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Information 品名 アムゼル ゲヴュルツトラミネール マルク テンペ ワイン名(原語) Gewurztraminer Amzelle Marc Tempe タイプ 白ワイン・やや辛口 内容量 750ml 産地 フランス・アルザス 品種 ゲヴュルツトラミネール 商品説明 粘土泥灰土壌で育つ少収量のゲヴュルツトラミネールをやさしくプ レス後、37hl のフードルで 23 ヶ月発酵・熟成し瓶詰めしました。しっ かりとした黄金色の外観、金木犀や黄金飴、キャラメリゼしたアロ マ、しっかりとしたアタックとボリューム感、複雑味が増したキャラメ ルの甘やかさと香りに強さのあるエッセンス、長いアフターが印象 的です。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 マルク・テンペ Marc Tempe 2005年から国内で大人気!ジャポン大好きビオディナミの巨匠 ドメーヌ・マルクテンペはアルザス南部の中心、コルマールから7kmほど進んだ南西向きのツェレンベルグ村に有ります。 アルザスは南仏のペルピニャンの次に降雨量が少なく、乾燥した地域。 南向きの夏の畑は「目玉焼きが焼けるほど」暑いため、ブドウにもしっかりと糖度がのります。 標高は225 〜 260m、粘土石灰土壌をベースに、ヴォージュ山脈の花崗岩や黄色みを帯びた石灰の混じる多様な土壌は、さまざまなブドウ品種に適合し、ミネラルたっぷりなふくよかな味わいを生み出します。 初夏、マルクの畑の土からはなんともいえない深い土の香りが漂います。 雑草も元気に生い茂り、ブドウの樹の根元には直径1cm弱のミミズの穴がポコポコ。 そう彼の畑はビオディナミ。 総面積8haの畑で、93年からビオロジック、96年からビオディナミに取り組む彼は、化学肥料や農薬をいっさい使わず、芽かきによる収量制限や夏季剪定も行ないません。 ブドウの樹が自分の力でうまいこと育っていくのを助ける以外は何もしません。 見れば樹には太ったエスカルゴ(かたつむり)も。 除草剤や化学肥料を使った近くの畑と比べて生き物の数は雲泥の差。 「おいしい畑はかたつむりも知ってるよ!」 太陽の光を一杯に浴び糖度が充分にのったブドウは9月に選果しつつ手摘み収穫。 房、茎をつけたまま優しく5〜6時間かけてプレスします。 「テントウ虫が生きたまま出てこられるくらいやさしいプレスなんだよ」と彼は言います。 地つきの天然酵母で仕込むマルクのワインからは明るく前向きな温かさを感じます。
Information 品名 ヴァン ド フランス シャルドネ マルク コラン ワイン名(原語) Vin de France Chardonnay Marc COLIN タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 シャルドネ 商品説明 ラングドックの北にある、標高が高く冷涼な石灰質土壌 テラス・デュ・ラルザス という場所のシャルドネをジュース買いして生産。サン・トーバン一級で使用していたフードル樽にて熟成。ブルゴーニュの価格高騰で、顧客からのリクエストに応えるために生産を決めたキュヴェ。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 マルク・コラン Marc COLIN サントーバン、シャサーニュなどボーヌ白のスペシャリスト その価値を上昇させているサン・トーバンで最も偉大なドメーヌ サントーバンはピュリニー・モンラッシェとシャサーニュ・モンラッシェの影に、文字通り隠された小さな村。 かつてはそのほとんどがコート・ド・ボーヌ・ヴィラージュで瓶詰めされるほど、目立たぬアペラシオンだったが、近年、その真の価値が認められるようになり、コート・ド・ニュイのマルサネとともに人気に拍車がかかっている。 そのサントーバンで最も偉大なドメーヌのひとつがマルク・コラン。 1944年生まれのマルクは1970年、26歳の時にドメーヌを創設した。 当初はサントーバンとシャサーニュ・モンラッシェに6haの畑をもつのみだったが、80年代から90年代にかけて畑を広げ、現在は12ha。 サントーバン、シャサーニュ・モンラッシェのほか、ピュリニー・モンラッッシェとサントネイにも畑をもち、26のアペラシオンを手がけるまでに成長した。 モンラッシェを擁し、さらに10を超えるプルミエ・クリュを所有 モンラッシェを所有する16の造り手のひとりであり、10a68caの区画はシャサーニュ側の最上部、ギィ・アミオの2つの区画に挟まれた形で位置する。 またお膝元のサントーバンには8つの1級畑を所有。 もしもサントーバンのクリマの特徴を知りたければ、このドメーヌの1級畑を並べて試すとよい。ブドウ栽培はリュット・レゾネで一部実験的にビオロジックが行われている。 現在、ドメーヌはマルクの2人の子供が中心となって運営。 実際は4人兄弟だが、長男のピエール・イヴはジャン・マルク・モレイの長女と結婚して独立。 ドメーヌ・ピエール・イヴ・コラン・モレイを立ち上げた。 さらに2017年に次男のジョセフ・コランも長男に続いて独立を果たし、ドメーヌ・ジョセフ・コランを設立。 現在は三男のダミアンと長女カロリーヌがドメーヌを切り盛りする。 長年、父や二人の兄と共にドメーヌを支えてきたダミアンの経験と手腕はドメーヌの評価をますます高めている。 ピエール・イヴ・コラン、ジョセフ・コラン、そしてダミアンが舵取りするこのマルク・コラン、いずれも秀逸な白ワインの名手としての評価を確立しており、コラン家の発展はますます盤石のようだ。 現在、ドメーヌにおけるワイン造りで大切にしているのは「緊張感」「フレッシュさ」の表現。ダミアンによれば、温暖化の影響もあり、豊かさや華やかさはヴィンテージによるが自然に表れることが多いと言う。 それを踏まえて、サン・トーバンの持つミネラル豊かなテロワールの表現には如何にワインに緊張感を保つか、ということが重要と考えている。
Information 品名 ハンティングヒル シャルドネ クメウ リヴァー ワイン名(原語) Hunting Hill Chardonnay タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 ニュージーランド 品種 シャルドネ 商品説明 ルフレーヴやソゼに勝ったクメウリヴァーの上級キュヴェ 隣に位置するマテズ・ヴィンヤードと似た個性を持ち、フローラル・ノートと控えめな繊細さを備えています。ハンティングヒルの特徴は清らかさで、若いうちは硬く引き締まっていますが、熟成によってその力強さや凝縮感が現れてきます。リリースから4年〜6年程度寝かせてるとさらに向上が期待できそうです。 手摘みで収穫後、房ごとプレス。100%フレンチオークで野生酵母により発酵させます。100%マロラクティック発酵。 -2019vt ワインアドヴォケイト 95点 -2018vt ワインアドヴォケイト 93点 -2017vt ワインアドヴォケイト 94点 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。KUMEU RIVER クメウ・リヴァー ニュージーランド最高峰と言われる高品質シャルドネを生み出すワイナリー ユーゴスラビアから移住したファミリーのワイナリー クメウ・リヴァーはユーゴスラビアから移住してきたブラコヴィッチ・ファミリーによって、オークランドから北西に約20キロ離れたクメウ地区に1944年に設立されました。 当主のマイク・ブラコヴィッチは1949年に亡くなり、妻のケイトと息子のマテがブドウ栽培とワイン造りを引き継ぎ、この新しいワイナリーの評価を高めました。 マテはニュージーランドのワイン業界でも有名で、1982年から1985年にはニュージーランド・ワイン・インスティチュートの委員長も務めました。 1992年にマテが亡くなった後は、彼の妻メルバと3人の息子がワイナリーを守っています。 醸造責任者を務める長男のマイケルは1989年にニュージーランド初のマスター・オブ・ワインとなりました。 ルフレーヴやソゼに勝ったシャルドネ ロバート・パーカー氏の「ワイン・アドヴォケイト誌」でブルゴーニュ等を担当するニール・マーティン氏が英国の輸入元と行ったテイスティング。 その驚きの結果をワイン・アドヴォケイトで発表しました。 なんと、『エステート・シャルドネ2012クメウ・リヴァー』がブルゴーニュ白のトップ生産者達のワイン、『ピュリニー・モンラッシェ2012エチエンヌ・ソゼ』『ピュリニー・モンラッシェ2012ルフレーヴ』 などを押さえて、トップのスコアを獲得。価格では倍以上するこれらのワインより高い評価を得たことで大きな驚きを与えました。 ※下記がワインアドヴォケイト2015年5月29日の記事抜粋です。
Information 品名 エッダ サン マルツァーノ ワイン名(原語) EDDA San Marzano タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750mlx6 産地 イタリア・プーリア州 品種 シャルドネ/フィアーノ・ミニュトーロ/モスカート 商品説明 ルカ・マローニで99点満点獲得! 「彼女」を意味するエッダ、大切な人に花束を贈るようにこのワインを送ってほしい。そんな思いから、華やかさとミステリアスな魅力をテーマにしたユニークなセパージュのワインが生まれました。華やかな白い花のアロマと、完熟したリンゴの香りが複雑に混じりあいます。オーク樽熟成に由来する香ばしさと果実味が官能的な味わいを産み出しています。 2019-ルカ・マローニ 99点 2018-ルカ・マローニ 99点 備考 ・気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ・在庫状況によりヴィンテージが最新のものに切り替わる場合はございます。予めご了承頂けますようお願い申し上げます。SAN MARZANO サン・マルツァーノ アドリア海とイオニア海に挟まれた地中海の恵み溢れる太陽のワイン プーリアの土地を活かしたモダンなワイン造り 1962年、19人の地元ブドウ栽培農家 “父なる創業者たち” が協同組合“Cantine San Marzano”を設立。以来地ブドウを中心に栽培していましたが、2000年頃から自社元詰めワインの生産を開始。南イタリアならではの新鮮な果実味を活かしたモダンテイストが認められ世界的に人気を博すようになります。 現在では1,200もの経験豊富な栽培農家を抱え、彼らは今もプーリア伝統のブドウ造りの哲学・手法を守り続けています。 イタリアの”かかと”の部分、アドリア海とイオニア海、「2つの地中海」に面したプーリア州。 サン・マルツァーノでは「プーリアの土地の風土で育てられた完熟ブドウで、新鮮な果実味をしっかりと表現すること」を哲学としています。甘いだけではない、ピュアでクリーン、卓越したバランス感覚のワインを造りだすために、日々の研究や設備投資を惜しまずワインづくりに励んでいます。 太陽・風・大地の恩恵を受ける、温暖な気候 ギリシア、トルコ、アラブ、アルバニア、、、様々な人種が交ざり、独特の文化を生み出してきたプーリアは、その美しい景観も相まって、観光スポットとしても高い人気を誇ります。 太陽・風・大地の恩恵を受ける、イタリア最大の農業地帯でもあり、トマトやオリーブオイル、小麦などイタリア食材の宝庫でもあります。 その温暖な気候から、果実味たっぷりの完熟したワインが造られており、長年にわたりバルクワインの供給地として、イタリアやフランスの市場を支えてきましたが、近年では技術革新が目覚ましく、リーズナブルで高品質なワインが数多く生産されています。 プーリアならではの土壌 サン・マルツァーノはプーリアの南側に位置しています。南プーリアの土壌は赤土で石灰質の豊富な土壌。土は深さ約50cm程度しかなく、その下はすぐ石灰石になっています。そのため農作物の根はすぐに石の部分まで届き、鉄分で実が赤くなるといわれる程。ブドウの生育に非常に適した土壌といえます。さらに、非常に温暖な気候ながら海へはサン・マルツァーノの畑から車で5分程度でたどり着くほど近いため、朝夕には潮風で畑が冷やされ、果実味に溢れながらもきちんと酸味を保ったワインづくりを可能にしています。 古木を守り抜く サン・マルツァーノでは数多くのアルベレッロ(=古木、ブッシュヴァイン)を守り抜いています。古木は根が奥深くまではり、土の養分を十分に吸って非常に濃縮し複雑性のある味わいになることで知られています。収穫量は非常に少なく、30hl/ha程度。サン・マルツァーノでは一部、ギリシア、古代ローマ時代から続く昔のままの仕立てを行っており、このような古典的な仕立てのアルベレッロは機械での収穫ができず、手入れが難しいため、必然的に手摘み収穫となります。さらに病気などで死んでしまうとそのまま置いておくしか術がないため、通常農家は非効率さを嫌がって土地を整えてしまうのが普通ですが、SMでは土地ごと買い取り、それぞれの土壌にあった伝統を守っています。 このように時間と労力をかけて栽培されたアルベレッロから、コレツィオーネ・チンクアンタやセッサンタアンニなどの上級クラスのワインが造られます。 最新鋭の醸造設備 コレツィオーネ・シリーズなど上級クラスのワインには最新鋭の回転式発酵タンクが使用されます。 回転式発酵タンクといえば、主に長期間果皮浸漬(マセラシオン)してしまうと渋みが突出してしまうブドウ品種から効率的に色素、アロマを抽出する目的で使用されます。 サン・マルツァーノではこの回転式発酵タンクを横向きにし、果皮とジュースとの接触面積を通常よりも大きくすることでタンニンもしっかりと抽出しています。さらにプリミティーヴォに関しては皮が薄いため、回転を抑え気味にすることで、新鮮な果実味・アロマを保ちながらもきめ細やかでシルキーなタンニンをもった絶妙なバランスのワインを作り出すことに成功しています。ここにもそれぞれのブドウの特徴を最大限に生かすための研究、醸造設備への投資を怠らない姿勢が表れています。
