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曲目・内容デュヴァル嬢(1718-1775)舞踏歌劇《精霊たち、または恋の諸相》(序幕と全4幕/1736年パリにて初演)Disc 11-13.序幕14-34.第1幕「水の精たち、または慎ましき恋」35-54.第2幕「地の精たち、または野心的な恋」Disc 21-18.第3幕「火の精たち、または粗暴な恋」19-40.第4幕「風の精たち、または軽妙な恋」台本: ジャック・フルーリ(生年不詳-1746)アーティスト(演奏・出演)リュシル、ザイール、イスメニド、フロリス … マリー・ペルボスト(ソプラノ)恋の神アムール、ザミード、風の精(女) … フロリー・ヴァリケット(ソプラノ)ニンフたちの代表者、ピルカリード … アンナ・レノルド(メゾ・ソプラノ)レアンドル … エティエンヌ・ド・ベナゼ(テノール)インド人、風の精(男) … パコ・ガルシア(テノール)ゾロアストル、ニュマピール … ギレム・ヴォルムス(バス・バリトン)ゼルバン、アドルフ … マチュー・ヴァレンジク(バリトン)アフリカ人、ニンフ … セシル・アシル(ソプラノ)アンサンブル・イル・カラヴァッジョ(古楽器使用)カミーユ・ドラフォルジュ(指揮・クラヴサン〔=チェンバロ〕)ヴェルサイユ王室歌劇場合唱団(合唱指揮: リュシル・ド・トレミオル)レコーディング2023年3月8日ヴェルサイユ宮殿「十字軍の間」その他の仕様など総収録時間: 142分商品番号:CVS121デュヴァル嬢(1718-1775):歌劇《精霊たち、または恋の諸相》(全曲) [マリー・ペルボスト、フロリー・ヴァリケット ほか カミーユ・ドラフォルジュ、アンサンブル・イル・カラヴァッジョ、ヴェルサイユ王室歌劇場合唱団]CD 2枚組 発売日:2024年02月09日 Château de Versailles Spectacles《優雅なインドの国々》と同年の作。謎多き女性作曲家による東洋への憧憬が滲む秘曲《イポリートとアリシ》(1733)と《優雅なインドの国々》(1735/36)でラモーが新たな時代の寵児となりつつあったパリのオペラ座で、1736年に初演された女性作曲家デュヴァル嬢の《精霊たち、または恋の諸相》全曲録音。才能豊かな女性が多かった17〜18世紀のフランスにあってもオペラの作曲は圧倒的に男性優位で、パリの王立音楽アカデミー歌劇場(オペラ座)で女性作曲家の作品が扱われたのは1694年のジャケ・ド・ラ・ゲル《セファルとプロクリス》(本盤と同じレーベルからの世界初全曲録音〔CVS119〕参照)が初、それ以降デュヴァル嬢の作品まで40年以上も全く例がなく、1784年にボーメニル嬢の新作がこれに続いたきりフランス革命までは女性作曲家のオペラは一切披露されませんでした。作曲者デュヴァル嬢は高位聖職者とオペラ座の舞踏家の間に生まれた婚外子で、1730年にオペラ座の合唱団員になったものの翌年とある不祥事に巻き込まれ離職。数年パリから離れた後、実父の後援で《精霊たち》の初演が実現、当人も鍵盤奏者として参画しました。やや保守的ながらイタリア流の歌謡性にも事欠かない作風は当時こそ人気につながらなかったものの、21世紀フランスのすぐれた古楽演奏家たちによるみずみずしい解釈は、様々な精霊が多様な恋物語を繰り広げる作品の味わいを十全に引き出し魅力が尽きません。ペルボスト、ヴァリケット、レノルドら上り調子の歌手たちが聴かせる歌唱が紡ぎ出すバロック音楽劇を、古楽器それぞれの音色美とスリリングなアンサンブルが魅力的なアンサンブル・イル・カラヴァッジョの充実オーケストラが支え、多数の舞曲トラックも起伏豊かに楽しませてくれます。関連商品リンクCVS119
曲目・内容ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)1-3.Sinfonia from Samson - 序曲(オラトリオ『サムソン』HWV 57より)4.Mirth, admit me of thy crew from L’Allegro, il Penseroso ed il Moderato - 陽気さよ、わたしを仲間と認めてくれ(オラトリオ『快活の人、沈思の人、温和の人』HWV 55より)5.Softly sweet in lydian measures from Alexander’s Feast - 和らに、甘く、リュディアの韻律で(オラトリオ『アレクサンダーの饗宴』HWV 75より)6-9.Alla Caccia、 Diana cacciatrice - カンタータ「狩りへ出かけよう(狩人の女神ディアーナ)」HWV 79ニコロ・パスクヮーリ(1718頃-1757)10-12.Overture from The Grand Festino - 序曲(仮面音楽劇《大いなる饗宴》より)*13.Let earth and air and ocean from The Triumphs of Hibernia - 大地を、大気を、大洋を(仮面音楽劇《ハイバーニアの勝利》より)*14.Nature first played well her part from Nymphs of the Springs - まずは自然が役割通りに(仮面音楽劇《春のニンフ》より)*フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762)15.コレッリの「ラ・フォリア」Op.5-12 による合奏協奏曲 ニ短調ヘンリー・パーセル(1659-1695)16.Fairest isle from King Arthur - この上なく美しい島(セミオペラ《アーサー王》Z 628より)* … 世界初録音アーティスト(演奏・出演)レイチェル・レドモンド(ソプラノ)アスリング・ケニー(ソプラノ〔こだま〕) … 9ダレン・コーニッシュ・ムーア(トランペット) … 6-9アイリッシュ・バロック・オーケストラ(古楽器使用)ピーター・ウィーラン指揮レコーディング2023年2月1-3日セント・ピーター教会、ドロヘダ、アイルランドその他の仕様など収録時間: 55分商品番号:CKD740レイチェル・バプティストアイルランドの黒いセイレーン〜バロックのさまざまなアリアを集めて〜 [レイチェル・レドモンド、ピーター・ウィーラン、アイリッシュ・バロック・オーケストラ]CD 発売日:2024年05月24日 Linn Records英音楽史に輝く18世紀のアフリカ系歌手を軸に据えた意欲的プログラムヘンデルが圧倒的名声を轟かせていた18世紀中盤の英国諸島にあって、ダブリンを拠点に活躍した女声歌手レイチェル・バプティスト。アフリカにルーツを持つ彼女は、英国の白人社会では人目を引いた外見のインパクトに全く負けない美声と傑出した歌唱力で高い評価を保ち、人心惑わす歌声で知られた古代神話の水の精になぞらえた「黒いセイレーン」の綽名で人気を博しました(本盤ジャケットの肖像は同時代に描かれたモデル不明の作品)。キルケニーやリメリックなどアイルランド各地はもちろん、ロンドンやバースなど英国屈指の音楽拠点でも絶賛されています。グラスゴー出身のスコットランド人歌手レイチェル・レドモンドはこの歌手の活動を軸に、ヘンデルのアリアほかバプティストの当たり役や当時のダブリンにゆかりのある作品を集め、LINN RECORDSに名盤の多いアイリッシュ・バロック・オーケストラと共に充実したプログラムを構成。明瞭にしてメリハリの利いた確かな歌声で往年の「黒いセイレーン」の活躍ぶりを思い起こさせてくれます。あふれんばかりの自発性を高雅な一体感へ昇華させてこれに応える器楽勢も見事なもの(ソリストとしても幅広い活躍をみせるホルンのアンネケ・スコットも楽団の一員としてクレジットされています)。現代欧州の古楽シーンの活況がそのまま18世紀音楽の生々しい再現に繋がる好企画盤です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヘンデルパスクァーリジェミニアーニパーセル
曲目・内容ジャン=ジョゼフ・カサネア・ド・モンドンヴィル(1711-1772)●英雄舞踏劇《パルナス山の謝肉祭》(序幕と全3幕/1749年パリにて初演)台本 … ルイ・フュズリエ(1674-1752)アーティスト(演奏・出演)フロリーヌ、タリー … グヴェンドリーヌ・ブロンデール(ソプラノ)リコリス … エレーヌ・ギユメット(ソプラノ)クラリス、ユーテルプ、テルプシコールの侍女、老女 … ハスナア・ベナニ(ソプラノ)羊飼い、アポロン … マティアス・ヴィダル(テノール)モミュス … ダヴィド・ヴィチャク(バリトン)ドラント、ユーテルプの従者、テルプシコールの従者 … アドリアン・フルネゾン(バス)ナミュール室内合唱団(合唱指揮: ティボー・レナールツ)レザンバサドゥール=ラ・グランド・エキュリー(古楽器使用)ヨアン・ムーラン(クラヴサン〔チェンバロ〕)アレクシス・コセンコ指揮レコーディング2023年3月ナミュール(ベルギー南部ワロニー地方)その他の仕様など総収録時間: 128分商品番号:CVS122モンドンヴィル(1711-1772):英雄舞踏劇《パルナス山の謝肉祭》 [アレクシス・コセンコ、レザンバサドゥール=ラ・グランド・エキュリー、ナミュール室内合唱団、グヴェンドリーヌ・ブロンデール ほか]CD 2枚組 発売日:2024年04月12日 Château de Versailles Spectaclesラモーに追い迫り新時代を築いたフランス18世紀の名匠、象徴的傑作待望の全曲録音!既に数多くのグラン・モテ(管弦楽付き教会声楽曲)や舞台音楽が録音されてきたモンドンヴィルは、巨匠ラモーと共にフランス王ルイ15世の公妾ポンパドゥール夫人の愛顧を受けた18世紀中盤の人気作曲家。《パルナス山の謝肉祭》はラモーと共に彼の名声も絶頂に達しつつあった1749年に初演されて大成功を収め、その後も1759年と1767年、そして作曲家歿後の1774年にもリヴァイヴァルされた金字塔的傑作。ニケやヴァシュヘーギら古楽シーンの俊才たちも折に触れ名場面をとりあげ録音もしていますが、全曲通しての録音はこれが初となります。26人の弦楽器奏者に対しフルート、オーボエ、バスーンをそれぞれ4人ずつ起用、一対のホルンとティンパニ、パイプ&テイバーが加わる充実編成。これを率いメロディアスで精彩に富んだ作品美を十全に引き出すのは、近年バロックから初期ロマン派まで広範なレパートリーの古楽器演奏で話題を呼んでいる指揮者アレクシス・コセンコ! ブロンデール、ギユメット、ヴィダルら今を時めく欧州歌劇界の名歌手たちと共に、羊飼いたちが暮らす理想郷で少女リコリスへ思いを寄せる太陽神アポロンを巡る物語を起伏豊かに現代に蘇らせます。「英雄舞踏劇」と銘打たれている通り、躍動感に富んだ舞曲ナンバーが多い点も魅力の一つ。モンドンヴィル随一の自然でメロディアスな音運びを通じ、古典派前夜の流麗な音楽を抜群の古楽器オーケストラと名歌唱で堪能できる録音です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モンドンヴィル
