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プーランクのヴァイオリン・ソナタ、 初のピリオド楽器ディスク登場! それもエメリャニチェフ演奏で ★バロックやモーツァルト演奏で評判のマクシム・エメリャニチェフが、近現代作品でも驚嘆のピアノ演奏を聴かせてくれるアルバムの登場です。 ★アルバム・タイトルは、アンリ・マティスの画集「ジャズ」の印象をもとに、現代ウクライナの作曲家セルゲイ・アフーノフが15の小品に仕上げた作品によります。演奏者イゴーニナとエメリャニチェフの委嘱で生まれました。オシャレで聴きやすく、エメリャニチェフのポップな感性も聴きものです。 ★ユリヤ・イゴーニナはベラルーシ生まれ。モスクワ音楽院でエドゥアルド・グラチに学び、1998年にザハール・ブロン主宰のノヴォシビルスクと翌年のヤンポリスキー国際両ヴァイオリン・コンクールで優勝、2000年にポーランドで行われたタンスマン国際コンクールでも最優秀賞を受賞しました。ニュー・ロシア弦楽四重奏団のリーダーも務める注目株で、エメリャニチェフと息の合った共演を聴かせます。 ★カップリングはプーランク (マティス・ファン) とメシアン。どちらも画集「ジャズ」と同時期1940年代後半の作品でピリオド楽器初登場ですが、イゴーニナのヴァイオリンは緊張感にあふれた劇的な演奏、難曲として知られるプーランクのソナタのピアノではエメリャニチェフの切れ味鋭い指さばきに圧倒されます。ルィビンスクのピアノ博物館所蔵1908年製ブリュトナー・ピアノの深い響きも魅力です。 収録情報 曲目・内容 ジャズ 1. セルゲイ・アフーノフ : ジャズ【礁湖I/ナイフ投げの男/馬、女曲馬師、道化師/フォルム/ピエロの葬送/トボガン/礁湖II/白象の悪夢/フォルムII/水槽を泳ぐ女/運命I/イカルス/運命II/ハート/礁湖III】 2. プーランク : ヴァイオリン・ソナタ 3. メシアン : イエスの不滅性への賛歌?「世の終わりのための四重奏」より アーティスト(演奏・出演) ユリヤ・イゴーニナ (ヴァイオリン) マクシム・エメリャニチェフ (ピアノ) レコーディング 録音 : 2020年10月13-16日/サンクトペテルブルグ放送局 ※オリジナル・ブックレット、トラック19の曲目表記に誤りがございます。ご了承の上お求めいただけますと幸いです。 誤)Louange a l'Eternite de Jesus ↓ 正)Louange a l'Immortalite de Jesus
チェロの名手ピアッティが編曲した チェロ版の「ハンガリー舞曲集」 ★ブラームスがハンガリーに旅して収集したジプシーや農民の音楽をもとに作曲したハンガリー舞曲集は、ブラームスの作品の中でもよく知られた名曲です。それを19世紀イタリアの名チェリスト、カルロ・アルフレッド・ピアッティ(1822-1901)がチェロとピアノ版に編曲しています。これまでにも部分的には録音されていましたが、全21曲をグィド・シーフェンが初録音しました。 ピアッティは、ヨーゼフ・ヨアヒムと同じく、度々クララ・シューマンと室内楽を演奏していたメンバーであり、ブラームスとも親交がありました。ピアッティの編曲は、オリジナルのピアノ4手の華やかさに加え、チェロの美しい音色や響きも楽しめるように作られています。チェロのグィド・シーフェンとピアノのマルクス・クロイルの演奏は、茶目っ気の中にも優雅さが感じらえる第3番、リズミカルな第10番、哀愁と陽気さが共存する第4番、と誇張のない表現で聴かせてくれます。 収録情報 曲目・内容 ブラームス:ハンガリー舞曲集(アルフレッド・ピアッティ編曲/チェロ版) アーティスト(演奏・出演) グィド・シーフェン(チェロ)マルクス・クロイル(ピアノ)
オピッツの代表盤、 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集! ★ベートーヴェン演奏の確固たる地位を確立しているオピッツ。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の名盤とされている師ケンプとバックハウスをまさに引き継ぐ、近年のスタンダード的アルバムです。完璧なタッチ、確かな表現力、穏やかで真摯な演奏は、ストレートにベートーヴェンの音楽が聴き手に浸透します。 (当商品のジャケット写真は日本語のくるみ帯に印刷されており、直輸入盤のジャケットとは異なります。) 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ全集 Disc 1 (71’47”) 1-4. ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 作品2-1 5-8. ピアノ・ソナタ第2番イ長調 作品2-2 9-12. ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 作品2-3 Disc 2 (74’51”) 1-3. ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 作品10-1 4-6. ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 作品10-2 7-10. ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 作品10-3 11-13. ピアノ・ソナタ第8番ハ短調『悲愴』 作品13 Disc 3 (78’10”) 1-4. ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 作品7 5-7. ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 作品14-1 8-10. ピアノ・ソナタ第10番ト長調 作品14-2 11-12. ピアノ・ソナタ第19番ト短調 作品49-1 13-14. ピアノ・ソナタ第20番ト長調 作品49-2 Disc 4 (76’55”) 1-4. ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 作品26 5-8. ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 作品27-1 9-11. ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調『月光』 作品27-2 12-15. ピアノ・ソナタ第15番ニ長調『田園』 作品28 Disc 5 (69’51”) 1-3. ピアノ・ソナタ第16番ト長調 作品31-1 4-6. ピアノ・ソナタ第17番ニ短調『テンペスト』 作品31-2 7-10. ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調『狩』 作品31-3 Disc 6 (75’43”) 1-4. ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 作品22 5-7. ピアノ・ソナタ第21番ハ長調『ワルトシュタイン』 作品53 8-11. ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調『熱情』 作品57 Disc 7 (67’55”) 1-2. ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 作品54 3-4. ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 作品78 5-8. ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調『ハンマークラヴィーア』 作品106 Disc 8 (62’03”) 1-3. ピアノ・ソナタ第25番ト長調 作品79 4-6. ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調『告別』 作品81a 7-8. ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 作品90 9-12. ピアノ・ソナタ第28番イ長調 作品101 Disc 9 (67’34”) 1-3. ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 作品109 4-7. ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 作品110 8-9. ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 作品111 アーティスト(演奏・出演) ゲルハルト・オピッツ (ピアノ/ Steinway & Sons D) レコーディング セッション録音:2004-2006年/ライツターデル (ノイマルクト/ドイツ)
★SACD ハイブリッド盤。BISレーベルを代表する世界的ピアニスト小川典子。2015年の歿後90年を記念して始動したサティのピアノ独奏曲全曲録音。各誌で絶賛された第1弾(KKC 5644 / BIS SA 2215)、第2弾(KKC 5719 / BIS SA 2225)に続く第3弾では「ヴェクサシオン」を収録しました。19世紀末から20世紀初頭のフランスで活躍したエリック・サティ(1866-1925)。10代のときパリ音楽院で学ぶも馴染めず、自由な発想の芸術家が集うモンマルトルで作曲活動を行いました。1905年には作曲法を学び直すためにスコラカントルムでダンディに師事。作曲家としての知名度が上がるにつれ、ジャン・コクトーやピカソといった著名な芸術家たちから注目され親交を深めていきました。やがて独自の世界を作り出し標題の風刺性とともに、何ものにもとらわれない純粋な音楽的感性の奔放な表現を追求していきました。 ★当ディスクに収録されている「ヴェクサシオン」は1分程度の曲を840回繰り返すとされている奇作。1963年9月、ジョン・ケージらによって初演され、10人のピアニストと2人の助手により夕方18時から演奏を開始し、翌日の午後12時40分まで演奏をし続けたといわれます。当録音では142のヴェクサシオンを収録。この作品でも聴き手の興味をかきたてるサティ独自の世界が広がります。 ★2018年8月にかけて行われた当録音は現在特任教授を務める東京音楽大学のスタジオでのセッションによる録音です。使用楽器は1890年製エラールピアノで、ちょうどサティがピアノ曲の多くを次々に作曲した同時代の楽器で演奏しました。当時の響きを追求した小川典子渾身の録音です。 【曲目・内容】 エリック・サティ(1866-1925):ピアノ独奏曲全集 Vol.3 ヴェクサシオン1-142 【アーティスト(演奏・出演)】 小川典子(ピアノ/エラール1890年) セッション録音:2018年8月/東京音楽大学、Jスタジオ