Information 品名 ニュイ サン ジョルジュ エスプリ・ルフレーヴ ワイン名(原語) Nuits Saint Georges Esprit Leflaive タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 2017年にルフレーヴの総支配人に就任したピエール・ヴァンサンは、ワインづくりにおいて赤白ともに実績があり、その才能を認めている当主ブリス・ド・ラ・モランディエールは、より広域に、多彩なポートフォリオを揃え、この Esprit LEFLAIVE のプロジェクトの開始を決断。従来のコート・ド・ボーヌやマコネでのワインづくりから、新たにシャブリやコート・ド・ニュイまで、より広いブルゴーニュの探求。葡萄は買い葡萄ですが、それらはドメーヌのチームによって収穫されています。樹齢の高い葡萄樹を扱う厳選された栽培農家とのパートナーシップから生まれ、生産量は300本から最大5,000本と少量生産。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 Domaine Leflaive ドメーヌ・ルフレーヴ 比類なき世界最高の白ワイン生産者 アンヌ・クロード女史が切り盛りするピュリニーの大御所 ピュリニー・モンラッシェ随一の造り手がドメーヌ・ルフレーヴ。 全ブルゴーニュの白ワインにおいて最高の造り手といっても過言ではないはずだ。 ドメーヌは20世紀初頭、ジョゼフ・ルフレーヴが一族の畑を相続して設立し、その2人の息子ジョーとヴァンサンの時代に評価を確立。 ジョーの死後はその息子であるオリヴィエが代わりを務め、90年になってヴァンサンの娘アンヌ・クロードが参画。 オリヴィエが自身のネゴシアン業で多忙となったため、94年以降はアンヌ・クロード・ルフレーヴが一人でドメーヌの経営にあたっている。 アンヌ・クロードはルフレーヴの名声を揺るぎないものとした最大の功労者であったが、2015年に59歳という若さでこの世を去る。 しかしその遺志は残された人々にしっかりと受け継がれているはずである。 後任の支配人には甥のブリス・ド・ラ・モランディエ氏が就任、アンヌ・クロードの哲学とワイン造りをしっかりと承継していくと話している。 モンラッシェ、シュバリエ・モンラッシェの頂点 ピュリニー・モンラッシェにおよそ25haものブドウ畑を所有する大ドメーヌであり、その大部分をグラン・クリュとプルミエ・クリュが占めている。 プルミエ・クリュのクラヴォワヨンにおいては、クリマの総面積5.5ha中じつに4.7haを所有する半ば独占状態。 グラン・クリュのシュヴァリエ・モンラッシェも7.4haのうち2haを所有し、1ドメーヌの所有面積としては2番目に大きい。 このシュヴァリエ・モンラッシェの評価があまりに高いため、「ルフレーヴにモンラッシェは必要なし」と言われていたが、91年、ついにモンラッシェを入手。 面積は2ウーヴレ=約0.08haに過ぎず、毎年1樽造るのがやっとの希少さである。 残念ながら、そのあまりの希少性の高さ故、目にすることすら難しいというのが現状。 先駆的に取り組んだビオディナミのパイオニア ルフレーヴで特筆すべきことは、ビオディナミによるブドウ栽培である。 80年代末、ブドウ畑の状態に疑問を抱いたアンヌ・クロードは、地質学の専門家であるクロード・ブルギニヨンの講義を聞いたのがきっかけで、ビオディナミに傾倒。 故フランソワ・ブーシェの指導のもと、天体の運行に従って農作業を行い、自然界の物質から作られた特種な調合物で土壌の活性化を図る、ビオディナミ農法を実践する。 ワインの醸造は、歴代のレジスール(醸造長)が指揮をとる。 フランソワ・ヴィロ、その息子のジャン・ヴィロと続き、1989年にはムルソーの造り手として高い評価を得るピエール・モレが後を継いだ。 彼はおよそ20年間にわたり、ルフレーヴのワインの品質をさらなる高みまで向上させた後、2008年にそのバトンを若手のエリック・レミーへ渡してドメーヌを去った。 唯一無二、至高のルフレーブスタイル ルフレーヴのワインはいずれのクリマもテロワールをありのまま表現したもので、過熟感や過剰な樽香とは無縁なスタイルをとる。 ムルソー・スー・ル・ド・ダーヌやピュリニー・モンラッシェでもクラヴォワヨンのように、比較的若いうちから楽しめるクリマもあるが、ピュセルやシュヴァリエ・モンラッシェは鋼のように強靭なミネラルが落ち着くまでに長い年月を要す。 しかしながら待てば待った分だけ、いざ開けた時の感動は大きく、世のルフレーヴ・マニアを虜にして離さないのである。 店長もおすすめする「ブルゴーニュ白の最高峰」 店長も何度も試飲をしていますが、特にピュリニィの1級以上になると、その味わいは明らかに「別格」! 決して、他のドメーヌの同じ銘柄に比べて「安く」はないですが、常にそれだけの期待に応えてくれるのが、この「ルフレーヴ」です。 ブルゴーニュ好きのみならず、白ワイン好きなら絶対に一度は試しておくべき造り手だと断言できます。 店長自身も毎年、どんなヴィンテージでも必ずルフレーブのワインはストックしています。
Information 品名 ラ ヴィエイユ フェルム ブラン / ファミーユ ペラン ワイン名(原語) La Vieille Ferme Blanc / Famille Perrin タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ローヌ 品種 グルナッシュ・ブラン 30% , ブールブーラン 30%、ユニ・ブラン 30% , ルーサンヌ 10% 商品説明 エールフランスが長年に渡り採用、フランスを代表するハウスワイン 南フランスを代表する造り手「シャトー・ド・ボーカステル」のオーナー、ペラン・ファミリーが手掛けています。フランス国内はもとより、特にアメリカでの人気が非常に高い、全世界中で親しまれているデイリーワインです。 畑はアヴィニョン、エクサンプロヴァンス、マノスクから等距離にあるリュベロン地方の一角、海抜300mの地域に広がります。ブドウは比較的遅い時期に全て手摘みにて収穫されます。軽い破砕後、健全なマストと低温での発酵を保つ為、空気圧を用いた機械で圧搾します。その90%はステンレス・タンクに移され残り10%はオークの新樽で熟成、翌年の1月以降に清澄・瓶詰めされます。 明るく爽やかなイエロー・グリーン色が美しいワインです。青リンゴ、柑橘類の持つはつらつとした印象、コーンやヘーゼルナッツの香ばしい香りを持ちます。優しく、滑らかな口当たりやバランスの取れた味わい、そして風味の豊かさがとても印象的です。お食事の始まりにアペリティフとして、オードヴル等の冷菜、軽い肉料理や魚料理等、幅広くお楽しみ頂けます。 備考 ・気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ・在庫状況によりヴィンテージが変更となる場合がございます。 シャトー・ド・ボーカステル Chateau Beaucastel シャトーヌフ・デュ・パプ最高峰の造り手 南ローヌで確固たる地位と名声を築き上げた最上のヌフ・デュ・パプの造り手 ペラン・ファミリーは南ローヌの主要アペラシオンに300ヘクタール以上の畑を所有し、個々の品種が最も適したテロワールを見極め、古くからオーガニック栽培を実践しています。 その歴史は1909年にシャトー・ド・ボーカステルを購入したことから始まり、3代目のジャック・ペランが全ての基礎を築きました。 4代目のジャン・ピエール・ペランはコストパフォーマンスの高いネゴシアン・ブランド、ラ・ヴィエイユ・フェルムを発売し、1989年にはカリフォルニアのボーカステルとも言えるタブラス・クリークをリリースしました。 時代とともに革新を続けながらも、「ワインは自然の力だけで造るもの」というポリシーを貫き、父から子へと家族の伝統を受け継いでいます。
Information 品名 アキ クイーン / ドメーヌ テッタ ワイン名(原語) Aki Queen Domaine Tetta タイプ ロゼワイン・辛口 内容量 750ml 産地 日本・岡山県 品種 安芸クイーン95%、クイーンニーナ他5% 商品説明 毎年向き合い続けていく中で新たなアイデアが生まれ、自由な醸造から個性を放ったワインが出来ました。輸出を通じて海外でもアキクイーンが認知されるようになり、特に欧米での評価はとても高くtetta の新たな顔になれると大きな期待を寄せています。ピンクがかった淡いオレンジ色、パッションフルーツやアセロラ、シークワーサーやカボスなどの甘く爽やかな香り、味わいに甘さが少しあり強めの酸が特徴で、アフターには果実味と旨味が酸と共にゆっくりと続きます。(ワイナリー資料より) 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ドメーヌ・テッタ Domaine Tetta 石灰岩土壌の地に日本ワインの未来を想う、岡山県のワイナリー 岡山市内から車で2時間ほど北西へ走った、岡山県新見市哲多町。 瀬戸内海と日本海のちょうど中間に位置するこの地は、日照時間の長い温暖な気候で、畑は標高400〜500mのカルスト台地の上にあることから、日本のワイン産地では珍しい石灰岩土壌を見ることが出来ます。 社長の高橋竜太さんはこの地の可能性を信じ、2008年から実家の建設業の傍ら、廃業したブドウ農家を継ぐ形で、生食ブドウと醸造用ブドウの栽培を開始し、醸造所の建設前は、高橋社長自らが車で山梨まで収穫したブドウを運び、委託醸造を行っていました。 2016年に高橋さんの夢がかない、ついに醸造所が完成。 デザインや建築など、岡山出身の各分野で日本のトップと言えるクリエイター達が作り上げた、アーティスティックな建物にはカフェも併設され、イベントでは屋上を使ったアウトドアで100名を超えるディナーパーティーも行われたり、日本中から注目され、多くの人が集うワイナリーとなりました。 Domaine Tettaドメーヌ・テッタのワインは、委託醸造を除く自社ブランドはすべて、8haほどある自社畑のブドウから造られ、畑では除草剤や化学肥料などは使わず、ボルドー液などの薬剤も最小限の使用にとどめ、天然酵母での自然発酵と、亜硫酸の使用も極微量ですが、瓶詰め時の判断により無添加でリリースされるワインも多いです。 2020年から栽培・醸造長を任されている菅野義也さんは、日本ワインファンの誰もが憧れる、山梨の「ボーペイサージュ」でワイン造りを学んでおり、優しく真面目で几帳面な菅野さんの人柄を感じさせ、しかも独創的なワイン造りを行っています。 ワインは微発泡、白、ロゼ、赤だけでなく、そこに当てはまらない中間色のワインが多く、その年のブドウのポテンシャルを最大限に引きだそうと、毎年スタイルを変えてリリースされています。 常識やカテゴリーにとらわれない自由な感性によって表現されるドメーヌ・テッタのワインは、今後さらに注目を集めることは間違いありません。
