども特に近年は高く評価しています。 ポッジョ アンティコ 一覧へ
ブドウ品種 カベルネ・ソーヴィニヨン 54%カルメネール 21%メルロ 16%プティ・ヴェルド 6%カベルネ・フラン 3% 生産者セーニャSenaヴィンテージ2009容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2014 - 2020The 2009 Sena has an exuberant bouquet of blackberry, boysenberry, menthol, crushed stone and graphite that is extremely well defined and more feminine than the 2008. The palate is medium-bodied with fine, taut tannins and superb focus. It has a focused, leafy, tobacco infused finish and great length. Excellent. Drink 2014-2020. Sena is the peripatetic wine that goes around the world challenging and, let it be said, often defeating First Growths in blind tastings. I will not enter into a discussion about that here, although it must be said that Sena is an impressive wine. Tasting through this mini-vertical from almost the first vintage, I did find a distinct improvement from 2007 onwards. While I understand that older vintages have their share of plaudits, I discerned more complexity and vitality as well as finer integration of oak on newer vintages, as if more thought had gone into the wines. The result can be seen in the wines themselves, in particular the outstanding 2010.(204, The Wine Advocate, 27th Dec 2012) チリのアイコンワイン セーニャ Sena セーニャは95年にチリで初の国際的なジョイントヴェンチャーとしてスタート。最初から世界に通用するボルドースタイルのアイコンワインを目指しました。乾燥した地中海性気候ですが、フンボルト海流から生じる冷気、アンデス山脈から吹き下ろす風が昼夜の寒暖差をもたらします。雨が降らないので収穫を待つことができ、長いハングタイムから複雑な香味が生まれます。斜面上部は火山岩、中部は崩落質、下部はラブコ川の運んだ沖積土壌で、斜面の向きは多様です。コンサルタントのアラン・ヨークを招いて、2005年からバイオダイナミックスに取り組んでいます。 セーニャ 一覧へ
生産者ドミナスDominusワイン名ナパヌックNapanookヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2022 - 2035Exuberantly fruity on the nose, the 2019 Napanook is a blend of 87% Cabernet Sauvignon, 8% Petit Verdot and 5% Cabernet Franc. Despite seeing 40% new French oak, what shines on the nose are the ripe cherries, delicately brushed with wisps of tobacco, sage and bay leaf. It's medium to full-bodied, supple and silky in feel on the palate, while the finish lingers easily, adding notes of pencil shavings and mocha. To get this sort of pedigree for less than $100 is a rarity in Napa these days, making it a notable value.(The Wine Advocate, Jun 01, 2022)
スーパータスカンの代表格 オルネッライアに用いられるブドウは、全て手摘みで収穫。除梗の前と後の2回、選果台の両側で職人が並び、健全なブドウを選別した後、独自の個性を表現できるよう区画ごとに醸造。ステンレスタンクとコンクリートタンクで発酵し、その後15日間、果皮とマセラシオンを実施。ワインはバリックに入れ、温度管理したセラーで12ヵ月熟成させた時点で、ブレンドしてから樽に戻し、さらに6ヵ月樽熟成を続けます。収量を抑え、細心の注意を払われて生み出されたワインは、世界屈指のワインとして有名です。 2019ヴィンテージ 2019年は、例年に比べ天候が劇的に変化したヴィンテージ。4月と5月は寒くて雨が続いたため、ブドウの成長が例年よりゆっくりと進み、開花は10日以上も遅くなりました。6月は一転、最高気温が37度に達するほど、異常な猛暑と乾燥の月。夏の間は日差しが強く、猛暑日が続きました。9月の最終週には気温が下がり、フィネスと新鮮な果実味がしっかりと残った健全なブドウに成熟。9月21日に雨が止んでから再び陽光に恵まれ、晩熟型のブドウが収穫できました。カベルネ・ソーヴィニヨン62%、メルロー31%、プティ、ヴェルド4%、カベルネ・フラン3%。このカベルネ・ソーヴィニヨンの比率の高さがワインの活力とアロマの存在感によく表れています。■味わい深いルビーの色調。グラスから溢れる、ブラックベリーやプラム、ブラックカラントの濃密な果実のアロマが魅力。加えて、リコリスなどのスパイスやモカ、革、タバコなどの重なる複雑な香り。豊潤な果実味と生き生きとした、きめの細かいタンニンが織り成す深みのある味わいが広がります。上質な酸味が果実味と見事に調和しており、豊かなで上品な質感を演出。ハーブやスパイスの風味が漂う余韻を愉しめます。Vinosの執筆者Antonio Galloniはこのワインを「私がこれまで味わった中で最もエレガントなワインのひとつだ。」とまで言い、フィネスの見事な完成度をほめたたえています。 