24時間タイムセール
美容 健康関連ランキング
食品関連ランキング
ファッション関連
子供部屋 キッズ用品
家電・生活家電
お酒・アルコール類
花・DIY・犬・猫用品
ワイン、お酒類
ドリンク、コーヒー類
食品、健康類
カメラ、家電類
ホーム&キッチン
おもちゃ
ほしいものランキング
食品&飲料
1000円
1000円〜
2000円〜
3000円〜
4000円〜
美容・健康
菅野 昭正 加賀 乙彦 慶應義塾大学出版会エンドウシュウサク カミニトイツヅケルタビ カンノ アキマサ カガ オトヒコ 発行年月:2020年11月20日 予約締切日:2020年10月21日 ページ数:160p サイズ:単行本 ISBN:9784766427080 菅野昭正(カンノアキマサ) 1930年生れ。東大仏文卒。東大名誉教授。日本フランス語フランス文学会名誉会員。著書に『ステファヌ・マラルメ』(読売文学賞)、『永井荷風巡歴』(やまなし文学賞)、『変容する文学のなかで』(全3巻)など 加賀乙彦(カガオトヒコ) 1929年生れ。東大医学部卒。日本ペンクラブ名誉会員、文藝家協会・日本近代文学館理事。カトリック作家。犯罪心理学・精神医学の権威でもある。著書に『フランドルの冬』、『帰らざる夏』(谷崎潤一郎賞)、『宣告』(日本文学大賞)、『湿原』(大佛次郎賞)、『錨のない船』など多数。『永遠の都』で芸術選奨文部大臣賞を受賞、続編である『雲の都』で毎日出版文化賞特別賞を受賞した 持田叙子(モチダノブコ) 1959年生れ。近代文学研究者。著書に、『朝寝の荷風』(人文書院、2005年)『荷風へ、ようこそ』(慶應義塾大学出版会、サントリー学芸賞)などがある 富岡幸一郎(トミオカコウイチロウ) 1957年生れ。文芸評論家、関東学院大学教授、鎌倉文学館館長 高橋千劔破(タカハシチハヤ) 1943年生れ。作家、文芸評論家。日本ペンクラブ副会長 福田耕介(フクダコウスケ) 1964年生れ。フランス文学研究者、上智大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 西欧と日本のあいだー「神」をめぐって 文化風土をめぐって/遠藤周作さんとカトリックの信仰/昭和戦後の笑いー遠藤周作、狐狸庵先生/文学者、信仰者としての誠実さ/遠藤周作と歴史小説/遠藤周作とフランソワ・モーリヤックー『炎の河』と『わたしが・棄てた・女』における「妙な渇望」 人生の同伴者としてのイエス・キリストを見出そうとした遠藤周作。小説の登場人物たちは、いまなにを語りかけてくるのか。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
赤坂憲雄 人文書院シバ リョウタロウ トウホク オ ユク アカサカ,ノリオ 発行年月:2015年01月30日 ページ数:229p サイズ:単行本 ISBN:9784409160978 赤坂憲雄(アカサカノリオ) 1953年東京生まれ。東京大学文学部卒業。民俗学者。学習院大学教授。福島県立博物館館長。1999年『東北学』を創刊。2007年『岡本太郎の見た日本』でドゥマゴ文学賞受賞。2008年同書で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2011年東日本大震災後、政府の復興構想会議委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 陸奥のみちー青森県東部〜岩手県北部/第2章 羽州街道ー山形県内陸部/第3章 仙台・石巻ー宮城県海岸部/第4章 秋田県散歩ー秋田県沿岸部〜北部/第5章 白河・会津のみちー福島県中通り〜会津/第6章 北のまほろばー青森県津軽〜下北 イデオロギーの専制を超えて人間の幸福を問いつづけた司馬遼太郎は、大きな旅の人であった。その人は見つめようとしていた、東北がついに稲の呪縛から解き放たれるときを。たとえば、異なる原理の思想をもって、蜜と乳の流れる山河への可能性がひらかれるときを。いくつもの東北へ。いま、それぞれの道行き。渾身の讃歌。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
持田 叙子 慶應義塾大学出版会オリクチシノブ ヒレンノミチ モチダ ノブコ 発行年月:2018年09月06日 予約締切日:2018年07月14日 ページ数:480p サイズ:単行本 ISBN:9784766425321 持田叙子(モチダノブコ) 1959年東京生まれ。近代文学研究者。国学院大学兼任講師、毎日新聞書評担当者、三田文学理事。慶應義塾大学大学院修士課程修了、国学院大学大学院博士課程単位取得修了。1995〜2000年『折口信夫全集』(中央公論社)の編集・校訂・解題執筆をおこなう。『荷風へ、ようこそ』(慶應義塾大学出版会、2009年)で第31回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 恋の宿命/痣ある子/名と家と、生殖の苦と/内なる女性の魂、えい叔母/あかしやの花の恋/歴史家への志/炎の帝都へ/霊と肉/劇作への夢/先生〔ほか〕 魂を乞う、“恋”のひとー折口信夫の思考とことばに燃える恋情が隠されていた。大阪の少年時代から、若き教師時代、そして晩年まで、歓びと悲しみに彩られた人生をたどる、渾身の評伝/物語。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
