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Thibault Liger Belair Nuits St.Georges La Charmotte この0.4ヘクタールの区画は、アペラシオン北部のプルミエ・クリュ、オー・アルジラットとレ・ブーセロの端に位置し、1962年に植樹されました。プルミエ・クリュの境界線沿いにあり、アペラシオンの北側に位置します。名前の通りヴォーヌロマネの魅力“charme”とニュイ・サン・ジョルジュの骨格を備えています。生き生きとしたフルボディ。フレッシュで、クリーン、そしてフィニッシュにミネラルを感じるワインです。ピノ・ノワール100%。 生産者ティボー リジェ ベレールThibault Liger Belairワイン名ニュイ サン ジョルジュ ラ シャルモットNuits St.Georges La Charmotteヴィンテージ2020容量750ml解説ヴィノス: (88-90)点予想される飲み頃:2024 - 2038Containing 40% whole cluster, the 2020 Nuits Saint-Georges La Charmotte comes from the north of the appellation. This feels quite candied on the nose, a little savory in style with fresh mint developing with aeration. The palate is medium-bodied with a supple entry, lightly spiced with veins of dark chocolate towards the finish. Fine.(Vinous, November 2021) ブルゴーニュきっての名門リジェ・ベレール家の系譜 ティボー リジェ ベレール Thibault Liger Belair 大学で醸造学を学んだ後、2002年にブルゴーニュの宝石とも言える素晴らしい畑を両親から相続すると同時にドメーヌを立ち上げました。ニュイ・サン・ジョルジュの中で最も著名な一級畑“レ・サン・ジョルジュ”を2ヘクタール所有し、グラン・クリュ昇格運動の発起人としても活動しています。健全なブドウこそが良いワインを生むと考え設立当初からビオロジックを実践し、2004年にビオディナミを導入。2009年からはムーラン・ア・ヴァンでもワイン造りを開始し、あふれる情熱を原動力に進化し続けています。エコセール認証取得。 ティボー リジェ ベレール 一覧へ
しっかりとした構造の凝縮感のあるワイン このワインはニュイ・サン・ジョルジュの3つの区画(les Maladières, les Croix Blanches, les Perrières de la Combe)をブレンドしたものです。土壌の性質は、白亜質から粘土質まで様々です。赤い果実(ラズベリー、ストロベリー)の香りで、凝縮感があり、しっかりとした構造を持ち、パワーがあります。他のワインに比べて若いうちに楽しむことができます。 生産者レシュノーLecheneautワイン名ブルゴーニュ ピノ ノワールBourgogne Pinot Noirヴィンテージ2021容量750ml テロワールの独特の豊かさを守り伝統を尊重した自然農法を実践 レシュノー Lecheneaut 1960年に2.5ヘクタールの畑からスタートしたドメーヌは1985年にフィリップとヴァンサンが後を引き継いだ後、現在では合計10ヘクタールの畑を所有し、平均約5,000ケースを生産するまで大きくなりました。兄弟の出身地はモレ・サン・ドニですが、母親がニュイ・サン・ジョルジュ出身ということもあり、小さな家族経営のワイナリーにしては、コート・ド・ニュイの様々な村に畑を所有しています。受け継いだ区画に加えて、長年にわたってジェヴレ・シャンベルタンやヴォーヌ・ロマネの古樹の区画を加え、現在ではブルゴーニュからグラン・クリュまで、合計20のキュヴェを造っています。畑は2000年から認証なしの有機栽培で運営されており、ビオディナミにも関心が寄せられています。害虫駆除には製品を使用し、土壌の微生物バランスを保つために肥料には有機物のみを使用しています。また、冬の寒い霧が出ている季節に、ドメーヌのブドウ畑で馬が働いているのを見るのは珍しいことではありません。土地は伝統的な方法で耕され、すべてのブドウの木はシンプルなギヨ式で剪定されています。収穫量を厳密にコントロールするために、除芽と剪定はすべて手作業で行われます。収穫前には、ブドウの通気性を良くし、ボトリティス菌の発生を抑えるために、各列の北側で余分な葉を丁寧に取り除きます。これらの予防措置を行っていてても、収穫量を制限しているので、収量が多すぎると予測された場合は、グリーンハーベスト(間引き)を行います。葡萄は通常、除梗されますが、暖かい年には全房も含まれるようになりました。レシュノーでは、毎年約3分の1の樽を新しくしていますが、新樽の割合はヴィンテージや「クリュ」の特徴によって異なります。彼らは、ピノ・ノワールの香りやフィネスを常に追求しており、フランスの最高の森林から採取した最高品質のオーク材のみを使用しています。以前よりも抽出量は少なく、熟成が終わったワインは、無清澄、無濾過でボトリングされ、温度と湿度が一定に保たれた空調設備の整ったセラーに入れられ、完璧な熟成が行われます。兄弟はそのキャリアをスタートさせてから過去30年間で多くのことを成し遂げ、その結果、生産者仲間から非常に高く評価されています。ロバート・パーカーは、世代交代後のレシュノー兄弟を、ニュイ・サン・ジョルジュの新たなスーパースターとして称賛しています。 レシュノー 一覧へ
非常に低い収量で栽培された小さな古木の区画から造られる希少なワイン 小石の多い浅い土壌で、非常に低い収量で栽培された小さな古木の区画から生まれます。ラズベリー、クランベリー、スーボワ、アールグレイのなどの素晴らしいブーケを持っています。グリップの効いたタンニンを持ち、リッチでフレッシュさに溢れています。凝縮感と塩味のあるフィニッシュをお楽しみください。少量生産のため、入手困難なワインです。 生産者ジャン グリヴォJean Grivotワイン名ヴォーヌ ロマネ レ ショームVosne Romanee Les Chaumesヴィンテージ2019容量750ml解説ヴィノス: (93-95)点予想される飲み頃:2025 - 2048The 2019 Vosne-Romanée Les Chaumes 1er Cru has an inviting and quite sensual bouquet of crushed ripe strawberries, cranberry, touches of cassis and violet, showing good intensity. The palate is intense on the entry. No hanging about here; just penetrating spicy black fruit with a satin-like texture and a vibrant sorbet-like finish that leaves the mouth tingling with pleasure. Superb.(Vinous, October 2020) 5世代に渡る情熱的な家族ドメーヌ ジャン グリヴォ Jean Grivot ドメーヌ・ジャン・グリヴォは、ブルゴーニュワインの名門中の名門です。1987年にエティエンヌ・グリヴォと妻のマリエル(シモンビーズ 4代目パトリック・ビーズの妹)が、エティエンヌの父ジャン・グリヴォから引き継ぎました。数年前からエティエンヌとマリエルの娘、マチルド・グリヴォが家族ドメーヌに参画しました。マチルドは、英デカンターのジェニ・チョ・リーMWが紹介した、2020年の最高品質の最もエキサイティングなワインを造る10人に選出され、ピエール イヴ コラン モレ、シャルル・ラショーなど人気の生産者と肩を並べています。最近改装されたワイナリーとセラーは、グリヴォのぶどう畑のほとんどがあるヴォーヌ・ロマネにあります。ドメーヌは何世代にもわたって、現在の15.5ヘクタールの広さになり、クロ・ド・ヴージョ、エシェゾー、リシュブールの3つのグラン・クリュを所有しています。環境・土壌に配慮したブドウ栽培環境への影響を最小限に抑えた栽培をモットーとしており、畑では化学薬品の使用をできるだけ避けています。そしてリシュブール、エシェゾー、ボー・モン、スショの各地区の畑では、馬で耕し土壌への影響を最小限に抑えるようにしています。 グリーン・ハーベストを行い果実の質を高めるなど、畑やセラーで最善の方法を実践しています。この努力の結果、健康で熟した(フェノール値と糖度の両方が高い)、深みのある凝縮感と味わいのある果実を得ることができました。ワインが奏でるハーモニーセラーでは、マチルドがバランスとテロワールの明確な表現を目指し、父の経験豊かで賢明な指導のもと、シルキーで洗練されたタンニンのワイン造りを行っています。ぶどうは完全に除梗され、12?15度で5?7日間の発酵前マセラシオンを施します。発酵は自然に始まり、この発酵が始まる前に少しパンチングダウンを行います。発酵後、1日1回のポンピングオーバーを経て、15ヵ月間の樽熟成を行います。ヴィンテージにもよりますが、新樽の割合は、村名のアペラシオンでは25%前後、プルミエ・クリュでは30-40%、グラン・クリュでは40-45%となっています。ここ数年、ジャン・グリヴォは、ヴォーヌ・ロマネのトップかつ最も安定したドメーヌの1つとして高く評価されています。 ジャン グリヴォ 一覧へ
生産者シン クア ノンSine Qua Nonワイン名イー レイズド シラーE Raised Syrahヴィンテージ1998容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:N/AIn addition to these new releases, I was also able to taste through a number of older vintages, including the 2001 Albino, 2006 Hoodoo Man, 2003 The Inaugural, 2004 Ode to E, 1998 E Raised, 2001 On Your Toes, 2005 Nail in My Cranium and 2007 Syrah Dangerous Birds. To say I came away impressed would be an understatement. Anyone who claims this big, rich style can-t age needs to taste these wines. I opted to just list my scores for the older releases as I find Bob-s initial write-ups spot on.(The Wine Advocate, Aug 29, 2013)