生産者オルネッライアOrnellaiaヴィンテージ2019容量375ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2025 - 2048This is a beautiful expression of coastal Tuscany and the sunny Mediterranean. The Ornellaia 2019 Bolgheri Superiore Ornellaia (a blend of 62% Cabernet Sauvignon, 31% Merlot, 4% Cabernet Franc and 3% Petit Verdot) pours from the bottle with a specific darkness that has elements of both inky saturation and ruby highlights. The wine is saturated and rich - this is something you notice off the bat - but it also reveals a pleasing lightness or grace that is transmitted to both the bouquet and the palate. Dark fruit, pressed blackberry and plum mingle with more substantial aromas of spice, leather and sweetly cured tobacco. The tannins are beautifully managed, and the wine sports considerable heft and density on the palate that drives a very long and pleasurable mouthfeel.(The Wine Advocate, May 13, 2022) スーパータスカンの筆頭 オルネッライア Ornellaia サッシカイア、ソライアと並び「3大アイア」としてイタリアワイン界のトップに君臨。スーパータスカンの代表格として確固たる地位を築き、「ボルゲリの奇跡」とも称される偉大なワイナリー「オルネッライア」は1981年にロドヴィコ・アンティノーリによって創設。当初ロドヴィコはカリフォルニアでのワイン造りを考えていましたが、カリフォルニアワインの伝説的な醸造家アンドレ・チェリチェフから「ボルゲリはポムロールやサンテミリオンの土壌に、カリフォルニアの気候を備えた素晴らしいテロワール」と教えられ、故郷ボルゲリでワイナリーを設立することを決意。偉大なボルドーのシャトーに比肩するワインを生み出すため、創設当初はアンドレ・チェリチェフを、1991年からはミシェル・ロランがコンサルタントとして招かれました。2005年からはボルドー出身の醸造家アクセル・ハインツが醸造責任者を務めます。こうしてジャコモ・タキスがコンサルタントを務めたアンティノーリやサッシカイアとは異なる、国際色豊かな醸造家のもとでイタリアワインの殻を破る歴史を歩み始めます。妥協なきワイン造りの追求ワイン造りを始めるにあたり、大切にしているのは「品種と土地のマッチング」。ボルゲリの土壌は石灰岩、片岩、泥灰土、粘土、泥土、砂、小石、砂利などが複雑に混ざりあいますが、オルネッライアでは1982年の植樹以降、海抜50-120mに広がる115haの所有畑を土壌・ミクロクリマから70の区画に分け、最適な品種を栽培しています。海沿いという好立地により、ブドウは日光に加え海からの反射光をしっかりと浴びて育ちます。同時に、涼しい海風がゆっくりとした成熟を可能にし、夜間には丘から冷涼な風が吹くので、高い熟度がありながらフレッシュな酸が備わります。高い品質の裏にはこうしたテロワールの優位性が積み重なっているのです。広大な畑は全てサステイナブル農法で管理され、一部はオーガニック栽培を行います。また驚くべきことに全区画手摘みで収穫を行うので畑には約80名のスタッフが在中しています。さらに、2016年には選果の精度を高めるために光学式選果台も導入。その後各品種・区画ごとに醸造。アルコール発酵は主にステンレスタンクで行い、熟成にはオークの大樽、バリック、ステンレス、コンクリートタンクをキュヴェ毎に使い分けて使用。熟成を経たワインは厳しい判断基準のもとブレンドされます。ヴィンテージへのこだわりがよく分かるのが2006年から開始した「ヴェンデミア・ダル・ティスタ(芸術の収獲)」というプロジェクト。「ワインは人と同じで収穫年ごとに全く異なる個性を持つ」という考えのもと、世界の著名アーティストに依頼し、新しい収穫年の本質とその特徴をラベルの中にも表現しています。世界トップクラスの評価恵まれたテロワール、最先端の技術、惜しみない手間、妥協なき品質へのこだわりのもと生み出されるオルネッライアのワインは、濃厚でパワフルでありながら、滑らかで柔らかい。オークにのった甘い果実が溢れ出す甘美なスタイルです。同時に尋常ではない気品と完成度があり、一流のワインに求める品格を見事に備えています。2001年にはワイン・スペクテーターの「ザ・トップ100・ワイン」にて、フラッグシップキュヴェであるオルネッライアが第1位を獲得。さらにワイン・アドヴォケイト誌ではボルドー5大シャトーに比肩するスコアを毎ヴィンテージでコンスタントにたたき出しています。今後も革新を続けながらイタリアのトップワイナリーとして君臨し続けることは疑いようもありません。 オルネッライア 一覧へ
マッセートの若樹を使用した偉大なセカンド マッセートのリリースから30年目の節目である、2017年に生み出されたセカンドワイン。ファーストラベルの若樹を用いた贅沢な造りで、マッセートの片鱗を感じさせる味わい。醸造においてはイタリアの伝統的製法ではなく、最新の醸造設備を完備し、モダンで丁寧なワイン造りが行われています。畑の区画ごとそれぞれ醸造。コンクリートタンクにより最小限のポンピングオーバーによって抽出を行い、28?30℃の温度で4週間マセラシオン。その後、50%新樽のオーク樽に入れられます。12ヵ月間それぞれの樽で熟成された後、ワインはブレンドされ更に樽で3ヵ月熟成。瓶詰め後、リリースの良きタイミングまで瓶内にて熟成させます。 2020ヴィンテージ マッセティーノ2020でまず目につくのが濃厚な色調。深い紫色で、マッセティーノの特徴がよく出ています。熟したサクランボと下草の香りが途切れることはなく、美しくメリハリが効いてフレッシュ感あふれる果実味を感じる。力強さと芳香のバランスが絶妙で、2020年ヴィンテージの特徴がしっかりと出ています。 生産者オルネッライアOrnellaiaワイン名マッセティーノMassetinoヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2024 - 2044The Masseto 2020 Massetino (Merlot with a touch of Cabernet Franc) is extremely generous and rich. This wine puts it all out there in full view with a bouquet that is stitched together with ripe blackberry and black cherry preserves, black stone or pencil shaving, sweet spice, cigar, smoke and tar. This was a warm and sunny vintage, and you feel the power of those sunbeams locked within the dark, opulent and concentrated fruit on display here. This is a special treat, and the 2020 edition offers a clear identity for Massetino. This vintage comes close to out-powering the bouquet of the 2019 Masseto also hitting the market now.