曲目・内容私のネヴェル夫人の曲集 3枚組(ヴァージナルのための42曲)Disc 11.My Ladye Nevels Grownde2.Qui Passe, "for my ladye nevell"3.The Marche before the Battell4-12.戦争I. The souldiers sommonsII. The marche of footemenIII. The marche of horsmenIV. The trumpettsV. The Irishe marcheVI. The bagpipe and the droneVII. The flute and the droomeVIII. The marche to the fighteIX. The retreat13.The Galliarde for the Victorie14.The Barelye Breake15.A Galliards Gygge16.The Huntes upp17.Ut, re, mi, fa, sol, la18.The Firste Pavian19.パヴァーヌへのガイヤルド20.The Seconde Pavian21.The Galliarde to the Seconde Pavian22.The Third Pavian23.The Galliarde to the Third PavianDisc 21.The Fourth Pavian2.The Galliarde to the Fourth Pavian3.The Fifte Pavian4.The Galliarde to the Fifte Pavian5.Pavana the Sixte, "Kinbrugh Goodd"6.The Galliarde to the Sixte Pavian7.The Seventh Pavian8.The Eighte Pavian9.The Passinge Mesures, "The Nynthe Pavian"10.The Galliarde to the Nynthe Pavian11.ヴォランタリー 「私のネヴェル夫人」12.Will Yow Walke the Woods soe Wylde13.The Maydens Song14.A Lesson of Voluntarie15.The Second GrowndeDisc 31.Have with Yow to Walsingame2.All in a Garden Grine3.Lord Willobies Welcome Home4.The Carmans Whistle5.Hughe Ashtons Grownde6.A Fancie7.Sellingers Rownde8.Munsers Alman9.The Tennthe Pavian, "Mr. W. Peter"10.The Galliarde to the Tenneth Pavian11.A Fancie12.ヴォランタリーアーティスト(演奏・出演)エリザベス・ファー - Elizabeth Farr (チェンバロ)商品番号:8.570139バード(1540-1623):私のネヴェル夫人の曲集(ヴァージナルのための42曲) [ファー] BYRD: My Ladye Nevells Booke (1591) (Complete)3CD ■器楽曲(チェンバロ)発売日:2007年10月17日 NMLアルバム番号:8.570139-41 NAXOS[8.570...]エリザベス朝の優雅な香り漂う音楽集同時代の作品の中からバードが選んだ極めつけの42曲この曲集は、バードが当時イギリスで人気のあった作曲家の作品を集めて編纂したいわばコンピレーション・アルバムです。ダンス、変奏曲、戦いの音楽、ガリアードなど多彩な曲を含み、16世紀イギリスの鍵盤作品の様式を俯瞰できるものとして貴重な曲集です。リブレットにはハープシコードを演奏するファー本人による詳細な解説(英語)が記されています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)バード
曲目・内容1-4.歌劇「プラテー」より何て心地よい住まい水の精たちよ、さあおいであの雲は私はだんだん5.歌劇「花飾り」より 私は優しく時を待ち 6.歌劇「カストールとポリュックス」より 永遠の平和が 7.歌劇「ナイス」より 私の愛するニンフよ 8.歌劇「ヒュメナイオスとアムールの祭り」より あなたは知っている 9.歌劇「ダルダニュス(1744 年版)」より 不吉な場所 10.歌劇「ゾロアストル」より 私の悲しい姿よ 11.歌劇「ザイス」より 野心的な魅力 12.歌劇「ナイス」より 災禍よ鎮まれ 13.歌劇「プラテー」より バッカスへ歌を捧げようアーティスト(演奏・出演)ジャン=ポール・フシェクール(オート・コントル/テノール)リャン・ブラウン指揮 オペラ・ラファイエット商品番号:8.557993ラモー(1683-1764):オート・コントルのためのオペラ・アリア集 [フシェクール] RAMEAU: Operatic Arias for Haute-contreCD ■オペラ発売日:2007年12月12日 NMLアルバム番号:8.557993 NAXOS[8.557...]250年の時を超えて甦るラモーの音楽、なんと優美で躍動感に満ちた歌たちなのだろうその生涯に30 曲ものオペラを生み出したフランスの作曲家ラモー(1683-1764)。リュリ以降のフランス楽壇における最大の作曲家として知られますが、彼の作品は当時のイタリア・オペラの愛好家からは「不自然だ」と攻撃されたのも有名な話です。メロディを重視するイタリア派、和声を重視するフランス派。どちらかに甲乙をつけるなんて・・・無茶な話ではありませんか! オート・コントルとは「高いテノール」の意。男声でありながらアルトの音域までをカヴァーします。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ラモー
曲目・内容ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)音楽の捧げもの BWV 1079(全曲)1.王の主題による無窮カノン2.3声のリチェルカーレ 3.2声のカノン1: 蟹のカノン(逆行カノン)4.2声のカノン2: 二つのヴァイオリンによる同度カノン5.2声のカノン3: 反行カノン6.2声のカノン4: 拡大を伴う反行カノン7.2声のカノン5: 螺旋カノン8.上方5度のフーガ・カノニカ9-12.王の主題によるフルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタLargoAllegroAndanteAllegro13.6声のリチェルカーレ14.4声のカノン15.謎カノン「求めれば見いだされん」16.無窮カノンアーティスト(演奏・出演)オーゾニア(古楽器使用)アンヌ・パリゾ(フラウト・トラヴェルソ)ミラ・グロデアヌ(ヴァイオリン)エマニュエル・ドーヴァン(ヴァイオリン)ジェイムズ・マンロー(ヴィオローネ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)フレデリク・ハース(チェンバロ)レコーディング2022年11月13-15日ランテルヌ通り新教教会、リヨン、フランスその他の仕様など収録時間: 54分商品番号:HSP010J.S.バッハ(1685-1750):音楽の捧げもの BWV 1079(全曲) [オーゾニア]CD 発売日:2023年11月24日 Hitasura Productions考え抜かれた曲順で「王の主題」の神秘を解き明かす、才人ハース流のバッハ解釈ベルギーに拠点を置くフランス人チェンバロ奏者フレデリク・ハースを中心に、多忙な俊才たちが集う古楽器アンサンブル、オーゾニア。一連の協奏曲群や『ゴルトベルク変奏曲』、『平均律クラヴィーア曲集』など、自ら主宰するHitasuraレーベルでバッハ作品を積極的に取り上げてきたハースとオーゾニアですが、今回バッハ晩年の異色作『音楽の捧げもの』に取り組む上で考えたのは「すでにバランスが完璧に整っている傑作のバランスを組み直すことで、完璧以上にしっくりくる不均衡を見出したい」とのことで、有名な3声のリチェルカーレをあえて冒頭から外したり、最も大規模な6声のリチェルカーレを半ばに配するなど珍しい曲順が選ばれています。結果的に、この謎多き大作を通して聴いた時の印象は一般的な曲順の場合とかなり異なり、フリードリヒ大王がバッハ謁見時に即興で紡ぎ出したと言われる不思議な「王の主題」の存在感がくっきり際立つ不思議な聴覚体験をもたらします。ル・ポエム・アルモニークのコンサートマスターとしても活躍するミラ・グロデアヌ、ドレスデンのフランス人奏者ビュッファルダンのモデルによるトラヴェルソを吹きこなすアンヌ・パリゾら各プレイヤーが奏でる音の美しさも特筆に値する、細部の魅力の集成ともいうべき充実したバッハ解釈。ハース自身が執筆した解説(仏、英語)も読みごたえがあり、長く聴き深めるのに向く充実度に貫かれた1枚です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)J.S.バッハ
キングズ・シンガーズ - King's Singers、 The録音: 23、 24 March 2012、 Cathedral of the Incarnation、 Nashville、 Tennessee、 USA「われらが父よ・・・」この2つの言葉は、キリスト教の最も知られた祈りの言葉であり、イエスが弟子たちに教えた言葉でもあります。その弟子たちは数え切れないほど多くの人々にこの言葉を伝え、何世紀にも渡って祈られ続けています。このアルバムは父であり、また神である「主への祈り」が25編収録されています。その時代は様々ですが、人々の深い思いは何時の時代も変わることがありません。2009年度のグラミー賞を受賞したキングス・シンガーズによる、えも言われぬ美しい響き
