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シャトーヌフ・デュ・パプ ルージュ [2018] ドメーヌ・ド・フェラン Chateauneuf-du-Pape Rouge Domaine de Ferrand 750ml 赤ワイン 赤 ワイン ギフト プレゼント フルボディ「気に入らないワインを売るくらいなら捨ててしまった方がマシ」と語るこだわりオーナーが造る、濃厚かつ果実風味に溢れるワイン! アンリ・ボノーにも勝るとも劣らない高樹齢のグルナッシュも旨さの秘密! ドメーヌ・ド・フェランでは、グルナッシュを主体に造られるパプとローヌ・ヴィラージュが主なラインナップです。 グルナッシュの樹齢は、ローヌ・ヴィラージュのもので50から70年、パプのもので90年から100年と、非常に高樹齢のブドウ樹から高品質なブドウ、そしてワインが生み出されています。 ブドウの栽培においては、農薬の使用をできうる限り抑え、古木の管理にも手を抜きません。 「濃厚で果実風味豊かなワインが好きだ」 と語るフィリップ氏は、自らが思い描くスタイルを生み出すべく、20度以下という低温での醗酵により、ブドウに由来するフレッシュな香りを残し、醸しの期間を3〜4週間と長めにとることで、濃厚で果実味に溢れたワインを生み出しています。 「気に入らないワインを売るくらいなら捨ててしまった方がマシ」 とも語るこだわりオーナーが生み出すワインはまさにコンセプトどおり、濃厚で果実風味に溢れるグルナッシュの魅力を存分に味わうことができる素晴らしいものに仕上がっています。 ワイン・アドヴォケイト誌で90点以上を連発するパプ。 そして、パプに通ずる魅力を味わえるローヌ・ヴィラージュ! フェランのパプは、毎年のようにワイン・アドヴォケイト誌で90点以上を獲得しています。 高評価を常に得ているワインにも関わらず、その価格は非常に良心的なことが人気の秘密です。 グルナッシュ 85%/ムールヴェードル 4%/ブールブラン 4%/シラー 4%/サンソー とクノワーズ3% コンクリート・タンクにてマロ・ラクティック醗酵させ。熟成はコンクリート・タンク熟成、ステンレス・タンク熟成 19カ月 です。平均樹齢90年以上の古木から素晴らしいパプをつくっています。 (2015)「ジェームス・サックリング」 96点 ※本文中の商品画像はあくまでイメージです。ラベル、デザイン、ヴィンテージ等が実物と異なる場合がございます。ご了承ください。
Penfolds Grange Perfect Dinner ペンフォールズ グランジ パーフェクトディナー 2018.10.25 THU @24000円 2013年ヴィンテージは100点満点を達成!そんなパーフェクトワインを五感で愉しむオフィシャルディナーを、札幌LA BRIQUEにて開催しました。 ペンフォールズ社から、屈指の美人アンバサダーLuigia-Tsaiさんを迎えて、そのクオリティの高さと、ペンフォールズの多彩なラインナップを44名のお客様が満喫いたしました。オーストラリアを、いや世界を代表するワイナリー、ペンフォールズ Penfolds 【 所在地 】オーストラリア/南オーストラリア州 アデレード 【 創立 】1844年 1844年、イギリスから移住してきた医師クリストファー・ローソン・ペンフォールド博士が南オーストラリア州マギルで、妻メアリー夫人と共に医療用として酒精強化ワイン造りを開始したのが、ペンフォールズの始まりです。 1870年にクリストファー・ローソンが亡くなってから、彼の妻メアリー、義理の息子トーマス・フランシス・ハイランドが跡継ぎとなり、オーストラリア国内のワインマーケットを拡大し続けました。 1950年代、消費者の嗜好の変化を反映してスティルワインにフォーカスしたワイン造りへ転向したペンフォールズは、「グランジ」を生み出したマックス・シューバートなど、熱意あふれる偉大なワインメーカーたちに支えられ、格別かつ大胆なワイナリーへと発展しました。 創設から175年以上を経たペンフォールズは、比類なき傑出したニューワールドワインとして世界中で認められ、ワイン&スピリッツ誌の「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を歴代最多の29回受賞するなど多数の受賞歴とともに、世界最高峰のワイナリーの一つとして知られるようになりました。 ワイン・メイキング哲学 「ペンフォールズ・スタイル」 マルチ・リージョン、マルチ・ヴァラエタル。これがペンフォールズの特長的なワイン・メイキングの哲学です。 ペンフォールズのワインにはそれぞれ確立されたスタイルがあり、目指すべき最高品質のワインを安定して造るため、区画や地域、品種に縛られることなく、ワインスタイルに最適なブドウを探し求めます。 その哲学はシャンパン・メゾンにも通ずるものがあります。 ワインメーカーたちは実際に畑に赴き、自らの目で選んだブドウを、選果からブレンディングに至るまで注意深く見守ります。 受け継がれる伝統と革新 175年以上にわたるペンフォールズの歴史には、わずか4人のチーフワインメーカーしか存在しません。 初代チーフ・ワインメーカー マックス・シューバートは1951年にグランジを世に送り出し、人生の大半をペンフォールズとともに歩みました。 2代目チーフ・ワインメーカー ドン・ディッターはクヌンガ・ヒル、Bin707を、3代目ジョン・デュヴァルはRWTシラーズ、Bin407、ヤッターナを生み出しました。 そしてペンフォールズの醸造哲学は現在のチーフワインメーカー、ピーター・ゲイゴへと脈々と受け継がれています。 グランジ 隠されたストーリー ペンフォールズのアイコン・ワインであるグランジは多くのコレクターを魅了して止まない世界を代表する最高峰のワインの一つです。 グランジは、初代チーフ・ワインメーカー、マックス・シューバートにより、1951年にマギル・エステートで初めて造られました。 当初は、長期熟成タイプのオーストラリアワインが市場に受け入れられず、ワイナリーからも製造を中止するように命令されますが、マックスは隠れて醸造を続けます。 それから月日は流れ、グランジが脚光を浴びるようになったのは1960年のこと。 長期熟成の魅力を発揮したファーストヴィンテージがようやく評論家から高い評価を受け、晴れて正式に醸造が再開されたのです。 その後グランジは現在の輝かしい地位を着々と築き、1955年ヴィンテージが米誌ワイン・スペクテイターの「20世紀における最も偉大なワイン12本」の一つに選出されるなど、その地位は不動のものとなっています。 輝かしい受賞・評価の数々 ペンフォールズは、ワイン・ブランドとして、またワインそのものにおいて、数多くの受賞や評価がされており、その輝かしい実績には枚挙にいとまがありません。 ●「世界で最も称賛されるワインブランド」に選出 2019年、2016年ドリンクス・インターナショナル ●二大ワイン誌(ワイン・アドヴォケイト、ワイン・スペクテイター)から同年のヴィンテージにおいて満点の100ポイントを獲得した唯一のオーストラリアワイン(グランジ2008) ●「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を最多の29回受賞 ワイン&スピリッツ誌(2021年現在) ●「オーストラリアで最も信頼されているワインブランド」第1位 オーストラリア リーダーズ・ダイジェスト誌(2020年) ●「死ぬまでに味わうべき100のワインの一つに選出(Bin60A)デカンター誌 ●20世紀のワイントップ12の一つに選出(グランジ1955)ワイン・スペクテイター誌 品質は豪州最高峰!最高評価5つ星ワイナリー 豪州の神であり教祖として今なお君臨する、ジェームス・ハリデイ先生のガイドブック「オーストラリアン・ワイン・コンパニオン」では最高評価5つ星の評価を受けるオーストラリアを代表するワイナリーなのです。 ジェームス・ハリデー(James Halliday 1938〜 昭和13年生まれ) オーストラリアを代表するワインライターであり、評論家、ワインメーカー、上級ワインコンペティションジャッジです。 自身のウェブサイト「Halliday Wine Companion」を運営するオーストラリアで最も影響力のある評論家で豪州ワインの教祖。 1979年以来、ワインに関する70冊以上の本を執筆しております。評価は100点方式。 以下 ハリデー氏 ペンフォールズ かく語りき もはや説明不要なワイナリーですね。(笑)オーストラリアワインの伝説と呼ぶにふさわしいフルボディの「グランジ」。 オーストラリアを代表するワインは、このグランジと、ヘンチキのヒルオブグレースの2つです。 いやね、その「グランジ」によって多くの賞賛を獲得したぺンフォールドは、オーストラリアワインの最高峰。 ボルドーのグラン・ヴァンに触発されて誕生した「グランジ」ですが、ワイン造りの哲学はボルドーとは一線を画してます。 一般的に、フランスのグラン・ヴァンは、「最上区画のブドウだけで造られるワインが最最上のワインを造る」という考えで造られますよね。一方ペンフォールドは、「異なる畑や地域からブドウを集めてブレンドし、最高のワインを造る」という哲学で造り上げます。 このスタイルは60年以上に渡って変わっていません。このペンフォールドでの最も重要なのは「スタイルと品質の一貫性」です。 「マルチ リージョナル ブレンド」という考え方を基本にし、複数の畑のブドウを使ってワインを造ります。 旨いのは当たり前ですよ。 このインタビューの後、2019年に事故により(つまづいて転倒)右手を地面に突いてしまい骨折しました。 その後、体調が思うように戻らず、体重も減少しました。 まして、コロナ禍の厳しい豪州はロックダウンを繰り返し、精神的にも肉体的にも厳しい状況だったのは言うまでも有りません。 相続権利のある近親者の強い説得により、手持ちの高級ワインの在庫を処分することになりました。 2020年9月にDRCなど300本近くをオークションに出品し、1億円以上を手にしました。 親族は生前の現金化を目論んだのでしょう。(あくまでも推測です) ※参考資料 山本明彦先生 ワインリポートより 抜粋 ペンフォールズ・セント・アンリ シラーズ 箱入 2017 ブドウ品種:シラーズ96%、カベルネ・ソーヴィニヨン4% セント・アンリは長期熟成で真価を発揮するワインです。 独自のスタイルを持つシラーズワインで、グランジと面白い対比を見せています。 熟成は1,460Lの数十年使用している古い大樽で行われ、オークの特徴を最小限に抑えながらワインを熟成させています。 カベルネ・ソーヴィニヨンが若干ブレンドされていますが、セント・アンリはシラーズに焦点を当てたワインであることに変わりはありません。 ペンフォールズ・セント・アンリ シラーズ 2017 AWARDSは高得点連発 98 Points - Tony Love 98 Points - Ray Jordan 97 Points - Angus Hughson 96 Points - Erin Larkin 96 Points - Jeni Port 資料日本リカー宮崎唯ソムリエ
フィールドレコーディングズ ワンダーウォール ピノ・ノワール 2020 Field Recordings Wonderwall Pinot Noir 750ml 赤ワイン 赤 ワイン ギフト プレゼント カリフォルニアFIELD RECORDINGS. フィールドレコーディングズ さまざまな出会いをワインに フィールド レコーディングスは、アンドリュー・ジョーンズが自らの足で歩き、出会った畑や人々をワインという形で残した記録です。 得意なアメリカンフットボールで奨学金を受け大学に進学したジョーンズは農業経営学を専攻し、ブドウ栽培に出会います。 ブドウ栽培のすっかり虜になったジョーンズ。 ソノマコーストのガロでインターンとして勤め、本人曰く“すっかりはまった!”そう。 その後ブドウの苗木栽培所でアルバイトをしながら大学を卒業し、その後もそこで働き続けました。 ダイヤモンドの原石を輝く宝石に 仕事でカリフォルニア中を訪れ、特にセントラル・コーストやサン・ホワキン・ヴァレーの生産者を訪問するうちに、毎年数百万の新しい苗木が植えられる中で自分用のワインができるほどのブドウを分けてもらうようになりました。 こうして畑やブドウの品質を見極める目を養い、身に着けたワイン造りの技術。 知名度はなくともダイヤモンドの原石のように素晴らしいブドウに出会うようになり、そのブドウを使い高品質なワインを造り始めました。 ワインに込めた、一つひとつのストーリー すべての畑、すべてのワインにはそれぞれのストーリーがあります。 “フィールド・レコーディングス”は単一畑のブドウを使用し、その土地やテロワールをワインとして記録したものです。 いくつかの畑のブドウをブレンドして造ったものは、“ワンダーウォール”としてその大きなポテンシャルをボトルに詰め込んでいます。 地域や畑の知名度にとらわれず、ブドウの品質にこだわり探し求める彼の目にかなったブドウで造られるワインたち。 個々の個性を持ち、それぞれ品種や生産地が異なっていてもどれもが一定の品質基準を保ち、ブドウのクオリティを実感させられます。 FIELD RECORDINGS. WONDERWALL Pinot Noir フィールドレコーディングズ ワンダーウォール ピノ・ノワール エドナ・ヴァレーのブドウを使用した高級感あふれるピノ・ノワールです。 生き生きとしたブラックチェリー、イチジクのフレーバーの中にほのかにスモーキーでコーラ、アーモンドの皮、ブラックティーなどのニュアンス。 ホワイトペッパー、クローブ、シナモンの爽やかなアロマは、長く続く余韻に残ります。 ブドウ栽培: 海が目の前に広がる、サステイナブル農法の畑。 モロ・ヴュー、グリーンゲート、ジェスパーソンの3つの畑から。 醸造:10%全房発酵、自然酵母、フレンチオーク樽(新樽15%)にて8か月熟成。 ボトリング時の極少SO2使用、ヴィーガン。 アルコール度数:13.5% ※商品画像イメージです。 入荷時によりラベル、デザイン、ヴィンテージ、などが実物と異なる場合がございます。 ※別店舗と並行して販売いたしております。 在庫の管理には注意を払っておりますが、別店舗との売り違いにより売り切れの場合がございます。 何卒ご了承の上、ご購入頂きますようお願い申し上げます。
ブルゴーニュ 1級 コート ド ボーヌ ピノ ノワール ミディアム 赤ワイン ワイン プレゼント ギフトルフレーヴ家と血縁関係にあるモンテリーの名家 ブルゴーニュらしいモザイク瓦の屋根を持つ瀟洒な城館、シャトー・ド・モンテリー。1722年にモンテリーの領地を手に入れたフランソワ・フロマジョの娘と、その夫、フランソワ・ブリュネ・ダントゥイユによって1746年に建てられました。 それから160年近く後の1903年に、この城館を相続したのがアルベール・ド・シュルマン。現当主、エリック・ド・シュルマンの曽祖父にあたります。 エリックの母がピュリニー・モンラッシェのルフレーヴ家出身なことから、日本には故アンヌ・クロード・ルフレーヴによるネゴシアンブランド「CLAC」の1アイテムとして一足先に紹介されたドメーヌ・エリック・ド・シュルマン。お膝元のモンテリーに5.5ヘクタール、コート・シャロネーズのリュリーに5ヘクタールのブドウ畑を所有しています。アンヌ・クロードの親類だけに、ブドウ栽培は96年からビオディナミ。2000年に申請し、2003年にエコセール=ABの認証を取得しました。 白ワインの醸造では、シャンパーニュのものと同型の木製垂直式圧搾機によるプレスが特徴。空気圧式を使用していた時期もありましたが、思い通りのコントロールが出来ず、ゆっくり優しく搾汁可能な垂直式を2000年から再度導入したといいます。 赤ワインの醸造も伝統的で、木製発酵槽にこだわっています。その理由はステンレスタンクやコンクリートタンクと比べ、自生酵母が住みつきやすいためで、市販の培養酵母に頼る必要はまったくないそうです。 原則的に完全除梗ですが、ヴィンテージによっては最大30パーセントまで全房。発酵が始まったら日に2回のピジャージュをするのみ。熟成には近年、35?70ヘクトリットルの大樽を導入し、一部を大樽、一部を小樽で熟成させています。樽熟成期間は白で15ヶ月、赤で18?20ヶ月と比較的長め。 出来上がる赤ワインはモンテリーらしいチャーミングな果実味に、緻密なタンニンとピュアな酸味を伴います。リュリーの白もバランスのとれた、柔らかな果実味が素直で心地よい味わい。 Monthelie 1er Cru sur la Velle Rouge 赤い果実の第一アロマはやや控えめですが、将来有望。 絹のようなタンニンで滑らかな口当たり。リッチさとバランスの良さが、素晴らしい長熟ワインであることを期待させます。 ※商品画像はイメージです。 入荷時によりラベル、デザイン、ヴィンテージ、などが実物と異なる場合がございます。 ※別店舗と並行して販売いたしております。 在庫の管理には注意を払っておりますが、別店舗との売り違いにより売り切れの場合がございます。 何卒ご了承の上、ご購入頂きますようお願い申し上げます。 ※ブレンド比率や他詳細データ(輸入元提供)などは掲載時点のデータです。 購入時点でのデータと異なる場合もございます。