(The Wine Advocate, May 13, 2022) スーパータスカンの筆頭 オルネッライア Ornellaia サッシカイア、ソライアと並び「3大アイア」としてイタリアワイン界のトップに君臨。スーパータスカンの代表格として確固たる地位を築き、「ボルゲリの奇跡」とも称される偉大なワイナリー「オルネッライア」は1981年にロドヴィコ・アンティノーリによって創設。当初ロドヴィコはカリフォルニアでのワイン造りを考えていましたが、カリフォルニアワインの伝説的な醸造家アンドレ・チェリチェフから「ボルゲリはポムロールやサンテミリオンの土壌に、カリフォルニアの気候を備えた素晴らしいテロワール」と教えられ、故郷ボルゲリでワイナリーを設立することを決意。偉大なボルドーのシャトーに比肩するワインを生み出すため、創設当初はアンドレ・チェリチェフを、1991年からはミシェル・ロランがコンサルタントとして招かれました。2005年からはボルドー出身の醸造家アクセル・ハインツが醸造責任者を務めます。こうしてジャコモ・タキスがコンサルタントを務めたアンティノーリやサッシカイアとは異なる、国際色豊かな醸造家のもとでイタリアワインの殻を破る歴史を歩み始めます。妥協なきワイン造りの追求ワイン造りを始めるにあたり、大切にしているのは「品種と土地のマッチング」。ボルゲリの土壌は石灰岩、片岩、泥灰土、粘土、泥土、砂、小石、砂利などが複雑に混ざりあいますが、オルネッライアでは1982年の植樹以降、海抜50-120mに広がる115haの所有畑を土壌・ミクロクリマから70の区画に分け、最適な品種を栽培しています。海沿いという好立地により、ブドウは日光に加え海からの反射光をしっかりと浴びて育ちます。同時に、涼しい海風がゆっくりとした成熟を可能にし、夜間には丘から冷涼な風が吹くので、高い熟度がありながらフレッシュな酸が備わります。高い品質の裏にはこうしたテロワールの優位性が積み重なっているのです。広大な畑は全てサステイナブル農法で管理され、一部はオーガニック栽培を行います。また驚くべきことに全区画手摘みで収穫を行うので畑には約80名のスタッフが在中しています。さらに、2016年には選果の精度を高めるために光学式選果台も導入。その後各品種・区画ごとに醸造。アルコール発酵は主にステンレスタンクで行い、熟成にはオークの大樽、バリック、ステンレス、コンクリートタンクをキュヴェ毎に使い分けて使用。熟成を経たワインは厳しい判断基準のもとブレンドされます。ヴィンテージへのこだわりがよく分かるのが2006年から開始した「ヴェンデミア・ダル・ティスタ(芸術の収獲)」というプロジェクト。「ワインは人と同じで収穫年ごとに全く異なる個性を持つ」という考えのもと、世界の著名アーティストに依頼し、新しい収穫年の本質とその特徴をラベルの中にも表現しています。世界トップクラスの評価恵まれたテロワール、最先端の技術、惜しみない手間、妥協なき品質へのこだわりのもと生み出されるオルネッライアのワインは、濃厚でパワフルでありながら、滑らかで柔らかい。オークにのった甘い果実が溢れ出す甘美なスタイルです。同時に尋常ではない気品と完成度があり、一流のワインに求める品格を見事に備えています。2001年にはワイン・スペクテーターの「ザ・トップ100・ワイン」にて、フラッグシップキュヴェであるオルネッライアが第1位を獲得。さらにワイン・アドヴォケイト誌ではボルドー5大シャトーに比肩するスコアを毎ヴィンテージでコンスタントにたたき出しています。今後も革新を続けながらイタリアのトップワイナリーとして君臨し続けることは疑いようもありません。 オルネッライア 一覧へ
カベルネ ソーヴィニヨン オー パラディ 「Red Dirt」と呼ばれる赤い火山性の土壌が特徴的なオークヴィルの中心に位置する「オー パラディ」を2009年に取得しました。最初のヴィンテージが造られる前に、すでに優れていたこの土地を2年間かけて改良しています。このワインのセパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨンが75%以上、残りがカベルネ・フランです。 生産者ピーター マイケルPeter Michaelワイン名カベルネ ソーヴィニヨン オー パラディCabernet Sauvignon Au Paradisヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2023 - 2040In 2009, Peter Michael purchased the former Showket Vineyard in Oakville, on the hillside below Continuum and above Dalla Valle. That is the source for the 2019 Cabernet Sauvignon Au Paradis, a blend of 76% Cabernet Sauvignon, 16% Cabernet Franc and 8% Merlot. Matured in 60% new French oak, it's a fairly forward, opulent wine, marked by scents of cigar box, tobacco, cassis, cherries and fine leather. Full-bodied, rich and velvety without being chocolaty or overdone, the lingering finish is - texturally - plush winter-weight flannel pajamas interwoven with complex, faintly herbal threads.(The Wine Advocate, Jun 01, 2022) ソノマワインの頂点の一角 ピーター マイケル Peter Michael 異色の経歴を持つカリスマ生産者IT実業家として40代半ばで成功したピーターマイケル氏は、カリフォルニアに通ううちに、ワインの魅力にとりつかれました。ワイン造りの夢をかなえるため、ナパとソノマを走り回り、当時はだれも見向きしていなかったソノマ・カウンティのナイツヴァレーの元牧場の土地を購入。ボルドー・ブレンドの赤ワインと、ブルゴーニュ・スタイルのシャルドネを生産し始めました。今まさに入荷困難を極める希少ワインピーター・マイケルはカルトワインの元祖です。ワイン・スペクテーター誌恒例の2015年のトップ100では、カベルネ・ソーヴィニヨン・オークヴィル・オー・パラディ2012がトップに立ちました。日本への輸出は少量で、今もカリフォルニアワインの頂点の一角として、光り輝いている存在です。 ピーター マイケル 一覧へ