土の香りが豊かで、ボリューム感のあるフルボディのパワフルな味わい ワイルドなレッドベリーの熟した香り、控えめなスパイスと土の香り、アーシーでピュアで素晴らしく複雑なノーズです。土の香りが豊かで、熟した果実の豊かさと、鮮やかな酸味、ボリューム感のあるフルボディのパワフルな味わいです。支えとなるタンニンが際立っており、素晴らしい余韻を楽しめますがさらに熟成させるとさらによくなるクラシックなクロ・ド・ヴージョです。 生産者ジャン グリヴォJean Grivotワイン名クロ ド ヴージョClos de Vougeotヴィンテージ2019容量750ml解説ヴィノス: (95-97)点予想される飲み頃:2025 - 2050The 2019 Clos de Vougeot Grand Cru has a deep color. The beautifully defined bouquet offers blackberry, raspberry, incense and crushed stone aromas, all incredibly detailed and precise. The palate is medium-bodied with supple tannins, perfectly pitched acidity and a structured finish that delivers good grip and a touch of black pepper on the spicy aftertaste. Seriously fine.(Vinous, October 2020) 5世代に渡る情熱的な家族ドメーヌ ジャン グリヴォ Jean Grivot ドメーヌ・ジャン・グリヴォは、ブルゴーニュワインの名門中の名門です。1987年にエティエンヌ・グリヴォと妻のマリエル(シモンビーズ 4代目パトリック・ビーズの妹)が、エティエンヌの父ジャン・グリヴォから引き継ぎました。数年前からエティエンヌとマリエルの娘、マチルド・グリヴォが家族ドメーヌに参画しました。マチルドは、英デカンターのジェニ・チョ・リーMWが紹介した、2020年の最高品質の最もエキサイティングなワインを造る10人に選出され、ピエール イヴ コラン モレ、シャルル・ラショーなど人気の生産者と肩を並べています。最近改装されたワイナリーとセラーは、グリヴォのぶどう畑のほとんどがあるヴォーヌ・ロマネにあります。ドメーヌは何世代にもわたって、現在の15.5ヘクタールの広さになり、クロ・ド・ヴージョ、エシェゾー、リシュブールの3つのグラン・クリュを所有しています。環境・土壌に配慮したブドウ栽培環境への影響を最小限に抑えた栽培をモットーとしており、畑では化学薬品の使用をできるだけ避けています。そしてリシュブール、エシェゾー、ボー・モン、スショの各地区の畑では、馬で耕し土壌への影響を最小限に抑えるようにしています。 グリーン・ハーベストを行い果実の質を高めるなど、畑やセラーで最善の方法を実践しています。この努力の結果、健康で熟した(フェノール値と糖度の両方が高い)、深みのある凝縮感と味わいのある果実を得ることができました。ワインが奏でるハーモニーセラーでは、マチルドがバランスとテロワールの明確な表現を目指し、父の経験豊かで賢明な指導のもと、シルキーで洗練されたタンニンのワイン造りを行っています。ぶどうは完全に除梗され、12?15度で5?7日間の発酵前マセラシオンを施します。発酵は自然に始まり、この発酵が始まる前に少しパンチングダウンを行います。発酵後、1日1回のポンピングオーバーを経て、15ヵ月間の樽熟成を行います。ヴィンテージにもよりますが、新樽の割合は、村名のアペラシオンでは25%前後、プルミエ・クリュでは30-40%、グラン・クリュでは40-45%となっています。ここ数年、ジャン・グリヴォは、ヴォーヌ・ロマネのトップかつ最も安定したドメーヌの1つとして高く評価されています。 ジャン グリヴォ 一覧へ
生産者シン クア ノンSine Qua Nonワイン名ディス イズ ノット アン イグジット グルナッシュThis Is Not An Exit Grenacheヴィンテージ2009容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2013 - 2023More open, upfront and sexy, the 2009 Grenache This is Not an Exit is comprised of 79% Grenache, 15% Syrah, 3% Viognier and 3% Roussanne that spent 31 months in roughly 35% new French oak. Showing overflowing richness, with notions of incense, spice cake, potpourri and creamy raspberry fruit, it is a full-bodied, voluptuous and decadent Grenache geared for drinking over the coming decade or so. Drink now-2023.(The Wine Advocate, Aug 29, 2013)
シャンベルタンの若木が使われている、ジュヴレ1級 シャンベルタン・グラン・クリュの若樹を使用。魅惑的なアロマで、スパイスとフルーツが広がる繊細でフィネスのある味わいと上質なタンニンが特徴です。 生産者ジャック プリウールJacques Prieurワイン名ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュGevrey Chambertin 1er Cruヴィンテージ2020容量750ml解説ヴィノス: (91-93)点予想される飲み頃:2024 - 2036The 2020 Gevrey-Chambertin 1er Cru comes from the "young old vines", around 25-years in age, and is 100% de-stemmed. It’s funny because on the nose, its spiciness implies there are some stems in this blend, well defined and focused. The palate is medium-bodied with a ripe, velvety opening. This is plush and seductive, quite Vosne-like in style, some new oak to be subsumed on the finish. I cannot help falling for this Gevrey and you might too.(Vinous, October 2021) 9つのグラン・クリュの畑を所有するブルゴーニュで唯一のドメーヌ ジャック プリウール Jacques Prieur ドメーヌ・ジャック・プリウールは、ブルゴーニュの偉大なドメーヌのひとつであり、その理由はテロワールの広さだけでなく、ワインの品質の高さにもあります。ル・モンラッシェ、ル・コルトン、レ・エシェゾー、ル・ミュジニー、ル・シャンベルタンなどの9つのグラン・クリュの畑を所有するブルゴーニュで唯一のドメーヌです。この他にも14のプルミエ・クリュ畑を持ち、合計52エーカーのブドウ畑を所有しています。一時期、品質よりも量を重視し衰退していった「ジャック・プリウール」が、再評価されたのは、ブドウ畑にあります。栽培責任者のダニエル・ゴドフロワの本格的な管理のもと、1997年からビオと同じ条件で有機栽培を行っており、完璧に管理された畑から素晴らしい品質の果実を生み出しています。こうして栽培された非常に質の高いブドウは、エキスパートとして知られるナディーヌ・ギュブリンによって見事に醸造されます。彼女は、かつて、フランスで最も歴史あるワイン専門誌「ラ・ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス」誌において「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」をフランス人女性として初めて受賞し、一度傾きかけたドメーヌを見事に再興させた手腕の持ち主です。セラーは、ラブリュイエール家がドメーヌを購入して以来、改装を続けており、現在では世界最高レベルの設備を備えています。そこで、それぞれの区画のテロワールの特徴を表現するために別々に醸造され、白ワインは、フルボディで複雑な味わいで、包み込まれるような酸味があり、赤ワインは力強さと滑らかさ、素晴らしいフィネスを持つ秀逸なワインが造られています。2008年からは新樽での熟成を行わないことにしているようですが、グラン・クリュには50%、プルミエ・クリュとキュヴェ・アン・モノポールには25%の新樽が使用されており、熟成能力はまだ高いが、早くから飲むことができる、よりフレッシュでストレートな骨格のワインが生産されています。 ジャック プリウール 一覧へ
トマ・モレならではのエレガントさが再認識できる爽やかで気品溢れるスタイル 「ポマール 1er レ・シャンラン」は、ポマール村の南端、コート・ドールの急な斜面に位置します。日当たりが良く、小石の多い土壌が特徴です。ピノ・ノワールの栽培に適した土壌で、爽やかで気品溢れるスタイルが特徴です。トマ・モレならではのエレガントさが再認識できる一本です。 生産者トマ モレThomas Moreyワイン名ポマール レ シャンランPommard Les Chanlinsヴィンテージ2020容量750ml DRCモンラッシェの元栽培責任者による、シャサーニュの次世代ドメーヌ トマ モレ Thomas Morey トマ・モレは、コート・ド・ボーヌのシャサーニュ・モンラッシェ村を拠点に活躍するワイナリー。名門モレ家の出身であり、シャサーニュ・モンラッシェ村の白ワインの名手として知られるベルナール・モレ氏の息子としても以前から注目を集めていました。トマ氏は父の引退と共に、代々引き継がれてきた歴史ある畑を兄ヴァンサン氏と分割する形で相続し、2007年にトマ・モレを設立。その活躍は凄まじく、ファーストヴィンテージからワイン・スペクテータ―で「印象的なシャルドネ」という記事に取り上げられ、「この兄弟の2007年ヴィンテージのワインは素晴らしい出来栄えで、中には実に見事なものもある。注目すべきドメーヌだ。」と称賛されます。その卓越した感性と才能にいち早く着目したのがDRC (ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ) 当主オベール・ド・ヴィレーヌ氏。なんとオベール氏直々にトマ氏をDRCの栽培責任者にスカウトしたのです。DRCの畑でトマ氏が担当したのが、「ブルゴーニュの白ワインの王様」と称される特級畑、世界で最も高価なワイン10選に数えられることなどで知られているモンラッシェ。稀少性だけでなく、その味わいは著名なワイン評論家のジェームス・サックリング氏が「今までに飲んできた中で、最高の辛口白ワインの一つ」とコメントし100点を与えるなど、まさにワインラヴァー垂涎の逸品です。トマ氏は2007年?2009年迄DRCモンラッシェの栽培責任者を担当。自身のドメーヌに集中するため3年で職を退きましたが、「DRCでの経験は何物にも替えがたい素晴らしいものだった」と振り返っており、その手法と経験がドメーヌに取り入れられ、銘醸畑の魅力を最大限に引き出したワイン造りが行われています。テロワールの魅力を引き出す、徹底した栽培と自然な醸造ドメーヌではビオロジック栽培で畑を管理していましたが、DRCで取り入れられていたビオディナミ農法に深く共感し自身の畑にも導入。その結果、畑は生命力に溢れる状態へと変化し、恵まれたテロワールの素晴らしさを最大限に活かしたブドウ栽培が行われています。トマ氏が掲げるワインメイキングでのキーワードは「繊細、純粋、エレガント」。収穫ではピュアでフレッシュな実をピンポイントで採ることを目標に掲げ、過熟の状態を避けた瑞々しいブドウこそ大切だと考えています。醸造での特徴は、できるだけ介入せず抽出を穏やかに行い、ごく自然な状態に仕上げていること。自然酵母を用いて発酵を行い、醸造中にバトナージュは行わず、澱とともにじっくりと静置。新樽比率は最大で20%と比較的低いフレンチオークで、約12ヵ月間熟成した後、軽くフィルターをかけてボトリング。これらの醸造を経て、テロワールの魅力を見事に反映させたワインが出来上がるのです。トマ氏のワインはしっかりとした骨格と上質な酸が備わった、エネルギッシュなスタイルであることが特徴です。また、比較的若くても楽しめることも魅力です。確かな知識と経験に裏打ちされた巧みな造りと、天性とも言えるその優れた感性との融合から生まれるワインは、近い将来、ブルゴーニュの今後を背負って立つであろうと予感させる仕上がりです。特級畑とそれに匹敵する一級畑を多数所有する、輝かしいラインナップトマ・モレはシャサーニュ・モンラッシェ村で1つの特級畑と6以上の一級畑の区画を所有しています。その中でも筆頭格が、特級畑のバタール・モンラッシェ。粘土質土壌から生まれる最も肉厚、肉感的なスタイルで、重厚な果実味が特徴の力強い味わいは、世界中に愛好家を持っています。そして、もう一つの魅力が所有する一級畑のラインナップです。シャサーニュ・モンラッシェにはコート・ド・ボーヌ最多の55もの一級畑が存在していますが、その中でも時にグラン・クリュと遜色ないワインが造られると言われるモルジョやクロ・サン・ジャンを始めとした珠玉の一級畑を所有しています。それらの畑は南北にかけて点在しており、ミネラル感が豊富なレ・シュヌヴォットや肉付きの良いリッチな味わいのモルジョ、豊満で華やかなアロマが魅力のレ・ザンプラゼなど、多様なテロワールから個性溢れる様々な味わいのワインが造られています。ユニークな一級畑と区画ごとによる味わいの違いこそが、トマ・モレのワインを楽しむ上での醍醐味と言えるのです。 トマ モレ 一覧へ
