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フランス国立視聴覚研究所音源提供 スタニスラフ・ブーニンの1987年メゾン・ド・ラジオ・フランスでの公開収録音源登場! ★丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。好評のフランス国立視聴覚研究所 (INA) 保有音源からの正規初出復刻で、当アルバムには1987年1月15日、メゾン・ド・ラジオ・フランス、106スタジオにおけるスタニスラフ・ブーニンの公開収録音源 (ステレオ) を収録。ショパンとドビュッシーを組み合わせた珠玉の作品をお楽しみいただけます。※日本語帯・解説は付きません。 収録情報 曲目・内容 スタニスラフ・ブーニン〜リサイタル・イン・パリ1987 CD1 ショパン:夜想曲第8番 変ニ長調 Op.27-2 ショパン:即興曲第1番 変イ長調 Op.29 ショパン:即興曲第3番 変ト長調 Op.51 ショパン:マズルカ第19番 ロ短調 Op.30-2 ショパン:マズルカ第34番 ハ長調 Op.56-2 ショパン:マズルカ第38番 嬰ヘ短調 Op.59-3 ショパン:マズルカ第41番 嬰ハ短調 Op.63-3 ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 CD2 ドビュッシー:ベルガマスク組曲 ドビュッシー:映像 第1集 以下、アンコール ドビュッシー:アラベスク第1番 ショパン:華麗なる大円舞曲第1番 変ホ長調 Op.18 ショパン:ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64-2 ショパン:ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64-1 アーティスト(演奏・出演) スタニスラフ・ブーニン (ピアノ) レコーディング 録音:1987年1月15日/メゾン・ド・ラジオ・フランス、106スタジオ (パリ) 【公開収録】 * Previously unissued recording * Recorded by France Musique of Radio France * Licensed by INA (Institut national de l'audiovisuel) & Radio France * Authorization Clearance by INA legal department * 24bit/192kHz Digital restoration & remastering from the original master tape
祝生誕200年 スイス出身の中期ロマン派の作曲家ヨアヒム・ラフ ライプツィヒ弦楽四重奏団による第2弾 ★スイス出身の中期ロマン派の作曲家ヨアヒム・ラフ。リストの助手としてオーケストレーションを務めるなど評価されます。後に独立し、生涯に交響曲11曲、弦楽四重奏曲8曲、協奏曲など200曲以上の作品を残しています。しかし、ラフ自身は優れたピアニストであったにも関わらず公開演奏会はほとんど行わず、自己宣伝は苦手で私生活はつつましいものでした。晩年はフランクフルトのホッホ音楽院の院長に就任し後進の指導にあたっていました。今回ラフの生誕200年を記念して、第1集 (MDG-30721872) に続き、ライプツィヒ弦楽四重奏団が世界初録音となる弦楽四重奏曲第5番と『美しき水車小屋の娘』 (Schone Mullerin) と呼ばれている第7番を録音しました。 収録情報 曲目・内容 ヨアヒム・ラフ (1822-1882) : 室内楽作品集 Vol.2 弦楽四重奏第5番 ハ長調 作品 138 弦楽四重奏第7番 変ホ長調 作品 192-2 アーティスト(演奏・出演) ライプツィヒ弦楽四重奏団 【シュテファン・アルツベルガー (ヴァイオリン) 、ティルマン・ビューニング (ヴァイオリン) 、イーヴォ・バウアー (ヴィオラ) 、ペーター・ブルンス (チェロ) 】
知る人ぞ知るムラヴィンスキーの2大壮絶ライヴ、 R.シュトラウスのアルプス交響曲とドビュッシーの「海」、 2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻登場! ■制作者より 自然をこよなく愛した旧ソ連の巨匠指揮者ムラヴィンスキー (1903-1988) にふさわしく、自然をテーマにした2作品、R.シュトラウスのアルプス交響曲とドビュッシーの「海」が2トラック、38センチのオープンリール・テープ復刻で登場します。音はともにモノラルですが、ムラヴィンスキーならではの透徹した厳しい解釈が別次元の感動を呼び起こします。ことにアルプス交響曲の凄まじさは知る人ぞ知る内容で、より明瞭な音質となった当盤では、その妙技がいやというほど堪能出来ます。また、解説書にはムラヴィンスキー自身がアルプス交響曲につて語った文章を掲載しています。これはムラヴィンスキー夫人から伝えられたもので、ごく短いものですが、貴重な証言です。 (平林 直哉) 収録情報 曲目・内容 1. R.シュトラウス:アルプス交響曲 2. ドビュッシー:交響詩「海」 アーティスト(演奏・出演) エフゲニー・ムラヴィンスキー (指揮) レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:1. 1962年4月21日、2. 1962年3月18日または20日/レニングラード・フィルハーモニー大ホール 使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ) 録音方式:モノラル (ライヴ録音)
ロストロポーヴィチ&イスラエル・フィル チャイコフスキーの「悲愴」1975年1月ライヴ ムスティスラフ・ロストロポーヴィチがイスラエル・フィルを指揮して、チャイコフスキーの「悲愴」交響曲と「フランチェスカ・ダ・リミニ」を演奏したアルバムが登場。 よく知られるように、ソビエト時代のロストロポーヴィチは、物理学者サハロフや作家ソルジェニーツィンを擁護したことにより、当局からみずからも反体制派分子とみなされ、演奏活動を大幅に制限されてしまい、ついに1974年、向こう2年間のビザを取得して出国し、そのままソビエト連邦より亡命することになります。西側に出て本格的に指揮活動をスタートさせたロストロポーヴィチは、リムスキー=コルサコフやプロコフィエフ、ショスタコーヴィチなどのロシアものでおおいにその本領を発揮し、レコーディングも次々と行ってゆきますが、なかでも当時、その旺盛な表現意欲と実力を世に広く知らしめた代表的録音が、チャイコフスキーの交響曲全集でした。じっさい、チャイコフスキーの「悲愴」は、ロストロポーヴィチにとってもよほど思い入れの強い作品なのでしょう。 ロストロポーヴィチ指揮による「悲愴」では、ロンドン・フィルとの全集シリーズ中、1976年10月のロンドンのキングズウェイ・ホールにおけるセッション録音のほかにも、ゴルバチョフの招きでワシントン・ナショナル交響楽団を率いて16年ぶりに母国へ凱旋公演した際、1990年2月のモスクワ音楽院大ホールにおける演奏を収めたライヴ録音も知られています。また、「フランチェスカ・ダ・リミニ」については、同じくロンドン・フィルとの全集録音の流れで、1977年5月ロンドンのアビー・ロード・スタジオでセッション録音していました。20世紀後半を代表するチェロの大家としてのロストロポーヴィチは、野太い音色を武器に、スケールの大きな表現を持ち味としていましたが、そのスタイルはそのまま指揮のケースにも当てはまるといえるでしょう。 このたび登場する音源は、1975年1月におこなわれたコンサートの模様をライヴ収録したもので、ここでは得意のチャイコフスキーを取り上げて、思いのたけのすべてをぶつけたような情熱的な演奏内容を聴かせてくれるものとおもわれます。イスラエル・フィル・アーカイヴスよりのデジタル・リマスタリング。 収録情報 曲目・内容 チャイコフスキー : 交響曲 第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32 アーティスト(演奏・出演) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ (指揮) レコーディング 1975年1月14日テルアビブ,マン・オーディトリアム (ライヴ・モノラル)
ステンハンマルの弦楽四重奏曲全集がセットになって登場。 その名を冠したステンハンマル弦楽四重奏団演奏の圧倒的名盤! ★SACDハイブリッド盤。スウェーデンを代表する作曲家、ヴィルヘルム・ステンハンマル (1871-1927) 。その名を冠したステンハンマル弦楽四重奏団による弦楽四重奏曲全集がセットになって登場します! ★ステンハンマルは交響曲、協奏曲、声楽曲、オペラなど様々な音楽形態の作品を残しており、巨匠ブロムシュテットが積極的に演奏していることで、日本でも人気を高めている作曲家です。その中でも弦楽四重奏曲はステンハンマルの芸術を知る上で最も優れた作品群です。当セットには世界初録音となった1897年作曲のヘ短調の四重奏曲も収録しており、全集としての価値を非常に高めております。 ★2002年に結成したステンハンマル弦楽四重奏団はその名の通りステンハンマルの作品を中心に演奏しており、スウェーデン国内外で高い評価を得ております。近年、現代音楽にも力を入れアメリカ、イギリスなどの作曲家から多くの委嘱作品を依頼されております。当クァルテットならではの的確な解釈は、同作品群を知る上で必聴と申せましょう。 ※ブックレットはオリジナルの3冊がクラムシェル・ボックスに封入されております。 収録情報 曲目・内容 ステンハンマル:弦楽四重奏曲全集 Disc1 (BIS SA-2019) 1. 弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 Op.2 (1894) 2. 弦楽四重奏曲第2番 ハ短調 Op.14 (1896) Disc2 (BIS SA-1659) 3. 弦楽四重奏曲第4番 イ短調 Op.25 (1904-09) 4. 組曲『ロドレッシの歌』よりエレジーと間奏曲 Op.39 (1919) 5. 弦楽四重奏曲第3番 ヘ長調 Op.18 (1897-1900) Disc3 (BIS SA-2009) 6. 弦楽四重奏曲第5番 ハ長調 Op.29「セレナード」 (1910) 7. 弦楽四重奏曲 へ短調 (1897) 8. 弦楽四重奏曲第6番 ニ短調 Op.35 (1916) アーティスト(演奏・出演) ステンハンマル弦楽四重奏団 【ペータ・オロフソン (第1ヴァイオリン) 、ペール・エマン (第2ヴァイオリン) 、トニー・バウアー (ヴィオラ) 、マッツ・オロフソン (チェロ) 】 レコーディング セッション録音:(3) 2011年4月&10月、(7) 2011年10月、(4,5) 2012年6月、 (6,8) 2012年12月、(2) 2013年9月、(1) 2013年12月/スウェーデン プロデューサー&サウンド・エンジニア:トーレ・ブリンクマン エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ
完全初出。 ステレオ録音によるリヒテル1987年の神業ハイドン ★リヒテルが1964年にフランスの大農園で始めたトゥール音楽祭。現在も続いていますが、生前は頻繁に登場して神業を聴かせました。フランスのINA (国立視聴覚研究所) に所蔵されるそのコンサート・ライヴ音源が日の目を見ました。なんと正規盤初出!ステレオ録音で音質も上々。円熟期リヒテルの芸術を堪能できます。 ★このディスクは1986年6月28日のコンサート・ライヴで、ハイドンのソナタ3篇が収められています。いずれも1980年代にリヒテルが十八番としていたものですが、ここでも演奏は冴えに冴えています。ハイドンのピアノ・ソナタは古典的に端正で活気あふれる世界が魅力といえますが、リヒテルは何の気も衒わず淡々と弾き進めるなかに、得も言われぬ滋味と深みを感じさせ最後まで引き込まれます。これほどの名演が今まで世に出ていなかったのが罪と思えるほどで、まさに人類の宝と申せましょう。 収録情報 曲目・内容 リヒテル 第23回トゥレーヌ音楽祭ライヴ ハイドン: 1. ピアノ・ソナタ第46番 (旧31番) 変イ長調Hob. X VI :46 2. ピアノ・ソナタ第48番 (旧58番) ハ長調Hob. X VI :48 3. ピアノ・ソナタ第52番 (旧62番) 変ホ長調Hob. X VI :52 アーティスト(演奏・出演) スヴャトスラフ・リヒテル (ピアノ) レコーディング 録音:1986年6月28日/ベナルディエ農園 (ヴィルドーメ) (ライヴ)
まるでフォルテピアノのような 滋味あふれるギター・デュオによるウィーン古典派 ★18世紀半ばのウィーンはヨーロッパ音楽文化の中心地でしたが、ギター文化も盛り上がり、オリジナル作品が乏しかったゆえ多くの有名作品編曲が現れました。当アルバムは演奏者エディン・カラマーゾフとパベル・シュタイドルが当時の象徴的な3作品の2本のギター用に新編曲。 ★ギターはその後タレガやセゴビアの出現により新しく合理的な奏法が開発されたこともあり、ふたりはより効果的な編曲を施しました。ハイドンとモーツァルトはピアノ曲ですが、フォルテピアノのように微妙なニュアンスが絶美。シューベルト作品はもともとの楽器アルペジオ−ネがギターの遺伝子を継いでいるためより「目から鱗」の連続にびっくり。非常な難曲ながらカラマーゾフとシュタイドルは見事な演奏を披露しています。 収録情報 曲目・内容 ギター・デュオのモーツァルト、ハイドン、シューベルト 1. ハイドン (カラマーゾフ&シュタイドル編) :ピアノ・ソナタ第49番変ホ長調 2. モーツァルト (カラマーゾフ&シュタイドル編) :幻想曲ハ短調K.475 3. シューベルト (カラマーゾフ&シュタイドル編) :アルペジオーネ・ソナタD.821 アーティスト(演奏・出演) エディン・カラマーゾフ (ギター) パヴェル・シュタイドル (ギター) レコーディング 録音:2022年3月3-5日ジャルディーノ・スタジオ (クレマ/イタリア)
注目盤! 名ギタリスト、フランツ・ハラースが J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全6曲をギターで演奏!! ★SACDハイブリッド盤。BISレーベルを代表する演奏家の一人、ギター奏者フランツ・ハラース。ハラースはスペインのバロック音楽、J.S.バッハ、武満、グバイドゥーリナ、タンゴ、ブラジル音楽など、数多くのディスクで高い評価を得ている現代最高峰のギタリストの一人です。J.S.バッハのリュート作品集 (BIS SA-2285) が好評を博すなか、バッハの続編として無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全6曲を録音しました!今回もハラース自身による編曲で、原調で演奏しております。 ★ヴァイオリン作品の最高峰であるバッハの無伴奏6篇。ハラースはこれらの作品が持つポリフォニー、ダイナミクス、音の色彩などをギター一本で効果的に表現。弓で演奏するヴァイオリンとは違い、撥弦楽器ギターでは、アルペジオの華麗さ、減衰音の美しさが際立っております。教会の残響も生かし奏でられたギターの余韻もまた格別です。ハラースのギター演奏で聴くバッハ作品の新たな響きをご堪能ください。 好評発売中 ■J.S.バッハ (ハラース編曲) :リュート組曲集 【組曲 ト短調 BWV995 / 組曲 (パルティータ) ハ短調 BWV997 / 組曲 (パルティータ) ホ長調 BWV1006a / 組曲 ホ短調 BWV996】 BIS SA-2285 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ BWV1001-1006 (全6曲) 【ギター版 (編曲:フランツ・ハラース) 】 Disc1 (1) パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 (2) ソナタ第1番 ト短調 BWV1001 (3) パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 Disc2 (4) ソナタ第2番 イ短調 BWV1003 (5) パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006 (6) ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 アーティスト(演奏・出演) フランツ・ハラース (ギター) レコーディング セッション録音:2022年6月15〜18日/聖母マリアの被昇天巡礼教会、イジング (バイエルン) プロデューサー、サウンド・エンジニア、エディティング:フランツ・ハラース ミキシング:ハンス・キプファー (Take5 Music Production) エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ 【ギター:Hermann Hauser I, 1936, Model Miguel Llobet】
アルヴィドとマリス、父子の名演聴き比べ! ショスタコ「革命」は両氏とも披露! 貴重なレニングラード・フィル来日公演 CD 4タイトルをお買い得価格でセット化 ★ALTUSからリリースされているヤンソンス父子とレニングラード・フィルの来日公演実況録音、4タイトルCD 5枚分をまとめたお買い得価格の数量限定セットです。単売のパッケージをそのままジュエルケースごと紙ケースに収納した仕様。ショスタコーヴィチの5番、ローエングリンの3幕前奏曲は両氏とも演奏しているので聴き比べ可能!お早めにどうぞ! ★父アルヴィドは、ムラヴィンスキーがキャンセルしたため代役で出演した1970年公演を収録。レニングラード・フィルがほとんど体で覚えてしまっているという作品を指揮しながらも、民族的要素とテクスチュア描出をバランスよく備えた感覚や、メリハリを利かせながらも格調高い表現が秀逸。ムラヴィンスキーの補佐を通して培った緻密なサウンド構築と濃厚な情念が一体となった、きわめて魅力的な演奏が聴けます。オケのハイテンションぶりも尋常ではなく、特に終楽章コーダなど無敵と言いたくなる凄まじい馬力に仰天。 ★息子マリスは、これまたムラヴィンスキーの代役で登壇し新時代の大名演となった86年の重厚プログラムと、サンクトペテルブルク・フィルに改称前の圧倒的にロシアな演奏を叩き出した89年、ふたつの公演を収録。ムラヴィンスキー仕込みのレニ・フィル鉄壁の響きと、マリスの美しく見通しの良い音楽性が真正面からせめぎ合う、手に汗握る稀有な名演!特有のあたたかみがありつつも、激烈ティンパニや壮絶アッチェレランドが凄まじい燃焼度。 ★父子ともスコア細部のこだわりに非常な説得力があり、フレージング処理に独自の色合いを添えてコントラストを生かす秘術が受け継がれています。クライバー父子と関連付けて論じたくなるような、クラシック・ファンの好奇心をくすぐる名演集です。 収録情報 曲目・内容 ヤンソンス親子 &レニングラード・フィル 来日ライヴ・コレクション 1.【ALT094】 ショスタコーヴィチ:交響曲第 5 番 ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より第 3 幕への前奏曲 2.【ALT095】 チャイコフスキー:交響曲第 5 番、バレエ音楽「白鳥の湖」より第2幕『情景』 3.【ALT443/4】(2CD) チャイコフスキー:交響曲第 4 番 ショスタコーヴィチ:交響曲第 5 番 4.【ALT445】 ワーグナー: 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 第 1 幕への前奏曲 ベルリオーズ:幻想交響曲 シベリウス:悲しきワルツ ワーグナー:歌劇「ローエングリン」から第 3 幕への前奏曲 アーティスト(演奏・出演) (1,2) アルヴィド・ヤンソンス (指揮) (3,4) マリス・ヤンソンス (指揮) レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング ライヴ録音: (1,2) 1970年7月1日/大阪フェスティバルホール、(3) 1986年10月19日/サントリーホール、(4) 1989年10月25日/Bunkamura オーチャードホール