生産者カーディナルCardinaleヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2023 - 2040The 2019 Cardinale is a blend of 91% Cabernet Sauvignon and 9% Merlot, with the Merlot from a particular block on Howell Mountain. Overall, it's about 80% mountain fruit and 20% valley-floor fruit, according to winemaker Chris Carpenter. Cherries and cassis dominate the nose, while the full-bodied palate is rich and velvety, with a long, mouthwatering finish that adds barrel-derived notes of vanilla, powdered sugar and cedar.(The Wine Advocate, Jun 01, 2022)
生産者シャトー ド ボーカステルChateau de Beaucastelワイン名オマージュ ア ジャック ペランHommage a Jacques Perrinヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: (97-99)点予想される飲み頃:2025 - 2040Tasted from foudre, the 2020 Chateauneuf du Pape Hommage à Jacques Perrin is approximately 60% Mourvèdre (from the same parcel, year after year), with the balance a blend of Grenache, Syrah and Counoise. Ripe plums and truffle-like notes mark the nose, while the palate is full-bodied and rich, with a long, velvety finish. Showing even more complexity and length than the regular bottling, there's a chance this could reach a triple-digit score down the road.(The Wine Advocate, May 06, 2022)
フィニッシュまで全てが調和したワイン ブラックチェリー、クローブ、リコリス、タバコ、レザーなどの深みのある香りが広がります。洗練されたタンニンを備え、フィニッシュまで全てが調和しており、全体的にフレッシュでキビキビしています。このカベルネは落ち着くまで少なくとも2、3年は寝かせる必要があるでしょう。 生産者セリタスCeritasワイン名カベルネ ソーヴィニヨン ピーター マーティン レイ ヴィンヤードCabernet Sauvignon Peter Martin Ray Vineyardヴィンテージ2018容量750ml解説ヴィノス: 96点予想される飲み頃:2026 - 2043The 2018 Cabernet Sauvignon Peter Martin Ray Vineyard is stellar. This super-classic, old-school Santa Cruz Mountains Cabernet is pure magic. Black cherry, cloves, licorice, scorched earth, incense tobacco and saddle leather infuse the 2018 with fabulous depth. Potent and virile, the Cabernet is going to need at least a few years to settle down. It’s a stunning wine in every way. Ceritas fans will surely be delighted to learn that the Cabernet offerings here will soon expand to include a number of new bottlings.(Vinous, June 2022) カリフォルニア銘醸畑の個性が生きる逸品 セリタス Ceritas セリタスは、創業者のジョン・レイテックを筆頭に、単一畑にフォーカスしたワインを手掛けるカリフォルニアのワイナリーです。ファーストリリースは2005年。キスラーのキュヴェ・キャサリン向けにピノ・ノワールを供給してきたオクシデンタル・ヴィンヤードを始め、カリフォルニア最良の畑と長期契約を結んでいます。「ヴィノス」アントニオ・ガッローニが高評価セリタスはジョンとフォーブのレイテック夫妻が、シャルドネ、ブルゴーニュ、カベルネ・ソーヴィニヨンで単一畑にフォーカスしたワインを造っていて、カリフォルニアワインに最も精通する「ヴィノス」の評論家アントニオ・ガッローニが、ピノ・ノワールをとりわけ高く評価している。「トラウト・ガルチ・ヴィンヤード」の2018年と2017年、「オキシデンタル・ヴィンヤード2016」、「エリオット・ヴィンヤード」の2015年と2014年にそれぞれ97点を与えています。モノポールへのこだわりと最良畑との長期契約ジョンのワイン造りは伝統的で、人為的な介入を最大限に避けています。ソノマ・コースト、ロシアン・リヴァー・ヴァレー、サンタ・クルーズ・マウンテンなどの冷涼な畑で、ビオディナミかビオディナミに転換中の区画のブドウを購入しています。モノポールにこだわり、キスラーの「キュヴェ・キャサリン」向けにピノ・ノワールを供給してきた「オキシデンタル・ヴィンヤード」など、カリフォルニアの最良の畑と長期契約を結んでいます。 英国の「デカンター」誌が2016年にブルゴーニュ以外の最高のピノ・ノワールを選んだ際には、「ヘレンタール・ヴィンヤード オールドショップ・ブロック ソノマ・コースト 2013」が「傑出したワイン」に選ばれました。 セリタス 一覧へ
30周年記念特別ラベル 2020年産がフロランス&ダニエル・カティヤール夫妻によるシャトー買収30周年に当たるのを記念して、特別ラベルを採用したボトルが造られました。従来のラベルはベージュ地に濃いブルーのエンブレムをあしらったものですが、2020年産には黒地に金文字を配した豪華なラベルを採用しており、テーブルに置いた際にひときわ目を引くデザインになっています。 生産者シャトー スミス オー ラフィットChateau Smith Haut Lafitteワイン名シャトー スミス オー ラフィット ルージュChateau Smith Haut Lafitte Rougeヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 95+点予想される飲み頃:2028 - 2055The 2020 Smith Haut Lafitte is more structured and introverted than its 2019 predecessor, unwinding in the glass with aromas of cassis and plums mingled with notions of pencil shavings, violets and minty new oak. Medium to full-bodied, deep and concentrated, its velvety attack segues into a multidimensional mid-palate that's framed by rich, generously extracted tannins that assert themselves on the long, youthfully firm finish. This is a strong effort that's true to the house style and which will reward a little patience.