スーパータスカンの代表格 オルネッライアに用いられるブドウは、全て手摘みで収穫。除梗の前と後の2回、選果台の両側で職人が並び、健全なブドウを選別した後、独自の個性を表現できるよう区画ごとに醸造。ステンレスタンクとコンクリートタンクで発酵し、その後15日間、果皮とマセラシオンを実施。ワインはバリックに入れ、温度管理したセラーで12ヵ月熟成させた時点で、ブレンドしてから樽に戻し、さらに6ヵ月樽熟成を続けます。収量を抑え、細心の注意を払われて生み出されたワインは、世界屈指のワインとして有名です。 2019ヴィンテージ 2019年は、例年に比べ天候が劇的に変化したヴィンテージ。4月と5月は寒くて雨が続いたため、ブドウの成長が例年よりゆっくりと進み、開花は10日以上も遅くなりました。6月は一転、最高気温が37度に達するほど、異常な猛暑と乾燥の月。夏の間は日差しが強く、猛暑日が続きました。9月の最終週には気温が下がり、フィネスと新鮮な果実味がしっかりと残った健全なブドウに成熟。9月21日に雨が止んでから再び陽光に恵まれ、晩熟型のブドウが収穫できました。カベルネ・ソーヴィニヨン62%、メルロー31%、プティ、ヴェルド4%、カベルネ・フラン3%。このカベルネ・ソーヴィニヨンの比率の高さがワインの活力とアロマの存在感によく表れています。■味わい深いルビーの色調。グラスから溢れる、ブラックベリーやプラム、ブラックカラントの濃密な果実のアロマが魅力。加えて、リコリスなどのスパイスやモカ、革、タバコなどの重なる複雑な香り。豊潤な果実味と生き生きとした、きめの細かいタンニンが織り成す深みのある味わいが広がります。上質な酸味が果実味と見事に調和しており、豊かなで上品な質感を演出。ハーブやスパイスの風味が漂う余韻を愉しめます。Vinosの執筆者Antonio Galloniはこのワインを「私がこれまで味わった中で最もエレガントなワインのひとつだ。」とまで言い、フィネスの見事な完成度をほめたたえています。 生産者オルネッライアOrnellaiaヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2025 - 2048This is a beautiful expression of coastal Tuscany and the sunny Mediterranean. The Ornellaia 2019 Bolgheri Superiore Ornellaia (a blend of 62% Cabernet Sauvignon, 31% Merlot, 4% Cabernet Franc and 3% Petit Verdot) pours from the bottle with a specific darkness that has elements of both inky saturation and ruby highlights. The wine is saturated and rich - this is something you notice off the bat - but it also reveals a pleasing lightness or grace that is transmitted to both the bouquet and the palate. Dark fruit, pressed blackberry and plum mingle with more substantial aromas of spice, leather and sweetly cured tobacco. The tannins are beautifully managed, and the wine sports considerable heft and density on the palate that drives a very long and pleasurable mouthfeel.(The Wine Advocate, May 13, 2022) スーパータスカンの筆頭 オルネッライア Ornellaia サッシカイア、ソライアと並び「3大アイア」としてイタリアワイン界のトップに君臨。スーパータスカンの代表格として確固たる地位を築き、「ボルゲリの奇跡」とも称される偉大なワイナリー「オルネッライア」は1981年にロドヴィコ・アンティノーリによって創設。当初ロドヴィコはカリフォルニアでのワイン造りを考えていましたが、カリフォルニアワインの伝説的な醸造家アンドレ・チェリチェフから「ボルゲリはポムロールやサンテミリオンの土壌に、カリフォルニアの気候を備えた素晴らしいテロワール」と教えられ、故郷ボルゲリでワイナリーを設立することを決意。偉大なボルドーのシャトーに比肩するワインを生み出すため、創設当初はアンドレ・チェリチェフを、1991年からはミシェル・ロランがコンサルタントとして招かれました。2005年からはボルドー出身の醸造家アクセル・ハインツが醸造責任者を務めます。こうしてジャコモ・タキスがコンサルタントを務めたアンティノーリやサッシカイアとは異なる、国際色豊かな醸造家のもとでイタリアワインの殻を破る歴史を歩み始めます。妥協なきワイン造りの追求ワイン造りを始めるにあたり、大切にしているのは「品種と土地のマッチング」。ボルゲリの土壌は石灰岩、片岩、泥灰土、粘土、泥土、砂、小石、砂利などが複雑に混ざりあいますが、オルネッライアでは1982年の植樹以降、海抜50-120mに広がる115haの所有畑を土壌・ミクロクリマから70の区画に分け、最適な品種を栽培しています。海沿いという好立地により、ブドウは日光に加え海からの反射光をしっかりと浴びて育ちます。同時に、涼しい海風がゆっくりとした成熟を可能にし、夜間には丘から冷涼な風が吹くので、高い熟度がありながらフレッシュな酸が備わります。高い品質の裏にはこうしたテロワールの優位性が積み重なっているのです。広大な畑は全てサステイナブル農法で管理され、一部はオーガニック栽培を行います。また驚くべきことに全区画手摘みで収穫を行うので畑には約80名のスタッフが在中しています。さらに、2016年には選果の精度を高めるために光学式選果台も導入。その後各品種・区画ごとに醸造。アルコール発酵は主にステンレスタンクで行い、熟成にはオークの大樽、バリック、ステンレス、コンクリートタンクをキュヴェ毎に使い分けて使用。熟成を経たワインは厳しい判断基準のもとブレンドされます。ヴィンテージへのこだわりがよく分かるのが2006年から開始した「ヴェンデミア・ダル・ティスタ(芸術の収獲)」というプロジェクト。「ワインは人と同じで収穫年ごとに全く異なる個性を持つ」という考えのもと、世界の著名アーティストに依頼し、新しい収穫年の本質とその特徴をラベルの中にも表現しています。世界トップクラスの評価恵まれたテロワール、最先端の技術、惜しみない手間、妥協なき品質へのこだわりのもと生み出されるオルネッライアのワインは、濃厚でパワフルでありながら、滑らかで柔らかい。オークにのった甘い果実が溢れ出す甘美なスタイルです。同時に尋常ではない気品と完成度があり、一流のワインに求める品格を見事に備えています。2001年にはワイン・スペクテーターの「ザ・トップ100・ワイン」にて、フラッグシップキュヴェであるオルネッライアが第1位を獲得。さらにワイン・アドヴォケイト誌ではボルドー5大シャトーに比肩するスコアを毎ヴィンテージでコンスタントにたたき出しています。今後も革新を続けながらイタリアのトップワイナリーとして君臨し続けることは疑いようもありません。 オルネッライア 一覧へ
唯一無二の偉大なメルロ カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロのブレンドで造られるオルネッライアに対し、メルロのみを使用したもうひとつのオルネッライアの伝説的ワインがマッセート。(※2019年ヴィンテージよりカベルネ・フランも使用)トスカーナにはメルローから造られる秀逸なワインがいくつかありますが、その中でも群を抜く品質と価格を誇り、ときに「イタリアのル・パン」と賞賛され、世界中のワインラヴァーが熱望するワインです。オルネッライア農園の粘土土壌のメルローを独立させて1986年にデビューしました。2018年には独立したセラーを完成させ、ワインメーカーのアクセル・ハインツが、オルネッライアと共にワイン造りを監修しています。マッセートの畑は僅か6.63ha。イタリア語でMASSIが「大きな石」を意味するとおり、片手には余るほどの大きな石が多いのが何よりの特長。畑は海抜120mの丘の上にあり、標高と土壌の差で大きく3つに区別されています。収穫は、果実の糖度と水分量が抜群の状態で収穫できる早朝に実施。収穫された果実は15kgの小箱で運ばれ、2度の選果を行います。醸造においてはイタリアの伝統的製法ではなく、最新の醸造設備を完備し、モダンで丁寧なワイン造りが行われています。適正な温度管理が可能なステンレスタンクを使用し、畑の区画ごとに別々に醸造。毎日テイスティングし、進行状態を確認しながら、25?28℃の温度で15?20日間かけて発酵を行います。その後、ミディアムトーストのフレンチオーク100%の新樽に入れてまず12ヵ月間熟成。その後各樽をブレンドした上でさらに12ヵ月間の樽熟成。瓶詰め後、1年間の熟成を経てリリースされます。 2019ヴィンテージ 2019年は、最新鋭の専用ワイナリーで完全に造られた最初のヴィンテージ(そして、歴史的に常にメルローの純粋な表現であったものに、カベルネ・フランを10%加えた最初のヴィンテージ)。凝縮感とエレガンスという2つの一見相反するような主要なテーマを持っています。しかし、ここを融合させるところにマッセート・マジックの素晴らしさがあります。外観は深みのあるルビーの色調。2019年ヴィンテージは見事な凝縮した果実味、ブラックベリー、溶け込んだスパイス、タバコ、砕いたスレート、鉛筆削り、そして持続的な口当たりを後押しする多くのテクスチャーと繊維質で、それを十分に実現しています。ワインのリッチさは口中に濃密さとパワーをもたらし、ブーケはグラスの中でワインが開くにつれて流動性と新たな側面を見せます。フィニッシュは先細りで焦点が合っています。 