和泉事典シリーズ32 32 浦西和彦 和泉書院オンセンブンガクジテン ウラニシ カズヒコ 発行年月:2016年11月02日 予約締切日:2016年11月01日 ページ数:606p サイズ:事・辞典 ISBN:9784757608085 浦西和彦(ウラニシカズヒコ) 1941年9月、大阪市に生まれる。関西大学文学部国文学科卒業。1971年、関西大学文学部専任講師、同助教授、教授を経て、2012年退職。関西大学名誉教授。2014年、大阪市民表彰文化功労賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 温泉と文学、はじめての事典!湯治から観光のための温泉まで、時代・社会とともに移りゆく温泉。温泉文学を通して世の中が見える。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
井上隆史 水声社ツシマユウコノセカイ イノウエタカシ 発行年月:2017年08月10日 予約締切日:2017年08月09日 ページ数:274p サイズ:単行本 ISBN:9784801002616 井上隆史(イノウエタカシ) 1963年生まれ。白百合女子大学教授(日本近代文学)。主な著書に『三島由紀夫『豊饒の海』vs野間宏『青年の環』ー戦後文学と全体小説』(新典社、2015)、『混沌と抗戦ー三島由紀夫と日本、そして世界』(共編著、水声社、2016)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 津島佑子の世界(津島文学の原点/津島文学の多層性/津島佑子と二十一世紀の世界文学/津島文学の投げかけるもの)/2 津島佑子と白百合学園(白百合学園の日々/回想の白百合学園) 鋭敏な感覚によって「女性」や「母子」の深淵を穿つ作品群を執筆、また世界的視野のもと歴史や民族の問題を踏まえた充実の長編作品を数多く世に問うた津島佑子。創作の原点となった若き日々、家族とともにあることの葛藤とよろこび、父親の影、大胆かつ緻密な小説の綾、世界文学へのまなざし、そして作家生活を支えた自由闊達な人柄…。小説家・批評家・研究者による多彩なエッセイ・評論・座談を収録し、津島佑子の魅力的な文学世界に誘う一冊。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
あんの秀子 フリーハンド 池田書店マンガ デ ワカル ニホン ブンガク アンノ,ヒデコ フリーハンド 発行年月:2014年07月16日 ページ数:223p サイズ:単行本 ISBN:9784262154169 あんの秀子(アンノヒデコ) 早稲田大学第一文学部卒業。広告会社・出版社を経て、ライター、編集者に。また、中学・高校の国語科教員としてつとめるかたわら、日本文学・日本語などをテーマに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 夏目漱石『こころ』を読む/第2章 恋愛/第3章 お金と仕事/第4章 宗教・倫理/第5章 社会/第6章 暮らしと文化/第7章 ファンタジー、異世界/第8章 推理と怪奇/第9章 死生観/第10章 太宰治『人間失格』を読む 今、日本人が読むべき近代文学40作品。漱石、太宰、芥川、激動の時代を生きた文豪たちに学べ。マンガで作品のあらすじをつかむ。作家の生い立ち、時代背景から作品を深く読み解く。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
歴史民俗学 歴史民俗学研究会 批評社サンカ ノ サイシンガク レキシ ミンゾクガク ケンキュウカイ 発行年月:2003年02月06日 予約締切日:2003年01月30日 ページ数:212p サイズ:単行本 ISBN:9784826503648 荒川族サンカ辰さん一家の記録/コラム 平成サンカ発見の日/サンカの人々の共有文化の検証ー武蔵サンカ・松島兄妹による尾張サンカ資料の解説/コラム 松島ヒロは「サンカ」か「山窩」か/下田市箕作の竹細工と回遊竹細工師・加藤一太郎氏の覚書/コラム 愛媛県松山で確認されたサンカ文字/沖浦サンカ論を読む/サンカ文化を「創造」した三角寛ーサンカ言葉やサンカ文字は、本当にあったのか?/三角寛の「サンカ」をめぐる『中学時代二年生』トラブルー「第二の福田蘭童」類似事件か?/コラム 国勢調査と移動・漂泊民〔ほか〕 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
著者:大森澄雄出版社:明治書院サイズ:単行本ISBN-10:4625430291ISBN-13:9784625430299■通常24時間以内に出荷可能です。※繁忙期やセール等、ご注文数が多い日につきましては 出荷まで48時間かかる場合があります。あらかじめご了承ください。 ■1冊から送料無料です。■中古品ではございますが、良好なコンディションです。決済は、クレジットカード、代引き等、各種決済方法がご利用可能です。■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。■クリーニング済み。■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 使用されてはいますが、 非常にきれいな状態です。 書き込みや線引きはありません。・良い: 比較的綺麗な状態の商品です。 ページやカバーに欠品はありません。 文章を読むのに支障はありません。・可: 文章が問題なく読める状態の商品です。 マーカーやペンで書込があることがあります。 商品の傷みがある場合があります。基本的に付録・付属品等付いていない状態です。