上皇后の御作も収録!未曽有の困難な時代を生きるすべての方々へ。 菊池洋子がピアノで最高の癒しを奏でる ありそうでなかった子守歌アルバム!! ★菊池洋子がキングインターナショナル登場。疫病や戦争で疲弊した現代、子守歌をテーマに歌ではなく彼女の楽器ピアノで古今東西29作品を奏で人々の心を慰め元気づけてくれる、これまでありそうでなかったコンセプト・アルバムです。 ★「子守歌」と題された最初期の器楽曲クープランの300年前の作から現代まで多種多様な子守歌が描かれます。もちろんモーツァルト (フリース) 、シューベルト、ブラームスの三大子守歌も収録。ジェラルド・ムーア、トーメ、コルトーの編曲というのも豪華。また日本を代表する子守歌3篇は奥村一、小津安二郎の映画で知られる斎藤高順、日本にロシアピアニスムを伝えたヴィノグラドフの編曲によるのも興味津々。いずれも極上のピアノ曲に仕上がっています。 ★さらにサン=サーンス、バーバー、ヴァインベルク最初の作や、ラフマニノフ最後の仕事も意味深長。またロシアの詩人チニャコーフやジャズの大物ヴァーノン・デューク、フィンランド・アヴァンギャルドのライティオの個性的作品、サティやニーノ・ロータの透明な詩情、ファリャやアイヌの子守歌のエキゾティシズムなど変化に満ちています。世界初録音を多数含みますが、ショパン、シューマン、グリーグの名作ももれなく収録。 ★最後は美智子上皇后の御作「おもひ子」。上皇后は菊池洋子の恩師・田中希代子の熱烈なファンだったとされますが、疲弊した人々の心への国母の癒しのメッセージを静かに代弁しました。子守歌が単に赤子を眠らせるものではなく、邪悪なものから守る母の思いでもあることを実感させてくれます。 収録情報 曲目・内容 子守歌ファンタジー 1. モーツァルト (ジェラルド・ムーア編) :子守歌* 2. ブラームス (コルトー編) :子守歌 3. シューベルト (フランシス・トーメ編) :子守歌* 4. 草川信 (斎藤高順編) :ゆりかごの歌* 5. ヴィノグラドフ編:中国地方の子守歌 6. 奥村一編:江戸子守歌 7. クープラン (ディエメ校訂) :子守歌、揺籠の中のいとし子 8. シューマン:子守歌Op.124の16 9. サン=サーンス:子守歌* 10. ショパン:子守歌Op.57 11. ルフェビュール=ヴェリ:子守歌「ボンソワール」Op.110* 12. フーゴー・ヴォルフ:子守歌 13. リスト:子守歌 14. グリーグ:子守歌Op.38の1 15. チニャコーフ:子守歌Op.1の2* 16. サティ:子守歌 17. レーガー (作曲者編) :マリアの子守歌 18. ドヴォルザーク (シュット編) :わが母の教えたまいし歌* 19. ヴァイノ・ライティオ:猫の子守歌* 20. バーバー:小さな子守歌 21. ヴァインベルク:子守歌Op.1 22. ヴァーノン・デューク:真夜中の子守歌 23. チャイコフスキー (ラフマニノフ編) :子守歌 24. ファリャ (E.アルフテル編) :子守歌 (7つのスペイン民謡より) * 25. ショスタコーヴィチ:子守歌 26. ラザール・レヴィ:子守歌 27. ニーノ・ロータ:子守歌 28. 小平時之助:イフムケ (アイヌの子守歌) * 29. 美智子上皇后:おもひ子 *世界初録音 アーティスト(演奏・出演) 菊池洋子 (ピアノ) レコーディング 録音:2023年4月5日、12日キング関口台第1スタジオ
これは面白い! オネゲル、カプレ、メシアンも演奏。 パンフルート奏者ロキータが幅広いクラシック・レパートリーに挑戦! ★古代ギリシャの時代から存在が知られているパンフルート(パンパイプ)。その魅力を凝縮したアルバムの登場です!20世紀に入りルーマニアの民族音楽「ナイ」をもとに管の本数を増やすなどの改良がなされ、現在広く演奏されるパンフルートが誕生しました。これによりダミアン・ルカ、ラドゥ・シミオン、ニコライ・ピルヴ、ゲオルゲ・ザンフィル、シミオン・スタンチュらの名手が生まれ、この楽器の演奏を世界各地で行ってきました。 ★リーゼロッテ・ロキータはこの“ビッグ・ファイブ”のうち4人に師事し、ルーマニアを何度も訪れ、ナイ及びパンフルートの演奏技術を磨いてきた名手。このアルバムではパンフルートの可能性を広げる幅広いクラシック・レパートリーを演奏しており、オネゲル、カプレ、メシアンなど原曲がフルート・ピアノ・オルガンの作品も演奏しております。また「望郷のバラード」でも有名なルーマニアの作曲家ポルムベスクの民族舞踊ホラの作品も収録していることも注目です。ロキータほどの優れた音楽家がいれば、それぞれの作曲家は間違いなくパンフルートのための曲も書いただろうと思わせる名演を披露しております! 収録情報 曲目・内容 「シランクス」 1. バルトーク:民族舞曲 Sz.56 BB 68(1915) 2. ドビュッシー:「月の光」(1905) 3. ドビュッシー:「パスピエ」(1905) 4. オネゲル:牝山羊の踊り(1921) 5. カプレ:「夢」(1897) 6. カプレ:「小さなワルツ」(1897) 7. メシアン:「香りの天使」〜『栄光の御体』(1939)より 8. メシアン:「栄光の御体の力と俊敏さ」〜『栄光の御体』(1939)より 9. ポルムベスク(アルヴィンテ編):「ホラ・プラホヴァ」(1876) 10. ポルムベスク(アルヴィンテ編):「Hora detrunchiatilor」(1878) 11. ヴァレーズ:「密度 21.5」(1936) 12. ドビュッシー:「夢想」(1890) 13. ドビュッシー:「シランクス」(1913) アーティスト(演奏・出演) リーゼロッテ・ロキータ(パンフルート) エリシュカ・ノヴォトナー(ピアノ) レコーディング セッション録音:(13)2003年6月、(1,3,9)2020年11月、(4,7,8,11)2020年12月、(2,5,6,10,12)2021年4月/チェコ放送第1スタジオ(オストラヴァ)
鬼才アラールによる、バッハの鍵盤のための作品全集第3弾! バッハに大きく影響を与えた「フランス」をテーマとした3枚組 ★注目の鍵盤奏者バンジャマン・アラールによる、J.S. バッハの鍵盤作品を全て録音するプロジェクトの第3弾!第1弾(KKC 5918/ HMM 902450)では1699年から1705年の間のJ.S. バッハが10代で作曲したものを収録。「北へ」と題した第2弾(KKC 6018/ HMM 902453)では、15歳で兄のもとを離れて北ドイツのリューネブルクに向かったバッハが、先人達、とりわけブクステフーデに傾倒した時期の作品群が収められておりました。 ★この第3弾では、23歳でヴァイマールの宮廷につかえるようになったバッハが、「若き巨匠」として鳴らした時期の、フランス音楽への顕著な興味と表情豊かな試みが見られる作品が収められています。当時フランスの鍵盤作品はヨーロッパを席巻しており、バッハもその影響を大いに受けました。バッハはヴァイマールの宮廷に仕える前から、フランスの舞曲を兄のヨーハン・クリストフ・バッハやゲオルク・ベームのコレクションから多数写譜して研究していたといいます。[CD2]はオルガン作品。クープランの「諸国の人々」の神聖ローマ帝国を、バッハが編曲したものも収録(この楽曲は、ピゼンデルが当時ドイツでもしばしば演奏していたため、よく知られていました)。アラールが今回選んだオルガンは1710年ジルバーマン製で、フランスのオーケストラ、あるいはリュリのオペラのような、あらゆる音色を兼ね備えた楽器で、音色の豊かさに驚かされます。アラールのセンスあふれる装飾も楽しめます。また、イギリス組曲が収録されています。「イギリス」という名称は後世につけられたものですが、冒頭に大規模なプレリュードが置かれ、その後フランスはじめ様々な国を起源とする舞曲で構成されています。BWV 806aはヴァイマール時代に成立しています。全体を通して、アラールの示唆に富んだプログラムと演奏の抜群のセンス、そして、バッハが、ブクステフーデやドイツの先人たちのみならず、フランスの幅広いスタイルまでを貪欲に研究し、それをレヴェルを高めたかたちで自らのものとして体得し、作品を書いていたという事実にあらためて驚かされる内容となっています。 収録情報 曲目・内容 ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):鍵盤のための作品全集Vol.3 〜フランス風に/パルティータ、フランス風序曲、パッサカリア、トッカータ・・・ [CD1]〜フランス風に J.S.バッハ:序曲(組曲)ヘ長調 BWV 820、組曲 ヘ短調 BWV 823、プレリュード(アルペッジョによるプレリュード) ハ短調 BWV 921、組曲 変ホ長調 BWV 819 ヨナン・カスパール・フェルディナンド・フィッシャー(1656-1746):プレリュード第8番、シャコンヌ(ト長調/クラヴサン曲集 op.2, 1696より) J.S.バッハ:3つのメヌエット BWV 841, 842, 843 F.クープラン:クープラン(クラヴサン曲集第4巻第21組曲) J.S.バッハ:組曲 イ短調 BWV 818a F.クープラン:第5のプレリュード J.S.バッハ:プレリュードを伴う組曲第1番 イ長調 BWV 806a(イギリス組曲第1番初稿) バンジャマン・アラール(チェンバロ/18世紀初頭に製造されたチェンバロ(フランス、アッサ城)) [CD2]〜いと高きところには神にのみ栄光あれ J.S.バッハ: アリア ヘ長調 BWV 587(F.クープラン:諸国の人々〜神聖ローマ帝国人第1曲) マニフィカト(ドイツ語マニフィカトに基づくフーガ) BWV 733 コラール「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」 BWV 709 トリオ・ソナタ「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」 BWV 655a コラール「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV 726 プレリュードとフーガ ハ短調 BWV 546 コラール「いと高きところには神にみ栄光あれ」 BWV 711 コラール「いと高きところには神にみ栄光あれ」 BWV 717 コラール「いと高きところには神にみ栄光あれ」 BWV 715 コラール「いと高きところには神にみ栄光あれ」 BWV 663a(ヴァイマール版) ファンタジー ト長調(オルガン曲)BWV 572 コラール「いまぞ喜べ、汝らキリストの徒よ」BWV 734 ニコラ・ド・グリニー(1672-1703):パンジェ・リングァ アンドレ・レゾン:クリステ J.S.バッハ:パッサカリア BWV 582 バンジャマン・アラール(オルガン/ジルバーマン1710年製、マルムティエ、聖エティエンヌ修道院(フランス)) [CD3]舞曲による組曲 J.S.バッハ:イギリス組曲第4番 ヘ長調 BWV 809、イギリス組曲第2番 イ短調 BWV 807、リュート(リュート・クラヴィーア)組曲 ホ短調 BWV 996 バンジャマン・アラール(チェンバロ/フィリップ・ユモー1989年製、カール・コンラード・フライシャー(1720年頃)モデル) アーティスト(演奏・出演) ●アーティスト● レコーディング 録音: [CD1]2018年4月、アッサ城(フランス) [CD2] 2019年5月、聖エティエンヌ修道院(フランス) [CD3]2019年9月、アントナン・アルトー・オーディトリウム(フランス)
