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産地フランス > ブルゴーニュ > コート・ド・ニュイ > シャンボール・ミュジニー生産者シャルロパン・パリゾ品種ピノ・ノワール 100%英字Bonnes Mares Grand Cru Charlopin Parizot飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750ml輸入元フィラディス《生産者について》フィリップ・シャルロパンはいまでこそブルゴーニュを代表する生産者の一人として知れ渡っていますが、彼がドメーヌを引き継ぎ自らのワインを作り始めた1976年の時点では、その畑はわずか1.5haでした。当初こそ濃く抽出したあまりテロワールを感じないスタイルでしたが、神様アンリ・ジャイエとの邂逅を経て、テロワールを表現するスタイルに転換。その大きな変化の節目が、1997年だといわれています。それ以降のシャルロパンの評判は非常に高く、ドメーヌも拡大。現在では25haと比較的広い畑から、35ものアペラシオンのワインを手掛けます。彼の味筋は比較的華やか。『シャルロパンのスタイル』とも呼ばれるゴージャスな雰囲気があり、ファンの多い生産者です。《高くて安い正規品》今回は輸入元フィラディスさんの正規品が入荷しました。フィラディスさんのワインは品質に定評がある分、同じ銘柄で比較したとき割高な傾向にあります。しかも2020年ヴィンテージは、2021年の大凶作をふまえてなのか、豊作だった割に日本への割り当てが少なく価格が非常に高騰しています。このキュヴェも昨年から驚くほど値上がりしました。それでもこのワインのこの年を買うなら、正規品の最新ヴィンテージが一番安いのは間違いない。並行品のバックヴィンテージがもっと安く入ってくることはまずありません。ブルゴーニュのグラン・クリュはここ数年、ついてこれない人がふるい落とされる奪い合い状態。どうせ手に入れるのなら、今です。《このワインについての輸入元情報》畑を対角線上に走る道の上部テール・ブランシュ内の区画。樹齢30年。完熟したプラムやブラックチェリーにスパイスや野生のハーブが混ざる複雑なアロマ。焦点がはっきりとしており、より果実味の凝縮感を感じる。口に含むと、フルボディで肉付きの良い黒系果実やブルーベリーを感じ、成熟したタンニンとクリスピーな酸がしっかりとしたストラクチャーを形成している。味わい深いフィニッシュはミントやペッパー、ミネラルのノートが長く続く。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲31丁N戊N己N フルボディ 辛口 赤ワイン酉18≪関連カテゴリ≫
産地南アフリカ生産者ジャーニーズ・エンド・ヴィンヤーズ品種シラー 91% 、 ヴィオニエ 9%英字Honey Bee Shiraz Viognier Bees Knees飲み頃温度13?15℃おすすめグラス白ワイングラス内容量750mlJANコード6009880909261輸入元スマイル《テイスティングノート》 プラムやブルーベリー、カシスなど黒果実の香りと、黒コショウのスパイス香、樽熟成に由来するモカのニュアンスが豊かに感じられます。熟した果実感は決して重すぎず、穏やかなタンニンがきれいにまとまっている味わいです。シラーズにありがちな過剰な濃さを追い求めるのではなく、熟した風味と心地よい軽やかさが同居しています。きっと少量ブレンドされたヴィオニエがいい働きをしているのでしょう。 毎日1本開けちゃっても罪悪感がないこの価格がうれしい、普段使いにピッタリの赤ワインです。 《ビーズ・ニーズ ブランドについて》 ビーズ・ニーズは、南アフリカのジャーニーズ・エンド・ワイナリーが有するワインブランドのひとつです。リーズナブルなワインだからといって効率重視の栽培を行っているわけではなく、環境に配慮してミツバチの養蜂を行うことで生態系を維持しつつブドウの受粉を助けています。その取り組みをエチケットに表しています。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲54丁N戊N己N 蜜蜂 白いラベルに蜂のイラストミディアムボディ 辛口 子2酉12≪関連カテゴリ≫
産地ドイツ > バーデン生産者ベルンハルト・フーバー品種シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール) 100%英字Malterdinger Bienenberg Spatburgunder Grosses Gewachus Bernhard Huber飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750mlJANコード4029332204012輸入元ヘレンベルガー ホーフ《生産者について》ベルンハルト・フーバー醸造所は、ドイツの南部、バーデン地方のマルターディンゲン村に居を構えています。その地がかつてピノ・ノワールの名産地であったことを知った故ベルンハルト・フーバー氏は、1987年に醸造所を立ち上げ、2011年にはゴーミヨ氏で赤ワイン賞3冠に輝きました。現在は息子のユリアン・フーバー氏がその意思をついで、より透明感あふれるワインづくりをしています。《このワインについて》他のグラン・クリュよりも、赤系果実の印象が強く表現される傾向にある畑です。もしフーバーの特級ワインが初めてなら、まずはこのキュヴェから。フーバーの醸造所のすぐそばに広がる畑で、トップキュヴェのヴィルデンシュタインはビーネンベルクの中の一区画です。《2020年ヴィンテージについて》「絵にかいたように素晴らしい年となった」ユリアン氏はそう語ります。周辺国と同様暑く乾燥した年でした。ブドウは健全にじゅくしていったものの、夏場に水分が少なかったため小粒となりました。それゆえグラン・クリュの収穫量は非常に少なくなったといいます。【パーカーポイント94点!】[ワインアドヴォケイト誌 2022年12月のレビュー]2020年のモルターディンガー・ビエンエンベルク・バーデン・シュペートブルグンダーGGは、ヴィースバーデンでの8月の試飲会ではまだ還元的だったが、すでに濃く熟した果実のアロマとフレッシュさを示していた。シルキーで非常にジューシー、それでいてエレガントで、このしっかりとした骨格を持つビエンエンベルクは、グリップの効いた塩味のあるフィニッシュを示した。[Stephan Reinhardtによる試飲 飲み頃予想2025-2038年]■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲41丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 味種類 :子4 西3 酉18≪関連カテゴリ≫