春山行夫の軌跡 一九二八─三五 脇田 裕正 松籟社クダリザカヲノボル ワキタ ヒロマサ 発行年月:2023年05月12日 予約締切日:2023年03月30日 ページ数:608p サイズ:単行本 ISBN:9784879844385 脇田裕正(ワキタヒロマサ) 立命館大学大学院文学研究科修士課程修了。博士(学術)。専攻は比較文学。慶應義塾大学法学部、中央大学商学部・法学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 モダニズムとアヴァンギャルドの間でー『詩と詩論』時代の春山行夫の詩論についてー一九二八ー三一(モダニズムの詩人の肖像ー春山行夫の「ポエジイ」と言語の実験/ユージン・ジョラスーV.F.カルヴァートンー春山行夫ーモダニズム文学とプロレタリア文学の間で)/第2部 詩人から文芸批評家へー一九三一ー三三(「全部が一度に僕達の世界に流れこんできた」ー文芸批評家としての春山行夫/文壇の批評家としての春山行夫ージェイムズ・ジョイスと「「意識の流れ」と小説の構成」/印象批評の一典型ー小林秀雄の文芸批評と龍胆寺雄のロマン論)/第3部 世界と日本の批評の間でー一九三三ー三五(「砂漠の小説論」ー日本文学と世界文学の間で/危機のなかで「人間」に逆らうー春山行夫の反時代的考察/田舎と都会ーV・F・カルヴァートンと春山的モダニズム) 詩を詩とする条件を、文学を文学たらしめる条件を厳密に定義しようとした春山行夫。彼の戦前の文芸批評家としての活動はほぼ忘却されているが、「制作の法則」としての文学の原理を追究したその批評は、近代日本の文芸批評の主流たる小林秀雄的な批評とは対極にあるものとして今日の再検討が待ち望まれている。春山が文芸批評家として主に活動した一九二八年から一九三五年までを検討範囲とし、この間に発表された膨大なテキスト群を渉猟しつつ、春山の批評の独自性を明らかにする意欲的論考。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
柴田勝二 勉誠出版タニザキジュンイチロウ ビトセイメイノアイダ シバタショウジ 発行年月:2021年07月30日 予約締切日:2021年07月08日 ページ数:368p サイズ:単行本 ISBN:9784585390039 柴田勝二(シバタショウジ) 1956年兵庫県生まれ。大阪大学大学院(芸術学)博士後期課程単位修得退学。大阪大学博士(文学)。現在、東京外国語大学名誉教授、梅光学院大学特任教授(日本文学)。思想・歴史への視座を取り込みつつ明治から現代にわたる近現代文学の研究・評論を幅広くおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 見出される生命(生命としての美ー停滞からの脱出/騒擾と闇の間ーちりばめられる遊戯性と『秘密』/“自然”の牽引ー『痴人の愛』『吉野葛』における魅惑の在り処)/第2部 相対化される近代(異性愛への疑念ー『蓼喰ふ虫』『卍』における性愛の形/“手ざわり”のなかの関係ー“盲目”を描く世界/溶け合う“大阪”と“京都”ー『蘆刈』と日本文化への眼差し)/第3部 “滅び”に向きあって(“病”と“戦争”の時空ー『細雪』の寓意的表象/失われ、連続するものー“母”の表象と戦後社会/老いに抗う性ー『鍵』『瘋癩老人日記』と生命への希求) 『痴人の愛』『春琴抄』…華麗な物語世界を通して谷崎が描きたかったのはしたたかに生きぬく女たちの“生きる力”だった。人間の生を衰弱させる近代という時代のなか、耽美主義だけではない、新しい谷崎像を提示する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
渡辺 浩平 白水社ヨシダミツルセンカンヤマトガクトヘイノゴジュウロクネン ワタナベ コウヘイ 発行年月:2018年04月21日 予約締切日:2018年02月27日 ページ数:270p サイズ:単行本 ISBN:9784560096260 渡辺浩平(ワタナベコウヘイ) 1958年生まれ。立命館大学文学部卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了後、博報堂入社。北京と上海に駐在。愛知大学現代中国学部講師を経て、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授。専門はメディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 私の立場の核心/第1章 同期の桜/第2章 おのれの眞實/第3章 一九四六年版と五二年版/第4章 新しく生きはじめねばならない/第5章 日本銀行ニューヨーク駐在員事務所/第6章 戦中派の戦争責任/第7章 東北びいき/第8章 西片町教会長老として/第9章 経済戦艦大和の艦橋/終章 雲 死者の身代わりとして生きた人生。戦艦大和の特攻作戦から奇跡の生還を果たした吉田満が伝えたかったこと…。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
