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出荷目安の詳細はこちら商品説明クラシック百貨店〜クロニクルプーランク:牝鹿、ミヨー:屋根の上の牛、オネゲル:パシフィック231【クラシック百貨店〜クロニクル】【第4回 近現代】【SHM-CD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】20世紀初頭のフランスで、前衛音楽の潮流からは距離をおいて、独自の音楽表現を模索したフランス6人組。蒸気機関車に由来するユニークなタイトルをもつオネゲルの『パシフィック231』、ミヨーがブラジルの大衆音楽の影響を受けて書いた『屋根の上の牛』、プーランクの巧みなオーケストレーションが光る『牝鹿』など、6人組の代表作をビショコフとパリ管弦楽団による軽妙洒脱な演奏で楽しめる1枚です。(メーカー資料より)【収録情報】1. プーランク:バレエ音楽『牝鹿』全曲2. ミヨー:バレエ音楽『屋根の上の牛』3. オネゲル:交響的運動第1番『パシフィック231』 パリ管弦楽団合唱団(合唱指揮:アーサー・オールダム)(1) パリ管弦楽団 セミョン・ビシュコフ(指揮) デジタル録音:1991年4月 パリ、サル・ワグラム曲目リストDisc11.バレエ≪牝鹿≫ 序曲/2.バレエ≪牝鹿≫ ロンドー/3.バレエ≪牝鹿≫ 舞踏歌/4.バレエ≪牝鹿≫ アダージェット/5.バレエ≪牝鹿≫ 遊戯/6.バレエ≪牝鹿≫ ラグ=マズルカ/7.バレエ≪牝鹿≫ アンダンティーノ/8.バレエ≪牝鹿≫ 小舞踏歌/9.バレエ≪牝鹿≫ フィナーレ/10.バレエ≪屋根の上の牛≫/11.パシフィック231 交響的断章
出荷目安の詳細はこちら商品説明ゲオルク・フリッチュとバーディッシェ・シュターツカペレ第2弾!ゲオルク・フリッチュとバーディッシェ・シュターツカペレによるロマン派管弦楽作品、第2弾。先に発売されたRシュトラウスの『アルプス交響曲』が予想を遥かに上回る名演だったドイツの指揮者、ゲオルク・フリッチュとその手兵バーディッシェ・シュターツカペレ(バーデン州立管弦楽団)の第2弾は、2023年が生誕150周年のマックス・レーガー、その比較的晩年の傑作2曲『ロマンティックな組曲』と『モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ』。 『ロマンティックな組曲』は、メンデルスゾーンの『真夏の夜の夢』の音楽に連なるドイツの夢幻的音楽を受け継ぎつつ、ドビュッシーの近代的色彩感を仄かに漂わせた佳作。一方、レーガーの代表作のひとつである『モーツァルトの主題による変奏とフーガ』は、トルコ行進曲で有名なモーツァルトのピアノ・ソナタ第11番の第1楽章を主題に取った変奏曲とフーガ。基本的に2管編成のオーケストラを駆使し、1910年前後の肥大化した超巨大オーケストラ作品に対抗して後の新古典主義を先駆した作品。この作品は2023年11月のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演でキリル・ペトレンコが取り上げたのも記憶に新しいところです。 フリッチュとバーディッシェ・シュターツカペレの演奏はここでも大変素晴らしい出来栄え。『ロマンティックな組曲』ではまさにロマンティックな思わず溜め息が出るほど美しい世界を繰り出す一方、『モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ』では、豊かな音楽の中にも末期ロマン主義からいち早く抜け出し新しい時代の音楽を目指したレーガーの先進性もくっきりと浮かび上がってきます。何よりもどちらの曲も、フリッチュの指揮の下でバーディッシェ・シュターツカペレがひとつにまとまって有機的な音楽を奏でていることがよく分かります。このコンビの今後が益々楽しみになってきます。(輸入元情報)【収録情報】レーガー:● ロマンティックな組曲 Op.125● モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ Op.132 バーディッシェ・シュターツカペレ(バーデン州立管弦楽団) ゲオルク・フリッチュ(指揮) 録音時期:2023年1月29,30日 録音場所:ドイツ、バーデン=ヴュルテンベルク州カールスルーエ 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
出荷目安の詳細はこちら商品説明リンケ: 序曲集 第2集ベルリン・フィルの夏の風物詩ヴァルトビューネ・コンサートで最後に演奏される『ベルリンの風』。この曲の作曲者パウル・リンケの序曲第2集です。第1集に続き、ベルリンでこよなく愛されるリンケの美しい旋律が存分に楽しめます。 アルバムの冒頭に置かれているのは、ベルリンっ子たちが月の世界で繰り広げる喜歌劇『ルナ夫人』の序曲です。軽快な序奏に導かれ、優雅なワルツや行進曲など作品を彩る旋律が次から次へと登場。一瞬たりとも耳を離すことができません。他には1906年に初演された1幕物の喜歌劇『青い絵』序曲や独立した序曲、ワルツなど聴きごたえのある作品が揃っています。 演奏は第1集と同じく、ヨハン・シュトラウス2世やカールマンの喜歌劇上演に実績のあるエルンスト・タイスとフランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団。彼らならではの万全の演奏でお楽しみください。(輸入元情報)【収録情報】リンケ:1. 喜歌劇『ルナ夫人』〜序曲2. 喜歌劇『ナキリスの結婚』〜序曲3. 喜歌劇『愛の夢』〜序曲4. 喜歌劇『インドラの王国』〜序曲5. ワルツ『象徴』6. ブランドブリーフ・ギャロップ7. 喜歌劇『青い絵』〜序曲8. レヴューのための序曲9. 祝賀会のための序曲 フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団 エルンスト・タイス(指揮) 録音時期:2020年12月10-16日 録音場所:ドイツ、Messehalle 1, Frankfurt Oder 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)曲目リストDisc11.喜歌劇≪ルナ夫人≫ - 序曲/2.喜歌劇≪ナキリスの結婚≫ - 序曲/3.喜歌劇≪愛の夢≫ - 序曲/4.喜歌劇≪インドラの王国≫ - 序曲/5.「Sinnbild 象徴」(Walzer) - ワルツ/6.Brandbrief-Galopp ブランドブリーフ・ギャロップ/7.喜歌劇≪Das blaue Bild 青い絵≫ - 序曲/8.Ouverture zu einer Revue - レヴューのための序曲/9.Ouverture zu einer Festlichkeit - 祝賀会のための序曲
出荷目安の詳細はこちら商品説明吹奏楽 × オーケストラ!? あの日の名曲がここに!「吹奏楽」という言葉に、どのようなイメージをお持ちでしょうか。「文化系部活動」として青春の1ページとなる体験をされた方、もしくはテレビなどでその活動をご覧になった方もいらっしゃるかと思います。弦楽器をほとんど含まず、管打楽器で演奏される作品の中には、「青春の思い出」だけで留めておくのは惜しい、美しいメロディにあふれる「超名曲」があります。 このCDは、そんな吹奏楽における「超名曲」をフル・オーケストラで演奏をするという夢の企画です。管楽器界のスター奏者、須川展也(サクソフォン)、佐藤采香(ユーフォニアム)をゲストに迎え、作曲者自身がオーケストラに編曲をした作品や新たに編曲された作品を厳選してお届けします。神奈川フィルハーモニー管弦楽団と名誉指揮者の現田茂夫のタクトで、全ての吹奏楽ファンにお贈りする、熱いプログラムのライヴ・レコーディングです。(メーカー資料より)【収録情報】1. ジェイムズ・バーンズ/大橋晃一 編:アルヴァマー序曲(管弦楽編曲版)2. 保科 洋:管弦楽のための『風紋』(原典版)3. フィリップ・スパーク/大橋晃一 編:パントマイム 4. アルフレッド・リード/大橋晃一 編:アルメニアン・ダンス・パート1(管弦楽編曲版)5. 挾間美帆:サクソフォン・ソナタ第1番『秘色の王国』(管弦楽版)6. モーリス・ラヴェル:ボレロ7. 東海林 修:管弦楽のための『ディスコ・キッド』 須川展也(サクソフォン:5,6,7) 佐藤采香(ユーフォニアム:3,6,7) 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 現田茂夫(指揮) 録音時期:2023年11月4日 録音場所:神奈川県民ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ) SACD Hybrid【現田茂夫】神奈川フィルハーモニー管弦楽団名誉指揮者。他、国内外の主要オーケストラも指揮し好評を得ている。1979年東京音楽大学指揮専攻に入学。汐澤安彦、三石精一両氏に師事。1982年東京藝術大学指揮専攻に入学。佐藤功太郎、遠藤雅古両氏に師事。ドレスデンフィル、スロヴァキアフィル、プラハ交響楽団、サンレモ交響楽団等に客演し、コンサート、オペラ両面で活動を続ける。(メーカー資料より)曲目リストDisc11.アルヴァマー序曲 (管弦楽編曲版)/2.管弦楽のための「風紋」 (原典版)/3.パントマイム (管弦楽編曲版)/4.アルメニアン・ダンス・パート1 (管弦楽編曲版)/5.サクソフォン・ソナタ第1番「秘色の王国」 (管弦楽版) I.Moderato/6.サクソフォン・ソナタ第1番「秘色の王国」 (管弦楽版) II.Adagietto/7.サクソフォン・ソナタ第1番「秘色の王国」 (管弦楽版) III.Allegretto con moto/8.ボレロ/9.管弦楽のための「ディスコ・キッド」
