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■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品「サラリーマンのシャトー・マルゴー」(神の雫)ウォルト・ディズニーの愛娘、ダイアン・ディズニー・ミラーさんが、亡き父の遺産を注ぎ築き上げたエリアで最も生真面目な造り手カベルネの聖地SLD発、オーパス・ワンを上回るWS97点×2度の誉れ《シルヴァラード・ヴィンヤーズ》 カベルネ・ソーヴィニヨン|ソーヴィニヨン・ブラン ワインを題材とした人気コミックに、「神の雫」があります。私にはコミック誌を購読する習慣がないので深く内容を知るには至りません。(“ワインの雫”と言って笑われたくらいですし) ですが、幾つもの同業者が「神の雫掲載!」と声高に宣伝しているので、ある程度は知っています。 ある日こんなことがありました。シルヴァラードの売れ行きが突如活発となり、追加分もあれよあれよという間に完売。輸入元へ改めて追加の連絡を入れたところ、「『神の雫』にシルヴァラードが掲載された」と知らされます。 エントリー版とは言え、あなどってはいけません。「当のワイン」が以下です。 ■ 掲載と同じ銘柄がこちら ⇒ https://item.rakuten.co.jp/calwine/10003207/「神の雫」のコラムに取り上げられた際には、『サラリーマンのシャトー・マルゴー』と讃えられた程のクオリティです。 シルヴァラード・ヴィンヤーズは、ナパ・ヴァレーの小地区、“SLD”ことスタッグスリープ・ディストリクトに自社畑とワイナリー設備を有します。 通称「パリ事件」こと1976年の米仏銘醸対決、更にはそれに端を発し催された「1986年リターンマッチ」で共に、第一位ワインを輩出したいわば“世界No.1カベルネの産地”がSLD。後に幾つも現れた、トレンドを意識したワインの陰に隠れてしまった感もありますが、かねてよりこの地区で屈指の輝きを放ち続けた造り手の一つがシルヴァラード・ヴィンヤーズです。 一例として、ワインスペクテイターのレイティングに目を通すと・・・ ■ WS97点を記録すること2度。“ハイリー・レコメンデッド”(最大推奨品)に“セラーセレクション”(要所蔵)の栄えある称号も手中に収めます。 これが如何に際立つ内容であるか… 膨大なワインを批評対象とする同誌の中から、この水準に達するワインは「数年に一度」ほどに留まります。例えば稀有の大当たり2012年と2013年を含む2010〜2013年にかけてのカリフォルニアワインにあって、WS97以上に達したものは唯一つ。十数度ものパーカー100点を誇るシュレーダーが記録したWS97点に限られます。ちなみに、「カルトの王様」スクリーミング・イーグルの最高はWS98、オーパスワンのそれがWS96に留まることからも、実力の程をお分かり頂けるでしょう。 ワインアドヴォケイト(ロバート・パーカー)、ワインスペクテイター、スティーヴン・タンザー氏主宰インターナショナル・ワインセラー、ワインエンスージアストetc...シルヴァラードのワインは、これらメジャー専門誌を始め多くの有名媒体より相当の賛辞を浴び続けながらも、日本では長く紹介の機会に恵まれずにいました。シルヴァラードの初輸入を控えた2005年暮れ、ゼネラルマネジャーのラッセル・ワイズ氏と会食する機会がありました。偉大な父の名を汚さぬ為でもあるでしょう。故人の末裔として、その生真面目なワインへの向かい方を知るに至ります。(後述) シルヴァラードのワインは、ディズニーのキャラクターに等しく、いつの時代にも愛される造りが貫かれています。 《シルヴァラード・ヴィンヤーズ》 カベルネ・ソーヴィニヨン “エステイト” ナパ・ヴァレー 『サラリーマンのシャトー・マルゴー』と称されたワインがこちら。その言葉に似つかわしく、二つの世界的銘醸地、ナパ・ヴァレーとボルドーの美点を兼備するしなやかなカベルネです。 【味わい】ブラックチェリーやブルーベリーの豊かなアロマにオーク由来の甘美な香り。グラスの中では濃縮されたカシスや黒系のベリーを思わせ、口中ではリコリスやシナモンスパイスのニュアンスがバニラの風味と絡み合う。豊かな口当たりに優れたバランス感を兼ね備えた価値あるカベルネ。 【果実(畑)】自社畑産元詰めを意味する“エステイト”の名称通り、買い葡萄の使用は一切なし。年により若干の比率違いはあるものの、世界に名声を博すSLD地区のスタッグスリープ・エステイト・ヴィンヤードの果実を相当量採用のうえ、他ブレンド用もナパ・ヴァレーの自社畑(エステイト・ヴィンヤード)から。スタンダード版と言えども、果実の源は一等地に限られます。フレンチオーク(90%程)+アメリカンオーク併用(新樽比率40-50%)×17か月前後 当価格帯でジェントルな味わいといったら、こちらが最有力候補です。 【品種構成】カベルネソーヴィニヨン80%前後 Cabernet Sauvignon, メルロー Merlot, プティヴェルド Petit Verdot, カベルネフラン Cabernet Franc【原産地呼称】カリフォルニア州> ナパ群>ナパ・ヴァレーAVA|Napa Valley, California, USA【タイプ】[赤] フルボディ Full【内容量】750ml 《シルヴァラード・ヴィンヤーズ》 ソーヴィニヨンブラン “ミラー・ランチ” ナパ・ヴァレー カベルネに加えて更に一つ。シルヴァラードには、満足度の高い白ワインが含まれます。それがこちらのソーヴィニヨンブラン。 その名の通り、故ダイアンさんとご主人の姓「ミラー」を冠する畑から生まれるワインです。シルヴァラードのソーヴィニヨンブラン造りとは、当該品種の為だけのオペレーションを設けるなどして、周囲の造り手とは異なる「本気度」を感じさせてくれるものです。 【味わい】グレープフルーツやレモン様の柑橘系に加え、火打石やハーブの香りも。口中ではリンゴ、梨、アニスのニュアンスが生き生きとした酸と共に鼻腔に抜け、味わいにはメリハリのあるアクセントが伴われる。かつては発酵・熟成にステンレス槽とオーク樽が併用されたものの、近年はステンレスのみが選ばれている。それにより果実生来の風味が後天的な要素に侵されることなく、ピュアなアロマが表わされるようになった。 【ナパ・ヴァレー産単一畑ソーヴィニヨンの価格とは?】 ご贔屓にされるお客様より、「100%ナパの果実で2000円台前半とは安い」とお褒めの言葉を頂戴するワインに、ジラードのソーヴィニヨンブランがあります。(こちら>>) ジラードも価格不相応の高い品質ですが、単一畑で造ろうとすればこの価格の実現は難しいもの。ナパ・ヴァレーの単一畑(シングルヴィンヤード)から成るソーヴィニヨンであれば、「あと1000円」程の上乗せが求められる場合が大半である中、この価格は異例中の異例です。豊かな資本が導く大きな畑がものをいってのことでしょう。 ナパ・ヴァレー産の単一畑ソーヴィニヨンで最安級。但し質感は上々であり、同価格帯同品種としては専門メディアの評価も中々高く、例えばロバートパーカー氏のワインアドヴォケイトでは安定してRP88-RP89前後を授かります。 【品種構成】ソーヴィニヨンブラン Sauvignon Blanc【原産地呼称】カリフォルニア州> ナパ群>ナパ・ヴァレーAVA|Napa Valley, California, USA【タイプ】[白] 辛口 Dry【内容量】750ml シルヴァラードのカベルネソーヴィニヨンとは、当該品種にとっては二つの世界的銘醸地、ナパ・ヴァレーとボルドーの美点を兼ね備えます。『サラリーマンのシャトー・マルゴー』とは、そんな意味合いがあっての言葉かもしれません。奇をてらうことなく手掛けられた生真面目な正統主義であり、「ナパとボルドーの良いトコ取り」に価値を求める方にとっては、とても有り難い存在です。
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品※サステイナブル認証付き※ ワインアドヴォケイトではロバート・パーカー絶賛 ワインスペクテイター誌でも「もの凄い価値」と評され カリフォルニア州公式品評会では最高栄誉受賞 ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー受賞に新AVAを承認させた実力 カリフォルニア全域に旋風を巻き起こしたコスパの帝王 《マクマニス》 ▼ この価格でここまで激賞されたワイン、非常にまれです。 2000年代半ばに頭角を現し、米市場で大きなうねりを巻き起こしたマクマニス。 成功の要因は「ワインそのもの」にある中、他にも愛好家達を振り向かせる要素があります。 それについては後述するとして、なにせ驚かされるのが著名な専門家達による礼賛の嵐。 一端をご紹介すると… 当価格帯としては異例とも言えるでしょう これは、メディア高評価のみに留まる話ではありません。 州政府公式コンクール、「カリフォルニア・ステイト・フェア」においても又、並み居る有名銘柄を差し置き「実力のみ」でトップの座を勝ち取ります。 「品質と価格は比例する」とは言われるものの、中にはその限りでない造り手も存在します。 その象徴的一つがマクマニスです。 《マクマニス》 プティシラー 【味わい】鮮やかな紫色、ブラックベリー、ブルーベリーのアロマがあり、樽熟成によるキャラメル、トフィー、チョコの風味が華やかさを加え、渋みは穏やかで心地よい余韻が長く残る。肉料理全般、八兆みそ、中華料理なお濃い味の料理と好相性。 ステンレスタンク発酵後にプレスした果汁を、一端タンクに戻し残りの発酵を最後まで終わらせる。(果皮との接触時間を短く出来る為に、刺激のある成分を抑え穏やかな味わいとなる) フレンチオーク&アメリカンオーク樽で7か月熟成(新旧樽併用) 【品種構成】プティシラー主体【原産地呼称】カリフォルニア州>セントラルヴァレー地区>ロダイAVA【タイプ】[赤] フルボディ Full【内容量】750ml 《マクマニス》 シャルドネ 【味わい】メロンやモモといった温かみのあるフルーツアロマに、オーク樽熟成由来のバニラ、ヘーゼルナッツ、バターポップコーンのニュアンスが加わる。樽の香ばしさが心地よく、味わいはリッチでクリーミー。 白身魚、甲殻類、豚のロースト、クリームソース系料理と好相性。 鋭利な酸味を減殺すべく、ワインの2/3はマロラクティック発酵。フレンチオーク&アメリカンオーク(新樽と古樽)で約4-6か月熟成。 【品種構成】シャルドネ100%【原産地呼称】カリフォルニア州>セントラルヴァレー地区>サンホアキン郡>リヴァージャンクションAVA【タイプ】[白] コクのある辛口 Dry【内容量】750ml 《マクマニス》 ヴィオニエ 【味わい】ヴィオニエ種の特色として挙げられる、モモ、ナシ、アプリコットの芳醇なアロマが好印象。口当たりはリッチでしなやか、余韻に鉱物的なミネラル香も感じられるが、決して苦みを伴わない爽快感がある。 ピリ辛系の中華料理やエスニック料理、ブルーチーズなど少しくせのある食材とも相性良い。※サクラアワード受賞銘柄 温度管理可能なステンレスタンク低温発酵ならではの清らかな香りを得つつ、口中での物足りなさを回避する為、旨味を引き出すシュールリー(オリと共に熟成)を採用。 【品種構成】ヴィオニエ【原産地呼称】カリフォルニア州>セントラルヴァレー地区>サンホアキン郡>リヴァージャンクションAVA【タイプ】[白] コクのある辛口 Dry【内容量】750ml 《マクマニス》 カベルネソーヴィニヨン 【味わい】グラス中ではブラックベリーのアロマがあり、口中ではブラックチェリー、ブルーベリー、カシスの風味が印象を刻む。オーク樽熟成を由来とするほのかな香ばしさがあり、舌触りはまろやかで成熟果実からくる少しの粘性。渋み成分は穏やか目で、舌の上に収斂性を残さない。 肉料理全般、チーズ、トマト系の料理と好相性。 ステンレスタンク発酵後にプレスした果汁を、一端タンクに戻し残りの発酵を最後まで終わらせる。(果皮との接触時間を短く出来る為に、刺激のある成分を抑え穏やかな味わいとなる) フレンチオーク&アメリカンオーク樽で5-6か月熟成(新旧樽併用) 【品種構成】カベルネ・ソーヴィニョン主体【原産地呼称】カリフォルニア州>セントラルヴァレー地区>ロダイAVA【タイプ】[赤] フルボディ Full【内容量】750ml 《マクマニス》 メルロ 【味わい】果実味がたっぷりとした芳醇な仕上がり。ブラックベリーとスパイス感が交り合い、凝縮しながらも滑らかな口当たり。余韻には、心地よいオーク樽のニュアンスが後を引く。ハンバーグやロールキャベツのトマト煮込み、子羊の香草焼き、ミートパイと好相性。 ステンレスタンク発酵後にプレスした果汁を、一端タンクに戻し残りの発酵を最後まで終わらせる。(果皮との接触時間を短く出来る為に、刺激のある成分を抑え穏やかな味わいとなる) フレンチオーク&アメリカンオーク樽で6か月熟成(新旧樽併用) 【品種構成】メルロ主体【原産地呼称】カリフォルニア州>セントラルヴァレー地区>ロダイAVA【タイプ】[赤] フルボディ Full【内容量】750ml 《マクマニス》 ジンファンデル 【味わい】ジューシーで熟したブルーベリーやストロベリーの赤い果実のニュアンスがたっぷりでタンニンは穏やか。ロダイのジンファンデルと言えば「濃厚」のイメージを抱かれるケースが多いが、まさにその特色を持つ仕上がり。 肉料理全般、赤ワインやデミグラスソースの煮込み料理、バーベキュー、スパイスの効いた料理と好相性。 ステンレスタンク発酵後にプレスした果汁を、一端タンクに戻し残りの発酵を最後まで終わらせる。(果皮との接触時間を短く出来る為に、刺激のある成分を抑え穏やかな味わいとなる) フレンチオーク&アメリカンオーク樽で4-6か月熟成(新旧樽併用) 【品種構成】ジンファンデル主体【原産地呼称】カリフォルニア州>セントラルヴァレー地区>ロダイAVA【タイプ】[赤] フルボディ Full【内容量】750ml 《マクマニス》 ピノノワール 【味わい】オーク樽熟成からくるバニラの香が軽やかに漂わせ、口中では完熟したベリーのニュアンスが大らか。赤黒く熟した新鮮なアメリカンチェリー、イチゴ、ラズベリーの風味があとに続く。柔和なタンニンのおかげでのど越しはとても滑らか。スモークサーモン、サーモンの炭火焼き、赤身肉(鴨ロースト、牛ローストビーフ)、酸味が効いたソースの料理と好相性。 発酵はゆっくりと低温で進めることのできるステンレスタンク。熟成はフレンチオーク&アメリカンオーク樽で6か月 (新旧樽併用) 【品種構成】ピノ・ノワール【原産地呼称】カリフォルニア州>セントラルヴァレー地区>ロダイAVA【タイプ】[赤] ミディアム?フルボディ Meium-Full【内容量】750ml ■ 新AVA(政府公認葡萄栽培エリア)を認めさせた実力 成功の要因は「ワインそのもの」にある中、他にも愛好家達を振り向かせる要素がこの点。マクマニスの拠点は、リヴァー・ジャンクション地区。ナパやソノマといった旧来の銘醸地でなく、それまでノーマークであった産地のワインが絶賛されたことで、注目と驚きは更に増した。 ジンファンデルで有名なロダイから90km程南下すると、シエラネヴァダ山系からの冷たい水が流れる、サンホアキン川とスタニスラス川の合流地点が現れる。川の影響による冷涼な気候条件、沖積層の砂利質土壌、少ない降雨。それらのおかげで、周囲の栽培地区よりも恵まれた葡萄栽培環境にある一帯は、その特異性から、2001年に新たな原産地呼称(AVA)として「リヴァー・ジャンクション」と命名された。その立役者こそが、ワイナリーオーナーのロン・マクマニス氏と伝えられる。 1938年よりワイン用葡萄の専業栽培家として当地に居を構える一族は、1997年に自らのブランドでワイン造りを始めた。生育状況の芳しくない果房の間引きをはじめ、厳格な栽培工程は、それまでの下請け卸業時代にはない取り組みであった。更には、「ワインメーカー・オブザイヤー」に輝いたジェフ・ランドクイスト氏(醸造責任者)の功績を抜きとして語ることもできない。最先端設備の導入から、小ロット毎に醸造工程を管理するなど、優れたワインの為に精力を注いだマクマニスは、やがてエリア随一のワイン生産者として発展することとなる。
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品※今最も熱い注目を集めるナパ・ヴァレーの造り手※ ブラインドで$150の価格帯を抑え第1位に輝いた醸造家の作 《インディゴ・アイズ》 ピノ・ノワール|シャルドネ|カベルネ・ソーヴィニョン|ジンファンデル 『現地150ドルのワインも含むブラインドテイスティングでは、最安値ながらも第1位。』 そのような実績を持つナパ・ヴァレー産のワインにカモミがあります。(こちら>>) その立役者であるダリオ・デ・コンティ氏とステファノ・ミゴット氏のワイン造りは、優れた費用対効果に定評があり、イーター (ITER)|ベンド(BEND)と、立て続けにヒット作を生み出しました。 2人が擁すもう一つの注目レーベルがインディゴアイズ。従来はボルドー系赤とシャルドネが中心であった中、ワイン愛好家待望のピノが加わりました。 この価格にありながらも、『中身はナパ・ヴァレー(カーネロス)産が主体。ナパのテロワールに根差すワイン造りの為に、ナパ・ヴァレーの隅々まで調査し実現された。』と述べられる、コストパフォーマンスに優れる2千円台です。 イタリア出身のダリオ・デ・コンティとステファノ・ミゴットが創業者。 (インディゴ・アイスとは、ステファノの青い目にちなむ命名) ダリオの醸造キャリアは、若干14歳の時に遡る。 郷里のヴェネトでワイン造りに携わりつつ、ピッツェリアで働きながら学費を稼ぎ大学で醸造学の博士号を取得した。 ステファノもまた、北イタリアに三代続くワイン生産者に生を受け、幼い頃よりワイン造りに携わった人物。 ダリオと同様に大学で醸造を学び、地元で12年間に亘り培ったワイン造りの経験を携え米国へと渡った。 イタリアの一般的な家庭では、一家団欒の食卓にワインは欠かせない。 それについて、彼らは次のように述べる。 「美味しい料理は良い素材から作られる。ワインも同じ。大切な家族や友人とワインを酌み交わす時、そこには余計な飾りや難しい理屈は要らない。誰もが食事と一緒に、気軽に楽しめるワインこそが我々の目指すスタイル。」 移住先の米国にもそのような文化を広めたく、二人は2006年にワイナリーを立ち上げ、併せてそこには、食事もできるピッツェリアとレストランが設けられた。「自分達のワインを一層と楽しんでもらいたい。」との思いによるものだが、そのグレードはとても付け足しのようなものではない。 このピッツェリアは、本国イタリアを含め500店程、全米でも76店舗に過ぎない伊・ナポリ・ピッツァ協会(AVPN)による認証をも得ており、ナパに居ながらにして本場のピザを楽しむことができる。 ■ ジンファンデル 【味わい】グラスに注ぐとベリー系果実の香りが豊かに立ち上がり、口中では刺激的な成分が控え目なためもあり、ふっくらとしたコクが柔らかく広がる。タンニン(渋味)はまろやかで、後味にはかすかにスパイスの香りも感じる事ができる。時間をかけ空気の接触を増すに従い、色々な表情を楽しませてくれる秀逸なジンファンデル。 【相性の良い料理】焼肉(醤油ダレ)|肉のグリルと野菜のプレート|味噌カツ 【ワイン造り】ステンレスタンク発酵|オーク樽6か月熟成【タイプ】[赤] フルボディ Full【内容量】750ml ■ カベルネ・ソーヴィニヨン 【味わい】当価格帯のカベルネにあっては必要十分量のタンニンがあり、果実味にうまく馴染んでいる。時間を経ると濃密さがほぐれ、タンニンはしなやかに丸みを帯び、きめ細やかさに複雑性も増す。 【相性の良い料理】テンダーロイン・ステーキ|豚ひれ肉のニンニク醤油焼き||ローストポーク|甘みのある冬野菜料理 【ワイン造り】ステンレスタンク発酵|オーク樽6か月熟成【タイプ】[赤] ミディアム?フルボディ Medium-Full【内容量】750ml ■ヴィンヤード情報■ 創業者のダリオ・デ・コンティとステファノ・ミゴットが手にした自社畑は、ナパ・ヴァレーの有力小地区、ロス・カーネロスとワイルドホース・ヴァレーに位置しており、それら3つの畑は全てがオーガニック農法にて栽培を進める。 セルカンド・ヴィンヤード -Cercando Vineyard-と共にナパ・カーネロスにあるもう一つの畑、4.8ha程のクレセンド・ヴィンヤード -Cercando Vineyard-には、1970年代にケント・ラスムッセン(※)が植えた葡萄樹が残される。(※Kent Rasmussen:カリフォルニアの高名な醸造家。過去に携わった先はロバート・モンダヴィ、ドメーヌ・シャンドン等。詳細は689セラーズ “サブミッション”のコーナーにて>>) ナパ・ヴァレー>ワイルド・ホース・ヴァレー地区-Wild Horse Valley AVA-の自社畑も興味深い。 ナパで最も小さなサブAVAであり、大手の進出が無く名の浸透も他所に劣るが、ワイン用葡萄のポテンシャルは侮れない。ジョン・コングスガード|ポール・ホブス|アンディ・エリクソン(スクリーミングイーグル元醸造長)らが自家畑を構えるクームスヴィル地区の中でも、最も有望な東側ヒルサイドに接する唯一のAVAがワイルドホースヴァレー。葡萄樹に適度なストレスを与える痩せた土壌とサンパブロ湾からの冷風に特色付けられるエリアであり、酸とタンニンの釣り合いに長ける葡萄を実らせる。また、降霧線の上(約425m)に位置する一部の畑では、尚一層と高級ワインの為となる要素を備える。畑の総面積が40haに過ぎぬ同AVAにあって、まさにそのような環境にある畑が同生産者の所有。 ■ シャルドネ(ナパ・ヴァレー>ロス・カーネロス地区主体) 【味わい】色合いはやや淡めの麦わら系。グラスに注げば柑橘系の爽やかな香りが食欲をそそり、口中では、ナッツ類や蜂蜜を連想させるフレーバーが膨らみ、食事とのマリアージュを、一層とリッチなものとしてくれる。 【相性の良い料理】ほうれん草とベーコンのキッシュ|スパイシーなオードブル|鶏肉の香草焼き|脂が乗るサーモンのグリル|クリームソースのパスタ 【ワイン造り】ステンレスタンク発酵|オーク樽3か月熟成【タイプ】[白] コクのある辛口 Dry【内容量】750ml ■ ピノ・ノワール(ナパ・ヴァレー>ロス・カーネロス地区主体) 【味わい】健全なピノらしい鮮やかな色彩。フランボワーズやカシス様な黒果実のアロマが清々しく、口中では、ピノの生命線である酸と甘みが好バランス。カーネロスの熟れた果実感にエレガントさも併せ持つジューシーなピノ。 【相性の良い料理】ローストビーフ|甲殻類の入るラビオリ|マッシュルームリゾット|ポークチョップ 【ワイン造り】ステンレスタンク発酵|オーク樽6か月熟成【タイプ】[赤] ミディアムボディ Full【内容量】750ml
