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江戸の医学と文学が作り上げた世界 福田安典 笠間書院イガクショ ノ ナカ ノ ブンガク フクダ,ヤスノリ 発行年月:2016年05月 ページ数:276p サイズ:単行本 ISBN:9784305708045 福田安典(フクダヤスノリ) 1962年大阪生。大阪大学文学部卒。同大学院文学研究科後期課程単位取得退学。博士(文学)。専門は日本近世文学。大阪大学助手、愛媛大学教育学部教授を経て、日本女子大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 医学書のなかの「文学」/第1章 それは「医学書」なのか、「読み物」なのか(愉快な書物ー「読み物」としての医学書/『医者談義』談義ー人文学と自然科学という対立を無化する書物/医学書に擬態する文学作品たち、さまざま/江戸のカルテ、医案の世界ー『武道伝来記』にみる西鶴のねらい/江戸以前の医学の文芸ー御伽草子『不老不死』/「医学者」と「読み物」の間にある幻想)/第2章 江戸期を通じて愛されたヤブ医者、竹斎(『竹斎』のモデルは誰かー曲直瀬流医学と関わって/『竹斎』作者・富山道冶の家ー仮名草子のふるさと/「芸能者」としてのヤブ医者ー唄われた竹斎/『竹斎』と文化圏が重なる『恨の介』ー戦国期の医師について/江戸文芸の発展を映し出す、御伽の医師の「書いた物」)/結章 近世文学の新領域 理系×文系という対立構造のなかでは、読み解けない、面白い江戸の本の世界!読み物としての医学書・本草書を発見する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
村尾誠一 笠間書院キョウヨウトシテノニホンコテンブンガクシ ムラオセイイチ 発行年月:2022年10月25日 予約締切日:2022年09月06日 ページ数:376p サイズ:単行本 ISBN:9784305709714 村尾誠一(ムラオセイイチ) 東京都生まれ、学習院大学文学部卒。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。東京外国語大学で長年教鞭をとり、現在名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 七世紀とそれ以前(飛鳥時代とそれ以前)/八世紀(奈良時代)/九世紀(平安時代)/十世紀(平安時代)/十一世紀(平安時代)/十二世紀(平安時代・鎌倉時代)/十三世紀(鎌倉時代)/十四世紀(鎌倉時代・南北朝時代・室町時代)/十五世紀(室町時代)/十六世紀(室町時代・戦国時代・安土桃山時代)/十七世紀(江戸時代)/十八世紀(江戸時代)/十九世紀(江戸時代・明治時代) 万葉の時代から多様な表現を育ててきた和歌、平安王朝で花開いた物語、近世にかけて洗練された俳諧…。日本の文化史について古典文学を中心に長年教鞭をとってきた著者が、日本文化を豊かにしてきた古典文学の歴史を、時代ごとのポイントと全体の流れに着目してわかりやすく解説。世紀ごとに章を立て、全体を見わたす概観と、文学史・日本語史・文化史の上で重要で興味深い箇所を一歩踏み込んで解説するトピックからなります。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
近代文学成立期における山田美妙とその周辺 大橋 崇行 笠間書院ゲンゴトシソウノディスクール オオハシ タカユキ 発行年月:2017年11月06日 予約締切日:2017年11月05日 ページ数:288p サイズ:単行本 ISBN:9784305708533 大橋崇行(オオハシタカユキ) 1978年生。作家、国文学者。上智大学大学院修了(修士)後、総合研究大学院大学修了。博士(文学)。国文学研究資料館博士研究員、岐阜工業高等専門学校一般科目(人文)科助教を経て、現在、東海学園大学人文学部人文学科講師。全国大学国語国文学会平成25(2013)年度「文学・語学」賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 明治期の多様な「知」と日本の“近代”/第1章 美妙にとっての「詩」と「小説」ー「知」と「情」との関わり(明治期の「詩」と「小説」ー山田美妙の初期草稿/美妙にとっての「小説」ー「蝴蝶」/『女学雑誌』の小説観ー清水紫琴「こわれ指環」/「知」としてのゾライズムー「いちご姫」/江戸の「知」と西欧の「知」との融合ー「武蔵野」)/第2章 言文一致再考ー「文体」「文法」と「思想」の表現(「翻訳文」という文体ー初期草稿から/美妙の“翻訳”ー「骨は独逸肉は美妙/花の茨、茨の花」/美妙の「文法」/歴史と想像力ー「笹りんだう」/言文一致論と「思想」の表現) 江戸以前の「知」、海外から流入してくる「知」ー。明治期、活字メディアによる情報革命の中で、多様な「知」はさまざまに錯綜し、新たな言説は生み出されていくこととなった。その過程の総体を、山田美妙から明らかにしていく書。ある時代の言葉は、どのように運用、共有され、新たな文化として再編成されていくのか。目の前にあるテクストだけを精読しても読み取ることのできない領域が、言葉には張り巡らされている。山田美妙は言葉とどう格闘し、そこでは何が起こっていたのか。日本の“近代”の実態を炙り出す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