出荷目安の詳細はこちら商品説明日本語解説付きリヒャルト・シュトラウス:ヨゼフ伝説1914年、第1次世界大戦による世界情勢不安の時期に誕生したリヒャルト・シュトラウスのバレエ『ヨゼフの伝説』。 1912年、ディアギレフのロシア・バレエ団(バレエ・リュス)の公演に感銘を受けた詩人ホフマンスタールが、バレエ団のために作品を書くことを構想。友人のケスラー伯爵とともに、旧約聖書から「エジプト王宮の侍従長ポティファルの妻の誘惑を拒み、苦境に陥る若者ヨゼフの物語」をもとに台本を作成し、シュトラウスに作曲を依頼しましたが、シュトラウスはこの清廉潔白な物語になじめず「退屈なものに音楽をつけるのは難しい」と語り、最初につけた音楽はモーツァルトを思わせる18世紀風のものでした。このバレエをニジンスキーに踊ってもらうことを想定していたホフマンスタールはこの音楽に満足することなく、ケスラーと共に台本を修正、作曲を渋るシュトラウスを再度奮い立たせることで、ようやくコントラファゴットまでを用いた大編成のオーケストラによるエキゾチックな響きが存分が盛り込まれた煌びやかな作品が完成しました。 しかし、初演時にニジンスキーがバレエ団を離れてしまったため、主役はレオニード・マシーンが躍ることになるなどトラブルが続出。実はシュトラウスは若きマシーンを評価していませんでしたが、それでも1914年5月14日のパリ・オペラ座初演は成功裡に終わり、上演後にシュトラウスは盛大なカーテンコールを受けています。その後ロンドンでトマス・ビーチャムの指揮で6回公演が行われるなど、一時的に人気を博しました。戦時中は演奏されることがありませんでしたが、戦後に各地で演奏されるようになり、作品の再評価が進みました。 作曲家、アレンジャーとしても活躍する指揮者ファブリス・ボロンが、シュターツカペレ・ハレから官能的な響きを紡ぎだしています。※国内仕様盤には広瀬大介氏による日本語の解説が付属します。(輸入元情報)【収録情報】● R.シュトラウス:バレエ音楽『ヨゼフ伝説』 Op.63, TrV231 シュターツカペレ・ハレ ファブリス・ボロン(指揮) 録音時期:2022年11月1-3日 録音場所:Paul-Gerhardt-Kirche, Leipzig 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 輸入盤国内仕様(日本語解説付き)曲目リストDisc11.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 パラディオ様式の大広間と柱廊/2.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 貴重な品物が壇上に近づく/3.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 3つの輿に乗った女性たちの行進と踊り/4.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 女性たちの最初の踊り/5.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 女性たちの第2の踊り/6.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 女性たちの第3の踊り/7.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 突然一人の踊り手が他から離れる - 4番目の踊り「ズーラミトの踊り」/8.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 族長(シャイフ)は若いトルコのボクサーたちを手招きする/9.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 ボクサーたちが踊り始める/10.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 族長(シャイフ)は再び頭を下げ、回廊の方向に合図を送る/11.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 ヨゼフの最初の踊り:無邪気で純真な羊飼いの少年/12.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 ヨゼフの第2の踊り:彼は4回跳躍する/13.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 ヨゼフの第3の踊り:神を絶望し神を探し求める/14.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 ヨゼフの第4の踊り:神を賛美する/15.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 ポティファルの妻がヨゼフに興味を示す…/16.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 彼女は彼から目をそらす/17.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 夕闇がせまる/18.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 ヨゼフは天使の夢を見ながら眠りにつく/19.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 右側の扉が開く/20.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 ヨゼフは肩から腰まで裸でポティファルの前に立っている/21.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 二人の召使いが急いでやってくる/22.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 若い奴隷女が右側の扉から走り出る/23.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 奴隷女たちの最初の踊り/24.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 奴隷女たちの第2の踊り:彼女たちの踊りは激昂し、魔女たちの踊りに変わる/25.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 突然不気味な静寂が訪れる/26.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 宮殿から数人の死刑執行人がやって来る…/27.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 一筋の星の光、そしてその中で/28.バレエ≪ヨゼフ伝説≫ Op.63 TrV 231 ヨゼフと大天使は空へと消える
出荷目安の詳細はこちら商品説明再評価が目覚ましいカプラーロヴァーの管弦楽作品群を母国の演奏家たちが力強く奏でるチェコ生まれの女性作曲家ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァーは、音楽学校の校長を務める父と歌の教師であった母のもと、幼い頃から才能を発揮し、15歳でブルノ音楽院に入学。5年後の1935年に卒業作品として初のオーケストラ作品『ピアノ協奏曲ニ短調』を作曲しました。同じ時期にピアノのための『組曲』をオーケストレーションしたものが実質的に2番目の管弦楽作品(このアルバムにはオリジナルのピアノ曲も収録)。その後プラハ音楽院でヴィーチェスラフ・ノヴァークとヴァーツラフ・ターリヒに師事し、1937年には代表作のひとつ『軍隊風シンフォニエッタ』が完成。彼女自身の指揮するチェコ・フィルハーモニー管弦楽団が初演し、国際的な評価を得ました。同年、フランスから奨学金を得てパリのエコールノルマル音楽院に留学。この頃に歌曲『別れとハンカチ』が作曲されています。パリではシャルル・ミュンシュとナディア・ブーランジェのクラスで学び、ボフスラフ・マルチヌーからも指導を受けています。その後、1940年4月に結婚しましたが、2か月も経たないうちに病を得て25歳の若さでこの世を去りました。 短い生涯に残した作品は、21世紀になって国際的に再評価が進んでいます。レーベルによればこのアルバムは彼女が完成させた管弦楽作品をすべて収録しており、後期ロマン派風の疾風怒濤を思わせる冒頭が印象的なピアノ協奏曲からモダニズムの影響が明らかなパルティータまで、時代の空気を移した作風の変遷が見て取れます。(輸入元情報)【収録情報】Disc1カプラーロヴァー:1. 小品による組曲 Op.12. 軍隊風シンフォニエッタ Op.113. 田園組曲 Op.194. 別れとハンカチ Op.145. ノエルの前奏曲6. ファンファーレDisc27. ピアノと弦楽のためのパルティータ Op.208. ピアノ協奏曲 ニ短調 Op.79. ピアノのための組曲 Op.1(オリジナル版) トマーシュ・ヴラーナ(ピアノ:7-9) ヴェロニカ・ロヴナー(ソプラノ:4) ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団 アレナ・フロン(指揮) 録音時期:2022年5月、6月 録音場所:チェコ、Ostrava House of Culture 録音方式:ステレオ(デジタル)
出荷目安の詳細はこちら商品説明『ジ・オーケストラ・ナウ』が弾く、知られざる作曲家たちの作品集!20世紀を代表する指揮者レナード・バーンスタインの伝記映画「マエストロ」を観たことがあるなら「ジ・オーケストラ・ナウ」を見聞きした事があるでしょう。映画のタングルウッド音楽祭のシーンに登場するのがまさにこのオーケストラです。 「ジ・オーケストラ・ナウ」はニューヨークを中心とする大学院レベルの指揮者、教育者、音楽家によって設立された、世界中の最も活気に満ちた若い音楽家で構成されるオーケストラのひとつと言えます。またレオン・ボツスタインと共に、世に知られていない作品を取り上げ広める活動も行っており、2022年11月にはフーゴ・カウダー[1888-1972]の交響曲第1番のアメリカ初演を行いました。カウダーの作品は、ブラームスやマーラーの影響を受けつつ独自の要素を持った音楽に仕上がっています。 ドイツ生まれでオーストリアの作曲家であるハンス・エーリヒ・アポステル[1901-1972]は、シェーンベルクとベルクに師事し、ナチスに「退廃的」とみなされましたが、生涯自分の作風を貫きました。『ハイドンの主題による変奏曲』は、ハイドンの交響曲第103番『太鼓連打』の第2楽章のテーマが使われています。 アドルフ・ブッシュ[1891-1952]はヴァイオリニストとして知られていますが、作曲家としても作品を残しています。ここで収録されている『オリジナルの主題による変奏曲』はロマンティックなメロディが特徴で、元々ピアノ連弾のために作られた作品です(ピーター・ゼルキン編曲)。(輸入元情報)【収録情報】● カウダー:交響曲第1番● アポステル:ハイドンの主題による変奏曲● A.ブッシュ/P.ゼルキン編:オリジナルの主題による変奏曲 ジ・オーケストラ・ナウ レオン・ボツスタイン(指揮) 録音時期:2022年11月 録音場所:ステレオ(デジタル)
出荷目安の詳細はこちら商品説明19〜20世紀の女性作曲家による標題音楽集作品を聴く前に、それが男性によって作曲されたのか、女性によって作曲されたのかを知る必要があるでしょうか。その情報は、私たちの聴き方や判断に影響するのでしょうか? この録音で選ばれた作品は、いわゆる「標題音楽」です。作曲家は、音楽以外のテーマを聴覚的な手段で描写しています。純粋な音による物語を堪能できる1枚です。 オーギュスタ・オルメス[1847-1903]は、パリ音楽院に女性だからという理由で入学しなかったものの、リストにその才を激励され、フランクに入門します。ドビュッシーもオルメスの才能を認めていました。フランクの遺作となったオルガン作品『3つのコラール』の2曲目はオルメスに捧げられています。この作品はオルメス最後の交響詩です。 リリ・ブーランジェ[1893-1918]はローマ大賞を受賞した最初の女性作曲家。健康上の問題で夭折したこともありその作品は多くはありませんが、どれも珠玉の天才の光が感じられます。 メル・ボニ[1858-1937]は作品のタイトル以外に原作となった詩などについては示唆していないため、聴き手はタイトルから様々にイマジネーションをふくらませて作品を聴くことができます。ケクランのもとでオーケストラの書法に磨きをかけていた時期の作品で、色彩豊かな世界が広がります。 ベッツィー・ジョラス[1926-]の『A Little Summer Suite』は夏(6月)に書き上げられたということでつけられたタイトル。ラトル指揮ベルリン・フィルから委嘱を受けて作曲された7つの楽章から成る作品です。『展覧会の絵』に大いに影響を受けたといいますが、低弦による開始やその後の迫力ある不協和音など、非常に刺激的な作品で、ベルリン・フィルのメンバーからも大歓迎された、管弦楽の醍醐味にあふれた作品です。(輸入元情報)【収録情報】1. オルメス:アンドロメダ2. L.ブーランジェ:春の朝に3. L.ブーランジェ:交響詩『哀しみの夜に』4. メル・ボニ:伝説の女たち(クレオパトラの夢/オフェーリア/サロメ)5. ジョラス:A Little Summer Suite メス・グラン・テスト国立管弦楽団 デイヴィッド・レイランド(指揮) 録音時期:2021年10月26-30日 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 世界初録音(5)