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品■ 中身の充実度に品質満足度も高いABCならミッションラベル。ジム・クレンデネンのネームバリューもあってか、ビエンナシードのシャルドネでこの価格は他に見つかりません。 《オー・ボン・クリマ》 シャルドネ “ミッション・ラベル” ビエンナシード・ヴィンヤード, サンタ・マリア・ヴァレー 【味わい】極めてバランスの良い仕立て。グラスの中では、黄色い柑橘類屋リンゴを思わせる果実のアロマにオーク樽を由来とする甘やかなバニラ香が調和し、口中においては成熟した果実感を持ちつつも、過不足の無い酸があるおかげで喉越しに疲弊感を残しません。奇を衒うことなくワイン造りを進めるジム・クレンデネンの「らしさ」が表される一品であり、一点豪華主義的なワインには重ならぬトータルバランスの良さが光ります。 【サンタ・バーバラの筆頭グランクリュ格】 「ブルゴーニュに対する加州南部の反撃拠点がサンタ・マリア・ヴァレー。この地の最高の葡萄は主としてピノノワールとシャルドネに若干のシラーであり、格別に著名な畑を輩出している。その代表的一つがビエン・ナシード。」(ヒュー・ジョンソン) ワイン法上、より広い産地名を冠するはOKであるも逆はNG。(シングルヴィンヤードワインとするか否かは造り手の裁量に委ねられる)こちらのワインもそれに沿う例であり、原産地呼称として「サンタ・マリア・ヴァレーAVA」が表記されますが、実のところ果実の源は一つの畑に限られます。その先こそがビエンナシード・ヴィンヤード。サンフォード&ベネディクトに並び、当地の象徴的二大銘醸畑の内一つですが、欧州の権威、ヒュー・ジョンソンからはより高いステイタスに置かれます。それを認知させた第一の立役者としても、挙げられる名はジム・クレンデネン。ビエンナシードのオーナーは、幾つかのワイン生産者と長期リース契約を交わすことで相手方に対象区画の管理を任せ、故に自らの所有でなくとも「エステイト・ヴィンヤード」を名乗ることが出来る次第です。 【ワイン造り】果実は手摘みで収穫。ファインワインに求められる複雑味を得る目的から葡萄は全房のまま圧搾されるも、果皮からのタンニン抽出を最小限に抑えるべく強い圧はかけられない。発酵から熟成に至る間の樽にはフランソワフレール社製のフレンチオークが選ばれる。 ● 少なくとも当該年号はビエンナシード100%。価格を考慮すれば、見過ごすにはもったいない内容です。 【品種構成】シャルドネ100% Chardonnay【ワイン造り】小型の上部開放槽で発酵/手動パンチングダウン/フレンチオーク熟成×18〜20か月【原産地呼称】サンタバーバラ郡>サンタ・マリア・ヴァレーAVA|Santa Maria Valley, Santa Barbara, California【タイプ】[白] コクのある辛口 Dry【内容量】750ml alc.13.5% 【生産者概要】オー・ボン・クリマ・ワイナリー -Au Bon Climat- 1979年、ザカ・メサ・ワイナリー(※)の果実収穫に携わり、後にアシスタント・ワインメーカーとして3年を務め多くを学ぶ。(※Zaca Mesa Winery:サンタ・バーバラ郡におけるワイン産業の魁) 1981年には僅か1年の間に北半球、南半球を飛び回り、オーストラリア、カリフォルニア、フランスで収穫をディレクションするという常人では考え難い仕事量をこなすが、この時の経験が今も生き、世界中を股にかける精力的なワインの啓蒙へと繋がってゆく。1982年、現オーハイ -Ojai-のオーナー醸造家であるアダム・トルマック氏をパートナーにワイナリー創立。(後に双方は袂を分けそれぞれの道に進む) 当時は全てが買い付け葡萄であり、醸造設備は他社より貸借した。Au Bon Climatの語源は、「日当たりのよい畑:ワイン葡萄の栽培に適した気候」。現在は、カリフォルニア産ブルゴーニュワインにとって南のメッカであるサンタ・バーバラ郡サンタ・マリア・ヴァレー地区の中にあっても、随一の銘醸畑として名高いビエン・ナシード・ヴィンヤード -Bien Nacido Vineyard-の畑内に自社ワイナリーを所有。(ビエンナシードは幾つかのワイン生産者と区画違いに長期リース契約を交わす。それによりワイン法に沿う「エステイト・ヴィンヤード:自社管理畑」の冠称も任意で可能。) 同醸造所内では、時に兄弟関係にも見られるローヌ系生産者、ボブ・リンドキスト氏率いるキュペ-Qupe-も協業関係としてワイン造りを進める。 ※ ツバキ・ラベルとミッション・ラベルの違い 「全国のブレンド米>各地の農協ライス>新潟産>上沼産>南魚沼産>栽培農家名記載」のように、表記される産地が小さいほど品等と価格が上がるとは、一般的にお米も葡萄も同じ。ABCの中にあってはイザベルの様な例外もありますが、概ねが上記の例に一致します。(イザベルの原産地呼称は最も大きな「カリフォルニア」だがラインアップ中の最上位グレード) 商品選びに際し、「同生産者による同品種であっても、“ツバキ・ラベル”と“ミッション・ラベル”の価格差は何ゆえ?」というお問い合わせも戴きます。そんな疑問に対しては上の例を参考の一つとして下さい。但し、二種のラベルにはそれぞれの良さ・持ち味があるので、必ずしも優劣の差を図る尺度というわけではありません。※ABC各種の産地表記:カリフォルニア州>セントラル・コースト・リージョン(大地区)>サンタ・バーバラ・カウンティ(群)>サンタ・マリア・ヴァレーAVA(小地区)>シングル・ヴィンヤード(畑名)
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品スティーヴン・タンザー選『ボルドー最高級白に並ぶソーヴィニヨン』ワイン&スピリッツ誌でも“イヤーズベスト”No.1を立て続けとする『ロキオリの財産』《ロキオリ》 ソーヴィニヨンブラン “エステイト” ロシアン・リヴァー・ヴァレー ロキオリのレギュラーリリースには、主力とするピノノワールとシャルドネの他、こちらのソーヴィニヨンブランがあります。いずれもが例年の出来栄えに安定性をみせるワインですが、「ひょっとしてソーヴィニヨンこそが、ロキオリにとって最も誇り得るものではないか?」との感もあります。バックボーンのミネラル感が実に見事なもので、食事との相性も侵しません。“ソムリエの指南書”ことワイン&スピリッツ誌が主催する例年恒例、“イヤーズベスト”に目を通してもそれは明白であり、2004年を除けば2001年から2006年まで第一位の堅持を続けました。 長くRP100二大ピノにあり続けたのもロキオリ。後年ピーター・マイケル(Peter Michael)とマーカッサン(Marcassin)が確定RP100点に至りますが、パーフェクトスコアが修正されることなく、暫定ながらもワインアドヴォケイトでRP100点にあり続けるUSピノは、長くキスラーとロキオリに限られました。(2005 J Rochioli Pinot Noir West Block:RP96-100/1999 Kistler Pinot Noir Occidental vyd. Cuvee Elizabeth:RP98-100) ■ ピノノワール エステイトはこちら >> ■ シャルドネ エステイトはこちら >> ■ ソーヴィニヨンブラン エステイトはこちら >> 《ロキオリ》 ソーヴィニヨンブラン “エステイト” ロシアン・リヴァー・ヴァレー ピノとシャルドネが有名なソノマ群ロシアン・リヴァー・ヴァレー(RRV)地区ですが、当地には素敵なソーヴィニヨンが幾つもあります。ところが、日本に輸入されるRRV産はブル系ばかり。ソーヴィニヨンの量には満足させてもらえません。また、幾つかの見事なRRVソーヴィニヨンも国内で手に入りますが、いかんせん高額となりがちです。そのような中にあって、ロキオリのソーヴィニヨンは優等生と言えるでしょう。アイズリーやレイルのジョージアといったナパヴァレーのビッグネームに対抗し得るソノマのファイン・ソーヴィニヨンが挙げられる時、ピーター・マイケル “ラプレ・ミディ”らと共に必ずや候補とされる一本です。でありながらも、価格はそれらの半額以下。 ■ “ロキオリの財産” ロキオリにとってのソーヴィニヨンブランとは、現当主であるトム・ロキオリの父親、ジョー・ロキオリの思い入れが最も深い葡萄樹であると言われます。一家が貧しかった1950年代 。家族を養う為に様々な農作物を手掛ける中、ジョーの父であるジョセフはコロンバールとカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培を試みました。1959年、それらに加え、畑の中央部4haあまりの小区画に植樹された葡萄がソーヴィニヨンブラン。当時を回想しジョー・ロキオリは、「コロンバードとカベルネは間違いであった。」と述べ、やがて全てを抜根。但し、生計の礎であり続けたソーヴィニヨンに限っては、当時の姿のまま残され現在に至ります。 ■ スティーヴン(ステファン)・タンザー選『ボルドー最高級白に並ぶソーヴィニヨン』ソーヴィニョンブラン種を「産地の顔」とするボルドー・グラーヴ地区。世界の至る所で、ワインを覚えたての人々が触れる基本中の基本、「教科書の1ページ目、イロハのイ」に相当する辺りでしょうか。「だから...」でもあります。新興国の台頭から、従来はワインを消費する習慣の無かった人々を有名銘柄漁りに走らせ、その影響から大勢が知るワインの値が吊り上げられるに至ります。然るに、昨今はかの地を代表する白ワイン(ソーヴィニョンブラン)の実勢価格には、10万円超に及ぶものまで見られるようになってしまいました。クオリティの程度はさて置き・・・その現象は、五大シャトーやDRCに象徴される高額ブルゴーニュ、有名シャンパンのみに留まりません。カリフォルニアにおいてはオーパスワンの例がそれに該当します。 年号によっては、シャトー・オー・ブリオン、ラ・ミッション・オー・ブリオン、ドメーヌ・ド・シュヴァリエといったグラーヴの代表的な白ワインとロキオリのSBを並び称する媒体がスティーヴン・タンザー氏のインターナショナル・ワインセラー。(現アントニオ・ガローニ主宰ヴィナス -Vinous-) 厳格な批評基準で通るタンザーであるだけに信頼性に不足は無いでしょう。それらグラーヴ白の中に、国内定価が一万円を切るものは見当たりません。 【ワイン造りと味わい】樹齢58年(1959年植樹)のオリジナル・ブロック産を約50%とし、比較的古い樹齢の自社産果実をブレンド。(100%エステイトヴィンヤード) 収穫年毎の性格を鑑み、発酵・熟成工程においては幾らかの差異があります。フレンチオークの使用率を20%として残りをステンレスタンク発酵とする時もあれば、ステンレス100%とする年も。総じて過度に鋭利とさせない造りです。 それにしても野太い...画像右はロキオリが誇るソーヴィニヨンブランの古木。ウエストサイドロード沿いに広がるロキオリのメインブロックを前にしたことがありますが、そこでさえ相当太い葡萄樹でした。その際目にすることが出来なかった古いソーヴィニヨンの栽培区画は、通りから奥に入ったところにあります。地中に深く根を張る古木の恩恵からか、口蓋を柔和にタッチする肌合い感には、まさに「幾重にも層を成すテクスチャー」と称すに相応しいレイヤーを覚えます。この点においては、ロキオリに勝るSBはそうそう見つかりません。岩塩にあるミネラル感に加え、昆布のグルタミン酸様の旨みにも似る口中の風味は感服ものです。果実生来の香としては、レモン、白桃、春の花々、ヴェルヴェーヌ等のハーブ。梨の皮、オレンジがあります。 【品種構成】ソーヴィニヨンブラン Sauvignon Blanc【原産地呼称】カリフォルニア州>ソノマ群>ロシアン・リヴァー・ヴァレーAVA|Russian River Valley, Sonoma County, Californa【タイプ】[白] 辛口 Dry【内容量】750ml 「パーカリザシオンに陥らずとも暫定RP100点」 画像右はロキオリ訪問時の撮影です。2006年当時はWEBサイトもなく訪問に要するアポイントも難しい頃でしたが、ロキオリ・ファミリーと懇意にする現地在住の方によるアレンジメントから現当主のトム・ロキオリにもお目にかかれました。おもてなし慣れするナパの造り手達とは対照的に、トムの風貌はまさしく「農夫」。「僕は、ワインを自分の子供のように思っている。ベビーシッターを増やし沢山の子供の面倒を見るよりも、今のペースのまま自分で全てを管理し続けたい。」トム・ロキオリが述べるその気構えこそが、流行りのスタイルに惑わされぬ「ロキオリ様式」が貫かれる後ろ盾であるとも感じさせられたものです。ワイナリー詳細は【一覧コーナー】にて >> ロキオリのエステイトワイン(栽培家元詰め)と出会い、異業種からの鞍替えを図ったシドゥーリのアダム・リー。ロキオリの成功を目の当たりにして、栽培専業から兼業に転身を図ったウォルター・ハンゼル。更には、ロキオリの果実を用いることで一躍トップスターへと上り詰めたウィリアムズ・セリエム。彼らはほんの一例に過ぎません。 ロキオリの存在により、人生の一大転機を迎えた者のなんと多いことか。ロシアン・リヴァー・ヴァレーの一等地で、至極デリケートなぶどう栽培が実践されたならば、「名高いワインを生む宝石のようなフルーツが成り得る」。それを証明した第一人者がロキオリ。「今のペースのまま、自分で全てを管理し続けたい。」世界中のグロワーが口にしたいセリフでしょうが、思惑通りに事が運ばぬというのが現実の筈。ロキオリのワインは、大半がメーリングリストによるダイレクト販売でSold Outを迎えます。それもまた、大衆迎合に陥らぬワイン造りに専念できる一因でしょうか。 世界に知られる美酒が集まるRRVのベンチマークとして欠かせぬ一本です。
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品【千円(税別)】BEST HOT SALE!ブラインドで$150の価格帯を抑え第1位に輝いた醸造家の作世界第一級品種の赤白、カベルネとシャルドネをカジュアルに楽しむなら《ベンド》 カベルネ・ソーヴィニヨン|シャルドネ “カリフォルニア”BEND WINERY Cabernet Sauvignon|Chardonnay CALIFORNIA 「今までの同価格帯には探し出せない味わい」そのように標榜する造り手のワインですが、確かにパフォーマンスの高さが光ります。当初は輸入元資料に示されない生産者プロフィールも、よくよく知ればツボを押さえた造りも納得。近頃、話題作を立て続けとするあの方のワインではないですか... こちらの入荷より2か月程前、費用対効果の高いナパ・ヴァレー産カベルネとしてイーター -ITER-を販売開始致しました。そのイーターに等しく、カモミ -Ca'Momi-のオーナーによる新レーベルがこちらのベンド。 『ナパで行われたブラインドテイスティングでは、現地150ドルの品も並ぶ中、出品中最安値にして第1位。』そのような実績も引っ提げ、費用対効果に優れるナパとして名の通るカモミですが、その立役者であるダリオ・デ・コンティ氏が組織から離れ、直々に醸造する一方のワインです。 (カモミは「(故郷の)家」|イーターは「旅路」(ラベルの渦巻きは予測し難い人生を描写したもの)|ベンドは「曲折」(人生の旅路にある様々な曲がり角を表わしたラベルの図柄) 日ごろの食卓、夫婦でご一緒にワインを添えて...ワインとは、そもそも食中酒。テーブルに乗せられた料理の美味しさを、ワインが一層と引き立ててくれるのであれば、奥様の顔がほころばないはずもありません。そうしたらシメタもの♪会話も自然と弾むでしょうし、他のワインへと興味を広げてくれるはずです。だけど、もしも過去に、コンビニやスーパーの「残念」なものを飲まれ、元より興味が断たれてしまったのであれば、それこそ残念なことです。「でも予算が・・・」と出費が気がかりであるならば、こちらの赤白をお試し下さい。リーズナブルな価格に加え、お料理に相乗効果をもたらす食中酒が本来あるべき姿、料理の美点を邪魔しないワイン元来のベースがきっちりと備わります。 例えば、近所のお酒屋さんやスーパー、コンビニのワインってどうですか?選定、品質、保管の状態とか。「赤白共に第一級品種から探そう。」そんな期待はごく一部を除けば望み薄でしょうし。「(低)価格に見合わぬ高い価値」が求められるとは至極当然のことですが、それを1000円前後まで絞れば、大半が「推奨」に至ることなく消えてしまうとは、悲しいかな現実... カベルネソーヴィニヨンやシャルドネといった世界第一級品種ともなれば尚の事です。品種の個性が損なわれるものが並ぶ中、ベンドのワインはそれらの美点をきちんと備えます。 《ベンド》 カベルネ・ソーヴィニヨン “カリフォルニア” 赤ワインの王として、最大人気を誇るカベルネ・ソーヴィニョン。ところが反面、若い頃の「取っつきにくいタンニン」が妨げとなり、品種の美点を見い出せずに過ごされる方もおいででしょう。品種特有の気品ある風味を伴いつつ、抵抗感のないカベルネソーヴィニヨンを当価格帯に絞り探すとなれば、そうそう簡単ではありません。 熟れたチェリーやベリー類の豊かな果実味に、柔らかなタンニンが口当たり良く、オーク樽のフレーバーがふくよかさを添えています。ユーティリティ性が高く、質と価格のバランスも「◎」。様々なシーンにご活用頂けるカベルネソーヴィニヨンです。【相性の好い料理】ブルーチーズ|野生のキノコ料理|煮込み|ビーフシチュー 《ベンド》 シャルドネ “カリフォルニア” 白ワインの女王として最大人気のシャルドネですが、鋭利な酸味(すっぱさ)を苦手とされる方は少なくありません。かといって、喉元にまとわりつく甘味や軽快感の無い重みも避けたい... そのような方にお試し頂きたい一品です。 グラスでは桃のアロマが薫り、口中ではトロピカルフルーツのふくよかな風味に芳ばしいオーク樽の香りが響き渡ります。果実味も豊かさは、当価格帯にあってはかなり優秀な水準です。ふっくらとしたボディも、程よい酸のおかげで平板とならずに釣り合いのとれたもの。食前から食後まで通せる価値あるシャルドネです。 【相性の好い料理】熟成チーズ|軽くグリルしたシーフード|ポレンタ|フライドチキン 【生産者概要】「人生には曲がり角や転換期がある。『真っ直ぐであること』こそがミステリー。曲がった先には何が待ち受けているのか?人生はアドベンチャーに溢れている。」そのような人生観を重ね合わせたワインがベンド。ラベルの図柄は自然界を象徴する曲線であり、その曲線の向こうに「今までにない味わい」を求めている。 レーベル創設者は、カモミを共同創業した三名の内一人、ダリオ・デ・コンティ。氏の醸造キャリアは、若干14歳の時に遡る。郷里のイタリア・ヴェネトでワイン造りに携わりつつ、やがてピッツェリアで働きながら学費を稼ぎ大学で醸造学の博士号を取得した。後年移住したナパヴァレーでも、ダリオ・デ・コンティが大切にすることは「祖国の食卓で一般的な食とワインの文化」。ワインに対する考え方を次のように述べる。「美味しい料理は良い素材から作られる。ワインもそれと同じ。大切な家族や友人とワインを酌み交わす時、そこには余計な飾りや難しい理屈は要らない。誰もが食事と一緒に気軽に楽しめるワインこそが目指すスタイル。」2006年創業と歴史は浅いが、好調な業績から周囲の助力を得て今やナパ・ヴァレーの要所に自社畑を所有するカモミ。それが意味するものは、質の高いワインを生み出す手腕と運営能力の証しに他ならない。カモミ躍進の原動力としても、ダリオ・デ・コンティの名が挙げられる。 カモミが手にした自社畑は、ナパ・ヴァレーの有力小地区、ロス・カーネロスとワイルドホース・ヴァレーに位置しており、それら3つの畑は全てがオーガニック農法にて栽培が進められる。セルカンド・ヴィンヤード-Cercando Vineyard-と共にナパ・カーネロスにあるもう一つの畑、4.8ha程のクレセンド・ヴィンヤード-Cercando Vineyard-には、1970年代にケント・ラスムッセン(ラスムセン ※)が植えた葡萄樹が残される。(※Kent Rasmussen:“カリフォルニアワインを知り尽くす巨匠”とも語られる高名な醸造家。優良株選抜を経た“ラスムッセン・クローン”は栽培にも精通する氏の名に由来。過去に携わった先はロバート・モンダヴィ、ドメーヌ・シャンドン等) ワイルド・ホース・ヴァレー地区-Wild Horse Valley AVA-の自社畑も興味深い。ナパで最も小さなサブAVAであり、大手の進出が無く名の浸透も他所に劣るが、ワイン用葡萄のポテンシャルは侮れない。ジョン・コングスガード、ポール・ホブス、アンディ・エリクソン(ファヴィア)らが自家畑を構えるクームスヴィル地区の中でも、最も有望な東側ヒルサイドに接する唯一のAVAがワイルドホースヴァレー。葡萄樹に適度なストレスを与える痩せた土壌とサンパブロ湾からの冷風に特色付けられるエリアであり、酸とタンニンの釣り合いに長ける葡萄を実らせる。また、降霧線の上(約425m)に位置する一部の畑では、尚一層と高級ワインの為となる要素を備える。畑の総面積が40haに過ぎぬ同AVAにあって、まさにそのような環境にある畑が同生産者の所有。(海抜426m) 「1000円前後のワインならコンビニやスーパーでも手に入るさ。」と仰る方に、「最有望メジャー品種の固有性をカジュアル価格でも堪能できるんだ。」と知って頂けるには、おあつらえ向きです。ワインにブランドを求めなければ、賢い選択肢の一つとも思います。