Information 品名 ブルゴーニュ アリゴテ マルク コラン ワイン名(原語) Bourgogne Aligote Marc COLIN タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 アリゴテ 商品説明 ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ、サン・トーバンの畑で造られるアリゴテから生まれるワイン。100%樽熟成(新樽は不使用)。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 マルク・コラン Marc COLIN サントーバン、シャサーニュなどボーヌ白のスペシャリスト その価値を上昇させているサン・トーバンで最も偉大なドメーヌ サントーバンはピュリニー・モンラッシェとシャサーニュ・モンラッシェの影に、文字通り隠された小さな村。 かつてはそのほとんどがコート・ド・ボーヌ・ヴィラージュで瓶詰めされるほど、目立たぬアペラシオンだったが、近年、その真の価値が認められるようになり、コート・ド・ニュイのマルサネとともに人気に拍車がかかっている。 そのサントーバンで最も偉大なドメーヌのひとつがマルク・コラン。 1944年生まれのマルクは1970年、26歳の時にドメーヌを創設した。 当初はサントーバンとシャサーニュ・モンラッシェに6haの畑をもつのみだったが、80年代から90年代にかけて畑を広げ、現在は12ha。 サントーバン、シャサーニュ・モンラッシェのほか、ピュリニー・モンラッッシェとサントネイにも畑をもち、26のアペラシオンを手がけるまでに成長した。 モンラッシェを擁し、さらに10を超えるプルミエ・クリュを所有 モンラッシェを所有する16の造り手のひとりであり、10a68caの区画はシャサーニュ側の最上部、ギィ・アミオの2つの区画に挟まれた形で位置する。 またお膝元のサントーバンには8つの1級畑を所有。 もしもサントーバンのクリマの特徴を知りたければ、このドメーヌの1級畑を並べて試すとよい。ブドウ栽培はリュット・レゾネで一部実験的にビオロジックが行われている。 現在、ドメーヌはマルクの2人の子供が中心となって運営。 実際は4人兄弟だが、長男のピエール・イヴはジャン・マルク・モレイの長女と結婚して独立。 ドメーヌ・ピエール・イヴ・コラン・モレイを立ち上げた。 さらに2017年に次男のジョセフ・コランも長男に続いて独立を果たし、ドメーヌ・ジョセフ・コランを設立。 現在は三男のダミアンと長女カロリーヌがドメーヌを切り盛りする。 長年、父や二人の兄と共にドメーヌを支えてきたダミアンの経験と手腕はドメーヌの評価をますます高めている。 ピエール・イヴ・コラン、ジョセフ・コラン、そしてダミアンが舵取りするこのマルク・コラン、いずれも秀逸な白ワインの名手としての評価を確立しており、コラン家の発展はますます盤石のようだ。 現在、ドメーヌにおけるワイン造りで大切にしているのは「緊張感」「フレッシュさ」の表現。ダミアンによれば、温暖化の影響もあり、豊かさや華やかさはヴィンテージによるが自然に表れることが多いと言う。 それを踏まえて、サン・トーバンの持つミネラル豊かなテロワールの表現には如何にワインに緊張感を保つか、ということが重要と考えている。
Information 品名 セクション94 ソーヴィニヨン ブラン ドッグポイント ワイン名(原語) Section 94 Sauvignon Blanc Dog Point タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 ニュージーランド・マールボロ 品種 ソーヴィニヨン・ブラン 商品説明 元クラウディベイの醸造長が造るNZを代表するソーヴィニヨンブラン このワインは特定された区画のソーヴィニヨン・ブランを使用し、18ヶ月間古いフレンチオーク樽で熟成されます。健全な酵母や澱が由来の白い花やグレープフルーツの香りが美しく、強いシトラスのフレーヴァー、完璧なバランスと心地よいフィニッシュが楽しめます。マロラクティック発酵は行っておらず、厚みだけではない洗練された印象を受けるソーヴィニヨンです。 ◆ワインアドヴォケイト 94点 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ドッグ ポイント Dog Point 元クラウディベイの栽培担当と醸造長が造るマールボロの高品質ワイナリー ドッグ・ポイント・ヴィンヤードはアイヴァン・サザーランドとジェームス・ハーリーがクラウディー・ベイでブドウ栽培者のチーフワインメーカーとしての経験を1つにしたワイナリーです。 彼らはクラウディー・ベイを去った後、サウザーランドが70年代から80年代に植樹していたブドウ畑でワイン造りを始めました。 さらに、賃貸契約を終えたクラウディー・ベイの畑はドッグ・ポイントへ返却され年々、自社畑を広げています。初ヴィンテージは2002年です。 手摘みでの収穫、古い樹齢、低収量、優しいプレスにこだわる事で、長期熟成が可能なワインに仕上がっています。 1979年より畑を所有しているアイヴァンはマールボロの栽培家のパイオニアで、2012年にはオーガニック認証を獲得しています。
Information 品名 サン トーバン コンペンディウム ジョセフ コラン ワイン名(原語) Saint-Aubin Compendium Joseph COLIN タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 シャルドネ 商品説明 Compendiumとはフランス語で「要略」の意味です。 すなわち、サン・トーバンにある6つの区画のブドウを用いて醸造し、サン・トーバン村の個性を表現したスタンダードなアイテムです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ジョセフ コラン Joseph COLIN 独立するやいなやトップ・クラス評価を得たマルク・コランの次男のドメーヌ マルク・コランの次男、ジョセフが独立しスタートさせたドメーヌ。 母ミシェルの実家はサン・トーバンの作り手、父マルクの実家はシャサーニュ・モンラッシェの作り手というワイナリー一家で、19歳だった1993年から仕事を始める。 長男ピエール・イヴは1996年からドメーヌに参加し、三男のダミアンは1999年、そして長女カロリーヌは2005年から参加と、兄妹揃ってワイン造りをすることとなる。 長男ピエール・イヴは2005年に独立。現在では高い人気を誇るドメーヌとなっている。 そしてジョセフも2017年、独立しドメーヌ・ジョセフ・コランを立ち上げる。 ドメーヌ・ジョセフ・コランでは主に実家から受け継いだ6.5ヘクタールの畑で仕事をし、サン・トーバン、シャサーニュ、ピュリニーのヴィラージュ、1級、特級を合わせた19のアペラシオンのワインを造っている。 ビオディナミを意識し、畑には除草剤や化学肥料は使用しない。 シャトニエールとサンティエ・デュ・クルーの急斜面の畑は土壌の浸食を避けるため、手作業で草刈りをする。ブドウの病気対策もビオを尊重し行っている。 収穫は完全に手摘みで、それぞれの畑のブドウが理想的な果熟とバランスになるタイミングまで、3週間かかることもある。 赤ワインは75%除梗。圧搾はなし。 発酵は土着酵母によって行われるため、キュヴェゾンの間(約20日)、手をかけるのは最小限。 ワインは重力を利用して樽に移す。 新樽率は15〜20%。 樽熟成は12か月間。月齢カレンダーのフルーツの日と満月の日に重力を利用して澱引きを行う。 ワインは2か月休ませ瓶詰め。濾過はしない。 白ワインは、収穫後全てプレスにかける。 デブルバージュ、低温浸漬などせず、土着酵母の発酵が始まったらすぐに樽に移す。樽熟成は12か月間。 バトナージュはしない。ウイヤージュと樽の清浄を2週間に1回行う。 12か月後、新月とフルーツの日、花の日を選びワインを澱引きする。 澱引きのあと清澄し、2か月タンクで休ませてから瓶詰め。濾過はしない。 ジョセフのワインははっきりとした果実味の中に酸とミネラルのコントラストが感じられるのが特徴。 25年以上にも渡る経験と知識が反映されている。
Information 品名 ピュリニー モンラッシェ プルミエクリュ レ コンベット ルフレーヴ ワイン名(原語) Puligny-Montrachet 1er Cru Les Combettes Domaine LEFLAIVE タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 シャルドネ 商品説明 最もムルソー寄りにあり、隣はムルソーの プルミエクリュ シャルム・ドゥシュというコンベット。ムルソーの豊満さとピュリニーのエレガンスを融合させたようなワインに仕上がり、蜂蜜やナッツの香りとともにフローラルなニュアンスが鼻をくすぐります。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 Domaine Leflaive ドメーヌ・ルフレーヴ 比類なき世界最高の白ワイン生産者 アンヌ・クロード女史が切り盛りするピュリニーの大御所 ピュリニー・モンラッシェ随一の造り手がドメーヌ・ルフレーヴ。 全ブルゴーニュの白ワインにおいて最高の造り手といっても過言ではないはずだ。 ドメーヌは20世紀初頭、ジョゼフ・ルフレーヴが一族の畑を相続して設立し、その2人の息子ジョーとヴァンサンの時代に評価を確立。 ジョーの死後はその息子であるオリヴィエが代わりを務め、90年になってヴァンサンの娘アンヌ・クロードが参画。 オリヴィエが自身のネゴシアン業で多忙となったため、94年以降はアンヌ・クロード・ルフレーヴが一人でドメーヌの経営にあたっている。 アンヌ・クロードはルフレーヴの名声を揺るぎないものとした最大の功労者であったが、2015年に59歳という若さでこの世を去る。 しかしその遺志は残された人々にしっかりと受け継がれているはずである。 後任の支配人には甥のブリス・ド・ラ・モランディエ氏が就任、アンヌ・クロードの哲学とワイン造りをしっかりと承継していくと話している。 モンラッシェ、シュバリエ・モンラッシェの頂点 ピュリニー・モンラッシェにおよそ25haものブドウ畑を所有する大ドメーヌであり、その大部分をグラン・クリュとプルミエ・クリュが占めている。 プルミエ・クリュのクラヴォワヨンにおいては、クリマの総面積5.5ha中じつに4.7haを所有する半ば独占状態。 グラン・クリュのシュヴァリエ・モンラッシェも7.4haのうち2haを所有し、1ドメーヌの所有面積としては2番目に大きい。 このシュヴァリエ・モンラッシェの評価があまりに高いため、「ルフレーヴにモンラッシェは必要なし」と言われていたが、91年、ついにモンラッシェを入手。 面積は2ウーヴレ=約0.08haに過ぎず、毎年1樽造るのがやっとの希少さである。 残念ながら、そのあまりの希少性の高さ故、目にすることすら難しいというのが現状。 先駆的に取り組んだビオディナミのパイオニア ルフレーヴで特筆すべきことは、ビオディナミによるブドウ栽培である。 80年代末、ブドウ畑の状態に疑問を抱いたアンヌ・クロードは、地質学の専門家であるクロード・ブルギニヨンの講義を聞いたのがきっかけで、ビオディナミに傾倒。 故フランソワ・ブーシェの指導のもと、天体の運行に従って農作業を行い、自然界の物質から作られた特種な調合物で土壌の活性化を図る、ビオディナミ農法を実践する。 ワインの醸造は、歴代のレジスール(醸造長)が指揮をとる。 フランソワ・ヴィロ、その息子のジャン・ヴィロと続き、1989年にはムルソーの造り手として高い評価を得るピエール・モレが後を継いだ。 彼はおよそ20年間にわたり、ルフレーヴのワインの品質をさらなる高みまで向上させた後、2008年にそのバトンを若手のエリック・レミーへ渡してドメーヌを去った。 唯一無二、至高のルフレーブスタイル ルフレーヴのワインはいずれのクリマもテロワールをありのまま表現したもので、過熟感や過剰な樽香とは無縁なスタイルをとる。 ムルソー・スー・ル・ド・ダーヌやピュリニー・モンラッシェでもクラヴォワヨンのように、比較的若いうちから楽しめるクリマもあるが、ピュセルやシュヴァリエ・モンラッシェは鋼のように強靭なミネラルが落ち着くまでに長い年月を要す。 しかしながら待てば待った分だけ、いざ開けた時の感動は大きく、世のルフレーヴ・マニアを虜にして離さないのである。 店長もおすすめする「ブルゴーニュ白の最高峰」 店長も何度も試飲をしていますが、特にピュリニィの1級以上になると、その味わいは明らかに「別格」! 決して、他のドメーヌの同じ銘柄に比べて「安く」はないですが、常にそれだけの期待に応えてくれるのが、この「ルフレーヴ」です。 ブルゴーニュ好きのみならず、白ワイン好きなら絶対に一度は試しておくべき造り手だと断言できます。 店長自身も毎年、どんなヴィンテージでも必ずルフレーブのワインはストックしています。