秘蔵・初出音源も収録!!! バッハ・コレギウム・ジャパンの偉業、 J.S.バッハの声楽曲集が完全限定生産のボックスで登場! 全ディスクSACDハイブリッド盤でのリリース! ★SACDハイブリッド盤。バッハ・コレギウム・ジャパン (BCJ) のJ.S.バッハの声楽曲集がBISレーベルより78枚組の完全限定ボックスで登場します!1995年に開始されたBCJによるバッハの教会カンタータ録音は18年を経て2013年に完結。さらに世俗カンタータも2018年に完結し、日本の団体としては初のカンタータ大全集という偉業を成し遂げました。 ★当ボックスにはJ.S.バッハの作曲および編曲の声楽曲を収録。カンタータはもちろんのこと、マタイ受難曲 (2019年録音) 、ヨハネ受難曲 (1998年録音) 、マニフィカト、クリスマス・オラトリオ、モテット、その他宗教曲もすべてSACDハイブリッド仕様です。 ★今回のボックスでは、日本独自企画として2019年末にリリースした「J.S.バッハ:合唱曲全集」 (KKC-8750) 【廃盤】には収録されていない秘蔵音源および2022年に収録された最新初出音源を収録!BCJの歴史を辿る音源が当セットに収められております! 【当セットの注目ポイント】 ●マタイ受難曲は2019年に再録音した音源を収録!当録音では現代最高のオルガン・ビルダー、マルク・ガルニエが製作した通奏低音用のオルガンを使用。オルガンはBCJの首席指揮者鈴木優人が演奏しております。この録音は2020年英国グラモフォン賞 (合唱部門) を受賞するなど、高い評価を獲得しております。 (1999年3月の旧録音は当セットには収録しておりません) ●J.S.バッハが編曲した他作曲家作品の初出音源を収録!単売時は収録されなかった2014年2月の秘蔵音源および2022年9月の最新録音が収録されています。 【2014年2月録音】 ・『私の魂は切望します』BWV deest 1006 (コンティ作曲、J.S.バッハ編曲) 【2022年9月録音】 ・カンタータ『主はとこしえに王』TWV 8:6より (テレマン作曲、J.S.バッハ編曲) ・モテット『主に向かいて歓呼の声をあげよ』BWV Anh.160より (テレマン作曲、J.S.バッハ編曲) ・アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳第2巻より ・シェメッリ歌曲集より ・3つの婚礼用コラール BWV250-252 ・オラトリオ『このエドムから来る者はだれか』BWV1167より ●全4巻、1000ページ超のブックレット (英・独・仏) には各曲のトラックリスト、曲目解説、歌詞 (独・英) 、録音情報を掲載。また各ディスクは紙製スリーヴケースに収納されております。 ※当セットはJ.S.バッハ作・編曲作品のみを収録しており、「J.S.バッハ:合唱曲全集 (KKC-8750) 【廃盤】とは収録内容が異なります。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:声楽曲集/バッハ・コレギウム・ジャパン、鈴木雅明 * =初出音源 ※収録内容の詳細は弊社HPにてご確認ください。 【教会カンタータ】 Disc1 ミュールハウゼン時代の 3つのカンタータ Disc2 三位一体後第3、4、5日曜日のためのカンタータ集 Disc3 ワイマール時代のカンタータ 1 Disc4 ワイマール時代のカンタータ 2 Disc5 ワイマール時代のカンタータ 3 Disc6 ワイマール時代のカンタータ 4 Disc7 ワイマール時代のカンタータ 5 Disc8 ライプツィヒ時代のカンタータ 1 Disc9 ライプツィヒ時代のカンタータ 2 Disc10 ライプツィヒ時代のカンタータ 3 Disc11 ライプツィヒ時代のカンタータ 4 Disc12 ライプツィヒ時代のカンタータ 5 Disc13 ライプツィヒ時代のカンタータ 6 Disc14 ライプツィヒ時代 1723年のカンタータ 1 Disc15 ライプツィヒ時代 1723年のカンタータ 2 Disc16 ライプツィヒ時代 1723年のカンタータ 3 Disc17 ライプツィヒ時代 1724年のカンタータ 1 Disc18 ライプツィヒ時代 1724年のカンタータ 2 Disc19 ライプツィヒ時代 1724年のカンタータ 3 Disc20 ライプツィヒ時代 1724年のカンタータ 4 Disc21 ライプツィヒ時代 1724年のカンタータ 5 Disc22 ライプツィヒ時代 1724年のカンタータ 6 Disc23 ライプツィヒ時代 1724年のカンタータ 7 Disc24 ライプツィヒ時代 1724年のカンタータ 8 Disc25 ライプツィヒ時代 1724年のカンタータ 9 Disc26 ライプツィヒ時代 1724年のカンタータ 10 Disc27 ライプツィヒ時代 1724年のカンタータ 11 Disc28 ライプツィヒ時代 1724年のカンタータ 12 Disc29 ライプツィヒ時代 1724年のカンタータ 13 Disc30 ソロ・カンタータ 1 Disc31 ライプツィヒ時代 1724年のカンタータ 14 Disc32 ライプツィヒ時代 1725年のカンタータ 1 Disc33 ライプツィヒ時代 1725年のカンタータ 2 Disc34 ライプツィヒ時代 1725年のカンタータ 3 Disc35 ライプツィヒ時代 1725年のカンタータ 4 Disc36 ライプツィヒ時代 1725年のカンタータ 5 Disc37 ソロ・カンタータ 2〜アルト独唱のためのカンタータ集 Disc38 ソロ・カンタータ 3 Disc39 ライプツィヒ時代 1725年のカンタータ 6 Disc40 ライプツィヒ時代 1725年のカンタータ 7 Disc41 ソロ・カンタータ 4 Disc42 ライプツィヒ時代 1726年のカンタータ 1 Disc43 ライプツィヒ時代 1725年のカンタータ 8 Disc44 ライプツィヒ時代 1726年のカンタータ 1 Disc45 ライプツィヒ時代 1726年のカンタータ 2 Disc46 ライプツィヒ時代 1726年のカンタータ 3 Disc47 ライプツィヒ時代 1726年のカンタータ 4 Disc48 ライプツィヒ時代 1727〜29年のカンタータ 1 Disc49 ライプツィヒ時代 1727〜29年のカンタータ 2 Disc50 ライプツィヒ時代 1726〜29年のカンタータ Disc51 ライプツィヒ時代 1727〜32年のカンタータ Disc52 ライプツィヒ時代 1730〜40年代のカンタータ 1 Disc53 ライプツィヒ時代 1730〜40年代のカンタータ 2 Disc54 ライプツィヒ時代 1730〜40年代のカンタータ 3 Disc55 ライプツィヒ時代 1730〜40年代のカンタータ 4 【世俗カンタータ】 Disc56 世俗カンタータ 1 Disc58 世俗カンタータ 3 Disc59 世俗カンタータ 4 Disc60 世俗カンタータ 5 Disc61 世俗カンタータ 6 Disc62 世俗カンタータ 7 Disc63 世俗カンタータ 8 Disc64 世俗カンタータ 9 Disc65 世俗カンタータ 10 【その他の宗教曲】 Disc66&67 ヨハネ受難曲 BWV245 (1749年第4稿) 、追加分 (1725年第2稿) Disc68&69 マタイ受難曲 BWV244 Disc70&71 クリスマス・オラトリオ BWV248 Disc72&73 ミサ曲 ロ短調 BWV232 Disc74 ルター派ミサ曲 1 Disc75 ルター派ミサ曲 2 Disc76 (1) 復活祭オラトリオ BWV249、 (2) 昇天祭オラトリオ BWV11 ほか Disc77 モテット集 Disc78 アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳第2巻より*、シェメッリ歌曲集より* ほか アーティスト(演奏・出演) バッハ・コレギウム・ジャパン 鈴木雅明 (指揮) レコーディング 録音:1995年〜2022年
2005年2月最新ライヴ 桂冠指揮者ハイティンクによる コンセルトへボウとの集大成、3度目のブル8 ★ロイヤル・コンセルトへボウ管と桂冠指揮者ハイティンクとの顔合わせによる最新ライヴが早くもリリース。ブルックナー8番はハイティンクとしてはじつに4種目、コンセルトへボウとは全集録音の第1回目(65年)、さらにデジタルによる再録音(81年)以来、3度目にして初のライヴ録音となります。 昨年ドレスデン・シュタ−ツカペレとの日本公演でも演目に選ばれたブル8。記録によれば、ハイティンクにとっては88年までのコンセルトへボウ在任期間中に20回以上も演奏してきた会心のレパートリー。彼が同オケと8番を初めてコンサートで取り上げたのが1959年。ここに半世紀近い歳月を経て、共にブルックナー演奏の伝統を培ってきたオケと臨んだライヴであれば自ずと格別の思いも去来するはずで、確かに円熟を迎えた巨匠の集大成と呼ぶにふさわしいものです。ただならぬ風格に圧倒される第1楽章。金管の咆哮が凶暴なスケルツォ。悠久の時を感じさせるアダージョはやはり絶品で、壮大に締めくくられるフィナーレに至ってはいつまでも忘れがたい印象を残します。録音も極上。 収録情報 曲目・内容 ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版) アーティスト(演奏・出演) ベルナルト・ハイティンク(指揮)ロイヤル・コンセルトへボウO. レコーディング 録音:2005年2月18&20日アムステルダム・コンセルトへボウ(ライヴ)
日本市場向けの完全限定盤!若かりしマエストロ小澤征爾の貴重音源が日の目を見る!!1960年4月&12月トゥールーズとパリにおける放送用セッション!! ★国立視聴覚研究所(INA)提供による音源を使用したスペクトラム・サウンドの大好評のベルアーム・シリーズ。今回は小澤征爾が1960年収録の貴重な録音が日の目をみます!小澤征爾は1959年に第9回ブザンソン国際指揮者コンクール第1位を受賞。その翌年1960年4月、放送用の収録でトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団を振った録音がこの度正規初出としてお目見えします。4月19日、21日、25日と3日間の収録でベートーヴェンの交響曲第1番、『エグモント』序曲、モーツァルトの交響曲第41番『ジュピター』、ディヴェルティメント、歌劇『魔笛』序曲、ブラームスのハンガリー舞曲集、シューベルトの交響曲『未完成』、カバレフスキーの組曲『道化師』と実に多彩なプログラムを披露。マエストロ小澤征爾の国際的なキャリアとしてはじめての録音をINAの正規音源からスペクトラム・サウンドが丁寧に復刻いたしました。★また、同年12月14日、フランス国立フィルハーモニー管弦楽団を振ったモーツァルトの交響曲第28番とヨハン・シュトラウス2世の歌劇『こうもり』序曲も収録。こちらも放送用セッションながら小澤征爾のパリ・デビューということで、これもまた貴重な録音を聴くことができます。★若かりしマエストロがすがすがしくタクトを振る姿が聴いているだけで想像できる名演。翌年以降、世界をまたにかけ活躍がはじまったマエストロ。その世界的指揮者が産声をあげたような溌溂とした演奏をお楽しみいただけます。平林直哉氏による日本語解説書付。★日本市場向けの完全限定発売。限定盤のためお早目のお求めをおすすめいたします。 