曲目・内容ヴォルフガング・カール・ブリーゲル(1626-1712)1.Wer Gott vertraut - 神を信ずる者の礎は固く2.Ach Herr lehre Doch mich - ああ、主よ、知らしめたまえ3.Valet will ich dir geben - われ汝に別れを告げん4.Ach wie gar nichts - まことに無のごとし5.Fuga primi toni - 第1旋法のフーガ6.Fuga secundi toni - 第2旋法のフーガ7.Du aber Daniel - ダニエルよ去れ8.Fuga terzi toni - 第3旋法のフーガ9.Fuga quarti toni - 第4旋法のフーガ- 10.Ich habe Dich ein klein Augenblick verlassen - 私は少しの間、あなたから離れていた 11.Fuga quinti toni - 第5旋法のフーガ 12.Si bona suscepimu - -われらは幸いを受けたるゆえ 13.Fuga sexti toni - 第6旋法のフーガ 14.Der Gerechte - 正しき者は 15.Fuga septimi toni - 第7旋法のフーガ 16.Fuga octavi toni - 第8旋法のフーガ 17.Wir sind getrost - われらには自信がある 18.Ach lieben Christen seid getrost - ああ、愛しきキリストの徒よ、雄々しかれ 19.Es ist ein Elend - それは不幸せなこと 20.Wahrlich ich sage Euch - まことに汝らに告ぐアーティスト(演奏・出演)アンサンブル・ポリハルモニーク[メンバー]マグダレーネ・ハレル(ソプラノ)チュン・チュウォン(ソプラノ)アレクサンダー・シュナイダー(アルト&リーダー)ヨハネス・ガウビツ(テノール)ソレン・リヒター(テノール)マティアス・ルッツェ(バス)ユリアーネ・ラーケ(グレート・バス・ヴァイオル)クラウス・アイヒホルン(ポジティフオルガン Organo di legno & Ehrlich-Orgel, 1786)レコーディング2020年6月23-26日Kirche St. Georg, Markt Nordheim(ドイツ)商品番号:555449ブリーゲル(1626-1712):12の宗教的マドリガーレと8つの教会旋法によるフーガ [アンサンブル・ポリハルモニーク]CD 発売日:2022年04月08日 CPOドイツ・バロック期のオルガニスト・作曲家ヴォルフガング・カール・ブリーゲル。少年時代はニュルンベルクのフラウエン教会の聖歌隊で歌い、ここでオルガン奏者を務めていたヨハン・エラスムス・キンダーマンを通じ、当時最新のイタリアの作曲様式に触れました。アルトドルフの大学で学んだ後、聖ヨハニス教会のオルガニストに就任。1650年、ザクセン=アルテンブルク公爵のエルンスト1世によりゴータの宮廷音楽家として召し抱えられ、最終的には宮廷楽長へと昇進しました。1671年にはヘッセン=ダルムシュタット方伯ルートヴィヒ6世の妻マリアが彼をダルムシュタットに招聘。この地でも活躍した記録が残っています。宗教的な作品を数多く残しており、1654年から1709年までに24巻の曲集を出版、他にも機会作品や世俗的な作品を書いています。1671年に作曲された12の宗教的マドリガーレ(12のマドリガーレ風の安らぎの歌)は、5声または6声と通奏低音のための曲集。聖書のフレーズが音楽で表現されており、献辞には“終わり良ければ全て良し”の言葉が置かれています。この曲集は20年以上も務め上げたゴータの宮廷楽長の職を辞す際に、別れの記念としてエルンスト1世に捧げられました。曲中に置かれた8つの教会旋法が用いられたオルガンのためのフーガは、とても短い作品ですが、主題は変化に富み、教会旋法の特徴が存分に表現されています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ブリーゲル
曲目・内容ミヒャエル・プレトリウス他、デイヴィッド・エーベル、ヨハン・バール、ヤコブ・ボルシェ、ペトルス・ハッセ1世、ペトルス・ハッセ2世、ヴィルヘルム・カルゲス、ヒエロニムス・プレトリウス3世、アンドレアス・ベックマイスター、メルヒオール・ヴォルトマンの作品集アーティスト(演奏・出演)フリードヘルム・フランメ(オルガン)[グラウホフ・バイ・ゴスラー、聖ゲオルク十字架教会、クリストフ・トロイトマン・オルガン 1734-37年製]商品番号:777716北ドイツのバロック時代のオルガン作品集 第13集M.プレトリウス:オルガン作品全集 [フランメ] Organ Works of the North German Baroque, Vol. 13 - PRAETORIUS, H.: Organ Works (Complete) (F. Flamme)SACD-Hybrid 2枚組 発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:777716-2 CPOこの2枚のSACDの中に、ミヒャエル・プレトリウス(1571/72-1621)をはじめとしたルネサンス期から初期のバロック期までの、様々な北ドイツの作曲家によるオルガン曲作品が収録されています。メインであるミヒャエル・プレトリウスはプレトリウス一族の中で最も名の知られた人で、この時期のも最も多作であった作曲家であり、また、プロテスタントの賛美歌の発展に寄与したことでも知られています。彼はドレスデンのザクセン宮廷に使え、当時流行のヴェネツィア楽派によるイタリア音楽を演奏し、その作品にもイタリアの様式が感じられます。ルター派教会のために1000曲以上のコラールを書き、また同時代の音楽についての素晴らしい論文を残しています。またこの時代に活躍したオルガニスト、作曲家たちの作品からも、当時の雰囲気が伝わります。演奏しているのはお馴染みのフリードヘルム・フランメ。どんな時代の作品でも研究に研究を重ねた説得力ある演奏を聞かせる人です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)アベルヴェルクマイスターH.プレトリウスM.プレトリウスバーBolscheHasseハッセカルゲスヴォルトマン
曲目・内容1.ソナタ ハ長調 TWV 41:C12.サルテリオと2台のシャリュモー、通奏低音のためのソナタ ヘ短調 TWV 43:f23.ファゴットと通奏低音のためのソナタ ヘ短調 TWV 41:f14.ハックブレットと通奏低音のためのソナチネ イ長調 TWV 41:A25.バロッククラリネット、ソプラノシャリュモー、サルテリオと通奏低音のためのトリオソナタ ヘ短調 TWV 42:F66.チェンバロ独奏のための序曲 TWV 32:97.2台のシャリュモーのためのカリヨン TWV 40:1098.独奏サルテリオのための幻想曲 第5番 TWV 40:189.アルトシャリュモーとテノールシャリュモー、通奏低音のための序曲 TWV 44:610.2台のソプラノシャリュモーと通奏低音のためのトリオソナタ ハ長調 TWV 42:C2アーティスト(演奏・出演)ザルツブルガー・ホフムジークヴォルフガンク・ブルンナー指揮レコーディング2012年8月16-19日オーバーエースターライヒ クレムゼック・シュロス商品番号:555031テレマン(1681-1767):シャリュモーとサルテリオ [ザルツブルク・ホーフムジーク/ブルンナー] Georg Philipp Telemann: Chalumeaux & SalterioCD 発売日:2016年10月21日 NMLアルバム番号:555031-2 CPOポーランドの宮廷楽長に任命された20代の若きテレマン(1681-1767)は、領主であったプロムニッツ伯爵の好みに合わせフランス風の作風を研究しつつ、この地の民俗音楽にも強く魅了されたと自伝に記しています。同時に様々な楽器の音色にも注目し、当時存在した特殊な楽器のための作品を幾つか残しています。このアルバムでは、クラリネットの原型となったシャリュモーと、長い歴史を持つ弦楽器サルテリオのための作品を中心に収録、あまり耳にする機会のない珍しい音色を楽しむことができます。もちろん録音には楽器の調整から音響バランスまで細心の注意が払われたそうで、エキゾチックで繊細な音色が存分に記録されています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)テレマン
曲目・内容1.ジョスカン・デプレ(1450/55-1521): Illibata Dei Virgo nutrix - 純血なる乙女、神の育て親2.ジャック(ヤコブス)・アルカデルト(1507-1568): Kyrie - キリエ*3.アルカデルト: Gloria - Missa Noe Noe - グローリア*4.ジャン・ムートン(1459-1522): Noe Noe - ノエ・ノエ(クリスマスの歌/器楽による演奏)5.アルカデルト: Credo - クレド*6.アルカデルト: Hodie beata Virgo Maria - この日、祝福されし乙女マリアは7.アルカデルト: Sanctus - サンクトゥス*8.アルカデルト: Agnus Dei - アニュス・デイ*9.アルカデルト: Regina coeli laetare - 天の母后(レジーナ・チエリ)10.アルカデルト: Magnificat primi toni - 第1旋法によるマニフィカト11.アルカデルト: Dont vient l’esjouissance - その時、嬉しいことには12.ジョスカン・デプレ/ジャン・ギヨ・ド・シャトレ(1512-1588): Benedicta es coelorum Regina - 祝福あれ、天の母后よ* = 『Missa Noe Noe ミサ・ノエ・ノエ』よりアーティスト(演奏・出演)ナミュール室内合唱団カペラ・メディテラネア(古楽器使用)レ・パストゥロー(グレゴリオ聖歌歌唱/指揮&独唱: フィリップ・ファヴェット)レオナルド・ガルシア・アラルコン指揮レコーディング2021年11月グラン・マネージュ、ナミュール、ベルギーその他の仕様など収録時間: 62分商品番号:RIC456アルカデルト(1507-1568):ミサ・ノエ・ノエ〜ルネサンスのクリスマス音楽 [レオナルド・ガルシア・アラルコン、ナミュール室内合唱団、カペラ・メディテラネア、レ・パストゥロー] ARCADELT, J.: Missa Noe Noe (Namur Chamber Choir, Cappella Mediterranea, García Alarcón)CD 発売日:2023年10月06日 NMLアルバム番号:RIC456 Ricercar管楽合奏も導入、16世紀の実像に迫ったフランドル楽派の秘曲地中海周辺諸国のバロック作品を、比類ないパッションと精緻な解釈を兼ね備えた名演で聴かせ話題を呼んできた、アルゼンチン出身の指揮者レオナルド・ガルシア・アラルコン。近年は古典派以降の管弦楽作品の解釈でも注目すべき実績をあげていますが、今回の演目は意外にもルネサンス。フランス語圏ベルギーの主要都市の一つナミュールに拠点を置く実力派集団ナミュール室内合唱団と共に、同市が出身地と言われる名匠アルカデルトのミサ曲を中心とした選曲をお届けします。英国のタリスやスペインのカベソン、オルティスなどと同世代のアルカデルトは、若くしてローマ教皇庁のシスティナ礼拝堂ジュリア聖歌隊に加わり、そこで長く活躍した後にフランス王アンリ2世やシャルル9世に仕えた大家。『最後の審判』の芸術家ミケランジェロとも親交があったと言われています。今回の演目は聖母マリアにまつわる作品が集められており、中心を占めるのは同じく教皇庁で活躍したフランス語圏出身の作曲家ジャン・ムートンによるクリスマス音楽の旋律を軸に作曲された「ミサ・ノエ・ノエ」。アラルコンは4声の端正な多声展開に複数の木管コルネットとトロンボーンからなる合奏、さらにリコーダー、ドゥルツィアン(ファゴットの前身)、オルガンといった楽器を添え、教皇庁やフランス王室など強力な為政者のもとで活躍したアルカデルトの在りし日を彷彿させる壮麗な響きを再現。古楽器ならではの純正な和声の美しさ、決して迫力に頼らないしなやかな音作りで、多声音楽ならではの魅力を存分に味わわせてくれます。バッハ解釈にも定評があるアラルコンならではの精緻な解釈に惹きつけられる名演です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)アルカデルトギヨジョスカンムートン