産地ブルガリア生産者ベッサ・ヴァレー・ワイナリー品種プティ・ヴェルド、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、メルロー英字Enira Reserva Bessa Valley Winery醸造コンクリートタンク発酵、新樽比率40%のフレンチバリックで18か月熟成飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード4582565775211輸入元ヴィントナーズ《単体で飲んで美味しい赤ワインとは》 例えば小さなお子様の世話で夕食時は落ち着かないなどの理由で、晩ご飯とワインは分けて楽しむ方も多いでしょう。単体で楽しむワインとしてこの「エニーラ・レゼルヴァ」はおすすめです。 ◎適度な酸味の低さ・・・上品でシャキっとしたワインは飲み続けているとアテが欲しくなることも。果実味に対して少し低めくらいがちょうどいい ◎渋味が目立たない・・・タンニンは多めな品種を使ってはいますが、しっかりと樽熟成して、しかも少し熟成しています。口当たり滑らかで疲れません。 ◎香りのボリューム大・・・開けた瞬間から豊かに広がる複雑な風味は、ワイン単体で飲んだ方が余すことなく感じられるでしょう。 特に口当たりの滑らかさは、同等価格の赤ワインの中で頭一つ抜けています。もっと高級なワインに騙されそうな、背伸びしているような味わいです。 《生産者について》 2001年にこのベッサ・ヴァレー・ワイナリーと265haの土地を購入したのは、フランス人のステファン・フォン・ナイペルグ伯爵。名門ハプスブルク家の末裔です。サン・テミリオンのラ・モンドットやカノン・ラ・ガフリエールを購入後、短期間でそのワインの品質を世界最高レベルに引き上げた功績で知られます。 2009年時点の話では、「ブルガリアで掛る人件費はボルドーの1/10なので、その分、醸造設備等にも力を入れられる」とのこと。ボルドーの醸造技術を持ってリーズナブルなワインをつくる「エニーラ」が安くておいしいのは、これが理由です。 樽熟成の風味と口当たりがしっかりとワインに現れているのが特徴の一つ。シルクのようにしっとりなめらかで厚みのある舌ざわりが共通しています。 《テイスティングノート》 完熟した黒系ベリーやドライフルーツ、ココア、黒糖などの複雑なアロマ。果実味と樽香はしっかりと調和しており、シルキーな口当たりが素晴らしい。スパイスを感じる余韻までつなぎ目なく風味が続きます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲44丁N戊N己N フルボディ 辛口 0 惰S≪関連カテゴリ≫
【年数表記にorがある商品は年数指定はできません】産地オーストラリア > バロッサ・ヴァレー生産者カレスキー品種シラーズ 100%英字Kalleske Greenock Shiraz飲み頃温度17 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス評価パーカーポイント93+点(2020VT)内容量750mlJANコード9338191000419輸入元GRN《生産者について》 1853年に設立されたカレスキー。南オーストラリア州きっての銘醸地であるバロッサ・ヴァレー、グリーノックに位置します。 それから約170年間、一貫して無農薬・無肥料でブドウを栽培してきました。「有機栽培」という概念がない時代からです。オーストラリアを代表するプレミアムワインで、ペンフォールズがつくる「グランジ」にブドウ提供してきた栽培家の一つでもあります。 シュナン・ブランやカベルネ・ソーヴィニヨンなど多様な品種を栽培していますが、特に評価が高く樹齢の高い畑を持っているのは、シラーズやグルナッシュなどのローヌ品種です。 カレスキーのワインは、単なる「濃厚」という言葉ではあらわせない、ブドウのパワーのようなものを感じます。 《このワインについて》 カレスキーはこの「モッパ」と少し価格が上の「グリーノック」の2つのシラーズをラインナップしています。その違いは単一畑か否かと、補助品種の有無。「グリーノック」は、グリーノック・クリークにある単一畑から、シラーズ単一でつくられます。 今とはラインナップ構成は違うでしょうが、2003年ヴィンテージではロバート・パーカーからバレルテイスティングにて97‐100点の高評価を受けたワインです。 《テイスティングノート》 熟成に用いるオークの新樽比率は35%。カレスキーのほかのワインより少し高めです。それゆえかフルーツを練りこんだパウンドケーキのような複雑で甘いアロマが感じられます。ココアやリコリス、ヴァニラビーンズなどのバロッサ・シラーズの典型的な香り。シラーズ単一ながらも非常に複雑な風味を感じるのは、グリーノックの畑に3種類の土壌があるからでしょうか。力強いタンニンが感じられます。何十年と熟成していくことでしょう。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲34丁N戊N己N 瓶の肩に数字フルボディ 辛口 子1酉12≪関連カテゴリ≫
産地イタリア > ピエモンテ生産者カシーナ・グラモレーレ品種ネッビオーロ 100%英字Cascina Gramolere Barolo内容量750ml輸入元アズマコーポレーションバローロをつくる11の村のうち、モンフォルテ ダルバに住むクローディオとカーラ夫妻が営むワイナリーが、カシーナ グラモレーレ。 1966年に創業で、彼は2代目に当たります。標高450mの斜面に位置する畑は、かなり石灰質の多い白みを帯びた土壌。ワインにはしっかりとミネラル感が反映されます。 このバローロは年間生産量約12000本。10?15日かけてアルコール発酵したあと、セメントタンクで2?6ヵ月マロラクティック発酵。時間をかけます。その後3000L の大樽で18か月熟成したあと、さらにセメントタンクで18か月熟成。 出来上がったワインは、クラシックなバローロのイメージそのまんま。2015年とバローロとしては若いのですが、無理な抽出などをしておらず非常にピュアで柔らかい口当たり。アルコール度数14.5%あるとは思えません。口全体をタンニンが心地よく刺激します。流行に流されない、悠久の味わいがここにあります。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲32丁N戊N己N フルボディ 辛口 ワイン 赤ワイン酉29 惰K≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > ニューヨーク > ロングアイランド生産者ベデル セラーズ 品種メルロー 100%英字Bedell Cellars Merlot North Fork of Long Island内容量750ml輸入元ワイン トゥ スタイル30 年以上メルロを生産しているベデル。オバマ大統領の就任式でも供された実績を持ち、今では「最上級のメルロと言えばベデル」とまで言われるようになった造り手。 ロング・アイランドは「ニューヨークのボルドー」と呼ばれニューヨーク州の最も新しく最も成長著しいワイン産地です。先見の明があったのでしょう、ロング・アイランドのガーデン・シティに住んでいたキップ・ベデルは1979年にジャガイモ畑を購入し、そこにブドウを植えました。家での趣味のワイン造りから始まり、そのうち自宅地下のワイン造りに物足りなさを感じ、自身のワイナリーを立ち上げました。 現在、ベデル・セラーズが所有しているブドウ畑は、ロング・アイランドのノース・フォーク産地の中で平均樹齢が最も古い畑だと言われています。ここ一帯は、氷河が溶けて作られた土壌と言われていて、土壌は砂質ロームや砂利混じりのロームです。それぞれの畑の土壌やミクロクライメートに適したブドウのクローンを植え、ロング・アイランドのニュアンスと風の香りを、そっくりそのままワインから感じられるようにブドウを栽培します。ワインの醸造は完全に天然酵母で行い、ブドウ本来が持つ自然な酸味とミネラルを、樽の香りとアルコール度数のバランスを考えながら丁寧にユニークなワインを造ります。アメリカの経済新聞「ウォール・ストリート・ジャーナル」は" メルロが苦手だと思いこんでいる消費者は、このベデルのメルロを飲んでみるべきだ。ミディアム・ボディで肉付きが良く、繊細でアロマティックなワインだ" と評しています。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲34丁N戊N己N フルボディ 辛口 ワイン 赤ワイン味種類 : 子1酉11 惰H≪関連カテゴリ≫