木村 朗子 芦野公平 笠間書院ヘイアンキゾクサバイバル キムラ サエコ アシノ コウヘイ 発行年月:2022年05月26日 予約締切日:2022年04月06日 ページ数:196p サイズ:単行本 ISBN:9784305709561 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
山本 淳子 笠間書院コテンモノガタリ ヤマモト ジュンコ 発行年月:2022年12月26日 予約締切日:2022年11月09日 ページ数:300p サイズ:単行本 ISBN:9784305709783 山本淳子(ヤマモトジュンコ) 京都先端科学大学教授。京都大学文学部卒業。高等学校教諭等を経て、1999年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。京都学園大学助教授等を経て、現職。『源氏物語の時代』(朝日選書、2007)でサントリー学芸賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 牛車1 走る/牛車2 争う/築地1 囲む/築地2 呼び込む/橘1 実る/橘2 待つ/犬1 集う/犬2 呼ぶ/〓1 整える/〓2 手こずる:御帳台1 護る:御帳台2 侵す/扇1 あおぐ/扇2 託す/物への書き付け1 切羽詰まる/物への書き付け2 遺す 日常の道具を通して見る平安貴族たちの詩情と愛憎。争いの舞台装置「牛車」、言えない言葉を託した「扇」、中と外の人の距離感が表れる「御帳台」…。古典文学には人物の感情や場面を表現する印象的な“モノ”が数多く登場します。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
死と救済の物語を読み解く 清泉女子大学「日本文学と怪異」研究会 藤井 由紀子 笠間書院ニッカンカイイロン セイセンジョシダイガクニホンブンガクトカイイケンキュウカイ フジイ ユキコ 発行年月:2017年05月19日 予約締切日:2017年05月18日 ページ数:196p サイズ:単行本 ISBN:9784305708489 1 日本編(「火車」を見る者たちー平安・鎌倉期往生説話の“死と救済”/『源氏物語』における死と救済/中世文学における死と救済ー能「鵺」をめぐって/死なせぬ復讐譚ー『万の文反古』巻三の三「代筆は浮世の闇」を巡って/幸田露伴・泉鏡花における「死」と「救済」)/2 韓国編(朝鮮王朝小説における死と救済の相関性ー「淑英娘子伝」を中心に/「水陸斎」における死の様相と儀礼の構造的な特徴/朝鮮王朝社会における儒教的転換と死生観の変化/朝鮮王朝時代のあの世体験談の死と還生の理念性/朝鮮王朝後期の韓国古小説に見える女性の死と救済) 何が“救い”で何が“苦”なのか怪異から死生観がわかるー学問のジャンルを超え「人間」と「社会」を捉える際に有効な視点である怪異研究と、東アジアという比較文芸の両視点を取り入れ、“死と救済”を全体テーマのもと、日韓のひとびとの死生観を考察する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
室伏信助 笠間書院オウチョウ ニッキ モノガタリ ロンソウ ムロフシ,シンスケ 発行年月:2014年10月20日 ページ数:610p サイズ:単行本 ISBN:9784305707383 室伏信助(ムロフシシンスケ) 1932年生まれ。國學院大學大学院博士課程修了。跡見学園女子大学教授、東京女子大学教授を経て、跡見学園女子大学名誉教授。文学博士。昭和49年、第3回武田祐吉博士記念賞。平成8年、第18回角川源義賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 物語としての日記文学と随筆(日記物語/随筆)/第2章 物語文学(『伊勢物語』と『竹取物語』/『源氏物語』をめぐる諸問題) ことばの芸術として王朝の日記物語をきわめた究極の論叢。氾濫する文化史研究からいかにして「文学」を取り戻すか。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
田村 景子 小堀 洋平 笠間書院ブンゴウトウキョウブンガクアンナイ タムラ ケイコ コボリ ヨウヘイ 発行年月:2022年04月27日 予約締切日:2022年03月08日 ページ数:376p サイズ:単行本 ISBN:9784305709547 田村景子(タムラケイコ) 1980年群馬県前橋市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。現在、和光大学准教授 小堀洋平(コボリヨウヘイ) 1986年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。同大学助手・次席研究員(研究院講師)、皇學館大学助教・准教授をへて、現在和洋女子大学准教授 田部知季(タベトモキ) 1989年宮城県生まれ。早稲田大学文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員DC1、同PDをへて、現在、早稲田大学講師(任期付) 吉野泰平(ヨシノタイヘイ) 1990年静岡県生まれ。