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) 世界が注目!時代をリードするグラーヴ格付けシャトー シャトー スミス オー ラフィット Chateau Smith Haut Lafitte ペサック・レオニャンの1級シャトーはオー・ブリオンだけですが、スミス・オー・ラフィット、パプ・クレマン、オー・バイィが1級に匹敵する先頭集団を形成しています。スミス・オー・ラフィットは、スキーの元五輪選手ダニエル&フロランス・カティアール夫妻が1990年に購入し、2つ星レストランとスパを備えるラグジュアリーホテル「レ・ソース・ド・コーダリー」でも知られています。シャトー・スミス・オー・ラフィットの歴史は1365年、ボスク家がブドウ栽培をスタートしたことから始まります。1720年代、この敷地はシャトー名の由来となったジョージ・スミスが購入し、彼は敷地内に邸宅を建設、ワインを自身の船でイギリスに輸出をして、シャトー・スミス・オー・ラフィットの名声を確立させました。莫大な投資と情熱を注いで、オーガニックに転換し、馬で耕作し、収穫したブドウは7-9キロのスペシャルボックスで運びます。選果は光学式選果機で行い、トロンセとジュピユから切り出したオークを使ってシャトーで製造する自家製の樽で熟成します。プルーフタグを使用し、QRコードで様々な情報を読み取れます。樽工房を所有する数少ないシャトーの一つシャトー・スミス・オー・ラフィットは、自社で樽を製作している数少ないシャトーの一つです。その他に自社で樽を作っているのは、マルゴー、オー・ブリオン、ラフィット、ペトリュスなどごく僅かで、どれもが超一流シャトーばかりです。フランスで唯一ISO14001を取得した環境保全に特化したワイナリーシャトーでは環境保全への取り組みへの考え方を「BIO PRECISION」と名付けました。最新醸造技術と自然環境とのバランスを保つことを目的とした取り組みで、二酸化炭素のリサイクル、薬品、化学肥料の不使用、馬による畑の耕作、セラー屋上の緑地化等を実践しています。 シャトー スミス オー ラフィット 一覧へ
シルキーなテクスチャーと芳醇な果実味、スパイシーさが表現豊かなカロンのセカンドワイン グラン・ヴァンのカロン・セギュールとは異なり、若いうちから楽しめる、よりカジュアルなワインと言われています。クレーム・ド・カシスやブラックプラム、スミレは甘草のニュアンスに加え、メントールやホワイトペッパーのタッチを感じる、このフレッシュかつしなやかなタンニンのバランスが取れたジュシーな味わいは絶品です。 生産者シャトー カロン セギュールChateau Calon Segurワイン名ル マルキ ド カロン セギュールLe Marquis de Calon Segurヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: (89-91)点予想される飲み頃:2024 - 2039The 2020 Le Marquis de Calon-Ségur blend is 50% Cabernet Sauvignon, 49% Merlot and 1% Petit Verdot, with an alcohol of 14.6%. It is aging for an anticipated 17 months in French oak barrels, 30% new. Deep purple-black in color, it bursts from the glass with bombastic scents of stewed black plums, crème de cassis and blueberry pie with nuances of violets and licorice, plus a waft of menthol. The medium to full-bodied palate is chock-full of juicy black fruits with plush tannins and just enough freshness, finishing spicy. This is a very different style from the grand vin (Calon-Ségur), but also very delicious.(The Wine Advocate, May 21, 2021) セギュール侯爵も愛したシャトー シャトー カロン セギュール Chateau Calon Segur ハートマークのラベルでよく知られている日本でも人気の高いシャトー。カロン・セギュールの要は醸造責任者のヴァンサン・ミレです。マダム・ガクストンの時代に始まり、保険企業「シュラヴニー」が買収してからも、支配人のローラン・デュフォの下で彼が才能を発揮しています。醸造設備にも十分な投資が行われており、品質をより確かなものにしています。 シャトー カロン セギュール 一覧へ
生産者メゾン ルロワMaison Leroyワイン名ブルゴーニュ ルージュBourgogne Rougeヴィンテージ1999容量750ml解説ワインスペクテーター: 87点予想される飲み頃:NAThis mature red is marked by a whiff of cherry jam, followed by sweet strawberry and cherry flavors. Lively and fresh, with some woodsy accents. Has good length. Drink now.(Wine Spectator, May 31, 2007)
素朴さに陥らず要点をついた味わいを演出 ポマールの北の丘に位置する南向き斜面の1958年植樹の古木のブドウから造られています。熟した赤い果実のアロマ。 きめ細やかなタンニンと穏やかな抽出により、素朴さに陥ることなく要点を突いた調和のとれたワインです。 生産者エスプリ ルフレーヴLeflaive(Esprit Leflaive)ワイン名ポマール レ ザルヴレPommard Les Arveletsヴィンテージ2018容量750ml シャブリからプイィ・フュイッセまで、樹齢の高いブドウの樹を扱う厳選された栽培農家と提携して造る素晴らしいシリーズ エスプリ ルフレーヴ Esprit Leflaive エスプリ・ルフレーヴは当主モランディエール氏と総支配人ピエール・ヴァンサン氏により2018年に開始された新プロジェクト、ドメーヌ・ルフレーヴによる新たなネゴシアンブランドです。彼らの特徴は、いずれの銘柄もオーガニック、またはビオディナミによって栽培されたブドウを買い付けていることです。ブドウの栽培家と提携し、収穫の段階からドメーヌのスタッフが関与しています。ブドウはルフレーヴの醸造施設へと運ばれ、ミクロ・ネゴス的なワインが300?5,000本と少数ながら造られていることもポイントです。 従来のコート・ド・ボーヌやマコネから、新たにシャブリやコート・ド・ニュイまで、より広域に、多彩なポートフォリオを揃えています。