生産者オルネッライアOrnellaiaワイン名マッセートMassetoヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2025 - 2050This bottle opens a new chapter for one of Italys most celebrated and collected wines. The first vintage made entirely in its dedicated state-of-the-art winery (and the first vintage with a 10% dabble of Cabernet Franc added to what has historically aways been a pure expression of Merlot), the Masseto 2019 Masseto has two main themes at heart: concentration and elegance. And managing those two seemingly contrasting elements requires a little bit of magic. Thats the Masseto magic we look for. The 2019 vintage delivers it in spades with lovely concentrated fruit, blackberry, integrated spice, tobacco, crushed slate, pencil shaving and lots of texture and fiber to push a lasting mouthfeel. The wines richness translates into density and power to the palate, meanwhile the bouquet reveals fluidity and new sides as the wine opens in the glass. The finish is tapered and focused.(The Wine Advocate, May 13, 2022) スーパータスカンの筆頭 オルネッライア Ornellaia サッシカイア、ソライアと並び「3大アイア」としてイタリアワイン界のトップに君臨。スーパータスカンの代表格として確固たる地位を築き、「ボルゲリの奇跡」とも称される偉大なワイナリー「オルネッライア」は1981年にロドヴィコ・アンティノーリによって創設。当初ロドヴィコはカリフォルニアでのワイン造りを考えていましたが、カリフォルニアワインの伝説的な醸造家アンドレ・チェリチェフから「ボルゲリはポムロールやサンテミリオンの土壌に、カリフォルニアの気候を備えた素晴らしいテロワール」と教えられ、故郷ボルゲリでワイナリーを設立することを決意。偉大なボルドーのシャトーに比肩するワインを生み出すため、創設当初はアンドレ・チェリチェフを、1991年からはミシェル・ロランがコンサルタントとして招かれました。2005年からはボルドー出身の醸造家アクセル・ハインツが醸造責任者を務めます。こうしてジャコモ・タキスがコンサルタントを務めたアンティノーリやサッシカイアとは異なる、国際色豊かな醸造家のもとでイタリアワインの殻を破る歴史を歩み始めます。妥協なきワイン造りの追求ワイン造りを始めるにあたり、大切にしているのは「品種と土地のマッチング」。ボルゲリの土壌は石灰岩、片岩、泥灰土、粘土、泥土、砂、小石、砂利などが複雑に混ざりあいますが、オルネッライアでは1982年の植樹以降、海抜50-120mに広がる115haの所有畑を土壌・ミクロクリマから70の区画に分け、最適な品種を栽培しています。海沿いという好立地により、ブドウは日光に加え海からの反射光をしっかりと浴びて育ちます。同時に、涼しい海風がゆっくりとした成熟を可能にし、夜間には丘から冷涼な風が吹くので、高い熟度がありながらフレッシュな酸が備わります。高い品質の裏にはこうしたテロワールの優位性が積み重なっているのです。広大な畑は全てサステイナブル農法で管理され、一部はオーガニック栽培を行います。また驚くべきことに全区画手摘みで収穫を行うので畑には約80名のスタッフが在中しています。さらに、2016年には選果の精度を高めるために光学式選果台も導入。その後各品種・区画ごとに醸造。アルコール発酵は主にステンレスタンクで行い、熟成にはオークの大樽、バリック、ステンレス、コンクリートタンクをキュヴェ毎に使い分けて使用。熟成を経たワインは厳しい判断基準のもとブレンドされます。ヴィンテージへのこだわりがよく分かるのが2006年から開始した「ヴェンデミア・ダル・ティスタ(芸術の収獲)」というプロジェクト。「ワインは人と同じで収穫年ごとに全く異なる個性を持つ」という考えのもと、世界の著名アーティストに依頼し、新しい収穫年の本質とその特徴をラベルの中にも表現しています。世界トップクラスの評価恵まれたテロワール、最先端の技術、惜しみない手間、妥協なき品質へのこだわりのもと生み出されるオルネッライアのワインは、濃厚でパワフルでありながら、滑らかで柔らかい。オークにのった甘い果実が溢れ出す甘美なスタイルです。同時に尋常ではない気品と完成度があり、一流のワインに求める品格を見事に備えています。2001年にはワイン・スペクテーターの「ザ・トップ100・ワイン」にて、フラッグシップキュヴェであるオルネッライアが第1位を獲得。さらにワイン・アドヴォケイト誌ではボルドー5大シャトーに比肩するスコアを毎ヴィンテージでコンスタントにたたき出しています。今後も革新を続けながらイタリアのトップワイナリーとして君臨し続けることは疑いようもありません。 オルネッライア 一覧へ
Robert Chevillon Nuits Saint Georges Les Pruliers 0.61ha。一級畑レ・プリュリエは、ニュイの町のすぐ南の標高250m?270mに位置する東を向いた畑で、その茶褐色の粘土質土壌からはニュイ・サン・ジョルジュのクリマの中ではベスト5に数えられる力強いワインが産まれます。葡萄が植えられる前はプラムの木が自生していたようで、クリマ名はこれに由来しています。このキュヴェは、若いうちから個性を発揮します。新鮮な赤い果実やバラのようなアロマは、熟成とともに、カカオ、燻製肉のような深い香りに変化し、ふくよかさとまろやかさが引き立つ味わいとなります。 生産者ロベール シュヴィヨンRobert Chevillonワイン名ニュイ サン ジョルジュ レ プリュリエNuits Saint Georges Les Pruliersヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: (92 - 94)+点予想される飲み頃:NAThe 2020 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Pruliers is showing especially well, soaring from the glass with notes of raspberries, cherries, sweet spices, raw cocoa and orange rind. Medium to full-bodied, bright and vibrant, with lively acids and a deep core of concentrated fruit, it's framed by ripe, powdery tannins and concludes with a long, penetrating finish.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022) 8つの一級畑を擁するニュイのスペシャリスト ロベール シュヴィヨン Robert Chevillon ロベール シュヴィヨンは、五代に渡って続くニュイ・サン・ジョルジュのトップ・ドメーヌです。2003年にロベール氏が引退した後は、彼の二人息子であるドニ氏、ルトラン氏が運営を引き継いでいます。20世紀初頭、ドメーヌはわずか3haに過ぎませんでしたが、都度規模を拡大し、今では約13haもの広さを所有しています。ACブルゴーニュやアリゴテも含め、他8つの1erワインのクリュもすべてニュイ・サン・ジョルジュ内に所有するという、まさしくニュイに特化したドメーヌと言えるでしょう。シュヴィヨンが評価される理由は様々ですが、主に樹齢の高さ、テロワールへのこだわりがあげられます。平均樹齢は50?75年、レ・カイユ、ヴォークラン、レ・サン・ジョルジュは樹齢100年にもなる古樹が存在しています。単位面積当たりの収量は30?35ヘクトリットルで、古樹ゆえの自然な収量制限こそが、シュヴィヨンのワインの凝縮感の源なのです。また、「ワインの良し悪しは畑の段階で決まる」という信念のもと、モダンな醸造技術を柔軟に取り入れつつ、伝統を重んじてテロワールの個性を最大限に引き出すワイン造りを続けています。彼らは、ブドウ本来の魅力が引き出されるように、畑をきちんと管理し、よりテロワールの個性が反映されるよう、努力を惜しみません。手作業での収穫はもちろんのこと、収穫後にはブドウの実の選別を行い、ワイン造りに適した、熟したブドウのみを使用します。農法はリュット・レゾネ(減農薬栽培)を採用し、剪定を短くするなどして収量を極限まで抑えています。醸造は低温マセラシオンを5-6日間行い、その後自然発酵が行われます。1級に関しては100%除梗を行い、アルコール発酵は温度が35℃程度になるまでは自然に任せるスタイル。熟成に関しては、新樽比率が30%、18ヶ月間の樽熟成が行われています。かつては、特級をもたないニュイ・サンジョルジュのスペシャリストでしたが、レ・サン・ジョルジュのお手本とも呼ばれるワイン造りの姿勢や情熱、特級への昇格が検討中のレ・サンジョルジュの素晴らしさが評判となり、ここ数年の間に人気は鰻上りとなっています。中でも一級畑のレ・サン・ジョルジュ、レ・ヴォークラン、レ・カイユは、ベルトラン氏が三大テロワールと呼ぶほどのドメーヌ自慢のワインで、この3つの中ではレ・カイユが一番柔らかく、ヴォークランがもっとも骨格がしっかりしている、レ・サン・ジョルジュはその中間的なバランスの取れた唯一無二の存在です。 ロベール シュヴィヨン 一覧へ
COLORE コローレは、テスタマッタの熟成中の樽から選び抜かれた最も品質の良い3樽をブレンドして造られる特別なキュヴェです。砂と石が混じった痩せた土壌は、古木から取れる果実の繊細さ、エレガンス、ピュアさを最大限に引き出す唯一無二のテロワールです。サンジョヴェーゼはワインの骨格と力強さを、コロリーノは果実味となめらかなタンニンを、カナイオーロはミネラル感と力強さを表現します。コローレに使用されるブドウはラモーレ、ヴィンチリアータ、シエナで育てられています。それぞれの畑は、ブドウを完璧な熟度を求め、最高8回まで手摘みで収穫されます。畑での1回目の選果の後、除梗前にワイナリーで2回目の選果が行われます。この段階でブドウは軽く圧搾され、それぞれの区画を他の区画と交わらないよう細心の注意を払いつつ開放式の樽に入れられます。発酵は土着酵母による自然発酵で、温度管理やセニエは行わず1日6?8回の手作業によるピジャージュを最長2週間行い、さらにマセラシオンが1週間行われます。発酵後、ワインは新しい樽に移され、そこでマロラクティック発酵が行われます。それぞれの区画は、最終的なブレンドが決定されるまで、ほぼ3年間別々に熟成されます。 2020ヴィンテージ 2020年、栽培シーズンは概して温暖でした。穏やかな冬の後、春は開花直前の雨で始まり、木に水を供給することができました。夏はすぐに高温と干ばつに見舞われましたが、幸いにも涼しい夜がさわやかな風をもたらし、ブドウの酸味とアロマの両方の特徴を維持するのを助けてくれました。収穫前に何度か雨が降ったため、ブドウの成熟が進みました。収穫は9月24日に始まり、10月15日に終了しました。「コローレは私の初恋であり、信じられないほど素晴らしい世界レベルのワインを生み出す古木への愛情です。2020年の気候は例年より暖かく、力強いヴィンテージをもたらしてくれました。私たちの古木、高い標高、開けた土地の組み合わせが、魔法のような効果を生み出したのです。ヴィンテージのパワーと私たちのブドウのエレガンスが調和し、完璧で生き生きとした緊張感を持ったワイン。私たちはこうしてサークルを閉じました。