産地フランス > ブルゴーニュ > ボジョレー生産者シャトー・ド・ベル・アヴニール品種ピノ・ノワール 100%英字Chateau de Bel Avenir Pinot Noir飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750ml輸入元アズマコーポレーション《テイスティングノート》 熟した赤や黒のベリーと樽熟成由来の香り。果実味はしっとり滑らかで、落ち着いた雰囲気と深みがあります。コート・ドールのブルゴーニュワインに比べると穏やかで丸い酸味。3000円代半ばのピノ・ノワールとして十分な旨味感があります。 正直、同価格帯で他のピノ・ノワールと比べたときに突出した味わいはありません。もしシャトー・ド・ベル・アヴニールのワインが初めてなら、他のガメイやガマレから飲んでいただきたい。それで生産者に興味を持ったなら、ピノ・ノワールを飲むのはそのあとでいいと考えます。 ただこの味わいは苦手とする人が少ないであろうバランス。だからこのブルゴーニュワインとは思えないエチケットにビビっときたなら、ジャケ買いしちゃってください。口に合わなくて後悔することはありません。 《テイスティングノート》 シャトー・ド・ベル・アヴニールは1850年代に設立された生産者であり歴史が長いのですが、ワインづくりの点では現在のオーナーが引き継いだ2019年のスタートと言っていいでしょう。エマニュエル・ベルトラン氏は「ワインはバランス、ピュアさ、複雑さ、ハーモニーが大切」という信念のもと、有機栽培を始めます。 現在ワインはVDFヴァン・ド・フランスというランクであることもあり、ブルゴーニュワインらしからぬ目を引く個性的なエチケット。とはいえ近々AOCに昇格予定です。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲43丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 味種類 :子4 酉18 惰K≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > ソノマ生産者フリーマン品種ピノ・ノワール 100%英字Freeman Akiko's Cuvee Pinot Noir Sonoma Coast飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス評価パーカーポイント93点(2018VT)、92点(2017VT)内容量750ml輸入元ワイン トゥ スタイル《生産者について》 フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーはケン・フリーマン氏と奥様のアキコさんによって 2001 年に設立されました。彼らが夢見たのは、カリフォルニアでブルゴーニュのような複雑味と、飲み手を惹き込む力を持ったワインを自分達の手で造ることです。 現在日本人女性として、唯一畑を所有するオーナー醸造家なのがアキコさんです。 《このワインについて》 アキコズ・キュベはワイナリーのファーストヴィンテージである2002年から作り続けられている特別なワインでフラッグシップ。 ワインメーカーのアキコ氏と、コンサルタントのエド・カーツマンがそれぞれ、その年の様々な畑・樽からブレンドを作り上げます。それを他のスタッフを交えてブラインドテイスティングしたところ、毎年のようにアキコ氏のブレンドが一番人気になることから、この名前がつけられました。 《テイスティングノート》 フリーマンのワインの中で最も濃密なアロマを持ちます。開けるタイミングによってはデキャンタージュも必要になるでしょう。 深みを感じるベリー系の香りに、様々な花の香りが混ざります。フレッシュハーブや森の下草などの複雑な風味もありながら、味わいには透明感があり素晴らしくエレガント。「グロリア」「ユーキ」などの単一畑のワインと比べても、一段階上級であることをしっかりと訴えかけてきます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲42丁N戊N己N アキコ 西ソノマコースト あきこ ヴィンヤード&ワイナリー 甥っ子 おいっこ ユーキ 日本人生産者 女性生産者 日本人オーナー女性醸造家 お嬢様 高級赤ワイン エレガント バラク・オバマ元大統領のホワイトハウス公式晩餐会ミディアムボディ 辛口 子4酉18≪関連カテゴリ≫南1
産地イタリア > プーリア > サレント生産者マッセリア・ボルゴ・デイ・トゥルッリ品種プリミティーヴォ 100%英字Trulli Saracena Primitivo Salento土壌トゥファ (石灰質土壌)醸造ステンレスタンク発酵、フレンチオーク樽熟成8ヶ月、瓶熟成最低4ヶ月おすすめ料理お肉料理全般、ジビエ料理、ハード系チーズ飲み頃温度20℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード8052432831501輸入元三国ワイン《生産者について》 マッセリア・ボルゴ・デイ・トゥルッリはエミーリア・ロマーニャ州の生産者チェヴィコが南イタリアのプーリア州に所有するワイナリー。醸造家はアレッサンドロ・ミケロン。北イタリアの造り手ならではの「エレガントさ」と、南イタリアのポテンシャルを最大限に引き出した「パワフルさ」を兼ね備えたコストパフォーマンスの高いワイン造りを心がけています。 《このワインについて》 自社畑3ha樹齢60年の遅摘ぶどうを9月初旬から中旬に手摘み収穫。ブドウ5kgずつを木箱に移し、温度調整/湿度調整が施された通気性の良いスペースへ格納、約10日間の乾燥(アパッシメント)を行います。 この工程により ブドウはおよそ40% の水分を失い、それだけ凝縮した色味・果実味・アロマを生み出します。 《テイスティングノート》 ドライフルーツ、エキゾチックなスパイス、白胡椒にチョコレートの香り。丸みのある口当たりとボリューム感に、柔らかでエレガントなタンニンとバニラ、プルーン、コーヒーを想わせる味わいが幾重にも重なり合います。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲45丁N戊N己N フルボディ 辛口 酉30≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > ソノマ > ロシアン・リヴァー・ヴァレー生産者ベル・グロス品種ピノ・ノワール 100%英字Belle Glos Dailyman Pinot Noir内容量750mlJANコード0855622000811輸入元都光キャップシールの代わりに使われる蝋が、垂れてエチケットにかからんばかりに!数あるワインの中に並んでいたとしても「なんだ!?これは」とばかりに手に取らずにはいられない! そんな見た目インパクト抜群なワインの中身は、こちらもインパクト抜群。元は牧場だった土地に2000年ピノ・ノワールを植樹しました。そこからとって「酪農家」という名前のデイリーマン。濃いルビーレッドで、ダークチェリーやディル、バニラの香り。豊かで絹のような口当たりです。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲55丁N戊N己N フルボディ やや辛口 ワイン 赤ワイン酉18 惰S≪関連カテゴリ≫西1