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■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品■「ABCスタイルをもっと身近に楽しみたい」そんな思いを満たすならツバキ・ラベル 《オー・ボン・クリマ》 シャルドネ “ツバキ・ラベル” サンタバーバラ・カウンティ 【味わい】熟れた柑橘類、白桃、アプリコットの魅惑的な香り、綺麗な酸、長く印象的なフィニッシュ。「素材」の良さを重んじるジム・クレンデネン氏の信念は、ABCの中では最もリーズナブルな1本にも息衝きます。果実生来の美質を損なうことなく、アクセントをもたらすオーク樽由来のバニラやスパイスの香りをほのかに添えるあたりは、樽の使い方も巧みと感じさせるところ。バランスの良い果実感を大切に、人為的な風味が苦手な方には特にお勧めです。 【果実の源】夜間から翌朝方にかけての冷気から得られるしっかりとした酸。午前中の霧が晴れた後に降り注ぐ豊かな陽射しがもたらす果実の成熟。サンタバーバラを特色付けるこれら環境の中でも、一層と有望な畑の集まるアペラシオンがサンタ・マリア・ヴァレー地区(AVA)。当地の代名詞と言えばまずはABCであり、長く不離一体の関係にある。その様な中で、「サンタ・マリア・ヴァレー」でなく「サンタ・バーバラ」を冠するワインも擁するABCだが、それは果実の源が複数のエリアに及ぶ為。但しそれも、ジム・クレンデネンのお眼鏡にかなわぬ先が採用される筈も無く、当地の単一畑銘柄を語る際には度々挙げられる有名畑ばかりが並ぶ。 1) ビエン・ナシード -Bien Nacido-:南カリフォルニアきっての銘醸畑 2) シエラ・マドレ -Sierra Madre-:ポールラトーやテスタロッサの上級シングルにもその名を冠する 3) ランチョ・ヴィニエド -Rancho Vinedo-:当地の先駆者が開拓。所在はビエンナシードの隣 4) ロス・アラモス -Los Alamos-:気鋭のシャナン(Chenin)、当地に拠点を移したヴァーナーも御用達 「ブルゴーニュに対する加州南部の反撃拠点がサンタマリアヴァレー。この地の最高の葡萄は主としてピノノワールとシャルドネに若干のシラーであり、格別に著名な畑を輩出している。その代表がビエン・ナシードとシエラ・マドレ」御大ヒュー・ジョンソン氏がそう評する畑の果実もブレンド。仮にリーズナブル版であってさえも、その様な芸当がこなせるのは、「ジム・クレンデネンだからこそ」とも言える。 【ワイン造り】果実は手摘みで収穫。ファインワインに求められる複雑味を得る目的から葡萄は全房のまま圧搾されるも、果皮からのタンニン抽出を最小限に抑えるべく強い圧はかけられない。乳酸発酵(MLF)も自発的に必要十分量。発酵から熟成に至る間の樽にはフランソワフレール社製のフレンチオークが選ばれる。 ※一方の“ミッション・ラベル”との違いについては、ページ最下部をご覧ください。 【品種構成】シャルドネ100% Chardonnay【原産地呼称】カリフォルニア州>セントラルコースト地区>サンタバーバラ郡|Santa Barbara County, Central Coast, California【タイプ】[白] コクのある辛口 Dry【内容量】750ml 【生産者概要】オー・ボン・クリマ・ワイナリー -Au Bon Climat- 1979年、ザカ・メサ・ワイナリー(※)の果実収穫に携わり、後にアシスタント・ワインメーカーとして3年を務め多くを学ぶ。(※Zaca Mesa Winery:サンタ・バーバラ郡におけるワイン産業の魁) 1981年には僅か1年の間に北半球、南半球を飛び回り、オーストラリア、カリフォルニア、フランスで収穫をディレクションするという常人では考え難い仕事量をこなすが、この時の経験が今も生き、世界中を股にかける精力的なワインの啓蒙へと繋がってゆく。1982年、現オーハイ -Ojai-のオーナー醸造家であるアダム・トルマック氏をパートナーにワイナリー創立。(後に双方は袂を分けそれぞれの道に進む) 当時は全てが買い付け葡萄であり、醸造設備は他社より貸借した。Au Bon Climatの語源は、「日当たりのよい畑:ワイン葡萄の栽培に適した気候」。現在は、カリフォルニア産ブルゴーニュワインにとって南のメッカであるサンタ・バーバラ郡サンタ・マリア・ヴァレー地区の中にあっても、随一の銘醸畑として名高いビエン・ナシード・ヴィンヤード -Bien Nacido Vineyard-の畑内に自社ワイナリーを所有。(ビエンナシードは幾つかのワイン生産者と区画違いに長期リース契約を交わす。それによりワイン法に沿う「エステイト・ヴィンヤード:自社管理畑」の冠称も任意で可能。) 同醸造所内では、時に兄弟関係にも見られるローヌ系生産者、ボブ・リンドキスト氏率いるキュペ-Qupe-も協業関係としてワイン造りを進める。 ※ ツバキ・ラベルとミッション・ラベルの違い 「全国のブレンド米>各地の農協ライス>新潟産>上沼産>南魚沼産>栽培農家名記載」のように、表記される産地が小さいほど品等と価格が上がるとは、一般的にお米も葡萄も同じ。ABCの中にあってはイザベルの様な例外もありますが、概ねが上記の例に一致します。(イザベルの原産地呼称は最も大きな「カリフォルニア」だがラインアップ中の最上位グレード) 商品選びに際し、「同生産者による同品種であっても、“ツバキ・ラベル”と“ミッション・ラベル”の価格差は何ゆえ?」というお問い合わせも戴きます。そんな疑問に対しては上の例を参考の一つとして下さい。但し、二種のラベルにはそれぞれの良さ・持ち味があるので、必ずしも優劣の差を図る尺度というわけではありません。 ※ABC各種の産地表記:カリフォルニア州>セントラル・コースト・リージョン(大地区)>サンタ・バーバラ・カウンティ(群)>サンタ・マリア・ヴァレーAVA(小地区)>シングル・ヴィンヤード(畑名)
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品《ジャム・セラーズ》 カベルネ・ソーヴィニヨン “ジャム” カリフォルニア ■ ジャム・セラーズのワインとは、口中で分析するまでもなくいずれも「濃さ」がストレート! 「濃い」とは言ってもそのスタイルは一様ではありません。例え濃くとも、収斂性の強い渋味を好まぬ方にとって、そういったタイプは避けたいところでしょう。こちらの持ち味はその名の通りにジャミーな酒肉。完熟カベルネをお探しの際は価値ある選択肢となる筈です。 【味わい】グラスの中では甘美な黒いベリーや真っ赤なプラムを彷彿とさせ、しっかりと熟れた葡萄の性格が際立ちます。口中ではオーク樽由来のバニラ香にシナモン、丁子といったハーブ類のアロマを華やかに充満させ、タンニンが熟しているおかげで舌の上にきつい刺激が伴われません。どっしりとした果実感を持ちながらも筋骨隆々ではなくむしろふくよかな女性のイメージ。(ハリウッド女優とは言い過ぎ?) ゴージャス且つ大胆な1本です。 【相性の好い料理】甘醤油タレを用いる牛肉料理|BBQ|煮込み料理等 【品種構成】カベルネソーヴィニヨン【熟成】フレンチオーク新樽と年落樽併用【原産地呼称】カリフォルニア州|California State, USA【タイプ】[赤] フルボディ Full【内容量】750ml 《ジャム・セラーズ》 シャルドネ “バター” カリフォルニア ■ ふんだんな南国果実とクリーミーな舌触りがいたってリッチ♪ バターとは称しても誇張されたそれではなく、実はよく考えられた造りです。 一辺倒なコクコクタルタル系ではありません。 濃い目が好きであっても過ぎたるは及ばざるが如し。行き過ぎれば、飲み続けるに従い喉越しに疲弊感を覚えるでしょう。特に白ワインの場合、高温発酵を施す中にそういったタイプが目立ちます。一般的に一早くワインを完成させ経営安定にもつながる高温発酵ですが、代償としてピュアなアロマが損なわれがち。片やこちらのシャルドネは発酵前に一手間加わる低温マセラシオンを経ており、かぐわしい香味が保たれています。 【味わい】マンゴー、白桃、あんず、ネクタリンの核果に甘味を美点とするトロピカルフルーツの香りがはちきれんばかり。バターの印象は強くなくとも、豊かに熟したマンゴーに表れるバターに似た風味があり、加えてオイリーな酒肉とコクもそれに重なる性格です。結構な濃度を持ちながらも、種々のファクターを持ち合せることから退屈させずにグラスが進む一品。ラフランスを思わせる粘性にオーク樽からのバニラ香が重なり、リッチな趣きがより一層と膨らみます。 【相性の好い料理】チーズクリーム系パスタやポルチーニ茸のリゾットなど旨みがしっかりとした料理に抜群の相乗効果を発揮させます。その他甲殻類|鶏肉|魚介類|スパイス効くエスニック等 【品種構成】シャルドネ100%【熟成】フレンチオーク新樽と年落樽併用【原産地呼称】カリフォルニア州|California State, USA【タイプ】[白] コクのある辛口 Dry【内容量】750ml 《ジャム・セラーズ》 ブリュット・スパークリングワイン “トースト” カリフォルニア ■ 単に「ブリュット」とされますが、中味は正味の「ブラン・ド・ブラン」 「シャルドネ100%」×「瓶内二次醗酵」(シャンパーニュ方式)による一作です。 精通する愛好家を見据えればブラン・ド・ブランを名乗るでしょうがあえてそれを選びません。 このあたりにも造り手の思いを見て取れます。 【味わい】冷涼な産地の果実を用いるブリュット・スパークリングにやや異なるスタイルであり、涼し気な柑橘系よりも南国系フルーツの風味に特色付けられるキュヴェ。辛口を意味するブリュットであるも過ぎたる辛口ではなく、フルーツ生来の甘美な風味も兼ね備えます。パイナップル、メロン、オレンジの花、白桃のきらびやかなアロマが鼻腔に抜け、(樽からのものではなく)二次醗酵工程のイースト(澱)が生み出す微かなトースト香も。口中に華やかな果実味を楽しめる仕立てであり、「辛口が好き。でも口中への刺激があまりに鋭利なタイプは苦手。」と仰る方に推奨です。 "Toast"とは幾分フォーマルな場で用いる「乾杯」の意ですが、必ずしもかしこまる場だけではなさそうなもので、このスパークリングを飲むにあたり、造り手がイメージするシーンとしては次のようにも語られます。 「特別なシチュエーションでなくとも、仲間達との楽しいひと時や週末の一家だんらんにも、コルクを開けた途端に飛び出す笑顔や心躍る雰囲気を味わってほしい。」 【品種構成】シャルドネ100%【熟成】フレンチオーク新樽と年落樽併用【原産地呼称】カリフォルニア州|California State, USA【タイプ】[白・泡] bubble【内容量】750ml ジャムセラーズさえあれば、周囲の笑みは更に増すかも。 ▼ ジャム・セラーズ《一覧》はこちら >>
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品“3人の泥棒”(義賊)が造る「美味けりゃ勝ち!」の値打ち品高級産地の果実を融合しワンランク上の味わいを実現。冴えるブレンドの妙技で「良質」と「お値打ち」を両立させたバリュー・フォー・プライスの鑑、ジョエル・ゴットの2'nd格《スリー・シーヴズ》 Three Thieves ワインスペクテイター誌上で「偉大なる価値」(GREAT VALUE)と評されるなど、かねてよりコスパの高さはお墨付き。ディープな愛好家からカジュアル志向まで幅広い支持を得るジョエル・ゴット・ワインズのオーナー、ジョエル・ゴット氏の飽くなき探求心は続きます。 南仏プロヴァンスで研鑽を積み、帰国後はワシントン州の看板醸造家であるチャールズ・スミスとのJV、“チャールズ&チャールズ”でスターダムにのし上がったチャールズ・ビーラー。若干11歳よりビジネスを手がけ、1999年にワイン産業へと身を転じたロジャー・スコメーニャ。更なる費用対効果の高さを求めたジョエル・ゴット氏は、同じ志を持つ二人の仲間と共に新たなJVを興しました。それが「三人の泥棒」を意味するスリー・シーヴズ。 ■ 旗印は「価格帯最高のパフォーマンス。美味けりゃ勝ち!」 ジョエル・ゴット・ワインズが採用する「クロス・リージョナル・ブレンド」ワンランク上の味わいを実現させたその手法に磨きをかけ、スリーシーヴズでは品質を保ちつつ、ジョエル・ゴットより20〜40%超ものプライスダウン(※)を成し遂げています。(※同グレードの原産地呼称対比400〜1,500円安・輸入元価格) 《スリー・シーヴズ》 ピノ・グリージョ “カリフォルニア” ■ 主要メディア評価履歴:2年連続ワインエンスージアスト誌選“BEST BUYS” (ベストバイ) 「明るい花々、熟れた青リンゴ、桃の爽快感ある果実アロマ、口中における風味、軽快な酸が良好なバランスを保つ。清々しい口当たりから、ある部分ではリッチ、ある部分では酸味に優れ、とても綺麗なフィニッシュを迎える柔らかな仕立て。」(Jim Gordon @Wine Enthusiast) 【果実の源とワイン造り】日本全土よりも広いカリフォルニア州には、無数の葡萄畑が随所に点在する。それらの中には、シングルヴィンヤードワイン用として畑名を冠する先もあれば、質の高い葡萄を栽培しながらも、コマーシャリズムに縁遠い昔気質の農家もある。スリーシーヴズが契約を交わすは後者のような栽培家。優れた果実を安く求める“3人の泥棒”に抱かれる想いの実現を可能とする。加えて、複数の産地を跨ぐクロス・リージョナル・ブレンドの効果も相まって味わいには多様性がもたらされ、ついては費用対効果の高いワインを実現させている。 【沿革】「偉大なワインは王だけの飲み物ではなく、誰もに等しき人生の特権である。我々“3人の泥棒”-Three Thieves-は反政府勢力。公正かつ誠実な価格で高品質ワインを市場に供し、全ての人がそれを楽しめるようにする。」 さながら怪盗ルパンかねずみ小僧か... 義賊が抱く様な理念のもと、スリーシーヴズの歴史は2001年に幕を開けた。伝統を拒む姿勢は時に大胆な発想を生む。世界第一級の品種名を冠するカベルネソーヴィニヨンやシャルドネに対してさえも、軽量で環境に優しい再密封可能な箱に詰めるなど、本質を除く随所にコストカットを敢行したところ、それが大ブレークをおさめるに至る。加えてポール・ニューマンとのジョイントにおいては、スター俳優とのコラボとは言え高嶺の花となるわけでもなく、10ドルに満たない現地実売価格はワイン産業に新たな風を吹かせた。 【品種構成】ピノグリージョ【原産地呼称】カリフォルニア州【タイプ】[白] 辛口 Dry【内容量】750ml 【生産設備】「女帝」ヘレン・ターリーがコンサルティング・ワインメーカーであった頃のブランキエにパルメイヤー。「ワイン造りの女神」ハイジ・バレット時代のジョーンズ・ファミリーにショウケット(ピーター・マイケル オーパラディの元所有者)。一頃は奪い合いが起こったソーヴィニヨンブランを擁するクロッカー&スター等々。これらはいずれも、自社設備を持たずにいた頃にナパ・ワイン・カンパニー(Napa Wine Co.)でワイン造りを進めた。「カルトワイン・セントラル」とも呼ばれるその場所から産み出された中には、高額取引されるカルト銘柄も珍しくない。 「名前貸し」のタレント醸造家に代わり、Napa Wine Co.に常駐する正味の監督者がケアリー・ゴット。(ちなみに後任者はゴースト・ブロックのロブ・ローソン) フリー転向後のケアリー・ゴットは醸造指南を求める声に応え、プランプジャック(RP100点生産者)、シャペレー(同RP100)、オークション高額落札組のDRスティーヴンスといったプレミアム生産者のコンサルティング・ワインメーカーも歴任した。息子のジョエル・ゴットは事業家としても活躍する。“ブラッシュ・ジンファンデル”を広めた老舗にサター・ホーム(トリンケロ -Trinchero Family Winery-)があるが、その設備を買収し、共同醸造場を稼働させたのもジョエルであった。ジョエルゴットとスリーシーヴズのワインは、自社が所有するそのカスタムクラッシュで造られる。
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品※ホワイトハウス公式晩餐会採用ワイナリー※ 自家畑とワイナリーを所有するカリフォルニア初の日本人オーナー女性醸造家、 ブルゴーニュ品種のエキスパートとして成功を収めたアキコさんの結晶。 ピノ・ノワールとシャルドネのグランクリュ格が集まるソノマの有力エリアから 「和」との相性では当代随一の好ペアリングを示す柔和で雅やかな仕立て 《フリーマン》 シャルドネ “涼風” グリーンヴァレー・オブ・ロシアンリヴァーヴァレー Freeman Vineyard & Winery Chardonnay RYO-FU Green Valley, Russian River Valley ※追記※ 2024年4月11日、訪米した岸田首相とカマラ・ハリス米副大統領、アントニー・ブリンケン国務長官の昼食会でフリーマンの3種が供されました。 ●乾杯の泡:BdB ユーキ・エステイトはこちら ●白:シャルドネ 涼風(当ページのワイン) ●赤:ピノノワール アキコズ・キュヴェ>> (以上公表リストと実際の提供が違っていた模様で年号不明) ■ カリフォルニア優良ピノノワールTOP30(ワインスペクテイター誌) ■ 世界ベスト・ピノ30選(フード&ワイン誌) カリピノに精通する愛好家の間では、もとより高く評価されていたフリーマンですが、「シャルドネから知った。」という方も少なくないでしょう。 そのきっかけが、日米首脳会談公式晩餐会の出来事。 シャルドネ “涼風”が白ワインのメインに供され、それが大手新聞紙面で取り上げられると、国内在庫が瞬く間に枯渇したものです。 (※2015年4月28日 故安倍首相夫妻&バラク・オバマ大統領夫妻@ホワイトハウス) ■生産者概要 ?フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリー? ケン・フリーマン氏と東京出身のアキコ・フリーマンさん夫妻により2001年設立。 当初の醸造はエド・カーツマン。(画像上の中段左側) 2000年代前半、全米ファインレストラン支持No.1ピノであった頃のテスタロッサを手掛けるなど、最も有能なピノノワール醸造家の一人に挙げられた人物である。 彼の造るテスタロッサを高く評価していたフリーマン夫妻は、2000年代初頭にカーツマン氏がテスタロッサを離れたと知るや、即座にコンタクトを試み招へいに成功。今もコンサルとしてフリーマンに携わる中、氏の下で長く研鑽を積むことで醸造責任者に昇格したアキコさんを陰で支えている。 フリーマン夫妻の出会いはワイナリー設立の15年前。 西洋美術史を学ぶために留学した先のニューヨークで出会うも、やがてアキコさんは更なる修習の為にカリフォルニアの名門、スタンフォードの大学院に進む。 結婚前の二人が意気投合したきっかけがワイン。 もとよりブルゴーニュ好きであった父のもとでアキコさんも早くからワインを嗜み、その思いが響き合った二人は、世界に通用するピノとシャルドネを自分達の手で造ることを夢見ていたという。 意を決し北カリフォルニアに居を構えた夫妻だが、その頃は理想の地を探すべく、北はメンドシーノから南はサンタ・バーバラまで600km超、300以上もの畑や栽培農家の視察を繰り返した。 その結果、辿り着いた先がソノマ郡のグリーン・ヴァレー地区(AVA)。 ロシアン・リヴァー・ヴァレー(カルトピノ発祥の地)、ソノマ・コースト(ピノの現代シーンで最重要エリア)の二地区が一部重複するグリーン・ヴァレーにあっても、フリーマンの畑は最も有望な同AVAの南西端に位置しており、歴代初のガローニ100点ピノを生んだリヴァーズ・マリーのプラットや、キスラーがピノのTOPキュヴェエリザベスに採用するフリーストーン=オクシデンタル地区にも近接する、通称“True Sonoma Coast”(真のソノマコースト)の一角にある。 《フリーマン》 シャルドネ “涼風” グリーン・ヴァレー・オブ・ロシアンリヴァーヴァレー ●ホワイトハウス公式晩餐会採用銘柄 「エレガンスとバランスを伴うワインが私達の望み。」 アキコさんがそう述べるフリーマンのスタイルは、過熟ブームであった2000年代前半にあっても流行に左右されることなく、有機農業を基本として慎ましやかに造られ続けた。 信念を貫いた結果、カリフォルニアのミシュラン星付きレストランはもとより、世界各国の有名店でもオンリストされるなど、今では日本のコミュニティに限らず支持者を増している。 【銘柄概要】とりわけピノ・ノワールとシャルドネのファインワインを実現するにあたっては、果実の急激な成熟は好ましくなく、ゆっくりと進む生理的成熟から、然るべき酸度が失われる前に香味成分の生成ピークを迎えたいところ。アラスカから南下する寒流の影響を色濃く受けるソノマの中でも太平洋岸寄り、フリーマンの自家畑がある辺りは、まさにそんな条件を満たす気候区分に属す。 「涼風」とは、その名の通りに当地へと吹き込む冷たいそよ風が語源。海岸山脈に繋がる小さな尾根が縦横無尽に連なる一帯は、界隈を特色付ける冷たい海風に加え、果実の成育を促す日照量も十分。太古のプレート活動による海洋性堆積土壌の恩恵もあいまって、複雑性に秀でるブルゴーニュワインを望めるロケーションにある。 ▼そのようなテロワールの恩恵を享受するグランクリュ格の融合が涼風。果実の源には錚々たる先が並ぶ。 一つは、シャルドネの取引価格がカリフォルニアで最高額(ひいては全米最高額)と言われるチャールズ・ハインツ。カルトスパークリング筆頭、ウルトラマリンの供給源としても知られる。フリーマンの区画は1982年植樹と適齢期。 一方はキーファー・ランチこと現KRランチ(改名)。エド・カーツマンとは長く不離一体の関係にあり続けたソノマ屈指の優良畑であり、コスタ・ブラウンやフェイラに、ウルトラマリンも単一畑キュヴェをリリースする。 【造り手レビュー】ハインツの果実は核果のアロマと伝統産地のトーンをもたらし、キーファーの果実からは酸味と骨格、フルーティなアロマを得るエレガントな仕立て。涼風シャルドネはシャブリに近いスタイルに仕上がる時がままあり、有核果実やかんきつ類の香りに加え、バニラやほんのりとした三温糖のような香りも感じさせる。味わいにはシャキッとした酸があり、果実味よりもミネラル感の方が強く感じられる。表記の年号から向こう6年程が飲み頃。若いうちにはぜひデキャンタージュを経たうえで、30分かそれ以上を空気に触れさせてからお楽しみ頂きたい。 【品種構成】シャルドネ【原産地呼称】カリフォルニア州>ソノマ郡>ロシアンリヴァーヴァレー>グリーンヴァレーAVA|Green Valley, Russian River Valley, Sonoma County, California【タイプ】[白] コクのある辛口 Dry ●フリーマンの顔 アキコズ・キュヴェはこちら>> ●重要シングル・ピノノワール-1、ユーキ・エステイトこちら>> ●ユーキ・エステイトの姉妹版ピノ ソノマ・コースト>> ●重要シングル・ピノノワール-2、グロリア・エステイトこちら>> ●グロリア・エステイトの姉妹版ピノ ロシアン・リヴァー・ヴァレー>>