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ブリッジ&ホルスト:弦楽のための音楽イギリス音楽のスペシャリスト、ニコラス・ブレイスウェイトが繰り広げるブリッジ&ホルストの弦楽サウンドの世界。「Koch」レーベルから1990年代にリリースされていた音源の復刻です。ブレイスウェイトが時には陽気で外交的に、時にはメランコリックに2人の音楽の特質を引き出し、ニュージーランド室内管弦楽団も非常に高水準な演奏で彼のタクトに呼応しています。(輸入元情報)【収録情報】ブリッジ:● 熟したさくらんぼ● サー・ロジャー・ド・カヴァリー● 弦楽のための組曲● 小川にしなだれて柳が茂っているホルスト:● ブルック・グリーン組曲● フーガ風協奏曲 Op.40-2● 抒情的楽章● モリス・ダンス・チューンズ ニュージーランド室内管弦楽団 ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)
出荷目安の詳細はこちら商品説明アマデウス Vol.13〜展覧会の絵(弦楽オーケストラ版)ポーランドの公共放送局「ポーランド放送(Polskie Radio/Polish Radio)」の自主レーベル「Polskie Radio」が制作する、女性指揮者として初めてミラノ・スカラ座に登壇したことでも有名なアグニェシュカ・ドゥチマルと、彼女が1968年に創設した「アマデウス」ことポーランド放送アマデウス室内管弦楽団による「アマデウス」シリーズの第13巻。 本作ではドゥチマル自身による2つのアレンジが収録されており、ポーランド出身の夭折の作曲家ユリウシュ・ザレンプスキ[1854-1885]のピアノ五重奏曲を弦楽オーケストラ版で演奏。ソリストにはエヴァ・ポブウォツカが参加しています。『展覧会の絵』も弦楽オーケストラによる演奏。様々な管楽器が活躍するラヴェル版など他のどのアレンジとも違う、弦楽器の巧みな扱いに驚く新鮮な『展覧会の絵』を聴くことができます。(輸入元情報)【収録情報】1. ザレンプスキ/ドゥチマル編:ピアノ五重奏曲ト短調 Op.34〜ピアノと弦楽オーケストラ版2. ムソルグスキー/ドゥチマル編:展覧会の絵〜弦楽オーケストラ版 ポーランド放送アマデウス室内管弦楽団 エヴァ・ポブウォツカ(ピアノ:1) アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮) 録音時期:2009年1月16日(1)、28日(2) 録音場所:ポーランド、ポズナン、アダム・ミツキェヴィチ大学オーディトリウム 録音方式:ステレオ(デジタル)
出荷目安の詳細はこちら商品説明ボールト最後の公開公演における『南極交響曲』初登場!2023年に没後40年を迎えたエードリアン・ボールトが英国管弦楽の名作を指揮したライヴ音源が、BBCのアーカイヴより新リマスターで登場します。 中でも目玉は、彼が公開で行った最後のオーケストラ・コンサートである1977年の『南極交響曲』の初発売。「デイリー・テレグラフ」紙において、音楽評論家でもあった作曲家アンソニー・ペインにより「素晴らしい解釈」と絶賛されたこの公演は、余力を残して公開の場を退いた巨匠の到達点と言っても差し支えないでしょう。併せてホルストの『ハマースミス』『フーガ風序曲』といった小品の初登場も嬉しいところです。 なお、『惑星』も2013年に「BBC Music Magazine」の付録としてCD化されたのみの貴重なもの、ウォルトンの交響曲第1番は「Carlton BBC Radio Classics」で出ていたものと同一の演奏となっています。ボールトが初演を行った『惑星』や、ウォルトンでの作品のツボを心得た大管弦楽の鳴らしぶりと細やかな統率力はもちろん、バターワースの美しい小品で聴かせる作品を深く慈しむような、紳士的でいて奥深い表現力も大きな聴きどころ。世界中のヒストリカル録音ファンから絶大の信頼を得るポール・ベイリーによる丁寧な新リマスタリングで、いずれの音質も大幅に向上しています。(輸入元情報)【収録情報】Disc11. ホルスト:組曲『惑星』 Op.32 火星、戦争(戦い)をもたらす者 金星、平和をもたらす者 水星、翼のある使者 木星、快楽をもたらす者 土星、老いをもたらす者 天王星、魔術師 海王星、神秘主義者2. ホルスト:フーガ風序曲 Op.40-13. ホルスト:『ハマースミス』前奏曲とスケルツォ Op.524. バターワース:青柳の堤 BBC交響楽団(1) BBC交響合唱団(1) ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(2,4) サー・エードリアン・ボールト(指揮) 録音時期:1973年9月7日(1)、1971年3月23日(2)、1973年9月12日(3)、1969年11月26日(4) 録音場所:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(1,3) ロイヤル・フェスティバル・ホール(2) バーキング・タウン・ホール(4) 録音方式:ステレオ(ライヴ)Disc21. ヴォーン・ウィリアムズ:南極交響曲(交響曲第7番)2. ウォルトン:交響曲第1番変ロ短調 BBC交響楽団 マーガレット・マーシャル(ソプラノ:1) BBC交響合唱団(1) サー・エードリアン・ボールト(指揮) 録音時期:1977年10月12日(1)、1975年12月3日(2) 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティバル・ホール 録音方式:ステレオ(ライヴ)
出荷目安の詳細はこちら商品説明プレトニョフが新たに創設したオケ、ラフマニノフ国際管弦楽団(RIO)による初録音!プレトニョフ編『白鳥の湖』&シチェドリン『カルメン』組曲2022年にプレトニョフが新たに創設したラフマニノフ国際管弦楽団(RIO)待望の録音が登場。ロシア出身のミハエル・プレトニョフは1978年第6回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で優勝し、以来国際的なピアニストとして活躍。1990年にはロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)を設立し、自身も指揮者、音楽監督として演奏会だけではなく数多くの録音を行い、積極的な活動を展開してきました。そして2022年にスロヴァキアの首都ブラティスラヴァを拠点とした新しいオーケストラ、ラフマニノフ国際管弦楽団(RIO)を設立。楽団名はプレトニョフが以前より影響を受け、愛した祖国を離れなければならなかった作曲家ラフマニノフの名を冠しています。オーケストラのメンバーはRNOの元メンバーや本拠地スロヴァキア、オーストリア、ウクライナなど東西の優れた演奏家で構成されています。 録音は2022年8月にモブラチスラヴァのイゼス・ホールで行われました。演目はチャイコフスキーの『白鳥の湖』とシチェドリンの『カルメン組曲』。プレトニョフは『白鳥の湖』の全曲版をRNOと録音(2009年)していますが、今回は6つの楽章に編集されたプレトニョフによる特別編集版。『白鳥の湖』の物語に沿うようにプレトニョフが選曲・構成しています。美しく詩的でおとぎ話の魔法のように、その音楽の優雅さを絶妙なバランスで描いています。同じくシチェドリンの『カルメン組曲』もRNOとの録音(1998年)がありますが、今回新たなRIOとの録音も注目。『カルメン組曲』は作曲者が夫人プリセツカヤ主演のバレエのために、ビゼーの名作を弦楽器と打楽器にパラフレーズしたもの。既に知れわたった名曲を舞踏化し、お馴染みの旋律が随所にちりばめられ、パワフルな弦楽にコミカルな打楽器の融合が面白い作品となっています。 プレトニョフとラフマニノフ国際管弦楽団の今後の活動に大いに期待できる内容となっています。(輸入元情報)【収録情報】Disc1● チャイコフスキー:バレエ音楽『白鳥の湖』(プレトニョフによる特別編集版) I. Moderato assai II. Allegro III. Moderato assai IV. Allegro moderato V. Andante con moto VI. Allegro agitatoDisc2● シチェドリン:カルメン組曲(ビゼーの歌劇『カルメン』による弦楽と打楽器のための編曲版) I. Introduction: Andante assai II. Dance: Allegro III. First Intermezzo: Allegro moderato IV. Changing of the Guard: Moderato V. Carmen’s Entrance and Habanera: Allegro moderato VI. Scene: Allegro moderato VII. Second Intermezzo: Larghetto VIII. Bolero: Allegro vivo IX. Torero: Moderato con stoltezza X. Torero and Carmen: Lento XI. Adagio: Andante moderato XII. Fortune-Telling: Andantino XIII. Finale: Allegro ラフマニノフ国際管弦楽団 ミハイル・プレトニョフ(指揮) 録音時期:2022年8月 録音場所:スロバキア、ブラチスラヴァ、モイゼス・ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) SACD Hybrid