Information 品名 ブルゴーニュ シャルドネ マルク コラン ワイン名(原語) Bourgogne Chardonnay Marc COLIN タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 シャルドネ 商品説明 サン・トーバン村の評価を一躍高めた立役者、マルク・コラン。現在は三男のダミアンが栽培と醸造と取り仕切っており、ピュアさとエレガントさ、それに余韻の長さを追求して醸造しています。 ピュリニー、シャサーニュ、サン・トーバンのパーセルのブドウを使用したブルゴーニュ・ブラン。非常に良く出来たACブルゴーニュでクラスに求められるフレッシュでジューシーな果実味を備え、それでいて上級キュヴェに通じるミネラルも感じることが出来ます。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 マルク・コラン Marc COLIN サントーバン、シャサーニュなどボーヌ白のスペシャリスト その価値を上昇させているサン・トーバンで最も偉大なドメーヌ サントーバンはピュリニー・モンラッシェとシャサーニュ・モンラッシェの影に、文字通り隠された小さな村。 かつてはそのほとんどがコート・ド・ボーヌ・ヴィラージュで瓶詰めされるほど、目立たぬアペラシオンだったが、近年、その真の価値が認められるようになり、コート・ド・ニュイのマルサネとともに人気に拍車がかかっている。 そのサントーバンで最も偉大なドメーヌのひとつがマルク・コラン。 1944年生まれのマルクは1970年、26歳の時にドメーヌを創設した。 当初はサントーバンとシャサーニュ・モンラッシェに6haの畑をもつのみだったが、80年代から90年代にかけて畑を広げ、現在は12ha。 サントーバン、シャサーニュ・モンラッシェのほか、ピュリニー・モンラッッシェとサントネイにも畑をもち、26のアペラシオンを手がけるまでに成長した。 モンラッシェを擁し、さらに10を超えるプルミエ・クリュを所有 モンラッシェを所有する16の造り手のひとりであり、10a68caの区画はシャサーニュ側の最上部、ギィ・アミオの2つの区画に挟まれた形で位置する。 またお膝元のサントーバンには8つの1級畑を所有。 もしもサントーバンのクリマの特徴を知りたければ、このドメーヌの1級畑を並べて試すとよい。ブドウ栽培はリュット・レゾネで一部実験的にビオロジックが行われている。 現在、ドメーヌはマルクの2人の子供が中心となって運営。 実際は4人兄弟だが、長男のピエール・イヴはジャン・マルク・モレイの長女と結婚して独立。 ドメーヌ・ピエール・イヴ・コラン・モレイを立ち上げた。 さらに2017年に次男のジョセフ・コランも長男に続いて独立を果たし、ドメーヌ・ジョセフ・コランを設立。 現在は三男のダミアンと長女カロリーヌがドメーヌを切り盛りする。 長年、父や二人の兄と共にドメーヌを支えてきたダミアンの経験と手腕はドメーヌの評価をますます高めている。 ピエール・イヴ・コラン、ジョセフ・コラン、そしてダミアンが舵取りするこのマルク・コラン、いずれも秀逸な白ワインの名手としての評価を確立しており、コラン家の発展はますます盤石のようだ。 現在、ドメーヌにおけるワイン造りで大切にしているのは「緊張感」「フレッシュさ」の表現。ダミアンによれば、温暖化の影響もあり、豊かさや華やかさはヴィンテージによるが自然に表れることが多いと言う。 それを踏まえて、サン・トーバンの持つミネラル豊かなテロワールの表現には如何にワインに緊張感を保つか、ということが重要と考えている。
Information 品名 リオン ド スデュイロー / シャトー スデュイロー ワイン名(原語) Lion de Suduiraut タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ボルドー 品種 セミヨン 52%/ソーヴィニヨン・ブラン 48% 商品説明 「イケム」に隣接し、ソーテルヌ格付の美しいシャトー・スデュイローが造る辛口。フレッシュでミネラル感溢れる味わいは若くからも楽しめるスタイルのワインです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。
Information 品名 ムルソー プルミエクリュ シャルム / ギイ ボカール ワイン名(原語) Guy Bocard / Meursault 1er Charmes タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 シャルドネ 商品説明 海抜270m。シャルムの中でも最も高い「dessus」の区画。東向き に僅か0.4hを所有している。熟成は新樽20%のバリックで12か月。 非常に力醸造は全房100%、ステンレスタンクとバリックの両方を 使用。強いフレーバーと豊かなテクスチャー、バターのような風味 が強く、長い余韻と深みを持つ一貫性のある味わい。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。ギィ・ボカール Guy Bocard 〜2022年からはあのパカレをコンサルタントに迎え更なる飛躍を目指す ムルソー村の中心部に位置するドメーヌ ギィ・ボカールは、5.6ヘクタールの葡萄畑を栽培し、ムルソー、ムルソー・プルミエ・クリュ、オーセイ・デュレス、ブルゴーニュ・アリゴテ、ブルゴーニュ・コート・ドールの5つのアペラシオンで、白ワインのみを生産するドメーヌ。フランスのギド・アシェット誌では、「最も心に残るワイン賞」を何度も獲得しているムルソーの実力派です。 初代のシャルル・ボカール(現当主のギィ・ボカールの祖父)が畑を購入し、家族でワイン造りを始めたのは1920 年代、それは、ムルソーがアペラシオンの認定を受ける 1937年よりも少し前のことです。 ギィの父である二代目シャルル・ボカールは、1959年からワインの瓶詰・販売を開始し、自身のワインスタイルを確立し、その事業を拡大していきました。 その後、父から葡萄畑を引き継いだ現当主のギイ・ボカールは、1976 年から 1983 年にかけて、ムルソーにいくつかの区画を買い足すとともに、1987年にはムルソーの現住所に、新たに近代的な醸造所を造り、ドメーヌ・ギ・ボカールを設立しました。 優しい人柄のボカール氏が生み出すワインは、伝統的なムルソーの味わいを表現し、まろやかでエレガントな酸味とフルーティーさ、ヘーゼルナッツやバターなどの香りを優しく感じ、そのコクと深みのある味わいのバランスが魅力。近年では新樽比率を下げ、テロワールを重視し、健全に成熟したブドウから芳醇なムルソーを生み出しています。 さらに2022年ヴィンテージより、フィリップ・パカレ氏がコンサルタントとして着任。大きな注目を集めると共に、人気・品質の更なる向上が期待される「いま押さえておくべき生産者」のひとりと言えるでしょう。
Information 品名 ローマ ビアンコ DOC ポッジョ レ ヴォルピ ワイン名(原語) Roma Bianco DOC Poggio le Volpi タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750mlx6 産地 イタリア・ラツィオ州 品種 マルヴァジア・プンティナータ 商品説明 イタリア専門誌「ルカ・マローニ」97点獲得!ラツィオの新たなDOC「ローマ」 ルカ・マローニ高得点ワインを連発するポッジョ・レ・ヴォルピがローマDOCで生み出す白ワイン。トロピカルフルーツの凝縮感ある香りが広がり、アーモンドやヘーゼルナッツ、柑橘類の花など多様なアロマ。果実や花のニュアンスが口中に広がり、柔らかい口当たり。ミネラル感とフレッシュ感も併せ持ちます。 2017年−ルカ・マローニ 97点 備考 ・気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ・在庫状況によりヴィンテージが最新のものに切り替わる場合はございます。予めご了承頂けますようお願い申し上げます。家族経営の小規模カンティーナ 当初は首都ローマのあるラツィオ州で1920年代からフラスカティを中心としたワインとオリーヴオイル造りを生業としてきたメルジェ家でしたが、1970年代に3代目にあたるアルマンド・メルジェは「誠実に働く人間の努力に報いてくれる土地で生産をしている」いう信念のもと、高品質のワイン生産者となるべくポッジョ・レ・ヴォルピ社を創業しました。 家族の伝統を継承する息子フェリーチェが1990年代初めに、国内外の最も興味深いワイン用ブドウを深く研究した後、醸造に革新的過程を導入し、ポッジョ・レ・ヴォルピブランドを立ち上げました。 約40ヘクタールの畑を有し多様なワインを生産するワイナリーです。 著名な醸造家として知られるリッカルドコッタレラ氏をコンサルタントとして迎え、他の追随を許さない程のコストパフォーマンスの高いワインを生みだしています。 『ルカマローニ』高得点獲得の常連 イタリアのワイン評価誌『ルカマローニ』ではポッジョ・レ・ヴォルピのワインは度々高評価を得ていることでも有名です。 ルカマローニ2013では、ワイナリーのフラッグシップ「バッカロッサ」と「ドンナルーチェ」が99点を獲得するという快挙を達成しました。 ほとんどのワインが1,000円〜3,000円程度の手頃な価格に収まっているにも関わらず、エントリーから上級ワインまで高い品質を誇っています。 また、ワイナリー発祥のラツィオだけでなく、プーリアやカンパーニャなど幅広い地域でコストパフォーマンスが高いワインを生み出しています。
Information 品名 ブルゴーニュ ブラン ユドロ バイエ ワイン名(原語) Bourgogne Blanc Hudellot Baillet タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 シャンボール村内のACブルゴーニュ区画「レ・グラヴィエール」50%、ブロション村の区画「アン・シャルー」50%で合計0.24ha。平均樹齢約20年。新樽15%、3回使用樽85%で12ヶ月間熟成。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ユドロ・バイエ Hudelot-Baillet 人気、実力急上昇中。ブルゴーニュ新世代の代表格生産者 空軍パイロットからワイン生産者への転身 1981年の創業以降ずっとネゴシアンへの販売がほとんどだったこのドメーヌが、本格的に自社ビン詰めを開始したのは1998年。 フランス空軍のメカニックだったドミニク・ル・グエンが娘婿としてドメーヌに参画してからです。 醸造学校を修了した後、義父ベルナール・ユドロからワイン造りの実際を徹底的に仕込まれながら毎年試行錯誤を繰り返し、2004年に完全に独り立ちしました。 彼は毎年、ヴィンテージの特徴の差を明らかに上回るペースでワインの品質を向上させてきました。 義父の代から10年以上リュット・レゾネ栽培を実践し続けている実質ビオの古樹だらけの畑、ル・グエン自身のセンスと強い意志、上達したワイン造りの腕がすべて一体となり、2004年ヴィンテージ以降、彼のワインはひとつ突き抜けたように思われます。 いつもニコニコと笑顔を絶やさないドミニクですが、畑で彼と対峙する時、ゾッとするほど真剣な「ヴィニュロンの顔」が表れます。 それは、畑仕事の重要性を示すものであることはもちろん、まだまだ改善することが山ほどあるという、己への厳しさの表れでもあります。 (以上インポーター資料より)