2020年ピエール・ブーレーズ・ザールで収録された バレンボイム5度目のベートーヴェン、ピアノ・ソナタ全集がブルーレイ&DVDでリリース! ボーナス映像として、インタビュー&マスタークラスを収録! 若手有望ピアニストのカントロフ、ミルステイン、ミュラーの3人が登場! ★2022年に80歳を迎えるダニエル・バレンボイム (1942〜) 。ベートーヴェン生誕250周年にあって、COVID-19の世界的パンデミック始まりの年となった2020年にバレンボイムにとって5度目となるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音に挑みました。バレンボイムは2020年4〜6月にかけてベートーヴェンをより深く探求、4月にはピエール・ブーレーズ・ザールから全世界にライヴ・ストリーミング・コンサートを行いディアベッリ変奏曲を録音、その後ソナタ全32曲を録音しました。すでにCD全集は発売されていますが、この度ピエール・ブーレーズ・ザールで収録された全曲演奏の模様がブルーレイとDVDでリリースされます。バレンボイムは、1回目 (EMI/1966〜69年) 、2回目 (DG/1981〜84年) 、3回目 (映像メトロポリタン・ミュニック制作EuroArts/1983〜84年) 、4回目 (DECCA/2005年) 、5回目 (DG/2020年) と本作を入れて5回ベートーヴェンのソナタ全曲を録音しています。古今東西、偉大なるピアニストは存在しますが、5度の録音機会がある演奏家はバレンボイムにおいて、他にいないでしょう。 ★当ボックスには、バレンボイムがベートーヴェンのピアノ・ソナタについて語ったインタビュー映像と、若手ピアニストたちとのマスタークラスの映像も収録されています (日本語字幕付) 。インタビューでは、ベートーヴェンとの初めての出会いや、若い頃からピアニストとして活躍していたバレンボイムならではの逸話を披露しています。マスタークラスには、 22歳で挑んだ2019年チャイコフスキー国際コンクールにおいて優勝を果たしたアレクサンドル・カントロフ、ネルソン・ゲルネル門下のナターリア・ミルステイン、そしてボン出身のファビアン・ミュラーが登場。若い有望な演奏家を次世代につなぐため、細かなダイナミクス、アーティキュレーションまで具体的に指摘し熱心に指導する姿が印象的です。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 (+インタビュー&マスタークラス) BD1 ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1 ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3 ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2 ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7 ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1 ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3 ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2 ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』 ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1 ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22 BD2 ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2 ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26『葬送』 ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1 ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1 ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』 ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2 ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28『田園』 ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1 ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2『テンペスト』 ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3『狩』 ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53『ワルトシュタイン』 BD3 ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54 ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78『テレーゼ』 ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a『告別』 ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79 ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』 ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90 ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101 ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』 ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109 ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110 ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111 BD4 ●インタビュー:ダニエル・バレンボイム、ベートーヴェンのピアノ・ソナタについて語る ●ダニエル・バレンボイムによるマスタークラス 1. アレクサンドル・カントロフ (ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2) 2. ナターリア・ミルスタイン (ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28『田園』) 3. ファビアン・ミュラー (ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』) アーティスト(演奏・出演) ダニエル・バレンボイム (ピアノ) レコーディング 収録:2020年5月18〜31日、ピエール・ブーレーズ・ザール 映像監督:フレデリック・ドゥレスク
鈴木雅明がついに《フーガの技法》を録音!! 「鏡のフーガ」は鈴木優人との親子共演!! ★SACDハイブリッド盤。鈴木雅明がついに《フーガの技法》を録音しました!J.S.バッハの晩年、1740年代に作曲に取り組んだといわれている《フーガの技法》。バッハは単一の主題から対位法技法を用いてどれほど多様な作品が作り出せるかを探求。しかし1750年にバッハが亡くなったため、未完となった作品です。この作品が謎多き理由は楽器指定がなく、作曲目的が不明確、作曲時期の真偽、未完のフーガの問題など。そのため作品の演奏順も演奏家の解釈によって異なります。現在ではこの作品が鍵盤楽器のために作曲されたことは一般的に受け入れられており、鈴木雅明による演奏は注目せずにはいられません。「鏡のフーガ」では鈴木優人との親子共演です!対位法技法の集成といえる《フーガの技法》をご堪能ください! ★演奏の素晴らしさはもちろんのこと、BISの技術陣による録音であることも注目。SACD層は5.0 Surround soundで収録されており、神戸松蔭女子学院大学チャペルに響き渡る臨場感あふれる名演奏をお楽しみいただけます。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:《フーガの技法》BWV1080 Disc1 (1) 1.コントラプンクトゥス1 (4声) (2) 2.コントラプンクトゥス2 (4声) (3) 3.コントラプンクトゥス3 (4声) (4) 4.コントラプンクトゥス4 (4声) (5) 5.コントラプンクトゥス5 (4声) (6) 6.コントラプンクトゥス6 (フランス様式による4声) (7) 7.コントラプンクトゥス7 (拡大と縮小による4声) (8) 8.コントラプンクトゥス8 (3声) (9) 9.コントラプンクトゥス9 (12度の転回対位法による4声) (10) 10.コントラプンクトゥス10 (10度の転回対位法による4声) (11) 11.コントラプンクトゥス11 (4声) Disc2 12.コントラプンクトゥス12「鏡のフーガ」 (4声) (2台チェンバロで演奏) * (1) 正置型 (2) 倒置型 13.コントラプンクトゥス13「鏡のフーガ」 (3声) (2台チェンバロで演奏) * (3) 正置型 (4) 倒置型 (5) 16.8度のカノン (2声) (6) 17.10度のカノン (2声) (7) 18.12度のカノン (2声) (8) 15.拡大された逆行型によるカノン (2声) 19.3声の『鏡のフーガ』 (2台チェンバロ用編曲) * (9) 正置型 (10) 倒置型 (11) 20.3つの主題によるフーガ (コントラプンクトゥス14) (断片) (12) 21.コラール「我ら苦難の極みにあるとき」BWV668a アーティスト(演奏・出演) 鈴木雅明 (チェンバロ) 鈴木優人 (チェンバロ) * 「鏡のフーガ」 Disc2 (1〜4) 鈴木雅明と鈴木優人が声部を分けて演奏 Disc2 (9) 鈴木雅明 (チェンバロI) &鈴木優人 (チェンバロII) Disc2 (10) 鈴木優人 (チェンバロI) &鈴木雅明 (チェンバロII) レコーディング セッション録音:2022年9月4〜9日/神戸松蔭女子学院大学チャペル プロデューサー&サウンド・エンジニア、エディティング&ミキシング:トーレ・ブリンクマン (Take5 Music Production) エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ 楽器: 鈴木雅明: (French style) by Willem Kroesbergen, Utrecht 1987 after J. Couchet. 2 manuals, 8', 8', 4', FF - f''' 鈴木優人: (Flemish style) by Willem Kroesbergen, Utrecht 1982, after enlarged Ruckers. 2 manuals, 2x8, 1x4, FF - f'''