収録情報 曲目・内容 [CD1]1. ベートーヴェン:『エグモント』序曲(7'54)2. モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136(12'25)3. ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 Op.21(21'24)4. モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K.551『ジュピター』(26'04)[CD2]5. ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、第3番、第5番、第6番(11’52)6. モーツァルト:歌劇『魔笛』序曲(6'24)7. シューベルト:交響曲第8(7)番 ロ短調 D.759『未完成』(19'48)8. カバレフスキー:組曲『道化師』Op.26(14'21)9. モーツァルト:交響曲第28番 ハ長調 K.200(15'38)10. ヨハン・シュトラウス2世:歌劇『こうもり』序曲(7'53) アーティスト(演奏・出演) 小澤征爾(指揮)[track1-8] トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団[track9,10] フランス国立フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:[track1-3] 1960年4月19日、[track4,5] 1960年4月21日、[track6-8] 1960年4月25日/トゥールーズ【放送用録音/モノラル】[track9,10] 1960年12月14日/フランス放送協会(ORTF)(パリ)【放送用録音/モノラル】 Licensed by INA and 24bit/192kHz digital restoration and remastering from the original master tapes
ティーレマン&ウィーン・フィル ブルックナー生誕200年記念プロジェクト 「ブルックナー11/Bruckner 11」 第1弾は第00・0・5番 2021年3月ウィーン楽友協会無観客ライヴ収録! ★2024年のブルックナー生誕200年に向けたティーレマン&ウィーン・フィルによるプロジェクト「ブルックナー11/Bruckner 11」。すでにソニー・クラシカルからも第8,3,4,2番のCDがリリースされていますが、この度C majorレーベルから映像による全集がスタートします。第1弾としてリリースされるのは、第5交響曲、そして「習作交響曲」と呼ばれている「ヘ短調 WAB99」と「ニ短調 WAB100」をウィーン・フィル史上初めて演奏・収録しています。今回ティーレマンは番号付き交響曲9曲に加えて「習作交響曲」を演奏することについて以下のように述べています。「ブルックナーは9曲の交響曲を書いたのではなく、11曲の交響曲を書いたということです。人々はこの2曲をそれほど良い曲だとは思っていないかもしれないが、2曲ともに完成度は非常に高く、”これぞブルックナー”と感じることのできる部分が多くあります。またこの素晴らしいウィーン・フィルとブルックナーの11曲の交響曲をともに演奏する最初の指揮者という栄誉を思いかげず手にすることができたのは、驚きであり大きな喜びです。」 ★またこのセットには各交響曲についてティーレマンと音楽学者ヨハネス=レオポルド・マイヤー氏とが語ったインタビューと、リハーサル風景を収録したボーナス映像が付属しています。その映像には、ティーレマン自身が特別だという交響曲第5番を最初に聴いた際の記憶も鮮明に語っています。「特別だと思う理由は、最初に聴いた時に感動したから。それは私が16歳の時、ベルリン・フィル、カラヤン指揮の演奏だった。私は茫然自失しフィルハーモニーの駐車場に向かった。これまでこんなに素晴らしい音楽は聴いたことがなかった。」 ★ベルリン・ドイツオペラ (1997年〜2004年) 、ミュンヘン・フィル (2004年〜2011年) 、シュターツカペレ・ドレスデン (2012年〜2024年) 、ザルツブルグ復活祭音楽祭の芸術監督 (2013年〜2022年) 、そしてバイロイト音楽祭での活躍など、今やドイツを代表する指揮者として着実にキャリアを積んでいるクリスティアン・ティーレマン (1959〜) 。ウィーン・フィルとは、2008年〜2010年にかけて収録された「ベートーヴェン交響曲全集」や2019年ニューイヤーコンサートなど何度も共演しています。またティーレマンはすでに手兵シュターツカペレ・ドレスデンとブルックナーの番号付き交響曲9曲を残しており (75-7504/KKC-9656) 、今回のウィーン・フィルとの録音も日頃からブルックナーへの熱い思いを語っていたティーレマンらしいプロジェクトと言えるでしょう。 収録情報 曲目・内容 ブルックナー:交響曲ヘ短調、ニ短調、第5番 / ティーレマン&ウィーン・フィル アントン・ブルックナー: 交響曲ヘ短調 WAB99 (第00番「習作」) 交響曲ニ短調 WAB100 (第0番) 交響曲第5番変ロ長調 WAB105 ボーナス映像《ディスカヴァリング・ブルックナー》 各交響曲について (ティーレマンと音楽学者ヨハネス=レオポルド・マイヤー氏による対話) アーティスト(演奏・出演) クリスティアン・ティーレマン (指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 収録:2021年3月ウィーン楽友協会 (無観客ライヴ) 映像監督:ベネディクト・ミロウ
MDGレーベルの"貴重な"録音を再リリースする「プレツィオーザ」シリーズ 第2弾はイェジー・マクシミウク指揮ポーランド室内管によるバルトークとブリテン ★MDGレーベルの"貴重な"録音を再リリースする「プレツィオーザ」シリーズ。第1弾は、1976年に録音されたヘルマン・クロイツ指揮によるロッシーニの「小荘厳ミサ曲」 (MDG-102000329) でしたが、今回第2弾は、イェジー・マクシミウク指揮ポーランド室内管弦楽団によるバルトークとブリテンです。 ★イェジー・マクシミウクは、1936年ベラルーシのグロードナ生まれ。1970年代には西側で活躍し、後のヤノフスキ (1939-) 、ヴィト (1944-) らの先陣を切った人物。ワルシャワ音楽院でヴァイオリン、ピアノ、指揮、作曲を学び、ワルシャワ大劇場に勤めながら、1972年にポーランド室内管弦楽団を結成。その後、ポーランド放送国立交響楽団カトヴィツェ (1975〜77) 、BBCスコティッシュ交響楽団 (1983〜93) の首席指揮者を歴任しました。 ★当盤が録音された1985年はまだポーランドは共産圏でありました。MDGの創設者の一人ヴェルナー・ダブリングハウスは、当時の様子をこう振り返っています。「ポーランドを代表する指揮者の録音が魅力的なプログラムで実現した。私たちは録音機材で一杯になった車でデトモルトからワルシャワまで約1000キロを走行することになった。しかし当時旧東西ドイツの国境の町ヘルムシュテットを通過することもままならなかった。さらには、ポーランドの国境では、税関職員が我々に向かってこう言いました。"雑誌はもってるか?"そこで我々は次回来るときは『プレイボーイ』を持ってくれば良いことを学習しました。」その後もポーランド国内を走行している最中に警官に止められ、その際にバッハのレコードが役に立ったエピソードや、録音時の様々な貴重なエピソードが解説書に記されています。 ★バルトークの「弦楽のためのディヴェルティメント」は1939年に作曲された古典的な形式を持つ作品。当時の不穏な空気はほとんど感じられない明快な音楽はバルトークの真骨頂。ブリテンの「フランク・ブリッジの主題による変奏曲」は、師ブリッジへの感謝と賞賛をもって作曲されました。構成は、序奏と主題の提示に続き10の変奏 (9つの変奏とフーカ?とフィナーレ) からなる彼の出世作となりました。 収録情報 曲目・内容 バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲Op.10 アーティスト(演奏・出演) ポーランド室内管弦楽団 イェジー・マクシミウク (指揮) レコーディング 録音:1985年、Polskie Nagrania 制作、プロデュース:ヴェルナー・ダブリングハウス、ライムント・グリム
「ドイツ・シャルプラッテンETERNAの芸術」 本家エテルナのオリジナル・サウンドに最も忠実な音! 第6弾は、巨匠ブロムシュテットとシュターツカペレ・ドレスデンの名管楽器奏者たちによる モーツァルトの協奏曲集&ディヴェルティメント集 ★全盛期のエテルナのアナログ・レコードの音を限りなく再現すべく、オリジナル音源から新規デジタル・マスタリングした、キングインターナショナルのシリーズ「ドイツ・シャルプラッテンETERNAの芸術」。第6弾は、シュターツカペレ・ドレスデンの名管楽器奏者たちによるモーツァルトの協奏曲集。指揮は当時まだ40代半ばであったヘルベルト・ブロムシュテット。さらにブロムシュテットとシュターツカペレ・ドレスデンとの蜜月に刻まれたモーツァルトの名録音で有名なディヴェルティメント集を含んだ充実の内容を1枚のSACDに収めました。 モーツァルトがホルンのために書いた作品は、協奏曲が4つ、コンサート・ロンドが1つ、さらにホルン五重奏曲 (KV407) を残しています。これらの多くはザルツブルク宮廷楽団のホルン奏者を務めていたヨーゼフ・ロイトゲープ (1732〜1811) のために書かれたと言われています。名作の影に名手あり、といったところですが、今回ソリストとして登場するホルン奏者も時代を代表する名匠ペーター・ダム (1937〜) 。1969年から2002年までシュターツカペレ・ドレスデンの首席ホルン奏者として同団の栄光を支えたひとり。そして同録のフルート協奏曲、オーボエ協奏曲でも、この名門オーケストラの首席奏者二人が登場しています。ドレスデン生まれの名フルート奏者、ヨハネス・ヴァルター (1937〜) と旧東ドイツを代表するオーボエ奏者クルト・マーン (1923〜2015) 。いつも同じ呼吸している奏者がソロを担当することにより、自然で気負いのない伸びやかな協奏曲に仕上がっています。続いてディヴェルティメント集では、1970年代後半のブロムシュテットとシュターツカペレ・ドレスデンの息吹を感じさせる演奏。ディヴェルティメントの軽妙で優雅な音楽に見事に当てはまる名演と言えるでしょう。 引き続き企画監修は、ヴィンテージレコードショップ「エテルナトレーディング」の店主で、日本にETERNAのレコードを流布させた"仕掛け人"でもある高荷洋一氏。