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美しく純粋な旋律が魅力。 ツェムリンスキー、シュミットらに師事した ヨハンナ・ミュラー=ヘルマンの室内楽曲集 ★ツェムリンスキーやフランツ・シュミットに師事した女流作曲家ヨハンナ・ミュラー=ヘルマン (1878-1941) の室内楽曲集。非常に美しく純粋な旋律が魅力で その旋律が音楽全体に叙情性を与えています。 ★19世紀、20世紀の知られざる作品を積極的に取り上げているオリヴァー・トリンドルがダニエル・ゲーテら名手とともに質の高い演奏を披露しております。 収録情報 曲目・内容 ヨハンナ・ミュラー=ヘルマン (1878-1941) : 1. ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.31 2. ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.5 アーティスト(演奏・出演) オリヴァー・トリンドル (ピアノ) ダニエル・ゲーデ (ヴァイオリン) (1) ニーナ・カーモン (第2ヴァイオリン) (1) ベネディクト・シュナイダー (ヴィオラ) (1) アントアネータ・エマヌイロヴァ (チェロ) レコーディング 録音:(1) 2022年8月30&31日、(2) 2022年3月17&18日/クラウス・フォン・ビスマルク・ザール、ケルン (ドイツ)
フルート界狂喜! 世界初録音多数なワルキエ作品集 ★ウジェーヌ・ワルキエ (1793-1866) はフランスのフルート奏者で作曲家。テュルーにフルート、レイハ (ライヒャ) に作曲を師事しますが、フルートは次第に師をおびやかす存在になったと伝えられる名手ぶりでした。 ★ワルキエは作曲の師レイハから人気オペラ・アリアのフルート編曲の仕事を紹介してもらい成功、以後名ピアニストのカルクブレンナーやタールベルクと共作してフルートとピアノのための派手な作品を次々に発表しました。同時にオンスローと親交を結び四重奏曲や五重奏曲などの古典的形式にも手を染めました。 ★このアルバムでは五重奏から二重奏までの純音楽作品を集めています。多くが世界初録音なうえ、ピリオド楽器によることも貴重。主役はフランスのピリオド・フルート界第一人者アレクシス・コセンコ。彼は1830年頃製6キーのものから1858年製円筒管ベーム式銀製まで4本のフルートを吹き分けています。いずれも作品と同時期にもので、往時の響を味わえます。共演もヴァイオリンのゼペックやチェロのコワンをはじめ大物が華を添えているのも注目。 ★ワルキエはベルリオーズやショパンと同時代人ながら作風は古典派寄りで爽やか。フルートの技巧を華やかに披露するかたわら、民謡を採り入れたりユーモアにあふれた陽性な世界を楽しめます。 収録情報 曲目・内容 ウジェーヌ・ワルキエ:フルートを含む室内楽曲集 Disc1「演劇的」 1. フルート五重奏曲イ長調 Op.49 (世界初録音) 2. フルート四重奏曲第4番ニ長調 Op.50 (世界初録音) Disc2「絵画的」 1. フルート・ソナタ第1番 Op.89 (世界初録音) 2. フルート、チェロ、ピアノのための三重奏曲ニ短調 Op.97 (世界初録音) Disc3「詩人」 1. 木管四重奏曲第4番変ロ長調 Op.48 (世界初録音) 2. フルーティストの休息 Op.47〜オーヴェルニュのロンド/ロンド/行進曲/月の光に Disc4「ヴィルトゥオーゾ」 1. フルート二重奏曲第1番ロ短調 Op.57 (世界初録音) 2. フルート三重奏曲第1番変ホ長調 Op.93 (3本のフルート) 3. 大四重奏曲第2番ヘ長調 Op.70 (4本のフルート) アーティスト(演奏・出演) アレクシス・コセンコ (フルート) 【ジャック・ベリッサン1830年頃製6キー (Op.47, 48, 49, 50, 57, 70) 、クレール・ゴドフロワ1840年頃製円錐管ベーム式木製 (Op.93) 、ルイ・ロット1858年製円筒管ベーム式銀製 (Op.89) 、ルイ・ロット1881年製円筒管ベーム式銀製 (Op.97) 】 ダニエル・ゼペック (ヴァイオリンOp.49, 50) 【ストリオーニ1780年製】 ジローヌ・ゴーベール (ヴァイオリンOp.49) 【クレパルによるストラディヴァリウス・レプリカ2021年製】 レア・エンニーノ (ヴィオラOp.49, 50) 【トニー・エシャヴィドル製】 クリストフ・コワン (チェロOp.49, 50, 97) 【18世紀初期ガリアーノ】 ミカエル・チャヌー (コントラバスOp.49) 【エンリコ・マルケッティ1895年製】 エドアルド・トルビアネッリ (ピアノOp.89, 97) 【1843年プレイエル製】 ニコラ・バルデイル (クラリネットOp.48) 【グレンザー1810年頃製によるシュヴェンケ&ゼゲルケ社レプリカ】 ダヴィド・ドゥコ (バスーンOp.48) 【サヴァリーJr1823年製】 ベノワ・ド・バールショニ (ホルンOp.48) 【ラウー1820年頃製によるフレーズのレプリカ】 アメリ・ミシェル (フルートOp.57, 70, 93) 【テュルー1845年頃製によるスベイラン社レプリカ】 アンヌ・パリゾ (フルート) 【ゴートロ一世1850年頃製Op.70、ルイ・ロット1858年製Op.93】 オリヴィエ・ベニシュ (フルートOp.70) 【ジャン=ルイ・テュルー1840年頃製】 レコーディング 録音:2021年2月12日 (Op.48) 、3月11-15日 (Op.49, 50, 93, 70, 47, 57) /サンピエール寺院 (パリ) 、3月22-24日/ドメーヌ・ミュジカル・ド・ペティニャック (Op.89, 97)
★SACDハイブリッド盤。今をときめくヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団。2016年4月、団としての初来日は大成功をおさめました。BIS初登場となる期待の新録音ではハイドンに挑みます。古典派と初期ロマン派のレパートリーを演奏する当団は仏Apart?レーベルよりベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンのディスクをリリースし、いずれも好評をしております。 ★今回収録されたのは6つの弦楽四重奏曲 Op.20より第1〜3曲(弦楽四重奏曲第31〜33番)です。全体を通し活気を保つ第31番変ホ長調。第1楽章のソナタ形式は均衡を保ち楽想の配分も巧みです。フィナーレはソナタ形式によっており、ほとんど一貫して強奏されております。第32番ハ長調。第1楽章はモデラートのテンポによるソナタ形式で、第1主題の構造は堅固で構築的です。第2楽章はカプリッチョと注記されて、二部分から構造上の自由さがあります。第4楽章は、「四主題フーガ」でコーダに入るまでは一貫してソット・ヴォーチェで演奏されています。第33番ト短調。第1楽章のソナタ形式は堅固に構築され、第1主題が支配的です。展開部でも各フレーズが第1主題によって開始されます。ハイドンの旋律的パラフレーズがあらわれる作品です。キアロスクーロ四重奏団のキリっとしまった演奏はハイドン向き。美術用語で、コントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味する“Chiaroscuro(キアロスクーロ)”らしい陰影に富んだ演奏と言えましょう。 【曲目・内容】 ハイドン(1732-1809): 弦楽四重奏曲第31番 変ホ長調 Op.20-1 弦楽四重奏曲第32番 ハ長調 Op.20-2 弦楽四重奏曲第33番 ト短調 Op.20-3 【アーティスト(演奏・出演)】 キアロスクーロ四重奏団 【アリーナ・イブラギモヴァ(1stヴァイオリン)、パブロ・エルナン・ベネディ(2nd ヴァイオリン)、 エミリー・ヘルンルンド(ヴィオラ)、クレア・ティリオン(チェロ)】 【レコーディング】 セッション録音:2014年2月/センデザール(ブレーメン)
気品あふれる音色、抑制の効いた美 注目度上昇中のヴァイオリン奏者、岡田修一 ★数々の国際コンクールで輝かしい成績を上げるなど注目度上昇中の岡田修一による、ローベルト&クララ・シューマン、そしてブラームスという、音楽がめぐりあわせた天才3人による作品を集めた注目のプログラム。さらに彼らの友人であった大ヴァイオイリン奏者ヨアヒムに捧げられたF.A.E.ソナタの楽章も収録されています。岡田修一の気品あふれる音色と抑制の効いた歌いまわしは圧巻。若くして巨匠の風格漂う音色と音楽に圧倒される1枚です。ピアノのクレマン・ルフヴュルはパリ国立高等音楽院でロジェ・ムラロのクラスで学び、ジェームス・モットラム・マンチェスター国際ピアノコンクールで第1位および聴衆賞を獲得、様々な音楽祭でもすでに活躍しています。 収録情報 曲目・内容 ・シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 op.105・シューマン:間奏曲(動きをもって、しかし速すぎずに)〜F.A.E.ソナタ第2楽章・ブラームス:スケルツォ(アレグロ)〜F.A.E.ソナタ第3楽章・クララ・シューマン:ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンス op.22・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 op.78 アーティスト(演奏・出演) 岡田修一(ヴァイオリン) クレマン・ルフヴュル(ピアノ) レコーディング 録音:2017年12月
