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本来バローロとして醸されるネッビオーロを気軽に楽しんでいただくための特別な1本。非常に軽やかで透明感ある酸味。フレッシュ感に溢れ、品があり、柔らかなタンニンが特徴! 栽培農家としての歴史は1885年からスタート。1910年にジャコモ・ブレッツァとして瓶詰を開始しました。現在の当主は4代目のエンツォ・ブレッツァ氏。年産トータルで80,000本。セッラルンガやモンフォルテの男性的で力強いバローロとは一線を画す、フローラルで繊細な、女性的なバローロを生み出しており、品格高くバランスに優れたバローロ村ならではの味わいを表現しています。 20年から25年落ちのスラヴォニア産オークのボッテ(3000L)を熟成に用いる、伝統的な大樽熟成の生産者です。ガンベロロッソ、デカンタ、ワイン・アドヴォケイトの各誌でも毎年のように高い評価を得ています。 「ランゲ・ネッビオーロ」は、1991年に植えられた2ヘクタールのブドウ畑になるネッビオーロを使用します。バローロの町周辺に位置し、2010年から有機栽培が行われています。若々しいネッビオーロが素晴らしく表現されており、バラ、スミレ、柑橘類、オレンジピールを重ねた赤いベリーの香りのブーケが特徴です。フレッシュで純度が高く、滑らかなテクスチャーからリフトアップしたフィニッシュにつながります。 ■2022年ヴィンテージ情報■ 冬は穏やかで、降雨や降雪はほとんどありませんでした。3月と4月は晴天と穏やかな気温が特徴で、雨はほとんど降りませんでした。しかし、降雨によりブドウ樹の水分ストレスが妨げられたものの、5月に雨の日がかなり多くなり、不安定な時期が始まり、6月下旬まで続きました。一般に、気候条件は夏を通して理想的でした。9月初旬に一部の地域で気温が低下したため、収穫が遅れました。 ■テクニカル情報■ 標高300メートルに位置し、ブドウの木は1ヘクタールあたり3,700本のブドウの密度で植えられており、西向きで、午後の日差しを取り込みます。ネッビオーロのブドウの木はランピアのクローンであり、台木K5BBで栽培されています。ギュイヨで剪定され、エスパリエされたブドウの木は、収量をコントロールしブドウの風味の濃度を高めるためにグリーンハーベストと間伐が行われ、慎重に手作業で栽培されます。緑肥は土壌の活力を高めるために使用され、牧草被覆作物の挿し木は栄養価を高めるために土壌に残されます。有機ブドウ栽培に従って、必要に応じて銅と硫黄が使用されます。除草剤や殺虫剤は使用されていません。収穫は手作業で行われます。 選定されたブドウは除梗、破砕され、ステンレスタンクに管理された温度で発酵が行われます。浸軟は6〜10日間で、その後、ワインは18〜20℃でマロラクティック発酵、翌年の春までステンレスタンクで熟成。果実の純粋さを最大限に表現するために、硫黄の添加を最小限に抑え、オークの影響を受けずにオーガニックで作られました。 BREZZA LANGHE NEBBILO ブレッツァ ランゲ・ネッビオーロ 生産地:イタリア ピエモンテ 原産地呼称:DOCG. LANGHE ぶどう品種:シャルドネ 100% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディBREZZA / ブレッツァ ワイン評価誌で高評価! バローロ村で伝統的な大樽熟成を行う造り手。 栽培農家としての歴史は1885年からスタート。1910年にジャコモ・ブレッツァとして瓶詰を開始しました。現在の当主は4代目のエンツォ・ブレッツァ氏。年産トータルで80,000本。 セッラルンガやモンフォルテの男性的で力強いバローロとは一線を画す、フローラルで繊細な、女性的なバローロを生み出しており、品格高くバランスに優れたバローロ村ならではの味わいを表現しています。 20年から25年落ちのスラヴォニア産オークのボッテ(3000L)を熟成に用いる、伝統的な大樽熟成の生産者です。ガンベロロッソ、デカンタ、ワイン・アドヴォケイトの各誌でも毎年のように高い評価を得ています。
自社畑の最高のピノ・ノワールのみで造られる、愛息子の名を冠した上級キュヴェ「ノックス」! サンタ・バーバラを代表する人気の造り手「オー・ボン・クリマ」。その頭文字から「ABC」の通称で親しまれています。オーナーのジム・クレンデネン氏は、かつてはブルゴーニュワインの神様と言われる故アンリ・ジャイエ氏のもとで学び、ロバート・パーカーより「ベスト・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」に2度選出されました。食事を通して楽しめる、ブルゴーニュワインのエレガンスを感じるワイン造りを得意としています。 「ピノ・ノワール ノックス・アレキサンダー サンタ・マリア・ヴァレー」は、長男ノックス君の誕生記念に、1998年から造り始めた上級キュヴェ。イザベルとは異なり、ル・ボン・クリマとビエン・ナシードの自社畑の最高のピノ・ノワールのみで作られています。この2つの畑はシスコックリバーを挟んで隣同士です。ピノ・ノワールのようにゆっくり成熟する品種は水はけの良いやせた土壌に植えてあり、非常に傑出したピノ・ノワールを生みだします。殆どの年において、この2つの畑から高い収穫量を得ることは難しいのですが、そこから取れるぶどうの収穫量は少ないながらとても素晴らしい品質です。 ■ヴィンヤード■ ノックスはル・ボン・クリマとビエン・ナシードの二つの畑のブドウから作られています。これら二つの畑はサンタマリア・ヴァレーにありますが、ル・ボン・クリマはこのヴァレーの南端に位置しています。ル・ボン・クリマでは1998年に水はけの良い痩せた土壌のところに樹勢の低い台木が植えられました。樹勢の低い台木と痩せた土壌の組み合わせにより、収量を抑えられ、ブドウの熟成速度は遅くなりました。 このノックスのワインには、ブロック2とブロック11が選ばれました。ブロック2には、1994年にディジョンクローン103, 113, 114, 115, 2AとMt. Eden、さらに数種類のピノ・ムニエが植えられました。南西に面している畑にもかかわらず、ぶどうの成長期の朝日をサンタマリアの霧がさえぎります。別の高品質のピノ・ノワールはビエン・ナシードにあるブロック11ですが、北西に面した傾斜が急な丘の上にあるこのブロック11には、1997年に667、777、115、2Aと、Swan, Jacksonが植えられました。 香り高く、スパイシーで、幻想的なブーケで知られています。このワインは期待を裏切りません。ビングチェリー、クランベリー、レッドカレント、ローズヒップ、ダークチョコレートの香りが、ワインの奥深くに埋もれた下草の興味深い香りとともにはっきりと現れます。フレーバーはラズベリーから始まりダークココアへと常に進化しています。背景にはフレンチオークのバニリンとバランスの取れたタンニンがあります。味わいに非常に重点を置いた、タイトで際どいスタイルです。 ■ブルーシリーズとは■ 「ブルーシリーズ」は、クレンデネン氏の個人的に、そして、ワイナリーの歴史的にも、忘れ難い4つのボトル (ニュイ・ブランシュ、イザベル、ノックス・アレキサンダー、ヒルデガード)を指し、青を基調としたデザインがなされたワイナリーのフラッグシップとして人気のあるシリーズです。 ■テクニカル情報■ ノックス用のブドウは早朝に手作業で収穫され、畑で選別されました。除梗後、果汁をオープントップの5トン発酵槽で発酵させました。発酵を調整し、ブドウからすべての「良いもの」を抽出するために、発酵槽は毎日2回手作業で打ち抜かれました。発酵終了後、マストを圧搾し、100%フランソワ・フレールの新樽フレンチオーク樽に注入しました。ワインは、1年後に穏やかに澱引きすることを除いて、これらの樽で22か月間保管されました。その後濾過せずに瓶詰めしました。このワインは、美しい透明度を持つ色調に仕上がっています。 AU BON CLIMAT Estate Bottled Pinot Noir Knox Alexander Santa Maria Valley オー・ボン・クリマ ピノ・ノワール ノックス・アレキサンダー サンタ・マリア・ヴァレー 生産地:アメリカ カリフォルニア セントラル・コースト サンタ・バーバラ 原産地呼称:AVA. SANTA MARIA VALLEY ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ VINOUS:93 ポイント 93pts Drinking Window 2023 - 2029 From: Brilliance in Santa Barbara (Sep, 2023) The 2019 Pinot Noir Knox Alexander is ethereal, delicate and flat-out delicious. Crushed flowers, sweet red cherry fruit, game, iron, licorice, dried herbs and orange peel add an exotic flair. This aromatic, mid-weight Pinot is all class. The Knox Alexander is a blend of best barrels from three estate vineyards - Bien Nacido, Le Bon Climat and Rancho La Cuna. - By Antonio Galloni on July 2023Au Bon Climat / オー・ボン・クリマ ブルゴーニュスタイルを表現。 サンタバーバラを代表するワイナリー! 「Au‥Bon‥Climat」とは、「良いクリマ(テロワール)」という意味で、その頭文字から「ABC」の通称で親しまれています。 カリフォルニアのサンタ・バーバラ・カウンティーで栽培されたブドウから国際的に認められているピノ・ノワール、シャルドネ、およびピノ・ブランのワインを栽培しています。 オー・ボン・クリマ・ワイン醸造所は、世界的に有名なビエン・ナシド・ヴィンヤードに あり、ワインメーカーでありオーナーであるジム・クレンデネンが所有しています。 オー・ボン・クリマは1989年と1990年ともにロバート・パーカーによって“世界のベスト ワイナリー”として掲載されました、またジム・クレンデネン自身はロサンゼルスタイムズ で1992年の“イヤー・オブ・ワインメーカー”、2001年にはフード&ワイン・マガジンで “イヤー・オブ・ワインメーカー”に選ばれています。 ジム・クレンデネンは1976年にカリフォルニア州立大学、サンタ・バーバラ校の法学部 を卒業しました。21才のときにフランスでタコス(メキシコ料理)より素晴らしい世界 に出会ってしまったのです。卒業後に1カ月間ブルゴーニュとシャンパーニュの両方での滞在した彼は、法律の道にすすむよりむしろワインの仕事にキャリアを広げた ほうがいいと確信しました。そして1978年から3年間サンタ・バーバラの ザカ・メサ・ワイナリーでアシスタントのワインメーカーとして多くのことを学んだのです。 1981年に1年で3回の収穫をフランスとオーストラリアで経験したことがジムのマゾヒス ト的な感覚を呼び起こしてしまいました。1982年にクレデネンは、元パートナーのアダム・トルマックと共に彼自身のワイン醸 造所を出発させると決めました。 オー・ボン・クリマ「よく露出しているブドウ園」を 意味する)では3万ケース以上生産するまでになりました。
年産約600本の限定作品! カシスのアロマがとても印象的な、ふくよかなコクのあるワイン。 1930年にシャンボール・ミュジニー村中心部に設立されたこのドメーヌは、1999年、3代目ミッシェル・ディジオイアの継承によって、本格的に自社ビン詰めを開始しました。翌2000年ヴィンテージから各国の錚々たるインポーターが取扱いを開始し、フランスにおけるワイン評論の第一人者ミッシェル・ベタンヌから「極めてシャンボールらしい味わいである」と絶賛されるなど、優秀な造り手としての評価を着実に高めてきました。 いつもツナギを着た彼が畑にいる時間の長さはブルゴーニュのヴィニュロンの中でも群を抜いており、土壌への負荷を軽減するために1978年製の超軽量トラクターを改良して使用するなど、細密なこだわりを持って仕事に打ち込んでいます。「ぶどうを完璧な状態で収穫することだけのために、毎日働いているといっても過言ではありません」(ミッシェル・ディジオイア)。好きな言葉は「情熱。」シャンボール新世代のトップランナーのひとりです。 「シャンボール・ミュジニー1erレ・グロゼイユ」は、0.09ha。樹齢約70年のVV。1回使用樽で16?18ヶ月間熟成。年産約600本の限定作品です。「グロゼイユ」は「すぐり(カシス)の実」という意味で、その昔、この畑にすぐりの木が植えられていたことに由来します。石がちな土壌。その名の通りカシスのアロマがとても印象的な、ふくよかなコクのあるワインです。 ■テクニカル情報■ 栽培:極めて厳格なリュット・レゾネ栽培。化学肥料、除草剤、殺虫剤は一切使用しない 醸造:選果台による選果。赤は100%除梗し、白は除梗しない。天然酵母のみで発酵。赤の上位作品は木製開放槽で発酵。赤は無清澄、ノンフィルターでビン詰め Digioia Royer Chambolle Musigny 1er Cru Les Groseilles ディジオイア・ロワイエ シャンボール・ミュジニー 1er レ・グロゼイユ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ シャンボール・ミュジニー 原産地呼称:AOC. CHAMBOLLE MUSIGNY ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:14% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディDigioia Royer / ディジオイア・ロワイエ1930年にシャンボール・ミュジニー村中心部に設立されたこのドメーヌは、1999年、3代目ミッシェル・ディジオイアの継承によって、本格的に自社ビン詰めを開始しました。翌2000年ヴィンテージから英ベリー・アンド・ブラザーズが取り扱いを開始したことによって一躍脚光を浴びた彼のワインは、ミッシェル・ベタンをはじめとする多くの現地ワインメディアから、「極めてシャンボールらしいスタイル」と評されます。いつもツナギを着た彼が畑にいる時間の長さはブルゴーニュのヴィニュロンの中でも群を抜いており、土壌への負荷を軽減するために1978年製の超軽量トラクターを改良して使用するなど、細密なこだわりを持って仕事に打ち込んでいます。「ぶどうを完璧な状態で収穫することだけのために、毎日働いているといっても過言ではありません」(ミッシェル・ディジオイア)。好きな言葉は「情熱」。 ドミニク・ル・グエンと並び称される、シャンボール新世代のトップランナーです。2012年11月 ミッシェル・ディジオイア氏 ウメムラ御来店2016年11月22日 ミッシェル・ディジオイア氏 ウメムラ御来店
ぶどう本来の滋味旨味がしみじみと感じられ、ドニ・バザール氏の笑顔のように、優しく、癒される味わいの1本! もともと樽職人だったルイ・フルーロさんが、1975年から徐々に畑を買い足し、1993年にニュイ・サン・ジョルジュ村に設立したドメーヌです。1998年に甥のドニ・バザールが継承。ぶどう栽培に精通する彼は、ファビエンヌ・ボニーの栽培の先生でもあります。 ドニ・バザールが造るワインは、ぶどう本来の滋味旨味がしみじみと感じられ、笑うと目が線になる彼の笑顔のように、優しく、癒される味わいです。「ブシャール・ペール・エ・フィス」などの名門メゾンから、「オーレリアン・ヴェルデ」といった気鋭の新世代まで、バルクワイン購入のリクエストが引きも切らないのもよく分かります。 「ヴォーヌ・ロマネ」は、0.12haの平均樹齢45年VVからなるブドウを使用します。新樽率30%で18ヶ月間の樽熟成を行い、造られます。 ■テクニカル情報■ 栽培:厳格なリュット・レゾネ栽培(殺虫剤は一切使用しない) 醸造:除梗100%。天然酵母のみで発酵。無清澄でビン詰め LOUIS FLEUROT VOSNE ROMANEE ルイ・フルーロ ヴォーヌ・ロマネ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネ 原産地呼称:AOC. VOSNE ROMANEE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディLouis Fleurot / ルイ・フルーロ ドニ・バザール氏の笑顔のように、優しく、癒される味わい。 もともと樽職人だったルイ・フルーロさんが、1975年から徐々に畑を買い足し、1993年にニュイ・サン・ジョルジュ村に設立したドメーヌです。1998年に甥のドニ・バザールが継承。ぶどう栽培に精通する彼は、ファビエンヌ・ボニーの栽培の先生でもあります。 自然に対する彼の深い洞察は、その半自給自足的なライフスタイルに立脚しています。野菜を家庭菜園でまかなっているのはもちろんのこと、ウサギ、鶏、ハト、そして・・・豚(自分でソーセージをつくります)まで、ドメーヌを訪問すると、その動物の数に驚かされます。ちなみに趣味は、「釣り」。また、叔父のルイ・フルーロ翁(2012年現在75歳)が壮健だった2010年までは、翁自身が森に入って木を選び、切って乾燥させ、年間20樽の新樽を作ってこのドメーヌで使用していました。 「叔父は長年、AOCニュイ・サン・ジョルジュの「レ・ザルジラ」にトマトを植えていて、「ここのトマトが甘くてうまいんじゃ?」とか言ってましたが、それはさすがにぶどうに植え替えさせてもらいました(笑)。ちなみにこの畑はカラスがぶどうをたくさん食べてくれるので、グリーンハーベストをする必要はありません(おぬしも負けておらぬな!)」。 そんなドニ・バザールが造るワインは、ぶどう本来の滋味旨味がしみじみと感じられ、笑うと目が線になる彼の笑顔のように、優しく、癒される味わいです。「ブシャール・ペール・エ・フィス」などの名門メゾンから、「オーレリアン・ヴェルデ」といった気鋭の新世代まで、バルクワイン購入のリクエストが引きも切らないのもよく分かります。 ◆2003年 ルイ・フルーロを2度訪問しました!◆ 2003年の春と夏にこのドメーヌを2回訪問させて頂きました。ここの大将はいつも小汚いTシャツを着ています。ここのスタイルはマイペースといった感じで、また世間に流されないと言うか、我が道を行くと言う印象でした。そしてここは自給自足を実践しており殆ど口に入れるものはすべてにおいて自ら手当てしてしまいます。 家の前にはアヒル、ガチョウ、ニワトリ、七面鳥などを飼い、裏では兎(ラパン)は数え切れないくらい飼育しています。鳩も相当います。全てが食用としてです。また野菜なども全て栽培しています。ニュイ・サン・ジョルジュの畑の一部にはトマトを植えており、葡萄を栽培していた方が確実にお金になることは誰が見ても間違いないと思えるのに・・。 また熟成用のオーク樽まで自分達で作ってしまいます。他人が作った樽には愛情がこもっていないから使えないのだとも言っていました。有機農法とビオディナミの併用で葡萄を栽培しており、殆ど農薬等は使用しない本当に自然のままのワイン造りに励んでいます。出来上がるワインははっきり言ってここのAOCを代表するトップクラスの生産者を超えるものと判断しました。 ◆2019年10月17日 ルイ・フルーロを再訪問しました!◆
【正規代理店商品】 2009年産より、引退したエジュラン・ジャイエより継承した畑! エシェゾーの特別地区内にある畑で、アペラシオンの元祖というべき区画。 ブルゴーニュ屈指の醸造家として知られるドミニク・ローランが2006年に息子ジャンと始めたドメーヌ。息子ジャン・ローランはモンペリエの醸造学校で醸造学を専攻。6年前から父ドミニク・ローランの元で働き始め、現在はドメーヌのワイン造りを担当しつつ、家族だけに伝えられるドミニク・ローラン秘伝の醸造スタイルを継承しています。 栽培は全て有機農法。毎年少しずつ買い足される畑の選定基準は樹齢が古いこと。樹齢80年程の古樹が中心です。ぶどうは除梗せず全房発酵され、瓶詰めまでSO2は添加せず、補糖は一切行いません。ネゴシアンのワインは平均2年間樽熟成をしますが、ドメーヌの樽熟成期間は1年間という短期間の熟成。樽より瓶熟成の方がゆっくり熟成する、という理由からです。2009年からは待望のクレマンとクロ・ド・ヴージョ、エシェゾーといったグランクリュなどがラインナップに加わり、畑は現在約9haを所有。 「エシェゾー グラン・クリュ アン・オルヴォ ヴィエーユ・ヴィーニュ」は、エシェゾーの特別地区内にある畑で、アペラシオンの元祖というべき区画から。かのエジュラン・ジャイエから譲り受けた区画「クロ・ヴージョ」と共に、我々のセラーで最上のワイン。果実は完熟しており、完ぺきな酸があり、ワインを完璧なものとしています。冷涼なテロワールがフレッシュさを保ち、ワインの様々な要素が熟成に達するまでエネルギーをワインに与え続けます。長期熟成の傑出したグランクリュですが、いつ飲んでも素晴らしい体験を与えてくれます。こうしたワインに、更なる凝縮感を求める事は、まったくもって考えられません。 ■2013年ヴィンテージ情報■ 2013年産についてのドミニク・ローランのコメント。プリムールのオファーの際、毎年、そのヴィンテージを簡潔に要約してきました。今回、2013年はまさにタイトルそのもの、「不思議な力」。望みありです!。(2013年は)私がワインを造ってきたヴィンテージの中で、テクニック的に成功した3大ヴィンテージの一つになりました。 ■テクニカル情報■ 平均樹齢:80年 年間生産量:300本 醸造・熟成:熟成過程で最も大事にしていることは「オリとの接触」です。オリと接触させることで非常に繊細なワインができあがる。最小限の酸化防止剤の使用(瓶詰め前に少量)、ノンフィルター、コラージュ無しを徹底しています。ドミニク・ローランの哲学は「ブドウからワインに生まれ変わる過程に、人間は合理的に最小限に関わるべき」というもの。 Domaine Laurent Echezeaux Grand Cru En Orveau Vieilles Vignes ドメーヌ・ローラン エシェゾー グラン・クリュ アン・オルヴォ ヴィエーユ・ヴィーニュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネ 原産地呼称:AOC. ECHEZEAUX ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディDominique LAURENT / ドミニク・ローラン1956年生まれ。洋菓子職人から転身し、ブルゴーニュ・ワインの黄金時代を手がけた偉大なる醸造家たちから伝統的なワインつくりを独自に習得し、1988年わずか32才にしてのネゴシアン業をスタートさせました。ローラン氏のこだわりは、ヴィエイユ・ヴィーニュの使用(50年以上が基準)、自作の樽(マジック・カスク)へのこだわり、最小限の亜硫酸の使用、ノンフィルターなど近代的な技術に頼らない自然で伝統的な醸造法にこだわり、今ではブルゴーニュでも5本の指に入る醸造家に昇り詰めました。ロバート・パーカーの最新「ワイン・バイヤーズ・ガイド第7版」にて★★★★★(最高)の評価。ブルゴーニュ赤ワインの生産者でネゴシアンとして5つ星を獲得しているのはドミニク・ローランを含めて僅か3軒です。DOMAINE LAURENT PERE ET FILs / ドメーヌ・ローラン・ペール・エ・フィスブルゴーニュ屈指の醸造家として知られるドミニク・ローランが2006年に息子ジャンと始めたドメーヌ。息子ジャン・ローランはモンペリエの醸造学校で醸造学を専攻。6年前から父ドミニク・ローランの元で働き始め、現在はドメーヌのワイン造りを担当しつつ、家族だけに伝えられるドミニク・ローラン秘伝の醸造スタイルを継承しています。栽培は全て有機農法。毎年少しずつ買い足される畑の選定基準は樹齢が古いこと。樹齢80年程の古樹が中心です。ぶどうは除梗せず全房発酵され、瓶詰めまでSO2は添加せず、補糖は一切行いません。ネゴシアンのワインは平均2年間樽熟成をしますが、ドメーヌの樽熟成期間は1年間という短期間の熟成。樽より瓶熟成の方がゆっくり熟成する、という理由からです。2009年からは待望のクレマンとクロ・ド・ヴージョ、エシェゾーといったグランクリュなどがラインナップに加わり、畑は現在約9haを所有。「グランクリュシリーズのラベルについて」50年前にブルゴーニュで流行ったスタイルのラベルだそうです。何故そのラベルを採用したのかと言うと、ドミニク・ローランがその「ブルゴーニュの黄金時代」と言われるワイン造りのスタイルを目指しているから。特にこのラベルがお気に入りの様ですが、昔からの黒ラベルも捨てがたいとのこと。今でもラベルは、すべて手張りだそうです。「アンティークスタイルの重厚瓶(ヘビーボトル)へのこだわりについて」ドミニク自身が、20年以上保存出来ると判断した上質ワインには、重く厚みがあって底が深いボトル(通称:ヘビーボトル)に入れています。実は、ドミニクのこだわりは、ヘビーボトルではなく、”コルク”にあります。上質で長いコルクを使うためには、通常のボトルでは、コルクが長すぎでワインに触れてしまう為、ヘビーボトルを採用しているそうです。ボトルもコルクも通常のものよりコストも高いのです。 ◆2023/10/08 ドミニク・ローランを訪問しました!◆