クロ・クロンブ コルス カルヴィ ブラン [2020] エティエンヌ・スッツォーニ Clos Culombu Corse Calvi Blanc 750ml Etienne SUZZONI コルシカ クロンビュ 希少産地 赤ワイン 赤 ワイン ギフト プレゼント洗練されたビオワインを生み出す、コルスの大ドメーヌ クロ・クロンビュはコルス島の北西、カルヴィ郡に属するリュミオ村のドメーヌ。 AOCコルス・カルヴィの中心地にあり、海寄りのリュミオ村と2000メートル級の山を背後に抱くモンテグロッソ村の間に55haのブドウ畑を有している。 ドメーヌの創立は1973年で、アメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブスがカルヴィ生まれという説(当時、コルス島はジェノヴァの統治)にちなみ、クロ・クロンブと名付けられた。 1989年に現当主のエティエンヌ・スッツォーニがドメーヌを引き継ぎ、2010年、ビオロジック農法の認証を取得(AB、ECOCERT)。テロワールの特徴を明確に引き出すため、同じ年に醸造施設を刷新している。 そのテロワールは風化した花崗岩のマサ土とシスト(結晶片岩)、それに粘土が入り混じる。温暖で乾燥した地中海性気候だが、強く吹きつける風が夏の猛暑を和らげ、海岸からわずか2キロしか離れていないため、ワインの風味にも潮風の影響が感じられる。 AOCコルス・カルヴィの赤ワインは、樹齢の高いチャカレッル80%、ミニュステッリュ10%、カルカジョリュ10%からなる。ブドウ畑は花崗岩質のマサ土に広がり、植え付け密度は1haあたり4000本。こうすることでブドウの樹同士が競争し、根は土中深くまで伸びて冷たい粘土層までたどり着き、ブドウにフレッシュさとミネラル分をもたらすという。 ブドウはすべて手摘み。除梗破砕後、6度で3日間の低温マセラシオンを行い、ルモンタージュとデレスタージュをしながら醸し発酵。数ヶ月、タンクで熟成させた後、瓶詰めされる。 同じく白ワインはヴェルメンティーノ(ロール)100%。品種は単一ながら、花崗岩質のマサ土、シスト、粘土など多様で、それが風味の複雑性に寄与している。赤と違って、白は夜間のうちに機械で収穫される。涼しい夜のうちに短時間で収穫し、フレッシュ感を保つのだ。10時間のスキンコンタクトでアロマを引き出し、12?16度の低温でアルコール発酵を行う。 花崗岩のマサ土で栽培された、高樹齢のニエルーチュ(サンジョベーゼ)、チャカレッル、サンソーからロゼも造られている。これも白ワインと同じく、フレッシュさを維持するため機械収穫。ブドウを圧搾後、3?5日のマセラシオン。ステンレスタンクを用い、12?16℃で低温発酵が行われる。 どのワインも洗練という言葉がふさわしく、フレッシュ感溢れる味わいのおかげで、南仏のワインにありがちな重々しさが微塵もない。昨今のライトでヘルシーな料理と最高のマリアージュを見せてくれることだろう。
シャトー フェリエール [2010] マルゴー グランクリュ 第3級格付け Chateau Ferriere Margaux 赤ワイン ボルドー 750mlシャトー・フェリエール Chateau Ferriere マルゴー村のメドック第3級格付けシャトー。 メドック格付けシャトーの中で最も小さなシャトーで、隣接するシャトー・マルゴーと比べても10分の1以下の生産量です。 その殆どがアメリカ向けに輸出されているため、日本では殆どお目にかかれない、幻の格付けシャトーとも言われています。 シャトー・フェリエールの歴史 シャトー・フェリエールは、メドックの格付け全シャトーの中で、最も畑面積が小さいシャトーです。 その起源は18世紀、ガブリエル・フェリエールによって創設されたところまで遡ります。ガブリエルは、海運仲立人であり、狩り担当の王付き役人でした。 ブドウ畑は精力的に、彼の従兄弟でありボルドー市長であったジャンによって拡張されましたが、ガブリエルの死後、所有地は共同所有であったため、裁判所によって売り出されました。 彼の妻マリーはそれを買い戻しました。彼女には3人の子供、ガブリエル、ミッシェル、ローザがいました。 1855年の格付けで、メドック第3級格付けとなりました。 その後、1914年までフェリエール家が所有しますが、この間には特筆すべきことがない状態が長く続きます。 その畑は、隣にはシャトー・マルゴーの畑があるという好立地にありながら、30年契約でシャトー・ラスコンプに貸し出されており、そのワインも月並みなものでしかありませんでした。 現在のオーナーであるヴィラール家が、シャトーを購入した1988年以降、少しずつ畑を買い戻し、1991年すべての契約を完了し終わりました。 ヴィラール家の娘、クレラ・ヴィラール女史は、ワインメーカーの家に生まれましたが、悲しいかな1992年彼女の両親が不慮の事故で二人同時に亡くなったのです。 そのころパリに居を構えソルボンヌ大学で化学と物理の博士号を持ち、論文の準備をしているところでした。 しかし彼女は自分自身の学業をあきらめ、家業を継ぐ決意をしたのです。 彼女はたぐいまれな熱意と決意で、クリュ・ブルジョワの頂点を維持しているシャトー・シャス・スプリーンを仕切り、また同時に、ボルドー大学で著名な教授の下、ブドウ栽培とワイン学を学びましたが、彼女の一番の先生は、彼の祖父であるジャック・メルローでした。 彼女と一族の果敢な改革によって、1992年以降、シャトー・フェリエールは、畑のポテンシャルに加えて、ワイン界の名門の人たちがワイン造りに関わることによって、劇的な復活を果たし、今や、最高水準のシャトーとなりました。 シャトー・フェリエールの特徴 シャトー・フェリエールの畑はたった8haで、メドック格付けシャトーの中では一番面積が小さいです。 畑はマルゴー村の北の斜面にあり、あのシャトー・マルゴーの最高のカベルネ・ソーヴィニョンが収穫されている畑の隣にある好立地です。 その畑は、ジロンド川に運ばれた深い砂利質に石灰質が覆っている土壌でジロンド川沿いの特徴的なミクロクリマを作っています。 メドックワインの主要品種であるカベルネ・ソーヴィニョンは水はけのよい砂利質土壌を好みますから、カベルネ・ソーヴィニョンにはベストな畑と言えるでしょう。 一方、メルローは、干ばつに弱く、粘土質の多い保湿性の土壌に植えますが、いずれにしても、良いワインは、一定の樹齢(最低でも15年以上)の深く根付いたブドウの樹から生まれます。 畑には、カベルネ・ソーヴィニョンが約75%、メルローが約20%、プティ・ヴェルドが5%植えられています。 そして、特筆すべき点は、除草剤が使われていないことです。丁寧に鋤入れされた畑を見れば、土が生きていることがわかります。 生態系に限りなく寄り添うフェリエールのクレア女史 発酵とマセラシオンは温度管理されたステンレスタンクで行われます。 新樽にて、ワインの味わいに丸みとコンプリシティをもたらすマロラクティック発酵で行います。 オークの新樽にて16?18か月熟成させ、清澄も行います。 また、カベルネ・ソーヴィニョンの比率が高いことも特徴です。 とにかく、クラシックで典型的なメドック地方のテロワールです。 ルドルフ・シュタイナー博士のビオディナミの原理に基づいた栽培を行っており、クレアはこの農法によりワインにフィネス、深みやバランスがもたらされ、シャトーのテロワールが最大限に表現されると確信しています。 2015年にはオーガニックの、2018年にはビオディナミの認証を取得しています。 ルドルフ・シュタイナー Rudolf Steinerとは? ナチスの総統アドルフ・ヒトラーがまた無名だった時代、いち早く、その危険性を予言、警告した人物がいました。 それが、人智学の創始者ルドルフ・シュタイナー(1861年2月27日 - 1925年3月30日)です。 オーストリア帝国生まれの彼の肩書きは、思想家、教育家、哲学者、そして神秘思想家とされていますが、日本では教育者としての名声が高く、彼が提唱した「シュタイナー教育」は、現在も全世界に500校近くもあり、実践者も多数存在し、高い評価を受けています。 40歳までの彼は、リベラルな文芸評論家として活躍しており、文芸雑誌を編集、ゲーテの自然科学を研究したり、哲学書などの発表していました。そして1900年からは神秘的な結社「神智学協会」のドイツ支部を任されることになります。 その後、神智学協会との方向性の違いにより、同会を脱退、1913年に自ら「人智学協会」を創設し、「人智学」と呼ばれる彼独自の思想運動を展開していきます。 翌年から始まった人類史上初の世界大戦の最中、シュタイナーは、その戦争を引き起こす社会問題を解決する運動の提唱や、学校教育、幼児教育、治療教育、生涯教育、芸術、建築、医学、農業、宗教刷新など様々な活動を展開していきます。 バイオダイナミック農法(ビオディナミ)もルドルフ・シュタイナーによって提唱された自然農法です。 現オーナーのクレラ・ヴィラール女史が、自らのワインを「ベルベットのクッションの上にのせられた小さな宝石」と評しましたが、まさに言い得て妙だと思います。 小さな畑ゆえに、すべての過程に細心の注意を払い、ワインの細部の完成度にまで自らの職人技、美意識、良心を行きわたらせることができます。 シャトー・フェリエールのワインは、テロワールの持つポテンシャルと、それに関わる全ての人の思い、体温を感じさせる生命ある芸術作品だと言えます。 シャトー・フェリエールのワインは、カベルネ・ソーヴィニョンやメルローをメインの品種として使った伝統的ボルドースタイルのワインで、リッチな果実味があり、フルボディのパワフルさを持ち、マルゴーそのものの美点を余すところなく体現していると言えるでしょう。 毎年生産される4,000ケースの内、90%がアメリカに輸出されています。 のこりの4,800本のうち、ほんの一部のみが日本に入ってくるだけです。 まさに「幻のワイン」なのです。 そうなればなるだけ、飲みたくなるのが人の情の常です。 このワインに出会う機会は、きわめて少ないです。 Margaux マルゴー メドックの中で特に女性的で華やかなワインを生む銘醸地 マルゴーはメドックの最も南、ジロンド河の上流に位置する村で、畑が位置するのも内陸寄りです。 砂利質土壌に入り混じった、石灰質や粘土質の土壌が味わいに陰影を与えています。 広い村ですがブドウ畑の面積は村の約2割程度であり、五大シャトーの一つ、シャトーマルゴーをはじめとするシャトーが点在。そのため、シャトーごとのテロワールも異なり、様々なタイプが存在するアペラシオンです。 よくマルゴーのワインは「女性的」という表現をされますが、実際に飲んでみると多くのワインが非常に厳格な印象があり、「華やかだが、芯は強い」そんな深い女性像を思わせます。 シャトー・フェリエール Chateau Ferriere 2010 2010年のボルドーは、前年に引き続き傑出した年になりました。 乾燥し暑すぎることない天候のおかげで過熟することなくゆっくりと、そして完璧にブドウは熟しました。 そのため、タニックでありながら上質でしなやか、美しい酸を持つ、 エレガントでクラシカルなスタイルのワインが生まれました。 外観は深いガーネットの色調。クレーム・ド・カシスやイチジク、キルッシュのアロマにタバコの葉やクローヴのニュアンスが感じられます。 シルキーなタンニンや風味の広がり、深い余韻が魅力です。 長期熟成を経てよりまろやかに変化した、円熟味ある味わいをお愉しみいただけます。 ?2034年まで 飲み頃 The Wine Advocate Rating 88 Reviewed by Lisa Perrotti-Brown Drink Date 2020 - 2034 Deep garnet colored, the 2010 Ferriere wafts out of the glass with glamorous scents of red roses, Ceylon tea and cigar box over a core of kirsch, redcurrant jelly and blackberry pie. Medium-bodied, the palate is understated and refreshing with a good amount of savory fruit and an herbal lift on the finish.
ドメーヌ・ジェラール・ペラゾー クロ・ド・ラ・ロッシュ [2019] グランクリュ Grand Cru Domaine Gerard Peirazeau Clos de la Roche 赤ワイン モレサン クロドラロッシュ 750mlDomaine Gerard Peirazeau ドメーヌ・ジェラール・ペラゾー モレ・サン・ドニの名家、かのグロフィエ家の一員であるローラン・ペラゾー氏が、100年以上に渡り代々受け継がれてきた綺羅星の如き畑を守りながら切り盛りする、家族経営のドメーヌです。 ローランの祖母は《ドメーヌ・グロフィエ》の三代目である大御所 ロベール・グロフィエ氏の妹で、兄妹ともにそれぞれが優良畑を相続し、その祖母が相続した畑が当ドメーヌに引き継がれています。 また、ローランの妻はかのフィリップ・シャルロパン氏の娘で、正に銘家一門の揃うサラブレッド・ドメーヌと言えるでしょう。 その源となるグロフィエ家は、19世紀にフレデリック・グロフィエ氏によって創業され、1933年に二代目のジュール・グロフィエ氏が優良畑を購入し、銘ドメーヌとしての基礎を築きました。 前述のように畑はそれぞれ三代目のロベール・グロフィエ氏と、その妹であるベルナデットに相続されましたが、ベルナデットも生涯栽培家として献身しました。 その息子が当ドメーヌの当主ジェラール・ペラゾー氏で、彼は母からドメーヌを受け継いだのちに、ドメーヌの名を自身の名「ジェラール・ペラゾー」に改名し、長らくドメーヌの舵を取ってきました。 現在はその息子のローランがほとんどの業務を担っていますが、彼は代々大切に受け継がれてきた素晴らしいテロワールという家宝を守っていくことを使命として従事しています。 ローラン・ペラゾー氏は、大切に受け継がれてきた伝統や、素晴らしいアペラシオンを持つテロワール、そして自然への大いなる敬意を払いながらワイン造りを行っています。 常にコート・ド・ニュイの美酒としての地位をしっかりと守りながら、新たな価値を発見していきたいという信念を掲げてブドウを育んでいます。 特にローランは畑とブドウ樹を注意深く観察し、全てのテロワールがそれぞれの本質を発揮できるように最大限配慮し、畑作業から収穫、選果まで必要な努力を決して惜しみません。 ローランは外見はスマートでタフガイですが、とても勤勉で非常に愛にあふれた優しい人物です。 彼はブドウを慈しみ、育み、その個性がワインの飲み手たちに十分伝わることを願いながら今日もワイン造りに勤しんでいます。 本拠地を構えるモレ・サン・ドニとは? ジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーに挟まれる小さな村、モレ・サン・ドニ。 造られるワインは「ジュヴレ・シャンベルタンの力強さ」と「シャンボール・ミュジニーのエレガンス」を兼ね備えており、古くから「モレ・サン・ドニのワインは完全無欠。」と評されてきました。 この村の特徴は小さい面積の中にひしめく素晴らしいブドウ畑の数々。 5つの特級畑と20の一級畑が総面積の57%を占めており、この数字はヴォーヌ・ロマネを凌ぎます。 5つのグラン・クリュが位置するのは、ブドウを成熟させるための最高の条件が揃った東向きの斜面の最良の場所。 標高280?300mあたり、村を横断する斜面の上に位置しており、ジュヴレ・シャンベルタンのように濃厚で深く強い、固く引き締まったワインが生み出されます。その典型が特級のクロ・ド・ラ・ロッシュで、力強い果実味に溢れ、その優れた熟成ポテンシャルは極上のシャンベルタンと肩を並べるほどです。 5つのグラン・クリュ クロ・ド・ラ・ロッシュ CLOS DE LA ROCHE 硬い岩肌の上にある屈指の銘醸畑。優れた凝縮感と燦然としたミネラル感を持つ長命なワインを生むモレ村の精髄。 クロ・サン・ドニ CLOS SAINT DENIS 褐色の粘土石灰質と泥灰土に由来する肉感的で華やかな香り。開放的でエレガント、洗練の極みとも言えるワイン。 クロ・デ・ランブレイ CLOS DES LAMBRAYS 力強さと繊細さがバランスよく統合されたワインを生む模範的なクリマ。ドメーヌ・デ・ランブレイの微妙ですが実質的なほぼモノポール。 クロ・ド・タール CLOS DE TART モメサン家の単独所有畑。エレガントな香りと絹のようなテクスチャーを備えた、ブルゴーニュ特級畑の真骨頂。 ボンヌ・マール BONNES MARES モレ・サン・ドニとシャンボール・ミュジニーにまたがる特級畑。モレ村側からは、固くしっかりとしたワインが生まれる。 ドメーヌ・ジェラール・ペラゾー / クロ・ド・ラ・ロッシュ Domaine Gerard Peirazeau / Clos de la Roche [2019] 粘土石灰質 【植樹】1969年 【発酵】温度管理されたステンレスタンクにて21日間 【熟成】小樽にて16ヵ月間 【新樽率】100% 【瓶詰】毎年3月?4月 【アルコール度数】13.45%