Information 品名 エッダ サン マルツァーノ ワイン名(原語) EDDA San Marzano タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 イタリア・プーリア州 品種 シャルドネ/フィアーノ・ミニュトーロ/モスカート 商品説明 ルカ・マローニで99点満点獲得! 「彼女」を意味するエッダ、大切な人に花束を贈るようにこのワインを送ってほしい。そんな思いから、華やかさとミステリアスな魅力をテーマにしたユニークなセパージュのワインが生まれました。華やかな白い花のアロマと、完熟したリンゴの香りが複雑に混じりあいます。オーク樽熟成に由来する香ばしさと果実味が官能的な味わいを産み出しています。 2019-ルカ・マローニ 99点 2018-ルカ・マローニ 99点 備考 ・気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ・在庫状況によりヴィンテージが最新のものに切り替わる場合はございます。予めご了承頂けますようお願い申し上げます。SAN MARZANO サン・マルツァーノ アドリア海とイオニア海に挟まれた地中海の恵み溢れる太陽のワイン プーリアの土地を活かしたモダンなワイン造り 1962年、19人の地元ブドウ栽培農家 “父なる創業者たち” が協同組合“Cantine San Marzano”を設立。以来地ブドウを中心に栽培していましたが、2000年頃から自社元詰めワインの生産を開始。南イタリアならではの新鮮な果実味を活かしたモダンテイストが認められ世界的に人気を博すようになります。 現在では1,200もの経験豊富な栽培農家を抱え、彼らは今もプーリア伝統のブドウ造りの哲学・手法を守り続けています。 イタリアの”かかと”の部分、アドリア海とイオニア海、「2つの地中海」に面したプーリア州。 サン・マルツァーノでは「プーリアの土地の風土で育てられた完熟ブドウで、新鮮な果実味をしっかりと表現すること」を哲学としています。甘いだけではない、ピュアでクリーン、卓越したバランス感覚のワインを造りだすために、日々の研究や設備投資を惜しまずワインづくりに励んでいます。 太陽・風・大地の恩恵を受ける、温暖な気候 ギリシア、トルコ、アラブ、アルバニア、、、様々な人種が交ざり、独特の文化を生み出してきたプーリアは、その美しい景観も相まって、観光スポットとしても高い人気を誇ります。 太陽・風・大地の恩恵を受ける、イタリア最大の農業地帯でもあり、トマトやオリーブオイル、小麦などイタリア食材の宝庫でもあります。 その温暖な気候から、果実味たっぷりの完熟したワインが造られており、長年にわたりバルクワインの供給地として、イタリアやフランスの市場を支えてきましたが、近年では技術革新が目覚ましく、リーズナブルで高品質なワインが数多く生産されています。 プーリアならではの土壌 サン・マルツァーノはプーリアの南側に位置しています。南プーリアの土壌は赤土で石灰質の豊富な土壌。土は深さ約50cm程度しかなく、その下はすぐ石灰石になっています。そのため農作物の根はすぐに石の部分まで届き、鉄分で実が赤くなるといわれる程。ブドウの生育に非常に適した土壌といえます。さらに、非常に温暖な気候ながら海へはサン・マルツァーノの畑から車で5分程度でたどり着くほど近いため、朝夕には潮風で畑が冷やされ、果実味に溢れながらもきちんと酸味を保ったワインづくりを可能にしています。 古木を守り抜く サン・マルツァーノでは数多くのアルベレッロ(=古木、ブッシュヴァイン)を守り抜いています。古木は根が奥深くまではり、土の養分を十分に吸って非常に濃縮し複雑性のある味わいになることで知られています。収穫量は非常に少なく、30hl/ha程度。サン・マルツァーノでは一部、ギリシア、古代ローマ時代から続く昔のままの仕立てを行っており、このような古典的な仕立てのアルベレッロは機械での収穫ができず、手入れが難しいため、必然的に手摘み収穫となります。さらに病気などで死んでしまうとそのまま置いておくしか術がないため、通常農家は非効率さを嫌がって土地を整えてしまうのが普通ですが、SMでは土地ごと買い取り、それぞれの土壌にあった伝統を守っています。 このように時間と労力をかけて栽培されたアルベレッロから、コレツィオーネ・チンクアンタやセッサンタアンニなどの上級クラスのワインが造られます。 最新鋭の醸造設備 コレツィオーネ・シリーズなど上級クラスのワインには最新鋭の回転式発酵タンクが使用されます。 回転式発酵タンクといえば、主に長期間果皮浸漬(マセラシオン)してしまうと渋みが突出してしまうブドウ品種から効率的に色素、アロマを抽出する目的で使用されます。 サン・マルツァーノではこの回転式発酵タンクを横向きにし、果皮とジュースとの接触面積を通常よりも大きくすることでタンニンもしっかりと抽出しています。さらにプリミティーヴォに関しては皮が薄いため、回転を抑え気味にすることで、新鮮な果実味・アロマを保ちながらもきめ細やかでシルキーなタンニンをもった絶妙なバランスのワインを作り出すことに成功しています。ここにもそれぞれのブドウの特徴を最大限に生かすための研究、醸造設備への投資を怠らない姿勢が表れています。
Information 品名 エステート シャルドネ サンタ リタ ヒルズ ザ ヒルト ワイン名(原語) The Hilt Estate Chardonnay Sta. Rita Hills タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 アメリカ・カリフォルニア 品種 シャルドネ 商品説明 シルクのように滑らかで口当たりがよく、みずみずしくて軽やかでありつつ、高価な白桃のように新鮮。アプリコット、スイカズラ、そしてかすかにトロピカルフルーツのニュアンスもあり、継ぎ目のない味わいがあります。火打ち石とオーク樽が心地よく香ります。とても新鮮で生き生きとした印象でありながら、酸と果実味とミネラル感がうっとりするほどに絡み合っています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ザ・ヒルト The Hilt カルトワイン「スクリーミング・イーグル」の姉妹ワイナリー 激レア、敏腕土壌オタクがたどり着いたピノ ザ・ヒルトは、サンタ・バーバラ・カウンティの沿岸部の自社畑からシャルドネとピノ・ノワールを生産するプレミアムワイナリーです。 カリフォルニア・カルトワインの代名詞であるスクリーミング・イーグルのオーナー、StanKroenke(スタン・クロンキー)が所有し、スクリーミング・イーグルの姉妹ワイナリーとして知られています。 将来を期待される若き才能あふれるワインメーカー、マット・ディースが醸造を務めます。 マットは「透明感」があるワインの醸造を得意とし、畑のテロワールをワインにそのまま表現させることができるスペシャリストです。 彼は醸造科学を専門分野としていて、巷では土壌オタクと呼ばれています。 そのオタクの彼だからこそつくれるワイン、それがザ・ヒルトのシャルドネとピノ・ノワールです。 ザ・ヒルトのワインに使われるブドウは、とても過酷な自然環境で栽培されます。 東西に広がるサンタ・リタ・ヒルズ AVA は複雑に入り組んでいて、北向き、南向き、太平洋付近、内陸の4つの地区に分けられます。 ザ・ヒルトが使っている畑は太平洋により近く、海風の影響を受ける北向きの区画です。 栽培がとても難しいことで知られる地区ですが、最良のブドウが育つと言われています。 ザ・ヒルトが本拠地を構えるこの辺りは Rancho Salsipuedes(ランチョ・サルシプエーデス)の名称で知られ、太平洋から内陸20kmの位置にあります。 ここは海から吹き込む冷たい風を遮る障害物が一切なく、起伏に富んだ高原で、様々な標高、向き、土壌、ミクロクライメートがあります。 この畑の多様性がザ・ヒルトのワインに独特な個性と複雑味を与えています。 この Rancho Salsipuedes には「Radian」、「Bentrock」、「Puerta del Mar」の3つの自社畑があります。 ザ・ヒルトでは、これら畑からスタイルの異なる3つのブレンド・ワインを造ります。 新樽を多めに使い果実味と骨格が感じられる「ザ・ヴァンガード」、旧樽をメインに使いオールドワールドの繊細さとアロマをフィーチャーした「ジ・オールド・ガード」、そして両極端とも言えるこの2つのワインの「ちょうど真ん中」的なニュアンスでブレンドされるエステートワインがメインのラインナップです。
Information 品名 シャルドネ オリジヌ / ドメーヌ テッタ ワイン名(原語) Chardonnay Origine Domaine Tetta タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 日本・岡山県 品種 シャルドネ 商品説明 オリジヌとはフランス語で「始まり、起源」という意味で、歴史を作ってきたワインと造り手に大きな尊敬を込めて、Origineという名前に21年より変えました。果皮ごと漬け込んで仕込むシャルドネは18年 から造り始めましたが、歴史を遡って行くと白ブドウでも果皮ごと漬け込むことは必然であり、白ワインの起源であると感じています。褐色がかったイエローの外観、白桃やカンキツのハチミツ漬け、アマレットやボタニカルなジンを想わせる複雑な香り、味わいはドライで酸とミネラリーな苦味が骨格を作っています。余韻の長さは中程度で複雑な果実味がじんわりと続きます。まだまだ若い印象なので、瓶熟成を経てポテンシャルが発揮されると期待しています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ドメーヌ・テッタ Domaine Tetta 石灰岩土壌の地に日本ワインの未来を想う、岡山県のワイナリー 岡山市内から車で2時間ほど北西へ走った、岡山県新見市哲多町。 瀬戸内海と日本海のちょうど中間に位置するこの地は、日照時間の長い温暖な気候で、畑は標高400〜500mのカルスト台地の上にあることから、日本のワイン産地では珍しい石灰岩土壌を見ることが出来ます。 社長の高橋竜太さんはこの地の可能性を信じ、2008年から実家の建設業の傍ら、廃業したブドウ農家を継ぐ形で、生食ブドウと醸造用ブドウの栽培を開始し、醸造所の建設前は、高橋社長自らが車で山梨まで収穫したブドウを運び、委託醸造を行っていました。 2016年に高橋さんの夢がかない、ついに醸造所が完成。 デザインや建築など、岡山出身の各分野で日本のトップと言えるクリエイター達が作り上げた、アーティスティックな建物にはカフェも併設され、イベントでは屋上を使ったアウトドアで100名を超えるディナーパーティーも行われたり、日本中から注目され、多くの人が集うワイナリーとなりました。 Domaine Tettaドメーヌ・テッタのワインは、委託醸造を除く自社ブランドはすべて、8haほどある自社畑のブドウから造られ、畑では除草剤や化学肥料などは使わず、ボルドー液などの薬剤も最小限の使用にとどめ、天然酵母での自然発酵と、亜硫酸の使用も極微量ですが、瓶詰め時の判断により無添加でリリースされるワインも多いです。 2020年から栽培・醸造長を任されている菅野義也さんは、日本ワインファンの誰もが憧れる、山梨の「ボーペイサージュ」でワイン造りを学んでおり、優しく真面目で几帳面な菅野さんの人柄を感じさせ、しかも独創的なワイン造りを行っています。 ワインは微発泡、白、ロゼ、赤だけでなく、そこに当てはまらない中間色のワインが多く、その年のブドウのポテンシャルを最大限に引きだそうと、毎年スタイルを変えてリリースされています。 常識やカテゴリーにとらわれない自由な感性によって表現されるドメーヌ・テッタのワインは、今後さらに注目を集めることは間違いありません。