今回の解説には、ソリストたちの個性、そして楽器に焦点を当てた興味深い内容となっています。 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:ホルン、フルート、オーボエ協奏曲集&ディヴェルティメント集 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト (1756-1791) : ホルン協奏曲第1番 ニ長調 KV 412 (386b) ホルン協奏曲第2番 変ホ長調KV417 ホルン協奏曲第3番変ホ長調KV447 ホルン協奏曲第4番変ホ長調KV 495 ホルンと管弦楽のためのロンド変ホ長調KV371 フルート協奏曲第1番KV313 (285c) フルート協奏曲第2番ニ長調KV314 (285d) フルートと管弦楽のためのアンダンテハ長調KV315 (285e) オーボエ協奏曲ハ長調KV314 ディヴェルティメント ニ長調KV136 (125a) ディヴェルティメント 変ロ長調KV137 (125b) ディヴェルティメント ヘ長調KV138 (125c) アダージョとフーガ KV546 アーティスト(演奏・出演) シュターツカペレ・ドレスデン ヘルベルト・ブロムシュテット (指揮) ペーター・ダム (ホルン) ヨハネス・ヴァルター (フルート) クルト・マーン (オーボエ) レコーディング 録音日:[ホルン] 1974年3月, [フルート&オーボエ] 1973年2月、12月, [ディヴェルティメント] 1976年11月 録音場所:ドレスデン・ルカ教会
磨きぬいたサウンドと芯の通った緊張感! ツァグロゼクの真摯で明晰な音造りが炸裂 ★ツァグロゼクと読響、2019年のライヴ録音。自らの信念、揺るぎない美学に基づく、磨きぬいたサウンドで奏でられるブルックナー7番です。美しくも壮大な交響曲を緊張感を失わずに芯の通った音楽として巧みに築き上げる見事な手腕に脱帽。オーケストラと指揮者の一体感がすばらしく、後半楽章の充実ぶりにも目を瞠る渾身の名演です。 ★ブックレットには、2023年7月に行われた電話インタビュー〈ローター・ツァグロゼクが語るブルックナー《交響曲第7番》〉 (インタヴュー・翻訳・構成:来住千保美) を掲載。「読響とブルックナー演奏をしたいと思った決め手は、読響の演奏スタイルを作る能力と響きの構築力の高さ」「《第7番》の仕事の質的内容、つまり作曲技法、意味付けとそのバランスは交響曲というジャンルの中で、記念碑的なものだと思います」等々、貴重なコメントの端々から音楽に対する真摯なまなざしが感じられます。 収録情報 曲目・内容 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 WAB.107 (ノヴァーク版) アーティスト(演奏・出演) ローター・ツァグロゼク (指揮) 読売日本交響楽団 レコーディング ライヴ録音:2019年2月22日/サントリーホール
ティーレマン&ウィーン・フィル ブルックナー生誕200年記念プロジェクト 「ブルックナー11/Bruckner 11」 第1弾は第00・0・5番 2021年3月ウィーン楽友協会無観客ライヴ収録! ★2024年のブルックナー生誕200年に向けたティーレマン&ウィーン・フィルによるプロジェクト「ブルックナー11/Bruckner 11」。すでにソニー・クラシカルからも第8,3,4,2番のCDがリリースされていますが、この度C majorレーベルから映像による全集がスタートします。第1弾としてリリースされるのは、第5交響曲、そして「習作交響曲」と呼ばれている「ヘ短調 WAB99」と「ニ短調 WAB100」をウィーン・フィル史上初めて演奏・収録しています。今回ティーレマンは番号付き交響曲9曲に加えて「習作交響曲」を演奏することについて以下のように述べています。「ブルックナーは9曲の交響曲を書いたのではなく、11曲の交響曲を書いたということです。人々はこの2曲をそれほど良い曲だとは思っていないかもしれないが、2曲ともに完成度は非常に高く、”これぞブルックナー”と感じることのできる部分が多くあります。またこの素晴らしいウィーン・フィルとブルックナーの11曲の交響曲をともに演奏する最初の指揮者という栄誉を思いかげず手にすることができたのは、驚きであり大きな喜びです。」 ★またこのセットには各交響曲についてティーレマンと音楽学者ヨハネス=レオポルド・マイヤー氏とが語ったインタビューと、リハーサル風景を収録したボーナス映像が付属しています。その映像には、ティーレマン自身が特別だという交響曲第5番を最初に聴いた際の記憶も鮮明に語っています。「特別だと思う理由は、最初に聴いた時に感動したから。それは私が16歳の時、ベルリン・フィル、カラヤン指揮の演奏だった。私は茫然自失しフィルハーモニーの駐車場に向かった。これまでこんなに素晴らしい音楽は聴いたことがなかった。」 ★ベルリン・ドイツオペラ (1997年〜2004年) 、ミュンヘン・フィル (2004年〜2011年) 、シュターツカペレ・ドレスデン (2012年〜2024年) 、ザルツブルグ復活祭音楽祭の芸術監督 (2013年〜2022年) 、そしてバイロイト音楽祭での活躍など、今やドイツを代表する指揮者として着実にキャリアを積んでいるクリスティアン・ティーレマン (1959〜) 。ウィーン・フィルとは、2008年〜2010年にかけて収録された「ベートーヴェン交響曲全集」や2019年ニューイヤーコンサートなど何度も共演しています。またティーレマンはすでに手兵シュターツカペレ・ドレスデンとブルックナーの番号付き交響曲9曲を残しており (75-7504/KKC-9656) 、今回のウィーン・フィルとの録音も日頃からブルックナーへの熱い思いを語っていたティーレマンらしいプロジェクトと言えるでしょう。 収録情報 曲目・内容 ブルックナー:交響曲ヘ短調、ニ短調、第5番/ティーレマン&ウィーン・フィル アントン・ブルックナー: 交響曲ヘ短調 WAB99 (第00番「習作」) 交響曲ニ短調 WAB100 (第0番) 交響曲第5番変ロ長調 WAB105 ボーナス映像《ディスカヴァリング・ブルックナー》 各交響曲について (ティーレマンと音楽学者ヨハネス=レオポルド・マイヤー氏による対話) アーティスト(演奏・出演) クリスティアン・ティーレマン (指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 収録:2021年3月ウィーン楽友協会 (無観客ライヴ) 映像監督:ベネディクト・ミロウ
ビオンディ&エウローパ・ガランテによる メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 (ニ短調) ! ★ビオンディ率いるエウローパ・ガランテがメンデルスゾーンを録音しました!メンデルスゾーンが11歳から18歳の間に書き上げた作品がプログラムされています。ビオンディは、「メンデルスゾーンの”若書き”の作品と成熟した時期の作品を見分けるのは難しい、なぜならメンデルスゾーンは最初からすべてを持っていたから」と語っていますが、たしかにどれも、名曲として知られる作品と同様の天才のきらめきに満ちた美しい作品ばかり。バッハの伝統と、ロマン派のみずみずしい萌芽とが感じられます。「ヴァイオリン協奏曲」は、独奏楽器と弦楽群が対等な扱われ方で、バロック期の協奏曲のようでありながら、ソロ楽器の随所に美しく歌うメロディもちりばめられた魅力的な作品。ビオンディのヴァイオリン・ソロの美しさが炸裂し、また、技巧的な部分も華やかさに満ちています。「サルヴェ・レジーナ」は独唱と弦楽のための作品ですが、弦楽のアンサンブルが、伴奏に徹するというより歌いまくっていて、少年メンデルスゾーンが書き上げた宗教作品の美しさをこれ以上なく引き出しています。バロックのレパートリーを知り尽くしたビオンディとエウローパ・ガランテによるメンデルスゾーンは、メンデルスゾーンが過去の巨匠に大きな敬意を持ち、バッハ復興に大きな役割を果たしたことを考えるとさらに格別な意味と重みがあります。 ファビオ・ビオンディ (ヴァイオリン・指揮) レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルやイングリッシュ・コンソートで活躍したのち、1990年にエウローパ・ガランテを設立。イタリアのピリオド楽器アンサンブルとして瞬く間に世界を席巻する。モダン・オケや室内オケの指揮もしている。オペラにも精力的に取り組み、ドニゼッティやヴェルディまでも指揮している。ヴァイオリン奏者としても、高い評価を得ている最新盤バッハの無伴奏ソナタ&パルティータ全曲 (KKC-4297) をはじめ、世界中で常に注目されている。 エウローパ・ガランテ バロックと古典派のレパートリーを演奏するイタリアのピリオド楽器アンサンブルを結成したいと考えた音楽監督ファビオ・ビオンディによって、1990年に設立された。演奏形態はさまざまで、17世紀イタリアの作曲家による弦楽ソナタなどの室内楽を多く演奏している。ヘンデルやヴィヴァルディのオペラをはじめ、古典派以前の器楽曲も多く演奏している。 収録情報 曲目・内容 メンデルスゾーン (1809-147) : ・弦楽のためのシンフォニア第2番 ニ長調 (1821) ・ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 ニ短調 (1822) ・ソプラノと弦楽のためのサルヴェ・レジーナ 変ロ長調 (1824) * ・弦楽四重奏のためのフーガ 変ホ長調 (1827) ・弦楽のためのシンフォニア第5番 変ロ長調 (1821) ・ピアノと弦楽のためのラルゴ ニ短調 (1820) ・3声のフーガ ト短調 (1820) ・3声のフーガ ニ短調 (1820) アーティスト(演奏・出演) ファビオ・ビオンディ (ヴァイオリン、指揮) エウローパ・ガランテ パオラ・ポンチェット (フォルテピアノ) モニカ・ピッチニーニ (ソプラノ) * レコーディング 録音:2020年7月11-13日、サラ・ギスレリ (アッカデミア・モンティス・レガリス) 、モンドヴィ (イタリア)