早稲田大学文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、早稲田大学、明治大学、昭和女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 東京の成立(森〓外 公職と家庭を結ぶもの/夏目漱石 生家と山房と火葬場と ほか)/第2部 東京の百年(幸田露伴・幸田文 移ろいゆく東京の川辺で/田山花袋 発展する「帝都」、その中を歩む人々 ほか)/第3部 関東大震災の前後(志賀直哉 「小説の神様」は、東京を疾駆した/北原白秋 青春時代の饗宴、「大東京」を離れた田園 ほか)/第4部 東京大空襲と戦後(宇野千代 私は自由に生きて行く/太宰治・井伏鱒二 荻窪の朝霧、武蔵野の夕陽 ほか) あの名作も「東京」なしには語れない。文豪32人が生き、描いた、明治・大正・昭和の文学風景。作家と作品の舞台を知り、訪ねる、明治〜昭和の地図を収録! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
失われた闇と月を求めて 中野 純 スケラッコ 笠間書院ヤミデアジワウニホンブンガク ナカノ ジュン スケラッコ 発行年月:2022年04月25日 予約締切日:2022年03月08日 ページ数:296p サイズ:単行本 ISBN:9784305709554 中野純(ナカノジュン) 体験作家、闇歩きガイド。一橋大学社会学部卒。闇をテーマとした文筆活動やナイトハイクの案内の傍ら、夫婦で少女まんがの専門図書館「少女まんが館」を運営。東京造形大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 肝試しの歴史ー闇と戦うツワモノたち/光る茸とかぐやの梯子ー八月十五夜には月と地球がつながる/冬の屋内で線香花火を囲むー座敷花火と寒手花火/ヒグラシと暮らし、ヨアカシと明かすー万葉の蝉/小倉山と嵯峨野の真っ暗闇を歩く(一)ー関西の都は闇放題/小倉山と嵯峨野の真っ暗闇を歩く(二)ー夜の鳴き声に心を澄ます/月の飲みかた、捕まえかたー月遊びの世界/雪女は水女ー小泉八雲の闇を歩く/望遠部屋とムーンルームー天の川流域で暮らす/月を直視するなら裏三日月ー有明待と今月今夜/無月・雨月も月のうちー大正ロマンと少女の夜/よばいの闇といにしえの透明人間(1)ーなぜ夜にやるのか/よばいの闇といにしえの透明人間(2)ー松の照明を嗅ぐ/二重の行灯闇の中でーモーモー時から十三夜/昔の街頭は火の鳥だった!ー舶来の闇を照らす/おとめの百夜連続単独ナイトハイクー闇富士に恋した娘 かつて日本の名作には「極上の闇」があった。『源氏物語』、『今昔物語集』、『雪女』、『舞姫』…。時に恋人たちの逢瀬や詩情を盛り上げ、時に幽玄味に彩られた怪異・伝承を生み出した「闇」という物語装置。“闇案内人”である著者が、現代人が失った「極上の闇」の五感を取り戻すべく、実際に物語の舞台となった場所の闇を味わい、闇の視点から書き下ろしたユニークな「日本文学体験案内」。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
田村景子 小堀洋平 笠間書院ブンゴウタチノジュウタクジジョウ タムラケイコ コボリヨウヘイ 発行年月:2021年04月28日 予約締切日:2021年03月10日 ページ数:360p サイズ:単行本 ISBN:9784305709394 田村景子(タムラケイコ) 1980年群馬県前橋市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。現在、和光大学准教授 小堀洋平(コボリヨウヘイ) 1986年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。同大学助手・次席研究員(研究院講師)、皇學館大学助教・准教授を経て、和洋女子大学准教授 田部知季(タベトモキ) 1989年宮城県生まれ。早稲田大学文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員DC1、同PDを経て、早稲田大学講師(任期付) 吉野泰平(ヨシノタイヘイ) 1990年静岡県生まれ。早稲田大学文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、早稲田大学他非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 ふるさとへの愛憎(島崎藤村ー「家」との格闘、旅人の「宿」/萩原朔太郎ー「永遠の漂泊者」は家郷を憎み愛した ほか)/第2部 放浪しながら書く(与謝野晶子ー貧しくも、歌と家族と暮らす家/石川啄木ー東京と故郷、憧れに生きた貧しい暮らし ほか)/第3部 執筆の場を定めて(森〓外ー「普請中」の日本に住む/夏目漱石ー借家住まいの書斎から ほか)/第4部 終の棲家へ(正岡子規ー転々とした学生時代と根岸の病床/泉鏡花ー玄関番としての青春、文人町での安住 ほか) なぜ彼らは「そこ」に住んだのか? 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