テキストブック ミゾン プラス カベルネ ソーヴィニヨン 2019 Textbook Mise En Place Oakville Cabernet Sauvignon 750ml 赤ワイン 赤 ワイン フルボディ ギフト プレゼントテキストブック ミゾン プラス カベルネ ソーヴィニヨン Textbook Mise En Place Oakville Cabernet Sauvignon 750ml TEXTBOOKは2004年に長年ワイン業界に勤めていたジョナサン・ペイとスーザン・ペイによって設立され、ナパ・ヴァレーとオークヴィルの羨望の的である素晴らしいブドウ畑から美しいワインを生み出しています。 子供時代ヨーロッパに数年住んでいたジョナサンはフランス語を話すことも出来、彼のワインのキャリアはその頃の生活から始まっています。 フランスではルイ・ジャド、そしてオーストラリアのペンフォールズやロバート・モンダヴィでワイン造りの経験を積みました。 これらの経歴がTEXTBOOKの「力強いがバランスの取れた」ワイン造りのスタイルにつながっており、その評価は年々上がっています。 ワイン名のTEXTBOOKは学校の「教科書」を指すものではなく、初めて出来上がった自分たちのワインをスーザンがテイスティングした時に、このワインを「典型的・模範的なまさにナパワインのTEXTBOOKだわ。」と漏らしたことに由来しています。 (ジョナサンがよく例えるのは“このテキストブック”という言葉は、『‘フェラーリ’はイタリア車のテキストブックだ。』と言う時のテキストブックだそうです) またフラッグ・シップのミゾン・プラスはフランス語の「下ごしらえ」という意味の料理用語で、ワインを造る時も料理を作る時も、何よりもしっかりと上質な材料(ブドウ)を用意し、道具もきちんと手入れの届いたものを順番通りにならべて準備万端にしてから造るのが重要だ。という考え方から、名付けています。 ミゾン・プラスのカベルネは*スクリーミング・イーグルに隣接する畑(Boulder Block Vineyard/Vyborny Vineyard)、メルロ(Holmes Vineyard)はハーランの斜面の下、ト・カロンの横に位置しています。 (Holmes VineyardのカベルネはBranding Iron Vineyardという名でNickel and Nickelで使われています。) TEXTBOOKは自分のテイスティングルームやワイナリー施設を持っていません。「ナパに施設を持つには非常に多くのお金が必要となる。 それだけのお金を投入するなら、より良い樽を購入したり、ワイン造りの道具にお金を使いたいんだよ。」とジョナサンは語っています。 ロバート・パーカーに【TEXTBOOKは消費者が注目するべき真のワイン、このラインナップの中には本物の宝が存在する】と言わしめたワイナリーです。 テキストブック ミゾン プラス カベルネ ソーヴィニヨン 2019 スクリーミング・イーグルの隣、岩がちで非常に成熟した水はけの良い、カベルネ・ソーヴィニヨンの畑はオークヴィル・ディストリクトAVAの東側に位置し、メルロはオークヴィルの西側、ト・カロンの側で、ハーランからの下り坂に位置しています。 クラシックなボルドースタイルのワイン造り(ブレンド品種、フランス新樽、卵白仕上げ)美しいオークヴィル・ディストリクトのカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロの相性が素晴らしい結果をもたらしています。 ヴィンテージ シーズン始めに信じられないほどの降雨により土壌の水分量が多かったにも関わらず、全体として2019年は 傑出したヴィンテージです。長く暑い夏には熱波はほとんどなかったため、ブドウ樹は順調にパーフェクトなペースで成長しました。 穏やかな天候が続き、その結果、果実のフレッシュさとフィネスの生育は順調に進み、生育期の終わりには、穏やかな天候が続き、その結果、ブドウの生育が順調に進みました。 収穫量は平均より少なかったもののハングタイムが長かったことによりワインは美しい骨格と上質なタンニンを生み出しました。 畑 私たちの “ミゾンプラス “カベルネ・ソーヴィニヨンは、乾燥したヴァカ山脈と緑豊かなマヤカマス山脈の間に広がるオークヴィル地区の東側と西側の両端に位置する2つの特別なシングル・ヴィンヤードから造られます。 オークヴィルAVAのこれらの細かく区画分けされた地域は、素晴らしく豊かな質感のカベルネ・ソーヴィニヨンと官能的なメルロの産地として知られています。 急な丘陵地帯が特徴的な地形で、午後には気温が上がりたっぷりの日差しを浴びる理想的な栽培環境にあります。 土壌は、砂利質の沖積土(近くの山から浸食)を砂利質のロームが覆ったもので、場所によっては大きな岩が点在しています。 これらの土壌は養分が少なく、非常に水はけが良いのが特徴。ブドウは1980年代初頭から1990年代に植えられたもので、この場所のクローンには、おそらくボーリュー・ブロックのものと思われる歴史のあるセレクションが含まれています。 これらの成熟した土地では、古くからサステイナブル農法が採用されていました。 ヴェレゾンの後、未熟な房を取り除いた結果ブドウのフレーバーは凝縮味を増しました。 発酵と熟成ブドウの房は、畑で選別され、手摘みで収穫後さらにワイナリーで選別します。 果実は除梗され、2日間低温浸漬。小さなステンタンクで33日間の発酵と熟成を行う事でタンニンを柔らかくし、若いワインにフレーバーの持続性をもたらせています。 発酵中は毎日パンチングダウンを行い(ロットにより異なる)、果帽を浸漬させる事で素晴らしい風味とストラクチャーを引き出しました。 30日間の果皮浸漬の後、優しくプレスして樽に移し、冬の間にML発酵を完了させました。樽は100%フランス産で、50%が新樽、25%が1年、25%が2年の空気乾燥、ミディアム・トースト、ナダリエ、ジロー、セガン・モローの手による最高級品を使用。 ワインは最初の年に3回澱引きされ、その後ブレンド前に2回澱引き合計22ヶ月の樽熟成が行れます。 卵白で清澄することで風味を統合し、素晴らしいバランスと質感のある口当たりを実現しました。無濾過で瓶詰めしているため澱が瓶内に発生する事があります。 テイスティングノート この美しいオークヴィルのカベルネ・ソーヴィニヨンは、力強さよりも抑制を目標に造られました。 驚くほどリッチな色合いで、ブラックカラント、果汁溢れるなプラム、ダークチョコレート、ベーキングスパイスのアロマを示します。 味わいには骨格と熟したタンニンがあり、素晴らしく長い余韻です。このワインは5年から15年熟成されるでしょう。 産地:オークヴィル・ディストリクト 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン77% メルロ23% 樽:100%フレンチオーク (新樽50%) 熟成: 22ヶ月 ※商品画像はイメージです。 入荷時によりラベル、デザイン、ヴィンテージ、などが実物と異なる場合がございます。 ※別店舗と並行して販売いたしております。 在庫の管理には注意を払っておりますが、別店舗との売り違いにより売り切れの場合がございます。 何卒ご了承の上、ご購入頂きますようお願い申し上げます。 ※ブレンド比率や他詳細データなどは掲載時点のデータです。 購入時点でのデータと異なる場合もございます。
ラ・ダーム・ド・モンローズ [2014] La Dame de Montrose Ch. Montrose 2nd St Estephe 750ml 高級 セカンドワイン 赤ワイン 赤 ワイン ギフト プレゼント フルボディCH.MONTROSE GRAND CRU シャトー・モンローズは、「サン・テステフのラトゥール」と称されるメドック格付け第2級シャトー。 メドック最高峰の立地が生む、力強く長期熟成に向く重厚なスタイルでコスデストゥネルと人気を2分する硬派なシャトーです。 シャトー・モンローズの畑は95haに渡り、全ての畑が1区画にまとまっています。 ボルドーでは一般的に複数の場所に畑を持つため1区画は珍しく、これによりテロワールを十分に反映したブドウを収穫することができ、ワインに複雑味を与えます。 複雑な土壌を科学的に解明するモンローズ 畑はジロンド川の近くに位置し、土壌は上部が砂質で、下部は粘土質の構成。 川に向かって傾斜しているため、粘土質が含まれているにも関わらず水はけが良く、また川に近い場所に位置することによって温度が適温になりやすいので凝縮感のあるブドウが結実します。 収穫は全て手摘み。 選果は収穫時と醸造前に二度行われます。 発酵は徹底した温度管理をしながらステンレスタンクで最大25日間実施。 発酵後は新樽比率60%のオーク樽で18ヵ月間熟成し、清澄と濾過を経て瓶詰めします。 果実由来の濃密な風味とタンニン、木樽由来のスパイシーなニュアンスが合わさった力強い味わいに仕上がります。 発酵槽は様々な容器で検証し、10年先を見据えている 負荷軽減のため、アシストベストを着用。いわゆるモビルスーツです。畑作業もこちらを着用。 自然と人に優しい持続可能な働き方を勧めています。 サン・テステフのテロワールを見事に表現する、スーパーセカンド。 同じ村のコス・デストゥルネルと常にライバルの関係にいるのが、このシャトー・モンローズです。 モンローズはメドックで最も地の利に恵まれたシャトーのひとつ。 凝縮感たっぷりで濃密、非常にタンニックなワインが特徴。 鉄仮面のようなハードなカバーの中に様々な要素が閉じ込められ、一見して近づき難く、難解でもありますが、ゆっくりゆっくりと開かせていくと、花開くようなエレガントで奥ゆかしさのある圧倒的な魅力の虜になります。 この辺りが「通好みのワイン」と呼ばれる由縁でしょう。 そのようなシャトー・モンローズのワインですが、1970年代後半から1980年代前半の間に関してはそのスタイルを明らかに軽くした時期がありました。 しかし、シャトー・モンローズのファンはこの「新酒」のスタイルを否定。 そこで1986年以降、モンローズは、より力強く筋肉質なスタイルに逆戻りしました。 その中でも特にパワフルな造りにこだわったのは1953年から1971年までと、1989年から現在まで。この期間に造られたものは、メドックの中でも最上のワインに数えられます。 最近モンローズではオーナーの交代劇があり、ペトリュスを手掛けたクリスチャン・ムエックス氏も一部を保有。 ワイン造りはシャトー・オー・ブリオンを引退した、ジャン・ベルナール・デルマス氏がチームを率いるようになりました。これはまさしく、今後の一級昇格をも視野に入れた最強の布陣。 今も尚、成長、そして革新し続けるスーパーセカンドと言えるでしょう。 最高の立地とされる、ジロンド河のすぐ側に位置するシャトーの1つです。 濃厚で力強い味わいの長期熟成型のワインが造られます。 ヴィンテージに左右されない安定感と重厚な造りで愛好家を魅了し続け、ロバート・パーカー氏をもってして「サンテステフ最高のスーパーセカンド」と言わしめる、貫禄あるスタイルが人気のシャトーです。 微生物学と土壌管理の博士たちがモンローズにかかわっています。 左から、畑管理のエルヴェ・ブラン氏、分析官リディア・クロード氏、そして孤高の天才博士のエマニュエル・ブルギニョン氏です。 エマニュエル・ブルギニョン氏は世界の土壌専門家で土壌微生物分析研究所 (LAMS) で素晴らしい成績を修めノーベル賞にも近いと言われている神です。 La Dame de Montrose ラ・ダーム・ド・モンローズ ラ・ダーム・ド・モンローズは、そんなシャトー・モンローズが誇るセカンドワインで、世界中で高い評価を得ています。シャトー・モンローズと同じ畑のブドウから造られ、赤系果実の香り、しなやかさとタイトな骨格を兼ね備えた力強い口当たりの後、やわらかなタンニンが口中に拡がるのが特徴です。
ル・プティ・リオン・デュ・マルキ・ド・ラス・カーズ [2018] Le Petit Lion du Marquis de Las Cases Leoville-Las Cases st-julien 750ml 赤ワイン 赤 ワイン ギフト プレゼント フルボディこのレオヴィル・ラス・カーズは、「サン・ジュリアンの王」と言われ、その質の高さと、安定した造りで、一級シャトーにも引けを取らない スーパーセカンドの筆頭です。3つのレオヴィルの中で最も繊細と言われています。 複雑で優美なサン・ジュリアン的スタイルというよりは、むしろ隣のポイヤックのような厚みを感じるのが特徴です。 所有する畑はあのシャトー・ラトゥールに隣接。 水分と栄養素の低いこの土壌では、秀逸なカベルネ・ソーヴィニヨン・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンが結実します。 この比類無き素晴らしいテロワールが、その独特の個性と卓越したクオリティの高さを与えています。 また彼らのワインで一層魅力を感じるのは、その一貫性。 どんな年でも一定の高さを保った品質のワインを造っています。 また良年ヴィンテージにはカベルネ・ソーヴィニヨンの比率を上げるなどその年に造られる最高の品質のワインを生み出しているのです。 土壌や伝統、テロワールを深く理解しているからこそ成し得るものであると言えます。 彼らが掲げているポリシーの一つは、フードフレンドリーであること。 かけがえのない家族や友人と共有する時間の中で、食事とともに愉しんでもらいたいという想いが込められています。 フレッシュかつ熟した果実のアロマや熟成の鍵となる酸のバランスには特に注意を払っているそう。 ブドウ本来の香りを邪魔してはいけないが、洗練されたアロマへ仕立てるために新樽を用いて熟成させる事も大事。 それらが絶妙に調和したのが、このシャトー・レオヴィル・ラスカーズのワインだと言えます。 3つのレオヴィルの中で最も繊細と評される、スーパーセカンド レオヴィル・ラス・カーズは、「サン・ジュリアンの王」と言われ、その質の高さと安定した造りで、格付け第一級シャトーにも引けを取らないスーパーセカンドの筆頭です。 サン・ジュリアン村に位置する3つのレオヴィルの一つで最も繊細と言われています。 その理由は構造、豊かさ、奥深さ、フィネスがこれほどまでに完璧に近い形でつりあっている銘柄は稀有だから。複雑で優美なサン・ジュリアン的スタイルというよりは、むしろ隣のポイヤックのような厚みを感じるのが特徴です。 ラス・カーズ、バルトン、ポワフェレの兄弟は、元々1つのシャトーだったものが、分割され、別々のオーナーの元で歴史を刻んできました。 19世紀末より、その約半分の面積の敷地を品質の向上に飽くなき追及心を持つディロン家が所有。 現在はシャトーの唯一のオーナーであるジャン・ユベール・ディロン氏が総支配人として、シャトー・ポタンサック、シャトー・ネナンのオーナーとともに指揮を執っています。 LE PETIT LION DU MARQUIS DE LAS CASES ル・プティ・リオン・デュ・マルキ・ド・ラス・カーズ サン・ジュリアンの王、レオヴィル・ラス・カーズのセカンド・ラベル。 ラトゥールに隣接する畑のブドウから造られる、しっかりとした構造が魅力の1本。 こちらのセカンドラベルは、ファーストラベルと同じ象徴的な門の中に、可愛い子ライオン(Petit Lion)が鎮座する親しみやすいデザイン。以前セカンドラベルだった「クロ・デュ・マルキ」に代わり、この「プティ・リオン」が、正式なセカンドラベルという位置づけになっています。 「プティ・リオン」が生産される畑はレオヴィル・ラス・カーズと同じ、グラン・クロ(偉大な畑)と呼ばれる畑です。 メドックの街道の東側(川側)に、石垣に囲まれる形で広がり、小さな小川を1本隔ててラトゥールの畑に隣接。近年は、将来への更なる投資として、この畑の一部を植え変えました。 「プティ・リオン」はそれらの若樹のブドウから造られています。 ※本文中の写真は、イメージです。ヴィンテージやラベルデザインが異なる場合がございます。
シャトー・ラ・ミッション・オーブリオン ルージュ [2006] ぺサック・レオニャン クリュ・クラッセ Ch. La Mission Haut-Brion Rouge 750ml オー・ブリオン グラーヴ グラーブ 格付け クラッセ クリュクラッセ 赤ワイン 赤 ワイン ギフト プレゼントシャトー・ラ・ミッション・オー=ブリオン 複雑味があり、しっかりとしたボディに、豊かな味わいで…… シャトー・ラ・ミッション・オー=ブリオンには、最上の誉め言葉がつきものです。作られるワインは長年にわたって、グラン・クリュ・クラッセの先頭に立ってきました。カベルネ・ソーヴィニョンが47%、メルローが43%、カベルネ・フランが10%、と、こうしたアッサンブラージュの割合自体はミレジムによって変化しますが、シャトー・ラ・ミッション・オー=ブリオンの強い特徴というものは常に変わりません。ワインが持つ複雑な味わいと、ハバナタバコ、チョコレート、ロースト香、シダーウッドといった焙煎香が特徴的なテロワールというものは、わたしたちを魅惑してやまない特徴ある個性です。口に含めば、ゆがみない真円球のようなイメージで、香りが華やかに広がり、ギスギスしたようなこともなく、シルキーなタンニンが心地よい印象を受けることでしょう。 2006年の気候的特徴 2006年の気候的特徴は対照的な気候の結果といえるでしょう。この普段と違う一年を通じて、収穫までに、気候条件は両極端な二極のあいだで大きく変化しました。そういう意味では幸いなことに、春から夏にかけては概して熱く乾燥した気候でした。百人ほどの季節労働者が、三か月のあいだ来る日も来る日も働いたので、醸造方にとっても、それぞれの区画のそれぞれのセパージュが静かに最良の成熟度合いになるのを待つことができました、 アッサンブラージュ メルロー 59%。 カベルネ・ソーヴィニョン 40%。 カベルネ・フラン 1%。 ※商品画像はあくまでイメージです。入荷時によりラベル、デザイン、ヴィンテージ、などが実物と異なる場合がございます。ご了承ください。
ヴェルム ラス・ティナダス センシベル(テンプラリーニョ)2016 Verum Las Tinadas Cencibel (Tempranillo) 750ml 赤ワイン 赤 ワイン プレゼント ギフト パーカーヴェルムは、2005年に設立されたスペイン ラ・マンチャ地方トメジョーソの新進気鋭のワイナリーです。 オーナーにして醸造家のエリアス・ロペス・モンテロは、元ベガ・シシリアの醸造家マリアノ・ガルシア氏が醸造責任者を務めるワイナリーで赤ワイン醸造を学びました。 また、2018年にはワイン雑誌Decanterにおいてスペインワインの世界を変える10人の醸造家の一人に選ばれています。 ラテン語で「真実」を意味するVERUMという名は、大地に対し、また全てに対して真実でありたいという、ロペス・モンテロ家が代々受け継いできた思いを表しています。 恵まれた土地に限りない愛情を注ぎ、この土地の素晴らしさを100%活かしたいという考えは、自然と有機栽培にたどり着きました。 手摘みされたブドウはプレスせず、全てフリーラン果汁を使って贅沢に丁寧に造られています。 厳選された最良の畑から良い房のみを手で収穫し、発酵はロックキューブ、熟成はアンフォラで特別醸造。 接ぎ木をしていない樹齢70年の自根のセンシベル(テンプラニーリョ)から作られた新しい味わいの赤ワインです。 Tim Atkin氏も絶賛!! “愛すべき新しいスペインワイン” としてインスタグラムでも取り上げています。既に、マドリードのガストロノミーレストランでも導入されています。 Verum Las Tinadas Cencibel (Tempranillo) 2016 ■ 品種 :センシベル(テンプラニーリョ)100%(1956年に植樹された樹齢60年の古木) ■ 地域 :カスティージャ・ラ・マンチャ ■ 土壌 :石灰岩 ■ 畑 :ラス・ティナダス ■ 生産数:5,000本 / 収量: 約25hl/ha ■ 収穫 :樹齢60年の単一畑のブドウから造られる。9月上旬に、最良の房のみを選別し手摘み。 ■ 醸造 :発酵は、蓋を開けたロックキューブ(フレンチオーク)で行い、その後アンフォラに移し澱と共に12ヶ月間熟成。 ■ テイスティング: 香りは、赤い果実とチェリーのン中に、ほのかなバルサミコやミント、タイムやローズマリーを感じる。 口に含むとシルキーな構造で、酸味と果実味のバランスに驚かされる。滑らかなタンニンと、ブドウの皮や熟した赤い果実を思わせる酸味。スムーズな飲み心地で、余韻も?い。 ■ ペアリング:マグロやタラなどの脂ののった魚料理や、肉料理、パスタやミートソース。 ■ 提供温度 :13~15度 ■ アルコール度数 :13.5% ■ オーガニック認証ワイン ※商品画像はイメージです。 入荷時によりラベル、デザイン、ヴィンテージ、などが実物と異なる場合がございます。 ※別店舗と並行して販売いたしております。 在庫の管理には注意を払っておりますが、別店舗との売り違いにより売り切れの場合がございます。 何卒ご了承の上、ご購入頂きますようお願い申し上げます。 ※ブレンド比率や他詳細データ(輸入元提供)などは掲載時点のデータです。 購入時点でのデータと異なる場合もございます。