オハン・ドゥリアン生誕100年記念 inaの正規初出音源による初CD化! 個性大爆発のワーグナー、ハイドン、モーツァルト、ブルックナー、ライヴ音源集! ★フランス国立視聴覚研究所 (ina) 提供の正規音源を使用したSpectrum Soundレーベルのベルアーム・シリーズから今年 (2022年) に生誕100年を迎えた指揮者オハン・ドゥリアン (1922-2011) へのオマージュとして、1971年、1980年、1981年のライヴのからワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲、ハイドンの交響曲第102番、ストラヴィンスキーのバレエ組曲「火の鳥」 (1919年版) 、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」序曲、そしてブルックナーの交響曲第9番を収録したアルバムが登場します! ★ドゥリアンは1922年イェルサレム生まれ。同地の音楽学校で学んだのち、パリにてロジェ・デゾルミエール (1898-1963) とジャン・マルティノン (1910-1976) に指揮を師事しています。 ★正規録音が少ないために日本ではその名は親しまれていませんが、ドゥリアンの音楽は一聴価値ありの唯一無二の実に見事なもの。悠然としたワーグナー、たっぷりと歌うハイドン、驚くほど遅いテンポから不思議な響きを生み出すストラヴィンスキー、スケールの大きなモーツァルト、そして立派かつ柔らかな響きがこの上なく美しいブルックナーと、“ドゥリアン節”炸裂の演奏を展開しております。この度のリリースは未亡人アリス・ドゥリアン全面協力のもと実現。記念すべき年に復刻された熱量高いドゥリアンの演奏をご堪能ください。平林直哉氏の日本語解説書付。スクリャービンの「法悦の詩」とブラームスの交響曲第3番を収録したアルバム (CDSMBA-076) も好評発売中です! 収録情報 曲目・内容 「オハン・ドゥリアンへのオマージュ」〜1971・1980・1981年ライヴ音源集 CD1 1. ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲 2. ハイドン:交響曲第102番 変ロ長調 Hob.I:102 3. ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」 (1919年版) 4. モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」序曲 CD2 5. ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 アーティスト(演奏・出演) オハン・ドゥリアン (指揮) (1) フランス国立管弦楽団 (2-5) フランス放送ニュー・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:(1) 1971年1月13日、 (4,5) 1981年5月8日/シャンゼリゼ劇場 (パリ) 、 (2,3) 1980年5月22日/メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ・パリ104スタジオ (パリ) 録音方式:ステレオ (ライヴ) 音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供 (24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
MDGレーベルの第一歩となった名録音 ロッシーニの「小荘厳ミサ曲」が初CD化 プロデューサーのダブリングハウス氏が 丹精込めてマスタリング ★MDGレーベル始まりの録音がこの度満を持してCD化されました。曲目は、ヘルマン・クロイツ指揮によるロッシーニの「小荘厳ミサ曲」で、1976年マリーエンフェルトの修道院でライヴ収録されました。音楽的にも音響的にも妥協が一切ない見事な録音で、46年間培われたMDGレーベルの首尾一貫した録音のスタートを感じることができます。MDGの録音信条は、音楽が第一優先であり、過度な録音技術に頼らず、会場の響きを最大限取り込み、必要最低限のマイクセッティングで収録するものです。このロッシーニの「小荘厳ミサ曲」はLPでリリース直後、大きな反響があり「お気に入りレコードだ!傑出した音響空間を捉えている!」 (ステレオプレイ誌) 、「音楽的にも録音として最高峰だ!」 (フォノフォーラム誌) と業界でも高い評価を受けました。 ★そしてギュータースロー・バッハの演奏も必聴です。この合唱団はヘルマン・クロイツが何十年もかけて育て上げた地域に根付いた最高のアンサンブルです。4人のソリストと2台のピアノとハルモニウムという特徴的な楽器編成でロッシーニの美しい音楽を見事演奏しています。 ★今回のプロデューサーのヴェルナー・ダブリングハウス氏が丁寧にリマスタリングを行い、惜しくも数年前に亡くなった録音パートナーであったライムント・グリム氏の思い出と共に、最良の形で蘇らせました。 収録情報 曲目・内容 ロッシーニ:小荘厳ミサ曲 アーティスト(演奏・出演) ゲルダ・ハーグナー (ソプラノ) ガブリエレ・シュナウト (アルト) アルド・バルディン (テノール) カール・フェイス (バス) マリー=テレーズ・アンゲリッシュ (ピアノ) クリスティアン・デ・ブリュイン (ピアノ) マルティン・ルッカー (ハーモニウム) ギュータースロー・バッハ合唱団 ヘルマン・クロイツ (指揮) レコーディング 録音:1976年11月7日、マリーエンフェルト修道院 (ライヴ)
「ドイツ・シャルプラッテンETERNAの芸術」 本家エテルナのオリジナル・サウンドに最も忠実な音! 第5弾は、ブロムシュテットの代表的名盤「ベートーヴェン交響曲全集」 カップリングには名演奏・名録音として知られる「ドヴォルザークの8番」も収録! 全て天才エンジニア、クラウス・シュトリューベン録音 ★全盛期のエテルナのアナログ・レコードの音を限りなく再現すべく、オリジナル音源から新規デジタル・マスタリングした、キングインターナショナルのシリーズ「ドイツ・シャルプラッテンETERNAの芸術」。第5弾は、ブロムシュテットの「ベートーヴェン交響曲全集」。シュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者を務めていた1970年代後半に行った全曲録音。古都ドレスデンの伝統的な響きを生かしたブロムシュテット40〜50代の貴重な演奏を克明に記録した名録音。ボーナス・トラックとして、シュターツカペレ・ドレスデンとの録音の中でも最高傑作のひとつと言われる名演奏・名録音として知られる「ドヴォルザークの8番」も収録しています。往年の伝説的名ティンパニスト、ゾンダーマンの妙技も聴きものでお見逃しなく。 引き続き企画監修は、ヴィンテージレコードショップ「エテルナトレーディング」の店主で、日本にETERNAのレコードを流布させた“仕掛け人"でもある高荷洋一氏。 ドイツ・シャルプラッテン ETERNA の芸術 [好評発売中] ●モーツァルト:交響曲選集 (第32〜34番、第39〜41番) オトマール・スイトナー (指揮) シュターツカペレ・ドレスデン KKC-4310 ¥3,850 (税込) SACDシングルレイヤー ●ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 ズスケ四重奏団 カール・ズスケ (第1ヴァイオリン) クラウス・ペータース (第2ヴァイオリン) カール・ハインツ・ドムス (ヴィオラ) マティアス・プフェンダー (チェロ) KKC-4312/14 ¥6,600 (税込) 3SACDシングルレイヤー ●モーツァルト:ウィーン弦楽四重奏曲集 ズスケ四重奏団 カール・ズスケ (第1ヴァイオリン) クラウス・ペータース (第2ヴァイオリン) カール・ハインツ・ドムス (ヴィオラ) マティアス・プフェンダー (チェロ) KKC-4334 ¥3,850 (税込) 3SACDシングルレイヤー ●J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集&無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ (全曲) カール・ズスケ (ヴァイオリン) KKC-4337 ¥4,950 (税込) 2SACDシングルレイヤー 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:交響曲全集/ヘルベルト・ブロムシュテット (指揮) シュターツカペレ・ドレスデン Disc 1 交響曲第1番ハ長調 作品21 (録音:1979年12月19〜21日) 交響曲第2番ニ長調 作品36 (録音:1979年12月19〜21日) 交響曲第3番変ホ長調 作品55《英雄》 (録音:1976年3月17〜21日) 交響曲第4番変ロ長調 作品60 (録音:1978年8月21〜24日) 交響曲第5番ハ短調 作品 67《運命》 (録音:1977年3月14〜18日) 交響曲第6番ヘ長調 作品68《田園》 (録音:1977年6月6〜9日) Disc 2 交響曲第7番 イ長調 作品92 (録音:1975年2月24〜26日) 交響曲第8番ヘ長調 作品93 (録音:1978年2月14〜16日) 交響曲第9番ニ短調 作品125《合唱》 (録音:1979年4月9〜11日、1980年3月31日) Tonregie : Claus Struben Musikregie : Bernd Runge, Eberhard Geiger (Sym.7) [ボーナス] ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 作品88 (録音:1974年5月6〜10日) Tonregie : Horst Kunze Musikregie : Bernd Runge アーティスト(演奏・出演) ヘルベルト・ブロムシュテット (指揮) シュターツカペレ・ドレスデン [第9番:ヘレーナ・デーゼ (ソプラノ) /マルガ・シムル (アルト) /ペーター・シュライヤー (テノール) /テーオ・アダム (バス=バリトン) /ライプツィヒ放送合唱団 (合唱指導:イェルク・ペーター・ヴァイグレ) /ドレスデン国立歌劇場合唱団 (合唱指導:ハンス=ディーター・フリューゲル) ] レコーディング 録音:1974〜1979年、ドレスデン・ルカ教会 録音エンジニア:クラウス・シュトリューベン