王朝文学から見たレズ・ソーシャル 小林とし子 笠間書院ヒメギミコウ コバヤシ,トシコ 発行年月:2015年11月 ページ数:307p サイズ:単行本 ISBN:9784305707864 小林とし子(コバヤシトシコ) 1954年(昭和29年)、大阪市生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科国文学専攻博士後期課程満期退学。現在、作新学院大学・宇都宮大学等で非常勤講師。所属学会は、日本文学協会等。著書に『さすらい姫考ー日本古典からたどる女の漂泊』(2006年笠間書院、2006年度女性文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 女神のお食事/翁幻想ー『枕草子』/めでたき女 伊勢御息所ー『伊勢集』に見る女社会/女神のお仕事ー『枕草子』の世界/女社会の分析批評 リアリストのまなざしー『紫式部日記』/夕顔 死と再生の物語ー『源氏物語』/断想/超越するまなざしー誇り高き女たちの物語 古代社会において共同体を結束させる装置として必要とされた高貴な女の威力・聖性が、根強く残っていた平安時代。『枕草子』『伊勢集』『紫式部日記』『源氏物語』には生き生きと躍動する“女社会”が描かれていた。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
谷知子 田渕句美子 笠間書院ヘイアン ブンガク オ イカニ ヨミナオスカ タニ,トモコ タブチ,クミコ 発行年月:2012年10月 ページ数:281p サイズ:単行本 ISBN:9784305706782 谷知子(タニトモコ) 1959年、徳島県生まれ。大阪大学卒、東京大学大学院博士課程単位取得。博士(文学)。フェリス女学院大学教授 田渕句美子(タブチクミコ) 1957年、東京都生まれ。お茶の水女子大学卒、同大学院博士課程単位取得。博士(人文科学)。早稲田大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 『伊勢物語』大島本奥書再読/第2章 『竹取物語』の和歌ー不定形なテキストの矛盾/第3章 『大和物語』瞥見ー「人の親の心は闇にあらねども」を中心に/第4章 『土佐日記』の和歌の踪跡/第5章 定家本としての『枕草子』ー安貞二年奥書の記主をめぐって/第6章 和歌史の中の『枕草子』/第7章 和泉式部の歌の方法/第8章 “『源氏物語』の作者は紫式部だ”と言えるか?/第9章 “非在”する仏伝ー光源氏物語の構造 古典は固定したものではなく、これからもいくらでも塗り替えられる。文学史は自明のものではなく、常に変化していく。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
荒木 優太 住本 麻子 自由国民社ブンゴウモンモンニッキ アラキ ユウタ スミモト アサコ 発行年月:2023年09月19日 予約締切日:2023年08月08日 ページ数:208p サイズ:単行本 ISBN:9784426129187 荒木優太(アラキユウタ) 1987年、東京都生まれ。在野研究者。明治大学大学院文学研究科日本文学専攻博士前期課程修了。2015年、第59回群像新人評論賞優秀賞を受賞。著書に『これからのエリック・ホッファーのために』(東京書籍)、『有島武郎』(岩波新書)、『サークル有害論』(集英社新書)など。編著に『在野研究ビギナーズ』(明石書店)がある 住本麻子(スミトモアサコ) 1989年、福岡県生まれ。ライター。早稲田大学文学研究科日本語日本文学コース修士課程修了。文芸誌を中心に、インタビューや対談の構成、批評などを執筆。2023年2月号より『文學界』で新人小説月評を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 鷺と鴛鴦ー芥川龍之介/悶悶日記ー太宰治/樺太通信(抄)ー岩野泡鳴/自慢山ほどー横光利一/恋した女先生ー田村俊子/古い覚帳についてー林芙美子/「下女」と「循環小数」ー小林多喜二/よもぎうにっ記(抄)ー樋口一葉/雑談のおりー田山花袋/夫婦が作家である場合ー宮本百合子/たそがれの味ー泉鏡花/人の子の親となりてー坂口安吾/入社の辞ー夏目漱石/巴里のむす子へー岡本かの子/「泉」を創刊するにあたってー有島武郎/酒とドキドキー江戸川乱歩/児を亡くしてー与謝野晶子/長谷川辰之助ー森鴎外/列伝ー国木田独歩/墓ー正岡子規 太宰治、坂口安吾、夏目漱石等、赤裸々に綴られた素顔の記録20作を収めた名文集。恋愛、悪態、生活苦…稀代の天才たちを悩ませたアチャーな日常。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
日本文学&ミステリー案内 古橋信孝 笠間書院ブンガク ワ ナゼ ヒツヨウ カ フルハシ,ノブヨシ 発行年月:2015年11月 ページ数:278, サイズ:単行本 ISBN:9784305707840 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