今年は、これまでで最高のコローレができたと思います。」 - ビービー・グラーツ 生産者ビービー グラーツBibi Graetzワイン名コローレColoreヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2023 - 2045The Bibi Graetz 2020 Colore is a pure expression of Sangiovese all sourced from old vines that are carefully selected in various parts of Tuscany. Much of the fruit comes from a high elevation and cool site in Lamole, or from 70-year-old vines in Bagno a Ripoli or Vincigliata near Fiesole. A small percentage of old vines in Olmo is also used. Bibi has a preference for old vines, and you can taste the lovely depth and complexity that comes through in the Colore. Compared to his other wine Testamatta, this wine has seen fewer stylistic changes over the years, and the goal has always been elegance and finesse. Colore boasts a pretty luminous quality with dark fruit aromas and wild berry. There are hints of licorice and mint as well. Mineral flavors and bright acidity are what set Colore apart.(The Wine Advocate, Jul 01, 2022) 地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二の芸術作品 ビービー グラーツ Bibi Graetz アーティスティックなラベルとイタリアトップクラスの品質で非常に人気の高いビービー・グラーツ。フィレンツェの芸術一家に生まれたビービー・グラーツは、自家消費用のワイン造りを手伝い始めたことがきっかけで、芸術作品としてワインを手掛けるようになりました。彼の故郷への強い思いとその独創性によって、地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二のワインを生み出し続けています。そのために取り入れているのが、225Lの樽を縦置きにし、そのまま発酵させる製法です。こうすることで、ブドウの果皮についた野生酵母を使うため、土地そのものをワインに表現することが出来るのです。この一風変わった樽発酵の方法が大きな成功を収め、ビービー・グラーツのワイナリーを象徴する手法となっています。型破りな方法で生み出されるワインは、イタリアのワインガイド、ヴェロネッリにおいてイタリア全土で3位という快挙。また世界最大のワイン見本市「ヴィネクスポ」において、ブラインドテイスティングを行った約3万本のワインの中からNO.1に選ばれるなど、世界各国で高い評価を得続けています。ビービー氏の古木への愛情により、主に栽培するのはトスカーナの土着品種であるサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、コロリーノ。畑は、キャンティ・クラシコの中心部にある標高600mと400mのラモーレとモンテフィーリ、フィレンツェ近郊の標高280mに位置するヴィンチリアータ、フィレンツェの北側、ルフィナ渓谷に面するロンダ、そしてトスカーナ南部、標高250mのシエナなど、トスカーナの様々な地域に位置しています。ビービー氏は古いブドウ畑に魅了され、その繊細さ、エレガンス、そしてそこから生まれる果実の純粋さに惹かれました。今では、ビービー・グラーツが、トスカーナで最大の古木のブドウ畑のコレクションのひとつを所有し、今も、ぶどう畑の手入れを自ら行いながら、新しいワインを生み出しています。雄大な景色を持つ美しい畑で栽培された、‘アーティスト‘ビービー・グラーツが造り出す楽園の世界をお楽しみください。 ビービー グラーツ 一覧へ
生産者ジョセフ フェルプスJoseph Phelpsワイン名インシグニアInsigniaヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2023 - 2040More elegant and refined than the Napa Cab, the 2019 Insignia features restrained cedar and vanilla notes (despite spending two years in 100% new French oak) and delicate herbal shadings accenting cassis and black cherry fruit. Full-bodied, velvety and somewhat open-knit on the palate, it turns plush and long on the finish, adding a touch of warmth. Production this year is approximately 17,000 cases, reflecting the increased volume coming from recently replanted vineyards. It's remarkable what a good job they continue to do with this bottling year after year, without compromising on quality.(The Wine Advocate, May 05, 2023)
最上のブドウのみで造る偉大なるフラッグシップキュヴェ ルビコンは、最上のブドウのみで造る偉大なるフラッグシップキュヴェ。ジオやロウワーガーデン、クリーク、コーンなどの複数の畑から、1880年代に最初に植えられた区画のカベルネを含む、最上のブドウのみを使用し、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドがブレンドされている。フランス産の上質な樽を100%使い、新樽率75%で18ヵ月間熟成させている。 2019ヴィンテージ 外観は深いガーネットパープルの色調。グラスに注ぐと、チェリーやブラックカラント、ダークチョコレート、トースト、スミレのアロマが溢れ出す。アタックはボリューム感があり、熟した果実やシガー、スパイスのニュアンスと共に、丸みのある口当たり、しっかりとしたタンニンが印象的。深く何層にもなる味わいが口中に広がり、長く豪華な余韻は、至福のひとときをもたらす。 生産者イングルヌックInglenookワイン名ルビコンRubiconヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 96+点予想される飲み頃:2024 - 2044The 2019 Cabernet Sauvignon Rubicon is a blend of 81% Cabernet Sauvignon, 11% Merlot, 5% Cabernet Franc and 3% Petit Verdot. Deep garnet-purple in color, the nose pops with vivacious notes of warm cassis, blackberry pie and redcurrant jelly, plus hints of crushed rocks, bay leaves and pencil lead. Medium to full-bodied, it delivers a solid, firm and grainy texture with a lively backbone cutting through dense earth-laced layers, finishing long and minerally. Impressive!(The Wine Advocate, Oct 30, 2021) 世界に認められた、カリフォルニアワインのパイオニア イングルヌック Inglenook 創業1879年。開拓船の船長だったグスタフ・ニーバムにより、スコットランドの言葉で「囲炉裏」を意味するイングルヌックという土地でブドウの栽培を開始。1887年にはナパ・ヴァレーで初めてとなるグラビティ・フローを採用した運搬設備やカリフォルニア初のブドウ選別台、瓶詰めラインを完備した醸造設備を完成。その後1889年、パリ万博で銀賞を受賞するまでに成長。そして1999年、当時ワイン・スペクテーター誌の編集者だったジェームス・サックリング氏が選定した「20世紀で最も偉大な12本のワイン」に、シャトー・マルゴー1900年やロマネ・コンティ1937年といった錚々たるワインと並び、イングルヌック1941年が選出されるという快挙を成し遂げた。順風満帆だったが、経済的事情からワイナリーを売却。しかし、ゴットファザーで知られている、映画監督フランシス・フォード・コッポラ氏がワイナリーを購入後、2011年に商標権を取り戻したことで完全復活。また、同年シャトー・マルゴーで20年以上のキャリアを誇るボルドーワインのスペシャリスト、フィリップ・バスコール氏が総支配人に就任。フィリップ氏はマルゴーで長年培ったノウハウを活かし、2013年から大胆な変革を実施した。栽培では、剪定の時期を早めキャノピー(樹冠)を縮小させ収量を増やした。また、収穫を早め、よりフレッシュな酸味を持ったブドウを収穫する手法へと転換。醸造に関しては新しい除梗設備を導入したことでブドウの酸化を抑制。純粋な個性が表現されたアロマの抽出が可能に。また、ポンピングオーバーを実施するタイミングもブロックごとのワインで変更。その結果、過度な色素やタンニンの抽出が抑えられ、最終的なワインのバランスやストラクチャーの質も更に向上。こうしてフィリップ氏の手腕によって出来上がったワインは、ジューシーな果実味がありながらもタンニンはしなやか、綺麗な酸味がしっかりと感じられるスタイル。また、驚くほどフィネス溢れる逸品に仕上がり、世界中のワインラヴァーを魅了している。 イングルヌック 一覧へ
ロバート・パーカー氏が「北ローヌの最上エルミタージュを彷彿とさせる」と称賛する1本 ナパ・ヴァレーのカーネロスを代表する銘醸畑、ハドソン・ヴィンヤードのシラーから造られるシラーです。冷たいサンパブロ湾からの霧と冷気の影響により密度の高い果実味を備えた葡萄が造られます。スパイシーなアロマが心地良く、凝縮した果実味と緻密なタンニンが織り成すリッチな味わいです。 生産者コングスガードKongsgaardワイン名シラーSyrahヴィンテージ2020容量750ml解説ヴィノス: 91点予想される飲み頃:2023 - 2028The 2020 Syrah Hudson Vineyard is another huge, hulking wine from John and Alex Kongsgaard. Black fruit, leather, spice, incense and black pepper all saturate the palate. This potent, virile Syrah packs a huge punch. Swaths of tannin enshroud a core of black fruit, chocolate, lavender, spice and dried herbs. There's not a ton of subtlety here. Let's see how this ages.(Vinous, October 2022) カリフォルニア五大シャルドネの一角に君臨 コングスガード Kongsgaard 究極のテロワールワインを造り出すナパの敏腕ワイナリー、ジョン・コングスガードの手掛ける「コングスガード」はマーカッシン、キスラー、ピーターマイケル、オーベール、と並びカリフォルニア五大シャルドネに数えられる存在です。最高級シャルドネ「ザ・ジャッジ」は自社畑から作られるマニア垂涎の逸品であり、ロバートパーカー氏は「コングスガードが探求する聖杯は、地球上で人々が求めて止まない自然が造った究極のテロワール・ワインの体現である。」と表現しています。 コングスガード 一覧へ