歴史あるオリジナル楽器アンサンブル、カペラ・サヴァリアが テレマンの二重&三重協奏曲を録音! ★ハンガリーを代表するオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリア。HUNGAROTONレーベルより積極的なリリースが続いておりますが当アルバムではテレマンを取り上げました。多作で知られるテレマン。ここでは2つまたは3つの独奏楽器のための協奏曲を録音しました。テレマンは複数の楽器を独奏させることで聴衆を楽しませる創意工夫をしており、ここに聴く協奏曲でもそれぞれの独奏楽器の個性が光ります。 ★当団はハンガリー最古の都市ソンバトヘイに1981年に設立され、ハンガリーにおいて常設のオリジナル楽器アンサンブルとして最も歴史のある団体。これまでに数多くのレコーディングをリリースし、幾度もハンガリーの「レコード・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなどその高水準の演奏には定評があります。カッロー率いる当団は極めて端正で硬派な演奏スタイルが特徴で溶け合うようなアンサンブルが魅力です。 収録情報 曲目・内容 テレマン: 1. リコーダーとフルートのための協奏曲 ホ短調 TWV 52:e1 2. 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ長調 TWV 52:C2 3. 2つのヴィオラのための協奏曲 ト長調 TWV 52:G3 4. フルートとヴァイオリンのための協奏曲 ホ短調 TWV 52:e3 5. 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ト長調 TWV 52:G2「ダルムシュタット・コンチェルト」 6. 3つのヴァイオリンのための協奏曲 ヘ長調 TWV 53:F1 アーティスト(演奏・出演) ジョルト・カッロー (指揮、 (2,4,5,6) ヴァイオリン、 (3) ヴィオラ) ラースロー・パウリク ( (2,5,6) ヴァイオリン) ダーニエル・パップ ( (6) ヴァイオリン) ガーボル・ラーツ ( (3) ヴィオラ) ガーボル・プレホファー ( (1) リコーダー) アンドレア・ベルタラン ( (1,4) フルート) カペラ・サヴァリア (オリジナル楽器使用 a'=415Hz) セッション レコーディング 録音:2020年8月20-22日/バルトーク・コンサート・ホール、ソンバトヘイ (ハンガリー)
20世紀初頭、華やかなパリの夜を彩ったヴァイオリン音楽 ★1996年トゥールーズ生まれの美人ヴァイオリニスト、マノン・ギャリーと、1994年キューバ生まれのピアニスト、ホルヘ・ゴンザレス・ブアハサンのフレッシュなアルバム。20世紀初頭、ベル・エポック時代頃の4人のフランスの作曲家のオリジナル作品に、ハイフェッツが編曲した彼らの小品 (ラヴェル以外) を対にして魅力を発散しています。 ★チャップリンの映画のために書いたミヨーの「シネマ幻想曲」は名作「屋根の上の牛」のオリジナル。ガルシア・ロルカ追悼に書かれたプーランクのヴァイオリン・ソナタのスペイン感をピアノのゴンザレス・ブアハサンが絶妙に表現しているのも聴きものです。 収録情報 曲目・内容 パリの夜 ドビュッシー (ハイフェッツ編) 1. 美しき夕暮れ 2. ヴァイオリン・ソナタ ラヴェル: (フルーリー編) : 3. なき王女のためのパヴァーヌ 4. ヴァイオリン・ソナタ (遺作) プーランク (ハイフェッツ編) : 5. プレスト 6. ヴァイオリン・ソナタ ミヨー (ハイフェッツ編) : 7. ブラジレイラ〜「スカラムーシュ」より 8. シネマ幻想曲 (屋根の上の牛) アーティスト(演奏・出演) マノン・ギャリー (ヴァイオリン) ホルヘ・ゴンザレス・ブアハサン (ピアノ) レコーディング 録音:2022年9月8-11日エリザベート王妃音楽チャペル (ベルギー)
2021年2月ベルリン国立歌劇場上演 ラトル指揮によるヤナーチェクの傑作《イェヌーファ》 愛と絶望に振り回されるイェヌーファを カミラ・ニールンドが見事に演じる! ★故郷モラヴィア地方を舞台にしたヤナーチェク三作目のオペラ《イェヌーファ》。モラヴィアの閉鎖的な寒村で繰り広げられる普遍的な人間関係を描いた内容で、ガブリエラ・プライソヴァーの戯曲「彼女の養女」がもとになっています。オペラでは原作の散文風の会話をそのまま用い、美しいメロディーに満ちた、チェコ・モラヴィア地方の民族色豊かな作風です。 ★あらすじは、村一番の美人イェヌーファは、従兄弟のシュテヴァの子を未婚のまま妊娠し秘密裏に出産します。一方、シュテヴァの異父兄ラツァはイェヌーファを愛しています。イェヌーファの継母コステルニチカは、シュテヴァにイェヌーファと結婚するよう懇願しますが拒否され、今度はラツァと結婚させるために、赤ん坊を殺してしまいます。コステルニチカはイェヌーファには病死したと嘘をつきますが、イェヌーファとラツァの結婚式の日、赤ん坊の死体が見つかります。すべての真実が明かされ、イェヌーファとラツァは苦難を乗り越え、互いを愛し共に生きていくこと誓います。愛、絶望、嫉妬、など現代にも通じる人間の様々な感情をリアルに描き出した内容です。 ★本上演は、2021年2月にイタリア出身のダミアーノ・ミキエレットによる演出、サイモン・ラトル指揮でベルリン国立歌劇場で上演されたもの。コロナ禍で行われた本上演はライブ・ストリーミング配信もされました。イェヌーファ役にはカミラ・ニールンド。村娘の純粋さと困難を乗り越えていく力強さを感じる歌声です。そしてコステルニチカにはエヴェリン・ヘルリツィウス。バイロイトの常連歌手らしく迫力のある歌唱を聞かせてくれます。そしてイェヌーファを妊娠させ逃げる男シュテヴァにラディスワフ・エルグル。イェヌーファへの愛を最後まで貫くラツァにはオーストラリア出身のスチュアート・スケルトン。と主要キャスト4人の力量が発揮された聴きごたえのある歌唱を披露しています。またヤナーチェクの作品を積極的に演奏してきたラトルならではの色彩的で情緒豊かな音楽を描き出しています。 収録情報 曲目・内容 ヤナーチェク:歌劇《イェヌーファ》 アーティスト(演奏・出演) サー・サイモン・ラトル (指揮) ベルリン国立歌劇場管弦楽団 ベルリン国立歌劇場合唱団 (合唱指揮:マルティン・ライト) ハンナ・シュヴァルツ (アルト / ブリヤ家のおばあさん) スチュアート・スケルトン’ (テノール / ラツァ・クレメニュ) ラディスワフ・エルグル (テノール / シュテヴァ・ブリヤ) エヴェリン・ヘルリツィウス (メゾソプラノ / コステルニチカ) カミラ・ニールンド (ソプラノ / イェヌーファ) レコーディング 演出:ダミアーノ・ミキエレット 舞台:パオロ・ファンティン 衣装:カーラ・テティ (共同:ジュリア・ジャンニーノ/カルスタ・ケーラー) 照明:アレッサンドロ・カルレッティ 振付:トーマス・ヴィルヘルム ドラマティック・アドヴァイザー:ベンヤミン・ヴェンティヒ 映像監督:ベアトリクス・コンラート 日本語字幕:西久美子 収録:2021年2月、ベルリン国立歌劇場、ベルリン (ライヴ)
天才ハチャトリャン、イザイの無伴奏全曲を録音! イザイが使用していたグァルネリ《イザイ》による演奏は世界初! イザイの魂の声が聴こえる ★アルメニアの天才ヴァイオリニスト、セルゲイ・ハチャトリャンが、イザイの無伴奏ソナタ全曲を録音しました。楽器はイザイ自身が所有・愛奏していたグァルネリ「イザイ」。限られた者だけが演奏することを許されるこの銘器を用いての録音は世界初。イザイの魂の声が感じられるような、稀有の名演が誕生しました。 ★セルゲイ・ハチャトリャンは1985年生まれ。2000年のシベリウス国際コンクールで史上最年少の15歳で優勝、瞬く間に世界の注目を集め、さらに2005年のエリザベート王妃コンクールで優勝。まさに天才ヴァイオリニストとして世界から絶賛されています。来日もしており、その素晴らしい音楽は深い感動と共に人々の心に鮮明に記憶されています。ハチャトリャンは、2010年10月から2022年5月まで、日本音楽財団よりグァルネリ・デル・ジェス「イザイ」を貸与されておりました (この録音では、この「イザイ」を使用しています) 。イザイ (1858-1931) が所有し、長年演奏活動に使用していたことからこの名前が付けられた銘器で、楽器の中に貼られた小さなラベルには、赤いインクで「このデル・ジェスは私の生涯を通じて忠実なパートナーだった。イザイ1928」とフランス語で書かれています。この楽器はイザイの国葬の際にはクッションに載せられ、棺の前を行進したことでも知られています (ブックレットにはその葬儀の写真が掲載されております) 。 ★1923年、すでに演奏ステージから引退していたイザイは、34歳年下のヴァイオリニスト、ヨーゼフ・シゲティ (1892〜1973) がリサイタルで弾いたJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータに深く感銘を受けて、バッハと同じ無伴奏の6曲からなるソナタ集の創作を思い立ちました。6曲はそれぞれ、創作のきっかけとなったシゲティを始めとする、親交のあった6人の優れた若いヴァイオリニストたちに献呈されています。 ★ハチャトリャンの音楽は、作曲者と対話しているような、ハチャトリャンはそこで演奏しているのに、どこか別世界にいるような、不思議な独特の浮遊感があります。押しつけがましいテクニックや誇張は皆無。それでいて地に足のついた、不思議な魅力があります。そうした魅力はここでも全開。この全集の根底にある、シゲティが弾くバッハや、名ヴァイオリニストたちといったインスピレーションを意図的に強調しており、イザイの魂の声が聴こえるような、これまで耳にしたことのないような陰影と華やかさに満ちています。 収録情報 曲目・内容 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ op.26 (全6曲) /セルゲイ・ハチャトリャン ウジェーヌ・イザイ (1858-1931) : ソナタ第1番 ト短調《ヨーゼフ・シゲティに献呈》 ソナタ第2番 イ短調《ジャック・ティボーに献呈》 ソナタ第3番 ニ短調「バラード」《ジョルジュ・エネスコに献呈》 ソナタ第4番 ホ短調《フリッツ・クライスラーに献呈》 ソナタ第5番 ト長調《マティウ・クリックボームに献呈》 ソナタ第6番 ホ長調《マヌエル・キロガに献呈》 アーティスト(演奏・出演) セルゲイ・ハチャトリャン (ヴァイオリン) 使用楽器:グァルネリ・デル・ジェス1740年製ヴァイオリン『イザイ』 レコーディング 録音:2022年7月6-8日、12月14-16日、ブルックナーハウス、リンツ (オーストリア)