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品語源は “分かち合う楽しみの体験”「ワイン造りの女神」ことハイジ・バレットの実父にしてナパ・ヴァレーの生ける伝説、リチャード・ピーターソンの醸造により覚醒を遂げた原型からブランド・オブ・ザ・イヤー受賞生産者へ 《メナージュ・ア・トロワ》 カベルネ・ソーヴィニヨン|シャルドネ|ピノ・ノワールMenage a Trois Cabernet Sauvignon|Chardonnay|Pinot Noir 米国の経済情報誌「マーケットウォッチ」により、様々な産業からその年最もパフォーマンスに優れた先に贈られる「ブランド・オブ・ザ・イヤー」。2009年、ワイン部門を制した生産者が《メナージュ・ア・トロワ》です。 その件が証すように、大勢に親しまれる味わいは日常の食卓からレストラン・ホテル・パーティーユースまで幅広い用途に応えます。また、ステレオタイプなスタイルに限ることなく、様々なシーンに応じる斬新な飲み方(食べ方?)を提案するところもここの特色と言えます。 年間最優秀ブランドの称号もクオリティが伴ってこそ それを象徴付ける一端がリチャード・ピーターソンの醸造。ロゴマークを見てピン!とこられた方もおいででしょう。(詳細は詳細はワイン・プロフィールとその下に記載) 《メナージュ・ア・トロワ》 シャルドネ カリフォルニア かつて売れに売れたシャルドネに《ノヴィ》の“ロゼラズ”があります。ワイナリー生産中止から今や提供叶わぬ一本ですが、売り切れ後に再入荷リクエストが相次いだものです。昨今は濃厚タルコク・スタイルが見つけ出し難くなりました。お嘆きの方も少なく無いことでしょう。そのようなタイプをお探しの方に、候補として頂きたいシャルドネです。 【味わい】しっかり濃度ある麦わらの色調。グラス内に落ちる粘性、パイナップルやマンゴー様な南国果実のアロマからも相応の熟度を思わせます。それでも飽き足らぬように遠慮なく沸き立つヘヴィトーストされたオークの香りに、口中では炒ったナッツ類、バター、バニラ、小麦粉の焼き菓子の趣き。マリアージュに中和の作用を求めず、相乗効果を狙うなら一考です。脂がじゅわじゅわ染み出す白身魚の西京漬け、濃厚なクリームソースを用いる鶏肉・魚料理、ココナッツミルク系エスニックにも位負けしません。引き締まり感を得たい場合は低めの温度を推奨いたしますが、そうであっても強い実態感を伴う濃潤シャルドネです。 ■ ナパの生ける伝説、リチャード・ピーターソンの醸造により覚醒を遂げたワイナリー 画像右は2003年に販売したフォリ・ア・ドゥ。(Folie a Deux 1998) 有数のお買い得ナパでした。現在のフォリ・ア・ドゥは、葡萄産地をかつてのナパからソノマに変えています。加えて特徴的なロゴはラベルから消え、それはメナージュ・ア・トロワに継承される事となりました。メナージュ・ア・トロワの原型でもあるフォリ・ア・ドゥの創業は1980年代。風変りなラベルデザインの効果もあり当初より注目を集め、1983年産のシャルドネが加州政府公式ステイトフェアで最優秀賞(Best of Show)を授かるなど、商業上の成功も収めます。ところが「質より量」の姿勢が過ぎたことから、1990年代半ばにワイナリー運営が立ち行かなくなり、創業者一族から第三者への経営権譲渡を余儀なくされます。やがて見事に息を吹き返すこととなりますが、それを実現させた人物がリチャード・ピーターソン博士。1995年に新たな資本家より技術面の支援を託されます。氏の参画から一年後の1996年、コンセプトを異にする派生レーベルとして、メナージュ・ア・トロワが生み出されました。1stと2'ndの関係に似るも、単一産地のフォリ・ア・ドゥに対し、メナージュ・ア・トロワではブレンドの妙技を表わすところから姉妹版とも見られます。 ちなみにその頃、当代きってのタレント醸造家であったハイジ・ピーターソン・バレットはピーターソン博士の娘。彼女にとって、最大にして無二のメンターであるとは言うまでもありません。(二人の概要は以下参照) 【品種構成】シャルドネ Chardonnay【原産地呼称】カリフォルニア州|California, USA 【タイプ】[白] コクのある辛口 Dry【内容量】750ml ■ Dr. リチャード・ピーターソン -Richard Dick Peterson- アイオワ州立大で化学。カリフォルニア州立大学バークレー校(UCバークレー)で食物科学。UCデイヴィスで農業科学の博士号を取得。E&Jガロへの入社後は商品開発研究所に籍を置き、10年間の在籍中には研究担当取締役と製造部門の管理に携わる。1968〜1973年までは伝説の偉人、故アンドレ・チェリチェフと共にボーリュー・ヴィンヤードで醸造を担い、やがてはワインマスターに。社長とワインマスターを兼務したモントレー・ヴィンヤード(1973-1986在籍)においては、カリフォルニアで初めて貴腐菌のソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールを手掛けた他、貴腐作用の可能性を更に求め、1月に収穫したガメイ、12月に収穫したジンファンデルを発表して脚光を浴びる。アトラス・ピーク・ヴィンヤーズでは社長兼ワインマスター(後に会長)を務め、180haに及ぶ火山性土壌の土地を切り拓き、現在でもナパ最大の作付面積を誇るサンジョヴェーゼの畑を造成。これがやがて、伊・トスカーナの名門であるアンティノーリ杜がカリフォルニアに進出する礎となる。(ちなみに、娘のハイジが1990年代初頭に初めて手掛けた品種がサンジョヴェーゼ) 後年、ワインインスティテュートの役員を長年務めあげ、現在でも栽培と醸造のコンサルタントや、ワイナリーにかかる訴訟問題の相談など広く活躍。またアンドレ・チェリチェフ奨学制度基金の会長を1986年から務め、総額100万ドルを20年以上にわたり奨学生に給付する任務も遂行。今日、氏が発明した技術や証明した実験は広く活用されている。例えばバング・アンド・ロールなど、ウィアージュを経ずとも済むように樽を回転させる手法は、酸化防止の為にはバレルをワインで満たす必要がないことを証明した。ワインと樽の隙間にあるのは酸素ではなく、実は真空状態であるとの説から、大勢が恐れる程酸化が進むわけではないと語られる。また、氏の最も有名な技術革新として、樽を高く安全に重ねる為のスティール製のラック、「スティール・バレル・パレット」も挙げられ、今では米国の多くのワイナリーが採用する。またそれらは、自らが設計者でありながらも、ワイン業界の発展の為に特許は出願されていない。「ナパの優れたワインの陰で黒子に徹してきた研究者」と語られる所以であり、2013年9月のサンランシスコ・クロニクル紙インサイド・スクープにおいても、才能のみならず人となりが称えられている。(画像右上:リチャード&ハイジ父娘) ■ ハイジ・バレット -Heidi Peterson Barrett- ロバート・パーカーが新世界初の確定100点を与えた1992年産ダラ・ヴァレ “マヤ”を手掛け、続くスクリーミング・イーグル 1997でもRP100を実現させた醸造家。子育てに入る2000年代半ばまで、コンサルティング・ワインメーカーとして携わるクライアントはまさに綺羅星の如し。デヴィッド・アーサー(1997vtg エレヴェーション1147:WS99点)/グレース・ファミリー/ダイヤモンド・クリーク/バーバー/ランボーン/ヴィンヤード29/パラダイム/ハートウェル/アミューズブーシュらが並ぶ。NVV(ナパヴァレー・ワイン生産者団体)が主催する世界最大の慈善ワインオークションではハイジ作アソートが175,000ドル(当時のレートで2千万円)で落札されるなど、カルトワイン請負人としての逸話は枚挙に暇がない。 好き嫌いが見事に分かれてしまう奇を衒ったスタイルではなく、大勢が親しみ易いワインをお探しの際はメナージュ・ア・トロワがお薦めです。食事との相性も邪魔されません。
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品※送料無料お試しセット有り※ 99点シャルドネ|年間最優秀ピノ・ノワールをはじめ パーカーさんからマーケットの末端まで随所で認められる確かな費用対効果 《キャッスルロック》 Castle Rock Winery 赤白各種 デートでも無ければ、万円級のグランヴァンを並べるようなフォーマルなシーンでも無いし。 ましてや、毎日フレンチを食べるはずもないのに... ●例えば、女子会でのちょっぴりリッチな持ち寄り料理や、コースでもなく色々な味わいのお料理が並ぶ家庭の食卓においては、食中酒として、どんなワインがフィットするでしょう? 様々な状況に応じた、つぶしが効くワインを探すならキャッスルロック。 カジュアルシーンから、プチ贅沢な料理にもマッチするラインナップを擁しつつ、「マニア」や「ワイン通」をも頷かせる要素にだって事欠きません。 銘醸地の果実から確かな味わいのワインを生む事で、全米有数のコスパと評される造り手です。 品目が多い生産者って、「マニア」や「ワイン通」から避けられる傾向がありません? 実際、オートメーション化された他の大手生産者の中には、雑多な葡萄を使うワインも珍しくないので、それもうなずける話です。 対してキャッスルロックは、素性を明かした優良産地の果実を使う価値あるワイナリーと言え、その恩恵から、著名な専門家をはじめ、多方面のお墨付きを得ています。 《キャッスルロック》 シャルドネ “セントラル・コースト” 【味わい】セントラルコースト地区特有の暖かな日差しから得られた豊かで熟したフルーティーな味わいと、冷涼な海風から得られたキレのある酸が好バランス。バニラ、洋ナシ、シトラス、メロンのフレーバーに、ほのかなオークのニュアンスがリッチな感を与え、長い余韻へと続く。 相性の良い料理:塩味ベースの鶏肉、カニやエビなどしっかりとした味わいの甲殻類、クリームソース系パスタ 【主な受賞歴】■カリフォルニア・ステイトフェア:99点/Double Gold ■ワインエンスージアスト誌:Best Buy ■サンフランシスコ・クロニクル・ワインコンペティション:Gold 【産地概要】アラスカから南下する寒流の影響を色濃く受ける太平洋沿岸部の葡萄栽培エリア(AVA)。北はサンフランシスコ・ベイから南はサンタ・バーバラまで南北に長く、微気候や土壌の違いに従いワインの性格もバラエティに富む。昼夜の寒暖差が大きな地区では、シャルドネやピノノワールが主要品種。温暖な地区では、世界的に評価の高いシラーやカベルネを生み出す。 (一例としてパーカーポイントのうえでは、シャルドネ:99点|ピノ:98点|シラー:100点|カベルネ100点にも及ぶ。) 【品種構成】シャルドネ【原産地呼称】カリフォルニア州>セントラルコーストAVA|Central Coast AVA, California, USA【タイプ】[白] コクのある辛口 Dry【内容量】750ml 【造り手概要】1994年に設立されたキャッスル・ロックは、グレッグ・ポポヴィッチの高品質にかける情熱と効率的なマネージメント術により、コストパフォーマンスの高いワインを探し求める愛好家達から高い評価を受けている。あえて自社畑や醸造設備を持たず、優れた畑および高い醸造技術を持つワイナリー等と契約することにより、効率的に生産拠点を広げている。
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品● ワインライターの第一人者、立花峰夫とカリフォルニアワインあとりえがジョイント♪ 「BGMによってワインの味なり、食べ物の味なりが変わる。」ってご存知ですか?そこで今回は、峰夫氏が、ロックの名曲をペアリングした結果をレポート。皆様もどうぞご一緒に♪ ▼「アメリカ二大もじゃもじゃワインメーカー」と、私が勝手に呼んでいるふたりがいます。 ロックな感じのもじゃもじゃ長髪で、生き方もロック、造るワインもなんだかロック。 もちろん、ただ単にもじゃもじゃなだけの造り手はふたりどころじゃないのですが、「二大」というぐらいだから、格別に美味い酒を造る腕がないといけません。 ひとりは、ご存じサンタ・バーバラの怪人、オー・ボン・クリマのジム・クレンデネン。そして、もうひとりが今回ご紹介するワシントン州きっての大立者、チャールズ・スミス -Charles Smith-です(次点として、ゲイリー・ピゾーニがいます)。 ■ みなさんコンチハ! インチキ系ワインライター&翻訳者の立花峰夫です。 このページは、アメリカワインをこよなく愛するワタクシめが、オススメの銘柄をドラマチックに、ドラスチックに、そしてドメスチックにご紹介するコーナーです。 今回は、このコーナーでは初のワシントン州のワイン。量ではカリフォルニアに大きく水をあけられているものの、品質面では肩を並べるぐらいの水準に達したこの州のワインを、過去20年で飛躍させた最大の立役者がチャールズ・スミスなのです。 もじゃ夫チャールズの勇姿(ただし撮影したのは15年ほど前です)。 ジム・クレンデネンにも言えることですが、チャールズ様のエライところは、ある程度の量を造って、商業的成功もしっかり収めながら、品質面では一切妥協しないところでしょう。高いやつだけでなくカジュアル銘柄もしっかり美味しいんですが、これはなかなかできるこっちゃありません。 なんだかいっぱい、いろんなブランドを次から次へと造るのも、もじゃもじゃのいわば特性でして、チャールズ・スミスが手がけてきたブランドは、本丸の高級ラインであるKヴィントナーズに始まって、チャールズ・スミス・ワインズ|ハウス・ワイン|カーサ・スミス、そして今回ご紹介するワインズ・オブ・サブスタンス -Wines of Substance-などと、まあえらくいっぱいあります。 もじゃ夫チャールズが、目下一番注力しているのが、このサブスタンスのブランドでそうでして、そのコンセプトは「安いのに、本格派。だからウマウマ」というものです。 カジュアルな価格帯のワインであるにも関わらず、天然発酵、無濾過・無濾過というなかなかリスキーな手法も使っていますし、ぶどうの供給元も聞けば「えっ」と驚くほど有名なワシントン州の畑だったりするそうでして、ほうほうやりますな、な感じであります。 ラベルのデザインも、なんだかロックですね。なお、チャールズは見た目だけでなく、リアルにロックな生涯を送ってきた人です。1999年にKヴィントナーズを立ち上げて醸造家になる前は、デンマークの「サイクト・アップ・ジャニス Psyched Up Janis」という、そこそこ有名なバンドのマネージャーをしていたのですよ。 サイクト・アップ・ジャニスの楽曲は、SpotifyでもApple MusicでもAmazon Musicでも全アルバム聴けますし、主要な曲はYoutubeにも上がっています。 ★「ロックの名曲をペアリングした結果レポート」はカベルネ CSのコーナーをご覧下さい。>> ■シャルドネの輸入元レビュー 「美しい。香り高い。層が重なる。花束の香り。口に含みすぐに浮かび上がるのは、みかん、リンゴ、洋ナシ、藤の花。続くイタリアンメロン、クローブ、レモンメレンゲが口の中を和ませ、繊細なミネラルの小さな滝が口の中で流れてゆく。複雑で完成された味わいでうっとりする満足感。素晴らしい完熟度が得られ、信じられないほどのバランスと個性を持つ美しいワインに仕上がっている。」 ▼ヴィンヤード 【フレンチマン・ヒルズ】コロンビア・ヴァレーの中でも最も温暖な地域の一つ、ワルーク・スロープから北へ車で約30分のところにある1998年植樹の畑。フレンチマン・ヒルズ・ヴィンヤードは標高が503mと高いこともあり、より冷涼な場所に位置する。また、霜が降りにくく、畑の上部には石灰岩と砕けた玄武岩の土壌が含まれる。 【ローザ・ヒルズ】標高411m、ラトルスネーク・ヒルズの南斜面に位置する自然な南傾斜のボウルにある1977年植樹の畑。大部分は、割れた玄武岩の塊が散在しているシルトロームから石灰質土壌に植えられている。 【ハイ・リバー】コロンビア・リヴァーの東側に位置しており、比較的温暖な気候区分に属す。火山岩を含む砂質土壌。 【モクシー】1ヤキマの東側、モクシーの町の北側に位置する1973年植樹の畑。西向きの斜面は標高約442m。土壌はモクシー ・シルトロームで砕けた石灰岩が混じる。 【品種構成】シャルドネ100%【ワイン造り】野生酵母 全房プレス100% フレンチオーク樽発酵100%(新樽25%)×11か月【原産地呼称】ワシントン州>コロンビア・ヴァレーAVA|Columbia Valley, Washington State【タイプ】[白] コクのある辛口 Dry【内容量】750ml alc.13.5%
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■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品※激レア※ (知る人ぞ知るトップシャルドネの一角) 元祖カリフォルニア・ウルトラプレミアム・ブル系発祥の地で 100点評価を立て続けとするトーマス・ブラウンが手掛けるプレステージワイン 《シブミノール》 シャルドネ “ブエナティエラ・ヴィンヤード” ロシアン・リヴァー・ヴァレー ■歴代1位は98点でその数わずか2つ その直下にあるワインスペクテイター97点シャルドネの一つがシブミノール “ブエナティエラ”。 少ない年で100ケース台、多くとも400ケース台の少量生産から、目にする機会も乏しいまま長くを過ごしましたが、遂に蔵出正規品を得ることができました。(インポーター限定品) シュレーダーでパーカーポイント100点連発(カベルネ)、リヴァーズ・マリーではアントニオ・ガローニ初の100点ピノ・ノワールを手掛けた世界で最も有能なワインメーカーの一人、トーマス・ブラウンが造るシャルドネの中で最も高いステイタスにある一品です。 ▼ 高評価当時と同じ組合せ ■マーカッサン(ヘレン・ターリー醸造 Marcassin:蔵出し品の日本向け輸入は無し) ■オーベール(マーク・オーベール) ■シブミノール(トーマス・ブラウン) ■レイミー(デヴィッド・レイミー) ■コングスガード(ジョン・コングスガード) ▼ 後に組合せ変更 ■ゲイニー(現ロンゴリアのリチャード・ロンゴリア醸造) ■ピーター・マイケル(現モルレ・ファミリー・ヴィンヤーズのルーク・モルレ) ■ロキオリ(ギャリー・ファレル:引退) 95点を超えると、その数が極端に少なくなる傾向があるワインスペクテイターの評価。 97点シャルドネともなれば1本も発表が無い年も珍しくありません。(即ち入手が大変困難) また、高評価を得た当時からワインの性格を大きく変えずにいる為には、少なくともヴィンヤードとワインメーカーの組み合わせが同じでありたいところですが、ここにも高い障壁があります。 上の「ワインスペクテイター選カリフォルニア・シャルドネ高評価順」の中から、今もこれら2つの条件を満たす造り手は5つに限られます。(上記「高評価当時と同じ組み合わせ」) 内一つがシブミノール。カリフォルニア・ブルゴーニュ系の元祖ウルトラプレミアム銘柄発祥の地、ロシアン・リヴァー・ヴァレーの最重要小地区から生まれる「知る人ぞ知る」逸品です。 《シブミノール》シャルドネ “ブエナ・ティエラ” ロシアン・リヴァー・ヴァレー 【味わい】100本超の銘柄が並ぶ国内初披露の試飲会において、涼し気なスタイルならアルマ・デ・カトレアのシャルドネ、芳醇さではシブミノールが最も強い印象を刻んだものです。パイナップル、杏子、リンゴといった暖かみある果実のニュアンスが膨らむアロマ、口中においては温州みかん、南国果実の厚みあるフレーバー。舌触り柔らかなテクスチャー、過不足の無い酸、雑味と甘さを残さぬ果実感の好バランスはオーベールを彷彿とさせます。ニュートラルな印象を抱かせる樽の使い方がうまく、ふくよかな体躯を持ちつつ各種構成要素の釣り合いを妨げません。糸を引くように長いアフターも実に心地よく、然るべく温度下で大ぶりなグラスを使用のうえ改めてじっくりと飲みたくさせる1本でした。 樹齢50年超|フレンチオーク100%(新樽比率50%)×樽熟成14か月を経て瓶熟12か月超 ■ブエナ・ティエラ・ヴィンヤード概要 ル・モンラッシェをはじめとするブルゴーニュ・ボーヌ産白ワインの対抗産地として、最も多くその名が挙がるソノマ。(一例としてロバート・パーカー氏の批評においては、ボーヌよりも多い世界一のRP100点シャルドネ輩出源)また、ソノマの中でもいち早く評価を確立させた先がロシアン・リヴァー・ヴァレー(RRV)であり、更にその中でも特筆すべきエリアが、小さなウィンザーの街の西側一帯。ロシアン・リヴァーを挟み走る二つの通り、ウエストサイド・ロードとイーストサイド・ロードに沿うこの辺りこそが、元祖ウルトラプレミアム・ブルゴーニュ系を生んだ小地区。ハインツに並びシャルドネの取引が全米最高額のリッチー・ヴィンヤード|ウィリアムズ・セリエム|ロキオリ|キスラーが連なる一角に、ブエナティエラ・ヴィンヤードもある。(上記地図に記載はないが、オーベールの100点シャルドネを産出するイーストサイドはブエナティエラの並び)低い丘陵地帯(ラグーナ・リッジ)の中に位置するこの一帯は、砂質粘土ローム土壌の作用から排水性に長け、朝夕は海からの涼しい霧が入りつつ、日中の日照量は豊富。ピノ・ノワールとシャルドネのファインワインに望まれる諸条件を備える。 もとよりブエナティエラは栽培専業グロワー。その所有者とシブミノールが契約を交わす際、一つの条件が加えられた。RRVの中で最も古いヴィンヤードの一つに数えられるブエナティエラは、樹齢が高まるに従い葡萄の収量が落ち、植替えが検討された。そこでシブミノールの創業者であるドン・ロス氏は、古木の重要性を説き「収量が落ちても、最盛期の収量と同じ価格を払う。」と提案。それが通り、シブミノールが使用する区画の樹齢は50年を超える。 【品種構成】シャルドネ【原産地呼称】カリフォルニア州>ソノマ群>ロシアン・リヴァー・ヴァレーAVA【タイプ】[白] コクのある辛口 Dry【内容量】750ml ■生産者概要 創業者のドン・ロスは、アポロ月面着陸計画にも加わった元NASAのエンジニア。その退職後のビジネスで成功を収め、高級ワインの蒐集家としても知られていた。 ある年、ドンとジョアンの夫妻はSFベイエリアからナパ・ヴァレーに移り住む。 セントヘレナ地区に構えた二人の新居は、0.8haの土地と質素なコテージから成り、小さな丘の上にある敷地には、ヴィンヤード29(※)が擁すアイーダ・ヴィンヤードの一部であったカベルネ・ソーヴィニヨンの畝が数列含まれていた。(※ Vineyard 29 Aida Estate:90年代後半から2000年代半ばにかけてメルカが手掛けたトッププレミアム) そこでドン・ロス氏はアイーダを管理していたデヴィッド・エイブリュー(画像右の下)をヴィンヤードマネージャーに、ワイン会仲間であったトーマス・ブラウン(画像右の上)に醸造長を依頼し、2003年にカベルネ・ソーヴィニヨンを初リリース。0.8haと極めて狭小なブロックからの産出により、仲間内に配る程の数であったが、人を介しそのボトルが渡った先がジェームズ・ラウビー(※)。後に続く高評価のきっかけであった。(※ James Laube:ワインスペクテーター誌の顔的なレビュワーにしてシニアエディター) 創業者のドン・ロス氏は2016年4月8日に死去。現在はジョアン夫人が切り盛りする。 ※ワイナリー名“Shibumi”の由来:ミュンヘン・オリンピックのテロ事件(イスラエル選手団が殺害された)の犯人に報復すべく有志が立ち上がるが・・・というストーリー展開のベストセラー・サスペンス小説、「SHIBUMI」(トレヴェニアン原作シブミ)にちなむ。「SHIBUMI」は即ち日本語の「渋み」を語源としており、ジョアンによると「渋み」とは「シンプルな中にある完全の追求」「さり気ない完璧さ」を表す身体的・感情的な状態を表す。樫の木の下で360度を葡萄畑に囲まれた、夫妻の生活はまさに「シンプルな中にある完全の追求」でもあった。