ゼルキンに捧げるオマージュ。 注目のピアニスト大石啓が満を持して三大ソナタと「エリーゼのために」を録音! 自筆譜に遡り研究した長年の成果がここに結実! ★ソロ、室内楽で活躍するピアニスト大石啓が、ルドルフ・ゼルキンに捧げるオマージュとして、ベートーヴェンの三大ソナタ「月光」「悲愴」「熱情」そして「エリーゼのために」を録音しました! ★ゼルキンの弾くベートーヴェンに感銘を受け、以来ゼルキンの虜になった大石。ゼルキンのディスコグラフィはもちろんのこと、ゼルキンの演奏史にも造詣が深い“ゼルキン偏愛ピアニスト”としても知られます。また 20世紀の名演奏家の演奏法研究にも余念がなく、常にこだわりを持ち演奏活動を展開しております。 ★満を持しての当録音は尋常ならぬこだわりと思いがつまったもの。ゼルキンは三大ソナタを 1962年12月8、14、15日に録音しましたが、大石は同録音の60年後にあたる 2022年12月14、15日にセッション収録。ゼルキンへの尊敬の念と感謝の思いを、一音一音魂を込めて演奏しました。 ★また可能な限り自筆譜に遡り、ベートーヴェンの神髄に迫る解釈で演奏・録音するという、並々ならぬこだわりもまた、ゼルキンの音楽に対する真摯な姿勢に対する熱い思いと相通ずるものがあります。大石の奏でる演奏はベートーヴェン愛に溢れており、聴き手を虜にすること間違いないでしょう。長年の研究成果とともに、ベートーヴェンの名作の素晴らしさを再認識させてくれるアルバムがここに完成しました。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、執筆家としても活躍する大石啓らしい充実の楽曲解説も注目です。 ★「大石さんは自筆譜と初版譜を検討、さまざまな楽譜を丹念に比較し、勉強を続けて来られた。それ等を主軸として譜面を読み込み、可能な限りオリジナルを再現することにつとめたそうだが、それは大いに賞讃されて良いと思う」 (深沢亮子〜ライナーノーツより) 大石啓 (ピアノ) 静岡県吉田町出身。Rudolf Serkinの弾くベートーヴェンに感銘を受け、往年の名演奏家の演奏法を研究する。 武蔵野音楽大学にて大谷三千雄、Amadeus Webersinke、桐朋学園大学院大学にて岩崎淑、チェコ国立プラハ音楽院にてMichal Rezek諸氏に師事、深沢亮子、津田真理、Helmut Brauss、Ruth Slenczynska、Norbert Heller諸氏にも師事した。 第4回大阪国際音楽コンクール第2位、第26回ヴァルセジア国際コンクール (イタリア ) にてディプロマ賞等受賞。ソロリサイタル、オーケストラとの共演の他、室内楽奏者として、アンサンブル・クレーのピアノ三重奏演奏会、岩崎洸、Matej Sonlajtner、Adam Pechociak、久保陽子諸氏と共演、日本、欧州で演奏している。 ベートーヴェン時代のコンサート・スタイルを再現したリサイタル・シリーズを主宰 (2014年、2021年は焼津市と共催 ) 。クラシック音楽を解説とともにお届けする「おしゃべりクラシック・コンサート」「公開リハーサル」、小さなお子様もコンサート・ホールにて生の音楽をお楽しみ頂く「親子で楽しむコンサート」を開催し、クラシック音楽の普及に務めている。アウトリーチ公演は、学校、幼稚園への出前コンサートに多数出演。カワイ表参道主催の講座「名曲を弾く・知る・聞く」〜今更、聞けない有名曲の弾き方〜にて講師を務め、「作曲家・ピアニストについて広い知識を有し、解りやすい解説に定評がある」と紹介された (2015) 。アートにエールを!東京プロジェクト参加 (sonh-s) 。 現在は、作曲家の自筆譜、初版譜、当時の習慣を研究した演奏活動を行うとともに、啓音塾を主宰し後進の指導にあたっている。CDの解説 (キングインターナショナル) 、コンサート・プログラム解説 (東京・春・音楽祭) の執筆も行う。公益社団法人日本演奏連盟、日本音楽舞踊会議 (CMDJ) 各会員。2023年より、久保陽子氏と (株) 文京楽器のシンセサイザー・オーケストラ・プロジェクトでシンセサイザーを務め、クラシック音楽の新たな可能性を追求している。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」 ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13 「悲愴」 ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」 エリーゼのために アーティスト(演奏・出演) 大石啓 (ピアノ/Steinway D-274) レコーディング 録音:2022年12月14&15日/キング関口台スタジオ (第1スタジオ)
チェコを代表する作曲家カラベーチとスメタナのピアノ作品を 名手ヤン・バルトシュが演奏!! ★スプラフォン・レーベルが力を注いで録音している20世紀を代表するチェコ人作曲家ミロスラフ・カベラーチ (1908-1979) の作品。当アルバムにはピアノ作品を収録。演奏はヤン・バルトシュです。 ★プラハ工科大学で学びその後にプラハ音楽院で作曲、指揮を学んだカベラーチ。1932年にチェコ放送の指揮者兼音楽制作のディレクターに就任して以来、長きに渡り同放送の仕事に携わってきました。カラベーチはその生涯と作品において「悪に屈しない、人間的な理想を追求する」というテーマを前面に押し出し活躍。ナチス占領下と共産主義独裁下のチェコスロバキアでその両方を表現した音楽家です。ここに収録したピアノのための8つの前奏曲 Op.30は、カベラーチの代表作「時の神秘」Op.31と同時期の意欲的な作品。併録された「異国からのモティーフ」Op.38 とともにポストモダニズムやミニマリズムの到来を予感させるものがあります。 ★カップリングはスメタナです。「作品1」である性格的な6つの小品は「森の中で」「めざめた情熱」「羊飼の娘」「あこがれ」「戦士」「絶望」からなるピアノ小品集。スメタナらしいあたたかい音楽をお楽しみいただけます。 ★ヤン・バルトシュはブレンデルも激賞するチェコを代表する実力派ピアニスト。14歳のときにビエロフラーヴェクの指揮でコンサート・デビューを成功させ、以後数々の国際コンクールの受賞歴を誇ります。スプラフォン・レーベルからリリースしているヤナーチェクのピアノ作品集 (SU-4266) 、モーツァルトのピアノ協奏曲集 (KKC-6155/SU-4234) 、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集 (SU-4252) 、ノヴァークのピアノ協奏曲 (SU-4284) ではきめ細かく丁寧な音楽づくりで高い評価を得ております。 収録情報 曲目・内容 1. カベラーチ:ピアノための8つの前奏曲 Op.30 2. スメタナ:性格的な6つの小品 Op.1 3. カベラーチ:ピアノのための異国からのモティーフ Op.38 アーティスト(演奏・出演) ヤン・バルトシュ (ピアノ) レコーディング セッション録音:(1) 2019年11月21日、 (2,3) 2019年1月26日/ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム (プラハ)
自然と静けさから生み出される破格のパワーに満ちた音楽 ★丹後の宮津出身のピアニスト、田中綾による、ヤナーチェク、バルトーク、平野一郎作品集。タイトルの「フォルテピアノ」はフォルテおよびピアノの表現であり、グリーンとは、ハンガリーや現在彼女が移住している滋賀県蒲生群の農村の景色。田中はコダーイ音楽研究所に留学していた経歴を持ち、また、とくに歌 (合唱) との共演も多く、彼女が奏でるピアノはオーケストラのような音響と音色で鳴り響きながら、人の声のように様々な情動を聴き手によびおこさせる、濃厚なもの。演奏会のとき、ステージ袖から登場するのではなく、どこからともなく裸足で現れ、今その瞬間に生まれたように音楽を奏でていきます。精巧に調律されたピアノで、1ミリの狂いもないタッチで、作曲者たちが音符に込めた色や風景、作曲家の心情までをも浮かび上がらせていきます。その音色をCDにするために、今回384kHz 24bitによる編集が行われました。ホールの空気から、音符ひとつひとつから立ち上る様々な香りや風景、そして作曲家たちの声がなまめかしく聴きとれる、究極の2枚組となっています。 ★ (ブックレットより抜粋) ヤナーチェク、バルトーク、平野一郎という作曲家たちは、それぞれ生まれた場所も年代も異なりますが、古くから伝わる文化が危機にさらされる難しい時代の中で、自分たちの真の音楽を探求しているというところで繋がっています。小さな村の歌や踊りを深く研究するうちに、それぞれに独自の作曲語法を生み出し、命がけで守らなければ永遠に忘れ去られてしまうあらゆる声を、楽譜に刻んでいきました。彼らの楽譜を開くと、草原や海辺の原風景とそこに暮らす人々、ひそんでいる小さな生きもの、そしてもっと前からそこにいたであろう、目に見えないものたちが飛び出してきます。暗闇に消えかけていたかすかな灯りが、蛍の光のようにぽつぽつと点り、皆さんの心にひろがっていきますように。-田中綾- ★田中綾=略歴 : 丹後の宮津にて6才よりピアノを始める。恩師、辻阪乙絲子に学ぶ。作陽音楽大学ピアノ科卒業後、故・西内玲の声楽クラス専属ピアニスト、四国学院大学非常勤講師を経て、2001年にハンガリーのコダーイ音楽研究所へ留学。ピアノをサボー・オルショヤ、民俗音楽をコダーイの弟子イットゼーシュ・ミハーイ (2018年6月12日没) に師事。在学中、シャロルタ・コダーイ奨学金、コダーイ財団奨学金を受給。ボヤイヤーノシュ・ギムナジウム合唱団の専属ピアニストとしてヨーロッパ各地へ演奏旅行。