曲目・内容1.ジョン・ダウランド(1563-1626): Can She excuse my wrongs - 彼女はわたしの過ちを許してくれるだろうか2.ダウランド: Praeludium - 前奏曲(リュート独奏)3.ダウランド: I saw my lady weep - わたしは見た、好きな女性が泣いているのを4.ダウランド: Flow, my tears - 流れよ、わが涙5.ダウランド: Captain Digorie Piper, his Galliard - ディゴリー・パイパー大尉のガリアード(リュート独奏)6.トーマス・カンピオン(1567-1620): I care not for these ladies - そんな女性たちに用はない7.カンピオン: The cypress curtain of the night - 夜は糸杉の幕を下ろし8.カンピオン: Never weather-beaten sail - 岸を求めて風に揉まれてきた帆でさえ9.ダウランド: Mignarda - ミニャルダ(リュート独奏)10.トーマス・フォード(1580頃-1648): What then is love - では恋とはいかなるものか、とコライドンは歌う11.フォード: Fair, sweet, cruel - 美しく、優しく、残酷な12.ジョン・ダニエル(1564-1626頃): Pavan - パヴァン(リュート独奏)13-15.ダニエル: Mrs. M. E. her funeral tears for the death of her husband - 未亡人M. E.が亡夫の葬儀で見せた涙Grief, keep within - 悲痛よ、表に出てくるな Drop not, mine eyes - 涙を落とすな、わが両目よHave all our passions - わたしたちの情熱すべてに、然るべき捌け口を16.ダニエル: He whose desires are still abroad - 今なお欲望を外へ向けている男は17.ダウランド: In darkness let me dwell - 暗闇に居続けさせてくれ18.ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687)/ロベール・ド・ヴィゼー(1650/65頃-1732以降)編: アポロンのアントレ(テオルボ独奏)19.ヘンリー・パーセル(1659-1695): O solitude - おお、孤独よ Z 40620.ド・ヴィゼー: Prelude - プレリュード(テオルボ独奏)21.パーセル: Now that the sun hath veiled his light - 太陽も今や輝きを遮られ(夕べの讃歌)Z 193アーティスト(演奏・出演)アレクサンダー・チャンス(カウンターテナー)トビー・カー(リュート、テオルボ)レコーディング2021年9月ゼングヴァルデン(ドイツ北西部オストフリースラント地方)その他の仕様など収録時間: 66分商品番号:CKD711涙を落とすな、わが両目よ英国16〜17世紀のリュート・ソングと器楽曲 [アレクサンダー・チャンス、トビー・カー] Vocal Recital (Counter-Tenor): Chance, Alexander - CAMPION, T. / DANYEL, J. / DOWLAND, J. / FORD, T. / LULLY, J.-B. (Drop not, mine eyes)CD 発売日:2023年04月28日 NMLアルバム番号:CKD711 Linn Recordsかの名歌手の息子が瑞々しく聴かせる英国のメランコリー古楽復興の重要な拠点である英国で、20世紀後半の古楽復興の牽引役の一人として、みごとな美声で数々の名演を紡ぎ出してきたカウンターテナー歌手マイケル・チャンス。その息子アレクサンダー・チャンス初の本格的なソロ・アルバムは、父と同じく英国音楽への深い愛と抜群の適性を実感させてくれる、輝かしい未来も予感できる上質なリュート・ソング集です。エリザベス朝時代から活躍をみせたメランコリーの音楽家ダウランドや同時代のキャンピオンの作品を中心に「英国のオルフェウス」と称えられた17世紀後半のヘンリー・パーセルの名曲に至るまで、有名曲をほどよく交えつつ、当時の英国人たちを陶然とさせたフランス宮廷音楽も選曲。ある時は静謐な悲痛さをもって、またある時は皮肉っぽさを交えた晴朗さで、高音域まで伸びやかな美声の味わいが引き立つさまざまな作品の面白みをじっくり引き出してゆく名歌唱がたまりません。LINNならではの秀逸な録音技術により、デュオ・パートナーのトビー・カーが聴かせる玄妙な撥弦も克明に楽しめ、400年以上前の英国ではシンプルな響きの中でいかに変幻自在の多様な音楽が楽しまれていたか再認識させられることでしょう。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)キャンピオンダウランドダニエルド・ヴィゼーパーセルフォードリュリ
曲目・内容ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)●歌劇《インドの王ポーロ》HWV 28(全3幕)台本: ピエトロ・メタスタージオ(1698-1782)アーティスト(演奏・出演)ポーロ … クリストファー・ローリー(カウンターテナー)クレオフィーデ … ルシア・マルティン・カルトン(ソプラノ)アレッサンドロ … マルコ・アンジョローニ(テノール)エリセーナ … ジュゼッピーナ・ブリデッリ(メゾ・ソプラノ)ガンダルテ … ポール=アントワーヌ・ベノス=ディアン(カウンターテナー)ティマジェーネ … アレッサンドロ・ラヴァジオ(バス)イル・グロヴィリオ(古楽器使用)ノラ・ダルガザンティ(チェンバロ、オルガン)マルコ・アンジョローニ指揮レコーディング2023年3月20-26日ヴェルサイユ宮殿「十字軍の間」その他の仕様など総収録時間: 129分商品番号:CVS123ヘンデル(1685-1759):歌劇《インドの王ポーロ》(全3幕) [マルコ・アンジョローニ、イル・グロヴィリオ、クリストファー・ローリー、ルシア・マルティン・カルトン、マルコ・アンジョローニ ほか]CD 3枚組 発売日:2024年03月29日 Château de Versailles Spectacles待望の新たな全曲録音!名歌手陣に加え、指揮者自ら重要役を歌うヘンデル「ポーロ」1731年2月、数々の商売敵たちと共にロンドン歌劇界を賑わせていたヘンデルの《ポーロ》は王立歌劇場で初演されて成功を収め、その後も再演の機会がロンドン内外でたびたびありました。台本は当時の歌劇台本詩人の最高峰メタスタージオが、ナポリの名匠レオナルド・ヴィンチのため2年前に用意した《インドのアレッサンドロ》を転用して作られたもの。インドを征服したアレッサンドロ(アレクサンドロス大王)に結婚を迫られる王妃クレオフィーデが、平服の戦士に扮し処刑を免れた夫王ポーロと共に生きる術を探り、万策尽きたところでアレッサンドロの寛大さに救われる……という全3幕を、名歌手マルコ・アンジョローニが自らアレッサンドロを演じつつ指揮。伝統あるゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭でも活躍が目立つクリストファー・ローリー、躍進めざましいスペイン出身のルシア・マルティン=カルトンやジュゼッピーナ・ブリデッリらの女声勢など頼もしい歌手陣と共に、自ら2018年に結成したイル・グロヴィリオの俊才勢と作品美をよく捉えた解釈で楽しませてくれます。《ポーロ》全曲録音はビオンディ指揮による2000年の録音と、2006年のゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭でのコンラート・ユングヘーネル指揮による録音以来。2020年代にふさわしい充実の新録音を、ヴェルサイユ宮殿の「十字軍の間」という歴史的空間の響きで味わえる待望のリリースです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヘンデル
曲目・内容ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630)イスラエルの泉(1623)宗教的マドリガーレ集 - 5声と通奏低音のためにDisc 1●イスラエルの泉 第1部 1-13Disc 2●イスラエルの泉 第2部 14-26アーティスト(演奏・出演)オペラ・ムジカ[メンバー]イザベル・シッケタンツ(ソプラノ1)ハイディ・マリア・タウベルト(ソプラノ2)スザンネ・ラングナー(アルト)トビアス・フンガー(テノール)フリーデマン・クロス(バス)ティルマン・シュタインヘーフェル(ヴィオローネ)グレゴール・メイヤー(指揮&ポジティフオルガン)レコーディング2021年1月15-18日Maria am Wasser, Dresden-Hosterwitz(ドイツ)商品番号:555459シャイン(1586-1630):イスラエルの泉宗教的マドリガーレ集 [オペラ・ムジカ/グレゴール・メイヤー(指揮&ポジティフオルガン)/ティルマン・シュタインヘーフェル(ヴィオローネ)]CD 2枚組 発売日:2023年01月27日 CPOハインリヒ・シュッツ、ザムエル・シャイトと共にドイツ初期バロック音楽の隆盛に貢献したヨハン・ヘルマン・シャイン。ワイマールの宮廷楽長やライプツィヒの聖トーマス教会の楽長を務め、ルター派の教えを魅力的な音楽で伝えるとともに、ヴェネツィア楽派のコンチェルタート様式による教会音楽の発展に貢献しました。この1623年に出版された5声と通奏低音からなる26曲のマドリガーレ集「イスラエルの泉」はライプツィヒ時代における彼の代表作であり、ドイツ・オランダのモテットの伝統に、イタリアのマドリガーレの様式を融合させた意欲作。ドイツ17世紀のプロテスタントの心情も的確に反映された荘厳かつ美しい曲集です。演奏は2011年に指揮者グレゴール・メイヤーによって設立されたオペラ・ムジカ。実力派の歌手たちをメンバーとするアンサンブルです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シャイン