和歌研究 岩佐美代子 笠間書院イワサ ミヨコ セレクション イワサ,ミヨコ 発行年月:2015年04月03日 ページ数:379, サイズ:単行本 ISBN:9784305707659 岩佐美代子(イワサミヨコ) 大正15年3月東京生まれ。昭和20年3月女子学習院高等科卒業。鶴見大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 『古今集』『新古今集』の魅力ー文学の神の指先/「春かけて」考ー中世同種表現詠の解釈に及ぶ/「しほる」考/歌言葉「かげ」の歴史ー古今集から玉葉風雅へ/『玉葉集』の定家ー勅撰全入集歌を見渡して/為家の和歌ー「住吉社・玉津嶋歌合」から『詠歌一躰』へ/京極為兼の歌論と実践/大宮院権中納言ー若き日の従二位為子/「伏見院宸筆判詞歌合」新出資料報告と続門葉集瞥見/嘉元元年伏見院三十首歌(歌人別現存全歌集成)/『玉葉集』と『栄花物語』/冷泉家時雨亭文庫蔵『歌苑連署事書』翻刻と訳注/近代と和歌ー穂積歌子昭和三年『歌日記』/今様「よるひるあけこし」解釈考/若き日の妙音院師長ー附、略年譜 『古今和歌集』『新古今和歌集』からはじまり、近代和歌まで、和歌の魅力に触れつつ、多角的な側面から研究を行った、和歌研究者・愛好者必読の一冊がついに刊行。昭和57年から平成26年に至る33年間に発表した、既刊研究書に未収録の、文章表現への探究が生んだ論文を集成。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
木村陽子 笠間書院アベ コウボウ トワ ダレカ キムラ,ヨウコ 発行年月:2013年05月15日 ページ数:297, サイズ:単行本 ISBN:9784305706928 木村陽子(キムラヨウコ) 1972年、東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専攻は日本語・日本文化。2008年から2012年まで早稲田大学演劇博物館のグローバルCOE研究生、研究員、非常勤職員として演劇映像学を研究。2009年から現在まで桜美林大学北東アジア総合研究所の客員研究員として日中関係学を研究。東京学芸大学非常勤講師、同済大学(中国)特別招聘副教授(専任)を経て、埼玉東萌短期大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 安部公房とはなにものか(“リテラリー・アダプテーション”という思想/マルチメディア演劇への道)/第2部 作品論への誘い(『壁あつき部屋』論ー罪責のゆくえを追う/戯曲『どれい狩り』論ー「主役」としての肖像画/『砂の女』論ー「死と性病」の再考から) 小説のみならず、演劇、映画、ラジオドラマ、テレビドラマまで自ら手掛けた、メディア・アートの先駆者、安部公房。その多彩な表現活動を分析しつつ、生涯を俯瞰する、安部公房入門書。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・か行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
原武哲 石田忠彦 笠間書院BKSCPN_【高額商品】 ナツメ ソウセキ シュウヘン ジンブツ ジテン ハラタケ,サトル イシダ,タダヒコ 発行年月:2014年07月08日 ページ数:581, サイズ:事・辞典 ISBN:9784305707222 第1期 幼少時代ー一八六七(慶応三)年二月九日〜一八八四(明治一七)年九月一〇日/第2期 学生時代ー一八八四(明治一七)年九月一一日〜一八九五(明治二八)年三月/第3期 松山時代ー一八九五(明治二八)年四月〜一八九六(明治二九)年三月/第4期 熊本時代ー一八九六(明治二九)年四月〜一九〇〇(明治三三)年七月/第5期 留学時代ー一九〇〇(明治三三)年八月〜一九〇三(明治三六)年一月/第6期 東大・一高時代ー一九〇三(明治三六)年二月〜一九〇七(明治四〇)年三月/第7期 作家時代ー一九〇七(明治四〇)年四月〜一九一六(大正五)年一二月九日 漱石の親族・恩師・友人知己・教え子・門下生・同時代の文学者たちのなかから138人を厳選解説。生誕地・漱石との接触や交流、どのような影響を受けて漱石文学が成立したか、逆に漱石の人となり・作品がその人物にどう影響を与えたのか。日記・書簡などの資料を引用紹介しながら具体的に描く。人物の配列は、漱石との出会いや交流の深かった時代に沿って並べ、漱石の生涯をたどる伝記的意味を込めた。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
戦間期文学の一断面 小林洋介 笠間書院キョウキ ト ムイシキ ノ モダニズム コバヤシ,ヨウスケ 発行年月:2013年02月 ページ数:331, サイズ:単行本 ISBN:9784305706829 小林洋介(コバヤシヨウスケ) 1977年、埼玉県生まれ。2008年3月、上智大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。2011年9月、博士(文学)取得(上智大学)。現在、実践女子大学、上智大学、千葉大学等非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 近・現代文学史における戦間期モダニズムの心理描写ー“自然科学的心理観”と“心身”の観点から/第1部 “自然科学的心理観”と“心身”の文学(明治期における“自然科学的心理観”と文学/“狂気”に関する戦間期以前の“科学”と文学/戦間期の“精神科学”と身体・無意識・病理)/第2部 戦間期モダニズム文学と“狂気”の表象(モダニティとしての“狂気”の再発見ー中村古峡作品及び『変態心理』記事を中心に/方法としての“狂人の一人称語り”ー芥川龍之介「河童」/“人格”の異常と表現行為をめぐる物語ー川端康成「或る詩風と画風」)/第3部 モダニティとしての“無意識”と“心身”(他者の心理を“科学”的に“探偵”することー江戸川乱歩「D坂の殺人事件」「心理試験」/“無意識”という機構、支配される自己ー横光利一「機械」/「象徴」による無意識の表象ー川端康成「水晶幻想」/時間と空間の中の“心身”ー横光利一「時間」/物理的現象としての“心”ー横光利一「雅歌」/脱近代・反理性としての戦間期モダニズム) 戦間期(一八一八〜三七年ごろ)の文学にみられる“狂気”と“無意識”の表象を分析することによって、“脱近代”としてのモダニズムの様態を解き明かす。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・か行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