イットゼーシュ・ミハーイ、合唱指揮者でコダーイ研究所創設ディレクターのエルデイ・ペーテル両氏の推薦により、スロバキアでの国際コダーイ会議に出席、「21世紀の日本でのコダーイ哲学の可能性について」スピーチを行う。コダーイ研究所修了リサイタルにて平野一郎「祈りの浜」を委嘱・初演。2016年やわた市民音楽祭の「八幡大縁起」初演にて合唱団のコレペティトゥアをつとめる。2018年ラ・ヴェリテ与謝公演に出演、「歌を覚える鳥のソナチネ」を初演。2019年よりイリーナ・メジューエワに師事。ピアノリサイタル「草陰の小径にて」を2020年7月に音楽ホール奏美 (大津市) 、同11月に宮津会館 (宮津市/ 2021年3月で閉館) にて開催。宮津会館閉館直前の2021年3月、作曲家・平野一郎の世界2021「海の聲〜ほろびても滅びえぬもの〜」に合唱団の練習ピアニストとして参加、合唱団員として、幻の校歌「天かける橋」を初演。 収録情報 曲目・内容 ピアノフォルテ イン グリーン [CD1] 1. 平野一郎:歌を覚える鳥のソナチネ (2012) 2-11. レオシュ・ヤナーチェク:草陰の小径にて 第1集 (1901-1908) 12. 平野一郎:白象の夢〜黒鍵と白鍵のエチュード〜*オリジナル・ヴァージョン (2006) [CD2] 1-3. バルトーク・ベーラ:ソナチネ (1915) 4. バルトーク・ベーラ:セーケイ人たちとの夕べ (1908) 5. バルトーク・ベーラ:豚飼いの踊り (1908-1909) 6-7. レオシュ・ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ 1905年10月1日街頭にて 8-9. 平野一郎:二つの海景 (2004-2011) アーティスト(演奏・出演) 田中 綾 (ピアノ) レコーディング 録音:2021年6月15-17日、高島市立ガリバーホール (滋賀県) [5.6448MHz DSD Recording & 384kHz 24bit Editing] Microphones : PureT Records current transmission microphones with Schoeps MK2H capsules, designed and manufactured by Mouri Tadaharu 毛利忠晴 (PureT Records) , 2015 (last modified 2018) , Tokyo Stereo setting : A-B stereo Preamplifier : PureT Records PT-CMP01, designed and manufactured by Mouri Tadaharu 毛利忠晴 (PureT Records) , 2015 (last modified 2016) , Tokyo AD converter : Mytek Digital Brooklyn ADC Recorder : TASCAM DA-3000 Master clock : Grimm Audio CC2 Audio interface : Mytek Digital Brooklyn DAC with JS PC Audio UOC3-R Pro USB cable DSD/PCM to PCM converter : Weiss Saracon-DSD
アラールの大注目シリーズ第5弾! 超有名曲「トッカータ ニ短調 BWV 565」も収録 クラヴィコードの演奏も必聴 ★注目の鍵盤奏者バンジャマン・アラールによる、J.S.バッハの鍵盤作品を全て録音する一大プロジェクトの第5弾の登場!★オルガンやチェンバロによって、バッハの鍵盤作品をすべて録音していく(作曲年代順)というプロジェクト。今回は、バッハのヴァイマール時代(1708-1717)に作曲された作品を収録しています。ヴァイマールの地では、バッハは宮廷楽団の楽師および宮廷の礼拝堂のオルガニストを務めていたこともあり、オルガン作品が多く書かれた時期でもあります。ヴィルトゥオーゾ的、即興的要素に満ちたトッカータの様式の作品が多く書かれ、あの有名な「トッカータ ニ短調 BWV 565」もこの時期に書かれています。今回の目玉の一つは、クラヴィコードが登場すること。たとえばBWV 895の前奏曲でのアラールの即興的で歌に満ちた緻密な空気が、クラヴィコードの素朴であたたかみのある音色によって、却って際立つような不思議な印象です。壮大にして荘厳なオルガン、チャーミングで雄弁なチェンバロ、そしてユニークな繊細さをもつクラヴィコードと、3つの楽器の特徴を見事にとらえて弾き分けているアラールの技量に感服です。なお、シリーズの次には、平均律クラヴィーア曲集第1巻が予定されております。アラールのシリーズ、ますます充実、注目です!★アラールは1985年、フランスのルーアン生まれ。2004年に開かれた古楽演奏の登竜門であるブルージュ国際古楽コンクールに18歳で優勝したのち、クイケンにその才能を評価されてラ・プティット・バンドのメンバーとして活躍。その後はソリストとして世界各地で演奏活動を展開しております。バンジャマン・アラールによる「J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集」■第1集「若き継承者」(KKC-6225/7 / HMM-902450)■第2集「北へ」(KKC-6221/4 / HMM-902453)■第3集「フランス風に」(KKC-6236/8 / HMM-902450)■第4集「ヴェネツィア風?イタリア様式の協奏曲」(KKC-6328/ HMM-902460) 収録情報 曲目・内容 【CD1】 1. トッカータ ニ短調 BWV 565 2. 主なる神、われらの側にいまさずして BWV 1128(コラール前奏曲) 3. いと尊きイエスよ、われらはここに集いて BWV 731 (コラール前奏曲) 4. いと尊きイエスよ、われらはここに集いて BWV 730 (コラール前奏曲) 5. プレリュードとフーガ ハ長調 BWV 545a(ヴァイマール時代の旧稿) 6. イエスよ、わが喜び BWV 713 (コラール前奏曲) 7. われらに救いを賜うキリストは BWV 747 (コラール前奏曲) 8. 心よりわれこがれ望む BWV 727 (コラール前奏曲) 9. いと尊きイエスよ、われらはここに集いて BWV 706 (コラール前奏曲) 10. 前奏曲とフーガ イ短調 BWV 543 (プレリュードには現行のものより短い稿BWV 543/1aで演奏) 11. キリストは死の縄目につながれたり BWV 695 12. トリオ・ソナタ ニ短調 より初期稿BWV 528/2a (early version) 04’25 13. トッカータとフーガ ヘ長調 BWV 540 バンジャマン・アラール(オルガン) 使用楽器:ケンティン・ブルーメンレーダー/パリ、改革派教会(Temple du Foyer de l’Ame) (2009) 【CD 2】 1. トッカータ ハ短調 BWV 911 2. プレリュードとフーガ イ長調 BWV 536a 3. 幻想曲とフーガ イ短調 BWV 904 4. トッカータ 嬰へ短調 BWV 910 5. コラール・パルティータ「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ」 BWV 768 6. トッカータとフーガ ニ短調 BWV 538 バンジャマン・アラール 使用楽器:ペダル付チェンバロ(チェンバロ:カール・コンラッド・フライシャー制作(1720年、ハンブルク)のレプリカ、フィリップ・ユモー制作(1993年、バルバスト)/ペダル:クエンティン・ブルメンローダー制作(2017年、アグノー)) 【CD 3】 1. トッカータ ト長調 BWV 916 協奏曲 ト短調 BWV 985(テレマンの協奏曲(未出版)の編曲) 2. 第1楽章 アレグロ 3. 第2楽章 アダージョ 4. 第3楽章 アレグロ 5. いざ来ませ、異邦人の救い主BWV 699 (フゲッタ) 6. 高き天よりわれは来たりBWV 701 (フゲッタ) 7. 讃美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ BWV 697 (フゲッタ) 8. 幼子イエスはわが慰め BWV 702 (フゲッタ) 9. 神の子は来たりたまえり BWV 703 (フゲッタ) 10. 全能の神に讃美あれ BWV 704 (フゲッタ) 11. キリストを われらさやけく頌め讃うべし BWV 696 (フゲッタ) 12. 主キリスト、神の独り子 BWV 698 (フゲッタ) 協奏曲 変ロ長調 BWV 982〔J.エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲op.1第1番(G.Ph.テレマンの編集により、1718年フランクフルトで出版)の編曲〕 13. 第1楽章 アレグロ 14. 第2楽章 アダージョ 15. 第3楽章 アレグロ 協奏曲 ニ短調 BWV 987〔J.エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲op.1第4番の編曲〕 16. 第1楽章 アダージョ-プレスト-アダージョ-プレスト-グラーヴェ 17. 第2楽章 ウン・ポコ・アレグロ 18. 第3楽章 アダージョ 19. 第4楽章 ヴィヴァーチェ 20. 讃美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ BWV 722 21. 神を讃えまつれ、汝らキリストの徒よ、こぞりて BWV 732 22. 甘き喜びに包まれ BWV 729 23. 高き天よりわれは来たり BWV 738a (数字付低音による異稿、アルンシュタット時代) 24. プレリュードとフーガ イ短調 BWV 895 協奏曲 ハ短調 BWV 981(マルチェッロのヴァイオリン協奏曲op.1第2番の編曲) 25. 第1楽章 アダージョ 26. 第2楽章 ヴィヴァーチェ 27. 第3楽章 アダージョ 28. 第4楽章 プレスティッシモ バンジャマン・アラール 使用楽器:クラヴィコード/クリスティアン・ゴットフリート・ゲラ(1773年、フィルハーモニー・ド・パリ、音楽博物館コレクション)モデル、エミール・ジョビン(1998年製) アーティスト(演奏・出演) バンジャマン・アラール(オルガン、チェンバロ、クラヴィコード) レコーディング 録音:2019年4月(CD1)、2019年9月(CD2)、2020年9月(CD3)