年産約600本の限定作品! タンニンがまろやかでフィネスに富むテロワール「グルアンシェール」 1930年にシャンボール・ミュジニー村中心部に設立されたこのドメーヌは、1999年、3代目ミッシェル・ディジオイアの継承によって、本格的に自社ビン詰めを開始しました。翌2000年ヴィンテージから各国の錚々たるインポーターが取扱いを開始し、フランスにおけるワイン評論の第一人者ミッシェル・ベタンヌから「極めてシャンボールらしい味わいである」と絶賛されるなど、優秀な造り手としての評価を着実に高めてきました。 いつもツナギを着た彼が畑にいる時間の長さはブルゴーニュのヴィニュロンの中でも群を抜いており、土壌への負荷を軽減するために1978年製の超軽量トラクターを改良して使用するなど、細密なこだわりを持って仕事に打ち込んでいます。「ぶどうを完璧な状態で収穫することだけのために、毎日働いているといっても過言ではありません」(ミッシェル・ディジオイア)。好きな言葉は「情熱。」シャンボール新世代のトップランナーのひとりです。 「シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ グリュアンシェール」は、 0.06ha。平均樹齢30年。1回使用樽で16?18ヶ月間熟成。年産約600本の限定作品です。「グルアンシェール」というリウ・ディ名は、その昔、この畑にクルミ(当時のブルゴーニュの方言で「グルアンシュ」)の木が植えられていたことに由来します。シャンボール中心部に位置し、スパイスや動物系のアロマを伴う複雑なワインを生む土壌です。また、タンニンがまろやかでフィネスに富むテロワールといわれます。 ■テクニカル情報■ 栽培:極めて厳格なリュット・レゾネ栽培。化学肥料、除草剤、殺虫剤は一切使用しない 醸造:選果台による選果。赤は100%除梗し、白は除梗しない。天然酵母のみで発酵。赤の上位作品は木製開放槽で発酵。赤は無清澄、ノンフィルターでビン詰め Digioia Royer Chambolle Musigny 1er Cru Les Gruenchers ディジオイア・ロワイエ シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ グリュアンシェール 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ シャンボール・ミュジニー 原産地呼称:AOC. CHAMBOLLE MUSIGNY ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:14% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディDigioia Royer / ディジオイア・ロワイエ1930年にシャンボール・ミュジニー村中心部に設立されたこのドメーヌは、1999年、3代目ミッシェル・ディジオイアの継承によって、本格的に自社ビン詰めを開始しました。翌2000年ヴィンテージから英ベリー・アンド・ブラザーズが取り扱いを開始したことによって一躍脚光を浴びた彼のワインは、ミッシェル・ベタンをはじめとする多くの現地ワインメディアから、「極めてシャンボールらしいスタイル」と評されます。いつもツナギを着た彼が畑にいる時間の長さはブルゴーニュのヴィニュロンの中でも群を抜いており、土壌への負荷を軽減するために1978年製の超軽量トラクターを改良して使用するなど、細密なこだわりを持って仕事に打ち込んでいます。「ぶどうを完璧な状態で収穫することだけのために、毎日働いているといっても過言ではありません」(ミッシェル・ディジオイア)。好きな言葉は「情熱」。 ドミニク・ル・グエンと並び称される、シャンボール新世代のトップランナーです。2012年11月 ミッシェル・ディジオイア氏 ウメムラ御来店2016年11月22日 ミッシェル・ディジオイア氏 ウメムラ御来店
ジュヴレの個性が活き活きと表現される力強く、しかしならが繊細なバランスのとれた見事な赤ワイン! 1942年ジョセフ・アルローにより蔵は創設されました。現在は2代目のエルヴと3代目の息子のシプリアンで15へクタールの畑で葡萄を栽培醸造しています。ドメーヌはモレ・サン・ドニに位置するが、ニュイ・サン・ジョルジュにも14世紀からのカーヴを持ち、現在ではオールド・ヴィンテージのストック用としています。1998年よりニュージーランドと南アフリカでシャルドネとピノ・ノワールのワイン造りを修行してきたシプリアンの参画によって、畑仕事は全てリュット・レゾネとなり、殺虫剤、除草剤の使用は一切使用していません。2004年からすべての畑においてビオを実践しています。 「ジュヴレ・シャンベルタン ヴィラージュ」は、ジュヴレ・シャンベルタン村の北にあるラ・ジュスティスと、南端にあるレ・スーヴレのブドウをブレンド。レ・スーヴレはエレガントなワインで、ラ・ジャスティスはより筋肉質なワイン。ジュヴレの個性が活き活きと表現される力強く、しかしならが繊細なバランスのとれた見事な村名クラス。 ■テクニカル情報■ 新樽30%、空気圧による滓引きあり、コラージュ、フィルタリング無し DOMAINE ARLAUD GEVREY CHAMBERTIN ドメーヌ・アルロー ジュヴレ・シャンベルタン ヴィラージュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン 原産地呼称:AOC. GEVREY CHAMBERTIN ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディDomaine ARLAUD / ドメーヌ・アルロー1942年ジョセフ・アルローにより蔵は創設されました。現在は2代目のエルヴと3代目の息子のシプリアンとロメインで15へクタールの畑で葡萄を栽培醸造しています。ドメーヌはモレ・サン・ドニに位置するが、ニュイ・サン・ジョルジュにも14世紀からのカーヴを持ち、現在ではオールド・ヴィンテージのストック用としています。1998年よりニュージーランドと南アフリカでシャルドネとピノ・ノワールのワイン造りを修行してきたシプリアンの参画によって、畑仕事は全てリュット・レゾネとなり、殺虫剤、除草剤の使用は一切使用していません。2004年からすべての畑においてビオを実践しています。2005年よりブルティーユ・アルローが兄弟の仕事に参加、馬を使った耕作を蔵で始めることになり、彼女の仕事によりドメーヌ・アルローの大部分の畑が馬による耕作畑となりました。シプリアン(Cyprien)が2000年に醸造責任者になり、果実味がより豊かで、尚かつエレガントさに磨きが掛かってきました。彼はいろいろなところでのスタジエ(ワイン造りの助手)を経てドメーヌに戻ってきました。早速グリーン・ハーベスト(実の熟す前に摘果してしまうこと)を積極的に行ったり、果実の実った段階であまり良くない樹を畑から抜いて果実の品質を安定させるなど、質の高いワイン造りに積極的に取り組んでいます。所有している葡萄の樹齢は平均的に古く35年?50年です。そして収穫量もかなり制限していて、単なるブルゴーニュ・ルージュでも35hl/haです。村名のAOCのものは30hl/ha、一級は28hl/ha,そして特級は25hl/haにして凝縮した葡萄からテロワールが反映されたワインを醸造しています。 ◆2023/10/06 ドメーヌ・アルロー訪問しました!
国道沿いのモレ・サン・ドニ村中央部の優良区画のブドウを使用した滑らかでエレガントな1本! ジュアン家はモレ・サン・ドニ村に長く続く家系で、1999年、4代目オリヴィエ・ジュアンが継承して本格的に自社ビン詰めを開始しました。醸造所とカーヴは、より気温の低いオート・コート・ド・ニュイのアルスナン村にあり、清潔でナチュラルなワイン造りを実践しています。また、ドメーヌ継承後直ちにビオロジック栽培を開始し、最短の3年後に厳しいエコセール認証を勝ち取りました。 ブルゴーニュ地方は、ちょっとまとまった雨が降ると翌日の畑を見るのが怖いくらい、ビオロジック栽培は難しいところですが、「極力いつも畑にいて、問題が起きそうになったら即、対処します」。たとえ土日の雨の日でも、モレ・サン・ドニの畑を通りかかれば、ただひとり黙々と働く彼にしばしば会うことができます。(そして、当日の天候状況によっては、何びととのアポイントもキャンセルされることも付け加えておきます!)。「趣味は仕事です」。真面目一筋。近隣の村々に比べて不遇な時代が長く続いたモレにも、ついに彼のような新世代の造り手が現れる日が来ました。 「モレ・サン・ドニ クロ・ソロン」は、国道沿いのモレ・サン・ドニ村中央部の優良区画です。0.25ha。平均樹齢25年。新樽比率30%で18ヶ月間樽熟成。モレ・サン・ドニは、ジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーに挟まれた、小さいながらも絶好な区画に位置している村です。僅か150haの小さなアペラシオンに5つの特級畑、40haもの1級畑を擁し、特級と1級畑が占める割合が総面積の50パーセント以上と非常に広いことも特徴の一つです。 「クロ・ド・タール」など、特級畑のうち4つの名前に「クロ(壁で囲まれた畑のこと)」と付いていることが、古くから存在していた由緒ある畑であることを証明しています。両隣のジュヴレ・シャンベルタンの力強さとテクスチャー、シャンボール・ミュジニーの優雅さと豊満さを併せ持つ味わいが魅力です。 ■テクニカル情報■ 栽培:1999年からビオロジック栽培。4世代に渡って受け継がれるマサル・セレクション 醸造:天然酵母のみで発酵。2013年ヴィンテージ以降、100%レモン社製の樽を使用。澱引きはビン詰め前に1回のみ。SO2の使用は最小限 Olivier Jouan Morey-Saint-Denis Clos Solon オリヴィエ・ジュアン モレ・サン・ドニ クロ・ソロン 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ 原産地呼称:AOC. MOREY SAINT DENIS ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディOlivier Jouan / オリヴィエ・ジュアンジュアン家はモレ・サン・ドニに長く続く家系です。1999年、当時26歳だったオリヴィエ・ジュアンは、曽祖父が創業したこのドメーヌを継承して本格的に自社ビン詰めを開始しました。醸造所は気温の低いオート・コート・ド・ニュイのアルスナン村にあります。清潔に手入れが行き届いた彼のカーヴには醸造設備や樽が効率的に配置され、不自然な温度管理等をせず極めてナチュラルなワイン造りを実践しています。また、ドメーヌ継承後直ちに独学でビオロジー栽培を開始し、最短の3年後に厳しいエコセール認証を勝ち取りました。ブルゴーニュ地方は、ちょっと雨が降ると翌日の畑を見るのが怖いほどビオ栽培は難しいところですが、「できるだけ畑にいて、問題が起きそうになったら即対処します」。その言葉通り、たとえ土日の雨の日でも、モレの畑を通りかかれば、ただひとり黙々と働く彼にしばしば会うことができます。「趣味は仕事です」真面目一筋。近隣の村々に比べて不遇な時代が長く続いたモレにも、ついに彼のような新世代の造り手が現れる日が来ました。丁寧に造られた彼のワインは本来の姿を見せるのに相当の時間がかかります。しかし、その姿が現れ出した時は、改めて素晴らしいブルゴーニュのテロワールを感じ取って頂けると思います。大きめのブルゴーニュグラスでじっくりとご堪能ください。 ◆2023/10/08 オリヴィエ・ジュアン訪問しました!◆
【正規代理店商品】 ドメーヌ・フーリエのネゴシアン部門「ジャン・マリー・フーリエ」 ネゴシアン事業は、高品質の葡萄であること、ドメーヌ生産量の3割を超えないことを自らに課しリリース。ドメーヌワイン同様のフィロソフィーで選ばれ、造られており、ジャン=マリー氏曰く「新たに養子に迎えた子供のような存在」とのこと。 ドメーヌ・フーリエの当主、ジャン・マリー・フーリエ氏が手掛ける厳選して買い付けたブドウから造られるネゴシアン物のワインです。毎年供給が追い付かず、それでも世界中から引く手あまたの状況を前に彼はネゴシアンを立ち上げました。それは偉大なジャン・マリーのワインをより広く堪能できる機会を与えてくれる、素晴らしく価値のあるラインナップとなっています。 「マゾワイエール・シャンベルタン グラン・クリュ」は、ジュヴレ・シャンベルタン村の中でも最南端に位置しています。しっかりとした骨格が際立ち、やや堅さが感じられる男性的な味わいが魅力。熟した果実味に清涼感が重なり、濃縮感と繊細さのバランスに優れた、深遠たる味わいです。 ■テクニカル情報■ 発酵室には、最先端の技術を搭載した最新の醸造設備を導入。ブドウは完全に除梗して重力を利用してゆっくりと搾汁し、天然酵母だけを使って自然発酵させ、手作業でピジャージュ(櫂入れ)します。 フーリエのワインは、純度の高さと透明感、明るく鮮やかで繊細な果実味が特徴で、SO2の添加と新樽率(大体20%前後)を必要最小限に抑えています。マロラクティック発酵で自然放出した二酸化炭素と共にしばらく寝かせ、酸素との接触を避けて鮮度を保ちます。16?20か月澱引きせずに熟成させることで自然にクリアな状態になるため、清澄やろ過は一切不要です。 JEAN MARIE FOURRIER MAZOYERES CHAMBERTIN GRAND CRU (Maison) ジャン・マリー・フーリエ マゾワイエール・シャンベルタン グラン・クリュ (メゾン) 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン 原産地呼称:AOC. MAZOYERES CHAMBERTIN ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:14% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディDomaine Fourrier / ドメーヌ・フーリエ テロワール至上主義者が紡ぎ出す純粋で透明感のある鮮やかな果実味 ドメーヌ・フーリエは、ジュヴレ・シャンベルタンでも指折りの良質なブドウ畑を所有し、その殆どは、20世紀初頭に植樹された古樹ばかりです。なかでも有名なのが、グリオット・シャンベルタンとクロ・サン・ジャックで、1910?1928年に植樹された樹齢80?100年の古樹が育ちます。この2本は、既に世界中のブルゴーニュ・ワイン愛好家の間で「カルトワイン」として知られ一定の地位を築いており、生産量が非常に限られているため、容易には手に入りません。 5代目当主ジャン・マリー・フーリエが総面積10ヘクタールの自社畑を有するドメーヌの経営を父から引き継いだのは1990年代の半ば、23歳の時でした。ジャン・マリーは、家族が営むジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌの他、オレゴンのドメーヌ・ドルーアンやヴォーヌ・ロマネの伝説的な醸造家アンリ・ジャイエのもとでワイン造りの研鑽を積みました。ジャイエの下でクラシック・ヴィンテージと呼ばれる1988年のワイン造りに携わった経験を踏まえ、ジャン・マリーは偉大なワイン造りはブドウ畑に始まるという信念の下にジャイエの教えを踏襲し、ブドウの健康状態を保つために潔癖なまでに細部に拘り、人の手による干渉を最小限に留めてテロワールの持ち味を生かしたワイン造りを徹底しています。 「ワインを樽に収めてしまえば、あとはワインが自ら成長してゆくのを待つばかりで、セラーでやらなければならない仕事は殆どない。私の仕事の全ては、ブドウ畑にある。」とジャン・マリーは言います。フーリエはブドウ畑を可能な限り自然に近い手法で手入れし、ブドウの健康状態を最高の状態に維持するためには一切手間暇を惜しみません。収穫の際は畑で手摘みをする段階で非常に厳しい選別を行い、ドメーヌのワイン造りには、樹齢30年以上のブドウだけを使用します。 ジャン・マリーの造るワインは、素晴らしくピュアで透明感があり、鮮やかで生き生きとした果実味を特徴とします。新樽率はおよそ20%以下に抑え、SO2も必要最小限に抑えています。瓶詰前の澱引きと亜硫酸の使用を避けるため、瓶詰はドメーヌにて手作業で行われます。マロラクティック発酵で自然発生した二酸化炭素をワインと共に暫く置くことで酸素を追い払い、ワインのフレッシュな味わいを維持しています。澱引きをせずに16?20ヶ月熟成させることでワインは自然に清澄度を増すため、ろ過や清澄処理をする必要もありません。開栓直後のワインは、瓶内に融解した二酸化炭素を含んでいるため、酒齢の若いワインであればデキャンタージュすることをジャン・マリーは推奨しています。
【正規代理店商品】 2023年蔵出しバックヴィンテージ! 古酒のスペシャリスト「ルモワスネ」 ルモワスネは1877年設立のネゴシアン。年代物の古酒は大量のストックをしています。前当主のローラン氏は最後のブルジョアとも言われるほどの裕福な家系。その豊富な財力で60年代,70年代,80年代は現代のトップドメーヌから大量のワインを買い付けています。その素晴らしいワインが、彼のカーヴにて樽から瓶に詰められた後、一切動かされずに今も大量に眠っており、現在その味わいは酸、タンニン、果実味全てが溶け合った魅惑的な味わいを醸し出しております。 「クロ・ヴージョ グラン・クリュ」は、ヴォーヌ・ロマネ村の北側のヴージョ村にあり、その名の通り、クロ(石垣)に囲まれている畑です。その約50haの区画は、コート・ド・ニュイ地区の特級畑の中で最大の大きさを誇り、ロマネ・コンティやシャンベルタンと並び、全ブルゴーニュを代表する畑のひとつです。 REMOISSENET PERE ET FILS CLOS VOUGEOT GRAND CRU ルモワスネ モレ・サン・ドニ クロ・ヴージョ グラン・クリュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴージョ 原産地呼称:AOC. VOUGEOT GRAND CRU ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。 2019年10月17日 ルモワスネ訪問時に撮影 1804100822200542 1803250123300843REMOISSENET PERE&FILS / ルモワスネ ルモワスネ社はブルゴーニュを代表する古酒のスペシャリスト。 年代物の古酒を大量にストックしています! ルモワスネは1879年設立のネゴシアン。年代物の古酒は大量のストックをしています。前当主のローラン氏は最後のブルジョアとも言われるほどの裕福な家系。その豊富な財力で60年代,70年代,80年代は現代のトップドメーヌから大量のワインを買い付けています。その素晴らしいワインが、彼のカーヴにて樽から瓶に詰められた後、一切動かされずに今も大量に眠っており、現在その味わいは酸、タンニン、果実味全てが溶け合った魅惑的な味わいを醸し出しております。また、ローラン氏の考えから古酒の輸送には、瓶内の澱が悪影響を及ぼすとの事から1本1本丹念に澱を取り除いています。その後、コルクを抜き澱の不足分を同じワインから注ぎ足しリコルクして出荷いたします。深い眠りと丹念な世話により出来上がったワインは、他のドメーヌでは考えられない程の長熟なワインを生み出しています。 前当主ローラン・ルモワスネ氏は卓越したテイスティング能力を買われ、仏最大のワインショップ「ニコラ」のクルティエを長年務めるなど業界では有名でしたが、後継不在の為、2005年にアメリカの投資家、エドワード・ミルシュテイン氏へ経営を譲渡。彼はワイン収集家としても名高く、同社にとって最善の選択でした。副社長にはルイ・ジャド社で重役だったベルナール・ルポルト氏を迎え、経営を一任。現場統括は先代から仕え、全てを熟知したジャック・ルソー氏。醸造部門は著名な女性醸造家、クローディ・ジョバール氏を迎えるなど万全を期しています。 ルポルト氏は2005年就任時、僅か2.5haの所有畑を約15haまで広げ、そこには有機栽培を採用するなど高い理想を実現できる絶大な資本は大きな武器です。強大な資本と卓越したマネージメント能力の持ち主がタッグを組んでおり、これはブルゴーニュでも最強と言っても過言ではありません。これからもブルゴーニュの古い体制に少しずつ新しい風を吹き込んで、消費者が喜ぶ改革を行っていく事でしょう。 ローラン・ルモワスネ 「ニコラのクルティエ」,「ブルゴーニュ最後の富豪」,「ブルゴーニュ最大の古酒保有者」,「フランスを代表するワイン鑑定眼の持ち主」等と彼を称賛する言葉は数多く、Aルソーをはじめとする多くのトップ・ドメーヌ達が彼のワインに対する高い能力を評価し、尊敬しています。 現存する85万本の在庫は、まぎれもない事実であり、過去からの素晴らしい遺産を 彼は現在まで大切に守り続けています。静かにカーヴに眠るワインは、他の市場に出回っている同一のヴィンテージと違い、古酒でありながら完全なる蔵出しワインとなります。 しかしローラン氏には跡継ぎがいないことから、ルイ・ジャド社で重役を務めたベルナール・ルポルト氏へ経営を譲ることとなりました。醸造部門では若く有能な女性、クロディー・ジョバール氏(ジョセフ・ドルーアン社の醸造責任者を長年務めたロランス・ジョバール女史の娘にあたります。)を醸造責任者として迎えています。学生の頃、フランスで生活していた次女は、ベルナール氏と出会い、帰国した現在でも公私ともにに仲良くしてもらっています。