慷慨から煩悶へ 木村洋 名古屋大学出版会ブンガクネツ ノ ジダイ キムラ,ヒロシ 発行年月:2015年11月 ページ数:301, サイズ:単行本 ISBN:9784815808211 木村洋(キムラヒロシ) 1981年兵庫県に生まれる。2004年神戸大学文学部卒業。2010年神戸大学大学院人文学研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員などを経て、熊本県立大学文学部准教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 政治と文学の紐帯(徳富蘇峰の文学振興/経世と詩人論ー徳富蘇峰の批評活動/明治中期、排斥される馬琴ー松原岩五郎の事例/平民主義の興隆と文学ー国木田独歩『武蔵野』論/民友社史論と国木田独歩ー「人民の歴史」の脈絡/人生を思索する精神ー一八九〇年代の内村鑑三)/第2部 文学の卓越化(告白体の高山樗牛/藤村操、文部省訓令、自然主義/明治後期文壇における告白ー梁川熱から自然主義へ/自然主義と教育界ー正宗白鳥「何処へ」を中心に/政治の失墜、文学の隆盛ー一九〇八年前後/自然派ぶりの漱石) 政治の季節が終わり、蘇峰が新たな理想を求め、独歩が無名の人民の経験を「記憶せよ」と呼びかけるうちに、文学は切実な営みとして「発見」された。内面の告白や青年の煩悶をひとたび正面から受け止め、経世の世にあって人生を問いかけていった知識人の挑戦を、端正に描き出す力作。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
今を生きる人へ 野松 循子 海鳥社ブンガクソノミチシルベ ノマツ ジュンコ 発行年月:2024年05月10日 予約締切日:2024年05月09日 ページ数:200p サイズ:単行本 ISBN:9784866561608 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
嵯峨景子 小鳥遊書房ヒムロサエコトソノジダイ サガケイコ 発行年月:2019年09月30日 予約締切日:2019年06月15日 ページ数:408p サイズ:単行本 ISBN:9784909812162 嵯峨景子(サガケイコ) 明治学院大学非常勤講師、フリーライター。1979年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。専門は社会学、文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 氷室冴子以前ー文学と少女マンガの揺籃期/第2章 作家デビューから『クララ白書』まで/第3章 マンガ原作の仕事と初連載『雑居時代』/第4章 一九八三年・八四年にみる多様な作品群/第5章 『なんて素敵にジャパネスク』と少女小説ブーム/第6章 男の子の行方ー氷室冴子の少年主人公小説/第7章 少女小説から離れてーエッセイと一般小説の仕事/第8章 イメージから生まれた物語ー『海がきこえる』/第9章 古代への情熱ー『銀の海 金の大地』/第10章 氷室冴子は終わらないー九〇年代後半以降から/附録ー「少女マンガの可能性」 この本を開けば、氷室冴子にまた会える。知人への取材や新たに見つかった資料、入手困難な雑誌の掲載記事まで徹底調査。少女小説家だけではない、多彩な活動に光を当てたファン必読の一冊。本書初公開、氷室冴子が学生時代に執筆した少女マンガ論「少女マンガの可能性」の手書き原稿収録! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
日記資料から研究方法を拓く 和田 敦彦 文学通信ショクギョウサッカノセイカツトシュッパンカンキョウ ワダ アツヒコ 発行年月:2022年06月24日 予約締切日:2022年05月23日 ページ数:282p サイズ:単行本 ISBN:9784909658821 和田敦彦(ワダアツヒコ) 早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 論考編ー作家とメディア環境(作家とカストリ雑誌のせめぎ合い カストリ雑誌に消費された純文芸作家ー榛葉初期作品における「性」と肉体/モデル小説の権利問題と影響力 モデル小説の応酬とその批評性ー榛葉英治『誘惑者』と四条寒一「縄の帯」/戦後の文芸メディア変動の力学 純文学を志向する中間小説作家・榛葉英治ー文芸メディア変動期における自己像の模索とその帰結/文学と映画の関わり 一九六〇年映画と文学のすれ違う共闘ー榛葉英治『乾いた湖』の映画化による改変をめぐって/戦争の記憶とその継承 作家が描いた引揚げ体験と南京大虐殺事件ー『城壁』との関わりから ほか)/第2部 データ編ー日記資料から何がわかるか(日記への関わり方ー日記のなかに書かれた「日記」の記録/作家の経済活動ー金銭収支の記録/文壇グループの動態ー人脈の記録/雑誌メディアへの言及の変遷ー雑誌に関する記録/「癌」という病ー癌に関する記録 ほか) 流行や出版環境、経済状況といったいわば「不純な」要因と関係し合ったものとして作家や小説の価値をとらえる。日記から広がる新しい研究。メディア、金銭収支、人脈、雑誌、癌、飲酒、時事問題ー半世紀にわたる日記から見た小説を書くという営み。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