産地イタリア > ピエモンテ生産者テッ・デル・バローロ品種ネッビオーロ 100%英字Nebbiolo d’Alba Terre del Barolo土壌粘土質石灰岩醸造樽で数ヶ月飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750mlJANコード4935919056212輸入元稲葉《生産者について》 テッレ・デル・バローロはこの地域で最大規模の生産者組合。60年以上の歴史があり、契約農家は400軒、約650haもの広大な畑がこの組合に属します。 様々な地域から大量のブドウが持ち込まれ、それを捌いていくつもの素晴らしいワインへと導くのは、醸造家であるダニエーレ・ポンツォ氏。 テッレ・デル・バローロの味わいはややクラシックな傾向にあるものの、彼は決してモダンな技術を否定するわけではなく、品質を向上するために柔軟に取り入れています。 その一環が樽の研究。様々な樽が自分のワインに及ぼす影響を調べる研究室をもっています。曰く「樽の使いは画家が色を選ぶようなもの」。 ワインの味わいの傾向は、バローロもバルバレスコも比較的親しみやすいもの。豊富なタンニンが特徴のネッビオーロという品種にあって、リリースしたてから楽しみやすい味わいに仕上げます。この生産規模ゆえに、どんどんワインを消費してもらいたいという想いもあるのでしょう。そしてその値段は間違いなく業界のプライスリーダーです。 《このワインについて》 醸造責任者のダニエーレ ポンツォは、価格以上のものになると考え、このワインに力を入れています。バローロのセカンド的なポジションではなく、ネッビオーロ ダルバとして第一線に立てると考えています。畑は、ランゲの様々な村にあり、粘土質石灰岩土壌です。収穫時に選別します。発酵前にコールド マセレーションし、色とアロマを抽出します。26〜28度で、8〜10日間発酵させます。トノーと大樽で短期間熟成させています。また、ワインに甘さが出て、タンニンが丸く柔らかくなるよう、半分の樽のロースト温度を低くし、焼き入れの期間を長くしています。 《テイスティングノート》 スミレ色の縁どりのある典型的なネッビオーロの赤色。スミレやバラ、ベリーの香りに、熟成による樽の風味が感じられます。味わいは力強く、しかもデリケートです。程よいタンニン、甘ささえ感じさせるフィニッシュがあります。 (輸入元資料より抜粋)■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲33丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 酉29≪関連カテゴリ≫
産地オーストリア > ブルゲンラント州生産者ゲゼルマン品種ツヴァイゲルト 100%英字Gesellmann Zweigelt飲み頃温度13〜15℃おすすめグラス白ワイングラス内容量750mlJANコード4532118026024輸入元飯田《生産者について》 オーストリア東部。ハンガリーとの国境沿いにブルゲンラント州はあります。オーストリアのワイン栽培地では最も温暖なエリアであり、黒ブドウの栽培が盛んです。 そこで300年近い歴史を持つのがこのゲゼルマン。ファルスタッフ誌で最高評価の5つ星を獲得しているトップ生産者です。 《このワインについて》 ゲゼルマンのスタンダードクラスにあたるツヴァイゲルト。この品種は、オーストラリアにいてブラウフレンキッシュと並んで2つのメジャーな黒ブドウ品種です。 オーク樽の風味は抑えて、赤系果実の風味とやや高い酸味が強調されるような醸造が多く、このワインはその典型。タンニンは穏やかで、瑞々しい酸味が味わいを引き締めます。 ちょっと冷やしてもGOOD!■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲53丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 子2 惰H≪関連カテゴリ≫
産地南アフリカ > ステレンボッシュ生産者カノンコップ品種ピノタージュ 100%英字Kanonkop Pinotage飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード6009801167121輸入元マスダ《ピノタージュのタイプについて》 ピノ・ノワールとサンソーの交配品種であるピノタージュ。南アフリカを代表するブドウ品種の一つではあるのですが、いまだ「ピノタージュはこんなワイン」というスタイルは定まっていません。 〇ボルドーの赤ワイン的スタイル 〇ピノ・ノワールを目指した薄旨スタイル 〇コーヒー感を強調したスタイル 〇フルーツ感を強調したシンプルなスタイル ボルドー的なピノタージュの代表的なワインをつくるのが、ステレンボッシュにあるカノンコップです。 《生産者について》 ステレンボッシュのシモンスバーグ山脈のふもとに100haの畑を構えるカノンコップ。1910年設立となかなか歴史の長い大御所的な生産者です。 名前とエチケットの由来たる大砲は、昔ケープ湾に船が入港したのを知らせるために使用していたものだといいます。 1990年代から多くの国際的なコンクールで受賞を重ね、南アフリカワインを世界に知らしめたパイオニア的な存在。ティム・アトキンMWは自身のワイナリー格付けで1級に選び続けています。 《製法の特徴》 カノンコップの畑の50%にはピノタージュが植えられており最重要品種。ブッシュヴァイン(ワイヤーや支柱を用いず低く剪定する手法)で栽培します。 特徴的なのが発酵中のパンチングダウン。発酵の進行中、果帽(果皮などの塊)が浮いてきます。そうすると果皮と果汁が分離されてあまり抽出が進みません。櫂(かい)でその果帽をワインの中に押して沈めるのがパンチングダウン(ピジャージュ)です。 カノンコップではコンクリートタンクでの発酵中、そのパンチングダウンを2時間に1回、24時間体制で行うそうです。その結果しっかりと色が濃く、力強いタンニンを持ち、樽熟成の風味との相性がよいボルドー的な赤ワインに仕上がるのです。 《このワインについて》 自社畑のブドウのみからつくるピノタージュで、樹齢は最高62年。上記のようにコンクリートタンクで発酵ののち、フレンチバリックで16か月熟成。新樽比率は75%で残りも2年目樽としっかりとした樽熟成をします。にもかかわらずバランスがいいのは、それだけ果実感がよく抽出されているということ。 赤い果実やプラムなどの香りにヴァニラなどのオーク樽の香りがまざります。これが熟成してくると森の土などの香りが出てくるそうです。口に含むとしっかりと存在感のあるボディに上品な渋み。かといってパワフルさが前に出すぎず、上品な酸味を備えます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲44丁N戊N己N フルボディ 辛口 赤ワイン子1酉27≪関連カテゴリ≫