タメスティ&鈴木優人、 注目の顔合わせによるバッハ! ★タメスティと鈴木優人による注目の1枚。★ヴィオラのタメスティは、世界トップクラスのヴィオラ奏者として活躍しているほか、今井信子氏とヴィオラ・スペースを共宰するなど、日本でもその名は広くしられるところです。鈴木優人はバッハ・コレギウム・ジャパンの首席指揮者としての活動のほか、器楽奏者・作曲者としても活躍、そして調布音楽祭のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるなど、その才能に世界が注目する存在です。★タメスティと鈴木優人は日本でも既に共演を果たしています。世代も近く、ともに音楽祭のプロデュースも手がけるなど共通する部分も多く、二人は盟友ともいえる関係です。そんな二人による満を持してのバッハの登場、注目です!★ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタは、ヴィオラ・ダ・ガンバのパートと、チェンバロの右手と左手の3声の繊細な絡み合いが大きな魅力。チェンバロもソロ・パートもヴィルトゥオーゾ的要素も強い、魅力的作品がそろいます。二人はレコーディングにあたり、バッハのカンタータの楽曲でそれぞれの楽章に通じるものを探りそのテキストを検討するなど、音符ひとつひとつの裏まで読み込んで準備をすすめました。タメスティの奏でる美しく、ヴィオラや弦楽器という概念を越えた普遍的美を備えた音色はここでも炸裂。鈴木の奏でるチェンバロも実に雄弁で、望みうる最高のバッハの登場といえるでしょう。★カップリングは1724年、ライプツィヒ時代に成立したカンタータBWV 5より第3曲のアリア。このテノール・アリアには美しくも技巧的な、溢れるばかりの神の恵みを注ぐかのような流麗な器楽ソロのオブリガートが書かれています。このソロには楽器の指定はありません。アルト記号で書かれているため、ヴィオラ等で演奏されることも多いですが、実際のところヴァイオリンでも演奏可能な音域です。ここでは鈴木が声楽パートを含め演奏、タメスティはオブリガート・パートを演奏。溢れる神の恵みを表現したソロ・パートによってまさに救われるような、素晴らしい演奏となっています。 収録情報 曲目・内容 ・ソナタ ト短調 BWV 1029〔1. ヴィヴァーチェ 2. アダージョ 3. アレグロ〕・アリア〜カンタータ第5番「われはいずこにか逃れゆくべきWo sol lich fliehen hin」より第3曲テノールのアリア≪豊かに溢れ、流れ出してください Ergiesse dich reichlich≫・ソナタ ニ長調 BWV 1028〔1. アダージョ 2. アレグロ 3. アンダンテ 4. アレグロ〕・ソナタ ト長調 BWV 1027〔1. アダージョ 2. アレグロ・マ・ノン・タント 3. アンダンテ 4. アレグロ・モデラート〕 アーティスト(演奏・出演) アントワン・タメスティ(ヴィオラ/ストラディヴァリウス1672年製'マーラー'、弓はArthur Dubroca製(2010)のバロック・ボウを使用)鈴木優人(チェンバロ/ヨアンネス・クシェ・モデル、ヴィレム・クレスベルゲン制作) レコーディング 録音:2018年12月2-5日、テルデックス・スタジオ・ベルリン
★1981年に結成、40年弱のキャリアを重ねるハーゲン四重奏団。最新録音、ブラームスの弦楽四重奏曲の登場です。ハーゲン四重奏団はこれまでにクラリネット五重奏曲 (myrios) や弦楽五重奏曲 (グラモフォン) などのブラームス作品は録音しておりますが、四重奏曲は初録音となります。ますますその一切の妥協のない、高貴なアンサンブルは研ぎ澄まされたもの。生き生きとした楽想での闊達さ、とりわけ第3楽章での神がかり的な美しさは彼らにしか為し得ない領域の演奏となっております。ピアノ五重奏曲では、ゲルシュタインのピアノの、気品に満ち威厳ある音色、そして完璧なテクニックが織りなす説得力満点の演奏が炸裂。ハーゲン四重奏団との語り口の相性も完璧。これ以上ないかたちでのアンサンブルが展開されています。 ※日本語帯・解説付き ◆レコード芸術 2020年2月号 特選盤 収録情報 曲目・内容 ヨハネス・ブラームス (1833-1897) : 弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 op.67 ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34* アーティスト(演奏・出演) ハーゲン四重奏団 ルーカス・ハーゲン (第1ヴァイオリン) ライナー・シュミット (第2ヴァイオリン) ヴェロニカ・ハーゲン (ヴィオラ) クレメンス・ハーゲン (チェロ) キリル・ゲルシュタイン (ピアノ) * レコーディング 録音 : 2014年8月 (op.34/ドイチュラントフンク室内楽ホール) 、2014年12月 (op.67/ブレーメン、ゼンデザール) (日本音楽財団より貸与されていた、ストラディヴァリウス「パガニーニ・クァルテット」を使用しての録音。)
ながらく入手困難だった2タイトルが復活! 限定再プレス 収録情報 曲目・内容 ショスタコーヴィチ : チェロ・ソナタ Op.40 シューベルト : アルペジオーネ・ソナタ アーティスト(演奏・出演) ダニール・シャフラン (チェロ) リディア・ペチェルスカヤ (ピアノ) レコーディング 録音 : 1960年2月25日、ニューヨーク、ウエブスター・ホール マスタリング : ライナー・メイラート 、エミール・ベルリナー・スタジオ
シゲティの名演スプリング・ソナタ オリジナル・ジャケット復刻・限定生産LP ★オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズ。シゲティのベートーヴェン、『春』と6番のソナタを収録。 ★ソニーから取り寄せたオリジナルマスターに独自の丁寧なリマスタリングを施し、ドイツのパラス社プレスで製品化。日本へは国内レーベルGlobal Culture Agencyを介してのみの流通です。 【オリジナルLP】 レーベル:Columbia U.S. 商品番号: ML 4870 (Mono) 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 [A面] ソナタ第5番 ヘ長調『春』 Op.24 [B面] ソナタ第6番 イ長調 Op.30-1 アーティスト(演奏・出演) ミェチスワフ・ホルショフスキ (ピアノ) ヨーゼフ・シゲティ (ヴァイオリン) レコーディング 録音:1953年12月1日 (第5番) 、1953年11月27日 (第6番) /ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
2018年のラ・フォル・ジュルネTOKYOでも 話題沸騰のギター奏者 エマニュエル・ロスフェルダーが誘う音楽の旅! ★ラ・フォル・ジュルネTOKYO2018にも出演し、聴衆を熱狂の渦に巻き込んだギター奏者、エマニュエル・ロスフェルダーと注目アーティスト達が繰り広げる、熱きアンサンブル。ギターと他の楽器や声との絶妙なアンサンブルが要求される作品をプログラム。「CARNETS DE VOYAGE(旅へのチケット)〜ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)」と、音楽祭と同テーマがタイトルになっており、スペインの舞曲から、ブラジル(ヴィラ=ロボス)、ピアソラ(アルゼンチン)、さらには東京までも含まれるなど、様々な雰囲気を楽しめるのはもちろん、ロスフェルダーの技術の高さに圧倒される1枚となっております。 収録情報 曲目・内容 1. マヌエル・ド・ファリャ(1876-1946):スペイン舞曲第1番(はかなき人生より) エマニュエル・ロスフェルダー(ギター)、モディリアーニ弦楽四重奏団、ギュイ=ルー・ボワノー(カスタネット) 2. ドリーブ(1836-1891):カディスの娘たち エマニュエル・ロスフェルダー(ギター)、ラケル・カマリーナ(ソプラノ)、ヨアン・エロー(ピアノ) 3. フリアン・プラサ:ブエノスアイレス〜東京 エマニュエル・ロスフェルダー(ギター)、ビクトル・ウーゴ・ビジェーナ(バンドネオン) 4. タレガ:グラン・ホタ・アラゴネーサ エマニュエル・ロスフェルダー(ギター) 5. アラン・ウルマン/アマリア・ロドリゲス:Meu amor(私の愛) エマニュエル・ロスフェルダー(ギター)、ラケル・カマリーナ(ソプラノ) 6. ボッケリーニ:ギター五重奏曲 ニ長調 G.448よりファンダンゴ エマニュエル・ロスフェルダー(ギター)、モディリアーニ弦楽四重奏団、ギュイ=ルー・ボワノー(カスタネット) 7. ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番よりアリア(カンティレーナ) エマニュエル・ロスフェルダー(ギター)、ラケル・カマリーナ(ソプラノ) 8. ピアソラ(ビジェーナ&ロスフェルダー編):アヴェ・マリア エマニュエル・ロスフェルダー(ギター)、ビクトル・ウーゴ・ビジェーナ(バンドネオン) 9. ルペルト・チャピ:セベデオの娘たちよりカルセレラス エマニュエル・ロスフェルダー(ギター)、ラケル・カマリーナ(ソプラノ)、ヨアン・エロー(ピアノ) 10-12. ピアソラ(ビジェーナ&ロスフェルダー編):タンゴの歴史〔売春宿 1900/カフェ 1930/ナイトクラブ 1960〕 エマニュエル・ロスフェルダー(ギター)、ビクトル・ウーゴ・ビジェーナ(バンドネオン) 13. ロドリーゴ:3つのスペイン民謡よりアデーラ エマニュエル:ロスフェルダー(ギター) ラケル・カマリーナ(ソプラノ) 14. ファリャ(M.レニュロ編):火祭りの踊り(恋は魔術師より) エマニュエル・ロスフェルダー(ギター)、モディリアーニ弦楽四重奏団 15. ペドロ・ピナル/ペロド・アシス・コインブラ:Se eu adivinhasse que sem ti ラケル・カマリーナ(ソプラノ)、ヨアン・エロー(ピアノ) アーティスト(演奏・出演) エマニュエル・ロスフェルダー(ギター) レコーディング 録音:2018年9月