その「朝鮮観」と「明治栄光論」を問う 中塚明 高文研シバ リョウタロウ ノ レキシカン ナカツカ,アキラ 発行年月:2009年08月 ページ数:222p サイズ:単行本 ISBN:9784874984260 中塚明(ナカツカアキラ) 1929(昭和4)年、大阪に生まれる。日本近代史専攻。近代の日朝関係の歴史を主に研究。1963年より奈良女子大学文学部に勤務、93年、定年退職。この間、朝鮮史研究会幹事、歴史科学協議会代表委員、日本学術会議会員などをつとめる。奈良女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) なぜ、いま、司馬遼太郎の歴史観を問うのか(「明治百年記念事業」と『坂の上の雲』/「韓国併合百年」にぶつけて、なぜ「坂の上の雲」なのか)/1 司馬遼太郎は近代日本の歴史をどう見ていたのか(日本の近代史を見る眼/敗戦前の昭和は日本史上「非連続の時代」という説/日露戦争後におかしくなった日本ーという説)/2 司馬遼太郎の「朝鮮観」(司馬遼太郎は朝鮮問題によく通じていたのか/「古代の朝鮮」を語って「近代の朝鮮」を語らない/『坂の上の雲』の時代ー日本の勃興・朝鮮の没落/『坂の上の雲』にみる朝鮮論ー三つの論点)/3 「近代の朝鮮」を書かないで「明治の日本」を語れるか(日露戦争後に日本陸軍は変質したという司馬の説/司馬遼太郎の主張は成り立つかー日清戦争をふりかえって検証する/日露戦争下の朝鮮の軍事占領/戦史の偽造ー真実は書かない公刊戦史)/4 歴史になにを学ぶのか(一韓国知識人の問いかけ/明治初期の「征韓論批判」とロシアの朝鮮観/事実を知る、認めるーその勇気を持ちたい/歴史研究と国家権力/歴史が語ること) 「栄光」の日清・日露戦争を描いた『坂の上の雲』。だがその戦場となった近代朝鮮を司馬遼太郎はついに描かなかった。朝鮮史研究の第一人者が、司馬の「朝鮮観」を通してその歴史観を洗い出す。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
Century Books 人と作品 15 福田清人 遠藤充彦 清水書院ハヤシ フミコ フクダ,キヨト エンドウ,ミツヒコ 発行年月:2018年04月 予約締切日:2018年04月06日 ページ数:208p サイズ:全集・双書 ISBN:9784389401238 福田清人(フクダキヨト) 1904(明治37)年長崎に生まれる。1927年東京帝国大学文学部国文科卒。立教大学教授をへて、実践女子大学教授、日本近代文学館常任理事を歴任。1995年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1編 林芙美子の生涯(流浪の子/青春の日々/栄光にむかって/暗い時代のもとで/戦後の混乱の中から)/第2編 作品と解説(放浪記/清貧の書/泣虫小僧/稲妻/うず潮 ほか) 山口県下関に行商人の子として生まれ旅の空と木賃宿で成長した林芙美子は、宿命的に放浪者であった。希望にもえて上京した芙美子は激動する社会の中で転々と職をかえ、アナーキイな詩人たちとの交友や、愛の破局や、種々の苦悩を手記に書きつづり、『放浪記』として発表、一躍文壇におどり出た。さらに『清貧の書』『稲妻』とその地位をきずいた。昭和の暗い時代を庶民と共に歩みつづけ、戦後の混乱期にも人間の生きるべき道を探し求めて、『晩菊』『水仙』を発表、やがて総決算ともいうべき『浮雲』を描き、昭和二十六年六月、すべての力が尽きたように生涯を閉じた。大正、昭和の激動の時代に人間の生きるべき道を求めつづけた林芙美子の文学は、その苛烈な生涯と共に長く人々の心をうつものである。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
廣瀬陽一 クレイン JRCニホン ノ ナカノ チョウセン キム ダルスデン ヒロセ,ヨウイチ 発行年月:2019年11月 予約締切日:2019年12月04日 ページ数:239p サイズ:単行本 ISBN:9784906681556 廣瀬陽一(ヒロセヨウイチ) 1974年、兵庫県生まれ。大阪府立大学大学院博士課程修了。博士(人間科学)。日本学術振興会特別研究員PD(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序ー「朝鮮隠し」のカラクリから抜け出す/第1章 誕生から“解放”まで/第2章 民族主義青年から共産主義者へ/第3章 政治組織と文学運動/第4章 文学から古代日朝関係史へ/第5章 訪韓とその余波/第6章 晩年 日本列島と朝鮮半島の対等な関係を築くために。在日朝鮮人文学を代表する作家・金達寿(キムダルス)。彼は文学活動のみならず、雑誌『日本のなかの朝鮮文化』『季刊三千里』等で日本のなかの朝鮮遺跡の存在・在日朝鮮人の歴史と現状を精力的に論じて、日本人の朝鮮認識の更新に生涯を尽くす。その軌跡を日朝間の時代背景・政治状況も踏まえたどる、初めての本格評伝。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