出荷目安の詳細はこちら商品説明新たな年を寿ぐ、ウィーン・フィルの華麗なワルツとポルカ。生粋のオーストリア人、ヴェルザー=メストが紡ぎ出す魔法のような至福の時間。毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。クラシック音楽の中でも最も有名で、ウィーンの誇る黄金のムジークフェラインザールからTVとラジオを通じて世界90カ国以上に放送され、5千万人が視聴するというビッグ・イベント。1939年に始まる75年以上の歴史を誇るこのコンサートでは、音楽の都ウィーンを象徴するシュトラウス一家のワルツやポルカが演奏され、その高額のチケットは世界一入手困難と言われています。 2023年は、生粋のオーストリア人、フランツ・ヴェルザー=メストが2011年、2013年以来、10年ぶりに登場。ヴェルザー=メストはいまウィーン・フィルと最も関係の深い指揮者のひとりであり、曾祖父がシュトラウス一家が演奏会を催したカフェの経営者ということもあって、シュトラウスは血肉に入ったレパートリーです。 演奏曲目は、何と演奏予定曲15曲のうち14曲がニューイヤー・コンサート初登場。ウィーン・フィルの気概が見て取れます。もちろん定番のアンコール『美しく青きドナウ』『ラデツキー行進曲』も演奏予定です。フランツ・ヴェルザー=メストは1960年、オーストリアのリンツ生まれ。生地の音楽学校で学び、ヴァイオリニストを目指すも事故のため指揮者志望に転向、ミュンヘン音楽大学で研鑽を積みます。スウェーデンのノールショッピング響を皮切りに、ロンドン・フィル、チューリッヒ歌劇場のポストを歴任し、現在はクリーヴランド管弦楽団音楽監督。(輸入元情報)【収録情報】Disc1【第1部】1. エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・シュネル『誰が一緒に踊るの?』 Op.2512. ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『英雄の詩』 Op.873. ヨハン・シュトラウス2世:『ジプシー男爵』のカドリーユ Op.4224. カール・ミヒャエル・ツィーラー:ワルツ『心地よい夜に』 Op.488(オペレッタ『放浪者』より)5. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル『元気に行こう!』 Op.386【第2部】6. フランツ・フォン・スッペ:喜劇的オペレッタ『イザべッラ』序曲7. ヨーゼフ・シュトラウス:演奏会用ワルツ『愛の真珠』 Op.398. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・フランセーズ『アンゲリカ・ポルカ』 Op.1239. エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・シュネル『さあ、逃げろ!』 Op.73Disc210. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・フランセーズ『上機嫌』 Op.281 11. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル『いつまでも永遠に』 Op.19312. ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『まひわ』 Op.11413. ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:バレエ『エクセルシオール』からグロッケン・ポルカとギャロップ(『電信たち』の場面の音楽/バレエ原曲はロムアルド・マレンコ作曲)14. ヨーゼフ・シュトラウス:オーケストラ・ファンタジー『アレグロ・ファンタスティーク』 Anh.26b15. ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『水彩画』 Op.258【アンコール】16. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル『山賊のギャロップ』 Op.37817. 新年の挨拶18. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『美しく青きドナウ』 Op.31419. ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲 Op.228 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン少年合唱団、ウィーン少女合唱団(10) フランツ・ヴェルザー=メスト(指揮) 録音時期:2023年1月1日 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ) テルデックス・スタジオ・ベルリンによるレコーディング レコーディング・プロデューサー:フリーデマン・エンゲルブレヒト レコーディング・エンジニア:ルネ・メラー、ヴォルフガング・シーファーマイヤー エディティング:ルネ・メラー、ヴォルフガング・シーファーマイヤー、トーマス・ベースル *作品名は、日本ヨハン・シュトラウス協会刊の『ヨハン・シュトラウス2世作品目録』(2006)、『ヨーゼフ・シュトラウス作品目録』(2019)に従っています。 ニューイヤー・コンサート初演奏の作品(1-14)(輸入元情報) ニューイヤー・コンサートの歴史と指揮者たち創設者のクラウスに始まり、クリップス、そして25年にわたってヴァイオリンを弾きながら指揮したボスコフスキーの時代にTV中継が始まって世界的に知られるようになったニューイヤー・コンサート。ボスコフスキーの後は、マゼール、カラヤン、クライバー、アバドなどウィーン・フィルと関係の深い指揮者が登場。ヨハン・シュトラウス・ファミリーのワルツやポルカを中心に、ランナー、モーツァルト、シューベルト、ウェーバー、ブラームス、ベルリオーズ、スッペ、オッフェンバック、チャイコフスキー、ヴェルディ、ワーグナー、そしてR.シュトラウスにいたる作曲家の様々な作品が取り上げられています。定番のアンコールである『美しく青きドナウ』と『ラデツキー行進曲』が固定化したのは1958年のこと。1961年からはORF(オーストリア放送協会)が毎年生中継および録音を行なうようになりました。ニューイヤー・コンサートの実際のライヴがレコード化されたのはボスコフスキー指揮の1975年のことで、ボスコフスキーによる最後の出演となった1979年にはデジタルでライヴ収録され、全曲がレコード化されたことで大きな話題となりました。とはいえ1990年代まではコンサートの演目全曲がCD化されることはほとんどありませんでしたが、最近は全演目が録音後数日でCD化され、映像もDVDおよびブルーレイとして発売されるようになっています。→ニュー・イヤー・コンサート検索クレメンス・クラウス [1893-1954 オーストリア]1939 1941 1942 1943 1944 1948 1949 1950 1951 1952 1953 1954 「ニューイヤー・コンサート」は、クレメンス・クラウスが、1939年の大みそかにその原型となる演奏会を指揮したのが最初とされています。翌年度の1941年からは元旦の演奏会が恒例となり、クラウスは連合軍に指揮を止められていた1946年と47年を除き、亡くなる年の1954年まで「ニューイヤー」の指揮台に上り続けました。この1954年のニューイヤー・コンサートはレコードに記録された最も古い「ニューイヤー」として知られています。創始者クラウスが指揮した最後の「ニューイヤー」という意味でも貴重な録音ということができますが、なにより凄いのは演奏そのもの生命力。ポルカなどクライバーよりも速い猛スピードぶりです。また、このホットな演奏をいっそう雰囲気豊かに引き立てるのが、曲間に挿まれる女性アナウンサーによる案内だったり、聴衆の拍手だったりするわけですが、それらが現在定着しているスタイルとは少なからず異なっているのも興味深いところです。例えば「春の声」では開始と同時に自然に大きな拍手が沸き起こり、クラウスは一度演奏を止めてあらためて開始していますし、「ラデツキー」には手拍子がありません。また、同じ曲を繰り返す、字義通りの「アンコール」が5曲もあります。ヨーゼフ・クリップス [1902-1974 オーストリア]1946 1947 ヨーゼフ・クリップス[1902-1974]はウィーン生まれのオーストリアの指揮者。ワインガルトナーらに師事し、1921年、19歳でワインガルトナーの助手、コレペティトゥーアとしてウィーン・フォルクスオーパーと契約。当時のフォルクスオーパーは『サロメ』や『トスカ』など新作オペラ上演にも熱心な通常のオペラハウスで、クリップスはここで指揮助手のほか、歌手のコーチや合唱の指導もおこなって経験を積み、その後、25歳の若さでカールスルーエ国立歌劇場の楽長に就任、1935年には33歳でウィーン・アカデミーの教授となっていました。続くヴィリー・ボスコフスキー [1909-1991 オーストリア]1955 1956 1957 1958 1959 1960 1961 1962 1963 1964 1965 1966 1967 1968 1969 1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1909年6月16日、ウィーンに誕生。ウィーン音楽アカデミーに学び、1932年にウィーン国立劇場管弦楽団に入り、1939年にコンサートマスターに就任。ウィーン・フィルには1970年まで在籍し、この間「ボスコフスキー四重奏団」「ウィーン八重奏団」「ウィーン・フィルハーモニー四重奏団」を組織、室内楽の活動もおこないます。 ウィーン・フィルによる「ニューイヤー・コンサート」への指揮者としての登場は、1954年に創始者であるクラウスの死去にともなう窮余の一策でしたが、ヨハン・シュトラウス2世のようにヴァイオリンをもち、弓で拍子をとり表情をつけ、コンサートは大成功。1970年にウィーン・フィルを脱退しますが、1979年まで「ニューイヤー・コンサート」の計25回も指揮台に立ち続け、その後は各地に客演活動を展開。1991年4月21日にスイスのナスティで死去。ロリン・マゼール [1930-2014 アメリカ]1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1994 1996 1999 2005 1930年3月6日、パリ近郊で、ユダヤ系でロシア系の父と、ハンガリー系でロシア系の母の間に誕生し、ほどなくアメリカに移住。ピッツバーグで育ったマゼールは、幼少期から音楽的才能を示し、4歳でピアノ、5歳でヴァイオリン、7歳で指揮を学び、8歳でアイダホの大学のオーケストラを相手にシューベルトの『未完成』で指揮者デビュー。翌年にはニューヨークの世界博覧会に出演してオーケストラを指揮、天才少年指揮者として大きな話題となりました。続くヘルベルト・フォン・カラヤン [1908-1989 オーストリア]1987 1908年4月5日、外科医の父エルンストと母マルタの次男として、モーツァルトの故郷オーストリアのザルツブルグに生まれました。生年時の本名はヘリベルト・リッター・フォン・カラヤン。3歳のときにピアノを習い始め、4歳半で公開演奏をおこなうなど、当時はピアノの神童として騒がれていました。続くクラウディオ・アバド [1933-2014 イタリア]1988 1991 1933年6月26日、ミラノに誕生。父のミケランジェロ・アバドはヴァイオリン教師で作曲家、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院の要職を務めた人物で、ミラノで開催される「ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリン・コンクール」でも知られており、母のマリア・カメラ・サヴァニョーネはピアニストだったほか、兄弟や親戚も音楽家という一族。アバドは幼少から音楽を学び、19歳の時には父と交流のあったトスカニーニの前でバッハの協奏曲を弾いたりもしていました。その後、ミラノ音楽院で、指揮、ピアノ、作曲を修めた後、1956年からはウィーン音楽院でハンス・スワロフスキーに指揮を師事。1958年、タングルウッド音楽祭でクーセヴィツキー賞を受賞。1959年、トリエステ交響楽団を指揮して指揮者デビュー。続くカルロス・クライバー [1930-2004 オーストリア]1989 1992 …