曲目・内容ヨハン・クリスティアン・シックハルト(1680-1762)トリオ・ソナタ 第1番 - 第12番 (コレッリの合奏協奏曲 Op.6による)1-5.ソナタ 第1番 6-9.ソナタ 第2番 10-13.ソナタ 第3番 14-17.ソナタ 第4番 18-21.ソナタ 第5番 22-25.ソナタ 第6番 26-29.ソナタ 第7番 30-33.ソナタ 第8番 34-36.ソナタ 第9番 37-40.ソナタ 第10番 41-43.ソナタ 第11番 44-47.ソナタ 第12番世界初録音アーティスト(演奏・出演)セレンディピア(古楽器アンサンブル)モイセス・マロト(リコーダー)リタ・ロガール(リコーダー)ダリオ・タマヨ(チェンバロ)カリア・アルバレス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)ホセ・アルセニオ・ルエダ(バロック・ファゴット)ジョン・ワッサーマン(撥弦楽器)レコーディング2023年1月15-18日Auditorio Manuel de Falla(スペイン)その他の仕様など総収録時間: 79分商品番号:IBS42024シックハルト(1680-1762):トリオ・ソナタ 第1番-第12番(コレッリの合奏協奏曲による) [セレンディピア・アンサンブル] SCHICKHARDT, J.C.: Sonatas Nos. 1-12 (after A. Corelli) (Serendipia Ensemble)CD 発売日:2024年05月31日 NMLアルバム番号:IBS-42024 IBS Classicalこのアルバムは、コレッリの代表作の一つ「合奏協奏曲」を、ドイツとオランダで活躍した作曲家シックハルトがトリオ・ソナタ形式に編曲したもの。リコーダー奏者として名を馳せたシックハルトは当時名を馳せていたコントラバス奏者・歌手ジョヴァンニ・デ・ゴストリングに捧げるためにこの編曲を行い、コレッリ作品の楽章を混ぜあわせ、3〜5楽章からなるイタリア風トリオ・ソナタに仕立て直しました。2つのヴァイオリンのための声部は楽器の音域や楽器の特性を考慮したうえでリコーダーに移し、通奏低音とチェロのバランスも巧みに整えられています。演奏は2人のリコーダー奏者、モイセス・マロトとリタ・ロガールを中心にしたセレンディピア。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シックハルト
曲目・内容ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-)1-3.アレルヤ(2006)夕べの祈り朝の祈り夜の祈り4-7.典礼聖歌(2005)天使の歌アレルヤ聖なる神アヴェ・マリア8.9.二連祭壇画主の祈り遺言10.11.2つの聖歌(2006)平和への感謝主のためにわれらは歌う12.13.2つの聖歌(2006)アレルヤアヴェ・マリア14.15.2つのクリスマスの子守歌眠れ、イエス静かな夜アーティスト(演奏・出演)イエヴァ・エツェリエーテ(ソプラノ)アガーテ・ブルキーナ(ソプラノ)カールリス・ルーテンタールス(テノール)ラトヴィア放送合唱団シグヴァルズ・クリャーヴァ指揮レコーディング2014年2月27-28日、4月14-15日ラトヴィア リガ、聖ジョン教会商品番号:ODE-1266シルヴェストロフ(1937-):汝のためにわれらは歌う 〜 宗教合唱作品集 [ラトビア放送合唱団/クリャーヴァ] SILVESTROV, V.: Sacred Choral Works (To Thee We Sing) (Latvian Radio Choir, Kļava)SACD-Hybrid 発売日:2015年11月25日 NMLアルバム番号:ODE1266-5 Ondine最近、静かなブームを呼んでいるウクライナの作曲家シルヴェストロフ(1937-)の合唱作品集です。創作の初期こそ、前衛的な作風を保持していたものの、いつしかそれを捨て去り、ひたすら過去を回帰するかのような優しい響きを追求するシルヴェストロフの作品は、ペルトやタヴナー、グレツキの「癒し系」の作品ともまた違う味わいを持っています。彼の妻ラリッサが1996年にこの世を去ってから創作意欲が停滞していたと言われる彼ですが、このアルバムに収録されている2000年以降の作品には、その哀しみを乗り越えたかのような「突き抜けた美しさ」のみが感じられます。ロシア正教会の影響と自身の体験が昇華された、本当に美しい音楽がここにあります。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シルヴェストロフ関連商品リンク国内仕様盤NYCX-10326
曲目・内容Disc 1●Was Gott thut, das ist wohl gethan, er ist mein Licht(GWV 1114/43)●Erwacht ihr Heyden(GWV 1111/34)●Die Waser Wogen im Meer sind gros(GWV 1115/35)Disc 2●Was Gott thut, das ist wohl gethan, es bleibt gerecht sein Wille(GWV 1114/30)●Gott, der Herr, ist Sonne und Schild(GWV 1113/54)アーティスト(演奏・出演)アンドレア・ローレン・ブラウン(ソプラノ)カイ・ヴェッセル(カウンターテナー)ゲオルク・ポプルッツ(テノール)ドミニク・ヴェルナー(バス・バリトン)シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(第1ヴァイオリン、ヴィオラ・ダモーレ&指揮)キルヒハイム・バッハコンソート商品番号:555146グラウプナー(1683-1760):エピファニーのカンタータ集 [ブラウン/ヴェッセル/ポプルッツ/ヴェルナー/カーキネン=ピルク] GRAUPNER, C.: Gott, der Herr, ist Sonne und Schild / Erwacht, ihr Heyden (Epiphany Cantatas) (A.B. Brown, K. Wessel, Poplutz, Wörner, Kaakinen-Pilch)CD 2枚組 発売日:2017年10月27日 NMLアルバム番号:555146-2 CPOエピファニーとは、日本の教会では「公現祭」や「顕現日」と呼ばれるキリスト教の祝日。本来はキリストが生まれ、東方の三博士の来訪から洗礼者ヨハネに洗礼を受けるまでの全てを含む言葉ですが、現代では1月2日から1月8日までの主日をこの日に定めています。グラウプナーは1730年から1753年の12月に5曲のエピファニーのためのカンタータを作曲し、ダルムシュタットで演奏しました。新しい楽器を積極的に用い、様々な音色と響きを追求したこれらの作品は、勤勉実直なグラウプナーの向学心を示すものです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)グラウプナー
曲目・内容ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)1-5.カンタータ 第14番 Wär Gott nicht mit uns diese Zeit - 神もしわれらと共になかりせば BWV 146-11.カンタータ 第144番 Nimm, was dein ist, und gehe hin - 汝のものをとりて去りゆけ BWV 14412-17.カンタータ 第72番 Alles nur nach Gottes Willen - すべてただ神の御心のままに BWV 72アーティスト(演奏・出演)ジョアン・ラン(ソプラノ) … 1-5ゼーレン・リヒター(テノール) … 1-5ドミニク・ヴェルナー(バス) … 1-5ヌリア・リアル(ソプラノ) … 6-11マルクス・フォルスター(アルト) … 6-11ラファエル・ヘーン(テノール) … 6-11エリザベート・ブロイアー(ソプラノ) … 12-17クラウデ・アイヒェンベルガー(アルト) … 12-17トビアス・ヴィッキー(バス) … 12-17バッハ財団合唱団バッハ財団管弦楽団(古楽器使用)ルドルフ・ルッツ指揮レコーディング2022年2月18日 … 1-52013年1月25日 … 6-112020年2月14日 … 12-17Evangelischen Kirche Trogen AR / Olma-Halle 2.0 St. Gallen(スイス)[ライヴ]その他の仕様など総収録時間: 46分商品番号:C203CDJ.S.バッハ(1685-1750):〈カンタータ 第44集〉第14番・第144番・第72番 [ジョアン・ラン(ソプラノ)/ゼーレン・リヒター(テノール)/ドミニク・ヴェルナー(バス)/ヌリア・リアル(ソプラノ) 他/ルドルフ・ルッツ(指揮)/バッハ財団管弦楽団&合唱団] BACH, J.S.: Cantatas, Vol. 44 - BWV 14, 72 and 144 (J.S. Bach Foundation Choir and Orchestra, Lutz)CD 発売日:2023年09月15日 NMLアルバム番号:BSSG-C203 J.S. Bach-Stiftung, St. Gallenルドルフ・ルッツとバッハ財団管弦楽団によるカンタータ集。第144番にはヌリア・リアルが参加しています。第14番「神もしわれらと共になかりせば」は1735年の顕現後第4日曜日用のカンタータ。未完となった1724/25年のコラール・カンタータ年巻を補うものとして作曲されました。基になったのは詩篇第124篇に基づくルターのコラールで、苦境に立った時や脅威にさらされた時に助けてくれる神を称える内容です。第144番「汝のものをとりて去りゆけ」は1724年2月6日、七旬節主日に初演された作品。作詞者は不明ですが「現状に不満を抱くことなく、全ては神が与える自身の取り分のみに感謝するように」という内容が歌われます。曲は4声のモテットで始まり、最後は簡素なコラールで締めくくられます。第72番「すべてただ神の御心のままに」は1726年1月27日の顕現後第3日曜日用の作品。ザロモン・フランクによる詩は、マタイ伝からの「重い皮膚病を患った人を癒したイエスの奇跡」のエピソードが元になっており、冒頭は力強い合唱で人間の迷いのない確固たる信念が歌われます。レチタティーヴォに続き、弦楽器が活躍するアルトのソロでは「Herr、 so du willt 主により」の言葉が何度も繰り返すことで厚い信仰心が表明されています。そしてバスのレチタティーヴォに続き、軽やかなソプラノのアリアが続きます。最後は神への感謝が歌われた輝かしいコラールで曲を閉じます。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)J.S.バッハ