宇賀神 一 風間書房イシモリノブオケンキュウジョセツ ウガジン ハジメ 発行年月:2022年02月15日 予約締切日:2021年12月09日 ページ数:272p サイズ:単行本 ISBN:9784759924107 宇賀神一(ウガジンハジメ) 1988年栃木県生まれ。神戸大学大学院人間発達環境学研究科修了。博士(教育学)。現在、神戸教育短期大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 国定国語教科書編纂前史(国語教育者としての出発点ー東京高等師範学校/『満洲補充読本』の編纂過程/石森延男の思想と『満洲補充読本』の性格)/第2部 戦前・戦中の国定国語教科書編纂(第四期国定国語教科書の教材執筆者としての石森延男/戦時体制と石森延男の文部省招聘/第五期国定国語教科書の石森延男の執筆教材)/第3部 戦後教育改革期の国定国語教科書編纂(終戦直後の国語教科書政策と石森延男ー「墨ぬり教科書」「暫定教科書」/第六期国定国語教科書と石森延男) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
なぜ飛行機は「僕」の頭の上を通ったのか 千葉俊二 勉誠出版ブンガクノナカノカガク チバ シュンジ 発行年月:2018年01月31日 予約締切日:2018年01月15日 ページ数:336p サイズ:単行本 ISBN:9784585291572 千葉俊二(チバシュンジ) 昭和22年、宮城県に生まれ、のち横浜に育つ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程中退。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専門は日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 相似・アナロジー・フラクタル/第1部 カオス・フラクタル・アナロジー(物語の自己組織化ー村上春樹『風の歌を聴け』/なぜ飛行機は「僕」の頭の上を通ったのかー芥川龍之介『歯車』/震災・カンディード・芥川龍之介/芥川龍之介と谷崎潤一郎ー小説の筋論争をめぐって)/第2部 近代文学のなかの科学(近代小説の力学的構造ー夏目漱石『それから』/語り手の「居所立所」ー二葉亭四迷『浮雲』/科学と文学とのあいだー寺田寅彦、石原純宛全集未収録書簡をめぐって/横光利一「文学と科学」について)/君なくてあしかりけり 寺田寅彦は、金平糖の結晶やガラスの割れ目など偶然に見える現象に法則を見いだそうとし、二葉亭四迷・夏目漱石をはじめとする近代作家たちは、文学作品のうちに隠された法則を探ろうと苦闘した。小説のなかに働く力学と、20世紀後半に確立したカオス、フラクタル、セルオートマトンといった複雑系の科学。芥川龍之介、谷崎潤一郎、村上春樹といった作家たちの文学と科学とをつなぐ、物語生成の法則を考察する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
百花繚乱の文豪秘話 ライブ カンゼンブンゴウ シュンジュウ ライブ 発行年月:2017年01月 ページ数:143p サイズ:単行本 ISBN:9784862553768 1章 恋と憧れ(エリート文人森鴎外の未練すぎるドイツの恋人/夏目漱石と妻・鏡子 波乱万丈の結婚生活 ほか)/2章 生活と性癖(森鴎外 西洋での経験が日常生活で困ったことに?/食にうるさい尾崎紅葉 食通ではない疑惑 ほか)/3章 作品と執念(夏目漱石の運を開いた福猫 名前はやっぱり…なかった!/小泉八雲と妻・セツの熱愛執筆生活 ほか)/4章 死と病(芥川龍之介が感じたぼんやりした不安とは?/病床の友人に向けた不吉な島崎藤村の言葉 ほか) 文豪の生き方はスキャンダラス!?有名文豪28人を、作風や生き様から擬人化。34点の漫画と共に出来事をわかりやすく解説。年表や相関図などから、親しい人間関係や交流がバッチリ見えてくる!! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
長島 要一 新曜社モリオウガイホンヤクトイウイキカタ ナガシマ ヨウイチ 発行年月:2022年06月16日 予約締切日:2022年05月18日 ページ数:290p サイズ:単行本 ISBN:9784788517769 長島要一(ナガシマヨウイチ) 1946年東京に生まれる。コペンハーゲン大学よりPh.D.ならびにDr.Phil.取得。コペンハーゲン大学DNP特任名誉教授。ダンネブロ騎士勲章受賞(2018年)。