平凡社ライブラリー 西郷信綱 平凡社コダイジン ト ユメ サイゴウ,ノブツナ 発行年月:1993年06月 ページ数:245p サイズ:全集・双書 ISBN:9784582760019 第1章 夢を信じた人々/第2章 夢殿/第3章 長谷寺の夢/第4章 黄泉の国と根の国/第5章 古代人の眼/第6章 蜻蛉日記、更級日記、源氏物語のこと/補論(夢を買う話/夢あわせ) 夢にも固有の歴史があった。夢を独自なうつつとして信じた「古代人」の文化と精神の構造のなかに、「忘れていた今」を想い起こす独創的な精神史。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
河野龍也 辻本雄一 勉誠社サトウ ハルオ トクホン コウノ,タツヤ ツジモト,ユウイチ 発行年月:2015年10月 ページ数:385p サイズ:単行本 ISBN:9784585290834 辻本雄一(ツジモトユウイチ) 1945年和歌山県新宮市生まれ。佐藤春夫記念館館長。和歌山県南部の県立高校で国語科教師、特に母校の新宮高校では27年間勤務、『新高八十年史』(県立新宮高校同窓会刊)の編纂に関与。1989年、新宮市の佐藤春夫記念館開館に伴い理事を歴任、退職後の2007年9月から館長 河野龍也(コウノタツヤ) 1976年埼玉県生まれ。実践女子大学文学部准教授。東京大学大学院博士課程修了。専門は日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 新資料/春夫文学入門/春夫文学のふるさと/佐藤春夫と同時代人/佐藤春夫の文学世界/資料紹介 「秋刀魚の歌」「美しき町」「田園の憂鬱」など、大正期を代表する名作の数々を残した佐藤春夫。明治・大正・昭和という時代を生きたその生涯をはじめ、「門弟三千人」ともいわれた交友関係、大逆事件など歴史的事件との関わり、細部にまでにこだわった特装本の紹介など、一〇〇枚を超える貴重なカラー図版とともに、知られざる春夫の魅力を伝える。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
「私」語りの百年史 梅澤亜由美 勉誠出版ゾウホカイテイ ワタクシショウセツノギホウ ウメザワ アユミ 発行年月:2017年11月30日 予約締切日:2017年11月29日 ページ数:420p サイズ:単行本 ISBN:9784585291442 梅澤亜由美(ウメザワアユミ) 法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻・博士後期課程満期退学。博士(文学)。大正大学文学部・准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 語りだされる「私」/第2部 変化する「私」/第3部 語り直される「私」/第4部 創られる「私」/第5部 韓国における「私」/第6部 越境する「私」 田山花袋『蒲団』(1907)から小島信夫『各務原名古屋 国立』(2002)まで、“私小説”の100年を辿り、成立と変遷、そして今後の可能性を提示する。認識する/される「私」から生まれる作品群を、「私探究」の文学として捉え直し、従来とは異なる観点から考察する。水村美苗論、リービ英雄論を増補、改訂版として装い新たに刊行! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
現代語訳付き名文案内 井上泰至 田中康二 笠間書院エド ブンガク オ エラビナオス イノウエ,ヤスシ タナカ,コウジ 発行年月:2014年06月09日 ページ数:201p サイズ:単行本 ISBN:9784305707352 井上泰至(イノウエヤスシ) 1961年生、防衛大学校教授。博士(文学) 田中康二(タナカコウジ) 1965年生、神戸大学教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 サムライの文学の再評価(戦国武将伝のベストセラーー熊沢淡庵『武将感状記』/近世〜戦前における「知」のスタンダードー室鳩巣『駿台雑話』)/2 江戸版「日本の古典」への扉(和漢という対ー近世国学史の隘路ー荷田春満『創学校啓』/擬古文再考ー「文集の部」を読み直すー村田春海『琴後集』)/3 漢文という日本文学の多様性(古文辞派の道標ー荻生徂徠『絶句解』/歴史人物のキャラクター辞典ー安積澹泊『大日本史賛薮』/美術批評漢文瞥見ー薄井龍之「晴湖奥原君之碑」と『小蓮論画』)/4 リニューアルされる俗文芸の読み(西鶴武家物・解法のこころみー井原西鶴『武道伝来記』『武家義理物語』/二人の男の「復讐」と「奇談」ー山東京伝『安積沼』/「選び直され」続ける歌舞伎ー河竹黙阿弥『吾孺下五十三駅』『三人吉廓初買』) 我々は本当に「古典」を選び得ているのかー。江戸文学の魅力を新たに、挑戦的、挑発的に汲み取る! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