シゲティの名演『幻想曲』&アンコール集 オリジナル・ジャケット復刻・限定生産LP ★オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズ。シゲティのシューベルト『幻想曲』に、アンコール・ピースを組み合わせて収録。 ★ソニーから取り寄せたオリジナルマスターに独自の丁寧なリマスタリングを施し、ドイツのパラス社プレスで製品化。日本へは国内レーベルGlobal Culture Agencyを介してのみの流通です。 【オリジナルLP】 レーベル:Columbia U.S. 商品番号: ML 4338 (Mono) 収録情報 曲目・内容 シューベルト&アンコール集 [A面] 1. シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 Op.59 D934 [B面] 〈アンコール集〉 2. コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調『ラ・フォリア』 Op.5-12 3. ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』より 第3曲「月の光」 4. ラロ:歌劇『イスの王様』より「オーバード」 5. チャイコフスキー:6つの小品 Op.51より 第6曲「感傷的なワルツ」 アーティスト(演奏・出演) ヨゼフ・レヴィーン (ピアノ 1) アンドール・ファルカシュ (ピアノ 2) ハリー・カウフマン (ピアノ 3,4,5) ヨーゼフ・シゲティ (ヴァイオリン) レコーディング 1. 1949年11月21日/ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ 2. 1940年6月5日、3. 1942年4月22日、4. 1941年3月21日、5. 1944年12月4日/ニューヨーク、リーダークランツ・ホール
青柳いづみこ、最新盤! 十八番のドビュッシーほか、 近代フランスのヴァイオリン・ソナタを 名手ジョヴァニネッティと共演した注目盤 ★ピアニスト、文筆家、音楽研究家と幅広く活躍する世界的ピアニスト、青柳いづみこが最新盤をリリースいたします!青柳が造詣深いドビュッシーと同期の作曲家である、ガブリエル・ピエルネの生誕150周年を記念し、世紀末フランスに生きた作曲家たちが残した珠玉のヴァイオリン・ソナタを収録した内容です。マルセイユ音楽院で共に研鑽を積み、2009年よりデュオとして活動を共にしている往年の名手、クリストフ・ジョヴァニネッティと共に、近代フランスの響きに焦点を当てたプログラムで魅せてくれます。このアルバムの発売とピエルネの生誕を祝い、2013年秋には来日リサイタルも開催予定。是非とも見逃せない最新盤です!★G.ピエルネ(1863-1937)はパリ音楽院でマスネに作曲を、フランクにオルガンを学んだ音楽家。彼のヴァイオリン・ソナタは、当時の名手ティボーのために捧げられたもので、師フランクの響きも色濃い作品。抒情的な旋律が美しく、輝かしいヴァイオリン・ソロと繊細なピアノ伴奏が織りなす美しいアンサンブルは絶品です。ドビュッシーの「吟遊詩人(ミンストレル)」は、前奏曲第1集の12曲目に収録されている作品。ヴァイオリン奏者のA.アルトマンがヴァイオリンとピアノのために編曲したものを、ドビュッシーが手直しした版での演奏になります。ヴァイオリンのピッツィカートやスピッカートの表現力を上手く活かした編曲で、作品を通して印象的なおどけたリズムと旋律の魅力を存分に感じられます。3曲目の「セレナーデ」は、音楽学者のロバート・オーリッジが素描を発見した未完の作品。1890年代に作曲されたものと思われますが、本アルバムに収録されているのは、オーリッジがこの素描から復元されたものです。2013年秋の公演にて東京初演も予定されており、ドビュッシー研究家としても活躍する青柳の意気込みも感じられましょう。これらに加え、本アルバムではフォーレのヴァイオリン・ソナタも収録。世紀末フランス音楽の繊細かつ美しい響きをたっぷりと堪能出来るアルバムに仕上がっています。かのイザイ四重奏団の発足メンバーの一人、名手ジョヴァニネッティの卓越したヴァイオリン・ソロも聴き逃せません!日本語解説付。 収録情報 曲目・内容 ドビュッシー:1. 前奏曲第1集より「吟遊詩人」(ヴァイオリンとピアノのための編曲版)2. レントより遅く(レオン・ロケ編曲)3. ヴァイオリンとピアノのソナタ4. セレナーデ(ドビュッシーの素描をもとに、R.オーリッジにより復元された作品)5. ピエルネ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調op.366. フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調op.13 アーティスト(演奏・出演) 青柳いづみこ(Pf)クリストフ・ジョヴァ二ネッティ(Vn) レコーディング 録音:2013年3月14-16日、パリ国立高等音楽院
世界が注目!麗しきシュタインバッハー注目の新譜ついにフランクを録音!!カップリングは生誕150周年のR.シュトラウス ★SACDハイブリッド盤。近年、目を瞠る活躍の麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー、待望の新譜はヴァイオリン・ソナタの最高峰の一つに数えられるフランクと2014年生誕150周年のR. シュトラウスのソナタです。いずれの作品も美しいヴァイオリンの旋律と、まるでオーケストラを思わせるほどダイナミックなピアノが魅力の傑作です。シュタインバッハーの極めて正統的で丁寧な音楽表現、そして内なる情熱を秘めた美しい演奏はこれらの作品にもっともマッチしていると言えましょう。ピアノはシュタインバッハーが絶大なる信頼をおいているロベルト・クーレックです。ディスクとしてはブラームスのヴァイオリン・ソナタ全曲(PTC 5186367)、フランスのヴァイオリン・ソナタ集(ORFEO 739081)をリリースし、息のあったアンサンブルを聴かせてくれます。なお、当プログラムをひっさげて、2014年12月に来日講演も予定されています! ★フランクのヴァイオリン・ソナタは友人で同郷の名ヴァイオリニスト、イザイに1886年9月26日の結婚記念日の祝として贈られた、非常に温かい心情のこもった作品です。シュタインバッハーは全体にたっぷりと歌い上げ、とりわけ第4楽章ではひと際美しい演奏を披露しております。 ★一方、R. シュトラウスのヴァイオリン・ソナタは1887年、24歳のときに作曲されたR. シュトラウスの若々しく溌剌とした無比の美しい作品です。ヴァイオリン、ピアノともに高度な技術が求められる作品ですが、作品の随所で聴くことのできる情熱的な美しい旋律がとても印象的です。 収録情報 曲目・内容 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 ( I .6’32” + II .8’10” + III .7’42” + IV .6’26” = TT.28’50”) R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18 ( I .11’25”+ II .8’18” + III .9’27”= TT.29’10”) アーティスト(演奏・出演) アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン/ 1716年ストラディヴァリウス「ブース」日本音楽財団貸与) ロベルト・クーレック(ピアノ/スタインウェイ D-274) レコーディング セッション録音:2012年5月/オランダ
ミュンヘン国際音楽コンクール優勝の「葵トリオ」 独ヘンスラー・レーベルからドヴォルザーク&マルティヌーをリリース!! ★第67回ミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ三重奏部門で優勝した「葵トリオ」が、独ヘンスラー・レーベルよりマルティヌーのピアノ三重奏曲第1番「5つの小品」 とドヴォルザークのピアノ三重奏曲第3番を収録したアルバムをリリースします! ★最難関の同コンクールに日本人団体として初の優勝した彼らは、東京藝術大学、サントリーホール室内楽アカデミーで出会い2016年に結成。団名の「葵」は奏者3人の名字の頭文字「Akimoto・Ogawa・Ito」をとり、花言葉の「大望、豊かな実り」に共感して名付けたそう。その非常に豊かな音楽で世界的に注目されているピアノ三重奏団です! ★当アルバムではチェコを代表するドヴォルザークとマルティヌーを取り上げました。非常に密度の濃い精緻な演奏は圧巻の一言。細部まで美しく奏でており、ここに当曲を収めた新名盤誕生と申せましょう。 収録情報 曲目・内容 マルティヌー:ピアノ三重奏曲第1番「5つの小品」 H.193 ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調 Op.65 B.130 アーティスト(演奏・出演) 葵トリオ 【小川響子 (ヴァイオリン) 、伊東裕 (チェロ) 、秋元孝介 (ピアノ) 】 レコーディング セッション録音:2022年2月16-18日/ペーター・マイヤー・ザール、レングモース、南チロル (イタリア)
フランスの注目四重奏団、ハンソン四重奏団 最新盤は、「夜」にまつわるプログラム! ★2013年に結成されたハンソン四重奏団、第2弾は「夜」をキーワードとする作品集。第1弾のハイドン (AP-213) では、「ALL SHALL NOT DIE」という意味深いタイトルがつけられておりましたが、今回は「NOT ALL CATS ARE GREY」。これは、「暗闇ではネコはみなグレーに見える」という英語のことわざ (見た目は大事じゃない) にひっかけたもので、暗闇 (夜) にインスピレーションを得て書かれた作品が並びます。デュティユーの名曲にして難曲「夜はかくの如し」は非常にふくよかで音楽的。堆積した音色が織りなすハーモニー、無機的とも思える音型のひとつひとつに血がかよった、あたたかみすら感じられる演奏。「夜」のもつ秘密めいた雰囲気や情景が美しく様々にうかびあがってくるようです。 ★ハンソン四重奏団は2013年に、ハット・ベイエルレ (ヨーロッパ室内音楽アカデミー) 、エベーヌ四重奏団、そしてジャン・シュレムらのアドヴァイスによって結成されました。ハイドンの弦楽四重奏曲を柱にしながら、細川俊夫、ヴォルフガング・リーム、マティアス・ピンチャーらといった現代の作曲家作品までをも演奏するマルチな才能を持つアンサンブルです。2016年ジュネーヴ国際音楽コンクール第2位、同年ヨーゼフ・ハイドン室内音楽コンクール第2位 (ハイドン・プライズ、聴衆賞、20世紀作品のベスト演奏賞も同時受賞) するなど世界がその実力を認めています。 収録情報 曲目・内容 NOT ALL CATS ARE GREY リゲティ : 弦楽四重奏曲第1番「夜の変容」 バルトーク : 弦楽四重奏曲第2番 イ短調 デュティユー : 夜はかくの如し アーティスト(演奏・出演) ハンソン四重奏団 アントン・ハンソン (ヴァイオリン) ジュール・ドゥサップ (ヴァイオリン) ガブリエル・ラフェ (ヴィオラ) シモン・デュシャブル (チェロ) レコーディング 録音 : 2021年4月