Information 品名 シャブリ グランクリュ ヴァルミュール ジャン コレ ワイン名(原語) Chablis Grand Cru Valmur Jean Collet タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 シャルドネ 商品説明 クラシック・シャブリを見事に表現するグラン・クリュ。火打石の香り、樽熟成によるバニラ香、複雑で濃厚な味わいだが、充実した酸味とミネラル分が骨格を造り、全体をまとめ上げている。 収穫は全て手摘みで行われる。収穫後、速やかに破砕・搾汁され18℃に温度コントロールされたステンレスタンク内で10日間発酵。228Lのアリエ産の小樽で10ヶ月バトナージュを行い熟成。新樽の使用率は10%。マロラクティック発酵は行う。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ジャン・コレ・エ・フィス Domaine Jean Collet et Fils ドメーヌ ジャン・コレ シャブリに1792年より代々伝わるワイン造りの家系。 現在のコレ社はマリウス・コレとその妻アグネス・ピノにより設立され、マリウスの息子ジャンが1952年からワイン造りに携わる。 ジャンは1954年にそれまでワイン商に売っていたワインを自社でボトリングを開始し、ドメーヌとして自立。 1959年よりアメリカ合衆国への輸出を開始。 1979年、マリウスから3代目の現当主ジルが加わり現在のドメーヌ ジャン・コレ社となった。 代々大切に受け継がれてきた最高の畑から豊かなミネラルを感じるシャブリらしいシャブリを造り続けるドメーヌ。 ジルは伝統的なワイン造りを残しつつ、ビオロジー栽培にも挑戦している。 現在は息子のロマンが醸造長を務める。 醸造の特長 本来のシャブリとしての個性を持ったワインを生み出すメーカーは限られている。 その中で現在シャブリの醸造のスタイルが2つあり、一つは伝統的な樽熟成によるワイン造り、もう一つはステンレスタンクによる醸造法である。 多くの生産者はどちらかの醸造法を自社のスタイルとしている。 ジャン・コレは畑毎の葡萄の個性に応じて最良の醸造法を実施する、木目細かなワイン造りを自社のスタイルとしている。 シャブリ、プルミエクリュ・モンマンはステンレスタンクで発酵・熟成、プルミエクリュ・ヴァイヨンは8000リットルの大樽、グラン・クリュ・ヴァルミュール、プルミエ・クリュ モン・ド・ミリュー、モンテ・ド・トネールは小樽を使用する。 加えて、畑の持ち味をさらに活かすため、20年近いビオの栽培の経験をもとに2008年からビオによる栽培面積の拡大と自生酵母の使用を推奨している。 (インポーター資料より)
Information 品名 ヴィラデスト ソーヴィニヨン・ブラン ワイン名(原語) Villa d'Est Sauvignon Blanc タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750mlx6 産地 日本・長野県 品種 ソーヴィニヨン・ブラン 商品説明 2008年から栽培をはじめた「ソーヴィニョンブラン」も、今では2000本を超える樹の植えつけが終わっています。ヴィラデストの少雨で冷涼な気候を反映した、柑橘やグレープフルーツ、ハーブといったソーヴィニョンブランに特徴的な香りが華やかで、かつしっかりした酸味が余韻の長さを与える、辛口白ワインです。 魚介のカルパッチョや塩焼き、シンプルな野菜料理などに良く合います。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ヴィラデスト ワイナリー Villa d'Est Winery 千曲川ワインバレー地域を牽引するワイナリー、世界に認められたシャルドネ 長野県の千曲川沿いにある日本有数のワイン産地 ヴィラデストワイナリーは、長野県東御市の標高850メートルの岡の上で、2003年から醸造をはじめました。 千曲川の流れに沿う段丘は日本有数の小雨地帯で、日照時間が長く、寒暖差が大きななど、ワインぶどう栽培の好適地として知られます。 手入れの行き届いた畑で丁寧に育てた欧州系専用品種から生まれるヴィラデストのワインは、日本ワインコンクールの最高金賞をはじめ数々の栄誉に輝き、日本を代表するプレミアムワインと評価されるようになりました。 日本ワイン、とりわけNAGANO WINE はいまその品質の高さで熱い注目を浴びています。 東御市を中心とする「千曲川ワインバレー」には、自分でブドウを育てて将来はワイナリーをつくりたいという若者たちが、数多く集まってきています。 ヴィラデストはその先頭に立って、小規模ワイナリーが集積する新しい産地をつくることで、農業をブースとしたライフスタイルがこの地に根づくことを願っています。 エッセイスト玉村豊男氏が拓いたワイナリー ヴィラデストを経営するのはエッセイストとして有名な玉村豊男さん。 氏は1991年より同東部町(現・東御市)に移住しました。当時、宝酒造が主催していた「TaKaRa酒生活研究所」で所長を務めていた玉村さんは同社のワイナリー建設計画に参画し、東御市への誘致に成功。 その時、醸造の指導にあたったのが当時日本ワイン界をリードしていた功労者、麻井宇介のペンネームでも有名な浅井昭吾氏でした。 その後、紆余曲折を経て、2003年に果実酒製造免許を取得し、2004年「ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー」をオープンしました。 現在ではワイナリー開設当初より醸造に関わり、現在は醸造長である小西超さんを中心に年間2万本のワインがつくられ、国産ワインコンクールの受賞歴を重ねています。 ワイナリーにはカフェも併設されており、ヴィラデストのワインとともに食事を楽しむことも出来ます。 また、ギャラリーでは、玉村豊男氏の原画および版画作品を展示、販売しています。
Information 品名 ヴィニュロンズ リザーブ シャルドネ ヴィラデスト ワイン名(原語) Villa d'Est Vigneron's Reserve Chardonnay タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750mlx6 産地 日本・長野県 品種 シャルドネ 商品説明 伊勢志摩サミットで提供された日本代表するシャルドネ、ヴィラデストのフラグシップワイン ヴィラデストの畑は標高850メートルに位置し、その冷涼な気候から酸味、フレーバーのしっかりしたブドウが得られます。丹精こめて育てた最高品質のブドウを、フレンチオーク樽で発酵させ、シュール・リーの状態で約7か月樽熟成後、瓶詰めしました。豊かな果実味と適度な樽香でボリューム感があると同時に、良質な酸味によりエレガントさの感じられるワインになりました。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ヴィラデスト ワイナリー Villa d'Est Winery 千曲川ワインバレー地域を牽引するワイナリー、世界に認められたシャルドネ 長野県の千曲川沿いにある日本有数のワイン産地 ヴィラデストワイナリーは、長野県東御市の標高850メートルの岡の上で、2003年から醸造をはじめました。 千曲川の流れに沿う段丘は日本有数の小雨地帯で、日照時間が長く、寒暖差が大きななど、ワインぶどう栽培の好適地として知られます。 手入れの行き届いた畑で丁寧に育てた欧州系専用品種から生まれるヴィラデストのワインは、日本ワインコンクールの最高金賞をはじめ数々の栄誉に輝き、日本を代表するプレミアムワインと評価されるようになりました。 日本ワイン、とりわけNAGANO WINE はいまその品質の高さで熱い注目を浴びています。 東御市を中心とする「千曲川ワインバレー」には、自分でブドウを育てて将来はワイナリーをつくりたいという若者たちが、数多く集まってきています。 ヴィラデストはその先頭に立って、小規模ワイナリーが集積する新しい産地をつくることで、農業をブースとしたライフスタイルがこの地に根づくことを願っています。 エッセイスト玉村豊男氏が拓いたワイナリー ヴィラデストを経営するのはエッセイストとして有名な玉村豊男さん。 氏は1991年より同東部町(現・東御市)に移住しました。当時、宝酒造が主催していた「TaKaRa酒生活研究所」で所長を務めていた玉村さんは同社のワイナリー建設計画に参画し、東御市への誘致に成功。 その時、醸造の指導にあたったのが当時日本ワイン界をリードしていた功労者、麻井宇介のペンネームでも有名な浅井昭吾氏でした。 その後、紆余曲折を経て、2003年に果実酒製造免許を取得し、2004年「ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー」をオープンしました。 現在ではワイナリー開設当初より醸造に関わり、現在は醸造長である小西超さんを中心に年間2万本のワインがつくられ、国産ワインコンクールの受賞歴を重ねています。 ワイナリーにはカフェも併設されており、ヴィラデストのワインとともに食事を楽しむことも出来ます。 また、ギャラリーでは、玉村豊男氏の原画および版画作品を展示、販売しています。
Information 品名 エステート シャルドネ サンタ リタ ヒルズ ザ ヒルト ワイン名(原語) The Hilt Estate Chardonnay Sta. Rita Hills タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750mlx4 産地 アメリカ・カリフォルニア 品種 シャルドネ 商品説明 シルクのように滑らかで口当たりがよく、みずみずしくて軽やかでありつつ、高価な白桃のように新鮮。アプリコット、スイカズラ、そしてかすかにトロピカルフルーツのニュアンスもあり、継ぎ目のない味わいがあります。火打ち石とオーク樽が心地よく香ります。とても新鮮で生き生きとした印象でありながら、酸と果実味とミネラル感がうっとりするほどに絡み合っています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ザ・ヒルト The Hilt カルトワイン「スクリーミング・イーグル」の姉妹ワイナリー 激レア、敏腕土壌オタクがたどり着いたピノ ザ・ヒルトは、サンタ・バーバラ・カウンティの沿岸部の自社畑からシャルドネとピノ・ノワールを生産するプレミアムワイナリーです。 カリフォルニア・カルトワインの代名詞であるスクリーミング・イーグルのオーナー、StanKroenke(スタン・クロンキー)が所有し、スクリーミング・イーグルの姉妹ワイナリーとして知られています。 将来を期待される若き才能あふれるワインメーカー、マット・ディースが醸造を務めます。 マットは「透明感」があるワインの醸造を得意とし、畑のテロワールをワインにそのまま表現させることができるスペシャリストです。 彼は醸造科学を専門分野としていて、巷では土壌オタクと呼ばれています。 そのオタクの彼だからこそつくれるワイン、それがザ・ヒルトのシャルドネとピノ・ノワールです。 ザ・ヒルトのワインに使われるブドウは、とても過酷な自然環境で栽培されます。 東西に広がるサンタ・リタ・ヒルズ AVA は複雑に入り組んでいて、北向き、南向き、太平洋付近、内陸の4つの地区に分けられます。 ザ・ヒルトが使っている畑は太平洋により近く、海風の影響を受ける北向きの区画です。 栽培がとても難しいことで知られる地区ですが、最良のブドウが育つと言われています。 ザ・ヒルトが本拠地を構えるこの辺りは Rancho Salsipuedes(ランチョ・サルシプエーデス)の名称で知られ、太平洋から内陸20kmの位置にあります。 ここは海から吹き込む冷たい風を遮る障害物が一切なく、起伏に富んだ高原で、様々な標高、向き、土壌、ミクロクライメートがあります。 この畑の多様性がザ・ヒルトのワインに独特な個性と複雑味を与えています。 この Rancho Salsipuedes には「Radian」、「Bentrock」、「Puerta del Mar」の3つの自社畑があります。 ザ・ヒルトでは、これら畑からスタイルの異なる3つのブレンド・ワインを造ります。 新樽を多めに使い果実味と骨格が感じられる「ザ・ヴァンガード」、旧樽をメインに使いオールドワールドの繊細さとアロマをフィーチャーした「ジ・オールド・ガード」、そして両極端とも言えるこの2つのワインの「ちょうど真ん中」的なニュアンスでブレンドされるエステートワインがメインのラインナップです。