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■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品【全米随一の費用対効果と評された「外さない造り手」】 幾つもの専門メディアで『ベストバイ』『ベストバリュー』を各種セパージュ毎に連発。 その数『通算三桁』とも言われる経歴は伊達でありません。飲んで納得、感服のコスパ。《ボーグル・ヴィンヤーズ》 ワインスペクテイター、ワインエンスージアスト、ワイン&スピリッツといった有力媒体では、100点満点法による採点とはまた別に、費用対効果に秀でるワインへ向けた『ベストバイ』-Best Buys-、『ベストバリュー』-Best Value-といった称号が用意されています。 それら専門誌に目を通した時、これ程までに数多くのタイトルを受かるワイナリーは珍しく、集計したことはありませんが、もしも「最も多く受賞するワインとは?」と尋ねられれば、少なくとも上記三つの有力誌からは、ボーグルかヘス・セレクトが真っ先に思い浮かびます。 飲んで実感。美味しさをストレートに満喫させてくれるワインです。 ☆ 2019年ワイナリー・オブ・ザ・イヤー発表 ☆ ボーグルが全米第1位に選ばれました! ▼ ボーグル一覧はこちらより ▼ 《ボーグル》 ソーヴィニヨンブラン カリフォルニア (ロシアンリヴァーヴァレー+モントレー) 当価格帯に「ロシアン・リヴァー・ヴァレー産」(RRV)はまず見つかりませんが、ボーグルでは生産量の多さをアドバンテージとしてそれを実現しています。更に味わいのバランスを整えるべくモントレー産を併用するなど、葡萄産地は高級品の温床として名高い二つのエリアから。この価格にあってはアッパレな内容です。 ■ 主な受賞歴:ワインスペクテイター誌「ベストバイ」Best Buy 「際立つ価値」 (ウォールストリート・ジャーナル主催ブラインドテイスティング) WE誌選「TOP100Best Buys部門第3位」 -2011 Wine Enthusiast TOP100 #No.3- 【味わい】まずは何と言ってもアロマチック♪ステンレス槽100%の低温発酵により、清々しく心地よいハーブや柑橘系の香りに溢れる。その柑橘類とはライムやグレープフルーツの他、日本人にとっては親しみ易さを覚えるユズやカボスといった「和」の趣きも。豊かなアロマを鼻腔の奥深くに運ぶ酸も釣り合いよく、レモングラス、湿り気のある青草、アスパラガス、白胡椒の香りも表れる。キレのある辛口でありつつも薄弱シャバシャバに陥らず、しっかりとした構造を兼ね備える酒質。当価格帯に難しい点を解消している。 ■ 有名ワインを陰で支え続けた有望産地 ナパやソノマ、サンタバーバラといった太平洋沿岸地域に比べ知名度は劣るものの、栽培の歴史ともなれば話は別。ジンファンデルで有名なロダイから、北に20km程離れたカリフォルニア・デルタの一画に属する政府公認栽培エリア(AVA)がクラークスバーグ。従来は大規模生産者に向けた栽培専業者が多かったエリアだが、広大な州内から大手が選ぶ産地であるだけに、果実の潜在性はもとより広く認められるところであった。加えて、その秀逸性に着目し果実供給を請うワイナリーの中には、ナパやソノマに拠点を置く高級生産者も含まれる。いわば黒子のような存在であった。(ロバート・パーカー選98点生産者パインリッジ -Pine Ridge-|同97点サドルバック -Saddleback Cellars-|IWC@ロンドンで世界No.1メルローに輝いたセントフランシス -St. Francis-等) 近年の当地には、自らの名を冠するエステイトワイン(自社元詰め)に力を注ぐグロワーが増しつつあり、果実の質を更に高めるべく、栽培手法の見直しを図るなど大きな変革期を迎えている。西に位置するサンパブロ湾からの涼風と、東側のシエラネヴァダ山系から流れ込む冷たい川。それらの影響を受けるクラークスバーグやロダイなどのデルタ地帯は、ワイン用葡萄の栽培にとっては好ましい環境にあり、そこから産出されるワインは、濃密でありつつ然るべき酸度が釣り合いよく備わる点を持ち味とする。 【品種構成】ソーヴィニヨンブラン【原産地呼称】カリフォルニア【タイプ】[白] 辛口 Dry【内容量】750ml 今ではワイン産地としての認識を受けるクラークスバーグ地区にあって、1800年代中頃より6世代に亘り農業を続けるボーグル・ファミリー。一家による自社ワインの生産は1980年代半ばに始まり、やがて賞賛に値する質の高いワインの生産で知られるようになった。 名を知らしめた理由の一つが、ワインスペクテイター誌に掲げられたタイトル「Best Buy」の数々。WS誌初掲載から三作目となる1990年産に早くも「Best Buy」が授けられ、後の1999年産にかけて僅か10年足らずでその数を「19」にまで増す。 ▼ デビュー後数年間で「ワインスペクテイター Best Buy」×19度獲得 カベルネ・ソーヴィニヨン 1990|メルロー 1991|プティ・シラー 1991|ソーヴィニヨン・ブラン 1992|メルロー 1992|プティ・シラー 1992|カベルネ・ソーヴィニヨン 1993|シャルドネ 1993|プティ・シラー 1993|ソーヴィニヨン・ブラン 1994|プティ・シラー 1995|ソーヴィニヨン・ブラン 1995|プティ・シラー 1996|プティ・シラー 1997|オールドヴァイン・ジンファンデル 1997|ソーヴィニヨン・ブラン 1998|メルロー 1999|プティ・シラー 1999|オールドヴァイン・ジンファンデル 1999 もとより良好な環境に広大な畑を所有するだけに、一族は自社ワインの為に出来栄えの良い葡萄を選ぶことのできるアドバンテージを備えていた。課題としたワイン造りのノウハウも、マム・ナパ(※)より醸造家を迎え入れるなどして解決に向かう。(※ 仏大手シャンパンメゾン “G.H.マム”がナパに創立したMumm Napa)やがてボーグルは「安旨部門世界一のワインをクラークスバーグから生み出す。」をモットーに掲げ、エリア筆頭生産者としての地位を確立するに至る。 ボーグルのワイン造りを一言で言い表すと「生真面目」当価格帯には、安く仕上げることを大前提として、バルクワインの買付けに精力を費やす造り手もある中、常に「きちんとした仕事」を感じさせます。 今ほど名が知られずにいた2004年から暫くの間、ボーグルを定番とする唯一の楽天ショップであった過去があります。その頃より、欠品すると再入荷リクエストが届くワインでした。種々のセパージュを擁する生産者の中には、「主力品種の他はやや難有り」と言わざるを得ない例もあります。対してボーグルの場合は、同価格帯の価値基準をくつがえすばかりのお値打ち感が伴われます。ファインワインが集まるベイエリアの専門店でもバリューコーナーに度々見られますが、それは多くの消費者より支持を得るからに他ならぬものでしょう。 納得のコストパフォーマンスです。
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品語源は “分かち合う楽しみの体験”「ワイン造りの女神」ことハイジ・バレットの実父にしてナパ・ヴァレーの生ける伝説、リチャード・ピーターソンの醸造により覚醒を遂げた原型からブランド・オブ・ザ・イヤー受賞生産者へ 《メナージュ・ア・トロワ》 カベルネ・ソーヴィニヨン|シャルドネ|ピノ・ノワールMenage a Trois Cabernet Sauvignon|Chardonnay|Pinot Noir 米国の経済情報誌「マーケットウォッチ」により、様々な産業からその年最もパフォーマンスに優れた先に贈られる「ブランド・オブ・ザ・イヤー」。2009年、ワイン部門を制した生産者が《メナージュ・ア・トロワ》です。 その件が証すように、大勢に親しまれる味わいは日常の食卓からレストラン・ホテル・パーティーユースまで幅広い用途に応えます。また、ステレオタイプなスタイルに限ることなく、様々なシーンに応じる斬新な飲み方(食べ方?)を提案するところもここの特色と言えます。 年間最優秀ブランドの称号もクオリティが伴ってこそ それを象徴付ける一端がリチャード・ピーターソンの醸造。ロゴマークを見てピン!とこられた方もおいででしょう。(詳細は詳細はワイン・プロフィールとその下に記載) 《メナージュ・ア・トロワ》 カベルネ・ソーヴィニヨン カリフォルニア 【味わい】ピノやシャルドネにも相通じることですが、メナージュアトロワのワイン(特に赤)とは、総じて果実感を過ぎたるものとすることなく、だからと言って控えめでも無し。その辺りのバランスが人気の秘訣と思えます。カベルネ・ソーヴィニヨン特有のタンニンも口当たりに刺激を残す鋭利な性格とならず、渋み成分の存在意義を表しながらも、堅さを残さぬあと一歩のところを心得ているかのよう。赤果実の性格を持つアロマに続き、口中の風味も主張を激しくすることなく節度ある造りを感じさせます。若い内から酒肉がきめ細やかであり、飲み疲れることなく料理とグラスが進むフードフレンドリーな一本。 ■ ナパの生ける伝説、リチャード・ピーターソンの醸造により覚醒を遂げたワイナリー 画像右は2003年に販売したフォリ・ア・ドゥ。(Folie a Deux 1998) 有数のお買い得ナパでした。現在のフォリ・ア・ドゥは、葡萄産地をかつてのナパからソノマに変えています。加えて特徴的なロゴはラベルから消え、それはメナージュ・ア・トロワに継承される事となりました。メナージュ・ア・トロワの原型でもあるフォリ・ア・ドゥの創業は1980年代。風変りなラベルデザインの効果もあり当初より注目を集め、1983年産のシャルドネが加州政府公式ステイトフェアで最優秀賞(Best of Show)を授かるなど、商業上の成功も収めます。ところが「質より量」の姿勢が過ぎたことから、1990年代半ばにワイナリー運営が立ち行かなくなり、創業者一族から第三者への経営権譲渡を余儀なくされます。やがて見事に息を吹き返すこととなりますが、それを実現させた人物がリチャード・ピーターソン博士。1995年に新たな資本家より技術面の支援を託されます。氏の参画から一年後の1996年、コンセプトを異にする派生レーベルとして、メナージュ・ア・トロワが生み出されました。1stと2'ndの関係に似るも、単一産地のフォリ・ア・ドゥに対し、メナージュ・ア・トロワではブレンドの妙技を表わすところから姉妹版とも見られます。 ちなみにその頃、当代きってのタレント醸造家であったハイジ・ピーターソン・バレットはピーターソン博士の娘。彼女にとって、最大にして無二のメンターであるとは言うまでもありません。(二人の概要は以下参照) 【品種構成】カベルネ・ソーヴィニヨン Cabernet Sauvignon【原産地呼称】カリフォルニア州|California, USA 【タイプ】[赤] ミディアム〜フルボディ Medium-Full【内容量】750ml ■ Dr. リチャード・ピーターソン -Richard Dick Peterson- アイオワ州立大で化学。カリフォルニア州立大学バークレー校(UCバークレー)で食物科学。UCデイヴィスで農業科学の博士号を取得。E&Jガロへの入社後は商品開発研究所に籍を置き、10年間の在籍中には研究担当取締役と製造部門の管理に携わる。1968〜1973年までは伝説の偉人、故アンドレ・チェリチェフと共にボーリュー・ヴィンヤードで醸造を担い、やがてはワインマスターに。社長とワインマスターを兼務したモントレー・ヴィンヤード(1973-1986在籍)においては、カリフォルニアで初めて貴腐菌のソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールを手掛けた他、貴腐作用の可能性を更に求め、1月に収穫したガメイ、12月に収穫したジンファンデルを発表して脚光を浴びる。アトラス・ピーク・ヴィンヤーズでは社長兼ワインマスター(後に会長)を務め、180haに及ぶ火山性土壌の土地を切り拓き、現在でもナパ最大の作付面積を誇るサンジョヴェーゼの畑を造成。これがやがて、伊・トスカーナの名門であるアンティノーリ杜がカリフォルニアに進出する礎となる。(ちなみに、娘のハイジが1990年代初頭に初めて手掛けた品種がサンジョヴェーゼ) 後年、ワインインスティテュートの役員を長年務めあげ、現在でも栽培と醸造のコンサルタントや、ワイナリーにかかる訴訟問題の相談など広く活躍。またアンドレ・チェリチェフ奨学制度基金の会長を1986年から務め、総額100万ドルを20年以上にわたり奨学生に給付する任務も遂行。今日、氏が発明した技術や証明した実験は広く活用されている。例えばバング・アンド・ロールなど、ウィアージュを経ずとも済むように樽を回転させる手法は、酸化防止の為にはバレルをワインで満たす必要がないことを証明した。ワインと樽の隙間にあるのは酸素ではなく、実は真空状態であるとの説から、大勢が恐れる程酸化が進むわけではないと語られる。また、氏の最も有名な技術革新として、樽を高く安全に重ねる為のスティール製のラック、「スティール・バレル・パレット」も挙げられ、今では米国の多くのワイナリーが採用する。またそれらは、自らが設計者でありながらも、ワイン業界の発展の為に特許は出願されていない。「ナパの優れたワインの陰で黒子に徹してきた研究者」と語られる所以であり、2013年9月のサンランシスコ・クロニクル紙インサイド・スクープにおいても、才能のみならず人となりが称えられている。(画像右上:リチャード&ハイジ父娘) ■ ハイジ・バレット -Heidi Peterson Barrett- ロバート・パーカーが新世界初の確定100点を与えた1992年産ダラ・ヴァレ “マヤ”を手掛け、続くスクリーミング・イーグル 1997でもRP100を実現させた醸造家。子育てに入る2000年代半ばまで、コンサルティング・ワインメーカーとして携わるクライアントはまさに綺羅星の如し。デヴィッド・アーサー(1997vtg エレヴェーション1147:WS99点)/グレース・ファミリー/ダイヤモンド・クリーク/バーバー/ランボーン/ヴィンヤード29/パラダイム/ハートウェル/アミューズブーシュらが並ぶ。NVV(ナパヴァレー・ワイン生産者団体)が主催する世界最大の慈善ワインオークションではハイジ作アソートが175,000ドル(当時のレートで2千万円)で落札されるなど、カルトワイン請負人としての逸話は枚挙に暇がない。 好き嫌いが見事に分かれてしまう奇を衒ったスタイルではなく、大勢が親しみ易いワインをお探しの際はメナージュ・ア・トロワがお薦めです。食事との相性も邪魔されません。
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品豊かな感性と大胆な試みからカリフォルニアワインに吹き込まれる新たな風まるで守旧派に反抗するかのような話題作を次々と送り出す気鋭の若手注目株ロバート・パーカー氏との論争で耳目を集めたジョン・ボネ氏も推奨する数々《ビリキーノ》 BIRICHINO Winery 初輸入より数年前、とあるシーンでビリキーノを知った時、そのプロフィールに「ランダル・グラムの下で研鑽を積んだ醸造家が造るワイン」とあったことから、大いに興味を抱いたものです。ならばと飲めば、見込み通りに心躍らせるものばかりでした。元より人為的なお化粧を良しとしない造り手ですが、ここのワインには「素の美しさ」に加え「退屈とさせない存在感」があります。「単に飲む事だけ」が出費の目的では無く、「出費とは体験への対価」との考えをお持ちの方には、大いなる価値を見出して頂けることでしょう。「ワイン選びの醍醐味」を覚える「楽しいワイン」です。 《ビリキーノ》 マルヴァジア・ビアンカ モントレー まるでフレグランスの塊に包み込まれるよう... アロマの備わりを重んじる方に「大」推奨 【味わい】初めてビリキーノを知ってから数年後。一度目にしたら忘れる筈も無い個性的なラベルを試飲会場で見つけ、「あ、あの時のワイン...」とボトルを手にしてグラスに注げば、なんという存在感。他ワインの印象を打ち消すほどまでに、抜き出た芳しい香りが沸き立ちます。かつて2000年あたりのカリフォルニアワイン産業には、「カル=イタル・スタイル」(Cal-Ital Style)というカテゴリーがちょっとしたブームとしてありました。カリフォルニアの気候風土と、このマルヴァジアのようなイタリア系品種の融合を意味しますが、これもまた双方のシナジーが表わされたワインと言えます。特異的なその香りとは第一に花々が大きくイメージされ、口の中にあってはライムやシトラスを思わせる爽やかな緑色の柑橘系に、甘みやコクを美点とするあんずやメロンに南国果実の香りも併せ持ちます。幾らか粘性を伴いつつ、清々しいな酸の縁取りもあって果実味がなんとも雅やか。安易な伊産マルヴァジアにありがちなシャバシャバ軽薄単調タイプには重なりません。密度に締まりのある酒肉です。 ■『食事の始まりにパーフェクトなワイン。ケースで購入すべき』 (ロバート・パーカー氏監修WAのコメント) 「芳香とパフュームを伴う美味な白ワイン。柑橘類の皮、メロン、花々、エキゾチックなハーブやミントの容赦ないブーケ。ジューシーで鮮度と清潔感のあるこのミディアム・ボディ白は完全に融和した酸があり、フィニッシュはクリーンでドライ。食事の始まりにパーフェクトなワイン。ケースで購入すべき。翌年までの消費を推奨。」 (“A delicious, fragrant and perfumed white, delivers a steely bouquet of citrus rind, melon, flower, exotic herbs and mint. This medium-bodied, fresh and clean white has juicy, integrated acidity and finishes clean and dry, with solid length and a juicy snap to its acidity that has you looking for another sip. A perfect wine to start a meal, it should be purchased by the case and consumed over the coming year.”) ■「素晴らしくフローラル。張りとグリップのあるこだわりの味。」ワインエンスージアスト91点 (2013vtg) 「この大いなるアロマチックな葡萄品種をドライスタイルに仕上げるのは難しいことだが、アレックス・クラウゼとジョン・ロックのチームは7アップやオレンジの花、スターゲイザー(東洋のユリ科)など素晴らしくフローラルなアロマを伴うワインへと成功を収めた。時々ある一般的なものよりも、むしろ素敵な柑橘系の中果皮にあるほろ苦さ、粘性あるレモンライムの残像、張りとグリップの各要素が備わるこだわりの味わい。」 (“This overly aromatic grape can be hard to train into a dry style, but the Bonny Doon-schooled team of Alex Krause and John Locke succeed with wonderfully floral aromas of 7-Up, stargazer lilies and orange blossoms. A nice citrus pith bitterness provides both tension and grip, with flavors sticking to the lemon-lime spectrum rather than the more common and sometimes… -M.K.” Wine Enthusiast 4/1/2015) 毒々しいばかりの香気を振りまくものでは無く、「師匠であるランダル・グラム氏直伝のエッセンスが詰め込まれている。」と思わせる理性的な逸品です。特徴的なオリエンタル調のラベルですが、フードフレンドリーなワインであることから中華料理との相性が念頭に置かれたものかもしれません。 「風味こそがワインの命」と言う方は是非ともご賞味ください。劇的なアロマチックワインです。 【品種構成】マルヴァジアヴィアンカ100% Malvasia Bianca【原産地呼称】カリフォルニア州>モントレー群 Monterey County, California, USA【タイプ】[白] 辛口 芳醇 Dry【内容量】750ml “古樹”を凌駕する齢100年超の“超老木” 〜興味をかきたてられる特徴ある葡萄〜 ビリキーノは「畑探し」を楽しんでいるようにも見える。カリフォルニアの至る場所から果実を得る中、どれもこれも正味の単一畑ばかり。更にはそれら先々を知ると、何とも興味深い栽培果実ばかりが並ぶ。例えば、グルナッシュの為となるベッソン・ヴィンヤード。その所在は「銘醸輩出率世界筆頭級」のサンタ・クルーズ・マウンテンズ麓に位置する緩やかな斜面にあり、植樹は1910年に遡る。樹は接ぎ木なしの自根栽培のみで今に至る上、一切の灌漑が施されぬことも特色とするがが、そのような貴重な果実を今までどこの誰が手にしていたのか?答えは、往時のボニードゥーン。あれやこれや様々なワインを造り続けるに従い、増えすぎた品目と生産量の調整を図ったランダル・グラムは、やがて幾つかの銘柄を独立レーベルとしてボニードゥーンから資本を分け、それと共に生産が停止されたワインの為となる畑とは契約を更新せずにいた。内一つがベッソン・ヴィンヤードであり、バトンを受け渡すかのようにその権利を得た先がランダル・グラムの門徒でもあったビリキーノであった。 ビリキーノにはピノノワールやジンファンデルも擁されるが、それらの果実には台木への拘りも見て取れる。かつて、より優れたワインの生産を目論んだ造り手達は、こぞって従来の主流から新種の台木へ見直しを図った。(セント・ジョージからAxR#1ハイブリッドへ。) ところがやがてAxR#1は、20世紀末にカリフォルニアを襲ったフィロキセラに耐性が無いものと判明し、ことごとく甚大な被害を被るに至る。但し、必ずしも全てでは無く、フィロキセラに襲われた畑から隔離されたガラパゴス的エリアや表土を砂地とする畑の中には、その被害が及ばぬ先もあった。その一例が画像上、手の平に乗る葡萄はピノノワール。生産性の低いな小ぶりな房であるが、これもまたフィロキセラ渦をくぐり抜けたセント・ジョージからの産物である。 【生産者概要】BIRICHINO Winery アレックス・クラウゼ(Alex Krause)とジョン・ロック(John Locke)の両氏により、2008年にカリフォルニア州サンタ・クルーズ市内に設立。ワイナリーは、Ridge Vineyardsでも知られるサンタ・クルーズ・マウンテンズの山並みを望む平野部に構えられる。界隈には、リッジのポール・ドレイパー氏に並ぶ当地の二大名醸造家、“鬼才” ランダル・グラム氏(画像右側:Randall Grahm)が率いるボニー・ドゥーン(Bonny Doon)がある。ランダル・グラムとは、破天荒とも思えるワイン造りの傍ら、UCデイヴィスで教鞭を執るなど「利発なクレイジー」として名高い醸造家であり、とりわけ有名媒体に媚を売るワイン造りには無縁の人柄。「Mr.Pが好むハイスコアワインなどいつでも造れる。挑発的にそんなシラーを造ってMr.Pに飲ませたら案の定高評価を得た。」 ワイナリーでお会いした折には、そんな事も述べられていた。ビリキーノを興す以前のアレックスとジョンは、ランダル・グラムの質実剛健主義に共感を持ち、氏の下で研鑽を積んだ。加えて、イタリアの様々な造り手を経て、仏・アルザスの代表的な自然派生産者、ドメーヌ・オステルタッグ(オステルタグ)でも醸造に携わり、やがて帰国後の独立に至る。“Birichino”とはイタリア語で言う「わんぱく」。その意の通り、彼らのモットーは「良い意味の気まぐれさ」を兼ね備えるワイン造りであるも、そこには「香りとバランスの卓越性が必要である」と述べられる。 発酵は土着の天然酵母に委ねられ、農薬を極力使用せぬサステイナブル農法にもこだわりを持つと共に、ワイン造りに際しては「余計なものを加えぬ自然派を志向しつつも、あくまでもそれは最終的にワインそのもののフレーバーに葡萄生来の複雑な構成要素を表わす事が目的」とも添えられる。 スティーヴン(ステファン)・タンザー氏主宰、元インターナショナルワインセラー/現アントニオ・ガッローニ主宰ヴィノス -VINOUS-が支持する造り手であり、当価格帯の非主流品種にしては珍しく、90点超を立て続けとしています。