気鋭のピアノ・デュオ ガイスター・デュオ 完璧な技巧と驚異的に色彩豊かな音色による ドビュッシー、ストラヴィンスキー ★フランスのピアノ・デュオ、ガイスター・デュオが20世紀初頭の作品を録音しました。彼らは2021年のミュンヘン国際コンクール・ピアノ・デュオ部門で優勝、一躍世界の注目を集めている気鋭のデュオです。 ★ドビュッシーの6つの古代墓碑銘 (エピグラフ) はドビュッシーの友人ピエール・ルイスの詩集『ビリティスの歌』の朗読を伴走するための付随音楽として、1890年にもともとフルート、チェレスタ、ハープのために書かれましたがこれは演奏されず、1914年にピアノ連弾曲として完成されました。ドビュッシーのギリシアへのあこがれが込められた作品で、それぞれの詩の世界が巧みに描きだされています。 ★ラヴェルは《牧神の午後への前奏曲》の初演の場に居合わせました。牧神にはドビュッシー自身による2台ピアノ用編曲版もありますが、ラヴェルがこの作品を4手連弾版に編曲したのは1910年 (もしかしたらドビュッシーはそのことを知り、演奏もしたかもしれません) 。管弦楽の魔術師ラヴェルは、管弦楽の音色をピアノに落とし込んで表現することにも非常な才能を持っていた証といえる作品です。ガイスター・デュオの演奏はオーケストラのよう。ピアノ1台から描きだされる美の世界は圧巻です。 ★《ペトルーシュカ》は作曲者自身による4手連弾版。ストラヴィンスキーは《ペトルーシュカ》をもともとピアノ協奏曲として構想、1911年にバレエ・リュスのためにピアノも活躍する管弦楽によるバレエ音楽に仕立てますが、平行してピアノ4手版も作っていました。ストヴィンスキーはふだんより、作曲の際ピアノを用いていたといいますから、この2台ピアノ版は、管弦楽版のピアノ・リダクションというよりもむしろもともとのストラヴィンスキーのアイデアをより生々しく感じることのできる版かもしれません。ガイスター・デュオのふたりは管弦楽版の響きも丹念に研究しつつも、ピアノから信じられないくらいに豊かな響きを、驚異的な精確さ、かつエネルギッシュなリズムと迫力で演奏しています。 ガイスター・デュオ (ダヴィド・サルモン&マニュエル・ヴィエヤール) 2019年国際シューベルトコンクール二重奏部門第2位、2021年モナコで開催された国際4手ピアノ国際コンクール第1位、2021年ミュンヘン国際コンクールピアノ・デュオ部門第1位 (および5つの特別賞受賞) 。二人ともパリ出身、パリの地方音楽院で学ぶ。南仏で開催されるアカデミーに向かう電車の中で、ピアニストや作曲家の好みが非常にぴたりと合い、意気投合、ピアノ・デュオを結成することになった。それぞれハンス・アイスラー音楽院 (ヴェイヤール) とパリ国立高等音楽院 (サルモン) でピアノ演奏の技量を磨く。デュオとして、パリ国立高等音楽院室内楽修士課程でクレール・デゼールのもとで研鑽を積む。2020年のナントでのラ・フォル・ジュルネ音楽祭で、ベートーヴェンの4手作品全曲を演奏するなど、音楽祭・演奏会等出演多数。 収録情報 曲目・内容 ドビュッシー (1862-1918) : ・6つの古代墓碑銘 ・牧神の午後への前奏曲【モーリス・ラヴェルによる4手連弾版、1910年】 ストラヴィンスキー (1882-1971) : ペトルーシュカ (作曲者自身による4手連弾版) アーティスト(演奏・出演) ガイスター・デュオ 〈マニュエル・ヴィエイヤール (プリモ) 、ダヴィド・サルモン (セコンド) 〉 レコーディング 録音 : 2022年4月26-28日、ベルリン、エルベルク教会・トーンストゥディオ、ドイツ
スペインの名ピアニスト ホアキン・アチューカロ最新録音! ★スペインが生んだ名ピアニスト、ホアキン・アチューカロ。彼はその演奏活動でショパンも重要なレパートリーとして取り上げてきていましたが、その録音は多くありませんでした。ここで 24の前奏曲を軸としたショパン作品集の登場です。?確かに私は、《前奏曲集》を録音するまでにずいぶんと長い歳月を必要としました。しかしそれは、この曲集を完全に “自分のものにした” という実感を求めていたからです。いうなれば《前奏曲集》が自分の潜在意識に染み込むまで、待ち続けたのです。それは、誰かと友情を育むことと、どこか似ているのかもしれません。いずれにせよ、録音スタジオの扉を開ける準備が整ったのです。レコーディングは、じつに幸せな体験でした!?と語るアチューカロ。ショパンがそれぞれの楽曲に込めた精神の動きを、もらさず再現しています。他にも幻想即興曲での中間部の歌など、これまでのショパン観が覆されるような演奏。名手アチューカロによるショパン、注目です。 ホアキン・アチューカロ (プロフィール) 1936年ビルバオ生まれ。ビルバオにて弱冠13歳でモーツァルトのピアノ協奏曲 K.466を弾き、演奏会デビューを果たす。やがて 1959年5月にリヴァプール国際コンクールで第1位に輝くまでに、ホアキン・アチューカロはいくつもの決定的な出会いに恵まれた。マドリードでホセ・クビレスに師事。その後、シエナ・キジアーナ音楽院のグイド・アゴスティの指導を受け、ヴァルター・ギーゼキング、ニキタ・マガロフ、ブルーノ・ザイドルホーファーらのもとでも研鑽を積んだ。そしてリヴァプール国際コンクールでの優勝を機に、世界の檜舞台に立ったアチューカロは、早くも1960年に、トリエステでシューマンのピアノ協奏曲の独奏を務め (指揮はデビュー直後のクラウディオ・アバド) 、ドイツで初リサイタルを行っている。以後、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、シカゴ交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団など世界中のオーケストラと、ロマン派から20世紀前半までの協奏曲レパートリーを中心に、共演を重ねている。ズービン・メータは「この音を出せるのは、彼以外にはルービンシュタインしかいない」とアチューカロを称え、サイモン・ラトルからは「彼のような音をピアノから引き出すことができるのは一握りの音楽家だけである」と絶賛された。アチューカロ自身は、「生涯にわたって、歌を暗示し想起させるようなピアノの音を探求してきた」と述べている。ピアノ演奏法の継承にも熱意を注ぐアチューカロは、数年前からテキサス州ダラスの南メソジスト大学で後進の育成に励んでいる。 収録情報 曲目・内容 ショパン: 24の前奏曲 op.28 (全24曲) 前奏曲 嬰ハ短調 op.45 前奏曲 変イ長調 (遺作) 幻想即興曲 嬰ハ短調 (遺作) 夜想曲 第2番 変ホ長調 op.9-2 夜想曲 第20番 嬰ハ短調 (遺作) 舟歌 嬰ヘ長調 op.60 アーティスト(演奏・出演) ホアキン・アチューカロ (ピアノ) レコーディング 録音:2017年9月7-8日、オックスフォード (聖ステファンの家)
【日本語解説書付】 第10回浜松国際ピアノコンクールの覇者、ジャン・チャクムル BISレーベル第2弾はリスト×シューベルト! チャクムル再編成の『白鳥の歌』、そして『4つの忘れたワルツ』! ★SACDハイブリッド盤。2018年第10回浜松国際ピアノコンクール第1位のほか、同コンクールの室内楽賞、札幌市長賞など数々の賞に輝いたジャン・チャクムル。優勝者の副賞としてBISレーベルからの録音デビューが決定し、2019年1月にコンクールの会場となったアクトシティ浜松におけるセッション収録でデビュー盤(KKC-4169)をリリースし、一躍注目を集めました。同コンクールの優勝者ツアーとして2019年4月より全国20公演をこえる演奏会も成功させ、その後定期的に来日しております。★当録音は2020年1月にイギリス、ワイアストン・コンサートホールにおけるセッションで、収録作品はリストがピアノ独奏用に編曲したシューベルトの『白鳥の歌』S 560そして、『4つの忘れられたワルツ』 S 215です。★シューベルトの3大歌曲集の一つ『白鳥の歌』は、シューベルト自身が編んだ『美しき水車小屋の娘』、『冬の旅』とは異なり死後に出版社や友人たちがまとめたもので、歌曲集としての連続性は持っていません。そのためチャクムルは自身の感性で演奏順を変えております。新たな物語を提示した注目の演奏です。★一方、1881年から1884年にかけて作曲された『4つの忘れられたワルツ』S 215はリスト晩年の穏やかな曲調が印象的。チャクムルの研ぎ澄まされた感性と歌心に満ちた演奏でお楽しみいただけます。 収録情報 曲目・内容 フランツ・リスト(1811-86): 1.-14.『白鳥の歌』 S 560(シューベルト?ジャン・チャクムルによる再編成)(59'34) I .「愛の便り」/ II .「戦士の予感」/ III .「彼女の絵姿」/ IV .「春の憧れ」/ V .「別れ」/ VI .「遠い国で」/ VII .「セレナード」/ VIII .「アトラス」/ IX .「漁師の娘」/ X .「海辺で」/ X I .「我が宿」/ X II .「町」/ X III .「影法師」/ X IV .「鳩の便り」、 15.-18.『4つの忘れられたワルツ』 S 215(19'43) I .第1番/ II .第2番/ III .第3番/ IV .第4番 アーティスト(演奏・出演) ジャン・チャクムル(ピアノ/Kawai SKEX(Shigeru Kawai Concert Grand)) レコーディング セッション録音:2020年1月/ワイアストン・コンサートホール(モンマス、イギリス) プロデューサー&サウンド・エンジニア:インゴ・ペトリ(Take5 Music Production) エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ
”オペラ作曲家”モーツァルトの粋がつまった1枚! カッサール、ドゥセ、ペシャら名手による豪華なモーツァルト ★フランスの名手フィリップ・カッサールによる新譜は、モーツァルトが『フィガロの結婚』を作曲していたのと同時期に書かれた作品から注意深くセレクトしてプログラムされた1枚。モーツァルトの音楽にはオペラ・声楽的要素 (アリアのような美しい旋律、声部間の親密な、あるいは喧嘩のような対話・・・) がいつも存在しています。ここでも、ソナタ、あるいは協奏曲では、さながらオペラのようにさまざまな対話やささやきが展開されます。また、実際に歌われる演奏会用アリア (ピアノ伴奏) では、ピアノがオーケストラのように豊かに声とからみます。全体をとおしてオペラのように豪華で楽しく聴きごたえのある、大満足の1枚です。 フィリップ・カッサール---1962年生まれ。シューベルトやドビュッシーをレパートリーの中心に据えている、フランスの名手。マガロフらに師事した。 収録情報 曲目・内容 オペラ作曲家モーツァルト モーツァルト: ・幻想曲 ハ短調 K.475 ・ピアノ協奏曲 変ホ長調 K.482 ・演奏会用アリア「どうしてあなたを忘れられよう」 K.505 ・4手のためのピアノ・ソナタ ヘ長調 K.497 アーティスト(演奏・出演) フィリップ・カッサール (ピアノ&指揮) ナタリー・ドゥセ (ソプラノ) セドリック・ペシャ (ピアノ) ブルターニュ国立管弦楽団 レコーディング 録音:2022年4月16-20日、レンヌ