ケラス&タロー、共演による新譜はマラン・マレ!! ケラスの歌とタローの魔法の音色が炸裂! ★ケラスとタローが、マラン・マレを録音しました。モダン・チェロとピアノによるマラン・マレというだけでも興味津々なうえ、ふたりによる演奏となれば、黙って通り過ぎるわけにはいきません。ケラスはその圧倒的なうまさと音楽で、洋の東西、時代を問わずに演奏活動を展開、そしてタローはラモーのクラヴサン曲集のピアノによる演奏で世界をあっといわせた存在。そんなふたりによるマレ!ひとつの組曲を核に、さまざまなキャラクターの小曲を合間にちりばめた、1枚をとおしてたのしめるプログラムも魅力。ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロで演奏するとどちらかといえばゆったりと典雅、内省的な印象すらあるマレ。ケラスとタローによる演奏は、フレーズひとつひとつに満ちる歌、さりげない装飾音にただよう繊細なエレガンスが美しく、そしてスタイリッシュ。かと思うと、ワールドミュージックを聴いているような感覚になるような場面もあるなど、1曲1曲が実に新鮮。膀胱結石手術図の患者役にはコメディ・フランセーズの役者をゲストに迎えた力の入りよう。タローのソロも、ラモーやクープランにつづき、衝撃の美しさに心がふるえます。そしてスペインのフォリアでの、ケラスの圧倒的うまさ!!絶対注目です!!! 収録情報 曲目・内容 マラン・マレ (1656-1728) :作品集 1. プレリュード * 2. ガヴォット * 3. ミュゼット (ヴィオール曲集第4巻、組曲イ短調より) 4. スペインのフォリアのクプレ (ヴィオール曲集第2巻より) 5. ラ・レヴーズ (夢、夢想、夢見る女) (ヴィオール曲集第4巻、異国趣味の組曲より) 6. ファンタジー* 7. グラン・バレ * 8. サラバンド * 9. 膀胱結石手術図 (ヴィオール曲集第5巻) 10. クーラント * 11. 作者不詳 (伝:マラン・マレ) :Les Regrets (後悔) (ヴィオール曲集第2巻 組曲ホ短調より) 12. プレリュード (ヴィオール曲集第2巻 組曲ニ短調より) 13. サラバンド・グラーヴ (ヴィオール曲集第2巻 組曲ニ短調より) 14. きわめて速く - 遅く (マレ風ソナタ) 15. ル・バディナージュ (ヴィオール曲集第4巻、異国趣味の組曲より) [ ピアノ・ソロ編曲 ] 16. ジグ - ドゥーブル * 17. アルマンド * *= ヴィオール曲集第3巻 組曲イ短調より アーティスト(演奏・出演) ジャン=ギアン・ケラス (チェロ/ジョフレド・カッパ、1696年製) アレクサンドル・タロー (ピアノ/YAMAHA CFXグランドピアノ) ギョーム・カリエンヌ (コメディ・フランセーズ会員/9) レコーディング 録音:2022年8月、大ホール、アルセナル・ド・メス (フランス)hmm-902315
★Meloclassicレーベルからリリースされた貴重音源をLP 化。LP 用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP 化しております。 ★ドイツ時代の諏訪根自子の演奏が聴ける大変貴重なLPです。シュトラウスの歌曲「あすの朝」はヴァイオリニストのクレジットが無いまま世に出たことがあった知る人ぞ知る録音で、演奏者名が明記された状態で発売されたのも嬉しい。ラウハイゼンが描くゆったりとした背景の中で、田中路子の柔らかく可憐な歌声と耽美的な歌い回しに、諏訪根自子の艶やかに輝くヴァイオリンが絡んでゆく美しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。またファリャの「ホタ」は技巧的にも感覚的にも洗練されきった演奏で、緩急自在のテンポ操作と多彩な音色表現が楽曲の移り変わる情景を見事に描き出し、ラストのなんとも言えない名残惜しさまで手の内に入った表現を聴かせてくれます。 ★他にもニューヨークのエミール・ヘルマンから一時貸与された名器、1737 年製のストラディヴァリウス「ロード・ノートン」を用いて録音したリッチや、音色とフレージングに人懐っこい温かみと親しみやすさがありドイツで人気を博したダルボーレ、グラモフォンに残されたLP の海外中古市場価格が2,000 ドルを超えるという知る人ぞ知る名手ビストリツキーなど、注目の音源が凝縮されています。 【曲目・内容】 第三帝国と伝説のヴァイオリニスト達 ドイツ帝国放送録音集 諏訪根自子、ジョコンダ・デ・ヴィート、ルッジェーロ・リッチ、リリア・ダルボーレ、ティボール・ビストリツキー [LP1-A] 1. R. シュトラウス:あすの朝 Op. 27-4 2. ファリャ(コンハンスキ編):ホタ 3. パガニーニ(クライスラー編):カプリス第13 番 変ロ長調 Op. 1 [LP1-B] 4. バッハ:パルティータ第2 番BWV. 1004より「シャコンヌ」 5. サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op. 20 6. マッテゾン:アリア [LP2-A] 7. サンマルティーニ:愛の歌 8. コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ第12番 ニ短調「ラ・フォリア」 9. タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 [LP2-B] 10. ヴェラチーニ:ラルゴ 11. パガニーニ:華麗なるロンド 12. サラサーテ:ホタ・ナバーラ Op. 22 【アーティスト(演奏・出演)】 諏訪根自子(ヴァイオリン)、ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ)、田中路子(ソプラノ) ジョコンダ・デ・ヴィート(ヴァイオリン)、グスタフ・ベック(ピアノ) ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)ヴァルデマール・フォン・ヴルテー(ピアノ) リリア・ダルボーレ(ヴァイオリン)、ハインリヒ・グラーフ・ヴェスデーレン(ピアノ) リリア・ダルボーレ(ヴァイオリン)、ハンス・プリーグニッツ(ピアノ) ティボール・ビストリツキー(ヴァイオリン)、エルハール・ミシェル(ピアノ) 【レコーディング】 録音: [track-1,2] 1943-44 年、ベルリン / マズーレンアレー・放送会館・第2 ホール / ベルリン帝国放送(スタジオ放送録音) [track-3] 1938 年2 月6 日、ライプツィヒ / ゼンデラウム/ ライプツィヒ国家放送(スタジオ放送録音) [track-4,5,6] 1938 年11 月11 日ベルリン / 国家放送協会短波放送第11 ホール(スタジオ放送録音) [track-7,8] 1942 年2 月13 日、ベルリン / マズーレンアレー・放送会館・第2 ホール / ベルリン国家放送(放送録音) [track-9] 1944 年、ライプツィヒ / ゼンデラウム/ ライプツィヒ国家放送(スタジオ放送録音) [track-10,11,12] 1942 年11 月27 日、ベルリン / マズーレンアレー・放送会館・第2 ホール / ベルリン国家放送(スタジオ放送録音)
自然な簡潔さと古典的な明快さ。 知られざる名作曲家ハインリヒ・ホーフマンの ピアノを伴う室内楽曲全集 ★知られざる室内楽作品の録音に積極的なピアニスト、オリヴァー・トリンドルが、19世紀後半に活躍した作曲家ハインリヒ・ホーフマン (1842-1902) のピアノを伴う室内楽曲全曲を録音しました。 ★ベルリン生まれのホーフマンはジークフリート・デーン、リヒャルト・ヴュエルストらに学び、ピアニスト、作曲家として活躍。1869年にベルリンで上演された喜歌劇《カルトゥッシュ》で大成功をおさめ、その後歌劇《アルミン》でドイツ中に知れ渡りました。自然な簡潔さと古典的な明快さがホーフマンの作品の特徴で、ピアノ三重奏曲やヴァイオリン・ソナタなど豊かな旋律が魅力の名作を残しております。 収録情報 曲目・内容 ハインリヒ・ホーフマン (1842-1902) :ピアノを伴う室内楽曲全集 CD1 1. ピアノ五重奏曲 ニ短調 Op.50 (1880) 2. ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.67 (1883) 3. チェロとピアノためのロマンス Op.48 (1880) CD2 4. ピアノ三重奏曲 イ長調 Op.18 (1874) 5. ヴァイオリンとピアノのためのアダージョ Op.31a (1877) 6. ヴァイオリンとピアノのための「3つの草原の絵」Op.39 (1879) 7. チェロとピアノのためのセレナード Op.63 (1882) 8. クラリネットとピアノのためのアンダンテ Op.98 (1899) アーティスト(演奏・出演) オリヴァー・トリンドル (ピアノ) 1,2,4,5,6. ニーナ・カモン (ヴァイオリン) 1. ステファン・フェーラント (ヴィオラ) 1,3,7. ウェン=シン・ヤン (チェロ) 8. ゲオルク・アルツベルガー (クラリネット) レコーディング 録音:2022年2月22-25日、2022年3月23日/ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン
高貴で深い悲しみをたたえたケラスの音色 絶美の弱音 メルニコフのすべてをつつみこむような響き 名手ふたりによるショパン&ラフマニノフ! ★ケラスとメルニコフ、最高の組み合わせによるふたりが、ショパンとラフマニノフを録音しました!ケラスの高貴にして弱音までもが美しすぎるチェロ。そしてメルニコフの透明かつ繊細なタッチが際立つピアノ。名手ふたりによる、ロマン派の名曲にまたあらたな名盤が誕生しました。 ★ジャン=ギアン・ケラ (チェロ) とアレクサンドル・メルニコフ (ピアノ) という世界最高峰のふたりによる演奏のベートーヴェンのチェロとピアノの作品全集 (KKC-5402およびHMC-902183) は、世界で絶賛され、2014年第52回「レコード・アカデミー賞」大賞銅賞・室内楽部門も受賞しています。このベートーヴェンから時を重ね、他の編成での共演もはさみながら、ますますそのアンサンブルの息の感度と精度に磨きがかかったところでの録音。ショパンのチェロ・ソナタは、生前に出版された最後の作品。ラフマニノフのチェロ・ソナタは1901年、ラフマニノフ20代終わり、ピアノ協奏曲第2番を完成して取り組んだ作品。苦悩に満ちた遺書のようなショパンと、ほとばしる抒情と輝きに満ちたラフマニノフの2作品ともロマン派の名作として人気ですが、このふたりの演奏で聴けるのは格別の喜びがあります。ピアニストが書いたソナタでもあり、メルニコフは楽器をかえてそれぞれの作品の理想的な響きを実現しているも注目。 ★全編をとおしてケラスの音色が実に高貴。そして深い悲しみをたたえた音色、美しすぎる弱音。ケラスが常に深化を遂げていることが感じられます。メルニコフはショパンの前奏からその音色で一気に聴き手を世界に引きこみます。ショパンではエラール、ラフマニノフではスタインウェイとピアノを変えて演奏。ラフマニノフでは、ロマンティシズムにおぼれることなく、繊細で透明感ある音色で怒涛のようなパッセージを展開しております。ショパンでもラフマニノフでも、チェロとピアノで完璧にバランスのとれた、そして息のあった対話が繰り広げられています。ショパンもラフマニノフも様々な名演が存在しますが、あらたな決定的名盤の登場といえるでしょう。 収録情報 曲目・内容 ショパン (1810-1849) : チェロ・ソナタ ト短調 op.65 (1846-47) ラフマニノフ (1873-1943) : チェロ・ソナタ ト短調 op.19 (1901) アーティスト(演奏・出演) ジャン=ギアン・ケラス (チェロ/1696年製ジョフレド・カッパ) アレクサンドル・メルニコフ (ピアノ/エラール[メルニコフ所有] (ショパン) 、スタインウェイ (ラフマニノフ) ) レコーディング 録音:2020年9月8-11日、テルデックス・スタジオ、ベルリン
日本語帯・解説付き シュタイアーとディールティエンス ふたりの巨匠によるベートーヴェン シュタイアーのソロによるバガテルも! ★ハルモニアムンディで進行中の、ベートーヴェン・イヤー・シリーズ。シュタイアーと、ディールティエンスによる、チェロ・ソナタおよびバガテル (シュタイアー独奏) という注目新譜の登場です!チェロのロエル・ディールティエンスは、アンサンブル・エクスプロラシオンの創設者にして、チャイコフスキー・コンクールやライプツィヒ・バッハ・コンクールなど世界的なコンクールの審査員を歴任するなど、バロックおよびモダンの権威です。シュタイアーも、フォルテピアノ、チェンバロ、そして時にはモダンのピアノもその自身の音楽性で見事に響かせるいわずとしれた現代の巨匠。現代の巨匠。注目の顔合わせです。 ★作品102のチェロ・ソナタは両曲とも1815年にさほど間をあけずに作曲されました。この時期はベートーヴェンが後期作風を模索していた時期で、従来のソナタという枠組みを破るような、幻想的で瞑想的な色合いが強いもの。ディールティエンスとシュタイアーは、ファンタジーに満ちたアンサンブルを展開しています。 ★バガテル Op.119は1820-22年にかけてまとめられた曲集。1曲1曲は短いですが、その中にこれだけ深い世界と、様々な表情が込められていたのかと驚かされる演奏です。そして時にはシュタイアーらしいビックリのしかけもあり、期待を裏切りません。1曲ごとに聴き終えた後の充実感がものすごいです。そしてop.126は、1823-24年、第九やミサ・ソレムニスと同時期に書かれ、「 (後期の) 弦楽四重奏のスケッチ」などともいわれている、ベートーヴェンの後期の傑作群のエッセンスのすべてが凝縮されたような曲集です。シュタイアーは、ロマン派をも予感させるようなファンタジーと歌に満ちた演奏でつむいでいます。 ★ベートーヴェンの中期から後期に差し掛かる時期の、「既存の様式」の呪縛からはばたこうとする重要な傑作が、名手ふたりによって、最高のかたちでよみがえりました。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン (1770-1827) : ・チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 op.102-1 (1815) ・11のバガテル op.119 (1820-22) [1.ト短調 2.ハ長調 3.ニ長調 4.イ長調 5.ハ短調 6.ト長調 7.ハ長調 8.ハ長調 9.イ短調 10.イ長調 11.変ロ長調] ・チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 op.102-2 (1815) ・6つのバガテル op.126 (1823-24) [1.ト長調 2.ト短調 3.変ホ長調 4.ロ短調 5.ト長調 6.変ホ長調] アーティスト(演奏・出演) アンドレアス・シュタイアー (フォルテピアノ/1827年ウィーン製コンラート・グラーフ・モデルのコピー (1996年クリストファー・クラーク製) ) ロエル・ディールティエンス (チェロ/マルテン・コルネリッセン、1994年(アントニオ・ストラディヴァリのコピー) (弓/2003年ヘンク・コルネリッセン (ジョン・ドッドのコピー) ) レコーディング 録音:2019年6月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
もちろんLP初出!どこまでも貴重な3枚組! イ・ムジチのコンミスではなく、類まれなソリストとして。 イタリアの至宝カルミレッリ、堪えられない全盛期の魅力! ★MeloclassicからCDで発売されマニアを唸らせた貴重音源をALTUSがライセンスし初LP化。LP用にマスタリングし直し、アナログのマスターテープを作った上でカッティング。熟練の技術者による丁寧な製作でLPならではの風合いを獲得しています。 ★何という幸せだろう。1966〜69年という全盛期のライヴ録音と放送用スタジオ録音が、目の前にあるのだ。これこそ長い間筆者が心の奥底に大切に抱いていたカルミレッリの音だ。多彩な表情の美しさ。ニュアンスに富んだアーティキュレーションの素晴らしさ。彼女の魅力のすべてがこの3枚のレコードに凝縮されている。彼女が世を去って四半世紀、ようやくその真価をじっくりと味わえる機会が訪れた。その幸せをヴァイオリンを愛する多くの人々と分かち合えるのは、筆者にとっても望外の喜びである。 (音楽評論家 佐藤康則) 収録情報 曲目・内容 イタリアの至宝カルミレッリ 未発表放送録音集成 [LP1-A] 1. フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 FWV8 [LP1-B] 2. シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934 [LP2-A] 4. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3 [LP2-B] 5. ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78 [LP3-A] 6. モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.379 [LP3-B] 7. モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454 アーティスト(演奏・出演) ピーナ・カルミレッリ (ヴァイオリン) ヴィルヘルム・シュヌアー (1,2,7 ピアノ) ローター・ブロードダック (3,4,5 ピアノ) アリア・ベルクマン (6 ピアノ) レコーディング 1&2. 1966年1月10日/北ドイツ放送協会、ハノーヴァー放送会館スタジオA (セッション、モノラル) 3&4. 1967年1月20日/北ドイツ放送協会、ハノーヴァー放送会館大ホール (セッション、ステレオ) 5. 1967年4月7日/南ドイツ放送協会、エトリンゲン・シュロス (ライヴ、ステレオ) 6. 1968年10月28日/南西ドイツ放送協会、バーデン=バーデン・スタジオ1 (セッション、ステレオ) 7. 1969年3月3日/北ドイツ放送協会、ハノーヴァー放送会館スタジオ2 (セッション、ステレオ)