森〓外記念会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 異文化理解と翻訳と/異文化、日本化、超越化ー〓外における西洋文学の変容とアイデンティティー/〓外「日本回帰」の軌跡ー「(西洋)小説」の日本化とその超越/〓外訳『即興詩人』とアンデルセンの原作/〓外訳『即興詩人』の系譜学/『即興詩人』とイタリアー森〓外とアンデルセン/「文化の翻訳」の諸相とバイカルチュラルの翻訳者・森〓外/森〓外『椋鳥通信』と文化の翻訳/「文化の翻訳」と先駆者森〓外考/百年前の森〓外/翻訳の人・〓外/翻訳者・〓外の世界/〓外の「ヨーロッパ離れ」/第一次大戦と〓外の「ヨーロッパ離れ」/森〓外の「翻訳」人生 〓外は『即興詩人』から他界直前の『ペリカン』まで翻訳をつづけ、翻訳は全作品の半分以上を占めるほどであった。さらには『舞姫』『雁』などの創作、『渋江抽斎』などの史伝も「文化の翻訳」と見ることができる。〓外にとって「翻訳」とは何だったのか。「翻訳」という視点から文豪の生き方の知られざる側面に迫る。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
小松左京 イオ 角川春樹事務所コマツ サキヨウ マガジン コマツ,サキヨウ 発行年月:2009年04月 予約締切日:2009年04月21日 ページ数:96p サイズ:単行本 ISBN:9784758411363 本 小説・エッセイ その他 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
人と作品 福田 清人 笠井 秋生 清水書院アクタガワリュウノスケ フクダ キヨト カサイ アキオ 発行年月:2016年08月01日 予約締切日:2016年07月31日 ページ数:200p サイズ:全集・双書 ISBN:9784389401047 福田清人(フクダキヨト) 1904(明治37)年長崎に生まれる。1927年東京帝国大学文学部国文科卒。立教大学教授をへて、実践女子大学教授、日本近代文学館常任理事を歴任。1995年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1編 芥川龍之介の生涯(幼年時代の追憶/マントと角帽の青春/青年作家の誕生/疲労と転機の秋/死へ飛ぶ病雁)/第2編 作品と解説(羅生門/鼻/蜘蛛の糸/地獄変/奉教人の死/舞踏会/杜子春/薮の中/トロツコ/河童) 生後間もなく母の発狂という不幸に見舞われた龍之介は、芥川家の養子となり、幼少時を東京の下町で過ごした。早くから豊かな文学的才能の片鱗を見せ、一高を経て東大に進み、菊池寛や久米正雄と交友を結び、作家への道を志した。師漱石が激賞した『花』で文壇にデビューし、ついで『芋粥』を発表して新進作家の地位を確立した。以後『戯作三昧』『地獄変』『奉教人の死』などの名作を書き、芸術至上主義への姿勢を明確にし、豊かな教養と知的な技巧の冴えを示した。晩年は作風に著しい変化を示したが、異常なまでの芸術的精進はその精神と肉体を蝕み、人生への不安と懐疑の深まりにつれ、死の決意を抱かせるに至った。昭和二年七月二十四日自らその短い生涯を閉じた彼は、大正時代の最も卓越した小説家であり、日本近代文学史上比類なき短編作家といえよう。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
松崎仁 白石悌三 笠間書院ネンピョウ シリョウ キンセイ ブンガクシ マツザキ,ヒトシ シライシ,テイゾウ 発行年月:2013年02月26日 ページ数:281p サイズ:単行本 ISBN:9784305603104 松崎仁(マツザキヒトシ) 大正12年3月14日、横浜に生まれる。昭和24年、東京大学文学部卒業。梅光女学院大学名誉教授。立教大学名誉教授 白石悌三(シライシテイゾウ) 昭和7年12月20日、福岡に生まれる。昭和31年、九州大学文学部卒業。福岡大学名誉教授。平成11年没 谷脇理史(タニワキマサチカ) 昭和14年11月24日、群馬県に生まれる。昭和37年、早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学名誉教授。平成21年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 年表編/資料編(漢詩/和歌/俳諧・俳文/雑俳/狂詩・狂歌・狂文 ほか) 年表編は1596〜1868年を対象とする。資料編は12ジャンルを紹介。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
藤平春男 井上宗雄 笠間書院ネンピョウ シリョウ チュウセイ ブンガクシ フジヒラ,ハルオ イノウエ,ムネオ 発行年月:2008年05月 ページ数:202p サイズ:単行本 ISBN:9784305603050 藤平春男(フジヒラハルオ) 大正12年3月6日、東京に生まれる。昭和19年、早稲田大学文学部卒業。早稲田大学名誉教授。平成7年没 井上宗雄(イノウエムネオ) 大正15年10月10日、東京に生まれる。昭和26年、早稲田大学第一文学部卒業。現在、立教大学名誉教授。文学博士 山田昭全(ヤマダショウゼン) 昭和4年9月5日、東京に生まれる。昭和26年、大正大学文学部卒業。現在、大正大学名誉教授 和田英道(ワダヒデミチ) 昭和19年4月27日、熊本に生まれる。昭和48年、立教大学大学院博士課程修了。元跡見学園女子大学教授。平成9年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 年表編/資料編(和歌/連歌/歌謡/日記・紀行/随筆/法語・五山文学/説話/軍記物語/史論・歴史物語/御伽草子/能・狂言/キリシタン文学)/付 関係系図 本書は、大学および短期大学用の文学史教科書として編集した。史的発展の記述は避けて、年表および資料(著名作品の本文抜萃)を骨格とし、適宜、教材補助としての図版を挿入し、付録に関係系図を付した。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