出荷目安の詳細はこちら商品説明グルックのバレエ音楽。サヴァールが描くドン・ファン!グルックといえばオペラ改革(『オルフェオとエウリディーチェ』、1762)で有名ですが、バレエ音楽を「改革」する作品も発表しています。ウィーンで初演された、モリエールの戯曲に基づくバレエ『ドン・ファン』そしてバレエ『セミラミス』です。この2つのバレエ作品はひとつの一貫したストーリーで構成され、その音楽では、オーケストラのすべての楽器や要素が場面の表現に役立てられている、という点で革新的でした。 ジョルディ・サヴァールとコンセール・デ・ナシオンは、グルックが音に込めた要素を色鮮やかに復元、ダンサーたちの姿が目に浮かぶよう。さらに、ドン・ファンの放埓ぶりも炎のように表現しています。グルックがヨーロッパの舞台をオペラとバレエの両方で輝かせていた存在であったことにあらためて気づかせてくれます。(輸入元情報)(写真 輸入元提供)【収録情報】グルック:● バレエ音楽『ドン・ファン』 Wq.52(1761)● バレエ音楽『セミラミス』 Wq.Anh. C/1(1762) ル・コンセール・デ・ナシオン(コンサートマスター:マンフレート・クレーマー) ジョルディ・サヴァール(指揮) 録音時期:2022年1月27-31日 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUND
出荷目安の詳細はこちら商品説明ジョン・ウィルソン&SOL!ラヴェルとそのDNAを受け継ぐ作曲家たち!ジョン・ウィルソン自身が改訂した新しい楽譜を採用した「ラヴェル:ダフニスとクロエ全曲」が絶大な反響を呼ぶなか、ジョン・ウィルソン&シンフォニア・オブ・ロンドンの次なるアルバム「ラヴェル、バークリー、パウンズ:管弦楽作品集」がリリースされます! レコード・アカデミー賞、英グラモフォン賞を獲得した管弦楽作品集や前述の『ダフニスとクロエ』全曲で最高水準のラヴェルを聴かせてくれた彼らによる『クープランの墓』がまずは聴き逃がせません。また同コンビが『弦楽のためのイギリス音楽』でも取り上げていたレノックス・バークリー[1903-1989]は1920年代にラヴェルと親交を深め、ラヴェルのイギリス滞在中には通訳やガイドを務めたほか、作曲も直接教わっていました。その後ラヴェルの勧めによりパリでナディア・ブーランジェに師事、特に若い頃はラヴェルやフランス音楽の影響を感じさせる作風を持ち味としていた作曲家です。本作では表情の異なる4つの楽章からなる『ディヴェルティメント』を収録。そしてそのバークリーに個人的に作曲を学んだのが最後に収録された1954年生まれのアダム・パウンズ[1954-]。2021年に作曲されジョン・ウィルソン&SOLに捧げられた『交響曲第3番』が今回世界初録音されました。 いつもの如く厚みのある煌びやかなサウンドと精緻なアンサンブルで安定した演奏を展開するジョン・ウィルソン&SOL。2024年もますます評価を高めてゆくことを確信させる1枚に仕上がっています。(輸入元情報)【収録情報】1. ラヴェル:クープランの墓 M68a(1919)2. バークリー:ディヴェルティメント Op.18(1943)3. パウンズ:交響曲第3番(2021) シンフォニア・オブ・ロンドン ジョン・ウィルソン(指揮) 録音時期:2022年11月22-24日 録音場所:ロンドン、キルバーン、セント・オーガスティン教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND 世界初録音(3)
出荷目安の詳細はこちら商品説明フランス国立視聴覚研究所音源提供レイボヴィッツの正規初出音源が登場!ベートーヴェン『エグモント』序曲(1958/モノラル)、ヴェーベルン:パッサカリア&シューベルト/レイボヴィッツ編:グラン・デュオ(1966/ステレオ)積極的なリリースが続いているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)保有音源からの復刻で、1958年1月11日演奏のベートーヴェンの『エグモント』序曲、1966年6月17日演奏のヴェーベルンの『パッサカリア』とシューベルト/レイボヴィッツ編の『グラン・デュオ』を収録しております。 ワルシャワに生まれ、亡命先のフランスを拠点に活躍した指揮者レイボヴィッツ。ヴェーベルンに作曲を学んだこともあり、新ウィーン楽派の作品を積極的に演奏し、同時代を生きた作曲家への貢献度も高い指揮者です。 シューベルトの『グラン・デュオ(大二重奏曲)』は、作品の原曲は4手のためのピアノ・ソナタで4楽章構成の大作。この作品に交響的な性格を見出したシューマンが高く評価し、その後ブラームスがヨーゼフ・ヨアヒムに管弦楽版を編曲するようにすすめ、1855年にヨアヒム編の管弦楽版が生まれました。ここではヨアヒム版ではなくレイボヴィッツ編曲版で演奏。作曲の師ヴェーベルンの『パッサカリア』とレイボヴィッツ自ら編曲したシューベルトの『グラン・デュオ』を組み合わせた意欲的なプログラムを聴くことができます。 日本語帯・解説は付きません。(輸入元情報)【収録情報】● ベートーヴェン:『エグモント』 Op.84〜序曲(8:56) パリ放送交響楽団 ルネ・レイボヴィッツ(指揮) 録音時期:1958年1月11日 録音場所:パリ、サル・エラール 録音方式:モノラル(RTF放送用録音)● ヴェーベルン:パッサカリア Op.1(11:38)● シューベルト/レイボヴィッツ編:グラン・デュオ(大二重奏曲) D.812, Op.140(48:27) 1. アレグロ・モデラート(16:15) 2. アンダンテ(11:45) 3. スケルツォ(7:20) 4. IV.アレグロ・ヴィヴァーチェ(13:30) フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団 ルネ・レイボヴィッツ(指揮) 録音時期:1966年6月17日 録音場所:パリ、フランス国営放送局内104スタジオ 録音方式:ステレオ 音源提供:フランス国立視聴覚研究所 24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes曲目リストDisc11.Egmont Overture (MONO)/2.Passacaglia Op.1/3.Gastein Symphony Allegro moderato/4.Gastein Symphony Andante/5.Gastein Symphony Sherzo/6.Gastein Symphony Allegro vivace
出荷目安の詳細はこちら商品説明ディーリアスの大作、全5幕の戯曲のための付随音楽『ハッサン』!名匠トマス・ビーチャムによって世界に広められたフレデリック・ディーリアスの音楽。イギリス、ドイツ、アメリカ、フランスなど欧米各国を渡り歩き、グリーグとも親交を持ったディーリアスが60代前半に作曲した、全5幕から成る戯曲のための付随音楽『ハッサン』。 『ハッサン』 は、イギリスの詩人ジェームズ・エルロイ・フレッカーによるアラビア文化をイメージした「サマルカンドへの黄金の旅」という詩に基づいた戯曲に付けられた音楽で、第一幕のセレナードはヴィオラ独奏版でも知られています。初演は1923年9月20日にロンドンで行われ、批評家のセンセーションを巻き起こしたこの作品は、281回という上演回数を数え、ディーリアスのキャリアにおける最大の成功作のひとつとなりました。この戯曲は、残酷で執念深いカリフ、宮廷菓子職人で恋多き、しかし世渡り上手なハッサンと、恐ろしく残酷な死を宣告された若い恋人ペルバネとラフィの2人の物語が絡み合う、しなやかな二重物語です。フレッカーの詩には、千夜一夜物語やその他のフィクション物語、旅行文学など19世紀の英訳が基にされており、当時の人種的、階級的な考え方の産物、専制的な東洋の宮廷とその残酷なまでの蛮行が描かれています。(輸入元情報)【収録情報】● ディーリアス:劇付随音楽『ハッサン』全曲 ゼブ・ソアネス(ナレーション) ブリテン・シンフォニア・ヴォイシズ ブリテン・シンフォニア ジェイミー・フィリップス(指揮) 録音時期:2022年11月11日 録音場所:イギリス、エセックス、サフロン・ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
出荷目安の詳細はこちら商品説明映画音楽界のレジェンドが、30年振りの来日でSKOと奇跡の初共演。映画音楽の歴史とサウンドを形作ってきたレジェンド、ジョン・ウィリアムズが、昨年9月に30年ぶりに来日し、サイトウ・キネン・オーケストラと初共演したコンサートを収めたアルバム『John Williams in Tokyo』がリリースされます。 ジョン・ウィリアムズは、50年以上にわたるハリウッド映画音楽のトップランナーとしてアカデミー賞受賞5回、ゴールデン・グローブ賞受賞4回、そして、先日の第66回グラミー賞で「最優秀インストゥルメンタル作曲賞」に輝き、通算26回グラミー賞受賞など、輝かしい受賞歴を誇る伝説的な作曲家/指揮者です。 ジョン・ウィリアムズは、昨年9月、小澤征爾の招きを受け、小澤征爾が総監督を務める「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」、そして、それに合わせて開催されたドイツ・グラモフォンの創立125周年を記念した特別公演のために来日。サイトウ・キネン・オーケストラとの初共演が実現しました。両公演のチケットは販売サイトに応募が殺到し、即日完売になるなど大きな話題となりました。 ジョン・ウィリアムズと小澤征爾は、小澤がボストン交響楽団の第13代音楽監督を務め、タングルウッド音楽祭を開催していたころから親交の深い盟友。ジョン・ウィリアムズとサイトウ・キネン・オーケストラの日本での共演は、小澤征爾の長年の夢でした。(輸入元情報)【収録情報】1. スーパーマン・マーチ(映画『スーパーマン』から)2. ヘドウィグのテーマ(映画『ハリー・ポッターと賢者の石』から)3. 不死鳥フォークス(映画『ハリー・ポッターと秘密の部屋』から)4. ハリーの不思議な世界(映画『ハリー・ポッターと賢者の石』から)5. シンドラーのリストのテーマ(映画『シンドラーのリスト』から)6. レベリオン・イズ・リボーン(映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』から)7. 王女レイアのテーマ(映画『スター・ウォーズ エピソード 4/新たなる希望』から)8. 王座の間とエンドタイトル(映画『スター・ウォーズ エピソード 4/新たなる希望』から)9. ヨーダのテーマ(映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』から)10. レイダース・マーチ(映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』から)11. 帝国のマーチ(映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』から)12. Tributes!(for Seiji) サイトウ・キネン・オーケストラ ステファヌ・ドゥネーヴ(指揮:12) ジョン・ウィリアムズ(指揮:1-11) 録音時期:2023年9月5日 録音場所:東京、サントリーホール 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