しなやかで寛大なタンニンを持つバランスの取れた味わい ニュイ・サン・ジョルジュを代表するクリマで、ニュイ・サン・ジョルジュの中でも最も優れたクリュであると考えられています。0.30haの区画を所有しています。1933年、1959年、1974年に植樹。フェヴレの自社畑と契約栽培農家のブドウを均等にブレンドし、さらにホスピス・ド・ニュイのオークションから1樽を加えています。非常に美しいダークルビー色。力強いノーズは、ホットスパイスと熟したフルーツの香り。大胆で丸みのあるアタックに続き、しなやかで寛大なタンニンを持つバランスの取れた味わいが特徴的です。 生産者フェヴレFaiveleyワイン名ニュイ サン ジョルジュ レ サン ジョルジュNuits St.Georges Les St.Georgesヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: (92 - 94)点予想される飲み頃:NAOffering up aromas of dark berries, red plums, sweet spices and a deft framing of new oak, the 2020 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Saint-Georges is medium to full-bodied, layered and complete, with a deep core of fruit, bright acids and powdery structuring tannins. This is a seamless, elegant wine that shows considerable promise.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022) 2世紀の歴史を持つブルゴーニュの優れたドメーヌ 若き当主が進む進化への道 フェヴレ Faiveley 1825年以来、フェヴレ家は、コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、コート・シャロネーズの中でも一流のアペラシオンの区画の畑を所有し、ワインの約80%を自社畑で栽培したブドウで造っています。フェヴレ家の7代目であるエルワン・フェヴレが2006年に継承して以降も、新たなブドウ畑の買収を続けています。ドメーヌは、ブルゴーニュに120haのブドウ畑を所有しており、そのうち約10haがグラン・クリュ、約25haがプルミエ・クリュの畑です。先代のフランソワ・フェヴレ時代は、非常に高いタンニンと硬質なワインで知られており、それが熟成能力を高めていました。エルワン・フェヴレ氏は、家業を継ぐにあたり、伝統的なワイン造りを守りつつ、醸造と熟成方法を近代化しました。畑の管理はグランクリュとプルミエクリュを担当制にし、従業員に年間を通しての責任を持たせて、畑を管理させています。複数のブドウ栽培チームが、すべてのブドウ畑を耕し、ブドウの木を短く剪定し、綿密に芽を取ることを徹底しています。収穫されたブドウは手作業で選別され、最高の房だけが選ばれます。ブドウは完全に除梗され、より繊細なワインは木製の新樽で、少量のキュヴェは円錐形のステンレスタンクで発酵させます。ブドウの色、豊かなアロマ、しなやかなタンニンを最大限に引き出すために、ゆっくりとプレスし抽出します。木樽業者を一新し、フランソワ・フレール社、タランソー社、その他3つのたる製造業者に変更しました。プルミエ・クリュとグラン・クリュのワインには、3分の2の新樽が使用されます。温度を調節しながら、19世紀に建てられた近代的なセラーで12ヶ月から18ヶ月間熟成させます。柔らかく、アロマティックなスタイルに変わったフェヴレのワインは、よりフレッシュで果実味豊かでありながら、真の強さを持った若いうちから親しみやすくかつ長期の熟成もでき得るワインになっています。 フェヴレ 一覧へ
生産者ボアズ ビューBoar's Viewワイン名ピノ ノワール ザ コーストPinot Noir The Coastヴィンテージ2018容量750ml
ほとんど選果不要の傑出した2020年の果実 2020年は、ほとんど選果の必要のないきれいで熟した果実が収穫されました。収穫量は25?35hl/haに制限されています。ドメーヌは、新樽の使用を徐々に減らしており、この2020年ヴィンテージでは、平均5%以下に抑えられており、よりフレッシュで生き生きとしたワインになっています。また、しっかりとした熟成のポテンシャルを持つ、印象的な密度の高いワインに仕上がっています。 エレガントでベルベットのような味わいを持つグランクリュ 1985年、1988年、1989年に順次植え替えられたミュジニーにある1.5haの区画のブドウを使用しています。バラやスミレなどの甘美なブーケに加え、ブラックベリー、ラズベリー、ミント、甘草、トリュフが香ります。エレガントなフィネスと肉付きの良さが融合しており、口中に強い余韻があり、非常に長い熟成の可能性を秘めたグランクリュです。 生産者グロ フレール エ スールGros F&Sワイン名クロ ド ヴージョClos de Vougeotヴィンテージ2020容量750ml ヴォーヌ・ロマネ名門ドメーヌに新風!世代交替でナチュラルに進化 グロ フレール エ スール Gros F&S ブルゴーニュでは、「父親の財産は子の性別を問わず全員で均等に分配する」という『ナポレオン法典』の制定によって、家族が所有する畑は分割されて、同族ドメーヌが多数あります。160年以上にわたってヴォーヌ・ロマネでワインを生産してきたグロ家もその一つです。グロ家は、グラン・クリュであるリシュブール、クロ・ド・ヴージョ、グラン・エシェゾー、エシェゾーなど素晴らしい畑を所有しています。ドメーヌの礎を築いた4代目ルイ・グロが、1951年に亡くなった後、彼の4人の子どもたち(ギュスターヴ、ジャン、フランソワ、コレット)でドメーヌ「Gros-Renaudot」を運営していましたが、フランソワが1963年に結婚した際に、ドメーヌは分割されました。「ドメーヌ・ジャン・グロ」を設立したジャンが、1995年に引退した際、ドメーヌを解散し、畑はさらに分割されました。現在は4つの系列ドメーヌがあり、父ジャンの下で75年からワインを造ってきた長男ミシェルは、自身の「ミシェル・グロ」を興しました。次男ベルナールは、子供のいなかったギュスターヴとコレットが設立した「グロ・フレール・エ・スール」を引き継ぎ、長女アンヌ・フランソワーズは、相続した畑を持ってポマールのフランソワ・パランと結婚し、「AF-グロ」を88年に設立しています。フランソワの娘のアンヌ(3兄弟のいとこ)は、96年に「アンヌ・グロ」を設立しました。「グロ・フレール・エ・スール」は、7世代に続く老舗の強みを生かした素晴らしい畑を所有しています。リシュブール、グランエシェゾー、クロ・ヴージョ・ミュジニー、エシェゾー、ヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ・レ・ショーム、ヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ、ヴォーヌ・ロマネ、オート・コート・ド・ニュイの白と赤を造っています。栽培はリュットレゾネを採用し、収穫量を制限することでブドウの最適な熟成を促しています。ベルナールの息子のヴァンサンが加わり、彼が若い仲間と交流することで、ドメーヌのワインは少しずつ変化しています。ヴァンサンは、ラルー・ビーズ・ルロワから、全房発酵やトリコタージュを教わっているアルヌー・ラショーのシャルルから技術を学んだり、ジョルジュ・ノエラのマキシムらと交流し、将来のために情報を蓄積しています。ヴァンサンの加入以降、抽出が1900年代、2000年代と比較すると優しくなりました。新樽比率が少なくなり、樽の焼き加減も控えめになっています。醸造過程で亜硫酸の使用も抑え(2016と2017ヴィンテージは亜硫酸未使用)、ピュアで、ナチュラルなワインに進化しています。 グロ フレール エ スール 一覧へ
ヴォルネイ1の銘醸地クロデ シェーヌよりも深みがあると絶賛された名匠ラフォンによるヴォルネイ シャンパン 例年にも増して非常にエレガントな味わいとなっており、マルベリー、スミレの花びら、スーボワ、ダークチェリーなどの香りが感じられ、同じくヴォルネイの銘醸地クロ デ シェーヌよりも深みがあると評価されるほどです。ミディアムからフルボディ、層状の包み込むような味わいで、しなやかなタンニンと芳醇な果実味を感じます。フィニッシュに向けてわずかに海洋のニュアンスとチョーキーなテクスチャーを示すことも本ヴィンテージの特徴的な点です。 生産者コント ラフォンComtes Lafonワイン名ヴォルネイ プルミエ クリュ シャンパンVolnay 1er Cru Champansヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: (90 - 92)点予想される飲み頃:NAThe 2019 Volnay 1er Cru Champans is also very elegant this year, but its deeper-pitched than the more red-fruited Clos des Chênes, bursting with scents of dark berries, petals and spices. Medium to full-bodied, layered and enveloping, its supple and refined, with powdery tannins and a pretty core of fruit.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021) ムルソーの偉大な巨匠 コント ラフォン Comtes Lafon ブルゴーニュ白ワインのトップ生産者「コント・ラフォン」。本拠地ムルソーに多くの銘醸畑を所有しています。コント・ラフォンの名声は目を見張るほど素晴らしく、その白ワインによって名声は世界中に鳴り響いています。ラフォンが白ワインのトップ生産者の地位を築いたのは先代のルネ・ラフォンの時代。1985年からは現当主4代目のドミニク・ラフォンが経営を引き継ぎ現在に至っています。ドミニク氏は有機栽培への移行を進め、1998年には認証を得ています。そして2000年代には改革を推進し、これまでのムルソーの基準を全て覆す程にエレガントで凝縮された、ミネラルの豊富なワインを生み出すドメーヌとなりました。彼らが手掛けるワインは、白はもちろん、赤も高い評価を受けています。 コント ラフォン 一覧へ
生産者シルヴァン カティアールSylvain Cathiardワイン名ロマネ サン ヴィヴァンRomanee St.Vivantヴィンテージ2019容量750ml