ラポストールとボルドーの著名コンサルタント、ミッシェル ローランの共同プロジェクトとして立ち上げられたクロアパルタワイナリー 1994年、グラン・マルニエ創業者のひ孫夫妻が創立したワイナリー・ラポストールとボルドーの著名コンサルタント、ミッシェル ローランの共同プロジェクトとして1997年にリリース。2005年ヴィンテージが、ワインスペクテーターTop100('08)で堂々の1位(96点)を獲得するなど、各方面で高い評価を得て、瞬く間に世界の偉大なワインの仲間入りを果たしています。 コルチャグア・ヴァレーの3方を山に囲まれた馬蹄型の土地の斜面に広がるアパルタ・ヴィンヤード。アンデス山脈と太平洋からの冷涼な風により昼夜の寒暖差が大きく、目の前を流れる川により急激な天候の変化を受けにくい恵まれた環境です。 ブドウは丁寧に手摘みで収穫し、一房一房を手で除梗、4?5週間のマセラシオンを行います。そして自然酵母100%で発酵し、フレンチオーク新樽(100%)で24ヶ月熟成します。養分の少ない傾斜面に密植させることで適度な負荷がかかりブドウに凝縮味を増加させています。 アパルタの畑は、ビオディナミ認証を受けており、畑は灌漑の必要もなく、自然なブドウが出来上がります。 「ル・プティ・クロ」は、2014年が初ヴィンテージとなるラポストールのトップキュヴェ、クロ・アパルタのセカンドラベル。ブラックベリーやカシスの黒系果実に、チェリーやストロベリーなどの赤系果実、フレッシュハーブやバニラやシダーのニュアンス。深みとボリュームがあり、美しい酸のあるバランスの取れた味わい。 「香りはエレガントでニュアンスに富み、ハーブ、スパイス、熟した赤と黒の果実の核を持ち、極めてヴァラエタルで、融和したオークを伴う。味わいはミディアムからフルボディで、まろやかなタンニンと生き生きとした酸があり、余韻が長くしなやかである。」 ルイス・グティエレス、ワイン・アドヴォケイト ■2016年ヴィンテージ情報■ 2016年シーズンは乾燥した冬(5月から9月の平均降雨量610mmに対して484mm)で始まった。最も降雨量が多かったのは8月で、239mmだった。春は気温が低く、特に9月中旬から11月中旬にかけて降雨量が平年より多かったため、「クチュール」と「ミレランダージュ」(着果不良)が発生した。夏は特に暑く乾燥した。2016年2月、特に最後の10日間は近年で最も暑く、気温差は30℃にも達した(日中37℃、夜間7.7℃)。3月は秋分の日で気温が大きく下がり、4月は例年にない大雨(14日から17日にかけて117mm)が降った。つまり、寒い春とエルニーニョの到来により、発芽が遅れたのだ。開花と結実の遅れにより、2016年シーズンはほとんどの表現学的段階が遅れたが、素晴らしいコンディションの暑い夏のおかげで美しいブドウが収穫できた。 ■テクニカル情報■ チリ、コルチャグア、アパルタ・ヴァレー ブレンド:カベルネ・ソーヴィニヨン95%、メルロ4%、カルメネール1% 収穫:CERES(ドイツ)によるオーガニック認証畑。DEMETER(ドイツ)によるビオディナミ認証畑。カルメネールとカベルネ・ソーヴィニヨン 1920年に植えられたフィロキセラ以前の古木。 醸造:プティ・クロは12キロの小ケースで手摘み収穫。その後、クロ・アパルタ・ワイナリーで手作業で除梗し、品質を完全に管理します。フレンチ・オークの発酵槽に重力によって葡萄を詰めます。温度管理は最高28℃。マセラシオンは最長6週間で、その間、望ましいストラクチャーと濃縮度を得るために、果皮から十分な化合物を抽出するために、優しく手作業でパンチダウンを行う。若い新樽ワインは、100%フレンチオークの新樽に重力で澱引きする。樽の中では自然なマロラクティックが起こり、ワインは6ヶ月間そこに留まった。その後、ワインのロットの選別と最初の澱引きを行った。その後、フレンチオークの新樽で20%、フレンチオークの2回目の使用樽で32%、フレンチオークの3回目の使用樽で48%、さらに17ヶ月熟成させた。処理も濾過もせず、重力で瓶詰め。 CLOS APALTA LE PETIT CLOS クロ・アパルタ ル・プティ・クロ 生産地:チリ コルチャグア アパルタ・ヴァレー 原産地呼称:D.O. APALTA ぶどう品種:カベルネ ソーヴィニヨン 95%、メルロ 4%、カルメネール 1% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:96 ポイント CLOS APALTA VALLE DE APALTA LE PETIT CLOS 2016 Thursday, December 5, 2019 CountryChile RegionValle Central Vintage2016 Score 96 A juicy and delicious second wine from Clos Apalta. Beautiful, ripe and delicious with dark berries and mushrooms. Full-bodied and very balanced with complex walnut, spice and berry character. Dark chocolate and hazelnuts at the finish. Drinkable now, but better in 2022. ワインアドヴォケイト:93+ ポイント The Wine Advocate RP 93+ Reviewed by: Luis Gutierrez Release Price: $50 Drink Date: 2019 - 2024 The "second wine" here, the 2016 Le Petit Clos is a very different blend from the 2015; it is now mostly Cabernet Sauvignon with just 4% Merlot and 1% Carmenere, while last year it was almost half Carmenere. The vineyards are now certified in organic and biodynamic agriculture. The bunches were hand-destemmed, and the grapes fermented in oak vats with indigenous yeasts and a six-week maceration. Malolactic was in barrique, and the elevage happened as follows: the wine spent seven months in new French barriques, and then 71% of the volume was transferred to French oak barriques (22% new and 49% second year), while the rest of the wine was put in oak vats. The elevage was 23 months in total. With the change in varieties, this feels very different from the Clos Apalta-more Cabernet here and more Carmenere there. The nose is elegant and nuanced, with herbs, spices and a core of ripe red and black fruit, quite varietal and with integrated oak. The palate is medium to full-bodied, with round tannins and vibrant acidity, making it long and supple. I think it's a step up over the 2015. 43,826 bottles were produced. It was bottled in September 2018. The wine is 14.7% alcohol and has a pH of 3.49. The notes for the 2016s were published before the wine was offered by some Bordeaux negociants in early September 2019 and are also included here for context and completeness of the full Chile report. Published: Feb 29, 2020CLOS APALTA / クロ・アパルタ ラポストールとボルドーの著名コンサルタント、ミッシェル ローランの共同プロジェクトとして立ち上げられたワイナリー 1994年、グラン・マルニエ創業者のひ孫夫妻が創立したワイナリー・ラポストールとボルドーの著名コンサルタント、ミッシェル ローランの共同プロジェクトとして1997年にリリース。2005年ヴィンテージが、ワインスペクテーターTop100('08)で堂々の1位(96点)を獲得するなど、各方面で高い評価を得て、瞬く間に世界の偉大なワインの仲間入りを果たしています。 コルチャグア・ヴァレーの3方を山に囲まれた馬蹄型の土地の斜面に広がるアパルタ・ヴィンヤード。アンデス山脈と太平洋からの冷涼な風により昼夜の寒暖差が大きく、目の前を流れる川により急激な天候の変化を受けにくい恵まれた環境です。 ブドウは丁寧に手摘みで収穫し、一房一房を手で除梗、4?5週間のマセラシオンを行います。そして自然酵母100%で発酵し、フレンチオーク新樽(100%)で24ヶ月熟成します。養分の少ない傾斜面に密植させることで適度な負荷がかかりブドウに凝縮味を増加させています。 アパルタの畑は、ビオディナミ認証を受けており、畑は灌漑の必要もなく、自然なブドウが出来上がります。
【VINOUS98+点・JS98点・WA97点】 「サン・ジュリアンの王」と称えられるスーパーセカンドの筆頭。 格付け1級シャトーに比肩するお買い得品ラス・カーズ! 一級シャトーにも引けをとらない、スーパーセカンドの筆頭。 サン・ジュリアンの最北に97haを所有し、畑はラトゥールに隣接しています。 オーナーのドロン氏は伝統を大切にする古きよき家族経営の造り手で、ラスカーズの個性と品質を守り続けています。かつてひとつの畑であったものが分割され、シャトー レオヴィル ポワフェレ、シャトー レオヴィル バルトン、そしてシャトー レオヴィル ラスカーズとなりました。 第1級に迫る品質で、サン・ジュリアンにおける偉大なワインの条件と考えられる構成力、深み、そして香りの複雑さを最も見事に兼ね備える「サン・ジュリアンの王」。混じり気がなく高貴で重厚な香りをそなえ、熟したタンニンが豊か。骨格の確かさを感じさせ、ポーイヤックのニュアンスも持ち合わせる力強いスタイルです。 CHATEAU LEOVILLE LAS CASES シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ 生産地:フランス ボルドー サン・ジュリアン 原産地呼称:AOC. SAINT JULIEN 格付け:第2級 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ vinous:98+ ポイント 98+ Drinking Window 2032 - 2070 From: Bordeaux 2020: Saving the Best for Last (Feb 2023) The 2020 Leoville Las Cases has developed into a powerhouse. Then again, that is Las Cases. En primeur, I thought the 2020 was a bit shy, but its true personality has to emerge. Blackberry jam, gravel, spice, menthol, licorice, espresso and plum all saturate the palate. Vivid and explosive, the 2020 is dizzyingly rich, with plenty of Las Cases tannins that will require patience. I am not sure when the 2020 will be ready to drink, but it won't be anytime soon. Las Cases is one of the wines of the vintage in 2020, that much is pretty clear. - By Antonio Galloni on December 2022 ジェームス・サックリング:98 ポイント CHATEAU LEOVILLE LAS CASES ST.-JULIEN 2020 Sunday, November 19, 2023 CountryFrance RegionBordeaux Vintage2020 Score 98 A linear and very racy wine with super fine tannins that run the length of the wine. Superb. It’s full-bodied yet really focused and polished with a length and intensity. Lots of currants and graphite. Very classy and fine. The new 1996. Give it six to seven years to come around. ワインアドヴォケイト:97+ ポイント The Wine Advocate RP 97+ Reviewed by: William Kelley Release Price: NA Drink Date: 2030 - 2060 The 2020 Leoville Las Cases is a classic in the making, unwinding in the glass with aromas of cherries, cassis, loamy soil, violets and dark chocolate framed by a discreet touch of new oak. Full-bodied, broad and layered, it's rich and concentrated, with a deep core of fruit framed by sweet, powdery tannins and lively acids. Concluding with a long, resonant finish, it's built for the cellar. One of the greatest and most consistent estates of the Medoc, Leoville Las Cases is in terrific form today. The core of the estate is the 50-hectare "Clos," surrounded by walls and bordering the Gironde to the immediate south of its neighbor, Latour. In the vineyards, where Cabernet Sauvignon rules, the team are experimenting with cover crops and biodynamic methods, and in the cellars and chai, winemaking remains very traditional. Readers looking for more insights into Las Cases are directed to my vertical tasting report, published in the August 2022 Week 3 issue of The Wine Advocate. “In six months, from November to June, we got more rain than we do in an average entire year,” Pierre Graffeuille, managing director at Leoville Las Cases told me. In June, it moved to a hot and very dry summer. The vines were not so affected by the drought, depending on the terroir. But terroir was a key element to overcome the drought. Proximity to the river was beneficial-it is always cooler by the river. Also, the percentage of clay in the soil was a key factor. Luckily, we have clay subsoils in the estates. The last key was the age of the vine. At Las Cases, the vines are more than 50 years old. Sand and gravel-based soils were more challenging. The [berries] were very concentrated due to the drought, but they were also very fresh. We harvested early compared to 2018. We started the 10th of September and finished on the 27th of September. Extraction had to be very gentle, because the skins were very thick and there was a lot of tannin. We lowered the amount of pump-overs by 30% compared to 2019. And we maintained cooler fermentation temperatures to avoid to overextraction.” Published: Apr 07, 2023CH. LEOVILLE LAS CASES / レオヴィル・ラス・カーズレオヴィル=ラス・カーズは疑いもなく偉大な名前であり、偉大なボルドー・ワインのひとつである。ラトゥールに隣接する40haを超える主要なブドウ畑は、絵のように美しく、囲いがあって、このワインのラベルにも描かれている。ここはボルドーでも最大級で、ワインの品質にかける入念さや熱心さでは、ここにひけをとらないシャトーはいくつかあるにしても、このシャトーを凌(しの)ぐものは皆無である。責任者は、父ポールの後を継いだミシェル・ドゥロン。近年は、彼の意気盛んな息子であるジャン=ユベールが重要な補佐役を務めている。レオヴィル=ラス・カーズの成功の影には、誇り高く、毀誉褒貶(きよほうへん)のあるミシェル・ドゥロンの完璧主義的なワインづくりがある。彼を批判する人々は、そしてその数は多いのだが、彼が策略をもってワインを売ると主張する。その主張によれば、優れたヴィンテージの場合、意図的に価格を釣り上げるためにそれをけちけちと少量ずつ売る、というのである。しかし、彼のワインの、目を見張るほど優れた品質に疑問を呈する人間は一人もいない。彼のワインは、サン=ジュリアンのみならず、メドック全体においても最も優れたワインをつくろうという狂気じみた執念の産物なのである! 1986年のような豊作のヴィンテージに収穫高の50%以上を、あるいは1990年のように67%という驚愕すべき量を落とすようなことをする人物が、ほかにいるだろうか? セカンド・ワインだけでなくサード・ワインをも創案する人物が彼以外にいるだろうか? 空調のきいたワイン蔵(シェ)に気前よく大理石の床を敷く人物が、ほかにいるだろうか? 彼の好き嫌いはともかく、補佐役に有能なミシェル・ロラン(リブルヌの醸造学者ではない)やジャック・デポワジエールを従えたミシェル・ドゥロンは、メドックにおける最も偉大なワインのひとつをつくり出しているのである。レオヴィル=ラス・カーズのワインは、第二次世界大戦後ずっと秀逸であり続けてきたが、1975年以後は連続して成功をおさめ、それは1975年、1978年、1982年、1985年、1986年、1990年、1994年、1995年および1996年といった完璧に近いヴィンテージとなって現れた。事実、これらのワインは、メドックの第一級シャトーのそれらのヴィンテージの多くと同様に深みのあるものであった。サン=ジュリアンにおける主要なライバルであるデュクリュ=ボーカイユーと比較すると、レオヴィル=ラス・カーズのワインは、色合いがわずかに暗く、よりタンニンが多く、よりスケールが大きく、凝縮味がより強く、当然ではあるが、より長期の貯蔵を念頭に置いてつくられている。これらのワインが適切に熟成するのに必要な10年から15年という年月を待つ、忍耐力を持ち合わせた目利(き)きたちのためにつくられた伝統的なワインなのである。ボルドーの1855年の格付けが見直されるようなことがあったら、レオヴィル=ラス・カーズは、デュクリュ=ボーカイユーのように、またおそらくはレオヴィル=バルトンのように、第一級への昇格が熱心に支持されることだろう。講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』