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品【厚い風味とコク深さは更なる領域へ】果実の質を高め、独特の旨みに磨きをかけたブレッド&バターの上位スピンオフ版《ゴールデン》 シャルドネ “モントレー”GOLDEN Chardonnay Monterey County 黄金に輝く酒肉はその名も“ゴールデン”。肉感的なシャルドネに目が無い方々を魅了する人気品、“ブレッド&バター”に新たな姉妹ブランドが加わりました。果実の美質を損なうことなく高級感を醸し出すナッツの風味をほんのりと添えるなど、巧みに手掛けられたワインであり、クリームソースを用いた鶏・魚介料理の他、単体で飲んでも楽しめます。 ブレッド&バターと言えば、エレガンス派に背を向け、せせら笑いするかのようなキャラクター... ややもすれば賛否両論を呼ぶところでしょう。ですが、大変面白みのあるワインでもあります。(大音量のアルコールと示されますが度数を意味するものでは無くalc.13%台) 但し、単に奇をてらうばかりでもありません。オバマ前米国大統領がホストを務めたTPP折衝のランチミーティング(※)の為に大抜擢された件からも、それを窺い知ることが出来るでしょう。(※ Trans-Pacific Partnership Meeting Manila, Philippines 2015:画像右はその際のメニュー:クリックで拡大されます。) それにしても、「ブレッド&バター」とはなんとも風変わりなネーミングです。それはまたワインの個性にも表されており、特にシャルドネの香と風味はまさに命名の通り。 乳酸発酵(MLF)由来のバターっぽさ、それにヘビートーストされたオーク樽が関与し醸成される特徴、焼いたパンやバニラの風味が高められながらも、不思議なことに、オーク材のタンニンたもたらす収斂性が、他の同類品には見当たらぬほど極低く抑えられています。「ほんのり焦げ目の付く焼きたてパンの香ばしさを持ちつつも、口中では不快な焦げ臭を残さぬ」と言えばイメージされ易いでしょうか。このあたりのテクニカルな効果が、「独立系ワイナリーとしてカリフォルニアNo.1の成長率を記録した」所以の一つでもあるのでしょう。 《ゴールデン》 シャルドネ “モントレー” 【味わい】黄金を思わせる深い麦わらの色調やオイリーな酒肉など、見た目からしてブレッド&バターに相通じるキャラクターを持ちますが、“果実のチカラ”がもたらすトロピカルな感と豊かな構成要素は一回り上。グラスに注げば、柑橘系オイル、甘美に熟した桃、杏子、バナナ、パイナップル、パパイア、バニラといった南国的な果実生来のアロマが満ち溢れます。口中では舌触りが滑らかに柔らかく、味わいは実にリッチ。華やかかつ艶やかでありつつも、濡れた石の趣きをもつミネラル感に適度な酸の縁取りがあるおかげで、時間をかけても退屈感を抱かせることなく、むしろジワジワと旨みが染み入ります。果実の源をブレッド&バターよりも狭い産地に絞り、なお且つ発酵及び熟成の新樽率は控えめ。それら作用を得て、果実の美質を損なうことなく高級感を醸し出すナッツの風味をほんのりと添えるなど、巧みに手掛けられたワインとの思いを抱きました。クリームソースを用いたチキンや魚介料理の他、単体で飲んでも楽しめます。 【産地・ワイン造り】作家ジョン・スタインベックの小説で舞台となり、世界に冠たる有名ゴルフ場、ペブルビーチゴルフコースがあるなど、古今物語が混在するカリフォルニア州モントレー群カーメル地区。ワイン産業においては、1997年にパリで催されたシャルドネ世界一決定戦(ChardonnayChallenge)で、時価十万円超に及ぶコント・ラフォンとマルク・コランのル・モンラッシェを向こうに回し、その座を制したシャルドネも同郡カーメル産。その太平洋沿岸から僅か8km程のところにゴールデンの拠点はある。北に向かい口を開けるモントレー湾は、アラスカから南下する寒流の延長線上に位置する。その為、日中は強い陽射しを受けつつも、所によっては夕刻以降に強い冷風が吹きすさび、州内で最も寒暖差の激しいエリアと言われる時もある等、ワインにとっては果房ハングタイムの長さからファインワインに求めたい多彩な構成要素を望める。ゴールデンのワイン造りは、同郡アロヨ・セコ地区のフォークテイル-FolktaleWinery-の設備に併せ、同ワイナリーが所有する畑の果実が用いられる。ブラダー式プレスで優しく圧搾された果汁を100%マロラクティック発酵。熟成は1-2年落ちフレンチオーク樽を用いシュールリー×6ヶ月。 【命名由来】山々が黄金色に染まる夏の景色にゴールドラッシュ等、カリフォルニアを「ゴールデンステイト」と呼ぶ由縁は諸説ある。夢想家や自由を追う人々が集まった19世紀から、現代のワイン生産者にとっては良質な葡萄栽培をはじめ唯一無二の桃源郷。温暖な日差し、冷涼な海風、肥沃な土壌が素晴らしいワインを造り出す。物事が上手くいき成功が見えた時、カリフォルニアの人々は“Golden”と口にする。その様な人生と愛するゴールデンステイト(カリフォルニア)に想いを込め、アルコール・バイ・ボリュームの新作を“Golden”と呼称するに至る。 【品種構成】シャルドネ100%Chardonnay【原産地呼称】カリフォルニア州>モントレー郡>アロヨセコAVA|ArroyoSeco,MontreyCounty,CentralCoast,California【タイプ】[白]コクのある辛口Dry【内容量】750ml 【ブレッド&バター沿革】 1999年よりシーグラム社のワイン部門にいたグレゴリー・アン氏(Gregory Ahn)が、ブレッド&バターのルーツであるアルコール・バイ・ボリューム社(Alc/Vol)を2009年に創業。(2006年にはキャノンボール・ワインズの経営権者も歴任) その後のグレゴリー・アン氏は、以下のようにワイナリーの買収と創業を繰り返します。 2010年:Alc/Volの母体としてカルト・オブ・エイト(Cult of 8)を立ち上げ、傘下にエイリアスを興す(Alias Winery) 2012年:ナパにアヴィアリー創業(Aviary)/マニフェスト・ワイン・セラーズ買収(Manifesto) 2013年:ブレッド&バター創業 2014年:米ニールセン社発表「急成長企業トップ500」にワイン生産者として唯一社Alc/Vol社が選出 2015年:初のエステイト・ワイナリーとなるフォークテイルをモントレー群カーメルヴァレー地区に創業(Folktale Winery)/ブレッド&バター シャルドネがオバマ大統領主催のTPPランチミーティング公式ワインに採用 2016年:ブレッド&バターが独立系ワイナリーとしてカリフォルニアNo.1の成長率を記録 ※2017年現在、ブレッド&バターの親会社はWinery Exchange社に移動 「石のチカラ」がみなぎる畑 モントレー郡アロヨセコ地区の果実を使用。「21世紀はモントレーの時代」とは、ロバート・パーカー氏が残した言葉。モントレー群アロヨセコ地区(Arroyo Seco AVA)とは、広義のモントレーに包括されるサブAVAであり、ワイン法の上では、より広い原産地呼称「モントレーAVA」を名乗ることもできる。但し、その産地特性は他のモントレーに一線を画すもの。アロヨセコ地区にはこぶし大から人の頭ほどもある石ころが表土を覆う畑が点在するエリアもある。「大勢は“石の力”を知っていない。」と述べるは、米大陸随一のローヌ系生産者であるカユースのクリストフ・バロン。仏・ローヌ地方のシャトーヌフ・デュ・パプがそうであるように、日中に溜め込んだ熱を寒い夜間に放出する特性を始め、ワイン用ぶどうの栽培にとっては特異なアドバンテージを有する。但し、単にこのような土壌が存在したところで、気候条件に「難」があれば、必ずしも傑出の品に仕上がるわけではない。その点においても、地中海性気候のカリフォルニア太平洋沿岸部にとっては心配無用。テロワールの優越性が一層と作用する。このような畑より産出される白ワインとは、「濡れた石を思わせるミネラル感」が表れるとも語られる。
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品語源は “分かち合う楽しみの体験”「ワイン造りの女神」ことハイジ・バレットの実父にしてナパ・ヴァレーの生ける伝説、リチャード・ピーターソンの醸造により覚醒を遂げた原型からブランド・オブ・ザ・イヤー受賞生産者へ 《メナージュ・ア・トロワ》 カベルネ・ソーヴィニヨン|シャルドネ|ピノ・ノワールMenage a Trois Cabernet Sauvignon|Chardonnay|Pinot Noir 米国の経済情報誌「マーケットウォッチ」により、様々な産業からその年最もパフォーマンスに優れた先に贈られる「ブランド・オブ・ザ・イヤー」。2009年、ワイン部門を制した生産者が《メナージュ・ア・トロワ》です。 その件が証すように、大勢に親しまれる味わいは日常の食卓からレストラン・ホテル・パーティーユースまで幅広い用途に応えます。また、ステレオタイプなスタイルに限ることなく、様々なシーンに応じる斬新な飲み方(食べ方?)を提案するところもここの特色と言えます。 年間最優秀ブランドの称号もクオリティが伴ってこそ それを象徴付ける一端がリチャード・ピーターソンの醸造。ロゴマークを見てピン!とこられた方もおいででしょう。(詳細は詳細はワイン・プロフィールとその下に記載) 《メナージュ・ア・トロワ》 ピノノワール カリフォルニア 【味わい】一見ピノノワールらしからぬ濃密な色調。それに従うようにアロマも快活。小ぶりなテイスティンググラスであっても時間の経過と温度上昇に伴い香りのボリュームが増し、真紅に熟れたアメリカンチェリーの香り立ちからイチゴ、ブルーベリー等多彩なフルーツ香が表れます。甘美な果実感は口中においても続き、酒肉の厚みに見合う相応の酸が喉越しを滑らかなものとしています。品種の生命線である甘・酸の釣り合いは、同価格帯のピノにあって優等生。樽の使い方が上手く、余韻に残るほのかなトーストオーク香がさりげない贅沢感を演出しています。 ■ ナパの生ける伝説、リチャード・ピーターソンの醸造により覚醒を遂げたワイナリー 画像右は2003年に販売したフォリ・ア・ドゥ。(Folie a Deux 1998) 有数のお買い得ナパでした。現在のフォリ・ア・ドゥは、葡萄産地をかつてのナパからソノマに変えています。加えて特徴的なロゴはラベルから消え、それはメナージュ・ア・トロワに継承される事となりました。メナージュ・ア・トロワの原型でもあるフォリ・ア・ドゥの創業は1980年代。風変りなラベルデザインの効果もあり当初より注目を集め、1983年産のシャルドネが加州政府公式ステイトフェアで最優秀賞(Best of Show)を授かるなど、商業上の成功も収めます。ところが「質より量」の姿勢が過ぎたことから、1990年代半ばにワイナリー運営が立ち行かなくなり、創業者一族から第三者への経営権譲渡を余儀なくされます。やがて見事に息を吹き返すこととなりますが、それを実現させた人物がリチャード・ピーターソン博士。1995年に新たな資本家より技術面の支援を託されます。氏の参画から一年後の1996年、コンセプトを異にする派生レーベルとして、メナージュ・ア・トロワが生み出されました。1stと2'ndの関係に似るも、単一産地のフォリ・ア・ドゥに対し、メナージュ・ア・トロワではブレンドの妙技を表わすところから姉妹版とも見られます。 ちなみにその頃、当代きってのタレント醸造家であったハイジ・ピーターソン・バレットはピーターソン博士の娘。彼女にとって、最大にして無二のメンターであるとは言うまでもありません。(二人の概要は以下参照) 【品種構成】ピノノワール Pinot Noir【原産地呼称】カリフォルニア州|California, USA 【タイプ】[赤] ミディアムボディ Medium【内容量】750ml ■ Dr. リチャード・ピーターソン -Richard Dick Peterson- アイオワ州立大で化学。カリフォルニア州立大学バークレー校(UCバークレー)で食物科学。UCデイヴィスで農業科学の博士号を取得。E&Jガロへの入社後は商品開発研究所に籍を置き、10年間の在籍中には研究担当取締役と製造部門の管理に携わる。1968〜1973年までは伝説の偉人、故アンドレ・チェリチェフと共にボーリュー・ヴィンヤードで醸造を担い、やがてはワインマスターに。社長とワインマスターを兼務したモントレー・ヴィンヤード(1973-1986在籍)においては、カリフォルニアで初めて貴腐菌のソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールを手掛けた他、貴腐作用の可能性を更に求め、1月に収穫したガメイ、12月に収穫したジンファンデルを発表して脚光を浴びる。アトラス・ピーク・ヴィンヤーズでは社長兼ワインマスター(後に会長)を務め、180haに及ぶ火山性土壌の土地を切り拓き、現在でもナパ最大の作付面積を誇るサンジョヴェーゼの畑を造成。これがやがて、伊・トスカーナの名門であるアンティノーリ杜がカリフォルニアに進出する礎となる。(ちなみに、娘のハイジが1990年代初頭に初めて手掛けた品種がサンジョヴェーゼ) 後年、ワインインスティテュートの役員を長年務めあげ、現在でも栽培と醸造のコンサルタントや、ワイナリーにかかる訴訟問題の相談など広く活躍。またアンドレ・チェリチェフ奨学制度基金の会長を1986年から務め、総額100万ドルを20年以上にわたり奨学生に給付する任務も遂行。今日、氏が発明した技術や証明した実験は広く活用されている。例えばバング・アンド・ロールなど、ウィアージュを経ずとも済むように樽を回転させる手法は、酸化防止の為にはバレルをワインで満たす必要がないことを証明した。ワインと樽の隙間にあるのは酸素ではなく、実は真空状態であるとの説から、大勢が恐れる程酸化が進むわけではないと語られる。また、氏の最も有名な技術革新として、樽を高く安全に重ねる為のスティール製のラック、「スティール・バレル・パレット」も挙げられ、今では米国の多くのワイナリーが採用する。またそれらは、自らが設計者でありながらも、ワイン業界の発展の為に特許は出願されていない。「ナパの優れたワインの陰で黒子に徹してきた研究者」と語られる所以であり、2013年9月のサンランシスコ・クロニクル紙インサイド・スクープにおいても、才能のみならず人となりが称えられている。(画像右上:リチャード&ハイジ父娘) ■ ハイジ・バレット -Heidi Peterson Barrett- ロバート・パーカーが新世界初の確定100点を与えた1992年産ダラ・ヴァレ “マヤ”を手掛け、続くスクリーミング・イーグル 1997でもRP100を実現させた醸造家。子育てに入る2000年代半ばまで、コンサルティング・ワインメーカーとして携わるクライアントはまさに綺羅星の如し。デヴィッド・アーサー(1997vtg エレヴェーション1147:WS99点)/グレース・ファミリー/ダイヤモンド・クリーク/バーバー/ランボーン/ヴィンヤード29/パラダイム/ハートウェル/アミューズブーシュらが並ぶ。NVV(ナパヴァレー・ワイン生産者団体)が主催する世界最大の慈善ワインオークションではハイジ作アソートが175,000ドル(当時のレートで2千万円)で落札されるなど、カルトワイン請負人としての逸話は枚挙に暇がない。 好き嫌いが見事に分かれてしまう奇を衒ったスタイルではなく、大勢が親しみ易いワインをお探しの際はメナージュ・ア・トロワがお薦めです。食事との相性も邪魔されません。
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品メーリングリスト限定 3TOPシングル・ブロック ナパ・ヴァレー最高のシャルドネと評され、数々の有力生産者が熱望する果実の源 マーカッサン&コングスガードの数分の一価格でカルト格の片鱗を見せつける 《ハドソン》 エステイト・シャルドネ “シーシェル” ロス・カーネロス, ナパ・ヴァレー シャルドネの世界的銘醸地カーネロスにあって、ハイドに並ぶ二大グランクリュの一方がハドソン。性格異なる双方の産出ですが、密度あるマッチョなスタイルでハドソンに勝るシャルドネは見出せません。随所で太鼓判を押される長期熟成ポテンシャルも特筆ものです。 ▼そんなハドソンから、滅多に手に入らない貴重なキュヴェがスポット輸入されました。(国内初も) スタンダード版(こちら>>)でも十分に美味ですが、この旨さはちょっと格別。 この春の来日で再会した際、ハドソン夫妻からは「確約はできない」と聞いていた限定生産品です。 ■ コングスガード訪問の際、ジョン・コングスガード氏による特別な計らいから、ロット別サンプリングを試みる機会がありました。(2019年6月:画像上左側) 対象は“ナパ・ヴァレー”銘柄(ハドソン×ハイドの構成)。 仕込み中の樽から抽出したブレンド前の両畑産を個別に試飲すると、持ち味の違いは歴然です。 ふくよかな女性的印象のハイドに対し、ハドソンは石質様なミネラル感を伴い堅固で筋肉質。かつてレイミーがハドソンを手掛けていた頃、幾度か両銘柄の水平試飲をしたことがありますが、やはり同様の結果でした。 当時の旧輸入元スタッフが述べた「熟成後のハドソンには勝てない」との想いにも沿う様、他の造り手によるハドソンでも似た経験を持ちます。 ■ 画像中央は2006年のマーカッサン “ハドソン Eブロック” -Marcassin Hudson E Block- 8年を経ても劣らぬ鮮度と熟成による美質の昇華が極めて高い次元で両立するマーカッサンのそれは、共に並んだ2005年オーベール “クウォーリ”-Aubert Quarry-も遠く及ばぬ水準でした。 ■ コングスガード訪問を終え、午後にハドソンへ移動(画像上右側) そこで供された5年熟成のエステイト・シャルドネは絶品。 深い黄金の色調に粘性ある蜂蜜様な酒肉、ブリオッシュとバタースコッチの芳香、濃密でありつつ豊かな体躯に備わるあらゆる要素の釣り合いが見事なものであり、その年に飲んだ中でベストを競う1本でした。 キスラー|ベッドロック|プランプジャック|シュラムスバーグ|ダックホーンも御用達。出色の果実をハドソンに請う先々には、錚々たるビッグネームが並びます。 ■「自分はハドソンこそが最も優れた畑と思っている。」(マイク・ヘイヴンズ) 上記は、ハドソン訪問に同行したマイク・ヘイヴンズ氏が私に述べた言葉です。かつて北カリフォルニア有数のシラーとメルロを手掛けた造り手 “HAVENS”。その創業者であるマイク・ヘイヴンズは、ハドソンからの供給果実により名声を轟かせたものです。(売却後の今は別物) 全世界を対象に、ステファン・タンザーのインターナショナル・ワインセラー(IWC)時代から、アントニオ・ガローニとメディア統合した現ヴィノスに至るまで、創刊より長く実現されずにいた初の確定100点シラーもハドソンの単一畑。コングスガードの醸造でした。(後にPAXが加わる) 《ハドソン》 エステイト・シャルドネ “シーシェル” ロス・カーネロス, ナパ・ヴァレー 【シーシェル(区画名)概要】 ハドソン の畑は大きく二つに分けられる。 (右の地図はクリックで拡大) ■ホームランチ:121号線沿いのワイナリーに入ると目の前に広がる区画。サンパブロ湾に近い為、同畑内でも比較的に涼しく、しっかりと酸が乗った葡萄を実らせる。 ■ヘンリーロードランチ:複雑にうねる丘を北に越えた辺りに広がる区画群。小高い丘が冷風を遮るロケーションにあり、ホームランチより暖か。 シーシェルはその内の一画にあり、高さ180m超の垂直に切り立つ断崖の基部に位置し、午後の強い日射から葡萄を守る環境にある。 「SEASHELL」とは読んで字のごとく「貝殻」。ホタテ貝の貝殻の化石を含む砂岩が広がる、深く乾いた砂質ローム土壌にちなむ区画名である。 同じカーネロスの二大グランクリュ格であっても、ハイドと異なる点が、石灰質を含有するこの土壌組成であり(ハイドは粘土質主体)、それはまたハドソンがハドソンたるゆえんでもある。テロワールの作用はワインの味わいにも表れ、豊かなテクスチャーに、石灰質特有の塩味に似るミネラル感が伴なわれる。 【味わい】グラスに注ぐやいなや湧き上がる、暖かみのある果実香が実に華やか。アプリコット、グアバといった南国果実のニュアンスに、洋ナシのタルト、レモングラス、熟れて蜜を含んだリンゴ、ブリオッシュ、焼きたてのパイ生地、クロワッサンを思わせる香ばしさを併せ持ち、様々なイメージを膨らませてくれる。オイリーな酒肉にふくよかで豊かなボディをもちながらも、それに見合う酸味に釣り合いが取れているおかげで味わいがぼけず焦点がきっちりと定まっている。「これぞハドソンのらしさ」というべくアイデンティティを表す1本であり、オーベールやキスラーがなぜハドソンの果実を求めるかを理解させる。 セラースペースに余裕があり、長期熟成用の白ワインが少ないという方には筆頭級の推奨品。 【ワイン造り】土壌・気候・台木・クローン・継穂・畑の管理。完璧に辿り着く為には、いずれも怠る事は出来ない。このワインの為となる区画には、爆発的な果実味とそれに見合う適切な酸を蓄積する優良選抜株「ショット・ウェンテ-Shot Wente-」が植えられている。区画毎に収穫された果実は、ワイナリーに搬入後、とりわけ圧搾に細心の注意を払う。実と実の間に梗が空間を作る全房プレスから質の良いピュアな果汁を抽出。それを軽くゆっくりと行うことでエグミの抽出を避けている。フランソワ・フレール、ダミー、オリオンの各第一級メーカー製フレンチオークを用いる発酵は天然酵母100%(新樽80%)。乳酸発酵まで約10ヶ月を要し、前半は週に1度、後半は月に2度の頻度でオリを撹拌(バトナージュ)し旨みを引き出す。熟成は23か月。得られた旨みを逃さぬよう、瓶詰前には一切の清澄に濾過も施さない。 【ヴィンヤード概要】Hudson VneyardsはHudson Ranchとも称され、“RANCH”の名が示すよう元来は農園。敷地内には、ワイン用葡萄の栽培区画のみならず様々な果物と野菜がオーガニック栽培されるばかりか、自然の生態系に沿うかのよう豚や羊も放牧されている。 (マーケットに卸される他、畑前で直売するハドソンの朝市は地元で有名。画像右は、訪問の際にお出迎え頂いたリー・ハドソン氏と100%自家栽培のオーガニック料理。こんなにも美味しい野菜があるなんて...) オーナーのリー・ハドソンは、醸造を学んだUCデイヴィスでジョン・コングスガードと知り合う。やがてコングスガードに果実を供した際、二人の間で交わした栽培契約は「(収量制限を伴う)面積単位」。今では珍しくないものの、それまで一般的であった「(質を不問とする)重量基準」に代わる初の契約と伝えられる。 仏・ブルゴーニュ>モレ・サン・ドニの雄、ドメーヌ・デュジャックが、リー・ハドソンが研鑽を積んだ先の一つ。一代で名声を築いたジャック・セイスの下で、「類稀なワインの実現は、聖なる畑が生み出す偉大な葡萄から」と確信する。帰国後、北はメンドシーノから南はサンタ・バーバラまで理想の地を求めた氏は、1981年にナパ・ヴァレーの小地区へと辿り着いた。陽光の恵みより得られる熟度に旨みの凝縮、二つの湾から北上する冷気による秀逸な酸。これらカーネロスに特有の産地特性に加え、うねりのある丘に広がるハドソンの畑には特異な土壌のアドバンテージも併せ持つ。(上記画像参照) 【品種構成】シャルドネ【原産地呼称】カリフォルニア州>ナパヴァレー>ロスカーネロスAVA【タイプ】[白]コクのある辛口Dry【内容量】750ml インポーター割当スポット品