ドメーヌの総責任者を務めるピエール・ヴァンサン氏は、当主モランディエールの絶大な信頼を得て2017年に着任するまでは、「ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレ」で醸造責任者として努めており、ヴージュレの品質を向上させた原動力となった人物です。ビオディナミを駆使して、バタール・モンラッシェ、ボンヌ・マール、ミュジニーなどグランクリュの品質を向上させるなど、赤も白も素晴らしいワインを造っていました。唯一ルフレーヴの赤ワインを楽しめるのがエスプリ・ルフレーヴピエール・ヴァンサン氏が以前、他ワイナリーでビオディナミによるピノ・ノワールの醸造に携わり、数々の素晴らしい赤ワインを作っていたこともあり、エスプリ・ルフレーヴでは唯一ルフレーヴの赤ワインを楽しめます。お手頃価格でルフレーヴの味わいを楽しめる最大のチャンス!白に関しては、従来のコート・ド・ボーヌやマコネの範囲を超え、新たにシャブリやコート・ド・ニュイまでより広いブルゴーニュで、ドメーヌ・ルフレーヴならではの、透明感とミネラル感あふれるワインが造られるようになりました。価格もドメーヌのものよりもかなりお手頃になっているので、この機会にぜひルフレーヴの真髄に触れてみてはいかがでしょうか?高い品質と話題性から、日本のワイン評価誌をはじめ、すでに世界中から注目されています。 エスプリ ルフレーヴ 一覧へ
しなやかでジューシー、生き生きとした酸、魅力的でピュアな果実味をもつ素晴らしいヴィラージュワイン 赤系ベリーやカラントの香りに土と革、腐葉土などのアロマも感じます。しっかりとした口当たりで、生き生きとした酸、魅力的でピュアな果実味の調和がとれている正確なフィニッシュを持つ素晴らしいヴィラージュワインです。 ■2021ヴィンテージ情報/ベルトラン・デュガのコメント■ 「2021年は、生育期は霜と雨に見舞われ、完熟を待ってからではなく、ブドウが痛む前に収穫せざるを得ない厳しい年でした。9月15日から5日間収穫を行い、結果として収量は例年の20%減となりました。病気が発生する前に早めに収穫を開始したため、健全なブドウを収穫することができました。2018、2019、2020年のように暑い年は、凝縮感のある濃厚な味わいに仕上がりますが、酸が不足しがちです。一方、2021年のように困難な年は、酸が高めで繊細な味わいに仕上がります。2021年は私好みのスタイルです。どの年も醸造法は同じですが、出来たワインは、その年ごとに異なる魅力を備えており、興味が尽きることはありません。」 2021年のジュヴレ・ヴィラージュの中でも最高の1本 品種:ピノ・ノワール100%畑:ラ・ボシエールのヴィラージュ区画平均樹齢:50年以上醸造:新樽率40%のバリックで16カ月熟成赤いベリー系果実のアロマにスイート・スパイス、林床、スモーク香のニュアンスが溶け合う。鮮やかな酸、洗練されたパウダリーなタンニンを軸とした肉付きの良いミディアムボディの味わい。長い余韻と心地よさを兼ね備え、見事なポテンシャルを感じさせる。 生産者クロード デュガClaude Dugatワイン名ジュヴレ シャンベルタンGevrey Chambertinヴィンテージ2021容量750ml解説パーカーポイント: (89-91)点予想される飲み頃:N/AAromas of red berries mingling with notions of sweet spices, forest floor and smoke introduce the 2021 Gevrey-Chambertin Village, a medium-bodied, fleshy wine built around bright acids and beautifully refined, powdery tannins. Long and sapid, it shows outstanding potential.(The Wine Advocate, Feb 01, 2023) 生産量が極めて少なくカルト的な人気を誇るドメーヌ クロード デュガ Claude Dugat ジュヴレ・シャンベルタンの傑出したワイン生産者であるクロード・デュガを抜きにして、このアペラシオンを語ることはできません。 生産者というよりも、彼はジュヴレ・シャンベルタンのワインの品質とスタイルの真の保護者といっても過言ではありません。彼のフルーティーで肉質的で濃密なスタイルは、ドメーヌの評価を高めています。彼のワインは、ピノ・ノワールの鮮やかな果実味とジュヴレ・シャンベルタンの力強いテロワールがうまくリンクした素晴らしいワインで、カルト的な地位に見合う品質を持っています。ジュヴレ・シャンベルタンで何世代にもわたって確固たる地位を築いてきたデュガ家は、現在では村全体で6ヘクタールの土地を所有しています。クロード・デュガの祖父はかつて12樽を生産していましたが、現在は年間100樽を生産しています。1988年、クロードは肥料と除草剤をやめ、現在では環境(空気、気候、水、土壌、生物多様性、景観)に対する負荷を最小限に抑える『持続可能なぶどう栽培』を行っています。彼が打ち出した栽培哲学は今日でもなお生きています。・低利回り・均質な成熟度・樹勢をコントロール(最適な集中力)彼の栽培哲学により収穫したブドウは完全に除梗され、すぐに発酵を始めることができますが、酸素の侵入を制限し、乱暴な発酵を避けるために、ポンピングオーバーは事実上行われていません。その代わりに、1日に2回、先が平らな棒を使って果帽を突き崩したり、ワインをかき混ぜたりする方法を実施します。トータルの樽詰め期間は約2週間で、その後樽詰め前の2日間は果汁が落ち着くまで放置されます。「ブルゴーニュ ルージュ」は全て1年物、「ヴィラージュ」ワインは60%が新樽、40%が1年物、1erクリュ、グランクリュは全て新樽で造られています。樽は全てフランソワ・フレールが提供しています。1990年代に入り、自らワインを瓶詰めして販売するようになってから、評論家の間ですぐに噂になり、高い評価を得るようになりました。 現在は彼の3人の子供たちがその役割を担っており、彼らが育ったジュヴレ・シャンベルタンの素晴らしいテロワールを昇華させようと意欲的に取り組んでいます。2000年代に入ると、彼の子供たちもドメーヌに加わり、現在では、息子のベルトラン・デュガが中心となり、2人の姉妹に支えられて事業を引き継いでいます。デュガは、ブドウの木に最大限の敬意を払い、テロワールを重んじ畑での仕事を重視しています。石灰岩のテロワールに植えられたピノ・ノワールの樹は、驚くほどのミネラルとフィネスを持ったフレッシュでエレガントなワインを生み出します。ブドウは、肥料や除草剤を一切使用しないサステイナブルな方法で栽培されています。2013年からは有機農法に重点を置き、さらにビオディナミ農法も取り入れています。ブドウは手摘みで収穫され、果実が熟成して、糖分が極端に濃縮されないよう、早い時期に収穫されます。幸運なことに、彼らはこの地域で最も古いブドウの木をいくつか所有しており、それがメゾンのスタイルに反映されています。クロードは低収量と小粒な果実を好み、隣人と同じ数の房を持ちながら、果実の大きさは隣人の半分になることを望んでいます。これがデュガのワインを支える凝縮感と力強さの決定的な要因となっています。 クロード デュガ 一覧へ