コトー・デュ・ロワール ガランス 赤 ピノー・ドニス [2018] レ・メゾン・ルージュ Coteaux du Loir Garence Rouge Les Maisons Rouge 750ml ロワール ピノドニス シュナン・ノワール 希少 赤ワイン 赤 ワイン ギフト プレゼントLES MAISONS ROUGES メゾン・ルージュ 注目の産地ジャニエールで、ビオディナミの古木からワインを造る家族経営の小規模生産者 レ・メゾン・ル―ジュは1994年設立のワイナリー。ジャニエールとコトー・デュ・ロワールのアペラシオンの中心に位置する9haの畑で固有品種のシュナンとピノー・ドニスを栽培をしています。2002年からは有機農業に取り組み、2013年にはビオディナミ認証(Biodyvin)を取得。醸造は可能な限り自然に近い形で行われ、酵母や添加物は使用せず、瓶詰めの際に極少量のSO2を添加。基本的には清澄も濾過も行いません。彼らの目指すワインは、ジャニエールのテロワールを表現した長期熟成のポテンシャルを持つ上質でミネラル感のあるワインです。 ジャニエール トゥールの北のロワール河(La Loire)の支流であるロワール川(Le Loir)沿いに位置するA.O.C.で、コトー・デュ・ロワールに内包される2つの村(ロム、リュィエ・シュール・ロワール)に認められたアペラシオンです。中世にシトー派の修道士によって開墾され、ラブレーやロンサールに愛され、アンリ4世によって名声を獲得、ルイ14世の下で詳細な地図が作成されたこのブドウ畑は、1970年代以降、質の向上により復活を遂げ、ワイン愛好家の関心が大きく高まっているエリアです。 ガランスは、植物の茜を意味し、このキュヴェの色を表しています。ラズベリーやレッドカラントなどの赤い果実、コショウ、ハーブのアロマにシレックス由来のミネラルを感じます。いきいきとした、流れるような口当たりで、洗練されたピュアな味わいです。ペッパーのきいたフレッシュな長い余韻も印象的です。 テイスティングコメント ピノー・ドニスという品種は、シュナン・ノワールとも呼ばれ、このコトー・デュ・ロワールで単一品種ないしは主品種として使われるほか、同じく支流のル・ロワール川の産地、コトー・デュ・ヴァンドモワで主品種(ただしこちらはカベルネ・フランとピノ・ノワールとのブレンド)と使われています。そのほか、ソミュールやアンジューなどの補助品種として認められてはいますが、栽培が難しいせいか、ほとんど使われている例を見た覚えがありません。 基本的には色調が出にくく、かなり淡い色調となることが多いですが、見た目の淡さに対して、はっきりとしたタンニンが出やすいのが特徴です。 また、青臭さが出やすいカベルネ・フランに対して、グロローやピノー・ドニスといった品種は比較的青臭さが出にくい印象で、比較的キレイな果実感が全面に出やすい印象があり、ややスパイシーなニュアンスも感じられる面白い品種です。 メゾン・ルージュのガランスは、ピノー・ドニスらしく淡い色調が印象的で、フレッシュ?熟した赤系果実の表情豊かな香味が心地よく、アフターにはスパーシーなニュアンスと動物的なアロマを感じます。色調の薄さに比べて明らかにタンニンが強く感じられますが、色を考慮にいれなければ量自体はおおむね中庸で、やや力強く乾いたタンニンです。ピノー・ドニスとしては典型的な味わいで、サンセールをはじめとしたサントル地区をのぞけばほぼほぼカベルネ・フランのイメージになりがちたロワール地方の赤ワインの豊かな多様性といまだ人知れない深い魅力を感じさせてくれます。(2021年12月4日試飲。テイスター、カワサキ)
バンドル ルージュ [2018] シャトー・ド・ピバルノン Bandol Rouge Chateau de Pibarnon 750ml バンドール プロヴァンス 高級 赤ワイン 赤 ワイン ギフト プレゼントムールヴェードル主体で造られるプロヴァンスのグラン・ヴァン プロヴァンス地方の港町、マルセイユの東に位置するバンドル。レスタンクと呼ばれるこの産地特有の段々畑にブドウが植えられている。 この風光明媚な様に心を揺さぶられたのが、アンリ・ド・サン・ヴィクトール。 1975年、50歳でパリにおけるビジネスを投げ打ち、2年後、妻のカトリーヌとともにバンドルのシャトー・ピバルノンを入手した。 現在、ブドウ畑の規模は50haに広がり、海から6キロ内陸に位置する標高240〜350mの段々畑でブドウ栽培。 三畳紀の粘土石灰質土壌に赤用のムールヴェードルやグルナッシュを、泥灰土土壌に白用のさまざまな品種を植えている。 2004年からビオで耕作をはじめた。それにより、エネルギーを感じ、成熟感のあるブドウを収穫できるようになった。 現在ではビオディナミでの耕作もしており、より高い次元でのバランスの良さを目指す。 濃縮度を第一に考えてきた造りから、フィネスを感じる所謂「うまみ」をより引き出していく。 生産量の60%を占めるのは赤ワインであり、品種構成はムールヴェードル90%とグルナッシュ10%。 1990年代まで無除梗だったが、現在は基本的に赤はすべて除梗し、全体の10-20%は全房を使用している。20ヶ月間の大樽熟成。 しっかりしたストラクチャーをもつ赤ワインながら、南仏の太陽のおかげでタンニンはまろやか。 とはいえ、紛れもなく長期熟成型であり、理想的には10年寝かせてジビエやトリュフの香りが出た頃に味わうべきだろう。 生産量の35%にあたるのがロゼ。ムールヴェードル70%と30%のサンソーからなる。 プロヴァンスのハーブを思わせる爽やかなアロマとスパイシーな余韻。 魚、鶏、豚、羊、子牛など、食材を選ばずに合わせられる懐の深いワインに仕上がっている。 わずか5%の生産量しかない白は、クレーレットとブールブーランクを主体に、ユニ・ブラン、ルーサンヌ、ヴィオニエを混醸。 フローラルなアロマとミネラルの味わいをもつ、骨格のある白でやはり食事向きだ。 残念ながら2013年4月27日にアンリ・ド・サン・ヴィクトール逝去。 すでに当主として活動している息子のエリック・ド・サン・ヴィクトールにより、ピバルノンの歴史は受け継がれていく。 所有畑一覧(バンドル) 赤用ぶどう品種(ムールヴェドル、グルナッシュ、サンソー) 45ha 白用ぶどう品種(クレーレット、ブールブーランク、マルサンヌ、ルーサンヌ、プティ・マンサン) 5ha
オーベール ピノノワール ユーヴイ エスエル UV-SL ヴィンヤード ソノマ・コーストAUBERT UV -SL Vineyard Pinot Noir Sonoma Coast 750ml1999年マーク&テレーザ・オベール夫妻により設立された「オベール」。 今やコングスガートやマーカシンをも追い抜かす人気と実力を持つ超レアブランドです。 マーク・オベールはナパ生まれで、幼い頃からナパのワインに慣れ親しんだ。 セントヘレナ高校からフレスノ大学へ進み、卒業後すぐにラザフォード・ヒルなどのワイナリーで働き出しました。 1990年にカリスマ・ワインメーカーのヘレン・ターリーに出会いました。 ヘレン・ターリーのアシスタントとしてピーター・マイケルに参加しました(2000年からヘレン・ターリーの後を受け継ぎ、ワインメーカーに就任しました)。 2010 年に満を持して長年の夢である自身のワイナリー設備を完成。 ナパ・ヴァレー、カーネロス、ソノマ・コーストの単一畑から、シャル ドネとピノ・ノワールを造っています。 マーク・オーベール氏の造るワインはマーカッシン、コングスガード、ピーター・マイケル、キスラーと並び、 カリフォルニアのシャルドネ、ピノ・ノワールの頂点に位置し、10 年の熟成 の可能性を持つワインとの評価を受けています。 UV-SL Vineyard Sonoma Coast UV は畑のオーナーだった故ユリシス・ヴァルデス(ソノマで最も有名な栽培家の 1 人で 2018 年に49 歳の若さで急死。)の頭文字なのです。 同畑は現在ヴァルデス&サンズ・ヴィンヤード管理会社が所有)の頭文字で、SLはヴァルデス・ヴィンヤードの区画の一つ Stoetz(ストーツ) Lane(レーン)のことです。 ユリシスとマークは互いの能力を認め合う盟友で、ユリシスの栽培管理能力を信頼したマークはその独立創業を資本投資することで支えました。 UV-SL はソノマ・コースト中西部オキシデンタル地区にあり、鉄の多い土壌は強い個性の長期熟成に向くブドウを、ゴールド・リッジ土壌はリッチで肉感的なテクスチャーを持つブドウを作り出します。 オーベールの契約する区画ではそのユニークな土壌の特色を生かすように植樹されています。 この土壌の特徴と、オーベールが吟味したクローン・セレクションで芯のしっかりとした高品質なオーベール・ワインができあがります。 海に近い為、非常に涼しい地域にあり、その品質の高さからこの地区の畑から造られる高品質のワインが話題となっています。 気候、土壌と珍しいクローンが植えられていることから UV-SL のブドウはそのテロワールの個性を十分表したものになります。 その険しい土壌は収量を自然に絞らせ、1エーカーあたり2トンになります。 故ユリシス・ヴァルデスに合掌。 2021 UV Pinot Noir Sonoma Coast ブドウは夜間に手摘みし、冷たいうちにワイナリーに保冷車で運び込みました。 ピノ・ノワールのロットは小さな開放式タンクで発酵させました。瓶熟1年を経てリリース。 生産者マーク・オーベール氏のコメント 2021年UV-SLピノ・ノワールは濃密で複雑でインキー。桑の実、ブラックチェリーのコンポート、ホイジン(中国料理で使われる濃厚で甘辛いソース)と共にハーブのニュアンスが感じられます。 このワインは力強さと生き生きとしたミネラルのバランスの典型です。 きめ細かいタンニンと鮮やかな酸が幾重にも重なり、彫りの深い骨格を形成し、超濃縮された味わいとアロマを支えています。今飲んでも楽しめますが、この先何年もその偉大さを発揮し続けるでしょう。 飲み頃は2024?2040年。 ※アメリカではメーリングリストで直接販売され、選ばれたレストランのみに 出荷するシステムをとっています。 98 points Lisa Perrotti-Brown (The Wine Independent) "The 2021 Pinot Noir UV-SL was bottled in mid-July 2022. Medium to deep ruby-purple colored, it storms out of the glass with powerful notes of mulberries, black cherry compote, and wild blueberries with hints of raspberry leaves, crushed stones, and underbrush plus a hint of cardamom. Full-bodied, concentrated, and seductive, with beautifully velvety tannins and a lively backbone, it finishes long, with loads of floral notes coming through. It is named after one of Sonoma’s most reputable vineyard managers, Ulises Valdez Sr. (UV), who passed away recently. The vineyard is situated on Stoetz Lane (SL), only six miles from the Pacific Ocean, up on the hills around Graton and Occidental. Aubert and Valdez Sr. collaborated on the planting of Chardonnay and Pinot Noir here. These Pinot vines were planted in 2006. Drink: 2023-2038. (Sep 2022)"
クロ・クロンブ コルス カルヴィ ルージュ [2020] エティエンヌ・スッツォーニ Clos Culombu Corse Calvi Rouge Etienne SUZZONI 750ml コルシカ クロンビュ 希少産地 赤ワイン 赤 ワイン ギフト プレゼント洗練されたビオワインを生み出す、コルスの大ドメーヌ クロ・クロンビはコルス島の北西、カルヴィ郡に属するリュミオ村のドメーヌ。 AOCコルス・カルヴィの中心地にあり、海寄りのリュミオ村と2000メートル級の山を背後に抱くモンテグロッソ村の間に55haのブドウ畑を有している。 ドメーヌの創立は1973年で、アメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブスがカルヴィ生まれという説(当時、コルス島はジェノヴァの統治)にちなみ、クロ・クロンブと名付けられた。 1989年に現当主のエティエンヌ・スッツォーニがドメーヌを引き継ぎ、2010年、ビオロジック農法の認証を取得(AB、ECOCERT)。テロワールの特徴を明確に引き出すため、同じ年に醸造施設を刷新している。 そのテロワールは風化した花崗岩のマサ土とシスト(結晶片岩)、それに粘土が入り混じる。温暖で乾燥した地中海性気候だが、強く吹きつける風が夏の猛暑を和らげ、海岸からわずか2キロしか離れていないため、ワインの風味にも潮風の影響が感じられる。 AOCコルス・カルヴィの赤ワインは、樹齢の高いチャカレッル80%、ミニュステッリュ10%、カルカジョリュ10%からなる。ブドウ畑は花崗岩質のマサ土に広がり、植え付け密度は1haあたり4000本。こうすることでブドウの樹同士が競争し、根は土中深くまで伸びて冷たい粘土層までたどり着き、ブドウにフレッシュさとミネラル分をもたらすという。 ブドウはすべて手摘み。除梗破砕後、6度で3日間の低温マセラシオンを行い、ルモンタージュとデレスタージュをしながら醸し発酵。数ヶ月、タンクで熟成させた後、瓶詰めされる。 同じく白ワインはヴェルメンティーノ(ロール)100%。品種は単一ながら、花崗岩質のマサ土、シスト、粘土など多様で、それが風味の複雑性に寄与している。赤と違って、白は夜間のうちに機械で収穫される。涼しい夜のうちに短時間で収穫し、フレッシュ感を保つのだ。10時間のスキンコンタクトでアロマを引き出し、12?16度の低温でアルコール発酵を行う。 花崗岩のマサ土で栽培された、高樹齢のニエルーチュ(サンジョベーゼ)、チャカレッル、サンソーからロゼも造られている。これも白ワインと同じく、フレッシュさを維持するため機械収穫。ブドウを圧搾後、3?5日のマセラシオン。ステンレスタンクを用い、12?16℃で低温発酵が行われる。 どのワインも洗練という言葉がふさわしく、フレッシュ感溢れる味わいのおかげで、南仏のワインにありがちな重々しさが微塵もない。昨今のライトでヘルシーな料理と最高のマリアージュを見せてくれることだろう。
ブルゴーニュ 高級 高級ワイン 赤ワイン 赤 ワイン ギフト プレゼント フルボディ お中元 お歳暮Domaine Jean TARDY ドメーヌ・ジャン・タルディ ドメーヌ ・カミュゼにアンリ・ジャイエと共に畑をメテイヤージュで任されていた4つの生産者の1つで、それぞれのテロワールの個性とピノ ノワールのフィネスとエレガンスを表現した、ピュアな果実味のワインが持ち味です。フランス国内では数々の星付きレストランで採用されています。 フラジェ=エシェゾー出身のヴィクトール・タルディは1920年からドメーヌ・カミュゼの畑担当として働き、1945年からメテイヤージュ(分益小作)で畑を任されるようになったのが、このドメーヌの始まりです。当時ドメーヌ・カミュゼからメテイヤージュで畑を任されていたのはアンリ・ジャイエを含む4つのドメーヌのみでした。1966年に父の後を継いだジャン・タルディはドメーヌ・メオ=カミュゼからニュイ=サン・ジョルジュ、ヴォーヌ=ロマネやクロ・ヴージョの畑をメテイヤージュで2007年まで任され、その一方で1981年から自社畑を増やしていきました。1997年から醸造の勉強をしながら、息子のギヨームがドメーヌの仕事に参加。2001年からは醸造責任者として働き、2003年からは当主として引継ぎ、ドメーヌを担っています。現在ではコート・ド・ニュイを中心に4.6ha所有。それぞれのテロワールの個性とピノ・ノワールのフィネスとエレガンスを表現した、ピュアな果実味のワインを生み出しています。90%を輸出していますが、フランス国内では星付きレストランで採用されており、『ベタンヌ+ドゥソーヴ』2019年版では2つ星に昇格するなど、評価を高めています。 創業年 1966年。 現当主 ギヨーム・タルディ。 受賞歴 『ベターヌ+ドゥソーヴ』2020年版 2つ星。 所有畑・作付面積 エシェゾー レ・トゥルー 0.3ha / ニュイ=サン・ジョルジュ PC オー・ザルジラ 0.4ha / ニュイ=サン・ジョルジュ バ・ド・コンブ 0.5ha / ヴォーヌ=ロマネ ヴィニュー 0.3ha / シャンボール=ミュジニィ レ・ザテ 0.3ha / ジュヴレー=シャンベルタン シャンペリエ 0.3ha / フィサン ラ・プラス 0.4ha / ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ 1.0ha / ブルゴーニュ パス・トゥ・グラン、コトー・ブルギニョン 1.0ha。 Fixin la Place フィサン ラ・プラス プラスは、フィサン村の北部、フィセィ集落の平野部に位置する畑で、語源的には現在のフランス語と同じく、広場として、公共に開かれた場所であったと考えられています。 平野部の畑のため、どちらかというと粘土質の土壌が考えられ、やわらかで華やかなスタイルが考えられます。 ※商品画像はイメージです。 入荷時によりラベル、デザイン、ヴィンテージ、などが実物と異なる場合がございます。 ※別店舗と並行して販売いたしております。 在庫の管理には注意を払っておりますが、別店舗との売り違いにより売り切れの場合がございます。 何卒ご了承の上、ご購入頂きますようお願い申し上げます。 ※ブレンド比率や他詳細データ(輸入元提供)などは掲載時点のデータです。 購入時点でのデータと異なる場合もございます。