出荷目安の詳細はこちら商品説明ビゼー:劇音楽『アルルの女』全曲ビゼーの『アルルの女』はアルフォンス・ドーデの劇のために書いた27曲からなる付随音楽。ビゼーは、この南フランスの村アルルで繰り広げられる愛憎の物語から強いインスピレーションを得て、短い期間で付随音楽全曲を書き上げました。初演は不評でしたが、現在では全曲から抜粋した2つの組曲が広く演奏されています。 このアルバムはフランス音楽を得意とするミシェル・プラッソンが1985年にオリジナルの全曲を収録したもの。それまで知られていなかった作品の全貌を明らかにしたと高く評価されている1枚です。 また、当盤にはドーデの短編小説を新たに翻案し、ドキュメンタリー作家ジョン・トランスキーが朗読したトラックが追加されています。(輸入元情報)【収録情報】● ビゼー:劇音楽『アルルの女』 Op.23 全曲第1幕1. 前奏曲2. 3つのメロドラマ3. 合唱とメロドラマ〜メロドラマと合唱のフィナーレ第2幕4. 田園曲(間奏曲と合唱)5. 3つのメロドラマ6. 合唱〜2つのメロドラマ〜フィナーレ(合唱)第3幕7. メロドラマ〜フィナーレ第4幕8. 間奏曲(テンポ・ディ・メヌエット)〜カリヨン9. メロドラマ 10. メロドラマ〜フィナーレ(合唱)第5幕11. 間奏曲と合唱〜2つのメロドラマ〜フィナーレ ジャック・ヌールディン(サクソフォン:7) オルフェオン・ドノスティアラ(合唱:3,4,6,10,11) トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団 ミシェル・プラッソン(指揮) 録音時期:1985年7月3-25日 録音場所:トゥールーズ、アル=オー=グラン 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) EMI Classics/Warner Classics原盤12. アルルの女〜アルフォンス・ドーデの短編小説によるドラマ(英語) ジョン・トランスキー(ナレーター) 収録日不明
出荷目安の詳細はこちら商品説明フチーク:舞曲と行進曲集半音階を駆使したユニークな旋律を特徴とする『剣士の入場』で知られる作曲家ユリウス・フチークの作品集。フチークはチェコで生まれ、プラハ音楽院でドヴォルザークに師事、1891年にオーストリア=ハンガリー第49歩兵連隊に軍楽隊員として入団したのちウィーンの軍楽隊に入団。一時期はプラハのオーケストラで演奏していましたが、1897年からはサラエヴォの軍楽隊の指揮者となり、以降は吹奏楽の指揮者として自作を演奏し大好評を博しました。 彼は1916年にこの世を去りましたが、残された楽譜は遺族によって処分されたため、多くの作品が失われてしまいました。このアルバムに収録された作品のうち7曲は過去に出版されたことが無く、今回プラハの国立博物館に保存されていた自筆譜を編集して世界初録音にこぎつけました。他の8曲も英国ヨハン・シュトラウス協会会長が率いる専任チームが丹念に編集したオーケストラ・スコアを用いた初録音となります。(輸入元情報)【収録情報】フチーク:1. 行進曲『エルプタルグルス』 Op.246 (1911-14)2. ワルツ『人生のおとぎ話』 Op.253 (1912)3. ラバン=行進曲 Op.44 (1899)(原典版)4. ワルツ『星降る夜に』 Op.242 (1911)5. マズルカ『ハートの女王』 Op.70 (1899/1900)6. ワルツ『春の知らせ』 Op.114 (c.1900, pub.1928)7. 行進曲『大胆で誠実』 Op.240 (1910)8. ワルツ『謝肉祭の王』 Op.244 (1911)9. フランス風ポルカ『甘い夢の中で』 Op.31 (1899)10. ワルツ・レント『忘れられない時間』 Op.212 (1907)11. ヴェネツィア風セレナード『ラグーンの上で』 Op.221 (1908)〜フリューゲルホルンと管弦楽版12. フランス風ポルカ『舞姫』 Op.37 (1898)13. ワルツ『夢の国』 Op.270 (1914)14. 行進曲『歌の街から』 Op.126 (1903)15. ギャロップ『鷲の飛翔』(ポルカ・シュネル) Op.237 (1909) パルドビツェ・チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団 ヴァルター・ホフバウアー(フリューゲルホルン:11) マレク・シュティレツ(指揮) 録音時期:2022年8月23,25-30日 録音場所:チェコ、The House of Music, Pardubice 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 世界初録音(2,3,5,8,9,12,15) 管弦楽版による世界初録音(1,4,6,7,10,11,13,14)
出荷目安の詳細はこちら商品説明モントゥー&パリ音楽院管の歴史的名演、ストラヴィンスキー『火の鳥』『春の祭典』、2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻で再登場!【このCDの復刻者より】「『春の祭典』の初演者であり、ストラヴィンスキー作品の第一人者であるモントゥー。ここに収録された2曲はステレオ初期の名盤であり、当シリーズでも2010年にGS-2049として発売しました。この時は米RCAの2トラック、19センチのオープンリール・テープを使用しましたが、今回のGS-2303では2トラック、38センチのテープを使用し、1956年とは信じがたい新鮮で瑞々しい音質を獲得出来ました。 また、木幡一誠氏による『春の祭典』の使用楽譜についての解説は、旧GS-2049以降に判明した事実を検証、大幅に改訂されており、貴重な文献です。」(平林直哉)【収録情報】ストラヴィンスキー:1. バレエ組曲『火の鳥』(1919)2. バレエ音楽『春の祭典』 パリ音楽院管弦楽団 ピエール・モントゥー(指揮) 録音時期:1956年10月29,30日&11月10日(1)、1956年11月2,5,6,11日(2) 録音場所:パリ、サル・ワグラム 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション) 使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ) 国内製作 日本語帯・解説付き曲目リストDisc11.バレエ組曲「火の鳥」 序奏/2.バレエ組曲「火の鳥」 火の鳥とその踊り/3.バレエ組曲「火の鳥」 王女たちのロンド/4.バレエ組曲「火の鳥」 カスチェイ王の魔の踊り/5.バレエ組曲「火の鳥」 子守歌/6.バレエ組曲「火の鳥」 終曲/7.バレエ音楽「春の祭典」 第1部:大地礼賛 序奏/8.バレエ音楽「春の祭典」 第1部:大地礼賛 春のきざし - 乙女の踊り/9.バレエ音楽「春の祭典」 第1部:大地礼賛 誘拐の遊戯/10.バレエ音楽「春の祭典」 第1部:大地礼賛 春の踊り/11.バレエ音楽「春の祭典」 第1部:大地礼賛 敵の都の人々の戯れ/12.バレエ音楽「春の祭典」 第1部:大地礼賛 賢者の行進/13.バレエ音楽「春の祭典」 第1部:大地礼賛 大地への口づけ/14.バレエ音楽「春の祭典」 第1部:大地礼賛 大地の踊り/15.バレエ音楽「春の祭典」 第2部:いけにえ 序奏/16.バレエ音楽「春の祭典」 第2部:いけにえ 乙女たちの神秘の集い/17.バレエ音楽「春の祭典」 第2部:いけにえ いけにえの賛美/18.バレエ音楽「春の祭典」 第2部:いけにえ 先祖の呼び出し/19.バレエ音楽「春の祭典」 第2部:いけにえ 先祖の儀式/20.バレエ音楽「春の祭典」 第2部:いけにえ いけにえの踊り
出荷目安の詳細はこちら商品説明世界的注目を集める若き指揮者によるロシア・バレエ団をテーマにしたアルバムの完結編フィンランドの指揮者クラウス・マケラが、ロシア・バレエ団をテーマにしたパリ管弦楽団とのアルバムの完結編をデッカよりリリースします。ストラヴィンスキーのバレエ音楽のシリーズで前作は『火の鳥』と『春の祭典』、そして今回『ペトルーシュカ』を録音しました。ドビュッシーの『遊戯』と『牧神の午後への前奏曲』が併録されています。前作は数々の高評価を得て驚異的な成功を収めています。2024年3月にはカーネギー・ホールでのデビューも含め、パリ管弦楽団とのアメリカ・ツアーが予定されています。ストラヴィンスキーの『火の鳥』と『春の祭典』も演奏されます。 マケラは1996年生まれで、12歳からシベリウス・アカデミーでチェロと指揮を学び、若くしてスウェーデン放送交響楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒ放送交響楽団など世界の一流オーケストラと共演し高い評価を得ています。2020年からオスロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、2021年からパリ管弦楽団の音楽監督を務め、世界的注目を集めています。2027年からはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者への就任が予定されています。「真に特別な何かがここにあった。それはそれぞれの音を生き生きとイメージすることを楽しむひとりの指揮者だった」〜タイムズ紙「そのヴィルトゥオジティ、確信、喚起する力によるパリ管弦楽団と指揮者クラウス・マケラの演奏には疑問の余地がない・・・堂々としたリズムの正確さ、華やかさ、ユーモアがペトルーシュカに翼を与えた」〜レゼコー紙「パリ管弦楽団とその指揮者はその夕べの真の英雄だ。この精度の高い悪魔のようなペトルーシュカは・・・非常に魅力的なクラウス・マケラの生き生きとした指揮のもと、時代の奥深くから出てくる堂々とした力で、水よりももっと本質的な渇きでその空間を満たしていた」〜ル・モンド紙「夜の間ずっと、ストラヴィンスキーの絶対的才能に魔法をかけられ、表現されたイメージとライヴ・サウンドとの間の対比に魅了される。マケラの指揮はこれまで以上に自由で柔軟で、この驚くべき指揮者とかつてなかったほど密接になったオーケストラとの間にある信頼関係を証明している」〜ル・フィガロ紙(輸入元情報)【収録情報】1. ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』 第1曲:謝肉祭の市 - 群集 - 見世物師の芸 第2曲:ロシアの踊り 第3曲:ペトルーシュカの部屋 第4曲:ムーア人の部屋 - バレリーナの踊り 第5曲:ワルツ(バレリーナとムーア人の踊り) 第6曲:謝肉祭の市(夕景) 第7曲:乳母の踊り 第8曲:熊を連れた農夫の踊り 第9曲:行商人とジプシー娘たち 第10曲:馭者と馬丁たちの踊り 第11曲:仮装した人々 第12曲:格闘 第13曲:ペトルーシュカの死 第14曲:警官と人形使い 第15曲:ペトルーシュカの幽霊2. ドビュッシー:バレエ音楽『遊戯』3. ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 パリ管弦楽団 クラウス・マケラ(指揮) 録音時期:2023年9月(1)、12月(2,3) 録音場所:フィラルモニ・ド・パリ 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ:1、セッション:2,3)