産地オーストリア > ブルゲンラント生産者モリッツ品種ブラウフレンキッシュ 100%英字Moric Reserve Blaufrankisch醸造自然酵母で発酵、熟成は大樽の古樽のみ、無濾過・無清澄飲み頃温度13?15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750mlJANコード4946661770165輸入元ヘレンベルガー ホーフ《生産者について》 当主のローラント・フェリッヒ氏は、フェリッヒ醸造所の跡取りとして生まれました。 フェリッヒでは樽熟成したシャルドネや貴腐ワインなどが主力。しかしローラント氏はブルゴーニュやローヌを渡り歩くうちに、もっと食事に寄り添うこの土地ならではのワインがつくりたいと2001年に独立します。 《モリッツの特徴》 モリッツの特徴のひとつは、ブルゴーニュの特級畑並みの低収量。ブドウの樹につく房を少なくして、栄養を凝縮させます。しかしそれは濃いワインをつくるためではありません。抽出を無駄に強くせず、酸とのバランスを重視します。 オーストリアで最も暖かいブルゲンラントにおいて、ブラウフレンキッシュは高アルコールのフルボディなワインに仕上げられることも多くあります。その流れに反して、エレガンスを重視したワインに仕上げるのがモリッツの哲学です。 彼のこの自然体なワインに、いまたくさんの人が虜にされています。 《このワインについて》 モリッツのワインにおいてミドルレンジにあたる「リゼルヴ」。 このワインの魅力を輸入元の営業さんは「色気」だと語ります。確かにこのワインの香りには、ついグラスに鼻を近づけたくなるような、引き込まれる魅力があります。 最も大きな違いは、スタンダードよりも3年ヴィンテージが進んでいることでしょう。森や土のニュアンスが濃くなり、香りに奥行きを感じます。酸味と果実味のバランス感はそれほど違いはないのですが、より口当たりはしなやかに、ベルヴェットのように感じます。 上品なワインとしてはやはりピノ・ノワールが好敵手ですが、厚みのあるしなやかさはモリッツのブラウフレンキッシュならではでないでしょうか。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲42丁N戊N己N レゼルヴェ リゼルヴミディアムボディ 辛口 子1≪関連カテゴリ≫
産地ドイツ > プファルツ生産者ベルンハルト・コッホ品種シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール) 100%英字Spatburgunder Trocken Bernhard Koch飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750mlJANコード4935919196109輸入元稲葉《生産者について》 ベルンハルト・コッホはファルツに拠点を置く家族経営のワイナリーで、近年「ヴィヌム」や「ゴーミヨ」などの評価本で高評価を得るようになった大注目の生産者です。そんなコッホの醸造を務めるのはなんと兵庫出身の日本人女性である坂田千恵さん。「ブルゴーニュのピノが好きで、それに近づけたい」と語る彼女の活躍で、醸造所のあるファルツ地方でも特にシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)の評価はトップクラスです。 《このワインについて》 ベルンハルト・コッホでは「シュペートブルグンダー」(ドイツ名)表記のものと「ピノ・ノワール」表記のものがどちらも存在します。 「シュペートブルグンダー」表記のものは軽やか&フルーティーな昔ながらのドイツスタイルで、毎日飲んでも飽きない味わいと毎日飲める価格を目指しています。 土壌はピノ・ノワールに適していると言われる石灰質土壌。収穫量55hL/haという数字はプレミアムワインからするともちろん多いのですが、この価格帯としてはむしろ抑えている方。主にステンレスタンクで熟成させます。 《テイスティングノート》 ピュアな赤い果実のアロマが広がり、その奥に森の下草のような複雑な香りもあります。口当たり軽やかで渋味もほとんどなく、スムースに流れます。ドイツのピノとしては、酸味はやや控えめでしょう。 複雑さや余韻については期待し過ぎ厳禁ではありますが、2000円前後の価格にてきちんとピノ・ノワールの魅力を表現しています。今やこんなワインは少ないんじゃないでしょうか。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲52丁N戊N己N クヴァリテーツヴァイン えんじ色のラベルミディアムボディ 辛口 子4≪関連カテゴリ≫
産地オーストラリア > 西オーストラリア州 > グレートサザン生産者アルクーミ品種シラーズ 100%英字Alkoomi White Label Shiraz醸造フレンチオーク樽熟成9か月飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラス白ワイングラス内容量750mlJANコード9317958990170輸入元ファームストン《生産者について》 アルクーミは西オーストラリア州で1971年に創業した生産者。フランスのボルドーに気候が似ているといわれる地域で、オーストラリアの中では冷しい地域です。 ワインをリリースし始めてすぐに、上品で優れた赤ワインの生産者として評価を受けます。次第にブドウ品種の種類も増やしていき、今では家族経営の生産者として同地域で最大規模のひとつ。年間9万ケースを生産するまでになりました。 《このワインについて》 西オーストラリア州の気候ゆえ、同じシラーズといえどバロッサ・ヴァレーのものなどに比べると、ワインは少しライトに上品に仕上がります。加えてこのワインはおそらくタンニンをあまり抽出しない意図で醸造しており、ガシっと歯茎が引っ張られるような渋みは感じません。かといって過熟感のある果実味ばかりのスタイルでもなく、軽すぎず重すぎずの口当たりにまとめられています。 ブラックベリーやダークチョコレート、ほのかなバニラのアロマ。適度な凝縮感の果実味は、ヘビーではない普段の晩ご飯とバランスをとります。 すごいワインじゃないです。しかしアルクーミのラインナップを支えてきたことは事実。シーンを選ばずリラックスして楽しめる味わいが支持されてきたのでしょう。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲54丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 赤ワイン子2酉12≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > ナパ生産者コングスガード品種メルロー 100%英字Kongsgaard Merlot Napa Valley飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750ml輸入元中川ワイン《これを逃せば次はないかも?》 コングスガードがメルローをつくっているとはご存知ない方も多いはず。というのも通常はカベルネ・ソーヴィニヨンに少量混ぜるために補助品種としてつくっているものであり、高品質なメルローがたくさんとれた年だけ1-2樽瓶詰するのみだからです。ワインアドヴォケイトの評価も過去に2ヴィンテージしか記されていません。 最新ヴィンテージでもめったに手に入らないのに、バックヴィンテージの希少さはなおのこと。これを逃すともう手に入らないかもしれません。 《このワインについて》 上質なメルローの赤ワインに求めるもの。それは何より口当たりのしなやかな質感じゃないでしょうか。シルクやベルベットといった高級な布に例えられる、厚みのあるなめらかさ。その期待に十二分に応えてくれるのが、この熟成したコングスガードのメルローです。 メルローの畑はアトラスピークの標高800mにもなる畑。ナパの気候は少し特殊で、この標高の高い畑は昼と夜の気温差があまり大きくなく、ボルドーに似た気候だといいます。その畑の中でも特に粘土が多い区画を選んで植えているといいます。 鉛筆の芯やブラックベリーのようなアロマに、ほのかにバルサミコ酢のような熟成したニュアンスを感じます。口に含んだときの質感が極上で、鼻から抜けていく熟成香がなんとも心地よいワインです。 《生産者について》 ジョン・コングスガードが設立したこのワイナリーは、自社畑だけでなく契約畑からも素晴らしいワインをつくることで知られます。今では高級ワイン用のブドウ調達として一般的になった、オーダーメイドのブドウ栽培。ブドウの対価を収穫量ではなく栽培面積で支払うことでできる、低収量で品質を最優先した栽培を依頼することの第一人者なのです。 クオリティーに対する姿勢は尋常ではなく、品質に満足できない年は容赦なく生産量を減らします。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲44丁N戊N己N フルボディ 辛口 味種類 :子1 酉11 惰K≪関連カテゴリ≫