ブランド ヴィンヤード No.95 カベルネソーヴィニヨン ナパ ヴァレー [2017] BRAND Vineyard No.95 Cabernet Sauvignon Napa Valle 赤ワイン 750mlBRAND Napa Valley /ブランド・ナパ・ヴァレー 歴史あるプリチャード・ヒルの畑から新たなるオーナーがその可能性を更に切り開いていく オークヴィルの東斜面を見上げた丘陵からつながるヘネシー湖の南丘陵は「プリチャード・ヒル」と呼ばれる注目のプレミアム・ワインが造られる約束の地。 葡萄畑を作るには巨石が埋まる火山由来の土壌を膨大な資金をかけて整地しなければならない。 おのずから潤沢な資金とワインにかける情熱を持つオーナーのみが手に入れることが出来る。 1800年代この地の所有者チャールズ・プリチャードの名前から命名されたこの丘陵のプレミアム・ワイン造りは1967年にシャベレーがアンドレ・チェリチェフのアドバイスで東側の谷を開墾したことから始まる。 東側の丘には現在シャベレー、ブライアント、メランソン、コンティニュアム、最新ではコルギンの新しい畑が造られている。1970年代に入植したデヴィッド・オーサー・ロングは丘陵の西側オークヴィルを見下ろすヴォカ・ヒルを開墾。 この西側の丘には現在デヴィッド・オーサー、モンターニュ、コルギン、ホウイ(レアムが買収)、マルティネス、オーヴィッドが畑とワイナリーを所有。 ブランドの創業者エド・フィッツ(Ed Fitts/マクドナルドなどの大手企業を顧客に包装・パッケージ業界の成功者)が2005年にロング家が所有していた土地を購入。 彼の夢と情熱と資金を投入し、シルヴァラード・ファーミング・カンパニーのピート・リッチモンド(ラ・ペレのオーナー)に開墾と栽培管理を委託(45haの土地に約5haが植樹)。 ワインメーカーにあの、Philippe Melka フィリップ・メルカを抜擢。 ボルドーに生まれ、育ち、ボルドー大学で醸造を学んだというカリフォルニアでは異色のワインメーカーです。 1989年に学位を得、1991年に修士を取得した後、Chateau Haut Brionなどで働きました。 働いたワイナリの中にはDominusやRidgeもあり、Ridgeで妻のCherie(チェリー)と出会いました。 その後もフランスをベースに様々な国で働いていましたが、フランスの一流ワイナリでは、ワインメーカーになるまで何十年もかかってしまうことから、カリフォルニアを選び、ナパに落ち着くことになりました。 Hundred AcreやDanaではWine Advocate誌で100点の評価を得ており、メルカの評判はますます上がっています。 2008年9月のFood&Wine誌では、ロバート・パーカーが「世界で最も影響力があるワインコンサルタント」9人の1人として、ヘレン・ターリーやマーク・オーベールらとともにメルカを選んでいます。 ホワン・カルロス・フェルナンデスに設計を依頼した、高くて傾斜のある屋根を持ち、プリチャード・ヒルの褐色の土壌の色をイメージカラーとした美しく、機能が充実したワイナリー、テイスティングルーム、住居が2012年に完成。 日本人造園家の栗栖芳一がアジアンテイストを取り入れた庭園を造り、2つの小さな滝を配し風水を考慮した環境を整備。 馬好きなエドの発想で馬蹄をかたどったロゴでワインを2009年初リリース。 パーカー98点を2015VTGで獲得。プレミア・オークションでも高額落札が繰り返された。 2019年エドはワイナリー、畑、ライブラリーワイン含む所有地全てを売りに出し、それを購入したのは現オーナーであるジム・ビーンとクリスティーン・オサリヴァン夫婦。 二人は元アップル社のエクゼクティブでジムはスティーヴ・ジョブスの右腕と言われた存在。 現在もIT関連の投資会社や様々な団体を運営している。 前オーナーにも増してワインへの大いなる情熱を持ち、豊富な資金とナパ・ヴァレー・コミュニティーへの賛同、またお隣となるコルギンのオーナー/アン・コルギン&ジョー・ウェンダー夫妻との長年のオークションやチャリティーなどでの親交もあり、背中を押されて購入に至った。 現在まで3年をかけ、畑の見直し、メルカのアドバイスを受け、専任ワインメーカーにマット・ジョンソンを、COO・社長にナパ・ヴァレーのプレミアム・ワイナリーの多くを立ち上げトップクラスまで引き揚げてきたジャネット・パガーノ女史を任命。ブランドの再構築・ロゴ、ラベル、ワインのポートフォリオの見直し、そして日本への輸入元をブランド力が有る中川ワインに交代など、様々な施策を行ってきている。 将来どのように更なる高みを目指していくのか?ナパ・ヴァレー・コミュニティーへ投資なども大いに期待でき、今後も要注目。 ブランドの約5haの自社葡萄畑は、プリチャード・ヒルにあり、西にオークヴィルを見下ろし、北にヘネシー湖を見下ろす素晴らしい景観の45haの土地に三つの区画に分かれ点在している。 標高は360?430mの斜面にあり、ブロックは17に分かれ、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランの13の異なる台木とクローンの組み合わせで栽培されている。 プティ・ヴェルドと少量のイタリア系白葡萄品種も栽培されている。 有機農法で栽培され、2020年にはバイオダイナミック農法を開始した。 土壌は、プリチャード・ヒル特有のもので、大小さまざまな岩石が豊富で、鉄分を多く含むため、色合いは錆びた茶色や赤系の外観を示す。 鉱物的なミネラル感に溢れる。霧は畑までは届かず、冷涼な風がヘネシー湖からとヴァレー・フロアから上がり循環している。 気温は平均的でカベルネ系がゆっくりと完熟する聖地である。 BRAND Vineyard No.95 Cabernet Sauvignon Napa Valley 2017 品種: カベルネソーヴィニヨン88%、カベルネフラン8%、プティヴェルド4% ナパ・ヴァレーの中でも数多くのプレミアム・ワインが造られる場所のひとつ「プリチャード・ヒル」にある自社畑「No.95 ヴィンヤード」のブドウから造られています。 ちなみに、ブランドの自社畑の周辺には、コルギン、オーヴィッド、ホウイ・ヴィンヤード(レアム・セラーズが買収)、マルティネスなどの有名なワイナリーや畑があります。 自社畑「ヴィンヤード No.95」は、ワイナリーのすぐ下に位置する区画。 標高360m、自社畑の中では一番標高が低い場所にあります。 樹齢の最も古い樹と、最も若い樹がとてもユニークに組み合わさり植樹されています。 土壌タイプは二つあり、一つはHumbright(ハムブライト・ローム=茶色みがかった火山由来の土壌で硬く破砕した破片が粘土質に混ざる土壌)と、もう一つはSoburante(ソブランテ・ローム=赤みがかった火山灰が混じる泥灰粘土)です。 二つの土壌共に、水はけが良くまた適度な保水性もあり、生き生きとして活気に満ちたエネルギッシュなカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランを生み出します。 また、火山土壌由来の鉄分や鉱物的なミネラル感もワインに表現されています。 醸造は、樽発酵及び小容量の温度管理されたステンレス・タンクで発酵。 フレンチオーク樽(新樽63%)にて20か月間熟成しています。 樽メーカーは、タランソー(T5-最高級樽5年乾燥材を使う)、エルミタージュ、シルヴァンなどをつかっています。 このワインは、コルクを抜いた瞬間に、フレッシュで生き生きとした香りが立ち上がります。 純粋に、ナパ・カベルネらしい赤紫系ベリー、プラム、杉、ベーキングスパイスの香りに続き、チェリー、カシス、ココア・パウダーの鮮やかな味わいが広がります。 フル・ボディでエネルギッシュ、心地よい余韻と鉄分を思わせるミネラル感が特徴的です。
カスティヨン コート ド ボルドー 750ml 篠原麗雄 赤ワイン ギフト プレゼントシンデレラワインと称された、ボルドーのカルト系ワインとして世界的に人気となったサンテミリオンのシャトー・ヴァランドローで働いていた日本人、篠原麗雄(しのはら れお)氏が2002年に立ち上げた小さなワイナリーです。 少量生産で高品質。 ヴァランドローのジャン・リュック・テュヌヴァン氏から誘われヴァランドローで徹底的にワイン造りを教わりました。 そして、わずか0.82ヘクタールの畑をヴァランドローから車で5分のカスティヨン地区に購入しました。 人生の一大決心です。 ボルドー地方ジロンド河右岸の銘醸地サンテミリオンから直ぐのカスティヨンにメゾンを構えております。 クロ・レオのオーナー篠原麗雄は兵庫県宝塚生まれの日本人醸造家です。 大阪でワイン流通のディストリュビューターとして活躍しておりました。 ヴァランドローのワインプロモーションでも素晴らしい仕事を日本で展開し、その情熱とワイン哲学に感動したJ・L・テュヌヴァン氏が声をかけたのです。 氏に誘われて渡仏し、サンテミリオンのヴァランドローでワイン造りを手掛けた後、2002年にこのカスティヨンで0.83haのブドウ畑付きのメゾンを購入しました。 ボルドー コート・ド・カスティヨン地区とは? ボルドー地方のワイン産地で、ドルドーニュ川右岸リブルネ地域の東部に位置する赤ワインのAOC。 1989年にボルドーAOCから分離し、地区AOCが認められた。 その後2009年に名称変更され、現在はAOCカスティヨン・コート・ド・ボルドーとなった。 AOCサン・テミリオンの東側に位置するカスティヨン・ラ・バタイユ村を中心として、その周囲の8つの村を含む地区で生産される赤ワインに指定されたAOCである。 2009年にAOCコート・ド・ボルドーと名称が変更され、併せてカスティヨンを表記することが認められたため、現在はカスティヨン・コート・ド・ボルドーとラベル表記されている。 なお、カスティヨン・ラ・バタイユ村は、戦いを意味するバタイユという言葉がついているとおり、百年戦争の末期にフランス軍が英国との戦いで勝利した最後の戦場であったといわれています。 土壌は主に砂利と泥土で、北部の高地は石灰岩系である。 ワインはAOCサン・テミリオンに似ています。 使用されるブドウ品種は、カベルネ・フラン種、カベルネ・ソーヴィニヨン種、コット(マルベック)種、メルロー種である。 ブドウ耕作面積は3,000ヘクタールと広く、年々レベルが目覚ましく向上している。 プピーユ、そしてサン・テミリオンのラ・モンドット、やガフリエールを所有するナイペルグ伯爵×天才醸造家ステファン・デュルノンクールが コート・ド・カスティヨンに着目。シャトー・デギュイユ Ch. D'Aiguilheを立ち上げました。 篠原麗雄氏のコメント クロ・レオ面積:0,82ha AOC コート・ド・カスティヨン 粘土石灰質土壌 コート・ド・カスティヨンは、サンテミリオンから同じ土壌が続く、緩やかな丘陵地で森も多く、秋にはセップも採れる場所です。ワインはボルドーの伝統的な造りをしている生産者が多くいますが、近年はサンテミリオンのシャトーもカスティヨンでワインを作り始めています。 粘土は全体の力強さを、石灰はフィニッシュに繊細な酸をワインに与えます。 特に粘土の多い場所にメルロー、石灰の多い場所にカベルネ フランが植えられています。 北向き斜面の粘土石灰質土壌なので、甘いワインは作れませんが、力強く綺麗な酸味のワインを造れる土壌です。 平均樹齢は40年。 篠原麗雄氏は、ガメイを造らせても天下一品です。 2016年ヴィンテージより篠原麗雄氏が監修を手掛けるボジョレー・ヌーヴォーが大人気になりました。 ボジョレー地方、ピエール・ドレ地区のドメーヌ、ポール・アンドレ・ブロセットとタッグを組みリリースしたのです。篠原氏は各区画からのキュヴェを厳選。 ボルドーのアッサンブラージュの技術で、樹齢や土壌の異なるワインをブレンドしてフレッシュさ、果実味を大切にしながら、力強さや、複雑さも兼ね備えるヌーヴォーを生みだします。 2016年ヴィンテージ以来、札幌のフレンチ、ラ・ブリックではLeoレオボジョレーヌーボーは毎年仕入しています。 篠原麗雄氏のコメント 栽培:ブドウ畑での仕事は除草剤や化学肥料は使わず、人間の手で行える仕事は手で行い、なるべく自然な状態で育てる環境を作っています。 またブドウを完熟させる為にグリーンハーベストを行い1本の樹から取れる量を制限しています。 収穫時期のボルドーは雨の日も多いのでブドウの周りの葉を手で摘み風通しを良くしカビが発生せずに収穫日を遅らせる作業も行っています。 収穫:手で収穫し、畑で良い房だけを選び、その房の問題のある粒を取除く作業を行っています。 醸造:新しい技術は使わず、土壌に合った醸造方法を毎年試行錯誤しながら作業しています。 醸造は古典的な方法を使い早飲みより熟成する事により、より深みのある味わいを出せれる醸造方法を行っています。 熟成:全てフランス製の樽で熟成。年によっても変わりますが16か月から19か月間。 2007年よりブルゴーニュ樽を使用。理想は力強く繊細なワインです。 樽熟成に関しては、以前は新樽率60%以上でしたが2007年から30%程に落としました。 理由はこれ位の量が樽からのタンニンや香りが私のワインと合いもっと複雑な香りになっていると思います。 ※商品画像はイメージです。 入荷時によりラベル、デザイン、ヴィンテージ、などが実物と異なる場合がございます。 ※別店舗と並行して販売いたしております。 在庫の管理には注意を払っておりますが、別店舗との売り違いにより売り切れの場合がございます。 何卒ご了承の上、ご購入頂きますようお願い申し上げます。 ※ブレンド比率や他詳細データなどは掲載時点のデータです。 購入時点でのデータと異なる場合もございます。
唯一無二の個性を持つ「カリフォルニアのロマネ・コンティ」 「ニューワールドにとどまらず、地球上で最も賞賛できるピノ・ノワールのスペシャリスト」と大絶賛され、今や不動の人気を誇る造り手であるカレラ。 カレラの歴史は今から30年前にさかのぼります。 創業者の故ジョシュ・ジェンセン氏は、名門大学群アイビー・リーグに所属する8大学の超難関大学である、コネチカット州のYale Universityイェール大学を卒業しました。 そして、イギリスのUniversity of Oxfordオックスフォード大学(英国の東大クラス)に留学した時にワインの仕事をしようと決心し渡仏しました。 氏はブルゴーニュワインに惚れ込んでしまい、自分のライフワークをピノ・ノワールにかけることを誓ったことからはじまります。 ※「カレラ」はスペイン語で「石灰(ライムストーン)焼き窯」と言う意味です。 カレラの畑にある1866年製という古い巨大な焼き窯をモチーフに、シンボルマークもデザインされています。 氏はフランスのブルゴーニュでドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ、ドメーヌ・デュジャックで働き、そこで優れたブルゴーニュワインの個性を発見したのです。 石灰岩の肥沃な土壌から生み出されることを知りました。 ワインつくりの師匠から“ピノ・ノワール “と”シャルドネ“は石灰質が肥沃な土地で素晴らしいバランスのワインが造ることが出来ることを学びました。 カリフォルニアでピノ・ノワールの最初の成功者となったジョシュ。 今や、カリフォルニアのピノ・ノワールの巨匠とまで言われる彼は、フランスのブルゴーニュを越えるワインは絶対に造れないとまで言われていた定説を覆したことで有名になりました。 1971年から2年の年月を費やして石灰岩がある土地を探しました。 そして、ようやくサンフランシスコから南に 150キロ、大西洋から40キロメートル内陸に入った、カリフォルニアで最も高い標高 2,200フィートのマウント・ハーランの頂上近辺に石灰質が豊富にある冷涼な土地を見つけ出したのです。 ロマネ・コンティから隠して持ち帰ったというブドウの樹を植樹。 斜面の向き、風の流れ方、気候の微妙な変化を徹底的に全て調べ上げ、それぞれの区画の個性に合わせてワインを造り分けました。 そして1990年には、この一帯にワイナリーを構えているのはカレラだけにもかかわらず、あまりの品質の高さからカレラのための唯一の原産地呼称「マウント・ハーラン・AVA」が認められることになりました。 これがカレラが唯一無二の個性をもつ土地を見出したパイオニアであり、孤高の存在と言われる所以です。 故ジョシュ・ジャンセン氏はカリフォルニアのピノ・ノワールの可能性を世界に広めた重要なワインメーカーの「ピノ・パイオニア」として、ワイン・スペクテイター誌2013年10月号の表紙になった。 1975年にジョシュはオリジナルとなるテロワールが少しずつ違う3つのパーセル・・・ リード・ヴィンヤードに5エーカー、セレック・ヴィンヤードに5エーカー、ジェンセン・ヴィンヤードの14エーカーのそれぞれにピノ・ノワールの葡萄を植えていきました。 1977年にヴィンヤードとホリスター市との中間で電気と電話の使用可能な醸造所建設の為の土地を購入しました。 ジョシュは収穫した葡萄を醸造所の一番上まで車で運び、平地の醸造所で行われているポンプでくみ上げたりする方法ではなく、テラスの段差を利用したグラヴィティ・フロー(重力流動ワイン)による醸造所を造り始めました。 1978年から生産量は少ないけれどカリフォルニアにおいては上質なピノ・ノワールを造りはじめました。 さらにジョシュは1982年には隣接している石灰岩がたくさんある300エーカーの土地を購入し、翌年1982年には2エーカーだけ白葡萄品種の“ヴィオニエ”を植えました。 カリフォルニアにおいてヴィオニエという葡萄品種を選択した最初のワインメーカーです。 1984年に4番目のパーセルとなるミルズ・ヴィンヤード12エーカーとジョシュにとっては最初の“シャルドネ”を6エーカー植えたのです。 1989年にはさらに”ヴィオニエ“を3エーカー植樹しました。 創業者ジュシュ・ジェンセン翁 2022年6月11日に永眠。享年78歳 「カレラは私の人生のすべて」 直近で来日した時に 「42年間もワイン造りをして、私も年をとった。カレラは私の人生のすべて。 いい時代を過ごして幸せだった。ソノマ・コーストやサンタ・リタ・ヒルズなどでいいピノ・ノーワルが造られているが、いまだにセントラル・コーストが最もポテンシャルがあると信じているよ」と語っていた。 カレラの顧問を数年間務めた後は、サンフランシスコの娘の近くの海が見える家で暮らし、静かな引退生活を送っていました。 現在のカレラ所有者は、ダックホーン・ワイン・カンパニーです。 M&Aが2017年に締結され、カレラの株式を全て取得 ジョシュには息子1人と娘2人がいますが、ワイナリーを継ぐ気は全くなかったようです。 2019 JENSEN カレラを代表する単一畑 オーガニック栽培で、接ぎ木をしていないまっさらの自根の木は、1984年植樹は30年以上です。 稀に見る極上ピノ・ノワールです。 フレンチオーク(30%新樽)にて18ヶ月熟成 ※商品画像イメージです。 入荷時によりラベル、デザイン、ヴィンテージ、などが実物と異なる場合がございます。 ※別店舗と並行して販売いたしております。 在庫の管理には注意を払っておりますが、別店舗との売り違いにより売り切れの場合がございます。 何卒ご了承の上、ご購入頂きますようお願い申し上げます。