知られざるロシア作曲家の貴重な録音 社会主義リアリズムの枠に収まりきらない 繊細で力のある音楽 ★ほとんど知られていないロシアの作曲家、グレゴリー・フリード (1915-2012) のヴァイオリンとピアノのための作品を網羅したアルバムです。フリードはペトログラード生まれで、リチンスキー、シェバリーンに作曲を師事。社会主義リアリズムに則った作風に始まり、後年は12音技法などの現代的な書法も取り入れました。いかにもロシア的な、明るい和声を持ちつつもひねった不協和を採り入れた語法が特徴的。ソナタ第3番では一気に沈静化した暗く不気味な世界も見せます。 ★「15年ほど前にフリードの室内楽と管弦楽のスコアに始めて出会い、強い興味を持ちました。ヴァイオリンとピアノのための作品からは、作曲家の様式的発展を辿ることができます。初期作品はショスタコーヴィチの、後期作品はデニソフ、グバイドゥーリナ、シュニトケの語感に近いものがあります。〈暗い〉〈思索的な〉〈皮肉めいた〉〈秋日のような〉といったイメージが浮かんできます。」 (オリヴァー・トリンドル) ★「2019年の夏、集まったフリードのヴァイオリンとピアノのための作品の楽譜を前に、オリヴィエと読み合わせのセッションをし、その音楽のあまりの強さに何度も涙しました。いずれも繊細で深い悲しみをもった、作曲家の真の心が込められた作品です。」 (イザベル・ファン・クーレン) 収録情報 曲目・内容 グレゴリー・フリード (1915-2012) : ヴァイオリンとピアノのための作品全集 ディヴェルティメント Op.45-1 (1969) アンダンティーノ ソナチネ Op.32 (1956) 自然の暦 Op.17-2 (1948) [Spring is Arriving / The Little Bird / Spouts / Autumn / The Rivulet / Sunset / A Sparkling Drop / Bunny / The Wasps Feel Cold / Fox Hunting] ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.27 (1952) ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.51 (1968) ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op.57 (1968) アーティスト(演奏・出演) イザベル・ファン・クーレン (ヴァイオリン) オリヴァー・トリンドル (ピアノ) レコーディング 録音 : 2020年9月3-6日/ケルン、ドイツ放送カンマームジークザール
力に満ちた「大フーガ」も美の極致「カヴァティーナ」も、全楽章に渡り生き生きと奏できったこのクヮルテットならではの名演 ★「いわき芸術文化交流館アリオス」を拠点に活動するヴィルタス・クヮルテットによる『大フーガ』を伴うベートーヴェン後期の大曲・第13番。コロナウィルスが猛威を振るう直前の2020年2月に録音されました。2008年の結成以来折に触れてベートーヴェンを取り上げ四重奏全曲を演奏しているヴィルタス・クヮルテットが満を持してリリースする注目盤。圧倒的な『大フーガ』はもちろん、各楽章それぞれで彫の深い音楽が生き生きと鳴り響き、この作品の面白さに改めて気づかせてくれます。作曲当時、前衛的過ぎて不評を買った『大フーガ』の差し替え用に書かれたアレグロ楽章も最終トラックに収録。こちらもまた魅力的なフィナーレで、苦しみを力強く乗り越え美しい力にあふれた世界にせんとするクヮルテットの意志が全曲に渡り込められているかのようです。〈ヴィルタス・クヮルテット PROFILE〉2008(平成20)年、チェロ奏者の丸山泰雄と福島県いわき市に新しく開館したいわき芸術文化交流館アリオスとの共同プロデュースにより、同館を拠点に活動を開始。毎年の定期演奏会のほか、弦楽アンサンブル・ワークショップ、学校や病院・高齢者福祉施設などへの訪問演奏、また、いわき市内各地域の文化施設と連携し、ホール以外の会場にて公開リハーサルやコンサートを行うなど、音楽を通じた地域交流事業を展開、名実ともにいわきアリオスのレジデント・クヮルテットとしての活動を行っている。東日本大震災発生の後、2011年11月に東京都小金井市および宮城県仙台市での演奏会を開催。2012年3月11日、震災後一年となる特別な日に、定期演奏会をいわきアリオスにて開催。2013年4月より、いわき市民有志とともに「いわき室内楽協会」を設立し、年間を通じて弦楽四重奏のほか様々な楽器の組み合わせによるコンサートを企画・開催。第2回ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞受賞。2014年2月、初のCDとなる「Descending Dragon」をALM Recordsよりリリース。同年5月に「ラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭」に出演したのを皮切りに、各地のラ・フォル・ジュルネ音楽祭に出演。また、東京・小金井のほか、仙台・札幌でも定期的に演奏会を行うなど意欲的に活動している。2015年より2018年まで、神奈川・相模湖交流センターにて、「ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏シリーズ」を開催。いわきでは、2018年10月から新たに《ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲》全15曲に着手したほか、2019年からは相模湖交流センターで「2人の天才〜モーツァルトとメンデルスゾーン」と題した6回の演奏会シリーズが進行中。 収録情報 曲目・内容 1. アダージョ・マ・ノン・トロッポ ? アレグロ2. プレスト3. アンダンテ・コン・モート・マ・ノン・トロッポ(ポコ・スケルツォーソ)4. ドイツ舞曲風に:アレグロ・アッサイ5. カヴァティーナ:アダージョ・モルト・エスプレッシーヴォ6. 終楽章:《大フーガ》 Op.1337. アレグロ アーティスト(演奏・出演) ヴィルタス・クヮルテット[三上 亮(ヴァイオリン)、對馬佳祐(ヴァイオリン)、馬渕昌子(ヴィオラ)、丸山泰雄(チェロ/リーダー)] レコーディング ライヴ録音:2020年2月28・29日/いわき芸術文化交流館アリオス、音楽小ホール
ライナー・キュッヒル&福田進一 2大巨匠が夢の饗宴! ヴァイオリンとギターが織りなす極上の世界。 SACDハイブリッド盤によるリリース! ★SACDハイブリッド盤。ライナー・キュッヒルと福田進一という2大巨匠が夢の饗宴を果たしました!2016年、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターを退任し、さらに活動の幅を広げたライナー・キュッヒル。2017年からはNHK交響楽団の客演コンサートマスターへの就任も決定し、日本における演奏の機会もますます増え続ける状況にあります。一方の福田進一は、国内外を問わず演奏会や国際コンクールの審査などで八面六臂の活躍をつづけ、自身のCDアルバムもすでに90枚近くに及ぶ文字どおり日本ギター界を代表する巨匠です。 ★ヴァイオリンとギター、二人のヴィルトゥオーゾが出会い、演奏曲目に選んだのは難曲として知られる作品ばかり。キュッヒルと福田、二人が発揮した超絶技巧と緩徐楽章における詩情あふれる歌心の交歓は、圧倒的な名演を生み出しました。 ★今回の録音で福田進一が演奏した楽器は19世紀にイタリアで製作されたGaetano Guadanini II (1829/Itaria-Turin) 、雅なサウンドながら足腰がしっかりしたアクセントを持つ楽器です。一方のキュッヒルもGabriel Lembock (1857/Austria-Wien) を使用、まさに、ジュリアーニやパガニーニが活躍した19世紀の空気感が蘇ります。 ★レコーディング・エンジニアは、数々の名録音で定評のある深田晃氏が担当、今回も瑞々しく透明感に溢れながら音の芯がしっかりしたサウンド作りをしています。音質の良さを充分堪能していただくために、SACDハイブリット盤でのリリースです!また、ライナーノートは、ジュリアン・ブリームの伝記などで知られるイギリスの音楽評論家、グレアム・ウェイド氏の書き下ろし、読み物としても興味深い内容となっています。 収録情報 曲目・内容 「デュオ・コンチェルタンテ」 1. パガニーニ : 協奏風ソナタ イ長調 M.S.2 2. ジュリアーニ : 協奏風二重奏曲 ホ短調 Op.25 3. ジュリアーニ : 協奏風大二重奏曲 イ長調 Op.85 4. パガニーニ : ヴァイオリンとギターのためのカンタービレ アーティスト(演奏・出演) ライナー・キュッヒル (ヴァイオリン) 福田進一 (ギター) レコーディング セッション録音 : 2016年11月9-11日/プラザウエスト さくらホール ライナーノート : グレアム・ウェイド (書き下ろし/訳・福田進一)
全曲演奏回数34回のダネル四重奏団による 二度目の「ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集」 ★2022年にライプツィヒのメンデルスゾーン・ザールでライヴ録音されたダネル弦楽四重奏団によるショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集。 1991年ベルギーのブリュッセルで結成されたダネル弦楽四重奏団。アマデウス弦楽四重奏団、ボロディン弦楽四重奏団、ベートーヴェン弦楽四重奏団などのもとで学び、1993年にはショスタコーヴィチ国際弦楽四重奏コンクールで第一位を獲得、以来世界中で演奏活動を行っています。レパートリーは幅広く、これまでにハイドン、ベートーヴェン、シューベルト、ショスタコーヴィチ、ヴァインベルクの弦楽四重奏曲のツィクルス、そしてリーム、ラッヘンマン、グバイドゥーリナ、デュサパン、ヴィットマン、マントヴァーニといった主要な現代作曲家とのコラボレーションを行っています。日本にも2005年の初来日以降度々来日し、いずれも好評を博しています。 ダネル弦楽四重奏団は、2001年から2005年にかけてショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲の一度目の録音を行っています。その録音は、作曲家の人生を掘り下げた深い音楽的理解と、室内楽演奏の比類なき高みに達した演奏として高く評価されています。今回再録音したことに関してリーダーのマルク・ダネル氏はこのように述べています。「私たちは、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲を30回以上演奏してきています。しかし作品はまるで生きている身体のように変化し続けていて、我々の解釈も常に同じではありません。かつてベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全曲録音を3回行ったアマデウス弦楽四重奏団のメンバーが次のように語ってくれました。"録音はコンサートにインスピレーションを与え、コンサートは録音にインスピレーションを与える”それはまさに核心であり、音楽を探求し実験することに終わりはないのです。そして我々の解釈は17年前と大きく異なります。