毎年1樽を自家用にするほどのデュガ家お気に入りのワイン 平均樹齢80年以上の古樹のブドウから造られるリッチで重層感のある味わいのワインです。これまでヴィラージュクラスにブレンドされていましたが、2018年ヴィンテージから単独でリリースされるようになりました。0.95haという小さな畑から取れるワインは年間1,500本ほど。繊細で緻密なタンニン、溌剌とした酸を備え、濃縮されたパワフルなミディアムボディのフレーバーの魅力的なワインです。 ■2020ヴィンテージ情報/生産者より■ 夏は、乾燥と猛暑が続き、8月21日に収穫を開始しました。8月中に収穫が終わったのは、この年が初めてです。降雨量が不足していたため、得られた果汁は少なかったものの、深みのある色合いを呈した濃密でリッチなワインに仕上がりました。黒果実を思わせるアロマは、ブドウが十分に熟していることを示しています。収穫時期を早めることは、とても重要だと考えています。というのもブドウ本来の酸を保持することができ、結果としてバランスの良いワインが出来るからです。 生産者クロード デュガClaude Dugatワイン名ジュヴレ シャンベルタン ラ マリーGevrey Chambertin La Marieヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)点予想される飲み頃:NARicher and more layered than the domaine's regular Gevrey-Chambertin bottling, the rare 2020 Gevrey-Chambertin La Marie mingles aromas of cassis and plums with hints of smoke and loamy soil. Medium to full-bodied, deep and velvety, with fine, concentrated powdery tannins and lively acids, Bertrand Dugat observes that the wine's personality reminds him of his father Claude.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022) 生産量が極めて少なくカルト的な人気を誇るドメーヌ クロード デュガ Claude Dugat ジュヴレ・シャンベルタンの傑出したワイン生産者であるクロード・デュガを抜きにして、このアペラシオンを語ることはできません。 生産者というよりも、彼はジュヴレ・シャンベルタンのワインの品質とスタイルの真の保護者といっても過言ではありません。彼のフルーティーで肉質的で濃密なスタイルは、ドメーヌの評価を高めています。彼のワインは、ピノ・ノワールの鮮やかな果実味とジュヴレ・シャンベルタンの力強いテロワールがうまくリンクした素晴らしいワインで、カルト的な地位に見合う品質を持っています。ジュヴレ・シャンベルタンで何世代にもわたって確固たる地位を築いてきたデュガ家は、現在では村全体で6ヘクタールの土地を所有しています。クロード・デュガの祖父はかつて12樽を生産していましたが、現在は年間100樽を生産しています。1988年、クロードは肥料と除草剤をやめ、現在では環境(空気、気候、水、土壌、生物多様性、景観)に対する負荷を最小限に抑える『持続可能なぶどう栽培』を行っています。彼が打ち出した栽培哲学は今日でもなお生きています。・低利回り・均質な成熟度・樹勢をコントロール(最適な集中力)彼の栽培哲学により収穫したブドウは完全に除梗され、すぐに発酵を始めることができますが、酸素の侵入を制限し、乱暴な発酵を避けるために、ポンピングオーバーは事実上行われていません。その代わりに、1日に2回、先が平らな棒を使って果帽を突き崩したり、ワインをかき混ぜたりする方法を実施します。トータルの樽詰め期間は約2週間で、その後樽詰め前の2日間は果汁が落ち着くまで放置されます。「ブルゴーニュ ルージュ」は全て1年物、「ヴィラージュ」ワインは60%が新樽、40%が1年物、1erクリュ、グランクリュは全て新樽で造られています。樽は全てフランソワ・フレールが提供しています。1990年代に入り、自らワインを瓶詰めして販売するようになってから、評論家の間ですぐに噂になり、高い評価を得るようになりました。 現在は彼の3人の子供たちがその役割を担っており、彼らが育ったジュヴレ・シャンベルタンの素晴らしいテロワールを昇華させようと意欲的に取り組んでいます。2000年代に入ると、彼の子供たちもドメーヌに加わり、現在では、息子のベルトラン・デュガが中心となり、2人の姉妹に支えられて事業を引き継いでいます。デュガは、ブドウの木に最大限の敬意を払い、テロワールを重んじ畑での仕事を重視しています。石灰岩のテロワールに植えられたピノ・ノワールの樹は、驚くほどのミネラルとフィネスを持ったフレッシュでエレガントなワインを生み出します。ブドウは、肥料や除草剤を一切使用しないサステイナブルな方法で栽培されています。2013年からは有機農法に重点を置き、さらにビオディナミ農法も取り入れています。ブドウは手摘みで収穫され、果実が熟成して、糖分が極端に濃縮されないよう、早い時期に収穫されます。幸運なことに、彼らはこの地域で最も古いブドウの木をいくつか所有しており、それがメゾンのスタイルに反映されています。クロードは低収量と小粒な果実を好み、隣人と同じ数の房を持ちながら、果実の大きさは隣人の半分になることを望んでいます。これがデュガのワインを支える凝縮感と力強さの決定的な要因となっています。 クロード デュガ 一覧へ
ブドウ品種 カベルネ・ソーヴィニヨン 60%マルベック 21%カルメネール 15%プティ・ヴェルド 4% 生産者セーニャSenaヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2021 - 2030The 2019 Seña was produced with a Bordeaux blend of 60% Cabernet Sauvignon, 21% Malbec, 15% Carmenere and 4% Petit Verdot with the Chilean character of the high percentage of Carmenere. Most of the volume fermented in stainless steel with some 10% in concrete vats, and the final blend matured for 22 months in French oak barrels, 80% of them new, and 10% in Stockinger vats. It's 13.5% alcohol and has good acidity and freshness, coming through as medium-bodied, elegant and balanced. This is incredibly elegant, subtle and harmonious even at this early stage. It has floral aromas, notes of orange peel, a touch of creamy sweet spices and great freshness. The palate is medium-bodied, seamless and pure, with pungent flavors and a soft texture. It's long, clean, defined and super tasty. I feel this wine is getting better and better by the vintage. The grapes were picked quite early, and that helped to contain the ripeness and seems to have been a great decision. There was also an exception in the Panquehue zone where the Seña vines are, where the summer was cooler than the average, so quite different to many other regions in Chile. 