〈中世文学会創設50周年〉記念シンポジウム「中世文 中世文学会 笠間書院チュウセイ ブンガク ケンキュウ ワ ニホン ブンカ オ カイメイデキルカ チュウセイ ブンガクカイ 発行年月:2006年10月 ページ数:405p サイズ:単行本 ISBN:9784305703316 第1部 シンポジウム「中世文学研究の過去・現在・未来」ー中世文学会50周年記念大会の記録(資料学ー学問注釈と文庫をめぐって/メディア・媒体ー絵画を中心に/身体・芸能ー世阿弥以前、それ以後/人と現場ー慈円とその周辺)/第2部 中世文学会、50周年に寄せて 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
半沢幹一 笠間書院サイゴノイチブン ハンザワ カンイチ 発行年月:2019年09月25日 予約締切日:2019年08月03日 ページ数:232p サイズ:単行本 ISBN:9784305708977 半沢幹一(ハンザワカンイチ) 1954年、岩手県生まれ。東北大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。日本語表現学。共立女子大学文芸学部教授。表現学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 勇者は、ひどく赤面した。ー太宰治「走れメロス」/下人の行方は、誰も知らない。ー芥川龍之介「羅生門」/私の幻燈はこれでおしまいであります。ー宮沢賢治「やまなし」/されど我脳裡に一点の彼を憎むこゝろ今日までも残れりけり。ー森鴎外「舞姫」/彼は、細君の大きな腹の中に七人目の子供を見た。ー葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」/僕は我に返って一生懸命手をたたいている自分に気がついた。ー安岡章太郎「サーカスの馬」/また、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。ー中島敦「山月記」/もはや逃げ場所はないのだという意識が、彼の足どりをひどく確実なものにしていた。ー山川方夫「夏の葬列」/「…きっとあたしのもと来た少女の道へ戻る案内人になってくれるに違いないのだ。」と思いながら…。ー寺山修司「線の少女」/番人はまた、独りぼっちになった。ー小川洋子「愛されすぎた白鳥」〔ほか〕 終わりよければすべて良し!?あの作品の最後の一文、知っていますか?名作の終わり方の謎を解く。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
源氏物語はいつ、いかにして書かれたか 斎藤正昭 笠間書院ムラサキ シキブ デン サイトウ,マサアキ 発行年月:2005年05月 ページ数:240p サイズ:単行本 ISBN:9784305702883 斎藤正昭(サイトウマサアキ) 1955年静岡県生まれ。1987年東北大学大学院国文学博士課程単位取得退学。いわき明星大学人文学部表現文化学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 家系ー勧修寺流との繋がり/家族と出生/幼少期から少女期/少女期から青春期/越前下向以前/越前下向/結婚/結婚期/寡居期(上)/寡居期(下)帚木三帖の誕生/初出仕/「桐壷」巻の誕生/土御門邸行啓/御冊子作り/玉鬘十帖の誕生/晩期/「若菜上」巻以降の『源氏物語』/没後 従来、顧みられることのなかった勧修寺流・具平親王・帚木三帖をキーワードに、紫式部の生涯を通して浮かびあがった、源氏物語成立の謎に迫る。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
二〇世紀日本の小説・空間・メディア 日比 嘉高 笠間書院ブンガクノレキシヲドウカキナオスノカ ヒビ ヨシタカ 発行年月:2016年11月22日 予約締切日:2016年11月21日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784305708236 日比嘉高(ヒビヨシタカ) 名古屋市出身。金沢大学文学部卒、筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科修了。博士(文学)。筑波大学文芸・言語学系助手、京都教育大学教育学部講師、同准教授を経て、2009年4月より現職(名古屋大学大学院文学研究科准教授)。カリフォルニア大学ロサンゼルス校日本研究センター客員研究員(2002ー2003)、ワシントン大学客員研究員(2009)。近現代日本文学・文化、移民文学、出版文化が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 言葉と空間から考える(身体と空間と心と言葉の連関をたどるー梶井基次郎「檸檬」/文学から土地を読む、土地から文学を読むー菊池寛「身投げ救助業」と琵琶湖疏水/鉄道と近代小説ー近松秋江「舞鶴心中」と京都・舞鶴)/第2部 文学作品と同時代言説を編み変える(笑いの文脈を掘り起こすー二葉亭四迷「浮雲」/作品の死後の文学史ー夏目漱石「吾輩は猫である」とその続編、パロディ/人格論の地平を探るー夏目漱石「野分」 ほか)/第3部 メディアが呼ぶ、イメージが呼ぶ(声の複製技術時代ー複合メディアは“スポーツ空間”をいかに構成するか/風景写真とまなざしの政治学ー創刊期『太陽』挿画写真論/誰が展覧会を見たのかー文学関連資料から読む文展開設期の観衆たち) 既存の思考の呪縛のうちにある、「文学研究」を取り囲む“枠”と格闘し、どうもがいたか。「空間」「文学史」「メディア」をテーマに、全11章で考えていく。 本 小説・エッセイ その他 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