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品カレラ自社畑の裏から自根(台木無し)の古木リースリング!「神の子」モーガン・トゥウェイン・ピーターソン作随所で話題をさらう古木専科,ベドロックの蔵出しが遂に実現《ベッドロック》 Bedrock Wine Co. 数々の有力ワインジャーナリストがこぞって讃える天才醸造家、モーガン・トゥウェイン・ピーターソンのベドロックが上陸。いずれもファインワインに備わるべきファクターに満たされる極本格派です。奥行豊かな長い余韻を導く種々の構成要素、それらがギュッと引き締まった密度の高さ、精緻なバランスの兼備は特筆ものであり甘さは全く残されません。 《ベッドロック》 リースリング “ウィルツ・ヴィンヤード” シエネガ・ヴァレー ただでさえ希少価値の高いベッドロックの白ワインにあって、更なる異彩を放つ一品です。やはり目の付け所が違う...今度の驚きは1963年植樹の古木リースリング。しかもカレラ自社畑の裏から! 先行販売するベッドロックの白ワインにコンパーニ・ポルティスがあります。歴史的な畑を将来に維持する目的より組織された“ヒストリック・ヴィンヤード協会”(Historic Vineyard Society)に登録される畑であり、モーガン・ピーターソンは当協会を設立した一員。その様な関係から、お家芸のジンファンデルに留まることなく、コンパーニ・ポルティスのような極めて貴重な白葡萄も得るモーガンですが、こちらのリースリングは一層と目を見張る内容です。 2019年1月現在、ヒストリック・ヴィンヤード協会に登録される畑の数は238、最も古い開墾は1800年。(現存する畑に限定) 過去に幾度か登録畑のリストに目を通していますが、イタリアやスペイン品種が目立つ中、事実上リースリングに特化された畑は思いがけないものでした。 ■ カレラ自社畑の裏から樹齢56年リースリング 果実の源、ウィルツ・ヴィンヤードの原産地呼称はシエネガ・ヴァレーAVA。聞き慣れぬ地名でしょう。私の知る中から、日本へ輸入される当該AVA産のワインを数えるならば片手で足ります。ですが、それは「ワイン法上」の境界線引き内の話。行政上の同区分、サン・ベニート(郡)の産出にあっては大勢に知られるワインも存在します。 それが、単一畑名を冠するカレラのピノノワール。カレラ擁する一連の「マウントハーラン・エステイト・ヴィンヤード」は、山頂の北から時計回りに、セレック ⇒ リード ⇒ ジェンセン ⇒ ド・ヴィリエ ⇒ ミルズ ⇒ ライアンと続きます。 それらの中から、ワイン法が定める原産地呼称、マウント・ハーランAVAの境界線に最も近い区画がジェンセン。その線引きを超えた先がウィルツ・ヴィンヤードの属すシエネガ・ヴァレーAVAであり、ジェンセンの端から量る同AVA迄の距離は250m弱に過ぎません。(Jensenの東側) 当然のことながら、一般的に位置情報は行政区分の地名を用いるわけですが、ウィルツ・ヴィンヤードとカレラの自社畑にその差は無く、属する先はいずれも同じサン・ベニート(郡)。幾重もの尾根が縦横無尽に走るガビラン連山にあって、小さな谷と尾根を一つ隔てる位置関係だけに、ワインの性質を左右するテロワールも似通う要素があり、ロマネ・コンティの当主が訓辞を授けたカレラがカレラたる由縁の一つ、「石灰質土壌」も共通します。カレラ最古の区画(1975年)より12年も古い1963年の植樹が、この辺りのリースリングにあったとは...しかも自根栽培。(カレラ単一畑の一部と同じ) そんな古木の残存にも感心ですが、ワイン造りを実践するモーガンの着眼点には改めて敬服です。とは言えこのリースリングを契機に調べてみると、ウィルツ・ヴィンヤードの果実を用いるワインは、既に若手のナチュール系やネオクラシカル系からリリースされており(Ser|StiRM等)、国内に輸入のあったビッグベイスン(IPOB最終メンバーBig Basin)も内一つに含まれます。 ※私的レビュー※ インポーター試飲会にも並ばぬ一品ですが、店内入荷にさきがけ一足早く試飲しました。当日はナチュール系をテーマに取引インポーターが集う忘年ワイン会。内一社の担当者が一押しの作として持参し、白ワイン部門随一の印象を刻んだものです。白い花を想起させるアロマが心地よく、辛口リースリングにままある黄〜緑色の柑橘類様な酸味は穏やか。口中のタッチを優しくした柔らかな質感と、ファインワインにあるべき各種エレメントの層を舌でめくる様な愉しみを残してくれます。 【モーガン・ピーターソンのコメント】「ウィルツ・ヴィンヤードはオーナーのパット・ウィルツ氏がこだわりを貫き育む畑であり、大手資本の吸収を避けている。栽培はオーガニック、灌漑無しのドライ・ファーミングが特徴。1963年に遡る古い自根の樹から、果実収量を低く抑えたリースリングは、石灰質と花崗岩が風化堆積した土壌からそれを由来とするミネラル感が満載。ワイン造りに際しては果梗を残し房のまま優しい圧でプレス。流れ出した雑味の無い上質な果汁は、培養酵母に頼ることなく天然酵母発酵。甘さを残さぬドライ仕立ての為に完全なるアルコール発酵を望み、糖分のアルコール転化を極限まで進める。発酵に用いた数年落ちの古樽は熟成工程にも継続使用。ワインの味わいには、シエネガ・ヴァレーの特徴であるガリクー(多種のハーブに囲まれた庭)、種々の花々、石を思わせる硬質のミネラル感があり、やがて旨味が滲み出すようにじわじわ湧いてくる。若くしてフレッシュ感を楽しめる上、経年熟成に従いリースリングに特色付けられるペトロール香も表れる等クラシックな魅力も兼備。」 【発酵】自然酵母100%【品種構成】リースリング(混植されるフランケン・リースリング:シルヴァネールが少量混じるフィールドブレンド)【原産地呼称】カリフォルニア州>サンベニート郡>シエネガ・ヴァレーAVA|Cienega Valley, San Benito County, Central Coast,, California, USA【タイプ】[白] 辛口 Dry【内容量】750ml 一例としてワインアドヴォケイトではRP92デビュー。パーカー初批評から僅か3年にしてRP98を成し遂げ、2015年10月には早くも準パーフェクト(RP99)、翌年12月にはRP100点に達しています。 数々の有力ワインジャーナリズムが「個人」にフォーカスした特集 パーカー氏ばかりに限られる話ではありません。二大メジャーの一方、ワインスペクテイター誌。“ソムリエの指南書”ワイン&スピリッツ誌。アントニオ・ガッローニにスティーヴン・タンザー。英国の権威、デキャンタ誌。果ては一般紙のNYタイムズにLAタイムズ。硬派な寄稿で定評あるSFクロニクル紙等々...枚挙にいとまがありません。 ■ モーガン・トゥウェイン・ピーターソンとベッドロックモーガンの生まれは1981年。ジンファンデルの大家、ジョエル・ピーターソンを父に持ち、5歳にしてワインのブラインド・テイスティングをしたとも語られる。その際のメルロとジンファンデルの識別を始めとして、偉才ならではのエピソードは数知れず。「ドメーヌ・デュジャックの全房醗酵にインスピレーションを得て、サンジャコモから供されたピノノワールから試験的にワインを造れば、その仕上がりに感銘を受けたベイエリアの有名レストランがオンリスト。」常人の物差しをもっては量れぬその多才ぶりは大人になっても健在であり、大学卒業後はワイン流通を学び、米国では30人未満のマスター・オブ・ワインを取得。自身のワイナリーとしてBedrockを2007年に立ち上げれば、瞬く間に脚光を浴びる。 2013年12月、レイヴェンスウッドの「代表的名作」を販売致しました。その旗頭にアイコン(ICON)がありますが、当該記述には以下の様に示したものです。------「若き頃より天才の称号を欲しいままとした現代巨匠、ジョエル・ピーターソンにはその系譜を継承するに相応しい偉才がいます。かれこれ2010年前後から、時の流行には目もくれぬ真のエンスー達や定評あるワインジャーナリストの間では『父を凌ぐ資質』、『未来のカリフォルニアワイン産業を託せる人物』と評される醸造家が、ジョエルの息子、モーガン・ピーターソン。(中略)2013年10月7日、ジョエルと3度目の再会で初めて親子鷹について尋ねることができました。後日耳にした当該インポーターの言葉によると、その際の会話を分かれる夜までずっと語り続けていたのだとか。私のむらがジョエルに何を伝えたのかと言いますと、『ベドロックの日本向け蔵出しを実現させて欲しい』.... 後の経過を幾らか知りますが、現実味が帯びつつあると言えます。こうご期待。」------- 下は90〜多くても600cs程の少ない年産と愛好家需要に阻まれ、幾つものインポーターが触手を伸ばすも、ことごとく成就せずに過ごしたベドロック。直近リリース分も、ワイナリーのオフィシャルアナウンスは「Unavailable」。全種完売です。 現地コネクションをフルに活用した輸入元がやってくれました。電光石火の正規蔵出し実現!噂に違わぬ傑出性。是非ともどうぞ。
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品至高のテロワールが差し響く“大人の美酒”周囲に目が行き見過ごしていません?南はハーラン・エステイトの領地を貫き、北に接するはオリジナル ト・カロン。ナパを代表する銘醸畑、マーサズにも遡る西側オークヴィルの元祖グランクリュ格。無上の立地から生まれる王道のナパCAB&ザ・ジャッジでも名を成すクームスヴィルのシャルドネ《ファーニエンテ》 シャルドネ “エステイト” ナパ・ヴァレー 三度の米仏銘醸対決で五大ワインに選ばれたハイツのマーサズ。現代カベルネの完成型、ハーラン・エステイト。2000年代半ばにマーク・オーベールの参画で注目を集めたフトーに、ご存知オーパス・ワン。ナパの現代シーンを象徴するヴィンヤードとしては、ロバート・パーカー氏が比類なき「30超」のフルマーク(WA100点)を授けたベクストファー “ト・カロン”もあります。 華やかな面々にワールドクラスの品がひしめき合う西側オークヴィル。相応の価格が並ぶ界隈のワインですが、それだけに見落としていませんか?五万円超が珍しくないエリアにあって、ご予算次第では狙い目。相場をかなり下回ります。 加えて、産地のアドバンテージ(下記参照)がもたらすワインの実力は折り紙付き。辺り一帯の産出から、高騰著しい果実の源と言えばト・カロンですが、かつて19世紀末にト・カロンと命名された頃、所有者の違いから南隣の一帯を“ステリング”と称しました。 そもそも人為的な作業、所有権の境界線引きに連れ産地特性が変化する筈もありません。当時のステリングも後に分割を繰り返しますが、未だ最も広く所有する造り手がファー・ニエンテ。 下のような位置関係にあります。 上の空撮に写るハーランとフトーを除く全ての畑が一筆の土地 西はマヤカマスの段丘下から東のR29号線に至るまで、かのマーサズにオーパス・ワンのQ&Wブロックも、かつてはマーティン・ステリングに含まれる一つの畑でした。(※ ト・カロンとの関係については、以下ワインプロフィール参照) ■ ファー・ニエンテは、熱烈なファンを抱くシャルドネも擁します。 こちらは同じナパでもクームスヴィル地区から。ナパヴァレーにおける当品種の最有望エリアであり、「究極シャルドネ」ことコングスガード “ザ・ジャッジ”もここから生まれます。 4万円級のジャッジも含め、クームスヴィルのシャルドネとは意外に探し出せません。 ▽ キラッキラのシャルドネを含むファー・ニエンテ【一覧】は以下リンク先よりご利用頂けます。 《ファーニエンテ》 シャルドネ “エステイト” クームスヴィル, ナパヴァレー ザ・ジャッジでも名を成すクームスヴィル地区のシャルドネ ■ ロバート・パーカー氏のファー・ニエンテ シャルドネ評 「ファーニエンテが造るビューティフルなエステイト・シャルドネは、レモンの花びら、洋梨のポシェ(煮詰めて甘みを引き出す洋菓子)、ブリオッシュ、クリスプな酸を伴うトロピカルフルーツのアロマが豊かに湧き上がる。色調は緑がかる淡いゴールド。フレーバーはエレガントでピュア。体躯はミディアムからフルボディ。リリース後3-4年で飲みたい。」 【クームスヴィル概要】ヴィンヤードの所在はクームスヴィル地区。昨今、ナパのプレミアム生産者がこぞって畑を求める小地区であり、現在進行形で評価の高いワインを生み出す真っ只中にいます。クームスヴィルの名を一躍高めたワインとしては、コングスガードのザ・ジャッジ(ヴィンヤード)が挙げられるでしょう。ですが、ジャッジが注目を増す以前から当地のポテンシャルに着目し、ワイン造りを進めた一つがファー・ニエンテ。オーナー、故ギル・ニッケル氏直轄のデザートワイン部門、「全米最高峰レイトハーベスト」として名高い“ドルチェ”は、過去よりクームスヴィルで生産を続ける一品です。 ■ 意外に探し出せないクームスヴィルのシャルドネ ポール・ホブス(WA100点生産者)が新たな畑を求めた先もクームスヴィル地区。スクリーミングイーグルを復権させたアンディ・エリクソンのファヴィア-Favia-や4年連続究極評価を得るレアム-Realm-は、いずれもクームスヴィルの果実を求めグロワーと長期契約を交わし単一畑銘柄を手掛けます。その他気鋭のパールー -Purlieu-(WA99)|メテオール-Meteor-(WA98+)|ファレラ・エステイト-Farella-(WA97+)等も当地が拠点。ナパの各処がそうであるように、クームスヴィルもまた開発規制から畑の拡張が容易でありません。それだけにメテオールから果実供給を受けるファヴィアのような例もある中、ファーニエンテは当地に3つの自社畑を有し、それら面積は計37ha強に及びます。(ジョンズ・クリーク20ha|カーペンター10ha|バロウレーン7.8ha) 【産地特性】ミネラルを多く含有する土壌組成、サン・パブロ湾からの海風が作用する冷涼な気候区分、小高い丘に囲まれた特異な区画形質等から、昨今はナパの最有望小地区(AVA)として脚光を浴びるクームスヴィル。極狭小であるものの大物達がこぞって果実を求めるエリアでもあり。わけても小高い丘の上に位置する畑は、火山性にして軽やかさが個性となるトゥーファ(火山灰が凝固して気泡の空いた塊)や破砕岩が層を成し、岩が覆う表土から土壌は痩せ、然るに樹勢は弱く一本の樹に実る果房はたわわとなることなく過ごす。また、畝が斜面に伸びることから水はけの良さにも秀で、高品質ワインに求められる小粒に凝縮した果粒を望める。 ジャッジを始め、クームスヴィル産のワインには一層とお値段の張るものが並びますが、比較的古くに当地へと進出したファーニエンテの強みは価格と安定の品質。豊かな熟度と酸の引き締めが織り成す特徴、ナパ・ヴァレー産ファイン・シャルドネのアイデンティティを備えた一品であり、出費に見合う充実感を与えてくれます。 【品種構成】シャルドネ100%【原産地呼称】ナパヴァレー>クームスヴィルAVA【タイプ】[白] コクのある辛口 Dry【内容量】750ml 【生産者概要・沿革】ワイナリー名の由来は伊語の「何もしない心地よさ」。合衆国歴史登録財に指定される建屋には、19世紀に遡る“FarNiente”と刻印された石材が現存し、「当時のまま」とするそれもまた命名由来の一端。1885年に創業したジョン・ベンソンは、ゴールドラッシュ時代にカリフォルニアへ向かったフォーティ・ナイナー世代の一人であり、19世紀の米国を代表する画家、ウィンスロー・ホーマーの叔父にあたる人物でもある。ナパの歴史に欠かせぬ建屋はいずれも1800年代の名門、クリスチャン・ブラザーズ(現The Culinary Institute of America-CIA-)|ニーバウム(現イングルヌック)も手掛けた建築家、ハムデン・マッキンタイヤーのデザイン。1998年にマリン郡で発見された1886年産Far Niente Sweet Muscatは、瓶・ラベル・コルク・キャップシールが原形のまま残り、現存する無傷のワインにあっては最古のカリフォルニアワインとされている。繁栄を続けながらも、禁酒法を受け1919年に運営停止。60年間手付かずのワイナリーと畑を購入した故ギル・ニッケルの熱い思いから、1979年より3年をかけた修復工事に併せ名門復活の狼煙を上げる。69年ぶりのファーニエンテは、1982年収穫のカベルネ・ソーヴィニョンとシャルドネより再開。建屋は古くも、醸造設備は他生産者の多くが夢見る最新式。地形を利用したグラヴィティフロー設計(重力移動式構造)の設備を採用し、デリケートな葡萄の美質を傷つけず精緻なまま引き出す。(1979-82年はワイナリー改修により別の設備で醸造)丘の斜面を掘削し作られた約3,700平米のカーヴも、ファー・ニエンテに特筆すべき設備。仕込み中のワインが眠ると共に、長期熟成中の貴重なオールド・ヴィンテージも貯蔵されている。業界最高水準の醸造技術、拘りのハウス・スタイル、自社畑における葡萄栽培、社会的責任への取り組み。ファー・ニエンテが長く尊ばれる理由は尽きない。
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品2015年日米首脳ホワイトハウス公式晩餐会採用生産者 2024年4月岸田首相訪米時の昼食会で乾杯用に選ばれた特別な泡 自家畑とワイナリーを所有するカリフォルニア初の日本人オーナー女性醸造家、 ブルゴーニュ品種のエキスパートとして成功を収めたアキコさんの結晶 《フリーマン》 ブラン・ド・ブラン “ユーキ・エステイト” ソノマ・コースト ※追記※ 2024年4月11日、訪米した岸田首相とカマラ・ハリス米副大統領、アントニー・ブリンケン国務長官の昼食会でフリーマンの3種が供されました。 ●乾杯の泡:BdB ユーキ・エステイト 2020(当ページ) ●白:シャルドネ 涼風はこちら>>(公表リストと実際の提供が違っていた模様で年号不明) ●赤:ピノノワール アキコズ・キュヴェはこちら>>(同上) フリーマンの中でも異彩を放つ1本がこのスパークリング。 全米代表のグランメゾン、シュラムスバーグで醸造長を務めたクレイグ・ローマー氏への依頼により、特別に造られた本格的なシャンパン製法です。 ■ カリフォルニア優良ピノノワールTOP30(ワインスペクテイター誌) ■ 世界ベスト・ピノ30選(フード&ワイン誌) カリピノに精通する愛好家の間では、もとより高く評価されていたフリーマンですが、「シャルドネから知った。」という方も少なくないでしょう。 そのきっかけが、日米首脳会談公式晩餐会の出来事。 シャルドネ “涼風”が白ワインのメインに供され、それが大手新聞紙面で取り上げられると、国内在庫が瞬く間に枯渇したものです。 (※2015年4月28日 故安倍首相夫妻&バラク・オバマ大統領夫妻@ホワイトハウス) ■生産者概要 ?フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリー? ケン・フリーマン氏と東京出身のアキコ・フリーマンさん夫妻により2001年設立。 当初の醸造はエド・カーツマン。(画像上の中段左側) 2000年代前半、全米ファインレストラン支持No.1ピノであった頃のテスタロッサを手掛けるなど、最も有能なピノノワール醸造家の一人に挙げられた人物である。 彼の造るテスタロッサを高く評価していたフリーマン夫妻は、2000年代初頭にカーツマン氏がテスタロッサを離れたと知るや、即座にコンタクトを試み招へいに成功。今もコンサルとしてフリーマンに携わる中、氏の下で長く研鑽を積むことで醸造責任者に昇格したアキコさんを陰で支えている。 フリーマン夫妻の出会いはワイナリー設立の15年前。 西洋美術史を学ぶために留学した先のニューヨークで出会うも、やがてアキコさんは更なる修習の為にカリフォルニアの名門、スタンフォードの大学院に進む。 結婚前の二人が意気投合したきっかけがワイン。 もとよりブルゴーニュ好きであった父のもとでアキコさんも早くからワインを嗜み、その思いが響き合った二人は、世界に通用するピノとシャルドネを自分達の手で造ることを夢見ていたという。 意を決し北カリフォルニアに居を構えた夫妻だが、その頃は理想の地を探すべく、北はメンドシーノから南はサンタ・バーバラまで600km超、300以上もの畑や栽培農家の視察を繰り返した。 その結果、辿り着いた先がソノマ郡のグリーン・ヴァレー地区(AVA)。 ロシアン・リヴァー・ヴァレー(カルトピノ発祥の地)、ソノマ・コースト(ピノの現代シーンで最重要エリア)の二地区が一部重複するグリーン・ヴァレーにあっても、フリーマンの畑は最も有望な同AVAの南西端に位置しており、歴代初のガローニ100点ピノを生んだリヴァーズ・マリーのプラットや、キスラーがピノのTOPキュヴェエリザベスに採用するフリーストーン=オクシデンタル地区にも近接する、通称“True Sonoma Coast”(真のソノマコースト)の一角にある。 (他の代表的な造り手は、オーベール、ラジオコトー等) 《フリーマン》 ブラン・ド・ブラン “ユーキ・エステート” ソノマ・コースト ▼シュラムスバーグ元醸造長 クレイグ・ローマーのコメント 「瓶内二次発酵を行う伝統的なシャンパン製法を踏襲し、デゴルジュマン時に糖分を加えないブリュット・ナチュールに仕上げた。フリーマンに特有のエレガントなスタイル。そして、フリーマンの特別なヴィンヤード、ユーキ・エステイト。この二つの特質を余すところなく表す為には、『何をすべきか』ではなく『何をしないべきか』の姿勢に重きを置いた。その結果、澱を取り除かずに一次発酵させたことで、この畑の特徴『たっぷりとした果実味』を損なうことなく、テロワールの特性がより鮮明に映し出された。 果実のアドバンテージを生かすべく、あえて新樽を避け、フレンチオーク100%の旧樽を選んだことで、しっかりとした構造がもたらされた。また、濾過無しの瓶詰めにより、豊かなボディと自然な透明感を共存させている。」 ▼ワイナリーコメント 「若々しい輝きと透明感があるBdB。とれたてのハチミツ、レモンの皮の砂糖漬け、ドライパイナップルがほのかに香り、パン酵母、ブリオッシュなどのアロマにあわせ、凝縮された青りんごの香りも感じられる。クリーミーな口当たりに負けないシャキッとした酸味がしっかりと備わるので、あらゆる食事に合うが、単体でも楽しめる。さらに向こう数年間にわたり熟成させてもよい。」 瓶内二次発酵100%|マロラクティック発酵100%|ニュートラルフレンチオーク熟成100%×10か月|無濾過・無清澄 ▼「エレガンスとバランスを伴うワインが私達の望み。」 アキコさんがそう述べるフリーマンのスタイルは、過熟ブームであった2000年代前半にあっても流行に左右されることなく、有機農業を基本として慎ましやかに造られ続けた。 信念を貫いた結果、カリフォルニアのミシュラン星付きレストランはもとより、世界各国の有名店でもオンリストされるなど、今では日本のコミュニティに限らず支持者を増している。 ▼フリーマンのピノと言えばアキコズ・キュヴェ?いえいえ。更によく知られるべきはシングルのポテンシャル。(この辺りに畑を持つって、実はすごいことなんです。) 一口にソノマ・コーストAVAとは言っても、それは広義の原産地呼称。広大な面積ゆえに、冷風の侵入経路や土壌組成の違いなどに従い区分けを図る必要があり、今では平坦部に差別化した丘陵(山岳)側の各エリアに小地区名が定められる。その丘陵地帯(山岳)に位置する太平洋寄りの小地区が、いわゆる“True Sonoma Coast”(真のソノマコースト)。 一例として、最有力メディアのワインアドヴォケイト上で、世界で最も多くの100点ピノノワールを輩出するソノマコーストAVAとは、この“True Sonoma Coast”限りに100%集中する。 4?5つのエリアが“True Sonoma Coast”に該当する中、かねてより有力三大エリアの一つに挙げられる先がフリーストーン=オクシデンタル地区。ユーキ・エステイト・ヴィンヤードはそのフリーストーン=オクシデンタルにフリーマンが所有する自家畑であり、太平洋から8km程内陸に入った標高300mの丘に位置する。 とりわけピノ・ノワールとシャルドネのファインワインを実現するにあたっては、果実の急激な成熟は好ましくなく、ゆっくりと進む生理的成熟から、然るべき酸度が失われる前に香味成分の生成ピークを迎えたいところ。アラスカから南下する寒流の影響を色濃く受けるソノマの中でも太平洋岸寄り、フリーマンの自家畑がある辺りは、まさにそんな条件を満たす気候区分に属す。 海岸山脈に繋がる小さな尾根が縦横無尽に連なる一帯は、界隈を特色付ける冷たい海風に加え、果実の成育を促す日照量も十分。太古のプレート活動による海洋性堆積土壌の恩恵もあいまって、複雑性に秀でるブルゴーニュワインを望めるロケーションにある。 畑名はアキコさんの甥、悠樹(ゆうき)さんの名が由来。「悠」とは、「時間的・空間的にどこまでも続くさま。気分がゆったりしているさま。」を表し、「樹」とは、畑を囲むレッドウッドの樹を意味するそう。そんな悠然たる環境を守るべく、敷地の一部(約9ha)は地元のナショナルトラスト運動に寄贈された。