コングスガード ザ フィマサウルス ナパ・ヴァレー[2021]Kongsgaard The Fimasaurus Napa Valley 750ml 赤ワインKONGSGAARD Kongsgaard(コングスガード)は、ナパのみならずカリフォルニアで最高峰のシャルドネ「The Judge(ジャッジ)」を作るワイナリです。オーナーはナパ生まれのJon Kongsgaard。 Newtonで修行したのち、1996年にこのワイナリを設立。並行して、AriettaやLunaにも参加しました(当初はワインメーカー)。ナパでも多くの人から尊敬されているワインメーカーの一人です。 The Judgeは2002年のヴィンテージから作っています。 Wine Advocate誌でのレイティングは2006年が93点なのを除くとすべて97点以上という高評価を付けています。 JudgeはAtlas Peakにある自社畑で、Jonの祖父が採石場として使おうと考えていたほどの岩がちなところ。1エーカー当たりわずか1トンという収量でフレーバーの濃縮したワインができます。 コングスガードでは、二つの自社畑を持つが(クームスヴィルにあるザ・ジャッジ・ヴィンヤードとアトラス・ピークのワイナリー横にある急斜面の畑)、調達した葡萄でも素晴らしいワインを造る。 特にハドソン・ヴィンヤードのオーナー・リー・ハドソンとジョン・コングスガードは、二人が UC Davis時代からの長い付き合いであり、ジョンがニュートンのワインメーカーであった時には、今でこそよく言われる、重量で葡萄を買うのではなく、契約し面積に対してお金を払い低収量の葡萄を得ることを始めたはしりであった。 実際にニュートン時代には 5t/エーカーを 2.5t までに落としたという。 現在も ヴィンテージ毎に綿密な打ち合わせの元、オーダー・メイドで葡萄を買い付けている。 そのやり方はハドソン・ヴィンヤードと他の多くのワインメーカーとの契約にも大きく影響し、現在のハドソン・ヴィンヤードの評価にも繋がっている。 ルイス、アリエッタ、トアー(ロック・シラー)、ベッドロックのモーガン・ピーターソンなどがトップ評価のシラーを造り、ハドソン・ヴィンヤード自身からもシラーをリリースしており、それを造るのはジョン・コングスガードの弟子のクリストファー・ヴァンデンドリーシュである。 ナパ・ヴァレーは冷たいサン・パブロ湾からの霧と冷気の影響を多く受ける南側が涼しく、ヴァレーの奥・北側へ行くほど暖かくなる。 コングスガード ザ フィマサウルス 2021 KONGSGAARD The Fimasaurus クラッシックをこよなく愛すジョン・コングスガードと名ピアニストイェフィム・“フィマ・ブロンフマンとのコラボレーション・ワイン!! このザ・フィマサウルスは選び抜かれたメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンを混醸造し、メルロの持つまろやかさとカベルネが持つエネルギーとが絶妙にブレンドされています。年間生産量50?80ケースと少量です。 ジョン・コングスガードは、若かりし日に目指したクラッシック音楽家としての将来を断念し、ナパ・ヴァレーに5世代続く稼業(土地に根差した農業、造園業、岩切り出し業)を継いでいくことを決断したのが1970年代。 その後も、ジョン・コングスカードのクラッシック音楽への愛着は変わらず、自宅のサロンにはグランド・ピアノがあり、様々な機会に音楽家が集まり、演奏とワインを楽しんでいます。またワイナリーでは必ずクラッシック音楽がかかり、ワインはクラッシック音楽の環境の中で醸造・熟成されているのは有名な話です。 そんな中、グラミー賞を獲得したこともあるロシア出身のピアニスト・Yefim Fima Bronfman(イェフィム・フィマ・ブロンフマン)と懇意になり、彼の「力強さの中に気品溢れる演奏」に感銘したジョン・コングスガードは、ある演奏会の企画の中で、ブロンフマンに「貴方が演奏してくれたら、私はあなたのワインを造ってお返ししましょう。」と言うことになり、このワインが造られました。今でも生産量は非常に少ない限定品です。 ジューシーな黒系果実の風味のある果実味と驚くほど緻密なタンニンがワインに骨格を与え、スパイスやアーモンドの甘く香ばしい風味が漂う滑らかな余韻が続きます。
ブルゴーニュ 高級 高級ワイン 赤ワイン 赤 ワイン ギフト プレゼント フルボディ お中元 お歳暮Domaine Jean TARDY ドメーヌ・ジャン・タルディ ドメーヌ ・カミュゼにアンリ・ジャイエと共に畑をメテイヤージュで任されていた4つの生産者の1つで、それぞれのテロワールの個性とピノ ノワールのフィネスとエレガンスを表現した、ピュアな果実味のワインが持ち味です。フランス国内では数々の星付きレストランで採用されています。 フラジェ=エシェゾー出身のヴィクトール・タルディは1920年からドメーヌ・カミュゼの畑担当として働き、1945年からメテイヤージュ(分益小作)で畑を任されるようになったのが、このドメーヌの始まりです。当時ドメーヌ・カミュゼからメテイヤージュで畑を任されていたのはアンリ・ジャイエを含む4つのドメーヌのみでした。1966年に父の後を継いだジャン・タルディはドメーヌ・メオ=カミュゼからニュイ=サン・ジョルジュ、ヴォーヌ=ロマネやクロ・ヴージョの畑をメテイヤージュで2007年まで任され、その一方で1981年から自社畑を増やしていきました。1997年から醸造の勉強をしながら、息子のギヨームがドメーヌの仕事に参加。2001年からは醸造責任者として働き、2003年からは当主として引継ぎ、ドメーヌを担っています。現在ではコート・ド・ニュイを中心に4.6ha所有。それぞれのテロワールの個性とピノ・ノワールのフィネスとエレガンスを表現した、ピュアな果実味のワインを生み出しています。90%を輸出していますが、フランス国内では星付きレストランで採用されており、『ベタンヌ+ドゥソーヴ』2019年版では2つ星に昇格するなど、評価を高めています。 創業年 1966年。 現当主 ギヨーム・タルディ。 受賞歴 『ベターヌ+ドゥソーヴ』2020年版 2つ星。 所有畑・作付面積 エシェゾー レ・トゥルー 0.3ha / ニュイ=サン・ジョルジュ PC オー・ザルジラ 0.4ha / ニュイ=サン・ジョルジュ バ・ド・コンブ 0.5ha / ヴォーヌ=ロマネ ヴィニュー 0.3ha / シャンボール=ミュジニィ レ・ザテ 0.3ha / ジュヴレー=シャンベルタン シャンペリエ 0.3ha / フィサン ラ・プラス 0.4ha / ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ 1.0ha / ブルゴーニュ パス・トゥ・グラン、コトー・ブルギニョン 1.0ha。 Nuits Saint Georges Au Bas du Combe Vieilles Vignes ニュイ=サン・ジョルジュ オ・バ・デュ・コンブ ヴィエイユ・ヴィーニュ オ・バ・デュ・コンブは、ニュイ=サン・ジョルジュの北端、丘陵部の下部に位置する畑で、一級畑としても評価の高いブードの直下で西端と、ヴォーヌ=ロマネの一級畑ショームと北端で接しています。 コンブCombeという語は、ジュヴレーのコンブ・オ・モワーヌ、シャンボールのコンブ・ドルヴォー、ピュリニィのコンベットと、様々な村で頻繁にみる語ですが、丘陵部の窪地を指しています。 オ・バAu Basというのはそのまま「下部で」という意味になりますので、窪地の下のあたり、というのがこの畑の由来となります。 土地柄としては、ニュイ=サン・ジョルジュの北端で、ヴォーヌ=ロマネに接しているあたりですから、力強くも柔らかさが特徴といわれます。 ※商品画像はイメージです。 入荷時によりラベル、デザイン、ヴィンテージ、などが実物と異なる場合がございます。 ※別店舗と並行して販売いたしております。 在庫の管理には注意を払っておりますが、別店舗との売り違いにより売り切れの場合がございます。 何卒ご了承の上、ご購入頂きますようお願い申し上げます。 ※ブレンド比率や他詳細データ(輸入元提供)などは掲載時点のデータです。 購入時点でのデータと異なる場合もございます。
ラ・ペレ カベルネソーヴィニヨン アルヴィウム・ヴィンヤードセントヘレナ ナパヴァレー[2019] LA PELLE Cabernet Sauvignon Alluvium Vineyard Napa Valley 750ml 赤ワイン「シャベル」は畑作業から醸造作業まで使います。 つまり、第一歩の畑から最終のワインまでをイメージして命名しました。 栽培管理のエキスパートとワインメーカーがオーガニック栽培の古樹で造るコラボレーション・ワインです。 固い絆で結ばれた天才3人のコラボレーションがLA PELLE ラ・ペレです。 メイヤン・コスチスキ氏:イスラエル出身のユダヤ人。兵役後にスクリーミング・イーグル、ダラ・ヴァレで修行をしアトリエ・メルカのワインディレクター。 ピート・リッチモンド氏:北カリフォルニア出身、葡萄栽培会社経営者、シルヴァラード・ファーミング・カンパニーを2001年に設立し小規模プレミアム・ワイナリーの栽培管理(Melka,DANA,Stag's Leapその他多数)などを任される。 ミゲル・ルナ氏:メキシコ出身、チャボ・ゲレロ似のメキシカンです! こだわりの変態葡萄栽培家です。 ダナ、パルメイヤー 、アトリエ・メルカ、アドヴィム等でワイン造りを経験。 2015年からシルヴァラード・ファーミング・カンパニーのパートナーとなりました。 ラ・ペレ は2016年に設立、3人の葡萄栽培との繋がり、ワイン造りの科学への好奇心、ナパヴァレーへの愛を共有しています。 3人が選んだのは、最高のナパヴァレーです。 1981年にナパヴァレーがカリフォルニアで最初のAVAに認定されたことは、専門家が認めています。 ナパヴァレーでワイン造りが始まった初期の頃には、それぞれの畑の土壌や気候条件に最も適したぶどう品種を育てるという概念がほとんどありませんでした。 そのため隣り合う畑ではまるでパッチワークのようにさまざまなぶどう品種が植えられていました。ナパヴァレーの名が広まるにつれ、ワインの造り手たちは世界の名だたる産地のワインとナパヴァレーのワインを区別して違いを打ち出したいと考えるようになり、協力してワインを販売することにしました。 今では土壌とぶどうの樹の関係について理解が進み、ナパヴァレーの多様な土壌、気候、地形条件によってヴァレーの中でも地域ごとに特徴的なワインを造れることがわかっています。 こうした多様性を背景に、ナパヴァレーのワインの造り手とぶどう栽培農家は行政に対し、ナパヴァレーをさらに細かいぶどう栽培地域に区分けして地域別に名前を付けるよう要望しました。 これがアメリカ政府公認葡萄栽培地域、通称 AVA(American Viticultural Areas)です。 実際にはナパヴァレー自体がAVAで、1981年にAVAとして認定されました。 ナパヴァレーはカリフォルニアでは初の、アメリカでは2番目のAVAです。 ナパヴァレーAVAはさらに以下16のAVAに分かれています。 アトラス・ピーク、カリストガ、チャイルス・ヴァレー・ディストリクト、クームスヴィル、ダイアモンド・マウンテン・ディストリクト、ハウエル・マウンテン、ロス・カーネロス、マウント・ヴィーダー、オーク・ノール・ディストリクト・オブ・ナパ・ヴァレー、オークヴィル、ラザフォード、セント・ヘレナ、スプリング・マウンテン・ディストリクト、スタッグス・リープ・ディストリクト、ヨーントヴィル、そしてKENZOエステートのワイルド・ホース・ヴァレーです。 LA PELLEに使う主な畑 セニーザ・ヴィンヤード/クームスヴィルAVA ナパ・ヴァレーの南東、ヴァカ山脈の麓、火山灰を含む川の堆積土壌。サン・パブロ湾から吹き込む朝霧と涼しい午後の風の恩恵を受け、糖度・フェノールもゆっくり成熟。 アルヴィウム・ヴィンヤード/セント・ヘレナAVA 街を挟む南西の角にある著名畑で、ナパ川の石ころを含む沖積土壌で、朝晩の気温の変化が激しく、ボルドー品種の葡萄にとって理想的な生育条件。 厚い果皮から秀逸なタンニンが生成。 レッド・ヘン・ヴィンヤード/オークノールAVA ナパ市のすぐ北、マウント・ヴィーダーの麓に位置。 岩石と砂利が多い沖積土壌は樹勢を押さえ、湾に近く、涼しい風が吹いてくる為、エレガントで繊細な果実味を生み出す。 LA PELLE Cabernet Sauvignon Alluvium Vineyard Napa Valley 2019 Cabernet Sauvignon 100% AVA:セント・ヘレナ 畑:Silverado Farming Companyが管理するアルヴィウム・ヴィンヤード 土壌・気候:セント・ヘレナの街の南西にある著名畑。 ナパ川の石ころを含む沖積土壌(alluvial fans)で土壌名通りの畑名。 保水性にも優れ、朝晩の気温の変化が激しく、ボルドー品種の葡萄にとって理想的な生育条件。 厚い果皮から秀逸なタンニンが生成される。特別な仕立て。 醸造:仏産樽熟成約10か月の時点で最高のロットを選び、更に約10か月樽熟成(合計約20か月熟成・新75%)、約6ヶ月間の瓶熟成後、リリース。 味わい:2019年は理想的とも言える素晴らしいヴィンテージ。 パワフルなセント・ヘレナの特徴が表現されている。深いワインレッド色、はじけるような黒系ベリー、プラム、ベイキング・スパイス(シナモン、ナツメグ)が香り立つ。 熟したタンニンと鉱物的な要素を持ち、リッチでフルボディ。酸もしっかりと存在し全体をまとめている。98Points Jeb Dunnuck.com Mar. 2022
ハンズ オブ タイム レッド ブレンド スタッグス リープ ワイン セラーズ 2018 カリフォルニアワインの黎明期に、その真価を世界に知らしめた元祖スーパーワイン。 スタッグス・リープ・ワイン・セラーズは1972年、スーヴェラン、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーで研鑽を積んだウォレン・ウィニアルスキ氏によって設立されたワイナリー。 設立のきっかけは、ウォレン氏が独立のために畑を探している際に出会ったネイサン・フェイ氏の造ったワインとの出会いでした。 ウォレン氏がそのワインに感銘を受けて、1970年に購入したフェイ・ヴィンヤードに隣接する畑こそが、今や伝説となったS.L.V.なのです。 ファースト・ヴィンテージは1973年。 このヴィンテージのスタッグス・リープ・ワイン・セラーズ・カベルネ・ソーヴィニヨンは、 アカデミー・デュ・ヴァン主催のブラインド・テイスティングにおいて5大シャトーなどの著名なワインをおさえ見事1位を獲得。 「カリフォルニアのワインは、ワインですらない」と言われていた時代にあって、カリフォルニアワインの真価と、銘醸地となりうるのが伝統国だけではないことを世界に知らしめたのでした。 スタッグ・スリープ・ワイン・セラーズは2007年から、ワインスペクテーター誌で2009年ワイン・オブ・ザ・イヤーに輝いたワシントン州のワイナリー、サン・ミッシェル・ワイン・エステーツとイタリアワインを600年に渡り牽引し続ける名門、マルケージ・アンティノリが共同で所有しています。 彼らの技術力が加わり、評価は更に上昇。近年では2013年にはロンドンで行われた ワイン&スピリッツ誌が主催するコンペティションにおいてUSAワイン・プロデューサー・オブ・ザ・イヤーを受賞 するなど、スタッグス・リープ・ワイン・セラーズは今なおアメリカのワインをリードする存在であり続けているのです。 <1976年 パリ・テイスティング> 1976年5月、アメリカ独立200年を記念して、フランス パリのインターコンチネンタルホテルで行われました。 この試飲会のテーマはカリフォルニアワインVSフランスワイン。 審査員となったのは、レヴュー・デュ・ヴァン・ド・フランス誌の編集長、ボルドー・グラン・クリュ協会事務局長、三ツ星レストランであるラ・トゥール・ダルジャンのシェフ・ソムリエ、そして73年から三ツ星に輝き、上昇レストランとして君臨したタイユヴァンの支配人、ジャンクロードブリナ氏というフランスワイン業界の重鎮が審査員。 フランス人のみの9名の説得力のある審査員がズラリ。 ブドウ品種を揃え赤はカベルネ・ソーヴィニヨン、白はシャルドネで執り行われたテイスティング。 結果は、格付けシャトーやルフレーヴ、ルーロー、ドルーアンなどのフランスのトップ生産者を押しのけ、無名のカリフォルニアワイン(シャトーモンテレーナとスタッグスリープ)が圧勝。 この結果は「パリスの審判(*)」と題され、世界を震撼させました。 当時、「ワインですらない」とさえ言われたカリフォルニアワインが起こした、このセンセーショナルな事件は、スタッグス・リープ・ワイン・セラーズをプレミアムワインの仲間入りさせただけでなく、世界中のワイン生産者が国の垣根を越え切磋琢磨する機会を与え、ワイン産業をよりグローバルなものに変化させました。 *パリスの審判:イリオス王プリアモスの息子パリスがヘラ、アプロディテ、アテナの三美神のうち誰が最も美しいかを選ばされるギリシア神話。これが発端となりトロイ戦争が勃発した。 昼夜の気温差が大きい気候と火山性土壌が生んだ特異なテローワル、スタッグス・リープ・ディストリクト。 スタッグス・リープ・ワイン・セラーズの畑が位置するのは、 カリフォルニアで初めにAVAに認定されたナパ南東部のAVAスタッグス・リープ・ディストリクト です。