生産者アルマン ルソーArmand Rousseauワイン名リュショット シャンベルタン クロ デュ リュショットRuchottes Chambertin Clos des Ruchottesヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: (96 - 98)点予想される飲み頃:2022 - 2050The 2016 Ruchottes-Chambertin Clos des Ruchottes Grand Cru, which Cyrille described as her “heart wine,” has a superb bouquet with ebullient dark cherries, bergamot, blackberry and briary, wonderful delineation and demonstrating more exuberance than Mugneret-Gibourg (which as affected by frost, whereas Rousseau was not). The palate is medium-bodied with fine tannin, shimmering red fruit, outstanding mineralité and a subtle crescendo toward the pixilated finish. Is this the finest Ruchottes-Chambertin in 2016? Without a shadow of a doubt.(234, The Wine Advocate, 30th Dec 2017)
生産者アルマン ルソーArmand Rousseauワイン名リュショット シャンベルタン クロ デュ リュショットRuchottes Chambertin Clos des Ruchottesヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: (92 - 94)点予想される飲み頃:NAUnfurling in the glass with aromas of cherries, violets, raspberries and rose hips, the 2018 Ruchottes-Chambertin Grand Cru Clos des Ruchottes is the most ethereal wine in the cellar. Medium to full-bodied, racy and fine-boned, its delicate chassis of chalky structuring tannins is cloaked in fleshy but succulent fruit.(January 2020 Week 2, The Wine Advocate, 10th Jan 2020)
Armand Rousseau Gevrey Chambertin Lavaux St.Jacques ジュヴレ・シャンベルタンの顔とも言える偉大な造り手「アルマン・ルソー」。ラヴォー・ サン・ジャックは日本への入荷が少ない貴重品。価格はクロ・サン・ジャックより控えめで、ルソーの中でお買い得と言えます。深みと力強さ、とろけるようなタンニンとジューシーな酸…どうぞこの機会にトップクラスの1級畑をお愉しみください。 生産者アルマン ルソーArmand Rousseauワイン名ジュヴレ シャンベルタン ラヴォー サン ジャックGevrey Chambertin Lavaux St.Jacquesヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: (92 - 94)点予想される飲み頃:2020 - 2038The 2016 Gevrey-Chambertin 1er Cru Lavaux Saint-Jacques has an extremely pure bouquet with wild strawberry, raspberry preserve and subtle orange blossom aromas that gently unfold in the glass. The palate is extremely smooth and harmonious, almost filigree tannin with wonderful poise on the understated yet paradoxically intense finish that lingers in the mouth, with a tang of orange rind on the aftertaste. This represents an outstanding Lavaux Saint-Jacques that should surpass the 2015 - just glorious!(234, The Wine Advocate, 30th Dec 2017) アルマン ルソー 一覧へ
生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名グラン エシェゾーGrands Echezeauxヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2029 - 2065The 2019 Grands Échézeaux Grand Cru is more reserved than the Échézeaux, even if it's far from forbidding. Mingling aromas of blackberries and raspberries with notions of exotic spices, orange rind, smoked duck and forest floor, it's full-bodied, rich and concentrated, with broad structural shoulders supplied by ripe, powdery tannins. Layered and muscular, it's remarkably seamless and integrated at this early stage, concluding with a long, sapid finish.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022)
最高のテロワールから生まれるパーフェクトで特別なピノ・ノワール ピノ・ノワール・レゼルヴ・キュヴェ7は、最初に生産されたタンクの番号に由来する。最高のテロワール、特にリボーヴィレのローテンベルグと呼ばれる場所から生まれる。パーフェクトで骨格のあるこの特別なピノ・ノワールは、果実味とスパイスの風味が複雑に調和した、滑らかでエレガントなワインである。深いルビー色、赤いベリーとバニラのアロマは、ブラックチェリー、甘草、ほのかなタバコの風味へと続く。タンニンはしっかりとしているが、よく溶け込んでおり、ベルベットのような長い余韻をもたらす。 様々な料理と相性が良い。洗練された万能ワイン このピノ・ノワールは、非常に良い果実味(ストロベリー、チェリー)を感じさせ、まだ若く、もちろん、よりソフトで果実味豊かになるポテンシャルがある。アルザスではピノ・ノワールは冷やして飲む。ローストした肉、狩猟肉、熟成したチーズなど、様々な料理と相性が良い。洗練された万能ワインをお探しのコレクターや愛好家にお勧めの逸品。 生産者トリンバックTrimbachワイン名ピノ ノワール レゼルヴ キュヴェ 7Pinot Noir Reserve Cuve 7ヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 89点予想される飲み頃:2023 - 2034The 2017 Pinot Noir Réserve "Cuve 7" is based on destemmed grapes whose juice was fermented for 15 days before aging in a large oak cask. Intense and spicy or even peppery on the charmingly fruity, cherry-scented and open, elegant nose, this is a pure, fresh and aromatic, finely concentrated, textured and finessed Alsace Pinot with stimulating, refreshing acidity and terroir-driven grip as well as tart dark and spicy cherry aromas on the saline and vivacious finish. 13.5% stated alcohol. Natural cork. Tasted in Barr, Alsace, in November 2022 and at home in January 2023.(The Wine Advocate, Mar 10, 2023) 世界トップクラスのリースリングマスターを擁するアルザスの名門 トリンバック Trimbach トリンバック家は、1626年に創業し、現在に至るまで13世代ものワインメーカーたちが最上のアルザスワインを完成させるべく努力を重ね、確固たる信頼を築き上げてきました。1898年には、8代目フレデリック・エミール氏の造ったワインがブリュッセルで行われた国際ワインコンクールで最高位の賞を獲得し、一躍国際的に脚光を浴びる存在となりました。12代目のピエール氏とジャン氏、そして13世代目にあたる、ピエール氏の4人の子供たちにより運営されている現在も、トリンバック家の伝統や、妥協のないスタイルはしっかりと守られ、リースリングをはじめとした、果実味とバランスを兼ね備えたエレガントなワインを生み出しています。その品質は、彼らのワインが、フランスのミシュラン三ツ星レストラン26軒すべてに掲載されており、世界中の最高のレストランのワインリストに掲載されているという事実によってさらに証明されています。和食との相性も抜群で、ピュアな果実味と優れたフィネスが特徴のトリンバックのワインは、鮨や刺身、魚の塩焼き、天ぷらなどと組み合わせることで、その真価を発揮してくれます。 トリンバック 一覧へ