向田邦子をさがして 高島俊男 いそっぷ社メルヘン タンジョウ タカシマ,トシオ 発行年月:2000年07月 ページ数:278p サイズ:単行本 ISBN:9784900963139 第1章 湯タンポのぬくもり/第2章 メルヘン誕生/第3章 潰れた鶴/第4章 思い出トランプ/第5章 ドラマと活字/第6章 死への疾走 メルヘンの語り部はひそかに血を流していた…「古きよき家族」という昭和のメルヘンになった『父の詫び状』。成功を収めた天才作家の光と影を描く、全く新しい「向田邦子論」。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
美しい日本の私 ミネルヴァ日本評伝選 大久保喬樹 ミネルヴァ書房カワバタ ヤスナリ オオクボ,タカキ 発行年月:2004年04月 ページ数:253, サイズ:全集・双書 ISBN:9784623040322 大久保喬樹(オオクボタカキ) 1946年生まれ。東京大学教養学部フランス科から、大学院比較文学・比較文化修士課程に進学。パリ第三大学および高等師範学校に留学。帰国後、東京工業大学助手、東京女子大学専任講師、助教授を経て、現在、東京女子大学日本文学科教授(近代日本文学、比較文学専攻)。著書に『岡倉天心』(第一回和辻哲郎文化賞受賞、小沢書店、1987年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 風土の旅人/第1章 孤児の感情と血筋への執念/第2章 作家への旅立ち/第3章 伝統風土世界の発見ー『雪国』/第4章 戦争の運命/第5章 豊饒の季節ー『山の音』『千羽鶴』/第6章 魔界彷徨/第7章 美しい日本の私ーノーベル文学賞受賞/第8章 風土と魔界の彼方へ 天涯の孤児という宿命から出発し、西欧現代と日本伝統という二つの文化の狭間を辿り、やがて自然と人との合一、美と魔との交錯を軸とする独自の芸術世界を築きあげた川端康成。ノーベル文学賞に輝いた作家の行程を見渡す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
放送大学叢書 島内裕子 左右社ホウジョウキ ト スマイ ノ ブンガク シマウチ,ユウコ 発行年月:2016年07月 ページ数:249p サイズ:全集・双書 ISBN:9784865281453 島内裕子(シマウチユウコ) 国文学者。専門は、『徒然草』を中心とする批評文学。古典と近代、文学と絵画、文学と音楽、日本と西洋などを響映させる手法で、新たな研究を展開している。放送大学教授。1953年東京に生まれる。1979年東京大学文学部国文学科卒業。1987年東京大学大学院博士課程単位取得退学。1991年放送大学助教授。2009年博士(文学)(東京大学)。同年放送大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 草庵・閑居・廃園の文学誌/『方丈記』ー草庵記の誕生/『徒然草』ー住まいを論評する/風雅な庭園ー中世文人の造園趣味/近世前期の住居記ー木下長嘯子から芭蕉まで/閑居記のユーモアー横井也有と大田南畝/廃屋と陋巷ー樋口一葉と泉鏡花/市隠への憧憬ー夏目漱石と森鴎外/近代の散策記ー佐藤春夫から野田宇太郎まで/草庵記の継承ー森茉莉の世界/住まいと文学のゆくえー吉田健一の世界 理想の生き方の原点がここにある!鴨長明、兼好から一葉、鴎外、漱石、森茉莉、吉田健一まで、住まいの描写からみる文学の多様性。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
学び直しの古典 清川妙 新日本出版社ココロ トキメキスル モノ キヨカワ,タエ 発行年月:2012年03月 ページ数:205p サイズ:単行本 ISBN:9784406055659 清川妙(キヨカワタエ) 1921年、山口県生まれ。奈良女高師(現奈良女子大学)卒。教職を経たのち文筆活動に入る。現在、「しんぶん赤旗」に「心ときめきするものー学び直しの古典」を連載中のほか、万葉集、枕草子、手紙などの講座や講演会などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1(香り叙情を溶かしこむー『春風馬堤曲』与謝蕪村の濃いロマン/一途さとけなげさとー『堤中納言物語』虫愛づる姫君/心の手当てになる言葉ー『枕草子』『和泉式部日記』雨の日の恋歌/草木虫魚に心打ち明けー『万葉集』『伊勢物語』ほのかに飛ぶ蛍/小声のアドバイスの優しさー『十訓抄』ちょっといい話 ほか)/2(枕草子・金言集/平安時代の三つの日記) 多彩な古典の世界からみつめ直す、かしこく優しい生き方のヒント。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)