ネイサン氏はこの地がAVAに認定される以前からその独創的なテロワールに注目し、1961年に初めてカベルネ・ソーヴィニヨンを植樹。ナパにおいても優良なカベルネ・ソーヴィニヨンが育つことを証明しました。 ヴァカ山脈の麓に位置するスタッグス・リープ・ディストリクトは、 日中は温暖な一方で朝と昼下がりは海からの涼風が吹き込む、昼夜の気温差が大きい地域。 周辺のAVAであるヨーンヴィル、オークヴィルよりも収穫時期が2週間ほど遅いことによって、芯はありながらも質感の滑らかなストラクチャーを持つブドウが生まれます。 また、土壌は火山性の小石の混ざった痩せたローム土。 ヒルサイドほど岩が多く、表土の1mほど下には硬い粘土質の岩盤で構成されています。 これらの複雑な土壌が凝縮感のあるブドウを育み、土壌の滋味を蓄えた複雑味のあるワインを生み出すのです。 スタッグス・リープ・ワイン・セラーズのワインメイキングの哲学は 「 バランス、複雑性、そしてハーモニーを備えたワイン 」です。 畑の管理を行っている栽培責任者のカーク・グレイス氏は、 自然の力を応用した病害虫対策 における第一人者です。 畑を区画毎に管理し、畝間にその土地に最適な草を植えることで土壌の改善や益虫を集め、さらには小まめなキャノピーマネジメントにより風通しを良くし、畑の健全化を図っています。 2013年から醸造を任されているのは、ワシントン州最高の赤ワインとして名高いコル・ソラーレの醸造責任者のマーカス・ノタロ氏。 重力に沿って醸造過程が進むグラヴィティシステムを採用し、発酵時に出るブドウの搾りかすを取り除くなど、果汁に出来る限りストレスをかけない造りを心がけることで、ピュアな果実味と香りを最大限保持したワインを造り上げます。 ハンズ オブ タイム レッド ブレンド スタッグス リープ ワイン セラーズ 「パリスの審判」以降ワインメーカー達に引き継がれたスタッグスの伝統と技法を表現する「手印」。しっかりした構成力があり、フルボディながら柔らかなタンニンが長い余韻へと導きます。 熟したベリー系の香りに、ブラックベリーやプラムなどの黒系果実とドライハーブのニュアンス。しっかりとした構成力がありフルボディながら、柔らかなタンニンが長い余韻へと導きます。 カベルネ ソーヴィニヨン / メルロ ※商品画像はイメージです。 入荷時によりラベル、デザイン、ヴィンテージ、などが実物と異なる場合がございます。 ※別店舗と並行して販売いたしております。 在庫の管理には注意を払っておりますが、別店舗との売り違いにより売り切れの場合がございます。 何卒ご了承の上、ご購入頂きますようお願い申し上げます。 ※ブレンド比率や他詳細データなどは掲載時点のデータです。 購入時点でのデータと異なる場合もございます。
フランス 右岸 ボルドー カベルネ ソーヴィニヨン メルロ カベルネ フラン 赤ワイン ワイン プレゼント ギフト 高級 フルボディCH.FIGEAC フィジャック シュヴァル・ブランと共にサン・テミリオン地区を代表するシャトーの1つ。 実は、現在シュヴァル・ブランの畑となっている土地は、かつてはフィジャックの畑だったという、この地区における最古の歴史と優れたテロワールを有しています。力強さと心地よさを合わせ持ち、比較的若いうちからもお愉しみいただけるワインです。 メドック地区格付け第ニ級クラスのワインに匹敵すると称えられるシャトー・フィジャック。2022年9月の格付け更新時には、サン・テミリオン第一特別級Aに昇格しました。 フィジャックは、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランの2つの品種で60%近い比率を占めるユニークなブレンド比率で力強さと心地よさを兼備しています。 メドック地区格付け第ニ級クラスのワインに匹敵すると称えられるシャトー・フィジャック。 2022年9月の格付け更新時には、サン・テミリオン第一特別級Aに昇格しました。 サン・テミリオンの格付けとこれまでの歴史 サン・テミリオンの格付けは、1954年、国の公的機関であるI'INAO(L'Institut National des Appellations d'Origine)によって制定されました。 これは、1855年のパリ万国博覧会を機に制定されたにメドック(およびグラーブ)の格付け発表から約100年後のことです。 サン・テミリオンの格付けは第一特別級のプルミエ・グラン・クリュ・クラッセと特別級のグランクリュ・クラッセからなりますが、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセは上級の「A」と下級の「B」に分かれるため、実際には3階級となります。 有名な五大シャトーを有するメドックの格付けが150年以上たった今でも一部の例外を除いてほとんど変更がないのに対して、サン・テミリオンの格付けは10年ごとに見直しが行われます。 これまでに1969年、1986年、1996年、2006年、2012年の6回にわたって改訂されました。 サン・テミリオンの格付けの審査は、官能検査が重視され、審査員はワイン仲買人、ワイン商、法律家、ワイン醸造学者などの第三者で構成されています。 当時の取引価格で評価されたメドックの格付けと異なり、公平性及び客観性が評価されており、定期的に見直しされることから、サン・テミリオンの格付けは他のボルドーの格付けに比べて非常に信憑性が高いと言えるでしょう。 しかしながら、格付けを見直すということは、昇格するシャトーもあれば降格するシャトーもあるということです。 格付けはそれぞれのシャトーのワインの価格や地価、ブランド性に大きく影響を及ぼします。 そのため、2006年の見直しでは、降格した13のシャトーのうち八つのシャトーがその公平性を巡って不服を申し立て、訴訟となりました。 結果、2006年の格付けは取り消しとなり、1996年の格付けの効力を2011年まで延長するという暫定措置が取られました。 2012年の格付けでは、シャトー・オーゾンヌとシャトー・シュヴァル・ブランの2シャトーのみが長きに渡って君臨してきたプルミエ・グラン・クリュ・クラッセAに、新たにシャトー・アンジェリュスとシャトー・パヴィが加わりました。 また、小さなガレージワイナリーから急成長しシンデレラワインという呼び名を持つシャトー・ヴァランドローや、シャトー・ラ・ガフリエールなど四つのシャトーがプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBに昇格しました。 2022年に新たに制定された格付けに驚愕 発表された新たなサン・テミリオン格付けにおけるこれまでとの大きな変更点は、シャトー・フィジャックがプルミエ・グラン・クリュ・クラッセ「B」から「A」に昇格したことです。 シャトー・フィジャックは、サン・テミリオン地区最古のシャトーの一つで、その歴史は2世紀頃まで遡ることができます。 所有者は長い歴史の中で何度も変わりますが、18世紀頃のシャトー・フィジャックの所有地は200haもあったとされています。 その後は分割を繰り返し、現在の所有地は40ha。1832年に売却された区画は現在のシャトー・シュヴァル・ブランとなっています。 シャトー・フィジャックは、シャトー・シュヴァル・ブランと共に、サン・テミリオンの他のシャトーとは離れたポムロールに近い場所に位置しています。 この辺りはメドック地区のような鉄分が豊かな砂利の多い土壌で、メルロの栽培比率が高いサン・テミリオンでは珍しくカベルネ・ソーヴィニョンとカベルネ・フランの比率がそれぞれ35%と高く、メルロは30%程度となっています。 よって、シャトー・フィジャックは非常に濃い色調で力強い味わいながら、口当たりは柔らかくエレガントなスタイルとなっています。 サン・テミリオンのワインらしく若くから楽しむこともできますが、長期熟成を経てこそ真価を発揮する、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ「A」にふさわしいワインと言えるでしょう。 今回の格付け見直しでは、2021年夏の申請時に、1955年から頂点に立ち続けてきたプルミエ・グラン・クリュ・クラッセ「A」のシャトー・オーゾンヌとシャトー・シュヴァル・ブランの2シャトーが、審査基準を理由に格付けに参加しないことを表明しました。 ジェームスボンドも飲んでいる、シャトー・アンジェリュスが有罪 アンジェリュスは、経営者が地位を利用して特定のシャトーに利益をもたらしたとして、ボルドーの地方裁判所で6万ユーロの罰金の有罪判決を受け、格付けから撤退しました。 よって、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ「A」には、2012年に昇格したシャトー・パヴィだけが残る事態となりました。 そして、2022 年 6 月にはプルミエ・グラン・クリュ・クラッセ「B」に認定されていたシャトー・ラ・ガフリエールも、官能検査に対する懸念を理由に格付けから辞退しました。 格付けは高い評価を得たシャトーだけでなく、産地そのものの発展に寄与していることに疑いはありません。 しかし、官能検査にはじまり、テロワール、栽培・醸造、価格に名声まで、格付けを公平に、正確に定めるのがいかに困難かということが、今回複数のシャトーが格付けから辞退したことからも伺うことができます。 2022年の格付け見直しの結果、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセのカテゴリーではシャトー・カノンやシャトー・トロロン・モンドなど、噂されていたシャトーの「B」ランクから「A」ランクへの昇格は見送られ、シャトー・フィジャックの昇格だけが唯一の変更となりました。 2022年のプルミエ・グラン・クリュ・クラッセに格付けされたシャトー 【プルミエ・グラン・クリュ・クラッセA】 ・シャトー・フィジャック ・シャトー・パヴィ 【プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ B】 ・シャトー・ボーセジュール・ベコ ・シャトー・ボーセジュール・デュフォー・ラガロース ・シャトー・ベレール・モナンジュ ・シャトー・カノン ・シャトー・カノン・ラ・ガフリエール ・シャトー・ラルシ・デュカス ・シャトー・パヴィ・マカン ・シャトー・トロロン・モンド ・シャトー・ヴァランドロー ・クロ・フルテ ・シャトー・ラ・モンドット ・シャトー・トロットヴィエイユ シャトーフィジャックのブドウは全て手摘みで収穫。 フィジャックは、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランの2つの品種で60%近い比率を占めるユニークなブレンド比率で力強さと心地よさを兼備しています。 果実を傷つけないよう、容量の小さいカジェットに入れて運びます。 選果台にて選果を行い、除梗後に2度目の選果を行うことで傷のない果実のみを選定。 フレンチオークで15?17℃で4日間程低温マセラシオン(醸し)を行い、約30℃で3週間アルコール発酵します。 その後、新樽でマロラクティック発酵を行い、18ヵ月熟成。異なる樽で仕立てたワインをブレンドすることで品質を均一化しています。 こうして造られるワインは、非常に濃い色調で力強い味わいながら、気品に満ちたスタイル。 口当たりが柔らかく、若くして愉しむこともできますが、熟成を待ち、真価が発揮されてからコルクを抜いていただくことをおすすめいたします。 ユニークなブレンド比率と力強さが魅力のシャトー シャトー・フィジャックは、シャトー・シュヴァル・ブランとともにサン・テミリオン地区を代表するシャトーの一つ。 というわけで、何度も書いていますが 2022年9月の格付け更新時に、サン・テミリオン第一特別級Aに昇格。 ガロ・ローマンの時代にフィジャキュスが別荘を建て、自分の名をつけたと言われる、2世紀にまで遡る長い歴史を誇ります。 驚くことに、現在シュヴァル・ブランの畑となっている土地も、かつてはフィジャックの畑だったという、素晴らしいテロワールを備えたこの地区における最古のシャトーの一つです。 サン・テミリオン村から遠く離れたポムロルとの境いに、一時は200haの広大な面積を所有していましたが、土地の分割を行い、現在の畑面積は約40ha。 シャトー・シュヴァル・ブランと同様の、鉄分豊かな砂利を備えた土壌のため、右岸地区では珍しく、メルローよりカベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンを多く栽培しています。 Chateau Figeac サンテミリオンの中ではカベルネ種が多く、メドックに近いタイプですが、熟成はより速やかです。カベルネの構成比が高いことから、サンテミリオンの中のメドックとも言われるシャトー。 礫質土壌の丘の上に位置しており、サン・テミリオンにありながらカベルネの割合が多いのが特徴です。新樽100%で15-18ヶ月熟成を行います。 カベルネ ソーヴィニヨンがアロマ、そして熟成と共に構成力を、カベルネ フランがタンニンの中にフレッシュさを、メルロが丸みと果実味をもたらし、3つの品種の特長が一体となっています。 パーカー・ポイント 93点。 ※商品画像はイメージです。 入荷時によりラベル、デザイン、ヴィンテージ、などが実物と異なる場合がございます。 ※別店舗と並行して販売いたしております。 在庫の管理には注意を払っておりますが、別店舗との売り違いにより売り切れの場合がございます。 何卒ご了承の上、ご購入頂きますようお願い申し上げます。 ※ブレンド比率や他詳細データ(輸入元提供)などは掲載時点のデータです。 購入時点でのデータと異なる場合もございます。
フランス ボルドー メドック ポイヤック 格付けシャトー グレートヴィンテージ カベルネソーヴィニョン メルロー 赤ワイン ワイン プレゼント ギフト フルボディ セカンドワイン 格付け5級シャトー・オー・バージュ・リベラル CH.HAUT BAGES LIBERAL ラトゥールなどに隣接した絶好の立地の畑を所有し、近年大きな成長を遂げるシャトー。ボルドーファンを魅了する、エレガントかつ力強い味わい。 オー・バージュ・リベラルは、18世紀から続く歴史あるシャトー。 所有する畑はポイヤックの南、バージュの丘に位置し、メインの区画は、なんとシャトー・ラトゥールの畑に隣接。他の区画もシャトー・ピション・ラランドの隣やシャトー・グラン・ピュイ・ラコストの近くと、非常に立地条件に恵まれています。 1960年にシャトー・ポンテ・カネを所有していたクルーズ家に買い取られ、畑のブドウを全て植え替え、大々的な設備投資を行いました。 1975年以降、品質の高さをうかがわせる成功作を次々と生み出し、1983年にシャトー・シャス・スプリーンなどを経営しているヴィラー家に売却。 ヴィラー家が行った革新的な設備改造や、クルーズ家が植え替えたブドウの樹が円熟のときを迎え、より品質が向上したことで近年評価が上がってきています。 フランス ボルドー ポイヤック村 世界のワイン価格動向を左右する土地 出来の良いカベルネ・ソーヴィニヨンを生み出す随一の銘醸地なのだ。 ポイヤックは、ジロンド河沿いから内陸まで競い合うようにシャトーがひしめく村です。 5大シャトーのラフィットロスチャイルド、ムートンロスチャイルド、ラトゥールの3つが存在し、他にも格付けシャトー数が多く存在します。 アペラシオン全体に存在する大きな砂利が水はけをよくし熱を蓄えるため、ブドウの果実がしっかりと成熟。 そのため出来の良いカベルネ・ソーヴィニヨンが育つのです。 出来上がるワインは、清涼感のある杉の木のヒントにスミレの香り、そして濃密なボディの気品ある味わいとなります。 ポイヤック村の母なるジロンド川は、ワイン以外でも有名な伝統と文化があります。 ジロンド川に沿って、カフェのテラスから、ヨットハーバーや河口の美しい情景を楽しめます。 この港町の背後の、ひとつづきの砂利の丸い頂きに世界の頂点に立つ葡萄畑が集中しているのです。 テラスで食べる地元の生牡蠣、ムール貝、エビなどは最高です。 そして、ポイヤックの子羊が世界中の美食家に有名です。 北海道の仔羊が旨いか、ポイヤックが旨いか!など食べ比べなども日本のレストランで行われます。 ポイヤックでは、先祖代々伝わる伝統的な飼育方法が引き継がれています。 18世紀にピレネー東部の羊飼いたちがメドックのブドウ畑の方で冬を越そうと上って来たときに、ブドウ畑に彼らの羊を放したのが、ポイヤックの子羊の始まりです。 SDGs?羊たちに自然を支えられている? 今日でもなお、羊の群れはメドックのブドウ畑に放牧されています。 春が訪れると、羊は一生懸命草を食べ、ヴィンヤードの土壌を豊かにします。 羊を使えば時間とお金を節約できるだけでなく、ワイン生産が環境に与える負荷も軽減されるのです。 また夏の初めには、ぶどうの若葉を食べてくれるので、太陽の光と空気がブドウの木全体に行き渡りやすくなり、カビやうどん粉病を防ぐと当時に、ぶどうの実の均一な成熟を助けることで豊かな味わいも生まれます。 こうした「実利」のほかにも、羊の存在はワイナリーで働く人や訪れる人に純粋な喜びを与えてくれるという効用もあります。 1985年にメドックの母乳で育てた子牛は、「ポヤックの子羊」という名前で世界市場に打ち出されました。 La Chapelle de Haut Bages Liberal ラトゥールと隣り合う絶好のロケーション。 樹齢15年以下の若い樹齢のブドウを用い、グランヴァンで培った経験とノウハウを生かして造られるメドック格付け5級シャトーのセカンドワインです。 16年のボルドーは2009年の果実味と2010年の酸味を兼備した新時代のグレートヴィンテージと言われており、ファースト・ラベルはJames Suckling 95点を獲得。 濃厚で複雑な香り、ブラックカラント、シダー、タバコのニュアンスがあります。口当たりはしっかりとしており、黒果実が引き立っています。 ※商品画像はイメージです。 入荷時によりラベル、デザイン、ヴィンテージ、などが実物と異なる場合がございます。 ※別店舗と並行して販売いたしております。 在庫の管理には注意を払っておりますが、別店舗との売り違いにより売り切れの場合がございます。 何卒ご了承の上、ご購入頂きますようお願い申し上げます。 ※ブレンド比率や他詳細データなどは掲載時点のデータです。 購入時点でのデータと異なる場合もございます。