シューベルト・ソナタ集、ついに完結! ポール・ルイス、さらなる高みへ ★2001年にはじまったポール・ルイスのシューベルト・ソナタ集録音、ついに完結編の登場です。ポール・ルイスはこの20年の間、シューベルトの演奏会シリーズで純度の高いシューベルトで世界中をうならせ、さらにベートーヴェンのソナタや協奏曲全集で他の追随をゆるさない高次元の演奏を展開してきました。久々となるシューベルトのソナタ録音となる当盤でも、ポール・ルイスは一切の過剰な表現を排し、シューベルトとの魂の対話を高精細な音色で聴かせてくれます。イ長調のソナタはピアノ学習者がしばしば演奏しますが、ポール・ルイスの演奏は明るい音色で自然な歌に満ちていながら、1ミリも隙がない均衡のとれた美しさです。ポール・ルイスがさらなる高みへと上っていることが感じられるシューベルトです。 収録情報 曲目・内容 シューベルト:ピアノ・ソナタ集 1-3. ピアノ・ソナタ イ長調 D664 4-7 ピアノ・ソナタ 変ホ長調 D568 8-10. ピアノ・ソナタ イ短調 D537 アーティスト(演奏・出演) ポール・ルイス (ピアノ) レコーディング 録音:2022年4月、スタジオ4 (ベルギー)
レオンスカヤによる「ベートーヴェン:後期三大ピアノ・ソナタ集」 ベートーヴェンの音楽の高みへと誘う演奏 ★エリーザベト・レオンスカヤは、これまでブラームスにメンデルスゾーン、ショパンといった作品、さらに最近ではシューベルトに力を入れており、2018年には日本でも「東京の春・音楽祭」でシューベルトのピアノ・ソナタの連続演奏会を行い大きな話題となりました。そして2020年の同音楽祭で演奏予定だったベートーヴェンの後期三大ピアノ・ソナタ。公演は中止となりましたが、約10年前に同演目を録音しており、ここに改めてご紹介いたします。 レオンスカヤは、スヴャトスラフ・リヒテル、エミール・ギレリス等、ソビエト時代のロシア音楽家の志を継いでおり、彼らもまたベートーヴェンの偉大なピアノ・ソナタを残しています(ギレリスは32番の録音はない)。後期の3つのソナタは、前期、中期の作品とは一線を画す、高い音楽性と孤高の音楽となっています。一筋の光が差すような温かな明るさを持った作品109(第30番)のソナタは、第3楽章に比重がおかれ、演奏者の構成力が試される作品ですが、音楽の方向性をしっかりと見据えたレオンスカヤの構築力に改めて脱帽。作品110(第31番)は、作品109とは異なりベートーヴェン自ら「嘆きの歌」と表現するほど深刻さが感じられる音楽ですが、レオンスカヤの慈愛に満ちた歌心は一縷の光が差しこむようです。作品111(第32番)は、「第9」や「荘厳ミサ」と並行して作曲されていた経緯もあり、ベートーヴェンのピアノ音楽の最終地点でもあります。祈りや回想、さらには現世を超えたような世界観を、レオンスカヤは丁寧に描きだし、作品の持つ力を強く提示しています。 収録情報 曲目・内容 ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109 ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110ピアノ・ソナタ第32番Op.111 アーティスト(演奏・出演) エリーザベト・レオンスカヤ(ピアノ;スタインウェイD、1901) レコーディング 録音:2009年10月30,31日、11月1日、ドイツ、マリーエンミュンスター トーンマイスター:ヴェルナー・ダブリングハウス
ベートーヴェンからケージまで ティベルギアンのニュアンス豊かなピアノで綴る変奏曲史 ★2023年2月にリリースされた第1集 (HMM-902433/4;国内仕様盤KKC-6676/7) が「レコード芸術」誌特選をはじめ絶賛されたティベルギアンのベートーヴェン変奏曲全集シリーズ第2弾の登場。第1集以上に凝った選曲に驚愕です。 ★第2集も2枚組。Disc1は作品番号のない「創作主題による32の変奏曲ハ短調」に始まりますが、ピアノ協奏曲第4番と同時期1806年の作で、「ベートーヴェンのハ短調」の充実が見られます。次にスヴェーリンクで200年、J.S.バッハでと100年ほど前の変奏技法に立ち返り、ベートーヴェンへの影響を探ります。「シャコンヌ」はブラームスが左手だけのために編曲したものを披露。 ★Disc2はベートーヴェン作品で20世紀アメリカをはさむ興味深い企画。ベートーヴェンは変奏曲という形式を改革し、主題素材を無視してその抽象的な枠組みだけを残すことをあえてしています。これが現代音楽に影響を与えているとして、音響自体が沈黙の変奏である4作品を選んでいます。ティベルギアンの演奏でケージやフェルドマン、クラムの作品を聴くことができるのは贅沢の極み。ティベルギアンのニュアンスに富むピアノの音色は現代曲にもピッタリ。ことに全く前衛的でないケージの「ある風景のなかで」はBGMにしたいほどの美しさとメッセージにあふれていて絶品。ティベルギアンの新境地を垣間見れます。また「7つの俳句」では「わび・さび」の美学さえ感じさせます。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:変奏曲全集Vol.2 Disc1 1. ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲ハ短調WoO.80 2. スヴェーリンク:「わが青春はすでに去り過ぎ」による6つの変奏曲SwWV324 3. ベートーヴェン:リギーニのアリエッタ「恋人よ来たれ」による24の変奏曲WoO.65 4. J.S.バッハ:イタリア風のアリアと変奏曲イ短調BWV989 5. J.S.バッハ (ブラームス編) :シャコンヌ (左手のための) Disc2 6. ベートーヴェン:「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲WoO.79 7. モートン・フェルドマン:最後の小品 (全4曲) 8. ベートーヴェン:創作主題による6の変奏曲ト長調WoO.77 9. ケージ:7つの俳句 10. ベートーヴェン:ドレスラーの行進曲による9つの変奏曲ハ短調WoO.63 11. ジョージ・クラム:行列聖歌 12. ベートーヴェン:ハイベルのバレエ「妨げられた結婚」の「ヴィガノのメヌエット」による12の変奏曲WoO.68 13. ケージ:ある風景のなかで 14. ベートーヴェン:イギリス国歌による変奏曲ハ長調WoO.78 アーティスト(演奏・出演) セドリック・ティベルギアン (ピアノ) レコーディング 録音:2023年1月/ポワチエ・オーディトリアム劇場
マタン・ポラトがビル・エヴァンスの名作「ワルツ・フォー・デビイ」を披露! ★フォルジュルネ音楽祭でおなじみのマタン・ポラト。1982年テルアヴィヴ生まれのピアニストで、作曲家としても注目されています。最新盤は舞曲を集めたコンセプト・アルバム。タイトルは愛娘でピアニストのゾーイに捧げたためのこと。 ★クープランからアデスまでのさまざまな舞曲形式によるピアノ曲を集めていますが、選曲は凝っていてビル・エヴァンスのジャズの名作「ワルツ・フォー・デビイ」をポラトの演奏で聴くことができるうえ、ポラトの「ワルツ・フォー・ビル」がその返し歌となっています。またナンカロウの自動ピアノのための練習曲をポラトが人間用に編曲したものも聴きもの。2023/4年にこれを日本人ダンサー川口ゆいが振付け、ポラトの演奏と共演が予定されています。 収録情報 曲目・内容 ゾーイのためのダンス集 1. ブラームス:ワルツOp.39〜第1番ロ長調/第11番ロ短調/第6番嬰ハ長調/第3番嬰ト短調/第14番嬰ト短調/第15番変イ長調 2. スクリャービン:マズルカOp.25の2 3. トーマス・アデス:マズルカOp.27の2 4. ラヴェル:メヌエット〜「クープランの墓」 5. C.P.E.バッハ:メヌエット 6. マタン・ポラト:ワルツ・フォー・ビル 7. ビル・エヴァンス:ワルツ・フォー・デビイ 8. ストラヴィンスキー:タンゴ 9. ナンカロウ (ポラト編) :練習曲第6番「タンゴ」 10. ラモー:サラバンド〜組曲イ短調 11. サティ:サラバンド第3番 12. スクリャービン:ワルツOp.38 13. クープラン:フォルラーヌ〜王宮コンセール第4番 14. ラヴェル:フォルラーヌ〜「クープランの墓」 15. ラッヘンマン:影踊り〜「子供の遊び」 16. ショスタコーヴィチ:ワルツ・スケルツォ〜「人形の踊り」 アーティスト(演奏・出演) マタン・ポラト (ピアノ) レコーディング 録音:2022年5月23-25日/ノイマルクト・ライツターデル (ドイツ)
静かな感動を運んでくれる端正で透明なルガンスキーのベートーヴェン ★ベートーヴェン・イヤーだった2020年に、ルガンスキーはハルモニア・ムンディ・レーベルからベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタ集(第28、30、32番)をリリースし、レコード芸術誌で特選に輝くなど高い評価を受けました(KKC6300/HMM902441)。それに続く第2弾は「月光」「熱情」「テンペスト」という人気作3篇を集めた好企画。誰もが聴きたいと思われるはず。★ルガンスキーの「月光」と「熱情」は、2005年録音の音源がワーナーからリリースされていますが、こちらは2021年7月の最新録音で、16年を経ての円熟ぶりが実感できます。さらに「テンペスト」は初めてでとても期待できます。★ルガンスキーの演奏はあくまで楷書的で正確ですが、ロシア・ピアニズムならではの技巧と豊かな音が独特。ベートーヴェンでイメージされる重厚とか熱烈な世界ではなく、透明で端正な音楽を楽しめます。「月光」で左手にアクセントを付けメロディのように浮き出すのも興味深く、「テンペスト」のフィナーレも絶美です。 収録情報 曲目・内容 1. ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27の2「月光」2. ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」3. ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31の2「テンペスト」 アーティスト(演奏・出演) ニコライ・ルガンスキー(ピアノ) レコーディング 録音:2021年7月/リストーリ劇場(ヴェローナ)