それはもちろん、ヴィオラのヴラッド・ボグダナとチェロのヨヴァン・マルコヴィッチが新たに加わったことも大きく関係します。」 2023年からロンドンのウィグモア・ホールのレジデンス・カルテットとして活動、さらに2024年6月には来日公演ツアーも予定されており、結成33年を迎えてもなおさらなる進化を続けるダネル弦楽四重奏団の演奏に注目です。 収録情報 曲目・内容 ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 CD1 ・弦楽四重奏曲 第1番 ハ長調 Op.49 ・弦楽四重奏曲 第2番 イ長調 Op.68 ・弦楽四重奏曲 第3番 ヘ長調 Op.73 CD2 ・弦楽四重奏曲 第4番 ニ長調 Op.83 ・弦楽四重奏曲 第5番 変ロ長調 Op.92 ・弦楽四重奏曲 第6番 ト長調 Op.101 CD3 ・弦楽四重奏曲 第7番 嬰ヘ短調 Op.108 ・弦楽四重奏曲 第8番 ハ短調 Op.110 ・弦楽四重奏曲第9番変ホ長調 Op.117 CD4 ・弦楽四重奏曲 第10番 変イ長調 Op.118 ・弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 Op.122 ・弦楽四重奏曲 第12番 変ニ長調 Op.133 CD5 ・弦楽四重奏曲 第13番 変ロ短調 Op.138 ・弦楽四重奏曲 第14番 嬰ヘ長調 Op.142 CD6 ・弦楽四重奏曲 第15番 変ホ短調 Op.144 ・エレジー (アダージョ) 弦楽四重奏のための (歌劇《ムツェンスク郡のマクベス夫人》Op.29第1幕第3場のカテリーナのアリア) ・ポルカ (アレグレット) 弦楽四重奏のための (バレエ《黄金時代》からのポルカ) アーティスト(演奏・出演) ダネル弦楽四重奏団 マルク・ダネル (第1ヴァイオリン) ジル・ミレ (第2ヴァイオリン) ヴラッド・ボグダナス (ヴィオラ) ヨヴァン・マルコヴィッチ (チェロ) レコーディング ライヴ録音:2022年2月6-10日、5月1-5日、メンデルスゾーンザール、ゲヴァントハウス小ホール、ライプツィヒ
クルレンツィスがもっとも信頼する若手ふたりがブラームスのソナタに挑戦! ★1987年に旧レニングラードで生まれ、2011年ヴィエニャフスキ国際コンクールで優秀賞、同年のチャイコフスキー国際コンクールでも入賞したアイレン・プリッチン。彼がマクシム・エメリャニチェフとブラームスのヴァイオリン・ソナタ全曲に挑戦。★エメリャニチェフはムジカ・エテルナの通奏低音の妙技と存在感で注目され、プリッチンも来日公演時にコンサートマスターを務めるなど、ともにクルレンツィスの薫陶を受ける期待の若手だけに興味津々。エメリャニチェフの指揮はロジェストヴェンスキーが師ですが、クルレンツィスとゲルギエフの影響を強く受け、2018年に東京交響楽団を振ったブラームスの交響曲第1番は絶賛されました。ブラームス好きを公言する彼がここではピアニストとして登場。それもフォルテピアノではなく、ソナタ作曲と同時期1875年製のニューヨーク・スタインウエイで雄弁極まりない伴奏を披露しています。★若々しさと音楽の大きさをあわせもつ名盤の登場、ご期待ください。 収録情報 曲目・内容 1. F.A.Eのソナタ〜スケルツォ2. ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」3. ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.1004. ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108 アーティスト(演奏・出演) アイレン・プリッチン(ヴァイオリン)1725年ジャック・ボキー製マクシム・エメリャニチェフ(ピアノ)1875年製ニューヨーク・スタインウエイ レコーディング 録音:2020年2月24-28日/サン=ピエール・ルーテル教会(パリ)
オフェリー・ガイヤール最新盤はブラジルの生きる伝説=トッキーニョとの共演ライブ!両者の近年の充実ぶりを象徴する傑作! ★言わずと知れたブラジルの名ギタリスト=トッキーニョ、最新作はクラシックの人気女性チェリスト、ガイヤールを大々的にフィーチャーしたライブ盤!トッキーニョの巧みなギター捌きと柔らかい歌声、そこに合わせて奏でられるチェロの響きが非常に新鮮です。これほどまでにバランス良く歌と演奏が共存しているライブとは末恐ろしいですが、近年のトッキーニョの余裕ぶりがひしひしと伝わってくるようです。 ★本作でトッキーニョと共に鮮烈な印象を残すチェリスト、オフェリー・ガイヤールは、親密な音色と感性豊かな音楽性で高い評価のあるフランス人演奏家。ブラジルでのリサイタルのため、とあるホールでリハーサルしていた折、偶然トッキーニョがガイヤールの前に現れたといいます。その印象について「彼の話す声の響きは魅力的な楽器が奏でる音楽のようだった」とコメントしている彼女ですが、この作品の華はその冴えたチェロの響きによるものも大きいでしょう。 ★盟友ヴィニシウス・ヂ・モライスとの楽曲を大々的に取り上げつつ、ジョビンやバーデン・パウエルとの楽曲も演奏、さらに極め付きはトッキーニョのジェントルな歌声を敢えて封印しギターに徹した演奏である (13)。普段はバッハの"無伴奏チェロ組曲"をレパートリーとするオフィリー・ガイヤールですが、彼女を引き立てるべくヴィラ・ロボスの"ブラジル風バッハ第5番"を選曲するこの辺りに垣間見えるセンスの良さも、本作の余韻をより深くしていくのに一役買っています。 ★次いで取り上げたいのが、もう一曲のインストである(6)。この作者であるパウリーニョ・ノゲイラはかつてトッキーニョが師事したことでも著名なブラジリアン・ギターの隠れた名手。ギターとチェロのデュオによるこの演奏に漂う深い哀愁には、トッキーニョとオフェリー・ガイヤールの相性の良さが刻まれているだけでなく、ブラジルとバッハを繋ぐささやかな、しかし強固でもある道筋が確かに見えてくるでしょう。 収録情報 曲目・内容 1. Quem viver, vera 2. Canto da sereia3. Samba da Bencao; Samba pra Vinicius4. Eu sei que vou tea mar5. Alvorada6. Bachianianinha no.17. Tarde em itapoa8. Fariseus9. Acuarela10. Carinhoso11. Escravo da Alegria12. Tristeza13. ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番(チェロとギターのデュオ版) アーティスト(演奏・出演) Toquinho (vo, g) / トキーニョ(声、ギター) Ophelie Gaillard (cello) / オフェリー・ガイヤール(チェロ、パーカッション(一部)) Gabriel Sivak (p, arr) / ガブリエル・シヴァク(ピアノ、編曲) Fabien Cyprien (tb, per) / ファビアン・シプリアン(トロンボーン、パーカッション) Romain Lecuyer (b, g) / ロマン・ルクイエール(コントラバス/ギター(ヴィラ=ロボス)) Florent Jodelet (per) / フロラン・ジョデレ(パーカッション) Rubens Lopes (ds) / リューベン・ロペス (ドラム) [Guest] Rodrigo Samico (7 strings guitar) / ロドリーゴ・サミコ(7弦ギター) Jonathan Edo (per) / ヨナタン・エド(パーカッション) Luiz Augusto Cavni (ds) / ルイス・アウグスト・カヴニ(ドラム)
注目のチェロ奏者ブリュノ・フィリップ チェロの最強名曲アルバムの登場 驚異的な高解像度 新時代のフランクのソナタ決定盤!! サン=サーンスの協奏曲&プーランクのソナタ ★チェロの新星ブリュノ・フィリップが、名作を贅沢に盛り込んだ1枚をリリースします。息の長く聴き手を包み込むような歌と、一切のブレのない美しい音色が全開。高く評価されたバッハの無伴奏チェロ組曲 (KKC-6530/HMM-902684) に続き、またひとつ世界に名乗りを上げる1枚の登場です。 ★フランクのソナタは、驚異的に長いフレーズ感歌い上げるのではなく、どこか夢見ているような瞑想曲のような風合い。タンギ・ド・ヴィリアンクールのピアノは圧巻、完璧かつ、細部のパッセージまでよく聴こえる解像度の高さ。新時代のフランクの名演の登場と申せましょう。サン=サーンスでは繊細で美しい音色はそのままにダイナミックに歌い弾きまくっており、聴きごたえ大満足。エッシェンバッハとオケも全力でフィリップと対話しています。プーランクでは、洒脱さなどをところどころにピリッと効かせつつも、ブリュノ・フィリップ独特のどこか夢見がちな雰囲気が漂っており、そこにヴィリアンクールのピアノがプーランクのハーモニーをバチっと響かせた秀演。小品でも息の長い歌がとにかく印象に残ります。 ブリュノ・フィリップ 1993年、フランス南部のペルピニャン生まれ。パリでラファエル・ピドゥに師事、その後ゲリンガス、イッサーリス、ゲイリー・ホフマン、ウィスペルウェイやハーゲンらに師事して研鑽を積んだ逸材です。2011年にアンドレ・ナヴァラ国際コンクールでグラン・プリとベスト・リサイタル賞を受賞。2014年にはミュンヘン国際コンクールで第3番に入賞しました。2017年、エリザベート王妃国際コンクール入賞。2018年、ヴィクトワール・ド・ミュジークの "器楽天啓 (Instrumental Revelation) " 受賞。 タンギ・ド・ヴィリアンクール 1990年フランス生まれ。パリ国立高等音楽院でロジェ・ムラロ、クレール・デセール、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェのクラスで学び、2008年のYAMAHAコンクール、2013年のフォーレ・コンクールで入賞、以降ジャック・ルヴィエ、ケフェレックらのもとでさらに研鑽をつみ、2016年にジュネーヴ芸術協会の審査員賞、およびオーディエンス賞を受賞。2017-19のSPEDIDAMジェネレーションのウィナーとなるなど、ますますの活躍が期待される新星です。 収録情報 曲目・内容 サン=サーンス:チェロ協奏曲&フランク:チェロ・ソナタ他 ・フォーレ:ロマンス op.69 ・フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 (ジュール・デルサールによるチェロとピアノ版) ・サン=サーンス:チェロ協奏曲 第1番 イ短調 op.33 ・フォーレ:蝶々 op.77 ・プーランク:チェロ・ソナタ ・フォーレ:夢のあとに (パブロ・カザルス編) アーティスト(演奏・出演) ブリュノ・フィリップ (チェロ/Gennaro Gagliano, 1760年製) タンギ・ド・ヴィリアンクール (ピアノ) クリストフ・エッシェンバッハ (指揮) フランクフルト放送交響楽団 レコーディング [サン=サーンス] 2020年9月 (協奏曲/ライヴ) [フォーレ、フランク、プーランク] 2022年4月