【正規代理店商品】 2023年蔵出しバックヴィンテージ! 古酒のスペシャリスト「ルモワスネ」 ルモワスネは1877年設立のネゴシアン。年代物の古酒は大量のストックをしています。前当主のローラン氏は最後のブルジョアとも言われるほどの裕福な家系。その豊富な財力で60年代,70年代,80年代は現代のトップドメーヌから大量のワインを買い付けています。その素晴らしいワインが、彼のカーヴにて樽から瓶に詰められた後、一切動かされずに今も大量に眠っており、現在その味わいは酸、タンニン、果実味全てが溶け合った魅惑的な味わいを醸し出しております。 「シャンボール・ミュジニー 1er レ・シャルム」は、"les charmes"フランス語で″魅了、美しさ”という意味です。まさしくエレガントなシャンボールワインの代表格。シャンボール村で一番人気の一級畑レ・ザムルーズ(愛する乙女達)の畑にも非常に近い場所に位置します。 REMOISSENET PERE ET FILS CHAMBOLLE MUSIGNY 1ER CRU LES CHARMES ルモワスネ シャンボール・ミュジニー 1er レ・シャルム 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ シャンボール・ミュジニー 原産地呼称:AOC. CHAMBOLLE MUSIGNY ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。 2019年10月17日 ルモワスネ訪問時に撮影REMOISSENET PERE&FILS / ルモワスネ ルモワスネ社はブルゴーニュを代表する古酒のスペシャリスト。 年代物の古酒を大量にストックしています! ルモワスネは1879年設立のネゴシアン。年代物の古酒は大量のストックをしています。前当主のローラン氏は最後のブルジョアとも言われるほどの裕福な家系。その豊富な財力で60年代,70年代,80年代は現代のトップドメーヌから大量のワインを買い付けています。その素晴らしいワインが、彼のカーヴにて樽から瓶に詰められた後、一切動かされずに今も大量に眠っており、現在その味わいは酸、タンニン、果実味全てが溶け合った魅惑的な味わいを醸し出しております。また、ローラン氏の考えから古酒の輸送には、瓶内の澱が悪影響を及ぼすとの事から1本1本丹念に澱を取り除いています。その後、コルクを抜き澱の不足分を同じワインから注ぎ足しリコルクして出荷いたします。深い眠りと丹念な世話により出来上がったワインは、他のドメーヌでは考えられない程の長熟なワインを生み出しています。 前当主ローラン・ルモワスネ氏は卓越したテイスティング能力を買われ、仏最大のワインショップ「ニコラ」のクルティエを長年務めるなど業界では有名でしたが、後継不在の為、2005年にアメリカの投資家、エドワード・ミルシュテイン氏へ経営を譲渡。彼はワイン収集家としても名高く、同社にとって最善の選択でした。副社長にはルイ・ジャド社で重役だったベルナール・ルポルト氏を迎え、経営を一任。現場統括は先代から仕え、全てを熟知したジャック・ルソー氏。醸造部門は著名な女性醸造家、クローディ・ジョバール氏を迎えるなど万全を期しています。 ルポルト氏は2005年就任時、僅か2.5haの所有畑を約15haまで広げ、そこには有機栽培を採用するなど高い理想を実現できる絶大な資本は大きな武器です。強大な資本と卓越したマネージメント能力の持ち主がタッグを組んでおり、これはブルゴーニュでも最強と言っても過言ではありません。これからもブルゴーニュの古い体制に少しずつ新しい風を吹き込んで、消費者が喜ぶ改革を行っていく事でしょう。 ローラン・ルモワスネ 「ニコラのクルティエ」,「ブルゴーニュ最後の富豪」,「ブルゴーニュ最大の古酒保有者」,「フランスを代表するワイン鑑定眼の持ち主」等と彼を称賛する言葉は数多く、Aルソーをはじめとする多くのトップ・ドメーヌ達が彼のワインに対する高い能力を評価し、尊敬しています。 現存する85万本の在庫は、まぎれもない事実であり、過去からの素晴らしい遺産を 彼は現在まで大切に守り続けています。静かにカーヴに眠るワインは、他の市場に出回っている同一のヴィンテージと違い、古酒でありながら完全なる蔵出しワインとなります。 しかしローラン氏には跡継ぎがいないことから、ルイ・ジャド社で重役を務めたベルナール・ルポルト氏へ経営を譲ることとなりました。醸造部門では若く有能な女性、クロディー・ジョバール氏(ジョセフ・ドルーアン社の醸造責任者を長年務めたロランス・ジョバール女史の娘にあたります。)を醸造責任者として迎えています。学生の頃、フランスで生活していた次女は、ベルナール氏と出会い、帰国した現在でも公私ともにに仲良くしてもらっています。
『シャンボールの中でもトップクラスのワイナリーに値する可能性もある。』と評され、年々実力を上げているシャンボール・ミュジニーの要チェック生産者! 1969年、シャンボール・ミュジニーに設立されたドメーヌ。ドメーヌ名は「アンリ・フェレティグ」ですが、現在は4代目のジルベール&クリスティーヌ・フェレティグ氏がドメーヌを運営。ぐんぐん品質を伸ばしている期待の造り手です。 生産量の大半がフランス国内で消費されるため、世界的にはまだ有名ではありませんが、果実味とエレガントさを大切にしたワインづくりで注目を集めています。 伝統的なワイン醸造法に従い、畑においては厳しい剪定を行うことにより収量を抑え、収穫は手摘み。出来上がったワインは12?18ヶ月間オーク樽にて熟成。非常に丁寧なワイン造りを行っています。 「ヴォーヌ・ロマネ 1er オー・レニョ」は、輝きの強い美しいルビー色の外観。瑞々しい果実とスミレやボタン等の花の香りが渾然一体となった極上の香りを放ちます。 ■テクニカル情報■ 品種:ピノ・ノワール 100% 年間生産量:650本 平均収量:45l/ha 樹齢:60年 土壌:粘土石灰質 醗酵:木製醗酵槽(全房比率100%) 熟成:オーク樽熟成 18カ月(新樽比率100%) Gilbert et Christine Felettig Vosne Romanee 1er Cru Aux Reignots (Henri Felettig) ジルベール・エ・クリスティーヌ・フェレティグ ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ オー・レニョ (アンリ・フェレティグ) 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネ 原産地呼称:AOC. VOSNE ROMANEE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:14% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ■ワインレポートより抜粋 (2023/01/12) ■ シャンボール・ミュジニーには、ド・ヴォギュエ、ジョルジュ・ルーミエ、ジャック・フレデリック・ミュニエの3大巨匠がそびえているが、彼らの背中を追いかける新星も登場している。ドメーヌ・フェレティグもその1つだ。世代交代で品質が上昇し、シャンボールで見逃せないドメーヌとなった。 10年前には無名に近かったが、ネゴシアンのドミニク・ローランやデュジャックが買い付けるようになった。難しいヴィンテージだった2013年、クリストフ・ルーミエが「優れたワインを生んだ」とワインの品質を認めた。 栽培はオーガニック。アンリの時代には2人しかいなかった作業スタッフを10倍に増やした。畑とドメーヌで2度の選果を行う。選果台、ステンレスタンク導入、グラヴィティ・フローなどの設備投資を行った。区画別に対応し、正確な温度管理ができるようになった。 6-7日間の低温浸漬後に、区画やヴィンテージによって20-40%の全房発酵を行う。抽出は穏やかで、新樽比率は平均で30%。全房発酵はラキ(Rachis)と呼ばれる房の主軸を切り取り、房と主軸をつなぐ細い軸ペディセル(pedicel)だけを発酵槽に入れる。 ワイン・アドヴォケイトのウィリアム・ケリーに勧められて2021年から始めた。ルロワ、アルノー・モルテ、ティボー・リジェ・ベレールらが採用している手法。茎のタッチが前面に出ないが、時間のかかる手作業のため、7人が選果台に張り付いている。G.A.E.C. Henri Felettig / アンリ・フェレティグ『シャンボールの中でもトップ・クラスのワイナリーに値する可能性もある。』と評され、年々実力を上げているシャンボル・ミュジニーの要チェック生産者!1969年、シャンボル・ミュジニーに設立されたドメーヌ。ドメーヌ名は「アンリ・フェレティグ」ですが、現在は4代目のジルベール&クリスティーヌ・フェレティグ氏がドメーヌを運営。ぐんぐん品質を伸ばしている期待の造り手です。生産量の大半がフランス国内で消費されるため、世界的にはまだ有名ではありませんが、果実味とエレガントさを大切にしたワインづくりで注目を集めています。 伝統的なワイン醸造法に従い、畑においては厳しい剪定を行うことにより収量を抑え、収穫は手摘み。出来上がったワインは12?18ヶ月間オーク樽にて熟成。非常に丁寧なワイン造りを行っています。ブルゴーニュの有力ワインガイドで高評価!「シャンボルの中でもトップクラスのワイナリーに値する可能性もある。」ブルゴーニュの有力ワインガイド『ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス 2010』(※)で「このワイナリーをこうしてガイドに取り上げたのはワイナリーの畑での仕事や醸造も含め、品質が明らかに目に見えるように向上していると感じたからである。もう少し繊細さが加わると、このワイナリーはシャンボル・ミュジニーの中でもトップクラスのワイナリーに値する可能性もあると言えよう」と絶賛されています!※『ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス 2010』(LE GRAND GUIDE DES VINS DE FRANCE 2010):ブルゴーニュの有力評価誌『クラスマン』から独立したミッシェル・ベタン氏とティエリー・ドソーヴ氏が2008年から出版開始した注目のワインガイド
『シャンボールの中でもトップクラスのワイナリーに値する可能性もある。』と評され、年々実力を上げているシャンボール・ミュジニーの要チェック生産者! 1969年、シャンボール・ミュジニーに設立されたドメーヌ。ドメーヌ名は「アンリ・フェレティグ」ですが、現在は4代目のジルベール&クリスティーヌ・フェレティグ氏がドメーヌを運営。ぐんぐん品質を伸ばしている期待の造り手です。 生産量の大半がフランス国内で消費されるため、世界的にはまだ有名ではありませんが、果実味とエレガントさを大切にしたワインづくりで注目を集めています。 伝統的なワイン醸造法に従い、畑においては厳しい剪定を行うことにより収量を抑え、収穫は手摘み。出来上がったワインは12?18ヶ月間オーク樽にて熟成。非常に丁寧なワイン造りを行っています。 「ヴォーヌ・ロマネ 1er レ・プティ・モン」は、輝きの強い美しいルビー色の外観。瑞々しい果実とスミレやボタン等の花の香りが渾然一体となった極上の香りを放ちます。 ■テクニカル情報■ 品種:ピノ・ノワール 100% 年間生産量:650本 平均収量:45l/ha 樹齢:60年 土壌:粘土石灰質 醗酵:木製醗酵槽(全房比率100%) 熟成:オーク樽熟成 18カ月(新樽比率100%) Gilbert et Christine Felettig Vosne Romanee 1er Cru Les Petits Monts (Henri Felettig) ジルベール・エ・クリスティーヌ・フェレティグ ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・プティ・モン (アンリ・フェレティグ) 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネ 原産地呼称:AOC. VOSNE ROMANEE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ■ワインレポートより抜粋 (2023/01/12) ■ シャンボール・ミュジニーには、ド・ヴォギュエ、ジョルジュ・ルーミエ、ジャック・フレデリック・ミュニエの3大巨匠がそびえているが、彼らの背中を追いかける新星も登場している。ドメーヌ・フェレティグもその1つだ。世代交代で品質が上昇し、シャンボールで見逃せないドメーヌとなった。 10年前には無名に近かったが、ネゴシアンのドミニク・ローランやデュジャックが買い付けるようになった。難しいヴィンテージだった2013年、クリストフ・ルーミエが「優れたワインを生んだ」とワインの品質を認めた。 栽培はオーガニック。アンリの時代には2人しかいなかった作業スタッフを10倍に増やした。畑とドメーヌで2度の選果を行う。選果台、ステンレスタンク導入、グラヴィティ・フローなどの設備投資を行った。区画別に対応し、正確な温度管理ができるようになった。 6-7日間の低温浸漬後に、区画やヴィンテージによって20-40%の全房発酵を行う。抽出は穏やかで、新樽比率は平均で30%。全房発酵はラキ(Rachis)と呼ばれる房の主軸を切り取り、房と主軸をつなぐ細い軸ペディセル(pedicel)だけを発酵槽に入れる。 ワイン・アドヴォケイトのウィリアム・ケリーに勧められて2021年から始めた。ルロワ、アルノー・モルテ、ティボー・リジェ・ベレールらが採用している手法。茎のタッチが前面に出ないが、時間のかかる手作業のため、7人が選果台に張り付いている。G.A.E.C. Henri Felettig / アンリ・フェレティグ『シャンボールの中でもトップ・クラスのワイナリーに値する可能性もある。』と評され、年々実力を上げているシャンボル・ミュジニーの要チェック生産者!1969年、シャンボル・ミュジニーに設立されたドメーヌ。ドメーヌ名は「アンリ・フェレティグ」ですが、現在は4代目のジルベール&クリスティーヌ・フェレティグ氏がドメーヌを運営。ぐんぐん品質を伸ばしている期待の造り手です。生産量の大半がフランス国内で消費されるため、世界的にはまだ有名ではありませんが、果実味とエレガントさを大切にしたワインづくりで注目を集めています。 伝統的なワイン醸造法に従い、畑においては厳しい剪定を行うことにより収量を抑え、収穫は手摘み。出来上がったワインは12?18ヶ月間オーク樽にて熟成。非常に丁寧なワイン造りを行っています。ブルゴーニュの有力ワインガイドで高評価!「シャンボルの中でもトップクラスのワイナリーに値する可能性もある。」ブルゴーニュの有力ワインガイド『ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス 2010』(※)で「このワイナリーをこうしてガイドに取り上げたのはワイナリーの畑での仕事や醸造も含め、品質が明らかに目に見えるように向上していると感じたからである。もう少し繊細さが加わると、このワイナリーはシャンボル・ミュジニーの中でもトップクラスのワイナリーに値する可能性もあると言えよう」と絶賛されています!※『ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス 2010』(LE GRAND GUIDE DES VINS DE FRANCE 2010):ブルゴーニュの有力評価誌『クラスマン』から独立したミッシェル・ベタン氏とティエリー・ドソーヴ氏が2008年から出版開始した注目のワインガイド
フィロキセラを免れた貴重な畑であるボバル種の最上区画ピエ・フランコ(P.F.)の古木が生み出す、凝縮感と絹のような滑らかさが素晴らしい赤ワイン! 2017VTがジェームズ・サックリングにて今飲むべきボバル・ベスト8に選出!! 10代の頃から畑で父親の手伝いをしていたフアン・アントニオは、ワイン造りへのアイデンティティーも早くから発見します。14歳から18歳までをレケナの栽培・醸造学校で学び、地元イニエスタの協同組合での醸造アシスタントを経て、2001年から2006年までの間、テルモ・ロドリゲスのもとで働きます。13地域に及ぶワインのブドウ栽培、醸造、熟成、瓶詰めに至る全ての工程の責任者として活躍し、テルモの右腕として大きな成長を遂げた彼ですが、どんなときも故郷マンチュエラにある畑を忘れたことはありませんでした。 やがてこの経験を通してある一つの考えにたどり着きます。それは「品種の純粋さに賭けるべきなのではないか」ということでした。そして2005年、24歳になった彼は、この想いに突き動かされ、かねてからの夢である地元でのワイナリー設立を決意。マンチュエラという2004年に新設されたばかりのマイナーな産地で地元品種ボバル100%のワインを造るという、新しい挑戦を始めました。 「ペー・エフェ」は、フィロキセラを免れた貴重な畑であるボバル種の最上区画ピエ・フランコ(P.F.)で作られるブドウを使用します。樹齢90年もの古木が生み出す凝縮感と絹のような滑らかさは秀逸。 ■テクニカル情報■ ビオ情報・認証機関:ビオロジック, CAAE 醗酵:オーク樽醗酵(4500L、600L)、オーク樽にてマロラクティック醗酵 熟成:オーク樽熟成10ー12カ月(フレンチオーク、4500L、600L、新樽は使用せず) 年間生産量:8500 栽培面積:5ha 平均収量:13hl/ha 樹齢:90年 土壌:砂の混ざった粘土質 Bodegas y Vinedos Ponce P.F. ボデガス・イ・ビニェードス・ポンセ ペー・エフェ 生産地:スペイン カスティーリャ・ラ・マンチャ 原産地呼称:DO.MANCHUELA ぶどう品種:ボバル 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワイン・アドヴォケイト:95 ポイント RP 95 Reviewed by: Luis Gutierrez Release Price: $25 Drink Date: 2023 - 2030 I tasted the 2021 P.F. next to the 2022 vintage, and this 2021 feels a lot more approachable, with a moderate 13% alcohol and having been in bottle for some 15 months now. It was produced with grapes from ungrafted vines older than 90 years of age at 900 meters above sea level, then fermented and matured in large oak vats. Despite having lower alcohol than the 2022 that I tasted next to it, it feels a little riper and more fruit-driven, more approachable. 18,000 bottles produced. It was bottled in July 2022. Juan Antonio Ponce has started buying land to plant new vineyards in Manchuela, a total of 17 new hectares from 2022, going for higher altitudes for whites, as they are going to plant Albilla, Garnacha and Monastrell, the grapes that are scarce in Manchuela. That will take him to around 70 hectares of vines. Current production averages 200,000 bottles. I tasted the wines from 2021 and 2022. 2021 was a rainy year (with snow too) and allowed them to produce intense wines with contained alcohol. 