★名ヴァイオリニスト、ジャン=ジャック・カントロフを父にもつピアニスト、アレクサンドル・カントロフ。1997年生まれのアレクサンドルは父親譲りの音楽的才能の持ち主。フランスのレヴューで“リストの生まれ変わり”と評されたその輝かしい才能が紡ぎだすBISレーベル第2弾は、ロシアの作曲家に焦点を当てました。冒頭のラフマニノフのピアノ・ソナタ第1番から10代とは思えぬほど思慮深い演奏を披露。またアゴスティ編による『火の鳥』や超絶技巧作品のイスラメイで聴く圧倒的なテクニックには脱帽です。さらにチャイコフスキーで聴く感受性豊かな表現も持ち合わせており、輝かしい才能に無限の可能性を感じさせます。 ◆レコード芸術 2017年9月号 特選盤 【曲目・内容】 ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 作品28 チャイコフスキー(1840-1893):18の小品 作品72より 第5曲「瞑想曲」、第17曲「遠い昔」 ストラヴィンスキー(1882-1971): バレエ『火の鳥』(グイード・アゴスティ/ピアノ編曲版)より 第1曲「魔王カスチェイの凶悪な踊り」、 第2曲「子守歌」、第3曲「フィナーレ」 チャイコフスキー:2つの小品 作品1より 第1曲「ロシア風スケルツォ」変ロ長調 バラキレフ(1837-1910):イスラメイ 作品18 【アーティスト(演奏・出演)】 アレクサンドル・カントロフ(ピアノ;YAMAHA) 【レコーディング】 録音:2016年4月/スタジオ 4’33(イヴリー=シュル=セーヌ、フランス)
多くの音楽ファンを魅了する実力派ヴァイオリニスト 木凜々子 待望のバッハ《シャコンヌ》とベートーヴェンの《ロマンス》、初のCD化! ●2022年5月のリリース以来、ベストセラー・アルバムとして高い人気を誇るCD「リリコ・カンタービレ」。その録音セッションと同じ日程で、J.S.バッハの《シャコンヌ》と、ベートーヴェンの《ロマンス第2番 へ長調》がレコーディングされていました。 ●収録時間の関係で「リリコ・カンタービレ」に入れることができなかったこれら2つの作品に、「リリコ・カンタービレ」からの2曲を加え、4曲入りミニCDとして新たにリリースしたします。 ●名器 ストラディヴァリウス“Lord Borwick" (1702) による清澄な響きと、木凜々子の卓抜なテクニック、豊かな歌心がマッチして、まさに新しい時代のバッハ「シャコンヌ」が登場しました。 ●レコーディング・エンジニアは、音の名匠・深田晃。あくまでもナチュラルな音響空間の表現と、演奏家の魂に肉迫するような音作りは、録音芸術の粋を堪能させてくれます。 ●フルカラー、12ページの解説書は、木凜々子自身による解説が掲載されています。 【木凜々子・プロフィール】 東京藝術大学在学中にブダベスト (ハンガリー) で行われたバルトーク国際コンクールで第2位、および特別賞を受賞し、国内外から注目を浴びる。そのほか、シュロモ・ミンツ国際コンクール第3位、東京音楽コンクール第2位および聴衆賞、日本音楽コンクール第3位およびE・ナカミチ賞など、数々のコンクールで入賞。 これまでにソリストとして、読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、パシフィックフィルハーモニア東京、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、大阪交響楽団、ハンガリー国立交響楽団セゲド、ハンガリー・ソルノク市立交響楽団、アニマ・ムジケ室内管弦楽団など、国内外の数多くのオーケストラと共演している。また、各地でソロリサイタルに出演しているほか、YouTubeやテレビ、ラジオなどのメディア活動も積極的に行なっている。星はるみ、篠崎功子、清水高師の各氏に師事。2010年度ヤマハ音楽奨学生、2018年度、21年度ローム音楽奨学生。23年4月よりパシフィックフィルハーモニア東京の特別コンサートマスターに就任。東京藝術大学卒業。 収録情報 曲目・内容 シャコンヌ&ロマンス 1. シャコンヌ-無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より (ヨハン・セバスティアン・バッハ) 2. ロマンス第2番 へ長調 (ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン) 3. シャコンヌ ト短調 (トマソ・ヴィターリ / レオポルド・シャルリエ) * 4. ロマンス (映画「馬あぶ」より) (ドミートリイ・ショスタコーヴィチ / コンスタンティン・フォルトゥナトフ) * *「リリコ・カンタービレ」 (BRAVO-10007) より アーティスト(演奏・出演) 木凜々子 (ヴァイオリン) (2-4) 三又瑛子 (ピアノ) レコーディング セッション録音:2022年1月17〜19日/J:COM 浦安音楽ホール プロデューサー:白柳龍一 ディレクター:国崎裕 エンジニア:深田晃
収録情報 曲目・内容 クララ・シューマンとその家族 ロベルト・シューマン: 1. 祈り リーダークライスOp.39より 2. 第5曲:月の夜 3. 第6曲:6.美しき異郷 4. 第12曲:春の夜 (編:クララ) 5. アルバムの綴りOp.124より第16曲:子守歌 6. ペダルフリューゲルのための練習曲 op.56より第4番 (編:クララ) クララ・シューマン: 7. 私はあなたの瞳に Op.13-5 (編:リスト) つのつかの間の小品 Op.15より 8. 第1曲:ラルゲット 9. 第4曲:スケルツォ 10. ロマンス 11. ブラームス:セレナーデ Op.11よりメヌエットI/II (編:クララ) ヴォルデマール・バルギール: 12. 性格的小品集 Op.1より第2曲 13. バガテル Op.4-2 14. バガテル Op.4-1 15-17. 3つの幻想小品集 Op.9 アーティスト(演奏・出演) イラ・マリア・ヴィトシンスキ (ピアノ)
日本語帯・解説付き 巨匠オピッツ、待望の新録音は シューマンの初期ピアノ作品傑作集! ★ドイツ正統派ピアニスト、ゲルハルト・オピッツ。ベートーヴェン、シューベルトのピアノ・ソナタ録音は今世紀に生まれた決定的名盤として高く評価されていますが、当アルバムではシューマンが20代後半に作曲したピアノ作品を収録。コンサートではシューマンを頻繁に演奏しているオピッツですが、セッション収録はまさに待望。満を持しての新録音です! ★アルバムのメインは全18曲からなるダーヴィト同盟舞曲集です。ダーヴィト同盟とは、ロマン派の闘士を自任するシューマンがペリシテ人と戦ったダヴィデの物語に託し、当時の俗物主義に対抗する自分を表現した架空の同盟のことを意味し、ゲーテの孫 W.v.ゲーテに献呈されています。この他、ピアノ・ソナタ第3番、ウィーンの謝肉祭の道化芝居「幻想的情景」など、“作曲家シューマン”として数多くの作品を書き始めた20代後半の、意欲に満ちたピアノ作品を収録。実に味わい深いオピッツの演奏は、新たな名盤登場と申せましょう。 収録情報 曲目・内容 シューマン:ピアノ作品集 1. ダーヴィト同盟舞曲集 (18の性格的小品) Op.6 (1837) 2. フモレスケ Op.20 (1839) 3. ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.14 (1833-35/1838) 4. アラベスク ハ長調 Op.18 (1839) 5. 花の曲 変ニ長調 Op.19 (1839) 6. ウィーンの謝肉祭の道化芝居「幻想的情景」 Op.26 (1839) アーティスト(演奏・出演) ゲルハルト・オピッツ (ピアノ) レコーディング セッション録音:2019年12月9-13日/イレーネザール (バイエルブルン)
ポール・ルイスのハイドン、第2弾! ★名手ポール・ルイスのハイドン、第2弾の登場。まずなんといってもその清冽な音色!ますます磨きがかかり、ハッとさせられます。そして作曲家の残した音符と真摯に向き合い、一切の妥協のない表現もさらなる深化を遂げており、ポール・ルイスがますます高みにのぼっていることを感じる内容。ハイドンのピアノ・ソナタが、こんなにも豊かな音楽だったとは、と目からうろこが落ちるようです。ピアノ学習者の多くが演奏する変ホ長調も、らくらくとしながらも、活きのよい完璧な演奏。ニ長調のソナタでは、もはやピアノという枠を超えた、シンフォニーのような響き。シューベルトとベートーヴェンのソナタを全曲録音、演奏会でもツィクルスで取り上げ、完全に手中に収めているポール・ルイスだからこその演奏が実現しています。ポール・ルイスの比類なきハイドン、はやくも続編が楽しみです。ハイドン:ピアノ・ソナタ集 vol.1/ポール・ルイス HMM 902371 KKC 5917 収録情報 曲目・内容 ハイドン:ピアノ・ソナタ第20番 ハ短調 XVI:20第52番 変ホ長調 XVI:52第34番 ホ短調 XVI:34第51番 ニ長調 XVI:51 アーティスト(演奏・出演) ポール・ルイス(ピアノ) レコーディング 録音:2019年1月、テルデックス・スタジオ、ベルリン
ティベルギアンが誘う変奏曲歴史の旅第1弾 ★ソリスト、アンサンブルに大活躍なティベルギアンが「変奏曲集」と題するシリーズを開始します。ベートーヴェンを中心にティベルギアンならではの凝った選曲でスヴェーリンクからクルターグまで6枚の旅を予定しています。 ★第1弾は2枚組。Disc1はベートーヴェンの作品番号の付いた3篇の間にモーツァルトの「ピアノ・ソナタ第11番」が挟まれますが、これも第1楽章が変奏曲。さらに終楽章は有名な「トルコ行進曲」ですが、続くベートーヴェンの「6つの変奏曲ニ長調」が同名異作を主題にしていることなど有機付けています。 ★Disc2 はシューマンがベートーヴェンの交響曲第7番第2楽章の主題を用いた変奏形式の練習曲に始まり、アルバムの要であるウェーベルンの変奏曲をベートーヴェンの軽快な作品が挟みます。シューマン最後、メンタルを害していた時期に夢で亡霊が歌った主題で作った変奏曲で幕を閉じるという充実した内容。 ★ティベルギアンの演奏は正確かつ安定した技巧に、独特な色調で情感にも満ちています。続くシリーズが非常に期待されます。 収録情報 曲目・内容 変奏曲集第1巻 Disc1 1. ベートーヴェン:エロイカ変奏曲 Op.35 2. ベートーヴェン:6つの変奏曲ヘ長調 Op.34 3. モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331「トルコ行進曲付」 4. ベートーヴェン:6つの変奏曲ニ長調 Op.76 Disc2 5. シューマン:ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲 6. ベートーヴェン:ヴィンターの歌劇「中止された奉献祭」の「子供よ、静かにお休み」による7の変奏曲 WoO.75 7. ベートーヴェン:パイジェッロの歌劇「水車小屋の娘」の「田舎者の恋は何と美しく」による9つの変奏曲 WoO.69 8. ウェーベルン:変奏曲 Op.27 9. ベートーヴェン:パイジェッロの歌劇「水車小屋の娘」の「わが心はうつろになりて」による6つの変奏曲 WoO.70 10. ベートーヴェン:ジュスマイヤーの歌劇「スレイマンまたは3人のサルタン妃」の「ふざけと戯れ」による8つの変奏曲 WoO.76 11. シューマン:最後の楽想による幻覚の変奏曲 アーティスト(演奏・出演) セドリック・ティベルギアン (ピアノ) レコーディング 録音:2022年1月/ポワチエ講堂劇場 (フランス)
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