これぞ名演、ドイツ伝統の響き! ヘルシャーとナイの名盤ベートーヴェンが オリジナルデザインLPで堂々の復刻!! ★ハイ・クオリティな復刻で注目を浴びる韓国SOUND TREE社によるこだわりのオリジナルデザイン復刻シリーズから、ヘルシャーとナイの名演ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集が登場します。SOUND TREE社がライセンス先である現ワーナー傘下のパーロフォン・レコードから取り寄せたオリジナルマスターに、独自の丁寧なリマスタリングを施して製品化。プレスはドイツのパラス社で行われています。オリジナルLP盤は中古市場で常に高値で取引される入手困難盤。当盤はオリジナル盤の代用品としても充分な価値を誇る魅力的なセットとなっています。 ★完全限定生産で数に限りのあるLPですが、国内レーベルGlobal Culture Agencyの協力により、日本用にある程度の数を押さえて流通させることが可能となりました。国内では輸入盤の上に解説の日本語訳と日本語の帯をつけた状態で、3枚セットとして販売いたします。アナログファンならぜひともお持ち頂きたい逸品でございます。 【輸入盤情報】 レーベル:Sound Tree 商品番号:PWCL 0018/0019/0020 プレス:Pallas Gmbh (ドイツ) 【オリジナルLP】 レーベル:Telefunken 商品番号:BLE 14081/14087/14097 ■SOUND TREE復刻シリーズ シゲティ/J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲 (KKC-1159/61) マルツィ/シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 (KKC-1178/80) ドゥヴィ・エルリー/J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲 (KKC-1187/9) ミッシャ・エルマン/ジュビリー・レコード (STCL-1001) ミッシャ・エルマン/ウィーン奇想曲 〜クライスラー愛奏曲集 (STCL-1002) ヤーノシュ・シュタルケル/J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲 BWV1007-1012 (KKC-1190/2) 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集 [LP1] A面:チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 Op.5-1 B面:チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2 [LP2] A面:チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69 B面:チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1 モーツァルトの歌劇『魔笛』から「恋を知る殿方には」の主題による7の変奏曲 変ホ長調 WoO.46 [LP3] A面:チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102-2 B面:ヘンデルのオラトリオ『ユダス・マカベウス』から「見よ、勇者の帰還を」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO.45 モーツァルトの歌劇『魔笛』から「娘っ子でも女房でも」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66 アーティスト(演奏・出演) ルートヴィヒ・ヘルシャー (チェロ) エリー・ナイ (ピアノ) レコーディング 録音:1956年/ベルリン、リヒターフェルデ・フェストザール (モノラル)
チェロとピアノの対等で深遠な世界。 ワイラースタインがバルナタンとベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集を録音! ★チェロ界の女王ワイラースタインが厚い信頼を寄せるバルナタンとベートーヴェンのチェロ・ソナタを全曲録音しました!5つのチェロ・ソナタは、ベートーヴェンの作品のなかでも最も魅力的かつ叙情的な音楽であり、ベートーヴェンの芸術的成長をたどることができる作品です。 ★ベートーヴェンの友人グライヒェンシュタイン男爵献呈された第3番は、音楽史上初めてチェロとピアノが完全に対等な関係で書かれたいわばチェロ・ソナタの分岐点といえる作品。以後のチェロ・ソナタにも大きな影響を与えた傑作です。現代最高峰の二人が奏でる注目の新録音です! ★「イノン・バルナタンとは2008年に初共演し、素晴らしい音楽的パートナーシップを築いてきました。以来、チェロとピアノのためのデュオ作品のほぼすべてのレパートリーを世界中で演奏していく中で、私たちは親しい友人にもなりました。2020年私たちはベートーヴェン・イヤーにチェロ・ソナタ全曲を録音することに決めました。コロナ禍の中、サンディエゴの美しいコンラッド・プレビーズ舞台芸術センターで、1週間にわたりベートーヴェンの音楽に没頭することができました。困難な時代に完成したこの録音ができたことに喜びを感じております。」 (アリサ・ワイラースタイン) 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集 [CD1] ・チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 Op.5-1 (1796) ・チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2 (1796) [CD2] ・チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69 (1807-08) ・チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1 (1815) ・チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102-2 (1815) アーティスト(演奏・出演) アリサ・ワイラースタイン (チェロ) イノン・バルナタン (チェロ) レコーディング セッション録音:2020年10月/コンラッド・プレビーズ舞台芸術センター (カリフォルニア)
チェロの貴族マイナルディ、盟友ゼッキとの偉大な遺産。 驚愕の高音質で残されていた気品と滋味あふれる名演集を初LP化! ★気品ある音色と滋味あふれる歌いこなしで「チェロの貴族」と讃えられたマイナルディと、盟友ゼッキによる「3大B」の聴き応え満点ソナタ集。1956年に旧西ドイツ、フランクフルトのヘッセン放送協会のために放送用に収録した音源です。MELOCLASSICレーベルより完全初出としてCDで発売されたときに、その演奏と音質の素晴らしさに度肝を抜かれたヒストリカル・ファンも多いことでしょう。このたびレーベルよりライセンスを受けてALTUSがLP化を行いました。LP用のアナログ・マスターテープを製作し製盤することによりCDとはまた違った深い味わいを獲得しており、マイナルディのさらなる真価がお楽しみ頂けるかと思います。 ★ブラームスのソナタ冒頭、チェロで奏でられる主題は考えうる限りの暗さと侘しさを持っており、耳にしたが最後、瞬時にマイナルディの世界に引き込まれます。派手さはまったくありませんが、はっきり言って超名演。心にじわりと滲みこんでくる語り口、ゆったりと伸縮するテンポ、深い闇のような呼吸がたまりません。絶妙な間合いで対話するゼッキのピアノも見事。真摯にとことん音楽に没入したい方に捧ぐ、これぞアナログの本領発揮、LPの醍醐味ここにありといった逸品です。 収録情報 曲目・内容 エンリコ・マイナルディ ヘッセン放送未発表スタジオ録音集 [LP1-A] ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38 (第1楽章) [LP1-B] ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38 (第2・3楽章) [LP2-A] ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1 [LP2-B] J.S.バッハ:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 BWV1028 (グリュッツマッヒャー編) アーティスト(演奏・出演) エンリコ・マイナルディ (チェロ) カルロ・ゼッキ (ピアノ) レコーディング 1956年4月3日/フランクフルト・ヘッセン放送協会 ルーム1/B (ブラームス、バッハ) 1956年3月17日/フランクフルト・ヘッセン放送協会 ゼンデザール (ベートーヴェン)