2021 was a great vintage for whites. They believe 2022 is the best vintage for them so far, which he deems "classical" in the zone, with abundant winter and spring rains and a warm and dry summer with some rain in late September that allowed the wines to keep normal alcohol levels with finesse, elegance, balance and the Mediterranean character. In terms of wines, he is releasing a new top-of-the-range white from 2022. Published: Jan 19, 2024 ジェームス・サックリング:93 ポイント BODEGAS Y VINEDOS PONCE BOBAL MANCHUELA P.F 2021 Monday, September 18, 2023 Country Spain RegionCastilla-La Mancha Vintage2021 Score 93 Rich and fresh wild berries, mulberries, blueberries, wet stones and flowers, with some cloves and game. Medium- to full-bodied with fine-grained tannins. There is a violet and sour cherry character on the succulent palate. Textured and pure with a vibrant, peppery finish. 100% bobal. From organically grown grapes. Drink or hold. Zekun Shuai Senior EditorBodegas y Vinedos Ponce / ボデガス・イ・ビニェードス・ポンセ マイナー産地、マンチュエラに彗星のごとく現れた“新世代”の造り手! スペインの新しい流れを象徴する醸造家、フアン・アントニオ・ポンセ氏により設立されたワイナリー。 もともとは代々ブドウ畑を所有しブドウ栽培を行ってきた栽培農家で、ピエ・フランコ(接木をしていないフィロキセラ禍以前の樹)の畑を多く所有。ワイナリー設立以前は、共同組合にブドウを販売していました。 現在のワイナリーは、2005年、オーナー兼醸造家のフアン・アントニオ・ポンセ氏により設立。10代の頃から畑で父親の手伝いをしていたフアン・アントニオは、ワイン造りへのアイデンティティーも早くから発見します。14歳から18歳までをレケナの栽培・醸造学校で学び、地元イニエスタの協同組合での醸造アシスタントを経て、2001年から2006年までの間、テルモ・ロドリゲスのもとで働きます。 13地域に及ぶワインのブドウ栽培、醸造、熟成、瓶詰めに至る全ての工程の責任者として活躍し、テルモの右腕として大きな成長を遂げた彼ですが、どんなときも故郷マンチュエラにある畑を忘れたことはありませんでした。 やがてこの経験を通してある一つの考えにたどり着きます。それは「品種の純粋さに賭けるべきなのではないか」ということでした。そして2005年、24歳になった彼は、この想いに突き動かされ、かねてからの夢である地元でのワイナリー設立を決意。マンチュエラという2004年に新設されたばかりのマイナーな産地で地元品種ボバル100%のワインを造るという、新しい挑戦を始めました。 ■未知なる偉大な産地、マンチュエラD.O.とボバルの魅力■ 栽培面積は現在、自社畑より樹齢の高い(30?70年)賃貸契約の畑10haを含め約32ha。畑は30以上に細かく分かれた区画から成り立っている。灌漑設備はなく、化学物質も一切使用していません。 ボバル種は、ジャンシス・ロビンソン著ワイン用葡萄ガイドで、「スペイン南東部のバルク・ワイン生産地域で集中的に栽培され、深い色調の赤ワインを造る重要なスペインの品種」と紹介されている地元品種です。この地域には、樹齢のかなり古いボバルも比較的広く残っていますが、バルク・ワイン用としか見なされていなかったことから、長くその可能性は追求されることはありませんでした。その為、古く貴重な木でも引き抜かれてしまい、国際品種に転換されることが多いのが実情です。また、政府の減反政策もあって、本来は貴重な地ブドウ、中でも最も貴重な古木の畑から木々が引き抜かれているというのが現状でもあります。ポンセでは、できる範囲でそれらの貴重な畑を購入、または賃貸するようにして、保存の努力をしています。 ボバル種の葉はとても大きく、葉が上から下へと被さるように生い茂る様子はある種異様に見えますが、この姿であることでブドウの実を直射日光から守っています。照り付ける日差しは強烈ですが、湿度がないため日陰の部分はとても涼しいのが特徴です。日差しが照り付ける国際品種などとはとても対照的。土地に馴染んだボバルはまた、病気にもなり難い品種です。丹念に手入れされたボバル種は、深い色合い、コケモモを想わせる美しい香りとボディを持ったオリジナリティ溢れるワインとなります。 ■まさに“ガレージワイン”。必要最小限の設備しかないセラー■ 醸造には様々な容量のフレンチオーク樽を用い、区画ごとの特徴に合わせてそれらを上手く使い分けています。アメリカン・オークはフレーバーがワインのスタイルに向かないため、一切使用していません。 驚くべきは、非常に限られた、「必要最小限の設備しかないセラー」。まだ若く資金にも乏しいこのボデガでは、立派なセラーを建てるのはまだ少し先の話で、今はもともとマッシュルームを加工・保存する倉庫だった建物をセラーにしています。保存用のチルド室を利用して、小箱で収穫されたばかりのブドウを冷却。醸造に使う樽も、容量には他のワイナリーでは見られないほどのバリエーションがありますが、樽の数自体は限られています。 区画毎に醸造することを徹底しているにも関わらず、それにしては少なめな樽。ですが、フアン・アントニオの経験と熟練した技術で、上手く樽を回転させている為、障害はありません。洗練されたワインを造るのに、立派なセラーは時として必要のないことを教えてくれます。
よりピュアなシラーを表現し、シラーという品種の魅力を最大限見出そうと生まれたケイル!女性的な味わいに仕上がることから、ラベルも同様に女性がモチーフの特別なデザイン。 トゥア・リータは当時、全国的に全く無名であったトスカーナ州、スヴェレートの地に1984年に土地を購入し1988年にブドウを植樹しました。その後、1992年に待望の初めて瓶詰めしたワインがリリースされました。当時トスカーナ海岸線の超一流ワインと言えばサッシカイア、オルネライアぐらいしかありませんでしたが、その時代に彗星のごとく現れ、しかもスヴェレートというボルゲリ地区のものではないこのワインは業界を席巻し、メルローで造るレディガフィがワインスペクテーター誌、ワインアドヴォケイト誌にて100点を獲得。トスカーナのワインのトップとして注目され続けています。 「ケイル」は、テラコッタ(伝統的な素焼き陶器)で造るシラー。甘味があり豊満なボディのスタイルは、女性的な味わいをイメージさせることからラベルも同様に女性がモチーフの特別なデザインです。 シラーは醸造段階において、還元する傾向にあります。したがって、醸造中にはほかのブドウ品種よりは酸素を必要とします。樽を熟成に使用するのはそのための手段の一つではありますが、樽からの影響を極力避けつつ、シラーのピュアさを引き出すためには何が必要なのかをトゥア・リータでは考えました。ステンレスタンクでは、還元傾向が強くなりすぎます。ミクロオクシジェネシオンという人工的な手段は避けたい。そして最善と行きついたのがアンフォラ熟成でした。 素焼きの陶器は、トスカーナでは鉢や花壇ではもちろん、オリーブオイルの容器としても一般的に使用されていました。また、ワインの歴史からもわかっている通りアンフォラを使用したワイン造りは「ワインの原産国」とも言われているコーカサス地方では一般的です。さらに、酸素透過率もバリックほどまでとは言わないまでも十分に期待できると判断したのです。 また、ケイルの特徴的な点として、トゥア・リータでは熟成中のアンフォラにブドウの茎の10-20%を加えています。しっかりと成熟したブドウの茎は、ワイン中の余分なえぐみを取り除くスポンジ的な役割を果たすといいます。こうして生まれたケイルは、シラーという品種のピュアな味わいを演出しているのです。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 2021年=凝縮感とバランスが秀でたヴィンテージ生育期を通して雨の少なかった暑いヴィンテージ。1月にまとまった降雨があり、2月3月は穏やかな気候で植物活動は平年より早く進んだが4月に入り気温が低下し生育活動が一時的に鈍化した。その後は好天が続き、6月に入ってこの辺りの典型的な日中の強い風と乾燥した夏が到来しブドウは非常に健康的に良い成熟が進んだ。4月から10月にかけて降雨が少なく干ばつ的な年とへと移行していき1週間ほど平年より早い収穫。ワインレベルは非常に高く、「凝縮感とバランス」のヴィンテージといえる。(エージェント林達史氏談) ■テクニカル情報■ トスカーナI.G.T. 品種:シラー 100% 醗酵:テラコッタにて約10%に当たる茎とともにマセラシオン醗酵約6カ月/主醗酵後、マロラクティック醗酵 熟成:オーク樽熟成約4カ月(225L、1年、2年使用の古樽) 年間生産量:2,500本、栽培面積:2ha Azienda Agricola Tua Rita Keir アジィエンダ・アグリコーラ・トゥア・リータ ケイル 生産地:イタリア トスカーナ 原産地呼称:IGT. TOSCANA ぶどう品種:シラー 100% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:95 ポイント TUA RITA SYRAH TOSCANA KEIR 2021 Monday, August 7, 2023 CountryItaly RegionTuscany Vintage2021 Score 95 Love the nose with the dried flowers, red beans and red fruits that follow through to a medium body with firm tannins and a crunchy and delicious finish. Just a hint of cappuccino. Made in amphora with whole clusters of grapes and a tiny bit of wood aging for four months. Pure syrah. Drink now or hold.Tua Rita / トゥア・リータ 大地を愛し、天に愛され、情熱を注ぐ?土いじりをこよなく愛する男が家族とこの土地に出会い、いつしかその孤高なる想いは唯一無二のワインを生み出した。イタリアでWAとWSで満点100点を獲得した男。トスカーナ州、スヴェレートの地に設立されたトゥア・リータ。ヴィルジリオとリータ夫妻が、全国的に全く無名であったこの場所の畑を購入したのは1984年のこと。1992年に初めて瓶詰めされたワインがリリースされてから、6ヴィンテージ目でワイン・スペクテイター100点を獲得するという快挙を成し遂げる。その後がまたすごい。2000年のレディガフィにおいては、ワイン・アドヴォケイトで100点を獲得。 しかしながら、この家族経営の小さな醸造所は評価誌に左右されず、妥協を許さない果て無きワインへの追求・挑戦を続ける。それが今日のトゥア・リータの飛躍を支え、更なる品質改善を支えている。男 ?ヴィルジリオ・ヴィスティ?当初、まだゲームの仕事を続けていたヴィルジリオは、平日は都会で仕事をこなし、週末を長年の夢であった念願の畑で過ごしていた。当時この地域で栽培されていたブドウはトスカーナの地品種であるサンジョヴェーゼやトレッビアーノで、それ程大きい畑ではないが、老後のセカンドライフとして徐々に仕事を農業にシフトしていきたいと考えていたヴィルジリオは、それがたまらなく好きだった。ある日ヴィルジリオが作ったブドウが、そして出来上がったワインが、常識を超えるレベルであることに気付く。ブドウ栽培へ次第にのめり込んでいったヴィルジリオは、「?どうせやるのであれば、世界レベルのワインを造りたい?。」といつしか思うようになる。そして1988年、この無名なワイン産地の1.5haに、あるブドウ品種が植えられる。 それが後にトゥア・リータのシンデレラ・ストーリーの基盤となる、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローだった。大好きな土の香りに誘われ、ヴィルジリオが畑へ出て行く週末が続く。愛情たっぷりに育てられたカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローは、やがて実を結びはじめる。 その後、当時28歳という若さながらすでに天才醸造家として頭角を現しはじめたルカ・ダットーマと契約を交わすなど、ワイナリーとして本格的に稼動。そして終に、ジュスト・ディ・ノートリ1992年がワイナリー初リリースとなる。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが50%ずつという比率のジュスト・ディ・ノートリは、トゥア・リータのワイン造りへの情熱が込められたワイン。その後メルローが素晴らしい出来であることから、1994年に実験的にバリック2つ分のメルローが瓶詰めされる。これがシンデレラ伝説を造る、「レディガフィ」の誕生である。このワインの出来と世界的な評価が、老後に農夫としてのセカンドライフを目指していたヴィルジリオに、大きな使命を与えた。そしてついに農業を生活の基盤とすることを決断。ワイン造りを本業とし、ここスヴェレートに移住をする決意をした。頑張り屋のヴィルジリオが、自分の唯一といってもよい欲望に全身全霊をかけられる。ここから真のViticoltore(ブドウ栽培農夫)への人生が始まるのである。華々しいデビューとは裏腹に、多忙を極め始めたルカ・ダットーマと1998年をもって契約を解消したヴィルジリオは、ステフアノ・キオッチョリをコンサルタントに迎える。しかしエノロゴが変われども、ヴィルジリオの毎日は変わらない。畑仕事一徹。畑仕事が趣味で、毎日が飽きない。朝8時から畑に出かけ、夜日が暮れるまでヴィルジリオは畑にいる。帰宅後はシャワーを浴びて、テレビを見て、そしてベッドに向かう。そして次の日、畑仕事の一日を楽しむのである。トゥア・リータのヴィルジリオ・ヴィスティ氏が2010年9月13日に永眠されました。とても悲しい知らせではありましたが、彼の残したワインたちは、更なる輝きを放っているかのようです。
こんな贅沢な赤ワインを気軽に楽しめるなんて… アルザスの赤ワインのイメージが覆される完成度です。 「何かを良くしようと思ったら、それは愛によってのみ可能だ」。現代アルザスワインの頂点を極めるジャン・ミッシェル・ダイス。アルザスに初めて「テロワール」の概念を持ち込んで大論争を巻き起こし、遂にはAOC法の改正(ラベルに品種名を表記しなくてもよくなったこと等々)を成し遂げた、信念の男。現在も彼が昔から提唱する、畑の個性に基づく「プルミエクリュ」を実現させるべく運動を続けています。 「ビュルランベルグ プルミエ・クリュ」は、2ha。平均樹齢40年。ピノ・ノワール、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ピノ・ブーロの混植で、ピノ・ノワールが93?95%(推定)。ダイス入魂の赤。火山の溶岩によって焼かれた、非常に硬質な粘土石灰質土壌。ワインにも焼けたような香ばしい風味が感じられます。シルクのような口当たりが心を打つ、壮麗でセクシーな赤。「ブルゴーニュのグラン・クリュにも匹敵する」(田中克幸氏) ■テクニカル情報■ 2ha。平均樹齢40年。ピノ・ノワール、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ピノ・ブーロの混植で、ピノ・ノワールが93?95%(推定)。 MARCEL DEISS Burlenberg 1er Cru マルセル・ダイス ビュルランベルグ プルミエ・クリュ 生産地:フランス アルザス 原産地呼称:AOC. ALSACE 1ER CRU ぶどう品種:ピノ・ノワール、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ピノ・ブーロ アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ジェームス・サックリング:96 ポイント DOMAINE MARCEL DEISS ALSACE BURLENBERG LA COLLINE BR?LEE 2018 Monday, August 8, 2022 CountryFrance RegionAlsace Vintage2018 Score 96 Deep and subtle nose with a very wide spectrum of aromas, from forest berries to wild herbs and flowers. The first impression on the palate is impressive, but wait patiently as this expands, the stunning tannins pushing it up and up into the heavens. Real gravitas at the dark finish, where the fruit rings so many bells. From a field blend of grape varieties, dominated by pinot noir. From organically grown grapes. Drink or hold.Marcel Deiss / マルセル・ダイス「何かを良くしようと思ったら、それは愛によってのみ可能だ」。現代アルザスワインの頂点を極めるジャン・ミッシェル・ダイス。アルザスに初めて「テロワール」の概念を持ち込んで大論争を巻き起こし、遂にはAOC法の改正(ラベルに品種名を表記しなくてもよくなったこと等々)を成し遂げた、信念の男。現在も彼が昔から提唱する、畑の個性に基づく「プルミエクリュ」を実現させるべく運動を続けています。「ぶどうの樹は、自ら養分を求めて根を土中に伸ばします。この土中深くにあるものがその土地のテロワールです。ここは気候の影響もほとんど受けません。根が地表に留まると気候の影響をモロに受け、土地の個性は失われてしまいます。僕のワインは、例えば酷暑だった2003年も、濃さは例年と変わりませんでした。ビオディナミも、このテロワールを引き出すための手段に過ぎません。」「また今日、アルザスのほとんどの畑で同じクローンばかりが植えられるようになりました。その結果、どのワインを飲んでもクローンの個性の味しかしなくなりました。アルザスの土壌は、太古の地殻変動に由来する極めて複雑で多様なものです。個々の土地の強烈な個性をそのままワインに表現することが、僕の人生です」。「従来のアルザスのワインのラインナップは、ぶどう品種を軸としてセック、 ヴァンダンジュ・タルディヴ、セレクションド・グラン・ノーブルに別れ、さらに その中に畑名やキュヴェ名、グラン・クリュなどがあるという、極めて複雑で分かり にくいものでした」というダイスは、彼独自の哲学によってラインナップを以下のように 3つに分類しています。●Vins de Fruits 果実のワイン (単一のコミューンまたは村産の、ぶどう品種名ワイン)●Vins de Temps 時のワイン (ヴァンダンジュ・タルディヴとセレクションド・グラン・ノーブル)●Vins de Terroir テロワールのワイン (プルミエ・クリュとグラン・クリュ)