曲目・内容1.ジョヴァンニ・ヴァレンティーニ(1582頃-1649):Vulnerasti cor meum - あなたはわたしの心を傷つけてきた(1615)*2.フランチェスコ・カザーティ(生歿年不詳、1615-1617頃に活躍): Vulnerasti cor meum - あなたはわたしの心を傷つけてきた(1617)*3.セラフィーノ・パッタ(生歿年不詳、1606-1619頃に活躍): Surge propera - 起きてください、愛しき君(1609-1611)*4.アレッサンドロ・グランディ(1590-1630): O quam tu pulchra es - ああ、きみはなんと美しい(1610-1628)5.オラツィオ・タルディーティ(1602-1677): Quam speciosa - なんと美しい、エルサレムの娘よ(1629 ?/1638)*6.ジューリオ・チェーザレ・モンテヴェルディ(1573-1630頃): Dilectus meus - わが想い募る人よ(1620)7.ジョヴァンニ・バンチ(生歿年不詳、1619頃に活躍): Ego flos campi - わたしは野の花(1619)*8.アドリアーノ・バンキエーリ(1568-1634): Descendi in hortum meum - わたしは自分の庭園に入っていった(1610-1616)*9.イグナツィオ・ドナーティ(1568頃-1638): O Maria dilecta mea - おお愛しきマリア(1619)*10.フェデリーコ・マルガリーニ(生歿年不詳、1618頃に活躍): Quam pulchra es - なんと美しいことか(1618)11.クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643): Nigra sum - わたしの肌は黒くても(『聖母マリアの夕べの祈り』〔1610〕より)12.ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチオ(生歿年不詳、1609-1621頃に活躍): Tota pulchra es - あなたはひたすらに美しい(1620)*13.C. モンテヴェルディ: Ego dormio - わたしは眠っていても(1625)14.レオーネ・レオーニ(1560頃-1627): Egredimini filiae Sion - 行け、シオンの娘たちよ(1606-1621)*15.ジョヴァンニ・ロヴェッタ(1596/99-1668): Surge propera - 起きてください、愛しき君(1635-1640)*16.ジョヴァンニ・アントニオ・リガッティ(1613頃-1648):Surge columba mea - 起きて、わが白鳩の君(1643)*17.ジョヴァンニ・ベルナルド・コロンビ(生歿年不詳、1603-1621頃に活躍):providebam Dominum - わたしは常に主の前にあり(1619)**は世界初録音アーティスト(演奏・出演)イ・ディズィンヴォルティ(声楽&古楽器アンサンブル)マッシモ・アルティエーリ(テノール)マッシモ・ロンバルディ(テノール、指揮)グリエルモ・ブオンサンティ(バス)ノエリア・レヴェルテ・レーケ(テノール・ガンバ、バス・ガンバ、リローネ)マルコ・サッカディン(テオルボ)ニコラ・ラモン(オルガン、チェンバロ)1/4コンマ ミーントーン A=440 Hzレコーディング2020年6月14-18日2021年7月14・15日殉教者聖マウリツィオ&聖コンパーニ教会、ブレーノ(イタリア北部ロンバルディア地方ブレーシア県)商品番号:A562旧約聖書『雅歌』に基づくイタリア初期バロックのモテット集 [イ・ディズィンヴォルティ] Vulnerasti cor meum - CASATI, F. / COLOMBI, G. / DONATI, I. / MONTEVERDI, C. / RIGATTI, G. (i Disinvolti, Lombardi)CD 発売日:2024年03月22日 NMLアルバム番号:A562 Arcana選曲絶妙。イタリア初期バロック宗教音楽の生々しさを高雅に捉えたモテット集17世紀初頭、モンテヴェルディやカッチーニ等と同時代の北イタリア各地で活躍した作曲家たちの教会音楽を、3人の歌手と3人の通奏低音奏者のさまざまな組み合わせで変幻自在に聴かせてゆくアルバム。複数声部の絡み合いを大前提としたルネサンス・ポリフォニー教会音楽から、独唱パートの存在感を強く際立たせたバロック的コンチェルタート様式が生まれ、そこからオペラという独唱ありきの新しい舞台芸術が誕生したのが1600年前後で、ここではその10年ほど後、通奏低音に支えられた独唱パートを幾つか重唱させる小編成の新しい教会音楽(モテット)が定着しつつあった頃の作品を中心にプログラムが編まれています。モンテヴェルディを例外として大半は滅多にとりあげられない作曲家ばかりと思いきや、はっとするほど官能的な旋律美やきわめて大胆な転調あり、語りのような独唱もあればルネサンス語法の新解釈のような興味深い展開もあり、トラックごとに新鮮な驚きが詰まったアルバムの充実度は本場イタリアにおける古楽研究と演奏実践の緊密な連携、経験値の集積を強く印象づけます。「初期バロックは教会の内と外の音楽が互いに驚くほど近かった」とライナーノートに解説されている通り、まさに世俗のマドリガーレと聴き違えるほどの内容は、聖書の中でもとりわけ煽情的・官能的な描写が相次ぐ『雅歌』から歌詞をとった作品ばかりを集めているからこその特色と言えるでしょう。その聖俗の近似性を際立たせるべく、たとえば当時オペラの名場面を彩った共鳴弦付き擦弦楽器リローネを使ったり、モンテヴェルディ『聖母マリアの夕べの祈り』からの一章はあえてリュートソングのように撥弦楽器一つの伴奏に絞って聴かせるなど、演奏編成に工夫が凝らされている点も注目です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴァレンティーニグランディコロンビタルディッティドナーティパッタバンキエーリマルガリーニモンテヴェルディリガッティルッチオレオーニロヴェッタ
曲目・内容ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)●オラトリオ『メサイア』HWV 56(全3部)アーティスト(演奏・出演)マリー・リス(ソプラノ)マルゲリータ・マリア・サーラ(コントラルト)パブロ・ベムシュ(テノール)アレックス・ローゼン(バス)カタルーニャ音楽堂室内合唱団(合唱指揮: シャビエル・ピュイグ)ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団(古楽器使用)コンサートマスター&独奏: レオノール・デ・レーラ(ヴァイオリン)フランコ・ファジョーリ指揮レコーディング2022年12月10・11・17・18日ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂その他の仕様など収録時間: 132分商品番号:CVS107ヘンデル(1685-1759):オラトリオ『メサイア』(全曲) [フランコ・ファジョーリ、カタルーニャ音楽堂室内合唱団、ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団]CD 2枚組 発売日:2023年11月24日 Château de Versailles Spectacles人気絶頂のカウンターテナー、ファジョーリが描き上げるヘンデルの金字塔的名作現代を代表するカウンターテナーの一人で、2018年の来日時にも多くの人を虜にしたフランコ・ファジョーリが、自ら当たり役を多く演じてきた作曲家であるヘンデルの代表作に指揮者として臨んだ注目の新録音。ヴェルサイユ宮殿に集う気鋭奏者たちからなる室内オーケストラ(弦楽編成は5/5/3/3/1、管楽器は各パート1人ずつの配置)、バルセロナの歴史ある劇場を拠点とし古楽復興に大きな功績を果たしてきた合唱協会を母体とする室内合唱団と一体感あるアンサンブルを織り上げ、頼れる独唱陣と共に起伏に富んだドラマを鮮やかに織り上げてゆきます。テンポ変化を活かしながらも古楽器演奏に多い鋭角的な表現をいたずらに誇示せず、ニュアンスと濃やかな色彩感を追求した解釈が作品全体を通じてきわめて効果的で、歌詞の味わいが際立つ歌いまわしと共に、ヘンデルの音作りの粋がおのずから浮かび上がる仕上がり。Zig-Zag Territoiresで長く活躍した俊才エンジニアのフランク・ジャフレスの仕事ぶりも頼もしく、ヴェルサイユ宮殿の礼拝堂空間に響きわたる、新時代の瑞々しさに満ちた傑作の味わいを見事に収めています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヘンデル
曲目・内容1.トマス・タリス(1505頃-1585):御身はまことに幸いなる者 I*(フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック109)2.ウィリアム・バード(1540頃-1623):おお、わが愛しの人よ3.バード:勝利に寄せるガリアード4.オーランド・ギボンズ(1583-1625):リンカンの旅籠5.バード:ウト・レ・ミ・ファ・ソル・ラ*6.ギボンズ:ファンタジア ト短調7.ギボンズ:ナンのマスク、もしくはフランスのアルメイン8.ギボンズ:マスク「おかえりなさい」9.バード:ウォルシンガム(フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック 68)10.ギボンズ:アルメイン:「王の宝石」(ムジカ・ブリタニカ 36)11.ギボンズ:ああ、私をいじめないで、よき人よ(ムジカ・ブリタニカ 31)12.バード:幸運(フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック 65)13.ギボンズ:ファンタジア ハ長調14.バード:パヴァン BK 14a 15.バード:ガリアード BK 14b16.タリス:御身はまことに幸いなる者 II*(フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック 110)* … オルガンでの演奏アーティスト(演奏・出演)フリーデリケ・シュレク(チェンバロ&オルガン)チェンバロ … ボッカラーリ(ナポリ)1699年ナポリ製のオリジナル楽器。マティアス・グリーヴィッシュが2019年にレストアオルガン … ヨハン・クリストフ・ロイ製作 ライナウ、修道院教会 1715年レコーディング2022年10月3-5日ライナウ、修道院教会(スイス) … 1、5、162023年2月6-8日アーハーン、Alte Kirche Fautenbach(ドイツ) … 2-4、6-15その他の仕様など総収録時間: 78分商品番号:OC1727タリス(1505頃-1585)バード(1540頃-1623)ギボンズ(1583-1625):鍵盤作品集 [フリーデリケ・シュレク(チェンバロ&オルガン)]CD 発売日:2023年10月27日 NMLアルバム番号:OC1727 Oehms Classicsウィリアム・バードとイギリス・ルネサンスの音楽をこよなく愛するフリーデリケ・シュレクによるバードの没後400周年記念盤。バーゼル・スコラ・カントルムでチェンバロを学んだシュレクはこれまでにOEHMSレーベルで「バード:鍵盤作品集」(OC1724)、「時よとどまれ」 (OC1864)、「From Byrd to Byrd - バードからバードへ」(OC1702)を発表しています。バードの没後400年を記念した当アルバムは、バードとその師タリス、バードの後輩でイギリス・バロックの鍵盤音楽に大きな貢献を成したギボンズの作品を合わせて収録しています。これらは「ヴァージナル音楽」と呼ばれますが、17世紀半ばまでのイギリスでは「ヴァージナル」は撥弦鍵盤楽器の総称で、実質的にチェンバロと同義でした。当ディスクのチェンバロ演奏では、イギリスに大きな影響を与えたイタリア製の楽器を使っています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ギボンズタリスバード関連商品リンク鍵盤作品集OC1724時よとどまれOC1864バードからバードへOC1702
Zsuzsi T?th (ソプラノ)ヤン・ファン・エルザッカー - Jan van Elsacker (テノール)ペーター・コーイ - Peter Kooij (バス)ヴォクス・ルミニス - Vox Luminisレ・ムファッティ - Muffatti、 Lesペーター・ファン・ヘイゲン - Peter van Heyghen (指揮)録音: July 2012、 Augustinus Muziekcentrum (AMUZ)、 Antwerp、 Belgium
曲目・内容1.カンタータ “Die Zeit” 時 TWV20:232.カンタータ “Die Hoffnung” 希望 TWV20:243.カンタータ “Das Glück” 幸福 TWV20:254.カンタータ “Der Geiz” 貪欲 TWV20:265.カンタータ “Die Falschheit” 偽り TWV20:276.カンタータ “Die Großmut” 寛容 TWV20:287.ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV40-318.ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV40-329.ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV40-3310.ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV40-36アーティスト(演奏・出演)ベンノ・シャハトナー(カウンターテナー)ジモーネ・エッケルト指揮ハンブルク・ラーツムジークレコーディング2017年7月31日-8月3日ブレーメン、ゼンデザール商品番号:555141テレマン(1681-1767):道徳的カンタータ全集 &ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア集 [ベンノ・シャハトナー/ジモーネ・エッケルト/ハンブルク・ラートムジーク] TELEMANN, G.P.: 6 Moralische Cantaten, TWV 20:23-28 (Schachtner, Hamburger Ratsmusik, S. Eckert)CD 発売日:2018年11月16日 NMLアルバム番号:555141-2 CPO1720年から1750年にかけての数十年間、ヨーロッパ中で普及していた「啓蒙主義」の影響により、中産階級の人々は道徳教育と学術、文学の追求に力を注いでいました。1735年に作曲されたテレマンの「道徳的カンタータ」もその流れを汲んだ作品で、6曲のカンタータはそれぞれ性格的なタイトルを持ち、D.シュトッペによるウィットに富んだ歌詞と、平易ながらも示唆に富んだ音楽が付けられています。このアルバムではドイツを中心に活躍するカウンターテナー、シャハトナーの瑞々しい声で全曲をお楽しみください。各々の曲間には同時代に作曲されたヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジアが挟み込まれています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)テレマン
曲目・内容1.ハインリッヒ・バッハ(1615-1692): キリエ 6声2.ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703): 正しき者は滅びしも 5声3.ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694): Unser Leben währet siebzig Jahr 5声4.ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750): コラール「汝、おお美しき世界」 4声5.ヨハン・クリストフ・バッハ: 人よ、女より生まれし者 5声6.ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ(1677-1731): われらが不幸 5声7.カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788): 4つのモテット 4声より Wq.208-3 8.ヨハン・クリストフ・バッハ: アリア「わが命、今やつき」 4声9.ヨハン・エルンスト・バッハ(1722-1777): 深き淵より 4声10.ヨハン・バッハ(1604-1673): アリア「わが死のために泣くな」 4声11.アダム・ドレーゼ(1620-1701): アリア「Nun ist alles überwunden」 4声 - Altbachischen Archivより12.ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694): 愛する日よ、ようこそ 6声 13.ヨハン・ミヒャエル・バッハ: 主よ、我汝だけをもち得るなら 5声14.ヨハン・ゼバスティアン・バッハ: キリエ ヘ長調 5声 BWV 233aアーティスト(演奏・出演)アンサンブル・ポリハルモニーク(声楽アンサンブル)テアトロ・デル・モンド(古楽アンサンブル)アンドレアス・キュッパース指揮レコーディング2021年2月14-16日Martinskirche Müllheim(ドイツ)商品番号:555418BACH FAMILIY ・ FAMILY AFFAIRSバッハ・ファミリー 一族の影響バッハ一族のモテット集 [アンサンブル・ポリハルモニーク(声楽アンサンブル)/テアトロ・デル・モンド(古楽アンサンブル)/アンドレアス・キュッパース(指揮)]CD 発売日:2022年12月09日 CPO1735年にヨハン・ゼバスティアン・バッハが作成した『音楽家バッハ一族の起源』をはじめ、多くの文献にバッハ音楽一家の結束の固さが記載されています。一族のメンバーたちは音楽にかかわる職業に就いていた者が多く、一年に一度は定期的に集まる機会を設け、コラールや即興歌を歌い、職業上の話題を交換していたとされています。各地で活躍した彼らのおかげで「バッハ一族」という名前は、そのまま音楽家の代名詞として用いられ、そのイメージは18世紀末までも残るほどでした。アンサンブル・ポリハーモニークとテアトロ・デル・モンド、そして音楽監督のアンドレアス・キュッパースは今作でバッハ一族が相互に与えた影響を追求し、キュッパースが彼らの出発点とみなした「17世紀初頭のバッハ一族作品集」から6曲をセレクト、ここに18世紀後半までのバッハたちの作品を加えることで、4世代にわたる作品の比較とその時代に及ぼした影響を知ることができます。選ばれた曲はどれも4〜6声の声楽パートと通奏低音を持つ編成であり、先人の作品がC.P.E.バッハら18世紀生まれの後人の作品にもたらした影響も感じることができるでしょう。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)バッハバッハJ.M.バッハJ.S.バッハJ.L.バッハC.P.E.バッハバッハバッハドレーゼ