出荷目安の詳細はこちら商品説明シマノフスキ・リイマジンド〜シマノフスキ作品の管弦楽編曲集シマノフスキのピアノ曲やヴァイオリンとピアノのための名作を後世の作曲家が管弦楽編曲したユニークなアルバム。 『練習曲』と『仮面劇』はピアノ曲が原曲。前者は曲想にふさわしく後期ロマン派のオーケストレーションが施されムード満点。後者は印象派風のサウンドをいかした編曲で、個々の楽想を際立たせるオーケストレーションの巧妙さも聴きどころです。今やヴァイオリン・リサイタルやコンクールの定番曲となった『神話』は元々ヴァイオリンとピアノのための作品。複雑なピアノ・パートをオーケストラの多彩なパレットを駆使した神秘的な響きに移し替え、ヴァイオリンと管弦楽のための魅力的で独創的な作品に変貌しました。 後進の作曲家たちのシマノフスキへの傾倒から生まれた大胆かつ革新的な解釈が加えられた作品を、2019/20のシーズンからコンビを組むアンドレイ・ボレイコとワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団が深い共感を持って演奏しています。(輸入元情報)【収録情報】シマノフスキ:● 練習曲 変ロ短調 Op.4-3(1902)〜グジェゴシュ・フィテルベルク編(1942)● 神話 Op.30(1915)〜ウィレム・ストリートマン編(1991) アレトゥーサの泉 ナルキッソス ドリュアデスとパン● 仮面劇 Op.34(1916)〜ヤン・クレンツ編(1985) シェエラザード 道化のタントリス ドン・ファンのセレナード バルトゥオミ・ニジョウ(ヴァイオリン:Op.30) ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団 アンドレイ・ボレイコ(指揮) 録音時期:2023年6月5-10日 録音場所:ポーランド、Warsaw Philharmonic Concert Hall 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明オーベール:序曲集 第6集かつてはロッシーニやスッペ作品と肩を並べるほどの人気を誇ったオーベールの歌劇。かのチャイコフスキーも高く評価したと伝えられますが、現在では一部を除きほとんど上演されることがありません。 ここで聴けるのは、オーベールの最高傑作と呼ばれたこともある『女天使』をはじめとする歌劇の序曲やバレエ音楽。どの曲もオーベールらしい優美な旋律、繊細な響き、軽やかな音楽が魅力です。変わり種は1866年にパリのオペラ座でモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』が上演された際に第2幕に挿入されたディヴェルティスマン。モーツァルトの短調作品のモチーフをふんだんに散りばめたメドレー風の音楽で、最後は有名なトルコ行進曲で締めくくられます。この分野の第一人者ダリオ・サルヴィの指揮で。(輸入元情報)【収録情報】オーベール:1. 歌劇『女大使』 S.28〜序曲 (1836)2. 歌劇『悪魔の取り分、またはカルロ・ブロスキ』 S.36〜序曲 (1843)3. 歌劇『エイデ、または秘密』 S.40〜序曲 (1847)● 歌劇『ドン・ファン』〜第2幕:ディヴェルティスマン (1866) 4. 序曲 5. メヌエット、アレグレット - トリオ(モーツァルトの交響曲第40番 K.550による) 6. ディヴェルティスマン第1番:アレグロ・マ・ノン・トロッポ(モーツァルトの弦楽四重奏曲第15番 K.421による) 7. ディヴェルティスマン第2番:アレグロ(モーツァルトの弦楽四重奏曲第15番 K.421による) 8. ディヴェルティスマン第3番:メヌエット・アレグレット(モーツァルトの弦楽四重奏曲第15番 K.421による) 9. ディヴェルティスマン第4番:トリオ(モーツァルトの弦楽四重奏曲第15番 K.421による) 10. ディヴェルティスマン第5番:モデラート 11. ディヴェルティスマン第6曲:モルト・モデラート(モーツァルトの弦楽四重奏曲第15番 K.421による) 12. ディヴェルティスマン第7番:メヌエット・アレグレット(モーツァルトの弦楽四重奏曲第15番 K.421による) 13. ディヴェルティスマン第8曲:アレグロ『トルコ行進曲』(モーツァルトのピアノ・ソナタ第11番 K.331による)14. 歌劇『ガルベの王の婚約者』 S.49〜第2幕:終幕のバレエ音楽:アレグロ (1864)15. 歌劇『幸福の第一日』 S.50〜序曲 (1868)● 歌劇『神とバヤデール』 S.19 (1830)より 16. 序曲 17. 第1幕:エール・ド・ダンス『パ・ド・シャール』 18. 第1幕:バレ『パ・ド・シャールのあとに』 (1866) 19. 第2幕:エール・ド・ダンスと情景『ファトメの踊りとゾロエの踊り』 20. 第2幕:エール・ド・ダンスと情景『ゾロエの踊り』 カルロヴィ・ヴァリ交響楽団 ダリオ・サルヴィ(指揮) 録音時期:2022年10月31日〜11月2日 録音場所:チェコ、Lidovy dum, Stara Role, Karlovy Vary 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 世界初録音(4-13,18-20) 収録時間:87分曲目リストDisc11.歌劇≪女大使≫S.28 - 序曲/2.歌劇≪悪魔の取り分、またはカルロ・ブロスキ≫S.36 - 序曲/3.歌劇≪エイデ、または秘密≫S.40 - 序曲/4.歌劇≪ドン・ファン≫ - 第2幕 ディヴェルティスマン Introduction/5.歌劇≪ドン・ファン≫ - 第2幕 ディヴェルティスマン Minuetto allegretto - Trio (after Mozart's Symphony No.40, K.550)/6.歌劇≪ドン・ファン≫ - 第2幕 ディヴェルティスマン No.1: Allegro ma non troppo (after Mozart's String Quartet No.15, K.421)/7.歌劇≪ドン・ファン≫ - 第2幕 ディヴェルティスマン No.2: [Allegro] (after Mozart's String Quartet No.15, K.421)/8.歌劇≪ドン・ファン≫ - 第2幕 ディヴェルティスマン No.3: Minuetto allegretto (after Mozart's String Quartet No.15, K.421)/9.歌劇≪ドン・ファン≫ - 第2幕 ディヴェルティスマン No.4: Trio (after Mozart's String Quartet No.15, K.421)/10.歌劇≪ドン・ファン≫ - 第2幕 ディヴェルティスマン No.5: [Moderato]/11.歌劇≪ドン・ファン≫ - 第2幕 ディヴェルティスマン No.6: [Molto moderato] (after Mozart's String Quartet No.15, K.421)/12.歌劇≪ドン・ファン≫ - 第2幕 ディヴェルティスマン No.7: Minuetto allegretto (after Mozart's String Quartet No.15, K.421)/13.歌劇≪ドン・ファン≫ - 第2幕 ディヴェルティスマン No.8: [Marche turque]: Allegro (after Mozart's Piano Sonata No.11, K.331/14.歌劇≪ガルベの王の婚約者≫S.49 - 第2幕 終幕のバレエ音楽(アレグロ)/15.歌劇≪幸福の第一日≫S.50 - 序曲/16.歌劇≪神とバヤデール≫S.19より Overture/17.歌劇≪神とバヤデール≫S.19より Act I - No.5. Air de Danse `Pas de chale'/18.歌劇≪神とバヤデール≫S.19より Act I - Ballet: Apres le pas de chale/19.歌劇≪神とバヤデール≫S.19より Act II - No.10. Air de Danse et Scene `Danse de Fatme' et `Danse de Zoloe'/20.歌劇≪神とバヤデール≫S.19より Act II - No.10bis. Air de Danse et Scene `Danse de Zoloe'
出荷目安の詳細はこちら商品説明ロト&レ・シエクルの『海』、リマスタリングされて再登場!ロトと手兵の時代楽器オーケストラ「レ・シエクル」による、ドビュッシーの名作『海』。このたびあらたにマスタリングしなおして、「harmoniamundi」から登場します。 『海』は、1905年10月、シュヴィヤール指揮のコンセール・ラムルー管により初演された際の響きを再現しています。弦楽器はガット弦、金管は細管、木管やハープは当時のフランス製、パリ音楽院直伝の奏法を遵守しています。何よりヴィブラートとトレモロに終始するようなこの作品で、ヴィブラートが極力抑えられているため、聴感上の印象はがらりと異なり、雅楽のようでさえあります。名演ひしめく作品ながら、目から鱗の落ちる衝撃度No.1ディスクと申せましょう。 さらに注目なのが、ドビュッシー初期の作品『管弦楽組曲第1番』の世界初録音。1882年から84年、ドビュッシー20〜22歳パリ音楽院の学生時代の作で、長く失われたとされてきましたが、2006年に草稿が発見され話題となりました。オーケストラ版とピアノ連弾版の2種があり、後者はすでに録音もありますが、待望のオーケストラ版は初めて。第3曲『夢』はオーケストラ・スコアが見つからず、他にも不完全な部分があったため、現代フランスの作曲家フィリップ・マヌリが補筆完成させ、2012年2月2日にロトとレ・シエクルがパリで世界初演を行いました。演奏時間が30分近くかかる大作ですが、ドビュッシーの初期作品に特有のナイーヴな叙情性と人好きするメロディにあふれた魅力作で、オーケストラの響きに若きドビュッシーが私淑したワーグナーの影響が感じられるのが興味津々です。ほぼ同時期の『小組曲』や『春』に劣らぬ魅力を湛えています。「ACTES SUD」から発売の同内容のCD(ASM10、2013年5月発売。KKC5330=国内仕様盤、2013年9月発売)は、レーベル在庫終了次第廃盤となります。(輸入元情報)【収録情報】ドビュッシー:● 管弦楽組曲 第1番 (1882) (祭/バレエ/夢/行列とバッカナール) 録音時期:2012年2月2日 録音場所:パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク● 海〜3つの交響的スケッチ 録音時期:2012年4月13日 録音場所:ローマ、聖チェチーリア音楽院 レ・シエクル フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮) 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