凝縮感が高く、しっかりと熟したプルーンや黒果実の甘味をしっかりと感じる、プティ・ヴェルドとメルローの絶妙なブレンドの赤ワイン! トゥア・リータは当時、全国的に全く無名であったトスカーナ州、スヴェレートの地に1984年に土地を購入し1988年にブドウを植樹しました。その後、1992年に待望の初めて瓶詰めしたワインがリリースされました。当時トスカーナ海岸線の超一流ワインと言えばサッシカイア、オルネライアぐらいしかありませんでしたが、その時代に彗星のごとく現れ、しかもスヴェレートというボルゲリ地区のものではないこのワインは業界を席巻し、メルローで造るレディガフィがワインスペクテーター誌、ワインアドヴォケイト誌にて100点を獲得。トスカーナのワインのトップとして注目され続けています。 「ロダーノ ロッソ」は、プティ・ヴェルドとメルローから生まれた、いわゆるボルドーブレンドのモダンワインである。ワイナリー西側に2013年に植えられたプティ・ヴェルドは剛健なストラクチャーと酸の高さが特徴的。少し粗さがあるものの、樹齢35年の、厚みと柔らかさ、低い酸と滑らかさが引き出されたトゥア・リータのメルローとブレンドされることで、文字通り相乗効果をもたらしたワインが完成する。 ラズベリーやブルーベリーなどの元気な果実のアロマ。骨格を構成する酸も印象的。完熟したタンニンとチャーミングな甘味がボリューム感を与え、活力のあるスタイルのワインです。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 2021年=凝縮感とバランスが秀でたヴィンテージ生育期を通して雨の少なかった暑いヴィンテージ。1月にまとまった降雨があり、2月3月は穏やかな気候で植物活動は平年より早く進んだが4月に入り気温が低下し生育活動が一時的に鈍化した。その後は好天が続き、6月に入ってこの辺りの典型的な日中の強い風と乾燥した夏が到来しブドウは非常に健康的に良い成熟が進んだ。4月から10月にかけて降雨が少なく干ばつ的な年とへと移行していき1週間ほど平年より早い収穫。ワインレベルは非常に高く、「凝縮感とバランス」のヴィンテージといえる。(エージェント林達史氏談) ■テクニカル情報■ トスカーナI.G.T. 品種:プティ・ヴェルド60%、メルロー40% 醗酵:ステンレスタンク 熟成:オーク樽熟成12カ月(225L、新樽20%、他1年、2年使用樽) 年間生産量:12000 栽培面積:4ha 平均収量:25hl/ha Azienda Agricola Tua Rita Lodano Rosso アジィエンダ・アグリコーラ・トゥア・リータ ロダーノ ロッソ 生産地:イタリア トスカーナ 原産地呼称:IGT. TOSCANA ぶどう品種:プティ・ヴェルド 60%、メルロー 40% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:94 ポイント TUA RITA TOSCANA LODANO 2021 Monday, August 7, 2023 CountryItaly RegionTuscany Vintage2021 Score 94 A juicy and chewy young wine with blackberries and blueberries as well as some graphite. Vine bark. Black pepper, too. Medium body, firm and fine tannins and a linear finish. Bright and structured. 60% petit verdot and 40% old vine merlot. Needs three or four years to soften but impressive.Tua Rita / トゥア・リータ 大地を愛し、天に愛され、情熱を注ぐ?土いじりをこよなく愛する男が家族とこの土地に出会い、いつしかその孤高なる想いは唯一無二のワインを生み出した。イタリアでWAとWSで満点100点を獲得した男。トスカーナ州、スヴェレートの地に設立されたトゥア・リータ。ヴィルジリオとリータ夫妻が、全国的に全く無名であったこの場所の畑を購入したのは1984年のこと。1992年に初めて瓶詰めされたワインがリリースされてから、6ヴィンテージ目でワイン・スペクテイター100点を獲得するという快挙を成し遂げる。その後がまたすごい。2000年のレディガフィにおいては、ワイン・アドヴォケイトで100点を獲得。 しかしながら、この家族経営の小さな醸造所は評価誌に左右されず、妥協を許さない果て無きワインへの追求・挑戦を続ける。それが今日のトゥア・リータの飛躍を支え、更なる品質改善を支えている。男 ?ヴィルジリオ・ヴィスティ?当初、まだゲームの仕事を続けていたヴィルジリオは、平日は都会で仕事をこなし、週末を長年の夢であった念願の畑で過ごしていた。当時この地域で栽培されていたブドウはトスカーナの地品種であるサンジョヴェーゼやトレッビアーノで、それ程大きい畑ではないが、老後のセカンドライフとして徐々に仕事を農業にシフトしていきたいと考えていたヴィルジリオは、それがたまらなく好きだった。ある日ヴィルジリオが作ったブドウが、そして出来上がったワインが、常識を超えるレベルであることに気付く。ブドウ栽培へ次第にのめり込んでいったヴィルジリオは、「?どうせやるのであれば、世界レベルのワインを造りたい?。」といつしか思うようになる。そして1988年、この無名なワイン産地の1.5haに、あるブドウ品種が植えられる。 それが後にトゥア・リータのシンデレラ・ストーリーの基盤となる、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローだった。大好きな土の香りに誘われ、ヴィルジリオが畑へ出て行く週末が続く。愛情たっぷりに育てられたカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローは、やがて実を結びはじめる。 その後、当時28歳という若さながらすでに天才醸造家として頭角を現しはじめたルカ・ダットーマと契約を交わすなど、ワイナリーとして本格的に稼動。そして終に、ジュスト・ディ・ノートリ1992年がワイナリー初リリースとなる。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが50%ずつという比率のジュスト・ディ・ノートリは、トゥア・リータのワイン造りへの情熱が込められたワイン。その後メルローが素晴らしい出来であることから、1994年に実験的にバリック2つ分のメルローが瓶詰めされる。これがシンデレラ伝説を造る、「レディガフィ」の誕生である。このワインの出来と世界的な評価が、老後に農夫としてのセカンドライフを目指していたヴィルジリオに、大きな使命を与えた。そしてついに農業を生活の基盤とすることを決断。ワイン造りを本業とし、ここスヴェレートに移住をする決意をした。頑張り屋のヴィルジリオが、自分の唯一といってもよい欲望に全身全霊をかけられる。ここから真のViticoltore(ブドウ栽培農夫)への人生が始まるのである。華々しいデビューとは裏腹に、多忙を極め始めたルカ・ダットーマと1998年をもって契約を解消したヴィルジリオは、ステフアノ・キオッチョリをコンサルタントに迎える。しかしエノロゴが変われども、ヴィルジリオの毎日は変わらない。畑仕事一徹。畑仕事が趣味で、毎日が飽きない。朝8時から畑に出かけ、夜日が暮れるまでヴィルジリオは畑にいる。帰宅後はシャワーを浴びて、テレビを見て、そしてベッドに向かう。そして次の日、畑仕事の一日を楽しむのである。トゥア・リータのヴィルジリオ・ヴィスティ氏が2010年9月13日に永眠されました。とても悲しい知らせではありましたが、彼の残したワインたちは、更なる輝きを放っているかのようです。
蔵出しバックヴィンテージ入荷! 人生において、死ぬまでに必ず飲みたい1本! 南フランス伝説の最高峰赤ワイン「ドメーヌ・ド・トレヴァロン」 オーナーであるエロワ・デュルバックは、もともとワイン造りとは無縁の職業についていた。父ルネの購入したレ・ボーの山麓に広がる土地がワイン造りに向いていることを見抜き、自身で畑を開墾を行う、1974年に初めてこの地にブドウ樹を植え、カベルネ・ソーヴィニヨンはシャトー・ヴィニョロールから、シラーはシャトー・ラヤスから植樹しワイン造りをスタートしました。 シャトー・ヴィニョロールからカベルネ・ソーヴィニヨン、シャトー・ラヤスからシラーを植樹している。ロバート・パーカーらからも高い評価を得たが、AOC法の改正によりAOCを名乗れなくなってしまったが、ワインがプロヴァンス最高の品質であることに変わりは無い。 「ルージュ ヴァン・ド・ペイ ブーシュ・デュ・ローヌ」 は、カベルネ・ソーヴィニョンとシラーで造られる。プロヴァンスでは20%以上のカベルネを混ぜるとAOCで無くなるため、ヴァン・ド・ペイのランクになっております。このアッサンブラージュは革新的に思えるが、フランス南部で素晴らしいワインを生み出すと1868年にはすでに注目されていたそうです。1haあたり25?30hlというブルゴーニュのグラン クリュ並みの低収量です。 オークの香りに支配されることなく、若いうちはタイムやローズマリーなどのガリーグの香りが感じられ、熟成とともに野生的なニュアンスが増していきます。また、タンニンの滑らかさは、メドックの格付けワインにも似たエレガントさを感じさせるもの。 ■2013年ヴィンテージ情報■ 1996年以来最も遅い収穫(9月30日開始、10月10日終了)。エグラッペなしで野生酵母によるゆっくりした発酵。フードルと樽で24ヶ月間熟成。新鮮な卵白によるコラージュ、滓引きのみで瓶詰め前のフィルターはかけていない。穏やかで非常にエレガントなタンニンに支えられた素晴らしい余韻を持つ最高峰のプロヴァンスワイン。少なくとも25年の熟成の可能性。赤身肉のグリルと相性抜群。 ■テクニカル情報■ Bio認証等:有機栽培 方角&標高:畑によって様々 土壌:石の多い粘土石灰質 発酵:ステンレスタンク 樹齢&仕立て:樹齢30年 熟成:フードル8割、残りはピエスで2年程度熟成。 DOMAINE DE TREVALLON VIN DE PAYS DES BOUCHES DU RHONE ドメーヌ・ド・トレヴァロン ルージュ ヴァン・ド・ペイ ブーシュ・デュ・ローヌ 生産地:フランス プロヴァンス地方 原産地呼称:IGP. ALPILLES ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 50%、シラー50% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。Domaine de Trevallon / ドメーヌ・ド・トレヴァロン プロヴァンス最高峰のワイン、ドメーヌ・ド・トレヴァロン オーナーであるエロワ・デュルバックは、もともとワイン造りとは無縁の職業についていた。父ルネの購入したレ・ボーの山麓に広がる土地がワイン造りに向いていることを見抜き、自身で畑を開墾を行う、1974年に初めてこの地にブドウ樹を植え、カベルネ・ソーヴィニヨンはシャトー・ヴィニョロールから、シラーはシャトー・ラヤスから植樹しワイン造りをスタートしました。 レ・ボーの山が作り出す深い森に囲まれた畑のミクロクリマは、プロヴァンス地方としては適度に涼しく、彼が選んだカベルネ・ソーヴィニョン40%とシラー60%という作付け比率にマッチしているという。発酵には天然酵母を用いて、樽または大樽で赤は2年以上、白は1年熟成させる。 AOC法の改正により、AOCボー・ド・プロヴァンスでは20%以上のカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドすることが認められていないため、トレヴァロンのワインはヴァン・ド・ペイ・デ・ブーシュ・ド・ローヌとしてリリースされるが、プロヴァンス最高の品質であることに変わりはありません。
トップ生産者ペゴーが造る最高のデイリーワイン!! シャトーヌフ・デュ・パプに隣接するテロワールの豊かさを表現。偉大な造り手、ペゴーが手掛ける最もお手頃かつお値打ちな1本! シャトー・ペゴーは、シャトーヌフとアヴィニヨンの間を流れるローヌ川沿いのソルグ村近郊にあり、卓越したコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュや、ヴァン・ド・ターブルを生産しています。平均樹齢は50年で、グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー、サンソー、カリニャン、クレレット、ブールブーランなどの品種を栽培しています。2011年、ペゴーの当主は、シャトーヌフから僅か6km離れた41haのこの畑をひと目で気に入り購入を決め、「シャトー・ペゴー」と名づけました。土壌や畑の特質、個々の品種特性の研究を日々継続的に行い、苗の剪定や土地の耕作に加え、春にグリーン・ハーヴェストを行います。初めての収穫は2012年。テロワールを生かしたペゴーならではのワイン造りを目指しています。 「プラン・ペゴー ヴァン・ド・フランス」は、シャトーヌフ・デュ・パプの外にペゴーが所有する畑から収穫されたシングルヴィンテージ・ワイン(2018・2019・2020)をブレンドして造られたワイン。セパージュには、メルロやカベルネ・ソーヴィニヨンといったローヌのアペラシオンの規格から外れる品種が含まれているが、アペラシオンの主要品種であるグルナッシュとシラーもそれぞれ1/3ずつ使用している。伝統的な手法を守り、テロワールの持ち味を最大限に生かした味わいが特徴的です。 自社畑のブドウのみを使用。ブドウの平均樹齢は40年。手摘みで収穫されたブドウは、厳しく選別され、全房のまま軽めに圧搾し、自然酵母のみを使用してコンクリートタンクで10日間の発酵。オークの大樽でじっくりと熟成。フィルターや清澄はせずに瓶詰め。 深みのあるガーネット色。スパイスの香りが広がり、チェリーや黒い果実の風味が絶妙なバランスで調和。よくこなれた甘味をも感じさせるタンニン。芳醇な果実味に溢れ、ふくよかさと複雑味があり、スパイシーで心地よい余韻が長く続く。 ■テクニカル情報■ 品種:グルナッシュ30%、シラー30%、メルロー20%、その他20%(カリニャン、ムールヴェードル、サンソー、ダンラ、アリカンテ、カベルネ・ソーヴィニヨン) 土壌:粘土質 醸造:房ごと圧搾した後10日間マセラシオン。温度管理せず野生酵母で自然発酵させた後、5年物の樽で1?3年熟成。 Chateau PRGAU Laurence Feraud Vin de France Plan P?gau シャトー・ペゴー プラン・ペゴー ヴァン・ド・フランス 生産地:フランス ローヌ 原産地呼称:VIN DE FRANCE ぶどう品種:グルナッシュ 30%、シラー 30%、メルロー 20%、その他 20% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディDomaine du PEGAU / ドメーヌ・デュ・ペゴー トップ生産者が生み出す荘厳なクラシックワイン どんな年でも最高のシャトーヌフ・デュ・パプを造る事で知られる五つ星生産者ドメーヌ・デュ・ペゴー。「シャトーヌフ・デュ・パプで最も偉大で荘厳、古典的でしっかりとしたコクがあり、卓越した濃縮感を持つ超大作」と、ロバート・パーカーJr.が大絶賛し、日本国内外で人気を博するワイン漫画「神の雫」で第3の使徒として紹介されたトップ・キュヴェのダ・カーポが4ヴィンテージ連続でパーカーポイント100点を獲得するという驚異の造り手です。現在は、ローランス・フェローが女当主を務め、父のポールと共にドメーヌの運営を担っています。 フェロー家の祖先は、1670年からこの地域に居住し、オリーブやチェリーと共に葡萄を栽培し始め、1733年にはワイン作りをしていた記録が残るシャトーヌフ・デュ・パプでも最古の生産者の1つです。かつては、生産したワインの殆どを樽のままネゴシアンに売却していました。 大学で醸造学と経営学を修めたローランス・フェローがドメーヌで父親のポールを補佐するようになった1987年より、ドメーヌとして本格的にボトル詰めを開始し、最高のローヌワインを作るトップ生産者として瞬く間に華麗な成長を遂げます。1989年に最新の設備を備えた醸造所とセラーを構え、1992年以降は、著名なテイスター、ワイン・アドヴォケートなどの専門誌、数々のコンテストで高い評価を得、広くその名を知られるようになり、現在、シャトーヌフ・デュ・パプで21ヘクタール程の畑を所有し、伝統的な醸造手法で品質に一切妥協のない凝縮感のあるシャトーヌフ・デュ・パプを生み出しています。 収穫は全て手摘みで厳しく選別し、房ごと破砕して圧搾。大型のフードルで熟成する昔ながらの手法を守っています。シャトーヌフ・デュ・パプに所有する21ヘクタールの畑のうち、赤ワイン品種の栽培に19.5ヘクタール、白ワイン品種に1.5ヘクタールを使用。トップ・キュヴェは、最良の区画で採れた果実のみを厳選し、極めて高い品質を維持しています。【写真:当主ローランス・フェロー】 ■ワイン・アドヴォケート誌 227号 2016年10月29日掲載記事より■ 伝統的なスタイルのクラシックなシャトー・ヌフ・デュ・パプと言えば、ドメーヌ・デュ・ペゴーのローランス女史とその父ポール・フェローの右に出る作り手はいないだろう。モダンな醸造テクニックに一切妥協することなく、プロヴァンスの香りと特色を色濃く備えたクラシックなワインをリリースし続けている。ドメーヌ・デュ・ペゴーのワインに加え、ローランスは、ソルグ村に程近いローヌ川のほとりに新たに購入したシャトー・ペゴーや、ローヌ南部の畑で採れた葡萄から作るセレクション・ローランス・フェローなど、複数のプロジェクトに携わっている。昔から変わらぬクラシックな伝統の味わいは、毎年非常に優れたコストパフォーマンスで期待を裏切らない。長期熟成の効くペゴーのワインはセラーにいくら揃えても決して後悔することはない。
2018年1月8日放送 NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 第346回 にて、ワイン醸造家 ルー・デュモンの仲田晃司氏が特集されました! 贅沢な造りから生まれる柔和なアロマが魅力、ネゴシアンとしての実力を語る、仲田氏の看板グラン・クリュ! 大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱いた青年は、1995年、頼るつてもなく単身渡仏。フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、2000年7月7日、ブルゴーニュの地にルー・デュモンを設立しました。 仲田氏のワイン造りの特徴は、日本人的、職人的と言うべき、細部まで徹底的にこだわる仕事への執念。仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。 「シャルム・シャンベルタン グラン・クリュ」は、平均樹齢45年のVV。収穫量30hl/ha。天然酵母のみで発酵(一部、一次発酵も樽内)。シャサン社製「グラン・ファン」の新樽2樽、同1回使用樽2樽で18ヶ月間樽熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め 「創業時から全ヴィンテージ毎年造っている、思い入れのあるキュヴェです。その年においてできることすべてを出しきって造る、私の醸造の結晶でもあります。」by.仲田さん ■2021年ヴィンテージ情報■ 2021年は難易度が高くやりがいのある年になりました。暖冬でブドウの樹のサイクルが早まったこともあり、4月の霜で多くの芽が失われました。また各地で雹に見舞われ、多雨による病気の被害も見られました。9月の収穫まで天候がかなり変化し最後まで難易度の高い年となりました。ただし、8月中旬から理想的な陽光の下でヴェレゾンの形成が行われたことは救いとなりました。平均50%減と数量は激減しましたが、努力を惜しまない生産者にとっては素晴らしいワインとなりました。2021年は超飲みやすいので僕もかなり大好きなヴィンテージです。多少還元香があるので空気とよく触れ合わせて飲まれると素晴らしいです。 Lou Dumont Charmes Chambertin Grand Cru ルー・デュモン シャルム・シャンベルタン グラン・クリュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン 原産地呼称:AOC. CHARMES CHAMBERTIN ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディLOU DUMONT / ルー・デュモン 今や世界に羽ばたく日本人職人ルー・デュモン 仲田 晃司 氏 大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱いた青年は、1995年、頼るつてもなく単身渡仏。フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、2000年7月7日、ブルゴーニュの地にルー・デュモンを設立しました。 仲田さんのワイン造りを特徴付けているのは、まさしく日本人職人的と言うべき、周りがあきれるほど細部まで徹底的にこだわる仕事への執念です。仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。 2003年5月、在りし日のアンリ・ジャイエ翁より「自分自身のアイデンティティをワインに表現せよ」との薫陶を受け、「日本人であるということ」「自然と人間に対する真摯な尊敬の念」の象徴として、「天・地・人」が生まれました。 「ワインを通じてアジアの架け橋になれればと願っています」という仲田さん。現在ルー・デュモンのワインは、日本、韓国、台湾、中国、香港、シンガポールといったアジア諸国を中心に販売されています。 仲田ご夫妻とは親しくさせて頂いております。ディジョンで一人暮らしをしていた次女も仲田さんに親切に してもらっています。彼は若いながらもすごい努力家で、ルー・デュモンを立ち上げ世界中のワインラヴァーを大いに満足させるワインを供給しています。 ■2019年10月14日 ルー・デュモン訪問しました!■ ■2023年10月08日 ルー・デュモン訪問しました!■
【リアルワインガイドセレクト×AMZプレゼンツ】 優しさと旨味が溢れる、メルローの樽熟赤ワイン! ドメーヌ・ショオは国産ぶどう100%のワインを少量ですが、熱心に造る小さなワイナリーです。土から考えてシンプルにワインを造ります。Domaine(ドメーヌ)とは、フランス語でブルゴーニュ地方に於けるブドウを栽培してワインを造る、ワインの醸造所のことです。ドメーヌ・ショオは、私たち小林夫婦の「小(ショウ)」から名付けた小さなドメーヌです。また、Chaud(ショオ)にはフランス語で「熱い」や「情熱的な」という意味があります。熱い心をもってワインを造ります。 ドメーヌショオでは可能な限り自然な栽培と醸造を目指しています。農薬散布回数、散布量はギリギリまで減らし、土を柔らかく保つために大型の機械を入れず、人力で作業をしています。もちろん除草剤は使いません。醸造においても、葡萄の個性を一番に考え、あるがままの流れにまかせて、ワインになるまでの経過を見守るというスタンスをとっています。「自然に出来あがったワインは優しく浸みわたり、瑞々しい旨味に溢れる」と信じてワインを造っています。 「励ましてくれてありがとう」は、浮遊物が少しあります。鰹節?みたいな感じです。開けてから時間がたつと濁ります。どちらも問題ないので大丈夫です。青カエルラベル。メルロ樽熟です。例年通りのしっとりとした旨みに溢れます。いつもの青臭い湿っぽい土のニュアンスにうすーく果実がのっています。2022年は少し硬めに造っていきました。濃くはないですが、液体として輪郭があるていどはっきりしたかと思います。こちらもまだまだこれから成長していくので、のんびり販売を開始致します。 ■テクニカル情報■ 補糖、野生酵母、乾燥酵母、亜硫酸無、無濾過 Domaine Chaud Thank you so much for encouraging me ドメーヌ・ショオ 励ましてくれてありがとう 生産地:新潟県新潟市 ぶどう品種:メルロ アルコール度数:11% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディDomaine Chaud / ドメーヌ・ショオ リアルワインガイド厳選ワイナリー!瑞々しい旨味に満ちた珠玉のワイン。 ドメーヌ・ショオは国産100%のワインを少量ですが、熱心に造る小さなワイナリー。土から考えてシンプルにワインを造ります。ドメーヌ・ショオは、小林夫婦の「小(ショウ)」から名付けた小さなドメーヌ。また、Chaud(ショオ)にはフランス語で「熱い」や「情熱的な」という意。熱い心をもって1人1本飲めるそんなワインを造っています。 飲みやすく、飲み飽きずワインだけでも良い&料理と合わせても良い。それは、香りは優しく気持ちよく味については「ダシ感」を大切にしています。植物、果実の持つ旨味、それをダシ(出汁)と表現しています。「瑞々しい旨味」それが1人1本飲みきれるワイン。 ■コンセプト■ 「土から考えてシンプルに造る。」 栽培:地中の微生物や小動物と植物の共生関係を大事にし、環境中のひとつの生き物としてブドウをとらえます。 醸造:雑味が残るような自然でシンプルな醸造を目指す。 ワイン:1人1本飲めるワイン ■栽培に対する考え方■ 可能な限り自然な栽培を目指す。農薬散布回数もギリギリまで減らしています。更に、土を柔らかく保つ為、大型機械非導入。全て人力作業。除草剤不使用。健全な土で多様な草が育ち、多種の虫を育み、微生物も多種多様多量になると考えます。畑環境の生態系を豊かにし、その自然の生命力をすべて詰め込んだワイン造りを目指しています。 ■醸造に対する考え方■ ワイン造りにおいて大事にしていることは、「自然に醸造する」ということ。個性を一番に考え、あるがままの流れにまかせて、ワインになるまでの経過を見守るというスタンス。このようなワインにしたいという枠におさめる努力はせず、ブドウのなりたいようになるのを手伝うという造り。手伝い方として気をつけていることは、あまりワインをいじらないということ。自分が手を出せるのは、「温度」「酸素」の管理ぐらい。しかし、この「温度」「酸素」の管理がワイン造りにおいて最も大事で難しいこと。この管理に日々、悩み勉強し努力しています。 「自然に出来あがったワインは優しく浸みわたり、瑞々しい旨味に溢れる」と信じてワインを造っています。