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品「キング・オブ・ナパ」と言えばケイマス。その真骨頂といえばもちろん「黒葡萄の王」カベルネ・ソーヴィニヨンであり、カリフォルニアワインを語る際には欠かせぬ代表格として、多方面よりあまたの礼賛を受け続けます。 世界に広く認められる高い品質をもって、ケイマスのカベルネが不動のステイタスを確立するとは広く知られるところでしょう。ロバート・パーカー氏(最高評価5つ星)にヒュー・ジョンソン氏(最高評価4つ星)も、卓越のポジションに推し続けます。また、特筆すべき一点が、毎年末恒例、“The TOP 100”(年間百傑)における獲得タイトルの数々。ワインスペクテイター誌による批評対象数万点の中から、一年間に唯の一本のみが戴冠を許される「ワイン・オブ・ザ・イヤー」の称号を、複数回に及び授けられたワインは、世界広しと言えどケイマスをおき他に存在しません。(スペシャル・セレクション) ■ 進化するナパのトップ・エステイト 現在のケイマスはナパ以外でもワイン造りを進めます。 ベルグロス(ピノ)、メールソレイユ(シャルドネ)、コナンドラム(世界でここだけのワイン)等々。そしてそれぞれの「魔味」に病み付きとされた方のなんと多いことか...いずれも独自色豊かなケイマス系ならではのリッチな味わいが特有的です。 栽培家として歩んだ歴史から、原則としてケイマスの各種はエステイトワイン。(自社畑元詰め) 然るにテロワールを尊ぶ姿勢の表れでもあるでしょう。高まる人気と各種の大成には、一例として「輪作」と呼ばれる農業一家ならではの栽培手法を導入するなど、独創的な着眼点と確かな根拠が備わります。また、各レーベルの間には、それぞれの産地特性に応じた葡萄品種の区分けが図られ、ルーツ(ナパ)の性格に重なるばかりではありません。 ▼ 「ケイマス系ならではの“魔味”」は以下よりどうぞ。 ■ ケイマス沿革 創業者ワグナー・ファミリーのナパへの移住は1906年。農家として働く中、1940年代の当主であったチャーリー・ワグナーは、ナパのラザフォード地区に30ha程の果樹園を手に入れます。(画像右) その所在は、ナパ・ヴァレーの有力エリア、東側のラザフォード地区(AVA)。先駆者にあやかってか、今や辺り一帯は高級生産者がひしめく超一等地として名が通ります。 当時のナパヴァレーは、テロワールの概念が乏しかった頃。一家も、ボルドー系(カベルネ)にブルゴーニュ系(ピノ)も区別することなく、更にはドイツ系(リースリング)までもを栽培していました。後年、カベルネ・ソーヴィニヨンへと注力するに至りますが、その頃既に彼らが育む葡萄の質は評判高く、周囲の求めに応じ果実は幾つかのワイン生産者へと供給されていました。 産地のアドバンテージもさることながら、優良株の選抜を怠らなかったことも名声確立の一因に挙げられます。 スタッグスリープ・ワインセラーズの創業者、ウォーレン・ウィニアスキ氏がワイナリーを興すきっかけとなった畑に「フェイ・ヴィンヤード」があります。「1976年パリ事件」ことジャッジメント・オブ・パリ(パリスの審判)を制した当時の“SLV”(後年のカスク23)とは、そこに隣接する当該区画からの取り木を基とするカベルネソーヴィニヨンでした。 それに等しき優良選抜株は、ケイマスのエステイト・ヴィンヤードにも移植されています。 ■ 第一黄金期:ランディ・ダン作|第二黄金期:クリス・フェルプス作|モダンスタイルの第三黄金期 旧メキシコ領地時代の呼称、「ケイマス農園(Rancho Caymus)」に由来するワイナリーの設立は1972年。チャーリーとベル・グロスのワグナー夫妻と息子のチャック(画像右の左側)が加わり、自家畑産元詰めワイン(エステイト)の生産に着手します。 元より農家であった為に醸造の専門家を必要とする中、1975年に一家が迎え入れた人物がランディ・ダン。1970〜1990年代中旬にかけてナパのカベルネが飛躍的に質を上げた頃、そこに最も大きく貢献した人物の一人として必ずや名の挙がる醸造家です。 ケイマスに著しい躍進をもたらした彼にも退任の時が訪れます。(自身のダン・ヴィンヤーズに専念) そこで招聘された醸造家がクリス・フェルプス (スワンソン参照>>)。長年籍を置いたムエックス社よりドミナス立ち上げの為に初代ヘッドワインメーカーの任命を受け、ボルドー時代にはペトリュスの醸造長候補にも挙がった手腕家です。 有能な醸造家達の傍らに居続けただけに時間の問題であったでしょうか。やがて栽培から醸造に至る全てを、チャック・ワグナーが自らの名の下で担います。来日時(2014年)の氏に伺ったことですが、1990年代後半に変わりつつあった潮流の変化を鑑み、2001年辺りより現代風に酸度が穏やかな造りへとシフトしたとのこと。現在、大勢の方に抱かれる「ケイマス=モダンスタイル」の図式と更なる人気の上昇は、今世紀初頭より醸造責任者に就くチャック・ワグナーの功績によるものです。ハーラン・エステート(第2位)、シェイファー(第3位)、スクリーミング・イーグル(第4位)、アラウホ、ブライアント・ファミリー(第5位)を凌駕する上位の結果も、彼の代に成し遂げられました。(Napa's 50 Best Caberet #No.1) ■ 一本立ちを果たしたケイマスの旧2'nd
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品「グッドプライスかつ非常に見事なワイン」 (by スティーヴ・ハイモフ)コストパフォーマンスに優れる1000円台です。《ドメーヌ・セントジョージ》 Domaine Saint Georgeカベルネ・ソーヴィニョン|シャルドネ|メルロー|ソーヴィニヨン・ブラン ソノマの中でも最たる銘醸エリアがロシアン・リヴァー・ヴァレー(RRV)。界隈を拠点とする造り手はどれもが高級品専科かといえばそうではなく、他には無い価格を打ち出す先もあります。質が伴うものでなければ価値も半減ですが、その限りでもありません。 そのような造り手の一つがドメーヌ・セントジョージ。地元ソノマの公認生産者団体より【パーソン・オブ・ザ・イヤー】の表彰を授かる手腕家の醸造。更には、レストラン・マガジン誌からは【トップ100ブランド】にも選ばれるなど、1,000円台の貴重な質実剛健ワインです。 また、昨今話題となる造り手の活躍も、ここを無くして語れません。近年脚光を浴びる“New California Wine”と称す古典回帰のスタイル。その代表格としてブロック・セラーズが知られます。ソムリエを始め、母国の料飲店関係者に重視されるワイン&スピリッツ誌の特集において、Chris Brocway(ブロック・セラーズの醸造家)と共に、大々的に扱われたもう一つの造り手にホボ・ワインカンパニー -The Hobo Wine Company-があります。そのオーナー醸造家であるKenny Likitprakongは、「お父さんが働いていたワイナリーに強く影響を受けた」と述べますが、その先がまさにこのドメーヌ・セント・ジョージ。フードフレンドリーなワインの系譜を表す一端です。 《ドメーヌ・セントジョージ》 シャルドネ “セレクト・リザーヴ” カリフォルニア● 北米で最も有名な品評会“テイスターギルド”でGOLD 「桃、リンゴの柔らかなアフター。フルーティーで華美な趣きを伴う快活な仕上がり。騒がずに楽しもう。」(※ スティーヴ・ハイモフ) “...With faint traces of peach and apple, and a brisk finish that has traces of fruity richness. Enjoy it without being fussy.”(※ スティーヴ・ハイモフについてはページ下部をご参照下さい。) オーク樽の作用を得る厚みを好まれる方、ステンレスタンク発酵による引き締まり感をお求めの方。双方の中間領域にあるオールラウンダーであり、二つの手法がミックスされるシャルドネです。パイナップル様な南国果実と爽やかな柑橘類が混在する性格があり、口中にはクリーミーな質感が広がります。【相性の好い料理】鶏の胸肉と野菜のチーズ焼き、エビマヨ 《ドメーヌ・セントジョージ》 カベルネ・ソーヴィニヨン “セレクト・リザーヴ” カリフォルニア● 数々の品評会で受賞を繰り返す手工芸的カベルネ 「極端とならぬ造りのカベルネであり、これは素晴らしい。ブラックチェリー、ブラックベリー、ハーブのフレーバーは厚みのあるタンニンに包まれ、酸の備わりが食事との相性に秀でる。」(スティーヴ・ハイモフ) “This is a nice, middle of the road Cabernet, with black cherry, blackberry and herb flavors that are wrapped in chunky, firm tannins. It’s a bit sharp in acids, but that will take care of itself with the right foods.” お手頃ワインとは、何もオートメーション的生産に限られるものではありません。高価なオーク樽の使用を抑えることで、果実由来の心和む風味が残されており、カベルネソーヴィニヨンに特有のカシスのアロマが生き生きと表されています。成熟したベリー系、ミント、杉の木の香りを残す充実のアフター。【相性の好い料理】霜降り牛すき焼、牛の味噌付け 《ドメーヌ・セントジョージ》 メルロー “セレクト・リザーヴ” カリフォルニア● レストラン・マガジン誌」が選ぶトップ100ブランド 「口中におけるラウンドとしなやかさ、ベリーの後味に加わるドライなフィニッシュ。日常価格の見事なバリュー。」(スティーヴ・ハイモフ) “...It feels round and supple in the mouth, and finishes dry, with an aftertaste of berries. A nice value at this everyday price.” 「リーズナブルメルローはC級産地から?」そんなイメージを覆す一本。エレガントな造りと、消費者に優しい価格を共に実現させる貴重なメルローです。ソノマのお家芸品種ですが、他地区の果実も併用する為に原産地呼称はカリフォルニア。但し、柔らかで滑らかな酒肉は他大勢の同カテゴリワインに距離を置きます。ブラックチェリー、ミント、バニラの風味をまとう果実味。糸を引くような余韻が長く続きます。【相性の好い料理】豚の角煮、骨付きラム肉ステーキ 《ドメーヌ・セントジョージ》 ソーヴィニヨン・ブラン “セレクト・リザーヴ” カリフォルニア● エレガントで柔和な飲み口のドライスタイル 「一層と素晴らしい実績を上げている造り手による、グッドプライスかつ非常に見事なワイン。滑らかなテクスチュアにドライでバランスの取れた質感」(スティーヴ・ハイモフ) “A good price for a very nice wines, from a winery with an increasingly respectable track record. The wine is dry and balanced, with a smooth texture...” 同じ辛口白でも、感情を高ぶらせるような重み・厚みのあるタイプを好まず、むしろ安らぎの得られる穏やかな酒肉をお求めの方に推奨です。奇を衒わぬ造りであり、グレープフルーツや青りんご、爽やかな青草の香りをもつ古典的スタイル。あんずやレモン、シャブリにある火打石の香りも伴われます。【相性の好い料理】サーモンやタコのマリネ、はまぐりと野菜のリングイネ 【生産者概要】 ドメーヌ・セント・ジョージ -Dmaine Saint George- その名が示す通り、ここの原点はドメーヌ・スタイル。大規模生産者には乏しい、畑(果実)に執心するブティック的運営が続けられる。ワイナリーの所在は、ソノマ郡ロシアン・リヴァー・ヴァレーに程近い丘陵地帯。ソノマの中にあっても、最もクオリティの高いワインを生み出す押しも押されもせぬ第一級産地に構えられる。数多くのカジュアル・ワインを産出する内陸、セントラルヴァレーの生産者に類することなく、バルク品用の果実に頼らずワイン造りを進める。ワイン用葡萄の作付は1928年。ワイナリー創立は1934年に遡る。伝統に応じ、自家畑を古くから擁するが、この点こそがSt.ジョージのアドバンテージ。手掛けるワインは比較的リーズナブルであり、質と多様性を兼備する「バリュー・プレミアム」なワインの生産を可能としている。現在はLISAシステム農法(※)を実践しつつ、環境保護と安全な農業を守り、土壌の健康と生産力の維持も怠らない。(※ Low Impact Sustainable Agriculture:環境へ負荷の少ない保全型農法) スティーヴ・ハイモフ -Steve Heimoff- 真面目なワイン造りをひっそりと進める名も無き小規模生産者にも、スポットを当てるワインエンスージアスト(WE誌)。米国東海岸出身のワインジャーナリストであるハイモフ氏は、レビュワーとして同誌にも携わる。氏の品評内容に対し信頼を寄せるワイン関係者は多く、メジャーな専門媒体の中にあっては、例えば、「ワインスペクテイター誌よりも共感を得られる」、「より知性的」と述べられる時も少なくない。急進的なワインよりも理性の効いた造りを好む傾向があり、とりわけその様なスタイルに対する冷静な鑑定には定評がある。上記中の「滑らかなテクスチュア」、「ドライ」、「バランスの取れた」、「しなやか」、「極端とならぬ造り」、「酸の備わり」、「騒がずに楽しもう。」といった語句にもそれが表される。「WAO!!」といった絶叫系に陥ることは無い。 「食事のお伴に欠かさずワイン」とおっしゃる方々へも推奨です。 当生産者のワインを6本ご購入で同梱12本まで送料無料当生産者のワインを6本以上お買い上げの際は、【同梱12本まで送料無料】とさせて頂きます。(他商品との組み合わせ自由) 尚、楽天市場のシステム上「ご注文時の画面」と「自動配信メール」には送料が自動加算されますが、弊店にて減額修正致しますので、どうぞご安心のうえ買い物をお楽しみ下さい。クール便をお選びの際には別途260円(税込)を頂戴しております。ご了承下さいませ。
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫ ギフト対応 >> 【喜ばれる御祝 御礼 内祝など祝儀の品として】 結婚式引き出物・結婚祝い・結婚内祝い・出産祝い・成人式祝い・快気祝い・引っ越し祝い・卒業式・入社祝い・お誕生日プレゼント・パーティープレゼント包装【季節の贈り物として】 母の日・父の日・お中元ギフト・敬老の日・ハロウィン・お歳暮・クリスマスプレゼント・ゆく年くる年新年のご挨拶・お年賀・新春ごあいさつまわり・成人の日・本命バレンタインデーラッピング・義理チョコ・ホワイトデー・冬ギフト・人気のセット 【手土産やお心づかいとして】 御祝・御礼・ご挨拶SALE・粗品・ご贈答品・贈答用ギフト・進物・お返し 【海外旅行のお土産にも】 アメリカ土産・海外土産・おみやげ 【イベント用として】ゴルフコンペ景品・ベスグロ・参加賞・バーディ賞・忘年会・新年会・記念品注目すべきライジングスター筆頭ビビアナ・ゴンザレスのカトレアからクールな派生形 ピノ・ノワール醸造の最強夫妻、ピゾーニ・エステイトのジェフ・ピゾーニと、最高権威による「年間最優秀醸造家賞」-SFC Winemaker of the Year-に輝くウェイフェアラーのビビアナ・ゴンザレス女史が連携。専門媒体がこぞって絶賛する精鋭のプロジェクト 《アルマ・デ・カトレア》 ピノノワール|シャルドネ|ソーヴィニヨン・ブラン 今、「最も有能な女流醸造家」として挙げられる一人、ビビアナ・ゴンザレス。 カトレアにアルマ・デ・カトレアのいずれも、女史が直々に手掛ける自らのレーベルです。 それだけに2'ndと思われるかもしれませんが、より広い産地の選択に、カトレアには無いセパージュが擁されていたりと、双方には重複しない要素のほうがむしろ多い程。 あくまでも独立レーベルと位置付けられています。 愛好家による絶大な支持から、現地で早期SOLD OUTを繰り返すカトレア。 その初入荷から3年超を経て、一方のカトレアが初めて輸入されました。 100超の銘柄が並ぶ商談試飲会には、当日のお目当てとして臨んだものですが、期待を裏切らぬ質感に敬服。涼し気にして主張と抑制の釣り合いに長けた価格帯有数のワインです。 「オーナー醸造家のビビアナ・ゴンザレスはジェフ・ピゾーニの奥様」と聞けば、「ピゾーニの知名度が生きての脚光?」と思われるかもしれません。ところがむしろ関係者間で、グローバルクラスのワインとして扱われる機会はビビアナの方に目立ちます。(有力媒体の評点も勝るとも劣らぬうえ目を見張るキャリアは格別)また、旦那も成し得ずにいるタイトルホルダーでもあり、キャシー・コリソン|モーガン・ピーターソン(ベッドロック)|ティーガン・パサラクア(ターリー)|マイケル・クルーズ(ウルトラマリン)といった錚々たる手腕家に並び、SFC選ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー(※)に名を連ねる一人としても彼女の名が挙げられます。 (※ 幾つもの媒体が定めるあまたの「年間最優秀醸造家」にあって、サンフランシスコ・クロニクルが制定するカリフォルニアワインにとって最も権威のある賞。2015年受賞) 《アルマ・デ・カトレア》シャルドネ“ソノマ・カウンティ” 【味わい】緑がかるレモンイエローと麦わら色の若々しい色調から、鮮やかな洋ナシ、ライムの皮、すいかづらの香りが満ち溢れる。蜜を多く含むリンゴやレモンクリームパイの含みに味わいが引き立てられ、後に続く快活感のある酸と塩味のミネラル感が織り成す複雑味が印象的。温度の変化と酸素に触れる時間に従い一層と滋味が増す。 最大限の純度、力感、フィネスを兼備する固有性のあるワイン造りがビビアナの哲学であり、特徴的な豊かな芳香と口中の柔らかな肌合い感は、妥協を許さぬハンドクラフト品だからこその真骨頂。フランスで修めた優秀な成績も過酷な試練を経た為であり(下記生産者概要参照)、当時の経験から「優れたワインは葡萄畑からしか得られぬもの」との信念を抱き続ける。 大陸プレートのぶつかり合いから多彩な土壌組成をもち、太平洋岸からの距離により気候区分も様々なソノマ。世界でもまれな多様性を見せるぶどう栽培環境から、同郡内のサブアペラシオン(AVA)は16以上にも及ぶ。内一つのソノマコーストはビビアナのお気に入りであると共に、オーベール、マーカッサン、ボアズビュー、リヴァースマリー、キスラーといった世界筆頭級のブル系産地としても名が通る。 そのような“True Sonoma Coast”(真のソノマコースト)に並び、やはり大陸代表ブル系エリアのロシアン・リヴァー・ヴァレー。アルマ・デ・カトレアのピノ・ノワールとシャルドネは、これらソノマ二大地区の果実から構成されており、原産地呼称をAVA名でなく「郡名」とする理由もそこに由来する。 また、ソーヴィニヨン・ブランに関しては、ソノマ・コースト100%のヴィンテージであっても、原産地呼称をソノマ・カウンティ(郡名)とする。 【ワイン造り】明け方の涼しい時間帯に収穫した果実を、冷えた状態で速やかにワイナリーへ搬入し、すかさず選果を行う。低圧のプレスから得られた質の良い果汁を一晩落ち着かせ澱を取り除き、フレンチオーク(225Lのブルゴーニュピエス)に移したのち発酵と熟成に続く。無清澄で瓶詰。口栓にはDIAMコルクを用いることで、コルクによる状態の悪い個体が発生せぬよう配慮している。 ▼ ビビアナからのペアリング提案 野菜:赤ピーマン、とうもろこし、バターナッツカボチャ、栗かぼちゃなどの晩夏の野菜。 貝類:サーモンのフィッシュケーキ、白身魚の練り物、カニやエビなどの甲殻類に軽く火を通したもの。 鶏・豚肉:アスパラガスを使ったマイルドなソースのグリル料理。 スープ:リゾット、野菜スープ、リッチなクリーム・ソースのシチュー、グラタンなど。 【生産者概要】「洋ランの女王」こと中南米原産のラン科植物、カトレア(カトレヤ)。ビビアナ・ゴンザレス・レイヴ -Bibiana Gonzalez Rave-(RaveはRAH-vayと発音)の故国、コロンビアの国花でもある。ワイン用葡萄畑が皆無に近い故郷にあって、父の飲むワインから興味を覚えた彼女は、醸造家を志し成人となるやフランスへ飛び立った。(育った都市が麻薬とカルテルの震源地として世界に知られるメデリンであった為でもあるという) コニャックでは栽培と醸造学でBTSの学位を取得。続くボルドー大学でも醸造学位を取得したうえ成績優等者として卒業。その際の研究論文に向けては、寒冷期の剪定から炎天下の摘房にも粘り強く取り組み、北ローヌのRP100点生産者であるミシェル・エ・ステファン・オジェやドメーヌ・クリューゼル・ロックではコート・ロティの険しい斜面で、又ボルドーに戻った後はシャトー・オーブリオンとラミッション・オーブリオンでも働いた。その功績からブルゴーニュ、アルザスのドメーヌに正職を得て醸造に携わる。やがてビビアナは女性の醸造長就任が難しいフランスを去り、南アフリカ、カリフォルニアへと渡る。 渡米後に栽培・醸造の指南を仰いだ先がパルメイヤーのブル系部門、ウェイフェアラー。コンサルティングワインメーカーに着任後、早々とWA97点まで飛躍させる。やがて興した自身のカトレアでも多方面より賞賛を浴びる中、ワインエンスージアスト選“40 Under 40 America's Tastemakers”(40歳以下の40人)に続きSFCからも最優秀醸造家の称号を戴冠。現在は2種のカトレア系に加え、ジェフ・ピゾーニとの夫婦合作シェアード・ノーツ -Shared Notes-も擁す。 ビビアナさんが住むソノマ・サンタローザで夕食をご一緒する機会がありました。そこで3本の持ち寄りワインを振舞って頂く中、以下のように打ち明けられます。(2019年6月) 「ほとんどが完売だけど、大好きな日本だけに輸出することになったの。」 幾つもの専門媒体で話題とされるに相応しく、どれもが特A級の質感です。メディア評価の高さも加わり「(カトレアに対しては)1万円超かな?」との思いがあったものですが、いざ輸入されると他の同評価ワインをグッと下回る価格。推奨できない理由がありません。 余談ですが、先の場ではなんとジョエル・ピーターソン氏も同席に加わりました。 ゴッドファーザーをしても相当な興味を抱いたようで、女史との間でテクニカルな質疑応答が繰り広げられた程です。(貴重なシーンでした)