100,000 bottles produced. It was bottled in February 2021.(Issue 256 End of August 2021, The Wine Advocate, 1st Sep 2021) チリのアイコンワイン セーニャ Sena セーニャは95年にチリで初の国際的なジョイントヴェンチャーとしてスタート。最初から世界に通用するボルドースタイルのアイコンワインを目指しました。乾燥した地中海性気候ですが、フンボルト海流から生じる冷気、アンデス山脈から吹き下ろす風が昼夜の寒暖差をもたらします。雨が降らないので収穫を待つことができ、長いハングタイムから複雑な香味が生まれます。斜面上部は火山岩、中部は崩落質、下部はラブコ川の運んだ沖積土壌で、斜面の向きは多様です。コンサルタントのアラン・ヨークを招いて、2005年からバイオダイナミックスに取り組んでいます。 セーニャ 一覧へ
生産者シャトー ラトゥールChateau Latourヴィンテージ1994容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2014 - 2034Drunk from magnum, the 1994 Latour is showing brilliantly, bursting with aromas of dark fruits, English walnuts, cigar wrapper, loamy soil and woodsmoke. Medium to full-bodied, deep and fleshy, it's layered and concentrated, with sweet tannins, succulent acids and a long, sapid finish. The wine of the vintage in Bordeaux, I just wish I owned a case.(The Wine Advocate, Mar 01, 2022)
生産者シャトー ラトゥールChateau Latourヴィンテージ1999容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2015 - 2039The 1999 Latour doesn't quite dominate the competition the way the 1994 does, but it, too, is a lovely wine, exhibiting notes of blackcurrants, cigar wrapper, rich soil tones and creamy new oak. Medium to full-bodied, deep and impressively concentrated, with velvety tannins, ripe acids and a long, expansive finish, it is showing beautifully today.(The Wine Advocate, Mar 01, 2022)
生産者シャトー ラフィット ロートシルトChateau Lafite Rothschildヴィンテージ1996容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2020 - 2050The 1996 Lafite-Rothschild was remarkably deep in color considering that it is now 20 years in age. The bouquet is classic Pauillac with pencil shavings and sous-bois infusing the black fruit, masculine and a little aloof, yet focused and very well delineated. The palate is very well balanced with crisp blackberry and boysenberry fruit, spicier than I recollect, a crescendo of flavors so that it seems understated at first but fans out with a sense of confidence towards the finish. I think this still has more to give so cellar it away for another 5-8 years if you can, but otherwise this is an exemplary Lafite-Rothschild that I can envisage getting better and better in bottle, if not quite as enthralling as either Mouton-Rothschild or Château Margaux. Tasted July 2016.(The Wine Advocate, Oct 29, 2016)
生産者シン クア ノンSine Qua Nonワイン名イー レイズド シラーE Raised Syrahヴィンテージ1998容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:N/AIn addition to these new releases, I was also able to taste through a number of older vintages, including the 2001 Albino, 2006 Hoodoo Man, 2003 The Inaugural, 2004 Ode to E, 1998 E Raised, 2001 On Your Toes, 2005 Nail in My Cranium and 2007 Syrah Dangerous Birds. To say I came away impressed would be an understatement. Anyone who claims this big, rich style can-t age needs to taste these wines. I opted to just list my scores for the older releases as I find Bob-s initial write-ups spot on.(The Wine Advocate, Aug 29, 2013)