ボーヌの1級畑から8区画のブドウをブレンドして造られる、素晴らしい香りとボーヌの秀逸なワインらしい骨組みがしっかりとした1本! 2017年2月、ローラン・ポンソが36年間携わったドメーヌ・ポンソを離れ、その直後の同年4月に、ネゴシアン「ローラン・ポンソ社」を立ち上げた。オフィスは、ジリー・レ・シトー村の産業地区に構え、このオフィス裏とコルゴロワンに熟成用の設備や、畑作業用の機器置場をもつ。2018年1月には愛息のクレメンが当主に着任している。 ワインは、ローラン自身とクルチエのネットワークから質の高いブドウを購入して造られる。ブドウ、圧搾果汁、発酵果汁の状態で購入するが、まれにごく初期の樽に入った状態ものも含まれ、収穫直後できる限り早くセラーに持ち込まれる。ワインになった完成品の状態や瓶詰直前のものを購入することは絶対にしない。また、ローランがドメーヌ・ポンソの頃から所有していた畑もあり、ローラン・ポンソ社が形式的にブドウを買い取る形で醸造する。 「ボーヌ・ルージュ 1er キュヴェ・デュ・ノワイエ」は、8種類のプルミエ・クリュをブレンドして造られます。キュヴェ名である「ノワイエ」は”クルミの木”という意味。コート・ド・ボーヌ地区には、グラン・クリュやプルミエ・クリュをはじめ、北のラドワ・セリニーから南のマランジュまで珠玉の村々が連なり、村々の背後にはオート・コート・ド・ボーヌの高台が控えています。 ラズベリーやレッドチェリーの果実のアロマに、ほのかにアーシーなニュアンスが感じられます。豊満なタンニンと洗練された酸が力強いストラクチャーを形成。ボーヌの秀逸なワインらしい、骨組みがしっかりとした味わいです。 「コート・ド・ボーヌで唯一のボーヌ一級は、毎年同じパルセルから。レストランに行くと、いつもリストの中からボーヌの一級畑探して飲んでいるから自分で造りました。」ローラン・ポンソ氏 LAURENT PONSOT BEAUNE 1ER CRU CUVEE DU NOYER ローラン・ポンソ ボーヌ・ルージュ 1er キュヴェ・デュ・ノワイエ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ 原産地呼称:AOC. BEAUNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディLAURENT PONSOT / ローラン・ポンソ ローラン・ポンソの「こだわり」が詰まったネゴシアン 2017年2月、ローラン・ポンソが36年間携わったドメーヌ・ポンソを離れ、その直後の同年4月に、ネゴシアン「ローラン・ポンソ社」を立ち上げた。 オフィスは、ジリィ・レ・ シトー村の産業地区に構え、このオフィス裏とコルゴロワンに熟成用の設備や畑作業用の機器置場をもつ。2018年1月には愛息のクレメンが当主に着任している。 ワインは、ローラン自身とクルチエのネットワークから質の高いブドウを購入して造られる。 ブドウ、圧搾果汁、発酵果汁の状態で購入するが、まれにごく初期の樽に入った状態ものも含まれ、収穫直後できる限り早くセラーに持ち込まれる。ワインになった 完成品の状態や瓶詰直前のものを購入することは絶対にしない。また、ローランが ドメーヌ・ポンソの頃から所有していた畑もあり、ローラン・ポンソ社が形式的にブドウを買い取る形で醸造する。ブドウは、所有畑、メテヤージュを含め各アペラシオンの素晴らしい区画で栽培される。オーガニックではないが、農薬は使用しない、自然に忠実な耕作を続ける区画だ。 2016ヴィンテージは、17のアペラシオンを造ったが、2017は20アペラシオンに増やすなど、今後、畑は追加していく予定だ。 ワイン造りでこだわっている樽熟成。熟成のサイクルを尊重し、樽はあくまでも酸素に触れる役割と考えているため、新樽は一切使用しない。SO2の添加も最低限に抑え、必要ないと判断すれば使用しない。 ローランがドメーヌ・ポンソ時代から貫く、伝統とハイテクの融合への探求は健在だ。全てのブドウに関する過去の分析データは持っており、その他にも特殊コルクや、SO2の代わりとしての天然ガスの使用、“インテリジェント・ケース”による輸送中の温度管理、真正性の保護などがある。さらに、2018年には、NFC(近距離無線通信)チップの使用によって、現地から消費者までのワインの温度変化が把握できるようになった。 他にも、既に試作品が完成している、赤ワイン、白ワイン専用の醸造タンクや未来的なラベル、ブルゴーニュでは珍しいパッケージ デザインなど、ローランの多くのアイデアが詰まっている。 ローラン・ポンソ社のファーストヴィンテージは、2016年。しかし、実は2015年も造っており、ローラン所有の畑で収穫されたブドウを100%使用している “ドメーヌ”ワインだ。ラベルには、“An Zero”の文字が特別に刻まれる。 全てのワインにキュヴェ名がついていて、基本的には白ワインには花の名前、赤は木の名前だ。唯一シャンボール・ミュジニー 1級 シャルムのみ“Cuvee Violet”とスミレを意味する花の名がつく。これらは、ワインを飲む前に全て彼のインスピレーションで決めた。 ローランは、ワインの味わいコメントは話さない。先入観を持たずに、各飲み手に印象を創ってほしいということからだ。 こだわりのつまった「ローラン・ポンソ」、是非飲んで体験してほしい。 ■2024年01月29日 ローラン・ポンソ氏がウメムラにご来店!■
ミシェル・グロが単独所有、ヴォーヌ・ロマネ村最高峰と言われるモノポール1級畑、クロ・デ・レア! クロ・デ・レアは、グロ家が100年以上受け継いできた単独所有畑。ベリー系果実とスパイスの香りを想わせる見事なブーケとしなやかで官能的な風味が素晴らしいワインです。熟成することにより、より複雑かつ妖艶なスタイルを堪能することができます。 ドメーヌ・ミシェル・グロは、コート・ド・ニュイの心臓部ヴォーヌ・ロマネ村に所在し、その起源は1830年、グロ家の一人がこの村に定住してドメーヌを構えたことに遡ります。後継者たちは代々ブドウ畑の入手に勤め、現在の栽培面積は23ヘクタールに達します。中でも貴重なのはヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ《クロ・デ・レア》で、1860年にグロ家がこの畑を購入して以来、今日までずっと単独所有(モノポール)でワイン造りを続けています。現在はピエール・グロがこの歴史あるヴィニュロンの家系の7代目当主となり、父ミシェルとともに先代たちから受け継いだ家業を発展させています。 「ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ クロ・デ・レア」は、1860年にグロ家の祖先であるアルフォンス・グロが購入した畑。その頃からワインを瓶詰めし、蔵元で販売しており、ラベルにある挿絵は当時のもの。レ・ショームの下部に位置する2ヘクタール強の区画で、グロのモノポール(単独所有畑)。特級畑ラ・ターシュの南部の一級畑レ・ショームに隣接しており、レアの谷から突き出た小さな丘の上に位置しています。 クロ・デ・レアは、レアの谷から突き出た小さなふくらみの上にある。下層土はオリゴセーヌ期のコングロメラ・ソーモンで、泥灰土と、混ざり合った石灰の塊が多く存在する。こういった特徴の土壌が起伏しているので、水はけは素晴らしく良い。このような泥灰土の畑から生まれるワインは、タンニンがしなやかでエレガントな芳香を放つ。このワインは完璧なまでに均整が取れているため10年から15年にわたって果実実やフレッシュ感を保ち続ける。 ジャン・グロが 単独所有してきた畑。 現在はミシェル・グロが所有 肉付き豊かな味わいに、なんとも心をそそるテロワールの風味が重なり、とびきりの ヴォーヌ・ロマネが他のいかなるブルゴーニュとも一線を画すゆえんが わかる。マット・クレイマー ■2021年ヴィンテージ情報■ 2020年から2021年にかけての冬は温暖で雨が多かったため、冬の終わりには土壌に十分な水分が供給された。2月末の気温が穏やかだったため、非常に早い芽吹きが心配された。幸い3月は涼しかったが、3月末には再び気温が上昇した。4月6、7、8日の強烈な霜に見舞われたときには、すでに生長サイクルが始まっていた。被害は非常に深刻だったが、区画によって大きな差があった。丘の上の最も早い圃場は壊滅的な被害を受けたが、平地の最も遅い圃場は比較的被害が少なかった。コート・ド・ニュイの区画では、平均して40?50%の損失と推定される。オート・コート・ド・ニュイは標高が高く、ブドウの収穫時期が遅かったため、被害を免れた。この突然の停止に続き、かなり寒い4月と5月にも助けられ、植生は再び動き出すのに苦労し、ヴィンテージは遅いものになりそうだった。凍結したブドウの木と他の木との間の発育の差は、はっきりと目に見えた。 6月には夏の天候に戻り、ブドウの木は電光石火の勢いで成長し始めた。夏の残りは不順な天候が続き、グリーン・ハーヴェストを難しくし、菌類による病気の発生を促した。8月中旬以降は天候が回復し、ブドウのヴェレゾンが完了し、成熟が進んだ。この段階でブドウの健康状態は良好だったが、うどんこ病が発生した。 ■テクニカル情報■ 熟成:オーク樽熟成 18ヶ月(新樽比率 30-50%) Domaine Michel GROS Vosne Romanee 1er Cru Clos des Reas (Monopole) ドメーヌ・ミシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ クロ・デ・レア モノポール 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネ 原産地呼称:AOC. VOSNE ROMANEE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ vinous:(92-94) ポイント (92-94) Drinking Window 2025 - 2040 From: Servants of the Seasons: Burgundy 2021 (Jan 2023) The 2021 Vosne-Romanee Clos des Reas 1er Cru, the monopole belonging to Michel Gros, has a fragrant bouquet with sensual wild strawberry and raspberry notes, orange blossom and crushed rock. The palate is medium bodied with fine tannins, lovely balance, very stylish with a lot of panache towards the finish. This might be one of the most nuanced and desirable Clos des Reas that I have encountered from this address. Bravo. - By Neal Martin on November 2022Michel GROS / ミシェル・グロ 1830年から続くヴォーヌ・ロマネの名門中の名門グロ一族 旧ジャン・グロの正統的後継者「ミシェル・グロ」 ドメーヌ・ミシェル・グロは、コート・ド・ニュイの心臓部ヴォーヌ・ロマネ村に所在し、その起源は1830年、グロ家の一人がこの村に定住してドメーヌを構えたことに遡ります。後継者たちは代々ブドウ畑の入手に勤め、現在の栽培面積は23ヘクタールに達します。 中でも貴重なのはヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ《クロ・デ・レア》で、1860年にグロ家がこの畑を購入して以来、今日までずっと単独所有(モノポール)でワイン造りを続けています。現在はピエール・グロがこの歴史あるヴィニュロンの家系の7代目当主となり、父ミシェルとともに先代たちから受け継いだ家業を発展させています。 ヴォーヌ・ロマネにおけるかつての大ドメーヌ、ジャン・グロは、96年に3人の子供への相続が完了。リシュブールを妹のアンヌ・フランソワーズに譲る代わり、ジャン・グロの看板となるモノポール畑、ヴォーヌ・ロマネ1級クロ・デ・レア2.12haを継承したのが長男のミシェル・グロ。また、ジャン・グロのラベルが消滅するはるか以前から、実質的にジャン・グロのワインを造っていたのもミシェル・グロである。 あらためてグロ家の家系について述べれば、ジャン・グロにはほかに3人の兄弟がおり、兄のギュスターヴと妹のコレットはグロ・フレール・エ・スールを創設。このふたりには子供がなかったため、ジャンの次男、つまりミシェルの弟であるベルナールが跡を継いだ。 ジャンの弟のフランソワはドメーヌ・フランソワ・グロを立ち上げ、娘のアンヌが成長するとドメーヌ・アンヌ・エ・フランソワ・グロに改名。95年以降、ドメーヌ・アンヌ・グロとして継承された。 ミシェルの妹、アンヌ・フランソワーズはポマールのフランソワ・パランに嫁ぎ、ジャン・グロの生前贈与が始まった1988年にドメーヌ・A-F・グロを創設。ワインを醸造しているのは夫のフランソワ・パランである。このように現在、グロを名乗るドメーヌは全部で4つ存在する。 ドメーヌ・ミシェル・グロはヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、シャンボール・ミュジニーに畑を所有。特級畑としてはクロ・ヴージョの最上部に0.2haの区画を所有する。ただし、もっとも広い畑はブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイで、その面積は10haを超える。これはジャン・グロとは別にミシェル・グロが若い時からコツコツと広げた区画である。 ミシェル・グロのワインは濃いめの色調をもち、果実味が前面に出て、オークの香ばしいフレーバーが豊かに香るタイプ。しかしながら、アペラシオンごとのテロワールはそのテクスチャーの中にきちんと表現され、ニュイは力強く、ヴォーヌは気品があり、シャンボールはシルキーである。 また生産量の多いオート・コートは、価格の割りに質が高く、ラインナップの中でもとくにお値打ちの1本といえよう。
「カリフォルニア・シャルドネの王」キスラーが手掛ける、彼らのピノ・ノワールの中で、歴史あるキュヴェのひとつ! 『もしも、魔法でキスラー・ワイナリーがブルゴーニュのコート・ドールの中心に移ったならば、輝かしいブルゴーニュ・グラン・クリュの生産者たちのような評判をすぐに勝ち取るだろう。』ロバート・パーカー キスラー・ヴィンヤーズは、「カリフォルニア・シャルドネのレジェンド」と称されるスティーヴ・キスラー氏を中心とするファミリーによって、1978年にカリフォルニアのロシアン・リヴァー・ヴァレーに創設されたワイナリーです。近年、「コスタ・ブラウン」や「ギャップス・クラウン」を所有するビル・プライス氏を新しいオーナーに召聘し、スティーブ氏は2017年末にキスラー・ヴィンヤーズから引退。現在は長年弟子であったジェイソン・ケスナー氏が栽培及び醸造の指揮を取っています。 また、キスラーはもともと凝縮感のあって力強いパワフルなワインを造っていましたが、テロワールを表現すべく、樽の影響を控え、ブドウ本来の味わいを際立たせる方法にシフト。洗練されたミネラル感と酸を基盤に、抜群のバランスで全体をまとめ上げたフィネスやエレガンスが際立つ味わいになっています。 ロバート・パーカー氏をはじめとする著名なワイン評論家からの信頼が厚く、手掛けるワインはワイン・スペクテーターの2020年THE TOP 100 WINES第6位に選ばれるなど、他の追随を許さない別格のワイナリーです。 「ピノ・ノワール ロシアン・リヴァー・ヴァレー」は、ロシアン・リヴァー・ヴァレーの中でも高所に位置した畑で、冷涼な気候の元に育てられたピノ・ノワールが使われています。ピュアな果実味と美しい酸、奥行きと複雑味が魅力の1本です。 ロシアン・リヴァー・ヴァレーの畑を手に入れたのは1986年。キスラーのピノ・ノワールの中では、歴史あるキュヴェの一つです。畑はロシアン・リヴァー・ヴァレーの中でも高い位置にあり、片側は渓谷、片側は海岸に面した冷涼な気候。土壌は「ゴールド・リッジ」と呼ばれる砂質土壌と鉄を含む粘土質ロームから構成されています。造られるワインは、ピュアな果実味と美しい酸、複雑なニュアンスを持つ奥行きのあるスタイルです。 輝きのある鮮やかなルビーレッドの外観。レッドチェリーやラズベリーなどの濃縮した果実のアロマに加え、赤バラやスミレの香りが漂います。口に含むと感じられる、力強いタンニンやピュアな果実味、瑞々しい酸が、しっかりとしたストラクチャーを形成。余韻には果実の凝縮感とともに、鉄のようなミネラル感や、バラを思わせる繊細なニュアンスが重なり、多層的な味わいを演出します。 ■2021年ヴィンテージ情報■ キスラー・ヴィンヤーズの2021年は、温暖で乾燥した気候の2020年とは対照的な魅力を持つ年。乾燥した生育条件に加え、穏やかで冷涼な気温や海洋性気候の影響が重なり、非常に高品質で個性的なヴィンテージとなりました。生み出されるのは、ピュアで高貴なアロマに程良いボリューム感を備えたワインです。 ■テクニカル情報■ 熟成方法:新樽率35%のフレンチオークで10ヵ月間熟成。 KISTLER RUSSIAN RIVER VALLEY PINOT NOIR キスラー ピノ・ノワール ロシアン・リヴァー・ヴァレー 生産地:アメリカ カリフォルニア ノース・コースト ソノマ 原産地呼称:AVA. RUSSIAN RIVER VALLEY ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.9% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディKISTLER VINEYARDS / キスラー・ヴィンヤーズオーナー兼ワインメーカーのスティーヴキスラー氏と、助手のマークビクスラー氏が奏でる、並外れて高品質のシャルドネと、世界最高峰のピノノワールを極少量手掛けるワイナリー。 1978年に設立されたキスラーヴィンヤーズは、1992年に全ての生産設備を現在ワイナリーが所在するソノマ郡ロシアン・リヴァー・ヴァレー内のヴァイン・ヒルに移した後、その目を見張る快進撃が始まります。キスラーは現在、自社畑以外からも果実を購入し、約10近い銘柄のシャルドネとピノノワールをリリースしていますが、そのほぼ全てにおいて、極めて多大なリスクを要する生産過程を経ています。100%除梗された完熟果実を、100%天然酵母とフレンチオークの小樽を使用して発酵させ、マロラクティック発酵と熟成まで行います。キスラーではブルゴーニュを手本としたシャルドネとピノ・ノワールのワインを造っていますが、その出来はときにブルゴーニュのグラン・クリュを凌駕するとも言われています。ロバート・パーカーも、『DRCのモンラッシェ、コシュ・デュリのムルソー&コルトン・シャルルマーニュ、コント・ラフォンのムルソーと並び世界最高峰のシャルドネだ!!』と絶賛するほど。