Chateau Quintus史上今までで最高とも言われる、たっぷりとした果実味とタンニン、酸のバランスが完璧なヴィンテージ 2020ヴィンテージ情報冬は温暖で雨が多く、植生は非常に早く始まりました(1989年以降で最も早い)。開花は非常に早く、順調に進みました。6月中旬から8月中旬まで、例外的に暑く乾燥した時期が続いた結果、房の完全性とアロマの新鮮さを保つため葉の間引きを減らしました。8月11日からは定期的に雨が降り、ブドウは完熟。気温は平年より高く、すべての黒ブドウ品種の成熟を完了させるのに最適で、ブドウは非常に衛生的な状態で収穫されました。ダークチェリー、ワイルド・ベリー、甘いスパイスと甘草のアロマを提供し、きれいに統合された新樽によって縁取られています。フルボディで継ぎ目がなく、一体感があり、肉厚で層が厚く、パウダリーなタンニンとジューシーな酸があり、アルコール度数15.4%にもかかわらず印象的な全体的バランスを持っています。 生産者シャトー カンテュスChateau Quintusヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2025 - 2045The 2020 Quintus is one of the most successful renditions of this wine to date, offering up aromas of dark cherries, wild berries, sweet spices and licorice framed by nicely integrated new oak. Full-bodied, seamless and integrated, its fleshy and layered, with powdery tannins, succulent acids and impressive overall balance despite its 15.4% alcohol. Indeed, while this is obviously a powerful, broad-shouldered Saint-Émilion, in terms of oak and extraction its far from excessive. The blend is 62.5% Merlot with 37.5% Cabernet Franc.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) シャトー・オー・ブリオンのチームが サンテミリオンで始めた 『新プロジェクト』 シャトー カンテュス Chateau Quintus シャトー・オー・ブリオンを傘下に所有するドメーヌ・クラレンス・ディロンが、サンテミリオンで始めた新たなプロジェクトです。アンジェリュスやベレール・モナンジェに近い石灰岩のコートに位置するシャトー・テルトル・ドゲイを購入し、ジャン・フィリップ・デルマス率いるオー・ブリオンのチームが再構築し、2011年に初めてのワインをリリースしました。クラレンス・ディロン家にとって、「カンテュス」はオー・ブリオン、ラ・ミッション・オー・ブリオン、ラヴィル・オー・ブリオン、ラ・トゥール・オー・ブリオンに続く5番目のシャトーです。栽培面積は28ヘクタール、標高は62メートルで、南向きの360度開けた地形になっています。カベルネ・ソーヴィニヨンをカベルネ・フランに植え替えています。 シャトー カンテュス 一覧へ
生産者ジャン イヴ ビゾJean Yves Bizotワイン名エシェゾーEchezeauxヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2009 - 2019Musky floral and animal scents, high-toned kirsch and framboise, and sea breeze salinity and alkalinity lend Bizot's 2006 Echezeaux (from the les Orveaux section of that cru, high above Clos Vougeot) far and away the most intriguing nose in his current collection. Brightly-fruited on the palate, with its berry-tart edge serving for considerable invigoration, this exhibits an uncanny suggestion of caramelized, fruit-filled pastry, yet at the same time a lovely sense of transparency to persistent floral, mineral, and animal nuances. This should be worth following for at least a decade.(186, The Wine Advocate, 22nd Dec 2009) 入手困難生産者!カルト的な人気を誇るヴォーヌ・ロマネ自然派の傑人 ジャン イヴ ビゾ Jean Yves Bizot ボーヌでブドウ栽培と醸造学の教授をしているビゾは、、1993年にヴォーヌ・ロマネにドメーヌを開き、1995年が初ヴィンテージです。ヴォーヌ・ロマネではアンリ・ジャイエの旧居の向かいに住んでおり、アンリ・ジャイエとはヴォーヌで隣り合った区画を所有していたことから、彼の生前、畑作業中にワイン造りについて話しをすることもあったそうです。発酵前の温度を低くするなどジャイエの技術のいくつかを醸造に取り入れましたが、全房のみを使用し、畑では有機栽培を行い、醸造やエレヴァージュでSO2を使用しないなど、ジャイエとは多くの重要な違いがあります。【ブドウ栽培】97年に有機栽培に切り替え、。収穫量は1本の木に5房までに抑えられていますが、これはブルゴーニュの他の偉大なドメーヌの半分程度の量です。ルロワと同じ哲学を持っており、ブドウの樹のエネルギーを引き出すことに力を注いでいます。刈り込みはブドウの木に害を与え、垂直に伸びることで光合成が活発になると考えているため、夏季に伸びた新梢の先端を切る摘芯(ロニャージュ)を行わず、伸びた枝を上部で編み物のように束ねる方法を取っています。これはルロワに感化されたシャルル・ラショーも行っています。【発酵/熟成】100%全房発酵させています。オープントップの木製発酵槽で5?6日間。発酵中は亜硫酸塩を添加せず、二酸化炭素を注入して酸化を防ぎます。オリ引きは、酸化を招くので行われません。 熟成は100%フランス産の新樽で行われます。最小限の硫黄をボトリング時にのみ添加しています。全房、新樽、最小限の硫黄という組み合わせは、ワインが最高の状態を示すためには、非常に正確に実行されなければならないアプローチです。 瓶詰めは100%手作業で、各樽から直接ボトルに詰めていきます。ビゾは、ワインを動かさなければ動かさないほど、果実の表現力が高まると考えています。 2020年には、世界最優秀ソムリエらトップソムリエが選んだ世界最高のワインリスト「Star Wine List 2020」に最も多く掲載された生産者となりました。純粋さ、繊細さ、エレガンスすべてが表現されているビゾのワインは見つけたら即購入をおすすめします。 ジャン イヴ ビゾ 一覧へ
生産者シャトー ピション ラランドChateau Pichon Lalandeヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2022 - 2045The 2020 Pichon Longueville Comtesse de Lalande is very demonstrative out of the gates, bursting from the glass without any coaxing to exhibit aromas of sweet cassis and blueberries mingled with notions of clove, violets and lilac. Medium to full-bodied, velvety and polished, with a seamless, charming profile that exhibits no hard edges, it concludes with a nicely defined, spice-inflected finish. It's a superb exercise in haut couture winemaking, even if, to my palate, the 2019 offers a deeper dive into the estate's D.N.A.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) しなやかなポイヤックの貴婦人 シャトー ピション ラランド Chateau Pichon Lalande ピション・ラランドは毎年のように傑作を生み出す、ポイヤック2級シャトーのトップランナーです。2007年からルイ・ロデレールの傘下に入り、醸造設備への投資と畑の植え替えを進めてきました。ポイヤックの貴婦人と呼ばれることからも、女性的でエレガントなスタイルが特徴です。 シャトー ピション ラランド 一覧へ
生産者シャトー コス デストゥルネルChateau Cos d'Estournelワイン名レ パゴド ド コスLes Pagodes de Cosヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 89点予想される飲み頃:2023 - 2030The 2020 Les Pagodes de Cos is fleshy and dramatic, bursting with aromas of crème de cassis, lilac, spices and creamy new oak. Medium to full-bodied, rich and textural, its an unctuous, ripe, modern-styled red that will drink well young.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) 異彩を放つサン・テステフの偉大な存在 シャトー コス デストゥルネル Chateau Cos d'Estournel 実業家のミシェル・レイビエがシャトーを購入したのは2000年。ジャン・ギョーム・プラッツ(現・ドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルド・ラフィットCEO)が支配人を務めていた時代に築いた最先端の醸造設備と、リモート・センシングを駆使した栽培で、ラフィットやモンローズを脅かすワインを造っています。また、土壌のバランスを始め、シャトーを取り巻く自然環境もスーパーセカンドにふさわしい秀逸なものです。他の追随を許さない、その圧倒的品質で、スーパーセカンド筆頭の座を確固たるものにしています。 シャトー コス デストゥルネル 一覧へ
生産者シャトー マルゴーChateau Margauxワイン名パヴィヨン ルージュ デュ シャトー マルゴーPavillon Rouge du Chateau Margauxヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 93+点予想される飲み頃:2027 - 2050The 2020 Pavillon Rouge is excellent, offering up aromas of raspberries and dark berries mingled with hints of cedar and rose petals, followed by a medium to full-bodied, vibrant palate with excellent depth and tension, concluding with a long, chalky finish. Its more tightly wound than the exceedingly demonstrative 2019, though in the fullness of time, it wouldnt surprise me if it ended up being just as good.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) ボルドーの宝石 シャトー マルゴー Chateau Margaux 香りから口当たり、味わい、そのすべてがエレガントで繊細です。19世紀後半のベト病や世界恐慌などにより、一時品質を落としてしまいますが、1977年にアンドレ・メンツェロプロスが所有してからは、醸造学者エミール・ペイノーをコンサルタントとして招き、ブドウの栽培方法や樽による熟成の見直しを行うなどの改革を行いました。そうして再び名声を取り戻し、コリーヌが引き継いだ後もさらなる成長を遂げています。シャトーでは有機栽培が採用されており、2012年からグランヴァンの畑はすべてビオロジックで栽培をしています。 シャトー マルゴー 一覧へ