産地イタリア > アブルッツォ生産者ファンティーニ(ファルネーゼ)品種モンテプルチアーノ 100%英字Three Dreamers Fantini醸造アメリカンオークにて18ヶ月飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス評価「ルカ マローニ ベストワイン年鑑 2023」99点内容量750mlJANコード4935919059572輸入元稲葉《ファルネーゼ・グループについて》イタリアのワイン評価誌「ルカ マローニ」にて過去9回、2500軒以上の生産者を押さえてイタリアNo.1生産者に選出!現在は、イタリア6州にワイナリーを構える南イタリア最大のワイナリーグループです。彼らは“消費者”“契約農家”“生産者”の三方良しのワイン造りを常に心掛け、ワインビジネスと通して“地域貢献”を実現することで、南イタリアから世界に世界に羽ばたく”夢”に挑み続けています!《このワインについて》アブルッツォ北部、テーラモ県のノタレスコにあるカンタルーポの畑は丘陵地で日当たり、水はけが良く、ブドウ栽培に最適の場所です。収穫は9月の第3週に行います。畑で選別しながら手摘みで収穫します。ブドウが傷つかないよう5kgの小ケースに入れセラーに運び、品質の高いブドウのみを選別します。その後、温度と湿度をコントロールできる乾燥庫(フルッタイオ)でブドウをアパッシメントさせます。アパッシメントの過程で状況に合わせて湿度や温度を調整します。アパッシメントは通常120日間行います。この間、ブドウの水分が徐々に失われ、全体の40%の水分が無くなります。自然乾燥による独自のフルーツのアロマが出てきます。その後、やわらかく圧搾し、ステンレスタンクで25〜30度にコントロールしながら6ヶ月発酵、醸しを行った後、アメリカンオーク樽に移し、18ヶ月熟成させます。《テイスティングノート》紫がかった濃いルビーレッド、干しブドウやブラックベリー、サワーチェリーの熟した果実のアロマに加え、シナモンやダークチョコレート、かすかにバニラのニュアンスが感じられます。口に含むと熟したカシスの豊かなフレイバー、さらにスパイシーなタバコ、エスプレッソの要素が混ざります。べルべットのようにしなやかなタンニンと心地よい酸が素晴らしいバランスを保ち、非常にリッチで厚みのあるワインです。長い余韻には樽熟成による心地よいトーストのニュアンスが広がります。(輸入元資料より抜粋)■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲45丁N戊N己N フルボディ やや辛口 フルボディ 重口 Full Body 飲みごたえあり ヘビー 濃厚 味種類 :子1 酉14≪関連カテゴリ≫
産地イタリア > ウンブリア生産者ファレスコ・ワイナリー品種メルロー 100%英字Falesco San Lorenzo Rosso Umbria Merlot醸造樽にて5ヶ月間飲み頃温度13〜15℃おすすめグラス白ワイングラス内容量750mlJANコード8028003001499輸入元オーバーシーズ《生産者について》 2013年にはイタリア醸造家協会会長、そして2015年には国際エノログ連盟会長に就任した兄リカルド・コタレッラ。 2001年ワイン・エンスージアスト誌で「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した弟レンツォ・コタレッラ。 この名手二人によってラッツィオ州に設立されたのが、ファレスコワイナリーです。 国際品種だけでなく、ラッツィオ州とウンブリア州に根差した様々なブドウを用いてワールドレベルのワインをつくっています。さらに40種類以上の実験品種を栽培するなど、現在の名声に満足することなく挑戦を続けるワイナリーで、デイリーワインから高級ワインまで幅広いラインナップを誇ります。 《このワインについて》 非常にコストパフォーマンスに優れたメルロー単一の赤ワイン。ブルーベリーやプルーンなどの黒系ベリーの香り。クローヴなどのスパイスもほのかに感じ、口に含むとミディアムボディのチャーミングな果実味が口いっぱいに広がります。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲45丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 ワイン 赤ワイン酉11
産地イタリア > ヴェネト生産者コルテ・ルゴリン品種コルヴィーナ 40% 、 コルヴィノーネ 20% 、 ロンディネッラほか 40%英字Amarone Della Valpolicella Classico Corte Rugolin土壌なだらかな斜面に位置し、鉄分を豊富に含む粘土石灰質醸造約3ヶ月アパッシメント。50日間のマセレーション後、新樽にて24ヶ月熟成。おすすめ料理豚の角煮飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード8032646881042輸入元メイワ《生産者について》 コルテ・ルゴリンは、ヴェネト州のヴァルポリチェッラ・クラシコの中心地に拠点を置く家族経営のワイナリーです。 ブドウの収量を極めて低く抑え、アマローネやリパッソといったヴェネト州ならではのワインを造り続けています。 《このワインについて》 アマローネとは、イタリア語で「苦み」を意味する言葉。ヴェネト州を代表する高級ワインで、収穫したブドウを3か月程度陰干しし、果汁を凝縮させてつくる赤ワインです。その名が表す通り、包み込むような甘い味わいと、心地よく続くほろ苦い余韻がうっとりするようなハーモニーを奏でます。 同価格帯の人気アマローネ、マァジがつくる「コスタセッラ」はよく見かけます。それと比べて樽香や残糖の主張が控えめで、一段階上品なイメージ。より料理と寄り添ってくれる味わいです。 このワインは中華料理との相性がピッタリ。東洋のスパイスを使いじっくり煮込まれた豚の角煮と合わせれば、アマローネの苦みが余韻を非常に長く感じさせてくれることでしょう。 このワインなら高級中華レストランに持ち込んでも、決して見劣りすることはないでしょう。 《テイスティングノート》 リキュール漬けのプラムやイチジク、ナツメグやシナモンなど、濃厚で複雑な香りが広がります。強めのアタックの後、チョコレートやナッツのニュアンスとともに、心地よい苦みが溶け込んだタンニンとともに余韻を締めくくります。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲44丁N戊N己N フルボディ 辛口 子1≪関連カテゴリ≫
産地フランス > ボルドー > ポイヤック生産者シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド品種カベルネ・ソーヴィニヨン 、 メルロー 、 カベルネ・フラン 、 プティ・ヴェルド 英字Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750ml輸入元JIS【パーカーポイント93点】 [ワインアドヴォケイト 2003年1月] 完熟に近づいたピション・ラランドの1989年は、深いルビー/プラム色で、縁は若干明るくなっている。香りは甘いプラムとクレーム・ド・カシスにバニラと黒鉛が混ざり合っている。ワインは豊満で、ミディアムからフルボディ、テクスチャー、低い酸味、甘いタンニン、そしてこのエステートが日常的に生産している特徴的な純粋さとエレガンスが層を成している。タンニンは残っているが、このワインは成熟の頂点に達しており、あと10〜15年は保つだろう。 [Robert M. Parker, Jr.の試飲]■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N フルボディ 辛口 赤ワイン酉19東5