ブルゴーニュの特級畑の中で2番目に広い面積、力強いワインを生み出す「エシェゾー」 テロワールのもつ力強さ、エレガントさが忠実に表現され、赤い果実の風味と樽のニュアンスが心地いワイン。 1731年創業、1775年にヴォルネーのカイユレ畑、タイユピエ畑などを取得しワイン造りを開始しました。1820年に、15世紀の要塞であるシャトー ド ボーヌを取得し瓶熟庫として利用しており、現在も19世紀のワイン約3000本が眠っています。1995年、シャンパーニュの老舗アンリオ家の故ジョゼフ アンリオがオーナーになると、ワイン造りの全工程において徹底した品質改革が行われました。 自社畑ブドウから造られるドメーヌワインと買いブドウからのネゴシアン部門がありますが、ドメーヌとしてのブシャールは、コート・ドールに約130ha(うちグランクリュ12ha、プルミエクリュ74ha)におよぶ優れた畑を所有するコート・ドール最大のドメーヌです。品質向上へのめざましい取組みにより、優れたテロワールの力が発揮され、国際的に高い評価を得ています。また、「幼子イエスのブドウ畑」の呼び名で有名な畑「ボーヌ グレーヴ ヴィーニュ・ド・ランファン・ジェズュ」の単独所有者としても知られています。 「エシェゾー グラン・クリュ」は、粘土石灰質の下層土の上に造られ、オーク樽で10?18ヶ月間熟成されるエシェゾー・グラン・クリュは、力強さとまろやかさ、しなやかなタンニン、赤い果実と下草の濃厚なアロマ、オークのタッチが特徴です。 ■2016年ヴィンテージ情報■ ブシャール社の記録にある限り1900年以来最も暖かい冬となり、1月と2月は特にそれが顕著でした。春は気温の低い時期があった他、4月13日には雹を伴う雷雨がマコンを襲い、4月26日の夜から27日にかけては深刻な霜の害に見舞われました。翻って、夏は夏至を境に夏らしい暑さが戻り水不足に。7月と8月は平年並みの気温ながら、日照時間が例年に比べ20%増。8月最後の10日は酷暑となり、一部の畑では葉が焼けるほどの被害が出ました。収穫は9月21日に開始し、10月6日に終了。霜害と水不足はブドウの成熟に大きな影響を与え、区画により収量が大幅に減少。一部には腐敗果も見られましたが丁寧な選果を行った結果、非常に凝縮した健全な果実が収穫できました。 Domaine Bouchard Pere et Fils Echezeaux Grand Cru ドメーヌ・ブシャール・ペール・エ・フィス エシェゾー グラン・クリュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネ 原産地呼称:AOC. ECHEZEAUX ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディDomaine Bouchard Pere et Fils / ドメーヌ・ブシャール・ペール・エ・フィス コート・ドールのテロワールを忠実に再現 ブシャールの創業は1731年。1775年にヴォルネーのカイユレ畑、タイユピエ畑などを取得し、ワイン業を開始しました。 大躍進を遂げたのは、3代目のアントワーヌ・フィリベール氏の時代で、フランス革命の時に国に没収され、民間に払い下げられたポテンシャルの高い畑を次々に購入し、所有面積を広げていきました。1820年アントワーヌ氏はルイ11世と12世が築いたシャトー・ド・ボーヌ城を購入、地下を熟成庫とし、現在も使用しています。 1970?80年代、一時ブシャールは衰退の時期を迎えますが、1995年にシャンパーニュ・アンリオを所有するジョゼフ アンリオ氏が経営を引き継ぎ、畑から醸造などあらゆる面に置いて改革を行いました。そのため、現在ブシャールの品質は向上し、世界に名が知れ渡るドメーヌに返り咲きました。 自社畑のブドウから造るドメーヌワインだけではなく、長期契約だからできる栽培指導を行い、ブシャールのスタイルに合った栽培家からのブドウを購入しています。病害対策、果実の生産環境、多様性な生物環境をふまえた様々な条件をクリアして、2015年、環境に配慮した農法レベル3の認証を受けました。 コート ドールを中心に、グラン クリュを12ha、プルミエ クリュを74ha、総面積130haの畑を所有しています。約30の畑に気象台を設置し、気象データを収集。地中の温度や湿度まで把握し、病害が発生しそうな区画を予想し、ピンポイントで処置を行っています。 収穫は手で収穫し、ブドウをつぶさないように13kgの小型ケースにて運搬しています。その後、醸造所に運ばれたブドウを1階にある選果台にて丁寧に選別していきます。 ブシャールではテロワールを忠実に表現したワイン造りを目指しています。そのため、樽香は多すぎず、少なすぎずブシャールスタイルを守るため、コニャックのタランソー社と共同で専用の樽製造会社を設立。それぞれの畑に合った完全なオーダーメイドの樽を調達しています。 また、2005年に、地下2階、地上1階のグラヴィティシステムを導入した新醸造所を稼動。果実・果汁にストレスを与えない環境においてワイン造りを行っています。最新型の小型ステンレス発酵槽や熟成樽同様特性の木製発酵槽を完備。区画毎に醸造を行っています。 醸造所の地下2階には樽熟庫があり、地下のため安定した温度・湿度でワインを熟成させています。
ジャン・グロの正統的後継者「ミシェル・グロ」! エレガントなスタイルのオー・ブリュレ。 ドメーヌ・ミシェル・グロは、コート・ド・ニュイの心臓部ヴォーヌ・ロマネ村に所在し、その起源は1830年、グロ家の一人がこの村に定住してドメーヌを構えたことに遡ります。後継者たちは代々ブドウ畑の入手に勤め、現在の栽培面積は23ヘクタールに達します。中でも貴重なのはヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ《クロ・デ・レア》で、1860年にグロ家がこの畑を購入して以来、今日までずっと単独所有(モノポール)でワイン造りを続けています。現在はピエール・グロがこの歴史あるヴィニュロンの家系の7代目当主となり、父ミシェルとともに先代たちから受け継いだ家業を発展させています。 「ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ オー・ブリュレ」は、A-Fグロのリシュブールに隣接する区画。小石の多い土壌で水はけがよく、ミネラル感の強いワインが生まれる。フィネスはリシュブール並みに感じられる一方、表土が浅く、タンニンはよりまろやかで飲み頃は早く来る。非常に深い紫色をしており、構成のしっかりした味わいの中に感じられるバニラ香のバランスも最高です。エレガントなスタイルのオー・ブリュレ。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 2020年から2021年にかけての冬は温暖で雨が多かったため、冬の終わりには土壌に十分な水分が供給された。2月末の気温が穏やかだったため、非常に早い芽吹きが心配された。幸い3月は涼しかったが、3月末には再び気温が上昇した。4月6、7、8日の強烈な霜に見舞われたときには、すでに生長サイクルが始まっていた。被害は非常に深刻だったが、区画によって大きな差があった。丘の上の最も早い圃場は壊滅的な被害を受けたが、平地の最も遅い圃場は比較的被害が少なかった。コート・ド・ニュイの区画では、平均して40?50%の損失と推定される。オート・コート・ド・ニュイは標高が高く、ブドウの収穫時期が遅かったため、被害を免れた。この突然の停止に続き、かなり寒い4月と5月にも助けられ、植生は再び動き出すのに苦労し、ヴィンテージは遅いものになりそうだった。凍結したブドウの木と他の木との間の発育の差は、はっきりと目に見えた。 6月には夏の天候に戻り、ブドウの木は電光石火の勢いで成長し始めた。夏の残りは不順な天候が続き、グリーン・ハーヴェストを難しくし、菌類による病気の発生を促した。8月中旬以降は天候が回復し、ブドウのヴェレゾンが完了し、成熟が進んだ。この段階でブドウの健康状態は良好だったが、うどんこ病が発生した。 ■テクニカル情報■ 村名、プルミエクリュ、グランクリュのワインは、仕込みタンクから引いた後、数日後に樽詰めして18か月間寝かせます。格付けやその年のワインの特性に応じて全体の新樽率は平均25?30%で、村名なら30%、プルミエクリュ50%、グランクリュ100%といった具合に新樽を割り当てていきます。翌年の冬、マロラクティック発酵が終わると亜硫酸を添加しワインを安定させます。複数の樽に跨って18か月間の熟成を遂げた同一のアペラシオンのワインをブレンド用のステンレスタンクに集め、アペラシオン毎に卵アルブミンによって全体を清澄し、8月の瓶詰めまで静かに寝かせます。 Domaine Michel GROS Vosne Romanee 1er Cru Aux Brulees ドメーヌ・ミシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ オー・ブリュレ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネ 原産地呼称:AOC. VOSNE ROMANEE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ vinous:(90-92) ポイント (90-92) Drinking Window 2026 - 2045 From: Servants of the Seasons: Burgundy 2021 (Jan 2023) The 2021 Vosne-Romanee Aux Br?lees 1er Cru has a very well defined nose with vivid dark cherry and raspberry fruit, touches of crushed stone and rose petals. Wonderful focus. The palate is medium-bodied with a bit of oak to be subsumed on the entry. Good fruit concentration considering the growing season, quite savoury towards the finish without the length of this Premier Cru's top performers. Yet there is something intriguing about this Aux Br?lee… I will be prudent with my assessment for now. - By Neal Martin on November 2022Michel GROS / ミシェル・グロ 1830年から続くヴォーヌ・ロマネの名門中の名門グロ一族 旧ジャン・グロの正統的後継者「ミシェル・グロ」 ドメーヌ・ミシェル・グロは、コート・ド・ニュイの心臓部ヴォーヌ・ロマネ村に所在し、その起源は1830年、グロ家の一人がこの村に定住してドメーヌを構えたことに遡ります。後継者たちは代々ブドウ畑の入手に勤め、現在の栽培面積は23ヘクタールに達します。 中でも貴重なのはヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ《クロ・デ・レア》で、1860年にグロ家がこの畑を購入して以来、今日までずっと単独所有(モノポール)でワイン造りを続けています。現在はピエール・グロがこの歴史あるヴィニュロンの家系の7代目当主となり、父ミシェルとともに先代たちから受け継いだ家業を発展させています。 ヴォーヌ・ロマネにおけるかつての大ドメーヌ、ジャン・グロは、96年に3人の子供への相続が完了。リシュブールを妹のアンヌ・フランソワーズに譲る代わり、ジャン・グロの看板となるモノポール畑、ヴォーヌ・ロマネ1級クロ・デ・レア2.12haを継承したのが長男のミシェル・グロ。また、ジャン・グロのラベルが消滅するはるか以前から、実質的にジャン・グロのワインを造っていたのもミシェル・グロである。 あらためてグロ家の家系について述べれば、ジャン・グロにはほかに3人の兄弟がおり、兄のギュスターヴと妹のコレットはグロ・フレール・エ・スールを創設。このふたりには子供がなかったため、ジャンの次男、つまりミシェルの弟であるベルナールが跡を継いだ。 ジャンの弟のフランソワはドメーヌ・フランソワ・グロを立ち上げ、娘のアンヌが成長するとドメーヌ・アンヌ・エ・フランソワ・グロに改名。95年以降、ドメーヌ・アンヌ・グロとして継承された。 ミシェルの妹、アンヌ・フランソワーズはポマールのフランソワ・パランに嫁ぎ、ジャン・グロの生前贈与が始まった1988年にドメーヌ・A-F・グロを創設。ワインを醸造しているのは夫のフランソワ・パランである。このように現在、グロを名乗るドメーヌは全部で4つ存在する。 ドメーヌ・ミシェル・グロはヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、シャンボール・ミュジニーに畑を所有。特級畑としてはクロ・ヴージョの最上部に0.2haの区画を所有する。ただし、もっとも広い畑はブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイで、その面積は10haを超える。これはジャン・グロとは別にミシェル・グロが若い時からコツコツと広げた区画である。 ミシェル・グロのワインは濃いめの色調をもち、果実味が前面に出て、オークの香ばしいフレーバーが豊かに香るタイプ。しかしながら、アペラシオンごとのテロワールはそのテクスチャーの中にきちんと表現され、ニュイは力強く、ヴォーヌは気品があり、シャンボールはシルキーである。 また生産量の多いオート・コートは、価格の割りに質が高く、ラインナップの中でもとくにお値打ちの1本といえよう。
シャルル・ノエラの系譜を受け継ぐ もうひとつのドメーヌ! 豊潤かつ複雑、深みのある果実味を持つ偉大な赤ワイン。 プレモー・プリセに拠点を置くドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロン。ヴージョのユドロ・ノエラと同様、シャルル・ノエラの系譜にあるドメーヌである。ジャン・ジャックの妻がシャルル・ノエラの孫娘にあたり、そのブドウ畑を相続した。ドメーヌの至宝、ロマネ・サン・ヴィヴァンはまさにシャルル・ノエラより受け継がれしクリマ。今日、このドメーヌを率いるのは故ジャン・ジャックの娘ソフィーの夫であるアラン・ムニエ。かつては濃厚、新樽の風味豊かな特徴であったが、今はバランスよく果実味のはっきりしたワインに仕上がっている。 「ロマネ・サン・ヴィヴァン グラン・クリュ」は、特級畑ロマネ・コンティとリシュブールの斜面下部に位置。ジャン・ジャック・コンフュロンの区画は、シャルル・ノエラから受け継いでおり、シャルル・ノエラと縁のある、北からルロワ、コンフュロン、ユドロ・ノエラと隣り合っています。ブドウ畑は、1991年以来ビオロジックで栽培されており、2003年からは馬を使った耕作も始めています。醸造においては、原則として完全除梗し、低温マセレーションは12度で4日程度と短期間で行います。熟成には、70%の新樽を使用。ロマネ・サンヴィヴァンらしい、優しく華やかな香り。果実のあらゆる要素とが一丸となった奥深く、官能的な味わい。偉大な風格を纏う、まさに至宝の1本です。 DOMAINE JEAN JACQUES CONFURON ROMANEE SAINT VIVANT GRAND CRU ドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロン ロマネ・サン・ヴィヴァン グラン・クリュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ 原産地呼称:AOC. ROMANEE SAINT VIVANT ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:14% 味わい:赤ワイン 辛口Jean Jacques CONFURON / ジャン・ジャック・コンフュロンシャルル・ノエラの系譜を受け継ぐ もうひとつのドメーヌ寡黙で仕事熱心なつくり手が生み出す、バランスに優れた柔らかな味わいのワインニュイのお隣、プレモーの村で18世紀以来ワインを生んできたドメーヌは、今では当たり前となった元詰めも前世紀の初頭と、かなり早い時期からおこなってきた。名称ともなっている前の当主ジャン=ジャックの伴侶はかつての名ドメーヌ、シャルル・ノエラの孫娘にあたり、現在あるグラン・クリュのロマネ・サン=ヴィヴァン、クロ=ヴジョーなどはその相続によりポートフォリオに加わったもの。ドメーヌを率いるのはアラン・ムニエ。1980年代の半ば、ジャン=ジャックの娘ソフィーがまだボーヌの農業高校に通っていたころに知り合い、その後結婚。マニィ=レ=ヴィレールの定評あるドメーヌ、ジャイエ=ジルの先代ロベールの指導も受け、今では8ヘクタール強にまで広がった地所を妻ソフィーとともに精力的に運営している。アランがドメーヌの基準になるワインと考えているのがコート・ド・ニュイ=ヴィラージュ。そのレ・ヴィニョットはニュイのプルミエ・クリュ、クロ・ド・ラ・マレシャルのすぐ下の斜面に位置するという区画で立地は上々。なお同じコート・ド・ニュイ=ヴィラージュのラ・モンターニュは2005年の収穫後、半分を白に全面的に植え替えた。ヴィラージュのシャンボル=ミュジニーは3パーセルからつくられ、平均で50年以上と樹齢は高い。ニュイのフルリエールも樹齢は40年に達し、シャンボルとスタイルは異なるものの、双方とも常に安定した仕上がりを見せる。グラン・クリュに目を向けるとクロ=ヴジョーはクロ最上部にある極めつけの区画――ミュジニーのすぐ下に接している――を所有。そしてフラッグシップであるサン=ヴィヴァンは1929年の植え付けというトレ・ヴィエーユ・ヴィーニュで、ドメーヌの大きな財産となっている。畑での作業を第一に考えるアランは1991年よりビオロジークを導入、テロワールを最大限に引き出す栽培――2003年より耕作には馬も使用――をおこなっている。果実はヴァンダンジュ・ヴェールトも付し、しっかりと切り詰め、さらに厳しいトリ――2008年は果実の3割を廃棄、グラン・クリュでは22ヘクトリットルという数字だった――で選別される。果梗が十分に熟していればプルミエ、グラン・クリュには2割から3割残し、低温浸漬の後アルコール発酵となり期間は2週間前後。新樽はコート・ド・ニュイ=ヴィラージュで3割、シャンボルとニュイが4割前後、プルミエ・クリュは5割から8割で、グラン・クリュのクロ=ヴジョーとロマネ・サン=ヴイヴァンに8割ないし10割というのが基本。熟成期間は15ヵ月から18ヵ月間ほどで、その後清澄、フィルター無しで瓶詰め。出来上がるワインに共通するのは、滑らかで一体感のある味わい。果実は濃厚というよりはしっとりとした風合いで、樽も突出することなく、雑味のない味わいが心地よくまとまっている。アランとソフィーが20年にわたり二人三脚で生む、バランスに優れた安心できるブルゴーニュである。なお、2008年のミレジムよりシリアル番号が入るようになった。 画像の女性、ソフィ・ムニエ(旧姓コンフュロン)は、コンフュロン家の娘です。 アラン・ムニエ(婿養子)は、ドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロンと。フェリ・ムニエの現醸造家です。 ◆2019/10/16 ジャン・ジャック・コンフュロン訪問しました!◆
シャルル・ノエラの系譜を受け継ぐ もうひとつのドメーヌ! ラドワ・セリニーに面した畑から造られる、透明感ある果実味に溢れた仕上がり。 プレモー・プリセに拠点を置くドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロン。ヴージョのユドロ・ノエラと同様、シャルル・ノエラの系譜にあるドメーヌである。ジャン・ジャックの妻がシャルル・ノエラの孫娘にあたり、そのブドウ畑を相続した。ドメーヌの至宝、ロマネ・サン・ヴィヴァンはまさにシャルル・ノエラより受け継がれしクリマ。今日、このドメーヌを率いるのは故ジャン・ジャックの娘ソフィーの夫であるアラン・ムニエ。かつては濃厚、新樽の風味豊かな特徴であったが、今はバランスよく果実味のはっきりしたワインに仕上がっている。 「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ ラ・モンターニュ」は、ラドワ・セリニー側、地区の中でも南に位置する畑です。畑は、1991年以来ビオロジックで栽培されており、2003年からは馬を使っての耕作も始めています。醸造においては原則として完全除梗し、低温マセレーションは12度で4日程度と短期間で行います。熟成には、30%の新樽を使用。しっかりとした旨味のある果実味と、シルキーなタンニンが魅力の赤ワインが生み出されています。 DOMAINE JEAN JACQUES CONFURON COTE DE NUITS Villages La Montagne ドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ ラ・モンターニュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ 原産地呼称:AOC. COTE DE NUITS VILLAGES ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:14% 味わい:赤ワイン 辛口Jean Jacques CONFURON / ジャン・ジャック・コンフュロンシャルル・ノエラの系譜を受け継ぐ もうひとつのドメーヌ寡黙で仕事熱心なつくり手が生み出す、バランスに優れた柔らかな味わいのワインニュイのお隣、プレモーの村で18世紀以来ワインを生んできたドメーヌは、今では当たり前となった元詰めも前世紀の初頭と、かなり早い時期からおこなってきた。名称ともなっている前の当主ジャン=ジャックの伴侶はかつての名ドメーヌ、シャルル・ノエラの孫娘にあたり、現在あるグラン・クリュのロマネ・サン=ヴィヴァン、クロ=ヴジョーなどはその相続によりポートフォリオに加わったもの。ドメーヌを率いるのはアラン・ムニエ。1980年代の半ば、ジャン=ジャックの娘ソフィーがまだボーヌの農業高校に通っていたころに知り合い、その後結婚。マニィ=レ=ヴィレールの定評あるドメーヌ、ジャイエ=ジルの先代ロベールの指導も受け、今では8ヘクタール強にまで広がった地所を妻ソフィーとともに精力的に運営している。アランがドメーヌの基準になるワインと考えているのがコート・ド・ニュイ=ヴィラージュ。そのレ・ヴィニョットはニュイのプルミエ・クリュ、クロ・ド・ラ・マレシャルのすぐ下の斜面に位置するという区画で立地は上々。なお同じコート・ド・ニュイ=ヴィラージュのラ・モンターニュは2005年の収穫後、半分を白に全面的に植え替えた。ヴィラージュのシャンボル=ミュジニーは3パーセルからつくられ、平均で50年以上と樹齢は高い。ニュイのフルリエールも樹齢は40年に達し、シャンボルとスタイルは異なるものの、双方とも常に安定した仕上がりを見せる。グラン・クリュに目を向けるとクロ=ヴジョーはクロ最上部にある極めつけの区画――ミュジニーのすぐ下に接している――を所有。そしてフラッグシップであるサン=ヴィヴァンは1929年の植え付けというトレ・ヴィエーユ・ヴィーニュで、ドメーヌの大きな財産となっている。畑での作業を第一に考えるアランは1991年よりビオロジークを導入、テロワールを最大限に引き出す栽培――2003年より耕作には馬も使用――をおこなっている。果実はヴァンダンジュ・ヴェールトも付し、しっかりと切り詰め、さらに厳しいトリ――2008年は果実の3割を廃棄、グラン・クリュでは22ヘクトリットルという数字だった――で選別される。果梗が十分に熟していればプルミエ、グラン・クリュには2割から3割残し、低温浸漬の後アルコール発酵となり期間は2週間前後。新樽はコート・ド・ニュイ=ヴィラージュで3割、シャンボルとニュイが4割前後、プルミエ・クリュは5割から8割で、グラン・クリュのクロ=ヴジョーとロマネ・サン=ヴイヴァンに8割ないし10割というのが基本。熟成期間は15ヵ月から18ヵ月間ほどで、その後清澄、フィルター無しで瓶詰め。出来上がるワインに共通するのは、滑らかで一体感のある味わい。果実は濃厚というよりはしっとりとした風合いで、樽も突出することなく、雑味のない味わいが心地よくまとまっている。アランとソフィーが20年にわたり二人三脚で生む、バランスに優れた安心できるブルゴーニュである。なお、2008年のミレジムよりシリアル番号が入るようになった。 画像の女性、ソフィ・ムニエ(旧姓コンフュロン)は、コンフュロン家の娘です。 アラン・ムニエ(婿養子)は、ドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロンと。フェリ・ムニエの現醸造家です。 ◆2019/10/16 ジャン・ジャック・コンフュロン訪問しました!◆