曲目・内容1.トロンボンチーノ:大胆な私の欲望2.トロンボンチーノ:美しき処女3.ぼろを掴んで手を抜く - かわいい鳥-かごが壊れて牛が困っている(ヴェニス写本)4.作者不詳:私の愛しい人、あなたの美しい瞳を征服しよう5.マルケット:あなたが知るなら残酷は逃げる6.トロンボンチーノ:彼女はこれ以上私のものになることはない7.お嬢さん、私の粉ふるいを貸してあげようわが恋人の小舟は夜に漕ぎ出すベルナルドはまっすぐ立っていられない8.愛は時に私の希望の栄えである9.甘き怒り、甘き軽蔑10.愛は私に何をする11.トゥルディオン - 尖った塔で愛を歌う - サルッツォの侯爵12.キューピッドはブナの木の下で眠っていた13.愛の美しい炎14.私はその日に死んだ彼である15.援助は快適16.忙しい家政婦 - かわいいフランス娘 - チューブにさわって17.この谷には愛も平和も残ってない18.わが嘆きを聞け、天国よ19.わが生涯が終わったと聞いて、彼女は何というだろう20.偉大なる母 - 私はミラノの伯爵だ21.私は痛みの涙で顔を浸す22.あなたに我が物になって欲しい23.そう、あなたは私の残して去っていく24.もう一度彼女をよく見よう25.ロンバードの女の子 - ベルドリンの甘き心26.天も地も沈黙している27.あなたが私を殺しても、私は死ぬことはない28.愛しき人、もし愛の残り火がはじけたら29.私が僧侶になったら彼女はどうする?30.人生の糸はとても弱い31.馬はバリアルドに乗り-ガチョウの踊り - 私の靴どめはボローニャから来る32.太陽が大地を暖めても、彼女は私の愛を疑う33.私は考えながら陽気に歌ったアーティスト(演奏・出演)グレン・ウィルソン(ハープシコード)レコーディング2014年6月 シチリア モンレアル商品番号:8.572983大胆な私の欲望16世紀イタリアの鍵盤音楽集(アンドレア・アンティーコによるフロットラ集) [ウィルソン] ANIMOSO MIO DESIRE - 16th-Century Italian Keyboard Favourites (Wilson)CD 発売日:2015年02月25日 NMLアルバム番号:8.572983 NAXOS[8.572...]イタリアで印刷された最古の楽譜といわれる、アンドレア・アンティーコ(1480頃-1538以降)が編纂した鍵盤音楽集です。当時のイタリアではペトルッチが楽譜印刷の占有権を有していましたが、メディチ教皇の方針により、ペトルッチからアンティーコに移したのです。彼はもともとペトルッチのライバルであり、1517年に印刷されたこの曲集は、ペトルッチの開発した活版印刷ではなく、古来からの木版印刷によるものでした。この技法は美しさを追求することはできるのですが、残念ながら正確さには欠けるため、現在の譜面に直して演奏するまでには、多くの研究が必要でした。現在、アンティコの印刷のコピーは2部だけが残存しており(当時は失敗したものは全てくずになってしまった)、これを復元するだけでも大変な作業だったようです。あのクリストファー・ホグウッドもこの曲集を現代譜に書き直すなど、この曲集に興味を抱いていますが、この録音はグレン・ウィルソン自身が監修した版を用い、全ての曲の録音を行っています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)カーラトロンボンチーノ不詳ペセンティ
曲目・内容ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)1.ソナタ イ長調 K.280/L.237/P.3952.ソナタ ニ短調 K.417/L.462/P.403.ソナタ 変ロ長調 K.440/L.97/P.3284.ソナタ ニ長調 K.511/L.314/P.3885.ソナタ ハ長調 K.200/L.54/P.2426.ソナタ ヘ短調 K.467/L.476/P.5137.ソナタ ハ長調 K.231/L.409/P.3938.ソナタ 変ロ長調 K.488/L.S37/P.3829.ソナタ ヘ長調 K.541/L.120/P.54510.ソナタ ニ長調 K.336/L.337/P.26211.ソナタ ト長調 K.390/L.234/P.34812.ソナタ ハ長調 K.308/L.359/P.31813.ソナタ ニ長調 K.118/L.122/P.26614.ソナタ 変ロ長調 K.528/L.200/P.53215.ソナタ ト長調 K.260/L.124/P.30416.ソナタ ニ長調 K.458/L.212/P.26017.ソナタ ハ短調 K.362/L.156/P.15918.ソナタ ハ長調 K.133/L.282/P.218アーティスト(演奏・出演)ハオ・ドゥアンドゥアン(ピアノ)レコーディング2013年11月21-22日イギリス モンマス、ウィアストーン・コンサート・ホール商品番号:8.573288D.スカルラッティ(1685-1757):鍵盤のためのソナタ全集 第16集 [ハオ・ドゥアンドゥアン] SCARLATTI, D.: Keyboard Sonatas (Complete), Vol. 16 (Duanduan Hao)CD 発売日:2015年04月22日 NMLアルバム番号:8.573288 NAXOS[8.573...]当時のヨーロッパを全てカバーするほどの知名度を保っていたスカルラッティ一族。ドメニコ(1685-1757)の父アレッサンドロは著名なオペラ作曲家であり、ドメニコも幼いうちから高度な音楽教育を受けました。16歳でナポリの教会付き作曲家兼オルガニストとなり、その演奏技術はヨーロッパ中で知らぬ者はいないほど。ある時はヘンデルとオルガンの腕前を競い合ったとも言われています。そんな彼、1720年にリスボンに行き、マリア・マグダレーナ・バルバラ王女に音楽を教え始め、そのレッスンは、マリア・バルバラがスペイン王家に嫁いだ1729年以降も続いたのでした。王女のために書いた555曲の練習曲が、いわゆる「ソナタ」として親しまれているものですが、これらは現在のような3楽章形式ではなく、多くは単楽章の短いもの。しかし、当時の鍵盤楽器(主としてチェンバロ)の仕組みを知り尽くしたこれらの作品は、演奏する手助けになるだけでなく、聞くための曲としてもとても面白いものなのです。NAXOSはこれまでの15集について、全て違う奏者で録音を重ねてきましたが、今回初の2度目の登場となるのが、このハオ・ドゥアンドゥアンです。彼は第14集…8.572586の演奏者ですが、その高度な表現とピアニズムが絶賛され、再登場となったのです。弾むような指捌きとソノリティをお楽しみください。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)D.スカルラッティ関連商品リンク第2集8.553067第9集8.570368第10集8.570511第11集8.570468第12集8.570745第13集8.572107第14集8.572586第15集8.573222第17集8.573708第18集8.573611第19集8.573590第20集8.573604第21集8.573795第22集8.573713第23集8.574075第24集8.574196第25集8.574146第26集8.574221第27集8.574221
レトローヴェル・アンサンブル - Retrover Ensembleマルクス・タピオ - Markus Tapio (指揮)
2010年におけるNAXOSの古楽アルバムのハイライト。
エイノユハニ・ラウタヴァーラ - Einojuhani Rautavaara (1928-2016)ヘルシンキ大学男声合唱団(YL男声合唱団) - YL Male Voice Choirマッティ・ヒヨッキ - Matti Hyokki (指揮)タッラ・ヴォーカル・アンサンブル - Talla Vocal Ensembleパシ・ヒヨッキ - Pasi Hyokki (指揮)オッリ・ユリハンヌクセラ - Olli Hannuksela (テノール)トゥオマス・カタヤラ - Tuomas Katajala (テノール)パシ・ヒヨッキ - Pasi Hyokki (カウンターテナー)Timo Mannonen (バリトン)Jussi Salovaara (テノール)録音: 2007年
曲目・内容ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)1.Bleibe, lieber König, leben - 留まりたまえ、親愛なる王よ TWV13:21バス独唱、2つのトランペット、ティンパニ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音のために2.Du bleibest dennoch unser Gott - 未だ留まれ、われらが神よ TWV13:9bソプラノ、バス独唱、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音のために3.Lieber König, du bist tot TWV4:15バス独唱、2つのトランペット、ティンパニ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音のために4.Gib, daß ich mich nicht erhebe TWV1:6211749年、三位一体後の第23日曜日のためのカンタータソプラノ独唱、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音のために5.Großmächtigster Monarch der Briten - ブリテンの最も強力な君主 TWV12:11ソプラノ、バス独唱、2つのトランペット、ティンパニ、2つのフルート、2つのヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のためにアーティスト(演奏・出演)ハンナ・ツムザンデ(ソプラノ)ドミニク・ヴェルナー(バス)バロックヴェルク・ハンブルク(古楽器使用)イラ・ホックマン指揮レコーディング2020年10月12-14日Christuskirche Hamburg-Othmarschen(ドイツ)商品番号:555426テレマン(1681-1767):イギリス王、ハノーファー選帝侯ジョージ1世のためのカンタータ集 [ハンナ・ツムザンデ(ソプラノ)/ドミニク・ヴェルナー(バス)/バロックヴェルク・ハンブルク/イラ・ホックマン(指揮)] TELEMANN, G.P.: Cantatas for the Hanoverian Kings of England (Zumsande, Wörner, Barockwerk Hambug, Hochman)CD 発売日:2021年07月09日 NMLアルバム番号:555426-2 CPOこのアルバムには、テレマンの膨大な声楽曲の中から3つの機会カンタータと2つの教会カンタータが収録されています。作品はどれも、ハノーファー選帝侯からイギリス国王となったジョージ1世のために書かれたもので、3つの機会カンタータはそれぞれ、王の誕生日、業績を称えるための曲、そして葬儀のためのもの。どの曲も王を象徴するトランペットが活躍し、君主に対する感謝や悲しみを余すことなく表現しています。ここで称えられているのは、神聖ローマ帝国のハノーファーで生まれたジョージ(ゲオルク)1世(1660-1727)。彼の母ゾフィーがイングランド王ジェームズ1世の血を引いていたため、アン王女の崩御に伴いステュワート朝が断絶すると、54歳でグレートブリテン王国の国王として迎えられ、ハノーヴァー朝の開祖となり亡くなるまでこの地位にありました。ヘンデルがジョージ1世のために水上の音楽を書いたことでも知られています。テレマンは王を崇拝する人々の思いを素晴らしい音楽として描き出すことに成功しています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)テレマン