産地ルーマニア生産者ブドゥレアスカ品種フェテアスカ・ネアグラ 100%英字Premium Feteasca Neagra Budureasca醸造ステンレスタンク発酵、フレンチオークとルーマニアオークの旧樽を使って12か月熟成飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード4997678197780輸入元モトックス《生産者について》 ルーマニア共和国は東欧に位置する国で、ブドウ栽培面積は20万haを超えるほど広大です。しかし、出来上がるワインの9割は国内消費されてしまうため、日本ではまだなじみがないかもしれません。ところがワインづくりの歴史は約6000年前からと歴史があります。 ブドゥレアスカは2003年設立。会社としての歴史は浅いですが、同地でのブドウ栽培は紀元前からの長い歴史があります。 《ルーマニア品種の入り口として》 ブドゥレアスカは土着品種も国際品種も両方に注力しており、それぞれにコストパフォーマンスの高いワインをつくります。特に「ヴァイン・イン・フレイム」のシャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンは、手頃で美味しいワインとして非常に人気です。 全く知らないその産地特有のワインを飲むとき、その味が品種の個性なのか生産者の個性なのかが分かりません。なのでまずはなじみのある品種のワインを試し、そのコスパ感を実感してから、ぜひこの「プレミアム」シリーズをお試しください。 「黒い乙女」の名を持つフェテアスカ・ネアグラという非常に長い歴史を持つルーマニア品種。生産者が「素晴らしいボディと骨格があり筋の通ったワイン」と話す味わいを確かめてください。 《テイスティングノート》 熟したブラックベリーに黒コショウ、クローヴのような深みのある香り。果実味はしっかりと凝縮感があり濃厚なのですが、タンニンは強すぎることなくなめらか。適度な酸味が全体を支えています。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲44丁N戊N己N フルボディ 辛口 味種類 :子1 惰H≪関連カテゴリ≫
産地イタリア > ヴェネト生産者ヴィッラ・アンナベルタ品種コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ英字Canaja Rosso Gold Villa Annaberta醸造バリックで24ヶ月 40%水分が失われるまで、自然の空調で乾燥飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード4935919056182輸入元稲葉《生産者について》ヴィッラ・アンナベルタはコッティーニ家が手掛けるブランドの一つ。イタリアのヴェネト州で「アマローネ」をはじめとした高品質なワインをつくる生産者です。「アンナベルタ」は当主ディエゴ・コッティーニ氏の妻の名前で、「妻に捧げるワイン」という意味も持っています。このブランドに関してはインスピレーションを大切にしており、創造的で独創的な味づくりを目指しています。自社畑が140ha、それに加えて契約畑が240haとかなりの大規模な生産。そのスケールメリットを生かした「安くて美味い」とその美味しさの安定性が魅力です。《このワインについて》畑は標高の高い、ヴェローナにごく近いガルダ湖の東岸にあり、北西向きです。通常より遅い10月下旬に収穫します。土壌は貧しく石が多いので、ワインが力強くしっかりしたものになります。ブドウは40%水分が失われるまで、自然の空調を利用した部屋で乾燥させます。破砕後、低温で5〜6日間醸しをします。温度が低く、陰干しによりブドウの糖分が高いため、1ヶ月かけて発酵させます。バリックで24ヶ月熟成させます。《テイスティングノート》アマローネは通常プルーンの風味がありますが、このワインにはタバコの風味があり、より複雑さがあります。まさにアマローネそのもので、この価格はお値打ちです。(輸入元資料より抜粋)■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲44丁N戊N己N フルボディ やや辛口 樽熟成 新樽香 樽リッチ バニラ香 ココナッツの香り トースト香 甘い香り 味種類 :子1 ≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > メンドシーノ > アンダーソン・ヴァレー生産者ゴールデン・アイ(ダックホーン)品種ピノ・ノワール 100%英字Golden Eye Gowan Creek Vineyard飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750mlJANコード0669576018217輸入元中川ワイン《ワイナリーについて》 ゴールデン・アイは1996年にダックホーンが立ち上げたワイナリー。メルローを中心としたボルドー品種をウリにするダックホーンから切り離し、プレミアム・ピノ・ノワールをつくる使命をもったワイナリーです。ゴールデン・アイがあるのは、メンドシーノ・カウンティにあうアンダーソン・ヴァレー。ソノマの北側にあり海からの冷却効果を受けるため、ピノ・ノワールやアロマティック品種の栽培が盛んです。 《このワインについて》 ゴーワン・クリークはアンダーソン・ヴァレーの温暖なところと海の影響を受ける冷涼な気候の両方の影響を受けます。畑は南西に面していて、豊かな日照によりブドウがよく熟します。 《テイスティングノート》 焼き立てのブルーベリーパイのような香ばしいアロマ。新鮮なブラックベリーの香りが立ち上ります。口に含めば上品な酸とともに厚みのある贅沢な味わいが広がり、ジューシーな余韻へと続きます。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N フルボディ 辛口 子4酉18 惰H≪関連カテゴリ≫西1
産地アメリカ > カリフォルニア生産者ジャム・セラーズ品種カベルネ・ソーヴィニヨン 100%英字Jam Cellars Cabernet Sauvignon California醸造新樽と旧樽を併用飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード0853706002010輸入元中川ワイン《ブランドについて》 「トースト」「バター」「ジャム」といういかにもなエチケットが特徴のワイン「ジャムセラーズ」。 気難しく高級ワインを飲むのではない、かといって安ワインじゃない。誰かの記念日など人が集まるときに腕を振るった料理と。あるいは自分へのご褒美に。楽しく元気になれるようなちょっとプレミアムなワインを。そんなコンセプトでつくられているブランドです。 《テイスティングノート》 この赤ワインの風味はまさに「ジャム」。よく熟したベリーの実を砂糖と煮詰めてジャムにしたような、甘やかでリッチな味わい。その果実味に覆われる形で、渋味はあまり目立たず、口当たりはとりわけなめらかです。ちょっと冷やし気味に飲むのが、バランスよく楽しむ秘訣です。 この特徴的なエチケットも合わせて、このワインがあれば楽しい仲間との食事がより盛り上がることでしょう。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲45丁N戊N己N フルボディ 辛口 子1酉19 惰H≪関連カテゴリ≫