Information 品名 ムルソー ヴィエーユ ヴィーニュ / ギイ ボカール ワイン名(原語) Guy Bocard / Meursault V.V タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 シャルドネ 商品説明 所有するムルソーの4つの区画(Durots, Malpoiriers, Dressoles, En La Barre)をブレンド。醸造は全房100%、ステンレスタンク とバリックの両方を使用。熟成は新樽20%のバリックで12か月。 トーストやバターの香ばしい香りが漂うクラシックなムルソーのス タイルを素直に表現している。シトラスの果実が感じられるフルボ ディの風味は、長い余韻へと続く。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。ギィ・ボカール Guy Bocard 〜2022年からはあのパカレをコンサルタントに迎え更なる飛躍を目指す ムルソー村の中心部に位置するドメーヌ ギィ・ボカールは、5.6ヘクタールの葡萄畑を栽培し、ムルソー、ムルソー・プルミエ・クリュ、オーセイ・デュレス、ブルゴーニュ・アリゴテ、ブルゴーニュ・コート・ドールの5つのアペラシオンで、白ワインのみを生産するドメーヌ。フランスのギド・アシェット誌では、「最も心に残るワイン賞」を何度も獲得しているムルソーの実力派です。 初代のシャルル・ボカール(現当主のギィ・ボカールの祖父)が畑を購入し、家族でワイン造りを始めたのは1920 年代、それは、ムルソーがアペラシオンの認定を受ける 1937年よりも少し前のことです。 ギィの父である二代目シャルル・ボカールは、1959年からワインの瓶詰・販売を開始し、自身のワインスタイルを確立し、その事業を拡大していきました。 その後、父から葡萄畑を引き継いだ現当主のギイ・ボカールは、1976 年から 1983 年にかけて、ムルソーにいくつかの区画を買い足すとともに、1987年にはムルソーの現住所に、新たに近代的な醸造所を造り、ドメーヌ・ギ・ボカールを設立しました。 優しい人柄のボカール氏が生み出すワインは、伝統的なムルソーの味わいを表現し、まろやかでエレガントな酸味とフルーティーさ、ヘーゼルナッツやバターなどの香りを優しく感じ、そのコクと深みのある味わいのバランスが魅力。近年では新樽比率を下げ、テロワールを重視し、健全に成熟したブドウから芳醇なムルソーを生み出しています。 さらに2022年ヴィンテージより、フィリップ・パカレ氏がコンサルタントとして着任。大きな注目を集めると共に、人気・品質の更なる向上が期待される「いま押さえておくべき生産者」のひとりと言えるでしょう。
Information 品名 シャブリ サン マルタン ラロッシュ ワイン名(原語) Chablis Saint Martin Domaine Laroche タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 シャルドネ 商品説明 自社畑100%のブドウから生まれるラロッシュのシャブリ ラロッシュの自社畑100%から生まれるスタンダードなシャブリです。同じラロッシュのシャブリでも「レ・シャノワンヌ」は買い葡萄から生まれるもので、こちらのサン・マルタンが格上。 ドメーヌが所有する60haのアペラシオン・シャブリの畑のブレンドで、全てがミネラルを豊富に含むキンメリジャンの土壌です。多くの区画をブレンドすることにより芳醇さや複雑さをワインに与えています。発酵はステンレスタンクで、熟成は澱と共にステンレスタンクと8%フードル(55hl)で行います。フレッシュさとフィネスと共にエネルギーを持ち合わせ、シャブリの持つ独特のミネラル感が豊かに表現された白ワインです。 備考 ・気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ・在庫状況によりヴィンテージが最新のものに切り替わる場合はございます。予めご了承頂けますようお願い申し上げます。 Domaine Laroche ドメーヌ・ラロッシュ シャブリ地区を代表する歴史ある大ドメーヌ シャブリ地区を代表する歴史ある大ドメーヌ ドメーヌ・ラロッシュはグラン・クリュ5.99ha、プルミエ・クリュ21.05haを含む60haの畑を所有するシャブリで最も歴史あるドメーヌです。樹齢60年以上の古樹も含む広大な畑全域でサステイナブル農法を行い、除草剤、殺虫剤、防腐剤は使用しません。ブドウはシャブリ地区では珍しい、マサル・セレクションを採用しています。樹齢の高い良い畑から良質の樹を選抜していくこの方法は、高い効率を持ちながらも画一的なワインができやすいクローン栽培に比べ、年を追うごとに複雑性や個性が際立っていくとされます。また生物多様性を保つために、畑の横にはシデやカエデ、はなみずきなどの多様な植物を植えています。こういった取り組みが評価され、HVE(環境価値重視農業)認証も取得しました。 醸造はステンレスタンクと共に様々なサイズの樽を使用し、澱と共にゆっくりと熟成させミネラルの特徴が開くように時間をかけて促します。全てのワインにはマロラクティック発酵を行い、基本的には全て天然酵母を使用しています。 長い歴史と高い信頼 現在ドメーヌ・ラロッシュのカーブとなっているオベディエンスリーは9世紀に建てられたサン・マルタン・ド・トゥール修道院の一部で、修道士により最初にシャブリワインが造られ、シャブリの名声を築いてきた歴史的建造物です。 サン・マルタンはキリスト教の聖人の中でも重要な人気のある人物で、寛容な心のシンボルでもあります。この名前はサン・マルタンにゆかりのあるラロッシュだけが使うことを許された名称でもあります。 ラロッシュはその信頼性の高さから世界のトップクラスのレストランを始め、エアラインなどでも採用されています。その一例としては レストランは、Le Gavroche in London、La Mamounia in Marrackech、Le Burj al Arab in Dubai、Le Van Oranje in Amsterdam、Le Mariott in the Maldivesなど。また航空会社ではAir France、Air Canada、Emirates などに採用されています。(過去のものも含みます)
Information 品名 ロミオレンジ ソーヴィニヨン ブラン / ヴィーニャ エチェヴェリア ワイン名(原語) RomiOrange Sauvignon Blanc VINA ECHEVERRIA タイプ 白ワイン(オレンジワイン)・辛口 内容量 750ml 産地 チリ 品種 ソーヴィニヨン・ブラン 商品説明 亜硫酸無添加、気楽に楽しめるナチュラル・ワイン 果皮と共に1ヶ月半の長いスキンコンタクトを行い造られた琥珀色のオレンジワイン(アンバーワイン)。クリコ・ヴァレー、モリーナのオーガニックにて栽培管理している自社畑産のソーヴィニヨン・ブラン100%。オレンジの花、金木犀の香り、しっかりした渋みが感じられるフルボディ。フレンチオークにて12ヶ月の樽熟成。SO2無添加。 天然酵母による発酵、醸造過程において極力手を加えず、清澄・ろ過を行わずにSO2は一切無添加、あるいは微量の添加。確かな技術と経験により造られたワインは完成度高く、感度高い国際市場にて大成功を収めています。「チリのナチュラルワインのリーダー」としての地位を確立しつつあるワイナリーです。 備考 ・気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ・予告なくヴィンテージが変更となる場合がございます。詳細はお問い合わせ下さい。 ヴィーニャ・エチェヴェリア Vina Echeverria フランスとスペインの国境、バスク地方をルーツに持つエチェヴェリア家。 1720年にチリへ移民し、1900年代初頭に先祖がフランスのモンペリエより持ちこんだ苗木からブドウ栽培・ワイン造りを始め、以来頑なにフランス流儀の古典的で妥協なき高品質ワイン造り、家族経営にこだわり続けるブティックワイナリーです。 バスク語で「新しい家」を意味するエチェヴェリア家はヨーロッパのバスク地方より1740年にチリへ移民して以来、今日まで一貫してエチェヴェリア家により運営、経営されている長い歴史を持つ真の家族経営ワイナリーです。 1900年初頭にはぶどう栽培に理想の土地を追い求めて現在のクリコ・ヴァレー、モリーナに拠点を据え、長年大手ワイナリーへのバルク売りを主に行っていました。 1980年頃にロベルト・エチェヴェリア氏の代となり、自らの家族の名前を冠した世界に誇れる高品質ワイン造りを決意し、元詰めを増やします。 そして1992年には当時小規模ワイナリー先駆者の一人であった彼らは海外輸出を開始し、徐々にその品質が高く評価されて現在では全生産の99%が輸出向けとなり世界35ヶ国以上へ輸出されています。 今日までの名声を築き上げた父の助言の元、現在息子のロベルト・イグナシオ・エチェヴェリア氏がチーフ・ワインメーカーとして指揮を執り「品質追求に終わりは無い」という情熱を継承し、日々邁進しています。 自社畑とワイナリーがあるクリコ・ヴァレーのモリーナは南緯35度に位置し、赤ワインと白ワイン共に良質で安定したワインを産み出す産地としてチリにおけるぶどう栽培の中心地であります。 冷たい太平洋とアンデス山脈に挟まれ涼しい朝夜と温暖な日中との大きな温度差と豊富な日照量、乾燥した長いぶどうの育成期間によってアロマ豊かで凝縮した健全なぶどうが育まれます。 目指すスタイルはぶどう品種の持つ自然な風味と個性を最大限閉じ込め、豊かであると同時に繊細で調和の取れた、食事と共に楽しむべきワイン。 新世界でありながらフランスの伝統的な手法を取り入れており、クラシカルでピュアな味わいを持つエレガント・チリワインとして世界中に親しまれています。 目指すワインのコンセプトは食事と共に楽しむべくインパクトよりも味わいのバランス、エレガンスを重視したスタイル。 1992年より輸出を開始し、現在世界35ヶ国以上で愛されておりコンクール受賞やメディア掲載も多数。 チリワイナリー協会認定、持続可能性の認証「Sustainable Wine of Chile」取得。 国際規格「ISO9001」「ISO22000」認証取得。
Information 品名 マコン ヴィラージュ ブラン / フランソワ カリヨン ワイン名(原語) Francois CARILLON Macon Village Blanc タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 シャルドネ 商品説明 ルイ・カリヨンといえば、ルフレーヴやソゼと並ぶピュリニー・モンラッシェ屈指の造り手。ブドウ栽培農家としての歴史は1632年まで遡るという、由緒正しき家柄。先代ルイの引退に伴い、2010年にドメーヌは兄弟ふたりの間で分割され、次男のフランソワが起こしたドメーヌがフランソワ・カリヨンです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 フランソワ・カリヨン Francois CARILLON ピュリニィ・モンラッシェを中心とする白で高名な造り手!ピュリニィの真髄に迫るならここ! ルイ・カリヨンといえば、ルフレーヴやソゼと並ぶピュリニー・モンラッシェ屈指の造り手。 ブドウ栽培農家としての歴史は1632年まで遡るという、由緒正しき家柄である。 先代ルイの引退に伴い、2010年にドメーヌは兄弟ふたりの間で分割され、次男のフランソワが起こしたドメーヌがフランソワ・カリヨン。 ワインを寝かせておくカーヴは曽祖父が使っていたもので、1520年に掘られたカーヴだ。 1988年から父を手伝い、醸造を担当する兄ジャックの傍ら、おもにブドウ栽培に専念していたフランソワは、次第にビオロジック栽培へと傾倒。 現在、自身のドメーヌのブドウ畑では除草剤を一切使用せず、トラクター、また場所によっては馬を使って土を鋤き返している。 当然ながらドメーヌのポートフォリオはピュリニー・モンラッシェが中心であり、1級にはコンベット、ペリエール、シャン・ガン、ルフェール、フォラティエールを所有。 ルイ・カリヨン時代の特級畑ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェは兄のジャックに譲り、新たにわずか1ウーヴレ(4a)ながらシュヴァリエ・モンラッシェを取得した。 また、隣接するシャサーニュ・モンラッシェやサントーバンにも畑を所有するほか、コート・シャロネーズのメルキュレイもラインナップする。 合計6.5haの所有畑はブルゴーニュでは標準的な規模だが、3ha近くを村名ピュリニー・モンラッシェが占め(スタンダードな村名ピュリニーのほか、樹齢45〜50年の単一区画ものとして“アンセニエール”がある)、その他のクリマはどれも数アールから大きくても0.5ha止まり。 クリマごとに入念な醸造が可能となる。 赤ワインも少量造ってはいるものの、ドメーヌの真骨頂はやはり白ワイン。 村名以下はステンレスタンクで発酵後、小樽熟成を施し、一級以上は小樽発酵・小樽熟成だ。 いずれの場合でも酵母は添加せず、自生酵母による自然発酵を待ち、4週間から6週間をかけてゆっくりと発酵させる。 その後のマロラクティック発酵もスターターを加えないため、乳酸菌の働き次第。年によっては気まぐれで起きないこともあるという。 クリマごとに新樽率は異なり、ピュリニー・モンラッシェの1級で25%、村名やサントーバン1級で10%前後。 樽熟成期間は12ヶ月に留め、その後、ステンレスタンクに移して6ヶ月の熟成を続ける。 澱との接触は長めにしつつ、樽香は抑えるという、バランスを重視した熟成法だ。 こうして出来上がるフランソワ・カリヨンの白ワインは、白い花や柑橘系の果実を思い起こさせるデリケートな風味。 口に含むと生き生きとした酸とピュアなミネラル感が広がり、ピュリニーの造り手らしく、曲がったところのないとてもストレートな印象を受ける。 また新たな伝説をピュリニー・モンラッシェにもたらしそうな、有望なドメーヌの登場である。 ドメーヌ・フランソワ・カリヨンは、遺産相続の関係でドメーヌ名を息子ポールに変更し、所有畑もワイン造りも変わらず、ドメーヌ・ポール・カリヨンとして、2014ヴィンテージからスタートさせています。