乱歩にまつわる言葉をイラストと豆知識で妖しく読み解く 奈落 一騎 荒俣 宏 誠文堂新光社エドガワランポゴジテン ナラク イッキ アラマタ ヒロシ 発行年月:2020年08月05日 予約締切日:2020年06月15日 ページ数:200p サイズ:単行本 ISBN:9784416520420 奈落一騎(ナラクイッキ) アプレ文筆業&非実用系事典編纂者。文学、宗教、哲学、歴史、美術、映画、音楽、プロレス、ギャンブルなどについて、さまざまな書籍、雑誌、ムック等で執筆 荒俣宏(アラマタヒロシ) 小説家、エッセイスト、妖怪研究家、博物学者、翻訳家など幅広く活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
小峯和明 笠間書院インセイキ ブンガク ロン コミネ,カズアキ 発行年月:2006年01月 ページ数:923, サイズ:単行本 ISBN:9784305703125 小峯和明(コミネカズアキ) 1947年、静岡県熱海市生れ。早稲田大学大学院博士課程修了、文学博士。早稲田実業学校、徳島大学、国文学研究資料館を経て、立教大学文学部教授。日本中世文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 院政期文化と文学/2 大江匡房論・前編ー“記”と江談/3 大江匡房論・後編ー“伝”と願文/4 源俊頼論/5 大鏡論/6 今昔物語集論/7 物語と周辺 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
中国山西省での従軍体験から 尾西康充 笠間書院タムラ タイジロウ ノ センソウ ブンガク オニシ,ヤスミツ 発行年月:2008年08月 ページ数:337p サイズ:単行本 ISBN:9784305703705 尾西康充(オニシヤスミツ) 1967年1月19日、兵庫県神戸市生まれ。広島大学教育学部卒業。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了。博士(学術)取得。広島大学教育学部助手、三重大学人文学部専任講師、同助教授を経て、2007年4月より三重大学人文学部教授。2002年度文部科学省在外研究員としてオックスフォード大学ケブルカレッヂに留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 「肉体の悪魔」研究(晋冀豫辺区粛正作戦(C号作戦)/死地からの脱出と集団屠殺(虐殺)/「剿共指針」の「共産党員識別法」 ほか)/2 田村泰次郎の自筆原稿(「肉体の悪魔」/「肉体の門」/「渇く日日」)/3 田村泰次郎の戦争小説(「春婦伝」/「蝗」/劉震雲「温故一九四二」 ほか)/4 資料紹介 田村泰次郎「和平劇団日記」 泰次郎の戦争小説に貫かれた反戦テーマの真実。「田村泰次郎文庫」9000点を調査、小説の舞台となった中国山西省、河南省、河北省を実際に訪問、戦争体験者のインタビューを行った、フィールドワークに裏打ちされた渾身の書。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
遠藤周作から寺山修司まで 久松 健一 笠間書院ゲンコウノシタニカクサレシモノ ヒサマツ ケンイチ 発行年月:2017年06月29日 予約締切日:2017年06月28日 ページ数:328p サイズ:単行本 ISBN:9784305708304 久松健一(ヒサマツケンイチ) 東京、浅草生まれ。中央大学大学院文学部博士後期課程満期退学。現在、明治大学で教壇に立つ。NHKラジオ講師としても出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 原稿の下に隠されしものー遠藤周作から寺山修司まで(遠藤周作から/寺山修司へ)/第2章 無名時代の寺山修司ー「チェホフ祭」に至るまでの文学神童の歩み(小学校時代(昭和十七年〜二十三年)/中学時代(昭和二十三年〜二十六年) ほか)/第3章 遠藤周作の秘密ー年譜から見えてくるもの(秘密の真価/秘密の淵源 ほか)/第4章 測深鉛をおろすー遠藤周作訳『テレーズ・デスケールー』を繰る(惚れこんだ作品/愛人訳の背景 ほか) ふたりの原稿の下には「禁秘」がある。そこには毒が仕込まれている。出自にからむあれこれがあり、卑下のなかに虚栄が香り、したたかな戦略もまた見え隠れ。そうした暗部にためらわず手を突っ込み、つかみあげたいー。引用な模倣に目を配り、その有様を具体的に検証することから、創造の原理を考える。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)