産地フランス > ブルゴーニュ > コート・ド・ボーヌ > ポマール生産者ベルトラン・バシュレ品種ピノ・ノワール 100%英字Pommard Bertrand Bachelet飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス輸入元フィラディス《生産者について》コート・ドール最南端のアペラシオン、「マランジェ」。そこに本拠地を置くのが、「バシュレ・モノ」の従弟にあたる「ベルトラン・バシュレ」です。所有している畑はマランジェからポマールにかけての13haほど。ブドウ畑の中で幼少から育ち、ボーヌの醸造学校でワインづくりを学び、各地で修行して実家に戻りました。様々なアペラシオンからワインをつくる中で、それぞれのテロワールの個性をワインに表現するのが彼の目指すところ。それゆえに醸造においては特別なことはせず、最小限の介入をこころがけているといいます。味筋としては今どきの少し還元的で引き締まったスタイル。酸味の上品さやミネラル感といったブルゴーニュワインファンが求める要素はしっかりと兼ね備えています。決して派手さや力強さを追い求めるスタイルではありません。《輸入元によるテイスティングノート》若いうちはフレッシュな果実のアロマが感じられ、熟成によってチョコレートやコショウのような香りに変化する。ふくよかでしっかりとした味わいのワイン。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲42丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 ≪関連カテゴリ≫
産地オーストラリア > バロッサ・ヴァレー生産者カレスキー品種カベルネ・ソーヴィニヨン 100%英字Kalleske Merchant Cabernet Sauvignon飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード9338191000112輸入元GRN《生産者について》 1853年に設立されたカレスキー。南オーストラリア州きっての銘醸地であるバロッサ・ヴァレー、グリーノックに位置します。 それから約170年間、一貫して無農薬・無肥料でブドウを栽培してきました。「有機栽培」という概念がない時代からです。オーストラリアを代表するプレミアムワインで、ペンフォールズがつくる「グランジ」にブドウ提供してきた栽培家の一つでもあります。 シュナン・ブランやカベルネ・ソーヴィニヨンなど多様な品種を栽培していますが、特に評価が高く樹齢の高い畑を持っているのは、シラーズやグルナッシュなどのローヌ品種です。 カレスキーのワインは、単なる「濃厚」という言葉ではあらわせない、ブドウのパワーのようなものを感じます。 《このワインについて》 同じカベルネ・ソーヴィニヨンとは思えないくらい、同価格帯のナパ・ヴァレー産のものとは雰囲気が違います。 ナパなら香りは熟したベリー系フルーツとヴァニラが特徴でしょう。それに対しカレスキーは、ミントのすっとする香りをまず感じ、フレッシュなベリーの香りが続きます。 ナパなら酸味や渋みが低く、甘いニュアンスも感じるでしょう。カレスキーは本来のカベルネらしい上品な酸味を持ち、きめ細かい渋みが全体を引き締めています。 かといってボルドーワインと比べると、味わいの骨格の力強さ、ボリューム感は勝ります。熟成能力も決して負けてないでしょう。 普段はナパ・ヴァレーやカリフォルニア産のカベルネをよく飲んでおられるかた。たまには雰囲気の違う1本で気分転換してみませんか?■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 赤ワイン子1酉19≪関連カテゴリ≫東5
産地スペイン > ムルシア州 > フミーリャ生産者エル・ニド品種カベルネ・ソーヴィニヨン 70% 、 モナストレル 30%英字El Nido飲み頃温度15〜18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード8437005068094輸入元フィラディス《ワインについて》 スペイン、ムルシア州フミーリャの名門ワイナリー、フアン・ヒル。そこがオーストラリアの天才醸造家クリス・リングランドとタッグを組んでスタートしたプロジェクトが、このエル・ニドです。ファーストヴィンテージの2002年にいきなりパーカーポイント96点を獲得。プレミアムスペインワインの地位を築いたのでした。 《このワインについて》 樹齢60年以上のモナストレルを用いるため、平均収量は15hl/ha以下ととんでもない低収量。グラスの向こう側が全く見えないような黒紫色。エスプレッソやチョコレート、ベリーリキュールのアロマ。こなれたボルドーのような滑らかでエレガントな口当たりです。 年1回入荷の完全割り当てで、当店の入荷数もごくわずかです。お見逃しなく!■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲34丁N戊N己N フルボディ 辛口 ワイン 赤ワイン酉19 惰H≪関連カテゴリ≫
産地イタリア > ピエモンテ生産者ルチアーノ・サンドローネ品種ドルチェット 100%英字Luciano Sandrone Dolcetto d'Alba醸造開放式のステンレスタンクで発酵・熟成飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラス白ワイングラス評価ヴィノス91点(2021VT)、ファルスタッフ92点(2021VT)内容量750mlJANコード8022534522751輸入元ジェロボーム《このワインについて》ピエモンテ州のバローロ生産地区における「ドルチェット・ダルバ」は普段飲みワインの位置づけです。バローロをつくるネッビオーロはタンニンの多い品種。それゆえ何十年という熟成能力を持ちますが、若いうちに気軽に開けるのには全く向いていません。だからこそいつもの夕食に気軽に開けるのはドルチェット。渋味が「ない」というほどではないのですが、ネッビオーロに比べるとおだやかですぐ楽しめます。果実味主体のワインが多いドルチェットですが、これは決して安ワインの味わいではありません。サンドローネのドルチェットの畑は標高350-400mと高地にあるためか、非常に香り高いものが出来上がります。《生産者について》故ルチアーノ・サンドローネ氏が起こしたこのワイナリーは、現在娘のバーバラ・サンドローネ氏とその子供たちによって経営されています。ルチアーノ・サンドローネといえば、フラッグシップワインの「バローロ・カンヌビ・ボスキス」が有名。ワイン漫画「神の雫」にて、12使徒という物語でも特に重要なワインに選ばれたことで注目を集めました。現在は「アレステ」と名前を変えたそのワインだけでなく、エントリークラスからどれも上質につくる生産者です。ネッビオーロだけでなくバルベーラ、ドルチェットも手掛ける、この地方のワイナリーとしては基本のラインナップ。特徴としては口当たりの質感ではないでしょうか。ワインのクラスやヴィンテージを問わず、緻密で整った印象を受ける味わいが魅力です。《テイスティングノート》チェリーやプラム、いろいろな赤いベリーのフレッシュなアロマ。果実味の凝縮感がある割には甘いニュアンスは控えめで、適度な力強さ。アーモンドのような香ばしい余韻で終わります。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲44丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 味種類 :子1 惰K≪関連カテゴリ≫