Information 品名 タソック テラス リースリング / タカ ケイ ワインズ ワイン名(原語) Tussock Terrace Riesling Taka K Wines タイプ 白ワイン・やや辛口 内容量 750ml 産地 ニュージーランド 品種 リースリング 商品説明 ワイパラの日本人醸造家、小山竜宇(こやまたかひろ)氏の生み出すワイン。異業種から33歳時にワインの道に転身、2009年から自身のブランド”コヤマ・ワインズ”を立ち上げた日本人醸造家、小山氏。 ワイパラ・ヴァレーは、西側の氷河期の砂利質土壌から東側の粘土石灰質土壌まで、1つの地域に様々な土壌を持つ、非常にユニークなワイン産地。 温度管理されたステンレスタンクにて発酵 MLF無し 残糖17g/L。2023年はとても雨の多い年のひとつとなったが病害はそれほどなかった。開花時期は順調に進み、質・量ともに良い状態であった。雨により、貴腐がやや発生、複雑味を与えてくれることとなった。残糖を17g/L残すことで爽やかな酸とバランスをとっている。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 タカケイ ワインズ TAKA K Wines ワイパラの日本人醸造家、小山竜宇(こやまたかひろ)氏の新たなプロジェクト 2022年、異業種から33歳時にワインの道に転身、2009年から自身のブランド”コヤマ・ワインズ”を立ち上げた日本人醸造家、小山氏の新たなプロジェクトがスタートしました。 現在、ワイパラのグレイストーン/マディウォーター・ワイナリーでワインを造っていて、共に働くワインメーカーのドム・マックスウェルは小山氏がリンカーン大学に通っていた時のクラスメートでした。 醸造場こそ変わりましたが、畑や小山氏自身は変わらずそのままなので、これまで作り上げてきた小山氏のスタイルを新たなブランドでも引き継いでいきます。 ワイパラ・ヴァレーは、西側の氷河期の砂利質土壌から東側の粘土石灰質土壌まで、1つの地域に様々な土壌を持つ、非常にユニークなワイン産地です。 ピノ・ノワールは土壌を反映する品種であり、ワイナリーで全く同じワイン造りを行っても、畑が違えば 味は大きく異なります。 「この地域の土壌、気候、生産者を反映したワインを造り続けることに情熱を注いでいます」と小山氏は語ります。 小山竜宇(こやまたかひろ)プロフィール 日本生まれ、台湾育ち。アメリカの大学へ進学、23歳で日本に帰国後、33歳の時に異業種からワインの世界に飛び込み、NZに移住して大学で栽培と醸造を学ぶ。 ドイツのKellerやカリフォルニアのAu Bon Climatでヴィンテージを経験、2007年からマウントフォード・アシスタントワインメーカーとして働き始め、2009年に4樽のピノノワールと共にコヤマ・ワインズをスタート。 2017年にはマウントフォードを買収しするなど拡大してきましたが、2021年、小さな独立した生産者として新たにスタートをすることを決意し、TAKA K Wines Ltdを設立。
Information 品名 サヴィニ レ ボーヌ ブラン シモン ビーズ ワイン名(原語) Savigny-les-Beaune Blanc Simon Bize タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 シャルドネ 商品説明 ドメーヌが所有するサヴィニー・レ・ボーヌの各地に点在する区画のブドウを使用。フローラルな香りとピュアな酸。アフターのミネラルによる引き締まったボディが感じられ、そのデリケートな味わいはサヴィニー・レ・ボーヌの特徴を如実に表しています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 SIMON BIZE シモン・ビーズ 酸とミネラルを基調としたエレガントなワインへのこだわり サヴィニー・レ・ボーヌという比較的マイナーなアペラシオンにあって、驚くほど緻密で繊細なワインを生み出すドメーヌ・シモン・ビーズ。ドメーヌの創設は1880年。 初代シモン・ビーズがわずかばかりのブドウ畑を耕作して始めた。 1950年に孫の3代目シモンがドメーヌを継承すると、ブドウ栽培のみならず、醸造家としての才能にも恵まれた彼は、戦後の経済復興もままならぬ中でドメーヌ元詰めを決意。 ドメーヌ・シモン・ビーズのワインは高く評価され、レストランのシェフやソムリエ、さらにワイン愛好家の間で広まっていったという。 そして1972年にドメーヌを引き継いだのが、3代目シモンの息子、パトリックである。彼はドメーヌの名声をさらに高めると同時に、ブドウ畑を大きく拡張。1995年にラトリシエール・シャンベルタン、1997年にコルトン・シャルルマーニュと、赤白ふたつのグラン・クリュを手に入れることに成功し、ドメーヌの総面積は22ヘクタールに達した。 そして1998年、パトリックは日本人女性の千砂さんと結婚。長男ユーゴ、長女ナスカというふたりの子どもにも恵まれたものの、2013年10月、61歳の若さで他界した。 以後、ドメーヌの舵取りは千砂さんと、パトリックの妹で、ヴォーヌ・ロマネのドメーヌ・ジャン・グリヴォに嫁いだマリエルに委ねられている。 ドメーヌでは2008年から、千砂さんの進言によりビオディナミ農法を採用。子育ての過程でシュタイナー教育に興味をもった千砂さんが、シュタイナーの理論が農業とも結びついていることを知り、アンヌ・クロード・ルフレーヴによるビオディナミの勉強会に出席したのがきっかけ。 パトリックに相談すると、「セルパンティエールなら試してもいい」と言われたという。 当時、セルパンティエールの畑はウィルスに冒されており、引き抜くしかなかったが、ビオディナミを実践すると畑の様子が徐々に変わってきた。ワインの質は始めてすぐに変わったという。「2008年からワインにヴァーティカルなラインが出て、緊張感のあるワインになった」と千砂さん。 ワイン造りは今も昔も変わらない。白ワインは収穫後、ブドウをただちに圧搾し、12時間のデブルバージュ。小樽に移して発酵。クリマに応じて6?12ヶ月の樽熟成を行う。新樽率は15から30%と比較的少なめで、古い樽は5年ものまで使用する。 バトナージュは機械的には行わず、各樽の状態を見て判断するという。赤ワインの醸造も古典的。基本は100%全房である。近年の例外は成熟の難しい区画のブドウを除梗した2007年と、大雨や雹に祟られ完全除梗を決断した2013年。 発酵には木桶を使い、柔らかな抽出のためピジャージュは足。その後、樽に移すが新樽率はきわめて低く、まったく新樽を使わないキュヴェも多い。収穫翌年の1月から3月にかけてすべてのワインを瓶詰めする。 シモン・ビーズのワインの特徴は”端正”のひと言。 白はきれいな酸味が基調でミネラルに富み、赤はしなやかながらストラクチャーはしっかりしてる。いわゆる過剰なところがないのがこのドメーヌの特徴であり、料理と合わせるとじつにおいしく、その値ごろ感からもレストラン向けのワインといえるだろう。 2014年は買いブドウながら、千砂さんが欲しい欲しいと言い続けてきたコルトンの赤(リューディはルナルド)をとうとう醸造。 「天国のパトリックからプレゼントが届いた」と千砂さんは語る。また息子のユーゴは現在、ボーヌのリセ・ヴィティコールに通い、頼もしく成長している。 パトリック亡き後のドメーヌも安泰である。
Information 品名 ブルゴーニュ ブラン レ シャンプラン シモン ビーズ ワイン名(原語) Bourgogne Blanc Les Champlains Simon Bize タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 シャルドネ95%、ピノ・グリ5% 商品説明 ブドウはすべて手摘みにて収穫。畑にはシャルドネが95%、ピノ・グリが5%植えられています。ACブルゴーニュながらも完成度の高いワインです。シャンプランは表土が厚い畑。ボディ豊かで瑞々しい果実味に満ちた白ワイン。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 SIMON BIZE シモン・ビーズ 酸とミネラルを基調としたエレガントなワインへのこだわり サヴィニー・レ・ボーヌという比較的マイナーなアペラシオンにあって、驚くほど緻密で繊細なワインを生み出すドメーヌ・シモン・ビーズ。ドメーヌの創設は1880年。 初代シモン・ビーズがわずかばかりのブドウ畑を耕作して始めた。 1950年に孫の3代目シモンがドメーヌを継承すると、ブドウ栽培のみならず、醸造家としての才能にも恵まれた彼は、戦後の経済復興もままならぬ中でドメーヌ元詰めを決意。 ドメーヌ・シモン・ビーズのワインは高く評価され、レストランのシェフやソムリエ、さらにワイン愛好家の間で広まっていったという。 そして1972年にドメーヌを引き継いだのが、3代目シモンの息子、パトリックである。彼はドメーヌの名声をさらに高めると同時に、ブドウ畑を大きく拡張。1995年にラトリシエール・シャンベルタン、1997年にコルトン・シャルルマーニュと、赤白ふたつのグラン・クリュを手に入れることに成功し、ドメーヌの総面積は22ヘクタールに達した。 そして1998年、パトリックは日本人女性の千砂さんと結婚。長男ユーゴ、長女ナスカというふたりの子どもにも恵まれたものの、2013年10月、61歳の若さで他界した。 以後、ドメーヌの舵取りは千砂さんと、パトリックの妹で、ヴォーヌ・ロマネのドメーヌ・ジャン・グリヴォに嫁いだマリエルに委ねられている。 ドメーヌでは2008年から、千砂さんの進言によりビオディナミ農法を採用。子育ての過程でシュタイナー教育に興味をもった千砂さんが、シュタイナーの理論が農業とも結びついていることを知り、アンヌ・クロード・ルフレーヴによるビオディナミの勉強会に出席したのがきっかけ。 パトリックに相談すると、「セルパンティエールなら試してもいい」と言われたという。 当時、セルパンティエールの畑はウィルスに冒されており、引き抜くしかなかったが、ビオディナミを実践すると畑の様子が徐々に変わってきた。ワインの質は始めてすぐに変わったという。「2008年からワインにヴァーティカルなラインが出て、緊張感のあるワインになった」と千砂さん。 ワイン造りは今も昔も変わらない。白ワインは収穫後、ブドウをただちに圧搾し、12時間のデブルバージュ。小樽に移して発酵。クリマに応じて6?12ヶ月の樽熟成を行う。新樽率は15から30%と比較的少なめで、古い樽は5年ものまで使用する。 バトナージュは機械的には行わず、各樽の状態を見て判断するという。赤ワインの醸造も古典的。基本は100%全房である。近年の例外は成熟の難しい区画のブドウを除梗した2007年と、大雨や雹に祟られ完全除梗を決断した2013年。 発酵には木桶を使い、柔らかな抽出のためピジャージュは足。その後、樽に移すが新樽率はきわめて低く、まったく新樽を使わないキュヴェも多い。収穫翌年の1月から3月にかけてすべてのワインを瓶詰めする。 シモン・ビーズのワインの特徴は”端正”のひと言。 白はきれいな酸味が基調でミネラルに富み、赤はしなやかながらストラクチャーはしっかりしてる。いわゆる過剰なところがないのがこのドメーヌの特徴であり、料理と合わせるとじつにおいしく、その値ごろ感からもレストラン向けのワインといえるだろう。 2014年は買いブドウながら、千砂さんが欲しい欲しいと言い続けてきたコルトンの赤(リューディはルナルド)をとうとう醸造。 「天国のパトリックからプレゼントが届いた」と千砂さんは語る。また息子のユーゴは現在、ボーヌのリセ・ヴィティコールに通い、頼もしく成長している。 パトリック亡き後のドメーヌも安泰である。