出荷目安の詳細はこちら商品説明ベリー・ベスト・クラシックス50ワーグナー名演集円熟期の巨匠が描く崇高壮大なワーグナー。会場の熱気までとらえた超優秀録音。(メーカー資料より)【収録情報】ワーグナー:1. ジークフリートの牧歌2. 『神々の黄昏』〜ジークフリートのラインへの旅3. 『神々の黄昏』〜ジークフリートの葬送行進曲(第3幕)4. 『神々の黄昏』〜ブリュンヒルデの自己犠牲と終曲(第3幕) 曽我栄子(ソプラノ:4) 大阪フィルハーモニー交響楽団 朝比奈 隆(指揮) 録音時期:1983年10月4日 録音場所:大阪、フェスティヴァル・ホール 録音方式:ステレオ(ライヴ)曲目リストDisc11.ジークフリート牧歌/2.楽劇「神々のたそがれ」から I.ジークフリートのラインへの旅/3.楽劇「神々のたそがれ」から II.ジークフリートの葬送行進曲(第3幕)/4.楽劇「神々のたそがれ」から III.ブリュンヒルデの自己犠牲と終曲(第3幕)
出荷目安の詳細はこちら商品説明VOX AUDIOPHILE EDITIONアブラヴァネル&ユタ響/グリーグ:ペール・ギュント組曲、ホルベルク組曲アブラヴァネルのグリーグ:管弦楽作品集の復刻第2弾。「中庸の美」を実践したような演奏は過激な表現に走ることなく、それでいて旋律は十分に歌い、ダイナミックな躍動感も備え、安心して曲の魅力に浸ることが出来ます。 録音場所は明記されていませんが、当時ユタ響が主な録音会場として使っていたモルモン・タバナクルと想像されます。豊かな響きを伴いつつ、自然な定位と高い解像度を実現したエンジニアのマーク・オーボートの録音も聴きもの。新リマスターでS/Nが改善しました。ブックレットには初出時のジャケットと解説を転載しています。(輸入元情報)【収録情報】グリーグ:1. 『ペール・ギュント』組曲第1番 Op.46 (1874-75/1885、1888)2. 『ペール・ギュント』組曲第2番 Op.55 (1874-75/1885、1890-92)3. 組曲『ホルベアの時代より』(ホルベルク組曲) Op.40 (1885)4. 抒情小曲集 第8集 Op.65〜第6曲『トロルドハウゲンの婚礼の日』 (1896)5. ノルウェー舞曲 Op.35 (1881) ユタ交響楽団 モーリス・アブラヴァネル(指揮) 録音時期:1975年2月&3月(1-3)、5月(4,5) 録音場所:アメリカ、ユタ州、Salt Lake City 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション) 24bit/192kHzリマスター【モーリス・アブラヴァネル】モーリス・アブラヴァネルは1903年、テッサロニキ(現ギリシャ、当時はオスマン帝国領)に生まれました。母はポルトガル出身、父はスペイン系ユダヤ人の有力な一族。一家は1906年にスイスのローザンヌに移住し、アブラヴァネルは同地で音楽を学んで16歳でオーケストラを指揮します。その後、父親から医学の道へ進むよう説かれるも音楽を選んで、ベルリンでクルト・ヴァイルに作曲を学び、指揮者としてドイツ各地の歌劇場でキャリアを積みます。1923年にはパリで指揮者デビュー。パリ・オペラ座の客演指揮者と、パリ及びロンドンのバランシン・バレエ・カンパニーの音楽監督を務めるまでになりました。また、シドニーとメルボルンの歌劇場に呼ばれた時は、3か月の契約だったのが2年間に延長されるなど、好評を得たようです。【ヨーロッパを離れて】しかしヨーロッパで反ユダヤ主義が台頭するとアブラヴァネルはこれを嫌って渡米。1936年にはメトロポリタン歌劇場に史上最年少の指揮者としてデビュー。当時のアブラヴァネルは、よく知られたレパートリーに斬新な解釈を見せたことで称賛と批判の双方を浴びたそうです。いわゆる仕事中毒の状態でもあり、9日間にオペラ5演目、計7公演を指揮したこともあると伝えられます。そのような中でアブラヴァネルは腰を据えて仕事に取組む環境を求めるようになりました。【ユタ交響楽団との出会い】転機となったのは1940年創設のユタ交響楽団との出会いで、公募に応じて指揮したところ大成功を収め、1947年から79年まで音楽監督を務めました。在任中は録音や米国内外のツアーに精力的に取り組んでオーケストラのレベルアップを図り、1963年から74年にかけて「Vanguard」に録音したマーラー:交響曲全集が、アメリカの楽団による史上最初の全集録音として国際的にも注目を集めました。【アブラヴァネルの音楽作り】アブラヴァネル時代の演奏を知る人は、マーラーでも他の作曲家でもアプローチを変えることは無かったと証言しています。彼のアプローチが感情的なものを強調することなく、楽曲の構造と様式を重んじたスコア重視のものだったことは録音からもうかがわれます。このコンビは100枚を超えるアルバムを幾つものレーベルに残しており、1972年から73年にかけて「VOX」に録音したチャイコフスキーの交響曲全集は、上記マーラーや、ブラームス及びシベリウスの交響曲全集と共に彼らの代表的な録音とされています。これらにはデフォルメを排した音楽作りが共通して聴き取れます。【録音で聴くユタ響サウンド】アブラヴァネル時代のユタ響はソルトレイクシティのソルトレイク・タバナクル(別名モルモン・タバナクル)で演奏会と録音を行っていました。この建物は1875年に竣工した礼拝堂で、収容人員は8,000席、立ち見ならば12,000人という巨大な空間です。残響が長く、当時のユタ響の伸びやかな演奏と明るいサウンドは、ここの音響が育んだものと言えそうです。特に客席が空となる録音の際は、幕を吊るしたり楽団員がコート類を持ち込んで敷いたりするなどして調整を試みたそうです。マイク2本によるシンプルな収録をポリシーとしていたマーク・オーボートが、オーケストラの音響を混濁させないためにどのようなマイク・セッティングをしていたのか想像を刺激されます。【アブラヴァネルのレガシー】アブラヴァネルは在任中にシンフォニー・コンサート専用ホールの必要性を訴え続け、その長い任期を終えた直後の1979年9月にはシューボックス・タイプの新たな「シンフォニー・ホール」のオープンにこぎつけました。1993年9月に彼が90歳で世を去ると、同ホールはその功績を讃えて「アブラヴァネル・ホール」と改名され、楽団のウェブサイトには彼を知る人たちの回想が掲載されています。
出荷目安の詳細はこちら商品説明スッペ:『八十日間世界一周』世界を80日間で一周しようと試みるイギリス人資産家フィリアス・フォッグの奮闘を描いたジュール・ヴェルヌの冒険小説『八十日間世界一周』。この小説が出版された1873年の時点では、船と陸路による世界一周旅行は命がけの冒険で、主人公がイギリスから東へ向かってアラビア半島、インド、中国をめぐり、日本(横浜)から太平洋を渡りアメリカへ、そして大西洋を越えて帰国する物語は大ヒットとなりました。 小説はすぐに舞台化され、ウィーンのカール劇場で1875年3月に舞台上演された際には、ここに収録されたスッペの音楽が使われました。スッペは、主人公フォッグが経験する異国での風物や冒険を音で描き、ゴールド・ラッシュに沸くアメリカの印象も取り込んでいて、現代の映画音楽のよう。このサルヴィによる演奏では台詞を省き、スッペのカラフルで雄弁な音楽を十分に楽しめます。(輸入元情報)【収録情報】● スッペ:劇付随音楽『八十日間世界一周』(1874)(ナレーションなし) ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団 ダリオ・サルヴィ(指揮) 録音時期:2021年5月3-7日 録音場所:チェコ、The House of Culture Ostrava 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 世界初録音
出荷目安の詳細はこちら商品説明RLPO新首席指揮者インドヤン第3弾。イタリア・オペラの前奏曲と間奏曲集!2006年から15年間、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めたワシリー・ペトレンコに代わり、2021年9月から新たな首席指揮者に就任したアルメニア系ベネズエラの若き注目指揮者、ドミンゴ・インドヤン。フランスの管弦楽作品集、ラテン・グラミー賞獲得作曲家、ロベルト・シエッラによる交響曲第6番に続く「Onyx」第3弾は、イタリア・オペラの前奏曲&間奏曲集! スタンダール、プーシキン、バルザックなど、初期のフランスやロシアのリアリスト(現実主義者)たちの作品は、国境を越えて、新たなイタリアの文学的リアリズムのスタイルにも影響を与えました。本アルバムでは、19世紀末から20世紀初頭にかけてイタリア散文文学で隆盛した「ヴェリズモ(現実主義)文学」に影響を受けた、イタリア・オペラの新傾向であるヴェリズモ・オペラを代表する作品から、マスカーニの『カヴァレリア・ルスティカーナ』、ルッジェーロ・レオンカヴァッロの『道化師』などを取り上げています。ベネズエラの音楽教育プログラム「エル・システマ」でヴァイオリンを学び頭角を現し、BBCプロムスでの指揮姿が話題となったドミンゴ・インドヤンの洗練されたタクトで、イタリア・オペラの新たな礎を築いたこれら不朽の名作の数々をお楽しみください。(輸入元情報)【収録情報】● ポンキエッリ:歌劇『ジョコンダ』より『時の踊り』● プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』第3幕より間奏曲● プッチーニ:歌劇『妖精ヴィッリ』より『妖精の踊り』● プッチーニ:歌劇『修道女アンジェリカ』より間奏曲● プッチーニ:歌劇『エドガール』第3幕への前奏曲● プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』第3幕への前奏曲● マスカーニ:歌劇『友人フリッツ』より間奏曲● マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲● マスカーニ:歌劇『仮面』よりシンフォニア● レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』より間奏曲● ヴォルフ=フェラーリ:歌劇『スザンナの秘密』序曲● ヴォルフ=フェラーリ:歌劇『マドンナの宝石』より第1間奏曲● ヴォルフ=フェラーリ:歌劇『マドンナの宝石』より第2間奏曲● チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』より間奏曲 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 ドミンゴ・インドヤン(指揮) 録音方式:ステレオ(デジタル)