ピエール・ボワッソン モンテリー [2018] Monthelie Pierre Boisson Roge 750ml Bourgogne ブルゴーニュ 赤ウィンコシュ・デュリの影響を受ける注目の若手生産者 ムルソーで現在最も注目を集める若手生産者は誰か。 その問いかけに対し、ブルゴーニュの事情通の間で真っ先に名が挙がるのがピエール・ボワッソンである。 1954年に設立されたドメーヌの3代目となる彼は、一生涯の師となる父親のベルナールに加え、ムルソーを代表する偉大なドメーヌ、コシュ・デュリに大きな影響を受けている。 事実、ピエールのスタイルはしばしばコシュ・デュリと比較される。 緊張感あるワインを好む彼は、コシュ・デュリと同じく還元的なワイン造りを行っている。 コシュ・デュリを還元的なワイン造りのトップ生産者に挙げるジャンシス・ロビンソンは、ピエール・ボワッソンをそれに倣う最も成功した造り手の一人として取り上げる。 また、ピエールはコシュ・デュリのラファエル・コシュと非常に親しく、彼らはドメーヌのフィロソフィや栽培、醸造について意見交換をするだけではなく、畑で使う支柱などを保管する倉庫も共同管理する間柄だ。 11haの所有畑はムルソーを中心に周辺のポマール、ボーヌ、モンテリーに広がる。 「ブドウに手を加えなければ加えないほど、ワインはよくなる」という信念を持つピエールは、畑仕事を何より重要視している。 常に畑に出ているため、日中彼をドメーヌで見かけることは非常に稀だ。 ビオかどうかよりも、畑を健全に保つことを優先し、殺虫剤、除草剤、化学肥料などの化学薬品は用いない。 収量制限を行い、酸度を保持するため収穫は早い。 ムルソーで最も早く収穫する造り手の一人である。 3つのラベルでリリースは、税金対策(生前贈与を慣行) 醸造面では先述したとおり、酸化を徹底的に避けるのが特徴である。 白ワインは通常より熟成期間が長く、18-22ヶ月。 バトナージュはごく軽く行われ、澱引きの際には極力ワインを酸素に触れさせないよう樽内に窒素を充填しつつ作業するという特殊な方法を採用している。 こうすることで、各畑の特徴をフレッシュでピュアに引き出すことができ、熟成のポテンシャルも備わる。 新樽率は年々下げており、ここ10年では平均15-30%、すべて自然酵母にてバリックで発酵される。 赤ワインは100%除硬後、開放型の発酵槽で醸造される。 もうひとつ、このドメーヌで特徴的なのは、ワインを3つのラベルでリリースしていることだ。 ピエール・ボワッソン本人の名義の他、父親名義のボワッソン・ヴァド、妹名義のアンヌ・ボワッソンがある。 これは地価の高騰が著しい昨今のブルゴーニュにおいて、高額な相続税のために畑を手放すことがないように、との先代の配慮から、少しずつ畑を生前贈与しているためである。 既に先代の頃からブルゴーニュ評論の権威クライヴ・コーツから「信頼できるドメーヌ」との評価を得ているが、ピエールに代替わりした現在では、ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランスのブルゴーニュの偉大なドメーヌ特集にて頭角を現す生産者として取り上げられ、「洗練された緊張感のあるワイン」、「最高にお買い得」、と絶賛されている。 世界的にも大きな関心が寄せられる一方、生産量が少ないため数年先まで新規取引の可能性は皆無とされる入手困難な造り手である。 Monthelie モンテリー 2018 3つの区画、うち2つは丘の斜面にある区画をブレンド。 ラズベリーやカシスの黒系果実のニュアンスに、シナモンのスパイスが香る。 甘やかで凝縮感のある果実味にハリのある酸、後半はエレガントな余韻へと続く。
ジャン・リュック&エリック・ビュルゲ ジュヴレ・シャンベルタン サンフォニ化学肥料に頼らず テロワールの個性を忠実に守るワイン造り Domaine Alain Burguet - ドメーヌ アラン ビュルゲ 1974年、先代のアラン・ビュルゲ氏が1974年に設立したドメーヌ。当時はわずか2.1haの小さなドメーヌとしてスタート。2011年にジャン・リュックが正式にドメーヌを引き継ぎ、現在の当主は息子エリック&ジャン・リュックとなっている。91年に逝去した祖父の遺産となる畑など、設立より除々に畑を買い足し、現在は7haを所有。 先代アランの頃より有機栽培に力を入れ、この村における有機栽培のパイオニア的な存在。 認証取得はまだ行われていないが、1977年からリュット・レゾネ、2012年からビオロジック、2013年からビオディナミへ転換した。 その「自然との共存」と言うコンセプトは醸造の過程においても変わらない。限りなく自然に任せる事をモットーとし、最低限の人的介入のみを行っている。 2010年ヴィンテージからキュベを4種類に絞り込んだ。 また、少量であるがネゴシアンものとしてシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、ヴォーヌロマネ等の生産もしている。 少量、小粒ながら非常に優れた畑をいくつか所有しており、芳醇でみずみずしく、力強い個性の際立つワインが生み出すことで知られています。 果実は非常に小さく凝縮しており、そこから深みのある、それぞれの畑のテロワールの個性が表れたワインが生まれます。 ジュヴレ・シャンベルタン Gevrey Chambertin ジュヴレ・シャンベルタンは、「ブルゴーニュの王」「王者のワイン」と呼ばれ、ナポレオンが愛した銘醸畑「シャンベルタン(特級畑)」があることでも有名です。 世界的に有名な畑がずらりと並ぶ「グラン・クリュ街道」の一番北にあり、ブルゴーニュ地方で最多の9つの特級畑を擁するアペラシオン。 ピノ・ノワール種から造られる赤ワインは、しっかりとしたタンニンと果実の凝縮感を感じながらも、きちんと酸味とミネラル感のメリハリがある、気品を持ち、ブルゴーニュ随一の鮮烈で堅牢なワインを生みます。 Gevrey Chambertin Symphonie Jean-Luc & Eric Burguet (Domaine Alain Burguet) ドメーヌが所有する20区画のより若い樹齢をアッサンブラージュ(従来のTraditionに加え、Justice、Billardもアッサンブラージュ)。 樹齢:40年 醸造:畑で選果しながら収穫し、選果台で二度目の選果、除梗後に三度目の選果を実施。18ヶ月に及ぶ長い熟成。
サン トーバン コンパンディウム ブラン [2021] ジョゼフ コラン Joseph Colin Saint-Aubin Compendium Blancマルク・コランの次男が独立、経験と知識を生かしたワイン造り マルク・コランの次男、ジョゼフが独立しスタートさせたドメーヌ。 母ミシェルの実家はサン・トーバンの作り手、父マルクの実家はシャサーニュ・モンラッシェの作り手というワイナリー一家で、19歳だった1993年から仕事を始める。 長男ピエール・イヴは1996年からドメーヌに参加し、三男のダミアンは1999年、そして長女カロリーヌは2005年から参加と、兄妹揃ってワイン造りをすることとなる。 長男ピエール・イヴは2005年に独立。現在では高い人気を誇るドメーヌとなっている。 そしてジョゼフも2017年、独立しドメーヌ・ジョゼフ・コランを立ち上げる。 ドメーヌ・ジョゼフ・コランでは主に実家から受け継いだ6.5ヘクタールの畑で仕事をし、サン・トーバン、シャサーニュ、ピュリニーのヴィラージュ、1級、特級を合わせた19のアペラシオンのワインを造っている。 ビオディナミを意識し、畑には除草剤や化学肥料は使用しない。 シャトニエールとサンティエ・デュ・クルーの急斜面の畑は土壌の浸食を避けるため、手作業で草刈りをする。 ブドウの病気対策もビオを尊重し行っている。 収穫は完全に手摘みで、それぞれの畑のブドウが理想的な果熟とバランスになるタイミングまで、3週間かかることもある。 赤ワインは75%除梗。 圧搾はなし。発酵は土着酵母によって行われるため、キュヴェゾンの間(約20日)、手をかけるのは最小限。 ワインは重力を利用して樽に移す。新樽率は15?20%。 樽熟成は12か月間。月齢カレンダーのフルーツの日と満月の日に重力を利用して澱引きを行う。ワインは2か月休ませ瓶詰め。濾過はしない。 白ワインは、収穫後全てプレスにかける。デブルバージュ、低温浸漬などせず、土着酵母の発酵が始まったらすぐに樽に移す。樽熟成は12か月間。 バトナージュはしない。 ウイヤージュと樽の清浄を2週間に1回行う。 12か月後、新月とフルーツの日、花の日を選びワインを澱引きする。 澱引きのあと清澄し、2か月タンクで休ませてから瓶詰め。濾過はしない。 ジョゼフのワインははっきりとした果実味の中に酸とミネラルのコントラストが感じられるのが特徴。 25年以上にも渡る経験と知識が反映されている。 Joseph Colin Saint-Aubin Compendium 2021 ジョゼフ・コラン Compendiumとはフランス語で「要略」の意味です。 すなわち、サン・トーバンにある6つの区画のブドウを用いて醸造し、サン・トーバン村の個性を表現したスタンダードなアイテムです。 化学的な施肥や除草剤を排除して、全て手作業による収穫で間引きしています。 存在感のある果実味とミネラリーな余韻が特徴の1本です。 ブルゴーニュの2021年は、ブドウの収量が減少したもののワインはエレガントな仕上がりになったことが特徴です。 4月に夜間の気温が大幅に下がり、ブルゴーニュ全域で深刻な霜害が発生。また生育期間である春から夏にかけて湿度が高まり、病害に悩まされる生産者もいました。 ただ生き残ったブドウには2020年と比べてジュースがしっかりと蓄えられており、酸味も高い傾向だったことから、ワインは果実味と酸味のバランスに優れた出来栄えとなったのです。 赤ワインにおいては、低収量になり凝縮感を湛えた果実が実ったことで、しなやかで肉厚、瑞々しいアロマを備えたスタイルに。 一方白ワインについては、ピュアな果実味と共に力強い酸味を備えたスタイルに仕上がりました。 熟した柑橘系の果物、白い花、そしてほのかなミネラル感の魅惑的なノート。 流石、マルク・コランの息子さんですね。
ラ・ダーム・ド・モンローズ [2018] La Dame de Montrose Ch. Montrose 2nd St Estephe 750ml サンテステフ 高級 セカンドワイン 赤ワイン ギフト プレゼント フルボディCH.MONTROSE GRAND CRU シャトー・モンローズは、「サン・テステフのラトゥール」と称されるメドック格付け第2級シャトー。 メドック最高峰の立地が生む、力強く長期熟成に向く重厚なスタイルでコスデストゥネルと人気を2分する硬派なシャトーです。 シャトー・モンローズの畑は95haに渡り、全ての畑が1区画にまとまっています。 ボルドーでは一般的に複数の場所に畑を持つため1区画は珍しく、これによりテロワールを十分に反映したブドウを収穫することができ、ワインに複雑味を与えます。 複雑な土壌を科学的に解明するモンローズ 畑はジロンド川の近くに位置し、土壌は上部が砂質で、下部は粘土質の構成。 川に向かって傾斜しているため、粘土質が含まれているにも関わらず水はけが良く、また川に近い場所に位置することによって温度が適温になりやすいので凝縮感のあるブドウが結実します。 収穫は全て手摘み。 選果は収穫時と醸造前に二度行われます。 発酵は徹底した温度管理をしながらステンレスタンクで最大25日間実施。 発酵後は新樽比率60%のオーク樽で18ヵ月間熟成し、清澄と濾過を経て瓶詰めします。 果実由来の濃密な風味とタンニン、木樽由来のスパイシーなニュアンスが合わさった力強い味わいに仕上がります。 発酵槽は様々な容器で検証し、10年先を見据えている 負荷軽減のため、アシストベストを着用。いわゆるモビルスーツです。畑作業もこちらを着用。 自然と人に優しい持続可能な働き方を勧めています。 サン・テステフのテロワールを見事に表現する、スーパーセカンド。 同じ村のコス・デストゥルネルと常にライバルの関係にいるのが、このシャトー・モンローズです。 モンローズはメドックで最も地の利に恵まれたシャトーのひとつ。 凝縮感たっぷりで濃密、非常にタンニックなワインが特徴。 鉄仮面のようなハードなカバーの中に様々な要素が閉じ込められ、一見して近づき難く、難解でもありますが、ゆっくりゆっくりと開かせていくと、花開くようなエレガントで奥ゆかしさのある圧倒的な魅力の虜になります。 この辺りが「通好みのワイン」と呼ばれる由縁でしょう。 そのようなシャトー・モンローズのワインですが、1970年代後半から1980年代前半の間に関してはそのスタイルを明らかに軽くした時期がありました。 しかし、シャトー・モンローズのファンはこの「新酒」のスタイルを否定。 そこで1986年以降、モンローズは、より力強く筋肉質なスタイルに逆戻りしました。 その中でも特にパワフルな造りにこだわったのは1953年から1971年までと、1989年から現在まで。この期間に造られたものは、メドックの中でも最上のワインに数えられます。 最近モンローズではオーナーの交代劇があり、ペトリュスを手掛けたクリスチャン・ムエックス氏も一部を保有。 ワイン造りはシャトー・オー・ブリオンを引退した、ジャン・ベルナール・デルマス氏がチームを率いるようになりました。これはまさしく、今後の一級昇格をも視野に入れた最強の布陣。 今も尚、成長、そして革新し続けるスーパーセカンドと言えるでしょう。 最高の立地とされる、ジロンド河のすぐ側に位置するシャトーの1つです。 濃厚で力強い味わいの長期熟成型のワインが造られます。 ヴィンテージに左右されない安定感と重厚な造りで愛好家を魅了し続け、ロバート・パーカー氏をもってして「サンテステフ最高のスーパーセカンド」と言わしめる、貫禄あるスタイルが人気のシャトーです。 微生物学と土壌管理の博士たちがモンローズにかかわっています。 左から、畑管理のエルヴェ・ブラン氏、分析官リディア・クロード氏、そして孤高の天才博士のエマニュエル・ブルギニョン氏です。 エマニュエル・ブルギニョン氏は世界の土壌専門家で土壌微生物分析研究所 (LAMS) で素晴らしい成績を修めノーベル賞にも近いと言われている神です。 La Dame de Montrose ラ・ダーム・ド・モンローズ ラ・ダーム・ド・モンローズは、そんなシャトー・モンローズが誇るセカンドワインで、世界中で高い評価を得ています。 ファーストラベルと同じ畑で栽培されたブドウを使用し、同じ醸造法で仕込まれます。 新樽比率30%で12ヵ月間熟成。 またメルロー比率がファーストラベルより高いのが特徴で、生産量もファーストの約半分という稀少なワインです。しなやかさとタイトな骨格を兼ね備えた力強い口当たりの後、やわらかなタンニンが口中に拡がるのが特徴です。 La Dame de Montrose 2018 ラ・ダーム・ド・モンローズ 2018年のボルドー地方は、異例ずくめのヴィンテージでした。春の長雨により一部のシャトーではべと病が広がった一方で、夏から収穫期にかけては温暖な気候と好天に恵まれ、ブドウは凝縮度を高めました。 決して容易ではない気候でしたが、最新鋭の技術と人が集結したボルドーならでの人智と、恵まれたテロワールが掛け合わされた結果、2018年は多くのシャトーにとって品質の優れたグレートヴィンテージとなりました。 外観はやや紫がかったルビーの色調。グラスに注ぐと、ラズベリーやブラックベリーなど果実のアロマと、スミレや牡丹の花の香り、タバコなど様々なニュアンスが入り混じります。 口に含むと、絹のような滑らかな口当たりと共に、瑞々しいカシスを連想させる豊かな果実味が広がる印象。酸味が美しく流れた後に甘美な余韻へと誘います。 余韻にはダークチェリーやミント、クローヴなどの風味。他のサン・テステフのワインと比べると、エレガントで力強いワインです。少し熟成させるだけで香りの良さはさらに深まるでしょう。 格付け2級クラスのファースト並みの高評価! 94points James Suckling Very pretty blackcurrants and blueberries with floral undertones, following through to a full body with layers of ripe, polished tannins and a rich, flavorful finish. Needs time to come around and show itself. Try after 2025. 94points Wine Enthusiast The second wine of Chateau Montrose is a major star in its own right. With dense tannins and concentrated black fruits, it has power and richness. The wine’s potential, impressive for a second wine, is very evident in the structure. Drink from 2026. 92points Robert Parker's Wine Advocate The 2018 La Dame de Montrose is a blend of 52% Merlot, 39% Cabernet Sauvignon, 5% Petit Verdot and 4% Cabernet Franc. Deep garnet-purple in color, it springs from the glass with vivacious notions of redcurrant jelly, mulberries, juicy blackberries and stewed plums, giving way to suggestions of underbrush, wild sage and fertile loam. Medium to full-bodied, the palate is laden with bright, expressive black and red berry layers, supported by plush tannin's and tons of freshness, finishing long with a spicy kick.