超優秀録音とびきりセンセーショナルな「海」バレエ・センス満点の「牧神の午後」&「遊戯」ゲルギエフ&LSOによる新境地のドビュッシー ★ LSO Live 最新アルバムは『カリスマ・シェフ』 ゲルギエフによるドビュッシー。ドビュッシーは、ゲルギエフが2007年のLSO首席指揮者就任当初より定期的に取り上げてきた作曲家で、人気作『海』ほか全3曲を収めた期待のプログラムとなっています。 ラヴェルの『ダフニスとクロエ』(LSO0693) とともに、2009/10年のシーズンのオープニングを飾ったドビュッシーの『海』。ゲルギエフは『海』を、1997年以来自らが指揮者を務めるワールド・オーケストラ・フォー・ピースと、2000年にBBCプロムスでライヴ録音していたので、9年ぶり2度目のレコーディングということになります。 『海』といえば、数あるドビュッシー作品の中でもゲルギエフが一際好んで手掛けている作品としてよく知られ、アルバム併録の『牧神』が演奏された2010年5月19日、予定されていたラヴェルの協奏曲がグリモーの健康上の理由でキャンセルとなるアクシデントに見舞われた際、ゲルギエフが急遽プログラムをほかならぬこの曲に差し替えていることから、やはり自信のプログラムであることがうかがい知れます。 なお、ここでの演奏の模様は、以前よりLSOによって演奏の一部がYouTube でも公開されておおきな反響を呼び、ヴァイオリン両翼型配置を採用したオケの様子やソロをとる首席奏者たちの表情に加え、とりわけ『風と海との対話』におけるゲルギエフのエネルギッシュな指揮ぶりなど、まさに見た目の迫力そのままのセンセーショナルな内容を今もじっさいに確かめることができます。こちらはきわめて優秀な音質を実現した、前述の『ダフニスとクロエ』とはレコーディングの条件も同一とおもわれるので、録音面の出来ばえもまず間違いないでしょう。 さらに、いずれもディアギレフ率いるロシア・バレエ団によって舞台上演されたことで関連する2 曲のカップリングも魅力たっぷり。1988年にマリインスキー劇場のオペラ部門の芸術監督、1996年にはマリインスキー劇場の芸術総監督に就任して、ここに至るまで、つねに劇場作品をコンサート・レパートリーの中心に据えてきたゲルギエフにとってはお手のもの。 「ゲルギエフが想像力に富んだ舞踏の達人だった( タイムズ紙)」『遊戯』と、「絶好調のゲルギエフとLSO( インディペンデント紙)」 による『牧神の午後』というラインナップは、ゲルギエフにとって初のレパートリーとなるという意味でも注目されるところです。 アルバム全篇に通じる唖然とするほどゆたかな色彩感やリズムの切れ味は、過去にLSOが『海』『牧神』をストコフスキー、首席指揮者モントゥーやプレヴィンと録音し、また『遊戯』を、かつての首席指揮者で現首席客演指揮者ティルソン=トーマスと録音して、すぐれた演奏を聞かせていたことをもあらためて思い起こさせるもので、ラヴェルを指揮したケースと同様、LSOを起用したゲルギエフの見識の高さを示しています。 収録情報 曲目・内容 ドビュッシー:・「海」〜3つの交響的スケッチ ・バレエ「遊戯」・牧神の午後への前奏曲 アーティスト(演奏・出演) ロンドン交響楽団ワレリー・ゲルギエフ(指揮)プロデューサー:ジェイムズ・マリンソンエンジニア:ジョナサン・ストークス&ニール・ハッチンソン レコーディング 録音:海:2009年9月20 & 24日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) 遊戯:2009年12月13 & 18日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)牧神の午後への前奏曲:2010年5月12 & 19日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
男ゴロワノフの激演 狂おしい讃歌、もえあがる神秘の火焔 スクリャービン生誕150周年記念! ★ムラヴィンスキーと対を成すロシアの伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ(1891-1953)、シリーズ第6集は今年2022年生誕150周年に沸くスクリャービン! CD3 枚にわたり、強烈な音塊が火柱となって噴きあがる白熱の大演奏が堪能いただけます。交響曲は全 5 曲を収録、その圧倒的解釈はもはや歴史的遺産であり 貴重そのもの。狂気さながらの凄絶さで猛進しつつも曲の勘所を見極めた緩急自在のドライブで聴き手を興奮の坩堝に巻き込みます。 ★近年の演奏と比べれば一見自由極まりないトンデモ演奏かと思ってしまいますが、第 2 主題の大胆な浮かび上がらせ方など「こう在るべくして在る」もので、複 雑な楽曲を明快に(力技で?)解きほぐし生命力みなぎる音楽として練り上げ、猛然と押し出してくる無二の面白さがあります。ソリスト陣もこの時代ならではの名 手ぞろい。ピアノ協奏曲でのネイガウス、『プロメテ』でのゴリデンヴェイゼルはスクリャービンの書法を熟知したロシア・ピアニズムをおおいに炸裂させ、トランペッ ト大活躍の『法悦』では首席奏者ポポフが高らかに吹きまくります。 ★「ゴロワノフの録音の中では、彼の特徴を最も顕著に伝えるものと言って良い。とにかく、ここにはゴロワノフがスクリャービンを好きすぎて、狂わんばかりに棒 を振っている姿が目に浮かぶようなのである。このむせかえるような音は、まさにゴロワノフだ。」(平林直哉氏の解説より) ※ノイズ等が発生する箇所がございます。マスターによるものですので予めご了承下さい。 収録情報 曲目・内容 ゴロワノフの芸術 第 6 集 スクリャービン:交響曲全集 &ピアノ協奏曲 [Disc1] 1. 交響曲第 1 番 ホ長調 《芸術讃歌》 作品 26 2. ピアノ協奏曲 嬰へ短調 作品 20 [Disc2] 3. 交響曲第 2 番 ハ短調《悪魔的な詩》 作品 29 4. 交響曲第 4 番《法悦の詩》 作品 54 [Disc3] 5. 交響曲第 3 番 ハ短調《神聖な詩》 作品 43 6. 交響曲第 5 番 《プロメテ - 火の詩》 作品 60 7. 前奏曲 《夢》 作品 24 アーティスト(演奏・出演) ニコライ・ゴロワノフ(指揮) モスクワ放送交響楽団 (1) リュドミラ・レゴスタエヴァ(メゾ・ソプラノ)、アナトーリ・オルフェノフ(テノール)、モスクワ放送合唱団 (2) ゲンリヒ・ネイガウス(ピアノ) (4) セルゲイ・ポポフ(トランペット) (6) アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(ピアノ)、モスクワ放送合唱団 レコーディング モノラル録音:(1)1948年 (2)1946年 (3)1950年 (4)1952年 (5)1946年 (6)1947年 (7)1952年
愛する女性が見せる8態を アンヌ=ソフィ・オノレが見事に表現 ★アンヌ=ソフィ・オノレは1987年ノルマンディのカーン生まれのソプラノ。愛に関するさまざまな感情を表す8曲に挑戦。女性の可愛らしさ、怖さ、辛さを見事に表現しています。 収録情報 曲目・内容 それゆえ愛は私を苦しめる 1. 作者不詳 : 愛の苦しみから 2. カリッシミ : 飾らぬ美しさ 3. ルイージ・ロッシ : 地獄の怒り 4. トリカリオ : さあ、憤りを胸に 5. カスタルディ : タステッジョ・ソアーヴェ 6. ストラデッラ : 涙を果てしなく流した後 7. 作者不詳 : 人里離れた地に 8. 作者不詳 : ついに斃れ アーティスト(演奏・出演) アンヌ=ソフィ・オノレユリア・ヴィシニェフスキ (ソプラノ) アンドレアス・リノス (ヴィオラ・ダ・ガンバ) バンジャマン・ナルヴェ (キタローネ) サム・クラウザー (チェンバロ、指揮) レコーディング 録音 : 2022年9月24-27日/ポール・ロワイヤル修道院国立博物館 (ポール・レ・ザモー)
世界が注目する俊英ユーハン・ダーレネ。 BIS第4弾は20世紀に生まれた作品を録音! ★SACDハイブリッド盤。2022年にグラモフォン誌の「ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞した、世界から注目されているスウェーデンのヴァイオリニスト、ユーハン・ダーレネ。2023年5月の来日公演でも抜きん出たテクニックと情感豊かな演奏で聴衆を魅了しました。 ★BISレーベル第4弾は『ステンドグラス』。収録作品は、ペルトの「フラトレス」にはじまりラヴェルのヴァイオリン・ソナタ ト長調、リリ・ブーランジェの「ノクターン」、プロコフィエフのソナタ第2番、そしてポーランドのグラジナ・バツェヴィチ (1909-1969) の小品で構成。それぞれの作曲家が独自の音楽言語を持ちますが、ダーレネはそこに共通点を見出した意欲的な内容で、『北欧ラプソディ』 (BIS SA-2560) に続き、共演はクリスチャン・イーレ・ハドランです。 ★バツェヴィチは国際的に知られた最初のポーランド人女性作曲家。音楽一家に生まれ、自身はヴァイオリニストとしても活躍し、大ヴァイオリニスト、カール・フレッシュにも学んでいます。作曲はワルシャワ音楽院でカジミェシュ・シコルスキに、エコール・ノルマル音楽院でナディア・ブーランジェにそれぞれ師事しています。ヴァイオリン・ソナタを5つ書いていますが、ダーレネは小品4曲を収録。ヴァイオリニストの作曲家なだけにピツィカート、フラジオレットなど様々な奏法を巧みに取り入れており、幻想的な世界を色彩感豊かに音化しています。 ★スウェーデンのBISレーベルの社主ロベルト・フォン・バール氏はこれまでエフゲニー・スドビン、アレクサンドル・カントロフなど数多くの若き才能を見出してきました。ユーハン・ダーレネもその一人で、9歳の時からその才能に注目していたという逸材です。ダーレネの今後の活躍にもご期待ください! 好評発売中 ●チャイコフスキー&バーバー:ヴァイオリン協奏曲 (BIS SA-2440) ●「北欧ラプソディ」 (BIS SA-2560) ●ニールセン&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 (BIS SA-2620) 収録情報 曲目・内容 ステンドグラス 1. ペルト:フラトレス (1977 / 1980) 2. ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 (1923-27) 3. リリ・ブーランジェ:ノクターン (1911) 4. プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94a (1943) 5. バツェヴィチ:ユモレスク (1953) 6. バツェヴィチ:子守歌 (1952) 7. バツェヴィチ:スラヴ舞曲 (1952) 8. バツェヴィチ:ステンドグラス・ウィンドウ (1932) アーティスト(演奏・出演) ユーハン・ダーレネ (ヴァイオリン/ストラディヴァリウス (1736年製) ) クリスチャン・イーレ・ハドラン (ピアノ/Steinway D) レコーディング セッション録音:2022年11月14-16日/グリューネヴァルトホール、ストックホルム・コンサートホール (スウェーデン) 制作・録音:イェンス・ブラウン